JP2002063538A - シミュレータ、シミュレーション方法およびシミュレーションプログラム、並びにシミュレーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

シミュレータ、シミュレーション方法およびシミュレーションプログラム、並びにシミュレーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002063538A
JP2002063538A JP2001171517A JP2001171517A JP2002063538A JP 2002063538 A JP2002063538 A JP 2002063538A JP 2001171517 A JP2001171517 A JP 2001171517A JP 2001171517 A JP2001171517 A JP 2001171517A JP 2002063538 A JP2002063538 A JP 2002063538A
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Koji Ishibashi
宏司 石橋
Naohiro Tamura
直広 田村
Hidekazu Takahashi
英一 高橋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シミュレーションに関する高度な知識や負担
をユーザに強いることなく、ネットワークの状況(サー
ビスレベル)の将来予測を容易に行い、しかもネットワ
ークのボトルネックを解析すること。 【解決手段】 コンピュータネットワーク100におけ
る複数箇所のパラメータを収集し、当該コンピュータネ
ットワーク100における将来的な状況を所定期間に亘
って予測する制御部210と、コンピュータネットワー
ク100に対応するモデルを作成するシナリオ生成・管
理部312と、モデルに基づいてシミュレーションを実
行するシミュレーションエンジン314とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、高度な
専門知識を必要とすることなくネットワークのサービス
レベルの将来予測を行うことができるシミュレータ、シ
ミュレーション方法およびシミュレーションプログラ
ム、並びにシミュレーションプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】近時、インターネットの普及により、一般
ユーザにとっても、ネットワークに関する興味が高まり
つつある。特に、Webブラウザのレスポンス時間は、
インターネットやネットワークの初心者でさえ気になる
点である。さらに、Webコンテンツを提供している事
業者にとっては、上記レスポンス時間が大きな関心事で
あることは言うまでもない。
【0003】その一方で、企業におけるネットワークの
普及が目覚ましく、ネットワーク技術者の養成が需要に
追いつかないため、ネットワーク技術者が常に不足して
いる。ネットワーク技術者には、ネットワーク、シミュ
レーション、待ち行列、統計等の高度な専門知識をもっ
て、ネットワークの将来予測を行う技術が要求される。
また、企業においては、アウトソーシングによりネット
ワークの基幹部分が維持管理されている場合が多いが、
基幹部分以外の部分は、ネットワークに関する知識がさ
ほどない管理者により維持管理されている。
【0004】このような状況では、ネットワーク、シミ
ュレーション、待ち行列、統計等の高度な知識を必要と
せず、ネットワーク技術者やコンサルタント等の専門家
の手を煩わせることなく、ネットワークの将来予測を行
うことができる手段、方法が切望されている。
【0005】
【従来の技術】従来より、現実に起こるであろう問題を
解決するための手法として、コンピュータを用いて、現
実に起こる事象の性質やその関係などを表すモデルを作
成し、このモデルに対してパラメータを変化させるとい
うシミュレーションが様々な分野で用いられている。こ
こで、コンピュータシミュレーションは、連続型シミュ
レーションと離散型シミュレーションという二つに大別
される。
【0006】前者の連続型シミュレーションでは、状態
の変化の様子を連続的に変化する量としてとらえて、事
象がモデル化される。一方、後者の離散型シミュレーシ
ョンでは、状態の変化の様子を、重要な変化が起こった
時点を中心に捉えて、事象がモデル化される。
【0007】図41は、上述した離散型シミュレーショ
ンを説明する図である。この図には、ある対象システム
がモデル化されたものが図示されている。同図に示した
モデルは、複数のリソース(同図の円)に対して、待ち
行列41〜46 が発生する事象を表しており、多段待ち
行列モデルである。待ち行列41 〜46 では、エンティ
ティ到着率λ1 〜λ6 でエンティティが行列に加わる。
エンティティ到着率λ 1 〜λ6 は、単位時間当たりのエ
ンティティの到着数である。
【0008】また、待ち行列41 〜46 にそれぞれ対応
するリソースでは、リソースサービス率μ1 〜μ6 をも
ってエンティティに対する処理が実行される。リソース
サービス率μ1 〜μ6 は、単位時間当たりのエンティテ
イの処理数である。これらのエンティティ到着率λ1
λ6 およびリソースサービス率μ1 〜μ6 は、離散型シ
ミュレーションにおけるパラメータ(可変要素)であ
る。
【0009】離散型シミュレーションでは、どのパラメ
ータをどのように変化させるかというシナリオが作成さ
れたのち、このシナリオに基づいて、シミュレーション
が実行される。また、シミュレーションの実行後におい
ては、シミュレーションの結果に基づいて、ボトルネッ
ク(リソース不足等)を発見し、このボトルネックを解
決するための対策が採られる。
【0010】図42は、従来の将来予測時におけるシミ
ュレータの操作手順を説明するフローチャートである。
すなわち、同図は、インターネット等のネットワークに
対して離散型シミュレーション(以下、単にシミュレー
ションと称する)を適用し、当該ネットワークのサービ
スレベル(たとえば、レスポンスタイム)を将来予測す
る従来のシミュレータの操作手順を説明するフローチャ
ートである。
【0011】この図に示したステップSA1では、ユー
ザは、シミュレーション対象であるネットワークに対応
するモデルを作成し、これをシミュレータの記憶装置に
格納させる。この場合、ユーザには、トポロジの作成、
ネットワーク機器の性能データの収集方法に関する専門
知識が必要とされる。ステップSA2では、ユーザは、
シミュレーションに用いられるトラフィックパラメータ
(パケット数、パケットサイズ、トランザクション等)
の中から所望のものを選別する。この場合、ユーザに
は、パケットの種類、トランザクションの種類、プロト
コル、ネットワークアークテクチャに関する専門知識が
必要とされる。ステップSA3では、ユーザは、複数の
トラフィックパラメータ収集手段の中から、ステップS
A2で選別されたトラフィックパラメータを収集する手
段を選択する。この場合、ユーザには、収集手段として
の、SNMP(Simple Network Management Protoco
l)、RMON(Remort network MONitoring)、Sni
ffer(ネットワーク障害解析、モニタ用のアナライ
ザ)等の短所、長所、使用方法等に関する専門知識が必
要とされる。
【0012】ステップSA4では、制御部210は、ス
テップSA3で選択されたトラフィックパラメータ収集
手段により、実際のネットワークからトラフィックパラ
メータを所定期間、収集する。この場合、ユーザには、
トラフィックパラメータに関する収集場所、収集時間、
収集時刻、収集データの変換、収集機器の使用方法等に
関するノウハウが必要とされる。上記トラフィックパラ
メータは、履歴データとして保存される。ステップSA
5では、ユーザは、履歴データ(トラフィックパラメー
タ)を統計的手法を用いて、投影計算を行う。ここでい
う投影計算とは、既知のトラフィックパラメータを投影
することにより、現在から投影期間を過ぎた時点におけ
るトラフィックパラメータを将来予測するための計算を
いう。従って、ユーザには、投影計算のための各種手
法、統計・数学の専門知識が必要とされる。
【0013】ステップSA6では、ユーザの操作によ
り、投影計算されたトラフィックパラメータがシミュレ
ータにロードされる。ステップSA7では、シミュレー
タは、記憶装置からモデルおよび上記トラフィックパラ
メータを用いて、シミュレーションを実行する。ステッ
プSA6および7では、ユーザには、シミュレータの操
作方法、シミュレーションの精度を高めるための専門知
識(たとえば、Warm uprun,replication等)が必要とさ
れる。シミュレーションの結果は、当該モデル(ネット
ワーク)が所定のサービスレベルを満たすか否かを判断
するためのものである。ステップSA8では、ユーザ
は、上記シミュレーションの結果を判定する。この場
合、ユーザには、シミュレーションの結果を解析するた
めの統計に関する専門知識が必要とされる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、従来では、図42に示したステップSA1〜ステ
ップSA6までの将来予測を行うための一連の処理の全
てをユーザが行わなければならない。ここで、シミュレ
ーションおよびモデルのアーキテクチャに関する知識を
豊富に有する専門のユーザにとっては、将来予測を行う
ための一連処理が容易に実行可能である。
【0015】これに対して、上記知識を有しない一般ユ
ーザは、モデルの作成、トラフィックパラメータ(以
下、単にパラメータという)の収集、投影計算、シミュ
レータへの投影計算結果のロード、シミュレーション結
果の判定という、高度な専門知識が要求される作業を強
いられるため、将来予測を容易に行うことが難しい。
【0016】また、従来では、シミュレーション結果が
所定のサービスレベルを満たしているか否かの判断が可
能であるが、シミュレーション結果がサービスレベルを
満たさない場合に、専門家でない限り、当該ネットワー
クのどの部分が潜在的なボトルネックとなっているかを
解析することが難しい。したがって、従来の将来予測技
術では、ボトルネックを発見し、このボトルネックを除
去するという、ネットワークの根本的な解決策を迅速に
採ることができないという問題があった。
【0017】また、従来では、ネットワークのパラメー
タを変更させた場合に、どのようにサービスレベルが改
善されるかという検証も容易に行うことができず、的確
に将来予測を行うことが難しい。さらに、従来では、数
時間程度の期間に亘る将来予測しか行うことができず、
比較的長期間(数ヶ月)に亘って将来予測を定量的に行
うことが簡単にできない。
【0018】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
シミュレーションに関する高度な知識や負担をユーザに
強いることなく、ネットワークの状況(サービスレベ
ル)の将来予測を容易に行うことができ、しかも、ネッ
トワークのボトルネックを解析することができるシミュ
レータ、シミュレーション方法およびシミュレーション
プログラム、並びにシミュレーションプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ネットワークにおける複数箇所のパラメ
ータを収集するパラメータ収集手段と、収集されたパラ
メータに基づいて、当該ネットワークにおける将来的な
状況を所定期間に亘って予測する将来予測手段と、前記
ネットワークに対応するモデルを作成するモデル作成手
段と、収集されたパラメータを前記モデルに適用するパ
ラメータ適用手段と、前記モデルに基づいてシミュレー
ションを実行するシミュレーション手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0020】この発明によれば、パラメータの収集、将
来予測、モデル作成、シミュレーションという一連の処
理を自動化させるようにしたので、シミュレーションに
関する高度な知識や負担をユーザに強いることなく、ネ
ットワークの状況(サービスレベル)の将来予測を容易
に行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にか
かるシミュレータ、シミュレーション方法およびシミュ
レーションプログラム、並びにシミュレーションプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の
一実施の形態について詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明にかかる一実施の形態の構
成を示すブロック図である。この図において、コンピュ
ータネットワーク100は、将来予測および設計支援の
対象であり、図2に示した構成とされている。ここで将
来予測とは、可変的にパラメータが設定された、ネット
ワークに対応するモデルを用いてシミュレーションを実
行することにより、性能基準を満たす既存のネットワー
クが将来的に性能基準を満たさなくなる条件を探すこと
をいう。また、設計支援とは、シミュレーションした結
果が性能基準を満たさないモデルを、性能基準を満たす
モデルにするために、どのパラメータをどれくらい変更
させるかを定義付けることをいう。
【0023】また、一実施の形態で扱うパラメータに
は、つぎの(1)〜(4)までの四種類がある。 (1)トポロジ・・・・・ネットワーク機器の繋がり
等、配置形態や経路に関するパラメータ。 (2)サービス率・・・・ネットワーク機器の性能やコ
ンピュータの性能等、処理速度に関するパラメータ。 (3)定性的到着率・・・ネットワークのトラフィック
量等、システムの混み具合を定性的データに基づいて表
したパラメータ。定性的データとしては、将来予定され
ている人員増加数やマシンの増加数等が挙げられる。 (4)定量的到着率・・・ネットワークのトラフィック
量等、システムの混み具合を定量的データに基づいて表
したパラメータ。定量的データとしては、ログ(履歴デ
ータ)が挙げられる。
【0024】図2において、HTTP(HyperText Tran
sfer Protocol)サーバ101は、HTTPに従って、
Webクライアント105からの転送要求に応じて、H
TML(HyperText Markup Language)ファイルや画像
ファイルをWebクライアント105へ転送するサーバ
である。このHTTPサーバ101は、WAN(WideAr
ea Network)102に接続されている。
【0025】このWAN102には、ルータ103を介
してLAN(Local Area Network)104が接続されて
いる。Webクライアント105は、LAN104に接
続されており、LAN104、ルータ103およびWA
N102を介してHTTPサーバ101に転送要求を出
し、このHTTPサーバ101からHTMLファイルや
画像ファイルを受信する。ここで、Webクライアント
105が上記転送要求を出してから、HTMLファイル
や画像ファイルを受信するまでの時間(1トランザクシ
ョンの開始から終了までの時間)は、ラウンドトリップ
時間(レスポンス時間と同義)であり、コンピュータネ
ットワーク100の性能基準(サービスレベル)を満た
すか否かの判断に用いられるパラメータである。
【0026】ノイズトランザクション106は、不特定
多数のWebクライアント(図示略)とHTTPサーバ
101との間で処理されるトランザクションである。W
ebトランザクション107は、Webクライアント1
05とHTTPサーバ101との間で処理されるトラン
ザクションである。ノイズトラフィック108は、HT
TPサーバ101とルータ103との間で処理されるト
ラフィックである。ノイズトラフィック109は、We
bクライアント105とルータ103との間を流れるト
ラフィックである。
【0027】図1に示した運用管理サーバ200は、コ
ンピュータネットワーク100を運用管理するサーバで
ある。この運用管理サーバ200において、制御部21
0は、シミュレーションに関する各種タスクの実行を制
御する。この制御部210は、ユーザにより予め設定さ
れたタスク実行スケジュールに従って、パラメータ収集
タスク230、パラメータ計測タスク240および将来
投影タスク250を実行する。
【0028】スケジューラ220は、タスク実行をスケ
ジューリングする。パラメータ収集タスク230は、コ
ンピュータネットワーク100からパラメータを収集す
るためのタスクである。パラメータ計測タスク240
は、計測コマンド群Cに従って、コンピュータネットワ
ーク100におけるパラメータを計測するためのタスク
である。将来投影タスク250は、後述する将来投影を
実行するためのタスクである。
【0029】運用管理クライアント300は、ユーザ端
末600と運用管理サーバ200との間に介挿されてお
り、GUI(Graphical User Interface)により、ユー
ザ端末600に接続されているディスプレイ610に、
シミュレーションに必要な各種アイコン、ウィンドウを
表示する機能や、シミュレーションを実行する機能を備
えている。この運用管理クライアント300は、シミュ
レーションの実行を制御するシミュレーション制御部3
10と、入出力部320とから構成されている。
【0030】シミュレーション制御部310において、
モデル生成・管理部311は、シミュレーションにおけ
るモデルを生成し、これを管理する。シナリオ生成・管
理部312は、シミュレーションにおけるシナリオを作
成し、これを管理する。シミュレーション制御部313
は、シミュレーションの実行を制御する。シミュレーシ
ョンエンジン314は、シミュレーション制御部313
の制御の下で、シミュレーションを実行する。結果生成
・管理部315は、シミュレーションエンジン314に
おけるシミュレーションの結果を生成し、これを管理す
る。
【0031】入出力部320において、モデル生成ウィ
ザード321は、モデルを生成するための手順をディス
プレイ610に表示させる機能を備えている。将来予測
ウィザード322は、前述した将来予測を行うための手
順をディスプレイ610に表示させる機能を備えてい
る。トポロジ表示ウィンドウ323は、図シミュレーシ
ョン対象のトポロジをディスプレイ610に表示させる
ためのウィンドウである。
【0032】結果表示ウィンドウ324は、シミュレー
ション結果をディスプレイ610に表示させるためのウ
ィンドウである。ナビゲーションツリー325は、シミ
ュレータの操作手順等をナビゲーションするためのもの
である。ユーザ端末600は、シミュレータに対して各
種指示を出したり、各種情報をディスプレイ610に表
示させるためのコンピュータ端末である。
【0033】図4は、一実施の形態で用いられる各種パ
ラメータを示す図である。この図には、前述した四つの
パラメータ(トポロジ、サービス率、定量的到着率およ
び定性的到着率)のうち、図2に示したコンピュータネ
ットワーク100における三つのパラメータ(サービス
率230、定量的到着率231および定性的到着率23
2)の例が図示されている。
【0034】サービス率230において、LAN104
(図2参照)のサービス率は、「帯域」(=100Mb
ps)およびプロバゲーションディレイ(=0.8μs
ec/Byte)である。WAN102のサービス率
は、「帯域」(=1.5Mbps)およびプロバゲーシ
ョンディレイ(=0.9μsec/Byte)である。
ルータ103のサービス率は、「スループット」(=
0.1msec/packet)である。Webクライ
アント105のサービス率は、「スループット」(=1
0Mbps)である。HTTPサーバ101のサービス
率は、「スループット」(=10Mbps)である。
【0035】定量的到着率231において、ノイズトラ
フィック108の定量的到着率は、「平均到着間隔」
(=0.003sec)である。この場合の「平均パケ
ットサイズ」は、429byteである。ノイズトラフ
ィック109の定量的到着率は、「平均到着間隔」(=
0.0015sec)である。この場合の「平均パケッ
トサイズ」は、512byteである。
【0036】ノイズトランザクション106の定量的到
着率は、「平均到着間隔」(=5sec)である。この
場合の「平均転送サイズ」は、200Kbyteであ
る。Webトランザクション107の定量的到着率は、
「平均到着間隔」(=30sec)である。この場合の
「平均転送サイズ」は、300Kbyteである。定性
的到着率232において、Webクライアント105の
定性的到着率は、「クライアントマシン台数」(=1台
と仮定)および「利用人数」(=1人と仮定)である。
【0037】図1に戻り、リポジトリ400は、運用管
理サーバ200で用いられる各種データ(後述する管理
対象セグメント一覧情報402、モデル素材データ格納
部401、HTTPサーバ一覧情報403、・・・等)を
格納するものである。このリポジトリ400において、
モデル素材データ格納部401には、運用管理サーバ2
00のライト制御により、シミュレーションに必要な各
種データ(モデル素材データ)がライトされる。また、
モデル素材データ格納部401からは、運用管理サーバ
200のリード制御により、各種データがリードされ
る。具体的には、モデル素材データ格納部401には、
トポロジデータ410、管理対象デバイス性能データ4
20、トラフィック履歴データ430、トラフィック将
来投影値データ440、トランザクション履歴データ4
50およびトランザクション投影値データ460が格納
されている。
【0038】トポロジデータ410は、図5に示したよ
うにトポロジデータ411およびトポロジデータ412
から構成されており、コンピュータネットワーク100
のトポロジ(ネットワーク機器の繋がり状態)を表すデ
ータである。トポロジデータ411は、「ソースセグメ
ント」、「ディスティネーションセグメント」および
「経路ID」のデータから構成されている。トポロジデ
ータ412は、「経路ID」、「順序」、「コンポーネ
ントID」および「コンポーネント種別」のデータから
構成されている。たとえば、「コンポーネントID」=
11は、図2に示したルータ103を識別するための識
別番号である。
【0039】また、管理対象デバイス性能データ420
は、図6に示したようにルータ性能データ421および
インタフェース性能データ422から構成されている。
ルータ性能データ421は、ルータ103(図2参照)
の性能を表すデータであり、「コンポーネントID」、
「ホスト名」、「スループット」、「インタフェース
数」および「インタフェースコンポーネントID」のデ
ータから構成されている。
【0040】一方、インタフェース性能データ422
は、コンピュータネットワーク100におけるインタフ
ェース性能を表すデータであり、「コンポーネントI
D」、「ルータコンポーネントID」、「IPアドレ
ス」、「MACアドレス」および「インタフェース速
度」から構成されている。
【0041】トラフィック履歴データ430は、図7に
示したように、コンピュータネットワーク100(図2
参照)におけるトラフィック(ノイズトラフィック10
8、ノイズトラフィック109)の履歴データである。
具体的には、トラフィック履歴データ430は、当該ト
ラフィックが発生した「日付」、当該トラフィックの発
生時間帯を表す「時間」、ネットワークアドレスを表す
「ネットワーク」、トラフィックの「平均到着間隔」お
よび「平均パケットサイズ」から構成されている。
【0042】トラフィック将来投影値データ440は、
将来投影すべきネットワークのアドレスを示す「ネット
ワーク」および将来投影すべき「投影期間」、「平均到
着間隔投影値」および「平均パケットサイズ投影値」か
ら構成されている。ここで、将来投影とは、単回帰分析
手法により、既知のパラメータ(トラフィック履歴デー
タ430における「平均到着間隔」および「平均パケッ
トサイズ」)を投影計算することにより、現在から投影
期間を過ぎた時点におけるトラフィック量(「平均到着
間隔投影値」および「平均パケットサイズ投影値」)を
予測することをいう。「平均到着間隔投影値」は、信頼
度95%の幅で、最大、平均および最小のそれぞれの値
が求められる。同様にして、「平均パケットサイズ投影
値」も、信頼度95%の幅で、最大、平均および最小の
それぞれの値が求められる。
【0043】トランザクション履歴データ450は、図
8に示したように、コンピュータネットワーク100
(図2参照)におけるトランザクション(ノイズトラン
ザクション106およびWebトランザクション10
7)の履歴データである。言い換えれば、トランザクシ
ョン履歴データ450は、HTTPサーバ101のアク
セス数履歴を表すデータである。
【0044】具体的には、トランザクション履歴データ
450は、当該トランザクションが発生した「日付」、
当該トランザクションの発生時間帯を表す「時間」、当
該トランザクションが発生したHTTPサーバ101の
ネットワークアドレスを示す「HTTPサーバ」、「平
均到着間隔」および「平均転送サイズ」から構成されて
いる。
【0045】トランザクション投影値データ460は、
HTTPサーバ101のネットワークアドレスを示す
「HTTPサーバ」および将来投影すべき「投影期
間」、「平均到着間隔投影値」および「平均転送サイズ
投影値」から構成されている。ここで、将来投影は、単
回帰分析手法により、既知のパラメータ(トランザクシ
ョン履歴データ450)における「平均到着間隔」およ
び「平均転送サイズ」)を投影計算することにより、現
在から投影期間を過ぎた時点におけるトランザクション
(アクセス数)(「平均到着間隔投影値」および「平均
転送サイズ投影値」)を予測することをいう。
【0046】図1に戻り、シミュレーションデータ格納
部500には、図3に示したシミュレーションデータ5
40が格納されている。このシミュレーションデータ5
40は、モデル510、シナリオ520およびシナリオ
結果530から構成されている。この図に示したモデル
510は、コンピュータネットワーク100がシミュレ
ーション用にモデル化されたものであり、その属性がサ
ービスレベル基準値(前述した性能基準値に対応)、ト
ポロジ、サービス率、定性的到着率、定量的到着率で表
現される。シナリオ520は、n個のシナリオ5201
〜520n から構成されている。シナリオ結果530
は、n個のシナリオ5201 〜520n に対応するn個
のシナリオ結果5301 〜530n から構成されてい
る。
【0047】シナリオ5201 は、n個のステップ53
1 〜531n から構成されている。このステップ53
1 は、n個のEnd−to−End5331 〜533
n から構成されている。End−to−Endは、モデ
ル510における端末−端末間に対応している。これら
のEnd−to−End5331 〜533n のそれぞれ
のシミュレーションの結果は、End−to−End結
果5341 〜534nとされている。これらのEnd−
to−End結果5341 〜534n は、ステップ結果
5321 である。
【0048】ステップ5312 も、ステップ5311
同様にして、n個のEnd−to−End5351 〜5
35n から構成されている。これらのEnd−to−E
nd5351 〜535n のシミュレーションの結果(図
示略)は、ステップ結果5322 とされている。以下同
様にして、シナリオ5202 〜520n のそれぞれは、
シナリオ5201 と同様の構成とされている。また、シ
ナリオ結果5302 〜530n のそれぞれは、ステップ
結果5321 と同様の構成とされている。
【0049】つぎに、図9〜図39を参照しつつ、一実
施の形態の動作について説明する。図9は、図1に示し
た運用管理サーバ200の動作を説明するフローチャー
トである。この図に示したステップSB1では、図1に
示した制御部210は、初期化および動作環境設定を行
う。ステップSB2では、制御部210は、スケジュー
ラ220によるスケジュール管理に従って、各種タスク
の実行を開始する。
【0050】ステップSB3では、制御部210は、現
在時刻が日単位スケジュール時刻であるか否かを判断
し、この場合、判断結果を「No」としてステップSB
2以降の処理を繰り返す。ここでいう日単位スケジュー
ル時刻とは、一日一回実行されるタスクの実行時刻をい
う。ここで、ステップSB3の判断結果が「Yes」に
なると、制御部210は、ステップSB3の判断結果を
「Yes」とする。
【0051】ステップSB4では、制御部210は、パ
ラメータ収集タスク230の一部をなす管理対象データ
収集タスクを実行する。すなわち、図10に示したステ
ップSC1では、制御部210は、リポジトリ400に
接続する。ステップSC2では、制御部210は、コン
ピュータネットワーク100における機器(リンク、ル
ータ、サーバ等)の識別データ(IPアドレス、ホスト
名)を取得する。この識別データは、管理対象データで
ある。ステップSC3では、制御部210は、リポジト
リ400への接続を解除する。ステップSC4では、制
御部210は、上記識別データをモデル素材データ格納
部401に格納する。
【0052】つぎに、図9に示したステップSB5で
は、制御部210は、セグメント間トポロジ探索タスク
を実行する。このセグメント間トポロジ探索タスクは、
コンピュータネットワーク100におけるセグメント間
のトポロジを探索するタスクである。すなわち、図11
に示したステップSD1では、制御部210は、リポジ
トリ400から管理対象セグメント一覧情報402を取
得する。この管理対象セグメント一覧情報402は、コ
ンピュータネットワーク100における複数のセグメン
トの情報である。
【0053】ステップSD2では、制御部210は、上
記管理対象セグメント一覧情報402より、ソース・デ
ィスティネーション全組み合わせであるセグメントペア
を作成する。ここで作成されるセグメントペアの数は、
管理対象セグメント一覧情報402におけるセグメント
の全数が「4」である場合、「4」(=ソース)×
「3」(ディスティネーション(自セグメントを除
く))で「12」である。ステップSD3では、制御部
210は、計測未完了のセグメントペアの数が1以上で
あるか否かを判断し、この場合、判断結果を「Yes」
とする。ステップSD4では、制御部210は、セグメ
ントペアにおけるトポロジを作成するトポロジ作成コマ
ンドを起動し、セグメントペア間における経路情報をコ
ンピュータネットワーク100から取得する。ステップ
SD5では、上記経路情報をモデル素材データ格納部4
01に格納する。以後、ステップSD3以降の処理が繰
り返される。
【0054】そして、ステップSD3の判断結果が「N
o」になると、図9に示したステップSB6では、制御
部210は、パラメータ計測タスク240の一部をなす
リンク・ルータ性能計測タスクを実行する。このリンク
・ルータ性能計測タスクは、コンピュータネットワーク
100におけるリンク・ルータ性能を計測するタスクで
ある。図12に示したステップSE1では、制御部21
0は、計測ホスト(図示略)からリンク・ルータへの複
数の経路情報の一覧をリポジトリ400から取得する。
ステップSE2では、制御部210は、上記一覧に基づ
いて、計測ホストから近いリンク・ルータへの経路情報
の一覧(計測経路一覧情報)を作成する。
【0055】ステップSE3では、制御部210は、未
計測の経路が1以上であるか否かを判断し、この場合、
判断結果を「Yes」とする。ステップSE4では、制
御部210は、計測コマンド群C(リンク・ルータ計測
コマンド)に基づいて、コンピュータネットワーク10
0における当該経路上のリンク伝搬遅延時間情報および
ルータ転送速度情報を取得する。ステップSE5では、
制御部210は、これらのリンク伝播遅延時間情報およ
びルータ転送速度情報をモデル素材データ格納部401
に格納する。以後、制御部210は、ステップSE3以
降の処理を繰り返す。
【0056】そして、ステップSE3の判断結果が「N
o」になると、図9に示したステップSB7では、制御
部210は、パラメータ計測タスク240の一部をなす
HTTPサーバ性能計測タスクを実行する。このHTT
Pサーバ性能計測タスクは、コンピュータネットワーク
100におけるHTTPサーバ性能を計測するタスクで
ある。図13に示したステップSF1では、制御部21
0は、HTTPサーバ一覧情報403をリポジトリ40
0から入手する。HTTPサーバ一覧情報403は、複
数のHTTPサーバに関する情報(ネットワークアドレ
ス等)の一覧情報である。
【0057】ステップSF2では、制御部210は、未
計測のHTTPサーバが1以上であるか否かを判断し、
この場合、判断結果を「Yes」とする。ステップSF
3では、制御部210は、計測コマンド群C(HTTP
計測コマンド)に基づいて、コンピュータネットワーク
100における当該HTTPサーバのスループット情報
を取得する。ステップSF4では、制御部210は、こ
のHTTPサーバのスループット情報をモデル素材デー
タ格納部401に格納する。以後、制御部210は、ス
テップSF2以降の処理を繰り返す。
【0058】そして、ステップSF2の判断結果が「N
o」になると、図9に示したステップSB8では、制御
部210は、パラメータ収集タスク230の一部をなす
ノイズトラフィック収集タスクを実行する。このノイズ
トラフィック収集タスクは、コンピュータネットワーク
100におけるノイズトラフィック109およびノイズ
トラフィック108(図2参照)を収集するタスクであ
る。図14に示したステップSG1では、制御部210
は、管理対象ルータ一覧情報をモデル素材データ格納部
401から取得する。
【0059】ステップSG2では、制御部210は、デ
ータ連携先情報404をリポジトリ400から取得す
る。ここでいうデータ連携先情報404は、図示しない
オプション機器(図示略)におけるデータとの連携を図
るための情報をいう。ステップSG3では、制御部21
0は、運用管理サーバ200がオプション対応であるか
否かを判断する。この判断結果が「Yes」である場
合、制御部210は、オプション機器との連携を図る。
一方、ステップSG3の判断結果が「No」である場
合、ステップSG9では、制御部210は、オプション
機器との連携を図らない。
【0060】ステップSG5では、制御部210は、管
理対象ルータ一覧情報において情報未収集のルータの数
が1以上であるか否かを判断し、この場合、判断結果を
「Yes」とする。ステップSG6では、制御部210
は、上記ルータに関するインタフェースの数が1以上で
あるか否かを判断し、この判断結果が「No」である場
合、ステップSG5以降の処理を繰り返す。
【0061】この場合、ステップSG6の判断結果が
「Yes」であるものとすると、ステップSG7では、
制御部210は、ノイズトラフィックとしてパケット数
および転送データ量の情報をリポジトリ400から収集
する。ステップSG8では、制御部210は、上記パケ
ット数および転送データ量の情報をモデル素材データ格
納部401に格納する。以後、ステップSG5以降の処
理が実行される。
【0062】そして、ステップSG5の判断結果が「N
o」になると、図9に示したステップSB9では、制御
部210は、パラメータ収集タスク230の一部をなす
ノイズトランザクション収集タスクを実行する。このノ
イズトランザクション収集タスクは、コンピュータネッ
トワーク100におけるノイズトランザクション106
(図2参照)を収集するタスクである。図15に示した
ステップSH1では、制御部210は、HTTPサーバ
一覧情報をモデル素材データ格納部401から取得す
る。
【0063】ステップSH2では、制御部210は、図
示しないオプション機器と連携を図る。ステップSH3
では、制御部210は、HTTPサーバ一覧情報におい
て情報未収集のHTTPサーバの数が1以上であるか否
かを判断し、この場合、判断結果を「Yes」とする。
ステップSH4では、制御部210は、ノイズトランザ
クションとしてトランザクション数およびデータの転送
量の情報を取得する。ステップSH5では、制御部21
0は、上記トランザクション数およびデータの転送量の
情報をモデル素材データ格納部401に格納する。以
後、ステップSH3以降の処理が実行される。
【0064】そして、ステップSH3の判断結果が「N
o」になると、図9に示したステップSB10では、制
御部210は、現在時刻が週単位スケジュール時刻であ
るか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」とし
てステップSB2以降の処理を繰り返す。ここでいう週
単位スケジュール時刻とは、週一回実行されるタスクの
実行時刻をいう。
【0065】そして、ステップSB10の判断結果が
「Yes」になると、ステップSB11では、制御部2
10は、将来投影タスク250の一部をなすノイズトラ
フィック将来投影タスクを実行する。このノイズトラフ
ィック将来投影タスクは、収集されたトラフィック履歴
データ430に基づいて、ノイズトラフィックを将来投
影するタスクである。
【0066】図16に示したステップSI1では、制御
部210は、管理対象ルータ一覧情報をモデル素材デー
タ格納部401から取得する。ステップSI2では、制
御部210は、データ連携先情報をモデル素材データ格
納部401から取得する。ここでいうデータ連携先と
は、図示しないオプション機器(図示略)におけるデー
タとの連携を図ることをいう。ステップSI3では、制
御部210は、運用管理サーバ200がオプション対応
であるか否かを判断する。この判断結果が「Yes」で
ある場合、制御部210は、オプション機器との連携を
図る。一方、ステップSI3の判断結果が「No」であ
る場合、ステップSI10では、制御部210は、オプ
ション機器との連携を図らない。
【0067】ステップSI5では、制御部210は、管
理対象ルータ一覧情報において情報未収集のルータの数
が1以上であるか否かを判断し、この場合、判断結果を
「Yes」とする。ステップSI6では、制御部210
は、上記ルータに関するインタフェースの数が1以上で
あるか否かを判断し、この判断結果が「No」である場
合、ステップSI5以降の処理を繰り返す。
【0068】この場合、ステップSI6の判断結果が
「Yes」であるものとすると、ステップSI7では、
制御部210は、ノイズトラフィックとしてパケット数
および転送データ量の情報を、現曜日から最大2年間遡
り、モデル素材データ格納部401から収集する。ステ
ップSI8では、制御部210は、過去のノイズトラフ
ィックに対して、単回帰分析手法を適用することによ
り、予測期間内(たとえば、3ヶ月間、6ヶ月間、9ヶ
月間、12ヶ月間、15ヶ月間、18ヶ月間、21ヶ月
間、24ヶ月間)で投影計算する。
【0069】この投影計算では、ノイズトラフィックに
ついて信頼度95%の幅で上限値、平均値、下限値とい
う三つの投影値が求められる。ステップSI9では、制
御部210は、投影計算結果をトラフィック将来投影値
データ440としてモデル素材データ格納部401に格
納する。以後、ステップSI6以降の処理が実行され
る。
【0070】そして、ステップSI5の判断結果が「N
o」になると、図9に示したステップSB12では、制
御部210は、将来投影タスク250の一部をなすノイ
ズトランザクション将来投影タスクを実行する。このノ
イズトランザクション将来投影タスクは、収集されたト
ランザクション履歴データ450に基づいて、ノイズト
ランザクションを将来投影するタスクである。
【0071】図17に示したステップSJ1では、制御
部210は、HTTPサーバ一覧情報をモデル素材デー
タ格納部401から取得する。ステップSJ2では、制
御部210は、図示しないオプション機器と連携を図
る。ステップSJ3では、制御部210は、HTTPサ
ーバ一覧情報において情報未収集のHTTPサーバの数
が1以上であるか否かを判断し、この場合、判断結果を
「Yes」とする。ステップSJ4では、制御部210
は、ノイズトランザクションとしてトランザクション数
および転送量の情報を、現曜日から最大2年間遡り、モ
デル素材データ格納部401から収集する。
【0072】ステップSJ5では、制御部210は、過
去のノイズトランザクションに対して、単回帰分析手法
を適用することにより、予測期間内(たとえば、3ヶ月
間、6ヶ月間、9ヶ月間、12ヶ月間、15ヶ月間、1
8ヶ月間、21ヶ月間、24ヶ月間)で投影計算する。
【0073】この投影計算では、ノイズトランザクショ
ンについて信頼度95%の幅で上限値、平均値、下限値
という三つの投影値が求められる。ステップSJ6で
は、制御部210は、投影計算結果をトランザクション
投影値データ460としてモデル素材データ格納部40
1に格納する。以後、ステップSJ3以降の処理が実行
される。ステップSJ3の判断結果が「No」になる
と、図9に示したステップSB2以降の処理が実行され
る。
【0074】つぎに、図1に示した運用管理クライアン
ト300の動作について図18に示したフローチャート
を参照しつつ説明する。同図に示したステップSK1で
は、ユーザ端末600からの指示に基づいて、運用管理
クライアント300は、運用管理サーバ200に接続す
る。ステップSK2では、入出力部320は、GUIを
初期化する。
【0075】ステップSK3では、シミュレーションに
用いられるモデルを設定するモデル設定処理が実行され
る。すなわち、図1に示したユーザ端末600によりモ
デル設定指示が出されると、モデル生成ウィザード32
1が起動され、ディスプレイ610には、図20に示し
た画面700が表示される。
【0076】図19に示したステップSL2では、モデ
ル生成・管理部311は、新規モデル作成指示がユーザ
端末600から出されたか否かを判断する。ここで、ユ
ーザ入力により、図20に示したプロジェクト名入力欄
701にプロジェクト名として「default#project」
(なお、本明細書では、図面上のアンダーバーを「#」
として記載、以下同様)、曜日入力欄702に(将来)
予測期間の曜日として「平日」、時間入力欄703に時
間として「13:00-14:00」が入力された後、次画面遷移
ボタン704が押下されると、モデル生成・管理部31
1は、ステップSL1の判断結果を「Yes」とする。
【0077】これにより、ステップSL2では、モデル
生成・管理部311は、図21に示した画面710を表
示するとともに、管理対象セグメント一覧(セグメント
一覧713)からシミュレーション対象セグメント一覧
(描画対象セグメント一覧711)をユーザ端末600
によりユーザに選択させる。ここでいうシミュレーショ
ン対象セグメント一覧とは、コンピュータネットワーク
100(図2参照)において管理対象となっているセグ
メントの中でシミュレーションの対象となっているセグ
メントをいう。ここで、次画面遷移ボタン712が押下
されると、ディスプレイ610には、図22に示した画
面720が表示される。この画面720は、サービスレ
ベル(性能基準)の閾値を設定するための画面である。
【0078】ステップSL3では、ユーザ端末600に
より、パーセントデータ入力欄721に「90」%、基
準レスポンス時間入力欄722に「0.126」秒がそ
れぞれ入力される。すなわち、この場合には、後述する
ステップSL4で指定されるセグメント対におけるトラ
ンザクションで、全サンプル数の90%がレスポンス時
間0.126秒以内に収まることを、サービスレベルの
基準としている。ここでいう全サンプル数とは、サンプ
ル(レスポンス時間(=ラウンドトリップ時間))の総
数をいう。
【0079】たとえば、セグメント対において、1秒あ
たり1回の到着率でトランザクションが発生する場合
に、10秒間のシミュレーションを実行すると、平均1
0個のサンプル(=レスポンス時間)を得ることができ
る。この場合の全サンプル数は、「10」である。従っ
て、ステップSL3で入力されたサービスレベルの基準
では、「10」サンプルのうち少なくとも「9」サンプ
ル(90%)が0.126秒以内であれば、サービスレ
ベルを満たしていることになる。ステップSL4では、
ユーザ端末600により、シミュレーション対象のセグ
メント対(End−to−End)が指定される。セグ
メント対(End−to−End)は、セグメントを構
成する一方の端末(End)と他方の端末(End)で
ある。
【0080】すなわち、次画面遷移ボタン723が押下
されると、ディスプレイ610には、図23に示した画
面730が表示される。これにより、ユーザは、セグメ
ント対を指定する。この場合、ユーザは、業務サーバ一
覧731からセグメント対の一方を表す「astro」
(HTTPサーバ101に対応:図2参照)を、クライ
アント側セグメント一覧732からセグメント対の他方
を表す「10.34.195.0」(LAN104に対応:図2参
照)を指定する。この場合には、クライアント側セグメ
ント一覧732の下方領域には、クライアント名として
「0.34.195.0#client#astro」(Webクライアント1
05に対応:図2参照)が表示される。また、パーセン
トデータ表示欄733には、図22に示した画面720
でユーザにより入力された「90.0」%(図22参
照)がデフォルト値として表示され、基準レスポンス時
間表示欄734には、図22に示した画面720でユー
ザにより入力された「0.126」秒(図22参照)が
デフォルト値として表示される。なお、これらのデフォ
ルト値を変更する場合には、ユーザにより変更後の値が
入力される。これにより、デフォルト値が上書きされ
る。また、表示欄735には、セグメント対の情報、サ
ービスレベル閾値の情報が表示される。また、画面73
0には、追加ボタン736、削除ボタン737および編
集ボタン738が表示される。
【0081】図19に示したステップSL5では、モデ
ル生成・管理部311は、セグメント対、サービスレベ
ル閾値に基づいて、モデルを作成する。すなわち、図2
4に示したステップSM1では、モデル生成・管理部3
11は、選択されたセグメント対のトポロジをモデル素
材データ格納部401(トポロジデータ410)から取
得する。ステップSM2では、モデル生成・管理部31
1は、管理対象デバイス性能データを運用管理サーバ2
00を介してモデル素材データ格納部401(管理対象
デバイス性能データ420)から取得する。
【0082】ステップSM3では、モデル生成・管理部
311は、ノイズトラフィックデータを運用管理サーバ
200を介してモデル素材データ格納部401(トラフ
ィック履歴データ430)から取得する。ステップSM
4では、モデル生成・管理部311は、ノイズトランザ
クションデータを運用管理サーバ200を介してモデル
素材データ格納部401(トランザクション履歴データ
450)から取得する。ステップSM5では、モデル生
成・管理部311は、運用管理サーバ200を介してト
ラフィック将来投影値データ440を取得する。ステッ
プSM6では、モデル生成・管理部311は、運用管理
サーバ200を介してトランザクション投影値データ4
60を取得する。
【0083】一方、図19に示したステップSL1の判
断結果が「No」である場合、ステップSL6では、既
に作成済みのモデル510(図3参照)の一覧がディス
プレイ610に表示される。ステップSL7では、モデ
ルの一覧の中から所望のモデルが指定される。ステップ
SL8では、モデル生成・管理部311は、ステップS
L7で指定されたモデルをシミュレーションデータ格納
部500からロードする。
【0084】つぎに、図18に示したステップSK4で
は、トポロジ表示ウィンドウ323が起動され、ディス
プレイ610には、図25に示した画面740が表示さ
れる。この画面740のトポロジ表示欄741には、図
2に示したコンピュータネットワーク100に対応する
トポロジが表示されている。実行時間表示欄742に
は、シミュレーションの実行時間が表示され、プロジェ
クト名表示欄743には、プロジェクト名が表示されて
いる。
【0085】つぎに、図18に示したステップSK5で
は、コンピュータネットワーク100における将来予測
を行うため設定を将来予測シナリオに基づいて行う。す
なわち、図26に示したステップSN1では、シナリオ
生成・管理部312は、将来予測ウィザード322を起
動する。これにより、図27に示した画面750がディ
スプレイ610に表示される。
【0086】ステップSN2では、当該ネットワークに
関する現状のトポロジ、サービス率(サービスレベル)
が移入される。ステップSN3では、予測期間が入力さ
れる。具体的には、ユーザは、図27に示した予測期間
選択ボックス753中の複数の予測期間(たとえば、3
ヶ月間、6ヶ月間、9ヶ月間、12ヶ月間、15ヶ月
間、18ヶ月間、21ヶ月間、24ヶ月間)の中から予
測期間(この場合、3ヶ月)を選択する。画面750に
は、シナリオ名入力欄751、ノイズ自動予測モード選
択ボタン752および次画面遷移ボタン754が図示さ
れている。
【0087】ステップSN4では、シナリオ生成・管理
部312は、運用管理サーバ200を介して、トラフィ
ック将来投影値データ440およびトランザクション投
影値データ460をモデル素材データ格納部401から
取得する。これにより、ディスプレイ610には、図2
8に示した画面760が表示される。この画面760の
ノイズトラフィック表示欄761には、トラフィック履
歴データ430の投影値計算結果(下限値、平均値、下
限値)がセグメント毎で表示されている。
【0088】「楽観値」は、投影値計算結果における下
限値(最小値)であり、「投影値」は、投影値計算結果
における平均値であり、「悲観値」は、投影値計算結果
における上限値(最大値)である。「相関係数」は、投
影値計算結果の信頼度を表す指標であり、−1〜1まで
の値をとる。相関係数の絶対値が1に近い程、信頼度が
高い。「日数」は、投影値計算に使用したトラフィック
履歴データ430の履歴日数である。
【0089】ノイズトランザクション表示欄762に
は、トランザクション履歴データ450の投影値計算結
果(上限値、平均値、下限値)がセグメント毎に表示さ
れている。「楽観値」は、投影値計算結果における下限
値(最小値)であり、「投影値」は、投影値計算結果に
おける平均値であり、「悲観値」は、投影値計算結果に
おける上限値(最大値)である。「相関係数」は、投影
値計算結果の信頼度を表す指標であり、−1〜1までの
値をとる。相関係数の絶対値が1に近い程、信頼度が高
い。「日数」は、投影値計算に使用したトランザクショ
ン履歴データ450の履歴日数である。
【0090】ステップSN5では、ユーザにより定性的
到着率データが図29に示した画面770を用いて入力
される。この画面770には、設定選択欄771、サー
バ名表示欄772、定性的到着率データ(クライアント
台数、人数)入力欄774、775、アクセス数入力欄
776および入力欄777が表示されている。
【0091】ステップSN6では、モデル生成・管理部
311は、トラフィック将来投影値データ440および
トランザクション投影値データ460における三つの投
影値計算結果(下限値、平均値および上限値)をステッ
プとして、将来予測シナリオに追加する。
【0092】図18に示したステップSK6では、シミ
ュレーション制御部313(図1参照)は、シミュレー
ションを実行する。すなわち、図30に示したステップ
SO1では、シミュレーション制御部313は、シミュ
レーションエンジン314を初期化する。ステップSO
2では、シミュレーションを実行すべきステップ(残り
ステップ)が1以上であるか否かを判断する。ここでい
うステップは、図3に示したステップ5311 〜531
3(図示略)をいう。この場合、シミュレーション制御
部313は、ステップSO2の判断結果を「Yes」と
する。
【0093】ステップSO3では、シミュレーションデ
ータ格納部500からステップ5311 〜5313 (図
22参照)に対応するパラメータ(トポロジ、サービス
率、定性的到着率、定量的到着率)をリードし、これを
シミュレーションエンジン314にロードする。これに
より、シミュレーションエンジン314は、シミュレー
ションを実行する。
【0094】ステップSO5では、シミュレーション制
御部313は、シミュレーションの結果をステップ結果
5321 〜5323 (図3参照)としてシミュレーショ
ンデータ格納部500に待避させる。ステップSO6で
は、シミュレーション制御部313は、シミュレーショ
ンエンジン314をクリアする。以後、ステップSO2
以降の処理が繰り返され、ステップSO2の判断結果が
「No」になると、シミュレーション制御部313は、
一連の処理を終了する。
【0095】つぎに、図18に示したステップSK7で
は、結果生成・管理部315は、結果表示ウィンドウ3
24を起動させることにより、シミュレーション結果を
ディスプレイ610に表示させる処理を実行する。この
処理において、ディスプレイ610には、図32に示し
た画面780が表示される。
【0096】この画面780において、ナビゲーション
ツリー表示欄781には、ナビゲーションツリー325
(図1参照)が表示されており、結果表示欄782に
は、当該シナリオ(この場合、将来予測シナリオ)に基
づくシミュレーション結果がレスポンス基準(性能基
準)を満たすか否かの結果(この場合、満たさない)が
表示される。トポロジ表示欄783には、トポロジが表
示される。実行時間表示欄774には、シミュレーショ
ンの実行時間が表示される。
【0097】図31に示したステップSP1では、結果
生成・管理部315は、図3に示したステップ結果53
1 〜5323 (図示略)をシミュレーションデータ格
納部500からリードする。ステップSP2では、結果
生成・管理部315は、シナリオ結果「OK」とマーク
する。ここでいう「OK」とは、当該シナリオ(この場
合、将来予測シナリオ)がレスポンス基準を満たすもの
であることを意味している。ここで、図32に示した
「ステップ判定」ボタンが押下されると、入出力部32
0は、図33に示した画面790をディスプレイ610
に表示させる。
【0098】この画面790において、ナビゲーション
ツリー表示欄791には、ナビゲーションツリー325
(図1参照)が表示されている。ステップ判定結果表示
欄792には、図3に示したステップ毎のステップ結果
に対応する表形式のステップ判定結果が表示されてい
る。ここでいうステップ判定結果は、ステップ毎のシミ
ュレーション結果がレスポンス基準(性能基準)を満た
すか否かの判定の結果である。シミュレーション結果が
レスポンス基準を満たす場合、ステップ判定結果は「O
K」で表示される、一方、シミュレーション結果がレス
ポンス基準を満たさない場合、ステップ判定結果は、
「NG」で表示される。
【0099】ステップSP3では、結果生成・管理部3
15は、ステップ判定すべきステップ(残りステップ)
が1以上であるか否かを判断する。ここでいうステップ
は、図3に示したステップ5311 〜5313(図示
略)をいう。この場合、結果生成・管理部315は、ス
テップSP3の判断結果を「Yes」とする。ステップ
SP4では、結果生成・管理部315は、ステップに対
応するステップ結果(図3参照)「OK」とマークす
る。ここで、図33に示した「END TO END判
定」ボタン793が押下されると、シミュレーション制
御部313は、図34に示した画面800をディスプレ
イ610に表示させる。
【0100】この画面800において、ナビゲーション
ツリー表示欄801には、ナビゲーションツリー325
(図1参照)が表示されている。END−TO−END
判定結果表示欄802には、図3に示したEnd−to
−End結果に対応する表形式のEnd−to−End
判定結果が表示されている。ここでいうEnd−to−
End判定結果は、End−to−End毎のシミュレ
ーション結果がレスポンス基準(性能基準)を満たすか
否かの判定の結果である。シミュレーション結果がレス
ポンス基準を満たす場合、End−to−End判定結
果は「OK」で表示される、一方、シミュレーション結
果がレスポンス基準を満たさない場合、End−to−
End判定結果は、「NG」で表示される。
【0101】ステップSP5では、結果生成・管理部3
15は、図3に示したステップに対応し、End−to
−End判定すべきEnd−to−End結果が1以上
であるか否かを判断する。ここでいうEnd−to−E
nd判定は、End−to−End結果が閾値(性能基
準)を満たすか否かの判定である。この場合、結果生成
・管理部315は、ステップSP5の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSP6では、結果生成・管理部3
15は、図3に示したEnd−to−Endにおけるサ
ービスレベル性能指標の統計計算を実施する。
【0102】ステップSP7では、統計計算結果が閾値
より大きいか否かを判断する。この判断結果が「No」
である場合、ステップSP10では、結果生成・管理部
315は、図34に示したEND−TO−END判定結
果表示欄802の「判定」の欄にEnd−to−End
結果として「OK」をマークする。一方、ステップSP
7の判断結果が「Yes」である場合、結果生成・管理
部315は、END−TO−END判定結果表示欄80
2の「判定」の欄にEnd−to−End結果として
「NG」をマークする。ステップSP9では、結果生成
・管理部315は、図33に示したステップ判定結果表
示欄792における「判定」の欄に「NG」をマークす
る。
【0103】以後、ステップSP5以降の処理が繰り返
され、ステップSP5の判断結果が「No」になると、
ステップSP11では、結果生成・管理部315は、ス
テップ結果が「NG」のステップがあるか否かを判断す
る。この判断結果が「Yes」である場合、結果生成・
管理部315は、シナリオ結果を「NG」とする。この
場合、図32に示した結果表示欄782には、「このシ
ナリオはレスポンス基準を満たさない可能性がありま
す」という文字が表示される。
【0104】ここで、図34に示したグラフ表示画面遷
移ボタン803が押下されると、結果生成・管理部31
5は、図35に示した画面810をディスプレイ610
に表示させる。この画面810において、ナビゲーショ
ンツリー表示欄811には、ナビゲーションツリー32
5(図1参照)が表示されている。グラフ表示欄812
には、シミュレーション結果に対応する遅延時間がグラ
フ化されたものが表示される。このグラフは、ルータ対
応部分813、リンク対応部分814およびHTTPサ
ーバ対応部分815から構成されている。
【0105】また、図34に示したグラフ表示画面遷移
ボタン804が押下されると、結果生成・管理部315
は、図39に示した画面850をディスプレイ610に
表示させる。この画面850において、ナビゲーション
ツリー表示欄851には、ナビゲーションツリー325
(図1参照)が表示されている。グラフ表示欄852に
は、シミュレーション結果に対応するラウンドトリップ
時間がグラフ化されたものが表示される。
【0106】また、図35に示したグラフ表示欄812
における帯グラフのルータ対応部分813が押下される
か、またはナビゲーションツリー表示欄811における
「router」部分が押下されると、ディスプレイ6
10には、結果表示画面として図36に示した画面82
0が表示される。この画面820において、ナビゲーシ
ョンツリー表示欄821には、ナビゲーションツリー3
25(図1参照)が表示されている。グラフ表示欄82
2には、シミュレーション結果に対応するルータの遅延
時間がグラフ化されたものが表示される。
【0107】また、図35に示したグラフ表示欄812
における帯グラフのリンク対応部分814が押下される
か、またはナビゲーションツリー表示欄811における
「link」部分が押下されると、ディスプレイ610
には、結果表示画面として図37に示した画面830が
表示される。この画面830において、ナビゲーション
ツリー表示欄831には、ナビゲーションツリー325
(図1参照)が表示されている。グラフ表示欄832に
は、シミュレーション結果に対応するリンク間の遅延時
間がグラフ化されたものが表示される。このグラフは、
リンクを構成するセグメント部分833および834か
ら構成されている。
【0108】また、図35に示したグラフ表示欄812
における帯グラフのHTTPサーバ対応部分815が押
下されるか、またはナビゲーションツリー表示欄811
における「server」部分が押下されると、ディス
プレイ610には、結果表示画面として図38に示した
画面840が表示される。この画面840において、ナ
ビゲーションツリー表示欄841には、ナビゲーション
ツリー325が表示されている。グラフ表示欄842に
は、シミュレーション結果に対応するサーバの遅延時間
がグラフ化されたものが表示される。このグラフは、サ
ーバ部分843から構成されている。
【0109】以後、ステップSP3以降の処理が繰り返
され、ステップSP3の判断結果が「No」になると、
図18に示したステップSK8では、一連の処理を終了
させるか繰り返し実行させるかがユーザにより選択され
る。ステップSK9では、シミュレーション制御部31
0は、終了が選択されたか否かを判断する。この判断結
果が「No」である場合、ステップSK5以降の処理が
繰り返し実行される。一方、ステップSK9の判断結果
が「Yes」である場合、ステップSK10では、シミ
ュレーション制御部310は、運用管理サーバ200と
の接続を解放し、一連の処理を終了させる。
【0110】以上説明したように、一実施の形態によれ
ば、運用管理サーバ200および運用管理クライアント
300を設けて、パラメータの収集、将来予測、モデル
作成、シミュレーションという一連の処理を自動化させ
るようにしたので、シミュレーションに関する高度な知
識や負担をユーザに強いることなく、ネットワークの状
況(サービスレベル)の将来予測を容易に行うことがで
きる。
【0111】また、一実施の形態によれば、将来予測結
果およびシミュレーションの結果をディスプレイ610
に表示するようにしたので、ユーザインタフェースが向
上する。また、一実施の形態によれば、複数のセグメン
トペアにそれぞれ対応させて将来的な状況を所定期間に
亘って予測するようにしたので、当該コンピュータネッ
トワーク100におけるトルネックを解析することがで
きる。具体的には、図35に示したグラフ表示欄812
の帯グラフからわかるように、RTT(ラウンドトリッ
プ時間)の最大値、平均値、最小値、90パーセンタイ
ルの差が最も大きいものが、HTTPサーバ(HTTP
サーバ対応部分815)である。従って、HTTPサー
バ部分がボトルネックになる可能性が高いと推測するこ
とができる。
【0112】また、一実施の形態によれば、シミュレー
ションの結果が、予めユーザにより設定されたコンピュ
ータネットワーク100の性能基準(サービスレベル)
を満たすか否かを表示するようにしたので、性能基準を
満たさない場合の対応を迅速に採ることができる。
【0113】以上本発明にかかる一実施の形態について
図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成例はこれ
ら一実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含ま
れる。たとえば、前述した一実施の形態においては、シ
ミュレータの機能を実現するためのシミュレーションプ
ログラムを図40に示したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体1100に記録して、この記録媒体1100に
記録されたシミュレーションプログラムを同図に示した
コンピュータ1000に読み込ませ、実行することによ
りシミュレーションをを行うようにしてもよい。
【0114】図40に示したコンピュータ1000は、
上記シミュレーションプログラムを実行するCPU10
01と、キーボード、マウス等の入力装置1002と、
各種データを記憶するROM(Read Only Memory)10
03と、演算パラメータ等を記憶するRAM(Random A
ccess Memory)1004と、記録媒体1100からシミ
ュレーションプログラムを読み取る読取装置1005
と、ディスプレイ、プリンタ等の出力装置1006と、
装置各部を接続するバスBUとから構成されている。
【0115】CPU1001は、読取装置1005を経
由して記録媒体1100に記録されているシミュレーシ
ョンプログラムを読み込んだ後、シミュレーションプロ
グラムを実行することにより、前述したシミュレーショ
ンを行う。したがって、本発明の技術的範囲には、シミ
ュレーションプログラム自体のほか、当該シミュレーシ
ョンプログラムを記録した記録媒体も含まれる。なお、
記録媒体1100には、光ディスク、フロッピー(登録
商標)ディスク、ハードディスク等の可搬型の記録媒体
が含まれることはもとより、ネットワークのようにデー
タを一時的に記録保持するような伝送媒体も含まれる。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パラメータの収集、将来予測、モデル作成、シミュレー
ションという一連の処理を自動化させるようにしたの
で、シミュレーションに関する高度な知識や負担をユー
ザに強いることなく、ネットワークの状況(サービスレ
ベル)の将来予測を容易に行うことができるという効果
を奏する。
【0117】また、本発明によれば、将来予測結果およ
びシミュレーションの結果を表示するようにしたので、
ユーザインタフェースが向上するという効果を奏する。
【0118】また、本発明によれば、複数のセグメント
ペアにそれぞれ対応させて将来的な状況を所定期間に亘
って予測するようにしたので、当該ネットワークにおけ
るトルネックを解析することができるという効果を奏す
る。
【0119】また、本発明によれば、将来予測結果およ
びシミュレーションの結果をセグメントペアに対応付け
て表示するようにしたので、さらにユーザインタフェー
スが向上するという効果を奏する。
【0120】また、本発明によれば、シミュレーション
の結果が、予めユーザにより設定されたネットワークの
性能基準を満たすか否かを表示するようにしたので、性
能基準を満たさない場合の対応を迅速に採ることができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示したコンピュータネットワーク100
の構成を示す図である。
【図3】図1に示したシュミレーションデータ540の
構造を示す図である。
【図4】同一実施の形態で用いられる各種パラメータを
示す図である。
【図5】図1に示したトポロジデータ410の一例を示
す図である。
【図6】図1に示した管理対象デバイス性能データ42
0の一例を示す図である。
【図7】図1に示したトラフィック履歴データ430お
よび将来投影値データ440の一例を示す図である。
【図8】図1に示したトランザクション履歴データ45
0およびトランザクション投影値データ460の一例を
示す図である。
【図9】図1に示した運用管理サーバ200の動作を説
明するフローチャートである。
【図10】図9に示した管理対象データ収集タスク実行
処理を説明するフローチャートである。
【図11】図9に示したセグメント間トポロジ探索タス
ク実行処理を説明するフローチャートである。
【図12】図9に示したリンク・ルータ性能計測タスク
実行処理を説明するフローチャートである。
【図13】図9に示したHTTPサーバ性能計測タスク
実行処理を説明するフローチャートである。
【図14】図9に示したノイズトラフィック収集タスク
実行処理を説明するフローチャートである。
【図15】図9に示したノイズトランザクション収集タ
スク実行処理を説明するフローチャートである。
【図16】図9に示したノイズトラフィック将来投影タ
スク実行処理を説明するフローチャートである。
【図17】図9に示したノイズトランザクション将来投
影タスク実行処理を説明するフローチャートである。
【図18】図1に示した運用管理クライアント300の
動作を説明するフローチャートである。
【図19】図18に示したモデル設定処理を説明するフ
ローチャートである。
【図20】図18に示したモデル設定処理における画面
700を示す図である。
【図21】図18に示したモデル設定処理における画面
710を示す図である。
【図22】図18に示したモデル設定処理における画面
720を示す図である。
【図23】図18に示したモデル設定処理における画面
730を示す図である。
【図24】図19に示したモデル作成処理を説明するフ
ローチャートである。
【図25】図18に示したトポロジ表示処理における画
面740を示す図である。
【図26】図19に示した将来予測設定処理を説明する
フローチャートである。
【図27】図18に示した将来予測設定処理における画
面750を示す図である。
【図28】図18に示した将来予測設定処理における画
面760を示す図である。
【図29】図18に示した将来予測設定処理における画
面770を示す図である。
【図30】図18に示したシミュレーション実行処理を
説明するフローチャートである。
【図31】図18に示した結果表示処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図32】図18に示した結果表示処理における画面7
80を示す図である。
【図33】図18に示した結果表示処理における画面7
90を示す図である。
【図34】図18に示した結果表示処理における画面8
00を示す図である。
【図35】図18に示した結果表示処理における画面8
10を示す図である。
【図36】図18に示した結果表示処理における画面8
20を示す図である。
【図37】図18に示した結果表示処理における画面8
30を示す図である。
【図38】図18に示した結果表示処理における画面8
40を示す図である。
【図39】図18に示した結果表示処理における画面8
50を示す図である。
【図40】同一実施の形態の変形例を示すブロック図で
ある。
【図41】離散型シミュレーションを説明する図であ
る。
【図42】従来の将来予測時におけるシミュレータの操
作手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
100 コンピュータネットワーク 200 運用管理サーバ 210 制御部 300 運用管理クライアント 311 モデル生成・管理部 312 シナリオ生成・管理部 314 シミュレーションエンジン 610 ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 英一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークにおける複数箇所のパラメ
    ータを収集するパラメータ収集手段と、 収集されたパラメータに基づいて、当該ネットワークに
    おける将来的な状況を所定期間に亘って予測する将来予
    測手段と、 前記ネットワークに対応するモデルを作成するモデル作
    成手段と、 収集されたパラメータを前記モデルに適用するパラメー
    タ適用手段と、 前記モデルに基づいてシミュレーションを実行するシミ
    ュレーション手段と、 を備えたことを特徴とするシミュレータ。
  2. 【請求項2】 前記将来予測手段の将来予測結果および
    前記シミュレーションの結果を表示する表示手段を備え
    たことを特徴とする請求項1に記載のシミュレータ。
  3. 【請求項3】 前記パラメータ収集手段は、前記ネット
    ワークにおける複数のセグメントペアに対応するパラメ
    ータをそれぞれ収集し、前記将来予測手段は、前記複数
    のセグメントペアにそれぞれ対応させて将来的な状況を
    所定期間に亘って予測することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のシミュレータ。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記将来予測結果およ
    び前記シミュレーションの結果を前記セグメントペアに
    対応付けて表示することを特徴とする請求項3に記載の
    シミュレータ。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、前記シミュレーション
    の結果が、予めユーザにより設定された前記ネットワー
    クの性能基準を満たすか否かを表示することを特徴とす
    る請求項2〜4のいずれか一つに記載のシミュレータ。
  6. 【請求項6】 ネットワークにおける複数箇所のパラメ
    ータを収集するパラメータ収集工程と、 収集されたパラメータに基づいて、当該ネットワークに
    おける将来的な状況を所定期間に亘って予測する将来予
    測工程と、 前記ネットワークに対応するモデルを作成するモデル作
    成工程と、 収集されたパラメータを前記モデルに適用するパラメー
    タ適用工程と、 前記モデルに基づいてシミュレーションを実行するシミ
    ュレーション工程と、 を含むことを特徴とするシミュレーション方法。
  7. 【請求項7】 前記将来予測工程の将来予測結果および
    前記シミュレーションの結果を表示する表示工程を含む
    ことを特徴とする請求項6に記載のシミュレーション方
    法。
  8. 【請求項8】 前記パラメータ収集工程では、前記ネッ
    トワークにおける複数のセグメントペアに対応するパラ
    メータをそれぞれ収集し、前記将来予測工程では、前記
    複数のセグメントペアにそれぞれ対応させて将来的な状
    況を所定期間に亘って予測することを特徴とする請求項
    6または7に記載のシミュレーション方法。
  9. 【請求項9】 前記表示工程では、前記将来予測結果お
    よび前記シミュレーションの結果を前記セグメントペア
    に対応付けて表示することを特徴とする請求項8に記載
    のシミュレーション方法。
  10. 【請求項10】 ネットワークにおける複数箇所のパラ
    メータを収集するパラメータ収集手順と、 収集されたパラメータに基づいて、当該ネットワークに
    おける将来的な状況を所定期間に亘って予測する将来予
    測手順と、 前記ネットワークに対応するモデルを作成するモデル作
    成手順と、 収集されたパラメータを前記モデルに適用するパラメー
    タ適用手順と、 前記モデルに基づいてシミュレーションを実行するシミ
    ュレーション手順と、 をコンピュータに実行させることを特徴とするシミュレ
    ーションプログラム。
  11. 【請求項11】 前記将来予測手順の将来予測結果およ
    び前記シミュレーションの結果を表示する表示手順を含
    むことを特徴とする請求項10に記載のシミュレーショ
    ンプログラム。
  12. 【請求項12】 前記パラメータ収集手順では、前記ネ
    ットワークにおける複数のセグメントペアに対応するパ
    ラメータをそれぞれ収集し、前記将来予測手順では、前
    記複数のセグメントペアにそれぞれ対応させて将来的な
    状況を所定期間に亘って予測することを特徴とする請求
    項10または11に記載のシミュレーションプログラ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記表示手順では、前記将来予測結果
    および前記シミュレーションの結果を前記セグメントペ
    アに対応付けて表示することを特徴とする請求項12に
    記載のシミュレーションプログラム。
  14. 【請求項14】 前記請求項6〜9のいずれか一つに記
    載のシミュレーション方法をコンピュータに実行させる
    ためのシミュレーションプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
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