JP2002057875A - 画像処理方法、画像処理装置及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理方法、画像処理装置及び記憶媒体

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JP2002057875A
JP2002057875A JP2000238488A JP2000238488A JP2002057875A JP 2002057875 A JP2002057875 A JP 2002057875A JP 2000238488 A JP2000238488 A JP 2000238488A JP 2000238488 A JP2000238488 A JP 2000238488A JP 2002057875 A JP2002057875 A JP 2002057875A
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tile
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Miyuki Enokida
幸 榎田
Yasuo Fukuda
康男 福田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 関連付け情報の情報量を低減した上、画像を
分割したタイルから所望のタイルを容易な提供を実現で
きなかった。 【解決手段】 本発明では、画像を分割した複数のタイ
ルと、該タイルごとに該タイルに対する関連付け情報を
保持する画像ファイルを有するサーバマシンから前記複
数のタイルの少なくとも1つからなる画像と前記関連付
け情報を受信し、前記受信した画像の関連付け情報を該
受信した画像の高解像度の画像に継承し、前記継承した
関連付け情報を用いて、前記複数のタイルから選択的に
タイルを受信することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理方法、画
像処理装置及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット上では、WWWサーバに
Webブラウザからアクセスして、文書データや画像デ
ータ等を閲覧することが盛んに行われている。このしく
みは、インターネット上に情報を公開するWWWサーバ
と、その情報を閲覧するクライアントがあり、クライア
ント側はWebブラウザを使用してサーバ上の情報を閲
覧する。このWWWサーバは、Home Pageとい
われる公開したい情報をHTMLで記述した文書があ
り、それをクライアント側のWebブラウザが、クライ
アントコンピュータに表示する。クライアント側のWe
bブラウザは、表示しているページ内のリンクを辿って
行き、自分が必要な情報を得ることができる。
【0003】さらに、画像の特定の領域と他のデータを
関連付ける方法として、例えばHTMLを用いたWWW
システムにはイメージマップという方法がある。イメー
ジマップとは、HTML文書中に表示された画像の特定
の領域にハイパーリンクを対応させ、各領域とそのリン
ク先のデータを関連付けるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述したイメー
ジマップは、HTTPプロトコルを用いてサーバ、クラ
イアント間で通信しており、このプロトコルでは、以下
のように動作する。
【0005】例えば、図11のような画像10101の
中にある各領域10111,10112,10113に
それぞれハイパーリンクを付加し、HTMLブラウザで
図11の画像を表示し、次にユーザが図101の画像を
クリックした場合に、その時のユーザがクリックした座
標と各領域よりリンクのジャンプ先を決定するというも
のである。
【0006】このイメージマップには大別して領域と関
連付けられたデータへのアクセスを管理、すなわち、ユ
ーザがクリックした座標と各領域から次のジャンプ先を
決定する場合に、サーバ側で判断する方式と、サーバが
予めクライアント側に領域と関連付けられたデータの一
覧を渡しておきクライアント側がその関連付けられたデ
ータへのアクセスを管理する方式がある。以下、前者を
サーバサイドのイメージマップ、後者をクライアントサ
イドのイメージマップと呼ぶ。
【0007】サーバサイドのイメージマップは、例えば
公知のNCSAのhttpのサーバの場合、図12の1
0201に示すようなマップファイル(chibi.m
ap)を作成し、さらにイメージマップをユーザに提供
するためのHTML文書中に10202のような部分H
TMLを入れることにより実現される。
【0008】図12のマップファイル10201につい
て簡単に説明する。1行目は、2行目以降の領域以外の
領域にURLを付与している。したがって、ユーザがク
リックして指定した座標が、2行目以降指定される各領
域のどれにも含まれなかった場合には、ここで指定する
URL(http://somewhere.doma
in/tsuyu.html)が適用される。
【0009】2行目は多角形指定であり、“50,
0”,“0,50”“100,50”はそれぞれ画像中
の画素を単位とし、画像の左上を原点とした座標値を示
している。多角形指定の場合、いくつかの座標値が表す
点で囲まれた領域を指定している。また、図12の例で
は“50,0”,“0,50”,“100,50”の3
点で囲まれた領域の内部に“/hanpen.htm
l”というURLを関連付けている。
【0010】3行目は円指定であり、50,80は円の
中心、30は円の半径を意味している。円の場合も多角
形と同様に画素を単位として画像の左上を原点とする座
標の座標値である。また、ここではこの円領域の内部に
“http://other.domain/tama
go,html”を関連付けている。
【0011】4行目は矩形指定であり、“0,11
0”,“100,160”は矩形の対角線の一本の両端
の座標を示している。やはりこの場合も画素を単位とし
て画像の左上を原点とする座標の座標値である。またこ
の矩形領域の内部には“http://anothe
r.domain/chikuwabu.html”を
関連付けている。
【0012】10202の部分HTMLの2行目img
タグの中にismap属性があることにより、クライア
ントは、1行目の“<a href …>”で始まり3
行目の“</a>”で終了するハイパーリンクがサーバ
サイドイメージマップであることを理解する。1行目に
あるAタグのhref属性の値は、通常であればハイパ
ーリンク先のURLを指すが、サーバサイドのイメージ
マップの場合は2つの部分から構成される。この場合、
サーバのWWWサービス上のパスで、 サーバサイドイメージマップを処理するCGIスクリプ
ト/cgi−bin/imagemap マップファイルのパス/mapfiles/chib
i.map を連結したものになっている。クライアントは1行目の
URLとユーザがクリックした座標からURLを生成
し、そのURLに対してリクエストを発行する。リクエ
ストを受け取ったサーバは、CGIスクリプト(/cg
i−bin/imagemap)を起動する。CGIス
プリクトは、マップファイルのパスからマップファイル
の内容(10201)を参照し、ユーザがクリックした
座標とマップファイルからジャンプ先を判断し、そのU
RLを返す。クライアントは返されたURLに対して再
度リクエストを発行して目的のデータにアクセスする。
【0013】クライアントサイドのイメージマップは次
のように実現される。
【0014】図103の10301はサーバサイドのイ
メージマップにおけるマップファイルに相当する部分H
TMLデータであり、10302は10301による領
域指定の場合のイメージマップの指定を行なう部分HT
MLである。
【0015】図102のマップを指定する部分HTML
10301について簡単に説明する。1行目のmapタ
グに始まり、対応する9行目の“</map>”の範囲
がクライアントサイドのイメージマップで用いるマップ
指定であることを示している。また、mapタグのna
me属性で、2行目〜8行目の領域指定とURLの対の
セットによるマップ指定に“chibi_client
_map”という名称をつけている。この名称は、10
302のimgタグによって参照されている。
【0016】10301の2行目〜8行目は先に述べた
ように領域指定とURLの対の指定である。またare
aタグの各属性は、 ・shape属性 領域の形状。defaultは「その他」の意 ・coords属性 領域の形状を指定するパラメータ ・href属性 領域に対応させるURL となっている。書式が異なるものの、2〜7行目の指定
は10201による領域指定と同一にしてあり、それぞ
れ ・10201の1行目と10301の2行目 ・10201の2行目と10301の3,4行目 ・10201の3行目と10301の5,6行目 ・10201の4行目と10301の7,8行目 に相当するので、各areaタグの説明については省略
する。
【0017】10302は、画像と10301によるマ
ップ指定を結びつける部分HTMLである。
【0018】10302では、imgタグのusema
p属性に“kantou.htm!#chibi_ma
p”を指定している。これの“#”以前の部分は、マッ
プ指定のあるファイルのURLを意味しており、また
“#”以降の部分はマップの名称を意味している。した
がって、この部分は、「kantou.htmlという
URLにあるファイル中のchibi_client_
map」という名称が指すマップ指定を指している。従
って、10301の部分HTMLが“kantou.h
tml”中にあれば良い。また、10302の場合は他
のファイル中にあるマップ指定を指す例を挙げたが、1
0301と10302が同一ファイルに含まれる場合は
#以前の部分は省略してもよいことになっている(10
302−2)。
【0019】クライアントプログラムは10302もし
くは10302−2のような部分HTMLを含むHTM
Lを受け取った場合、usemap属性を調べ、必要な
らば、例えば10302のように他のURLを参照して
いる場合などにはそのURLを元にリクエストを発生す
る。そして、usemap属性が指す名称(#chib
i_client_map)のマップ指定を探して参照
し、各領域情報を得る。
【0020】ユーザがクライアントプログラム画像Ch
ibi.jpg(10101)をクリックした際、ユー
ザがクリックした座標と10301で指定された領域情
報から次のジャンプ先を決定する。
【0021】上述したようにイメージマップは、ある画
像の内部の対象物を画像中の画素を単位とした座標で表
記し、クライアント側がその対象物に関連付けられてい
るURLのオープン要求をサーバ側に送ると、サーバ側
でそのURLで指定されているドキュメント本体をクラ
イアントに送る動作をおこなう。
【0022】しかしながら、上述したイメージマップに
よる方式では、画像データとその画像の特定の領域と他
のデータを関連付けるマップデータは、別ファイルで管
理されている。そのため画像中の特定領域と他のデータ
に関連付けを持たせるためには、画像データとマップデ
ータが存在し、ファイルに格納され、且つ整合性が取ら
れていなければならない。更にWWWにおけるイメージ
マップの場合には、イメージマップと画像データとを関
連付けるHTMLデータが必要になる。
【0023】一方、画像データファイルを配信、表示す
る時に使用するIIPプロトコルでは、基本的には上記
HTTPプロトコルを使用する場合と同じ動作を行い、
IIPプロトコルを使用して画像データ等をサーバから
受信し、表示などの処理を行うが、IIPプロトコルで
は、表示する画像データは、サーバに格納されている画
像データの部分的な画像であり、クライアント側の要
求、例えば、拡大、縮小、パンなどがあり、その都度サ
ーバに対してリクエストを発行する。このようにIIP
プロトコルでは、一回のリクエストで終わることはな
く、数回のリクエストを発行する必要がある。
【0024】このような環境のなかで、複数のファイル
からパノラマ表示することを考えてみる。この場合、イ
メージマップ用のクライアントソフトでは、このパノラ
マ表示は行えず、専用のパノラマ表示用のクライアント
ソフトが必要になる。また、パノラマ表示用のクライア
ントソフトでは、イメージマップの処理はできないとい
う問題点がある。
【0025】また、低解像度の画像データのタイルに関
連付け情報を付け、更に高解像度側の画像データのタイ
ルに別の関連付け情報を持つ場合もある。この場合、低
解像度のタイルに付けた情報を高解像度の該当するタイ
ルにまで継承しない方法もあるが、この場合、高解像度
のタイルに対しても、この低解像度の情報を使いたい場
合は、高解像度のタイルに対して、低解像度のタイルに
付けた情報を付けることになり、情報量が増大する。一
方低解像度のタイルに付けた情報を継承する場合は、ど
ちらの関連付け情報を使うかが判断できない場合もあ
る。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記課題を鑑みて本発明
は、関連付け情報の情報量を低減した上、画像を分割し
たタイルから所望のタイルを容易に獲得可能な構成を提
供することを目的とする。かかる目的を達成するため本
発明は、画像を分割した複数のタイルと、該タイルごと
に該タイルに対する関連付け情報を保持する画像ファイ
ルを有するサーバマシンから前記複数のタイルの少なく
とも1つからなる画像と前記関連付け情報を受信し、前
記受信した画像の関連付け情報を該受信した画像の高解
像度の画像に継承し、前記継承した関連付け情報を用い
て、前記複数のタイルから選択的にタイルを受信するこ
とを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明にかかる一実施形態の画像データ送信装置を図面を参
照して詳細に説明する。
【0028】図1はインターネットに代表されるネット
ワーク上に複数のコンピュータが接続されている様子を
示す図である。図1において、100はインターネット
に代表されるネットワーク、101、103はサーバ・
コンピュータであり、画像データを送信するためのII
PサーバをはじめWWWサーバ機能に必要なソフトウエ
アが実行されている。また、大量の画像データも格納さ
れている。102a,102bはクライアント・コンピ
ュータであり、webブラウザなどクライアント側で必
要なソフトウエアが実行されている。
【0029】図2は、図1の101,103或いは10
2a,102b等のコンピュータシステムの構成を示す
ブロック図である。201はCPUで、システム全体の
制御などを行っている。202はキーボードで、201
aのマウスと共にシステムに情報などを入力するために
使用される。203は表示部で、CRTや液晶ディスプ
レイなどで構成されている。204はROM、205は
RAMで、システムの記憶装置を構成し、システムが実
行するプログラムやシステムが利用するデータを記憶す
る。206はハードディスク装置、207はフロッピー
(登録商標)・ディスク装置で、システムのファイルシ
ステムに使用される外部記憶装置を構成している。20
8はプリンタである。209はネットワークを制御する
部分であり、ここからインターネットなどのネットワー
ク上に接続されている資源にアクセスする。
【0030】ここでは、101のサーバマシンに格納さ
れている画像データは、Flashpixファイルであ
るとする。このFlashpixファイルをインターネ
ットを通して、クライアント側からアクセスし、表示す
る時の動作を図3を用いて説明する。第1の実施例で
は、サーバマシンは、101、クライアントマシンは1
02aの各1台で動作する場合を説明する。
【0031】この実施例では、図3、図4、図5を用い
て、3枚の画像データからパノラマ表示することを説明
する。図3は、3枚の画像300、301、302があ
り、各々303、304、305の3階層から構成さ
れ、各階層がタイル分割されていることを示している。
ここで各タイルは、64画素×64画素とする。また各
タイルには、各解像度毎に左上のタイルを0として、タ
イル番号が付けられている。例えば解像度303の30
0cのタイルは0番のタイルであり、解像度305の3
00bのタイルも0番のタイルである。
【0032】この3枚の画像データを図4の400に示
すように、1枚の画像としてクライアントマシン102
aのモニタ401に表示する動作を説明する。更に、サ
ーバ、クライアント間のデータのやり取りの概念図を図
6、図7に示す。
【0033】まずユーザがクライアントのブラウザでフ
ァイル300の画像データを表示するためのページを表
示し、ファイル300のリンクの部分をマウスなどのポ
インティングデバイスでクリックしたとする。このリン
ク情報は、Flashpixファイルへのリンク情報で
ある。リンク情報からクライアントマシン102aは、
リンク情報からサーバマシン101に対してリクエスト
600aを発行する。リクエスト600aを受け取った
サーバマシン101は、そのレスポンスとして、600
bをクライアントマシンへ返す。このレスポンスとして
返される情報は、HTTPヘッダとデータからなり、そ
の具体的な例を図7に示す。図7に701がヘッダ部分
であり、702がデータ部分である。この情報を受け取
ったクライアントマシンは、このヘッダの“Conte
nt−typi”から、実行すべきアプリケーションを
選択、起動し、データ702を起動したアプリケーショ
ンに渡す。今回は、Flashpixファイル対応のア
プリケーションが立ち上がることになる。
【0034】次にFile300の情報、例えば階層
数、最大解像度の画像サイズ、色空間などの情報と、関
連付け情報などをサーバマシンに対してリクエストを発
行する(601a)。そうするとサーバマシンから上記
の情報がレスポンス601bとして、クライアントマシ
ンに返される。上記の関連付け情報の例として、図5の
500の情報が返される。同様にファイル301の関連
付け情報は501、File302の関連付け情報は5
02である。次にクライアントから実際の画像データの
要求602aがサーバマシンに送信され、画像データが
返されて602b、それをクライアント側のFlash
pixの表示アプリケーションが表示をする。そうする
と図4に示しているように、クライアントマシン102
aの表示装置401にファイル300の画像データが表
示される。
【0035】その後ユーザが画面に向かって右の方向に
スクロールを要求したとする。この場合例えば、今表示
している階層は階層303、すなわち最低解像度である
とすると、これ以上の右スクロールをファイル300の
画像データではできない。この時の処理フローを図8に
示す。
【0036】まずステップS800でクライアントマシ
ン102aは現在表示しているタイルに対する関連付け
情報を取り出す。今回は最低解像度のタイル0を表示し
ているので、このタイルの関連付け情報を取り出す。次
にステップS801で、関連付け情報があるか否かを判
断する。無い場合はステップS807に飛ぶ。ステップ
S801でこの情報が有った場合、ステップS802で
今回のユーザの要求に対応した関連付け情報があるかど
うかを判断する。
【0037】今回、タイルには図5の500に示す情報
がある。また、今回のユーザ要求は「右にスクロール」
で、500は「このタイルの右は、File301であ
る」と言うことなので、今回は、ちょうど当てはまる。
よってクライアントマシン102aはステップS802
で対応する情報があると判断され、ステップS803に
移る。反対に対応する情報が無い場合はステップS80
1と同様にステップS807に飛ぶ。ステップS803
では、クライアントマシン102aは関連付け情報から
次にアクセスするためのリクエストを作成し、ステップ
S804でサーバマシン101に発行する。ステップS
805でそのレスポンスである新しいファイルの情報を
サーバマシン101から受け取り、その後ステップS8
06でクライアントマシン102では新しい画像データ
を表示する。この状態で401の表示装置には、ファイ
ル301の301cのタイル画像が表示されている。
【0038】一方ステップS807は、通常の表示と言
うことで、例えば、300cを表示している時に、「左
スクロール」をユーザが要求した場合を考えると、この
ユーザ要求に対応した関連付け情報はないので、この画
像に対しては、「左スクロール」はできず、画像の左端
の表示を行うことを意味する。
【0039】この処理を繰り返すことにより、図3の3
枚の画像をあたかも1枚の画像として表示することがで
きる。以上の構成により、タイル毎の関連付けを容易に
した上、関連付け情報と画像データを同一ファイルにて
管理でき、取扱いが容易になる。
【0040】次に、ユーザーの要求により表示されてい
る画像データの解像度を上げる事を考える。この場合例
えば、解像度303から解像度304の階層に解像度を
上げたとする。この場合、各ファイルの解像度には、各
4つのタイルデータがある。この場合、1つのファイル
内の4つのタイルの表示は、通常の表示処理で行える。
先の説明と同様に300のファイルの304の解像度の
さらに右を表示するようにユーザが指定したとする。こ
の時タイル図9内の1−1が指定されたとする。
【0041】この場合、サーバマシンで管理しているフ
ァイル中には、解像度304のタイルに対しては、直接
関連付け情報は入っていないものもある。この場合は、
図9に示すように、クライアントマシン102で低解像
度側から対応する高解像度側へ関連付け情報を継承する
仕組みを入れる。例えば、 0−0は、1−0,1−1,1−2,1−3へ継承 1−0は、2−0,2−1,2−4,2−5へ継承 1−1は、2−2,2−3,2−6,2−7へ継承 1−2は、2−8,2−9,2−12,2−13への継
承 1−3は、2−10,2−11,2−14,2−15へ
継承 とする。そうすると0−0の情報は、全ての解像度に対
して継承することになり、304の解像度のデータであ
っても、File300の右はFile301というこ
とが識別可能となりFile300の右を表示する制御
が可能となる。
【0042】更に関連付け情報に優先順位を付ける処理
を、図10のフローチャートを用いて説明する。この処
理は、図8のステップS800の具体的な例である。ま
ずステップS1000で変数Jと変数Iを夫々0と現在
表示している階層番号をセットする。今回表示している
解像度304は階層番号1である。次にステップS10
01で、変数Iの解像度内のタイルの関連付け情報を探
す。今回タイル1−1が指定されたとすると、階層番号
1かつタイル1の関連付け情報を探す。図5の500b
に示す「Resolution1:Tile1:関連情
報URL1」が検索される。これによりステップS10
02では、情報があったと判断され、ステップS100
3に移る。ステップS1003では、上記の情報を「情
報〔J〕」に格納する。その後ステップS1004で変
数Jに1を加える。ステップS1005で変数Iから1
を引く。ステップS1006で変数Iが0か否かを判断
する。0でない場合はステップS1001に戻り処理を
繰り返す。
【0043】解像度が1つ下がると、対応するタイルの
番号が代わる。これは図9に示す通りであるが、例えば
タイル1−1に対応する1つ下のタイルは0−0であ
る。よって2回目のループで、「Resolution
0:Tile 0:これより右 File301」が
検索される。
【0044】一方ステップS1002で情報が無いと判
断された場合は、ステップS1005に飛ぶ。ステップ
S1006にて変数Iが0になると、この処理を終了す
る。
【0045】この処理により、配列変数「情報〔〕」の
中に関連付け情報が優先順位付で格納される。すなわち
「情報
〔0〕」が最も優先順位の高い情報となる。
【0046】この処理により、タイル1−1には、50
0bの情報と500aの情報があり、500bが優先順
位が高い情報と判断できる。
【0047】この時クライアントのソフトは、タイル1
−1が選択された時の次の処理として、優先順位の高い
情報がある500bを自動的に選択し、新しい画像リク
エストを発行しても良いし、また、下に示すような
【0048】
【外1】 メニューを表示部に表示して、いずれの関連付け情報を
用いてリクエストを出すかユーザに選択させるように動
作させても良い。
【0049】同様に解像度305では、 タイル2−3は、500c/500b/500aの3つ
の情報 タイル2−2,2−6,2−7は、500b/500a
の2つの情報 その他のタイル500aの情報のみ となる。これらの関連付け情報をユーザの要求に従って
切り替え、表示を繰り返すことにより、さまざまな情報
をさまざまな形式で表示することができる。その結果ユ
ーザーは各タイルが有する関連付け情報を用いて、関連
するタイルを容易に受信、表示することが可能となる。
【0050】(他の実施の形態)さらに関連付け情報と
して、「Resolution 0:Tile 0:こ
れより右 File301+32画素」と言うように、
必ずファイルの先頭から始まるのではなく、先頭からオ
フセット情報(付加情報)を記述しても良い。この場合
のオフセットの画素値は、この関連付け情報を記述して
いる解像度での値とすると、この解像度以外の解像度で
この値を使う場合という条件で、例えばタイル1−1と
かで使う場合は、「32*2=64画素」と言うように
変換すれば良い。更には、このオフセットの画素値は、
「最大解像度での画素値」と決めることもできる。この
場合は逆の変換を行えば良い。
【0051】(本発明の他の実施形態)前述した実施形
態の機能を実現するように前述した実施形態の構成を動
作させるプログラムを記憶媒体に記憶させ、該記憶媒体
に記憶されたプログラムをコードとして読み出し、コン
ピュータにおいて実行する処理方法も上述の実施形態の
範疇に含まれるし、前述のプログラムが記憶された記憶
媒体も上述の実施形態に含まれる。
【0052】かかる記憶媒体としてはたとえばフロッピ
ーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディ
スク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発姓メモリカー
ド、ROMを用いることができる。
【0053】また 前述の記憶媒体に記憶されたプログ
ラム単体で処理を実行しているものに限られず、他のソ
フトウエア、拡張ボードの機能と共同して、OS上で動
作し前述の実施形態の動作を実行するものも前述した実
施形態の範疇に含まれる。
【0054】
【発明の効果】関連付け情報の情報量を低減した上、画
像を分割したタイルから所望のタイルを容易に獲得可能
な構成を提供できた。また関連付け情報の継承を可能と
し、関連付け情報の優先順位を設けたので、優先順位に
応じてさまざまな関連画像を得ることが可能となる。
【0055】継承を採用することで、階層データに同じ
関連づけ情報を付加してファイル管理すること必要がな
くなるので、ファイルサイズをコンパクトにすることを
可能とし、サーバにおける処理の低減高速な応答が実現
できる。更に例えば、パノラマ、イメージマップ、モン
タージュ等の専用のアプリケーションにより実現してい
た処理を関連付け情報を用いることで容易に実現可能と
した構成を提供できる。
【0056】タイルに分割された画像データ形式のデー
タ表示において、タイル毎に関連付け情報を持つことに
より、他のデータとの関連付けを容易にすると共に、こ
の関連付け情報を画像データと同一のファイルで管理す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム全体の構成図
【図2】コンピュータシステムの構成を示す図
【図3】画像データと階層、タイルの関係を表す図
【図4】パノラマ画像の概念図と表示画像の関係を表す
【図5】各タイル毎に記述する関連付け情報の例
【図6】サーバ、クライアントマシン間での通信の概念
【図7】サーバマシンが返すデータの例
【図8】第1の実施例を説明するフローチャート
【図9】関連付け情報を継承する時のタイルの関係を表
す図
【図10】関連付け情報の取り出し、優先順位付けのた
めのフローチャート
【図11】領域分割された画像の例
【図12】サーバサイドのイメージマップのデータの例
【図13】クライアントサイドのイメージマップのデー
タの例
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G06F 3/14 310 G06F 3/14 310C Fターム(参考) 5B050 AA08 CA07 CA08 FA02 FA19 GA08 5B069 AA02 BA01 FA10 KA01 LA03 5B075 KK07 ND08 ND35 ND36 NK43 PR08 5C076 AA14 AA19 AA36

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を分割した複数のタイルと、該タイ
    ルごとに該タイルに対する関連付け情報を保持する画像
    ファイルを有するサーバマシンから前記複数のタイルの
    少なくとも1つからなる画像と前記関連付け情報を受信
    し、 前記受信した画像の関連付け情報を該受信した画像の高
    解像度の画像に継承し、 前記継承した関連付け情報を用いて、前記複数のタイル
    から選択的にタイルを受信することを特徴とする画像処
    理方法。
  2. 【請求項2】 前記高解像度の画像に関連付け情報が予
    め付加されている場合、前記継承された関連付け情報の
    優先順位は、前記予め付加された関連付け情報より低い
    ことを特徴とする請求項1項記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記高解像度の画像に関連付け情報が予
    め付加されている場合、前記継承された関連付け情報
    と、該予め付加された関連付け情報のいずれを用いて、
    前記選択的にタイルを受信することを特徴とする請求項
    1項記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記継承された関連付け情報と、該予め
    付加された関連付け情報のいずれを用いるかは、ユーザ
    の選択により決まることを特徴とする請求項3項記載の
    画像処理方法。
  5. 【請求項5】 前記受信は、IIP(インターネットイ
    メージプロトコル)により行われ、前記関連付け情報は
    URL(Uniform ResourceLocat
    or)もしくは、URI(Uniform Resou
    rce Identifier)あるいは、URL/U
    RI+付加情報であることを特徴とする請求項1項記載
    の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記継承した関連付け情報を用いて、前
    記サーバマシンから前記タイルを受信することを特徴と
    する請求項1項記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 前記画像を分割したタイル1つに対し、
    複数の高解像度のタイルが対応しており、前記対応する
    タイル間で継承は行われることを特徴とする請求項1項
    記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記関連付け情報の受信は、前記複数の
    タイルの少なくとも1つとからなる画像受信を先んじて
    行われることを特徴とする請求項1項記載の画像処理方
    法。
  9. 【請求項9】 1つの画像データを複数の階層データと
    し管理し、前記階層データのそれぞれは複数のタイルに
    分割されている画像ファイルを有するがサーバマシン
    と、前記サーバマシンに対して、IIPプロトコルを用
    いてネットワークを介して前記タイルのリクエストを発
    行するクライアントマシンにおける画像処理方法であっ
    て、 前記サーバマシンの画像ファイルは前記タイルごとに該
    タイルに対する関連付け情報を有し、 前記クライアントマシンは前記関連づけ情報を前記サー
    バマシンから取り出す工程と、 前記複数のタイルにおける低解像度のタイル関連づけ情
    報を、高解像度のタイルに継承する工程と、 前記取り出された関連づけ情報もしくは前記継承された
    関連づけ情報を用いて、前記サーバからタイルを得る工
    程を有する画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記関連付け情報はURL(Unif
    orm Resource Locator)もしく
    は、URI(Uniform Resource Id
    entifier)あるいは、URL/URI+付加情
    報であることを特徴とする請求項10項記載の画像処理
    方法。
  11. 【請求項11】 前記クライアントマシーンでの画像表
    示は、表示する画像データの一部であることを特徴とす
    る請求項9項記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記付加情報は、関連付け情報が有効
    になる条件やその他の情報であることを特徴とする請求
    項10項記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記継承の結果、1つのタイルに複数
    の関連づけ情報が存在する場合、該複数の関連づけ情報
    に優先順位をつける工程を更に有する請求項9項記載の
    画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記その他の情報とは、ファイルの先
    頭からのオフセット値や、画像の位置を示す情報である
    ことを特徴とする請求項12項記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14項記載の画像処理方法
    を行う画像処理装置。
  16. 【請求項16】 請求項1〜14の画像処理方法を実現
    するためのコードが記憶された記憶媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7346856B2 (en) 2003-08-21 2008-03-18 International Business Machines Corporation Apparatus and method for distributing portions of large web images to fit smaller constrained viewing areas

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