JP2002051262A - 撮像装置、放射線撮像装置及びそれを用いた放射線撮像システム - Google Patents

撮像装置、放射線撮像装置及びそれを用いた放射線撮像システム

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JP2002051262A
JP2002051262A JP2000234829A JP2000234829A JP2002051262A JP 2002051262 A JP2002051262 A JP 2002051262A JP 2000234829 A JP2000234829 A JP 2000234829A JP 2000234829 A JP2000234829 A JP 2000234829A JP 2002051262 A JP2002051262 A JP 2002051262A
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imaging
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Osamu Yuki
修 結城
Kazuaki Tashiro
和昭 田代
Noriyuki Umibe
紀之 海部
Tetsunobu Kouchi
哲伸 光地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査回路等を撮像素子の撮像エリアに配置し
ても、光電変換部の重心が等間隔で並ぶ撮像装置、それ
を用いた放射線撮像装置、放射線撮像システムを提供す
る。 【解決手段】 複数の撮像領域を並べて複数の撮像領域
に跨る画像を撮像する撮像装置において、各撮像領域は
複数の光電変換素子を備え、各光電変換素子は光電変換
部602を備え、走査回路601Aが一部の光電変換素
子の光電変換部の内部に配設され、前記走査回路が配置
された光電変換部の重心と前記走査回路が配置されない
光電変換部の重心が等間隔で並ぶことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置に関し、特
に、放射線撮像装置、放射線撮像装置システムに関す
る。本発明は、更に特には、X線やガンマ線等の高エネ
ルギー放射線を使って画像を読み取る大面積放射線撮像
装置とそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】医療のさまざまな分野でディジタル化が
進んでいる。X線診断の分野でも、画像のディジタル化
のため2次元の撮像装置が開発されてきている。乳房撮
影用、胸部撮影用には最大43cmの大板の画像撮像装
置が作られている。
【0003】[従来技術1]大板化しやすいガラス基板
上のアモルファスシリコン半導体を使ったセンサパネル
を4枚タイル貼りして、大板のX線撮像装置を実現して
いる。既にLCD(Liquid Crystal D
isplay)で確立しているアモルファスシリコン半
導体装置の大板化技術(大板の基板、その上への素子の
形成技術等)を用いる。この種の技術の例として、米国
特許5315101号に記載のものがある。これに記載
の大面積アクティブアレイマトリックスを図19に示
す。図19を参照すると、1901は基板、1902は
画素、1903は接続リード、1904は共通ターミナ
ルである。
【0004】[従来技術2]複数の単結晶撮像素子(シ
リコンなど)を用いて大板のX線撮像装置を作る。この
種の技術の例として、米国特許4323925号や米国
特許6005911号に記載のものがある。単結晶撮像
素子としてはCCD撮像素子やMOS型、CMOS型撮
像素子などがある。撮像素子単体はX線動画に十分対応
できる性能を有する。
【0005】米国特許4323925号に記載のイメー
ジセンサを図20に示す。図20を参照すると、200
1は被写体、2002はレンズ、2003は被写体の
像、2004は表面、2005は連続する光学的副像、
2006はテーパ状FOP(ファイバーオプティックプ
レート)、2007は像入力表面、2008はイメージ
センサモジュール、2009は非撮像周辺領域、201
0はリード線である。光学的副像2005はテーパ状F
OP2006により縮小されて像入力表面2007に入
射するので、非撮像周辺領域2009を設けて、そこに
リード線を接続することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術1は、以下の問題を有する。
【0007】1つの像を形成するために最大で4枚(2
×2)のセンサパネルしか使用することが出来ない。こ
れは、センサパネルの外周部に外部端子を設け、駆動用
の回路を外付けする構成になっているからである。
【0008】また、せいぜい画素選択スイッチを画素に
持つことぐらいしかできない程度に撮像素子に搭載でき
る信号処理回路の規模が制限される。信号処理回路(ド
ライバ、アンプ(増幅器)など)は外付けである。
【0009】更に、アモルファスシリコンは、高速動作
に対しての半導体特性がよくないので、動画対応の大板
撮像装置を作ることが困難である。またアモルファスシ
リコン撮像素子は単結晶シリコン撮像素子に比べて感度
が低いので、高感度が求められるX線動画に対応させる
ことが困難である。
【0010】また、従来技術2は、以下の問題を有す
る。
【0011】個々の撮像素子の大きさが小さい(現状の
技術ではウエハサイズは8インチが最大)ので2×2以
上の多数枚が必要である。
【0012】また、単結晶撮像素子を多数用いた単純な
大板撮像装置の構成では各撮像素子の合わせ部に、必ず
デッドスペースができ(シフトレジスタ、アンプ等の周
辺回路や、外部との信号や電源のやり取りのための外部
端子や保護回路を設けるための領域が画素領域とは別に
必ず必要)、この部分がライン欠陥になり、画質が落ち
る。そのためテーパ状FOP(ファイバーオプティック
プレート)を用いて、シンチレータからの光を、デッド
スペースを避けて撮像素子に導く構成がとられている
が、余計なFOPが必要で製造コストがかかる。特にテ
ーパ状FOPは非常にコストがかかる。
【0013】更に、テーパ状FOPではテーパ角度に応
じてシンチレータからの光がFOPに入射しにくくな
り、出力光量低下が起こり撮像素子の感度を相殺して装
置全体の感度が悪くなる。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による撮像装置
は、複数の撮像領域を並べて複数の撮像領域に跨る画像
を撮像する撮像装置において、各撮像領域は複数の光電
変換素子を備え、各光電変換素子は光電変換部を備え、
走査回路が一部の光電変換素子の光電変換部の内部に配
設され、前記走査回路が配置された光電変換部の重心と
前記走査回路が配置されない光電変換部の重心が等間隔
で並ぶことを特徴とする。
【0015】また、本発明による撮像装置は、複数の光
電変換部を含む撮像領域を複数並べて複数の撮像領域に
跨る画像を撮像する撮像装置において、前記複数の撮像
領域のそれぞれは、走査回路が光電変換領域と光電変換
領域の間に配置された第1の領域と、前記走査回路が光
電変換領域と光電変換領域の間に配置されてない第2の
領域とを有し、前記第1の領域の光電変換部の重心と、
前記第2の領域の光電変換部の重心が等間隔で並ぶこと
を特徴とする。
【0016】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記走査回路は垂直走査回路を備える
ことを特徴とする。
【0017】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記走査回路は水平走査回路を備える
ことを特徴とする。
【0018】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記走査回路はシフトレジスタを備え
ることを特徴とする。
【0019】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記シフトレジスタはスタティック型
であることを特徴とする。
【0020】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記走査回路はデコーダを備えること
を特徴とする。
【0021】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記走査回路の上に電源ラインを配し
たことを特徴とする。
【0022】更に、本発明による撮像装置は、複数の撮
像領域を並べて複数の撮像領域に跨る画像を撮像する撮
像装置において、各撮像領域は複数の光電変換素子を備
え、各光電変換素子は光電変換部を備え、垂直方向の複
数の光電変換素子からの信号が読み出される垂直出力線
からの信号を選択的に水平出力線を経由して外部に出力
するための共通処理回路が一部の光電変換素子の光電変
換部の内部に配設され、前記共通処理回路が配置された
光電変換部の重心と前記共通処理回路が配置されない光
電変換部の重心が等間隔で並ぶことを特徴とする。
【0023】更に、本発明による撮像装置は、複数の光
電変換部を含む撮像領域を複数並べて複数の撮像領域に
跨る画像を撮像する撮像装置において、前記複数の撮像
領域のそれぞれは、垂直方向の複数の光電変換部からの
信号が読み出される垂直出力線からの信号を選択的に水
平出力線を経由して外部に出力するための共通処理回路
が、光電変換領域と光電変換領域の間に配置された第1
の領域と、前記共通回路が光電変換領域と光電変換領域
の間に配置されてない第2の領域とを有し、前記第1の
領域の光電変換部の重心と、前記第2の領域の光電変換
部の重心が等間隔で並ぶことを特徴とする。
【0024】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記共通処理回路はマルチプレクサを
備えることを特徴とする。
【0025】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記共通処理回路は、前記水平出力線
に転送された信号を増幅する増幅器を備えることを特徴
とする。
【0026】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記共通処理回路の上に電源ラインを
配したことを特徴とする。
【0027】更に、本発明による撮像装置は、複数の撮
像領域を並べて複数の撮像領域に跨る画像を撮像する撮
像装置において、各撮像領域は複数の光電変換素子を備
え、各光電変換素子は光電変換部を備え、遮光部が一部
の光電変換素子の光電変換部の内部に配設され、前記遮
光部が配置された光電変換部の重心と前記遮光部が配置
されない光電変換部の重心が等間隔で並ぶことを特徴と
する。
【0028】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、走査回路が前記遮光部の下に配置され
ることを特徴とする。
【0029】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記走査回路は垂直走査回路を備える
ことを特徴とする。
【0030】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記走査回路は水平走査回路を備える
ことを特徴とする。
【0031】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記走査回路はシフトレジスタを備え
ることを特徴とする。
【0032】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記シフトレジスタはスタティック型
であることを特徴とする。
【0033】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記走査回路はデコーダを備えること
を特徴とする。
【0034】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、垂直方向の複数の光電変換素子からの
信号が読み出される垂直出力線からの信号を選択的に水
平出力線を経由して外部に出力するための共通処理回路
が前記遮光部の下に配置されることを特徴とする。
【0035】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記共通処理回路はマルチプレクサを
備えることを特徴とする。
【0036】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記共通処理回路は、前記水平出力線
に転送された信号を増幅する増幅器を備えることを特徴
とする。
【0037】更に、本発明による撮像装置は、複数の撮
像領域を並べて複数の撮像領域に跨る画像を撮像する撮
像装置において、各撮像領域は複数の光電変換素子を備
え、各光電変換素子は光電変換部を備え、遮光部が全て
の光電変換素子の光電変換部の内部に配設され、前記遮
光部が配置された光電変換部の重心が等間隔で並ぶこと
を特徴とする。
【0038】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、走査回路が前記遮光部の下に配置され
ることを特徴とする。
【0039】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記走査回路は垂直走査回路を備える
ことを特徴とする。
【0040】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記走査回路は水平走査回路を備える
ことを特徴とする。
【0041】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記走査回路はシフトレジスタを備え
ることを特徴とする。
【0042】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記シフトレジスタはスタティック型
であることを特徴とする。
【0043】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記走査回路はデコーダを備えること
を特徴とする。
【0044】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、垂直方向の複数の光電変換素子からの
信号が読み出される垂直出力線からの信号を選択的に水
平出力線を経由して外部に出力するための共通処理回路
が前記遮光部の下に配置されることを特徴とする。
【0045】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記共通処理回路は容量の断続などに
よる雑音除去回路を備えることを特徴とする。
【0046】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記共通処理回路は画素毎の光電変換
アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器を
備えることを特徴とする。
【0047】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記共通処理回路は、マルチプレクサ
を備えることを特徴とする。
【0048】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記共通化路は、前記水平出力線に転
送された信号を増幅する増幅器を備えることを特徴とす
る。
【0049】更に、本発明による撮像装置は、複数の光
電変換部を含む撮像領域を複数並べて複数の撮像領域に
跨る画像を撮像する撮像装置において、前記複数の撮像
領域のそれぞれは、走査回路及び/又は垂直方向の複数
の光電変換部からの信号が読み出される垂直出力線から
の信号を選択的に水平出力線に出力するための共通処理
回路が、光電変換領域と光電変換領域の間に配置された
第1の領域と、前記走査回路及び前記共通回路が光電変
換領域と光電変換領域の間に配置されてない第2の領域
とを有し、前記第1の領域の光電変換部の重心と、前記
第2の領域の光電変換部の重心が等間隔で並ぶように、
遮光部を配置したことを特徴とする。
【0050】本発明による放射線撮像装置は、上記の撮
像装置と、シンチレータ板と、ファイバーオプティック
プレートを備えることを特徴とする。
【0051】本発明による放射線撮像システムは、上記
の放射線撮像装置と、前記放射線撮像装置からの信号を
処理する信号処理手段と、前記信号処理手段からの信号
を記録するための記録手段と、前記信号処理手段からの
信号を表示するための表示手段と、前記信号処理手段か
らの信号を伝送するための伝送処理手段と、前記放射線
を発生させるための放射線源とを具備することを特徴と
する。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。
【0053】高性能な複数の単結晶シリコンの撮像素子
を用いて、繋ぎ目のない画像を提供できるようにするこ
とを目的として、本願出願人は、図21に左下端部付近
を示すような撮像素子を有する撮像装置を提案した。
【0054】図21を参照すると、2101は、撮像素
子に備わる複数の光電変換素子の各々が有する光電変換
部(フォトダイオード)、2102は垂直走査回路の一
種である垂直シフトレジスタ、2103は水平走査回路
の一種である水平シフトレジスタ、2104は垂直読出
線に読み出された信号を択一的に水平読出線に供給する
ためのマルチプレクサを構成するスイッチ、2105は
外部から電源や信号を供給したり外部に信号を供給する
ための外部端子(バンプ2106を有する。)、210
7は、外部からの高電圧、大電流から撮像素子を保護す
るための保護回路2107である。
【0055】図21に示す撮像素子においては、以下の
問題があった。すなわち、図21において「×」で示す
光電変換部の重心が等間隔に並ばないことである。垂直
シフトレジスタ2102により左側が侵食される光電変
換部の重心は右に移動し、水平シフトレジスタ210
3、スイッチ2104により下側が侵食される光電変換
部の重心は上に移動し、保護回路2107により上側が
侵食される光電変換部の重心は下に移動するからであ
る。
【0056】そこで、上述の問題点に鑑みて、下記の実
施形態では、走査回路等を撮像素子の有効画素領域であ
る撮像エリアに配置しても、光電変換部の重心が等間隔
で並ぶ撮像装置、それを用いた放射線撮像装置、放射線
撮像システムについて、説明する。
【0057】[実施形態1]実施形態1は、本発明の撮
像装置の基本構成を示すものである。
【0058】図1は138mm□の撮像素子101を9
枚タイル状に張り合わせて形成した414mm□の大面
積X線撮像装置の撮像素子部分を示す。
【0059】図2は図1のA−A’断面を示す。ユウロ
ピウム、テルビウム等を付活性体として用いたGd22
SやCsIなどのシンチレータからなるシンチレータ板
201をFOP202の上に設置する。X線203はシ
ンチレータに当たり、可視光に変換される。この可視光
を撮像素子101で検出する。シンチレータは、その発
光波長が撮像素子101の感度に適合するように選択す
るのが好ましい。204は、撮像素子101の電源、ク
ロック等を供給し、又、撮像素子から信号を取り出して
処理する回路を有する外部処理基板である。205は、
各撮像素子101と外部処理基板とを電気的に接続する
TAB(Tape Automated Bonding)である。
【0060】9枚の撮像素子101は、実質的に撮像素
子間に隙間ができないように貼り合わせる。ここで、実
質的に隙間ができないこととは、9枚の撮像素子により
形成される画像に撮像素子間の欠落ができないというこ
とである。撮像素子101のクロック等や電源の入力、
画素からの信号の出力は撮像素子端部に設けた電極パッ
ドに接続したTAB205を通して、撮像素子101の
裏側に配置した外部処理基板204との間で行う。TA
B205の厚さは画素サイズに対して十分薄く撮像素子
101の間の隙間を通しても、画像上の欠陥は生じな
い。
【0061】図3は現在主流の8インチウエハ300か
ら一個の撮像素子を取り出す場合を示す。8インチウエ
ハ300はN型ウエハであり、これを用い、CMOSプ
ロセスによって138mm□のCMOS型撮像素子10
1を1枚取りで作成する。
【0062】図4にCMOS型撮像素子101の各画素
を構成する画素部の構成図を示す。401は光電変換を
するフォトダイオード(光電変換部)、402は電荷を
蓄積するフローティングディフュージョン、403はフ
ォトダイオードが生成した電荷をフローティングディフ
ュージョンに転送する転送MOSトランジスタ(転送ス
イッチ)、404はフローティングディフュージョンに
蓄積された電荷を放電するためのリセットMOSトラン
ジスタ(リセットスイッチ)、405は行選択をするた
めの行選択MOSトランジスタ(行選択スイッチ)、4
06はソースフォロワーとして機能する増幅MOSトラ
ンジスタ(画素アンプ)である。
【0063】図5に3×3画素での全体回路の概略図を
示す。
【0064】転送スイッチ403のゲートは垂直走査回
路の一種である垂直シフトレジスタ501からのΦTX
502に接続され、リセットスイッチ404のゲートは
垂直走査回路501からのΦRES503に接続され、
行選択スイッチ405のゲートは垂直走査回路501か
らのΦSEL504に接続されている。
【0065】光電変換はフォトダイオード401でおこ
なわれ、光量電荷の蓄積期間中は、転送スイッチ403
はオフ状態であり、画素アンプを構成するソースフォロ
ア406のゲートにはこのフォトダイオードで光電変換
された電荷は転送されない。該画素アンプを構成するソ
ースフォロア406のゲートは、蓄積開始前にリセット
スイッチ404がオンし、適当な電圧に初期化されてい
る。これがノイズ成分を含んだ基準信号となる。このノ
イズ信号は、行選択スイッチ405がオンにされると負
荷電流源と画素アンプ406で構成されるソースフォロ
ワー回路が動作状態になり、さらに転送スイッチ403
をオンさせることでリセット時の電荷が該画素アンプを
構成するソースフォロア406のゲートに転送され、読
み出し可能となる。そして、行選択MOS405により選択さ
れた行のノイズ信号出力が垂直出力線(信号出力線)5
05上に発生し、図示されない記憶素子に蓄積される。
次にリセットスイッチ404をオフし、行選択スイッチ
405がオンにされると、負荷電流源と画素アンプ40
6で構成されるソースフォロワー回路が動作状態にな
り、ここで転送スイッチ403をオンさせることで該フ
ォトダイオードに蓄積されていた電荷は、該画素アンプ
を構成するソースフォロア406のゲートに転送され
る。ここで、行選択MOS405により選択された行のフォト
ダイオード蓄積信号出力が垂直出力線(信号出力線)5
05上に発生する。
【0066】このフォトダイオードの蓄積信号にはノイ
ズ信号が混在しており、前記、ノイズ信号と図示されな
い撮像素子内の引き算回路で引き算されて、撮像信号が
得られる。この出力は列選択スイッチ(マルチプレク
サ)506を水平走査回路の一種である水平シフトレジ
スタ507によって駆動することにより水平出力線を介
して順次出力部アンプ508へ読み出される。
【0067】図6は垂直シフトレジスタ501の単位ブ
ロック(一行を選択し駆動するための単位)601を1
画素領域(1セル)の光電変換部602の内部に配置し
た様子を示す。垂直シフトレジスタは転送信号ΦTX、
リセット信号ΦRES、行選択信号ΦSELを作り出す
ためにスタティック型シフトレジスタ604と転送ゲー
ト605で構成した回路である。これらはクロック信号
線(不図示)からの信号により駆動する。シフトレジス
タの回路構成はこの限りではなく、画素加算や間引き読
み出し等のさまざまな駆動のさせ方により、任意の回路
構成をとることができる。
【0068】本発明は、垂直シフトレジスタやn対2n
デコーダ等の垂直走査回路、水平シフトレジスタやn対
nデコーダ等の水平走査回路を光電変換部の内部に配
置することにより、撮像素子の全表面に亘る撮像エリア
に垂直走査回路及び水平走査回路を配置しても光電変換
部の重心が等間隔に揃うようにしたことを特徴とする。
【0069】同様に、本発明は、共通処理回路を光電変
換部の内部に配置することにより、撮像素子の全表面に
亘る撮像エリアに共通処理回路を配置しても光電変換部
の重心が等間隔に揃うようにしたことを特徴とする。こ
こで、共通処理回路とは、最終信号出力アンプ、シリア
ル・パラレル変換マルチプレクサ、アンプ、各種ゲート
回路等の複数画素を一括して共通に処理する回路を意味
する。共通処理回路は、機能的には、垂直読出線に読み
出された各画素の画像信号を水平読出線、アンプを経由
して外部に出力するための回路である。
【0070】これに対して個別回路とは、フォトダイオ
ード、転送スイッチ、画素選択スイッチ、画素出力増幅
回路等の1画素のみを処理する回路を意味する。
【0071】図7に本実施形態の撮像素子の構成(平面
図)を示す。
【0072】本実施形態では垂直シフトレジスタ501
Bと水平シフトレジスタ507Bと共通処理回路(マル
チプレクサを含む)を撮像素子の有効画素領域に配置す
る。
【0073】601Aは、垂直走査回路のうちの1行分
の回路を示し、601Bは、水平走査回路のうちの1列
分の回路(単位ブロック)を示し、601Cは、共通処
理回路のうちの1列分の回路(単位ブロック)を示す。
回路601Aが中心に配置された光電変換部602の重
心は、回路601Aが配置されないときの光電変換部6
02の重心と同一である。同様に、回路601Bが中心
に配置された光電変換部602の重心は、回路601B
が配置されないときの光電変換部602の重心と同一で
あり、回路601Cが中心に配置された光電変換部60
2の重心は、回路601Cが配置されないときの光電変
換部602の重心と同一である。更に、回路601Aと
回路601Bが光電変換部602の中心線に対して対象
に配置された光電変換部602の重心は、回路601A
と回路601Bが配置されないときの光電変換部602
の重心と同一であり、同様に、回路601Aと回路60
1Cが光電変換部602の中心線に対して対象に配置さ
れた光電変換部602の重心は、回路601Aと回路6
01Cが配置されないときの光電変換部602の重心と
同一である。一方、回路601A、601B、601C
を配置しないときには、光電変換部602の重心は等間
隔に並ぶ。従って、回路601A、601B、601C
を配置しても、光電変換部602の重心は等間隔に並
ぶ。
【0074】なお、走査回路の一例であるシフトレジス
タとしてスタティックシフトレジスタを用いる。シフト
レジスタの回路構成は、設計でいろいろなものが適用で
きる。この実施形態では一般的な回路例を取り上げた。
重要なのはスタチィック型を用いる点である。
【0075】本実施形態では、シフトレジスタを有効画
素領域内に配置するので、シンチレータ板を抜けたX線
が直接シフトレジスタに当たる。X線は素子にダメージ
を与えたり、エラーを生じたりするので問題である。
【0076】エラーの例としてあげられるのは、絶縁酸
化膜SiO2とシリコンの界面に電荷が蓄積され、閾値
の変動やリーク電流の増加が起きる現象である。また、
ダメージの例としてあげられるのは、pn接合面に生じ
る欠陥であり、この欠陥がリーク電流の増大を引き起こ
す。
【0077】エラーの他の例としてあげられるのは、M
OS型ダイナミックRAMでの誤動作として知られるホ
ットエレクトロンの作用によるエラー(ソフトエラー)
と同様なものである。
【0078】電界により発生するホットエレクトロン
は、電界が高くなる短チャンネル構造で起こりやすい
が、X線により発生するホットエレクトロンはサイズに
よらず発生するので、平面的なサイズによらずX線が当
たると撮像装置は不安定になりやすい。
【0079】次に、撮像素子の画素を駆動するために用
いられるシフトレジスタについて説明する。シフトレジ
スタ回路は、パルス信号を順次転送するために用いられ
ている。
【0080】スタティック型シフトレジスタ回路の構成
例を図8及び図9に示す。このシフトレジスタ回路は、
特開平9−223948号公報で開示されたものであ
る。シフトレジスタ回路の1段分は、図8の構成では1
個のインバータと2個のクロックトインバータ、図9の
構成では3個のインバータと2個のCMOS転送ゲート
から成っている。ここで2個のクロックトインバータま
たは2個のCMOS転送ゲートには、それぞれ逆位相の
クロック信号CLKと/CLK(”/”は負論理を示
す。)が入力されている。また、隣接するシフトレジス
タ回路には、それぞれ逆位相のクロック信号が入力され
ている。
【0081】図10はインバータの内部構成図を示す。
【0082】図11は、クロックトインバータの内部構
成図を示し、電源とグランド間にpチヤネル型入力トラ
ンジスタTr1、pチヤネル型クロックトトランジスタ
Tr2、nチヤネル型クロックトトランジスタTr3、
nチヤネル型入力トランジスタTr4を直列接続して構
成され、トランジスタTr2とトランジスタTr3の接
続点より出力が取り出される。
【0083】上述のように、駆動回路に用いられるシフ
トレジスタ回路は、通常、位相が逆の2つのクロック信
号でクロックに同期して駆動されている。
【0084】ダイナミック型シフトレジスタ回路の構成
例を図12に示す。スタティック型ではフィードバック
用のクロックトインバータ(または、転送ゲートとイン
バータ)を設けるのに対し、図12に示すように、ダイ
ナミック型ではインバータ間にクロックがゲートに印加
されるトランジスタTRとキャパシタCを設けることで
素子数を削減し、低消費電力化を図っている。このシフ
ト回路は、特開平5−218814号公報で開示された
ものである。原理的にダイナミック型はキャパシタに電
荷を蓄えることでデータを保持する動作を行う。
【0085】ダイナミック型では、pn接合面や絶縁層
とシリコンの界面にリークがあるとキャパシタでの電荷
保持ができなくなり正常な動作をしなくなる。ダイナミ
ック型をX線が照射するところで用いるとX線のダメー
ジを受けやすく、リーク電流の増加が起こって動作しな
くなり、信頼性上の問題を引き起こす。またX線によっ
て生じたホットエレクトロンによる誤動作で正常な画像
を得ることができなくなる。
【0086】これに比べ原理的にはスタティック型はX
線の影響を比較的受けにくく、本実施形態のようにX線
が直接当たる場所に用いることができる。従って、スタ
ティック型シフトレジスタを用いれば、X線ダメージや
エラーの少なく、信頼性が向上した撮像装置を実現でき
る。
【0087】また、走査回路として、シフトレジスタで
はなく、n対2nデコーダを使用することもできる。デ
コーダの入力に順次インクリメントするカウンタの出力
を接続することにより、シフトレジスタと同様に順次走
査することが可能となり、一方、デコーダの入力に画像
を得たい領域のアドレスを入力することにより、ランダ
ム走査による任意の領域の画像を得ることができる。
【0088】本実施形態は、撮像素子として、CMOS
センサを用いているので、消費電力が少なく、大板の撮
像装置を構成する場合に好適である。
【0089】なお、撮像素子内にマルチプレクサを作り
こむのは、撮像素子での動作を早くするためである。
【0090】また、撮像素子からは電極パッドを経由し
て外部に信号を取り出すが、この電極パッド周りには大
きな浮遊容量がある。従って、電極パッドの前段にアン
プ508を設けることにより、信号の伝送特性を補償す
ることができる。
【0091】[実施形態2]実施形態2の撮像装置は、
基本構成は実施形態1と同じであるが、走査回路及び共
通処理回路の配列の様式が実施形態1と異なる。
【0092】図13に本実施形態の撮像素子の構成(平
面図)を示す。
【0093】601Dは、垂直走査回路のうちの1行分
の回路を示し、601Eは、水平走査回路のうちの1列
分の回路を示し、601Fは、共通処理回路のうちの1
列分の回路を示す。回路601Dが四隅に配置された光
電変換部602の重心は、回路601Dが配置されない
ときの光電変換部602の重心と同一である。同様に、
回路601Eが四隅に配置された光電変換部602の重
心は、回路601Eが配置されないときの光電変換部6
02の重心と同一であり、回路601Fが四隅に配置さ
れた光電変換部602の重心は、回路601Fが配置さ
れないときの光電変換部602の重心と同一である。更
に、回路601Dと回路601Eが光電変換部602の
四隅に配置された光電変換部602の重心は、回路60
1Dと回路601Eが配置されないときの光電変換部6
02の重心と同一であり、同様に、回路601Dと回路
601Fが光電変換部602の四隅に配置された光電変
換部602の重心は、回路601Dと回路601Fが配
置されないときの光電変換部602の重心と同一であ
る。一方、回路601D、601E、60Fを配置しな
いときには、光電変換部602の重心は等間隔に並ぶ。
従って、回路601D、601E、601Fを配置して
も、光電変換部602の重心は等間隔に並ぶ。
【0094】[実施形態3]実施形態3の撮像装置は、
基本構成は実施形態1と同じであるが、走査回路及び共
通処理回路の配列の様式が実施形態1と異なる。
【0095】図14に本実施形態の撮像素子の構成(平
面図)を示す。
【0096】501Bは、垂直走査回路を示し、507
Bは、水平走査回路を示し、509は、共通処理回路を
示す。垂直走査回路501Bが中央に配置された光電変
換部602の重心は、垂直走査回路501Bが配置され
ないときの光電変換部602の重心と同一である。同様
に、水平走査回路507Bが中央に配置された光電変換
部602の重心は、水平走査回路507Bが配置されな
いときの光電変換部602の重心と同一であり、共通処
理回路509が中心に配置された光電変換部602の重
心は、共通処理回路509が配置されないときの光電変
換部602の重心と同一である。更に、垂直走査回路5
01Bと水平走査回路507Bが中央に配置された光電
変換部602の重心は、垂直走査回路501Bと水平走
査回路507Bが配置されないときの光電変換部602
の重心と同一であり、同様に、垂直走査回路501Bと
共通処理回路509が中央に配置された光電変換部60
2の重心は、垂直走査回路501Bと共通処理回路50
9が配置されないときの光電変換部602の重心と同一
である。一方、垂直走査回路501B、水平走査回路5
07B、共通処理回路509を配置しないときには、光
電変換部602の重心は等間隔に並ぶ。従って、垂直走
査回路501B、水平走査回路507B、共通処理回路
509を配置しても、光電変換部602の重心は等間隔
に並ぶ。
【0097】なお、本実施形態では、走査回路、共通処
理回路は、分断されていないので、電源ラインをX線遮
蔽用として、走査回路及び/又は共通処理回路の上に配
置することができる。電源ラインの材質としては、X線
の吸収率が高い銅等を使用する。
【0098】[実施形態4]実施形態1〜3では、走査
回路、共通処理回路の光電変換部の内部における配置を
光電変換部の重心が移動しないようなものにしたが、実
施形態4では、遮光部を光電変換部の一部を覆うように
配置し、遮光部の光電変換部の内部における配置を光電
変換部の重心が移動しないようなものにする。そして、
遮光部の下に走査回路、共通処理回路を設ける。なお、
遮光部は、例えば、配線用の金属より成る。本実施形態
では、走査回路の各行又は各列分の回路が相互に同一形
状とならない場合であっても、遮光部の配置を工夫する
ことにより、光電変換部の重心の移動を避けることがで
きる。また、共通処理回路の各列分の回路が相互に同一
形状とならない場合であっても、遮光部の配置を工夫す
ることにより、光電変換部の重心の移動を避けることが
できる。
【0099】図15に本実施形態の撮像素子の構成(平
面図)を示す。
【0100】611Aは、垂直走査回路のうちの1行分
の回路を覆う遮光部を示し、611Bは、水平走査回路
のうちの1列分の回路を覆う遮光部を示し、611C
は、共通処理回路のうちの1列分の回路を覆う遮光部を
示す。また、611Dは、垂直走査回路のうちの1行分
の回路及び水平走査回路のうちの1列分の回路を覆う遮
光部を示し、611Eは、垂直走査回路のうちの1行分
の回路及び共通処理回路のうちの1列分の回路を覆う遮
光部を示す。遮光部611Aが中心に配置された光電変
換部602の重心は、遮光部611Aが配置されないと
きの光電変換部602の重心と同一である。同様に、遮
光部611B、611C、611D、611Eが中心に
配置された光電変換部602の重心は、それぞれ、遮光
部611B、611C、611D、611Eが配置され
ないときの光電変換部602の重心と同一である。一
方、遮光部611A〜611Eを配置しないときには、
光電変換部602の重心は等間隔に並ぶ。従って、遮光
部611A〜611Eを配置しても、光電変換部602
の重心は等間隔に並ぶ。
【0101】[実施形態5]実施形態4では、走査回路
及び/又は共通処理回路を配置する光電変換部のみに遮
光部を配置したが、本実施形態では、走査回路及び/又
は共通処理回路を配置する光電変換部にも、走査回路及
び共通処理回路の何れをも配置しない光電変換部にも遮
光部を配置する。すなわち、全ての光電変換部に遮光部
を配置する。
【0102】図16に本実施形態の撮像素子の構成(平
面図)を示す。
【0103】611Fは、遮光部を示し、全ての光電変
換部に配置される。一部の遮光部(例えば遮光部611
Aの位置にある遮光部)は、垂直走査回路のうちの1行
分の回路を覆う。また、他の一部の遮光部(例えば遮光
部611Bの位置にある遮光部)は、水平走査回路のう
ちの1列分の回路を覆う。更に、他の一部の遮光部(例
えば遮光部611Cの位置にある遮光部)は、共通処理
回路のうちの1列分の回路を覆う。更に、他の一部の遮
光部(例えば遮光部611Dの位置にある遮光部)は、
垂直走査回路のうちの1行分の回路及び水平走査回路の
うちの1列分の回路を覆う。更に、他の一部の遮光部
(例えば遮光部611Eの位置にある遮光部)は、垂直
走査回路のうちの1行分の回路及び共通処理回路のうち
の1列分の回路を覆う。遮光部611Fが中心に配置さ
れた光電変換部602の重心は、遮光部611Aが配置
されないときの光電変換部602の重心と同一である。
一方、遮光部611Fを配置しないときには、光電変換
部602の重心は等間隔に並ぶ。従って、遮光部611
Fを配置しても、光電変換部602の重心は等間隔に並
ぶ。
【0104】[実施形態6]実施形態5では、遮光部6
11Fを光電変換部602の重心が移動しないように光
電変換部602の中心に配置したが、全ての光電変換部
602に遮光部が配置されるのであれば、遮光部が配置
された光電変換部602の重心が等間隔で並ぶという条
件を満たす限り、必ずしも遮光部を光電変換部602の
重心が移動しないように配置する必要があるわけではな
い。
【0105】図17に本実施形態の撮像素子の構成(平
面図)を示す。
【0106】611Gは、遮光部を示し、全ての光電変
換部に配置される。一部の遮光部(例えば遮光部611
Aの位置にある遮光部)は、垂直走査回路のうちの1行
分の回路を覆う。また、他の一部の遮光部(例えば遮光
部611Bの位置にある遮光部)は、水平走査回路のう
ちの1列分の回路を覆う。更に、他の一部の遮光部(例
えば遮光部611Cの位置にある遮光部)は、共通処理
回路のうちの1列分の回路を覆う。更に、他の一部の遮
光部(例えば遮光部611Dの位置にある遮光部)は、
垂直走査回路のうちの1行分の回路及び水平走査回路の
うちの1列分の回路を覆う。更に、他の一部の遮光部
(例えば遮光部611Eの位置にある遮光部)は、垂直
走査回路のうちの1行分の回路及び共通処理回路のうち
の1列分の回路を覆う。
【0107】本実施形態では、遮光部611Gを光電変
換部602の重心が移動するように配置しているが、全
ての光電変換部602に遮光部611Gが配置され、遮
光部611Gが配置された光電変換部602の重心の移
動方向、移動量が等しいので、遮光部611Gを設けて
も光電変換部602の重心は等間隔に並ぶ。
【0108】[実施形態7]図18は本発明による放射
線撮像装置のX線診断システムへの応用例を示したもの
である。
【0109】X線チューブ6050で発生したX線60
60は患者あるいは被験者6061の胸部6062を透
過し、シンチレータ201、FOP202、撮像素子1
01、外部処理基板204を備える放射線撮像装置60
40に入射する。この入射したX線には患者6061の
体内部の情報が含まれている。X線の入射に対応してシ
ンチレータは発光し、これを撮像素子が光電変換して、
電気的情報を得る。この情報はディジタルに変換されイ
メージプロセッサ6070により画像処理され制御室の
ディスプレイ6080で観察できる。
【0110】また、この情報は電話回線6090等の伝
送手段により遠隔地へ転送でき、別の場所のドクタール
ームなどディスプレイ6081に表示もしくは光ディス
ク等の保存手段に保存することができ、遠隔地の医師が
診断することも可能である。またフィルムプロセッサ6
100によりフィルム6110に記録することもでき
る。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮像素子の全表面を有効画素領域として、有効画素領域
内の各画素についての光電変換部の内部に走査回路及び
共通処理回路を配した。また、撮像素子の全表面を有効
画素領域として、有効画素領域内の各画素についての光
電変換部の内部に遮光部を配置し、その下に走査回路及
び共通処理回路を配した。従って、撮像素子間に実質的
な隙間が生じないように撮像素子を並べることができる
ので、ある撮像素子の全周を他の撮像素子で囲んで5個
(十字状領域の場合)又は9個(3個/行×3個/列の
矩形領域の場合)以上の撮像素子により1の画像を形成
する撮像装置を形成しても、撮像素子間で画像の不連続
性や欠落が生じない。
【0112】また、光電変換部の内部における走査回
路、共通処理回路、遮光部の配置を工夫することによ
り、光電変換部の重心を等間隔に並べることが可能とな
った。従って、光電変換部の重心が不均等に並ぶことに
よる画像の歪みの問題点を回避することが可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による撮像装置における撮像
素子の配列及び走査回路の配列を示す平面図である。
【図2】本発明の実施形態による撮像装置の構成を示す
断面図であり、図1のA−A’断面を示す。
【図3】本発明の実施形態による撮像素子とその元とな
るウエハを示す平面図である。
【図4】本発明の実施形態による撮像素子内の1画素回
路の回路図である。
【図5】本発明の実施形態による撮像素子の回路図であ
る。
【図6】本発明の実施形態1による1画素領域(セル)
の構成を示す概念的平面図であり、光電変換部の内部に
走査回路の要素が配置される様子を示す。
【図7】本発明の実施形態1による撮像素子のレイアウ
トを示す平面図である。
【図8】スタティック型シフトレジスタの第1例を示す
回路図である。
【図9】スタティック型シフトレジスタの第2例を示す
回路図である。
【図10】シフトレジスタに使用されるインバータの例
を示す回路図である。
【図11】スタティック型シフトレジスタに使用される
クロックトインバータの例を示す回路図である。
【図12】ダイナミック型シフトレジスタの例を示す回
路図である。
【図13】本発明の実施形態2による撮像素子のレイア
ウトを示す平面図である。
【図14】本発明の実施形態3による撮像素子のレイア
ウトを示す平面図である。
【図15】本発明の実施形態4による撮像素子のレイア
ウトを示す平面図である。
【図16】本発明の実施形態5による撮像素子のレイア
ウトを示す平面図である。
【図17】本発明の実施形態6による撮像素子のレイア
ウトを示す平面図である。
【図18】本発明の実施形態7による放射線撮影システ
ムの構成を示す概念図である。
【図19】従来技術1の説明図である。
【図20】従来技術2の説明図である。
【図21】本願出願人が提案した撮像素子のレイアウト
を示す平面図である。
【符号の説明】
101 撮像素子 201 シンチレータ板 202 FOP(ファイバーオプティックプレート) 203 X線 204 外部処理基板 205 TAB 501 垂直走査回路 506 列選択スイッチ(マルチプレクサ) 507 水平走査回路 508 出力部アンプ 509 共通処理回路 601A、601D 垂直走査回路の1行分の回路要素 601B、601E 水平走査回路の1列分の回路要素 601C、601F 共通処理回路の1列分の回路要素 611A〜611G 遮光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 海部 紀之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 光地 哲伸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C024 AX11 AX17 CY49 EX17 EX54 GX03 GY31 GZ36

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の撮像領域を並べて複数の撮像領域
    に跨る画像を撮像する撮像装置において、 各撮像領域は複数の光電変換素子を備え、各光電変換素
    子は光電変換部を備え、 走査回路が一部の光電変換素子の光電変換部の内部に配
    設され、前記走査回路が配置された光電変換部の重心と
    前記走査回路が配置されない光電変換部の重心が等間隔
    で並ぶことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 複数の光電変換部を含む撮像領域を複数
    並べて複数の撮像領域に跨る画像を撮像する撮像装置に
    おいて、 前記複数の撮像領域のそれぞれは、走査回路が光電変換
    領域と光電変換領域の間に配置された第1の領域と、前
    記走査回路が光電変換領域と光電変換領域の間に配置さ
    れてない第2の領域とを有し、前記第1の領域の光電変
    換部の重心と、前記第2の領域の光電変換部の重心が等
    間隔で並ぶことを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の撮像装置
    において、前記走査回路は垂直走査回路を備えることを
    特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の撮像装置
    において、前記走査回路は水平走査回路を備えることを
    特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    撮像装置において、前記走査回路はシフトレジスタを備
    えることを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の撮像装置において、前
    記シフトレジスタはスタティック型であることを特徴と
    する撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    撮像装置において、前記走査回路はデコーダを備えるこ
    とを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    撮像装置において、前記走査回路の上に電源ラインを配
    したことを特徴とする撮像装置。
  9. 【請求項9】 複数の撮像領域を並べて複数の撮像領域
    に跨る画像を撮像する撮像装置において、 各撮像領域は複数の光電変換素子を備え、各光電変換素
    子は光電変換部を備え、 垂直方向の複数の光電変換素子からの信号が読み出され
    る垂直出力線からの信号を選択的に水平出力線を経由し
    て外部に出力するための共通処理回路が一部の光電変換
    素子の光電変換部の内部に配設され、前記共通処理回路
    が配置された光電変換部の重心と前記共通処理回路が配
    置されない光電変換部の重心が等間隔で並ぶことを特徴
    とする撮像装置。
  10. 【請求項10】 複数の光電変換部を含む撮像領域を複
    数並べて複数の撮像領域に跨る画像を撮像する撮像装置
    において、 前記複数の撮像領域のそれぞれは、垂直方向の複数の光
    電変換部からの信号が読み出される垂直出力線からの信
    号を選択的に水平出力線を経由して外部に出力するため
    の共通処理回路が、光電変換領域と光電変換領域の間に
    配置された第1の領域と、前記共通回路が光電変換領域
    と光電変換領域の間に配置されてない第2の領域とを有
    し、前記第1の領域の光電変換部の重心と、前記第2の
    領域の光電変換部の重心が等間隔で並ぶことを特徴とす
    る撮像装置。
  11. 【請求項11】 請求項9又は請求項10に記載の撮像
    装置において、前記共通処理回路はマルチプレクサを備
    えることを特徴とする撮像装置。
  12. 【請求項12】 請求項9乃至11のいずれか1項に記
    載の撮像装置において、前記共通処理回路は、前記水平
    出力線に転送された信号を増幅する増幅器を備えること
    を特徴とする撮像装置。
  13. 【請求項13】 請求項9乃至12のいずれか1項に記
    載の撮像装置において、前記共通処理回路の上に電源ラ
    インを配したことを特徴とする撮像装置。
  14. 【請求項14】 複数の撮像領域を並べて複数の撮像領
    域に跨る画像を撮像する撮像装置において、 各撮像領域は複数の光電変換素子を備え、各光電変換素
    子は光電変換部を備え、 遮光部が一部の光電変換素子の光電変換部の内部に配設
    され、前記遮光部が配置された光電変換部の重心と前記
    遮光部が配置されない光電変換部の重心が等間隔で並ぶ
    ことを特徴とする撮像装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の撮像装置におい
    て、走査回路が前記遮光部の下に配置されることを特徴
    とする撮像装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の撮像装置におい
    て、前記走査回路は垂直走査回路を備えることを特徴と
    する撮像装置。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載の撮像装置におい
    て、前記走査回路は水平走査回路を備えることを特徴と
    する撮像装置。
  18. 【請求項18】 請求項15乃至17のいずれか1項に
    記載の撮像装置において、前記走査回路はシフトレジス
    タを備えることを特徴とする撮像装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の撮像装置におい
    て、前記シフトレジスタはスタティック型であることを
    特徴とする撮像装置。
  20. 【請求項20】 請求項15乃至17のいずれか1項に
    記載の撮像装置において、前記走査回路はデコーダを備
    えることを特徴とする撮像装置。
  21. 【請求項21】 請求項14に記載の撮像装置におい
    て、垂直方向の複数の光電変換素子からの信号が読み出
    される垂直出力線からの信号を選択的に水平出力線を経
    由して外部に出力するための共通処理回路が前記遮光部
    の下に配置されることを特徴とする撮像装置。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の撮像装置におい
    て、前記共通処理回路はマルチプレクサを備えることを
    特徴とする撮像装置。
  23. 【請求項23】 請求項21又は22に記載の撮像装置
    において、前記共通処理回路は、前記水平出力線に転送
    された信号を増幅する増幅器を備えることを特徴とする
    撮像装置。
  24. 【請求項24】 複数の撮像領域を並べて複数の撮像領
    域に跨る画像を撮像する撮像装置において、 各撮像領域は複数の光電変換素子を備え、各光電変換素
    子は光電変換部を備え、 遮光部が全ての光電変換素子の光電変換部の内部に配設
    され、前記遮光部が配置された光電変換部の重心が等間
    隔で並ぶことを特徴とする撮像装置。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の撮像装置におい
    て、走査回路が前記遮光部の下に配置されることを特徴
    とする撮像装置。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の撮像装置におい
    て、前記走査回路は垂直走査回路を備えることを特徴と
    する撮像装置。
  27. 【請求項27】 請求項25に記載の撮像装置におい
    て、前記走査回路は水平走査回路を備えることを特徴と
    する撮像装置。
  28. 【請求項28】 請求項25乃至27のいずれか1項に
    記載の撮像装置において、前記走査回路はシフトレジス
    タを備えることを特徴とする撮像装置。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の撮像装置におい
    て、前記シフトレジスタはスタティック型であることを
    特徴とする撮像装置。
  30. 【請求項30】 請求項25乃至27のいずれか1項に
    記載の撮像装置において、前記走査回路はデコーダを備
    えることを特徴とする撮像装置。
  31. 【請求項31】 請求項24に記載の撮像装置におい
    て、垂直方向の複数の光電変換素子からの信号が読み出
    される垂直出力線からの信号を選択的に水平出力線を経
    由して外部に出力するための共通処理回路が前記遮光部
    の下に配置されることを特徴とする撮像装置。
  32. 【請求項32】 請求項31に記載の撮像装置におい
    て、前記共通処理回路は雑音除去回路を備えることを特
    徴とする撮像装置。
  33. 【請求項33】 請求項31又は32に記載の撮像装置
    において、前記共通処理回路はA/D変換器を備えるこ
    とを特徴とする撮像装置。
  34. 【請求項34】 請求項31乃至33のいずれか1項に
    記載の撮像装置において、前記共通処理回路は、マルチ
    プレクサを備えることを特徴とする撮像装置。
  35. 【請求項35】 請求項31乃至請求項34のいずれか
    1項に記載の撮像装置において、前記共通化路は、前記
    水平出力線に転送された信号を増幅する増幅器を備える
    ことを特徴とする撮像装置。
  36. 【請求項36】 複数の光電変換部を含む撮像領域を複
    数並べて複数の撮像領域に跨る画像を撮像する撮像装置
    において、 前記複数の撮像領域のそれぞれは、走査回路及び/又は
    垂直方向の複数の光電変換部からの信号が読み出される
    垂直出力線からの信号を選択的に水平出力線に出力する
    ための共通処理回路が、光電変換領域と光電変換領域の
    間に配置された第1の領域と、前記走査回路及び前記共
    通回路が光電変換領域と光電変換領域の間に配置されて
    ない第2の領域とを有し、前記第1の領域の光電変換部
    の重心と、前記第2の領域の光電変換部の重心が等間隔
    で並ぶように、遮光部を配置したことを特徴とする撮像
    装置。
  37. 【請求項37】 請求項1乃至36のいずれか1項に記
    載の撮像装置と、シンチレータ板と、ファイバーオプテ
    ィックプレートを備えることを特徴とする放射線撮像装
    置。
  38. 【請求項38】 請求項37に記載の放射線撮像装置
    と、 前記放射線撮像装置からの信号を処理する信号処理手段
    と、 前記信号処理手段からの信号を記録するための記録手段
    と、 前記信号処理手段からの信号を表示するための表示手段
    と、 前記信号処理手段からの信号を伝送するための伝送処理
    手段と、 前記放射線を発生させるための放射線源とを具備するこ
    とを特徴とする放射線撮像システム。
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