JP2002056829A - 円筒形電池 - Google Patents
円筒形電池Info
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- JP2002056829A JP2002056829A JP2000243973A JP2000243973A JP2002056829A JP 2002056829 A JP2002056829 A JP 2002056829A JP 2000243973 A JP2000243973 A JP 2000243973A JP 2000243973 A JP2000243973 A JP 2000243973A JP 2002056829 A JP2002056829 A JP 2002056829A
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- Japan
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- cylindrical
- battery
- container
- lower side
- cylindrical container
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 樹脂製電槽の外側に金属製の円筒容器を備え
た円筒形電池において、放熱性を低下させることなく、
耐振性に優れた円筒形電池を提供する。 【解決手段】 樹脂製電槽の外側に金属製の円筒容器を
備えた円筒形電池において、前記電槽および前記円筒容
器の底面同士および／または下部側面同士を固着してな
る円筒形電池。
た円筒形電池において、放熱性を低下させることなく、
耐振性に優れた円筒形電池を提供する。 【解決手段】 樹脂製電槽の外側に金属製の円筒容器を
備えた円筒形電池において、前記電槽および前記円筒容
器の底面同士および／または下部側面同士を固着してな
る円筒形電池。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は円筒形電池、特に樹
脂製電槽の外側に変形防止のための金属製の外装を備え
た円筒形電池の改良に関するものである。
脂製電槽の外側に変形防止のための金属製の外装を備え
た円筒形電池の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】鉛蓄電池は、自動車用、ポータブル機器
用、据置用等あらゆる用途に使用されており、水上スク
ータ・モトクロス車・オフロード車などのモータースポ
ーツ用の振動・衝撃の激しい用途も拡大している。
用、据置用等あらゆる用途に使用されており、水上スク
ータ・モトクロス車・オフロード車などのモータースポ
ーツ用の振動・衝撃の激しい用途も拡大している。
【０００３】また、近年では電気自動車用途をにらんで
自動車メーカーなどの客先から、鉛蓄電池の高出力化の
要求が強くなっており、その達成には、極板群を正極板
と負極板をセパレータを介して巻回した円筒形とするこ
とが有効な手段の一つである。
自動車メーカーなどの客先から、鉛蓄電池の高出力化の
要求が強くなっており、その達成には、極板群を正極板
と負極板をセパレータを介して巻回した円筒形とするこ
とが有効な手段の一つである。
【０００４】一方鉛蓄電池の電槽材料は、原料コストが
安価であり、生産性に優れ、軽量化が可能な各種の樹脂
の使用が普及している。
安価であり、生産性に優れ、軽量化が可能な各種の樹脂
の使用が普及している。
【０００５】実用においては、この円筒形極板群で構成
される単セルの円筒形電池を組電池にして使用されるこ
とが多いため、単セル電池には樹脂製電槽の外側に変形
防止のための金属製の外装が取り付けられている。
される単セルの円筒形電池を組電池にして使用されるこ
とが多いため、単セル電池には樹脂製電槽の外側に変形
防止のための金属製の外装が取り付けられている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし樹脂製電槽が成
型品であるため、必ず抜きテーパがつき、ほとんどテー
パなく作製される外装としての円筒容器内面との間、特
に大きな隙間となる単セル電池の下部では、樹脂製電槽
の変形防止効果が低く、また、この部分の空気が断熱層
となって単セル電池の放熱性を低下させるという不具合
があった。
型品であるため、必ず抜きテーパがつき、ほとんどテー
パなく作製される外装としての円筒容器内面との間、特
に大きな隙間となる単セル電池の下部では、樹脂製電槽
の変形防止効果が低く、また、この部分の空気が断熱層
となって単セル電池の放熱性を低下させるという不具合
があった。
【０００７】さらに、金属製円筒容器の取り付けが不完
全な場合には、容器内で単セル電池が上下に動くなど、
客先に余計な不安を与えてしまうという問題があった。
全な場合には、容器内で単セル電池が上下に動くなど、
客先に余計な不安を与えてしまうという問題があった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
樹脂製電槽の外側に金属製の円筒容器を備えた円筒形電
池において、電槽および円筒容器の底面同士および／ま
たは下部側面同士を固着してなることを特徴とする円筒
形電池である。
樹脂製電槽の外側に金属製の円筒容器を備えた円筒形電
池において、電槽および円筒容器の底面同士および／ま
たは下部側面同士を固着してなることを特徴とする円筒
形電池である。
【０００９】請求項２記載の発明は、請求項１記載の円
筒形電池において、電槽の底面、円筒容器の内部底面、
電槽の下部側面および円筒容器内部の下部側面のうち、
少なくとも一つの面に凹凸を設けたことを特徴とする。
筒形電池において、電槽の底面、円筒容器の内部底面、
電槽の下部側面および円筒容器内部の下部側面のうち、
少なくとも一つの面に凹凸を設けたことを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明円筒形電池では、樹脂製電
槽の外側に変形防止のための金属製の円筒容器を備えた
円筒形電池において、電槽および円筒容器の底面同士お
よび下部側面同士のうち少なくとも一方は接着固定され
るようにする。また、接着面となる、電槽の底面、円筒
容器の内部底面、電槽の下部側面および円筒容器内部の
下部側面のうち、少なくとも一つの面に凹凸を設けるこ
とにより、接着をより確実にすることができる。
槽の外側に変形防止のための金属製の円筒容器を備えた
円筒形電池において、電槽および円筒容器の底面同士お
よび下部側面同士のうち少なくとも一方は接着固定され
るようにする。また、接着面となる、電槽の底面、円筒
容器の内部底面、電槽の下部側面および円筒容器内部の
下部側面のうち、少なくとも一つの面に凹凸を設けるこ
とにより、接着をより確実にすることができる。
【００１１】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいて説明する。
図１は本発明円筒形電池の一実施例を説明するための概
略図であり、正極板と負極板とをパレータを介して巻回
した円筒形の極板群をポリオレフィン樹脂からなる電槽
１に収納した円筒形の鉛蓄電池である。２はその正極端
子、３はその負極端子である。４は樹脂製の電槽１の外
側に変形防止のために装着した金属製の円筒容器であ
り、樹脂製の電槽１が成型品であるため、必ず抜きテー
パがつき、ほとんどテーパなく作製される円筒容器内面
との間、特に電池の下部では電槽１と円筒容器４との間
には相当大きな隙間が生じることになる。５はこの隙間
にエポキシ樹脂からなる接着剤を充填することにより電
槽１と円筒容器４との間を固着してなる接着部であり、
本実施例では底面と下部側面が互いに接着されている。
図１は本発明円筒形電池の一実施例を説明するための概
略図であり、正極板と負極板とをパレータを介して巻回
した円筒形の極板群をポリオレフィン樹脂からなる電槽
１に収納した円筒形の鉛蓄電池である。２はその正極端
子、３はその負極端子である。４は樹脂製の電槽１の外
側に変形防止のために装着した金属製の円筒容器であ
り、樹脂製の電槽１が成型品であるため、必ず抜きテー
パがつき、ほとんどテーパなく作製される円筒容器内面
との間、特に電池の下部では電槽１と円筒容器４との間
には相当大きな隙間が生じることになる。５はこの隙間
にエポキシ樹脂からなる接着剤を充填することにより電
槽１と円筒容器４との間を固着してなる接着部であり、
本実施例では底面と下部側面が互いに接着されている。
【００１２】図２〜３は本発明円筒形電池の他の一実施
例を説明するための概略図であり、図２は底面のみを、
図３は下部側面のみをそれぞれ接着した例である。
例を説明するための概略図であり、図２は底面のみを、
図３は下部側面のみをそれぞれ接着した例である。
【００１３】図４〜５は本発明円筒形電池の他の一実施
例を説明するための概略図であり、電槽１と円筒容器４
との間の接着をより強固なものとするために、図４は電
槽１の下部側面に凹凸６を設け底面と下部側面を互いに
接着する構成であり、図５は円筒容器４の下部内側面に
凹凸７を設け底面と下部側面を互いに接着する構成を示
している。
例を説明するための概略図であり、電槽１と円筒容器４
との間の接着をより強固なものとするために、図４は電
槽１の下部側面に凹凸６を設け底面と下部側面を互いに
接着する構成であり、図５は円筒容器４の下部内側面に
凹凸７を設け底面と下部側面を互いに接着する構成を示
している。
【００１４】本発明の効果を確認するため、上記の円筒
形電池をＪＩＳ Ｄ ５３０１の規定に準じた振動試験
に供した。
形電池をＪＩＳ Ｄ ５３０１の規定に準じた振動試験
に供した。
【００１５】この振動試験は、一定の加速度で上下方向
に、複振幅２．３〜２．５ｍｍで２時間加振し、加振後
に電池の異常を目視観察するというものである。比較の
ために従来品も同一の試験に供した。図１で示す実施例
における試験結果を表１に示す。
に、複振幅２．３〜２．５ｍｍで２時間加振し、加振後
に電池の異常を目視観察するというものである。比較の
ために従来品も同一の試験に供した。図１で示す実施例
における試験結果を表１に示す。
【００１６】
【表１】
【００１７】なお、図２〜図５で示す実施例についても
同一の試験を実施したが、図１で示す実施例の場合とほ
ぼ同様の結果を得た。
同一の試験を実施したが、図１で示す実施例の場合とほ
ぼ同様の結果を得た。
【００１８】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
非常に耐振性に優れた円筒形電池を提供することがで
き、その工業的価値は甚だ大なるものである。
非常に耐振性に優れた円筒形電池を提供することがで
き、その工業的価値は甚だ大なるものである。
【図１】本発明円筒形電池の一実施例を説明するための
概略図
概略図
【図２】本発明円筒形電池の他の一実施例を説明するた
めの概略図
めの概略図
【図３】本発明円筒形電池の他の一実施例を説明するた
めの概略図
めの概略図
【図４】本発明円筒形電池の他の一実施例を説明するた
めの概略図
めの概略図
【図５】本発明円筒形電池の他の一実施例を説明するた
めの概略図
めの概略図
１ 電槽 ２ 正極端子 ３ 負極端子 ４ 円筒容器 ５ 接着部 ６ 電槽に設けた凹凸 ７ 円筒容器に設けた凹凸
Claims (2)
- 【請求項１】 樹脂製電槽の外側に金属製の円筒容器を
備えた円筒形電池において、前記電槽および前記円筒容
器の底面同士および／または下部側面同士を固着してな
ることを特徴とする円筒形電池。 - 【請求項２】 前記電槽の底面、前記円筒容器の内部底
面、前記電槽の下部側面および前記円筒容器内部の下部
側面のうち、少なくとも一つの面に凹凸を設けたことを
特徴とする請求項１に記載の円筒形電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000243973A JP2002056829A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 円筒形電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000243973A JP2002056829A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 円筒形電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002056829A true JP2002056829A (ja) | 2002-02-22 |
Family
ID=18734739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000243973A Pending JP2002056829A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 円筒形電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002056829A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7704638B2 (en) | 2007-05-30 | 2010-04-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Battery and battery module |
| WO2021024673A1 (ja) * | 2019-08-08 | 2021-02-11 | 株式会社Ｇｓユアサ | 蓄電装置 |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000243973A patent/JP2002056829A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7704638B2 (en) | 2007-05-30 | 2010-04-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Battery and battery module |
| WO2021024673A1 (ja) * | 2019-08-08 | 2021-02-11 | 株式会社Ｇｓユアサ | 蓄電装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20051213 |