JP2002056137A - 広告情報の上映方法 - Google Patents

広告情報の上映方法

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JP2002056137A
JP2002056137A JP2000240680A JP2000240680A JP2002056137A JP 2002056137 A JP2002056137 A JP 2002056137A JP 2000240680 A JP2000240680 A JP 2000240680A JP 2000240680 A JP2000240680 A JP 2000240680A JP 2002056137 A JP2002056137 A JP 2002056137A
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Takashi Saga
崇 佐賀
Tetsuo Nakano
哲男 中野
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Ushio Denki KK
Ushio Inc
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Ushio Denki KK
Ushio Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】映画館において本編の映画に前後して上映され
る広告情報を観客、広告主、映画館の経営者いずれもは
十分に満足できる新規な上映方法を提供することであ
る。 【解決手段】サーバー(10)からコンピュータ通信回
線システムを介して広告情報を端末機(12)を所有す
る映画館に送信して、上映映画に前後してこの広告情報
を上映するに際し、広告依頼者から専用の端末機(1
1)による電子媒体を介してサーバにアクセスするとと
もに、広告情報をサーバーに対して入力する段階と、上
記サーバーに蓄積された広告情報を上映するために興行
者サイドの端末機(12)からサーバー(10)に対し
てアクセスする段階と、この興行者サイドの端末機(1
2)からのアクセス信号を受信することによって、当該
サーバー(10)内に蓄積された複数の広告情報の中か
ら選択された広告情報を興行者サイドの端末機(12)
に送信する段階とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ通信回
線システムを用いた広告情報を映画館で上映する方法に
関し、特に、広告情報をほぼ毎日のごとくリアルタイム
に更新、変更、追加して、最新の情報を提供することが
できる広告情報の上映方法に関する。さらには、広告情
報に対して、観客からの情報を受け取ることが可能な双
方向のコミュニケーションシステムを導入した新規な上
映方法に関する。
【0002】
【従来の方法】従来、映画館においては、映写機によっ
てフィルムの映像を投影して上映しており、このような
本編映画の上映に先立って広告情報を上映していた。こ
の広告情報は、本編の映画フィルムに対して、映画館ご
とに異なる広告情報が収納された広告情報用フィルムを
つなぎ合わせて作られるものであり、これにより当該フ
ィルムを映写機に搭載することで広告情報に始まって引
き続き本編の映画を上映するというシステムを構成する
ことができる。また、本編映画用のフィルムとは別にス
ライド式映写機を使って広告情報を上映する方法も提案
されていた。この場合は スライド上に存在する単一の
映像情報(静止画)を投影することで観客に見せるもの
であり、スライドを切り替えることで複数の映像情報を
提供することができる。
【0003】しかし、このような従来の広告情報は、観
客にとって必ずしも満足できるものではなかった。すな
わち、このような広告情報は、本編の映画を待ちどうし
くさせるという意味において、時には邪魔なものとな
り、内容的にも退屈で印象が極めて薄く、観客がこのよ
うな広告情報に対して興味を持たないというのが現実で
あった。
【0004】一方、広告主(広告依頼者)にとっても、
このような広告方法に十分期待できるものではなかっ
た。それは、映画館の観客数がもともと小さいことか
ら、テレビ等の広告に比して期待度は小さく、また、広
告主はどのくらいの観客数に対して上映されたかを確認
するということもできなかった。
【0005】さらには、前述のごとく広告用フィルムを
本編フィルムに張り合わせなければならない。特に地域
性等の理由から映画館ごとに異なる広告を張り合わせな
ければならなかった。このため、時として張り合わせ作
業の手抜きが行われ、広告主が依頼(契約)したとおり
に所定の映画館で上映されるということが行われず、当
該映画館では古い広告情報が上映されるということも現
実問題として存在していた。このような問題はスライド
式投影機を使用する場合も同様である。つまり、フィル
ムやスライドは作成、保管、運搬という人的労力やコス
トを必要とする。さらに、一度作成されたフィルムやス
ライドは、リアルタイムに内容を変更するということは
なく、極めて長期にわたり使用されるというのが一般的
であった。また、フィルムやスライド自体の損傷や劣化
も考えられ、そのまま上映することは観客にとって見苦
しさを感じさせることさえあった。
【0006】つまり、映画館において本編映画に先立っ
て上映される広告情報は、観客にとっても、広告主にと
っても、さらには映画館にとっても、有用なものではな
かった。
【0007】さらに、近年、シネコン(シネマコンプレ
ックス)と呼ばれる一つのフロアに複数のスクリーンを
所有する複合型の大型映画館が登場している。これは従
来の長時間、同じ姿勢で強いられる従来の「見るだけの
映画館」という観念を根本から見直し人間工学に基づい
たシートや映像や音響の最新技術を駆使した「観て感じ
る映画館」のような形態を有するが、このような最新型
の映画館において、上記のような従来の広告情報を提供
することは時代遅れという問題点を有していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明が解
決しようとする課題は、映画館において本編の映画に先
立って上映される広告情報を観客、広告主、映画館のい
ずれもが十分に満足できる新規な上映方法を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る広告情報の上映方法は、サーバーか
らコンピュータ通信回線システムを介して広告情報を映
画館に送信して、この広告情報を上映するに際し、前記
サーバから興行者に対して、前記サーバーに蓄積された
広告情報の送信をするためにアクセスを促すステップ
と、この興行者からのアクセス信号を受信することによ
って、当該サーバー内に蓄積された複数の広告情報の中
から選択された広告情報を興行者に送信するステップと
を有することを特徴とする。これは、従来の映画館での
広告情報上映方法が前述の問題を有していることから、
広告情報としての意義を十分に有しておらず、このため
映画館の収益構造は上映映画の人気性や入場料金に大き
く依存していた。つまり、広告情報自体には独自の収益
構造をほとんど有するものではなかった。本発明はこの
ような現状の改善を図るものであって、映画館で上映さ
れる広告情報に独自の収益構造を持たせるとともに、こ
のような広告情報によって、高止まりの入場料金の低
減、観客動員数、映画館数の拡大を図り、従来にない新
規で画期的なビジネススタイルを提供するものである。
【0010】具体的には、電気通信回線手段によるコン
ピュータシステムを介して広告情報を上映するという新
規な方法を提供するものであって、これにより同一内容
の広告情報を長期間にわたって上映するという従来の方
法とは異なり、リアルタイム、フレッシュであって、常
に観客の興味を惹く広告情報を上映するものである。
【0011】さらに、請求項2の発明は、広告依頼者か
ら広告代理業が所有するサーバに対する広告情報の登
録、修正、更新、削除等のアクセスもコンピュータ通信
回線システムを使ってするものである。これによりより
リアルタイムに広告情報の更新をすることができ、観客
のニーズに応えた情報の提供が可能となる。
【0012】さらに、請求項3の発明は、広告情報は、
本編の映画上映に前後して上映されるものであり、プロ
ジェクタ装置から投影されるデジタル動画映像であるこ
とを特徴とする。これは、スライド方式の静止画像とは
異なり、この発明の広告情報が動画像であって、観客に
とって興味深いものであることを意味し、また、フィル
ムによる投影方法に比してデジタル動画像を投影するこ
とでより画像の鮮明なリアルな動画を上映することがで
きる。
【0013】さらに、請求項4の発明は、前記広告情報
は、前記広告依頼者が前記サーバにアクセスすることに
よって、リアルタイムにその内容を変更できることを可
能にすることを特徴とする。つまり、毎日、あるいは時
間ごとに広告情報を変更して上映することが可能になる
ことを意味している。
【0014】さらに、請求項5の発明は、前記興行者
は、その従属する映画館に広告情報を再送信して、興行
者から指令した内容に従って、当該映画館において受信
した広告情報を上映することを特徴とする。これは、映
画館において必ずしもサーバーに対する能動的なアクセ
ス手段を有していなくても、興行者である管理者サイド
において、従属する映画館に対する広告情報を指令する
ことを意味する。すなわち、興行者サイドでは、どの映
画館のどの時間においてどの広告情報を流すかをコント
ロールしており、映画館サイドではその指令を受けて上
映するというスタイルである。このことは必ずしも映画
館を経営上の関係において従属させる、いわゆる親会社
という概念のものに限定されるものではなく、当該機能
を代理して行うような業者や組織であっても適用する。
【0015】さらに、請求項6の発明は、前記広告情報
は質問形式の情報であって、映画館に入場する観客が、
当該広告情報に対して、観客個人の意見を送信する手段
を有し、この意見情報が前記サーバーにまで送信される
ことを特徴とする。これは、従来の映画館のスタイルを
大きく変えるものであり、観客が広告情報に対して意見
を述べる等の双方性のコミュニケーション手段を有する
ものである。つまり、本発明の広告情報の上映方法が電
気通信回線を利用するものであるため、この回線を逆方
向に利用することで観客の意見を吸収しようとするもの
である。これにより、広告を観客に対して一方的に上映
(見せる)というスタイルから大きく変化っせて、観客
の意見も十分に反映できる広告とすることができる。そ
して、このような広告は、商品、サービスの宣伝だけで
なく、調査会社による種々の調査を可能にし、映画館の
本編映画上映前の広告上映に対して、新規で画期的なビ
ジネススタイルを提供するものである。
【0016】さらに、請求項7の発明は、前記双方向コ
ミュニケーション手段を有するものにおいて、観客の個
人情報を登録するもので、これにより、観客の年齢、性
別、住所等登録した個人情報に基づいてさまざまな情報
分析が可能になり、広告依頼業にとっては広告による独
自の収益構造がより一層期待でき、映画館にとっても広
告依頼業からの広告上映料金の収益が大きくなり、観客
にとっても入場料金の割引や景品などのサービスを受け
ることができ、いままでにない全く新規なビジネススタ
イルを提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の広告情報の上映方
法のついて具体例を用いて説明するが、その前に、本発
明に使われる用語の定義について説明する。本発明に係
る広告情報の上映方法においては、「広告情報」とは広
告依頼者の商品、サービスを宣伝するもののみならず、
各種のアンケートであって観客の意見や好感度を求める
もの、さらには、エンターテーメント性を有する短編ス
トーリなども含まれる。また、「サーバ」とは映画館で
上映すべき多数の広告情報を蓄積したものであって、広
告代理業のようなものが所有する大型コンピュータ通信
回線システムを意味する。また、「映画館」とは、狭義
の意味における映画館を意味するものではなく、数人の
観客に対して動画映像を上映をできるものであればよ
く、例えば、飲食店やホテル、さらには公会堂、市民ホ
ール、公民館、さらには一般家庭のようなものも本発明
の概念としては含まれる。また、「興行者」とは映画館
と映画館を管理する興行会社、そのような役割をする代
理業者を意味している。また、「端末機」には広告主が
所有する端末と、興行者や映画館が所有する端末が存在
し、いずれもパソコンなどによるコンピュータ通信回線
システムを意味している。
【0018】図1は本発明の広告情報の上映方法を説明
するための全体構成を示すブロック図である。10はサ
ーバであり、後述するが多数の広告情報、広告主に関す
るデータ、映画館サイドの認証データ等が蓄積されてい
る。このサーバは広告代理業のようなものが所有してい
る大型コンピュータである。例えば、QuBit(登録
商標)が使われるが288ギガバイト程度の大型のもの
である。11(11a、11b、11c…)は、このサ
ーバ10に接続された端末機であり、後述する広告主が
所有するものである。この端末機11は各々サーバー1
0が促す広告情報を登録するための手法に従って端末機
10から操作するものである。12(12a、12b
…)は、同じくサーバ10に接続された端末機であり、
映画館(興行者)が所有するものである。この端末機1
2も各々サーバー10が促す広告情報を送信するための
手法に従って端末機12から操作するものである。
【0019】サーバ10、端末機11、端末機12は、
ともに電気通信回線により接続されている。この電気通
信回線は、例えば電話回線、デジタル加入者回線(IS
DN、ADSL、光ファイバなど)、衛星電波回線、地
上電波回線、ケーブル加入回線などが相当する。13
(13a、13b…)は、端末機12に接続され、端末
機12からの信号を受けて動作する映像表示装置であっ
て、例えば投射型の液晶プロジェクタ装置が適用され
る。この液晶プロジェクタ装置13とは液晶画面の個々
の画素を遮光、投光等の制御をすることでスクリーンに
画像を投射するものであり、前記サーバから送信された
広告情報をスクリーンに投射することでデジタル画像の
投影を可能とする。
【0020】さらには、映像表示装置13は液晶プロジ
ェクタ装置に限るものではなく、DMD(デジタルマイ
クロミラーデバイス:登録商標)を使ったプロジェクタ
装置やD−ILA素子(登録商標)を使ったプロジェク
タ装置であっても同様である。このような映像表示手段
13と端末機12は広告情報を上映する映画館に配置さ
れる。
【0021】さらに、映画館サイドにおいても上記端末
機12とプロジェクタ装置13以外に専用のサーバを所
有することもできる。このサーバーとしては、例えば、
QuBit(登録商標)が使われるが、多数の広告情報
をサーバに蓄積しておけば、上映のたびに当該広告情報
そのものを電気通信回線によって送信する手間が省け、
操作の準備時間を大きく短縮させることが可能になる。
このサーバは上記広告代理業が所有するものとは異な
り、例えば74ギガバイト程度のものである。
【0022】次に、このような構成をもった広告情報の
上映方法の手順を説明する。広告依頼者は、自分の所有
する端末機11(パソコン)から所定に電気通信回線の
接続手続を澄ませ、特定の広告代理業者の所有するサー
バ10に接続する。この電気通信回線の接続手続は、イ
ンターネット回線を使ったものであってもよく、この場
合、広告主が所有するホームページに接続するような方
法となる。そして、広告依頼者は事前に広告代理業との
間で、特定の契約を済ませており、広告代理業から提供
されたパスワード等の認証データを入力することで接続
(アクセス)を可能にする。なお、広告依頼者が初め
て、広告代理業にアクセスする場合は、通常の電気通信
回線の申し込みと同様に、広告依頼者を特定するデー
タ、例えば、氏名、住所、電話番号、クレジットカード
の番号等を登録して、広告代理業に対する所定の契約を
済ませる必要がある。広告代理業が所有するサーバーに
は、このような広告依頼者の個人データーがパスワード
等の認証データと関連付けして依頼者データファイルに
蓄積される。
【0023】広告依頼者は、このような認証データ等を
入力することで広告代理業の所有するサーバー10との
接続を終え、以下のような手順をとる。すなわち、新規
に広告情報を提供する場合は、当該広告情報を送信する
ことになる。例えば、図2に具体例を示すが、広告依頼
者が英会話学校である場合に、図に示すような広告情報
を自身が所有する端末機から電気通信回線を介して送信
することとなる。そして、上記広告情報を受信したサー
バーは、送信された認証データから依頼者データファイ
ルに蓄積された個人情報と関連付けをさせて、広告情報
ファイルに蓄積する。なお、この場合において、広告情
報にさらに付加的情報を追加することもできる。例え
ば、広告依頼者が広告内容から特定地区における劇場で
の上映を希望する場合や、特定の内容、例えば子供向け
のアニメーションや学生向きの教育映画、という具合に
特定の映画上映においてのみその前後に当該広告情報を
上映したいと希望する場合、さらには、上映時期を限定
したいという場合に、そのような付加的情報を併せてサ
ーバに蓄積させることができる。この場合はサーバー内
における付加的情報ファイルの中に当該情報が広告情報
や個人データと関連付けして蓄積されることになる。
【0024】ここで、広告依頼者からの広告情報の依頼
は、必ずしもコンピュータ通信回線システムを使ったも
のに限るものではなく、ビデオテープ、フロッピー(登
録商標)ディスク、広告原紙などを直接、郵送等の手段
で提供するものであってもよい。しかしながら、広告依
頼者からの広告情報の提供方法が上記のようにコンピュ
ータ通信回線システムを使ったものであれば、その内容
をリアルタイムに変更することが容易に行われ、優れて
いるということは言うまでもないことである。
【0025】次に、広告依頼者が既にサーバーに登録さ
せている広告情報を修正したい場合について説明する。
広告依頼者は、前述のように、認証データ等を入力する
ことで広告代理業の所有するサーバーとの接続を終え
る。そして、予め自身の所有する端末機(パソコン)に
修正済みの広告情報を改めてサーバーに対して送信し、
この場合に、既に登録済みの広告情報に代えて新しく更
新する指令を送信することで、サーバー内に蓄積される
広告情報をリニューアルさせることができる。この内容
を具体的に説明すると、例えば、広告依頼者が前述の英
会話学校の場合に、上記の更新手順を済ませることで、
例えば図3に示すような新しい広告情報を提供すること
ができる。このような広告情報の更新、追加等は、後述
するが、劇場において上映される広告情報をリアルタイ
ムなものとすることができ、従来の広告情報のように同
一情報が長期間において上映され続けられるということ
がなくなり、結果として、観客に対して退屈感を生じさ
せるという問題点を解消する。
【0026】次に、映画館(興行者)からの広告情報へ
のアクセス方法について説明する。映画館は自身の所有
する端末機12(パソコン)から所定の電気通信回線の
接続手続を澄ませ、特定の広告代理業社の所有するサー
バ10に接続する。この電気通信回線の接続手続は、イ
ンターネット回線を使ったものであってもよく、この場
合、広告主が所有するホームページに接続するような方
法となる。そして、映画館は事前に広告代理業との間
で、特定の契約を済ませており、広告代理業から提供さ
れたパスワード等の認証データを入力することで接続
(アクセス)を可能にする。なお、映画館が初めて、広
告代理業にアクセスする場合は、通常の電気通信回線の
申し込みと同様に、発信者(映画館)を特定するデー
タ、例えば、映画館名、経営代表者の氏名、住所、電話
番号等を登録して、広告代理業に対する所定の契約を済
ませる必要がある。広告代理業が所有するサーバー10
には、このような映画館の特定データーがパスワード等
の認証データと関連付けして映画館データファイルに蓄
積される。なお、この説明においては便宜上、映画館が
アクセスするという表現を用いているが、もちろん厳密
な意味においては映画館における従業者がアクセスする
ということはいうまでもない。
【0027】映画館は、このような認証データ等を入力
することで広告代理業の所有するサーバーとの接続を終
え、次に以下のような手順をとる。すなわち、映画館自
らがその日上映する映画に似合う広告情報を選択して、
当該広告情報の送信指令を出すことでサーバー10から
選択された広告情報が映画館が所有する端末機12に送
られる。なお、広告情報の選択では前述の付加的情報を
参照することで映画館での選択を容易なものとする。そ
して、映画館においては、例えば、前述の図2に示すよ
うな広告情報を本編の映画の上映に先立って上映するこ
ととなる。このような広告情報は、もちろん従来のよう
な静止画のみならず、動画、特にデジタル画像を上映す
ることが可能になり、高精度な音響設備も併用すること
で観客を十分に満足させるものとすることができる。
【0028】上記の具体例では、映画館における広告情
報の選択は、映画館がサーバー10に蓄積された情報か
らその日の上映映画や上映日時等を考慮して任意に選択
できる場合について説明をした。しかしながら、上映す
る広告については、広告依頼者と映画館との取り決め、
あるいは広告代理業を仲介した取り決めによって、特定
の条件、例えば、上映される映画や上映する日時につい
て必ず特定の広告情報を上映すべきことを義務づけるよ
うなものであってもかまわない。このような義務付け
は、例えば映画館からのサーバー10へのアクセスに伴
い予め決められた広告情報をサーバー10から映画館の
端末機に送信するという処理をリンクさせることで容易
に行うことができる。
【0029】このような広告情報の提供方法は、観客に
とっては本編の映画に匹敵するレベルで満足できるもの
となり、仮に満足できないものであれば即座に内容の更
新をすることができる。また、広告依頼者にとっても広
告への期待が大きなものとなり、広告における費用対効
果として大きな収益を期待できる。また、従来のスライ
ド式映写機やフィルムを使った映写機のように映画館毎
に個別に広告用フィルムを作成するということもなく、
映画館としてもスライドやフィルムの管理、運搬、損傷
等の問題が解消する。また、広告代理業のサーバーは、
広告代理業の所在地等の特定の場所に存在するが、この
サーバーに接続された映画館は全国、場合によっては外
国であっても可能であり、遠隔地に存在する映画館で上
映する広告情報をリアルタイムに書き換えることが可能
になる。
【0030】なお、映画館サイドにおいて専用サーバを
所有する場合は、専用サーバ内に新規な情報を蓄積させ
る場合や既に蓄積済みの情報に対して更新をする場合に
おいてのみ、広告代理業の所有する本体サーバにアクセ
スすればよい。つまり、所望の広告情報が更新されてい
ないのに、わざわざ本体サーバーとのアクセス作業を行
い情報のやりとりをしなければならないという不要な作
業を削除することができる。
【0031】ここで、興行者からサーバに対するアクセ
スに対しては、サーバーから興行者にアクセスを促すス
テップが存在する。これはサーバーを所有する広告代理
業などが、例えば、ホームページやその他の通信回線な
どの初期画面において、パスワード等の認証データを入
力させるための入力画面や入力箇所を表示する各種のコ
メントなどが相当する。このような入力画面から興行者
(映画館)がパスワード等の認証データを入力すること
でサーバーとの接続を可能にする。このことは、興行者
とサーバのアクセスに限るものではなく、サーバーと広
告依頼業とのアクセスにおいても同様である。
【0032】以上の実施例は映画館サイドにおいて、映
画館の経営者や従業員が能動的に広告情報を入手して、
自身の経営する映画館において上映する場合について説
明したが、次に、他の実施形態について説明する。すな
わち、複数の映画館を管理監督する興行者が存在し、こ
の興行者が広告代理業とのアクセスを行って広告情報の
入手や更新を行うとともに、各映画館に対して自らが決
めた広告情報を上映するように指令送信するものであ
る。この場合、映画館から見れば単に興行者から送信さ
れる広告情報を受動的に上映するというスタイルにな
る。
【0033】図4にこのような実施形態を示す。興行者
14は前記のような広告情報を受信するために登録を広
告代理業との間で済ませ、前記のように所定の認証デー
タを使って広告代理業のサーバ10にアクセスする。興
行者14は自身が管理監督する複数の映画館15(15
a、15b…)に対して広告情報を送信する。この場
合、興行者14は地域性や時間等を考慮して選定した広
告情報を送信する。なお、前述のように映画館15にお
いて専用サーバを所有する場合、広告情報そのものは更
新等の情報の変更時に送信すればよく、専用サーバに蓄
積された広告情報のうち、どの情報を上映するかを指令
すれば足りる。
【0034】さらに、このような実施形態はシネコンに
おける映画上映において特に有効である。シネコンとは
前述のように1つのフロアに複数の上映会場を有する複
合型大型映画館であり、近年は、さらに進化させて大小
さまざまな上映会場を設定することで予想入場者数を考
慮した効率的な映画上映をするものがが存在する。そし
て、このようなシネコンにおいて、興行者は、フロア内
の複数の上映会場に対して各々異なる広告情報の上映を
すべきとする指令をすることで上映映画や観客層、上映
時間等を考慮して広告上映をすることができる。なお、
シネコンには多くの呼び名があり、マルチプレックス、
シネマプレックス、メガプレックスなども本発明ではシ
ネコンに含まれるものとする。
【0035】次に、本発明の広告情報上映方法の他の実
施例を説明する。図5に示すが、この実施例は映画館に
入場した観客が、従来のように単に広告情報を見るだけ
というのではなく、観客個人が自らの意見情報を発信す
ることができる双方向コミミュケーションを可能とした
新しいスタイルの映画館、およびその広告情報の提供方
法を提案するものである。これは本発明の広告情報上映
方法が本編映画に先立って上映されるが、この上映方法
が前述のごとく、コンピュータシステムや電気通信回線
を介して送信されるという新たな提供方法であるため、
当該コンピュータシステムと電気通信回線を利用して、
逆に、映画館サイドから広告代理業のサーバー、さらに
は広告依頼者にも観客の意見情報を再送信しようという
ものである。
【0036】広告依頼者の一形態である調査会社16は
調査したい内容を広告代理業の本体サーバ10に登録す
る。この調査したい内容とは、例えば、新製品について
も好感度調査や時事内容に関するアンケート調査などさ
まざまな内容が適用できる。なお、ここにおける調査会
社16による当該情報の登録方法は、前述の広告依頼者
による広告情報の依頼と同様であり([0021]を参
照)、認証データ等を使ってアクセスして行うことにな
る。
【0037】調査会社による調査したい内容が広告代理
業のサーバ10に蓄積されると、興行者14がこれにア
クセスして当該調査情報を劇場において上映することを
決定することができる。そして、興行者14からの調査
信号を受けた映画館15は、本編の映画上映に先立ち、
当該調査内容を広告情報として端末機12、プロジェク
タ13を使って上映する。
【0038】ここで、この調査情報を見た観客は、ここ
に例えば座席等に設置されたスイッチボックス17(1
7a、17b…)を有し、このスイッチボックス17を
使ってイエス/ノー、あるいは番号の選択により個人の
意見を提供することができる。例えば、4つの新車モデ
ルについて、どのモデルについて観客の好意が得られる
かなどの調査をこの方法で取得することができる。この
場合はもちろん単なる静止画ではなく、走行状態の映写
や、各新車の特徴などをリアルに上映することで観客が
このような情報を十分に堪能するとともに、そのリアル
な情報に基づいて好意を持つモデルを選択をすることが
可能になる。また、観客の感情の大きさを表現するボリ
ュームゲージを採用することもできる。この場合、単に
どのモデルに興味があるかという意見だけにとどまら
ず、その興味の度合いをボリューム量で表現することが
できる。
【0039】観客のこのような調査結果は即座に広告代
理業の本体サーバに送信され、その結果が調査会社16
に返却される。なお、観客に対して景品の進呈など各種
のサービスを調査に付随させることが可能であることは
いうまでもない。さらには、後述するが観客の特徴を示
すデータ、例えば、性別や年齢、職業などを映画館上映
の際に予め登録することによって、このような特徴を生
かした調査結果、例えば、上記の新車モデル選びにあっ
ては、年齢別の好みや性別の好みなどの調査結果を得る
こともできる。さらには、より深く観客のデータを使う
ということで氏名、住所、電話番号等も登録することで
個人宛てに景品を郵送したり、調査会社から自動車販売
会社を介して新車情報誌を送付するということも可能で
ある。
【0040】また、調査会社16は当然のことながら何
人の観客がこの調査に参加したかを知ることができる。
このことは調査に限られず、広告依頼者から提供された
広告情報であっても同様であり、広告依頼者は何人の観
客に対して広告情報が提供されたかを把握することがで
きる。この点が、従来の映画館における広告情報の上映
と大きく異なる。
【0041】ここで、上記のような双方向コミュニケー
ションを使った本発明の広告情報上映方法の具体的例を
説明する。 .まず、観客は映画館に入場するときに映画館内で本
編の映画上映に先立って行われるコミュニケーションシ
ステムに参加するか否かが尋ねられる。ここで、参加し
ないと答えた場合は、通常の映画館と同様に入場する。 .コミュニケーションシステムに参加すると答えた場
合はアクセスカードの所有の有無が尋ねられる。観客が
このアクセスカードを既に所有している場合は、アクセ
スカードを提示して、カードリーダによって記録情報を
読み込む。また、アクセスカードを所有していない場合
は、アクセスカードの発行手続を行う。手続は、氏名、
住所、、電話番号、年齢、職業、性別、身長、体重、趣
味、クレジットカードの番号、銀行の口座番号などの個
人情報を登録する。
【0042】.アクセスカードを提示した観客は入場
料金を支払って劇場に入場する。なお、ここで映画館サ
イドより座席の指定を受ける。入場料金は現金の支給に
限られず、クレジットカードによる現金の自動引き落と
しなどの手段も可能である。 .指定の座席にはスイッチボックスが取付けられてい
る。観客はこのスイッチ電源を投入することでコニュミ
ケーションへの参加状態が完了する。なお、において
コミュニケーションへの参加を否定した観客は、例え
ば、スイッチボックスの取付けられていない座席に着席
したり、あるいは、スイッチ電源が映画館サイドの制御
によりオフにしておく等の処置を講ずる。
【0043】.次に、本編上映前の広告情報の上映が
開示する。この上映は次期公開映画の予告と併せて、約
20分間である。この広告情報の上映は、もちろんスラ
イドなどの静止画情報ではなく家庭用テレビに類似した
動画による高品位な映像である。 .この広告情報、例えば新製品の宣伝等の後に「この
商品を今すぐ購入したいですか?」等の質問が上映され
る。この質問に対して観客は手元のスイッチを使って回
答する。このような質問がいくつか行われることによっ
て、観客自らが広告情報に参加しているという双方向の
コミュミケーションシステムが実現される。 .回答結果は即座に広告代理業や調査会社にフィード
バックされる。調査会社は本編終了後(約2〜3時間
後)の次の広告情報上映においては、同様の質問を上映
してもよいが、あるいは回答結果に基づいて新たな質問
を作成更新して上映することができる。
【0044】このような広告情報の上映では、観客はア
クセスカードの提示に伴うアクセスポイントの蓄積によ
る景品の進呈や入場料金減額等のサービスを受けること
ができる。また、質問に対する回答により抽選で高価な
商品を受けたり、粗品を受けたりするサービスを受ける
こともできる。映画館のロビーでは宣伝した商品やサー
ビスを実際に販売することもでき、このような販売実績
をリアルタイムに調査会社に送信することも可能であ
る。また、各種のメンバー募集も行われ、このような加
入者勧誘ブースを映画館ロビーに設けることで、例え
ば、新規加入者情報を映画館の広告情報を即座に報告す
ることができる。そして、このような方法によって一層
の加入者増加効果を図れることもできる。
【0045】また、映画館入場時にアクセスカードをカ
ードリーダーで読み込ませた際に、入場受付においても
アクセスカード発行時の登録データが表示できるように
することができる。例えば、アクセスカード登録者の年
齢、性別、身長、体重等のデータを表示させることで、
入場者の一致を確認することができ、これにより他人の
アクセスカードを借りて映画館に入場するという不正使
用を防止することができる。前述のように、アクセスカ
ードの登録情報と広告上映されるアンケート回答情報と
を関連させて種々の調査結果を分析するため、このよう
な調査結果の信頼性を高めるという意味においてきわめ
て有効な手段といえる。また、このような関連付けをさ
らに精度の高いものにするためには、個人のID情報、
例えば、指紋や角膜などを利用することも可能である。
この場合、アクセスカード登録時と映画館入場時おける
アクセスカード提示時においてID情報を提示するとい
う作業が必要になる。
【0046】なお、前記実施例では指定座席にスイッチ
ボックスを取付けてこのスイッチを使ってコミニュケー
ションをする場合について説明したが、当該スイッチボ
ックスはすべての座席に設けるのではなく、コミュニケ
ーションに参加しない人のことを考慮して一部の座席に
設けてもかまわない。さらに、スイッチボックスはリモ
ートコントロール式のハンディタイプのものであっても
よい。この場合例えば受け付けで入場観客と関連付けさ
れた形で受け取ったり、座席においてあるスイッチに対
して例えばアクセスカードで読み取らせる等の認証作業
をすることで個々のスイッチをその使用者の関連付けを
行う。このようにすることで座席にスイッチボックスを
取付けるという工事を省略できるとともに、観客に対し
て座席を指定するという強制を排除することもできる。
【0047】このような種々のサービスは、観客にとっ
ては本編映画上映前の広告情報は、従来のような単なる
つなぎの映像ではなく、本編映画に匹敵するだけの興味
を抱かせるものとなる。そして、広告主や映画館にとっ
ては、本編映画の内容や入場者料金に支配されていた収
益構造から広告情報によって独自に収益を図れる新しい
ビジネススタイルを提供することができる。
【0048】また、劇場スクリーンでの広告情報の上映
以外にロビーでも同様の広告情報を上映することも可能
である。すなわち、本発明の広告は観客が興味を抱くも
のであるため、観客にとっては本編映画を見る以上に広
告に惹かれることもあり、このような場合に次の上映前
の上映を待たなければならないという問題を解決するこ
とができる。
【0049】さらに、双方向コミニュケーションは観客
の回答によりストーリが導かれる広告とすることもでき
る。具体的には、短編ストーリではあるが場面場面にお
ける観客への質問とその回答に応じて用意されたストー
リから選択されたストーリが導かれることになる。この
ような観客の選択回答によって広告内容が変化するとい
うエンターティメント性を加えることで観客の広告に対
する興味をより一層高めることができる。特に、この場
合におけるストーリの導きは、例えば観客の回答の多数
決で決定されるため、同一の観客が再度参加した場合で
あっても広告内容が変化することになり、この意味にお
いて極めて観客の興味を抱かせるものとなる。
【0050】以上説明したように、この発明における広
告情報上映方法は、第1に、広告依頼者からの広告情報
を、映画館からサーバにアクセスすることで高品位なデ
ジタル動画像をリアルタイムに提供することができる。
このため、従来の静止画像による広告情報と異なり、観
客にとって退屈させることなく興味深いものとすること
ができる。また、コンピュータ通信回線システムを介し
て提供される広告情報であるため、依頼者にとってもリ
アルタイム内容を更新することができ、この広告情報に
期待するが大きくなる。また、映画館にとっても従来の
ように操作、管理、保管、運搬というあらゆる点で利点
の大きなものとなる。
【0051】第2に、興行者は、自身に従属する映画館
に広告情報を送信して、興行者サイドで指令した内容に
従って、当該映画館において受信した広告情報を投影機
を使って上映するので、例えば、シネコン等においては
人気映画や客層を考慮して、複数の上映会場における広
告情報をリアルタイムに集中制御することが可能にな
る。
【0052】第3に、広告情報を質問形式にして、映画
館に入場する観客とのコミュニケーションを可能とする
システムにすることによって、観客の広告に対する興味
をより一層高めることができ、また、広告依頼者や調査
会社にとっては観客からの意見を反映させた事業活動を
進めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の広告上映方法の全体構成を示す。
【図2】この発明の広告内容の一例を示す。
【図3】この発明の広告内容の一例を示す。
【図4】この発明の広告上映方法の他の実施例を示す。
【図5】この発明の広告上映方法の双方向コミュニケー
ションシステムの全体構成図を示す。
【図6】この発明の広告上映方法の双方向コミュニケー
ションシステムの一実施例のフローチャートを示す。
【符号の説明】
10 広告代理業の所有するサーバ 11 広告依頼者の所有する端末機 12 映画館の所有する端末機 13 プロジェクタ装置 14 興行者 15 興行者に従属する映画館 16 調査会社 17 観客が所有するスイッチボックス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーバーからコンピュータ通信回線システ
    ムを介して広告情報を映画館に送信して、この広告情報
    を上映するに際し、 前記サーバーが興行者に対して、前記サーバーに蓄積さ
    れた広告情報の送信するためのアクセスを促すステップ
    と、 この興行者からのアクセス信号を受信することによっ
    て、当該サーバー内に蓄積された複数の広告情報の中か
    ら選択された広告情報を興行者に送信するステップと、 を有することを特徴とする広告情報の上映方法。
  2. 【請求項2】前記サーバは、広告依頼者に対しても電子
    媒体を介して当該サーバーへのアクセスを促すととも
    に、広告情報をサーバーに対して入力することを促すス
    テップを有することを特徴とする請求項1の広告情報の
    上映方法。
  3. 【請求項3】前記広告情報は、本編の映画上映に前後し
    て上映されるものであり、プロジェクタ装置から投影さ
    れるデジタル動画映像であることを特徴とする請求項1
    の広告情報の上映方法。
  4. 【請求項4】前記広告情報は、前記広告依頼者が前記サ
    ーバにアクセスすることによって、リアルタイムにその
    内容を変更できることを可能にする請求項2の広告情報
    の上映方法。
  5. 【請求項5】前記興行者は、その従属する映画館に広告
    情報を再送信して、興行者から指令した内容に従って、
    当該映画館において受信した広告情報を上映することを
    特徴とする請求項1の広告情報の上映方法。
  6. 【請求項6】前記広告情報は質問形式の情報であって、 映画館に入場する観客が、当該広告情報に対して、観客
    個人の意見を送信する手段を有し、この意見情報が前記
    サーバーにまで送信されることを特徴とする請求項1の
    広告情報の上映方法。
  7. 【請求項7】前記観客の個人情報が登録されており、前
    記意見情報が個人情報と関連付けされて前記サーバにま
    で送信されることを特徴とする請求項6の広告情報の上
    映方法。
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