JP2002054902A - 変位検出装置 - Google Patents

変位検出装置

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JP2002054902A
JP2002054902A JP2000242580A JP2000242580A JP2002054902A JP 2002054902 A JP2002054902 A JP 2002054902A JP 2000242580 A JP2000242580 A JP 2000242580A JP 2000242580 A JP2000242580 A JP 2000242580A JP 2002054902 A JP2002054902 A JP 2002054902A
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Tadashi Okada
忠 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高分解能で、しかも厳しい温度環境において
も高精度で、変位の検出を行うこと。 【解決手段】 ハウジング1内に角変位自在に回転軸3
を設け、この回転軸3に強磁性材料によって実現される
被検出片4を固定する。ハウジングには、変位検出用ホ
ール素子HE2と、補正用ホール素子HE1とを固定す
る。変位検出用ホール素子HE2は、被検出片4の半
径、したがって間隙G2が角変位量θに対応して変化す
る変位検出用表面5に対向する。補正用ホール素子HE
1は、間隙G1が一定に保たれる補正用表面6に対向す
る。補正用ホール素子HE1の出力電圧と、基準電圧源
からの基準電圧E1との差ΔEが零となるように、バイ
アス電圧を変化して設定し、変位検出用ホール素子HE
2に与える。これによって変位検出用ホール素子HE2
は、温度変化にかかわらず、被検出片4の角変位量θに
対応した正確な出力電圧を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角変位または直線
変位を検出する変位検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な先行技術は、光学式アブソリュ
ート形エンコーダである。回転軸に円板状コード板が固
定される。円板状のコード板は、合成樹脂材料から成る
円板の表面に、遮光性被膜が形成され、この遮光性被膜
には、半径方向に細長い透光性スリットが形成される。
このコード板のスリットは、角度位置を表すために、半
径方向に複数ビットから成り、コード化される。これら
のスリットを、コード板の厚み方向の一方側に配置され
た発光素子からの光が、透過し、コード板の他方側に配
置された受光素子で、各ビット毎に検出する。これによ
って回転軸の周方向に原点位置に対する座標位置である
角度位置が直接にコード化された信号を、得ることがで
きる。
【0003】この先行技術では、周方向の各角度位置に
対応して、複数ビットでコード化したスリットを形成す
る必要がある。したがって分解能に限界があり、分解能
を向上するには、大きな半径を有するコード板を用いな
ければならず、したがって構成が大形化する。またこの
先行技術では、コード板が前述のように合成樹脂材料か
ら成り、したがって周囲温度の変化に対して検出値が変
化し、精度が低いという問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、分解
能を向上し、厳しい温度環境においても高精度で変位を
検出することができるようにした変位検出装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、強磁性材料か
ら成る被検出片と、被検出片と相対的に変位可能であ
り、被検出片との相対的な変位によって被検出片との間
の間隙が変化し、印加されるバイアス電圧および磁界の
強さに対応して出力電圧が変化する変位検出用ホール素
子HE2と、予め定める一定の強さの磁界が与えられ、
印加されるバイアス電圧および磁界の強さに対応して出
力電圧が変化する補正用ホール素子HE1と、補正用ホ
ール素子HE1の出力が、予め定める基準電圧E1にな
るように前記バイアス電圧を変化して、変位検出用ホー
ル素子と補正用ホール素子とに与えるバイアス手段とを
含むことを特徴とする変位検出装置である。
【0006】本発明に従えば、永久磁石片と一対のホー
ル素子とは相対的に変位可能であり、これらのホール素
子の電気的特性は近似しており、補正用ホール素子HE
1の出力電圧が予め定める基準電圧E1になるようにバ
イアス電圧を変化し、このバイアス電圧を変位検出用ホ
ール素子HE2に与えることによって、変位検出用ホー
ル素子HE2は、厳しい温度環境においても、その温度
の変化に悪影響されることなく、被検出片と変位検出用
ホール素子HE2との間の間隙に対応した出力電圧を導
出することができる。こうして被検出片と変位検出用ホ
ール素子HE2との相対的な変位を、高い分解能で検出
することができる。被検出片は強磁性材料から成り、磁
化されて永久磁石片によっても実現されてもよく、また
磁化されていない構成であってもよい。
【0007】また本発明は、バイアス手段は、基準電圧
E1を発生する基準電圧源と、補正用ホール素子の出力
と基準電圧源からの基準電圧E1との差ΔEを求める減
算器と、減算器の出力が零となるように前記バイアス電
圧を変化するバイアス制御回路とを含むことを特徴とす
る。
【0008】本発明に従えば、バイアス手段では、補正
用ホール素子HE1の出力電圧と基準電圧源からの基準
電圧E1との差ΔEを、減算器で演算して求め、この減
算器の出力が零となるようにバイアス制御回路によっ
て、補正用ホール素子HE1に与えるバイアス電圧を変
化して設定する。こうして補正用ホール素子HE1の温
度環境が変化し、この補正用ホール素子に近接して配置
される変位検出用ホール素子HE2の温度が同様に変化
しても、その温度に悪影響されることなく、バイアス電
圧が設定され、このバイアス電圧が前述のように変位検
出用ホール素子HE2に与えられる。したがって変位検
出用ホール素子HE2の出力電圧が温度環境によって悪
影響されて誤差を生じることはない。このようなバイア
ス手段の構成によって、補正用ホール素子HE1による
バイアス電圧を適切に設定することができる。
【0009】また本発明は、いずれか少なくとも一方の
ホール素子と、バイアス手段との間に、可変抵抗から成
る調整手段が介在されることを特徴とする。
【0010】本発明に従えば、変位検出用ホール素子H
E2または補正用ホール素子HE1のいずれか少なくも
一方のホール素子に与えられるバイアス電圧を、可変抵
抗から成る調整手段によって調整することができるの
で、これらの2つのホール素子HE2,HE1の電気的
特性がわずかに異なっていても、この調整手段によっ
て、各ホール素子HE2,HE1の電気的特性を近似す
ることができる。したがって補正用ホール素子HE1の
出力に基づいて得られたバイアス電圧を、変位検出用ホ
ール素子HE2に与えて、変位検出用ホール素子HE2
の出力電圧を、被検出片と変位検出用ホール素子HE2
との間隙に正確に対応して得ることができ、変位を高い
精度で検出することができるようになる。
【0011】また本発明は、変位検出用ホール素子に臨
む被検出片の表面は、変位検出用ホール素子の出力レベ
ルが被検出片と変位検出用ホール素子との変位量に1次
関数で変化する形状を有することを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、被検出片の変位検出用ホ
ール素子HE2に臨む表面の形状を、変位検出用ホール
素子HE2の出力電圧などの電気信号のレベルが、被検
出片と変位検出用ホール素子との相対的な変位量に1次
関数で変化するように形成し、これによって変位量を高
精度で正確に検出することができるようになる。この被
検出片の前記表面の形状は、たとえば被検出片と変位検
出用ホール素子とが相対的に角変位する構成では、被検
出片の表面の回転軸線からの半径が、周方向に変化する
構成とされてもよく、また被検出片と変位検出用ホール
素子HE2とが相対的に直線状に変位する構成では、被
検出片の前記表面は、その相対的な変位の方向に変位検
出用ホール素子との間隙が変化するように構成されても
よい。さらに被検出片の前記表面の厚みが変化するよう
に構成されてもよい。
【0013】また本発明は、ハウジングと、このハウジ
ングに角変位自在に設けられる回転軸と、回転軸に固定
される被検出片とを含み、変位検出用ホール素子と補正
用ホール素子とは、ハウジングに固定され、被検出片
は、変位検出用ホール素子に臨み、その変位検出用ホー
ル素子の出力レベルが、被検出片の角変位量に1次関数
で変化するように、角変位量に対応して変位検出用ホー
ル素子に近づく形状を有する変位検出用表面と、補正用
ホール素子に臨み、その補正用ホール素子との間の間隙
が、被検出片の角変位量にかかわらず、予め定める一定
の値に保たれる半径を有する補正用表面とを有すること
を特徴とする。
【0014】本発明に従えば、図1〜図7および図9に
関連して後述されるように、被検出片は、変位検出用ホ
ール素子HE2と補正用ホール素子HE1とに相対的に
角変位するように構成され、被検出片が角変位して、そ
の角変位量に対応して被検出片の表面と変位検出用ホー
ル素子HE2との間隙が変化し、これによって角変位量
に対応した変位検出用ホール素子HE2からの出力電圧
が得られ、このとき補正用ホール素子と被検出片との間
隙は一定に保たれているので、温度変化にかかわらず、
適切なバイアス電圧が得られる。
【0015】また本発明は、ハウジングと、このハウジ
ングに角変位自在に設けられる回転軸と、回転軸に固定
される被検出片とを含み、変位検出用ホール素子と補正
用ホール素子とは、ハウジングに固定され、被検出片
は、変位検出用ホール素子に臨み、その変位検出用ホー
ル素子の出力レベルが、被検出片の角変位量に1次関数
で変化するように、角変位量に対応して回転軸の軸線方
向に厚みが変化する形状を有する変位検出用表面と、補
正用ホール素子に臨み、その補正用ホール素子との間の
間隙が、被検出片の角変位量にかかわらず、予め定める
一定の値に保たれる半径を有し、かつ回転軸の軸線方向
に厚みが予め定める一定の値を有する補正用表面とを有
することを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、図8に関連して後述され
るように、角変位される被検出片の厚みが変化され、こ
のような構成によってもまた、補正用ホール素子に基づ
くバイアス電圧を得て、変位検出用ホール素子に与え、
温度などの環境変化にかかわらず、変位検出用ホール素
子によって正確に角変位量を得ることができる。
【0017】また本発明は、ハウジングを含み、被検出
片は、ハウジングに一直線状に移動自在に設けられ、被
検出用ホール素子と、補正用ホール素子とは、ハウジン
グに固定され、被検出片は、変位検出用ホール素子に臨
み、その変位検出用ホール素子の出力レベルが、被検出
片の角変位量に1次関数で変化するように、変位量に対
応して変位検出用ホール素子に近づく形状を有する変位
検出用表面と、補正用ホール素子に臨み、その補正用ホ
ール素子との間の間隙が、被検出片の角変位量にかかわ
らず、予め定める一定の値に保たれる移動方向に平行な
補正用表面とを有することを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、図10に関連して後述さ
れるように、被検出片が直線状に移動し、その変位量
を、変位検出用ホール素子の出力によって正確に検出す
ることができる。
【0019】また本発明は、ハウジングと、このハウジ
ングに角変位自在に設けられる回転軸と、回転軸に固定
される被検出片とを含み、変位検出用ホール素子と補正
用ホール素子とは、ハウジングに固定され、被検出片
は、変位検出用ホール素子に臨み、その変位検出用ホー
ル素子の出力レベルが、被検出片の角変位量に1次関数
で変化するように、変位量に対応して移動方向に厚みが
変化する形状を有する変位検出用表面と、補正用ホール
素子に臨み、移動方向に平行であって、厚みが予め定め
る一定の幅を有する補正用表面とを有することを特徴と
する。
【0020】本発明に従えば、図11に関連して後述さ
れるように、被検出片の厚みが変化し、このような構成
によっても、補正用ホール素子に基づく適切なバイアス
電圧を得て、変位検出用ホール素子の出力によって、温
度などの環境変化にかかわらず、正確に変位量の検出が
可能になる。
【0021】また本発明は、被検出片は、磁化されてお
らず、変位検出用ホール素子と、補正用ホール素子とに
近接して、バイアス用永久磁石片が、それぞれ配置され
ることを特徴とする。
【0022】本発明に従えば、被検出片は、鉄などの強
磁性材料であって磁化されておらず、この被検出片とバ
イアス用永久磁石片との間における被検出用ホール素子
によって検出される磁界の変化に対応して、被検出片と
変位検出用ホール素子との間隙に対応した変位量を正確
に検出することができるようになる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態の簡
略化した平面図であり、図2はその一部の斜視図であ
る。ハウジング1内には、回転軸線2を有する回転軸3
が、その軸線2のまわりに角変位自在に支持されて設け
られる。軸線2は、図1の紙面に垂直である。被検出片
4の基端部は、回転軸3に固定される。ハウジング1に
は、補正用ホール素子HE1と、変位検出用ホール素子
HE2とが固定される。被検出片4は、強磁性材料から
成り、たとえば鉄などの金属材料から成り、軸線2に沿
う厚みは一定である。この被検出片4は、変位検出用ホ
ール素子HE2に臨む変位検出用表面5と、補正用ホー
ル素子HE1に臨む補正用表面6とを有し、全体の形状
がほぼ扇形に構成される。被検出片4は、軸線2まわり
に図1の実線で示される位置と仮想線7で示される位置
との間の角変位移動範囲θa内で、角変位することがで
きる。この角変位移動範囲θaは、たとえば15度であ
ってもよい。変位検出用ホール素子HE2と補正用ホー
ル素子HE1とは、被検出片4の変位検出用表面5と補
正用表面6とにそれぞれ対応する角変位移動範囲θaの
図1における実線で示される一端に、それぞれ配置され
る。
【0024】被検出片4の変位検出用表面5は、軸線2
を中心とし、被検出片4の図1における位置から仮想線
7で示される位置に向かう角変位量θに対応して、その
表面5と変位検出用ホール素子HE2との間の間隙G2
が小さくなるように、すなわち表面5が変位検出用ホー
ル素子HE2に近づく形状を有する。この間隙G2は、
変位検出用ホール素子HE2の出力電圧が、被検出片4
の軸線2まわりの角変位量θにたとえば1次関数で変化
する形状に形成されてもよい。
【0025】被検出片4の補正用表面6は、軸線2を中
心とする半径が一定である仮想円に形成され、変位検出
用表面5に接続位置8で滑らかに連なる。これによって
補正用表面6と補正用ホール素子HE1との間の間隙G
1は、被検出片4の角変位量にかかわらず、一定の値に
保たれる。
【0026】被検出片4は、磁化されておらず、変位検
出用ホール素子HE2と補正用ホール素子HE1とに近
接して、バイアス用永久磁石片91,92がハウジング
1に固定されてそれぞれ配置される。これらのバイアス
用永久磁石片91,92は、軸線2を中心とする半径方
向に磁化され、たとえば永久磁石片91,92は、ホー
ル素子HE2,HE1側の端部がN極であり、ホール素
子HE2,HE1から遠去かった端部がS極であっても
よい。こうして変位検出用表面5と変位検出用ホール素
子HE2との間隙G2が変化することによって、被検出
片4とバイアス用永久磁石片91との間の間隙G2にお
ける磁界の強さが変化し、この磁界の変化に対応して変
位検出用ホール素子HE2の出力電圧が変化する。これ
によって間隙H2の検出を高精度で行うことができる。
補正用表面6と補正用ホール素子HE1との間隙G1は
前述のように一定であるので、その間隙H1におけるバ
イアス用永久磁石片92による磁界の強さは、被検出片
4の角変位にかかわらず一定である。
【0027】図3は、図1および図2に示す変位検出装
置の電気回路図である。ホール素子HE1,HE2は、
ほぼ近似した電気的特性を有し、被検出片4による図2
の間隙G1,G2に対応する磁界の強さを検出する半導
体素子である。ホール素子HE1,HE2は、バイアス
電圧が与えられるバイアス電圧端子11,12;13,
14と、検出した磁界の強さに対応した電圧を出力する
出力端子15,16;17,18とを有する。
【0028】図4は、ホール素子HE1,HE2のバイ
アス電圧に対応する出力電圧を示す図である。この図4
において各ホール素子HE1,HE2に与えられる磁界
の強さは、一定に保たれた状態となっている。各ホール
素子HE1,HE2のバイアス電圧端子11,12;1
3,14に与えられるバイアス電圧を変化したとき、出
力端子15,16;17,18から導出される出力電圧
は、1次関数で表される特性を有し、たとえば正比例で
あってもよい。ライン21はホール素子HE1を特性を
示し、ライン22はホール素子HE2の特性を示す。し
たがってホール素子HE1,HE2のバイアス電圧を変
化することによって、出力端子15,16;17,18
から導出される出力電圧が1次関数で変化して調整する
ことができる。すなわちホール素子は、印加されるバイ
アス電圧の1次関数で出力電圧が変化する電気的特性を
有する。
【0029】図5は、ホール素子HE1,HE2に与え
られる磁界の強さを変化したときにおける出力電圧を示
す図である。この図5において、ホール素子HE1,H
E2のバイアス電圧端子11,12;13,14に与え
られるバイアス電圧は、一定の値に保たれたままであ
る。検出される磁界の強さが変化するとき、出力電圧
は、ホール素子HE1,HE2の特性がライン23,2
4で示されるように、1次関数で示され、たとえば正比
例する。
【0030】再び図3を参照して、ホール素子HE1,
HE2の出力端子15,16;17,18からの出力
は、演算増幅器26,27を含むフィルタ28,29に
入力される。フィルタ28,29は、同一構成を有す
る。これらのフィルタ28,29は、ホール素子HE
1,HE2からの出力電圧を、接地電位からの電位に変
換するとともに、高周波ノイズを除去する働きをする。
一方のフィルタ28からライン37に導出される出力電
圧は、バイアス手段38に与えられる。
【0031】このバイアス手段38は、基準電圧源39
と、減算器であるエラーアンプ41と、バイアス制御回
路42とを含む。ライン37の電圧を、E37で示す。
基準電圧源39は、基準電圧E1を発生する。エラーア
ンプ41は、ライン37を介する出力E37と、基準電
圧源39からの基準電圧E1との差ΔEを求めて、ライ
ン43を経て、バイアス制御回路42に与える。 ΔE = E1−E37 …(1)
【0032】基準電圧E1は、この実施の形態では、ホ
ール素子HE1の出力電圧の通常の動作時におけるライ
ン37の電圧に等しい値に定められる。
【0033】バイアス制御回路42において、エラーア
ンプ41のライン43からの出力は、演算増幅器45の
反転入力端子に、抵抗46を介して与えられるととも
に、電圧源47からの追加電圧E47が、抵抗48を介
して与えられ、こうして加算演算が行われる。演算増幅
器45の加算出力は、ライン49から、演算増幅器50
に与えられて反転され、さらにライン51から、電流増
幅回路54に与えられる。この電流増幅回路54はライ
ン51の出力が与えられる演算増幅器52と、演算増幅
器52の出力によってインピーダンスが変化するトラン
ジスタ53とを含む。トランジスタ53には、電源電圧
Vccが与えられるとともに、抵抗55を介して接地さ
れる。トランジスタ53の出力は、ライン56から、抵
抗57を介して補正用ホール素子HE1のバイアス電圧
端子11に与えられる。ライン56の出力はまた、調整
手段58から変位検出用ホール素子HE2のバイアス電
圧端子13に与えられる。ホール素子HE1,HE2の
バイアス電圧端子12,14は、接地される。調整手段
58は、可変抵抗59から成る。
【0034】バイアス制御回路42は、フィルタ28の
ライン37から導出される電圧E37が、基準電圧E1
になるように、すなわち差ΔEが零となるように、ライ
ン56から導出されるバイアス電圧を変化する。たとえ
ば、フィルタ28のライン37に導出される出力電圧E
37が基準電圧E1を超えて上昇したとき、バイアス制
御回路42は、ライン56のバイアス電圧を低下し、こ
れによって電圧E37が、基準電圧E1に保たれる。ま
た電圧E37が下降したとき、バイアス電圧が上昇され
る。
【0035】調整手段58は、2つのホール素子HE
1,HE2の感度の違いを補正して同一にする働きを果
たす。調整手段58の可変抵抗59の抵抗値は、バイア
ス制御回路42のライン56から導出される出力電圧
を、フィードバック制御することなく一定に保った状態
で、変位検出用ホール素子HE2の図1および図2に示
される間隙G2が最小時における出力端子17,18間
の出力電圧が、予め定める希望する出力電圧、たとえば
零になるように、そのホール素子HE2に与えるバイア
ス電圧を調整する。ホール素子HE2のフィルタ29を
介するライン31からの出力は、増幅回路61で増幅さ
れ、出力端子62から導出される。この増幅回路61の
出力電圧は、被検出片4とホール素子HE2との間隙G
2に対応し、したがって被検出片4の移動範囲θa内の
角変位量θに対応する。
【0036】図6は、図1〜図5に示される変位検出装
置の動作を説明するための波形図である。フィルタ28
のライン37から導出される加算値を表す電圧は、図6
(1)に示される。バイアス手段38のエラーアンプ4
1からライン43に導出される前記差ΔEを表す出力信
号は、図6(2)に示される。バイアス制御回路42
は、ライン56から図6(3)に示されるバイアス電圧
を導出する。このバイアス電圧は、直流電源47の出力
電圧E47だけ調整されて追加される。
【0037】図7は、図1〜図6に示される変位検出装
置の被検出片4が角変位するときにおける出力端子62
から導出される出力電圧を示す図である。この実施の形
態によれば、被検出片4が軸線2まわりに角変位量θ、
角変位するとき、その角変位量θの1次関数で、たとえ
ば正比例して、出力端子62から電圧が得られる。この
ような本件変位検出装置の特性は、温度環境が変化して
も、また経年変化が生じても、変わらず、角変位量θを
高精度で検出することができる。
【0038】図8は、本発明の実施の他の形態の斜視図
である。この実施の形態は、前述の図1〜図7に示され
る実施の形態に類似し、対応する部分には同一の参照符
および同一の数字に添え字aを付して示す。注目すべは
この実施の形態では、被検出片4aの変位検出用表面5
aは、軸線2まわりの角変位量θに対応してその軸線2
方向に厚みが変化する形状を有する。この検出用表面5
aの形状は、変位検出用ホール素子HE2の出力レベル
が被検出片4の角変位量θに1次関数で変化する形状に
選ばれる。補正用表面6の厚みは、予め定める一定の値
を有する。そのほかの構成と動作は、前述の実施の形態
と同様である。
【0039】図9は、本発明の実施のさらに他の形態の
簡略化した平面図である。この実施の形態は、前述の図
1〜図8の実施の各形態に類似し、対応する部分には同
一の参照符を付す。注目すべきはこの実施の形態では、
被検出片4は、変位検出用表面5を有し、前述の補正用
表面6は省略される。補正用ホール素子HE1には、被
検出片4と同様な強磁性材料から成る補正部材94が、
ハウジング1に固定される。変位検出用表面5の形状
は、前述の図8の実施の形態における厚みが変化する参
照符5aで示される構成を有してもよい。このような図
9に示される実施の形態によれば、被検出片4を小形化
し、慣性力を小さくし、検出精度をさらに向上すること
ができる。
【0040】図10は、本発明の実施のさらに他の形態
の簡略化した平面図である。この実施の形態では、ハウ
ジング71において、被検出片4bは、軌道72に一直
線状に移動自在に設けられる。被検出片4bの変位検出
用表面5bおよび補正用表面6bに対向して、被検出片
4bの移動範囲内で、変位検出用ホール素子HE2およ
び補正用ホール素子HE1が、ハウジング71に配置さ
れて固定される。この実施の形態におけるそのほかの構
成と動作は、前述の図1〜図7の実施の形態と同様であ
る。
【0041】図11は、本発明の実施のさらに他の形態
の簡略化した斜視図である。被検出片4cは、ハウジン
グ71において軌道72を一直線状に移動自在に設けら
れ、ハウジング71には、変位検出用ホール素子HE2
と補正用ホール素子HE1とが固定して配置される。注
目すべきはこの実施の形態では、被検出片4cの変位検
出用表面5cは、直線変位方向に沿って厚みが変化する
構成を有し、補正用表面6cは、その厚みが一定であ
る。図11に示される実施の形態におけるそのほかの構
成と動作は、前述の図8および図1〜図7の各実施の形
態と同様である。図10および図11の実施の形態にお
いても、図9に関連して説明した実施の形態と同様に、
補正用表面6b,6cを省略し、ハウジング71に固定
された強磁性材料から成る補正部材94を、補正用ホー
ル素子HE1に近接して配置するようにしてもよい。
【0042】本発明の実施の他の形態では、被検出片
4,4a,4b,4cを、永久磁石片によって実現し、
このとき永久磁石片91,92を省略する。被検出片4
b,4cが永久磁石片によって構成される実施の形態で
は、変位検出用表面5b,5cと補正用表面6b,6c
は、一方の磁極、たとえばN極に磁化し、ホール素子H
E2,HE1から遠去かった反対側の端部を、他方の磁
極、たとえばS極に磁化して構成する。
【0043】回転軸3には、たとえばレーダの電磁波を
放射する指向性を有するアンテナが取付けられ、そのア
ンテナの角度を検出するために、本発明が実施されても
よく、そのほかの分野で本発明が実施されてもよい。
【0044】
【発明の効果】請求項1の本発明によれば、補正用ホー
ル素子HE1の出力が、温度などの周囲の環境の変化に
かかわらず基準電圧E1になるようにバイアス電圧を変
化して設定し、このバイアス電圧を変位検出用ホール素
子HE2に与えて被検出片と変位検出用ホール素子HE
2との間隙に対応した相対的な変位を検出するようにし
たので、変位検出用ホール素子HE2の出力によって、
高い分解能で変位を検出することができるとともに、厳
しい温度環境においても高精度で変位検出を行うことが
できる。
【0045】請求項2の本発明によれば、補正用ホール
素子の出力と基準電圧源からの基準電圧E1との差ΔE
が、零となるようにバイアス電圧が変化して制御され、
こうしてバイアス電圧を正確に得ることができ、これに
よって変位検出用ホール素子HE2の出力による変位の
検出を前述のように高い分解能で、しかも厳しい温度環
境においても高精度で、達成することができるようにな
る。
【0046】請求項3の本発明によれば、可変抵抗から
成る調整手段によって、変位検出用ホール素子HE2と
補正用ホール素子HE1との電気的特性を、ごく近似す
ることができ、これによって使用されるホール素子の選
択が容易になり、生産性が向上される。
【0047】請求項4〜8の各発明によれば、被検出片
と変位検出用ホール素子HE2とは、角変位または直線
変位し、その変位量に対応する電気信号レベルを、変位
検出用ホール素子から得ることができる。
【0048】請求項9の本発明によれば、被検出片は永
久磁石片であってもよいが、磁化されていなくてもよ
く、被検出片が磁化されていない構成では、変位検出用
ホール素子と補正用ホール素子とに近接してバイアス用
永久磁石片を用い、変位検出用ホール素子に与えられる
磁界の強さが、被検出片との相対的な変位量に対応する
ようにすることができる。被検出片は磁化されないこと
によって、本発明の実施が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の簡略化した平面図であ
る。
【図2】図1の一部の斜視図である。
【図3】図1および図2に示す変位検出装置の電気回路
図である。
【図4】ホール素子HE1,HE2のバイアス電圧に対
応する出力電圧を示す図である。
【図5】ホール素子HE1,HE2に与えられる磁界の
強さを変化したときにおける出力電圧を示す図である。
【図6】図1〜図5に示される変位検出装置の動作を説
明するための波形図である。
【図7】図1〜図6に示される変位検出装置の被検出片
4が角変位するときにおける出力端子62から導出され
る出力電圧を示す図である。
【図8】本発明の実施の他の形態の斜視図である。
【図9】本発明の実施のさらに他の形態の簡略化した平
面図である。
【図10】本発明の実施のさらに他の形態の簡略化した
平面図である。
【図11】本発明の実施のさらに他の形態の簡略化した
斜視図である。
【符号の説明】
1,71 ハウジング 2 回転軸線 3 回転軸 4 被検出片 5 変位検出用表面 6 補正用表面 8 接続位置 11,12;13,14 バイアス電圧端子 15,16;17,18,62 出力端子 26,27,45,50,52 演算増幅器 28,29 フィルタ 38 バイアス手段 39 基準電圧源 41 エラーアンプ 42 バイアス制御回路 47 電圧源 48,57 抵抗 53 トランジスタ 54 電流増幅器 58 調整手段 59 可変抵抗 61 増幅回路 72 軌道 91,92 バイアス用永久磁石片 94 補正部材 HE1 補正用ホール素子 HE2 変位検出用ホール素子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強磁性材料から成る被検出片と、 被検出片と相対的に変位可能であり、被検出片との相対
    的な変位によって被検出片との間の間隙が変化し、印加
    されるバイアス電圧および磁界の強さに対応して出力電
    圧が変化する変位検出用ホール素子HE2と、 予め定める一定の強さの磁界が与えられ、印加されるバ
    イアス電圧および磁界の強さに対応して出力電圧が変化
    する補正用ホール素子HE1と、 補正用ホール素子HE1の出力が、予め定める基準電圧
    E1になるように前記バイアス電圧を変化して、変位検
    出用ホール素子と補正用ホール素子とに与えるバイアス
    手段とを含むことを特徴とする変位検出装置。
  2. 【請求項2】 バイアス手段は、 基準電圧E1を発生する基準電圧源と、 補正用ホール素子の出力と基準電圧源からの基準電圧E
    1との差ΔEを求める減算器と、 減算器の出力が零となるように前記バイアス電圧を変化
    するバイアス制御回路とを含むことを特徴とする請求項
    1記載の変位検出装置。
  3. 【請求項3】 いずれか少なくとも一方のホール素子
    と、バイアス手段との間に、可変抵抗から成る調整手段
    が介在されることを特徴とする請求項1または2記載の
    変位検出装置。
  4. 【請求項4】 変位検出用ホール素子に臨む被検出片の
    表面は、変位検出用ホール素子の出力レベルが被検出片
    と変位検出用ホール素子との変位量に1次関数で変化す
    る形状を有することを特徴とする請求項1〜3のうちの
    1つに記載の変位検出装置。
  5. 【請求項5】 ハウジングと、 このハウジングに角変位自在に設けられる回転軸と、 回転軸に固定される被検出片とを含み、 変位検出用ホール素子と補正用ホール素子とは、ハウジ
    ングに固定され、 被検出片は、 変位検出用ホール素子に臨み、その変位検出用ホール素
    子の出力レベルが、被検出片の角変位量に1次関数で変
    化するように、角変位量に対応して変位検出用ホール素
    子に近づく形状を有する変位検出用表面と、 補正用ホール素子に臨み、その補正用ホール素子との間
    の間隙が、被検出片の角変位量にかかわらず、予め定め
    る一定の値に保たれる半径を有する補正用表面とを有す
    ることを特徴とする請求項4記載の変位検出装置。
  6. 【請求項6】 ハウジングと、 このハウジングに角変位自在に設けられる回転軸と、 回転軸に固定される被検出片とを含み、 変位検出用ホール素子と補正用ホール素子とは、ハウジ
    ングに固定され、 被検出片は、 変位検出用ホール素子に臨み、その変位検出用ホール素
    子の出力レベルが、被検出片の角変位量に1次関数で変
    化するように、角変位量に対応して回転軸の軸線方向に
    厚みが変化する形状を有する変位検出用表面と、 補正用ホール素子に臨み、その補正用ホール素子との間
    の間隙が、被検出片の角変位量にかかわらず、予め定め
    る一定の値に保たれる半径を有し、かつ回転軸の軸線方
    向に厚みが予め定める一定の値を有する補正用表面とを
    有することを特徴とする請求項4記載の変位検出装置。
  7. 【請求項7】 ハウジングを含み、 被検出片は、ハウジングに一直線状に移動自在に設けら
    れ、 被検出用ホール素子と、補正用ホール素子とは、ハウジ
    ングに固定され、 被検出片は、 変位検出用ホール素子に臨み、その変位検出用ホール素
    子の出力レベルが、被検出片の角変位量に1次関数で変
    化するように、変位量に対応して変位検出用ホール素子
    に近づく形状を有する変位検出用表面と、 補正用ホール素子に臨み、その補正用ホール素子との間
    の間隙が、被検出片の角変位量にかかわらず、予め定め
    る一定の値に保たれる移動方向に平行な補正用表面とを
    有することを特徴とする請求項4記載の変位検出装置。
  8. 【請求項8】 ハウジングと、 このハウジングに角変位自在に設けられる回転軸と、 回転軸に固定される被検出片とを含み、 変位検出用ホール素子と補正用ホール素子とは、ハウジ
    ングに固定され、 被検出片は、 変位検出用ホール素子に臨み、その変位検出用ホール素
    子の出力レベルが、被検出片の角変位量に1次関数で変
    化するように、変位量に対応して移動方向に厚みが変化
    する形状を有する変位検出用表面と、 補正用ホール素子に臨み、移動方向に平行であって、厚
    みが予め定める一定の幅を有する補正用表面とを有する
    ことを特徴とする請求項4記載の変位検出装置。
  9. 【請求項9】 被検出片は、磁化されておらず、 変位検出用ホール素子と、補正用ホール素子とに近接し
    て、バイアス用永久磁石片が、それぞれ配置されること
    を特徴とする請求項1〜8のうちの1つに記載の変位検
    出装置。
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