JP2002051875A - 耐震立体ベッド - Google Patents

耐震立体ベッド

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JP2002051875A
JP2002051875A JP2000272316A JP2000272316A JP2002051875A JP 2002051875 A JP2002051875 A JP 2002051875A JP 2000272316 A JP2000272316 A JP 2000272316A JP 2000272316 A JP2000272316 A JP 2000272316A JP 2002051875 A JP2002051875 A JP 2002051875A
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JP
Japan
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bed
futon
recess
mattress
earthquake
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JP2000272316A
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English (en)
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Yusaku Kanbara
雄作 神原
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Individual
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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C31/00Details or accessories for chairs, beds, or the like, not provided for in other groups of this subclass, e.g. upholstery fasteners, mattress protectors, stretching devices for mattress nets
    • A47C31/002Anti-earthquake means

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、先願「防災ベッド」特願2000
−92427を改良したもので、強い地震に対する「防
災ベッド」の機能を損なうことなく、この構造を利用し
て、平常のベッド上の生活の質の向上に資する設備を付
加したものである。 【解決手段】 ベッドの下部空間に、暖房付き足入れ凹
部を付設して、腰かける体位を持続でき、マットレスの
表面に、肩入れ凹部を付設して、横向きに寝る体位を容
易とし、防護枠からベルトを垂下して、布団の重量を支
持すると共に、微妙な温度調節を可能とした、対震立体
ベッドである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平成12年1月2
9日出願「防災ベッド」(特願2000−92427)
を改良したもので、地震に対する機能を損なうことな
く、その構造を立体的に利用して、ベッド上の生活の質
の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマットレスは、平面のみとして使
用され、その表面に凸凹部を設定されることはなく、ベ
ッドの立体的な付属物としては、前部上方の照明や戸
棚、下部の収納用引出し等が利用されているにすぎな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】地震による落下物の直
撃を避けるための防護枠と、分割したマットレスブロッ
クを、ベッド外に排除して、高い脚を持ったベッドの下
の空間から脱出できる対地震の機能を損なうことなく、
この構造を立体的に利用して、ベッド上の生活の質の向
上を目的とした、新しい機能を付加することである。
【0004】
【発明実施の形態】発明実施の形態を、実施例にもとづ
き、図面を参照して説明する。図1は基台1と、それに
外接する防護枠3の斜視図である。基台1には、ベッド
の前後に縦方向のレール溝4を、中央部には横方向にレ
ール溝を設定し、ベッドの後方の横枠2は、床に接近し
て設置する。
【0005】防護枠3は、前方に固定台5を設け、照明
や戸棚等を付設する。又防護枠3の後方には、机6を設
置し、その高さを止め環7で調整できるようにする。
【0006】図2は、マットレスブロック12を収納す
るマットレスケース8の斜視図である。A図は、基台の
前部の縦のレール溝4に接合するレール台9を具えたマ
ットレスケース8で、四隅に磁石10を設定する。
【0007】B図は、基台の中央部の横のレール溝4に
接合する方向の、レール台9を具えたマットレスケース
8である。
【0008】C図は、基台後方の縦のレール溝4に接合
するレール台9を具え、前方中央部に、図で示すような
長方形の足入れ凹部11の空間を設定した、マットレス
ケース8である。
【0009】図3は、マットレスケース8の上辺と、合
一する段差13を持った、マットレスブロック12の斜
視図である。D図は、マットレスケース8に収納固定す
るマットレスブロック12である。
【0010】E図は、人体の肩にあたる部分に、長方形
の肩入れ凹部14を設定し、その中に複数個の柔軟な板
状の充鎮部材15を収納したマットレスブロックであ
る。
【0011】F図は、ベッド最後部の、足入れ凹部11
を具えたマットレスケース8に、収納固定する足入れ凹
部11の空間を具えたマットレスブロック12であり、
足入れ凹部を使用しないときは、これと整合する上ぶた
16をかぶせておく。
【0012】図4は、諸設備を設置した耐震立体ベッド
の斜視図である。防護枠3の上には、止め鉤20で接続
した補助枠19を設置し、地震時の落下物の直撃を防止
する。
【0013】又、平常は磁石により固定されているが、
地震の倒壊物に密閉されたときは、すべてのマットレス
ブロック12はベッド外に自力によって取り外すことが
できベッドの下の空間より脱出できる機能を有するもの
である。
【0014】図5、図6は、マットレスブロックに設置
した、肩入れ凹部14と、充鎮部材15の働きを示す側
面図である。図5に示すように、人体の肩と上腕を、充
鎮部材15を取り除いた肩入れ凹部14に入れて横向に
寝た場合、突出した肩と上腕が凹部に入り、これに軽い
負荷をかけた時は、全身の体重が平均して体の下面にか
かり、長時間、テレビを見たり読書するのに適した姿勢
であり、このまま横向きに寝入っても、肩や首に痛さを
感じることはない。しかし、肩入れ凹部の深さは、枕の
高さや体格により、最適の深さにするには微妙な点があ
り、自分の最適の深さにするために、取り除く充鎮部材
の数により調整することができる。
【0015】又、図5に示すように、左肩を上にして、
右肩を下にして睡眠した場合、左側にある心臓は、他の
臓器より比較的高い位置となり、血液の流れも容易にな
り、循環系、呼吸器系等にも好影響があり、胸部の圧迫
もなく悪夢から解放されると思われる。
【0016】図6は、肩入れ凹部14から取り外した充
鎮部材15を、腰椎あたりに置いて上向に寝た図であ
る。図に示すように充鎮部材15が支点となり、下半身
上半身の重量が腰椎を押し上げ、快適な腰のばしができ
る。そのときの腰のばしの強さは、充鎮部材15の枚数
によって調整できる。又、この図の充鎮部材の数を減ら
し、上半身の方にずらせば、そのまま背椎にあたり、背
のばしをすることもできる。これらの動作を習慣的に行
えば、高齢者になって発生する腰まがりや背まがりにな
ることはない。
【0017】図7は、ベッドの後部を利用して、腰かけ
る体位にするときの側面図である。最後部のマットレス
ブロック12に設置した足入れ凹部11に足を入れ、ベ
ッドに腰かけた図である。このとき、防護枠に付設した
机6は、止め環7により最適の高さに設定する。冬季に
は、足入れ凹部の下部側面の、温度調節付き送風暖房器
を作動させる。又、図10の場合も、後端の鉤23を円
環24から外すだけで、容易に腰かける体位になること
ができる。
【0018】図5、図6、図7は、一般のベッドの表面
は、平面のみの形態で使用されているのに対し、表面に
凹部や凸部を設けることにより、更にベッドの利用価値
を高めるように思われる。
【0019】図8は、ベッドに使用する掛布団を、吊り
上げるための諸装置の斜視図である。A図は、補助枠1
9であり、両端に止め鉤20を設け、防護枠3の上部に
嵌合させ、左右に移動できるようにする。
【0020】B図は、布団を吊り上げるベルト22であ
る。上部に止め具21を設けてベルトの長さを調節し、
下部に鉤23を設置する。
【0021】C図は、布団を貫通するネジ26を具えた
支持板27と、ネジと螺着する円環24を具えたネジ受
け25である。
【0022】D図は、布団を貫通するネジ26を具えた
支持台28で、ネジはネジ受け25と螺着するようにす
る。
【0023】図9は、布団29を吊り上げる様子を示す
斜視図である。防護枠に付設した補助枠19より、ベル
ト22を垂下し、先端の鉤23を、支持台28のネジ2
6を布団29に貫通させ、ネジ受け25を螺着させ、そ
の円環24に掛けることにより、布団を吊り上げる。ベ
ッドの後部の布団は、図で示すように、支持板27とネ
ジ受け25により、同じように吊り上げる。
【0024】図10は、布団を吊り上げた様子を示す側
面図である。図に示すように、布団と人体の接触する部
分は、襟元と肩のみであり、布団の重量は殆ど影響する
ことはなく、快適な睡眠ができる。
【0025】空気そのものは熱の不良導体であり、多く
の空気を含む布団も、外部に熱を伝導することも少な
く、対流も布団の中のみで外部に出ることは少なく、熱
放射も微小であることを考えると、この状態の保温の効
果は充分のものがある。このことにより、布団の厚さは
大きくする必要はないが、布団の面積は一般のものよ
り、縦、横ともに30%程度大きくする必要がある。
【0026】冬季は、体温による布団内の空気温度の上
昇が遅いため、布団を吊り上げる高さを低くする必要が
ある。又、厳冬期は、足入れ凹部の暖房器を作動させ
て、就寝前に予熱すれば、暖気が布団内を対流して暖か
くなり、就寝後はスイッチを切っても、体温により充分
な保温ができる。
【0027】夏季は、温度上昇を妨げるため、布団を高
めに吊り上げ、更に厚さを感じるときは、別の支持板
で、布団の端を透かすことができる。
【0028】布団吊り上げの効果は、単に布団の重量の
圧迫や、まつわり感から解放されるだけでなく、いかな
る季節においても、対応する微妙な温度調節を可能にす
るものである。また、就寝時の発汗によって、湿った布
団は、そのまま支持台の上に折りこんだり、ベルトを止
め具で短くして、裏側に風を通すことで、湿気を発散さ
せることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0030】睡眠中、強い地震が起きたとき、重量物の
直撃を防止し、密閉されたとき、脱出の可能性を増大で
きる。
【0031】肩と上腕を凹部に入れ、横向きの体位のま
まで、テレビを見たり睡眠したり、長時間横たわってい
ても痛みを発生することはない。
【0032】ベッド上に充鎮部材による凸部を作り、腰
のばし、背のばしができる。
【0033】ベッドの後部に足入れ凹部を設定し、腰か
けた体位で読書や書記ができる。
【0034】体にかかる部分の布団の全重量を吊り上
げ、微妙な温度調節ができる。
【0035】使用後、布団の裏側の通気をよくして、湿
り気を除去することができる。
【0036】幼児、小児の使用する布団の、逸脱を防止
することができる。
【0037】防護枠の上部に、天蓋やカーテン、ベルト
には飾り紐等を付設して、中世のアンチックベッドのよ
うに、重厚さや華麗さを表現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基台と防護枠の斜視図である。
【図2】マットレスケースの斜視図である。
【図3】マットレスブロックの斜視図である。
【図4】耐震立体ベッドの要部の斜視図である。
【図5】肩入れ凹部の実施例を示す側面図である。
【図6】充鎮部材の実施例を示す側面図である。
【図7】足入れ凹部の実施例を示す側面図である。
【図8】吊り上げる諸装置の斜視図である。
【図9】布団を吊り上げた状態を示す斜視図である。
【図10】布団を吊り上げた実施例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 基台 3 防護枠 4 レール溝 5 固定台 6 机 8 マットレスケース 9 レール台 10 磁石 11 足入れ凹部 12 マットレスブロック 14 肩入れ凹部 15 充鎮部材 18 暖房器 19 補助枠 22 ベルト 23 鉤 24 円環 25 ネジ受け 26 ネジ 27 支持板 28 支持台 29 布団

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドの基台(1)に、縦方向又は横方
    向にレール溝(4)を設置し、その上に、レール台
    (9)を具えたマットレスブロック(12)を、滑動可
    能とし、又、上方にも取り外せるようにする。又、基台
    (1)に外接する防護枠(3)を設置して、就寝中の地
    震に備える構造とすると共に、これらの構造を立体的に
    利用して、ベッド上の生活の質を高めよるような機能を
    具えた、耐震立体ベッド。
  2. 【請求項2】 マットレスブロック(12)に凹部を設
    け、凹部の深さを自由に調整することができる、複数個
    の板状の充填部材(15)を具えた、請求項1記載の耐
    震立体ベッド。
  3. 【請求項3】 マットレスブロック(12)を貫通して
    足入れ凹部(11)を設定し、その下部側面に暖房器を
    設置した、請求項1記載の耐震立体ベッド。
  4. 【請求項4】 防護枠(3)の上部に補助枠(19)を
    設定し、ベルト(22)、支持台(28)、支持板(2
    7)等を用いて、布団(29)を吊り上げ、布団の体に
    かかる部分の全重量を支持すると共に、微妙な温度調節
    を可能とした、請求項1記載の耐震立体ベッド。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2416833A (en) * 2004-07-30 2006-02-08 David Derek Grant Spratley Air Circulation and Bed-Cover Suspension Unit for a Bed
JP2006333880A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Fresh Paint Kk 地震避難用テーブル

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Effective date: 20040309