JP2002059389A - 自律歩行ロボット装置 - Google Patents

自律歩行ロボット装置

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JP2002059389A
JP2002059389A JP2000246863A JP2000246863A JP2002059389A JP 2002059389 A JP2002059389 A JP 2002059389A JP 2000246863 A JP2000246863 A JP 2000246863A JP 2000246863 A JP2000246863 A JP 2000246863A JP 2002059389 A JP2002059389 A JP 2002059389A
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charger
charging
battery
transmitting
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Kazuo Nishiyama
和夫 西山
Seiji Nakano
征治 中野
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリ充電を、疲れたロボットが休憩を取
るというアミューズメント動作として自然に取り込むこ
とが可能な自律歩行ロボット装置を提供する。 【解決手段】 ロボットのバッテリ3の充電時、アンテ
ナ部11からの充電要求信号により、充電器から送信さ
れる歩行誘導信号でアクチュエータが前足6A、6Bと
後足7A、7Bを駆動し、ロボットは充電器に近付き、
外界撮像センサがランドマークを検知し作成する周辺の
環境地図により、前足6A、6B、後足7A、7B、口
部15、尾部8が駆動され、ロボットは充電器に充電姿
勢で配置され充電が行われ、充電終了時にアンテナ部1
1から充電停止要求信号が送信され、充電器の動作が停
止しロボットは充電器から離脱し、バッテリ3の充電
が、疲れたロボットが充電器位置で休憩するアミューズ
メント動作として自然に行われ、対応者は充電中もアミ
ューズメント享受が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部雰囲気を検知
して検知信号を出力するセンサの検知信号に基づいて、
アクチュエータ部によって複数の駆動部に、検知信号に
対応する自律動作がそれぞれ行われるロボットとロボッ
トのバッテリの充電器とからなる自律歩行ロボット装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボット技術は、当初は産業用ロボット
として各産業分野において発達し、その後災害救助ロボ
ット、原子力施設のメンテナンスロボットなどの極限作
業を行うロボット、警備ロボットなどのサービス産業に
使用されるロボットなどが開発され、さらに、人間共存
型のロボットとして、医療福祉ロボットやアミューズメ
ントロボットが開発されている。このアミューズメント
ロボットの中でも、人間との心理的なインタラクション
を図り、共存する人間と情緒的な情報を交流して人間を
心理的に楽しませるペットロボットが注目されている。
【0003】従来のペットロボット2Aの一例は、図1
1に示すように、ペット犬として形成され、ペットロボ
ットの本体内に、バッテリ3と全体の動作を制御する制
御回路ユニット5とが設けられ、また本体には、外部雰
囲気を検知して検知信号を出力するセンサとして、接触
力センサ、外音センサ、外界撮像センサ、距離センサ、
加速度センサを含む各種のセンサが取り付けられ、さら
に本体には、感情表示機能回路と学習機能回路とが組み
込まれている。また、ペットロボット2Aの本体には、
駆動部として、前足6A、6B、後足7A、7B、尾部
8及び口部15が設けられ、センサの検知信号に基づく
制御回路ユニット5の制御によって、検知信号に対応す
る駆動部がアクチュエータにより駆動され、ペットロボ
ット2Aは、遊び相手となる対応者の所定の指示動作に
従って前足6A、6B、後足7A、7Bを動かし、尾部
8を振って自律歩行し、対応者に撫でられると気持ち良
さそうに寝転び、尾部8を振って親愛の感情を表現し、
さらに、対応者の呼び掛けに口部15を開き音声で応答
するなどのアミューズメント動作を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のペ
ットロボット2Aは、遊び相手となる対応者の呼び掛け
に口部を開いて音声応答し、対応者の所定の指示動作に
従って、対応者と遊び戯れるように、尾部8を振りなが
ら、前足6A、6B、後足7A、7Bを動かして自律歩
行する。そして、対応者が、ロボット本体を撫でると気
持ち良さそうに寝転び、尾部8を振って親愛の感情を表
現することにより、生きたペットのように振る舞って、
相手をする対応者を楽しませ心を和ませてくれる。しか
し、従来のペットロボット2Aは、バッテリ3の充電残
量が、予め設定した所定値以下になると、各種のセン
サ、アクチュエータ及び制御回路ユニット5が動作を停
止し、ペットロボット2Aはその時点での姿勢のままで
動作を停止してしまう。このために、遊び相手の対応者
は、ペットロボット2Aの本体からバッテリ3を取出
し、図12に示すように、充電器27Aにバッテリ3を
装着し、充電器27Aの電源コネクタ25を電源に接続
して、バッテリ3の充電を開始する必要がある。そし
て、所定の充電時間が経過して、バッテリ3の充電が終
了した後に、対応者は、バッテリ3を充電器27Aから
取出して、ペットロボット2Aの本体に装着することに
より、ペットロボット2Aに対して、前回の電池切れ時
の姿勢から次の動作を行わせることができる。
【0005】このペットロボット2Aのバッテリ3に対
する充電動作は、いままで生きたペットのように振る舞
っていたペットロボット2Aの動作を突然中断すること
になり、ペットロボット2Aのアミューズメント動作と
しては、極めて不自然であると共に、対応者にとっても
ペットロボット2Aとの遊びを突然中止させられること
により、楽しい安らぎの精神状態が急に失われてしま
う。
【0006】本発明は、前述したような従来のペットロ
ボットのバッテリに対する充電動作の現状に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、バッテリの充電を、遊び
疲れたロボットが、充電器位置で休憩を取るというアミ
ューズメント動作の一部として自然に取り込むことが可
能な自律歩行ロボット装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、外部雰囲気を検知して検知
信号を出力するセンサ、前記検知信号に基づき、ロボッ
ト本体に設けた複数の駆動部に、前記検知信号に対応す
る自律動作をそれぞれ行わせるアクチュエータ部、及び
ロボット駆動の電力を供給するバッテリが前記ロボット
本体に設けられ、前記バッテリを充電する充電器が、前
記ロボット本体とは別体に設けられた自律歩行ロボット
装置であり、前記充電器に設けられ、前記ロボット本体
との間で信号の授受を行う第1の送受信手段と、前記ロ
ボット本体に設けられ、前記充電器との間で信号の授受
を行う第2の送受信手段と、前記バッテリの充電時に
は、前記第1の送受信手段と前記第2の送受信手段間で
の信号の授受に基づいて充電開始指令を発し、前記アク
チュエータ部の制御による前記駆動部の駆動によって、
前記ロボット本体を前記充電器に対接するように歩行移
動させ、前記充電器によって前記バッテリに充電を行わ
せ、該充電の終了時には、前記第1の送受信手段と前記
第2の送受信手段間での信号の授受に基づいて充電終了
指令を発し、前記充電器による前記バッテリの充電を停
止させ、前記アクチュエータ部の制御による前記駆動部
の駆動によって、前記ロボット本体を前記充電器から離
れるように歩行移動させる充電動作制御手段とを有する
ことを特徴とするものである。
【0008】このような手段によると、バッテリの充電
時には、充電動作制御手段が、第1の送受信手段と第2
の送受信手段間での信号の授受に基づいて充電開始指令
を発し、アクチュエータ部の制御による駆動部の駆動に
よって、ロボット本体が充電器に対接するように歩行移
動され、充電器によってバッテリに充電が行われ、ま
た、充電の終了時には、充電動作制御手段が、第1の送
受信手段と第2の送受信手段間での信号の授受に基づい
て充電終了指令を発し、充電器によるバッテリの充電が
停止され、アクチュエータ部の制御による駆動部の駆動
によって、ロボット本体が充電器から離れるように歩行
移動され、ロボットのバッテリの充電が、遊び疲れたロ
ボットが、充電器位置に自律的に歩行して休憩をとると
いう形で、対応者とロボットとのアミューズメント動作
の一部として自然に行われる。
【0009】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記ロ
ボット本体がペットロボットであり、該ペットロボット
の前足部、後足部、尾部及び口部の少なくとも一つには
電力受給端子が設けられ、前記充電器には充電時に前記
電力受給端子と対接する少なくとも一つの電力供給端子
が設けられていることを特徴とするものである。
【0010】このような手段によると、請求項1記載の
発明において、ロボット本体をペットロボットとし、ペ
ットロボットの前足部、後足部、尾部及び口部の少なく
とも一つに電力受給端子が設けられ、充電器には、充電
時に電力受給端子と対接する少なくとも一つの電力供給
端子が設けられ、電力受給端子と電力供給端子との対接
により充電が開始され、電力受給端子の電力供給端子か
らの離脱により充電が終了する充電動作によって、請求
項1記載の発明での作用が実行される。
【0011】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記バ
ッテリの充電残量が予め設定した所定値以下になると、
前記第2の送受信手段から前記第1の送受信手段に充電
要求信号が送信され、該充電要求信号に対応して、前記
充電動作制御手段から前記充電開始指令が発生され、前
記アクチュエータ部により制御される前記駆動部によっ
て、前記ロボット本体が前記充電器の所定位置に歩行移
動され、前記電力受給端子が前記電力供給端子に対接配
設され、前記充電器による前記バッテリの充電が行われ
ることを特徴とするものである。
【0012】このような手段によると、バッテリの充電
残量が予め設定した所定値以下になると、第2の送受信
手段から第1の送受信手段に充電要求信号が送信され、
該充電要求信号に対応して、充電動作制御手段から充電
開始指令が発生され、アクチュエータ部により制御され
る駆動部によって、ロボット本体が充電器の所定位置に
歩行移動され、電力受給端子が電力供給端子に対接配設
されて、充電器によるバッテリの充電が行われることに
より、請求項2記載の発明での作用が実行される。
【0013】同様に前記目的を達成するために、請求項
4記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記バ
ッテリの充電量が予め設定した所定値に達すると、前記
第2の送受信手段から前記第1の送受信手段に充電停止
要求信号が送信され、該充電停止要求信号に対応して、
前記充電動作制御手段から前記充電終了指令が発せら
れ、前記アクチュエータ部により制御される前記駆動部
によって、前記電力受給端子が前記電力供給端子から離
脱されて、前記充電器による前記バッテリの充電が停止
され、前記ロボット本体が前記充電器から離れるように
歩行移動されることを特徴とするものである。
【0014】このような手段によると、バッテリの充電
量が予め設定した所定値に達すると、第2の送受信手段
から第1の送受信手段に充電停止要求信号が送信され、
該充電停止要求信号に対応して、充電動作制御手段から
充電終了指令が発せられ、アクチュエータ部により制御
される駆動部によって、電力受給端子が電力供給端子か
ら離脱して充電器によるバッテリの充電が停止され、さ
らに、ロボット本体が充電器から離れるように歩行移動
することにより、請求項2記載の発明での作用が実行さ
れる。
【0015】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]本発明の第
1の実施の形態を、図1ないし図4を参照して説明す
る。図1は本実施の形態のペットロボットの構成を示す
説明図、図2は本実施の形態の充電器の構成を示す説明
図、図3は本実施の形態の他の充電器の構成を示す説明
図、図4は本実施の形態のペットロボットのバッテリの
充電時の電極端子の接続状態を示す説明図である。
【0016】本実施の形態に係る自律歩行ロボット装置
は、図1に示すような子犬のペットロボットのロボット
本体2と、図2に示すような充電器27Aとからなり、
ロボット本体2には、ロボットの自律動作を制御する制
御回路ユニット5と、ロボット駆動の電力を供給するバ
ッテリ3とが内蔵され、ロボット本体2には、制御回路
ユニット5の制御により駆動する図示せぬアクチュエー
タによって、それぞれの自律動作を行う口部15、前足
6A、6B、後足7A、7B及び尾部8が設けられ、口
部15には下歯部分に電極端子15aが、上歯部分に電
極端子15bがそれぞれ取り付けられ、前足6A、6B
の足裏には、それぞれ電極端子12a、12bが取れ付
けられている。
【0017】同様にして、後足7A、7Bの足裏には、
それぞれ電極端子13a、13bが取り付けられ、尾部
8には電極端子14a、14bが取り付けられ、さら
に、尾部8には送受信アンテナ11が組み込まれてい
る。また、ロボット本体2には、図示はしないが外部雰
囲気を検知して検知信号を出力するセンサとして、接触
力センサ、外音センサ、外界撮像センサ、距離センサ、
加速度センサを含む各種のセンサが、組み込み配設され
ており、さらにロボット本体2には、感情表示機能回路
と学習機能回路とが組み込まれている。
【0018】一方、充電器27Aは、図2に示すよう
に、断面がL字型の基台30に組み付けられており、基
台30の表面の一端部側に、全体がコ字状の口部用電極
16が取り付けられ、この口部用電極16の水平延長部
の下縁部と上縁部には、ロボット本体2の口部15によ
る噛合動作によって、電極端子15b、15aとそれぞ
れ対接する電極端子16a、16bが固設されている。
また、基台30の表面の他端部側に、電極端子22a、
22bがそれぞれ表面に固設された後足用ガイド20
A、20Bが配設され、口部用電極16と後足用ガイド
20A、20B間の基台30の表面には、電極端子21
a、21bがそれぞれ表面に固設された前足用ガイド1
7A、17Bが配設されている。これらの後足用ガイド
20A、20Bと、前足用ガイド17A、17Bとは、
充電器27A位置に自律歩行したロボット本体2が、充
電器27Aの表面に座った時に、後足7A、7Bと前足
6A、6Bがそれぞれ乗せられる位置に配設されてい
る。
【0019】さらに、基台30の側壁部の上面の一端側
には、ロボット本体2のアンテナ部11との間で、信号
の授受を行うアンテナ部26が取り付けられ、基台30
の側壁部の上面の他端側には、充電器27Aの表面に座
ったロボット本体2の尾部8が乗せられる凹状の尾用ガ
イド23が形成され、この尾用ガイド23には、尾部8
の電極端子14a、14bとそれぞれ対接する電極端子
24a、24bが固設され、基台30の尾用ガイド23
側の端部から、電源に接続される電源コネクタ25が取
り付けられたリード線31が導出されている。
【0020】本実施の形態の充電器部分の変形構成例
は、図3に示すように構成され、すでに図2を参照して
説明した基台30の側壁部に、基台30の上方を覆って
配置される屋根部28の側壁部が対接固定され、アンテ
ナ部26が屋根部28を貫通して突出配設されている。
この変形構成例によると、充電器27Aが子犬のペット
ロボットの犬小屋となり、ロボット本体2に対する充電
動作が、ペットロボットが、遊びに疲れて犬小屋で休憩
するという自律動作によって、より明確に表現されるよ
うに構成されている。
【0021】本実施の形態の充電器27Aでは、図4に
示すように、電源32の一端がスイッチ33を介して出
力端子t1に接続され、電源32の他端が出力端子t2
に接続されており、出力端子t1が、電極端子24a、
22a、21a、16aに接続され、出力端子t2が、
電極端子24b、22b、21b、16bに接続されて
いる。そして、ロボット本体2においては、バッテリ3
の充電端子t3に、電極端子14a、13a、12a、
15aが接続され、バッテリ3の充電端子t4に、電極
端子14b、13b、12b、16bが接続されてい
る。
【0022】このような構成の本実施の形態の動作を説
明する。本実施の形態に係るペットロボットのロボット
本体2では、遊び相手となる対応者がロボット本体2の
頭を撫でたり胴体をタッチすると、その接触力が接触力
センサによって検知され、対応者の呼び掛け音声が外音
センサによって検知され、外界撮像センサによって、例
えば対応者の手の肌色の画像が検知され、距離センサに
よって距離が検知され、加速度センサによって加速度が
検知される。そして、各センサの検知信号に基づいて、
感情表示機能回路と学習機能回路とから対応する自律動
作データが読み出され、読み出された自律動作データに
基づき、制御回路ユニット5により制御されるアクチュ
エータによって、前足6A、6B、後足7A、7B、尾
部8及び口部15が駆動され、ペットロボットとしての
アミューズメント自律動作が行われる。
【0023】このアミューズメント自律動作において
は、ペットロボットは、遊び相手の対応者の呼び掛け音
声を検知すると、口部15を開いて応答の音声を出力
し、対応者の手の肌色画像を検知して、対応者の手元に
近付くように前足6A、6Bと後足7A、7Bを駆動し
て自律歩行する。また、対応者が手元に近付いたペット
ロボットの頭を撫でたり、胴体をタッチすると、その接
触力を検知して尾部8を振って親愛の感情を表現し、接
触力が所定時間継続すると、前足6A、6Bと後足7
A、7Bを折り曲げて座込み、さらには仰向けに寝転ん
でリラックスの感情を表現する。このようにして、ペッ
トロボットは、遊び相手の対応者の動作に対応して、各
種のアミューズメント自律動作を行い、対応者は、あた
かも生きたペットと戯れている時のように心が慰めら
れ、リラックスし安定した心地よい雰囲気に浸ることに
なる。
【0024】このように各種のアミューズメント自律動
作を行うペットロボットのロボット本体2に内蔵されて
いるバッテリ3の充電量が、予め設定した所定値以下に
なると、ロボット本体2の電圧検知センサから出力され
る検知信号に基づき、制御回路ユニット5の指令によっ
て、アンテナ部11から充電要求信号が送信される。こ
の充電要求信号が、充電器27Aのアンテナ部26で受
信されると、充電器27Aのスイッチ33がONにされ
ると共に、アンテナ部26からアンテナ部11に歩行誘
導信号が送信され、アンテナ11によって歩行誘導信号
が受信されると、制御回路ユニット5から充電開始信号
が出力され、アクチュエータによって、歩行誘導信号が
放射される歩行誘導信号の方向に、ロボット本体2を歩
行させるように、前足6A、6Bと後足7A、7Bとが
駆動される。この前足6A、6Bと後足7A、7Bとの
駆動によって、ロボット本体2は、充電器27A方向に
自律歩行する。
【0025】このようにして、ロボット本体2が自律歩
行し、充電器27Aに対して予め設定した所定距離内に
近付くと、制御回路ユニット5からの指令信号によっ
て、ロボット本体2の外界撮像センサによって、充電器
27Aの予め設定した複数のランドマークオブジェクト
の画像情報が検知され、これらの画像情報に基づいて、
制御回路ユニット5からの指令信号によって、ロボット
本体2の周辺の環境地図情報が作成される。次いで、制
御回路ユニット5の指令信号によって、このようにして
作成された環境地図情報を利用して、ロボット本体2の
充電器27Aに対する現在位置情報と姿勢情報とが認識
取得され、距離センサと加速度センサの検知信号に基づ
いて、ロボット本体2が、予め設定された充電時姿勢を
取るように、アキュムレータによって、前足6A、6
B、後足7A、7B、口部15及び尾部8の駆動が行わ
れる。
【0026】そして、最終的には、前足6A、6Bの電
極端子12a、12bが、前足用ガイド17A、17B
の電極端子21a、21bにそれぞれ対接配置され、後
足7A、7Bの電極端子13a、13bが、後足用ガイ
ド20A、20Bの電極端子22a、22bにそれぞれ
対接配置され、尾部8の電極端子14a、14bが、尾
用ガイド23の電極端子24a、24bにそれぞれ対接
配置される。さらに、口部15の電極端子15a、15
bが、口部用電極16の電極端子16a、16bにそれ
ぞれ対接配置されるように、口部15によって口部用電
極16を噛んだ状態に設定され、ロボット本体2は、最
終的には前述したような電極端子の対接状態で充電器2
7Aの面上に誘導配置され、この状態でロボット本体2
のバッテリ3に対する充電が行われる。
【0027】即ち、図4に示すように、充電器27Aの
面上に配置されたロボット本体2に対して、スイッチ3
3がONとされ、電源32の出力端子t1、t2から、
それぞれ電極端子24a、14a、電源端子24b、1
4bを介して、バッテリ3の充電端子t3、t4に充電
電力が供給される。同様にして、電源32の出力端子t
1、t2から、電極端子22a、13a、電源端子22
b、13bをそれぞれ介し、また、電極端子21a、1
2a、電源端子21b、12bをそれぞれ介し、さら
に、電極端子16a、15a、電源端子16b、15b
をそれぞれ介して、バッテリ3の充電端子t3、t4に
充電電力が供給される。
【0028】この充電動作によりロボット本体2のバッ
テリ3の充電量が予め設定した所定値に達すると、ロボ
ット本体2の電圧検知センサから出力される検知信号に
基づき、制御回路ユニット5の指令によって、アンテナ
部11から充電停止要求信号が送信される。この充電停
止要求信号が、充電器27Aのアンテナ部26で受信さ
れると、充電器27Aのスイッチ33がOFFにされる
と共に、制御回路ユニット5の指令信号によって、ロボ
ット本体2が充電器27Aの面上から離れるように、距
離センサと加速度センサの検知信号に基づいて、アキュ
ムレータによって、前足6A、6B、後足7A、7B、
口部15及び尾部8が駆動され、ロボット本体2は、充
電器27Aの面上から降りて、充電器27Aから所定距
離離れた位置に立ち止まる。この状態で、ペットロボッ
トのロボット本体2は、遊び相手となる対応者との間
で、元通りにアミューズメント動作を行うことが可能な
状態となる。
【0029】このように、本実施の形態によると、ロボ
ット本体2のバッテリ3の充電残量が予め設定した所定
値以下になると、尾部8のアンテナ部11から充電要求
信号が送信され、この充電要求信号に対応して、充電器
27Aのアンテナ部26から送信される歩行誘導信号が
アンテナ部11で受信され、制御回路ユニット5からの
充電開始指令で、アクチュエータによって、歩行誘導信
号の放射源方向に、ロボット本体2を歩行させるよう
に、前足6A、6Bと後足7A、7Bが駆動される。こ
のために、ロボット本体2が、充電器27A方向に自律
歩行し、充電器27Aの所定距離内に歩行すると、制御
回路ユニット5の指令で、ロボット本体2の外界撮像セ
ンサが充電器27Aのランドマークオブジェクトを検知
し、周辺の環境地図情報が作成される。そして、この環
境地図情報を利用して、ロボット本体2が、予め設定し
た充電時姿勢を取るように、アキュムレータによって、
前足6A、6B、後足7A、7B、口部15及び尾部8
が駆動され、充電器27Aのスイッチ33がONとさ
れ、ロボット本体2は充電器27Aの面上に充電可能な
姿勢状態で配置され、バッテリ3に対する充電が行われ
る。
【0030】この充電によってバッテリ3の充電量が予
め設定した所定値に達すると、アンテナ部11から送信
される充電停止要求信号が、充電器27Aのアンテナ部
26で受信され、充電器27Aのスイッチ33がOFF
にされ、制御回路ユニット5の指令で、ロボット本体2
が充電器27Aの面上から離れるように、アキュムレー
タにより、前足6A、6B、後足7A、7B、口部15
及び尾部8が駆動され、ロボット本体2は、充電器27
Aの面上から降りて、充電器27Aから所定距離離れた
位置に、遊び相手となる対応者との間で、アミューズメ
ント動作が可能な状態で立ち止まる。
【0031】このようにして、本実施の形態によると、
ロボット本体2のバッテリの充電が、ペットロボットが
遊び疲れて、休憩を取るために充電器位置に自律的に歩
行し休憩をとるという形で、対応者とロボットとのアミ
ューズメント動作の一部として極めて自然に行われ、ロ
ボットの対応者はアミューズメント享受状態を充電時間
も継続することが可能になり、対応者に対して、ロボッ
トの充電によって中断のない快適なアミューズメント効
果の提供が可能になる。
【0032】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態を、図5ないし図7を参照して説明する。図5は
本実施の形態の充電器によるペットロボットのバッテリ
の充電動作の説明図、図6は本実施の形態の口部用電極
とペットロボットの口部の説明図、図7は本実施の形態
の他の充電器によるペットロボットのバッテリの充電動
作の説明図である。
【0033】本実施の形態では、図5及び図6に示すよ
うに、すでに図1ないし図4を参照して説明した第1の
実施の形態と比較して、充電器27Bには口部用電極1
6のみが取り付けられ、ロボット本体2には口部15の
みに電極端子15a、15bが固設されている。本実施
の形態のその他の部分の構成は、すでに説明した第1の
実施の形態と同様なので、重複する説明は行わない。
【0034】本実施の形態では、充電動作時には、アン
テナ部26からの歩行誘導信号に誘導され、充電器27
Bの近傍に自律歩行したロボット本体2が、充電器27
Bの面上に充電可能な姿勢状態で配置された時には、図
5に示すように、ロボット本体2の口部15が、口部用
電極16を噛んでおり、口部15の電極端子15a、1
5bが、口部用電極16の電極端子16a、16bとそ
れぞれ対接した状態にあり、図4を流用して説明する
と、電源32によるバッテリ3の電源端子t3、t4に
対する充電電力の供給は、電極端子16a、15aと電
極端子16b、15bとを介して行われる。本実施の形
態のその他の動作は、すでに説明した第1の実施の形態
と同一なので、重複する説明は行わない。
【0035】本実施の形態によると、第1の実施の形態
で得られる効果に加えて、電極端子数を削減することに
より、ロボット装置全体を簡単な構成で、製造コストを
低減して製造することが可能になる。
【0036】図7に示す本実施の形態の充電器部分の変
形構成例では、基台30の側壁部に、基台30の上方を
覆って配置される屋根部28の側壁部が対接固定され、
アンテナ部26が屋根部28を貫通して突出配設され、
充電器27Bが子犬のペットロボットの犬小屋となって
いて、ロボット本体2に対する充電動作が、ペットロボ
ットが、遊びに疲れて犬小屋で休憩するという自律動作
によって、より明確に表現されるように構成されてい
る。
【0037】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施
の形態を、図8を参照して説明する。図8は本実施の形
態の充電器によるペットロボットのバッテリの充電動作
の説明図である。
【0038】本実施の形態では、図8に示すように、す
でに図1ないし図4を参照して説明した第1の実施の形
態と比較して、充電器27Cには尾用ガイド23のみが
設けられ、この尾用ガイド23に電極端子24a、24
bが固設され、ロボット本体2には尾部8のみに電極端
子14a、14bが固設されている。本実施の形態のそ
の他の部分の構成は、すでに説明した第1の実施の形態
と同様なので、重複する説明は行わない。
【0039】本実施の形態では、充電動作時には、アン
テナ部26からの歩行誘導信号に誘導され、充電器27
Cの近傍に自律歩行したロボット本体2が、充電器27
Cの面上に充電可能な姿勢状態で配置された時には、図
8に示すように、ロボット本体2の尾部8が、尾用ガイ
ド23に沿って配置され、尾部8の電極端子14a、1
4bが、尾用ガイド23の電極端子24a、24bにそ
れぞれ対接しており、図4を流用して説明すると、電源
32によるバッテリ3の電源端子t3、t4に対する充
電電力の供給は、電極端子24a、14aと電極端子2
4b、14bとを介して行われる。本実施の形態のその
他の動作は、すでに説明した第1の実施の形態と同一な
ので、重複する説明は行わない。
【0040】本実施の形態によると、第1の実施の形態
で得られる効果に加えて、電極端子数を削減することに
より、ロボット装置全体を簡単な構成で、製造コストを
低減して製造することが可能になる。
【0041】[第4の実施の形態]本発明の第4の実施
の形態を、図9を参照して説明する。図9は本実施の形
態の充電器によるペットボトルのバッテリの充電動作の
説明図である。
【0042】本実施の形態では、図9に示すように、す
でに図1ないし図4を参照して説明した第1の実施の形
態と比較して、充電器27Dには後足用ガイド20A、
20Bのみが設けられ、この後足用ガイド20A、20
Bに電極端子22a、22bが固設され、ロボット本体
2には後足7A、7Bのみに電極端子13a、13bが
固設されている。本実施の形態のその他の部分の構成
は、すでに説明した第1の実施の形態と同様なので、重
複する説明は行わない。
【0043】本実施の形態では、充電動作時には、アン
テナ部26からの歩行誘導信号に誘導され、充電器27
Dの近傍に自律歩行したロボット本体2が、充電器27
Dの面上に充電可能な姿勢状態で配置された時には、図
9に示すように、ロボット本体2の後足7A、7Bが、
後足用ガイド20A、20B上にそれぞれ配置され、後
足7A、7Bの電極端子13a、13bが、後足用ガイ
ド20A、20Bの電極端子22a、22bにそれぞれ
対接しており、図4を流用して説明すると、電源32に
よるバッテリ3の電源端子t3、t4に対する充電電力
の供給は、電極端子22a、13aと電極端子22b、
13bとを介して行われる。本実施の形態のその他の動
作は、すでに説明した第1の実施の形態と同一なので、
重複する説明は行わない。
【0044】本実施の形態によると、第1の実施の形態
で得られる効果に加えて、電極端子数を削減することに
より、ロボット装置全体を簡単な構成で、製造コストを
低減して製造することが可能になる。
【0045】[第5の実施の形態]本発明の第5の実施
の形態を、図10を参照して説明する。図10は本実施
の形態の充電器によるペットロボットのバッテリの充電
動作の説明図である。
【0046】本実施の形態では、図10に示すように、
すでに図1ないし図4を参照して説明した第1の実施の
形態と比較して、充電器27Eには前足用ガイド17
A、17Bのみが設けられ、この前足用ガイド17A、
17Bに電極端子21a、21bが固設され、ロボット
本体2には前足6A、6Bのみに電極端子12a、12
bが固設されている。本実施の形態のその他の部分の構
成は、すでに説明した第1の実施の形態と同様なので、
重複する説明は行わない。
【0047】本実施の形態では、充電動作時には、アン
テナ部26からの歩行誘導信号に誘導され、充電器27
Eの近傍に自律歩行したロボット本体2が、充電器27
Eの面上に充電可能な姿勢状態で配置された時には、図
10に示すように、ロボット本体2の前足6A、6B
が、前足用ガイド17A、17B上にそれぞれ配置さ
れ、前足6A、6Bの電極端子12a、12bが、前足
用ガイド17A、17Bの電極端子21a、21bにそ
れぞれ対接しており、図4を流用して説明すると、電源
32によるバッテリ3の電源端子t3、t4に対する充
電電力の供給は、電極端子21a、12aと電極端子2
1b、12bとを介して行われる。本実施の形態のその
他の動作は、すでに説明した第1の実施の形態と同一な
ので、重複する説明は行わない。
【0048】本実施の形態によると、第1の実施の形態
で得られる効果に加えて、電極端子数を削減することに
より、ロボット装置全体を簡単な構成で、製造コストを
低減して製造することが可能になる。
【0049】なお、第3の実施の形態ないし第5の実施
の形態において、第1の実施の形態及び第2の実施の形
態と同様にして、充電器部分の構成を変形して、基台3
0の側壁部に、基台30の上方を覆って配置される屋根
部28の側壁部を対接固定し、アンテナ部26を屋根部
28を貫通して突出配設させ、充電器27C〜27E
を、子犬のペットロボットの犬小屋風にして、ロボット
本体2に対する充電動作が、ペットロボットが、遊びに
疲れて犬小屋で休憩するという自律動作によって、より
明確に表現されるようにすることも可能である。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の自律歩行ロボット装置に
係る発明によると、外部雰囲気を検知して検知信号を出
力するセンサ、センサの検知信号に基づき、ロボット本
体に設けた複数の駆動部に、検知信号にそれぞれ対応す
る自律動作を実行させるアクチュエータ部、及びロボッ
ト駆動の電力を供給するバッテリがロボット本体に設け
られ、バッテリを充電する充電器がロボット本体とは別
体に設けられ、充電器にはロボット本体との間で信号の
授受を行う第1の送受信手段が、ロボット本体には充電
器との間で信号の授受を行う第2の送受信手段が設けら
れており、バッテリの充電時には、充電動作制御手段
が、第1の送受信手段と第2の送受信手段間での信号の
授受に基づいて充電開始指令を発し、アクチュエータ部
の制御による駆動部の駆動によって、ロボット本体が充
電器に対接するように歩行移動され、充電器によってバ
ッテリに充電が行われ、また、充電の終了時には、充電
動作制御手段が、第1の送受信手段と第2の送受信手段
間での信号の授受に基づいて充電終了指令を発し、充電
器によるバッテリの充電が停止され、アクチュエータ部
の制御による駆動部の駆動によって、ロボット本体が充
電器から離れるように歩行移動される。このようにし
て、ロボットのバッテリの充電が、遊び疲れたロボット
が、充電器位置に自律的に歩行して休憩をとるという形
で、対応者とロボットとのアミューズメント動作の一部
として自然に行われるので、ロボットの対応者はアミュ
ーズメントの享受状態を充電時間も継続することが可能
になり、対応者に対して、バッテリの充電によって中断
することのない快適なアミューズメント効果の提供が可
能になる。
【0051】請求項2記載の発明によると、請求項1記
載の発明において、ロボット本体をペットロボットと
し、ペットロボットの前足部、後足部、尾部及び口部の
少なくとも一つに電力受給端子が設けられ、充電器に
は、充電時に電力受給端子と対接する少なくとも一つの
電力供給端子が設けられ、電力受給端子と電力供給端子
との対接により充電が開始され、電力受給端子の電力供
給端子からの離脱により充電が終了する充電動作によっ
て、請求項1記載の発明での効果を実現することが可能
になる。
【0052】請求項3記載の発明によると、バッテリの
充電残量が予め設定した所定値以下になると、第2の送
受信手段から第1の送受信手段に充電要求信号が送信さ
れ、該充電要求信号に対応して、充電動作制御手段から
充電開始指令が発生され、アクチュエータ部により制御
される駆動部によってロボット本体が、充電器の所定位
置に歩行移動され、電力受給端子が電力供給端子に対接
配設され、充電器によるバッテリの充電が行われること
により、請求項2記載の発明での効果を実現することが
可能になる。
【0053】請求項4記載の発明によると、バッテリの
充電量が予め設定した所定値に達すると、第2の送受信
手段から第1の送受信手段に充電停止要求信号が送信さ
れ、該充電停止要求信号に対応して、充電動作制御手段
から充電終了指令が発せられ、アクチュエータ部により
制御される駆動部によって、電力受給端子が電力供給端
子から離脱して充電器によるバッテリの充電が停止さ
れ、さらに、ロボット本体が充電器から離れるように歩
行移動することにより、請求項2記載の発明での効果を
実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のペットロボットの
構成を示す説明図である。
【図2】同実施の形態の充電器の構成を示す説明図であ
る。
【図3】同実施の形態の他の充電器の構成を示す説明図
である。
【図4】同実施の形態のペットロボットのバッテリの充
電時の電極端子の接続状態を示す説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の充電器によるペッ
トロボットのバッテリの充電動作の説明図である。
【図6】同実施の形態の口部用電極とペットロボットの
口部の説明図である。
【図7】同実施の形態の他の充電器によるペットロボッ
トのバッテリの充電動作の説明図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態の充電器によるペッ
トロボットのバッテリの充電動作の説明図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態の充電器によるペッ
トロボットのバッテリの充電動作の説明図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態の充電器によるペ
ットロボットのバッテリの充電動作の説明図である。
【図11】従来のペットロボットの構成を示す説明図で
ある。
【図12】従来のペットロボットのバッテリの充電動作
の説明図である。
【符号の説明】
2…ロボット本体、3…バッテリ、5…制御回路ユニッ
ト、6A,6B…前足、7A,7B…後足、8…尾部、
11…送受信アンテナ、12a,12b…電極端子、1
3a,13b…電極端子、14a,14b…電極端子、
15…口部、15a,15b…電極端子、16…口部用
電極、16a,16b…電極端子、17A,17B…前
足用ガイド、20A,20B…後足用ガイド、21a,
21b…電極端子、22a,22b…電極端子、23…
尾用ガイド、24a,24b…電極端子、25…電源コ
ネクタ、26…アンテナ部、27A…充電器、28…屋
根部、30…基台、31…リード線、32…電源、33
…スイッチ、t1,t2…出力端子、t3,t4…充電
端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C150 AA28 CA02 DA02 DA23 DA28 DF01 DK02 ED42 ED49 EF11 EF13 EF16 EF17 EF21 EF23 EF29 FA01 FA03 3F059 AA00 BB06 BC07 CA05 DB02 DB09 DC08 DD01 DD06 DD08 DD18 FA03 FA05 FA10 FC02 FC14 FC15 3F060 AA00 CA14 GA05 GA13 HA02 5H301 AA02 AA10 BB14 BB15 CC03 CC06 DD07 DD15 GG06 GG09 QQ04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部雰囲気を検知して検知信号を出力す
    るセンサ、前記検知信号に基づき、ロボット本体に設け
    た複数の駆動部に、前記検知信号に対応する自律動作を
    それぞれ行わせるアクチュエータ部、及びロボット駆動
    の電力を供給するバッテリが前記ロボット本体に設けら
    れ、前記バッテリを充電する充電器が、前記ロボット本
    体とは別体に設けられた自律歩行ロボット装置であり、 前記充電器に設けられ、前記ロボット本体との間で信号
    の授受を行う第1の送受信手段と、 前記ロボット本体に設けられ、前記充電器との間で信号
    の授受を行う第2の送受信手段と、 前記バッテリの充電時には、前記第1の送受信手段と前
    記第2の送受信手段間での信号の授受に基づいて充電開
    始指令を発し、前記アクチュエータ部の制御による前記
    駆動部の駆動によって、前記ロボット本体を前記充電器
    に対接するように歩行移動させ、前記充電器によって前
    記バッテリに充電を行わせ、該充電の終了時には、前記
    第1の送受信手段と前記第2の送受信手段間での信号の
    授受に基づいて充電終了指令を発し、前記充電器による
    前記バッテリの充電を停止させ、前記アクチュエータ部
    の制御による前記駆動部の駆動によって、前記ロボット
    本体を前記充電器から離れるように歩行移動させる充電
    動作制御手段とを有することを特徴とする自律歩行ロボ
    ット装置。
  2. 【請求項2】 前記ロボット本体がペットロボットであ
    り、該ペットロボットの前足部、後足部、尾部及び口部
    の少なくとも一つには電力受給端子が設けられ、前記充
    電器には充電時に前記電力受給端子と対接する少なくと
    も一つの電力供給端子が設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の自律歩行ロボット装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自律歩行ロボット装置に
    おいて、前記バッテリの充電残量が予め設定した所定値
    以下になると、前記第2の送受信手段から前記第1の送
    受信手段に充電要求信号が送信され、該充電要求信号に
    対応して、前記充電動作制御手段から前記充電開始指令
    が発生され、前記アクチュエータ部により制御される前
    記駆動部によって、前記ロボット本体が前記充電器の所
    定位置に歩行移動され、前記電力受給端子が前記電力供
    給端子に対接配設され、前記充電器による前記バッテリ
    の充電が行われることを特徴とする自律歩行ロボット装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の自律歩行ロボット装置に
    おいて、前記バッテリの充電量が予め設定した所定値に
    達すると、前記第2の送受信手段から前記第1の送受信
    手段に充電停止要求信号が送信され、該充電停止要求信
    号に対応して、前記充電動作制御手段から前記充電終了
    指令が発せられ、前記アクチュエータ部により制御され
    る前記駆動部によって、前記電力受給端子が前記電力供
    給端子から離脱されて、前記充電器による前記バッテリ
    の充電が停止され、前記ロボット本体が前記充電器から
    離れるように歩行移動されることを特徴とする自律歩行
    ロボット装置。
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