JP2002064855A - 基地局、情報配信方法および記録媒体 - Google Patents

基地局、情報配信方法および記録媒体

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JP2002064855A
JP2002064855A JP2000252913A JP2000252913A JP2002064855A JP 2002064855 A JP2002064855 A JP 2002064855A JP 2000252913 A JP2000252913 A JP 2000252913A JP 2000252913 A JP2000252913 A JP 2000252913A JP 2002064855 A JP2002064855 A JP 2002064855A
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JP2000252913A
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Takehiro Aihara
岳浩 相原
Keiichi Saito
恵一 斎藤
Daisuke Nakai
大介 中井
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本システム装置の負担を軽減し、また、移動
局の存在する地域に密着したローカル情報を容易に提供
する。 【解決手段】 無線基地局2は、自身のサービスエリア
に存在する移動局から位置情報が送信されてくると、ロ
ーカル位置登録管理部17により、ローカル位置情報記
憶部15aに記憶する。このとき、ローカル位置情報記
憶部15aに空き領域がない場合には、一定時間、ロー
カル情報へアクセスしていない移動局の位置情報を削除
するか、登録順の最も古い位置情報を削除し、ローカル
位置情報記憶部15aに空き領域を確保し、新たな移動
局の位置情報を登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局、情報配信
方法および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、構内無線や携帯電話、PHSとい
ったシステムで、ランダムに発生する着呼に対応するた
めに、移動局が現在どのサービスエリアに存在するかを
把握するための位置登録という技術があった。これは、
基地局が自身のサービスエリアに存在する通信可能な移
動局を検索し、その移動局の位置情報を移動交換局など
の本システム装置に登録する技術である。これにより、
個々の移動局の位置をリアルタイムで把握することがで
き、移動局との通信が可能となる。また、近年、上述し
た構内無線や携帯電話、PHSといったシステムでは、
音声データの送受信に加え、各種情報を送受信するデー
タ通信が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、移動局の位置情報を移動交換局などの本システ
ム装置に登録するために、大きなデータベースを用意す
る必要があり、基地局間移動のために複雑な手順を必要
とするという問題があった。また、上述したデータ通信
では、各種情報が統合サーバやセンタなどから配信され
るため、移動局が存在するよりローカルな情報を得るの
が非常に困難であったという問題がある。
【0004】そこで本発明は、本システム装置の負担を
軽減することができ、また、移動局の存在する地域に密
着したローカル情報を容易に提供することができる基地
局、情報配信方法および記録媒体を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による基地局は、自身のエリア内に存
在する移動局との間で通信回線の確立・切断を行う基地
局であって、自身のエリア内に存在する移動局が送信す
る識別情報を受信する受信手段と、前記受信手段により
受信された移動局の識別情報を記憶する識別情報記憶手
段とを具備することを特徴とする。
【0006】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、請求項1記載の基地局において、前記
識別情報記憶手段に空き容量がない場合、登録順の古い
識別情報を削除し、空き領域を確保する記憶管理手段を
具備するようにしてもよい。
【0007】また、好ましい態様として、例えば請求項
3記載のように、請求項1記載の基地局において、前記
識別情報記憶手段に空き容量がない場合、所定の時間、
アクセスしない移動局の識別情報を削除し、空き領域を
確保する記憶管理手段を具備するようにしてもよい。
【0008】また、上記目的達成のため、請求項4記載
の発明による基地局は、自身のエリア内に存在する移動
局との間で通信回線の確立・切断を行う基地局であっ
て、自身のエリア内に関するローカル情報を記憶するロ
ーカル情報記憶手段と、前記ローカル情報記憶手段に記
憶されているローカル情報を、自身のエリア内に存在す
る移動局に配信する配信手段とを具備することを特徴と
する。
【0009】また、好ましい態様として、例えば請求項
5記載のように、請求項4記載の基地局において、前記
ローカル情報は、マークアップ言語により記述されてい
てもよい。
【0010】また、上記目的達成のため、請求項6記載
の発明による情報配信方法は、基地局のエリア内に関す
るローカル情報を基地局内に記憶しておき、前記ローカ
ル情報を、前記基地局のエリア内に存在する移動局に配
信することを特徴とする。
【0011】また、好ましい態様として、例えば請求項
7記載のように、請求項6記載の情報配信方法におい
て、前記ローカル情報は、前記基地局のエリア内の広告
主からの広告情報であってもよい。
【0012】また、好ましい態様として、例えば請求項
8記載のように、請求項6記載の情報配信方法におい
て、前記ローカル情報は、前記基地局のエリア内の気象
情報であってもよい。
【0013】また、好ましい態様として、例えば請求項
9記載のように、請求項6ないし8のいずれかに記載の
情報配信方法において、前記ローカル情報は、マークア
ップ言語により記述されていてもよい。
【0014】また、上記目的達成のため、請求項10記
載の発明による基地局は、自身のエリア内に存在する移
動局との間で通信回線の確立・切断を行う基地局であっ
て、自身のエリア内に存在する移動局が送信する識別情
報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信され
た移動局の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、自
身のエリア内に関するローカル情報を記憶するローカル
情報記憶手段と、前記ローカル情報記憶手段に記憶され
ているローカル情報を、前記識別情報記憶手段に記憶さ
れている識別情報に基づいて、自身のエリア内に存在す
る移動局に配信する配信手段とを具備することを特徴と
する。
【0015】また、上記目的達成のため、請求項11記
載の発明による情報配信方法は、基地局のエリア内に関
するローカル情報を基地局内に記憶しておき、基地局の
エリア内に存在する移動局が送信する識別情報を受信
し、基地局内に記憶し、前記ローカル情報を、前記識別
情報に基づいて、自身のエリア内に存在する移動局に配
信することを特徴とする。
【0016】また、好ましい態様として、例えば請求項
12記載のように、請求項11記載の情報配信方法にお
いて、前記識別情報を記憶すべき空き容量がない場合、
登録順の古い識別情報を削除し、空き領域を確保するよ
うにしてもよい。
【0017】また、好ましい態様として、例えば請求項
13記載のように、請求項11記載の情報配信方法にお
いて、前記識別情報を記憶すべき空き容量がない場合、
所定の時間、ローカル情報にアクセスしない移動局の識
別情報を削除し、空き領域を確保するようにしてもよ
い。
【0018】また、上記目的達成のため、請求項14記
載の発明による記録媒体は、基地局のエリア内に関する
ローカル情報を基地局内に記憶するステップと、基地局
のエリア内に存在する移動局が送信する識別情報を受信
し、基地局内に記憶するステップと、前記ローカル情報
を、前記識別情報に基づいて、自身のエリア内に存在す
る移動局に配信するステップとを含む情報配信プログラ
ムを記録したことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。 A.実施形態 A−1.実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態による移動通信システムの構
成を示すブロック図である。図において、移動通信シス
テムは、公衆網(図示せず)に接続された移動交換局
(MSC)1と、移動交換局1に回線により接続された
無線基地局2と、無線基地局2のサービスエリア内に位
置する移動局3a,3bからなる。なお、図示の例で
は、無線基地局2は、1つしか示されていないが、通
常、複数設けられる。また、移動局3a,3bは、任意
の位置へ移動するものであり、サービスエリア内に必ず
存在するものではなく、また、2台に限らず、多数存在
する場合もある。
【0020】無線基地局2は、アンテナ10、TRX
(送受信機)11,12、CPU13、回線インターフ
ェース部14および記憶部15を有している。アンテナ
10は、TRX11,12からの無線信号を空中に送信
するとともに、移動局3a,3bからの無線信号を受信
する。TRX11は、移動局3a,3bへ送信する呼制
御信号や、通信信号などのベースバンド信号を無線信号
に変換し、それぞれ、所定の周波数で送信する。また、
TRX12は、移動局3a,3bからの無線信号を受信
してベースバンド信号に変換する。
【0021】CPU13は、無線基地局2の各部を制御
するもので、ローカル呼制御部16、ローカル位置登録
管理部17およびローカル情報管理部18を有する。ロ
ーカル呼制御部16は、認証スキップ部19を有してお
り、移動局3a,3bの認証や、呼確立、通話制御など
を行う。
【0022】ローカル位置登録管理部17は、自身のサ
ービスエリア内に存在する移動局3a,3bの識別情報
(例えば、加入者番号など)を位置登録情報として管理
する。具体的には、記憶部15のローカル位置情報記憶
部15aの空き容量が十分にない場合には、登録順の古
い位置登録情報を削除して新しい移動局の位置登録情報
を登録する一方、空き容量が十分になく、かつ所定の期
間、無線基地局2にアクセスしない移動局があった場合
には、該移動局の位置登録情報を削除して新しい移動局
の位置登録情報を登録する。これにより、常に、最新の
位置登録情報がローカル位置情報記憶部5aに記憶され
ることになる。ローカル位置情報記憶部5aは、ローカ
ル位置登録管理部17の制御に従って、自身のサービス
エリア内に存在する移動局の位置登録情報を記憶する。
【0023】ローカル情報管理部18は、当該無線基地
局2が自身のサービスエリア内に存在する移動局3a,
3bに対してコンテンツ(文字、静止画、動画など)を
提供する。コンテンツは、無線基地局2のサービスエリ
ア内における企業や店舗などの広告、各種情報などから
なり、移動交換局1などを通じてアップロードされ、記
憶部15のローカル情報記憶部15bに記憶されるよう
になっている。ローカル情報記憶部15bは、自身のサ
ービスエリア内に存在する企業や店舗などのコンテンツ
を記憶する。なお、コンテンツは、既存のブラウザソフ
トウェアにより閲覧可能なHTMLやXMLなどのマー
クアップ言語により記述されている。なお、移動局3
a,3bと基地局2の接続は、移動局3a,3bからの
特番発信により接続した後、移動局3a,3bがブラウ
ザを立ち上げてコンテンツを閲覧するようにしても良い
し、基地局2のローカル情報記憶部15bにURLを割
り当て、センタに接続した後、基地局2のURLを指定
してコンテンツを閲覧するようにしても良い。
【0024】回線インターフェース部14は、CPU1
3が、移動交換局1と回線とを介して呼制御信号および
通信信号等のやり取りを行うためのインターフェースで
ある。移動交換局1は、呼制御、移動管理、無線管理等
を主に行う交換局であって、移動局に関する位置登録情
報や加入者情報の管理も行っている。また、移動局3
a,3bは、携帯電話、PHS端末、または携帯情報端
末などからなり、上述したコンテンツを閲覧するための
ブラウザソフトウェアを動作させることが可能な端末で
ある。
【0025】B.実施形態の動作 次に、上述した実施形態の動作について説明する。 B−1.位置登録情報の登録 まず、無線基地局における位置登録情報の登録処理につ
いて説明する。なお、他の通信端末からの着信を受ける
ための移動交換局1側への位置登録は、通常と同様であ
るのでここでの説明は省略する。
【0026】ここで、図2は、無線基地局における位置
登録情報の登録処理の動作を説明するためのフローチャ
ートである。まず、無線基地局2は、ステップS10
で、自身のサービスエリアに存在する移動局から位置情
報が送信されてきたか否かを確認する。位置情報は、移
動局3a,3bの電源オン時や、サービスエリア内に移
動してきたとき、あるいは定期的に発信されるか、また
は無線基地局2からの位置情報登録要求に応じて移動局
3a,3bから発信される。無線基地局2は、位置情報
が受信されない場合には、同ステップS10を繰り返
す。
【0027】一方、位置情報が受信された場合には、ス
テップS12で、ローカル位置登録管理部17により、
ローカル位置情報記憶部15aに空き領域があるか否か
を判断する。そして、ローカル位置情報記憶部15aに
空き領域がない場合には、ステップS14へ進み、ロー
カル位置情報記憶部15aに位置情報が記憶された移動
局のうち、一定時間、ローカル情報へアクセスしていな
い移動局があるか否かを判断する。ここで、一定時間、
ローカル情報へアクセスしていない移動局がない場合に
は、ステップS16へ進み、ローカル位置情報記憶部1
5aに記憶された位置情報のうち、登録順の最も古い位
置情報を削除し、ローカル位置情報記憶部15aに空き
領域を確保する。そして、ステップS20へ進み、ステ
ップS10で受信した、移動局の位置情報を登録する。
【0028】また、ローカル位置情報記憶部15aに空
き領域がない場合であって、一定時間、ローカル情報へ
アクセスしていない移動局があった場合には、ステップ
S18へ進み、アクセスしていなかった移動局の位置情
報を削除し、ローカル位置情報記憶部15aに空き領域
を確保する。そして、ステップS20へ進み、ステップ
S10で受信した、移動局の位置情報を登録する。
【0029】また、ローカル位置情報記憶部15aに空
き領域がある場合には、直接、ステップS20へ進み、
ステップS10で受信した、移動局の位置情報を登録す
る。この時、ローカル情報へのアドレス情報(基地局の
ローカル情報のURL)を、位置登録した移動局に対し
て送信するようにしても良い。
【0030】B−2.ローカル情報のアップロード 次に、サービスエリア内における企業や店舗などからの
広告、各種情報などのコンテンツのアップロードについ
て説明する。ここで、図3は、コンテンツのアップロー
ド動作を説明するためのフローチャートである。まず、
ステップS30で、当該通信事業者と企業や店舗などの
顧客とがコンテンツ提供に関する情報サービス契約を締
結する。上記企業や店舗などでは、パーソナルコンピュ
ータなどの端末により、マークアップ言語などによりコ
ンテンツを作成し、インターネットなどを介して移動交
換局1にアップロードする(現在、行われているプロバ
イダのサーバへのホームページのアップロードのよう
に)。
【0031】移動交換局1においては、ステップS32
で、上記企業や店舗などの端末からコンテンツがアップ
ロードされてきたか否かを判断する。そして、上記企業
や店舗などの端末からコンテンツがアップロードされて
くると、ステップS34で、上記企業や店舗などが存在
するサービスエリアを管轄する無線基地局(図1の場
合、無線基地局2)に転送する。そして、無線基地局2
では、ステップS36で、転送されてきたコンテンツ
を、ローカル情報管理部18によりローカル情報記憶部
15bに登録する。
【0032】なお、上記アップロードの方法は、移動交
換局1を介して基地局2にアップロードするようにした
が、直接基地局2に接続してアップロードするようにし
ても良い。
【0033】上述したように、移動局の位置情報を無線
基地局2のローカル位置情報記憶部15aに登録するよ
うにしたので、移動交換局1の負担を軽減することがで
きる。また、メモリ容量を越える場合には、古い位置情
報もしくはローカル情報にアクセスしてこない移動局の
位置情報を削除するようにしたので、複雑な登録・解除
動作を行う必要がなくなり、かつ多くの移動局が存在す
る場合を考慮して大きなメモリ容量を用意しておく必要
がなくなる。
【0034】B−3.ローカル情報へのアクセス 次に、サービスエリア内の移動局3a,3bから無線基
地局2に登録されたローカル情報へのアクセスについて
説明する。ここで、図4は、ローカル情報へのアクセス
動作を説明するためのフローチャートである。また、図
5は、ローカル情報をアクセスしている移動局の画面遷
移例を示す概念図である。まず、無線基地局2は、ステ
ップS40で、移動局3aまたは3bがローカル情報へ
アクセスしたか否かを判断する。移動局3aまたは3b
では、所定の操作(例えば、特定番号による発信操作)
により、無線基地局2に接続する。
【0035】そして、移動局3aまたは3bによりロー
カル情報がアクセスされた場合には、無線基地局2は、
ステップS42で、ローカル情報管理部18により、ロ
ーカル情報記憶部15bに登録されている、ローカル情
報メニュー画面を移動局3aまたは3bに送信する。移
動局3aまたは3bでは、図5に示すように、上記ロー
カル情報メニュー画面30が表示される。ローカル情報
メニュー画面30では、例えば、図示するように、「店
舗情報」や、「公共施設情報」、「レジャー情報」、
「お天気情報」などのカテゴリが選択可能に表示され
る。
【0036】無線基地局2では、ステップS44で、移
動局3aまたは3bがローカル情報メニュー画面からい
ずれかのカテゴリを選択したか否かを判断する。移動局
3aまたは3bでは、図5に示すローカル情報メニュー
画面30において、カーソルキーなどにより、閲覧した
い情報のカテゴリを選択する。そして、いずれかのカテ
ゴリが選択されると、無線基地局2では、ステップS4
6で、選択されたカテゴリのサブメニュー画面もしくは
該当詳細情報画面を移動局3aまたは3bに送信する。
【0037】例えば、移動局3aまたは3bが、図5に
示すローカル情報メニュー画面30において、「店舗情
報」を選択すると、サブメニュー画面31が表示され
る。「店舗情報」のサブメニュー画面31では、例え
ば、図示するように、「食事処」や、「衣料品」、「電
化製品」などのサブカテゴリが選択可能に表示される。
さらに、移動局3aまたは3bが、図5に示す「店舗情
報」のサブメニュー画面31において、例えば「食事
処」を選択すると、無線基地局2のサービスエリア内に
存在する「食事処」に関する詳細情報画面32が表示さ
れる。
【0038】また、例えば、移動局3aまたは3bが、
図5に示すローカル情報メニュー画面30において、
「公共施設情報」を選択すると、サブメニュー画面33
が表示される。「公共施設情報」のサブメニュー画面3
3では、例えば、図示するように、「図書館」や、「体
育館」などのサブカテゴリが選択可能に表示される。さ
らに、移動局3aまたは3bが、図5に示す「公共施設
情報」のサブメニュー画面33において、例えば「図書
館」を選択すると、無線基地局2のサービスエリア内に
存在する「図書館」に関する詳細情報画面34が表示さ
れる。
【0039】同様に、例えば、移動局3aまたは3b
が、図5に示すローカル情報メニュー画面30におい
て、「レジャー情報」を選択すると、サブメニュー画面
35が表示される。「レジャー情報」のサブメニュー画
面35では、例えば、図示するように、「遊園地」や、
「ゲームセンタ」、「パチンコ店」、「宝くじ売場」な
どのサブカテゴリが選択可能に表示される。さらに、移
動局3aまたは3bが、図5に示す「レジャー情報」の
サブメニュー画面35において、サブカテゴリを選択す
ると、詳細情報画面が表示される。
【0040】また、移動局3aまたは3bが、図5に示
すローカル情報メニュー画面30において、「お天気情
報」を選択すると、無線基地局2の周辺における天気情
報として、温度、湿度、降水確率、今日のお天気などの
詳細情報画面36が表示される。なお、無線基地局2の
周辺における天気情報は、無線基地局2に、気温、湿
度、風向、風量、花粉等の測定装置を設け、該測定装置
の測定データを配信するようにしてもよいし、無線基地
局2が位置する地域に配置されたアメダス観測装置によ
る測定データを収集して配信するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、自身のエ
リア内に存在する移動局が送信する識別情報を受信手段
により受信すると、前記受信手段により受信された移動
局の識別情報を識別情報記憶手段に記憶するようにした
ので、基地局で自身のエリア内に存在する移動局を管理
することができ、本システム装置の負担を軽減すること
ができるという利点が得られる。
【0042】また、請求項2記載の発明によれば、記憶
管理手段により、前記識別情報記憶手段に空き容量がな
い場合、登録順の古い識別情報を削除し、空き領域を確
保するようにしたので、基地局で自身のエリア内に存在
する移動局を管理することができ、本システム装置の負
担を軽減することができるという利点が得られる。
【0043】また、請求項3記載の発明によれば、記憶
管理手段により、前記識別情報記憶手段に空き容量がな
い場合、所定の時間、アクセスしない移動局の識別情報
を削除し、空き領域を確保するようにしたので、基地局
で自身のエリア内に存在する移動局を管理することがで
き、本システム装置の負担を軽減することができるとい
う利点が得られる。
【0044】また、請求項4記載の発明によれば、自身
のエリア内に関するローカル情報をローカル情報記憶手
段に記憶しておき、配信手段により、前記ローカル情報
記憶手段に記憶されているローカル情報を、自身のエリ
ア内に存在する移動局に配信するようにしたので、移動
局が存在する地域に密着したローカル情報を配信するこ
とができ、本システム装置の負担を軽減することができ
るという利点が得られる。
【0045】また、請求項5記載の発明によれば、前記
ローカル情報をマークアップ言語により記述するように
したので、既存のブラウザソフトウェアにより閲覧する
ことができ、本システム装置の負担を軽減することがで
きるという利点が得られる。
【0046】また、請求項6記載の発明によれば、基地
局のエリア内に関するローカル情報を基地局内に記憶し
ておき、前記ローカル情報を、前記基地局のエリア内に
存在する移動局に配信するようにしたので、移動局が存
在する地域に密着したローカル情報を配信することがで
き、本システム装置の負担を軽減することができるとい
う利点が得られる。
【0047】また、請求項7記載の発明によれば、前記
ローカル情報を前記基地局のエリア内の広告主からの広
告情報としたので、移動局が存在する地域に密着したロ
ーカル情報を配信することができ、本システム装置の負
担を軽減することができるという利点が得られる。
【0048】また、請求項8記載の発明によれば、前記
ローカル情報を前記基地局のエリア内の気象情報とした
ので、移動局が存在する地域に密着したローカル情報を
配信することができ、本システム装置の負担を軽減する
ことができるという利点が得られる。
【0049】また、請求項9記載の発明によれば、前記
ローカル情報をマークアップ言語により記述するように
したので、既存のブラウザソフトウェアにより閲覧する
ことができ、本システム装置の負担を軽減することがで
きるという利点が得られる。
【0050】また、請求項10記載の発明によれば、自
身のエリア内に存在する移動局が送信する識別情報を受
信手段により受信して識別情報記憶手段に記憶する一
方、自身のエリア内に関するローカル情報をローカル情
報記憶手段に記憶しておき、前記ローカル情報記憶手段
に記憶されているローカル情報を、配信手段により、前
記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報に基づい
て、自身のエリア内に存在する移動局に配信するように
したので、基地局で自身のエリア内に存在する移動局を
管理し、かつ移動局が存在する地域に密着したローカル
情報を配信することができ、本システム装置の負担を軽
減することができるという利点が得られる。
【0051】また、請求項11記載の発明によれば、基
地局のエリア内に関するローカル情報を基地局内に記憶
しておき、基地局のエリア内に存在する移動局が送信す
る識別情報を受信して基地局内に記憶し、前記ローカル
情報を、前記識別情報に基づいて、自身のエリア内に存
在する移動局に配信するようにしたので、移動局が存在
する地域に密着したローカル情報を配信することがで
き、本システム装置の負担を軽減することができるとい
う利点が得られる。
【0052】また、請求項12記載の発明によれば、前
記識別情報を記憶すべき空き容量がない場合、登録順の
古い識別情報を削除し、空き領域を確保するようにした
ので、基地局で自身のエリア内に存在する移動局を管理
することができ、本システム装置の負担を軽減すること
ができるという利点が得られる。
【0053】また、請求項13記載の発明によれば、前
記識別情報を記憶すべき空き容量がない場合、所定の時
間、ローカル情報にアクセスしない移動局の識別情報を
削除し、空き領域を確保するようにしたので、基地局で
自身のエリア内に存在する移動局を管理することがで
き、本システム装置の負担を軽減することができるとい
う利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による移動通信システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】無線基地局における位置登録情報の登録処理の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】コンテンツのアップロード動作を説明するため
のフローチャートである。
【図4】ローカル情報へのアクセス動作を説明するため
のフローチャートである。
【図5】ローカル情報をアクセスしている移動局の画面
遷移例を示す概念図である。
【符号の説明】
1 移動交換局 2 無線基地局 3a,3b 移動局 10 アンテナ 11,12 TRX(受信手段、配信手段) 13 CPU(受信手段、配信手段) 14 回線インターフェース部 15 記憶部 15a ローカル位置情報記憶部(識別情報記憶手段) 15b ローカル情報記憶部(ローカル情報記憶手段) 16 ローカル呼制御部 17 ローカル位置登録管理部(記憶管理手段) 18 ローカル情報管理部 19 認証スキップ部
フロントページの続き (72)発明者 中井 大介 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 Fターム(参考) 5K033 AA03 BA11 BA13 BA14 BA15 CB01 CB08 DA01 DA19 DB12 DB16 DB18 5K034 AA07 BB01 CC05 EE03 EE12 EE13 FF02 FF11 HH01 HH02 HH17 HH26 HH50 HH57 LL01 LL02 MM39 NN12 5K067 AA21 BB21 DD17 EE02 EE10 EE16 FF02 FF23 HH23 JJ53 JJ66

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自身のエリア内に存在する移動局との間
    で通信回線の確立・切断を行う基地局であって、 自身のエリア内に存在する移動局が送信する識別情報を
    受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された移動局の識別情報を記憶
    する識別情報記憶手段とを具備することを特徴とする基
    地局。
  2. 【請求項2】 前記識別情報記憶手段に空き容量がない
    場合、登録順の古い識別情報を削除し、空き領域を確保
    する記憶管理手段を具備することを特徴とする請求項1
    記載の基地局。
  3. 【請求項3】 前記識別情報記憶手段に空き容量がない
    場合、所定の時間、アクセスしない移動局の識別情報を
    削除し、空き領域を確保する記憶管理手段を具備するこ
    とを特徴とする請求項1記載の基地局。
  4. 【請求項4】 自身のエリア内に存在する移動局との間
    で通信回線の確立・切断を行う基地局であって、 自身のエリア内に関するローカル情報を記憶するローカ
    ル情報記憶手段と、前記ローカル情報記憶手段に記憶さ
    れているローカル情報を、自身のエリア内に存在する移
    動局に配信する配信手段とを具備することを特徴とする
    基地局。
  5. 【請求項5】 前記ローカル情報は、マークアップ言語
    により記述されていることを特徴とする請求項4記載の
    基地局。
  6. 【請求項6】 基地局のエリア内に関するローカル情報
    を基地局内に記憶しておき、 前記ローカル情報を、前記基地局のエリア内に存在する
    移動局に配信することを特徴とする情報配信方法。
  7. 【請求項7】 前記ローカル情報は、前記基地局のエリ
    ア内の広告主からの広告情報であることを特徴とする請
    求項6記載の情報配信方法。
  8. 【請求項8】 前記ローカル情報は、前記基地局のエリ
    ア内の気象情報であることを特徴とする請求項6記載の
    情報配信方法。
  9. 【請求項9】 前記ローカル情報は、マークアップ言語
    により記述されていることを特徴とする請求項6ないし
    8のいずれかに記載の情報配信方法。
  10. 【請求項10】 自身のエリア内に存在する移動局との
    間で通信回線の確立・切断を行う基地局であって、 自身のエリア内に存在する移動局が送信する識別情報を
    受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された移動局の識別情報を記憶
    する識別情報記憶手段と自身のエリア内に関するローカ
    ル情報を記憶するローカル情報記憶手段と、 前記ローカル情報記憶手段に記憶されているローカル情
    報を、前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報
    に基づいて、自身のエリア内に存在する移動局に配信す
    る配信手段とを具備することを特徴とする基地局。
  11. 【請求項11】 基地局のエリア内に関するローカル情
    報を基地局内に記憶しておき、 基地局のエリア内に存在する移動局が送信する識別情報
    を受信し、基地局内に記憶し、 前記ローカル情報を、前記識別情報に基づいて、自身の
    エリア内に存在する移動局に配信することを特徴とする
    情報配信方法。
  12. 【請求項12】 前記識別情報を記憶すべき空き容量が
    ない場合、登録順の古い識別情報を削除し、空き領域を
    確保することを特徴とする請求項11記載の情報配信方
    法。
  13. 【請求項13】 前記識別情報を記憶すべき空き容量が
    ない場合、所定の時間、ローカル情報にアクセスしない
    移動局の識別情報を削除し、空き領域を確保することを
    特徴とする請求項11記載の情報配信方法。
  14. 【請求項14】 基地局のエリア内に関するローカル情
    報を基地局内に記憶するステップと、 基地局のエリア内に存在する移動局が送信する識別情報
    を受信し、基地局内に記憶するステップと、 前記ローカル情報を、前記識別情報に基づいて、自身の
    エリア内に存在する移動局に配信するステップとを含む
    情報配信プログラムを記録したことを特徴とするコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006507768A (ja) * 2002-11-25 2006-03-02 テレセクター リソーシーズ グループ インコーポレイテッド ユーザ介入を用いた呼管理のための方法およびシステム
JP2011504305A (ja) * 2007-09-22 2011-02-03 ケイエムダブリュ インコーポレーテッド 移動通信基地局アンテナを用いた画像情報提供システム及び方法
JP2014068395A (ja) * 2014-01-06 2014-04-17 Kyocera Corp 情報提供装置、基地局装置、および機器管理サーバ
JP2015180100A (ja) * 2015-05-25 2015-10-08 京セラ株式会社 基地局装置およびその制御方法

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