JP2002056852A - 電気エネルギー発生システム - Google Patents

電気エネルギー発生システム

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JP2002056852A
JP2002056852A JP2000244904A JP2000244904A JP2002056852A JP 2002056852 A JP2002056852 A JP 2002056852A JP 2000244904 A JP2000244904 A JP 2000244904A JP 2000244904 A JP2000244904 A JP 2000244904A JP 2002056852 A JP2002056852 A JP 2002056852A
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hydrogen
electric energy
hydrogen storage
generation system
oxygen
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JP2000244904A
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English (en)
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Koichi Tanaka
浩一 田中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水素エネルギーを用いて、電気エネルギーを
生成することができ、コンパクト化が可能で、かつ、構
造が簡易な電気エネルギー発生装置を提供する。 【解決手段】 太陽光エネルギーによって、水を電気分
解して、水素ガスおよび酸素ガスを生成する電気分解槽
3と、電気分解槽によって生成された水素ガスを吸蔵
し、プロトンと電子に解離する水素吸蔵・プロトン生成
部7、21、22と、酸素電極9と、水素吸蔵・プロト
ン生成部によって生成されたプロトンを、酸素電極に移
送するプロトン伝導体層8と、電気分解槽によって生成
された酸素ガスを酸素電極に導く酸素通路12とが、実
質的に1つのケーシング2内に収容されて、構成された
ことを特徴とする電気エネルギー発生システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気エネルギー発
生システムに関するものであり、さらに詳細には、水素
エネルギーを用いて、電気エネルギーを生成することが
でき、コンパクト化が可能で、かつ、構造が簡易な電気
エネルギー発生システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】産業革命以後、自動車などのエネルギー
源としてはもちろん、電力製造などのエネルギー源とし
て、ガソリン、軽油などの化石燃料が広く用いられてき
た。この化石燃料の利用によって、人類は飛躍的な生活
水準の向上や産業の発展などの利益を享受することがで
きたが、その反面、地球は深刻な環境破壊の脅威にさら
され、さらに、化石燃料の枯渇の虞が生じてその長期的
な安定供給に疑問が投げかけられる事態となりつつあ
る。
【0003】そこで、水素は、水に含まれ、地球上に無
尽蔵に存在している上、物質量あたりに含まれる化学エ
ネルギー量が大きく、また、エネルギー源として使用す
るときに、有害物質や地球温暖化ガスなどを放出しない
などの理由から、化石燃料に代わるクリーンで、かつ、
無尽蔵なエネルギー源として、近年、大きな注目を集め
るようになっている。
【0004】ことに、近年は、水素エネルギーから電気
エネルギーを取り出すことができる電気エネルギー発生
素子の研究開発が盛んにおこなわれており、大規模発電
から、オンサイトな自家発電、さらには、自動車用電源
としての応用が期待されている。
【0005】水素エネルギーから電気エネルギーを取り
出す電気エネルギー発生素子は、水素ガスが供給される
水素電極と、酸素が供給される酸素電極と、水素電極で
生成されたプロトンを酸素電極に伝達するプロトン伝導
体膜を有している。水素電極に供給された水素ガスは、
触媒の作用によって、プロトン(陽子)と電子に解離さ
れ、電子は水素電極において、吸収され、他方、プロト
ンは、プロトン伝導体膜を介して、酸素電極に運ばれ
る。水素電極において、吸収された電子は、負荷を経由
して、酸素電極に運ばれる。一方、酸素電極に供給され
た酸素は、触媒の作用により、水素電極から運ばれたプ
ロトンおよび電子と結合して、水を生成する。このよう
にして、水素電極と酸素電極との間に、起電力が生じ、
負荷に電流が流れるように、電気エネルギー発生素子は
構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる電気エネルギー
発生素子を用いて、電気エネルギーを生成する電気エネ
ルギー発生システムは、水を電気分解して、水素ガスを
生成する電気分解装置と、電気分解装置によって生成さ
れた水素ガスを貯蔵する水素貯蔵装置と、水素貯蔵装置
に貯蔵された水素を用いて、電気エネルギーを生成する
電気エネルギー発生素子とを別個に備えている。
【0007】しかしながら、このように、水を電気分解
して、水素を生成する電気分解装置と、電気分解装置に
よって生成された水素ガスを貯蔵する水素貯蔵装置と、
水素貯蔵装置に貯蔵された水素を用いて、電気エネルギ
ーを生成する電気エネルギー発生素子とを別個に設ける
場合には、全体として、システムが必然的に大型化する
だけでなく、電気分解装置から水素貯蔵装置に水素ガス
を供給する配管および水素貯蔵装置から電気エネルギー
発生素子に水素ガスを供給する配管が必要になり、シス
テムの構造が複雑化するという問題があった。
【0008】したがって、本発明は、水素エネルギーを
用いて、電気エネルギーを生成することができ、コンパ
クト化が可能で、かつ、構造が簡易な電気エネルギー発
生装置を提供することを目的とするものである。
【0009】本発明のさらに他の目的は、クリーンな太
陽光エネルギーを用いて、水素を生成し、水素エネルギ
ーを用いて、電気エネルギーを生成することができ、コ
ンパクト化が可能で、かつ、構造が簡易な電気エネルギ
ー発生システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
太陽光エネルギーによって、水を電気分解して、水素ガ
スおよび酸素ガスを生成する電気分解槽と、前記電気分
解槽によって生成された水素ガスを吸蔵し、プロトンと
電子に解離する水素吸蔵・プロトン生成部と、酸素電極
と、前記水素吸蔵・プロトン生成部によって生成された
プロトンを、前記酸素電極に移送するプロトン伝導体層
と、前記電気分解槽によって生成された酸素ガスを前記
酸素電極に導く酸素通路とが、実質的に1つのケーシン
グ内に収容されて、構成されたことを特徴とする電気エ
ネルギー発生システムによって達成される。
【0011】本発明において、実質的に1つのケーシン
グとは、物理的に、1つのケーシングの他、物理的に
は、2以上のケーシングよりなっていても、その機能
を、物理的に、1つのケーシングによって実現すること
ができるものをいう。
【0012】本発明によれば、太陽光エネルギーによっ
て、水を電気分解して、水素ガスおよび酸素ガスを生成
する電気分解槽と、電気分解槽によって生成された水素
ガスを、吸蔵し、プロトンと電子に解離する水素吸蔵・
プロトン生成部と、酸素電極と、水素吸蔵・プロトン生
成部によって生成されたプロトンを、酸素電極に移送す
るプロトン伝導体層と、電気分解槽によって生成された
酸素ガスを酸素電極に導く酸素通路とが、実質的に1つ
のケーシング内に収容されて、電気エネルギー発生シス
テムが構成されているから、コンパクト化が可能であ
り、また、独立した装置間で、水素ガスを移送させる配
管が必要でなく、したがって、構造を大幅に簡易化する
ことが可能になる。
【0013】さらに、本発明によれば、電気分解槽と、
水素吸蔵・プロトン生成部と、酸素電極と、プロトン伝
導体層と、酸素通路とが、実質的に1つのケーシング内
に収容されて、電気エネルギー発生システムが構成され
ているから、電気エネルギー発生システムを携帯可能に
構成することが可能になる。
【0014】また、本発明によれば、電気分解槽によっ
て、水が電気分解されて、生成された水素ガスのみなら
ず、酸素ガスも、電気エネルギーの生成に活用すること
ができるから、きわめて効率的である。
【0015】さらに、本発明によれば、電気エネルギー
の生成に際して、酸素電極で、生成された水を、電気分
解槽に供給して、水素ガスと酸素ガスの生成に活用する
ことができるから、きわめて効率的である。
【0016】また、本発明によれば、水は、太陽光エネ
ルギーを用いて、水素ガスと酸素ガスに分解されるか
ら、無尽蔵で、クリーンなエネルギーを用いて、電気エ
ネルギーを生成することが可能になる。
【0017】さらに、本発明によれば、太陽光エネルギ
ーを用いて、水を電気分解して、水素ガスを生成し、生
成した水素ガスを、水素吸蔵・プロトン生成部に貯蔵し
て、エネルギーを水素の形で、保存し、必要に応じて、
水素吸蔵・プロトン生成部に貯蔵された水素を用いて、
電気エネルギーを生成しているから、太陽光エネルギー
を用いて、生成した電気エネルギーを蓄電池などに蓄積
して、保存する場合のように、放電などによって、蓄積
されたエネルギーが失われることがなく、エネルギーの
保存効率を大幅に向上させることが可能になる。
【0018】本発明の好ましい実施態様においては、前
記電気分解槽が、太陽電池を備えている。
【0019】本発明の好ましい実施態様によれば、太陽
電池によって、水を電気分解して、水素ガスを生成し、
生成した水素ガスを、水素吸蔵・プロトン生成部に貯蔵
して、エネルギーを水素の形で、保存し、必要に応じ
て、水素吸蔵・プロトン生成部に貯蔵された水素を用い
て、電気エネルギーを生成しているから、太陽電池を用
いて、生成した電気エネルギーを蓄電池などに蓄積し
て、保存する場合のように、放電などによって、蓄積さ
れたエネルギーが失われることがなく、エネルギーの保
存効率を大幅に向上させることが可能になる。
【0020】本発明の別の好ましい実施態様において
は、前記電気分解槽が、光触媒を備えている。
【0021】本発明において、光触媒としては、たとえ
ば、紫外線の波長域の光によって、電気エネルギーを生
成する酸化チタンなどを好ましく使用することができ
る。
【0022】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、電気エネルギー発生システムは、さらに、前記実質
的に1つのケーシング内に、前記電気分解槽と前記水素
吸蔵・プロトン生成部との間に、水素ガス透過膜を備
え、前記電気分解槽と前記酸素通路との間に、酸素ガス
透過膜を備えている。
【0023】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、電気エネルギー発生システムは、さらに、前記実質
的に1つのケーシング内に、前記酸素電極において生成
された水を、前記電気分解槽に導く水通路を備えてい
る。
【0024】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、電気エネルギーの生成に際して、酸素電極において
生成された水を、電気分解槽に導いて、水素ガスおよび
酸素ガスの生成に活用しているから、電気エネルギーの
生成効率を一層向上させることが可能になる。
【0025】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、さらに、前記実質的に1つのケーシングが、外部か
ら、前記電気分解槽に水を供給可能な水供給手段を備え
ている。
【0026】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、さらに、前記実質的に1つのケーシングが、外部か
ら、前記酸素電極に空気を供給可能な空気供給手段を備
えている。
【0027】本発明の好ましい実施態様においては、前
記水素吸蔵・プロトン生成部が、その表面に、水素分子
をプロトンと電子に解離させる機能を有する金属または
金属の合金の触媒微粒子を担持した水素吸蔵用炭素質材
料の層によって形成されている。
【0028】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、水素吸蔵・プロトン生成部によって、水素を吸蔵す
るとともに、水素分子をプロトンと電子に解離させて、
プロトンをプロトン伝導体層に供給することが可能にな
る。
【0029】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記水素吸蔵用炭素質材料が、フラーレン、カーボ
ンナノファイバー、カーボンナノチューブ、炭素スス、
ナノカプセル、バッキーオニオンおよびカーボンファイ
バーよりなる群から選ばれる炭素質材料によって形成さ
れている。
【0030】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記水素吸蔵用炭素質材料が、カーボンナノファイ
バー、カーボンナノチューブおよびカーボンファイバー
よりなる群から選ばれた炭素質材料によって形成されて
いる。
【0031】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記触媒微粒子が、鉄、希土類元素、ニッケル、コ
バルト、パラジウム、ロジウム、白金およびこれらの金
属の1または2以上の合金よりなる群から選ばれる金属
または合金によって形成されている。
【0032】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記触媒微粒子が、白金または白金合金によって形
成されている。
【0033】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記触媒微粒子が、1ミクロン以下の平均サイズを
有している。
【0034】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記水素吸蔵用炭素質材料の少なくとも表面に対
し、10重量%以下の前記触媒微粒子が担持されてい
る。
【0035】本発明の別の好ましい実施態様において
は、前記水素吸蔵・プロトン生成部が、前記電気分解槽
によって生成された水素ガスを吸蔵する水素吸蔵材料層
と、触媒を含み、前記触媒の作用により、前記水素吸蔵
材料層に吸蔵された水素をプロトンと電子に解離する水
素電極とを備えている。
【0036】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記水素吸蔵材料層が、水素吸蔵用炭素質材料によ
って構成されている。
【0037】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記水素吸蔵用炭素質材料が、フラーレン、カーボ
ンナノファイバー、カーボンナノチューブ、炭素スス、
ナノカプセル、バッキーオニオンおよびカーボンファイ
バーよりなる群から選ばれる炭素質材料によって形成さ
れている。
【0038】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記水素吸蔵用炭素質材料が、カーボンナノファイ
バー、カーボンナノチューブおよびカーボンファイバー
よりなる群から選ばれた炭素質材料によって形成されて
いる。
【0039】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記水素吸蔵材料層が、水素吸蔵合金によって構成
されている。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の好ましい実施態様につき、詳細に説明を加える。
【0041】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
る電気エネルギー発生システムの略縦断面図である。
【0042】図1に示されるように、本実施態様にかか
る電気エネルギー発生システム1はケーシング2を備
え、ケーシング2の底部には、水を水素ガスと酸素ガス
に電気分解する電気分解槽3が設けられ、電気分解槽3
内には、太陽電池4が配置されている。ケーシング2の
底板は、太陽光を効率良く透過させる光透過膜5によっ
て形成されている。
【0043】図1に示されるように、ケーシング2内の
電気分解槽3の上方には、水素ガス透過膜6を介して、
水素吸蔵・プロトン生成層7が設けられている。
【0044】水素吸蔵・プロトン生成層7は、本実施態
様においては、カーボンナノファイバー、カーボンナノ
チューブおよびカーボンファイバーよりなる群から選ば
れた炭素質材料によって形成されており、その下表面
に、水素分子をプロトンと電子に解離させる機能を有す
る白金触媒微粒子を担持している。白金触媒微粒子の担
持量は、水素吸蔵・プロトン生成層7の下表面に対し、
10重量%以下であり、その平均サイズは1ミクロン以
下である。
【0045】図1に示されるように、水素吸蔵・プロト
ン生成層7の上表面には、プロトン伝導体膜8が密着さ
れ、プロトン伝導体膜8の上表面には、酸素電極9が配
置されている。
【0046】図1に示されるように、酸素電極9と電気
分解槽3との間には、酸素電極9において、プロトンお
よび電子と酸素とが反応して生成された水を、電気分解
槽3に導く水通路10が形成されている。
【0047】図1に示されるように、水通路10の水素
ガス透過膜6とは反対側に隣接して、酸素ガス透過膜1
1が設けられ、酸素ガス透過膜11と酸素電極9との間
のケーシング2内に、電気分解槽3によって生成された
酸素ガスを酸素電極9に導く酸素ガス通路12が形成さ
れている。
【0048】図1に示されるように、ケーシング2に
は、電気分解槽3に水を補充するコック13と、ケーシ
ング2内の酸素電極9に、必要に応じて、空気を供給す
るとともに、ケーシング2内の圧力を調整する空気供給
・圧力調整弁14が設けられている。
【0049】図1に示されるように、水素吸蔵・プロト
ン生成層7には陽極端子15が、酸素電極9には陰極端
子16が、それぞれ、取り付けられている。
【0050】以上のように構成された本実施態様にかか
る電気エネルギー発生システム1は、次のようにして、
太陽光エネルギーを用いて、水素を生成し、エネルギー
を水素の形で、保存し、保存された水素を用いて、電気
エネルギーを生成する。
【0051】太陽光が、ケーシング2の底板を介して、
太陽電池4に照射され、太陽電池4によって、電気エネ
ルギーが生成される。ここに、ケーシング2の底板は、
太陽光を効率良く透過させる光透過膜5によって形成さ
れているため、太陽電池4によって、効率良く、電気エ
ネルギーを生成することができる。
【0052】太陽電池4によって生成された電気エネル
ギーによって、電気分解槽3に収容された水が電気分解
され、水素ガスと酸素ガスが生成される。
【0053】ここに、電気分解槽3内に収容されている
水が、電気分解のために消費され、所定量以下になった
ときは、コック13から、電気分解槽3内に水を補充す
ることができる。
【0054】水の電気分解によって生成された水素ガス
は、水素透過膜6を通って、水素吸蔵・プロトン生成層
7に供給される。
【0055】水素吸蔵・プロトン生成層7は、カーボン
ナノファイバー、カーボンナノチューブおよびカーボン
ファイバーよりなる群から選ばれた炭素質材料によって
形成されており、その下表面に、水素分子をプロトンと
電子に解離させる機能を有する白金触媒微粒子を担持し
ている。
【0056】その結果、触媒の作用により、水素ガス
は、プロトンと電子に解離され、電子は、負荷(図示せ
ず)を経由して、酸素電極に運ばれる。プロトンは、水
素吸蔵・プロトン生成層7に吸蔵された後、プロトン伝
導体膜8を介して、酸素電極9に送られる。
【0057】他方、水の電気分解によって生成された酸
素ガスは、酸素透過膜11を通って、ケーシング2内に
形成された酸素ガス通路12を流れ、酸素電極9に供給
される。
【0058】ここに、電気分解槽3において生成された
酸素ガスの量が不充分であるときには、空気供給・圧力
調整弁14を開いて、ケーシング2内に空気を導入し
て、酸素ガスを補充することができる。
【0059】酸素電極9に供給された酸素ガスは、触媒
の作用により、プロトン伝導体膜8を介して、水素吸蔵
・プロトン生成層7から供給されたプロトンおよび負荷
を介して、供給された電子と結合して、水を生成する。
【0060】その結果、水素吸蔵・プロトン生成層7と
酸素電極9との間に、起電力が生じて、負荷に電流が流
れる。
【0061】酸素電極9において生成された水は、水通
路10を通って、電気分解槽3に供給され、電気分解に
利用される。
【0062】本実施態様においては、電気分解槽3に設
けられた太陽電池に、太陽光を照射して、電気エネルギ
ーを生成し、生成した電気エネルギーによって、電気分
解槽3に収容された水を電気分解して、水素ガスと酸素
ガスを生成し、生成した水素ガスを、水素ガス透過膜6
を介して、水素吸蔵・プロトン生成層7に供給して、プ
ロトンの形で、水素吸蔵・プロトン生成層7に吸蔵させ
るとともに、生成した酸素ガスを、酸素ガス透過膜11
および酸素ガス通路12を介して、酸素電極9に供給
し、プロトン伝導体膜8を介して、水素吸蔵・プロトン
生成層7から酸素電極9に供給されたプロトンおよび負
荷を介して、水素吸蔵・プロトン生成層7から酸素電極
9に供給された電子と反応させて、水を生成し、起電力
を発生させるとともに、生成した水を、水通路10を介
して、電気分解層3に供給し、電気分解に利用してい
る。したがって、本実施態様によれば、電気分解槽3、
水素ガス透過膜6、水素吸蔵・プロトン生成層7、酸素
電極9、酸素ガス透過膜11、酸素ガス通路12および
水通路10はすべてケーシング2内に収容されているか
ら、電気エネルギー発生システム1のコンパクト化が可
能であり、また、独立した装置間で、水素ガスを移送さ
せる配管が必要なく、したがって、電気エネルギー発生
システム1の構造を大幅に簡易化することが可能にな
る。
【0063】さらに、本実施態様によれば、電気分解槽
3、水素ガス透過膜6、水素吸蔵・プロトン生成層7、
酸素電極9、酸素ガス透過膜11、酸素ガス通路12お
よび水通路10はすべてケーシング2内に収容されてい
るから、電気エネルギー発生システムを携帯可能に構成
することが可能になる。
【0064】また、本実施態様によれば、電気分解槽3
によって、水が電気分解されて、生成された水素ガスの
みならず、酸素ガスも、酸素ガス透過膜11および酸素
ガス通路12を介して、酸素電極9に送られて、電気エ
ネルギーの生成に活用されていることができるから、き
わめて効率的である。
【0065】さらに、本実施態様によれば、電気エネル
ギーの生成に際して、酸素電極9において、生成された
水を、電気分解槽3に供給して、水素ガスと酸素ガスの
生成に活用しているから、きわめて効率的である。
【0066】また、本実施態様によれば、太陽光エネル
ギーを用いて、太陽電池4によって生成された電気エネ
ルギーによって、水が、水素ガスと酸素ガスに分解され
るから、無尽蔵で、クリーンなエネルギーを用いて、電
気エネルギーを生成することが可能になる。
【0067】さらに、本実施態様によれば、太陽光エネ
ルギーを用いて、太陽電池4によって生成された電気エ
ネルギーによって、水を電気分解して、水素ガスを生成
し、生成した水素ガスを、水素吸蔵・プロトン生成層7
に貯蔵して、エネルギーを水素の形で、保存し、必要に
応じて、水素吸蔵・プロトン生成層7に貯蔵された水素
を用いて、電気エネルギーを生成することができるか
ら、太陽光エネルギーを用いて、生成した電気エネルギ
ーを蓄電池などに蓄積して、保存する場合のように、放
電などによって、蓄積されたエネルギーが失われること
がなく、エネルギーの保存効率を大幅に向上させること
が可能になる。
【0068】図2は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる電気エネルギー発生システムの略縦断面図であ
る。
【0069】図2に示されるように、本実施態様にかか
る電気エネルギー発生システム20は、水素吸蔵・プロ
トン生成層7に代えて、水素吸蔵材料層21と水素電極
22を備えている点を除いて、図1に示された電気エネ
ルギー発生システム1と全く同様の構成を有している。
【0070】本実施態様において、水素吸蔵材料層21
は、カーボンナノファイバー、カーボンナノチューブお
よびカーボンファイバーよりなる群から選ばれた炭素質
材料によって形成されており、水素電極22は、水素分
子をプロトンと電子に解離させる機能を有する白金触媒
微粒子を担持している。
【0071】以上のように構成された本実施態様にかか
る電気エネルギー発生システム20は、電気分解層3に
よって、水が電気分解されて、生成された水素ガスは、
水素ガス透過膜6を介して、水素吸蔵材料層21に送ら
れ、水素吸蔵材料層21内に吸蔵され、貯蔵される。
【0072】水素吸蔵材料層21内に吸蔵された水素
が、水素電極22に接触すると、白金触媒微粒子の作用
によって、プロトンと電子に解離され、電子は水素電極
22に吸収され、吸収された電子は、負荷を経由して、
酸素電極に運ばれる。プロトンは、プロトン伝導体膜8
を介して、酸素電極9に送られる。
【0073】プロトン伝導体膜8を介して、水素電極2
2から酸素電極9に送られたプロトンおよび負荷を介し
て、水素電極22から酸素電極9に送られた電子は、触
媒の作用により、水の電気分解によって生成され、酸素
透過膜11および酸素ガス通路12を介して、酸素電極
9に供給された酸素ガスと結合して、水を生成する。
【0074】その結果、水素電極22と酸素電極9との
間に、起電力が生じて、負荷に電流が流れる。
【0075】本実施態様によれば、電気分解槽3、水素
ガス透過膜6、水素吸蔵材料層21、水素電極22、酸
素電極9、酸素ガス透過膜11、酸素ガス通路12およ
び水通路10はすべてケーシング2内に収容されている
から、電気エネルギー発生システム20のコンパクト化
が可能であり、また、独立した装置間で、水素ガスを移
送させる配管が必要なく、したがって、電気エネルギー
発生システム20の構造を大幅に簡易化することが可能
になる。
【0076】さらに、本実施態様によれば、電気分解槽
3、水素ガス透過膜6、水素吸蔵材料層21、水素電極
22、酸素電極9、酸素ガス透過膜11、酸素ガス通路
12および水通路10はすべてケーシング2内に収容さ
れているから、電気エネルギー発生システムを携帯可能
に構成することが可能になる。
【0077】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0078】たとえば、前記実施態様においては、電気
分解槽3は、太陽電池4を備えているが、太陽光エネル
ギーを用いて、電気エネルギーを生成することのできる
エネルギー変換素子であれば、太陽電池4に限定される
ものではなく、太陽電池4に代えて、たとえば、紫外線
の波長域の光によって、電気エネルギーを生成する酸化
チタンなどの光触媒を用いることもできる。
【0079】また、図1に示された実施態様において
は、カーボンナノファイバー、カーボンナノチューブお
よびカーボンファイバーよりなる群から選ばれた炭素質
材料によって、水素吸蔵・プロトン生成層7が形成さ
れ、図2に示された実施態様においては、カーボンナノ
ファイバー、カーボンナノチューブおよびカーボンファ
イバーよりなる群から選ばれた炭素質材料によって、水
素吸蔵材料層21が形成されているが、カーボンナノフ
ァイバー、カーボンナノチューブおよびカーボンファイ
バーよりなる群から選ばれた炭素質材料に代えて、水素
吸蔵・プロトン生成層7または水素吸蔵材料層21を、
フラーレン、炭素スス、ナノカプセル、バッキーオニオ
ンなどによって形成することもできる。
【0080】さらに、図2に示された実施態様において
は、カーボンナノファイバー、カーボンナノチューブお
よびカーボンファイバーよりなる群から選ばれた炭素質
材料によって、水素吸蔵材料層21が形成されている
が、炭素質材料に代えて、水素吸蔵合金によって、水素
吸蔵材料層21を形成するようにしてもよい。
【0081】また、図1に示された実施態様において
は、水素吸蔵・プロトン生成層7は、その下表面に、水
素分子をプロトンと電子に解離させる機能を有する白金
触媒微粒子を担持しており、また、図2に示された実施
態様においては、水素電極22は、水素分子をプロトン
と電子に解離させる機能を有する白金触媒微粒子を担持
しているが、水素吸蔵・プロトン生成層7および水素電
極22は、水素分子をプロトンと電子に解離させる機能
を有する触媒を担持していればよく、白金触媒微粒子に
代えて、白金合金触媒微粒子を担持していても、さらに
は、鉄、希土類元素、ニッケル、コバルト、パラジウ
ム、ロジウム、白金およびこれらの金属の1または2以
上の合金よりなる群から選ばれる金属または合金によっ
て形成された触媒微粒子を担持していてもよい。
【0082】さらに、図1に示された実施態様において
は、水素吸蔵・プロトン生成層7は、その下表面に、水
素分子をプロトンと電子に解離させる機能を有する平均
サイズが1ミクロン以下の白金触媒微粒子を、水素吸蔵
・プロトン生成層7の下表面に対して、10重量%以
下、担持しているが、白金触媒微粒子のサイズは1ミク
ロン以下に限定されるものではなく、その担持量も、1
0重量%以下に限定されるものではない。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、水素エネルギーを用い
て、電気エネルギーを生成することができ、コンパクト
化が可能で、かつ、構造が簡易な電気エネルギー発生装
置を提供することが可能になる。
【0084】また、本発明によれば、クリーンな太陽光
エネルギーを用いて、水素を生成し、水素エネルギーを
用いて、電気エネルギーを生成することができ、コンパ
クト化が可能で、かつ、構造が簡易な電気エネルギー発
生システムを提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施態様にかかる電
気エネルギー発生システムの略縦断面図である。
【図2】図2は、本発明の他の好ましい実施態様にかか
る電気エネルギー発生システムの略縦断面図である。
【符号の説明】
1 電気エネルギー発生システム 2 ケーシング 3 電気分解槽 4 太陽電池 5 光透過膜 6 水素ガス透過膜 7 水素吸蔵・プロトン生成層 8 プロトン伝導体膜 9 酸素電極 10 水通路 11 酸素ガス透過膜 12 酸素ガス通路 13 コック 14 空気供給・圧力調整弁 15 陽極端子 16 陰極端子 20 電気エネルギー発生システム 21 水素吸蔵材料層 22 水素電極

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽光エネルギーによって、水を電気分
    解して、水素ガスおよび酸素ガスを生成する電気分解槽
    と、前記電気分解槽によって生成された水素ガスを吸蔵
    し、プロトンと電子に解離する水素吸蔵・プロトン生成
    部と、酸素電極と、前記水素吸蔵・プロトン生成部によ
    って生成されたプロトンを、前記酸素電極に移送するプ
    ロトン伝導体層と、前記電気分解槽によって生成された
    酸素ガスを前記酸素電極に導く酸素通路とが、実質的に
    1つのケーシング内に収容されて、構成されたことを特
    徴とする電気エネルギー発生システム。
  2. 【請求項2】 前記電気分解槽が、太陽電池を備えてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の電気エネルギー発
    生システム。
  3. 【請求項3】 前記電気分解槽が、光触媒を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気エネルギー発生
    システム。
  4. 【請求項4】 さらに、前記実質的に1つのケーシング
    内に、前記電気分解槽と前記水素吸蔵・プロトン生成部
    との間に、水素ガス透過膜を備え、前記電気分解槽と前
    記酸素通路との間に、酸素ガス透過膜を備えたことを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電気
    エネルギー発生システム。
  5. 【請求項5】 さらに、前記実質的に1つのケーシング
    内に、前記酸素電極において生成された水を、前記電気
    分解槽に導く水通路を備えたことを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれか1項に記載の電気エネルギー発生シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 さらに、前記実質的に1つのケーシング
    が、外部から、前記電気分解槽に水を供給可能な水供給
    手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れか1項に記載の電気エネルギー発生システム。
  7. 【請求項7】 さらに、前記実質的に1つのケーシング
    が、外部から、前記酸素電極に空気を供給可能な空気供
    給手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし6のい
    ずれか1項に記載の電気エネルギー発生システム。
  8. 【請求項8】 前記水素吸蔵・プロトン生成部が、その
    表面に、水素分子をプロトンと電子に解離させる機能を
    有する金属または金属の合金の触媒微粒子を担持した水
    素吸蔵用炭素質材料の層によって形成されたことを特徴
    とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の電気エ
    ネルギー発生システム。
  9. 【請求項9】 前記水素吸蔵用炭素質材料が、フラーレ
    ン、カーボンナノファイバー、カーボンナノチューブ、
    炭素スス、ナノカプセル、バッキーオニオンおよびカー
    ボンファイバーよりなる群から選ばれる炭素質材料によ
    って形成されたことを特徴とする請求項8に記載の電気
    エネルギー発生システム。
  10. 【請求項10】 前記水素吸蔵用炭素質材料が、カーボ
    ンナノファイバー、カーボンナノチューブおよびカーボ
    ンファイバーよりなる群から選ばれた炭素質材料によっ
    て形成されたことを特徴とする請求項9に記載の電気エ
    ネルギー発生システム。
  11. 【請求項11】 前記触媒微粒子が、鉄、希土類元素、
    ニッケル、コバルト、パラジウム、ロジウム、白金およ
    びこれらの金属の1または2以上の合金よりなる群から
    選ばれる金属または合金によって形成されたことを特徴
    とする請求項8ないし10のいずれか1項に記載の電気
    エネルギー発生システム。
  12. 【請求項12】 前記触媒微粒子が、白金または白金合
    金によって形成されたことを特徴とする請求項11に記
    載の電気エネルギー発生システム。
  13. 【請求項13】 前記触媒微粒子が、1ミクロン以下の
    平均サイズを有していることを特徴とする請求項8ない
    し12のいずれか1項に記載の電気エネルギー発生シス
    テム。
  14. 【請求項14】 前記水素吸蔵用炭素質材料の少なくと
    も表面に対し、10重量%以下の前記触媒微粒子が担持
    されていることを特徴とする請求項8ないし13のいず
    れか1項に記載の電気エネルギー発生システム。
  15. 【請求項15】 前記水素吸蔵・プロトン生成部が、前
    記電気分解槽によって生成された水素ガスを吸蔵する水
    素吸蔵材料層と、触媒を含み、前記触媒の作用により、
    前記水素吸蔵材料層に吸蔵された水素をプロトンと電子
    に解離する水素電極とを備えたことを特徴とする請求項
    1ないし7のいずれか1項に記載の電気エネルギー発生
    システム。
  16. 【請求項16】 前記水素吸蔵材料層が、水素吸蔵用炭
    素質材料によって構成されたことを特徴とする請求項1
    5に記載の電気エネルギー発生システム。
  17. 【請求項17】 前記水素吸蔵材料層が、水素吸蔵合金
    によって構成されたことを特徴とする請求項15に記載
    の電気エネルギー発生システム。
  18. 【請求項18】 前記水素吸蔵用炭素質材料が、フラー
    レン、カーボンナノファイバー、カーボンナノチュー
    ブ、炭素スス、ナノカプセル、バッキーオニオンおよび
    カーボンファイバーよりなる群から選ばれる炭素質材料
    によって形成されたことを特徴とする請求項16に記載
    の電気エネルギー発生システム。
  19. 【請求項19】 前記水素吸蔵用炭素質材料が、カーボ
    ンナノファイバー、カーボンナノチューブおよびカーボ
    ンファイバーよりなる群から選ばれた炭素質材料によっ
    て形成されたことを特徴とする請求項18に記載の電気
    エネルギー発生システム。
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