JP2002057646A - 放送・配信確認装置及びこの装置を用いた放送・配信確認システム - Google Patents

放送・配信確認装置及びこの装置を用いた放送・配信確認システム

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JP2002057646A
JP2002057646A JP2000242800A JP2000242800A JP2002057646A JP 2002057646 A JP2002057646 A JP 2002057646A JP 2000242800 A JP2000242800 A JP 2000242800A JP 2000242800 A JP2000242800 A JP 2000242800A JP 2002057646 A JP2002057646 A JP 2002057646A
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broadcast
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JP2000242800A
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Makoto Takahashi
誠 高橋
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INSAITO KK
Original Assignee
INSAITO KK
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル放送、インターネット、携帯電話な
ど、デジタル化されたメディア上で、広告、映像、音
声、画像、テキストなどのデジタル素材が、実際に放送
・配信されたことを自動的に確認する。 【解決手段】 被確認用データが付されて放送または配
信されるデジタル素材を随時受信することが可能な受信
部11と、放送または配信されるデジタル素材のうち放
送または配信がなされたことを確認すべきデジタル素材
の確認用データを予め保存しておく確認用データ保存部
12と、受信されたデジタル素材の被確認用データと確
認用データとを比較して両データが同一であるか否かを
判別する判別部13と、両データが同一であると判別さ
れたときに、その被確認用データに確認済みデータを付
与して保存する確認済みデータ保存部14と、確認済み
データおよび被確認用データを出力することが可能な出
力部15とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送・配信確認装
置及びこの装置を用いた放送・配信確認システムに関す
るものである。より詳しくは、ネットワーク(例えばイ
ンターネット)、デジタル放送、携帯電話など、デジタ
ル化されたメディア上で、映像、音声、画像、テキスト
(文字)などのデジタル素材が確実に放送または配信さ
れたことを自動的に確認することのできる、放送・配信
確認装置及びこの装置を用いた放送・配信確認システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、放送(または配信、以下特に必
要がない限り単に放送という)内容が実際に放送された
か否かを確認する必要が生じることがしばしばある。例
えば、放送局や広告代理店などは、広告主から広告の放
送を依頼された場合に、その後、その広告が実際に放送
されたことの確認(証明)を広告主から要求される。現
在、上記証明は、放送局などが自己申告で行っている。
図8は、現在の状態を示す概念図である。同図に示すよ
うに、放送希望者(広告主、広告代理店等)1がその放
送を放送局等2に依頼すると、放送局等2は、放送設備
3または配信システムネットワーク4を通じて視聴者、
受信者の受信装置5に向けて矢印3a、4aで示すよう
に放送を行なう。その後、放送局等2は、上記証明を行
なうべく、放送・掲載確認書6等を作成し、放送希望者
1に渡している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記証明が自己申告で
行われている現状では、その放送が実際にはなされてい
ないにもかかわらず、実際に放送した旨の申告がなされ
ることがあり得るため、これがしばしばトラブルの原因
となっている。そこで、その放送が実際になされたか否
かを確認する必要が生じるのであるが、現在、例えば図
9に示すように、デジタル放送、インターネット、携帯
電話など、メディアのデジタル化に伴い多チャンネル化
が急速に進んでいる中で、確認が求められれる映像、画
像、テキストなどのデジタル素材を確認することは、非
常に困難な状況になってきている。例えば、1日1億PV
(ページビュー)も配信されているメディアに1ヶ月1
00万PVの広告(例えばバナー広告)が配信された場
合、1日あたり平均3.3万PV分がその日の配信分とし
て割り当てられる。この広告が確実に配信されているか
否かを確認しようとすると、3.3万/1億=33/1
0万≒1/3万の確率で出現する広告を探さなければな
らない。現実に、広告主から、広告の掲載証明を求めら
れた広告代理店などでは、人手を使って、あたる確率が
宝くじなみに低いバナー広告を探して、報告書を作成し
ているが、このような作業は非常に困難である。
【0004】この発明の目的は、以上のような課題を解
決し、デジタルメディアの特徴を活かして、デジタル放
送、インターネット、携帯電話など、デジタル化された
メディア上で、広告素材に限らず、映像、音声、画像、
テキストなどのデジタル素材が、実際に放送・配信され
たことを自動的に確認することのできる放送・配信確認
装置及びこの装置を用いた放送・配信確認システムを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の放送・配信確認装置は、被確認用デー
タが付されて放送または配信されるデジタル素材を随時
受信することが可能な受信部と、放送または配信される
上記デジタル素材のうち放送または配信がなされたこと
を確認すべきデジタル素材の確認用データを予め保存し
ておく確認用データ保存部と、前記受信部にて受信され
たデジタル素材の被確認用データと、上記確認用データ
保存部に保存されている確認用データとを比較して両デ
ータが同一であるか否かを判別する判別部と、この判別
部にて前記両データが同一であると判別されたときに、
その被確認用データに確認済みデータを付与して保存す
る確認済みデータ保存部と、この確認済みデータ保存部
に保存された確認済みデータおよび被確認用データを出
力することが可能な出力部と、を備えていることを特徴
とする。なお、デジタル素材が放送または配信されたこ
とを確認するための被確認用データおよび確認用データ
としては、そのデジタル素材にもともと付されているフ
ァイル名を用いることもできるし、ファイル名とは別に
専用のデータを付すこともできる。請求項2記載の放送
・配信確認装置は、請求項1記載の放送・配信確認装置
において、前記確認済みデータ保存部は、前記判別部に
て前記被確認用データと確認用データとが同一であると
判別されたときに、その被確認用データと確認済みデー
タとに加えてそのデジタル素材も保存することをことを
特徴とする。請求項3記載の放送・配信確認装置を用い
た放送・配信確認システムは、ネットワークに接続可能
な、前記請求項1または2記載の放送・配信確認装置
と、蓄積サーバと、確認者の端末装置とを備えた条件下
で作動するシステムであって、前記放送・配信確認装置
は、その出力部により、少なくとも前記確認済みデータ
および被確認用データを蓄積サーバに向けて出力する装
置であり、前記蓄積サーバは、放送・配信確認装置から
の前記確認済みデータおよび被確認用データを受信して
これらデータを蓄積するサーバであり、前記確認者の端
末装置は、上記蓄積サーバにアクセスして上記確認済み
データおよび被確認用データを見ることのできる端末装
置であることを特徴とする。請求項4記載の放送・配信
確認装置を用いた放送・配信確認システムは、ネットワ
ークに接続可能な、前記請求項2記載の放送・配信確認
装置と、蓄積サーバと、確認者の端末装置とを備えた条
件下で作動するシステムであって、前記放送・配信確認
装置は、その出力部により、前記被確認用データと確認
済みデータとに加えてそのデジタル素材も蓄積サーバに
向けて出力する装置であり、前記蓄積サーバは、放送・
配信確認装置からの前記被確認用データと確認済みデー
タとに加えてそのデジタル素材も受信してこれらデータ
を蓄積するサーバであり、前記確認者の端末装置は、上
記蓄積サーバにアクセスして上記被確認用データと確認
済みデータとに加えてそのデジタル素材も見ることので
きる端末装置であることを特徴とする。請求項5記載の
放送・配信確認装置を用いた放送・配信確認システム
は、請求項3または4記載の、放送・配信確認装置を用
いた放送・配信確認システムにおいて、前記蓄積サーバ
は、前記放送・配信確認装置からの確認済みデータおよ
び被確認用データを受信した場合に、少なくともこれを
受信した旨のメールおよび/または、確認済みデータと
被確認用データとを確認者の端末装置に配信するサーバ
であることを特徴とする。
【0006】
【作用効果】請求項1記載の放送・配信確認装置は、被
確認用データが付されて放送または配信されるデジタル
素材を随時受信することが可能な受信部と、放送または
配信される上記デジタル素材のうち放送または配信がな
されたことを確認すべきデジタル素材の確認用データを
予め保存しておく確認用データ保存部と、前記受信部に
て受信されたデジタル素材の被確認用データと、上記確
認用データ保存部に保存されている確認用データとを比
較して両データが同一であるか否かを判別する判別部
と、この判別部にて前記両データが同一であると判別さ
れたときに、その被確認用データに確認済みデータを付
与して保存する確認済みデータ保存部と、この確認済み
データ保存部に保存された確認済みデータおよび被確認
用データを出力することが可能な出力部と、を備えてい
るので、例えば次のように利用され、それに応じた作用
効果が得られる。この放送・配信確認装置は、放送また
は配信されるデジタル素材を随時受信することが可能な
受信部を備えているので、現在のデジタル素材の受信装
置(例えばデジタルテレビ等)と同様に設置することが
できる。したがって、広告主、広告代理店、放送局等、
所定のデジタル素材(確認したい放送内容であり例えば
広告)が実際に放送されたことを確認したい確認者は、
この放送・配信確認装置を、現在のデジタル素材の受信
装置と同様に、自己が望む場所(例えば、広告主の会社
内、広告代理店の会社内、放送局内、配信局内等)に設
置する。また、確認者は、実際に放送されたことを確認
するために必要となる被確認用データを、確認したいデ
ジタル素材に予め付しておく。なお、前述したように被
確認用データとしては、そのデジタル素材のファイル名
を用いることもできる。さらに、確認者は、確認すべき
デジタル素材の確認用データ(上記被確認用データと同
一のデータである)を設定し、その確認用データを放送
・配信確認装置の確認用データ保存部に予め保存してお
く。なお、前述したように確認用データとしては、確認
しようとするデジタル素材のファイル名を用いることも
できる。そして、確認者は、上記デジタル素材の放送に
先立ち、例えば、確認したいデジタル素材が実際に放送
されるであろう放送局のチャンネルが「○○」チャンネ
ルであるならば、放送・配信確認装置のチャンネルをそ
の「○○」チャンネルに合わせておく。なお、この放送
・配信確認装置は同時に複数チャンネルを受信すること
ができるようにすることも可能であり、その場合には複
数のチャンネルを設定することもできる。この放送・配
信確認装置は、被確認用データが付されて放送または配
信されるデジタル素材を随時受信することが可能な受信
部を備えているので、上記チャンネルに設定されるとそ
の後そのチャンネルの放送を随時受信する。受信部で随
時受信されたデジタル素材は、その被確認用データと、
上記確認用データ保存部に保存されている確認用データ
とが同一であるか否かが、判別部で比較、判別され、両
データが同一であると判別されたときには、その被確認
用データに確認済みデータが付与されて確認済みデータ
保存部に保存される。この確認済みデータ保存部に保存
された確認済みデータおよび被確認用データは、出力部
によって出力される(例えば、プリンタに出力され、あ
るいは表示手段(ディスプレイ等)に出力される)こと
となるので、確認者は、上記所定のデジタル素材(放送
内容であり例えば広告)が実際に放送されたことを確認
することができる。以上のように、この請求項1記載の
放送・配信確認装置によれば、実際に放送・配信された
ことを確認したいデジタル素材を、自動的に確認するこ
とができることとなる。別言すれば、所定のデジタル素
材の放送・配信が実際になされたことの証明が、従来は
放送・配信側の者による自己申告によってなされていた
のに対し、この請求項1記載の放送・配信確認装置によ
れば、放送・配信を受ける受信側でこの装置を用いて確
認することができ、いわば第3者的立場で証明すること
が可能となる。請求項2記載の放送・配信確認装置によ
れば、請求項1記載の放送・配信確認装置において、前
記確認済みデータ保存部は、前記判別部にて前記両デー
タが同一であると判別されたときに、その被確認用デー
タと確認済みデータとに加えてそのデジタル素材も保存
するので、より確実に所定のデジタル素材(放送内容で
あり例えば広告)が実際に放送されたことを確認するこ
とができるようになる。請求項3記載の放送・配信確認
システムは、ネットワークに接続可能な、前記請求項1
または2記載の放送・配信確認装置と、蓄積サーバと、
確認者の端末装置とを備えた条件下で作動するシステム
であって、前記放送・配信確認装置は、その出力部によ
り、少なくとも前記確認済みデータおよび被確認用デー
タを蓄積サーバに向けて出力する装置であり、前記蓄積
サーバは、放送・配信確認装置からの前記確認済みデー
タおよび被確認用データを受信してこれらデータを蓄積
するサーバであり、前記確認者の端末装置は、上記蓄積
サーバにアクセスして上記確認済みデータおよび被確認
用データを見ることのできる端末装置であるので、例え
ば次のように利用され、それに応じた作用効果が得られ
る。 (i)このシステムにおける放送・配信確認装置は、現
在のデジタル素材の受信装置と同様にして、任意の場所
に設置され、上記ネットワークに接続される。すなわ
ち、このシステムにおける放送・配信確認装置は、必ず
しも全ての確認者によって設置される必要はなく、任意
の場所(例えば広告代理店内)に設置される。 (ii)この放送・配信確認装置は、その受信部にて受
信されたデジタル素材の被確認用データと、前記確認用
データとが同一であると判別したとき、その出力部によ
り、少なくとも前記確認済みデータおよび被確認用デー
タをネットワークを通じて蓄積サーバに向けて出力す
る。 (iii)放送・配信確認装置から出力された確認済み
データおよび被確認用データは、蓄積サーバによって受
信され蓄積される。 (iv)したがって、確認者は、自身の端末装置を操作
し、上記蓄積サーバにアクセスして上記確認済みデータ
および被確認用データを見ることができる。 以上のように、この請求項3記載の放送・配信確認シス
テムによれば、必ずしも全ての確認者が放送・配信確認
装置を設置する必要がなくなり、任意の場所(例えば広
告代理店内)に設置することによって、全ての確認者
(例えば広告代理店以外の確認者である広告主、放送局
等)が、その確認装置及び蓄積サーバが接続されたネッ
トワークを利用して、確認者の端末装置で確認作業を行
なうことができるようになる。すなわち、この請求項3
記載の放送・配信確認システムによれば、実際に放送・
配信されたことを確認したいデジタル素材を、確認者の
端末装置によって容易に確認することができることとな
る。請求項4記載の放送・配信確認システムは、ネット
ワークに接続可能な、前記請求項2記載の放送・配信確
認装置と、蓄積サーバと、確認者の端末装置とを備えた
条件下で作動するシステムであって、前記放送・配信確
認装置は、その出力部により、前記被確認用データと確
認済みデータとに加えてそのデジタル素材も蓄積サーバ
に向けて出力する装置であり、前記蓄積サーバは、放送
・配信確認装置からの前記被確認用データと確認済みデ
ータとに加えてそのデジタル素材も受信してこれらデー
タを蓄積するサーバであり、前記確認者の端末装置は、
上記蓄積サーバにアクセスして上記被確認用データと確
認済みデータとに加えてそのデジタル素材も見ることの
できる端末装置であるので、このシステムによれば、実
際に放送・配信されたことを確認したいデジタル素材
を、確認者の端末装置によって確実かつ容易に確認する
ことができることとなる。請求項5記載の放送・配信確
認システムによれば、請求項3または4記載の、放送・
配信確認装置を用いた放送・配信確認システムにおい
て、前記蓄積サーバは、前記放送・配信確認装置からの
確認済みデータおよび被確認用データを受信した場合
に、少なくともこれを受信した旨のメールおよび/また
は、確認済みデータと被確認用データとを確認者の端末
装置に配信するサーバであるので、確認者は、その端末
装置に配信されたメールおよび/または、確認済みデー
タと被確認用データを見ることによって、実際に放送・
配信されたことを確認したいデジタル素材を、より速や
かに確認することができることとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。先ず、放送・配信確認装置
の実施の形態について説明し、次いでこの装置を用いた
放送・配信確認システムの実施の形態について説明す
る。図1は本発明に係る放送・配信確認装置の一実施の
形態を示すブロック図、図2はその使用例を示す概念図
である。なお、図2において、図8に示したものと同様
のものについては同一の符号を付してある。
【0008】図1に示すように、この放送・配信確認装
置10は、被確認用データが付されて放送または配信さ
れるデジタル素材を随時受信することが可能な受信部1
1と、放送または配信される上記デジタル素材のうち放
送または配信がなされたことを確認すべきデジタル素材
の確認用データを予め保存しておく確認用データ保存部
12と、受信部11にて受信されたデジタル素材の被確
認用データと、上記確認用データ保存部12に保存され
ている確認用データとを比較して両データが同一である
か否かを判別する判別部13と、この判別部13にて前
記両データが同一であると判別されたときに、その被確
認用データに確認済みデータを付与して保存する確認済
みデータ保存部14と、この確認済みデータ保存部14
に保存された確認済みデータおよび被確認用データを出
力することが可能な出力部15とを備えている。また、
受信部11にて受信された、デジタル素材(被確認用デ
ータが付されているデジタル素材)を一時的に保存する
受信データ保存部16と、この装置10を操作するため
のキーボード等からなる操作部17と、この装置10を
作動させるためのプログラム等が格納されているシステ
ム記憶部18と、上記各部を制御する制御部19とを備
えている。
【0009】以下、さらに詳しく説明する。この放送・
配信確認装置10を用いて、実際に放送がなされたこと
を確認する対象となるデジタル素材(広告、映像、音
声、画像、テキストなどのデジタルデータ)には、広告
主、広告代理店、放送局等、所定のデジタル素材(確認
したい放送内容であり例えば広告)が実際に放送された
ことを確認したい確認者(図2の1および/または2参
照)によって確認のための被確認用データが付される。
この実施の形態では、確認対象となるデジタル素材のフ
ァイル名を被確認用データとして用いる。例えば、図4
を参照して説明すると、同図において、D1で示す部分
がデジタル素材のファイル名(JXC191.gif)
であり、これを被確認用データとして用いる。なお、確
認用データとしては、専用のデータ(例えば「XYZ・
・・」を設定してこれをデジタル素材に付すこともでき
る。
【0010】受信部11は、公知のデジタルテレビ、パ
ソコン(パーソナルコンピュータ)、携帯電話等におけ
る受信部と同様の公知の受信部で構成されており、放送
設備3あるいは配信システムネットワーク4から送信さ
れる放送あるいは配信されるデジタル素材を、常時受信
することが可能である(図2の符号3b、4b参照)。
受信部11で受信されたデジタル素材(被確認用データ
(前述の例ではファイル名(JXC191.gif)が
付されているデジタル素材)は、受信データ保存部16
に一時的に保存される。受信データ保存部16は、少な
くとも、受信されたデジタル素材全てについて後述する
判別部13による判別がなされるまで(一時的に)、そ
のデジタル素材を記憶しておくだけの記憶容量を有して
いる。
【0011】確認用データ保存部12には、放送または
配信される上記デジタル素材のうち放送または配信がな
されたことを確認すべきデジタル素材の確認用データ
(基本的には上記被確認用データと同一のデータであり
前述の例ではファイル名(JXC191.gif)等)
を予め保存しておく。すなわち、ある特定のデジタル素
材(例えば先に例示したJXC191.gif)が実際
に放送されたか否かを確認したい確認者が例えば広告主
等1(図1参照)であるとすると、広告主等1は、その
確認したいデジタル素材の被確認用データ(前述の例で
はファイル名(JXC191.gif))を設定すると
ともに、この放送・配信確認装置10の操作部17を操
作して確認用データ(基本的には上記被確認用データと
同一のデータであり前述の例ではJXC191.gi
f)を予め確認用データ保存部12に保存しておく。
【0012】制御部19は、受信部11にて受信され、
受信データ保存部16に保存されている被確認用データ
付のデジタル素材(少なくともその被確認用データ)を
順次読み出して、その被確認用データと、上記確認用デ
ータ保存部12に保存されている確認用データとを判別
部13に比較させ両データが同一であるか否かを判別さ
せ、判別部13にて前記両データが同一(上記例では、
ともにJXC191.gif)であると判別されたとき
に、その被確認用データ(上記例ではJXC191.g
if)に確認済みデータを付与して、これを確認済みデ
ータ保存部14に保存する。確認済みデータは、この放
送・配信確認装置10によって(この実施の形態では確
認済みデータ保存部14(またはシステム記憶部18)
と制御部19との協動によって)付与される唯一無二
(このシステムないし放送・配信確認装置10において
唯一無二)の番号である。例えば、図4を参照して説明
すると、同図において、D3で示す証明番号(No.9
898012D1625−298)が確認済みデータで
ある。なお、この実施の形態では、確認済みデータ保存
部14には、被確認用データと確認済みデータとに加え
て、図4にも示すように、確認日時、放送・配信媒体
名、および上記デジタル素材(放送内容)も保存される
ようになっている。
【0013】出力部15は、確認済みデータ保存部14
に保存された確認済みデータおよび被確認用データを出
力するためのもので、この実施の形態では、送受信部1
5a、プリンタ15b、およびディスプレイ15cを備
えている。
【0014】以上のような放送・配信確認装置10は、
例えば次のようにして使用することができ、それに応じ
た作用効果が得られる。
【0015】この放送・配信確認装置10は、放送また
は配信されるデジタル素材を随時受信することが可能な
受信部11を備えているので、図2に示すように、現在
のデジタル素材の受信装置(例えばデジタルテレビ等)
5と同様に設置することができる。したがって、広告
主、広告代理店、放送局等、所定のデジタル素材(確認
したい放送内容であり例えば広告)が実際に放送された
ことを確認したい確認者(図1における1および/また
は2参照)は、この放送・配信確認装置10を、現在の
デジタル素材の受信装置と同様に、自己が望む場所(例
えば、広告主の会社内、広告代理店の会社内、放送局
内、配信局内等)に設置する。また、確認者は、実際に
放送されたことを確認するために必要となる被確認用デ
ータ(上記例ではJXC191.gif)を、確認した
いデジタル素材に予め付しておく。さらに、確認者は、
確認すべきデジタル素材の確認用データ(上記例ではJ
XC191.gif)を設定し、その確認用データを放
送・配信確認装置10の確認用データ保存部12に予め
保存しておく。
【0016】そして、確認者は、上記デジタル素材の放
送に先立ち、例えば、確認したいデジタル素材が実際に
放送されるであろう放送局のチャンネルが「○○」チャ
ンネルであるならば、放送・配信確認装置のチャンネル
をその「○○」チャンネルに合わせておく。なお、この
放送・配信確認装置10は、受信部11に複数のチュー
ナを設けることによって同時に複数チャンネルを受信す
ることができるようにすることも可能であり、その場合
には複数のチャンネルを設定することもできる。この放
送・配信確認装置10は、被確認用データが付されて放
送または配信されるデジタル素材を随時受信することが
可能な受信部11を備えているので、上記チャンネルに
設定されるとその後そのチャンネルの放送を随時受信す
る。受信部11で随時受信されたデジタル素材は、その
被確認用データと、上記確認用データ保存部に保存され
ている確認用データとが同一であるか否かが、判別部1
3で比較、判別され、両データが同一であると判別され
たときには、その被確認用データに確認済みデータが付
与されて確認済みデータ保存部14に保存される。この
確認済みデータ保存部14に保存された確認済みデータ
および被確認用データは、出力部15によって出力され
る(例えば、プリンタ15bに出力され、あるいは表示
手段(ディスプレイ15c等)に表示(出力)され
る)。したがって、確認者は、上記所定のデジタル素材
(放送内容であり例えば広告)が実際に放送されたこと
を確認することができる。
【0017】このような放送・配信確認装置10の作動
を図3に示すフローチャートを参照してさらに詳しく説
明すると、次の通りである。
【0018】(1)ステップST1で、確認者は、確認
すべきデジタル素材の確認用データ(上記例ではJXC
191.gif)を設定し、その確認用データを確認用
データ保存部12に予め保存しておく。また、上記デジ
タル素材の放送に先立ち、確認したいデジタル素材が実
際に放送されるであろう放送局のチャンネルが「○○」
チャンネルであるならば、そのチャンネルも入力して確
認用データ保存部12に予め保存しておく。このチャン
ネル設定は、上述したように複数のチャンネルを設定す
ることが可能である。このようなチャンネル設定によっ
て、受信部11はそのチャンネルの放送を受信すること
となる。
【0019】(2)ステップST2で、受信部11がス
テップST1で設定されたチャンネルの放送(この放送
の中に被確認用データ付きのデジタル素材が含まれてい
る)を随時受信し、受信した、全ての放送内容(放送さ
れた全てのデジタル素材であり、その中に被確認用デー
タ付きのデジタル素材が含まれている)を受信データ保
存部16に保存する。
【0020】(3)ステップST3で、受信データ保存
部16に保存されているデジタル素材(少なくともその
被確認用データ)を1つずつ読み出し、その被確認用デ
ータと、確認用データ保存部12に保存されている全て
の確認用データとを判別部13で比較、判別し、被確認
用データと同一の確認用データがあった場合には、両デ
ータが同一であると判別し、ステップST4でその被確
認用データに唯一無二の確認済みデータを付与してこの
確認済みデータが付与された被確認用データとデジタル
素材とを確認済みデータ保存部14に保存するととも
に、出力部15で出力する。また、この実施の形態で
は、確認済みデータとともに、確認がなされた(すなわ
ち上記判別部13で同一と判断された)日時、チャンネ
ル(配信媒体)名、デジタル素材名(例えば被確認用デ
ータとデジタル素材のファイル名とが別である場合、そ
のファイル名)も保存され、出力される。別言すれば、
確認済みデータには、これら日時、チャンネル名、デジ
タル素材名等を含ませることができる。図4は第1の出
力例(表示例)を示す図で、証明書として出力される例
を示している。図5は第2の出力例を示す図で、この例
では、実際に放送された実際に放送されたデジタル素材
(例えばバナー広告)D2の内容も表示される。なお、
ステップST3で同一であると判断された被確認用デー
タ及びそのデジタル素材と、確認用データは、ステップ
ST5で、それぞれ受信データ保存部16、確認用デー
タ保存部12から削除する。
【0021】(4)ステップST6で、未だ確認されて
いない確認用データが確認用データ保存部12に残って
いるか否かを判断する。残っている場合には、ステップ
ST7で一定時間、すなわち、確認すべき全てのデジタ
ル素材の放送予定時間を一定時間(例えば30分)経過
したか否かを判別部13で判断し、残っていない場合に
は、作動を終了する。
【0022】(5)ステップST7で、一定時間が経過
していないならばステップST3に戻ってステップST
3およびステップST4以降の動作を繰り返す。一定時
間が経過しているならば、確認すべき全てのデジタル素
材の放送予定時間を一定時間経過しているにもかかわら
ず、未だ確認されていない確認用データが残っている
(ステップST6参照)ということであるから、確認す
べきデジタル素材が実際には放送されなかったというこ
とであり、したがって、ステップST8でその旨のエラ
ーレポート(例えば、確認データに対応するデジタル素
材の放送は確認できなかった旨のレポート)を作成して
作動を終了する。なお、確認用データに当該デジタル素
材の放送予定時間をデータとして含ませておくことによ
り、確認すべき全てのデジタル素材の放送予定時間の経
過を待つことなく、放送予定時間を経過した確認用デー
タについてのみ速やかにエラーレポートが作成されるよ
うにすることもできる。
【0023】(6)上記ステップST3で判別部13に
よる比較、判別の結果、上記被確認用データと同一の確
認データがないと判断された場合には、当該被確認用デ
ータおよびそのデジタル素材はステップST5で受信デ
ータ保存部16から削除される。
【0024】以上のように、この放送・配信確認装置に
よれば、実際に放送・配信されたことを確認したいデジ
タル素材を、自動的に確認することができることとな
る。別言すれば、所定のデジタル素材の放送・配信が実
際になされたことの証明が、従来は放送・配信側の者に
よる自己申告によってなされていたのに対し、この放送
・配信確認装置によれば、放送・配信を受ける受信側で
この装置10を用いて確認することができ、いわば第3
者的立場で証明することが可能となる。
【0025】次に、この放送・配信確認装置を用いた放
送・配信確認システムの実施の形態について説明する。
図6は本発明に係る放送・配信確認システムの一実施の
形態を示す概念図である。なお、図6において、図8に
示したものと同様のものについては同一の符号を付して
ある。
【0026】図6に示すように、この放送・配信確認シ
ステムにおいても、従来同様、放送希望者(広告主、広
告代理店等)1がその放送を放送局等2に依頼すると、
放送局等2は、放送設備3または配信システムネットワ
ーク4を通じて視聴者、受信者の受信装置5に向けて矢
印3a、4aで示すように放送を行なう。
【0027】このシステムの特徴は、ネットワーク(例
えばインターネット)Nに接続可能な、上記放送・配信
確認装置10と、蓄積サーバ20と、確認者(広告主、
広告代理店、放送局、配信局等)の端末装置30・・・
とを備えた条件下で作動する点にある。したがって、上
記放送設備3または配信システムネットワーク4を通じ
た放送は、放送・配信確認装置10に向けても矢印3
b、4bで示すように行なわれる。なお、図6において
は、二人の確認者1,2とその端末装置30とを代表さ
せて描いてあるが、確認者(及びその端末装置)は、実
際には三人以上存在することもある。また、このシステ
ムを用いて、実際に放送がなされたことを確認する対象
となるデジタル素材(広告、映像、音声、画像、テキス
トなどのデジタルデータ)には、前述したように、確認
のための被確認用データが付される(またはデジタル素
材のファイル名が被確認用データとして利用される)。
【0028】放送・配信確認装置10の構成は前述した
とおりであり、その出力部の1つををなす送受信部15
aにより、被確認用データと確認済みデータとに加えて
そのデジタル素材も蓄積サーバ20に向けて出力する。
この実施の形態では、確認済みデータとともに、確認が
なされた(すなわち前記判別部13で同一と判断され
た)日時、チャンネル(配信媒体)名、デジタル素材名
(例えば被確認用データとデジタル素材のファイル名と
が別である場合、そのファイル名)も出力される。
【0029】蓄積サーバ20はパソコン等で構成するこ
とができる。蓄積サーバ20は、放送・配信確認装置1
0からの被確認用データと確認済みデータに加えてその
デジタル素材も受信してこれらデータを蓄積する。
【0030】確認者の端末装置30はパソコン等で構成
することができる。端末装置30は、上記蓄積サーバ2
0にアクセスして上記被確認用データと確認済みデータ
とに加えてそのデジタル素材も見ることのできる端末装
置である。
【0031】前記蓄積サーバ20は、放送・配信確認装
置10からの確認済みデータおよび被確認用データを受
信した場合には、少なくともこれを受信した旨のメール
および/または、確認済みデータと被確認用データとを
確認者の端末装置30に配信するようになっている。
【0032】このような放送・配信確認システムは、例
えば次のように利用され、それに応じた作用効果が得ら
れる。 (i)このシステムにおける放送・配信確認装置10
は、現在のデジタル素材の受信装置と同様にして、任意
の場所に設置され、上記ネットワークNに接続される。
すなわち、このシステムにおける放送・配信確認装置1
0は、必ずしも全ての確認者によって設置される必要は
なく、任意の場所(例えば広告代理店内)に設置され
る。 (ii)放送・配信確認装置10は、その受信部11に
て受信されたデジタル素材の被確認用データと、確認用
データとが同一であると判別したとき、その出力部15
aにより、少なくとも確認済みデータおよび被確認用デ
ータをネットワークを通じて蓄積サーバに向けて出力す
る。 (iii)放送・配信確認装置10から出力された確認
済みデータおよび被確認用データは、蓄積サーバ20に
よって受信され蓄積される。 (iv)したがって、確認者は、自身の端末装置30を
操作し、蓄積サーバ20にアクセスして上記確認済みデ
ータおよび被確認用データを見ることができる。 以上のように、この放送・配信確認システムによれば、
必ずしも全ての確認者が放送・配信確認装置10を設置
する必要がなくなり、任意の場所(例えば広告代理店
内)に設置することによって、全ての確認者(例えば広
告代理店以外の確認者である広告主、放送局等)が、そ
の確認装置10及び蓄積サーバ20が接続されたネット
ワークNを利用して、確認者の端末装置30で確認作業
を行なうことができるようになる。すなわち、この放送
・配信確認システムによれば、実際に放送・配信された
ことを確認したいデジタル素材を、確認者の端末装置3
0によって容易に確認することができることとなる。
【0033】さらに、この放送・配信確認システムは、
その放送・配信確認装置10が、その出力部15aによ
り、被確認用データと確認済みデータとに加えてそのデ
ジタル素材も蓄積サーバ20に向けて出力する装置であ
り、蓄積サーバ20は、放送・配信確認装置10からの
被確認用データと確認済みデータとに加えてそのデジタ
ル素材も受信してこれらデータを蓄積するサーバであ
り、確認者の端末装置30は、蓄積サーバ20にアクセ
スして被確認用データと確認済みデータとに加えてその
デジタル素材も見ることのできる端末装置であるので、
このシステムによれば、実際に放送・配信されたことを
確認したいデジタル素材を、確認者の端末装置30によ
って確実かつ容易に確認することができることとなる。
【0034】さらにまた、この放送・配信確認システム
によれば、蓄積サーバ20が、放送・配信確認装置10
からの確認済みデータおよび被確認用データを受信した
場合に、少なくともこれを受信した旨のメールおよび/
または、確認済みデータと被確認用データとを確認者の
端末装置30に配信するサーバであるので、確認者は、
その端末装置30に配信されたメールおよび/または、
確認済みデータと被確認用データを見ることによって、
実際に放送・配信されたことを確認したいデジタル素材
を、より速やかに確認することができることとなる。
【0035】このような放送・配信確認システムのさら
なる利用例ないし作動について図7に示すフローチャー
トを参照して説明すると、次の通りである。 (1)ステップST01、ステップST02で、蓄積サ
ーバ20に対し、その放送・配信確認装置10が有効な
装置であることを認識させるために、装置の登録を行な
う。この登録作業は、特にこのシステムにおいて複数台
の放送・配信確認装置10を用いる場合に必要となり、
各装置に例えばID(図4の「確認装置ID」参照)を
付す等によって行われる。この登録作業は、放送・配信
確認装置10の操作部17によって行うことができ、登
録データ(例えばID)はシステム記憶部18に保存さ
れる。
【0036】(2)ステップST03で放送・配信確認
装置10による前述した確認動作がなされ、確認がなさ
れた場合には、ステップST04でその確認済みデータ
が付与された被確認用データとデジタル素材とが出力部
15aを介して蓄積サーバ20に出力される。
【0037】(3)蓄積サーバ20は、ステップST0
5で、上記確認済みデータが付与された被確認用データ
とデジタル素材とを受信し、これを保存し保管する。ま
た、上記データを受信した旨のメールおよび/または、
確認済みデータと被確認用データとを確認者の端末装置
30に配信し、ステップST06で、端末装置30から
の照会を受け付ける。なお、放送・配信確認装置10
は、ステップST07で、そのプリンタ15bで例えば
図4に示したような証明書を発行することもでき、この
証明書は郵送等によって確認者に送付することができる
ので、この証明書を受け取った確認者は、その端末装置
30で蓄積サーバ20にアクセスし、さらに詳しいデー
タ(例えば放送されたデジタル素材の内容等)を見るこ
とができる。 (4)蓄積サーバ20はステップST08で、必要に応
じて上記証明書を端末装置30に出力することができ、
端末装置30はそのプリンタによって上記証明書をプリ
ントアウトすることができる。
【0038】以上のように、この放送・配信確認システ
ムによれば、必ずしも全ての確認者が放送・配信確認装
置10を設置する必要がなくなり、任意の場所(例えば
広告代理店内)に設置することによって、全ての確認者
(例えば広告代理店以外の確認者である広告主、放送局
等)が、その確認装置10及び蓄積サーバ20が接続さ
れたネットワークNを利用して、確認者の端末装置30
で確認作業を行なうことができるようになる。
【0039】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものでは
なく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能
である。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放送・配信確認装置の一実施の形
態を示すブロック図。
【図2】その使用例を示す概念図。
【図3】放送・配信確認装置の作動を示すフローチャー
ト。
【図4】第1の出力例(表示例)を示す図。
【図5】第2の出力例を示す図。
【図6】本発明に係る放送・配信確認システムの一実施
の形態を示す概念図。
【図7】同上フローチャート。
【図8】従来技術の説明図。
【図9】従来技術の説明図。
【符号の説明】
10 放送・配信確認装置 11 受信部 12 確認用データ保存部 13 判別部 14 確認済みデータ保存部 15 出力部 20 蓄積サーバ 30 端末装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被確認用データが付されて放送または配
    信されるデジタル素材を随時受信することが可能な受信
    部と、 放送または配信される上記デジタル素材のうち放送また
    は配信がなされたことを確認すべきデジタル素材の確認
    用データを予め保存しておく確認用データ保存部と、 前記受信部にて受信されたデジタル素材の被確認用デー
    タと、上記確認用データ保存部に保存されている確認用
    データとを比較して両データが同一であるか否かを判別
    する判別部と、 この判別部にて前記両データが同一であると判別された
    ときに、その被確認用データに確認済みデータを付与し
    て保存する確認済みデータ保存部と、 この確認済みデータ保存部に保存された確認済みデータ
    および被確認用データを出力することが可能な出力部
    と、を備えていることを特徴とする放送・配信確認装
    置。
  2. 【請求項2】 前記確認済みデータ保存部は、前記判別
    部にて前記被確認用データと確認用データとが同一であ
    ると判別されたときに、その被確認用データと確認済み
    データとに加えてそのデジタル素材も保存することをこ
    とを特徴とする請求項1記載の放送・配信確認装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークに接続可能な、前記請求項
    1または2記載の放送・配信確認装置と、蓄積サーバ
    と、確認者の端末装置とを備えた条件下で作動するシス
    テムであって、 前記放送・配信確認装置は、その出力部により、少なく
    とも前記確認済みデータおよび被確認用データを蓄積サ
    ーバに向けて出力する装置であり、 前記蓄積サーバは、放送・配信確認装置からの前記確認
    済みデータおよび被確認用データを受信してこれらデー
    タを蓄積するサーバであり、 前記確認者の端末装置は、上記蓄積サーバにアクセスし
    て上記確認済みデータおよび被確認用データを見ること
    のできる端末装置であることを特徴とする放送・配信確
    認装置を用いた放送・配信確認システム。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続可能な、前記請求項
    2記載の放送・配信確認装置と、蓄積サーバと、確認者
    の端末装置とを備えた条件下で作動するシステムであっ
    て、 前記放送・配信確認装置は、その出力部により、前記被
    確認用データと確認済みデータとに加えてそのデジタル
    素材も蓄積サーバに向けて出力する装置であり、 前記蓄積サーバは、放送・配信確認装置からの前記被確
    認用データと確認済みデータとに加えてそのデジタル素
    材も受信してこれらデータを蓄積するサーバであり、 前記確認者の端末装置は、上記蓄積サーバにアクセスし
    て上記被確認用データと確認済みデータとに加えてその
    デジタル素材も見ることのできる端末装置であることを
    特徴とする放送・配信確認装置を用いた放送・配信確認
    システム。
  5. 【請求項5】 前記蓄積サーバは、前記放送・配信確認
    装置からの確認済みデータおよび被確認用データを受信
    した場合に、少なくともこれを受信した旨のメールおよ
    び/または、確認済みデータと被確認用データとを確認
    者の端末装置に配信するサーバであることを特徴とする
    請求項3または4記載の、放送・配信確認装置を用いた
    放送・配信確認システム。
JP2000242800A 2000-08-10 2000-08-10 放送・配信確認装置及びこの装置を用いた放送・配信確認システム Pending JP2002057646A (ja)

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