JP2002064888A - 制御装置、媒体及び情報集合体 - Google Patents

制御装置、媒体及び情報集合体

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JP2002064888A
JP2002064888A JP2000247687A JP2000247687A JP2002064888A JP 2002064888 A JP2002064888 A JP 2002064888A JP 2000247687 A JP2000247687 A JP 2000247687A JP 2000247687 A JP2000247687 A JP 2000247687A JP 2002064888 A JP2002064888 A JP 2002064888A
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program
control
control device
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JP2000247687A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Obara
和昭 小原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PHS等のモバイル端末等からPCにメールを
送信してTV番組などの機器の予約操作を実現する。 【解決手段】 機器の予約操作情報を含む電子メールを
送信する電子メール送出手段107と、このメールに含
まれている機器の予約操作情報(予約実行時間、操作機
器など)を管理する電子メール着信確認時刻設定手段1
05と、電子メール着信確認時刻設定手段105で管理
された情報に従って電子メールの受信確認を行う電子メ
ール着信確認手段108と、確認したメールの内容に機
器の予約操作情報が含まれているか否かを検査する電子
メールヘッダ読み出し手段109と、電子メールヘッダ
読み出し手段109の検査結果によって、機器操作を制
御する機器制御情報生成手段110とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器の予約操作を
遠隔地から行う制御装置、媒体及び情報集合体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】情報のディジタル化によってこれまでに
ない多くの情報が家庭に届く環境になってきている。
【0003】例えば、テレビ番組の多チャンネル化が進
み、多くの番組の中から好みの番組を見つけて楽しむた
めに、電子番組表(EPG)の必要性が高まっている。
EPGを利用すると、数多くの放送番組から好みの番組
の番組情報(番組タイトル、出演者、番組開始、時間終
了時間など)を取得して、その情報に基づいて録画予約
などを簡単に行う事ができる。
【0004】また、家庭でパーソナルコンピュータを利
用したりあるいは外出先で携帯用モバイル用パーソナル
コンピュータや携帯電話端末を利用するなど様々な状況
で情報交換手段として広く電子メールが用いられてきて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外出し
ていてEPG情報を見ることができない場合には視聴し
たい番組を録画する簡単な手段が無かった。また現状で
は電子メールは単に情報交換手段として利用されている
に過ぎず、電子メールを使って家庭内の機器の予約を実
現するような利用はできなかった。
【0006】すなわち、外出していてEPG情報を見る
ことが出来ない場合には視聴したい番組を簡単に録画す
ることが出来ないという課題がある。
【0007】また、テレビ番組に限らず、エアコンなど
の機器を外出先から簡単に操作することは出来なかっ
た。
【0008】すなわち、機器を外出先から簡単に操作す
ることが出来ないという課題がある。
【0009】本発明は、上記課題を考慮し、遠隔地から
機器を簡単に制御することが出来る制御装置、媒体及び
情報集合体を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、被制御機
器を制御する制御装置であって、その被制御機器に対す
る制御の内容を問い合わせるための電子メールを所定の
電子メールアドレス宛に送信する制御手段と、前記送信
された電子メールを読み取り少なくとも通信出来る端末
とを備え、前記端末は、前記送信された電子メールを返
信することによって、前記被制御機器に対する制御の内
容を選択決定して、前記制御手段に指示し、前記制御手
段は、前記返信された電子メールの内容に従って前記被
制御機器を制御することを特徴とする制御装置。
【0011】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記制御手段は、前記制御の内容に応じて前記電子
メールを複数送ることを特徴とする第1の本発明に記載
の制御装置である。
【0012】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記端末は、前記送信された電子メールの内容を書
き替えて返信することを特徴とする第1の本発明に記載
の制御装置である。
【0013】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記制御手段は、前記制御の内容を問い合わせるた
めの電子メールの内容に基づいて、前記端末から返信さ
れてきた電子メールを着信確認するタイミングを決定す
ることを特徴とする第1〜3の本発明のいずれかに記載
の制御装置である。
【0014】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記制御の内容は、前記被制御機器を所定の時刻に
操作するための予約操作情報であり、前記予約操作情報
は、少なくとも予約実行時刻及び前記被制御機器を特定
する情報を含むことを特徴とする第4の本発明に記載の
制御装置である。
【0015】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記着信確認するタイミングを決定するとは、前記
予約実行時刻より所定の時間だけ過去に着信確認するこ
とであることを特徴とする第5の本発明に記載の制御装
置である。
【0016】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、前記着信確認するタイミングを決定するとは、前記
予約実行時刻に応じて、前記返信されてきた電子メール
を着信確認する回数が所定の回数より少なくなるように
スケジューリングして行うことであることを特徴とする
第5の本発明に記載の制御装置である。
【0017】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、前記制御の内容は、前記送信された電子メールのタ
イトルの部分に一部または全て含まれていることを特徴
とする第1の本発明に記載の制御装置である。
【0018】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、電子番組表を取得する電子番組表取得手段と、所定
のキーにより前記取得した電子番組表から番組を検索す
る検索手段とを備え、前記制御手段は、前記検索された
番組の番組情報から前記機器の予約操作情報を作成する
ことを特徴とする第5の本発明に記載の制御装置であ
る。
【0019】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、前記検索された番組を評価する評価手段を備
え、前記所定のキーは、利用者の嗜好に基づいて予め決
定されたものであり、前記キーは複数ありそれぞれ重み
付けされており、前記評価手段は、前記検索された番組
に該当する前記キーに対応する前記重みを利用して前記
検索された番組を評価し、その評価値が所定の値より高
い場合、前記検索された番組の番組情報を前記制御手段
に出力することを特徴とする第9の本発明に記載の制御
装置である。
【0020】また、第11の本発明(請求項11に対
応)は、第1〜10の本発明のいずれかに記載の制御装
置の全部または一部の手段の全部または一部の機能をコ
ンピュータにより実行させるためのプログラム及び/ま
たはデータを担持した媒体であって、コンピュータによ
り処理可能なことを特徴とする媒体である。
【0021】また、第12の本発明(請求項12に対
応)は、第1〜10の本発明のいずれかに記載の制御装
置の全部または一部の手段の全部または一部の機能をコ
ンピュータにより実行させるためのプログラム及び/ま
たはデータであることを特徴とする情報集合体である。
【0022】上記本発明によれば、遠隔地から電子メー
ルを送信することによって、電子メールを受信したコン
ピュータにつながった機器に送ることによって機器に制
御情報の入力操作が可能となる。
【0023】また、上記本発明によれば、受信した電子
メールのヘッダ情報を読み出すだけで機器に制御情報の
入力操作が可能となる。
【0024】また、上記本発明によれば、簡略化した構
成で電子メールの受信確認でき、機器に制御情報の入力
操作が可能となる。
【0025】また、上記本発明によれば、簡略化した構
成で電子メールの受信確認回数を最小化して、機器に予
約情報の入力操作が可能となる。
【0026】また、上記本発明によれば、利用者の嗜好
に沿った放送番組があるときに、遠隔地からその放送番
組の録画予約が可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0028】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による電子メールを利用する遠隔制御装置の構成を
示すブロック図である。
【0029】100はCPUで、以下に示された各機能
ブロックの動作を制御する。
【0030】101はEPG情報受信手段で、放送受信
やインターネット接続によってEPG情報を受信する手
段である。
【0031】102はユーザ嗜好情報蓄積手段で、ユー
ザの視聴番組に対する好みの情報を蓄積する手段であ
る。
【0032】103は番組情報検索選択手段で、ユーザ
嗜好情報蓄積手段102に蓄積されたユーザの嗜好情報
に基づいてEPG情報からユーザの嗜好に合う番組を選
択する手段である。
【0033】104は番組情報電子メール作成手段で、
番組情報検索選択手段103で選択された番組情報をユ
ーザが設定した電子メールアドレスに送付するための電
子メールを作成して送付する手段である。
【0034】105は電子メール着信確認時刻設定手段
で、番組情報電子メール作成手段104で作成された電
子メールに記述された番組情報に基づいて電子メールの
着信確認時刻を設定する手段である。
【0035】106は制御対象機器で、受信した電子メ
ールに記述された制御情報に基づいてTVの録画予約な
どを実行する手段である。
【0036】107は電子メール送出手段で、機器の予
約情報(この例では、番組タイトル、出演者、番組開
始、時間終了時間などを含むTV番組の録画予約情報)
を内容とする電子メールを送出する手段である。
【0037】108は電子メール着信確認手段で、着信
した電子メールを確認する手段である。
【0038】109は電子メールヘッダ読み出し手段
で、着信した個々の電子メールの電子メールヘッダ情報
を読み出し内容を確認する手段である。
【0039】110は機器制御情報生成手段で、電子メ
ールヘッダ109で予約を実行する指示が含まれていた
場合該当する機器(本実施の形態では、図示されていな
いTV番組を記録するVTRなどの画像記録装置)に予約
を実行するための機器制御情報を生成する。
【0040】なお、本実施の形態の番組情報電子メール
作成手段104、電子メール送信手段107、電子メー
ル着信確認時刻設定手段105、電子メール着信確認手
段108、機器制御情報生成手段110、は本発明の制
御手段の例であり、本実施の形態のEPG情報受信蓄積
手段101は本発明の電子番組表所得手段の例であり、
本実施の形態のユーザ嗜好情報蓄積手段102、番組情
報検索選択手段103は本発明の検索手段の例であり、
本実施の形態の番組情報検索選択手段103、ユーザ嗜
好情報蓄積手段102は本発明の評価手段の例であり、
本実施の形態の番組の録画予約に関する情報は本発明の
予約操作情報の例であり、さらに、本実施の形態の該当
する機器は本発明の被制御機器の例であり、本実施の形
態の電子メールを利用する遠隔制御装置は本発明の制御
装置の例である。
【0041】次に、本発明の実施の形態1による電子メ
ールを利用する遠隔制御装置の動作について図1を用い
て、その動作を説明する。
【0042】EPG情報は文字多重放送受信機に代表さ
れるVBI(水平帰線期間:Vertical Bla
nking Interval)にデータを重畳する公
知の手段で放送局のデータ送出装置から放送され、図示
しない受信機で受信される。
【0043】EPG情報受信蓄積手段101は、受信し
た電波のVBIに重畳されたデータからEPG情報を取
得して必要な情報を半導体メモリ、ハードディスクまた
は光磁気ディスク等の蓄積媒体に蓄積する。
【0044】EPG情報受信蓄積手段101には受信地
域で放送可能な1局以上の放送局が放送するTV番組や
ラジオ番組の放送開始時刻,放送終了時刻,出演者名,
放送チャンネル,放送局名等のEPGテキスト情報や,
番組に付随するEPG画像情報,EPG音声情報などを
含むEPG情報が蓄積される。
【0045】ユーザ嗜好情報蓄積手段102には、利用
者が自分の嗜好に合った番組をEPG情報受信蓄積手段
101に蓄積された番組情報から検索するためのキーワ
ードが予め蓄積されている。
【0046】番組情報検索選択手段103では、ユーザ
嗜好情報蓄積手段102に蓄積された利用者の嗜好情報
を用いて、EPG情報受信蓄積部101に蓄積された番
組情報を検索し選択する。
【0047】番組情報電子メール作成手段104では番
組情報検索選択手段103の検索の結果に利用者の嗜好
にマッチする番組が見つかった場合、その番組の番組情
報を電子メールとして送信するための電子メールを生成
する。
【0048】この電子メールは、利用者の嗜好にマッチ
した番組について、受信したEPG情報から、番組を録
画予約するために必要な情報を抽出して作成する。具体
的には録画する番組の放送チャンネル、放送開始時刻、
放送終了時刻を電子メールのタイトルとして、録画予約
する番組の詳細情報や出演者などの情報は電子メールの
本文の内容とする。ここで作成された電子メールは利用
者が予め設定してある、携帯電話などの電子メールアド
レスに電子メール送出手段107から送出される。
【0049】電子メール送出手段107は、公知のSMTP
(Simple Mail Transfer Protocol)などのプロトコル
を利用して遠隔地にいる利用者の電子メールアドレス宛
に電子メールを配送する。
【0050】電子メール着信確認時刻設定手段105で
は番組情報電子メール作成手段104で生成された電子
メールが、電子メール送出手段107から送出される時
に、その電子メールのヘッダ情報を取得して電子メール
の着信確認時刻を設定する。
【0051】このようにして電子メールが作成され、送
信される。
【0052】この電子メールを電子メールの送受信が可
能な端末を使用して受信した利用者は、電子メールの本
文に記載されている番組情報を読み、その番組を録画予
約するか録画予約しないかを判断する。録画予約する場
合は、その電子メールを単に送信元に返信する。録画予
約しない場合はなにもしない。
【0053】一方、電子メール着信確認手段108では
電子メール着信確認時刻設定手段105で管理されてい
る着信確認時刻データに基づいて公知のPOP(Post O
ffice Protocol)などの電子メールの着信確認を行うた
めのプロトコルを利用して電子メールの着信確認を行
う。
【0054】電子メールヘッダ読み出し手段109では
新規に受信した電子メールのメールのヘッダを確認し
て、その電子メールヘッダに送信したメールの予約情報
ヘッダが含まれている場合、そのヘッダ情報に含まれて
いる情報に基づいて機器制御情報生成手段110に対し
て機器の予約情報を生成するように依頼する。
【0055】機器制御情報生成手段110では予約情報
内容に従って予約機器(本実施例ではVTRなどの録画装
置)を選択して予約(本実施例ではTV番組の予約)の
実行を行う。
【0056】このような構成によると、遠隔地にいる利
用者は予約情報を含む電子メールに対して何も付け加え
る事無く、単に返信するだけで、電子メールで送られて
きた番組情報の予約を予約機器から離れた遠隔地からで
も非常に簡単に実現できる。
【0057】なお、本発明の実施の形態1においては、
アナログ地上波のVBIに重畳されたEPG情報を例に
説明したが、インターネットを利用して取得したEPG
情報や、CD−ROMなどの媒体から取得したEPG情
報を利用しても、同様の効果が奏される。
【0058】さらに、本実施の形態では機器の予約情報
をタイトルとした電子メールを送信する場合を例につい
て説明を行ったが、このことは本発明を限定するもので
はなく、予約情報を電子メールの本文として送出して、
その電子メールに対する返信メールを解析する事によっ
ても同様に機器の動作予約が実現できる。
【0059】さらに、本実施の形態では電子メールの着
信確認を送信した電子メールの情報に基づいて確信する
場合を例について説明を行ったが、電子メールの着信確
認は、送信した電子メールの情報とは独立に利用者が設
定した時刻に電子メールの着信確認を行うことによって
も、同様に機器の動作予約が実現できる。
【0060】さらに、本実施の形態ではEPG情報を用
いて遠隔地から番組予約を行う例について説明を行った
が、このことは本発明を限定するものではなく、他に例
えば、利用者が定期的に行いたい処理を登録しておき、
定期的に電子メールを送信して、その電子メールに対す
る返信メールを利用することによっても遠隔地からの機
器の動作予約が実現できる。例えば、エアコンの動作予
約を毎日午後7時に行いたいときには、予約問い合わせ
の電子メールを午後6時に遠隔地にいる利用者に送信し
て、利用者がその電子メールに対して返信する事によっ
て、その返信メールを受信して、先に述べたような手段
によってエアコンの動作の予約登録を実現するような運
用が可能である。エアコンの動作開始時刻の予約にはP
Cに赤外線制御装置を接続するなどの公知の手段で実現
可能である。
【0061】さらに、本実施の形態では、動作予約を問
い合わせるための電子メールを送信して、端末がこのメ
ールを返信することによって動作予約する場合について
説明したがこれに限らない。動作予約を問い合わせるた
めの電子メールを送信して、この電子メールを受信した
端末で受信した電子メールの内容を書き替えて返信して
も構わない。例えば、エアコンの動作予約問い合わせの
電子メールを午後6時に遠隔地にいる利用者に送信し、
利用者は、送られてきた電子メールの動作予約時刻を書
き替えて返信することも可能である。この場合、利用者
に送られてきた電子メールにエアコンを動作させる時刻
が午後7時と記載されている場合、例えば、利用者がこ
の時刻を午後8時に書き替えて返信することによって動
作予約時刻を変更することが出来る。
【0062】さらに、本実施の形態では、1つの動作予
約を問い合わせる電子メールを1通送信するとして説明
したが、これに限らない。1つの動作予約を問い合わせ
る電子メールを複数送信しても構わない。例えば、エア
コンの動作予約の問い合わせを行う場合、動作予約時刻
を午後7時、午後8時、午後9時とする3通の電子メー
ルを午後6時に利用者に送信し、これら3通の電子メー
ルを受信した利用者が、午後9時エアコンを動作予約す
る場合、動作予約時刻が午後9と記載されている電子メ
ールを返信すればよい。
【0063】さらに、本実施の形態では、録画予約など
機器の操作を指定された時刻に実行する場合について説
明したが、これに限らない。機器の操作を時刻を指定せ
ずに行っても構わない。例えば、エアコンの電源を切る
場合、まずエアコンの電源を切るかを問い合わせる電子
メールを利用者に送る。このメールにはエアコンの電源
を切る時刻は記載されていない。利用者はこのメールを
返信することによって、電子メール着信確認手段108
が返信されてきた電子メールの着信確認をしたときにエ
アコンの電源を切る。このように、動作予約のみなら
ず、通常の機器の操作にも本発明を適用することが出来
る。
【0064】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2による遠隔制御装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0065】図において、図1と同一または同等の機能
を果たす部分は同一の符号を用いて示し、説明を省略す
る。実施の形態2では実施の形態1の電子メール着信確
認時刻設定手段105の代わりに、電子メールの着信確
認手段のスケジューリングを行う(いつPOPサーバに接
続に行くのかを制御する)ための電子メール着信確認ス
ケジューリング手段201を備えている。
【0066】なお、本実施の形態の電子メール着信確認
スケジューリング手段201は、本発明の制御手段の例
である。
【0067】電子メール着信確認スケジューリング手段
201では、番組情報電子メール作成手段104で作成
・送付された電子メールが送信されたときに、該電子メ
ールに対する返信電子メールの着信確認時刻についての
情報を着信確認時刻データベース(電子メール着信確認
スケジューリング手段201内部で管理されている)に
登録する。
【0068】着信確認時刻データベースに登録された着
信確認時刻情報は、着信確認時刻データベースに情報が
登録されるたびに電子メール着信確認時刻順に並ぶよう
にソーティングされる。利用者が予め設定した電子メー
ル着信確認間隔毎にこの着信確認時刻データベースは参
照され、参照されたときに着信確認時刻情報が1つ以上
登録されている場合には電子メール着信確認を行い、着
信確認時刻情報が登録されていない場合には、電子メー
ル着信確認が行わない様にする。
【0069】電子メール着信確認は第1の実施の形態で
説明したと同様にPOPサーバにアクセスすることで行っ
ている。一般的にPCにモデムを接続してPOPサーバに
アクセスすると、アクセス毎に電話料金が課金されるた
め、アクセス回数によって課金料がふえてしまうが、こ
のようにPOPサーバへのアクセスをスケジューリングす
る事によって、不要な着信確認を行わずに済むために、
通信で発生する費用を押さえることができる。
【0070】このように、本実施例では着信回数を最小
回数にするために、電子メール着信確認スケジューリン
グ手段によって着信確認回数が最小になるようにスケジ
ューリングされて実行されることによって、着信確認の
ために発生する通信費用を効率化できる。
【0071】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、電子メールによって遠隔地にいる利用者に対して機
器に対しての制御情報内容を送信して、その電子メール
の返信電子メールの内容によって機器に対する制御を実
行することができる。番組の録画予約の場合には、EP
Gの内容にユーザのお好みの番組があるかどうかを検索
して、予約する可能性のある放送番組がEPGの中に含
まれているときに、その番組情報を外出先に電子メール
で送信して、その電子メールの返信電子メールを受けて
番組予約を実行することができる。
【0072】すなわち、本実施の形態の電子メールを利
用する遠隔制御装置によれば、予約などの制御を行いた
い操作機器がつながったコンピュータに遠隔地から電子
メールを送ることによって該機器に情報を入力して、予
約操作の等の機器の制御が可能となる。
【0073】なお、本発明の遠隔制御装置の全部または
一部の手段の全部または一部の機能をコンピュータによ
り実行させるためのプログラム及び/またはデータを担
持した媒体であって、コンピュータにより処理可能なこ
とを特徴とする媒体も本発明に属する。
【0074】さらに本発明の遠隔制御装置の全部または
一部の手段の全部または一部の機能をコンピュータによ
り実行させるためのプログラム及び/またはデータであ
ることを特徴とする情報集合体も本発明に属する。
【0075】さらに、本発明のデータとは、データ構
造、データフォーマット、データの種類などを含む。ま
た、本発明の媒体とは、ROM等の記録媒体、インター
ネット等の伝送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体を含
む。また、本発明の担持した媒体とは、例えば、プログ
ラム及び/またはデータを記録した記録媒体、やプログ
ラム及び/またはデータを伝送する伝送媒体等を含む。
また、本発明のコンピュータにより処理可能とは、例え
ば、ROMなどの記録媒体の場合であれば、コンピュー
タにより読みとり可能であることであり、伝送媒体の場
合であれば、伝送対象となるプログラム及び/またはデ
ータが伝送の結果として、コンピュータにより取り扱え
ることであることを含む。また、本発明の情報集合体と
は、例えば、プログラム及び/またはデータ等のソフト
ウエアを含むものである。
【0076】さらに、上記実施の形態のいずれかに記載
の電子メールを利用する遠隔制御装置の全部または一部
の手段の全部または一部の機能をコンピュータにより実
行させるためのプログラム及び/またはデータを記録し
たプログラム記録媒体は、コンピュータにより読み取り
可能であり、読み取られた前記プログラム及び/または
データが前記コンピュータと協動して前記機能を実行す
るプログラム記録媒体であっても良い。
【0077】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなように
本発明は、遠隔地から機器を簡単に制御することが出来
る制御装置、媒体及び情報集合体を提供することを目的
とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による電子メールを利用
する遠隔制御装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2による電子メールを利用
する遠隔制御装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
100 CPU 101 EPG情報受信手段 102 ユーザ嗜好情報蓄積手段 103 番組情報検索選択手段 104 番組情報電子メール作成手段 105 電子メール着信確認時刻設定手段 106 制御対象機器 107 電子メール送出手段 108 電子メール着信確認手段 109 電子メールヘッダ読み出し手段 110 機器制御情報生成手段 201 電子メール着信確認スケジューリング手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御機器を制御する制御装置であっ
    て、 その被制御機器に対する制御の内容を問い合わせるため
    の電子メールを所定の電子メールアドレス宛に送信する
    制御手段と、 前記送信された電子メールを読み取り少なくとも通信出
    来る端末とを備え、 前記端末は、前記送信された電子メールを返信すること
    によって、前記被制御機器に対する制御の内容を選択決
    定して、前記制御手段に指示し、 前記制御手段は、前記返信された電子メールの内容に従
    って前記被制御機器を制御することを特徴とする制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記制御の内容に応じ
    て前記電子メールを複数送ることを特徴とする請求項1
    記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記端末は、前記送信された電子メール
    の内容を書き替えて返信することを特徴とする請求項1
    記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記制御の内容を問い
    合わせるための電子メールの内容に基づいて、前記端末
    から返信されてきた電子メールを着信確認するタイミン
    グを決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御の内容は、前記被制御機器を所
    定の時刻に操作するための予約操作情報であり、 前記予約操作情報は、少なくとも予約実行時刻及び前記
    被制御機器を特定する情報を含むことを特徴とする請求
    項4記載の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記着信確認するタイミングを決定する
    とは、前記予約実行時刻より所定の時間だけ過去に着信
    確認することであることを特徴とする請求項5記載の制
    御装置。
  7. 【請求項7】 前記着信確認するタイミングを決定する
    とは、前記予約実行時刻に応じて、前記返信されてきた
    電子メールを着信確認する回数が所定の回数より少なく
    なるようにスケジューリングして行うことであることを
    特徴とする請求項5記載の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御の内容は、前記送信された電子
    メールのタイトルの部分に一部または全て含まれている
    ことを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  9. 【請求項9】 電子番組表を取得する電子番組表取得手
    段と、 所定のキーにより前記取得した電子番組表から番組を検
    索する検索手段とを備え、 前記制御手段は、前記検索された番組の番組情報から前
    記機器の予約操作情報を作成することを特徴とする請求
    項5記載の制御装置。
  10. 【請求項10】 前記検索された番組を評価する評価手
    段を備え、 前記所定のキーは、利用者の嗜好に基づいて予め決定さ
    れたものであり、 前記キーは複数ありそれぞれ重み付けされており、 前記評価手段は、前記検索された番組に該当する前記キ
    ーに対応する前記重みを利用して前記検索された番組を
    評価し、その評価値が所定の値より高い場合、前記検索
    された番組の番組情報を前記制御手段に出力することを
    特徴とする請求項9記載の制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の制
    御装置の全部または一部の手段の全部または一部の機能
    をコンピュータにより実行させるためのプログラム及び
    /またはデータを担持した媒体であって、コンピュータ
    により処理可能なことを特徴とする媒体。
  12. 【請求項12】 請求項1〜10のいずれかに記載の制
    御装置の全部または一部の手段の全部または一部の機能
    をコンピュータにより実行させるためのプログラム及び
    /またはデータであることを特徴とする情報集合体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8024503B2 (en) * 2006-08-11 2011-09-20 Shanda Computer (Shanghai) Co., Ltd. System and method for accessing internet via TV and a PC connecting set and a TV connecting set
JP2014060613A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Densei:Kk 遠隔制御システム、遠隔制御方法および遠隔制御プログラム

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