JP2006311168A - 放送コンテンツ配信システム、配信量測定方法、プログラム、携帯情報端末装置及びサーバ装置 - Google Patents
放送コンテンツ配信システム、配信量測定方法、プログラム、携帯情報端末装置及びサーバ装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】放送波の難受信地域に対し通信事業者による放送コンテンツ配信量を測定する。
【解決手段】放送事業者700の放送コンテンツ130を配信する通信事業者800の配信量を測定する放送コンテンツ配信量測定システムに、放送コンテンツの放送波の難受信地域の通信事業者の通信ネットワーク200と、電話機能、通信機能を有し、且つ放送コンテンツの放送波の受信が可能であり、通信ネットワークを経由した通信で配信された放送コンテンツを受信する携帯情報端末装置300と、難受信地域に携帯情報端末装置がある場合通信ネットワークを経由して携帯情報端末装置へ放送コンテンツをマルチキャストで配信する配信サーバ装置400と、通信ネットワークを経由して携帯情報端末装置の各々から配信された放送コンテンツの視聴履歴の報告を受信し集計し通信事業者の配信量を測定し放送事業者、通信事業者に測定結果を報告する視聴履歴サーバ装置500とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】放送事業者700の放送コンテンツ130を配信する通信事業者800の配信量を測定する放送コンテンツ配信量測定システムに、放送コンテンツの放送波の難受信地域の通信事業者の通信ネットワーク200と、電話機能、通信機能を有し、且つ放送コンテンツの放送波の受信が可能であり、通信ネットワークを経由した通信で配信された放送コンテンツを受信する携帯情報端末装置300と、難受信地域に携帯情報端末装置がある場合通信ネットワークを経由して携帯情報端末装置へ放送コンテンツをマルチキャストで配信する配信サーバ装置400と、通信ネットワークを経由して携帯情報端末装置の各々から配信された放送コンテンツの視聴履歴の報告を受信し集計し通信事業者の配信量を測定し放送事業者、通信事業者に測定結果を報告する視聴履歴サーバ装置500とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は放送コンテンツを視聴する携帯情報端末装置に関する。特に、本発明は、配信事業者が放送事業者を適正に支援し放送コンテンツの放送波を受信できない難受信地域を受信可能地域にするための放送コンテンツ配信システム、配信量測定方法、プログラム、携帯端末装置及びサーバ装置に関する。
従来、地上デジタル放送では、移動受信向けの放送が行われる。移動受信機は利用者と共にさまざまな受信環境を移動するため、受信状況が悪化した状態、いわゆる、難受信に陥ることがしばしばあり得る。
特に、地下やビル街を走る電車内、あるいは、大きな建築物の中のように、移動受信機でテレビジョン放送を見たい人が多い場所で放送コンテンツの放送波の難受信になる可能性がある。
特に、地下やビル街を走る電車内、あるいは、大きな建築物の中のように、移動受信機でテレビジョン放送を見たい人が多い場所で放送コンテンツの放送波の難受信になる可能性がある。
放送コンテンツを放送する放送事業者は、遠距離や地形による難受信区域については、比較的面積が広いため、放送はそのものを中継して配信することで、対応しようと考えている。
例えば、特開2001−186103号公報では、放送コンテンツの放送波を受信して、増幅し、再び同じ周波数で中継するSFN(Single Frequency Network)を実現するものである。同一の周波数であるため、端末は受信周波数を切り替えなくても、放送波コンテンツの放送波を受信し続けられる。
例えば、特開2001−186103号公報では、放送コンテンツの放送波を受信して、増幅し、再び同じ周波数で中継するSFN(Single Frequency Network)を実現するものである。同一の周波数であるため、端末は受信周波数を切り替えなくても、放送波コンテンツの放送波を受信し続けられる。
この場合、放送コンテンツの放送波の受信可能領域と難受信地域の境界区域では、移動受信機は、本局と中継局から位相のずれた2つの放送波を受信する可能性がある。従来のアナログテレビジョンでは、ゴーストとして画質の低下を招いてしまっていた。
しかし、地上デジタル放送で採用されているOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調方式では、放送波にガードインターバルと呼ばれる無信号の区間があるため、位相のずれがこのガードインターバル以内であれば、信号の直交性から元の信号を復元することができる。このように、比較的広い放送コンテンツの放送波の難受信地域に対しては、放送波による中継が適していると考えられる。
しかし、地上デジタル放送で採用されているOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調方式では、放送波にガードインターバルと呼ばれる無信号の区間があるため、位相のずれがこのガードインターバル以内であれば、信号の直交性から元の信号を復元することができる。このように、比較的広い放送コンテンツの放送波の難受信地域に対しては、放送波による中継が適していると考えられる。
一方で、前述のような地下や車両内、あるいは、建物内といった比較的狭く、また、多数に散らばっている区域それぞれに対して、放送波専用の中継施設を設けることは、コスト的な困難が予想される。
こうした地下や車両内や建物内に対して、携帯電話サービスを行うために、携帯電話会社等の通信事業者は、すでに携帯電話ネットワークを敷設しつつ収益を得ている。
こうした地下や車両内や建物内に対して、携帯電話サービスを行うために、携帯電話会社等の通信事業者は、すでに携帯電話ネットワークを敷設しつつ収益を得ている。
さらに、第三世代携帯電話の標準化においては、従来の一対一の通信だけでなく、移動受信機として携帯情報端末装置に対して同報型のマルチキャストと呼ばれる配信方式も実現されようとしている。
すなわち、分散する放送コンテンツの放送波の難受信地域に対しても、携帯電話ネットワークのマルチキャスト配信など用いれば、放送コンテンツを効率良く携帯情報端末装置に配信することが期待される。
すなわち、分散する放送コンテンツの放送波の難受信地域に対しても、携帯電話ネットワークのマルチキャスト配信など用いれば、放送コンテンツを効率良く携帯情報端末装置に配信することが期待される。
さらに、このような配信事業者の配信サービスに応じて、放送事業者が配信事業者を適正に支援できれば、放送コンテンツの放送波の難受信地域の問題を早期に解決することができる。
それには、配信事業者によってどれだけ放送コンテンツが携帯情報端末装置の視聴者まで配信されたかを、放送事業者として正しく測定する必要がある。
それには、配信事業者によってどれだけ放送コンテンツが携帯情報端末装置の視聴者まで配信されたかを、放送事業者として正しく測定する必要がある。
しかし、従来では、配信事業者によってどれだけ放送コンテンツが携帯情報端末装置の視聴者まで配信されたかは、配信事業者の申告を信ずるほか無く、放送事業者が正しく確認するための手段がなかったという第1の問題点があった。
このため、配信事業者は放送コンテンツの配信サービスをしても、それに対する見返りを放送事業者から適正に得ることは期待できなかった。
また、放送コンテンツの配信サービスに対する具体的な見返りとしては、対価の支払いだけでなく、配信事業者が独自の情報(例えば、配信地域のローカル情報など)を放送コンテンツと共に携帯情報端末装置に提供できるようにすることも期待される。
また、放送コンテンツの配信サービスに対する具体的な見返りとしては、対価の支払いだけでなく、配信事業者が独自の情報(例えば、配信地域のローカル情報など)を放送コンテンツと共に携帯情報端末装置に提供できるようにすることも期待される。
ところが、従来の技術では、放送コンテンツ自体を改変する必要があり、放送事業者としては、自らの放送コンテンツが勝手に改変される可能性のあるこうした行為を認めることはできないという第2の問題があった。
すなわち、携帯情報端末装置側には放送コンテンツの配信サービスを受ける時に、その配信サービスに応じて放送コンテンツの提示内容を変更する機能が無いため、放送コンテンツ自体に独自コンテンツを嵌め込む必要があった。しかし、放送コンテンツに独自コンテンツを嵌め込むことにより、番組本編やスポンサーのCMコンテンツが影響を受けることがないよう、放送事業者がコントロールすることは困難であり、容認できないことであった。
このような問題と関連する従来技術として以下のものがある。
すなわち、携帯情報端末装置側には放送コンテンツの配信サービスを受ける時に、その配信サービスに応じて放送コンテンツの提示内容を変更する機能が無いため、放送コンテンツ自体に独自コンテンツを嵌め込む必要があった。しかし、放送コンテンツに独自コンテンツを嵌め込むことにより、番組本編やスポンサーのCMコンテンツが影響を受けることがないよう、放送事業者がコントロールすることは困難であり、容認できないことであった。
このような問題と関連する従来技術として以下のものがある。
また、従来、インターネット放送番組の有効且つ正確な視聴率調査を可能とするため、ネットワーク接続部はインターネットに接続し、ユーザIDデータベースはネットワーク配信番組の視聴者を特定するユーザIDを、また、機器IDデータベースはネットワーク配信番組を受信するクライアント端末を特定する機器IDを、さらに、配信番組スケジュールデータベースはネットワーク配信番組を特定する番組IDを、それぞれ取得してデータベース化して、デモグラフィック情報登録集計部には、ユーザIDと視聴者の特徴を現す特徴パラメータとを対応付けて登録しておき、調査サーバは、クライアント端末から取得した各IDと、ユーザIDに応じてデモグラフィック情報登録集計部から検索した特徴パラメータに基づいて、ネットワーク配信番組の視聴率調査を行うものもある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1では、インターネット放送番組の有効且つ正確な視聴率調査を可能とするが、配信事業者が放送コンテンツを携帯情報端末装置にマルチキャスト配信する場合にはどれだけ放送コンテンツが視聴者まで配信されたかは、配信事業者の申告を信ずるほか無く、放送事業者が正しく確認するための手段がない。
また、従来、移動体での視聴率調査、情報提供者獲得の容易化、位置情報と連携した受信状況調査、コスト低減を実現するため、レンタカー(領域1)にデータ放送用の受信装置Aを据え付け、レンタカー営業所(領域2)にデータ中継装置Bを据え付け、データ集計センター(領域3)にデータ集計装置Cを設置し、受信装置Aは、データ放送の番組視聴データと共に、位置データ、受信状況データ、視聴者属性データ、道路状況データ等を採集・蓄積し、蓄積データを要求に応じて出力し、データ中継装置Bは、各レンタカーの受信装置Aにデータ出力を要求することで得られるデータを入力・蓄積し、定期的にあるいは要求に応じてデータ集計センターに送信し、データ集計装置Cは、各データ中継装置Bから送られてくるデータを受け取り、所定の手順により集計・解析するものもある(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献2では、移動体での視聴率調査、情報提供者獲得の容易化、位置情報と連携した受信状況調査を可能にするが、前述のように、配信事業者が放送コンテンツを携帯情報端末装置にマルチキャスト配信する場合にはどれだけ放送コンテンツが視聴者まで配信されたかは、配信事業者の申告を信ずるほか無く、放送事業者が正しく確認するための手段がない。
また、従来、送信側と受信側が一体化されたインタラクTV配信受信システムに関し、ひとつの番組で流される複数のコンテンツ、CMを、視聴者が放送局の放映するままで見ることもできるし、視聴者の好きな視角のコンテンツ、CMで見たり、複数の視角のコンテンツ、CMを組み合わせたり、編集したりすることが出来るインタラクTV配信システムを提供するため、ひとつの番組において、コンテンツ、視聴者データ、サブコンテンツ及びCMを、すべてデジタル化して、それぞれ切り離して別々に配信し、視聴者側において、コンテンツ、視聴者データ管理、サブコンテンツ及びCMを、同期させることにより、視聴者の好みに応じて編集若しくは切替えを行い、配信されたままのコンテンツ又は編集若しくは切替えられたとコンテンツして見ることができるものもある(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、上記特許文献3では、インタラクTV配信受信システムを提供するが、配信事業者が放送コンテンツをマルチキャスト配信する配信サービスに対する見返りとして、配信事業者が独自コンテンツを放送コンテンツと共に提供することができない。配信事業者が放送コンテンツをマルチキャスト配信する場合にはどれだけ放送コンテンツが視聴者まで配信されたかは、配信事業者の申告を信ずるほか無く、放送事業者が正しく確認するための手段がないためである。
また、従来、個々のモニタ画面に応じて、または、ユーザの希望に応じて、動画コンテンツとデータコンテンツとをより適切な表示形態でモニタ画面上に表示させるため、サーバから、動画コンテンツとともに表示関連コマンドを放送データとして送信し、表示関連コマンドは、動画コンテンツの再生に伴って所定のデータコンテンツへアクセスするためのアクセス情報およびその再生時刻情報、ならびに両コンテンツの表示態様を決定する表示態様コマンドを含み、サーバは情報端末装置からのアクセスに応じて、通信ネットワークを介してデータコンテンツを提供し、情報端末装置は、動画の再生に伴って前記再生時刻情報およびアクセス情報に基づき所定のデータコンテンツをサーバに要求・受信し、動画とともにモニタ画面内に表示し、その際、表示態様コマンドに基づいてモニタ画面上での両コンテンツの表示態様を制御するものもある(例えば、特許文献4参照)。
しかしながら、上記特許文献4では、ユーザの希望に応じて、動画コンテンツとデータコンテンツとをより適切な表示形態でモニタ画面上に表示させるが、前述のように、配信事業者が放送コンテンツをマルチキャスト配信する配信サービスに対する見返りとして、配信事業者が独自コンテンツを放送コンテンツと共に提供することができない。配信事業者が放送コンテンツを配信する場合にはどれだけ放送コンテンツが視聴者まで配信されたかは、配信事業者の申告を信ずるほか無く、放送事業者が正しく確認するための手段がないためである。
また、従来、コンテンツ提供者(広告主)から配信者(放送事業者)に対して、視聴頻度(印刷頻度)に基づいて見返り(広告料)を提供するために、端末で印刷した広告の識別データを印刷頻度管理機関で集計・管理・報告するものもある(例えば、特許文献5参照)。
しかしながら、上記特許文献5では、端末からは、印刷データを特定する識別データは送信されるが、配信者である放送事業者を識別する情報は送信しない。すなわち、複数の配信者が存在し、個々の配信者の貢献を評価することができない。
したがって、本発明は上記問題点に鑑みて、地下、車両内、建物内の分散する放送コンテンツの放送波の難受信地域に対して通信ネットワークを用いて配信事業者によってどれだけ放送コンテンツが視聴者まで配信されたかを正しく測定でき、さらに、配信事業者が独自コンテンツを放送コンテンツに提示できる放送コンテンツ配信システム、配信量測定方法、プログラム、携帯情報端末装置及びサーバ装置を提供することを目的とする。
本発明は前記問題点を解決するために、放送事業者の放送コンテンツを配信事業者が再配信する放送コンテンツ配信システムにおいて、通信ネットワークと、電話機能、通信機能を有し、且つ放送コンテンツの再生が可能であり、前記通信ネットワークを経由した通信で配信された放送コンテンツを受信する携帯情報端末装置と、放送コンテンツの放送波を受信できない前記携帯情報端末装置に、前記通信ネットワークを経由して前記携帯情報端末装置へ前記放送コンテンツをマルチキャストで配信する配信サーバ装置と、前記通信ネットワークを経由して前記携帯情報端末装置の各々から、前記放送コンテンツを配信した配信事業者の識別情報を含む視聴履歴の報告を受信し集計し前記配信事業者の配信量を測定し、前記放送事業者、前記配信事業者に測定結果を報告する視聴履歴サーバ装置とを備えることを特徴とする放送コンテンツ配信システムを提供する。
さらに、前記通信ネットワークは携帯電話ネットワーク、無線LANを含む。
さらに、放送コンテンツの放送波を受信できない場合、配信サービス通知装置は、前記通信ネットワークを経由して前記携帯情報端末装置から前記配信サーバ装置に前記放送コンテンツの配信が可能か否かの問い合わせを行い、配信の有無と受信に必要な情報を提供する。
さらに、放送コンテンツの放送波を受信できない場合、配信サービス通知装置は、前記通信ネットワークを経由して前記携帯情報端末装置から前記配信サーバ装置に前記放送コンテンツの配信が可能か否かの問い合わせを行い、配信の有無と受信に必要な情報を提供する。
さらに、前記配信サーバ装置では前記放送コンテンツに前記配信事業者の配信識別情報を埋め込み、前記携帯情報端末装置では、配信された前記放送コンテンツから前記配信識別情報を取り出し、配信された前記放送コンテンツの前記視聴履歴に対して前記放送コンテンツを配信した前記配信事業者を特定する。
さらに、前記配信サーバ装置は、複数の前記放送事業者からの放送コンテンツに複数の前記配信事業者の配信識別情報を埋め込んで配信し、各前記携帯情報端末装置に配信の受信の選択をさせ、前記視聴履歴サーバ装置は各前記携帯情報端末装置から視聴履歴の報告を受信し集計し各放送事業者の放送コンテンツに対する各配信事業者の配信量を測定し、さらに、各配信事業者が配信した各放送事業者の放送コンテンツの配信量を測定し、各前記放送事業者、各前記配信事業者に報告する。
さらに、前記配信サーバ装置は、複数の前記放送事業者からの放送コンテンツに複数の前記配信事業者の配信識別情報を埋め込んで配信し、各前記携帯情報端末装置に配信の受信の選択をさせ、前記視聴履歴サーバ装置は各前記携帯情報端末装置から視聴履歴の報告を受信し集計し各放送事業者の放送コンテンツに対する各配信事業者の配信量を測定し、さらに、各配信事業者が配信した各放送事業者の放送コンテンツの配信量を測定し、各前記放送事業者、各前記配信事業者に報告する。
さらに、前記配信サービス通知装置は、前記携帯情報端末装置から受信した、放送コンテンツ配信の有無の問合せのうち、少なくとも放送コンテンツの配信が受けられない問合せを、前記携帯情報端末装置毎に分類して集計し、現在の配信サービスの需要量を推定し、推定結果を放送事業者、配信事業者にそれぞれ需要推定報告を行う。
さらに、前記配信サーバ装置は、放送事業者から複数の配信事業者の独自コンテンツ、前記配信事業者の独自コンテンツを提示する対応表である独自コンテンツ参照テーブル、および、独自コンテンツを前記放送コンテンツと共に提示するタイミングと画面上のどこに提示すべきかを示す独自コンテンツの提示位置情報を埋め込んだ放送コンテンツを、前記通信ネットワークを経由して配信し、前記携帯情報端末装置は、配信された放送コンテンツから前記独自コンテンツ参照テーブルを分離しこれを前記配信識別情報に基づいて参照して、放送コンテンツから対応する独自コンテンツを分離し、前記独自コンテンツの提示位置情報の提示位置に独自コンテンツを嵌め込んで提示する。
さらに、前記配信サーバ装置は、放送事業者から複数の配信事業者の独自コンテンツ、前記配信事業者の独自コンテンツを提示する対応表である独自コンテンツ参照テーブル、および、独自コンテンツを前記放送コンテンツと共に提示するタイミングと画面上のどこに提示すべきかを示す独自コンテンツの提示位置情報を埋め込んだ放送コンテンツを、前記通信ネットワークを経由して配信し、前記携帯情報端末装置は、配信された放送コンテンツから前記独自コンテンツ参照テーブルを分離しこれを前記配信識別情報に基づいて参照して、放送コンテンツから対応する独自コンテンツを分離し、前記独自コンテンツの提示位置情報の提示位置に独自コンテンツを嵌め込んで提示する。
さらに、前記視聴履歴サーバ装置は、前記配信事業者の配信量の測定で、集計された配信サービスの総利用量の時間的変化である履歴から将来の配信サービスの総利用量を予測する。
さらに、本発明は、放送事業者の放送コンテンツを配信する配信事業者の配信量を測定する放送コンテンツ配信量測定方法において、通信ネットワークを経由して前記携帯情報端末装置へ前記放送コンテンツをマルチキャストで配信する工程と、電話機能、通信機能を有し、且つ放送コンテンツの放送波の受信が可能である携帯情報端末装置が放送コンテンツの放送波を受信できない場合前記通信ネットワークを経由した通信で配信された放送コンテンツを受信し、配信された放送コンテンツの視聴履歴を生成する工程と、前記通信ネットワークを経由して前記携帯情報端末装置の各々から配信された前記放送コンテンツの視聴履歴の報告を受信し集計し前記配信事業者の配信量を測定し前記放送事業者、前記配信事業者に測定結果を報告する工程とを備えることを特徴とする放送コンテンツ配信量測定方法を提供する。
さらに、本発明は、放送事業者の放送コンテンツを配信する配信事業者の配信量を測定する放送コンテンツ配信量測定方法において、通信ネットワークを経由して前記携帯情報端末装置へ前記放送コンテンツをマルチキャストで配信する工程と、電話機能、通信機能を有し、且つ放送コンテンツの放送波の受信が可能である携帯情報端末装置が放送コンテンツの放送波を受信できない場合前記通信ネットワークを経由した通信で配信された放送コンテンツを受信し、配信された放送コンテンツの視聴履歴を生成する工程と、前記通信ネットワークを経由して前記携帯情報端末装置の各々から配信された前記放送コンテンツの視聴履歴の報告を受信し集計し前記配信事業者の配信量を測定し前記放送事業者、前記配信事業者に測定結果を報告する工程とを備えることを特徴とする放送コンテンツ配信量測定方法を提供する。
さらに、本発明は、放送事業者の放送コンテンツを配信する配信事業者の配信量を測定する放送コンテンツ配信量測定をコンピュータで実行するプログラムにおいて、通信ネットワークを経由して前記携帯情報端末装置へ前記放送コンテンツをマルチキャストで配信する手順と、電話機能、通信機能を有し、且つ放送コンテンツの放送波の受信が可能である携帯情報端末装置が放送コンテンツの放送波が受信できない場合前記通信ネットワークを経由した通信で配信された放送コンテンツを受信し、配信された放送コンテンツの視聴履歴を生成する手順と、前記通信ネットワークを経由して前記携帯情報端末装置の各々から配信された前記放送コンテンツの視聴履歴の報告を受信し集計し前記配信事業者の配信量を測定し前記放送事業者、前記配信事業者に測定結果を報告する手順とを備えることを特徴とする放送コンテンツ配信量測定をコンピュータで実行するプログラムを提供する。
さらに、本発明は、電話機能、通信機能を有し、且つ放送コンテンツの放送波を受信する携帯情報端末装置において、通信ネットワークを経由してサーバから通信で配信された放送コンテンツを受信し再生し配信された放送コンテンツに埋め込まれた配信識別情報を取り出す配信放送コンテンツ再生手段と、前記配信放送コンテンツ再生手段により取り出された配信識別情報に対して配信を行った配信事業者を特定する配信サービス識別手段と、前記配信放送コンテンツ再生手段で再生した放送コンテンツの視聴履歴を生成する視聴履歴の生成手段と、前記配信サービス識別手段で特定された前記配信事業者情報と放送コンテンツの視聴履歴を、前記通信ネットワークを経由して、サーバに報告し、サーバでは各携帯情報端末装置からの報告を集計し配信事業者の配信量を測定して測定結果を前記放送事業者、前記配信事業者に報告するための視聴履歴の報告手段を備えることを特徴とする携帯情報端末装置を提供する。
さらに、本発明は、放送事業者の放送コンテンツを携帯情報端末装置に配信する配信事業者の配信量を測定するサーバ装置において、前記放送コンテンツに配信識別情報を埋め込みマルチキャストで、通信ネットワークを経由して、前記携帯情報端末装置に配信する配信サーバ装置と、前記携帯情報端末装置で配信された放送コンテンツの視聴履歴、放送コンテンツから取り出された配信識別情報に対して特定された配信事業者情報を前記通信ネットワークを経由して各前記携帯情報端末装置から受信し集計し前記配信事業者の配信量を測定し前記放送事業者、前記配信事業者に測定結果を報告する視聴履歴サーバ装置とを備えることを特徴とするサーバ装置を提供する。
以上説明したように、本発明によれば、放送事業者の放送コンテンツを配信する配信事業者の配信量を測定する放送コンテンツ配信量測定システムにおいて、通信ネットワークと、電話機能、通信機能を有し、且つ放送コンテンツの放送波の受信が可能であり、通信ネットワークを経由した通信で配信された放送コンテンツを受信する携帯情報端末装置と、放送コンテンツの放送波を受信できない難受信地域に携帯情報端末装置がある場合、通信ネットワークを経由して携帯情報端末装置へ放送コンテンツをマルチキャストで配信する配信サーバ装置と、通信ネットワークを経由して携帯情報端末装置の各々から配信された放送コンテンツの視聴履歴の報告を受信し集計し配信事業者の配信量を測定し放送事業者、配信事業者に測定結果を報告する視聴履歴サーバ装置とを備えるようにしたので、携帯電話ネットワーク、無線LAN等の汎用の配信事業者の通信ネットワークを用いて、携帯情報端末装置に対して放送事業者が放送する放送コンテンツの配信サービスを可能にし、地下や車両内、あるいは、建物内といった比較的狭く、また、多数に散らばっている区域それぞれに対して、放送波専用の中継施設を設けることが困難で、放送コンテンツを放送波で受信できない難受信地域を受信可能地域にし、放送コンテンツの配信サービス量として複数の携帯情報端末装置で視聴した視聴時間を適切に算出して、配信事業者、放送事業者に報告するようにしたので、配信事業者は放送事業者から適正な見返りを期待できるようになった。
さらに、配信サーバ装置は複数の放送事業者からの放送コンテンツ、複数の配信事業者の独自コンテンツ、配信事業者の配信識別情報を埋め込んだ放送コンテンツに配信事業者の独自コンテンツを提示する対応表である独自コンテンツ参照テーブル、独自コンテンツを前記放送コンテンツの画面上のどこに提示すべきかを示す独自コンテンツの提示位置情報を、前記通信ネットワークを経由して、配信し、携帯情報端末装置は配信された放送コンテンツから独自コンテンツ参照テーブルを分離し保持し、第1の選択情報の入力で独自コンテンツ参照テーブルから配信識別情報を選択し、さらに、第2の選択情報の入力で放送コンテンツを選択し、さらに、選択された配信識別情報で独自コンテンツ、独自コンテンツの提示位置情報を選択し、選択された放送コンテンツに独自コンテンツの提示位置に独自コンテンツを嵌め込んで提示するようにしたので、複数の放送事業者の放送コンテンツに対して複数の配信事業者が放送事業者の了解の基に独自コンテンツを放送コンテンツと共に提供することが可能になる。さらに、複数の放送事業者の各々の放送コンテンツに対して、複数の配信事業者が配信サービスを行うことにより、地下や車両内、あるいは、建物内といった比較的狭く、また、多数に散らばっている区域それぞれに対して、放送波専用の中継施設を設けることが困難である多くの難受信地域が受信可能地域となることが期待される。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る放送コンテンツ配信システムの概略構成を示すブロック図である。本図に示すように、放送コンテンツ配信システムは通信ネットワーク200、携帯情報端末装置300、配信サーバ装置400、配信サービス通知装置401、視聴履歴サーバ装置500で構成され、プログラム制御で動作する。
図1は本発明に係る放送コンテンツ配信システムの概略構成を示すブロック図である。本図に示すように、放送コンテンツ配信システムは通信ネットワーク200、携帯情報端末装置300、配信サーバ装置400、配信サービス通知装置401、視聴履歴サーバ装置500で構成され、プログラム制御で動作する。
ここに、通信ネットワーク200は、携帯電話ネットワーク、無線LAN(Local Area Network)などの汎用の通信ネットワークであり、一例として、地下、車両内、建物内のように、放送コンテンツを受信できない難受信地域に設けられるものが対象である。
通信ネットワーク200には複数の携帯情報端末装置300が接続され、各携帯情報端末装置300は、第三世代の携帯電話、通信の機能を有し、さらに、地上デジタルテレビジョン放送の受信機能を有し、特に、マルチキャスト配信している放送コンテンツを受信する機能を有し、受信した放送コンテンツを利用者600に提示する。
さらに、配信サーバ装置400は、通信ネットワーク200を介して携帯情報端末装置300に接続され、放送コンテンツをマルチキャスト配信する機能を備えたワークステーション・サーバ等の情報処理装置であり、放送事業者700からの放送コンテンツを配信事業者800が通信ネットワーク200を用いて、複数の携帯情報端末装置300に放送コンテンツをマルチキャスト配信する。
さらに、配信サーバ装置400は、通信ネットワーク200を介して携帯情報端末装置300に接続され、放送コンテンツをマルチキャスト配信する機能を備えたワークステーション・サーバ等の情報処理装置であり、放送事業者700からの放送コンテンツを配信事業者800が通信ネットワーク200を用いて、複数の携帯情報端末装置300に放送コンテンツをマルチキャスト配信する。
さらに、視聴履歴サーバ装置500は、通信ネットワーク200を介して、通信ネットワーク200に接続され、各携帯情報端末装置300から受信した視聴履歴を集計する機能を備えたワークステーション・サーバ等の情報処理装置である。
さらに、詳細には、携帯情報端末装置300には配信サービス問合せ手段301が設けられ、配信サービス問合せ手段301は携帯情報端末装置300が放送コンテンツを放送波で受信できない場合、通信の送受信手段306、通信ネットワーク200を介して、配信サーバ装置400に対して、現在地点において通信で放送コンテンツを受信可能であるか否かの問い合わせ100を行う。利用者600への便宜のためである。
さらに、詳細には、携帯情報端末装置300には配信サービス問合せ手段301が設けられ、配信サービス問合せ手段301は携帯情報端末装置300が放送コンテンツを放送波で受信できない場合、通信の送受信手段306、通信ネットワーク200を介して、配信サーバ装置400に対して、現在地点において通信で放送コンテンツを受信可能であるか否かの問い合わせ100を行う。利用者600への便宜のためである。
配信サービス問合せ手段301には配信放送コンテンツ再生手段302が接続され、配信サービス問合せ手段301の問い合わせ100で、通信で放送コンテンツを受信可能である場合には配信サービス問合せ手段301から配信放送コンテンツ再生手段302にマルチキャスト配信を受けるアドレス情報101が通知される。
配信放送コンテンツ再生手段302は、通知されたアドレス情報101を用いて、通信ネットワーク200、通信の送受信手段306を介して、配信サーバ装置400からマルチキャスト配信で配信放送コンテンツ106を受信し、圧縮された映像、音声データを取り出して、デコードし、映像/音声107を生成して、放送波で放送コンテンツを視聴するのと同様に、通信で取得した配信放送コンテンツ106を利用者600に提示する。
配信放送コンテンツ再生手段302は、通知されたアドレス情報101を用いて、通信ネットワーク200、通信の送受信手段306を介して、配信サーバ装置400からマルチキャスト配信で配信放送コンテンツ106を受信し、圧縮された映像、音声データを取り出して、デコードし、映像/音声107を生成して、放送波で放送コンテンツを視聴するのと同様に、通信で取得した配信放送コンテンツ106を利用者600に提示する。
配信放送コンテンツ再生手段302には配信サービス識別手段303が接続され、配信放送コンテンツ再生手段302では、マルチキャスト配信開始時に、受信した配信放送コンテンツ106に埋め込まれている配信識別情報102を取り出し、配信放送コンテンツ再生手段302から配信サービス識別手段303に配信識別情報102が通知される。
配信サービス識別手段303は配信放送コンテンツ再生手段302から通知された配信識別情報102に対して配信サービスを行う配信事業者800を特定し、識別し、配信事業者情報103を出力する。
配信サービス識別手段303は配信放送コンテンツ再生手段302から通知された配信識別情報102に対して配信サービスを行う配信事業者800を特定し、識別し、配信事業者情報103を出力する。
配信サービス識別手段303には視聴履歴の生成手段304が接続され、視聴履歴の生成手段304は配信事業者800により配信された配信放送コンテンツ106を配信放送コンテンツ再生手段302で再生し、利用者600により視聴された配信サービスの視聴履歴を生成し、配信サービス毎の視聴時間を積算する。
視聴履歴の生成手段304には視聴履歴の報告手段305が接続され、視聴履歴の報告手段305は、視聴履歴の生成手段304から配信サービス毎の視聴時間の積算時間104と配信事業者情報103を全て取得し、視聴履歴情報105として、配信の送受信手段306、通信ネットワーク200を介して、後述する視聴履歴サーバ装置500に送信する。
視聴履歴の生成手段304には視聴履歴の報告手段305が接続され、視聴履歴の報告手段305は、視聴履歴の生成手段304から配信サービス毎の視聴時間の積算時間104と配信事業者情報103を全て取得し、視聴履歴情報105として、配信の送受信手段306、通信ネットワーク200を介して、後述する視聴履歴サーバ装置500に送信する。
次に、配信サービス通知装置401は配信の送受信手段306、通信ネットワーク200を介して、携帯情報端末装置300の配信サービス問合せ手段301から、現在地点において放送コンテンツの配信が受信可能であるか否かの問い合わせに対して受信可能である旨の通知を行う。
さらに、配信サーバ装置400には放送コンテンツ配信装置402が設けられ、放送コンテンツ配信装置402は通信ネットワーク200を介して複数の携帯情報端末装置300に対して放送コンテンツをマルチキャスト配信する。
放送コンテンツ配信装置402には放送コンテンツデータベース403が接続され、放送コンテンツデータベース403では放送事業者700からの放送コンテンツに対して配信事業者800の配信識別情報102が送信され、配信識別情報102を埋め込む編集が行われる。
放送コンテンツ配信装置402には放送コンテンツデータベース403が接続され、放送コンテンツデータベース403では放送事業者700からの放送コンテンツに対して配信事業者800の配信識別情報102が送信され、配信識別情報102を埋め込む編集が行われる。
視聴履歴サーバ装置500には配信サービス集計手段501が設けられ、配信サービス集計手段501は配信の送受信手段306、通信ネットワーク200を経由して、各携帯情報端末装置300の視聴履歴の報告手段305から受信した視聴履歴情報105から配信サービスの配信識別情報102と視聴時間の積算値104を取り出して配信サービスの総利用量120を集計し、配信事業者の配信量を測定する。
配信サービス集計手段501には配信サービス報告手段502が接続され、配信サービス報告手段502は、配信サービス集計手段501で集計された配信サービスの測定結果である総利用量を用いて、放送事業者700に対して配信事業者800の配信サービスによる放送コンテンツ130の総利用量報告121を出力する。
配信サービス報告手段502は、同様に、配信サービス集計手段501で集計された配信サービスの測定結果である総利用量を用いて、配信事業者800に対して、放送コンテンツ130の配信サービスの総利用量報告122を出力する。
配信サービス報告手段502は、同様に、配信サービス集計手段501で集計された配信サービスの測定結果である総利用量を用いて、配信事業者800に対して、放送コンテンツ130の配信サービスの総利用量報告122を出力する。
図2は図1における放送コンテンツ配信システムの一連の動作例を説明するシーケンス図である。
本図に示すように、現在地点において通信で放送コンテンツを受信可能であるか否かの問い合わせ100が配信サービス問合せ手段301から配信サービス通知装置401に行われる。
本図に示すように、現在地点において通信で放送コンテンツを受信可能であるか否かの問い合わせ100が配信サービス問合せ手段301から配信サービス通知装置401に行われる。
受信可能である旨の通知が配信サービス通知装置401から配信サービス問合せ手段301に行われる。
マルチキャスト配信を受けるアドレス情報101が配信サービス問合せ手段301から配信放送コンテンツ再生手段302に通知される。
配信放送コンテンツ106が放送コンテンツ配信装置402から配信放送コンテンツ再生手段302にマルチキャスト配信される。配信放送コンテンツ再生手段302で配信放送コンテンツ106が映像/音声107に生成され、利用者600に提示される。
マルチキャスト配信を受けるアドレス情報101が配信サービス問合せ手段301から配信放送コンテンツ再生手段302に通知される。
配信放送コンテンツ106が放送コンテンツ配信装置402から配信放送コンテンツ再生手段302にマルチキャスト配信される。配信放送コンテンツ再生手段302で配信放送コンテンツ106が映像/音声107に生成され、利用者600に提示される。
配信放送コンテンツ再生手段302ではマルチキャスト配信開始時に、受信した放送コンテンツに埋め込まれた配信識別情報102が取り出され、取り出された配信識別情報102が配信放送コンテンツ再生手段302から配信サービス識別手段303に送信される。
配信サービスを行う配信事業者800を特定し識別した配信事業者情報103が配信サービス識別手段303から視聴履歴の生成手段304に送信される。
配信サービスを行う配信事業者800を特定し識別した配信事業者情報103が配信サービス識別手段303から視聴履歴の生成手段304に送信される。
配信事業者情報103毎の視聴時間の積算時間104が視聴履歴の生成手段304から視聴履歴の報告手段305に取得される。
配信サービスを行う配信事業者800を特定し識別した配信事業者情報103と共に視聴時間の積算時間104を含む視聴履歴情報105が視聴履歴の報告手段305から視聴履歴サーバ装置500の配信サービス集計手段501に送信される。
配信サービスを行う配信事業者800を特定し識別した配信事業者情報103と共に視聴時間の積算時間104を含む視聴履歴情報105が視聴履歴の報告手段305から視聴履歴サーバ装置500の配信サービス集計手段501に送信される。
集計された配信サービスの測定結果である総利用量120が配信サービス集計手段501から配信サービス報告手段502に報告される。
集計された配信サービスの測定結果である総利用量121が配信サービス報告手段502から放送事業者700に報告される。
配信サービスの総利用量の報告122が配信サービス報告手段502から配信事業者800に報告される。
集計された配信サービスの測定結果である総利用量121が配信サービス報告手段502から放送事業者700に報告される。
配信サービスの総利用量の報告122が配信サービス報告手段502から配信事業者800に報告される。
したがって、本発明によれば、携帯電話ネットワーク、無線LAN等の汎用の通信ネットワーク200を用いて、携帯情報端末装置300に対して放送事業者800が放送する放送コンテンツ130の配信サービスを可能にし、地下や車両内、あるいは、建物内といった比較的狭く、また、多数に散らばっている区域それぞれに対して、放送波専用の中継施設を設けることが困難で、放送コンテンツを放送波で受信できない難受信地域を受信可能地域にし、放送コンテンツ130の配信サービス量として複数の携帯情報端末装置300で視聴した視聴時間を適切に算出して、配信事業者800、放送事業者700に報告するようにしたので、配信事業者800は放送事業者700から適正な見返りを期待できるようになった。
さらに、配信サービス通知装置401は、携帯情報端末装置300から受信した、放送コンテンツ配信の有無の問合せのうち、少なくとも放送コンテンツの配信が受けられない問合せを、携帯情報端末装置300毎に分類して集計し、現在の配信サービスの需要量を推定し、推定結果を放送事業者700、配信事業者800にそれぞれ需要量推定報告123、124を行うようにしてもよい。
なお、配信サービス通知装置401は配信を受けなかった携帯情報端末装置300の数と位置を知っているので、これを集計分類して現在の配信需要を推定することが可能だからである。
推定方法としては、特に図示しないが、例えば単純には、あるエリアで受信を希望した携帯情報端末装置300の時間当たりの台数に基づいて、各携帯情報端末装置300が一定時間配信を行うと仮定することで、配信量を推定してもよい。
推定方法としては、特に図示しないが、例えば単純には、あるエリアで受信を希望した携帯情報端末装置300の時間当たりの台数に基づいて、各携帯情報端末装置300が一定時間配信を行うと仮定することで、配信量を推定してもよい。
また、地下鉄、駅のような場所では、移動しながら視聴して短時間に通過してしまう携帯情報端末装置300と、しばらく配信エリアに留まって長時間視聴を続ける携帯情報端末装置300がある。独自情報の配信を希望する配信事業者800の場合は、後者のように振舞う視聴者の携帯情報端末装置300からの配信の需要量を知りたいはずである。そのような場合は、同一の携帯情報端末装置300がどのくらいの時間そこに留まって配信の問合せをしたかを分析して、連続視聴時間の傾向を推定して報告してもよい。
次に、複数の配信事業者800、複数の放送事業者700が共同することにより、さらに効果を挙げることが期待される。また、放送コンテンツ130の配信サービスに対する見返りとして対価の支払いだけでなく、配信事業者800が独自の情報(コンテンツ)をローカル情報として放送事業者700の了解の基に放送コンテンツ130に提示できるようにすることが期待される。この期待の実現について以下に詳細に説明する。
図3は図1の変形例であり、放送コンテンツ配信システムの概略構成を示すブロック図である。
本図に示すように、図1と比較して、複数の放送事業者700(700A、700B、…)、複数の配信事業者800(800A、800B、…)が配信サーバ装置400の放送コンテンツデータベース403に接続される。複数の配信事業者800は複数の放送事業者700の放送コンテンツ130に自己の配信識別情報102を埋め込み放送コンテンツを配信する。
本図に示すように、図1と比較して、複数の放送事業者700(700A、700B、…)、複数の配信事業者800(800A、800B、…)が配信サーバ装置400の放送コンテンツデータベース403に接続される。複数の配信事業者800は複数の放送事業者700の放送コンテンツ130に自己の配信識別情報102を埋め込み放送コンテンツを配信する。
図4は放送事業者700と放送コンテンツ130の関係、配信事業者800と配信識別情報102の関係を説明する図である。
本図(a)に示すように、放送事業者700A、700B、…は放送コンテンツ130として放送コンテンツ130A、130B、…をそれぞれ提供し、本図(b)に示すように、配信事業者800A、800B、…は配信識別情報102として配信識別情報102A、102B、…を用いて相互の識別を行う。
本図(a)に示すように、放送事業者700A、700B、…は放送コンテンツ130として放送コンテンツ130A、130B、…をそれぞれ提供し、本図(b)に示すように、配信事業者800A、800B、…は配信識別情報102として配信識別情報102A、102B、…を用いて相互の識別を行う。
図5は携帯情報端末装置300の視聴履歴の報告手段305による視聴履歴の報告内容を説明する図である。
本図に示すように、携帯情報端末装置300の視聴履歴の報告手段305では配信された放送コンテンツから配信識別情報を取り出し、放送事業者700A、700B、…毎に配信事業者800A、800B、…の視聴時間の合計が行われ、さらに、配信事業者800A、800B、…毎に放送事業者の視聴時間の合計が行われる。なお、携帯情報端末装置300において、複数の放送コンテンツ130の配信に対して、任意の1つの配信を選択して受信する例については後述する。
本図に示すように、携帯情報端末装置300の視聴履歴の報告手段305では配信された放送コンテンツから配信識別情報を取り出し、放送事業者700A、700B、…毎に配信事業者800A、800B、…の視聴時間の合計が行われ、さらに、配信事業者800A、800B、…毎に放送事業者の視聴時間の合計が行われる。なお、携帯情報端末装置300において、複数の放送コンテンツ130の配信に対して、任意の1つの配信を選択して受信する例については後述する。
視聴履歴サーバ装置500は各前記携帯情報端末装置300から視聴履歴の報告を受信し集計し各放送事業者700(700A、700B、…)の放送コンテンツ130に対する各配信事業者800(800A、800B、…)の配信量を測定し、さらに、各配信事業者800(800A、800B、…)が配信した各放送事業者700(700A、700B、…)の放送コンテンツ130の配信量を測定し、各前記放送事業者700(700A、700B、…)、各前記配信事業者800(800A、800B、…)に報告する
さらに、図3において、各放送事業者700(700A、700B、…)は放送コンテンツデータベース403に放送コンテンツ130を送信し、各配信事業者800(800A、800B、…)は放送コンテンツデータベース403に配信識別情報102、後述する独自コンテンツ、独自コンテンツの提示位置情報を送信する。
各放送事業者700(700A、700B、…)の放送コンテンツ130に独自コンテンツを独自コンテンツの提示位置情報に基づいて嵌め込んで携帯情報端末装置300に配信し、携帯情報端末装置300では利用者600により配信選択108が行われると、独自コンテンツが嵌め込まれた放送コンテンツが選択されて合成、再生、提示される。以下、詳細に説明する。
図6は図3の配信サーバ装置400における放送コンテンツデータベース403で編集されるデータ構成を説明する図である。
本図に示すように、放送コンテンツデータベース403は、共通の放送コンテンツ130(130A、130B、…)と、配信サービスに応じた独自コンテンツ131(131A、131B、…)と、配信サービスと独自コンテンツ131(131A、131B、…)の対応関係を示す独自コンテンツ参照テーブル132、および、独自コンテンツ131(131A、131B、…)を番組内のいつ、画面のどこに提示すべきかを独自コンテンツの提示位置情報133(133A、133B、…)で構成される。
本図に示すように、放送コンテンツデータベース403は、共通の放送コンテンツ130(130A、130B、…)と、配信サービスに応じた独自コンテンツ131(131A、131B、…)と、配信サービスと独自コンテンツ131(131A、131B、…)の対応関係を示す独自コンテンツ参照テーブル132、および、独自コンテンツ131(131A、131B、…)を番組内のいつ、画面のどこに提示すべきかを独自コンテンツの提示位置情報133(133A、133B、…)で構成される。
このうち、共通の放送コンテンツ130(130A、130B、…)は、携帯情報端末装置300がどの配信サービスを受信している場合でも共通に提示されるもので、放送事業者700(700A、700B、…)によって制作される。
一方、独自コンテンツ131(131A、131B、…)は、配信サービスに応じて提示されるコンテンツであり、配信事業者800(800A、800B、…)によって制作、提供され、本放送コンテンツデータベース403に登録される。
一方、独自コンテンツ131(131A、131B、…)は、配信サービスに応じて提示されるコンテンツであり、配信事業者800(800A、800B、…)によって制作、提供され、本放送コンテンツデータベース403に登録される。
独自コンテンツ参照テーブル132は、各配信サービスに応じた独自コンテンツ131がどれであるかを、例えば、配信事業者800(800A、800B、…)を表す配信識別情報102(102A、102B、…)と独自コンテンツ131(131A、131B、…)の識別番号との対応関係により示すテーブルである。この独自コンテンツ参照テーブル132は、放送事業者700(700A、700B…)により制作される。
独自コンテンツの提示位置情報133(133A、133B、…)は、各々の独自コンテンツ131(131A、131B、…)を番組内のどのタイミングで、画面のどこに提示すべきかを指定する情報である。独自コンテンツの提示位置情報133(133A、133B、…)もまた、放送事業者700(700A、700B…)により制作される。
独自コンテンツの提示位置情報133(133A、133B、…)は、各々の独自コンテンツ131(131A、131B、…)を番組内のどのタイミングで、画面のどこに提示すべきかを指定する情報である。独自コンテンツの提示位置情報133(133A、133B、…)もまた、放送事業者700(700A、700B…)により制作される。
放送コンテンツデータベース403における共通の放送コンテンツ130(130A、130B、…)、独自コンテンツ131(131A、131B、…)、独自コンテンツ参照テーブル132、および、独自コンテンツの提示位置情報133(133A、133B、…)が多重化されて、放送コンテンツ配信装置402から通信ネットワーク200を経由して配信放送コンテンツ106として配信される。
多重化の具体的な方式としては、MPEG(Moving Picture Experts Group)−2システム規格(ISO/IEC13818−1)で規定されるトランスポートストリーム形式、あるいは、データカルーセル形式などが考えられる。
多重化の具体的な方式としては、MPEG(Moving Picture Experts Group)−2システム規格(ISO/IEC13818−1)で規定されるトランスポートストリーム形式、あるいは、データカルーセル形式などが考えられる。
図7は図3における配信放送コンテンツ再生手段302の概略構成を示すブロック図である。本図に示すように、配信放送コンテンツ再生手段302には、多重化された放送コンテンツ130(130A、130B、…)の放送コンテンツ分離手段151が設けられ、放送コンテンツ分離手段151は配信サービスの受信に必要な受信アドレス情報101の入力で配信放送コンテンツ106の受信を開始し、配信放送コンテンツ106から図6の共通の放送コンテンツ130(130A、130B、…)と独自コンテンツ131(131A、131B、…)と独自コンテンツ参照テーブル132、および、独自コンテンツの提示位置情報133を分離し、分離した独自コンテンツ131(131A、131B、…)、独自コンテンツ参照テーブル132を独自コンテンツ選択手段152に保持する。
独自コンテンツ選択手段152は、例えば、配信サービスの受信アドレス情報101を配信識別情報102(102A、102B、…)として、これをキーに独自コンテンツ参照テーブル132を参照して、配信サービスに対応する独自コンテンツ131(131A、131B、…)の識別情報を得る。そして、独自コンテンツ(131A、131B、…)の識別情報に基づいて、独自コンテンツ(131A、131B、…)の中から、現在受信中の配信サービスに対応する独自コンテンツ131を選択する。
放送コンテンツ提示手段153は、共通の放送コンテンツ130と選択された独自コンテンツ131とを、独自コンテンツの提示位置情報133に基づいて、指定された提示タイミングに指定された画面位置に嵌め込み重ね合わせて提示する。
図8は図7の独自コンテンツ選択手段153の選択動作例を説明する図である。
このようにして、複数の放送事業者700(700A、700B、…)の放送コンテンツ130(130A、130B、…)に対して複数の配信事業者800(800A、800B、…)が放送事業者700(700A、700B、…)の了解の基に独自コンテンツ131(131A、131B、…)を放送コンテンツ130(130A、130B、…)と共に提供することが可能になる。
このようにして、複数の放送事業者700(700A、700B、…)の放送コンテンツ130(130A、130B、…)に対して複数の配信事業者800(800A、800B、…)が放送事業者700(700A、700B、…)の了解の基に独自コンテンツ131(131A、131B、…)を放送コンテンツ130(130A、130B、…)と共に提供することが可能になる。
さらに、複数の放送事業者700(700A、700B、…)の各々の放送コンテンツ130(130A、130B、…)に対して、複数の配信事業者800(800A、800B、…)が配信サービスを行うことにより、地下や車両内、あるいは、建物内といった比較的狭く、また、多数に散らばっている区域それぞれに対して、放送波専用の中継施設を設けることが困難である多くの難受信地域が受信可能地域となることが期待される。
視聴履歴サーバ装置500における配信サービス集計手段501には需要予測部501A(図示しない)を備えるようにしてもよい。需要予測部501Aは、前記配信事業者800(800A、800B、…)の配信量の測定で、集計された配信サービスの総利用量120の時間的変化である履歴から将来の配信サービスの総利用量120を予測する。これにより、需要予測が増加している地下、車両内、建物内の難受信地域に近接する地下、車両内、建物内に対して、携帯電話ネットワーク、無線LANを用いて、本発明による放送コンテンツ130(130A、130B、…)の配信を拡大する目安にすることが可能になる。
以上の説明では携帯情報端末装置300について説明を行ったが、携帯情報端末装置300には携帯電話機、PDA(携帯情報端末)、PHS(簡易携帯電話機)も含み、これらに本発明の利用が可能である。
100…問合せ
101…アドレス情報
102、102A、102B…配信識別情報
103、103A、103B…配信事業者情報
104…視聴時間の積算値
105…視聴履歴情報
106…配信放送コンテンツ
107…映像/音声
108…選択情報
121、122…総利用量報告
123、124…需要量推定報告
130、130A、130B…共通の放送コンテンツ
131、131A、131B…独自コンテンツ
132…独自コンテンツ参照テーブル
133、133A、133B…独自コンテンツの提示位置情報
151…放送コンテンツ分離手段
152…独自コンテンツ選択手段
153…放送コンテンツ提示手段
200…通信ネットワーク
300…携帯情報端末装置
301…配信サービス問合せ手段
302…配信放送コンテンツ再生手段
303…配信サービス識別手段
304…視聴履歴の生成手段
305…視聴履歴の報告手段
306…配信の送受信手段
400…配信サーバ装置
401…配信サービス通知装置
402…放送コンテンツ配信装置
403…放送コンテンツデータベース
500…視聴履歴サーバ装置
501…配信サービス集計手段
502…配信サービス報告手段
600…利用者
700、700A、700B…放送事業者
800、800A、800B…配信事業者
101…アドレス情報
102、102A、102B…配信識別情報
103、103A、103B…配信事業者情報
104…視聴時間の積算値
105…視聴履歴情報
106…配信放送コンテンツ
107…映像/音声
108…選択情報
121、122…総利用量報告
123、124…需要量推定報告
130、130A、130B…共通の放送コンテンツ
131、131A、131B…独自コンテンツ
132…独自コンテンツ参照テーブル
133、133A、133B…独自コンテンツの提示位置情報
151…放送コンテンツ分離手段
152…独自コンテンツ選択手段
153…放送コンテンツ提示手段
200…通信ネットワーク
300…携帯情報端末装置
301…配信サービス問合せ手段
302…配信放送コンテンツ再生手段
303…配信サービス識別手段
304…視聴履歴の生成手段
305…視聴履歴の報告手段
306…配信の送受信手段
400…配信サーバ装置
401…配信サービス通知装置
402…放送コンテンツ配信装置
403…放送コンテンツデータベース
500…視聴履歴サーバ装置
501…配信サービス集計手段
502…配信サービス報告手段
600…利用者
700、700A、700B…放送事業者
800、800A、800B…配信事業者
Claims (11)
- 放送事業者の放送コンテンツを配信事業者が再配信する放送コンテンツ配信システムにおいて、
通信ネットワークと、
電話機能、通信機能を有し、且つ放送コンテンツの再生が可能であり、前記通信ネットワークを経由した通信で配信された放送コンテンツを受信する携帯情報端末装置と、
放送コンテンツの放送波を受信できない前記携帯情報端末装置に、前記通信ネットワークを経由して前記携帯情報端末装置へ前記放送コンテンツをマルチキャストで配信する配信サーバ装置と、
前記通信ネットワークを経由して前記携帯情報端末装置の各々から、前記放送コンテンツを配信した配信事業者の識別情報を含む視聴履歴の報告を受信し集計し前記配信事業者の配信量を測定し、前記放送事業者、前記配信事業者に測定結果を報告する視聴履歴サーバ装置とを備えることを特徴とする放送コンテンツ配信システム。 - 前記通信ネットワークは携帯電話ネットワーク、無線LANを含むことを特徴とする、請求項1に記載の放送コンテンツ配信システム。
- 放送コンテンツの放送波を受信できない場合、配信サービス通知装置は、前記通信ネットワークを経由して前記携帯情報端末装置から前記放送コンテンツの配信が可能か否かの問い合わせを行い、配信の有無と受信に必要な情報を提供する配信サービス通知装置を備えることを特徴とする、請求項1に記載の放送コンテンツ配信システム。
- 前記配信サーバ装置では前記放送コンテンツに前記配信事業者の配信識別情報を埋め込み、前記携帯情報端末装置では、配信された前記放送コンテンツから前記配信識別情報を取り出し、配信された前記放送コンテンツの前記視聴履歴に対して前記放送コンテンツを配信した前記配信事業者を特定することを特徴とする、請求項1に記載の放送コンテンツ配信システム。
- 前記配信サービス通知装置は、前記携帯情報端末装置から受信した、放送コンテンツ配信の有無の問合せのうち、少なくとも放送コンテンツの配信が受けられない問合せを、前記携帯情報端末装置毎に分類して集計し、現在の配信サービスの需要量を推定し、推定結果を放送事業者、配信事業者にそれぞれ需要推定報告を行うことを特徴とする、請求項3に記載の放送コンテンツ配信システム。
- 前記配信サーバ装置は、放送事業者から複数の配信事業者の独自コンテンツ、前記各配信事業者の独自コンテンツとを対応関係を指し示す独自コンテンツ参照テーブル、および、独自コンテンツを前記放送コンテンツと共に提示するタイミングと画面上のどこに提示すべきかを示す独自コンテンツの提示位置情報を埋め込んだ放送コンテンツを、前記通信ネットワークを経由して配信し、
前記携帯情報端末装置は、配信された放送コンテンツから前記独自コンテンツ参照テーブルを分離し、これを、前記配信識別情報を検索キーとして、参照して、対応する独自コンテンツを放送コンテンツから分離し、前記独自コンテンツの提示位置情報の提示位置に独自コンテンツを嵌め込んで提示することを特徴とする、請求項1に記載の放送コンテンツ配信システム。 - 前記視聴履歴サーバ装置は、前記配信事業者の配信量の測定で、集計された配信サービスの総利用量の時間的変化である履歴から将来の配信サービスの総利用量を予測することを特徴とする、請求項1に記載の放送コンテンツ配信システム。
- 放送事業者の放送コンテンツを配信する配信事業者の配信量を測定する放送コンテンツ配信量測定方法において、
通信ネットワークを経由して前記携帯情報端末装置へ前記放送コンテンツをマルチキャストで配信する工程と、
電話機能、通信機能を有し、且つ放送コンテンツの放送波の受信が可能である携帯情報端末装置が放送コンテンツの放送波を受信できない場合、前記通信ネットワークを経由した通信で配信された放送コンテンツを受信し、配信された放送コンテンツの視聴履歴を生成する工程と、
前記通信ネットワークを経由して前記携帯情報端末装置の各々から配信された前記放送コンテンツの視聴履歴の報告を受信し集計し前記配信事業者の配信量を測定し前記放送事業者、前記配信事業者に測定結果を報告する工程とを備えることを特徴とする放送コンテンツ配信量測定方法。 - 放送事業者の放送コンテンツを配信する配信事業者の配信量を測定する放送コンテンツ配信量測定をコンピュータで実行するプログラムにおいて、
通信事業者の通信ネットワークを経由して前記携帯情報端末装置へ前記放送コンテンツをマルチキャストで配信する手順と、
電話機能、通信機能を有し、且つ放送コンテンツの放送波の受信が可能である携帯情報端末装置が放送コンテンツの放送波を受信できない場合、前記通信ネットワークを経由した通信で配信された放送コンテンツを受信し、配信された放送コンテンツの視聴履歴を生成する手順と、
前記通信ネットワークを経由して前記携帯情報端末装置の各々から配信された前記放送コンテンツの視聴履歴の報告を受信し集計し前記配信事業者の配信量を測定し前記放送事業者、前記配信事業者に測定結果を報告する手順とを備えることを特徴とする放送コンテンツ配信量測定をコンピュータで実行するプログラム。 - 電話機能、通信機能を有し、且つ放送コンテンツの放送波を受信する携帯情報端末装置において、
通信ネットワークを経由してサーバから通信で配信された放送コンテンツを受信し再生し配信された放送コンテンツに埋め込まれた配信識別情報を取り出す配信放送コンテンツ再生手段と、
前記配信放送コンテンツ再生手段により取り出された配信識別情報に対して配信を行った配信事業者を特定する配信サービス識別手段と、
前記配信放送コンテンツ再生手段で再生した放送コンテンツの視聴履歴を生成する視聴履歴の生成手段と、
前記配信サービス識別手段で特定された前記配信事業者情報と放送コンテンツの視聴履歴を、前記通信ネットワークを経由して、サーバに報告し、サーバでは各携帯情報端末装置からの報告を集計し配信事業者の配信量を測定して測定結果を前記放送事業者、前記配信事業者に奉告するための視聴履歴の報告手段を備えることを特徴とする携帯情報端末装置。 - 放送事業者の放送コンテンツを携帯情報端末装置に配信する配信事業者の配信量を測定するサーバ装置において、
前記放送コンテンツに配信識別情報を埋め込みマルチキャストで、通信ネットワークを経由して、前記携帯情報端末装置に配信する配信サーバ装置と、
前記携帯情報端末装置で配信された放送コンテンツの視聴履歴、放送コンテンツから取り出された配信識別情報に対して特定された配信事業者情報を、前記通信ネットワークを経由して、各前記携帯情報端末装置から受信し集計し前記配信事業者の配信量を測定し前記放送事業者、前記配信事業者に測定結果を報告する視聴履歴サーバ装置とを備えることを特徴とするサーバ装置。
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JP2005130768A JP2006311168A (ja) | 2005-04-28 | 2005-04-28 | 放送コンテンツ配信システム、配信量測定方法、プログラム、携帯情報端末装置及びサーバ装置 |
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-
2005
- 2005-04-28 JP JP2005130768A patent/JP2006311168A/ja active Pending
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