JP2002057612A - マルチビームアレイアンテナを備えるビームホッピング自己アドレス指定パケット交換通信システム - Google Patents

マルチビームアレイアンテナを備えるビームホッピング自己アドレス指定パケット交換通信システム

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JP2002057612A
JP2002057612A JP2001188343A JP2001188343A JP2002057612A JP 2002057612 A JP2002057612 A JP 2002057612A JP 2001188343 A JP2001188343 A JP 2001188343A JP 2001188343 A JP2001188343 A JP 2001188343A JP 2002057612 A JP2002057612 A JP 2002057612A
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Stuart T Linsky
スチュアート・ティー・リンスキー
Harvey L Berger
ハーヴェイ・エル・バーガー
Dennis A Nivens
デニス・エイ・ニヴェンズ
Garrick J Harmon
ガーリック・ジェイ・ハーモン
Fred C Tramm
フレッド・シー・トラム
Robert W White
ロバート・ダブリュー・ホワイト
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マルチビームのアレイアンテナを用いてダウン
リンクビームを地上のセル間でホップする自己アドレス
指定パケットスイッチを含む通信システムを提供する。 【解決手段】 通信衛星用のデータルーティングサブシ
ステム200は、インバウンドモジュール602に結合
された入力ポートを有する自己アドレス指定パケットス
イッチ608、その出力ポートに結合されたアウトバウ
ンドモジュール610も含む。モジュール610の中の
メモリ804は、ダウンリンクビームホップ位置30
2、304にしたがってアップリンクデータを格納す
る。多数のビームアレイアンテナ116〜122は、モ
ジュール610に結合されている。アンテナ116〜1
22は、第1のダウンリンクビームホップ位置302に
割り当てられた第1のフィード要素116、および第2
のダウンリンクビームホップ位置304に割り当てられ
た第2のフィード要素118を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衛星通信システムに
関する。特に、本発明はマルチビームアレイアンテナを
用いてダウンリンクビームを地上のセル間でホップす
る、自己アドレス指定パケットスイッチを含む衛星通信
システムに関する。 (関連出願のクロスリファレンス)本願は、2000年
6月21日に出願された「Beam Hopping Self Addresse
dPacket Switched Communication System with Power G
ating」という名称の特許出願第09/599148
号、2000年6月21日に出願された「Beam Hopping
Self Addressed Packet Switched Communication Syst
em with Locally Intelligent Scheduling」という名称
の特許出願第09/599041号、および2000年
6月21日に出願された「Beam Hopping Self Addresse
d Packet Switched Communication System with Multi-
port Shared Memory」という名称の特許出願第09/5
99035号に関連する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】衛星は
長い間、地球的な規模で通信機能を提供するために使用
されてきた。典型的には、衛星は多数のアップリンクア
ンテナおよびダウンリンクアンテナを含み、その各々は
多数のスポットビームを使用して大きなサービス領域に
通信帯域幅を提供する。スポットビームによってカバー
される地域は一般にセルと呼ばれ、カラー符号化された
スポットビームがレイダウンと呼ばれるパターンで割り
当てられて、サービス領域をカバーする。
【0003】各スポットビームは限定された帯域幅を提
供する。しかし、衛星が追加の同時のスポットビームを
提供する時、衛星のコスト、複雑さ、電力の要件は増大
する。したがって、多数のセルを伴うレイダウンにサー
ビスを提供する能力は、従来の衛星およびアンテナ設計
およびコストの考慮によって限定されていた。
【0004】さらに、従来の衛星設計は典型的には、衛
星内部の固定された切換えスケジュールにしたがって、
ダウンリンクトラフィックをセルに向けていた回路を切
り換えることにより動作していた。それ自体の宛先アド
レスを含むデータを搬送する地上通信システムの採用が
増大するにつれて、このようなデータを衛星リンクを介
してルーティングするニーズが生じてきた。しかし回路
切換式衛星は一般に融通性が低く、このようなデータを
ルーティングすることはできなかった。
【0005】当業界では、上記の問題、および以前に経
験された他の問題に対処する通信システムに対するニー
ズが長い間存在していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の好ましい実施形
態は、ビームホッピング自己アドレス指定パケット交換
式通信衛星を提供する。衛星はアップリンクデータに関
する第1のダウンリンクビームホップ位置および第2の
ダウンリンクビームホップ位置のうち少なくとも1つに
したがって、アップリンクデータをメモリへルーティン
グする自己アドレス指定パケットスイッチを含む。
【0007】例として、メモリは16の異なるホップ位
置、16の優先順位、および2つの符号レートに割り当
てられたキュー(待ち行列)にセグメント化することが
可能である。
【0008】衛星はまた、ホップ選択信号に応答して、
一部はアップリンクデータから導出された波形を多数の
ビームアレイアンテナの選択された放射エレメント(要
素)へ向けるスイッチも含む。多数のビームアレイアン
テナは波形を、第1のダウンリンクビームホップ位置お
よび第2のダウンリンクビームホップ位置のうち少なく
とも1つへ向ける。
【0009】例として、多数のビームアレイアンテナは
第1のダウンリンクビームホップ位置に関する第1のフ
ィードホーン、および第2のダウンリンクビームホップ
位置に関する第2のフィードホーンを含むことが可能で
ある。
【0010】本発明の他の好ましい実施形態は、通信衛
星のためのデータルーティングサブシステムを提供す
る。サブシステムは、復調されたアップリンクデータを
受け入れるインバウンドモジュールを含む。インバウン
ドモジュールは、アップリンクデータに関してダウンリ
ンクビームホップ位置を指定する待ち行列タグを格納す
るルーティング表を含む。サブシステムはまた、インバ
ウンドモジュールに結合された入力ポートを有するスイ
ッチ、および、スイッチの出力ポートに結合されたアウ
トバウンドモジュールを含む。
【0011】アウトバウンドモジュールは、待ち行列タ
グにしたがってスイッチを介してルーティングされたア
ップリンクデータを格納するメモリを含む。多数のビー
ムアレイアンテナはアウトバウンドモジュールに結合さ
れている。多数のビームアレイアンテナは、第1のダウ
ンリンクビームホップ位置に割り当てられた第1のフィ
ードエレメント(たとえばフィードホーン)、および第
2のダウンリンクビームホップ位置に割り当てられた第
2のフィードエレメント(要素)を含む。
【0012】例として、待ち行列タグはまた、アップリ
ンクデータに関して符号レートおよび優先順位を指定す
る場合がある。符号レート、優先順位、およびホップ位
置はついで、アップリンクデータがその中に格納されて
送信を待つ、特定のメモリ待ち行列を決定する場合があ
る。アップリンクデータがATMセルである場合は、ル
ーティング表はATMセルの中でVPIフィールドおよ
び/またはVCIフィールドを使用してアドレス指定さ
れることが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】次に図1を参照すると、この図は
帯域幅スイッチ100の構成図を示す。帯域幅スイッチ
100はコントローラ102、およびデータソース10
4によって提供されたデータを操作する波形処理チェー
ンを含む。特に、波形処理チェーンは、波形生成装置1
06、増幅器108、およびスイッチ110を含む。波
形処理チェーンはさらに、第1のフィードパス112お
よび第2のフィードパス114を含み、これらはフィー
ドパス112〜114に沿って伝播(伝搬)する波形上
の偏波(偏光)効果によって特徴づけられる場合があ
る。この偏波効果はたとえば、波形内の時計回り(右)
偏波または反時計回り(左)偏波を誘導する場合があ
る。
【0014】第1のフィードパス112は、第1の放射
要素116内で終端する(たとえばフィードホーン)。
同様に、第2のフィードパスは第2の放射要素118内
で終端する(たとえば別のフィードホーン)。第1のフ
ィードホーン116および第2のフィードホーン118
は、サブリフレクタ120を照射する。次にサブリフレ
クタ120は主リフレクタ122を照射し、主リフレク
タ122はダウンリンクビームを地上のセルに投射す
る。したがって、第1のフィードホーン116、第2の
フィードホーン118、サブリフレクタ120、および
主リフレクタ122は、マルチビームアレイアンテナ
(MBA)を形成し、スポットビームカバレッジを離れ
た地上のセルに向ける。追加のフィードホーンがMBA
と共に使用されて追加のスポットビームを生成する場合
もあるし、多数の独立したMBAが提供される場合もあ
る。
【0015】波形生成装置106はデータソース104
からベースバンドデータを受け取り、送信される波形を
生成する(増幅器108による増幅の後)。スイッチ1
10は、特定のフィードパス112〜114を選択し、
それに沿って波形が伝搬する(したがって、所定の実施
形態では、波形に関連する偏波および/またはホップ位
置)。
【0016】コントローラ102は、送信される波形に
関してカラー制御を実行する。したがってコントローラ
102は、たとえば、送信される波形の周波数、偏波、
またはホップ位置を決定する1つまたは複数の制御信号
を出力する場合がある(集合的にカラー選択信号と呼ば
れる)。好ましい実施形態では、ビームカラー成分は、
偶数ホップ位置および奇数ホップ位置、左偏波および右
偏波、および第1の周波数および第2の周波数を含む。
したがって、1EL、1ER、1OL、1OR、2E
L、2ER、2OL、2ORの8つの異なるカラーが使
用可能である。
【0017】図2を参照すると、帯域幅スイッチ200
のより具体的な実装が示されている。帯域幅スイッチ2
00はデータスケジューラ202、データルータ20
4、および波形処理チェーンを含み、波形処理チェーン
はQPSK変調器206、アップコンバータ208およ
び進行波管増幅器(TWTA)210を含む。図2で
は、スイッチ110は波形を第1のフィードパス112
または第2のフィードパス114のいずれかを介して送
信するように方向づけるフェライトスイッチ110とし
て示されている。好ましくは、フィードパス112〜1
14の中の追加のフェライトスイッチ212および21
4が追加の信号分離を提供する(たとえば、フェライト
スイッチがオフの時に入力と出力の間で約20db)。
追加のフェライトスイッチ212〜214は、カラー選
択出力の制御の下で動作し、フィードパス112〜11
4を介して送信される波形を通過させたり阻止したりす
る。言い換えれば、送信される波形の宛先がフィード1
12である場合、フェライトスイッチ214はロード2
28を介してグラウンドに結合される。同様に、送信さ
れる波形の宛先がフィード114である場合、フェライ
トスイッチ212はロード226を介してグラウンドに
結合される。
【0018】さらに、図2は、カラー選択出力216、
2つの周波数選択入力218および220、フィードパ
ス選択入力222、および中間波形出力224を示す。
動作の間、帯域幅スイッチ200は、ルータ204(た
とえばATMセルルータ)からベースバンドデータを受
け取り、波形処理チェーンを使用して送信される波形を
作成する。波形処理は、ベースバンドIデータおよびQ
データを、たとえば750MHzの中間周波数に直接変
換することによって開始する。波形処理はついで、F1
(たとえば3.175MHz)とF2(たとえば3.4
25)のうちの1つ、およびF3(たとえば16GH
z)とF4(たとえば17.4GHz)のうちの1つを
選択して、最終的な中心周波数が18.425GHz、
18.675GHz、19.825GHz、および2
0.075GHzのうちの1つである、送信される波形
を生成する。スケジューラ204は波形処理チェーンを
介したデータの伝搬を監視し、送信される波形のカラー
を決定する。この目的のために、スケジューラ204
は、たとえば、送信される波形の周波数、偏波、および
ホップ位置などを示すカラー選択出力216を提供す
る。
【0019】TWTA210は送信される波形を増幅
し、一方、スイッチ110は増幅された波形が、どのフ
ィードパス112〜114(または追加のフィードパ
ス)に沿って伝搬するかを決定する。この目的のため
に、スイッチ110は、カラー選択出力216(たとえ
ばホップ選択信号)上の情報に応答するフィードパス選
択入力222を含む。フィードパス112〜114は一
般に(必ずというわけではない)、異なるホップ位置に
スポットビームを生成するフィードホーンと関連づけら
れているので、ホップ選択信号は送信される波形のホッ
プ位置を決定するよう作用する。次のホップ位置は偶数
または奇数と指定されているが、偶数フレームまたは奇
数フレームに限定されるものではない。むしろ偶数およ
び奇数は、一般に、相互に排他的な期間を指定する。
【0020】さらに、フィードパス112〜114のい
ずれかは、フィードパスに沿って伝搬する波形上の偏波
効果によって特徴づけられる場合がある。したがって、
カラー選択出力216はまた送信される波形の偏波カラ
ー成分を決定する場合がる。しかしオプションとして
は、所望の偏波およびホップ位置の組み合わせの任意の
数に関して、別々のフィードパスを提供する場合があ
る。送信された波形はビームスポットとして現れ、典型
的には、地上のセルにダウンリンク帯域幅を提供する。
【0021】帯域幅スイッチ200は、1組のスポット
ビームを使用してセルラカバレッジ領域をサポートする
第1の衛星に搭載されて動作する場合がある。スケジュ
ーラ202は、送信される波形が適切なビームカラーを
有して、セルラカバレッジ領域および8つの可能なビー
ムカラーに関して同一チャネル、隣接チャネルおよびク
ロス(交差)偏波を最小化するようにする。しかし、た
とえば続いて打ち上げられた第2の衛星が同じセルラカ
バレッジ領域に関して帯域幅サポートを提供し始めた
時、帯域幅スイッチ200は第1の衛星がそのビームカ
ラーを修正して第2の衛星に対応することを可能にす
る。言い換えれば、帯域幅スイッチ200はスポットビ
ームのカバレッジ領域に対する第1の割当ておよび第2
の割当てが、干渉を最小化する方法で共存することを可
能にする。その結果生じたビームレイダウンは、まず、
単一の衛星に関して干渉が最小であって、後に、特定の
タイプの干渉または同じカバレッジ領域に帯域幅を提供
する追加の衛星に関する干渉に関して、干渉が最小であ
るように再構成される。
【0022】次に図3を参照すると、この図はホッピン
グビームを使用するビームレイダウン300を示す。カ
バレッジ領域は一般に、たとえば理想化された形で示さ
れる六角形のセル302および304などによってセル
に分割される。セルの各々はまた、ビームカラーでラベ
ル付けされている。たとえば、カラー1OLのビームは
セル302に帯域幅を提供し、カラー2ELのビームは
セル304に帯域幅を提供する。
【0023】レイダウン300は、相互に排他的なホッ
プ位置に関して、任意の所与のセルについて同一チャネ
ル干渉波(CCI:co-channel interferer)(同じカラ
ーのビームによって生じる)は6つだけ存在し、隣接チ
ャネル干渉波(ACI:adjacent channel interferer)
(1つのカラー成分のみが異なるビームによって生じ
る)はゼロ、クロス偏波干渉波(XPI:cross polariz
ation interferer)(偏波のみが異なるビームによって
生じる)はゼロであるという特徴がある。言い換えれ
ば、セル306(カラー1ER)を例にとると、CCI
はセル308、310、312、314、316および
318である。
【0024】セル320は奇数のカラー成分を有し、セ
ル306(カラー1ER)と同時にはスポットビームエ
ネルギを提供されないので、CCIを提供しないことに
注意されたい(すなわち、ホップ位置は相互に排他的で
ある)。レイダウン300はまた、ホップ位置が相互に
排他的でない時に、最小の干渉を提供する。相互に排他
的でない場合では、6つのCCI、2つのACI、およ
び2つのXPIのみが存在する。ACIはセル322お
よび324であり、XPIはセル320および326で
ある。すべてのカラー(たとえば2OL)をビームホッ
ピングビームレイダウン内で使用する必要はないことに
注意されたい。
【0025】図4も、レイダウン300を示す。しかし
図4では、偶数のホップ位置のみがマークされている。
同様に、図5は奇数のホップ位置のみがマークされてい
るビームレイダウン300を示す。
【0026】次に図6を参照すると、ルータ600の好
ましい実装が示されている。ルータ600は35のイン
バウンドモジュール(IBM)を含み、そのうち3つは
602、604、606として示されている。IBM6
02〜606は、ATMセルスイッチ608の入力ポー
トに結合されている。ATMセルスイッチ608は、個
別のアウトバウンドモジュール(OBM)に結合されて
いる33の出力を有し、そのうちの3つが610、61
2、614として示されている。アップリンク復調器の
対は各IBM602〜606に供給し、OBM610〜
614はダウンリンク変調器に供給する。
【0027】ルータ600は自己アドレス指定パケット
交換機能を提供する。言い換えれば、ルータ600はア
ップリンクデータ(たとえばATMセル)内に存在する
アドレス指定または宛先情報を使用して、宛先またはセ
ルの次のホップに適切なダウンリンクビームを供給する
特定のデータ待ち行列にそのセルを伝送する。こうし
て、たとえば、ATMセル内のVPI/VCIフィール
ドはセルを適切なダウンリンク待ち行列に導くために使
用される場合がある。しかし、セルがヘッダエラーチェ
ックに失敗すると、そのセルはまず放棄される。
【0028】IBM602〜606の出力は、ルーティ
ングタグ、待ち行列タグ、および(修正されている可能
性もある)セル自体を含む。IBM602〜606の役
割、ルーティングタグ、および待ち行列タグを、以下で
図7に関してより詳細に説明する。一般に、ATMセル
スイッチ608はルーティングタグ内のビットを使用し
てセルスイッチ入力ポートをセルスイッチ出力ポートに
接続する。待ち行列タグ、ルーティングタグの一部、お
よびセル自体はついで、選択された出力ポートに接続さ
れたOBMに向けて、スイッチを介して流れる。以下で
さらに詳細に説明するように、各OBM610〜614
は、所定の地上のセルに向けられたダウンリンクビーム
を供給する一組のダウンリンク待ち行列を含む。待ち行
列タグはセルがOBMの中に挿入されるダウンリンク待
ち行列を決定する(また、セルの優先順位およびダウン
リンク符号化レートを示す場合もある)。したがって、
IBM602〜606、ATMセルスイッチ608、お
よびOBM610〜614は協動して、自己アドレス指
定の方法で適切なダウンリンク待ち行列にセルを伝送す
る。
【0029】図7は、IBM602〜606の実装70
0を示す。特に、実装700はルーティングテーブル
(表)またはルックアップ表702、および出力バッフ
ァ704を含む。全体として706で示される着信(入
来)ATMセルは、(他のフィールドの中でも)ペイロ
ード708およびVPI/VCIアドレス710を含む
ように示されている。図7はまた、ルーティング表70
2に格納されたもののうち、特定のルーティングタグ7
12、待ち行列(Q)タグ714、およびセルに関する
オプションの交替VPI/VCI716フィールドを示
す。セルが修正されている場合(たとえば、VPI/V
CIを変更することによって)、IBMもセルヘッダエ
ラーチェックを計算しなおす。地上に置かれたネットワ
ーク制御センタ(NCC)は、動的にルーティング表7
02を更新して、現行のネットワークノード(たとえば
衛星)からのセルを次のネットワークノード(たとえば
地上局)に正しくルーティングすることが可能である。
【0030】セル706のVPI/VCI710は、ル
ーティング表702をアドレス指定する。これに応答し
て、ルーティング表702はルーティングタグ712、
待ち行列タグ714、および新しいVPI/VCIアド
レス716(たとえばセルが作成する次のホップに関し
て)を提供する。ルーティング表702の中のヌルエン
トリ(項目)は、セルが放棄されるべきであることを示
す場合がある。アップリンクセルに修正があると、IB
Mがアップリンクセルに関してもエラーチェックを再計
算するという結果になる。この情報は出力バッファ70
4に入る(これはたとえば、長さが8191のセルであ
る可能性がある)。情報は出力バッファ704に入る
と、調停(アービトレーション)アルゴリズムによって
選択されるのを待ってから、セルスイッチ608に入
る。例として、調停アルゴリズムは最も古いセル(たと
えば、クロックサイクルセルエイジ(age)年齢の2ビ
ットの量子化を使用して)、出力バッファ704の残り
の容量(たとえば、合計入力待ち行列サイズの3ビット
の量子化を使用して)、などに優先順位を与える場合が
ある。
【0031】セルが選択されると、そのルーティングタ
グを使用して、セルをセルスイッチ608の関連する出
力ポートに送信する。特に、ルーティングタグ712は
好ましくは長さが7ビットである。ATMセルスイッチ
608は7ビットのうち6ビットを内部的に使用して、
この6ビットによって決定された出力ポートに入力ポー
トを接続する。将来の拡張性のために、第7のビットは
たとえば、追加の出力ポートを伴うより大きなスイッチ
をサポートするために使用される場合もある。
【0032】次に図8を参照すると、この図はOBM8
00の実装を示す。OBM800は、外部セルメモリ8
04に結合されたOBMコントローラ802を含む。O
BMコントローラ802は好ましくは、スイッチインタ
フェースコントローラ(SIC)806およびスイッチ
インタフェースデータハンドラ(SID)808を単一
のASIC論理に統合する。SIC806はダウンリン
クスケジュール表810、待ち行列統計メモリ812、
リンクされたリストのメモリ814、およびポインタメ
モリ816に結合する。さらに、OBM800は第1の
リードソロモン符号器(RSE)818、第2のRSE
820、インタリーブ化メモリ824に結合されたイン
タフェースエレクトロニクス(IEA)822、および
ダウンリンクフレームフォーマット装置(DLF)82
6を含む。
【0033】外部セルメモリ804は、好ましくは多く
の待ち行列(キュー)に組織化されている。待ち行列は
ホップ位置、優先順位、符号レート、またはほかの基準
などの特徴によって区別される可能性がある。一般に、
各ホップ位置に関して1つまたは複数の符号レートがあ
り、その各々は1つまたは複数の優先順位待ち行列を有
する可能性がある。1実施形態では、16のダウンリン
クホップ位置(サブクラスと呼ばれる)があり、外部セ
ルメモリ804は16の軽(ライト:light)符号化待
ち行列および16の重(ヘビー:heavy)符号化待ち行列
を含む(すなわち合計で512の待ち行列)。16の軽
符号化待ち行列および16の重符号化待ち行列の各々
は、所定の優先順位を表す。1つの待ち行列(たとえば
優先順位15、サブクラス15、軽符号化)は、システ
ムコントローラトラフィックのために保存される場合が
ある。待ち行列タグはサブクラスと、セルの宛先になっ
ている待ち行列を決定する。外部セルメモリ804は、
好ましくはセルスイッチ608の出力ポートの間で共有
されているマルチポートメモリである。外部セルメモリ
804のマルチポートの性質は、単一のOBMコントロ
ーラ802によって処理される多数のホップ位置(すな
わち、単一の物理セルスイッチ608出力ポートを共有
するビームAおよびビームB)に関する共有(共通)記
憶装置としての役割にある。
【0034】外部セルメモリ804によって提供された
メモリは、いくつかの異なる方法で、固定されたまたは
動的な方法で(たとえばフレームごとに)割りつけられ
る場合がある。1つの例として、1つまたは複数の待ち
行列は、固定されたメモリの量を割りつけられ、待ち行
列に関連するサブクラスと優先順位の、予想される長期
的なニーズを満たす場合がある。残りのメモリは次い
で、残りの待ち行列によって共有される可能性がある。
各待ち行列に関して最小の帯域幅を保証するために、メ
モリの最小の閾値量が待ち行列ごとに保存される場合が
ある。こうして、外部セルメモリ804は、特定の時間
での特定の宛先に関する宛先帯域幅要件と待ち行列メモ
リの割りつけとのペアリングを可能にする。この目的の
ために、NCCは、メモリが割りつけられたように衛星
の変化に動的にアップリンクする場合がある。閾値、最
大の待ち行列サイズ、最小の待ち行列サイズなどは、ポ
インタメモリ816の中に格納される。
【0035】SIC806は、OBMコントローラ80
2の動作を指示する論理を含み、その動作には、SID
808を介してセルスイッチ608からセルを得ること
などが含まれる。以下でさらに詳細に説明するように、
SIC806はポインタメモリ816内に記憶された各
待ち行列に関するパラメータを使用して、セルを受け入
れるべきか拒否するべきかに関する決定を行う。セルが
受け入れられる場合、SID808は待ち行列内のセル
を外部セルメモリ804に格納する。SIC806は次
いで、リンクされたリストのメモリ814を更新して、
セルが外部セルメモリ804の中のどこに格納されたか
を記録する。SIC806はまた、待ち行列統計メモリ
812を更新して、外部メモリ804の中の各待ち行列
の中のセルの数、各待ち行列に関して受け入れられたま
たは拒否されたセルの数、ピークの待ち行列の占有率、
各待ち行列から引かれて送信されたセルの数、閾値失敗
セルの数を反映する。
【0036】SIC806およびSID808は、ダウ
ンリンクスケジュール表810の中に格納されたスケジ
ュールにしたがって、外部セルメモリ804からのセル
の検索を処理する。特に、ダウンリンクスケジュール表
は、符号の選択、電力ゲーティング、セルの選択などの
フレームパラメータごとに指定する。
【0037】ダウンリンクスケジュール表の構造は、米
国特許出願第09/599041号の中で詳細に記述さ
れており、その全体が、参照により本明細書に援用され
る。RSE818および820は、リードソロモンブロ
ック符号(たとえば、(236、212)ブロック符
号)を検索されたセルに適用して送信する。IEA82
2は続いて、ブロック符号化されたセルをインタリー
ブ、スクランブル、および畳込み符号化する。この目的
のために、たとえば、畳込み符号は、軽く符号化された
セルに関しては3/4レートで拘束長7のパンクチャド
畳込み符号であり、重く符号化されたセルに関しては、
3/8レートで拘束長7のパンクチャド畳込み符号であ
る場合がある。ついで、DLF826は、好ましくは、
ダウンリンクに関して2つのペイロードダウンリンクフ
レームを形成し、そこにはオーバヘッド情報も含まれる
(たとえば同期化符号、符号識別子、ガード時間な
ど)。各ペイロードは個別に12の重符号化されたセル
を搬送するか、24の軽符号化されたセルを搬送する。
【0038】フレームフォーマット、符号化、インタリ
ーブ化、スクランブル化のさらなる詳細は、米国特許出
願第09/599040号に見いだすことができ、この
内容の全体が本明細書に参照により援用される。
【0039】上述のように、SIC806はセルスイッ
チ608から検索されたセルを、ポインタメモリ816
内に格納された各待ち行列に関するパラメータを使用し
て受け入れるべきか拒否するべきかに関して決定する。
次に図9を見ると、フロー図900は待ち行列の大きさ
が固定されている場合、SIC806によって行われる
一連の決定を表す。ステップ902では、SIC806
はセルをその中に格納すべき自由メモリがあるかどうか
を決定する。自由(フリー)セルカウンタ(FCC)が
ゼロである場合、セルは放棄される(ステップ90
4)。ゼロでない場合、SIC806はセルがコントロ
ーラセルであるかどうかを決定する(ステップ90
6)。コントローラセルはたとえば、(たとえば、ルー
ティング表702またはダウンリンクスケジューリング
表を更新するために)コマンド、構成、またはステータ
ス情報をNCCから衛星に搬送するセルである可能性が
ある。セルがコントローラセルである場合、および関連
づけられた待ち行列長さ(キュー深度:QD:queue de
pth)が最大サイズ(すなわち、All_Thr)より
小さい場合、セルは受け入れられるが、そうでない場合
は放棄される(ステップ908)。
【0040】ステップ910に続き、待ち行列内項目数
(長さ)が待ち行列サイズの最小の閾値(Min_Th
r)以下である場合、セルは受け入れられる(ステップ
912)。ステップ914では、待ち行列内項目数が最
大の許可された待ち行列サイズ(Max_Thr)より
も大きいかどうかをチェックし、大きい場合は、セルは
放棄される(ステップ916)。SIC806はステッ
プ918から始まり、たとえばATMセル内で見いださ
れたセル損失優先順位(CLP)フィールドに基づいて
セルを受け入れたり放棄する場合もある。
【0041】ゼロのCLPは、セルの優先順位が高く、
非常に輻輳(混雑)している期間でも落とすべきではな
いことを示す。1のCLPは、セルの優先順位が低く、
非常に混雑している期間には必要であれば落とすべきで
あることを示す。ステップ918では、セルの優先順位
が低く、待ち行列内項目数がセル損失優先順位閾値(C
LP_Thr)よりも大きい場合、セルは放棄される
(ステップ920)。待ち行列内項目数がAll_Th
rより大きい場合(ステップ922)、セルは放棄され
る(ステップ924)。大きくない場合は、セルは受け
入れられる(ステップ926)。
【0042】待ち行列が動的な方法でメモリに割りつけ
られている時、SIC806は図10に示されたステッ
プにしたがって、セルを受け入れるべきかどうかを決定
する。特に、ステップ1002では、SIC806はセ
ルを記憶するために使用可能な自由メモリがあるかどう
かを決定する。自由セルカウンタ(FCC)がゼロであ
る場合、セルは放棄される(ステップ1004)。ゼロ
でない場合、SIC806はセルがコントローラセルで
あるかどうかを決定する(ステップ1006)。コント
ローラセルである場合、待ち行列内項目数(QD)がA
ll_Thrより小さい場合はセルは受けいられ、小さ
くない場合は放棄される(ステップ1008)。
【0043】ステップ1010に続き、待ち行列内項目
数が待ち行列サイズの最小の閾値(Min_Thr)以
下である場合、セルは受け入れられる(ステップ101
2)。ステップ1014では、待ち行列内項目数が最大
の許可された待ち行列サイズ(Max_Thr)より大
きいかどうかがチェックされ、大きい場合、セルは放棄
される(ステップ1016)。ステップ1018では、
SIC806はCLPに基づいてセルを受け入れるかま
たは放棄する場合がある。セルの優先順位が低く、自由
メモリの量がセル損失優先順位閾値(CLP_Thr)
以下である場合、セルは放棄される(ステップ102
0)。自由メモリの量がAll_Thrよりも小さい場
合(ステップ1022)、セルは放棄される(ステップ
1024)。小さくない場合、セルは受け入れられる
(ステップ1026)。
【0044】ポインタメモリ816は、各待ち行列に関
するAll_Thr、Min_Thr、Max_Th
r、CLP_Thr、およびFCCを含む、上記の閾値
を記憶する。
【0045】図11は、衛星を介して、選択されたダウ
ンリンクホップ位置にデータをルーティングする方法1
100をまとめている。ステップ1102では、衛星
は、アップリンクデータ内で搬送されたアドレスを使用
して、ホップ位置宛先待ち行列を検索する。次にステッ
プ1104で、衛星は、スイッチを介してアップリンク
データを切り換え、データを適切な待ち行列内に格納す
る(ステップ1106)。
【0046】フレームを構築して送信する時に、衛星は
ステップ1108で、まずデータを待ち行列から検索し
てダウンリンク波形を構築する。衛星は次いで、その宛
先ホップ位置にしたがって波形に関するフィードパスを
選択する(ステップ1110)。波形は、好ましくはホ
ップ位置に割り当てられたフィード要素とともにマルチ
ビームアレイアンテナを使用して、送信される(ステッ
プ1112)。
【0047】このように、本発明はビームホッピング自
己アドレス指定パケット交換式通信システムを提供す
る。具体的には、通信システムは多数のビームアレイア
ンテナを使用して、所定のホップパターンに応答して異
なる地上のセルをカバーするスポットビームを生成す
る。待ち行列の大量の組は、多くの異なる、優先順位、
ホップ位置、および符号化レートのセルに関して、記憶
装置を提供する。
【0048】本発明は好ましい実施形態に関して説明さ
れたが、当業者であれば本発明の範囲から離れることな
く、種々の変更が行われ、等価のものに置き換えられる
ことを理解するであろう。さらに、本発明の範囲から離
れることなく多くの修正を行い、本発明の教示に特定の
ステップ、構造、または材料を適用することも可能であ
る。したがって、本発明は開示された特定の実施形態に
限定されず、請求項の範囲内に入るすべての実施形態を
含むことを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】波形処理チェーンを伴う、帯域幅スイッチの構
成図を示す図である。
【図2】波形処理チェーンを伴う、帯域幅スイッチの詳
細な構成図を示す図である。
【図3】偶数のホップダウンリンクビームカラー割当て
および奇数のホップダウンリンクビームカラー割当ての
両方を示すビームレイダウンを示す図である。
【図4】図3のビームレイダウンから、偶数のホップダ
ウンリンクビームを示す図である。
【図5】図3のビームレイダウンから、奇数のホップダ
ウンリンクビームを示す図である。
【図6】ルータの実装を示す図である。
【図7】インバウンドモジュールの実装を示す図であ
る。
【図8】アウトバウンドモジュールの実装を示す図であ
る。
【図9】固定区画バッファに関するセル放棄アルゴリズ
ムを示す図である。
【図10】動的にバッファされた待ち行列に関するセル
放棄アルゴリズムを示す図である。
【図11】衛星を介してデータを、選択されたダウンリ
ンクホップ位置にルーティングする方法を示す図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハーヴェイ・エル・バーガー アメリカ合衆国カリフォルニア州90278, リダンド・ビーチ,グリーン・レイン 1404 (72)発明者 デニス・エイ・ニヴェンズ アメリカ合衆国カリフォルニア州90254, ハーモサ・ビーチ,モンタリー 321 (72)発明者 ガーリック・ジェイ・ハーモン アメリカ合衆国カリフォルニア州90278, リダンド・ビーチ,ロビンソン・ストリー ト 2229ビー (72)発明者 フレッド・シー・トラム アメリカ合衆国カリフォルニア州90275, ランチョ・パロス・ヴァーデス,ゴールデ ン・アロウ・ドライブ 4927 (72)発明者 ロバート・ダブリュー・ホワイト アメリカ合衆国カリフォルニア州90293, プラヤ・デル・レイ,ウエスト・エイティ サード・ストリート 7619 Fターム(参考) 5K030 HA08 JL02 KA02 LB05 5K072 AA04 AA18 BB02 BB23 CC03 CC16 DD07 EE04

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信衛星であって、 アップリンクデータをメモリへルーティングする自己ア
    ドレス指示パケットスイッチであって、該アップリンク
    データは第1のダウンリンクビームホップ位置および第
    2のダウンリンクビームホップ位置のうち少なくとも1
    つを宛先とする自己アドレス指定パケットスイッチと、 ホップ選択信号に応答して、一部は前記アップリンクデ
    ータから導出された波形を、複数のビームアレイアンテ
    ナのうち選択された放射要素へ向けるスイッチとを備
    え、 前記複数のビームアレイアンテナは前記波形を、第1の
    ダウンリンクビームホップ位置および第2のダウンリン
    クビームホップ位置のうち少なくとも1つに向ける、通
    信衛星。
  2. 【請求項2】 前記メモリは、前記第1のダウンリンク
    ビームホップ位置および第2のダウンリンクビームホッ
    プ位置に割り当てられたキューを含む請求項1に記載の
    通信衛星。
  3. 【請求項3】 前記メモリは、ビームホップ位置および
    優先順位によって区別されるキューを含む請求項1に記
    載の通信衛星。
  4. 【請求項4】 前記メモリは、符号レートによってさら
    に区別されるキューを含む請求項3に記載の通信衛星。
  5. 【請求項5】 前記キューは複数の優先順位、複数の符
    号レート、および複数のホップ位置によって区別される
    請求項4に記載の通信衛星。
  6. 【請求項6】 前記複数のビームアレイアンテナは、各
    々が異なるダウンリンクビームホップ位置に割り当てら
    れている複数の放射要素を備える請求項1に記載の通信
    衛星。
  7. 【請求項7】 前記複数のビームアレイアンテナは、少
    なくとも、第1のダウンリンクビームホップ位置に関す
    る第1の放射要素、および第2のダウンリンクビームホ
    ップ位置に関する第2の放射要素を備え、該第1の放射
    要素および第2の放射要素は、少なくとも1つのリフレ
    クタに供給する請求項1に記載の通信衛星。
  8. 【請求項8】 前記第1の放射要素および第2の放射要
    素は、フィードホーンである請求項7に記載の通信衛
    星。
  9. 【請求項9】 通信衛星用のデータルーティングサブシ
    ステムであって、 復調されたアップリンクデータを受け入れるインバウン
    ドモジュールであって、前記アップリンクデータに関し
    てダウンリンクビームホップ位置を指定するキュータグ
    を格納するルーティング表を含むインバウンドモジュー
    ルと、 該インバウンドモジュールに結合された入力ポートを有
    するスイッチと、 該スイッチの出力ポートに結合されたアウトバウンドモ
    ジュールであって、前記ダウンリンクビームホップ位置
    にしたがって前記アップリンクデータを格納するメモリ
    を含むアウトバウンドモジュールと、 該アウトバウンドモジュールに結合された複数のビーム
    アレイアンテナであって、第1のダウンリンクビームホ
    ップ位置に割り当てられた第1のフィードエレメントお
    よび、第2のダウンリンクビームホップ位置に割り当て
    られた第2のフィードエレメントとを含む複数のビーム
    アレイアンテナと、を備えるデータルーティングサブシ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記第1のフィード要素および第2の
    フィードエレメントはフィードホーンである請求項9に
    記載のデータルーティングサブシステム。
  11. 【請求項11】 前記キュータグはさらに、前記アップ
    リンクデータに関して符号レートを指定する請求項9に
    記載のデータルーティングサブシステム。
  12. 【請求項12】 前記キュータグはさらに、前記アップ
    リンクデータに関して優先順位を指定する請求項11に
    記載のデータルーティングサブシステム。
  13. 【請求項13】 前記ルーティング表はさらに、少なく
    とも1つのスイッチ出力ポートを示すルーティングタグ
    を格納する請求項9に記載のデータルーティングサブシ
    ステム。
  14. 【請求項14】 前記ルーティング表は前記アップリン
    クデータ内に含まれるアドレスでアドレス指定される請
    求項9に記載のデータルーティングサブシステム。
  15. 【請求項15】 前記アドレスは、ATMセルの中のV
    PIフィールドおよびVCIフィールドのうち少なくと
    も1つである請求項14に記載のデータルーティングサ
    ブシステム。
  16. 【請求項16】 前記ルーティングはさらに、前記アッ
    プリンクデータに関する置換アドレスを格納する請求項
    15に記載のデータルーティングサブシステム。
  17. 【請求項17】 通信衛星を介してデータを通信する方
    法であって、 アップリンクデータ内に含まれるアドレスを使用してホ
    ップ位置を示すメモリキューを検索するステップと、 該メモリキュー内に前記アップリンクデータを格納する
    ステップと、 該アップリンクデータを検索し、送信されるべき波形を
    準備するステップと、 前記ホップ位置にしたがって前記波形に関するフィード
    パスを選択するステップと、 複数のビームアレイアンテナを使用して前記波形を送信
    するステップと、を含む方法。
  18. 【請求項18】 前記検索するステップは、前記アップ
    リンクデータに関してキュータグを検索するステップを
    含む請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記検索するステップは、前記アップ
    リンクデータに関して優先順位を指定するキュータグを
    検索するステップをさらに含む請求項18に記載の方
    法。
  20. 【請求項20】 前記検索のステップは、前記アップリ
    ンクデータに関して符号レートを指定するキュータグを
    検索するステップをさらに含む請求項19に記載の方
    法。
  21. 【請求項21】 前記アップリンクデータに関してルー
    ティングタグを検索するステップと、該ルーティングタ
    グを使用して前記アップリンクデータを前記メモリへ切
    り換えるステップをさらに含む請求項17に記載の方
    法。
  22. 【請求項22】 前記フィードパスを選択するステップ
    はフェライトスイッチを切り換えるステップを含む請求
    項17に記載の方法。
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