JP2002055038A - 走査形プローブ顕微鏡 - Google Patents

走査形プローブ顕微鏡

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JP2002055038A
JP2002055038A JP2000241193A JP2000241193A JP2002055038A JP 2002055038 A JP2002055038 A JP 2002055038A JP 2000241193 A JP2000241193 A JP 2000241193A JP 2000241193 A JP2000241193 A JP 2000241193A JP 2002055038 A JP2002055038 A JP 2002055038A
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cylindrical scanner
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズ成分を含まない良好な試料像を得るこ
とができる走査形プローブ顕微鏡を提供すること。 【解決手段】 スキャナ5においては、xy方向走査用
円筒型スキャナ6とz方向伸縮用円筒型スキャナ14の
間に、接地電位に保たれたシールド体13が配置されて
いる。このシールド体13は、xy方向走査用円筒型ス
キャナ6の電場の変化によって発生する電気的ノイズを
遮断する効果を有しているので、その電気的ノイズはシ
ールド体13で遮断されて、従来のようにz方向伸縮用
円筒型スキャナ14に混入することはない。この結果、
得られた凹凸像信号には、これまで問題としてきたノイ
ズ成分は含まれず、ノイズ成分を含まない良好な試料像
を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、走査形トンネル
顕微鏡や原子間力顕微鏡などの走査形プローブ顕微鏡に
関する。
【0002】
【従来の技術】 現在、走査形プローブ顕微鏡(SPM:Sc
anning Probe Microscope)においては、試料または探
針をx,yおよびz方向に移動させるのに、ほとんどの
場合、円筒型(チューブ)スキャナが用いられている。
【0003】そして、この円筒型スキャナとして、通
常、1本の円筒型圧電体の内面に共通電極を設け、その
外面にxy電極とz電極を上下に設けたものが多く使用
されている。この円筒型スキャナにおいては、xy電極
と共通電極間に電圧が印加されて、スキャナが水平(x
y)方向に走査され、また、z電極と共通電極間に電圧
が印加されて、スキャナが垂直(z)方向へ伸縮するよ
うに作られている。
【0004】さて、このような円筒型スキャナにおいて
は、その変位量は前記円筒型圧電体の長さで決まってく
るので、スキャナのxy方向への走査範囲やz方向への
伸縮量を大きくとろうとすると、全長の長い円筒型圧電
体を用意する必要がある。
【0005】しかし、このような全長の長い円筒型圧電
体を用いると、SPMの試料室として大きなスペースを
必要としたり、その円筒型圧電体自身の製作が困難とな
る、などの問題が発生してしまう。
【0006】そこで、このような問題を解決するのに、
たとえば実開平4−8907に記載されているような発
明が提案されている。この実開平4−8907では、x
y方向走査用円筒型スキャナの内側にz方向伸縮用円筒
型スキャナを配置した二重構造のスキャナが提案されて
いる。
【0007】このようなスキャナを用いれば、スキャナ
の全長を長くせずにxyz方向へのスキャナの変位量を
増加させることができる。また、スキャナの変位量を変
えずにスキャナを小型化でき、SPMの試料室を省スペ
ース化することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、実開
平4−8907で提案されているスキャナを用いた場
合、以下の問題が発生することが、本件発明者の実験に
よって明らかになった。
【0009】その問題について説明すると、たとえば試
料の凹凸像を得るときには、前記xy方向走査用円筒型
スキャナに走査用電圧が印加されて、スキャナはxy方
向に高速に走査される。そして、そのとき、前記z方向
伸縮用円筒型スキャナに電圧が印加されて、z方向伸縮
用円筒型スキャナは、試料と探針間の距離が所定距離に
保たれるように制御される。
【0010】このときのz方向伸縮用円筒型スキャナの
制御結果から、試料の凹凸像信号が得られるが、本件発
明者は、この凹凸像信号に何らかのノイズが混入してい
ることを見つけ出した。
【0011】さらに本件発明者は、そのノイズの混入原
因を求めるために実験を引き続いて行った結果、xy方
向走査用円筒型スキャナに印加される走査電圧の周期的
な変化によって、xy方向走査用円筒型スキャナの周り
に発生する電場が変化することから、凹凸像信号に混入
するノイズは、その電場の変化によってz方向伸縮用円
筒型スキャナに混入する電気的ノイズであるという結論
に至った。
【0012】本発明はこのような点に鑑みて成されたも
ので、その目的は、ノイズ成分を含まない良好な試料像
を得ることができる走査形プローブ顕微鏡を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成する本
発明の走査形プローブ顕微鏡は、二重構造および同軸的
に配置された、内側と外側の円筒型スキャナと、前記内
側円筒型スキャナの上端部と外側円筒型スキャナの下端
部を接続する連結部材を備え、前記外側円筒型スキャナ
の上端部が支持されている走査形プローブ顕微鏡におい
て、前記内側と外側の円筒型スキャナの間に、接地電位
にあるシールド体が配置されていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】 以下、図面を用いて本発明の実
施の形態について説明する。
【0015】図1は、本発明の走査形プローブ顕微鏡の
一例を示した図であり、本発明が適用された走査形トン
ネル顕微鏡を示した図である。
【0016】図1において、1は試料室チャンバであ
る。この試料室チャンバ1の内部、すなわち試料室2
は、図示しない排気装置により排気可能になっている。
3は試料ステージであり、試料室2に配置された試料ス
テージ3上には、試料4がセットされている。
【0017】また、試料4に対向して、本発明の要部で
あるスキャナ5が配置されており、以下、このスキャナ
5の構成について詳しく説明する。
【0018】図中、6はxy方向走査用円筒型スキャナ
(外側円筒型スキャナ)であり、xy方向走査用円筒型
スキャナ6の上端は、試料室2の固定部7に取り付けら
れて支持されている。このxy方向走査用円筒型スキャ
ナ6は、円筒型圧電体8と、その円筒型圧電体8の外面
に設けられたx電極9a,9bおよびy電極10a,1
0bと、円筒型圧電体8の内面に1周にわたって形成さ
れた共通電極11で構成されている。
【0019】なお、前記x電極9a,9bとy電極10
a,10bは、図2に示すように、円筒型圧電体8の外
面に4分割されて設けられており、x電極とy電極は圧
電体8の外周に交互に設けられている。
【0020】また、図1において、12は筒状の連結部
材であり、連結部材12はセラミックなどの絶縁物で形
成されている。この連結部材12のつば部cは、前記x
y方向走査用円筒型スキャナ6の下端に固定されてい
て、連結部材12は、xy方向走査用円筒型スキャナ6
の内側に、そのxy方向走査用円筒型スキャナ6とほぼ
同軸上に配置されている。
【0021】さて、このような連結部材12の外面(外
側の側面および外側の上面)には、全体にわたって、接
地電位にあるシールド体13が形成されている。このシ
ールド体13は、金属蒸着などによって連結部材12の
外面に形成された金属面であり、この金属面を接地した
ものである。このようにシールド体13を設けた点が、
図1の装置の最大の特徴部分である。
【0022】なお、シールド体13は前記xy方向走査
用円筒型スキャナ6の内側に接触しておらず、それらの
距離は適当にあけられている。
【0023】また、図1において、14はz方向伸縮用
円筒型スキャナ(内側円筒型スキャナ)である。このz
方向伸縮用円筒型スキャナ14の上端は前記連結部材1
2の内側上面に取り付けられていて、z方向伸縮用円筒
型スキャナ14は、連結部材12の内側に、前記xy方
向走査用円筒型スキャナ6とほぼ同軸上に配置されてい
る。
【0024】このz方向伸縮用円筒型スキャナ14は、
円筒型圧電体15と、その円筒型圧電体15の外面に1
周にわたって形成されたz電極16と、円筒型圧電体1
5の内面に1周にわたって形成された内側電極17で構
成されている。
【0025】なお、z方向伸縮用円筒型スキャナ14
は、前記連結部材12の内側側面に接触しておらず、そ
れらの距離は適当にあけられている。また、z方向伸縮
用円筒型スキャナ14は、前記シールド体13に接触し
ていない。
【0026】以上、スキャナ5の構成について説明した
が、図3は、このようなスキャナ5の、図1におけるA
−B断面図である。
【0027】また、図1に示すように、スキャナ5の下
端、具体的には前記z方向伸縮用円筒型スキャナ14の
下端には、探針18を保持した探針ホルダ19が取り付
けられている。
【0028】また、図1において20はx駆動電源であ
り、x駆動電源20の正極側は前記x電極9aに電気的
に接続されており、一方、x駆動電源20の負極側は前
記共通電極11に電気的に接続されている。そして、図
示していないが、負のバイアス電圧を印加するx駆動電
源(−)が設けられており、その一方の電極側は前記x
電極9bに電気的に接続されており、その他方の電極側
は前記共通電極11に電気的に接続されている。なお、
x駆動電源(−)の前記他方の電極側とx駆動電源20
の負極側は電気的に接続されていて、それらは同電位と
なっている。
【0029】また、21はy駆動電源であり、図示して
いないが、y駆動電源21の正極側は前記y電極10a
に電気的に接続されており、一方、y駆動電源21の負
極側は前記共通電極11に電気的に接続されている。そ
して、図示していないが、負のバイアス電圧を印加する
y駆動電源(−)が設けられており、その一方の電極側
は前記y電極10bに電気的に接続されており、その他
方の電極側は前記共通電極11に電気的に接続されてい
る。なお、y駆動電源(−)の前記他方の電極側とy駆
動電源21の負極側は電気的に接続されていて、それら
は同電位となっている。
【0030】また、22はz駆動電源であり、z駆動電
源22の正極側は前記z電極16に電気的に接続されて
おり、一方、z駆動電源22の負極側は前記内側電極1
7に電気的に接続されている。
【0031】以上、図1の装置構成について説明した
が、このような装置において試料の凹凸像を得るときに
は、前記x駆動電源20とx駆動電源(−)とy駆動電
源21とy駆動電源(−)が制御されて、各電極間に電
圧が印加される。すなわち、x電極9aと共通電極11
間に電圧X、x電極9bと共通電極11間に電圧(−
X)が印加されると共に、y電極10aと共通電極11
間に電圧Y、y電極10bと共通電極11間に電圧(−
Y)が印加される。すると、xy方向走査用円筒型スキ
ャナ6は試料4上をxy方向に走査する。
【0032】なお、このように各電極間に電圧が印加さ
れたときに、xy方向走査用円筒型スキャナ6がxy方
向に走査されるように、前記円筒型圧電体8は分極され
ている。
【0033】そして、このxy方向走査用円筒型スキャ
ナ6の走査に伴って、スキャナ6に連結部材12を介し
て接続されているz方向伸縮用円筒型スキャナ14はx
y方向に走査され、スキャナ14の下端に取り付けられ
ている探針18は、試料4上をxy方向に走査する。
【0034】ところで、前記探針18と試料間には所定
のバイアス電圧が印加されていると共に、試料4の凹凸
像取得時には、探針18と試料4間にトンネル電流が流
れる程度にその間の距離が制御されている。そして、前
記z駆動電源22は、図示していない制御装置によっ
て、前記トンネル電流が各探針走査位置において所定値
になるように制御される。すなわち、探針18と試料間
の距離が各探針走査位置において一定になるように、前
記z電極16と内側電極17間に印加される電圧が制御
される。
【0035】このような電圧印加によって前記円筒型圧
電体15は伸縮し、z方向伸縮用円筒型スキャナ14は
試料の凹凸に応じてz方向に移動される。そして、この
z方向伸縮用円筒型スキャナ14の移動制御結果に基づ
いて、試料4の凹凸像が得られる。
【0036】さて、本発明の課題のとろこで述べたよう
に、図1のスキャナ5においても、xy方向走査用円筒
型スキャナ6に印加される走査電圧の周期的な変化によ
って、そのxy方向走査用円筒型スキャナ6の周りに発
生する電場は常に変化している。このため、その電場の
変化によって、前記電気的ノイズが図1のスキャナ5に
おいても発生している。
【0037】しかしながら、図1のスキャナ5において
は、xy方向走査用円筒型スキャナ6とz方向伸縮用円
筒型スキャナ14の間に、接地電位に保たれたシールド
体13が配置されている。このシールド体13は、上述
した電場の変化によって発生する電気的ノイズを遮断す
る効果を有しているので、その電気的ノイズはシールド
体13で遮断されて、従来のようにz方向伸縮用円筒型
スキャナ14に混入することはない。
【0038】この結果、得られた凹凸像信号には、これ
まで問題としてきたノイズ成分は含まれず、ノイズ成分
を含まない良好な試料像を得ることができる。
【0039】以上、図1,2および図3を用いて本発明
の一例を説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
【0040】たとえば、上記例においては、シールド体
13を連結部材12の外面に形成しているが、これに代
えて、シールド体13を連結部材12の内面に形成し
て、シールド体13を連結部材12とz方向伸縮用円筒
型スキャナ14の間に配置するようにしても良い。この
際、シールド体13は、z方向伸縮用円筒型スキャナ1
4に接触しないように形成される。
【0041】また、図4は本発明の他の例を示したもの
である。この図4に示す走査形トンネル顕微鏡において
は、図1におけるシールド体13は設けられていない。
【0042】一方、z駆動電源22の極性が図1の状態
と逆にされている。すなわち、z駆動電源22の正極側
は前記内側電極17に電気的に接続されており、z駆動
電源22の負極側は前記z電極16に電気的に接続され
ている。そして、z駆動電源22の負極側とx駆動電源
20の負極側とy駆動電源21の負極側は電気的に接続
されていて、それらは同電位になっている。
【0043】図4において、その他の構成は図1のもの
と同じである。
【0044】このような図4の走査形トンネル顕微鏡に
おいても、図1の装置の場合と同様、xy駆動電源の制
御によってxy方向走査用円筒型スキャナ6がxy方向
に走査されると共に、z駆動電源22が制御されて、探
針と試料間の距離が一定となるように探針18のz位置
が制御される。
【0045】一方、図4の装置においては、xy方向走
査用円筒型スキャナ6の共通電極(内側電極)11の電
位と、その内側電極11に向き合うz方向伸縮用円筒型
スキャナ14のz電極(外側電極)16の電位が同じに
されているので、探針のxy走査中においてもそれらの
間に電位差は生じない。本件発明者の実験結果によれ
ば、このように、共通電極11の電位とz電極16の電
位を同電位とすると、xy方向走査用円筒型スキャナ6
とz方向伸縮用円筒型スキャナ14は互いに影響し合う
ことはなく、上述した電気的ノイズがz方向伸縮用円筒
型スキャナ14に混入しないことが確認されており、図
4の装置においても、ノイズ成分を含まない良好な試料
像を得ることができる。
【0046】なお、上記各例においては、スキャナ5に
STM探針が取り付けられているが、これに代えて、A
FM用のカンチレバや試料を取り付けるようにしても良
い。
【0047】また、本発明は原子間力顕微鏡や磁気力顕
微鏡や摩擦力顕微鏡などの走査形プローブ顕微鏡にも適
用することが可能である。
【0048】また、前記図1および図4の装置におい
て、x,yおよびz駆動電源の負極側を接地電位にする
ようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の走査形プローブ顕微鏡の一例を示し
た図である。
【図2】 xy方向走査用円筒型スキャナ6を説明する
ために示した図である。
【図3】 スキャナ5の断面図である。
【図4】 本発明の走査形プローブ顕微鏡の他の例を示
した図である。
【符号の説明】
1…試料室チャンバ、2…試料室、3…試料ステージ、
4…試料、5…スキャナ、6…xy方向走査用円筒型ス
キャナ、7…固定部、8、15…円筒型圧電体、9a、
9b…x電極、10a、10b…y電極、11…共通電
極、12…連結部材、13…シールド体、14…z方向
伸縮用円筒型スキャナ、16…z電極、17…内側電
極、18…探針、19…探針ホルダ、20…x駆動電
源、21…y駆動電源、22…z駆動電源

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重構造および同軸的に配置された、内
    側と外側の円筒型スキャナと、前記内側円筒型スキャナ
    の上端部と外側円筒型スキャナの下端部を接続する連結
    部材を備え、前記外側円筒型スキャナの上端部が支持さ
    れている走査形プローブ顕微鏡において、前記内側と外
    側の円筒型スキャナの間に、接地電位にあるシールド体
    が配置されていることを特徴とする走査形プローブ顕微
    鏡。
  2. 【請求項2】 前記連結部材は、前記内側と外側の円筒
    型スキャナの間に配置された筒状のものであり、前記シ
    ールド体は、その連結部材と外側円筒型スキャナの間、
    または連結部材と内側円筒型スキャナの間に配置されて
    いることを特徴とする請求項1記載の走査形プローブ顕
    微鏡。
  3. 【請求項3】 前記シールド体は、連結部材の外面また
    は内面に形成されていることを特徴とする請求項2記載
    の走査形プローブ顕微鏡。
  4. 【請求項4】 前記外側円筒型スキャナはxy方向走査
    用円筒型スキャナであり、一方、前記内側円筒型スキャ
    ナはz方向伸縮用円筒型スキャナであることを特徴とす
    る請求項1から3の何れかに記載の走査形プローブ顕微
    鏡。
  5. 【請求項5】 二重構造および同軸的に配置された、内
    側と外側の円筒型スキャナと、前記内側円筒型スキャナ
    の上端部と外側円筒型スキャナの下端部を接続する連結
    部材を備え、前記外側円筒型スキャナの上端部が支持さ
    れている走査形プローブ顕微鏡において、前記外側円筒
    型スキャナの内側電極の電位と、前記内側円筒型スキャ
    ナの外側電極の電位が同電位とされていることを特徴と
    する走査形プローブ顕微鏡。
  6. 【請求項6】 前記外側円筒型スキャナはxy方向走査
    用円筒型スキャナであり、一方、前記内側円筒型スキャ
    ナはz方向伸縮用円筒型スキャナであることを特徴とす
    る請求項5記載の走査形プローブ顕微鏡。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1303399C (zh) * 2003-03-22 2007-03-07 约翰尼斯海登海恩博士股份有限公司 探测系统
WO2022250049A1 (ja) * 2021-05-25 2022-12-01 国立研究開発法人産業技術総合研究所 試料ホルダ及びインピーダンス顕微鏡

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