JP2002054887A - 高温用プレートフィン型熱交換器 - Google Patents
高温用プレートフィン型熱交換器Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マイクロガスタービン発電装置における再生
用プレートフィン型熱交換器などに要求される、激しい
熱負荷の変動下で高熱交換効率と高耐久性を実現でき、
再生器の下流側で別途排熱回収する熱交換器のシリーズ
配置が可能で、量産性に優れた構成からなるプレートフ
ィン型熱交換器の提供。 【解決手段】 高温側通路内のフィン全体をろう付けす
ることなく、これを低温側通路毎に独立させ、フィンを
設けない箇所に小さなスペーサーバーを配置してコア組
立用エレメントを作製し、このエレメントをスペーサー
バー同士を例えばシール溶接して積層する構成となし、
筒状の高温流体用ダクト自体を熱交換器の容器として延
長して高温流体の上流側と下流側にそれぞれ別個の前記
プレートフィン型熱交換器あるいはチューブ型熱交換器
などを配置し、上流側をマイクロガスタービン発電装置
における再生器、下流側を水蒸気及び/又は温水発生器
として排熱回収する。
用プレートフィン型熱交換器などに要求される、激しい
熱負荷の変動下で高熱交換効率と高耐久性を実現でき、
再生器の下流側で別途排熱回収する熱交換器のシリーズ
配置が可能で、量産性に優れた構成からなるプレートフ
ィン型熱交換器の提供。 【解決手段】 高温側通路内のフィン全体をろう付けす
ることなく、これを低温側通路毎に独立させ、フィンを
設けない箇所に小さなスペーサーバーを配置してコア組
立用エレメントを作製し、このエレメントをスペーサー
バー同士を例えばシール溶接して積層する構成となし、
筒状の高温流体用ダクト自体を熱交換器の容器として延
長して高温流体の上流側と下流側にそれぞれ別個の前記
プレートフィン型熱交換器あるいはチューブ型熱交換器
などを配置し、上流側をマイクロガスタービン発電装置
における再生器、下流側を水蒸気及び/又は温水発生器
として排熱回収する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば燃焼排気
ガスと空気との熱交換を行う高温用プレートフィン型熱
交換器の改良に係り、低温の空気用通路の両チューブプ
レート面にフィンをろう付けしたエレメントをスペーサ
ーバーを介して積層配置した構成となし、筒状の高温流
体用ダクト自体を熱交換器の容器として利用して熱交換
器をシリーズ配置し、例えばマイクロガスタービン発電
装置の再生器並びに排熱回収器のごとき苛酷な使用条件
でも優れた耐久性と高熱交換効率を発揮する高温用プレ
ートフィン型熱交換器に関する。
ガスと空気との熱交換を行う高温用プレートフィン型熱
交換器の改良に係り、低温の空気用通路の両チューブプ
レート面にフィンをろう付けしたエレメントをスペーサ
ーバーを介して積層配置した構成となし、筒状の高温流
体用ダクト自体を熱交換器の容器として利用して熱交換
器をシリーズ配置し、例えばマイクロガスタービン発電
装置の再生器並びに排熱回収器のごとき苛酷な使用条件
でも優れた耐久性と高熱交換効率を発揮する高温用プレ
ートフィン型熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、非常用自家発電装置あるいは中小
規模の分散電源として、マイクロガスタービン発電装置
が見直されて実用化されている。ガスタービンは他の内
燃機関に比べて単純な構成で量産可能であり、また保守
点検が容易で、低NOxであることを特徴としている。
規模の分散電源として、マイクロガスタービン発電装置
が見直されて実用化されている。ガスタービンは他の内
燃機関に比べて単純な構成で量産可能であり、また保守
点検が容易で、低NOxであることを特徴としている。
【0003】次世代のマイクロガスタービン発電装置
は、トータルの発電効率を向上させるため、一般に一軸
式の再生サイクルガスタービンの構成を採用している。
は、トータルの発電効率を向上させるため、一般に一軸
式の再生サイクルガスタービンの構成を採用している。
【0004】すなわち、圧縮機、タービン、発電機が一
軸に配置され、燃焼器からの燃焼ガスはタービンを回転
させた後、熱交換器で圧縮機を経た空気と熱交換を行
い、燃焼ガスエネルギーの損失を少しでも小さくして、
従来のディーゼルエンジンによる発電装置と同等以上の
熱変換効率となるよう工夫されている。
軸に配置され、燃焼器からの燃焼ガスはタービンを回転
させた後、熱交換器で圧縮機を経た空気と熱交換を行
い、燃焼ガスエネルギーの損失を少しでも小さくして、
従来のディーゼルエンジンによる発電装置と同等以上の
熱変換効率となるよう工夫されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一軸式の再生サイクル
ガスタービンの構成では、希薄燃焼による低NOxの実
現と、熱交換器にプレートフィン型を使用して熱交換効
率を90%程度に高めることが行われている。
ガスタービンの構成では、希薄燃焼による低NOxの実
現と、熱交換器にプレートフィン型を使用して熱交換効
率を90%程度に高めることが行われている。
【0006】一方、マイクロガスタービン発電装置は、
非常用の場合はもちろん分散電源としての用途から、始
動停止の繰り返しが多いばかりか、始動直後の運転立ち
上がりを良好にして直ちに良質な電力を供給することが
求められる。
非常用の場合はもちろん分散電源としての用途から、始
動停止の繰り返しが多いばかりか、始動直後の運転立ち
上がりを良好にして直ちに良質な電力を供給することが
求められる。
【0007】従って、燃焼ガスと圧縮空気の熱交換に使
用されるプレートフィン型熱交換器には、優れた熱交換
効率を実現し、急激な入熱、特に流体通路内の不均一な
温度分布と、激しい熱負荷の変動に耐えるだけの耐久性
を保有しながら先の熱交換効率を維持することが要求さ
れる。
用されるプレートフィン型熱交換器には、優れた熱交換
効率を実現し、急激な入熱、特に流体通路内の不均一な
温度分布と、激しい熱負荷の変動に耐えるだけの耐久性
を保有しながら先の熱交換効率を維持することが要求さ
れる。
【0008】この発明は、マイクロガスタービン発電装
置における再生用プレートフィン型熱交換器などに要求
される上記性能、すなわち激しい熱負荷の変動下におけ
る高熱交換効率と高耐久性を実現でき、かつ再生器の下
流側で別途排熱回収が可能となるように熱交換器のシリ
ーズ配置が可能で、さらに量産性に優れた構成からなる
プレートフィン型熱交換器の提供を目的としている。
置における再生用プレートフィン型熱交換器などに要求
される上記性能、すなわち激しい熱負荷の変動下におけ
る高熱交換効率と高耐久性を実現でき、かつ再生器の下
流側で別途排熱回収が可能となるように熱交換器のシリ
ーズ配置が可能で、さらに量産性に優れた構成からなる
プレートフィン型熱交換器の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】先に発明者らは、プレー
トフィン型熱交換器において、例えば高温の燃焼ガスが
流入した際の流体通路内及び全体の不均一な温度分布に
よる熱応力を緩和できる構成について種々検討した結
果、通常は高温側通路内のフィンを全て低温側通路にろ
う付けするが、図4に示すごとく、高温側通路内のフィ
ン全体をろう付けすることなく、これを低温側通路毎に
独立させることにより、熱応力を緩和して耐久性が著し
く向上する他、部品のエレメント化が可能でかつろう付
け工程が減少して量産性が向上することを知見した。
トフィン型熱交換器において、例えば高温の燃焼ガスが
流入した際の流体通路内及び全体の不均一な温度分布に
よる熱応力を緩和できる構成について種々検討した結
果、通常は高温側通路内のフィンを全て低温側通路にろ
う付けするが、図4に示すごとく、高温側通路内のフィ
ン全体をろう付けすることなく、これを低温側通路毎に
独立させることにより、熱応力を緩和して耐久性が著し
く向上する他、部品のエレメント化が可能でかつろう付
け工程が減少して量産性が向上することを知見した。
【0010】また発明者らは、製造容易な構成について
種々検討した結果、図2に示すごとく、高温側通路内の
フィンを小さくして低温側通路側に固着し、フィンを設
けない箇所に小さなスペーサーバーを配置してコア組立
用エレメントを作製し、このエレメントをスペーサーバ
ー同士を例えばシール溶接して積層することにより組立
てが極めて容易になることを知見した。
種々検討した結果、図2に示すごとく、高温側通路内の
フィンを小さくして低温側通路側に固着し、フィンを設
けない箇所に小さなスペーサーバーを配置してコア組立
用エレメントを作製し、このエレメントをスペーサーバ
ー同士を例えばシール溶接して積層することにより組立
てが極めて容易になることを知見した。
【0011】さらに発明者らは、筒状の高温流体用ダク
ト自体を熱交換器の容器として前述の構成からなるプレ
ートフィン型熱交換器において、高温流体用ダクトを延
長して高温流体の上流側と下流側にそれぞれ別個の前記
プレートフィン型熱交換器あるいはチューブ型熱交換器
などを配置することにより、例えば、上流側をマイクロ
ガスタービン発電装置における再生器とし、下流側を水
蒸気及び/又は温水発生器として排熱回収が可能で、極
めて熱回収効率のよい熱交換システムを構築できること
を知見し、この発明を完成した。
ト自体を熱交換器の容器として前述の構成からなるプレ
ートフィン型熱交換器において、高温流体用ダクトを延
長して高温流体の上流側と下流側にそれぞれ別個の前記
プレートフィン型熱交換器あるいはチューブ型熱交換器
などを配置することにより、例えば、上流側をマイクロ
ガスタービン発電装置における再生器とし、下流側を水
蒸気及び/又は温水発生器として排熱回収が可能で、極
めて熱回収効率のよい熱交換システムを構築できること
を知見し、この発明を完成した。
【0012】すなわち、この発明は、筒状の高温流体用
ダクト自体を熱交換器の容器とし、低温流体用通路を形
成する一対のチューブプレートの少なくとも一方に高温
流体用通路を形成するフィン、あるいはさらにスペーサ
ーバーが固着されたコア組立用エレメントを用いて、低
温流体用通路毎に独立して低温流体用通路と高温流体用
通路とが積層配置されてコアを形成した高温用プレート
フィン型熱交換器において、該ダクト内の当該熱交換器
の下流側に、さらに高温流体と熱交換を行う1機以上の
別の熱交換器を配置したことを特徴とする高温用プレー
トフィン型熱交換器である。
ダクト自体を熱交換器の容器とし、低温流体用通路を形
成する一対のチューブプレートの少なくとも一方に高温
流体用通路を形成するフィン、あるいはさらにスペーサ
ーバーが固着されたコア組立用エレメントを用いて、低
温流体用通路毎に独立して低温流体用通路と高温流体用
通路とが積層配置されてコアを形成した高温用プレート
フィン型熱交換器において、該ダクト内の当該熱交換器
の下流側に、さらに高温流体と熱交換を行う1機以上の
別の熱交換器を配置したことを特徴とする高温用プレー
トフィン型熱交換器である。
【0013】また、この発明は、上記構成において、下
流側の熱交換器が、2機以上でシリーズ又はパラレル配
置、さらにはシリーズでかつパラレル配置された構成、
下流側の熱交換器が、上流側と同様の低温流体用通路毎
に独立して低温流体用通路と高温流体用通路とが積層配
置されてコアを形成した構成、上流側又は下流側、ある
いは全ての熱交換器が、該ダクトの側面に低温流体用導
入出口を設けて向流型を形成した構成、低温流体用通路
内のディストリビュータ部を除く主要フィン部に対向す
る位置にのみ高温流体用通路のフィンを配置し、かつ少
なくともフィンを配置しない箇所にスペーサーバーを配
置した構成、複数の組立用エレメントをスペーサーバー
部でろう付け又は溶接にて積層固着したユニットを複
数、分割可能に組み込みコアを形成した構成、を併せて
提案する。
流側の熱交換器が、2機以上でシリーズ又はパラレル配
置、さらにはシリーズでかつパラレル配置された構成、
下流側の熱交換器が、上流側と同様の低温流体用通路毎
に独立して低温流体用通路と高温流体用通路とが積層配
置されてコアを形成した構成、上流側又は下流側、ある
いは全ての熱交換器が、該ダクトの側面に低温流体用導
入出口を設けて向流型を形成した構成、低温流体用通路
内のディストリビュータ部を除く主要フィン部に対向す
る位置にのみ高温流体用通路のフィンを配置し、かつ少
なくともフィンを配置しない箇所にスペーサーバーを配
置した構成、複数の組立用エレメントをスペーサーバー
部でろう付け又は溶接にて積層固着したユニットを複
数、分割可能に組み込みコアを形成した構成、を併せて
提案する。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明による高温用プレートフ
ィン型熱交換器の構成例を図面に基づいて説明する。こ
こでは高温流体Hと低温流体が向流で熱交換する場合を
示す。図1Aに示すように、長尺筒状の熱交換器1のコ
ア2に対して高温流体Hが図の手前から奥へ通過し、熱
交換器1の高温流体Hの上流側が前段熱交換器1a、下
流側が後段熱交換器1bで、前後2段の熱交換が行われ
る。
ィン型熱交換器の構成例を図面に基づいて説明する。こ
こでは高温流体Hと低温流体が向流で熱交換する場合を
示す。図1Aに示すように、長尺筒状の熱交換器1のコ
ア2に対して高温流体Hが図の手前から奥へ通過し、熱
交換器1の高温流体Hの上流側が前段熱交換器1a、下
流側が後段熱交換器1bで、前後2段の熱交換が行われ
る。
【0015】また、後段熱交換器1bは、ここでは上側
と下側で別個の熱交換器1b1,1b2を構成してい
る。さらに、図において、後段熱交換器1bの大きさを
前段熱交換器1aと同様長さで表示しているが、熱交換
器の仕様や要求性能に応じて小さく、あるいは大きくす
るなど、適宜選定できることは言うまでもないことであ
る。
と下側で別個の熱交換器1b1,1b2を構成してい
る。さらに、図において、後段熱交換器1bの大きさを
前段熱交換器1aと同様長さで表示しているが、熱交換
器の仕様や要求性能に応じて小さく、あるいは大きくす
るなど、適宜選定できることは言うまでもないことであ
る。
【0016】熱交換器1の上流側に位置する前段熱交換
器1aは、手前から奥へ流れる高温排気ガス等の高温流
体Hに対して、空気からなる低温流体Lは前段熱交換器
1aの奥側面より流入して手前側の側面より流出する構
成である。
器1aは、手前から奥へ流れる高温排気ガス等の高温流
体Hに対して、空気からなる低温流体Lは前段熱交換器
1aの奥側面より流入して手前側の側面より流出する構
成である。
【0017】前段熱交換器1aのコア2は、容器3内に
高温流体通路4と低温流体通路5が交互に積層配置され
た構成からなる。低温流体通路5は、図2A及び図3に
示すごとく、2枚のチューブプレート5a,5a間にコ
ルゲーションフィン5gを挟み、外周部をスペーサーバ
ー5cで閉塞するようにこれらの部材をろう付け一体化
する通路構成である。
高温流体通路4と低温流体通路5が交互に積層配置され
た構成からなる。低温流体通路5は、図2A及び図3に
示すごとく、2枚のチューブプレート5a,5a間にコ
ルゲーションフィン5gを挟み、外周部をスペーサーバ
ー5cで閉塞するようにこれらの部材をろう付け一体化
する通路構成である。
【0018】また、一方端面側のスペーサーバー5dを
短くして流体入口6と出口7を形成し、流体のディスト
リビュータ部5e,5fに三角形のフィンを配置して分
配通路を形成してある。
短くして流体入口6と出口7を形成し、流体のディスト
リビュータ部5e,5fに三角形のフィンを配置して分
配通路を形成してある。
【0019】さらに、低温流体通路5の2枚のチューブ
プレート5a,5aの外面には、それぞれコルゲーショ
ンフィン4a,4aがろう付けしてある。ここでは、低
温流体通路5内のディストリビュータ部5e,5fを除
く、フィン主要部5gとの対向位置にコルゲーションフ
ィン4a,4aを配置し、主にディストリビュータ部5
e,5fとの相対位置の端部となる4か所に短いスペー
サーバー4bをそれぞれ固着してある。
プレート5a,5aの外面には、それぞれコルゲーショ
ンフィン4a,4aがろう付けしてある。ここでは、低
温流体通路5内のディストリビュータ部5e,5fを除
く、フィン主要部5gとの対向位置にコルゲーションフ
ィン4a,4aを配置し、主にディストリビュータ部5
e,5fとの相対位置の端部となる4か所に短いスペー
サーバー4bをそれぞれ固着してある。
【0020】上述の構成からなる低温流体通路5を主体
とするコア組立用のエレメントを用い、前段熱交換器1
aのコア2を内蔵する容器3内に前記低温流体通路5
が、上下で当接するスペーサーバー4bにより所定間隔
で積層配置することができ、この上下に位置する低温流
体通路5,5に設けられて対向するコルゲーションフィ
ン4a,4aにて高温流体通路4を形成している。ここ
では、図の右側面のスペーサーバー4b同士をシール溶
接してあり、図の左側のスペーサーバー4bは固着して
いない。
とするコア組立用のエレメントを用い、前段熱交換器1
aのコア2を内蔵する容器3内に前記低温流体通路5
が、上下で当接するスペーサーバー4bにより所定間隔
で積層配置することができ、この上下に位置する低温流
体通路5,5に設けられて対向するコルゲーションフィ
ン4a,4aにて高温流体通路4を形成している。ここ
では、図の右側面のスペーサーバー4b同士をシール溶
接してあり、図の左側のスペーサーバー4bは固着して
いない。
【0021】また、低温流体通路5の流体入口6と出口
7側を箱型の容器3の図の右側面にのみ固着して片持ち
支持させてあり、図の左側のスペーサーバー4b側は固
着することなく、さらに容器3内に前記低温流体通路5
をコルゲーションフィン4a,4b同士が当接しない間
隔で配列してある。なお、前記の容器3の流体入口6と
出口7には図示しないヘッダータンクが固着配置され
る。
7側を箱型の容器3の図の右側面にのみ固着して片持ち
支持させてあり、図の左側のスペーサーバー4b側は固
着することなく、さらに容器3内に前記低温流体通路5
をコルゲーションフィン4a,4b同士が当接しない間
隔で配列してある。なお、前記の容器3の流体入口6と
出口7には図示しないヘッダータンクが固着配置され
る。
【0022】以上の構成からなる前段熱交換器1aにお
いて、例えば、高温流体Hが急激に流入して来た場合、
容器3の高温流体通路4入口側が急激に加熱される。こ
こで高温流体通路4は、低温流体通路5の外面の中央部
に設けたコルゲーションフィン4a,4aで構成され、
これらは高温流体通路4内で拘束されておらず、急激に
加熱されても熱応力を蓄積することなく、低温流体通路
5内に高温流体Hの熱を効率よく伝導できる。
いて、例えば、高温流体Hが急激に流入して来た場合、
容器3の高温流体通路4入口側が急激に加熱される。こ
こで高温流体通路4は、低温流体通路5の外面の中央部
に設けたコルゲーションフィン4a,4aで構成され、
これらは高温流体通路4内で拘束されておらず、急激に
加熱されても熱応力を蓄積することなく、低温流体通路
5内に高温流体Hの熱を効率よく伝導できる。
【0023】また、低温流体通路5内では、ディストリ
ビュータ部5eから流入する低温流体Lが偏流すること
なく高温流体Hと向流で熱交換し、ディストリビュータ
部5fを経て流体出口7より高温に加熱されて流出する
ことができる。この際、前記のごとく高温流体通路4の
コルゲーションフィン4a,4aはディストリビュータ
部5e,5fの相対位置にはなく、高温に晒されても熱
応力を低温流体通路5に蓄積することなく、また低温流
体通路5自体の急激な加熱も片持ち支持された構造のた
め熱応力を蓄積することがない。
ビュータ部5eから流入する低温流体Lが偏流すること
なく高温流体Hと向流で熱交換し、ディストリビュータ
部5fを経て流体出口7より高温に加熱されて流出する
ことができる。この際、前記のごとく高温流体通路4の
コルゲーションフィン4a,4aはディストリビュータ
部5e,5fの相対位置にはなく、高温に晒されても熱
応力を低温流体通路5に蓄積することなく、また低温流
体通路5自体の急激な加熱も片持ち支持された構造のた
め熱応力を蓄積することがない。
【0024】後段熱交換器1bは、基本的に上述の前段
熱交換器1aと同等構成からなり、さらに上側と下側で
別個の熱交換器1b1,1b2を構成している。すなわ
ち、上述した図2の構成の高温用プレートフィン型熱交
換器を容器3を共通にして高温流体方向にシリーズ接続
して上流側の前段熱交換器1aと下流側の後段熱交換器
1bとなし、さらに後段熱交換器1bの流体の入出口を
上下に分割して別流体の導入出を可能にし、上側と下側
で別個の熱交換器1b1,1b2を構成している。
熱交換器1aと同等構成からなり、さらに上側と下側で
別個の熱交換器1b1,1b2を構成している。すなわ
ち、上述した図2の構成の高温用プレートフィン型熱交
換器を容器3を共通にして高温流体方向にシリーズ接続
して上流側の前段熱交換器1aと下流側の後段熱交換器
1bとなし、さらに後段熱交換器1bの流体の入出口を
上下に分割して別流体の導入出を可能にし、上側と下側
で別個の熱交換器1b1,1b2を構成している。
【0025】後段熱交換器1bの上側熱交換器1b1に
は、例えば、低温流体L1として水を多量に導入して所
要温度の温水を取り出すことができ、また下側熱交換器
1b2、低温流体L2として少量の水を導入して水蒸気
として取り出すことができる。
は、例えば、低温流体L1として水を多量に導入して所
要温度の温水を取り出すことができ、また下側熱交換器
1b2、低温流体L2として少量の水を導入して水蒸気
として取り出すことができる。
【0026】後段熱交換器1bは、図4に示す片持ち構
造を用いて、図1Bに示すように容器3幅方向を2分割
して、容器3の両側面部にそれぞれ支持させた右側交換
器と左側熱交換器の別個の熱交換器に構成して、それぞ
れ異種の低温流体L1、低温流体L2を導入出させるこ
とができる。
造を用いて、図1Bに示すように容器3幅方向を2分割
して、容器3の両側面部にそれぞれ支持させた右側交換
器と左側熱交換器の別個の熱交換器に構成して、それぞ
れ異種の低温流体L1、低温流体L2を導入出させるこ
とができる。
【0027】さらには、容器3の下流端に切替え可能な
出口ダンパー8を設けて高温流体Hが通過する熱交換器
を選択できる構成にすることが可能で、前記の例では、
温水か水蒸気のいずれかを選択的に取り出すことができ
る。
出口ダンパー8を設けて高温流体Hが通過する熱交換器
を選択できる構成にすることが可能で、前記の例では、
温水か水蒸気のいずれかを選択的に取り出すことができ
る。
【0028】後段熱交換器1bは、上記のいずれの構成
を採用しても高温に晒されても熱応力を低温流体通路5
に蓄積することなく、また低温流体通路5自体の急激な
加熱も片持ち支持された構造のため熱応力を蓄積するこ
とがない。
を採用しても高温に晒されても熱応力を低温流体通路5
に蓄積することなく、また低温流体通路5自体の急激な
加熱も片持ち支持された構造のため熱応力を蓄積するこ
とがない。
【0029】後段熱交換器1bは、上下に2分割の1段
の熱交換器の他、さらに数段シリーズで配置することも
可能である。従って、高温流体の温度を所定温度に低下
するまで複数回の熱交換を行うことができる。
の熱交換器の他、さらに数段シリーズで配置することも
可能である。従って、高温流体の温度を所定温度に低下
するまで複数回の熱交換を行うことができる。
【0030】以上の例では、後段熱交換器1bに前段と
同様の片持ち構造のプレートフィン型熱交換器を用いた
例を説明したが、さらに、要求される性能や仕様に応じ
て従来の構成からなるプレートフィン型熱交換器やチュ
ーブ型熱交換器などの種々構成の熱交換器を選定し、当
該容器3を共通にして適宜配置することができる。
同様の片持ち構造のプレートフィン型熱交換器を用いた
例を説明したが、さらに、要求される性能や仕様に応じ
て従来の構成からなるプレートフィン型熱交換器やチュ
ーブ型熱交換器などの種々構成の熱交換器を選定し、当
該容器3を共通にして適宜配置することができる。
【0031】
【実施例】マイクロガスタービン発電装置の再生器とし
て、図2、図3の構成からなる高温用プレートフィン型
熱交換器を採用した。さらに、再生器を通過した燃焼排
ガスと熱交換を行うためのボイラーとして図2、図3の
構成からなる高温用プレートフィン型熱交換器を採用
し、図1Aに示すごとき前段に再生器、後段にボイラー
を配置した構成を採用した。
て、図2、図3の構成からなる高温用プレートフィン型
熱交換器を採用した。さらに、再生器を通過した燃焼排
ガスと熱交換を行うためのボイラーとして図2、図3の
構成からなる高温用プレートフィン型熱交換器を採用
し、図1Aに示すごとき前段に再生器、後段にボイラー
を配置した構成を採用した。
【0032】なお、後段のボイラーの構成には、流体の
導入出口を上下に分割してヘッダータンクを装着し、導
入する水量を変えて温水又は水蒸気を得ることができる
ようにした。
導入出口を上下に分割してヘッダータンクを装着し、導
入する水量を変えて温水又は水蒸気を得ることができる
ようにした。
【0033】燃焼排ガス用ダクトにこの熱交換器の容器
入口を直接嵌め込むように寸法形状を設定構成すること
により、フランジなどが不要になり、かつ燃焼排ガスの
圧力損失を最小にすることができた。
入口を直接嵌め込むように寸法形状を設定構成すること
により、フランジなどが不要になり、かつ燃焼排ガスの
圧力損失を最小にすることができた。
【0034】燃焼排ガス温度は、800℃と900℃の
2種を設定し、これと圧縮吸気(0.4MPa)との熱
交換を行ったところ、いずれの場合も再生器において、
90%の熱交換効率を得ることができた。さらに後段の
ボイラーで熱回収を行い、燃焼排ガス温度は常温に近い
温度まで下げることができた。
2種を設定し、これと圧縮吸気(0.4MPa)との熱
交換を行ったところ、いずれの場合も再生器において、
90%の熱交換効率を得ることができた。さらに後段の
ボイラーで熱回収を行い、燃焼排ガス温度は常温に近い
温度まで下げることができた。
【0035】なお、熱交換器の材料には、排ガス温度が
800℃の場合は、オーステナイト系ステンレス鋼、9
00℃の場合は、5wt%Al含有のステンレス鋼を用
いた。
800℃の場合は、オーステナイト系ステンレス鋼、9
00℃の場合は、5wt%Al含有のステンレス鋼を用
いた。
【0036】また、室温まで冷却している装置に始動を
行い、所定時間後に所定温度まで冷却し、再度起動する
耐久性の加速試験を行ったところ、燃焼排ガスの圧力損
失、圧縮吸気圧、熱交換効率のいずれも変動することな
く、熱交換器の各部の剥離、クラックも発生しなかっ
た。
行い、所定時間後に所定温度まで冷却し、再度起動する
耐久性の加速試験を行ったところ、燃焼排ガスの圧力損
失、圧縮吸気圧、熱交換効率のいずれも変動することな
く、熱交換器の各部の剥離、クラックも発生しなかっ
た。
【0037】
【発明の効果】この発明による高温用プレートフィン型
熱交換器は、低温流体用通路毎に独立させた構成を採用
することにより、高温の燃焼ガスが流入した際の流体通
路内及び全体の不均一な温度分布による熱応力を緩和で
き、マイクロガスタービン発電装置における再生用プレ
ートフィン型熱交換器などに要求される、激しい熱負荷
の変動下における高熱交換効率と高耐久性を実現でき、
かつ実施例に示すごとくユニット化でき、ろう付け工程
が削減でき、量産性に優れた構成からなる。
熱交換器は、低温流体用通路毎に独立させた構成を採用
することにより、高温の燃焼ガスが流入した際の流体通
路内及び全体の不均一な温度分布による熱応力を緩和で
き、マイクロガスタービン発電装置における再生用プレ
ートフィン型熱交換器などに要求される、激しい熱負荷
の変動下における高熱交換効率と高耐久性を実現でき、
かつ実施例に示すごとくユニット化でき、ろう付け工程
が削減でき、量産性に優れた構成からなる。
【0038】さらに、この発明の熱交換器の構成は、低
温流体通路毎に独立させるため、例えば前記構成例で圧
縮空気の他、水を導入すると水蒸気が得られるなど、多
流体型熱交換器とすることが可能である。また、前記構
成例では、低温流体通路毎に独立しており、容器の側面
に片持ち支持させているため、低温流体通路のいずれか
に問題が生じた場合に、容易に閉塞するか、あるいは交
換が可能であり、メンテナンスの上でも有利である。
温流体通路毎に独立させるため、例えば前記構成例で圧
縮空気の他、水を導入すると水蒸気が得られるなど、多
流体型熱交換器とすることが可能である。また、前記構
成例では、低温流体通路毎に独立しており、容器の側面
に片持ち支持させているため、低温流体通路のいずれか
に問題が生じた場合に、容易に閉塞するか、あるいは交
換が可能であり、メンテナンスの上でも有利である。
【0039】特に、実施例の構成は、低温流体通路を主
体とする組立用ユニットが矩形板を基本形状として何ら
の成形加工もなく、これを積層配置するのみで組立が容
易であり、また必要なわずかな箇所をろう付けや溶接で
接合するだけで組立られる利点がある。
体とする組立用ユニットが矩形板を基本形状として何ら
の成形加工もなく、これを積層配置するのみで組立が容
易であり、また必要なわずかな箇所をろう付けや溶接で
接合するだけで組立られる利点がある。
【図1】Aはこの発明による高温用プレートフィン型熱
交換器の構成例を示す斜視説明図であり、Bは後段熱交
換器の他の構成例を示す説明図である。
交換器の構成例を示す斜視説明図であり、Bは後段熱交
換器の他の構成例を示す説明図である。
【図2】Aはこの発明による前段高温用プレートフィン
型熱交換器のコアの一例を示す斜視説明図であり、Bは
前段高温用プレートフィン型熱交換器の一例を示す斜視
説明図である。
型熱交換器のコアの一例を示す斜視説明図であり、Bは
前段高温用プレートフィン型熱交換器の一例を示す斜視
説明図である。
【図3】Aは低温流体通路を主体とする組立用ユニット
の中央部断面説明図、Bは組立用ユニットの低温流体通
路内を見た説明図、Cは組立用ユニットの上面を示す説
明図である。
の中央部断面説明図、Bは組立用ユニットの低温流体通
路内を見た説明図、Cは組立用ユニットの上面を示す説
明図である。
【図4】Aはこの発明による前段高温用プレートフィン
型熱交換器の一例を示す斜視説明図であり、Bは低温流
体通路の外観を示す斜視説明図であり、フィンは一部の
み図示している。
型熱交換器の一例を示す斜視説明図であり、Bは低温流
体通路の外観を示す斜視説明図であり、フィンは一部の
み図示している。
1 熱交換器 1a 前段熱交換器 1b 後段熱交換器 1b1,1b2 熱交換器 2 コア 3 容器 4 高温流体通路 4a,5g コルゲーションフィン 4b,5b,5c,5d スペーサーバー 5 低温流体通路 5a,5a チューブプレート 5e,5f ディストリビュータ部 6 流体入口 7 出口 8 出口ダンパー H 高温流体 L,L1,L2 低温流体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月1日(2000.12.
1)
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
フロントページの続き (72)発明者 江田 隆志 兵庫県尼崎市扶桑町1番10号 住友精密工 業株式会社内 Fターム(参考) 3L103 AA01 AA06 AA27 AA37 BB05 BB17 CC24 CC27 DD15 DD22 DD54 DD62
Claims (6)
- 【請求項1】 筒状の高温流体用ダクト自体を熱交換器
の容器とし、低温流体用通路を形成する一対のチューブ
プレートの少なくとも一方に高温流体用通路を形成する
フィン、あるいはさらにスペーサーバーが固着されたコ
ア組立用エレメントを用いて、低温流体用通路毎に独立
して低温流体用通路と高温流体用通路とが積層配置され
てコアを形成した高温用プレートフィン型熱交換器にお
いて、該ダクト内の当該熱交換器の下流側に、さらに高
温流体と熱交換を行う1機以上の別の熱交換器を配置し
た高温用プレートフィン型熱交換器。 - 【請求項2】 下流側の熱交換器が、2機以上でシリー
ズ又はパラレル配置、さらにはシリーズでかつパラレル
配置された請求項1に記載の高温用プレートフィン型熱
交換器。 - 【請求項3】 下流側の熱交換器が、上流側と同様の低
温流体用通路毎に独立して低温流体用通路と高温流体用
通路とが積層配置されてコアを形成したプレートフィン
型構成である請求項1に記載の高温用プレートフィン型
熱交換器。 - 【請求項4】 上流側又は下流側、あるいは全ての熱交
換器が、該ダクトの側面に低温流体用導入出口を設けて
向流型を形成している請求項1に記載の高温用プレート
フィン型熱交換器。 - 【請求項5】 低温流体用通路内のディストリビュータ
部を除く主要フィン部に対向する位置にのみ高温流体用
通路のフィンを配置し、かつ少なくともフィンを配置し
ない箇所にスペーサーバーを配置する請求項3に記載の
高温用プレートフィン型熱交換器。 - 【請求項6】 複数の組立用エレメントをスペーサーバ
ー部でろう付け又は溶接にて積層固着したユニットを複
数、分割可能に組み込みコアを形成した請求項3又は請
求項5に記載の高温用プレートフィン型熱交換器。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000242147A JP2002054887A (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | 高温用プレートフィン型熱交換器 |
US10/168,939 US6840313B2 (en) | 1999-12-27 | 2000-12-25 | Plate fin type heat exchanger for high temperature |
PCT/JP2000/009209 WO2001048432A1 (fr) | 1999-12-27 | 2000-12-25 | Echangeur thermique haute temperature a ailette plate |
AU22245/01A AU2224501A (en) | 1999-12-27 | 2000-12-25 | Plate fin type heat exchanger for high temperature |
EP00985871A EP1243886A4 (en) | 1999-12-27 | 2000-12-25 | HEAT EXCHANGER HIGH TEMPERATURE WITH FLAT FIN |
US10/747,418 US6910528B2 (en) | 1999-12-27 | 2003-12-29 | Plate fin heat exchanger for a high temperature |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000242147A JP2002054887A (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | 高温用プレートフィン型熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002054887A true JP2002054887A (ja) | 2002-02-20 |
Family
ID=18733208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000242147A Pending JP2002054887A (ja) | 1999-12-27 | 2000-08-10 | 高温用プレートフィン型熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002054887A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009500585A (ja) * | 2005-06-29 | 2009-01-08 | アルファ・ラヴァル・ヴィカール | 凝縮器型の溶接プレート型熱交換器 |
JP2009133607A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-06-18 | Denso Corp | 熱交換器 |
KR101266917B1 (ko) | 2011-12-13 | 2013-05-27 | 주식회사 코렌스 | 웨이브핀을 이용한 과열증기발생장치 |
JP2021534362A (ja) * | 2018-07-31 | 2021-12-09 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 改良された通路構成を備えた熱交換器、熱を交換するための関連する方法 |
-
2000
- 2000-08-10 JP JP2000242147A patent/JP2002054887A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009500585A (ja) * | 2005-06-29 | 2009-01-08 | アルファ・ラヴァル・ヴィカール | 凝縮器型の溶接プレート型熱交換器 |
JP2009133607A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-06-18 | Denso Corp | 熱交換器 |
KR101266917B1 (ko) | 2011-12-13 | 2013-05-27 | 주식회사 코렌스 | 웨이브핀을 이용한 과열증기발생장치 |
WO2013089315A1 (ko) * | 2011-12-13 | 2013-06-20 | 주식회사 코렌스 | 웨이브핀을 이용한 과열증기발생장치 |
US9631539B2 (en) | 2011-12-13 | 2017-04-25 | Korens Co., Ltd. | Apparatus for generating superheated vapor using wave fin |
JP2021534362A (ja) * | 2018-07-31 | 2021-12-09 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 改良された通路構成を備えた熱交換器、熱を交換するための関連する方法 |
JP7399938B2 (ja) | 2018-07-31 | 2023-12-18 | レール・リキード-ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 改良された通路構成を備えた熱交換器を実装した熱交換方法、及び関連する方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20051021 |
|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20051021 |