JP2002059950A - 密封容器の蓋 - Google Patents

密封容器の蓋

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JP2002059950A
JP2002059950A JP2000249983A JP2000249983A JP2002059950A JP 2002059950 A JP2002059950 A JP 2002059950A JP 2000249983 A JP2000249983 A JP 2000249983A JP 2000249983 A JP2000249983 A JP 2000249983A JP 2002059950 A JP2002059950 A JP 2002059950A
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JP
Japan
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container
lid
knob
edge
opening
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JP2000249983A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Imotani
充 芋谷
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IMOTANI KK
Imotani Co Ltd
Original Assignee
IMOTANI KK
Imotani Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さな力で簡単に取り外しができるようにし
た密封容器の蓋を提供すること。 【構成】 この発明の密封容器の蓋は、上方に開口した
容器1の開口部に嵌合する蓋であって、容器1の上面を
覆う上部2と、容器1の開口部の内側に没入する下部3
からなり、下部3の周囲には、閉蓋時において容器1の
内面に密着するようにした軟質部材4を設けて容器1の
密封状態が保たれるようにし、さらに、上部2の縁部に
は、ツマミ5を取り付け、このツマミ5を容器1の開口
縁6を押圧するように操作することにより、持ち上がる
ようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、適宜の食品を入
れるための密封容器の蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、容器の上面を覆う上部と、容
器の開口部の内側に没入する下部からなり、下部の周囲
に、閉蓋時において容器の内面に密着するようにした軟
質部材を設けることにより、容器の密封状態が保たれる
ようにした蓋はあった。
【0003】このような構造の蓋は、密封状態になる
と、蓋を開けるときに大きな力が必要になるが、小さな
力で蓋を取り外せるようにしたものはなかった。
【0004】また、蓋を開ける際には、一方の手で容器
を支持しながら、他方の手で蓋を取る必要があるが、電
子レンジ等で加熱した場合、容器が熱くなっているの
で、蓋を取り外すことは困難だった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
小さな力で簡単に取り外しができるようにした密封容器
の蓋を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明は次のような技術的手段を講じている。
【0007】この発明の密封容器の蓋は、上方に開口し
た容器1の開口部に嵌合する蓋であって、容器1の上面
を覆う上部2と、容器1の開口部の内側に没入する下部
3からなり、下部3の周囲には、閉蓋時において容器1
の内面に密着するようにした軟質部材4を設けて容器1
の密封状態が保たれるようにし、さらに、上部2の縁部
には、ツマミ5を取り付け、このツマミ5を容器1の開
口縁6を押圧するように操作することにより、持ち上が
るようにしている。
【0008】上部2の縁部に容器1の開口縁6より内側
に入り込む切欠部8を形成し、この切欠部8の両側部
9、9でツマミ5を回動可能に支持し、ツマミ5を持ち
上げたときにツマミ5の内端部5bが容器1の開口縁6
を押圧するようにすることができる。
【0009】上部2の縁部に容器1の開口縁6より内側
に入り込む切欠部8を形成し、この切欠部8に外方へ突
出する折曲可能なツマミ5を設け、かつツマミ5の折曲
部分10が容器1の開口縁6より内側に位置するように
し、ツマミ5を押し下げたときに前記折曲部分10より
外側の部分11が容器1の開口縁6を押圧するようにす
ることもできる。
【0010】また、1対のツマミ5、5を、上部2の縁
部の対向する位置に取り付けたものとすることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0012】この発明の密封容器の蓋は、上方に開口し
た容器1の開口部に嵌合する蓋であって、容器1の上面
を覆う上部2と、容器1の開口部の内側に没入する下部
3からなり、下部3の周囲には、閉蓋時において容器1
の内面に密着するようにした軟質部材4を設けて容器1
の密封状態が保たれるようにし、さらに、上部2の縁部
には、ツマミ5を取り付け、このツマミ5を容器1の開
口縁6を押圧するように操作することにより、持ち上が
るようにしたものである。
【0013】図1は、この発明の蓋の第1実施形態で、
蓋を容器1に取り付けた状態を示す図、図2はその断面
図、図3は、蓋を取り外す様子を示す図である。
【0014】この蓋は、電子レンジ等で加熱調理する際
に使用可能な容器1に取り付けられるものとしている。
容器1は、耐熱性のあるガラス製、プラスチック製、陶
器製等、適宜の素材で形成されており、形状も図示した
ものに限定されない。蓋は、前記容器1と同様の素材で
形成することができるが、中に入れた食品が見えるよう
に透明性を有することが望ましい。
【0015】この蓋は、一体に形成された上部2と下部
3から構成される。上部2は、容器1の上面の形状に対
応する形状(この実施形態では円形)としており、容器
1の上面よりも径がやや大きいものとしている。
【0016】下部3は、容器1の開口部に没入するよう
に、外径が容器1の開口部の内径よりやや小さくなって
いる。そして、下部3の下端部周囲には、軟質部材4を
取り付けるための溝7が形成されている。
【0017】軟質部材4は、輪状で、外径を容器1の開
口部の内径より大きく、かつ蓋の上部2の外径よりやや
小さく、内径を蓋の下部3と同程度としており、柔軟
性、伸縮性及び耐熱性のあるプラスチックで形成されて
いる。軟質部材4は、前記溝7に嵌め込まれ、その内周
縁部が蓋の下部3に隙間なく接するようにして取り付け
られる。
【0018】容器1に蓋を被せると、図2に示されてい
るように、軟質部材4の外縁部が容器1の内面に沿うよ
うに変形し、密着するようになっている。これにより、
容器1の密封状態が保たれる。
【0019】蓋には、1対のツマミ5、5を、上部2の
縁部の対向する位置に取り付けている。各ツマミ5は、
断面略T字状で、外端部5aを指で摘めるようになって
いる。
【0020】ツマミ5を取り付ける上部2の縁部には、
容器1の開口縁6より内側に入り込む切欠部8を形成
し、この切欠部8の両側部9、9でツマミ5を支持して
いる。具体的には、前記両側部9、9は、上部2の縁部
から外方に突出した形状となっており、各両側部9、9
の切欠部8に臨む面に、断面円形の突起を形成してい
る。そして、ツマミ5の両側に前記突起が入る凹部を設
けることにより、ツマミ5が回動できるようになってい
る。
【0021】この第1実施形態の蓋では、ツマミ5を持
ち上げたときにツマミ5の内端部5bが容器1の開口縁
6を押圧し、蓋が持ち上がるようにしている。ツマミ5
は、前記蓋に支持された部分を支点として回動し、てこ
の原理により、内端部5bに大きな力が作用するので、
さほど力を入れなくても、蓋は持ち上がる。
【0022】容器1が冷めて内部の気圧が下がっている
場合でも、小さな力で容器1から蓋を取り外すことが可
能である。また、ツマミ5の操作だけで蓋を持ち上げる
ことができるので、加熱調理直後で容器1が熱い場合で
も、容器1を片方の手で支持することなく、容器1をテ
ーブル等の上に置いたまま、簡単に蓋を取り外すことが
可能である。
【0023】図4〜6は、この発明の第2実施形態に関
するものである。この第2実施形態の蓋は、上部2の縁
部に容器1の開口縁6より内側に入り込む切欠部8を形
成し、この切欠部8に外方へ突出する折曲可能なツマミ
5を設け、かつツマミ5の折曲部分10が容器1の開口
縁6より内側に位置するようにしている。
【0024】ツマミ5は折曲部分10を介して蓋の上部
2に連設されている。折曲部分10は肉厚が薄くなって
おり、ヒンジ構造を構成している。そして、この折曲部
分10が容器1の開口縁6より内側に位置しているの
で、第1実施形態とは逆に、ツマミ5を押し下げると、
前記折曲部分10より外側の部分11が容器1の開口縁
6を押圧するため、蓋が持ち上がるようになっている。
【0025】この第2実施形態の蓋も、第1実施形態と
同様に、ツマミ5を操作すると、てこの原理により、大
きな力が作用し、簡単に蓋を取り外すことが可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】この発明の蓋は、上述のように構成され
ており、ツマミ5を操作すると、小さな力でも、てこの
原理により大きな力が働いて蓋が持ち上がる。しかも、
ツマミ5を持ち上げ、又は押し下げるだけで蓋が持ち上
がるので、蓋を開けるときに容器1を手で支える必要が
なく、容器1が熱くなっていても簡単に蓋を開けること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の蓋を容器に取り付け
た状態を示す斜視図。
【図2】この発明の第1実施形態の蓋を容器に取り付け
た状態を示す断面図。
【図3】この発明の第1実施形態の蓋で、容器から取り
外す状態を示す断面図。
【図4】この発明の第2実施形態の蓋を容器に取り付け
た状態を示す斜視図。
【図5】この発明の第2実施形態の蓋を容器に取り付け
た状態を示す断面図。
【図6】この発明の第2実施形態の蓋で、容器から取り
外す状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 容器 2 上部 3 下部 4 軟質部材 5 ツマミ 5b ツマミの内端部 6 容器の開口縁 8 切欠部 9、9 両側部 10 ツマミの折曲部分 11 ツマミの折曲部分より外側の部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に開口した容器(1)の開口部に嵌
    合する蓋であって、容器(1)の上面を覆う上部(2)
    と、容器(1)の開口部の内側に没入する下部(3)か
    らなり、下部(3)の周囲には、閉蓋時において容器
    (1)の内面に密着するようにした軟質部材(4)を設
    けて容器(1)の密封状態が保たれるようにし、さら
    に、上部(2)の縁部には、ツマミ(5)を取り付け、
    このツマミ(5)を容器(1)の開口縁(6)を押圧す
    るように操作することにより、持ち上がるようにしてい
    ることを特徴とする密封容器の蓋。
  2. 【請求項2】 上部(2)の縁部に容器(1)の開口縁
    (6)より内側に入り込む切欠部(8)を形成し、この
    切欠部(8)の両側部(9)(9)でツマミ(5)を回
    動可能に支持し、ツマミ(5)を持ち上げたときにツマ
    ミ(5)の内端部(5b)が容器(1)の開口縁(6)
    を押圧するようにしている請求項1記載の密封容器の
    蓋。
  3. 【請求項3】 上部(2)の縁部に容器(1)の開口縁
    (6)より内側に入り込む切欠部(8)を形成し、この
    切欠部(8)に外方へ突出する折曲可能なツマミ(5)
    を設け、かつツマミ(5)の折曲部分(10)が容器
    (1)の開口縁(6)より内側に位置するようにし、ツ
    マミ(5)を押し下げたときに前記折曲部分(10)よ
    り外側の部分(11)が容器(1)の開口縁(6)を押
    圧するようにしている請求項1記載の密封容器の蓋。
  4. 【請求項4】 1対のツマミ(5)(5)を、上部
    (2)の縁部の対向する位置に取り付けている請求項
    1、2又は3記載の密封容器の蓋構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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