JP2002063504A - 商品の受渡し方法及び装置 - Google Patents

商品の受渡し方法及び装置

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JP2002063504A
JP2002063504A JP2000250556A JP2000250556A JP2002063504A JP 2002063504 A JP2002063504 A JP 2002063504A JP 2000250556 A JP2000250556 A JP 2000250556A JP 2000250556 A JP2000250556 A JP 2000250556A JP 2002063504 A JP2002063504 A JP 2002063504A
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JP
Japan
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product
order
commodity
delivery
identifier
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JP2000250556A
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Masaritsu Nishino
雅律 西野
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Mamiya OP Co Ltd
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Mamiya OP Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンビニエンスストアに設置する商品受渡し
ロッカーを利用して、店員を介さずに商品の受渡しを円
滑に行ない得るようにする。 【解決手段】 商品の注文は、クライアント端末116
によりECサイトサーバ102を介して行なわれる。E
Cサイトサーバ102で受け付けられた注文の情報は、
注文管理サーバ104を通して、その商品の受渡し先と
して指定された店舗112を有するコンビニエンススト
アのホストコンピュータ108送られる。ホストコンピ
ュータ108からは、各店舗112のPOS端末110
に、そこが受渡し先となっている注文情報が送られる。
各店舗112には、商品受渡しロッカー114が設置さ
れ、POS端末110とデータ伝送可能に接続される。
商品の注文者により商品受渡しロッカー114から商品
が搬出される際に、入力される注文IDと前記注文情報
に含まれる注文IDとが照合され、これが一致する場合
にのみ、商品の搬出が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットの
ような広域通信ネットワークや通信販売を通じて注文し
た商品を、コンビニエンスストアで注文者に受け渡す商
品の受渡し方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットに代表される広域
通信ネットワーク関連技術の急速な発達は、通信ネット
ワークを介した消費者向け及び業者間における電子商取
引を可能にしている。特に、一般消費者を対象とした電
子商取引市場は今後のさらなる拡大が期待され、200
5年にはその規模が7兆円までになるとの予想がされて
いる。
【0003】電子商取引による一般消費者に対する商品
の販売においては、ネットワークを介して注文された商
品を、最終的に消費者に受け渡すためのインフラが必要
とされる。現在、一般的に行なわれている商品の受渡し
は、郵便や配送業者に商品の配達を依頼し、注文者の自
宅まで配送する方法である。この方法は、注文者が自宅
に居ながらにして商品を受け取ることができるという利
点はあるものの、商品の配達時に注文者が不在であった
場合には、配送業者が商品を再配達する必要が生じた
り、注文者が配送業者に指定された所定の場所へ商品を
取りに行く必要が生じる。
【0004】一方で、最近では自宅への配送に代わるも
のとして、全国規模で展開されたコンビニエンスストア
において商品の受渡しを行なう方法が注目されつつあ
る。この場合、注文者は、商品の受渡し先としての店舗
を注文時に指定し、指定された日にその店舗に赴くこと
によって、商品を受け取ることが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらコンビニ
エンスストアを利用した商品の受渡しにおいては、従来
から以下のような問題が指摘されている。 (1)コンビニエンスストアの各店舗では、店員は、配
送業者から商品を受け取り、また商品の注文者にこれを
引き渡す作業が必要になると共に、配送された商品を注
文者が受け取りに来るまで店舗の適当な場所で保管・管
理しなければならず、店舗側の負担が大きい。 (2)商品は店員から手渡しにより注文者へ引き渡され
るために、誤った商品を引き渡してしまう可能性もあ
り、また注文者にとっては店員に内容物を知られていな
いかという不安がある。
【0006】本発明は、前記問題点に鑑みてなされたも
のであり、コンビニエンスストアにおいて商品の受渡し
を円滑に行ない得るようにした商品の受渡し方法及び装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、広域通信ネッ
トワークや通信販売を通じて注文した商品を、コンビニ
エンスストアに設置され、そのコンピュータ端末にデー
タ伝送可能に接続された商品受渡し用ロッカーを利用し
て注文者に受け渡す商品の受渡し方法に関する。本発明
の方法は、注文識別子を含む商品の注文情報を、商品の
注文時に決定される受け取り先店舗識別子に従って、対
象のコンビニエンスストアのコンピュータ端末で受信す
る工程と、注文者により前記商品受渡し用ロッカーから
商品が搬出される際に、該商品受渡し用ロッカーに入力
される注文識別子を、前記コンピュータ端末で受信した
前記注文情報の注文識別子と照合する工程と、前記注文
者により入力された注文識別子が、何れかの前記注文情
報の注文識別子と一致した場合に、対象の商品を前記注
文者が前記商品受渡し用ロッカーから搬出できるよう
に、該商品受渡し用ロッカーを制御する工程とを備えて
構成される。
【0008】この場合において、本発明は前記コンビニ
エンスストアのコンピュータ端末に接続されたホストコ
ンピュータシステムにおいて、商品の受け取り先店舗識
別子を含む商品の注文を受け付ける工程と、前記商品の
注文に対し注文識別子を生成する工程と、前記注文識別
子を含む商品の注文情報を、注文者に通知する工程と、
前記商品の受け取り先店舗識別子に従って、該商品の受
け取り先店舗のコンピュータ端末に対し前記商品の注文
情報を送信する工程とを更に備えて構成することが好ま
しい。
【0009】また、前記注文情報が、商品の購入に対す
る支払の有無を示す支払情報を更に含み、各コンビニエ
ンスストアにおいて、注文者により前記商品受渡し用ロ
ッカーから商品が搬出される際に、前記支払情報に基づ
いて該商品に対する支払が済んでいるか否かを判断する
工程を更に備え、前記商品受渡し用ロッカーを制御する
工程が、前記商品に対する支払が済んでいると判断され
た場合にのみ、該対象の商品を前記注文者が前記商品受
渡し用ロッカーから搬出できるようにすることが好まし
い。
【0010】また、本発明において、前記商品受渡し用
ロッカーが、複数の商品収納部と、前記各商品収納部に
対応して設けられた扉と、前記各扉を施錠可能とするロ
ック手段と、前記各ロック手段による扉の施錠・開錠を
制御する制御手段とを備え、前記商品受渡し用ロッカー
を制御する工程が、前記ロック手段を制御して、対象の
前記商品収納部における扉を開錠する工程を備えること
が好ましい。
【0011】更に、本発明は、各コンビニエンスストア
において、前記商品受渡し用ロッカーに商品が搬入され
る際に、搬入者により該商品受渡し用ロッカーに入力さ
れる注文識別子を、前記コンピュータ端末で受信した前
記注文情報の注文識別子と照合する工程と、前記注文識
別子の照合の結果を、前記商品受渡し用ロッカーにおい
て前記商品の搬入者に通知する工程とを更に備えて構成
することが好ましい。
【0012】この場合において、前記搬入者により入力
された注文識別子が、何れかの前記注文情報の注文識別
子と一致した場合に、該搬入者に対し商品の受領を証明
する受領書又は受領印を発行する工程を更に備えること
が好ましい。
【0013】また、各コンビニエンスストアにおいて、
前記商品受渡し用ロッカーに商品が搬入される際に、前
記商品が搬入された前記商品収納部を特定する工程と、
前記特定された商品収納部に割り当てられた収納部識別
子を、前記搬入者により入力された注文識別子と共に記
憶する工程とを更に備え、前記商品受渡し用ロッカーを
制御する工程が、前記注文者により入力された注文識別
子に基づいて、前記対象の商品収納部を特定する工程を
更に備えることが好ましい。
【0014】本発明はまた、広域ネットワークや通信販
売を通じて注文した商品を、コンビニエンスストアで注
文者に受け渡す商品の受渡し装置に関する。本発明の装
置は、コンビニエンスストアに設置され、そのコンピュ
ータ端末にデータ伝送可能に接続された商品受渡し用ロ
ッカーと、注文識別子を含む商品の注文情報を、商品の
注文時に決定される受け取り先店舗識別子に従って、対
象のコンビニエンスストアのコンピュータ端末で受信す
る手段と、注文者により前記商品受渡し用ロッカーから
商品が搬出される際に、該商品受渡し用ロッカーに入力
される注文識別子を、前記コンピュータ端末で受信した
前記注文情報の注文識別子と照合する手段と、前記注文
者により入力された注文識別子が、何れかの前記注文情
報の注文識別子と一致した場合に、対象の商品を前記注
文者が前記商品受渡し用ロッカーから搬出できるよう
に、該商品受渡し用ロッカーを制御する手段とを備えて
構成される。
【0015】この場合において、前記コンビニエンスス
トアのコンピュータ端末に接続されたホストコンピュー
タシステムにおいて、商品の受け取り先店舗識別子を含
む商品の注文を受け付ける手段と、前記商品の注文に対
し注文識別子を生成する手段と、前記注文識別子を含む
商品の注文情報を、注文者に通知する手段と、前記商品
の受け取り先店舗識別子に従って、該商品の受け取り先
店舗のコンピュータ端末に対し前記商品の注文情報を送
信する手段とを更に備えて構成することが好ましい。
【0016】また、前記注文情報が、商品の購入に対す
る支払の有無を示す支払情報を更に含み、各コンビニエ
ンスストアにおいて、注文者により前記商品受渡し用ロ
ッカーから商品が搬出される際に、前記支払情報に基づ
いて該商品に対する支払が済んでいるか否かを判断する
手段を更に備え、前記商品受渡し用ロッカーを制御する
手段が、前記商品に対する支払が済んでいると判断され
た場合にのみ、該対象の商品を前記注文者が前記商品受
渡し用ロッカーから搬出できるようにすることが好まし
い。
【0017】また、本発明において、前記商品受渡し用
ロッカーが、複数の商品収納部と、前記各商品収納部に
対応して設けられた扉と、前記各扉を施錠可能とするロ
ック手段と、前記各ロック手段による扉の施錠・開錠を
制御する制御手段とを備え、前記商品受渡し用ロッカー
を制御する手段が、前記ロック手段を制御して、対象の
前記商品収納部における扉を開錠する手段を備えること
が好ましい。
【0018】更に、本発明は、各コンビニエンスストア
において、前記商品受渡し用ロッカーに商品が搬入され
る際に、搬入者により該商品受渡し用ロッカーに入力さ
れる注文識別子を、前記コンピュータ端末で受信した前
記注文情報の注文識別子と照合する手段と、前記注文識
別子の照合の結果を、前記商品受渡し用ロッカーにおい
て前記商品の搬入者に通知する手段とを更に備えること
が好ましい。
【0019】この場合において、前記搬入者により入力
された注文識別子が、何れかの前記注文情報の注文識別
子と一致した場合に、該搬入者に対し商品の受領を証明
する受領書又は受領印を発行する手段を更に備えること
が好ましい。
【0020】また、各コンビニエンスストアにおいて、
前記商品受渡し用ロッカーに商品が搬入される際に、前
記商品が搬入された前記商品収納部を特定する手段と、
前記特定された商品収納部に割り当てられた収納部識別
子を、前記搬入者により入力された注文識別子と共に記
憶する手段とを更に備え、前記商品受渡し用ロッカーを
制御する手段が、前記注文者により入力された注文識別
子に基づいて、前記対象の商品収納部を特定する手段を
更に備えることが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に沿って詳細に説明する。図1は、本発明に係る商品の
受渡しを可能にするためのネットワーク構成例を示して
いる。一つの実施形態において本発明に係る商品の受渡
し方法は、広域通信ネットワークとしてのインターネッ
ト100上に公開されたECサイトサーバ102及び注
文管理サーバ104、全国的にネットワーク展開された
コンビニエンスストアにおけるローカルエリアネットワ
ーク106上のホストコンピュータ108及びPOS端
末110、並びにコンビニエンスストアの各店舗112
においてをPOS端末110とデータ伝送可能に接続さ
れた商品受渡しロッカー114を含んで構成される。
【0022】ECサイトサーバ102は、ユーザが使用
するクライアント端末116に対し、電子商取引、すな
わちインターネットを介した商品の購入を実現するWW
W(World Wide Web)サービスを提供する。ユーザは、ク
ライアント端末116上で起動可能なブラウザアプリケ
ーションを用いてECサイトサーバ102にアクセス可
能であり、そのキーボードやマウスによる命令入力によ
って、ECサイトサーバ102は制御され得る。ECサ
イトサーバ102は、HTMLなどのページ記述言語に
よって記述された多数のウェブページを含んで構成する
ことができ、これによってユーザが商品を注文し、指定
のコンビニエンスストアの店舗でこれを受け取れるよう
指定することができる。ユーザからの注文を受信したE
Cサイトサーバ102は、後述するように、これに対す
る注文IDを生成し、該注文の発注処理を行なった後、
その情報を注文管理サーバ104へ送信する。なお、本
サーバシステムを構成するに際して、特定のユーザのみ
が本サービスを利用できるよう、その利用の際に、ユー
ザID及びパスワードを求めるようにすることができ
る。
【0023】注文管理サーバ104は、1又は複数のE
Cサイトサーバ102からの注文情報を受け付け、商品
の受渡し店舗を有するコンビニエンスストアのホストコ
ンピュータ108にその情報を送信するためのものであ
る。後述するように、注文管理サーバ104は、ECサ
イトサーバ102から取得した注文情報の中から、商品
の受渡し店舗を有するコンビニエンスストアの情報(例
えば、コンビニエンスストア毎のコード)を検索し、そ
のコードを有する注文情報を、対象のコンビニエンスス
トアのホストコンピュータ108へ送信する。
【0024】ホストコンピュータ108は、前記注文管
理サーバ104からの注文情報を受け付け、商品の受渡
し店舗となる対象の店舗112のPOS端末110にこ
れを送信する。好適には、ホストコンピュータ108
は、当該コンビニエンスストアにおける商品管理を行な
うためのPOSシステムが稼動されたコンピュータであ
り、各店舗112に設置されたPOS端末110と接続
された既存のシステムが用いられる。
【0025】商品の受渡し場所となるコンビニエンスス
トアの各店舗112には、POS端末110と共に、商
品受渡しロッカー114が設置される。商品受渡しロッ
カー114は、後述するように商品を収納するための複
数の収納部を備えており、商品を配送する配送業者によ
って、ここに注文された商品が搬入される。商品を注文
したユーザ(注文者)は指定された期日に、自分が指定
した店舗に来店し、直接商品受渡しロッカー114を操
作して商品を受け取る。各コンビニエンスストアの店舗
112において、商品受渡しロッカー114は、後述す
るように、収納部の扉のロックや操作パネルを制御する
ための制御ユニットを内蔵しており、これはPOS端末
110との間でデータ伝送可能に接続されている。商品
受渡しロッカー114の操作パネルを介して、商品の配
送業者及び注文者により入力される注文IDは、通信線
路を介して、POS端末110に送られ、ホストコンピ
ュータ108から取得した注文情報に含まれるそれと照
合される。POS端末110における注文IDの照合の
結果は、通信線路を介して商品受渡しロッカー114に
送られ、この信号に基づいて受渡しロッカー114は制
御される。
【0026】図2は、本発明の実施に際し利用される商
品受渡しロッカーの一実施形態における外観態様を示し
ている。図に示す実施形態において商品受渡しロッカー
200は、注文した商品を収納可能な4つの収納部20
2を備え、各収納部202には該空間を開放又は閉塞す
る独立した4つの扉204が備えられている。各扉20
4は、後述する制御ユニットからの制御信号に従って制
御される図示しない電気錠によって施錠又は開錠され
る。
【0027】商品受渡しロッカー200の上方部には、
入力手段としてのテンキー206、表示手段としての液
晶ディスプレイ208、及びスロット210から挿入さ
れる伝票に捺印を行なうための捺印機212が備えられ
ている。これらは、商品受渡しロッカー200に内蔵さ
れた制御ユニットによって制御され、これにより前記テ
ンキー206からの操作者、すなわち商品の配送業者又
は注文者の入力が認識され、操作者に対し処理を促すな
どの所定のメッセージが液晶ディスプレイ208に表示
され、また捺印機212による伝票に対する捺印が実行
される。なお、テンキー206には、いわゆる数字キー
の他、液晶ディスプレイ208に表示されたメニューか
ら項目を選択するためのキー、リターンキーなどが含ま
れる。
【0028】図3は、商品受渡しロッカーの制御系のブ
ロック図の一例を示している。図において、制御ユニッ
ト300は、CPU302、RAM304、ROM30
6、I/Oポート308、通信インタフェース310及
び各種ドライバ312〜322を備えている。前記液晶
ディスプレイ208、テンキー206及び捺印機212
は、それぞれ対応するドライバ312〜316を介して
制御ユニット300に接続され、制御可能にされる。収
納部の扉を施錠又は開錠するための電気錠の駆動部32
4は、電気錠制御ドライバ318を介して制御ユニット
300に接続され、その制御信号により駆動される。実
施形態において4つの収納部202には所定の番号が割
り当てられ、電気錠制御ドライバ318は、扉の施錠又
は開錠信号と共に、対象の収納部の番号を表す信号を送
出する。電気錠駆動部324では、これらの信号を受け
て対象の収納部の電気錠を施錠又は開錠する。各収納部
202には、例えば赤外線センサからなる荷検知センサ
326が設置され、対応する収納部202内に商品が搬
入されているか否かを検出できるようにされる。また、
各収納部の扉204には、例えばマイクロスイッチから
なる扉開閉センサ328を設置することができ、これに
よって対応する扉の開閉状態が検出できるようになる。
制御ユニット300は、通信インタフェース310及び
通信ドライバ322を介して、POS端末へ接続されて
いる。操作者により注文IDが入力されると、制御ユニ
ット300は、通信インタフェース310及び通信ドラ
イバ322を介して、POS端末へ送出し、またPOS
端末からの制御命令やデータをここから入力する。
【0029】ROM306には、所定の制御プログラム
及びデータが書き込まれ、これらは制御ユニットの動作
時にRAM304上に読み出されてCPU302による
処理の対象とされる。CPU302は、最初に読み込ま
れる制御プログラムにより、初期設定の後に待機状態に
される。商品の配送業者又は注文者によるテンキー20
6の操作がなされると、割り込み処理が実行され、該操
作に対応する制御プログラムがCPU302に読み込ま
れて実行される。これらの制御の詳細については後述す
る。
【0030】次に、本発明に係る商品の受渡しを実現す
るための各システムにおける処理を順を追って説明す
る。以下では、前記図1〜図3と共に図4〜図8を参照
する。図4は、ユーザから商品の注文があった場合の、
図1におけるECサイトサーバ102における処理のフ
ローチャートを示している。クライアント端末116に
よるユーザからの商品の注文は、ECサイトサーバ10
2に特定の注文情報を送出することにより、行なわれ
る。ユーザはECサイトサーバ102のウェブページ上
で、商品及びその個数を選択し、商品の受渡し店舗を指
定し、代金の支払方法(クレジットカードによる決済
か、受渡し店舗における支払か)を決定し、自分の情報
(氏名、住所、連絡先、電子メールアドレスなど。以
下、注文者情報という)を入力することによって、注文
を完了する。ECサイトサーバ102上に予め注文者情
報や商品の受渡し店舗を登録し、該登録時に割り当てら
れたユーザIDを送出することによってこれに代えるよ
うにしても良い。
【0031】前記クライアント端末116によるユーザ
の注文に基づいて、ECサイトサーバ102の処理40
0が開始される。すなわちユーザからの注文が、ECサ
イトサーバ102で受け付けられると(402)、これ
に対応して一つの注文IDが生成される(404)。そ
して、取得された注文情報は、この注文IDと共に、E
Cサイトサーバ102内のデータベースに登録される
(406)。登録される注文情報は例えば、注文ID、
商品コード、注文個数、コンビニエンスストアコード、
受渡し店舗コード、代金支払方法、ユーザID、商品代
金等を含むことができる。未登録ユーザによって商品の
注文がなされた場合、該注文時にユーザIDを生成し
て、入力された注文者情報をユーザデータベースに登録
し、ユーザIDのみを注文情報に含めるようにすること
が好ましい。
【0032】次いで、受け付けられた注文は、所定の注
文発注処理に渡される(408)。注文発注処理では、
予め決められた処理フローに従って、商品の卸業者等に
商品の発注がなされる。注文発注処理の完了又はこれと
並行して、ECサイトサーバ102は、注文者に注文の
確認をするための電子メールを生成し、送信する(41
0)。この電子メールには、前記注文情報と共に、商品
の受渡し予定日を含めることができる。また、卸業者等
に注文した商品の在庫がない場合には、その旨を注文者
に電子メールで通知すると共に、入庫時に改めて商品の
受渡し予定日を注文者に通知するようにしてもよい。次
いで、ECサイトサーバ102は、注文情報を注文管理
サーバ104に送信して一連の処理を終える(41
2)。ECサイトサーバ102は、各注文に対し逐次的
に前記処理を実施しても良いし、複数の注文に対しバッ
チ的に実施しても良い。
【0033】図5は、図1における注文管理サーバ10
4における処理のフローチャートを示している。この処
理500は、注文管理サーバ104がECサイトサーバ
102からの注文情報を受信することにより開始される
(502)。注文管理サーバ104は、複数のECサイ
トサーバ102からの複数の注文情報を受信することが
でき、多数の注文が蓄積された時点、または所定時間が
経過した時点でこの処理を開始することができる。工程
502でこの処理が開始されると、各注文情報のコンビ
ニエンスストアコードを格納したデータフィールドを基
準に、該注文を整理する(504)。すなわち、前記注
文にはその受け取り先として、異なるチェーンのコンビ
ニエンスストアが含まれて良く、この処理によってコン
ビニエンスストア単位で注文情報が切り分けられる。そ
して、該切り分けられた注文情報は、対象のコンビニエ
ンスストアのホストコンピュータ108に送信され、注
文管理サーバ104における処理が完了する(50
6)。
【0034】図6は、注文管理サーバ104と接続され
た各コンビニエンスストアのホストコンピュータ108
における処理のフローチャートを示している。この処理
600は、ホストコンピュータ108が、注文管理サー
バ104からの注文情報を受信することにより開始され
る(602)。特定のコンビニエンスストアにおけるホ
ストコンピュータ108が、注文管理サーバ104から
の注文情報を受信すると、該注文情報はその商品の受渡
し店舗単位で整理される(604)。すなわち、注文情
報内の店舗コードを格納したデータフィールドを基準
に、受信した注文情報は並び替えられ、各受渡し店舗毎
に切り分けられる。そして、該切り分けられた注文情報
は、対象の店舗112に送信され、ホストコンピュータ
108における処理が完了する(606)。なお、前記
注文管理サーバ104の各処理が、POS端末110か
らの情報要求に応じて実行されるよう、これを構成して
も良い。図4〜図6の前記各処理によって、ユーザの注
文に係る注文情報は、その商品の受渡し店舗112のP
OS端末110のメモリ内に記憶される。
【0035】図7は、注文された商品を配送業者が商品
受渡しロッカーに搬入する際の処理のフローチャートを
示している。この処理700における各工程は、基本的
には商品受渡しロッカー114上で実行されるが、後述
するようにその一部をPOS端末110側で実行するよ
うに構成しても良い。処理700は、商品受渡しロッカ
ー114で、商品の配送業者(搬入者)により商品の搬
入を開始するボタンが押下されたことにより開始される
(702)。配送業者は、例えば、液晶ディスプレイ2
08に表示されたメニュー画面において、商品の搬入を
開始するための項目を選択することにより、これを実行
することができる。
【0036】商品受渡しロッカー114の制御ユニット
300において、配送業者のこの操作により商品の搬入
が開始されることが検知されると、制御ユニット300
は処理700の実行プログラムを読み出し、これを実行
する。最初の処理において、商品受渡しロッカー114
における空いている収納部202の扉が開錠される(7
04)。この処理は、各荷検知センサ326からの出力
を順次ポーリングし、これによって検出された空いてい
る収納部202の電気錠を対象に、電気錠駆動部324
に開錠の制御信号を出力することにより行なう。そして
処理は、配送業者により該収納部へ商品が収納されるま
で待ち状態になる(706)。このとき、液晶ディスプ
レイ208上に商品の搬入を促すメッセージを表示させ
ることが好ましい。荷検知センサ326により商品の搬
入が検出され、扉開閉センサ328により扉204が閉
じられたことが検出されると、液晶ディスプレイ208
上に商品の注文IDを入力することを促すメッセージが
表示され、処理はこの入力の待ち受け状態となる(70
8)。
【0037】このメッセージに応じて、配送業者によっ
て注文IDが入力されると、これは、POS端末110
上に記憶された注文情報における注文IDと照合される
(710)。この注文IDの照合は、入力された注文I
DをPOS端末110に送信し、POS端末110上で
行なうようにシステムを構成しても良いし、またPOS
端末110から商品受渡しロッカー114にホストコン
ピュータ108から取得した注文IDを送信し、商品受
渡しロッカー114上で行なうようにしても良い。PO
S端末110上で前記照合を行なった場合、その結果は
商品受渡しロッカー114の制御ユニット上に返され
る。
【0038】この工程710において、入力された注文
IDと一致するIDが注文情報上に無い場合、処理は工
程712に移り、ここで液晶ディスプレイ208に注文
IDが一致しない旨のメッセージが表示される。配送業
者が商品の受渡し店舗を誤った場合、注文IDの入力を
誤った場合などに、注文IDの不一致が発生する。この
場合、処理は工程708に戻り、注文IDの再入力が促
される。一方、工程710において、入力された注文I
Dが注文情報上の何れかの注文IDと一致する場合、注
文された商品が正しく搬入されたとして、処理を工程7
14に移し、ここでこの注文IDをそれが収納された収
納部202の番号と共にRAM304上に記憶する。こ
の時点で扉204の電気錠が施錠され(715)、次い
で、配送業者が所持する受領書をスロット210に挿入
することを促すメッセージを液晶ディスプレイ208上
に表示し、その挿入を確認して、捺印機212を駆動
し、受領書上に捺印を行なう(716)。そして、この
処理の完了を待って、この搬入の処理700が完了した
ことをPOS端末110に送信し、これを対応する注文
情報に記録する(718)。POS端末110を操作す
る店員は、これにより注文された商品が商品受渡しロッ
カー114内に搬入されていることを知ることができ
る。なお、POS端末110への前記商品の搬入記録が
なされた際に、この情報をホストコンピュータ108に
送信し、ここから注文者に対し、商品が受渡し店舗に届
いたことを通知する電子メールを送信するようにシステ
ムを構成しても良い(この情報を注文管理サーバ104
又はECサイトサーバ102に送信し、ここから前記電
子メールを送信するようにしてもよい。)。
【0039】次に、図8は、商品受渡しロッカーに搬入
された商品を注文者が取り出す際の処理のフローチャー
トを示している。前記商品の搬入時の処理と同様に、こ
の処理800における各工程は、基本的には商品受渡し
ロッカー114上で実行されるが、後述するようにその
一部をPOS端末110側で実行するように構成しても
良い。処理800は、商品の注文者が商品受け取り店舗
112に来店し、その商品受渡しロッカー114で、商
品の取り出しを開始するボタンが押下されたことにより
開始される(802)。注文者は、例えば、液晶ディス
プレイ208に表示されたメニュー画面において、商品
の取り出しを開始するための項目を選択することによ
り、これを実行することができる。なお、注文者がその
注文時に商品に対する代金の支払方法として、受渡し店
舗における支払を指定した場合、この操作に先立って、
受渡し店舗112のカウンターで代金の支払を済ませる
必要がある。注文者による代金の支払が行なわれた場
合、店員はPOS端末110上の対象の注文情報に、代
金支払済みの記録をする。
【0040】商品受渡しロッカー114に対する注文者
の前記操作により、商品の取り出しのための処理が開始
されると、液晶ディスプレイ208上に商品の注文ID
を入力することを促すメッセージが表示され、処理はこ
の入力の待ち受け状態となる(804)。このメッセー
ジに応じて、注文者によって注文IDが入力されると、
これは、POS端末110上に記憶された注文情報にお
ける注文IDと照合される(806)。前記商品搬入時
における処理700の場合と同様に、この注文IDの照
合は、入力された注文IDをPOS端末110に送信
し、POS端末110上で行なうようにシステムを構成
しても良いし、またPOS端末110から商品受渡しロ
ッカー114にホストコンピュータ108から取得した
注文IDを送信し、商品受渡しロッカー114上で行な
うようにしても良い。
【0041】この工程806において、入力された注文
IDと一致するIDが注文情報上に無い場合、処理は工
程808に移り、ここで液晶ディスプレイ208に注文
IDが一致しない旨のメッセージが表示される。注文者
が商品の受渡し店舗を誤った場合、注文IDの入力を誤
った場合などに、注文IDの不一致が発生する。この場
合、処理は工程804に戻り、注文IDの再入力が促さ
れる。一方、工程806において、入力された注文ID
が注文情報上の何れかの注文IDと一致する場合、注文
情報の内容が参照され、最初にその商品が既に搬入され
ているか否かが確認される(810)。対象の商品が未
だ搬入されていない場合は、その旨を液晶ディスプレイ
208上に表示して処理を終える(808)。
【0042】工程810において商品の搬入がされてい
ることが確認されると、次に、その商品に対する支払が
済んでいるか否かが判断される(814)。注文情報の
支払方法におけるフィールドが、クレジットカード決済
になっているか、又は前述のように受渡し店舗の店員に
より支払済みの記録がなされた場合、代金の支払は済ん
でいると判断される。この工程814において、代金の
支払が未だ済んでいないと判断された場合、処理は工程
816に移り、ここでその旨のメッセージを液晶ディス
プレイ208に表示した後、処理は終了する。
【0043】工程814において、代金の支払が済んで
いると判断された場合、処理は工程818に移り、RA
M304にアクセスして、入力された注文IDに対応付
けられた収納部番号を取得し、次いで、電気錠駆動部3
24を制御して、対象の扉204の電気錠を開錠する
(820)。次いで、注文者により商品が取り出され、
その扉が閉じられると、工程822において、荷検知セ
ンサ326及び扉開閉センサ328によりこれらが検出
され、対象の扉204の電気錠が施錠される(82
3)。続く処理824において、商品の受渡しが完了し
たことが、POS端末110に送信され、その対応する
注文情報に記録される(824)。POS端末110を
操作する店員は、これにより注文された商品が商品受渡
しロッカー114から搬出されたことを知ることができ
る。なお、POS端末110への前記商品の搬出記録が
なされた際に、この情報をホストコンピュータ108、
更には注文管理サーバ104、ECサイトサーバ102
に送信するようシステムを構成しても良い。以上によ
り、ECサイトサーバ102を介して注文された商品の
受渡しが完了する。そして、商品受渡しロッカー114
は、配送業者によって次の商品の搬入が開始されると
き、または他の注文者によって商品の取り出した開始さ
れるときまで待機状態となる。
【0044】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明した。しかしながら本発明は前記実施形態に示した
事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基いてその
変更、改良等が可能であることは明らかである。前記実
施形態においては、商品の注文の受け付けをECサイト
サーバ102で行なうように構成しているが、単一のE
Cサイトを対象にして本発明を実現する場合、前記EC
サイトサーバ102と注文管理サーバ104は、これを
統合した単一のサーバシステムで構成することが可能で
あろう。また、系列のことなる複数のコンビニエンスス
トアを対象としないならば、更にホストコンピュータ1
08をこのサーバーシステムに統合することも可能であ
ろう。すなわち本発明の実現に際し、これらのコンピュ
ータシステムは、消費者からの注文を受け付け、対象の
注文情報を各商品の受渡し店舗に送信するものであれば
良い。
【0045】また、本発明に係る商品の受渡し方法は、
前記実施形態に示したインターネットなどの広域通信ネ
ットワークを介した商品注文の場合に限定されず、商品
カタログを参照し、電話やファクシミリを用いて商品の
注文をする、いわゆる通信販売における商品の受渡しに
おいても適用可能である。
【0046】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、ユーザの注
文した商品は配送業者がコンビニエンスストア内に設置
した商品受渡しロッカーを直接操作して、該ロッカー内
に搬入され、ユーザは該ロッカーを直接操作して注文し
た商品を受け取るため、コンビニエンスストアの各店舗
側としては、店員は注文された商品の受渡し業務を一切
行なう必要がない。その結果、その作業及び商品の保管
・管理のための手数が不要となり、店舗側は負担を負う
ことがなくなる。
【0047】また、ユーザ側としては、店員による商品
の引渡しにより生ずる商品の誤配の問題や、店員に内容
物を知られるという不安もなくなるほか、コンビニエン
スストアは24時間営業をしているため、ユーザの都合
のよい時間にいつでも商品を受け取ることができるとい
う利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る商品の受渡しを可能にするための
ネットワーク構成例である。
【図2】本発明の実施に際し利用される商品受渡しロッ
カーの一実施形態における外観態様を示す斜視図であ
る。
【図3】商品受渡しロッカーの制御系のブロック図であ
る。
【図4】ユーザから商品の注文があった場合のECサイ
トサーバにおける処理のフローチャートである。
【図5】注文管理サーバにおける処理のフローチャート
である。
【図6】各コンビニエンスストアのホストコンピュータ
における処理のフローチャートである。
【図7】注文された商品を配送業者が商品受渡しロッカ
ーに搬入する際の処理のフローチャートである。
【図8】商品受渡しロッカーに搬入された商品を注文者
が取り出す際の処理のフローチャートである。
【符号の説明】
100 インターネット 102 ECサイトサーバ 104 注文管理サーバ 106 ローカルエリアネットワーク 108 ホストコンピュータ 110 POS端末 112 コンビニエンスストアの店舗 114 商品受渡しロッカー 116 クライアント端末 200 商品受渡しロッカー 202 収納部 204 扉 206 テンキー 208 液晶ディスプレイ 210 スロット 212 捺印機 300 制御ユニット 302 CPU 304 RAM 306 ROM 308 I/Oポート 310 通信インタフェース 312 LCDドライバ 314 テンキードライバ 316 捺印機ドライバ 318 電気錠制御ドライバ 322 通信ドライバ 324 電気錠駆動部 326 荷検知センサ 328 扉開閉センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/12 361 G07G 1/12 361Z 1/14 1/14

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広域通信ネットワークや通信販売を通じ
    て注文した商品を、コンビニエンスストアに設置され、
    そのコンピュータ端末にデータ伝送可能に接続された商
    品受渡し用ロッカーを利用して注文者に受け渡す商品の
    受渡し方法であって、 注文識別子を含む商品の注文情報を、商品の注文時に決
    定される受け取り先店舗識別子に従って、対象のコンビ
    ニエンスストアのコンピュータ端末で受信する工程と、 注文者により前記商品受渡し用ロッカーから商品が搬出
    される際に、該商品受渡し用ロッカーに入力される注文
    識別子を、前記コンピュータ端末で受信した前記注文情
    報の注文識別子と照合する工程と、 前記注文者により入力された注文識別子が、何れかの前
    記注文情報の注文識別子と一致した場合に、対象の商品
    を前記注文者が前記商品受渡し用ロッカーから搬出でき
    るように、該商品受渡し用ロッカーを制御する工程と、
    を備えた商品の受渡し方法。
  2. 【請求項2】 前記コンビニエンスストアのコンピュー
    タ端末に接続されたホストコンピュータシステムにおい
    て、 商品の受け取り先店舗識別子を含む商品の注文を受け付
    ける工程と、 前記商品の注文に対し注文識別子を生成する工程と、 前記注文識別子を含む商品の注文情報を、注文者に通知
    する工程と、 前記商品の受け取り先店舗識別子に従って、該商品の受
    け取り先店舗のコンピュータ端末に対し前記商品の注文
    情報を送信する工程と、を更に備えた請求項1に記載の
    商品の受渡し方法。
  3. 【請求項3】 前記注文情報が、商品の購入に対する支
    払の有無を示す支払情報を更に含み、 各コンビニエンスストアにおいて、注文者により前記商
    品受渡し用ロッカーから商品が搬出される際に、前記支
    払情報に基づいて該商品に対する支払が済んでいるか否
    かを判断する工程を更に備え、 前記商品受渡し用ロッカーを制御する工程が、前記商品
    に対する支払が済んでいると判断された場合にのみ、該
    対象の商品を前記注文者が前記商品受渡し用ロッカーか
    ら搬出できるようにした請求項1又は2に記載の商品の
    受渡し方法。
  4. 【請求項4】 前記商品受渡し用ロッカーが、複数の商
    品収納部と、前記各商品収納部に対応して設けられた扉
    と、前記各扉を施錠可能とするロック手段と、前記各ロ
    ック手段による扉の施錠・開錠を制御する制御手段とを
    備え、 前記商品受渡し用ロッカーを制御する工程が、前記ロッ
    ク手段を制御して、対象の前記商品収納部における扉を
    開錠する工程を備えた請求項1〜3の何れかに記載の商
    品の受渡し方法。
  5. 【請求項5】 各コンビニエンスストアにおいて、前記
    商品受渡し用ロッカーに商品が搬入される際に、搬入者
    により該商品受渡し用ロッカーに入力される注文識別子
    を、前記コンピュータ端末で受信した前記注文情報の注
    文識別子と照合する工程と、 前記注文識別子の照合の結果を、前記商品受渡し用ロッ
    カーにおいて前記商品の搬入者に通知する工程と、を更
    に備えた請求項1〜4の何れかに記載の商品の受渡し方
    法。
  6. 【請求項6】 前記搬入者により入力された注文識別子
    が、何れかの前記注文情報の注文識別子と一致した場合
    に、該搬入者に対し商品の受領を証明する受領書又は受
    領印を発行する工程を更に備えた請求項5に記載の商品
    の受渡し方法。
  7. 【請求項7】 各コンビニエンスストアにおいて、前記
    商品受渡し用ロッカーに商品が搬入される際に、前記商
    品が搬入された前記商品収納部を特定する工程と、前記
    特定された商品収納部に割り当てられた収納部識別子
    を、前記搬入者により入力された注文識別子と共に記憶
    する工程とを更に備え、 前記商品受渡し用ロッカーを制御する工程が、前記注文
    者により入力された注文識別子に基づいて、前記対象の
    商品収納部を特定する工程を更に備えた請求項5又は6
    に記載の商品の受渡し方法。
  8. 【請求項8】 広域ネットワークや通信販売を通じて注
    文した商品を、コンビニエンスストアで注文者に受け渡
    す商品の受渡し装置であって、 コンビニエンスストアに設置され、そのコンピュータ端
    末にデータ伝送可能に接続された商品受渡し用ロッカー
    と、 注文識別子を含む商品の注文情報を、商品の注文時に決
    定される受け取り先店舗識別子に従って、対象のコンビ
    ニエンスストアのコンピュータ端末で受信する手段と、 注文者により前記商品受渡し用ロッカーから商品が搬出
    される際に、該商品受渡し用ロッカーに入力される注文
    識別子を、前記コンピュータ端末で受信した前記注文情
    報の注文識別子と照合する手段と、 前記注文者により入力された注文識別子が、何れかの前
    記注文情報の注文識別子と一致した場合に、対象の商品
    を前記注文者が前記商品受渡し用ロッカーから搬出でき
    るように、該商品受渡し用ロッカーを制御する手段と、
    を備えた商品の受渡し装置。
  9. 【請求項9】 前記コンビニエンスストアのコンピュー
    タ端末に接続されたホストコンピュータシステムにおい
    て、 商品の受け取り先店舗識別子を含む商品の注文を受け付
    ける手段と、 前記商品の注文に対し注文識別子を生成する手段と、 前記注文識別子を含む商品の注文情報を、注文者に通知
    する手段と、 前記商品の受け取り先店舗識別子に従って、該商品の受
    け取り先店舗のコンピュータ端末に対し前記商品の注文
    情報を送信する手段と、を更に備えた請求項8に記載の
    商品の受渡し装置。
  10. 【請求項10】 前記注文情報が、商品の購入に対する
    支払の有無を示す支払情報を更に含み、 各コンビニエンスストアにおいて、注文者により前記商
    品受渡し用ロッカーから商品が搬出される際に、前記支
    払情報に基づいて該商品に対する支払が済んでいるか否
    かを判断する手段を更に備え、 前記商品受渡し用ロッカーを制御する手段が、前記商品
    に対する支払が済んでいると判断された場合にのみ、該
    対象の商品を前記注文者が前記商品受渡し用ロッカーか
    ら搬出できるようにした請求項8又は9に記載の商品の
    受渡し装置。
  11. 【請求項11】 前記商品受渡し用ロッカーが、複数の
    商品収納部と、前記各商品収納部に対応して設けられた
    扉と、前記各扉を施錠可能とするロック手段と、前記各
    ロック手段による扉の施錠・開錠を制御する制御手段と
    を備え、 前記商品受渡し用ロッカーを制御する手段が、前記ロッ
    ク手段を制御して、対象の前記商品収納部における扉を
    開錠する手段を備えた請求項8〜10の何れかに記載の
    商品の受渡し装置。
  12. 【請求項12】 各コンビニエンスストアにおいて、前
    記商品受渡し用ロッカーに商品が搬入される際に、搬入
    者により該商品受渡し用ロッカーに入力される注文識別
    子を、前記コンピュータ端末で受信した前記注文情報の
    注文識別子と照合する手段と、 前記注文識別子の照合の結果を、前記商品受渡し用ロッ
    カーにおいて前記商品の搬入者に通知する手段と、を更
    に備えた請求項8〜11の何れかに記載の商品の受渡し
    装置。
  13. 【請求項13】 前記搬入者により入力された注文識別
    子が、何れかの前記注文情報の注文識別子と一致した場
    合に、該搬入者に対し商品の受領を証明する受領書又は
    受領印を発行する手段を更に備えた請求項12に記載の
    商品の受渡し装置。
  14. 【請求項14】 各コンビニエンスストアにおいて、前
    記商品受渡し用ロッカーに商品が搬入される際に、前記
    商品が搬入された前記商品収納部を特定する手段と、前
    記特定された商品収納部に割り当てられた収納部識別子
    を、前記搬入者により入力された注文識別子と共に記憶
    する手段とを更に備え、 前記商品受渡し用ロッカーを制御する手段が、前記注文
    者により入力された注文識別子に基づいて、前記対象の
    商品収納部を特定する手段を更に備えた請求項12又は
    13に記載の商品の受渡し装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017162503A (ja) * 2017-05-17 2017-09-14 東芝テック株式会社 商品保管装置およびプログラム
CN111768573A (zh) * 2020-05-14 2020-10-13 江苏建筑职业技术学院 一种地下物流系统及用于该系统的揽收终端
WO2022163072A1 (ja) * 2021-01-26 2022-08-04 クックパッド株式会社 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

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