JP2002056164A - 販売管理装置及び販売管理方法 - Google Patents

販売管理装置及び販売管理方法

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JP2002056164A
JP2002056164A JP2000243335A JP2000243335A JP2002056164A JP 2002056164 A JP2002056164 A JP 2002056164A JP 2000243335 A JP2000243335 A JP 2000243335A JP 2000243335 A JP2000243335 A JP 2000243335A JP 2002056164 A JP2002056164 A JP 2002056164A
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JP2000243335A
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Toru Iaya
融 伊阿彌
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Asia Shoji Co Ltd
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Asia Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曜日毎に実績数量が大きく業種においても、
日毎の目標達成率が正確に把握することができる販売管
理装置を提供する。 【解決手段】 販売計画以前の従前の販売実績結果を記
憶する実績ファイル10を備え、ステップS7におい
て、実績ファイル10に記憶の販売計画月に対応する前
年度の販売実績から前年月の「曜日(祭日)別、油種別
実績」を合計し、前年月の曜日毎の合計数量を前年の曜
日数で割り、1日当たり「曜日別油種別平均実績」を求
め、これを本年度の当該月の日付ごとに対応する曜日の
各油種別平均実績に割り当て計画日時の属する月の前年
の実績表を完成する。続いてステップS9において、完
成した実績表の数量に計画目標(販売予定)と実績の総
量割合を乗算して計画月の日毎の販売計画数量を算出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の期間内の販
売計画に対する実績を算出可能な販売管理装置及び販売
管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より商品などの販売業において、販
売計画をたて販売計画に対する実績を求めて事業展開を
確認していた。そして、従来の販売計画に対する実績
は、例えば販売計画総量を販売期間で割り、販売期間毎
の販売計画とし、販売実績との比較を行っていた。即
ち、販売計画が年間計画であった場合には、月ごとの販
売実績を求めるのであれば年間計画の(1/12)を月
ごとの販売計画とし、日ごとの販売実績を求めるのであ
れば年間計画の(1/365)を日ごとの販売計画とし
ていた。そして計画に対する販売実績もこの販売計画に
基づいて評価されていた。
【0003】この評価方法であっても長期的にみれば大
きな誤差が無いため、広く用いられており、例えば1年
を4つに期間に分離し、各期間毎の計画達成率を基準に
次の事業計画を立てるなどしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに長期的な計画達成率で十分な場合は良いが、もう少
しきめ細かい販売管理は必要な場合、特に各日時で平均
的な販売量ではなく、短期的にはかなり変動する様な場
合には、正確な目標達成率が把握できない。このため、
例えば目標達成率が悪い状態であるにも関わらずこれを
十分に認識できない場合などが発生し、一定の期間が経
過して初めてこの事態に気づくことがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は上述した課題
を解決することを目的として成されたもので、例えば各
月日毎の目標達成率が的確かつ正確に把握することがで
きる販売管理装置及び販売管理方法を提供するにある。
【0006】係る目的を達成する一手段として例えば本
発明に係る一実施の形態例は以下の構成を備える。
【0007】即ち、販売計画以前の従前の販売実績結果
を記憶し、所定の期間内の販売計画に対する実績を算出
可能な販売管理装置であって、所定の期間内の販売計画
量と対応する前記記憶された従前の期間の販売実績の割
合を求め、計画期間内の目標とする月日と同一の曜日の
最も近似する従前の販売実績が記憶された対応する月日
とを対応付け、従前の対応付けた日の販売実績に前記求
めた割合を適用して計画期間内の目標とする日の販売目
標量とする手段を備え、販売目標に対する目標達成状態
を日毎に把握可能とすることを特徴とする。
【0008】そして例えば、前記販売目標量の算出にあ
たって、該当販売拠点における前年度の販売実績情報が
欠けている場合には、条件の近似する他の販売拠点の前
年度販売実績より対応日の販売予想を算出することを特
徴とする。
【0009】また例えば、前記目標の算出にあたって、
販売実績に特有の傾向を生じる特別条件期間を抽出し、
抽出した特別条件期間については前記対応曜日より特別
条件期間の日付けを優先して前年度実績を算出すること
を特徴とする。
【0010】また、所定の期間内の販売計画に対する実
績を算出可能な販売管理装置であって、販売計画以前の
従前の販売実績結果を記憶する実績記憶手段と、前記実
績記憶手段に記憶の販売計画対象の所定期間に対応する
販売実績期間の販売総量と前記販売実績期間の少なくと
も販売計画対象の所定期間に対応する月日毎の販売実績
とから、前記少なくとも販売計画対象の所定期間に対応
する計画販売総量に基づいた所定期間内の月日毎の販売
目標量を算出する目標算出手段と、前記目標算出手段で
算出した前記所定期間内の月日毎の販売目標量に対する
販売計画期間中の販売実績を比較して販売実績を算出す
る実績算出手段とを備え、前記実績算出手段での算出実
績と前記目標算出手段での算出目標から販売計画に対す
る実績を少なくとも日毎の販売予想を想定して認識可能
とすることを特徴とする。
【0011】そして例えば、前記所定の期間内の販売計
画は1年間の販売拠点毎の販売計画であり、前記実績記
憶手段は、販売拠点毎に少なくとも前年度の日毎の販売
実績を記憶可能であり、前記目標算出手段は、前記実績
記憶手段に記憶の前年度の販売実績期間の販売総量と本
年度の計画販売総量の割合を求め、当該求めた割合に従
って前記実績記憶手段に記憶の前年度の各日毎の販売実
績より求めた計画期間の対応日の販売目標量を算出する
ことを特徴とする。
【0012】また例えば、前記目標算出手段は、計画期
間内の目標とする日と同一の曜日の最も近似する前年度
の対応する月日とを対応付け、前年度の対応付けた日の
販売実績とすることを特徴とする。或いは、前記目標算
出手段は、計画期間内の目標とする日の属する月に対応
する前年度の同一月の各曜日毎の販売量を積算し、各曜
日毎に当該月の曜日の数で各曜日毎の積算販売量を除算
して計画期間内の目標とする月の同一曜日の販売実績と
することを特徴とする。
【0013】更に例えば、前記目標算出手段は、該当販
売拠点における前年度の販売実績情報が欠けている場合
には、条件の近似する他の販売拠点の前年度販売実績よ
り対応日の販売予想を算出することを特徴とする。
【0014】また例えば、前記目標算出手段は、販売実
績に特有の傾向を生じる年間の特別条件期間を抽出し、
抽出した特別条件期間については前記対応曜日より特別
条件期間の日付けを優先して前年度実績を算出すること
を特徴とする。
【0015】また、販売計画以前の従前の販売実績結果
を記憶し、所定の期間内の販売計画に対する実績を算出
可能な販売管理装置であって、所定の期間内の販売計画
量と対応する前記記憶された従前の期間の販売実績の割
合を求め、計画期間内の目標とする月日と同一の曜日の
最も近似する従前の販売実績が記憶された対応する月日
とを対応付け、従前の対応付けた日の販売実績に前記求
めた割合を適用して計画期間内の目標とする日の販売目
標量とし、販売目標に対する目標達成状態を日毎に把握
可能とする手段を備えることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る一発明の実
施の形態例について添付の図面を参照して説明する。以
下の説明は、販売数量が曜日毎に大きく変動するガソリ
ンスタンドにおける販売管理に適用した例を説明する。
そして、以下に説明する販売管理装置を各ガソリンスタ
ンドの販売管理を掌握する管理部門に設置し、各販売拠
点たるガソリンスタンド毎の日ごとの販売目標及び前日
までの販売計画に対する販売実績を算出して出力可能と
し、各スタンドにフィードバック可能とする例を説明す
る。しかし、本発明は以上の例に限定されるものではな
く、季節変化のある商品や天候に左右される商品の販売
に対する販売管理に適用しても良いことは勿論である。
【0017】図1は本発明に係る一発明の実施の形態の
販売管理装置の構成を示すブロック図である。まず図1
を参照して本発明に係る一発明の実施の形態例を詳細に
説明する。
【0018】図1において、1はROM2に格納されて
いる制御手順などに従って本実施の形態例の販売管理装
置の全体制御を司るCPU、2はCPU1の制御手順
や、所定に定数などを記憶するROM、3はCPU1で
の処理経過などを記憶可能なRAMである。4は処理結
果や後述する販売管理情報等を表示可能な表示部、5は
処理結果を出力する出力装置であり、例えばプリンタ装
置などが該当する。
【0019】また、6は回線網100との間の通信制御
を司る回線制御部であり、例えばCPU1の制御に従っ
て各販売拠点に設置されたPOSa201、POSb2
02、…、POSn203等との間で各種通信データの
授受を行う。例えば各販売拠点の終業後にポーリング通
信により回線制御部6を介して各販売拠点のPOSを順
番に呼び出して販売実績を集計可能に構成されている。
この各販売拠点より収集した販売実績は、販売計画ファ
イル20の本年度実績21内に販売拠点毎に格納され
る。
【0020】そして、後述する処理で作成される管理表
に反映され、翌日に販売実績を組み入れた当日の販売予
定数量を算出して送ることなどが可能に構成されてい
る。
【0021】また、10は前年度の月ごとの販売実績が
登録されている実績記憶手段である実績ファイルであ
り、例えば販売拠点毎の前年度販売実績(販売拠点Aの
販売実績12、・・、販売拠点Xの販売実績13等)が
格納されている。
【0022】20は当該年度の販売計画ファイルであ
り、後述する処理で求めた販売計画に基づく販売拠点毎
に求めた月日ごとの計画販売数量、及び計画販売数量に
対する実際の販売実績が登録されている販売計画ファイ
ルであり、例えば各販売拠点毎の計画販売数量と実績2
1〜23が登録されている。なお、販売計画に基づく販
売拠点毎に求めた月日ごとの計画販売数量は記憶するの
ではなく、当該年度の計画総数量よりその都度求めても
よい。
【0023】更に、30は予め設定されている特定の期
間に対しては、本実施の形態例の後述する方法で求めた
曜日毎の販売量を元にした月日ごとの計画販売数量を使
用せずに別途の基準に基づいて計画販売数量を求めるこ
ととしており、この特定の期間(例えば特定期間A3
1、特定期間B32等)が設定されている特定期間設定
ファイルである。
【0024】例えば特定期間としては、正月、ゴールデ
ンウイーク、お盆の期間、シルバーウイーク、年末の各
機関、及び祭日などが該当する。この期間については曜
日に関係なく該当する前年の日付が基準となる。
【0025】なお、図1に示す実績ファイル10及び販
売計画ファイル20、特定期間設定ファイル30は、R
AM3の一部として設定する場合のほか、不図示の外部
記憶装置内に設定しても良い。外部記憶装置としては、
ハードディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク
装置、ICメモリパック等、任意のものが適用できる。
【0026】以上の構成を備える本実施の形態例のCP
U1による販売管理表の作成制御を図2を参照して以下
に説明する。図2は本実施の形態例の販売計画に対する
各月日毎の販売予定数量、販売実績数量を算出し、計画
達成率を算出する処理を説明するためのフローチャート
である。
【0027】例えば図2に示す処理で作成した本実施の
形態例における販売計画に対する販売管理表は、各販売
拠点(各ガソリンスタンド)毎の販売計画に対する各日
付毎の販売予定数量と前年度の実績、本年度の前日まで
の実際の販売実績、計画達成率を一覧で表したものであ
り、一目で前年度との比較、計画達成状況を把握するこ
とができるものである。しかも、後述するように販売計
画に対する各日付毎の販売予定数量の精度は、従来に比
し飛躍的に上がっており、実情に即した計画達成状況を
正確に把握することができる。
【0028】まず年度の最初に前年度実績及び市場状況
などを加味して年度販売計画を立案し、各販売拠点(例
えば各ガソリンスタンド)毎の各売り上げ商品種別毎の
販売計画数量を設定する。各販売拠点(各ガソリンスタ
ンド)毎に、例えば、レギュラーガソリン、ハイオクガ
ソリン、軽油、エンジンオイル、洗車売り上げ等の各商
品毎の販売計画を具体的に設定する。なお、以下の説明
は主にガソリンの販売数量について行う。しかし他の商
品についても同様の算出基準で計画数量を算出でき、商
品毎に販売管理表を作成する。
【0029】この年度計画が立案されると図2の処理に
移行する。まずステップS1において設定された年間販
売計画数量を入力する。続いてステップS3において、
販売計画ファイル20の作成領域をメモリ中に確保す
る。
【0030】続いてステップS5において、実績ファイ
ルを参照して(計画/実績)割合を算出する。即ち、各
販売拠点(各ガソリンスタンド)毎に前年度実績数量と
当該年度の計画数量とを比較し、その割合を算出する。
例えば前年度の実績数量が「X」で当該年度の計画数量
が「Y」である場合には(Y/X)が算出した割合とな
る。
【0031】そして次のステップS7において、実績フ
ァイル10より計画日時の属する月の前年の各曜日毎の
実績、各曜日の数を抽出し、1日当たり「曜日別油種別
平均実績」を計算して各曜日毎の実績表を作成する。具
体的には以下の手順で各曜日毎の実績表を作成する。
【0032】(1)計画日時の属する前年(年・月)の
認識。
【0033】(2)実績ファイル10の前年度実績11
より第1の販売拠点(例えば販売拠点A)の前年同月実
績データ(12)を検索。
【0034】(3)第1の販売拠点における前年の「曜
日(祭日)別、油種(ハイオク、レギュラー、軽油)別
実績」を合計。
【0035】(4)前年の曜日毎の合計数量を前年の曜
日数で割り、1日当たり「曜日別油種別平均実績」を計
算。
【0036】(5)以上の様にして求めた1日当たり
「曜日別油種別平均実績」よりを本年度の当該月の日付
ごとに対応する曜日の各油種別平均実績を割り当て計画
日時の属する月の前年の実績表を完成する。
【0037】なお、エンジンオイルなどの商品について
は油種別の合計ではなく、各商品別の合計となる。
【0038】続いてステップS9において、ステップS
7で作成した実績表を基に計画目標(販売予定)を算出
して管理表を作成する。そして作成した管理表を販売計
画ファイル20に登録する。具体的には以下の手順で管
理表を作成する。
【0039】(6)販売計画ファイル20より第1の販
売拠点(例えば販売拠点A)における計画販売数量(例
えば22)を検索。
【0040】(7)計画年度の月の曜日別日数の検索。
【0041】(8)上記(4)で求めた曜目別平均販売
実績量と上記(7)で検索した日数を掛け合わせた全合
計数量を算出。
【0042】(9) 上記(6)の計画販売数量と比較
して調整係数を次式で算出。
【0043】調整係数=(計画販売数量)/{(8)で
算出した合計数量}(10)当月の1日から月末までの
予定販売数量を日別に次の式で決定する。
【0044】予定販売数量={(4)で求めた「曜日別
油種別平均実績」}×{(9)で求めた調整係数} ただし、 ・祭日に該当する日は、祭日の平均数量を適用し、曜日
別計算はしない。
【0045】・振替休日が存在するとき、祭日の日曜日
は日曜日の計算を適用し、翌月曜日を祭日として計算す
る。
【0046】続いて図2のステップS11において、全
ての販売拠点に対する管理表を作成したか否かを判断す
る。全ての販売拠点に対する管理表を作成していない場
合にはステップS6に戻り、次の販売拠点に対する管理
表の作成、登録処理を行う。
【0047】以上の計算により得た結果が実態とそぐわ
ないとき(定休日の変更、道路事情、客層の変化等)
は、別メニユーで「手修正」、或いは最も販売パターン
が近いと思われる他の販売拠点の指数を読み込み利用す
る。
【0048】例えば、当該販売拠点が最近に開店したサ
ービスステーションであり、前年度実績が無い様な販売
拠点である場合には、最も販売パターンが近いと思われ
る他の販売拠点の実績を参考として管理表を作成する。
この場合において、例えば所定期間の管理表の作成で、
実績が最も近似している販売拠点を抽出し、抽出した販
売拠点の前年度実績を基準とするように変更しても良
い。
【0049】このようにして全ての販売拠点に対する管
理表を作成した場合にはステップS11よりステップS
13に進み、予め設定されている所定の地区毎に当該地
区の販売拠点毎の計画販売数量、前年度販売実績数量を
合計した地区別合計の管理表を作成する。この地区別の
振り分けは、例えば会社の組織に対応付けることがで
き、例えば、部毎、事業部毎、支社毎、課毎、子会社毎
など、任意のグループ毎に合計の管理表を作成する事が
望ましい。又は、地区別に振り分けるのではなく、販売
拠点のタイプ別に振り分けても良い。例えば、セルフの
スタンドか否か、街道沿いに設置のスタンドか、市街地
設置のスタンドか、24時間営業のスタンドか否かなど
で振り分けても良い。一定の特徴を有するタイプ別に振
り分けることでより精密な販売計画、計画達成状況が把
握できる。
【0050】次に、ステップS15において、各販売拠
点毎(または地区毎)の管理表を基に全社についての計
画販売数量、前年度販売実績数量を算出し、全社合計の
管理表を作成する。
【0051】そして続くステップS17において、以上
の制御で作成した管理表に販売計画ファイル20の当該
年度実績21に登録されている例えば第1の販売拠点
(例えば販売拠点A)の同月の前日までの実績データ
(22)を検索し、前日までの当該年度の販売実績より
計画目標対する達成率を算出する。
【0052】そしてステップS19において、以上の処
理で求めた販売実績、目標達成率、当日の販売予定数量
を重畳表示して例えば表示部4より表示するとともに出
力装置5より出力し、各販売拠点にも送って販売計画の
徹底をはかる。
【0053】以上説明したように本実施の形態例によれ
ば、曜日毎に実績数量が大きく異なる例えばガソリン販
売業のような業種においても、きめ細かな販売管理が可
能となり、例えば日毎の目標達成率が正確に把握するこ
とができる。同様に日毎の正確な販売予定数量を提示す
る事ができ、販売員の販売努力を啓蒙する作用効果のみ
ならず、例えば販売商品の仕入れ量も適正なものと出
来、在庫量不足が生じたり、過料在庫が生じたりするこ
とを未然に防ぐことも可能である。
【0054】なお、以上のようにして算出する管理表を
月ごとに出力する事により当該月の目標達成に今後どの
程度努力する必要があるのかを認識させることが出来
る。
【0055】更に、当日の販売目標とともに過去一定期
間(例えば1ヶ月)の計画と実績とを表示し、過去の計
画達成状態を把握させることも可能である。例えば計画
を大きく越える実績を達成した場合等には、このように
過去分の実績を出力してさらなる実績拡大を目標に置く
ことが望ましい。
【0056】図3に1ヶ月分の販売計画数量と販売過去
の販売実績を一覧表示した例を示す。なお、図3に示す
例では、商品としてガソリンを例とし、計画販売数量
(予算日計)及び本年度の実績を棒グラフ表示し、前年
度の当該月の累計実績と、予算累計、実績累計を線グラ
フで表示している。
【0057】前年度の当該月の累計実績と、予算累計、
実績累計は、図2の処理で求めた各日付毎の前年度の当
該月の実績と販売予想数量と本年度の販売実績とを順次
累計してその結果を線グラフ表示すればよい。
【0058】なお、図3においては、参考として当日の
販売拠点の天候の表示することとしており、上段が午前
中の天候、下段が午後の天候をあらわしている。
【0059】図3は5月における管理表であり、ゴール
デンウイークの5月3日〜5日は通常の祭日とは異なる
特定期間として前年の当該日時、期間の販売実績を基に
別途販売予想数量を算出している。なお、5月3日〜5
日に売り上げが通常の祭日と差違が少ない場合には、通
常の祭日として計算しても良い。通常の祭日とは異なる
特定期間としては、他に正月、お盆、年末期間などがあ
る。
【0060】なお、具体的前年度販売実績と本年度計画
に基づく予定販売数量(予算)、本年度販売実績数量と
の関係を図4に示す。図4の例は図3に示した1ヶ月分
の販売計画数量と販売過去の販売実績を具体的な表形式
で表した例である。
【0061】図4に示す計画販売数量に対して実績がや
や下回っているような場合には、販売拠点への提示表
は、例えば表示中心に販売予定の当日を配置し、右側に
これからの予定表を、左側に過去の実績を表示すれば、
これからの努力目標を提示することができる。
【0062】一方、計画販売数量に対して実績が上回っ
ているような場合には、販売拠点への提示表は、例えば
表示の右側端部に販売予定の当日を配置し、表全体が過
去の販売実績となるように表示すれば、目標達成の充実
感のみを与え、さらなる努力意欲を与えることができ
る。
【0063】なお、本発明の実施の形態例を図面により
詳述してきたが、具体的な構成は上記の実施形態に限ら
れるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更等がある場合にも本発明に含まれることは言うまで
もない。例えば、一般小売業、飲食店等においてそのま
ま適用できることは勿論であり、運送業やタクシー業な
どに適用できることもまた明らかである。上記管理表は
あらゆる商品の販売に適用できる。
【0064】
【発明の効果 】以上説明したように本発明によれば、
曜日毎に実績数量が大きく異なる例えばガソリン販売業
のような業種においても、きめ細かな販売管理が可能と
なり、例えば日毎の目標達成率が正確に把握することが
できる販売管理装置が提供できる。
【0065】同様に日毎の正確な販売予定数量を提示す
る事ができ、販売員の販売努力を啓蒙する作用効果のみ
ならず、例えば販売商品の仕入れ量も適正なものと出
来、在庫量不足が生じたり、過料在庫が生じたりするこ
とを未然に防ぐことができる販売管理装置が提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態の販売か理想
値の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態例の販売計画に対する各月日毎の
販売予定数量、販売実績数量を算出し、計画達成率を算
出する制御を説明するためのフローチャートである。
【図3】本実施の形態例の管理表をグラフ表示した例を
示す図である。
【図4】本実施の形態例の管理表を表形式で表した例を
示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 表示部 5 出力装置 6 回線制御部 201、202、203 POS 10 実績ファイル 20 販売計画ファイル 30 特定期間設定ファイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売計画以前の従前の販売実績結果を記
    憶し、所定の期間内の販売計画に対する実績を算出可能
    な販売管理装置における販売管理方法であって、 所定の期間内の販売計画量と対応する前記記憶された従
    前の期間の販売実績の割合を求め、計画期間内の目標と
    する月日と同一の曜日の最も近似する従前の販売実績が
    記憶された対応する月日とを対応付け、従前の対応付け
    た日の販売実績に前記求めた割合を適用して計画期間内
    の目標とする日の販売目標量とし、販売目標に対する目
    標達成状態を日毎に把握可能とすることを特徴とする販
    売管理方法。
  2. 【請求項2】 前記販売目標量の算出にあたって、該当
    販売拠点における前年度の販売実績情報が欠けている場
    合には、条件の近似する他の販売拠点の前年度販売実績
    より対応日の販売予想を算出することを特徴とする請求
    項1記載の販売管理方法。
  3. 【請求項3】 前記目標の算出にあたって、販売実績に
    特有の傾向を生じる特別条件期間を抽出し、抽出した特
    別条件期間については前記対応曜日より特別条件期間の
    日付けを優先して前年度実績を算出することを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の販売管理方法。
  4. 【請求項4】 所定の期間内の販売計画に対する実績を
    算出可能な販売管理装置であって、 販売計画以前の従前の販売実績結果を記憶する実績記憶
    手段と、 前記実績記憶手段に記憶の販売計画対象の所定期間に対
    応する販売実績期間の販売総量と前記販売実績期間の少
    なくとも販売計画対象の所定期間に対応する月日毎の販
    売実績とから、前記少なくとも販売計画対象の所定期間
    に対応する計画販売総量に基づいた所定期間内の月日毎
    の販売目標量を算出する目標算出手段と、 前記目標算出手段で算出した前記所定期間内の月日毎の
    販売目標量に対する販売計画期間中の販売実績を比較し
    て販売実績を算出する実績算出手段とを備え、 前記実績算出手段での算出実績と前記目標算出手段での
    算出目標から販売計画に対する実績を少なくとも日毎の
    販売予想を想定して認識可能とすることを特徴とする販
    売管理装置。
JP2000243335A 2000-08-10 2000-08-10 販売管理装置及び販売管理方法 Pending JP2002056164A (ja)

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