JP2002064452A - 一斉同報・情報回収システム - Google Patents

一斉同報・情報回収システム

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JP2002064452A
JP2002064452A JP2000248111A JP2000248111A JP2002064452A JP 2002064452 A JP2002064452 A JP 2002064452A JP 2000248111 A JP2000248111 A JP 2000248111A JP 2000248111 A JP2000248111 A JP 2000248111A JP 2002064452 A JP2002064452 A JP 2002064452A
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Paku Busoo
パク ブソー
Shuji Yamamoto
修士 山本
Ryozo Hayashi
量造 林
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I T T KOKUSAI DENDEN KK
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I T T KOKUSAI DENDEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多重データを音声データに多重して一斉同報
送信し視認可能な配信情報を無料で受信でき、かつ回答
可能なシステムを提供する。 【解決手段】 FM放送局は、配信情報となる多重デー
タを多重記憶手段7に格納する。FM放送局は、所定の
周波数で音声データを一斉同報送信している。そして、
音声データに多重データを多重化させて混合データと
し、一斉同報送信する。視聴者は受信装置3で所定の周
波数を選択して混合データを受信する。混合データは分
離されて、音声データは音声として音声出力手段35か
ら出力される。多重データは、受信装置3の表示手段3
4に表示される。視聴者は、表示手段34に表示された
入力要求に従って配信情報に直接入力し、返信要求に従
って通信ネットワークを介して返信する。情報回収装置
4は、返信された返信情報を通信ネットワークを介して
回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声データに配信
情報となる多重データを多重化させて無線で一斉同報送
信し、配信情報に対して回答して通信ネットワークを介
して返信された返信情報を回収する一斉同報・情報回収
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネット等の通信ネットワークを
用いて、広告業者が広告を配信する方法は従来から知ら
れている。この配信方法では、汎用のパーソナルコンピ
ュータ等の端末を所有するユーザが、自己が契約してい
るプロバイダを介してインターネット上のWEB SITEにア
クセスした上で、広告業者の広告又はバナーをユーザの
端末に配信している。広告内容は、ユーザの端末におい
てブラウザを介して表示される。ユーザは、表示された
広告フォームを見て、アンケート等に応えるべく必要な
入力項目に入力して返信する。
【0003】しかし、この場合、まず最初に必ずユーザ
側からインターネット経由で広告があるWEB SITEにアク
セスし、広告を閲覧するまでの通信料金はユーザが負担
することになる。
【0004】一方、FM文字多重放送は、デジタル化さ
れた文字情報をステレオ音声信号と異なる周波数帯に多
重し、ステレオ音声信号と同時にFM変調して伝送する
放送システムである。図8は、搬送波をFM変調する前
のFM多重信号の周波数スペクトルを示したものであ
る。FM放送の占有帯域幅は、±100KHzと定めら
れており、現在のFM放送のステレオ音声信号は53K
Hzまでの帯域を利用しているので、これを越えて10
0KHzまでの周波数帯域をFM多重信号に利用してい
る。この多重信号は、現行のステレオ放送の受信に妨害
を与えないように、副搬送波周波数、信号帯域幅などが
規定されており、副搬送波周波数は76kHz、多重信号レ
ベルは2.5%(最大周波数偏移±1. 875KH
z)、周波数帯域は604KHz〜91. 6KHz、副
搬送波変調方式はQPSK変調と規定されている。
【0005】しかし、FM文字多重放送で表示される文
字数は、15.5文字×(2〜4行)であり、広告情報
としては不十分である。また、FM文字多重放送は片方
向通信であるため、文字広告を受信しても、受信機から
広告業者に対して広告内容、例えば、アンケート調査や
テストについて返信できない。したがって、FM文字多
重放送により送信した広告情報についての回答を回収す
るためには、後日、ユーザからの電話,郵便等による返
信を期待するしかなく、回収効率が悪い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は上記
従来の欠点を除くためにされたものであり、その目的
は、配信情報となる多重データを多重した音声データを
一斉同報送信して、配信情報に対する受信者数の向上を
図ることにある。
【0007】また、他の目的は、音声データから得られ
る音声と、多重データから得られる視認可能な配信情報
を無料で受信し、受信した配信情報に対して、直接返信
可能にすることにある。
【0008】更に、一斉同報配信により配信情報を受信
させ、受信した受信装置から直接返信可能とすることに
より、一斉同報配信した配信情報に対する返信情報の回
収を容易することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の一斉同報
・情報回収システムは、入力要求及び返信要求が付随さ
れている配信業者からの配信情報となる多重データを、
所定の周波数で無線送信される音声データに多重化して
混合データを生成し、該混合データを無線による一斉同
報送信する一斉同報送信手段(2)と、前記所定の周波
数が選択されて受信された前記混合データから分離され
た前記多重データの配信情報に対し、前記入力要求に従
って回答され、前記返信要求に従って通信ネットワーク
を介して返信された返信情報を回収する情報回収手段
(4)と、を具備することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の一斉同報送信装置は、音声
が入力され、該音声を所定の周波数で無線送信される音
声データに変換する音声データ生成手段(10)と、予
め入力要求及び返信要求が付随されており、前記入力要
求に従って回答可能であり、前記返信要求に従って通信
ネットワークを介して返信可能な配信情報となる多重デ
ータが入力され、該多重データを前記音声データに混合
可能な形態にする多重データ入力手段(14)と、前記
音声データに前記多重データを多重化して混合データを
生成する混合手段(18)と、該混合データを無線によ
る一斉同報送信する送信手段(19) と、を具備するこ
とを特徴とする。
【0011】請求項3記載の受信装置は、所定の周波数
で無線送信される音声データに、入力要求及び返信要求
が付随されている配信情報となる多重データが多重され
ている混合データを、前記所定の周波数を選択して受信
する周波数選択受信手段(21)と、受信された前記混
合データを前記音声データと前記多重データとに分離す
る分離手段(26)と、分離された前記音声データを音
声として出力する音声出力手段(35)と、分離された
前記多重データを前記配信情報として表示可能な形態に
制御する制御手段(31a)と、該制御手段で表示可能
にされた前記多重データの配信情報を可視的に表示する
表示手段(34)と、前記配信情報に対し、前記入力要
求に従って回答し、前記返信要求に従って通信ネットワ
ークを介して返信する返信手段(31b)と、を具備す
ることを特徴とする。
【0012】請求項4記載の情報回収装置は、入力要求
及び返信要求が付随されている配信業者からの配信情報
となる多重データを、所定の周波数で無線送信される音
声データに多重化された混合データを無線による一斉同
報送信し、該混合データから通信ネットワークを介して
情報を回収する情報回収装置であって、前記所定の周波
数が選択されて受信された前記混合データから分離され
た前記多重データの配信情報に対し、前記入力要求に従
って回答され、前記返信要求に従って前記通信ネットワ
ークを介して返信された返信情報を回収することを特徴
とする。
【0013】請求項5記載の一斉同報・情報回収方法
は、入力要求及び返信要求が付随されている配信業者か
らの配信情報となる多重データを、所定の周波数で無線
送信される音声データに多重化して混合データを生成
し、該混合データを無線による一斉同報送信し、前記所
定の周波数が選択されて受信された前記混合データから
分離された前記多重データの配信情報に対し、前記入力
要求に従って回答され、前記返信要求に従って通信ネッ
トワークを介して返信された返信情報を回収することを
特徴とする。
【0014】ここで、「多重データ」とは、例えば、H
TTP(Hyper Text Transfer Protocol)が適用される
HTML(Hyper Text Markup Language)形式のファイ
ルデータ又はFTP(File Transfer Protocol)が適用
されるファイルデータ(例えば、実行プログラム)等、
受信装置のブラウザやOS(Operating System)で可視
的に表示される配信情報である。配信情報は、文字の
他、図形、静止画、動画等を含む。「多重データ」に
は、入力要求及び返信要求のプログラムが付随されてい
る。
【0015】また、「入力要求」とは、配信情報につい
ての回答を入力するため、受信装置の表示画面上に表示
される空欄,チェックボックス,プルダウン及びこれら
の入力を促す文字列やリンクを指し、「返信要求」と
は、入力要求に対する入力の終了後に、情報回収装置へ
返信するための受信装置の表示画面上に表示される返信
ボタン,チェックボックス,プルダウン,クリッカブル
マップ,e-mail adress等をいう。
【0016】まず、放送局は、自局の配信情報又は配信
業者からの配信依頼を受け、配信情報となる多重データ
を多重記憶手段7に格納する。放送局は、割り当てられ
た所定の周波数で音声データを一斉同報送信している。
そして、この音声データに多重データを多重化させて混
合データとし、一斉同報送信する。視聴者は受信装置3
で所定の周波数を選択して混合データを受信する。混合
データは分離されて、音声データは音声として音声出力
手段35から出力される。多重データは、受信装置3の
表示手段34に表示される。視聴者は、表示手段34に
表示された入力要求に従って配信情報に直接入力し、返
信要求に従って通信ネットワークを介して返信する。情
報回収装置4は、返信された返信情報を通信ネットワー
クを介して回収する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明による一斉同報・情
報回収システムの実施の形態となる概略図である。一斉
同報・情報回収システム1について簡単に説明すると、
FM放送局から放送される音声データに配信情報となる
多重データが多重化された混合データが、所定の周波数
で一斉同報送信装置から一斉同報送信されている。混合
データは受信装置3で受信される。配信情報は受信装置
3の表示画面で表示される。入力要求及び返信要求に従
って、有線の場合は直接プロバイダ5を経由して、無線
の場合は無線基地局6及びプロバイダ5を経由して、イ
ンターネットを介して情報回収装置4に回収される。
【0018】次に、本発明による一斉同報・情報回収シ
ステム1の一斉同報送信装置2について図2を用いて説
明する。一斉同報送信装置2はFM放送局側に設置され
ている。音声データ生成手段10は、音声入力部11と
FM変調装置12と多重装置13とで構成されている。
音声入力部11には放送される音声が入力され、入力さ
れた音声を左側信号Lと右側信号Rとにし、差信号(L
−R)と和信号(L+R)を生成する。そして、FM変
調装置12では、38KHzの副搬送波が差信号(L−
R)で変調処理される。多重装置13では、図 に示す
ように、和信号(L+R)には変調された10〜15k
Hzの範囲の主チャンネルが割り当てられ、差信号(L
−R)で変調された副搬送波には23〜53kHzの範
囲の副チャンネルが割り当てられる。そして、主チャン
ネル,副チャンネルおよび両チャンネル間にあるパイロ
ット信号からなる音声信号に複合されて、混合手段とし
ての混合器18に送出される。
【0019】一方、多重データ入力手段14は、多重デ
ータ入力部15とD/A変換器16と圧縮器17とで構
成されている。多重データは、HDD等の多重データ記
憶手段に格納されている。多重データ入力部15に、多
重データ記憶手段7に格納されている配信情報となるデ
ジタル式の多重データが入力される。多重データとは、
例えば、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)が
適用されるHTML(Hyper Text Markup Language)形
式のファイルデータ又はFTP(File Transfer Protoc
ol)が適用されるファイルデータ(例えば、実行プログ
ラム)等、受信装置のブラウザやOS(Operating Syst
em)で可視的に表示される配信情報である。配信情報
は、文字の他、図形、静止画、動画等を含む。具体的に
は、配信業者から提供されるアンケート等の調査やテス
トの問題用紙兼回答用紙、実行プログラムで動作する動
画等である。
【0020】この多重データには、入力要求及び返信要
求のプログラムが付随されている。入力要求とは、配信
情報についての回答を入力するため、受信装置3の表示
手段34の表示画面上に表示される空欄,チェックボッ
クス,プルダウン及びこれらの入力を促す文字列やリン
クを指し、返信要求とは、入力要求に対する入力の終了
後に、情報回収装置4へ返信するための受信装置3の表
示手段34の表示画面上に表示される返信ボタン,チェ
ックボックス,プルダウン,クリッカブルマップ等をい
う。
【0021】多重データは、D/A変換器16でアナロ
グ信号に変換される。アナログ変換された多重データ
は、圧縮器17により60KHz〜74KHzの帯域幅
に圧縮され、混合器18に出力される。
【0022】混合器18では、複合された音声データと
圧縮された多重データとを混合する。すなわち、圧縮さ
れた多重データは、図8に示すように、音声データの和
信号(L+R)と差信号(L−R)の主搬送波周波数偏
移の周波数スペクトルの上側の空き帯域(第2副チャン
ネル)に多重される。混合された混合データは、送信手
段に送出される。そして、アンテナ出力部でFM搬送波
に変調されて、FM送信アンテナから送信される。
【0023】図3に、受信装置3の概略ブロック構成図
を示す。受信装置3は、受信部20と端末部30とが接
続されて構成されている。受信部20は、周波数選択受
信手段21を有している。周波数選択受信手段21は、
受信アンテナ22とアンテナ入力部23と高周波増幅器
24と周波数選択器(チューナー)25とで構成されて
いる。
【0024】受信アンテナ22は、一斉同報送信された
混合データを受信する。アンテナ入力部23では、受信
した混合データを微弱電圧信号に変換する。高周波増幅
器24は、微弱電圧信号に変換された混合データを増幅
する。周波数選択器25は、各FM放送局の放送周波数
と同期可能なチューナーであり、ここで選択された周波
数の混合データは分離器26に送られる。分離手段とし
ての分離器26では、混合データを音声データと多重デ
ータとに分離する。音声データは復調器27で復調され
る。多重データは、A/D変換器28によりデジタルデ
ータに変換される。
【0025】端末部30は、例えば汎用のパーソナルコ
ンピュータ,PDA等の端末からなり、図3に示すよう
に、制御手段31は、I/Oインターフェース32を介
して、キーボード,マウス、タッチパネル等の入力手段
33と、CRT又は液晶ディスプレイ等の視認可能な表
示手段34と、音声データを音声として出力するための
アンプ36及びスピーカー37からなる音声出力手段3
5と、接続されている。制御手段31は、例えばCPU
とROM,RAM,HDD等の記憶部等で構成され、O
S(Operating System)やブラウザがインストールされ
ている。また通信ネットワークに接続するための各種通
信プロトコルが設定されている。制御手段31は、デー
タの転送,種々の演算処理,データの一時的な格納を行
う。図3では、制御手段31を表示制御手段31aと返
信手段31bとで構成し、機能的に表現している。表示
制御手段31aは、受信された多重データを表示手段3
4に視認可能な形態で表示させる表示制御処理を行う。
返信手段31bは、多重データの返信要求に従って、情
報回収装置4に返信情報を返信するための返信処理を行
う。記憶手段38は、例えば、ROM,RAM,HDD
等で構成されており、受信した多重データを格納する。
【0026】次に、情報回収装置4について説明する。
情報回収装置4は、FM放送局のWEBサーバ4a又は
FM放送局に配信情報を依頼する配信業者のWEBサー
バ4bであり、返信要求に従った受信装置3からの返信
によりインターネット等の通信ネットワークを介して通
信可能とされている。
【0027】次に、図4及び図5を用いて本実施の形態
の作用を、多重データとしてのHTMLデータを用いた
場合について説明する。まず、FM放送局自ら、又は配
信業者の依頼を受けて、アンケートや動画等、配信情報
となる多重データとしてのHTMLデータを多重データ
記憶手段7に格納する(S21)。
【0028】そして、音声放送時に、配信したい多重デ
ータを読み出し、一斉同報送信装置2で音声データと混
合し、自局に割り当てられた周波数で一斉同報送信する
(S22)。視聴者は、周波数選択器25で周波数選択
し、混合データを受信する(S11)。受信された混合
データは、音声データと多重データとに分離される。音
声データは復調器27で復調され、I/Oインターフェ
ースを介して音声出力手段35に送出される。音声出力
手段35では、音声データをアンプ36で増幅し音声と
してスピーカー37から出力する。
【0029】また、多重データは、A/D変換器28で
デジタルデータに変換された後、I/Oインターフェー
ス32を介して制御手段31で表示制御される。多重デ
ータとしてのHTMLデータが、ブラウザを介してWE
Bページとして表示手段34の表示画面に表示される。
【0030】表示画面に表示されたWEBページには、
配信情報として、例えば図6に示すように、感想及び曲
をリクエストするための、空欄,チェックボックス,プ
ルダウン及びこれらの入力を促す文字列からなる入力要
求が表示されている。この入力要求は、感想及び曲のリ
クエストの他、アンケート調査や、図7に示すような学
力テストであってもよい。また、WEBページには、F
M放送局のWEBサーバ4a又はFM放送局に配信を依
頼した配信業者のWEBサーバ4bにアクセスするため
の返信ボタン又はe-mail adress 等の返信要求が表示さ
れている。
【0031】視聴者は、この入力要求に対して返信しな
い場合(S12−NO)は、終了する。返信する場合
(S12−YES)、この入力要求に対して入力部を操
作して回答し、返信ボタンをクリックして、FM放送局
のWEBサーバ又はFM放送局に配信情報を依頼する配
信業者のWEBサーバにアクセス要求する(S13)。
このとき、OSによりインターネットへの接続要求が表
示され、この表示に従ってWEBサーバに接続され、W
EBページに入力された返信情報がWEBサーバに返信
される。WEBサーバは各視聴者の受信装置からの返信
情報を回収して、集計する(S31)。また、返信処理
は、e-mailで行ってもよい。
【0032】これにより、視聴者は、ラジオで電波を受
信する場合と同様に周波数を選択することで簡単にWE
Bページにアクセスすることができる。また、HTML
データを受信してから情報回収装置4に返信するまでの
間、視聴者は通信料金を負担することはない。従って、
通信時間を気にすることなく、時間をかけて自己の受信
装置で直接、入力作業を行うことができる。更に、通常
のインターネットによるネットサーフィンのように、オ
フライン設定をする必要がなく、入力作業の効率化を図
ることができる。
【0033】また、配信情報となる多重データには、入
力要求及び返信要求がプログラムされているため、情報
回収装置4への回収効率が向上する。
【0034】なお、多重データとして動画のFTPファ
イルデータを用いた場合、受信装置3で受信されたFT
Pファイルデータは、表示画面上に直接ダウンロードさ
れ、Wクリックすることにより実行される。FTPファ
イルは、単にOS上で実行可能なプログラムでもよく、
また、インストールされているアプリケーションで実行
可能なプログラムであってもよい。
【0035】OS上で実行される動画プログラムは、表
示画面上で例えばキャラクターが動き、キャラクターの
動作が終了すると、クリッカブルマップが表示される。
そして、そして、このマップ上のクリック可能な位置に
カーソルを合わせてクリックすると、FM放送局のWE
Bサーバ4a又はFM放送局に配信情報を依頼する配信
業者のWEBサーバ4bにアクセス要求する。このと
き、OSによりインターネットへの接続要求が表示さ
れ、この表示に従ってWEBサーバ4に接続する。そし
て、感想及び曲をリクエストするための、空欄,チェッ
クボックス,プルダウン及びこれらの入力を促す文字列
からなる入力要求フォームが表示画面に表示される。ま
た、WEBページには、FM放送局のWEBサーバ4a
又はFM放送局に配信情報を依頼する配信業者のWEB
サーバ4bにアクセスするための返信ボタン又はe-mail
adress 等の返信要求が表示されている。
【0036】視聴者は、この入力要求に対して入力部を
操作して回答し、返信ボタンをクリックして、FM放送
局のWEBサーバ4a又はFM放送局に配信情報を依頼
する配信業者のWEBサーバ4bにアクセス要求する。
このとき、OSによりインターネットへの接続要求が表
示され、この表示に従ってWEBサーバ4に接続され、
WEBページに入力された返信情報がWEBサーバ4に
返信される。WEBサーバ4は各視聴者の受信装置3か
らの返信情報を回収して、集計する。また、返信処理
は、e-mailで行ってもよい。したがって、FTPファイ
ルデータの場合も、上記と同様の効果を得ることができ
る。
【0037】なお、上述した実施の形態においては、F
M放送局を例に説明したが、AM放送局から配信される
AM音声データに多重データを多重化して一斉同報送信
することとしてもよい。また同様に、テレビ放送局から
のVHFデータに多重データを多重して一斉同報送信す
ることとしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明による一斉同
報・情報回収システムでは、配信情報となる多重データ
を多重した音声データを一斉同報送信して、配信情報に
対するアクセス回数の向上を図ることができる。
【0039】また、視聴者は、ラジオで電波を受信する
場合と同様に周波数を選択することで簡単にWEBペー
ジにアクセスすることができる。また、多重データを受
信してから情報回収装置に返信するまでの間、視聴者は
通信料金を負担することはない。従って、通信時間を気
にすることなく、時間をかけて自己の受信装置で直接、
入力作業を行うことができる。更に、通常の通信ネット
ワークによる双方向通信のように、オフライン設定をす
る必要がなく、入力作業の効率化を図ることができる。
【0040】また、配信情報には入力要求及び返信要求
が付随されているため、受信した配信情報に入力を促
し、情報回収装置に直接返信可能にすることができる。
またこれにより、一斉同報配信した配信情報に対する返
信情報の回収を容易することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一斉同報・情報回収システムの概
略図である。
【図2】本発明による一斉同報送信装置を示すブロック
構成図である。
【図3】本発明による受信装置を示すブロック構成図で
ある。
【図4】本発明による一斉同報・情報回収システムのブ
ロック構成図である。
【図5】本発明による一斉同報・情報回収システムのフ
ローチャートである。
【図6】本発明による表示手段の表示画面上に表示され
たHTML形式の多重データ(リクエスト)を示す図で
ある。
【図7】本発明による表示手段の表示画面上に表示され
たHTML形式の多重データ(テスト問題)を示す図で
ある。
【図8】搬送波をFM変調する前のFM多重信号の周波
数スペクトルを示したものである。
【符号の説明】
1…一斉同報・情報回収システム 2…一斉同報送信装置(手段) 3…受信装置 4…情報回収装置(手段) 10…音声データ生成手段 14…多重データ入力手段 18…混合手段 19…送信手段 21…周波数選択受信手段 26…分離手段 35…音声出力手段 31a…表示制御手段 31b…返信手段 34…表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 量造 東京都渋谷区神宮前5丁目52番2号 JB Pオーバル15階 アイティティ国際電電株 式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA16 GA19 HA04 HB01 HC01 JA01 JL01 JT02 LD04 LD12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力要求及び返信要求が付随されている
    配信情報となる多重データを、所定の周波数で無線送信
    される音声データに多重化して混合データを生成し、該
    混合データを無線による一斉同報送信する一斉同報送信
    手段(2)と、 前記所定の周波数が選択されて受信された前記混合デー
    タから分離された前記多重データの配信情報に対し、前
    記入力要求に従って回答され、前記返信要求に従って通
    信ネットワークを介して返信された返信情報を回収する
    情報回収手段(4)と、を具備することを特徴とする一
    斉同報・情報回収システム。
  2. 【請求項2】 音声が入力され、該音声を所定の周波数
    で無線送信される音声データに変換する音声データ生成
    手段(10)と、 予め入力要求及び返信要求が付随されており、前記入力
    要求に従って回答可能であり、前記返信要求に従って通
    信ネットワークを介して返信可能な配信情報となる多重
    データが入力され、該多重データを前記音声データに混
    合可能な形態にする多重データ入力手段(14)と、 前記音声データに前記多重データを多重化して混合デー
    タを生成する混合手段(18)と、 該混合データを無線による一斉同報送信する送信手段
    (19)と、を具備することを特徴とする一斉同報送信
    装置。
  3. 【請求項3】 所定の周波数で無線送信される音声デー
    タに、入力要求及び返信要求が付随されている配信情報
    となる多重データが多重されている混合データを、前記
    所定の周波数を選択して受信する周波数選択受信手段
    (21)と、 受信された前記混合データを前記音声データと前記多重
    データとに分離する分離手段(26)と、 分離された前記音声データを音声として出力する音声出
    力手段(35)と、 分離された前記多重データを前記配信情報として表示可
    能な形態に制御する表示制御手段(31a)と、 該制御手段で表示可能にされた前記多重データの配信情
    報を可視的に表示する表示手段(34)と、 前記配信情報に対し、前記入力要求に従って回答し、前
    記返信要求に従って通信ネットワークを介して返信する
    返信手段(31b)と、を具備することを特徴とする受
    信装置。
  4. 【請求項4】 入力要求及び返信要求が付随されている
    配信情報となる多重データを、所定の周波数で無線送信
    される音声データに多重化された混合データを無線によ
    る一斉同報送信し、該混合データから通信ネットワーク
    を介して情報を回収する情報回収装置であって、 前記所定の周波数が選択されて受信された前記混合デー
    タから分離された前記多重データの配信情報に対し、前
    記入力要求に従って回答され、前記返信要求に従って前
    記通信ネットワークを介して返信された返信情報を回収
    することを特徴とする情報回収装置。
  5. 【請求項5】 入力要求及び返信要求が付随されている
    配信情報となる多重データを、所定の周波数で無線送信
    される音声データに多重化して混合データを生成し、 該混合データを無線による一斉同報送信し、 前記所定の周波数が選択されて受信された前記混合デー
    タから分離された前記多重データの配信情報に対し、前
    記入力要求に従って回答され、前記返信要求に従って通
    信ネットワークを介して返信された返信情報を回収する
    を具備することを特徴とする一斉同報・情報回収方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005514541A (ja) * 2002-01-11 2005-05-19 アバディーン ユニバーシティ 通気外装パネル

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