JP2002049708A - 遺言サービス方法、遺言サービスシステム、及びその制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
遺言サービス方法、遺言サービスシステム、及びその制御プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2002049708A JP2002049708A JP2000233557A JP2000233557A JP2002049708A JP 2002049708 A JP2002049708 A JP 2002049708A JP 2000233557 A JP2000233557 A JP 2000233557A JP 2000233557 A JP2000233557 A JP 2000233557A JP 2002049708 A JP2002049708 A JP 2002049708A
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/10—Office automation; Time management
-
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多くの人が生前に抵抗感なく遺言を作成で
き、死後に相続人に確実に伝達される遺言サービス方法
を提供する。 【解決手段】 遺言者端末１で遺言情報及び認証情報作
成処理が行われる（ステップＳ１）。遺言サービス端末
２で遺言情報登録処理が行われる（ステップＳ２）。遺
言者端末１で更新情報及び認証情報送出処理が行われる
（ステップＳ３）。遺言サービス端末２で遺言情報更新
処理が行われる（ステップＳ４）。役所端末３で死亡届
が受理されて死亡者情報Ｉ３として記録されると共に、
死亡者情報送出処理が行われる（ステップＳ５）。遺言
サービス端末２で死亡者情報Ｉ３が入力され、遺言者の
死亡が確認されたとき、遺言情報送出処理が行われる
（ステップＳ６）。相続人端末４で遺言情報受信処理が
行われる（ステップＳ７）。
き、死後に相続人に確実に伝達される遺言サービス方法
を提供する。 【解決手段】 遺言者端末１で遺言情報及び認証情報作
成処理が行われる（ステップＳ１）。遺言サービス端末
２で遺言情報登録処理が行われる（ステップＳ２）。遺
言者端末１で更新情報及び認証情報送出処理が行われる
（ステップＳ３）。遺言サービス端末２で遺言情報更新
処理が行われる（ステップＳ４）。役所端末３で死亡届
が受理されて死亡者情報Ｉ３として記録されると共に、
死亡者情報送出処理が行われる（ステップＳ５）。遺言
サービス端末２で死亡者情報Ｉ３が入力され、遺言者の
死亡が確認されたとき、遺言情報送出処理が行われる
（ステップＳ６）。相続人端末４で遺言情報受信処理が
行われる（ステップＳ７）。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、遺言サービス方
法に係り、遺言者が生前に遺言を作成して例えばサービ
ス機関などに登録しておき、同サービス機関が同遺言者
の死後にその遺言を相続人に伝達する遺言サービス方
法、遺言サービスシステム、及びその制御プログラムを
記録した記録媒体に関する。
法に係り、遺言者が生前に遺言を作成して例えばサービ
ス機関などに登録しておき、同サービス機関が同遺言者
の死後にその遺言を相続人に伝達する遺言サービス方
法、遺言サービスシステム、及びその制御プログラムを
記録した記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】遺言制度は、人が生前に決めておいた最
終の意志に効力を認めて、その実現をはかる制度であ
る。遺言は、人が満１５歳になれば自由に行うことがで
き（民法第９６１条）、遺言者の死後にその効力が発生
する。遺言の方式には、大別して普通方式と特別方式と
があるが、同普通方式には、自筆証書遺言（民法第９６
８条）、公正証書遺言（民法第９６９条）、及び秘密証
書遺言（民法第９７０条）がある。また、特別方式に
は、緊急時遺言（民法第９７６条、第９７９条）、及び
隔絶地遺言（民法第９７７条、第９７８条）がある。こ
れらのうちの例えば公正証書遺言を作成する遺言サービ
ス方法では、遺言者が公証人役場に出向くか又は公証人
の出張を求め、２人以上の証人の立会のもとに、公証人
に遺言の趣旨を述べて筆記してもらい、公証人がそれを
遺言者と証人に読み聞かせて承認を受け、遺言者と証人
との著名及び押印が行われる。遺言は、公正証書として
公証人役場に保管される。また、秘密証書遺言を作成す
る遺言サービス方法では、遺言者が自筆（又は、タイプ
ライターやワードプロセッサなどによる作成でもよい）
又は代理人が代筆した遺言書に同遺言者が著名及び押印
し、かつ同一の印章で封印した後、２人以上の証人の立
会のもとに、封書の中に遺言書があることが公証人によ
って公証される。
終の意志に効力を認めて、その実現をはかる制度であ
る。遺言は、人が満１５歳になれば自由に行うことがで
き（民法第９６１条）、遺言者の死後にその効力が発生
する。遺言の方式には、大別して普通方式と特別方式と
があるが、同普通方式には、自筆証書遺言（民法第９６
８条）、公正証書遺言（民法第９６９条）、及び秘密証
書遺言（民法第９７０条）がある。また、特別方式に
は、緊急時遺言（民法第９７６条、第９７９条）、及び
隔絶地遺言（民法第９７７条、第９７８条）がある。こ
れらのうちの例えば公正証書遺言を作成する遺言サービ
ス方法では、遺言者が公証人役場に出向くか又は公証人
の出張を求め、２人以上の証人の立会のもとに、公証人
に遺言の趣旨を述べて筆記してもらい、公証人がそれを
遺言者と証人に読み聞かせて承認を受け、遺言者と証人
との著名及び押印が行われる。遺言は、公正証書として
公証人役場に保管される。また、秘密証書遺言を作成す
る遺言サービス方法では、遺言者が自筆（又は、タイプ
ライターやワードプロセッサなどによる作成でもよい）
又は代理人が代筆した遺言書に同遺言者が著名及び押印
し、かつ同一の印章で封印した後、２人以上の証人の立
会のもとに、封書の中に遺言書があることが公証人によ
って公証される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の遺言サービス方法では、公証人によって遺言書が作
成されるので、その作成や保管には費用がかかり、ま
た、利用者も、例えば高齢者、あるいは老人ホームやホ
スピスなどで生活している人達など、死期が近いことを
意識した一部の人達に偏っていたので、多くの人に利用
されている状態ではなかった。さらに、通常では、死亡
の確度の低い人が遺言書を作成することには抵抗感があ
った。特に、遺言者の近親者に対する遺言を扱う情報伝
達手段は、ビジネスとしては確立していなかったので、
多くの人は死後に残される人に対して確実に遺言を伝達
することができないという問題があった。
来の遺言サービス方法では、公証人によって遺言書が作
成されるので、その作成や保管には費用がかかり、ま
た、利用者も、例えば高齢者、あるいは老人ホームやホ
スピスなどで生活している人達など、死期が近いことを
意識した一部の人達に偏っていたので、多くの人に利用
されている状態ではなかった。さらに、通常では、死亡
の確度の低い人が遺言書を作成することには抵抗感があ
った。特に、遺言者の近親者に対する遺言を扱う情報伝
達手段は、ビジネスとしては確立していなかったので、
多くの人は死後に残される人に対して確実に遺言を伝達
することができないという問題があった。
【０００４】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、多くの遺言者が生前に遺言を作成して例えばサ
ービス機関などに登録しておき、同サービス機関が同遺
言者の死後にその遺言を相続人に確実に伝達する遺言サ
ービス方法、遺言サービスシステム、及びその制御プロ
グラムを記録した記録媒体を提供することを目的として
いる。
もので、多くの遺言者が生前に遺言を作成して例えばサ
ービス機関などに登録しておき、同サービス機関が同遺
言者の死後にその遺言を相続人に確実に伝達する遺言サ
ービス方法、遺言サービスシステム、及びその制御プロ
グラムを記録した記録媒体を提供することを目的として
いる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１記載の発明は、遺言サービス方法に係り、
遺言者端末、遺言サービス端末、役所端末、及び通信回
線を備えた遺言サービスシステムにおいて、前記遺言者
端末が遺言者の死後の相続人に対する遺言を表す遺言情
報及び前記遺言者を認証するための認証情報を作成して
前記通信回線を介して前記遺言サービス端末に送出する
遺言情報及び認証情報作成処理と、前記遺言サービス端
末が前記遺言情報及び認証情報を前記通信回線を介して
入力し、前記認証情報に基づいて前記遺言者を認証した
後に前記遺言情報を登録して保管する共に所定の料金を
前記遺言者に課金する遺言情報登録処理と、前記役所端
末が死亡届を受理して死亡者情報として記録すると共に
該死亡者情報を前記通信回線を介して前記遺言サービス
端末に送出する死亡者情報送出処理と、前記遺言サービ
ス端末が前記死亡者情報を前記通信回線を介して入力
し、前記死亡者情報と前記認証情報とを比較して前記死
亡者情報が前記遺言者に対応するとき、前記遺言情報を
前記遺言者の相続人へ任意の手段で送出する遺言情報送
出処理とを行うことを特徴としている。
に、請求項１記載の発明は、遺言サービス方法に係り、
遺言者端末、遺言サービス端末、役所端末、及び通信回
線を備えた遺言サービスシステムにおいて、前記遺言者
端末が遺言者の死後の相続人に対する遺言を表す遺言情
報及び前記遺言者を認証するための認証情報を作成して
前記通信回線を介して前記遺言サービス端末に送出する
遺言情報及び認証情報作成処理と、前記遺言サービス端
末が前記遺言情報及び認証情報を前記通信回線を介して
入力し、前記認証情報に基づいて前記遺言者を認証した
後に前記遺言情報を登録して保管する共に所定の料金を
前記遺言者に課金する遺言情報登録処理と、前記役所端
末が死亡届を受理して死亡者情報として記録すると共に
該死亡者情報を前記通信回線を介して前記遺言サービス
端末に送出する死亡者情報送出処理と、前記遺言サービ
ス端末が前記死亡者情報を前記通信回線を介して入力
し、前記死亡者情報と前記認証情報とを比較して前記死
亡者情報が前記遺言者に対応するとき、前記遺言情報を
前記遺言者の相続人へ任意の手段で送出する遺言情報送
出処理とを行うことを特徴としている。
【０００６】請求項２記載の発明は、遺言サービス方法
に係り、遺言者端末、遺言サービス端末、役所端末、及
び通信回線を備えた遺言サービスシステムにおいて、前
記遺言者端末が遺言者の死後の相続人に対する遺言を表
す遺言情報及び前記遺言者を認証するための認証情報を
作成して前記通信回線を介して前記遺言サービス端末に
送出する遺言情報及び認証情報作成処理と、前記遺言サ
ービス端末が前記遺言情報及び認証情報を前記通信回線
を介して入力し、前記認証情報に基づいて前記遺言者を
認証した後に前記遺言情報を登録して保管する共に所定
の料金を前記遺言者に課金する遺言情報登録処理と、前
記遺言者端末が前記遺言サービス端末に登録されている
前記遺言情報の内容を閲覧、変更又は追加するための更
新情報を前記認証情報と共に前記通信回線を介して前記
遺言サービス端末に送出する更新情報及び認証情報送出
処理と、前記遺言サービス端末が前記更新情報及び認証
情報を前記通信回線を介して入力し、前記認証情報に基
づいて前記遺言者を認証した後、前記更新情報に基づ
き、前記遺言サービス端末に登録されている前記遺言情
報を前記通信回線を介して前記遺言者端末へ送出すると
共に前記遺言情報の内容を変更又は追加し、所定の料金
を前記遺言者に課金する遺言情報更新処理と、前記役所
端末が死亡届を受理して死亡者情報として記録すると共
に該死亡者情報を前記通信回線を介して前記遺言サービ
ス端末に送出する死亡者情報送出処理と、前記遺言サー
ビス端末が前記死亡者情報を前記通信回線を介して入力
し、前記死亡者情報と前記認証情報とを比較して前記死
亡者情報が前記遺言者に対応するとき、前記遺言情報を
前記遺言者の相続人へ任意の手段で送出する遺言情報送
出処理とを行うことを特徴としている。
に係り、遺言者端末、遺言サービス端末、役所端末、及
び通信回線を備えた遺言サービスシステムにおいて、前
記遺言者端末が遺言者の死後の相続人に対する遺言を表
す遺言情報及び前記遺言者を認証するための認証情報を
作成して前記通信回線を介して前記遺言サービス端末に
送出する遺言情報及び認証情報作成処理と、前記遺言サ
ービス端末が前記遺言情報及び認証情報を前記通信回線
を介して入力し、前記認証情報に基づいて前記遺言者を
認証した後に前記遺言情報を登録して保管する共に所定
の料金を前記遺言者に課金する遺言情報登録処理と、前
記遺言者端末が前記遺言サービス端末に登録されている
前記遺言情報の内容を閲覧、変更又は追加するための更
新情報を前記認証情報と共に前記通信回線を介して前記
遺言サービス端末に送出する更新情報及び認証情報送出
処理と、前記遺言サービス端末が前記更新情報及び認証
情報を前記通信回線を介して入力し、前記認証情報に基
づいて前記遺言者を認証した後、前記更新情報に基づ
き、前記遺言サービス端末に登録されている前記遺言情
報を前記通信回線を介して前記遺言者端末へ送出すると
共に前記遺言情報の内容を変更又は追加し、所定の料金
を前記遺言者に課金する遺言情報更新処理と、前記役所
端末が死亡届を受理して死亡者情報として記録すると共
に該死亡者情報を前記通信回線を介して前記遺言サービ
ス端末に送出する死亡者情報送出処理と、前記遺言サー
ビス端末が前記死亡者情報を前記通信回線を介して入力
し、前記死亡者情報と前記認証情報とを比較して前記死
亡者情報が前記遺言者に対応するとき、前記遺言情報を
前記遺言者の相続人へ任意の手段で送出する遺言情報送
出処理とを行うことを特徴としている。
【０００７】請求項３記載の発明は、遺言サービス方法
に係り、遺言者端末、遺言サービス端末、役所端末、相
続人端末、及び通信回線を備えた遺言サービスシステム
において、前記遺言者端末が遺言者の死後の相続人に対
する遺言を表す遺言情報及び前記遺言者を認証するため
の認証情報を作成して前記通信回線を介して前記遺言サ
ービス端末に送出する遺言情報及び認証情報作成処理
と、前記遺言サービス端末が前記遺言情報及び認証情報
を前記通信回線を介して入力し、前記認証情報に基づい
て前記遺言者を認証した後に前記遺言情報を登録して保
管する共に所定の料金を前記遺言者に課金する遺言情報
登録処理と、前記役所端末が死亡届を受理して死亡者情
報として記録すると共に該死亡者情報を前記通信回線を
介して前記遺言サービス端末に送出する死亡者情報送出
処理と、前記遺言サービス端末が前記死亡者情報を前記
通信回線を介して入力し、前記死亡者情報と前記遺言情
報とを比較して前記死亡者情報が前記遺言者に対応する
とき、前記遺言情報を前記通信回線を介して前記相続人
端末に送出する遺言情報送出処理と、前記相続人端末が
前記遺言サービス端末から送出された前記遺言情報を前
記通信回線を介して受信する遺言情報受信処理とを行う
ことを特徴としている。
に係り、遺言者端末、遺言サービス端末、役所端末、相
続人端末、及び通信回線を備えた遺言サービスシステム
において、前記遺言者端末が遺言者の死後の相続人に対
する遺言を表す遺言情報及び前記遺言者を認証するため
の認証情報を作成して前記通信回線を介して前記遺言サ
ービス端末に送出する遺言情報及び認証情報作成処理
と、前記遺言サービス端末が前記遺言情報及び認証情報
を前記通信回線を介して入力し、前記認証情報に基づい
て前記遺言者を認証した後に前記遺言情報を登録して保
管する共に所定の料金を前記遺言者に課金する遺言情報
登録処理と、前記役所端末が死亡届を受理して死亡者情
報として記録すると共に該死亡者情報を前記通信回線を
介して前記遺言サービス端末に送出する死亡者情報送出
処理と、前記遺言サービス端末が前記死亡者情報を前記
通信回線を介して入力し、前記死亡者情報と前記遺言情
報とを比較して前記死亡者情報が前記遺言者に対応する
とき、前記遺言情報を前記通信回線を介して前記相続人
端末に送出する遺言情報送出処理と、前記相続人端末が
前記遺言サービス端末から送出された前記遺言情報を前
記通信回線を介して受信する遺言情報受信処理とを行う
ことを特徴としている。
【０００８】請求項４記載の発明は、遺言サービス方法
に係り、遺言者端末、遺言サービス端末、役所端末、相
続人端末、及び通信回線を備えた遺言サービスシステム
において、前記遺言者端末が遺言者の死後の相続人に対
する遺言を表す遺言情報及び前記遺言者を認証するため
の認証情報を作成して前記通信回線を介して前記遺言サ
ービス端末に送出する遺言情報及び認証情報作成処理
と、前記遺言サービス端末が前記遺言情報及び認証情報
を前記通信回線を介して入力し、前記認証情報に基づい
て前記遺言者を認証した後に前記遺言情報を登録して保
管する共に所定の料金を前記遺言者に課金する遺言情報
登録処理と、前記遺言者端末が前記遺言サービス端末に
登録されている前記遺言情報の内容を閲覧、変更又は追
加するための更新情報を前記認証情報と共に前記通信回
線を介して前記遺言サービス端末に送出する更新情報及
び認証情報送出処理と、前記遺言サービス端末が前記更
新情報及び認証情報を前記通信回線を介して入力し、前
記認証情報に基づいて前記遺言者を認証した後、前記更
新情報に基づき、前記遺言サービス端末に登録されてい
る前記遺言情報を前記通信回線を介して前記遺言者端末
へ送出すると共に前記遺言情報の内容を変更又は追加
し、所定の料金を前記遺言者に課金する遺言情報更新処
理と、前記役所端末が死亡届を受理して死亡者情報とし
て記録すると共に該死亡者情報を前記通信回線を介して
前記遺言サービス端末に送出する死亡者情報送出処理
と、前記遺言サービス端末が前記死亡者情報を前記通信
回線を介して入力し、前記死亡者情報と前記遺言情報と
を比較して前記死亡者情報が前記遺言者に対応すると
き、前記遺言情報を前記通信回線を介して前記相続人端
末に送出する遺言情報送出処理と、前記相続人端末が前
記遺言サービス端末から送出された前記遺言情報を前記
通信回線を介して受信する遺言情報受信処理とを行うこ
とを特徴としている。
に係り、遺言者端末、遺言サービス端末、役所端末、相
続人端末、及び通信回線を備えた遺言サービスシステム
において、前記遺言者端末が遺言者の死後の相続人に対
する遺言を表す遺言情報及び前記遺言者を認証するため
の認証情報を作成して前記通信回線を介して前記遺言サ
ービス端末に送出する遺言情報及び認証情報作成処理
と、前記遺言サービス端末が前記遺言情報及び認証情報
を前記通信回線を介して入力し、前記認証情報に基づい
て前記遺言者を認証した後に前記遺言情報を登録して保
管する共に所定の料金を前記遺言者に課金する遺言情報
登録処理と、前記遺言者端末が前記遺言サービス端末に
登録されている前記遺言情報の内容を閲覧、変更又は追
加するための更新情報を前記認証情報と共に前記通信回
線を介して前記遺言サービス端末に送出する更新情報及
び認証情報送出処理と、前記遺言サービス端末が前記更
新情報及び認証情報を前記通信回線を介して入力し、前
記認証情報に基づいて前記遺言者を認証した後、前記更
新情報に基づき、前記遺言サービス端末に登録されてい
る前記遺言情報を前記通信回線を介して前記遺言者端末
へ送出すると共に前記遺言情報の内容を変更又は追加
し、所定の料金を前記遺言者に課金する遺言情報更新処
理と、前記役所端末が死亡届を受理して死亡者情報とし
て記録すると共に該死亡者情報を前記通信回線を介して
前記遺言サービス端末に送出する死亡者情報送出処理
と、前記遺言サービス端末が前記死亡者情報を前記通信
回線を介して入力し、前記死亡者情報と前記遺言情報と
を比較して前記死亡者情報が前記遺言者に対応すると
き、前記遺言情報を前記通信回線を介して前記相続人端
末に送出する遺言情報送出処理と、前記相続人端末が前
記遺言サービス端末から送出された前記遺言情報を前記
通信回線を介して受信する遺言情報受信処理とを行うこ
とを特徴としている。
【０００９】請求項５記載の発明は、請求項１、２、３
又は４記載の遺言サービス方法に係り、前記通信回線
は、インターネットであることを特徴としている。
又は４記載の遺言サービス方法に係り、前記通信回線
は、インターネットであることを特徴としている。
【００１０】請求項６記載の発明は、遺言サービスシス
テムに係り、遺言者端末、遺言サービス端末、役所端
末、及び通信回線を備え、前記遺言者端末は、遺言者の
操作に基づき、前記遺言者の死後の相続人に対する遺言
を表す遺言情報及び前記遺言者を認証するための認証情
報を作成して前記通信回線を介して前記遺言サービス端
末に送出する構成にし、前記遺言サービス端末は、遺言
サービス担当者の操作に基づき、前記遺言情報及び認証
情報を前記通信回線を介して入力し、前記認証情報に基
づいて前記遺言者を認証した後に前記遺言情報を登録し
て保管する共に所定の料金を前記遺言者に課金し、かつ
前記死亡者情報を前記通信回線を介して入力し、前記死
亡者情報と前記認証情報とを比較して前記死亡者情報が
前記遺言者に対応するとき、前記遺言情報を前記遺言者
の相続人へ任意の手段で伝達する構成にし、前記役所端
末は、死亡届受理担当者の操作に基づき、死亡届を受理
して死亡者情報として記録すると共に該死亡者情報を前
記通信回線を介して前記遺言サービス端末に送出する構
成にしたことを特徴としている。
テムに係り、遺言者端末、遺言サービス端末、役所端
末、及び通信回線を備え、前記遺言者端末は、遺言者の
操作に基づき、前記遺言者の死後の相続人に対する遺言
を表す遺言情報及び前記遺言者を認証するための認証情
報を作成して前記通信回線を介して前記遺言サービス端
末に送出する構成にし、前記遺言サービス端末は、遺言
サービス担当者の操作に基づき、前記遺言情報及び認証
情報を前記通信回線を介して入力し、前記認証情報に基
づいて前記遺言者を認証した後に前記遺言情報を登録し
て保管する共に所定の料金を前記遺言者に課金し、かつ
前記死亡者情報を前記通信回線を介して入力し、前記死
亡者情報と前記認証情報とを比較して前記死亡者情報が
前記遺言者に対応するとき、前記遺言情報を前記遺言者
の相続人へ任意の手段で伝達する構成にし、前記役所端
末は、死亡届受理担当者の操作に基づき、死亡届を受理
して死亡者情報として記録すると共に該死亡者情報を前
記通信回線を介して前記遺言サービス端末に送出する構
成にしたことを特徴としている。
【００１１】請求項７記載の発明は、遺言サービスシス
テムに係り、遺言者端末、遺言サービス端末、役所端
末、及び通信回線を備え、前記遺言者端末は、遺言者の
操作に基づき、前記遺言者の死後の相続人に対する遺言
を表す遺言情報及び前記遺言者を認証するための認証情
報を作成して前記通信回線を介して前記遺言サービス端
末に送出し、かつ前記遺言情報の内容を閲覧、変更又は
追加するための更新情報を前記認証情報と共に前記通信
回線を介して前記遺言サービス端末に送出する構成に
し、前記遺言サービス端末は、遺言サービス担当者の操
作に基づき、前記遺言情報及び認証情報を前記通信回線
を介して入力し、前記認証情報に基づいて前記遺言者を
認証した後に前記遺言情報を登録して保管する共に所定
の料金を前記遺言者に課金し、かつ前記死亡者情報を前
記通信回線を介して入力し、前記死亡者情報と前記認証
情報とを比較して前記死亡者情報が前記遺言者に対応す
るとき、前記遺言情報を前記遺言者の相続人へ任意の手
段で伝達し、かつ前記更新情報及び認証情報を前記通信
回線を介して入力し、前記認証情報に基づいて前記遺言
者を認証した後、前記更新情報に基づき、登録されてい
る前記遺言情報を前記通信回線を介して前記遺言者端末
へ送出すると共に前記遺言情報の内容を変更又は追加
し、所定の料金を前記遺言者に課金する構成にし、前記
役所端末は、死亡届受理担当者の操作に基づき、死亡届
を受理して死亡者情報として記録すると共に該死亡者情
報を前記通信回線を介して前記遺言サービス端末に送出
する構成にしたことを特徴としている。
テムに係り、遺言者端末、遺言サービス端末、役所端
末、及び通信回線を備え、前記遺言者端末は、遺言者の
操作に基づき、前記遺言者の死後の相続人に対する遺言
を表す遺言情報及び前記遺言者を認証するための認証情
報を作成して前記通信回線を介して前記遺言サービス端
末に送出し、かつ前記遺言情報の内容を閲覧、変更又は
追加するための更新情報を前記認証情報と共に前記通信
回線を介して前記遺言サービス端末に送出する構成に
し、前記遺言サービス端末は、遺言サービス担当者の操
作に基づき、前記遺言情報及び認証情報を前記通信回線
を介して入力し、前記認証情報に基づいて前記遺言者を
認証した後に前記遺言情報を登録して保管する共に所定
の料金を前記遺言者に課金し、かつ前記死亡者情報を前
記通信回線を介して入力し、前記死亡者情報と前記認証
情報とを比較して前記死亡者情報が前記遺言者に対応す
るとき、前記遺言情報を前記遺言者の相続人へ任意の手
段で伝達し、かつ前記更新情報及び認証情報を前記通信
回線を介して入力し、前記認証情報に基づいて前記遺言
者を認証した後、前記更新情報に基づき、登録されてい
る前記遺言情報を前記通信回線を介して前記遺言者端末
へ送出すると共に前記遺言情報の内容を変更又は追加
し、所定の料金を前記遺言者に課金する構成にし、前記
役所端末は、死亡届受理担当者の操作に基づき、死亡届
を受理して死亡者情報として記録すると共に該死亡者情
報を前記通信回線を介して前記遺言サービス端末に送出
する構成にしたことを特徴としている。
【００１２】請求項８記載の発明は、遺言サービスシス
テムに係り、遺言者端末、遺言サービス端末、役所端
末、相続人端末、及び通信回線を備え、前記遺言者端末
は、遺言者の操作に基づき、前記遺言者の死後の相続人
に対する遺言を表す遺言情報及び前記遺言者を認証する
ための認証情報を作成して前記通信回線を介して前記遺
言サービス端末に送出する構成にし、前記遺言サービス
端末は、遺言サービス担当者の操作に基づき、前記遺言
情報及び認証情報を前記通信回線を介して入力し、前記
認証情報に基づいて前記遺言者を認証した後に前記遺言
情報を登録して保管する共に所定の料金を前記遺言者に
課金し、かつ前記死亡者情報を前記通信回線を介して入
力し、前記死亡者情報と前記遺言情報とを比較して前記
死亡者情報が前記遺言者に対応するとき、前記遺言情報
を前記通信回線を介して前記相続人端末に送出する構成
にし、前記役所端末は、死亡届受理担当者の操作に基づ
き、死亡届を受理して死亡者情報として記録すると共に
該死亡者情報を前記通信回線を介して前記遺言サービス
端末に送出する構成にし、前記相続人端末は、相続人の
操作に基づき、前記遺言サービス端末から送出された前
記遺言情報を前記通信回線を介して受信する構成にした
ことを特徴としている。
テムに係り、遺言者端末、遺言サービス端末、役所端
末、相続人端末、及び通信回線を備え、前記遺言者端末
は、遺言者の操作に基づき、前記遺言者の死後の相続人
に対する遺言を表す遺言情報及び前記遺言者を認証する
ための認証情報を作成して前記通信回線を介して前記遺
言サービス端末に送出する構成にし、前記遺言サービス
端末は、遺言サービス担当者の操作に基づき、前記遺言
情報及び認証情報を前記通信回線を介して入力し、前記
認証情報に基づいて前記遺言者を認証した後に前記遺言
情報を登録して保管する共に所定の料金を前記遺言者に
課金し、かつ前記死亡者情報を前記通信回線を介して入
力し、前記死亡者情報と前記遺言情報とを比較して前記
死亡者情報が前記遺言者に対応するとき、前記遺言情報
を前記通信回線を介して前記相続人端末に送出する構成
にし、前記役所端末は、死亡届受理担当者の操作に基づ
き、死亡届を受理して死亡者情報として記録すると共に
該死亡者情報を前記通信回線を介して前記遺言サービス
端末に送出する構成にし、前記相続人端末は、相続人の
操作に基づき、前記遺言サービス端末から送出された前
記遺言情報を前記通信回線を介して受信する構成にした
ことを特徴としている。
【００１３】請求項９記載の発明は、遺言サービスシス
テムに係り、遺言者端末、遺言サービス端末、役所端
末、相続人端末、及び通信回線を備え、前記遺言者端末
は、遺言者の操作に基づき、前記遺言者の死後の相続人
に対する遺言を表す遺言情報及び前記遺言者を認証する
ための認証情報を作成して前記通信回線を介して前記遺
言サービス端末に送出し、かつ前記遺言情報の内容を閲
覧、変更又は追加するための更新情報を前記認証情報と
共に前記通信回線を介して前記遺言サービス端末に送出
する構成にし、前記遺言サービス端末は、遺言サービス
担当者の操作に基づき、前記遺言情報及び認証情報を前
記通信回線を介して入力し、前記認証情報に基づいて前
記遺言者を認証した後に前記遺言情報を登録して保管す
る共に所定の料金を前記遺言者に課金し、かつ前記死亡
者情報を前記通信回線を介して入力し、前記死亡者情報
と前記遺言情報とを比較して前記死亡者情報が前記遺言
者に対応するとき、前記遺言情報を前記通信回線を介し
て前記相続人端末に送出し、かつ前記更新情報及び認証
情報を前記通信回線を介して入力し、前記認証情報に基
づいて前記遺言者を認証した後、前記更新情報に基づ
き、登録されている前記遺言情報を前記通信回線を介し
て前記遺言者端末へ送出すると共に前記遺言情報の内容
を変更又は追加し、所定の料金を前記遺言者に課金する
構成にし、前記役所端末は、死亡届受理担当者の操作に
基づき、死亡届を受理して死亡者情報として記録すると
共に該死亡者情報を前記通信回線を介して前記遺言サー
ビス端末に送出する構成にし、前記相続人端末は、相続
人の操作に基づき、前記遺言サービス端末から送出され
た前記遺言情報を前記通信回線を介して受信する構成に
したことを特徴としている。
テムに係り、遺言者端末、遺言サービス端末、役所端
末、相続人端末、及び通信回線を備え、前記遺言者端末
は、遺言者の操作に基づき、前記遺言者の死後の相続人
に対する遺言を表す遺言情報及び前記遺言者を認証する
ための認証情報を作成して前記通信回線を介して前記遺
言サービス端末に送出し、かつ前記遺言情報の内容を閲
覧、変更又は追加するための更新情報を前記認証情報と
共に前記通信回線を介して前記遺言サービス端末に送出
する構成にし、前記遺言サービス端末は、遺言サービス
担当者の操作に基づき、前記遺言情報及び認証情報を前
記通信回線を介して入力し、前記認証情報に基づいて前
記遺言者を認証した後に前記遺言情報を登録して保管す
る共に所定の料金を前記遺言者に課金し、かつ前記死亡
者情報を前記通信回線を介して入力し、前記死亡者情報
と前記遺言情報とを比較して前記死亡者情報が前記遺言
者に対応するとき、前記遺言情報を前記通信回線を介し
て前記相続人端末に送出し、かつ前記更新情報及び認証
情報を前記通信回線を介して入力し、前記認証情報に基
づいて前記遺言者を認証した後、前記更新情報に基づ
き、登録されている前記遺言情報を前記通信回線を介し
て前記遺言者端末へ送出すると共に前記遺言情報の内容
を変更又は追加し、所定の料金を前記遺言者に課金する
構成にし、前記役所端末は、死亡届受理担当者の操作に
基づき、死亡届を受理して死亡者情報として記録すると
共に該死亡者情報を前記通信回線を介して前記遺言サー
ビス端末に送出する構成にし、前記相続人端末は、相続
人の操作に基づき、前記遺言サービス端末から送出され
た前記遺言情報を前記通信回線を介して受信する構成に
したことを特徴としている。
【００１４】請求項１０記載の発明は、請求項６、７、
８又は９記載の遺言サービスシステムに係り、前記通信
回線は、インターネットであることを特徴としている。
８又は９記載の遺言サービスシステムに係り、前記通信
回線は、インターネットであることを特徴としている。
【００１５】請求項１１記載の発明は、記録媒体に係
り、コンピュータに請求項１、２、３、４又は５記載の
遺言サービス方法を実施させるための制御プログラムを
記録したことを特徴としている。
り、コンピュータに請求項１、２、３、４又は５記載の
遺言サービス方法を実施させるための制御プログラムを
記録したことを特徴としている。
【００１６】請求項１２記載の発明は、記録媒体に係
り、コンピュータに請求項６、７、８、９又は１０記載
の遺言サービスシステムの機能を実現させるための制御
プログラムを記録したことを特徴としている。
り、コンピュータに請求項６、７、８、９又は１０記載
の遺言サービスシステムの機能を実現させるための制御
プログラムを記録したことを特徴としている。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。図１は、この発明の実
施形態である遺言サービス方法を実施するための遺言サ
ービスシステムの一例を示す構成図である。この形態の
遺言サービスシステムは、同図に示すように、遺言者端
末１、遺言サービス端末２、役所端末３、相続人端末
４、及び通信回線（例えば、インターネット）ＮＷを備
えている。遺言者端末１は、例えば、遺言者の自宅等に
設置されているパーソナルコンピュータ等の情報処理装
置であり、同遺言者端末１全体を制御する中央処理装置
（以下、「ＣＰＵ」という）１ａ及びＣＰＵ１ａを動作
させるための制御プログラムが記録された記録媒体（例
えば、リード・オンリ・メモリ、以下、「ＲＯＭ」とい
う）１ｂを有している。遺言者端末１は、遺言者の操作
に基づき、同遺言者の死後の相続人に対する遺言を表す
遺言情報Ｉ１ａ及び同遺言者を認証するための認証情報
Ｉ１ｂを作成してインターネットＮＷを介して遺言サー
ビス端末２に送出し、かつ遺言情報Ｉ１ａの内容を閲
覧、変更又は追加するための更新情報Ｉ１ｃを認証情報
Ｉ１ｂと共にインターネットＮＷを介して遺言サービス
端末２に送出する。
の実施の形態について説明する。図１は、この発明の実
施形態である遺言サービス方法を実施するための遺言サ
ービスシステムの一例を示す構成図である。この形態の
遺言サービスシステムは、同図に示すように、遺言者端
末１、遺言サービス端末２、役所端末３、相続人端末
４、及び通信回線（例えば、インターネット）ＮＷを備
えている。遺言者端末１は、例えば、遺言者の自宅等に
設置されているパーソナルコンピュータ等の情報処理装
置であり、同遺言者端末１全体を制御する中央処理装置
（以下、「ＣＰＵ」という）１ａ及びＣＰＵ１ａを動作
させるための制御プログラムが記録された記録媒体（例
えば、リード・オンリ・メモリ、以下、「ＲＯＭ」とい
う）１ｂを有している。遺言者端末１は、遺言者の操作
に基づき、同遺言者の死後の相続人に対する遺言を表す
遺言情報Ｉ１ａ及び同遺言者を認証するための認証情報
Ｉ１ｂを作成してインターネットＮＷを介して遺言サー
ビス端末２に送出し、かつ遺言情報Ｉ１ａの内容を閲
覧、変更又は追加するための更新情報Ｉ１ｃを認証情報
Ｉ１ｂと共にインターネットＮＷを介して遺言サービス
端末２に送出する。
【００１８】遺言サービス端末２は、例えば、遺言サー
ビス機関等に設置されているパーソナルコンピュータ等
の情報処理装置であり、同遺言サービス端末２全体を制
御するＣＰＵ２ａ及びＣＰＵ２ａを動作させるための制
御プログラムが記録されたＲＯＭ２ｂを有している。遺
言サービス端末２は、遺言サービス担当者の操作に基づ
き、遺言情報Ｉ１ａ及び認証情報Ｉ１ｂをインターネッ
トＮＷを介して入力し、認証情報Ｉ１ｂに基づいて遺言
者を認証した後に遺言情報Ｉ１ａを登録して保管する共
に所定の料金を遺言者に課金する。また、遺言サービス
端末２は、役所端末３から送出された死亡者情報Ｉ３を
インターネットＮＷを介して入力し、死亡者情報Ｉ３と
遺言情報Ｉ１ａとを比較して死亡者情報Ｉ３が遺言者に
対応するとき、遺言情報Ｉ１ａの内容を表す遺言情報Ｉ
２をインターネットＮＷを介して相続人端末４に送出す
る。また、遺言サービス端末２は、更新情報Ｉ１ｃ及び
認証情報Ｉ１ｂをインターネットＮＷを介して入力し、
認証情報Ｉ１ｂに基づいて遺言者を認証した後、更新情
報Ｉ１ｃに基づき、遺言情報Ｉ１ａをインターネットＮ
Ｗを介して遺言者端末１へ送出すると共に遺言情報Ｉ１
ａの内容を変更又は追加し、所定の料金を遺言者に課金
する。
ビス機関等に設置されているパーソナルコンピュータ等
の情報処理装置であり、同遺言サービス端末２全体を制
御するＣＰＵ２ａ及びＣＰＵ２ａを動作させるための制
御プログラムが記録されたＲＯＭ２ｂを有している。遺
言サービス端末２は、遺言サービス担当者の操作に基づ
き、遺言情報Ｉ１ａ及び認証情報Ｉ１ｂをインターネッ
トＮＷを介して入力し、認証情報Ｉ１ｂに基づいて遺言
者を認証した後に遺言情報Ｉ１ａを登録して保管する共
に所定の料金を遺言者に課金する。また、遺言サービス
端末２は、役所端末３から送出された死亡者情報Ｉ３を
インターネットＮＷを介して入力し、死亡者情報Ｉ３と
遺言情報Ｉ１ａとを比較して死亡者情報Ｉ３が遺言者に
対応するとき、遺言情報Ｉ１ａの内容を表す遺言情報Ｉ
２をインターネットＮＷを介して相続人端末４に送出す
る。また、遺言サービス端末２は、更新情報Ｉ１ｃ及び
認証情報Ｉ１ｂをインターネットＮＷを介して入力し、
認証情報Ｉ１ｂに基づいて遺言者を認証した後、更新情
報Ｉ１ｃに基づき、遺言情報Ｉ１ａをインターネットＮ
Ｗを介して遺言者端末１へ送出すると共に遺言情報Ｉ１
ａの内容を変更又は追加し、所定の料金を遺言者に課金
する。
【００１９】役所端末３は、例えば、役所の死亡届受理
部門等に設置されているパーソナルコンピュータ等の情
報処理装置であり、同役所端末３全体を制御するＣＰＵ
３ａ及びＣＰＵ３ａを動作させるための制御プログラム
が記録されたＲＯＭ３ｂを有している。役所端末３は、
死亡届受理担当者の操作に基づき、死亡届を受理して死
亡者情報Ｉ３として記録すると共に同死亡者情報Ｉ３を
インターネットＮＷを介して遺言サービス端末２に送出
する。相続人端末４は、相続人の操作に基づき、遺言情
報Ｉ２をインターネットＮＷを介して受信する。
部門等に設置されているパーソナルコンピュータ等の情
報処理装置であり、同役所端末３全体を制御するＣＰＵ
３ａ及びＣＰＵ３ａを動作させるための制御プログラム
が記録されたＲＯＭ３ｂを有している。役所端末３は、
死亡届受理担当者の操作に基づき、死亡届を受理して死
亡者情報Ｉ３として記録すると共に同死亡者情報Ｉ３を
インターネットＮＷを介して遺言サービス端末２に送出
する。相続人端末４は、相続人の操作に基づき、遺言情
報Ｉ２をインターネットＮＷを介して受信する。
【００２０】図２は、この形態の遺言サービス方法を説
明するためのシーケンス図である。この図を参照して、
この形態の遺言サービス方法について説明する。遺言者
の操作に基づき、遺言者端末１で遺言情報Ｉ１ａ及び認
証情報Ｉ１ｂが作成され、インターネットＮＷを介して
遺言サービス端末２に送出される（ステップＳ１、遺言
情報及び認証情報作成処理）。遺言サービス担当者の操
作に基づき、遺言サービス端末２で遺言情報Ｉ１ａ及び
認証情報Ｉ１ｂがインターネットＮＷを介して入力さ
れ、同認証情報Ｉ１ｂに基づいて遺言者が認証された
後、遺言情報Ｉ１ａが登録されて遺言者の死亡時まで保
管されると共に所定の料金が遺言者に課金される（ステ
ップＳ２、遺言情報登録処理）。この課金は、例えば、
遺言者の預金口座から料金を引き落とすことによって行
われる。遺言者の認証は、例えば、予めＳＳＬ（Secure
Sockets Layer）のアルゴリズムに基づき、遺言者端末
１と遺言サービス端末２との間で遺言者の認証を行うた
めの電子証明書を交換することによって行われる。
明するためのシーケンス図である。この図を参照して、
この形態の遺言サービス方法について説明する。遺言者
の操作に基づき、遺言者端末１で遺言情報Ｉ１ａ及び認
証情報Ｉ１ｂが作成され、インターネットＮＷを介して
遺言サービス端末２に送出される（ステップＳ１、遺言
情報及び認証情報作成処理）。遺言サービス担当者の操
作に基づき、遺言サービス端末２で遺言情報Ｉ１ａ及び
認証情報Ｉ１ｂがインターネットＮＷを介して入力さ
れ、同認証情報Ｉ１ｂに基づいて遺言者が認証された
後、遺言情報Ｉ１ａが登録されて遺言者の死亡時まで保
管されると共に所定の料金が遺言者に課金される（ステ
ップＳ２、遺言情報登録処理）。この課金は、例えば、
遺言者の預金口座から料金を引き落とすことによって行
われる。遺言者の認証は、例えば、予めＳＳＬ（Secure
Sockets Layer）のアルゴリズムに基づき、遺言者端末
１と遺言サービス端末２との間で遺言者の認証を行うた
めの電子証明書を交換することによって行われる。
【００２１】遺言者の操作に基づき、遺言者端末１で遺
言サービス端末２に登録されている遺言情報Ｉ１ａの内
容を閲覧、変更又は追加するための更新情報Ｉ１ｃが認
証情報Ｉ１ｂと共にインターネットＮＷを介して遺言サ
ービス端末２に送出される（ステップＳ３、更新情報及
び認証情報送出処理）。遺言サービス担当者の操作に基
づき、遺言サービス端末２で更新情報Ｉ１ｃ及び認証情
報Ｉ１ｂがインターネットＮＷを介して入力され、同認
証情報Ｉ１ｂに基づいて遺言者が認証された後、更新情
報Ｉ１ｃに基づき、登録されている遺言情報Ｉ１ａがイ
ンターネットＮＷを介して遺言者端末１へ送出される共
に遺言情報Ｉ１ａの内容が変更又は追加され、所定の料
金が遺言者に課金される（ステップＳ４、遺言情報更新
処理）。この課金は、ステップＳ２と同様に、例えば、
遺言者の預金口座から料金を引き落とすことによって行
われる。
言サービス端末２に登録されている遺言情報Ｉ１ａの内
容を閲覧、変更又は追加するための更新情報Ｉ１ｃが認
証情報Ｉ１ｂと共にインターネットＮＷを介して遺言サ
ービス端末２に送出される（ステップＳ３、更新情報及
び認証情報送出処理）。遺言サービス担当者の操作に基
づき、遺言サービス端末２で更新情報Ｉ１ｃ及び認証情
報Ｉ１ｂがインターネットＮＷを介して入力され、同認
証情報Ｉ１ｂに基づいて遺言者が認証された後、更新情
報Ｉ１ｃに基づき、登録されている遺言情報Ｉ１ａがイ
ンターネットＮＷを介して遺言者端末１へ送出される共
に遺言情報Ｉ１ａの内容が変更又は追加され、所定の料
金が遺言者に課金される（ステップＳ４、遺言情報更新
処理）。この課金は、ステップＳ２と同様に、例えば、
遺言者の預金口座から料金を引き落とすことによって行
われる。
【００２２】一方、死亡届受理担当者の操作に基づき、
役所端末３で死亡届が受理されて死亡者情報Ｉ３として
記録されると共に、同死亡者情報Ｉ３がインターネット
ＮＷを介して遺言サービス端末２に送出される（ステッ
プＳ５、死亡者情報送出処理）。遺言サービス担当者の
操作に基づき、遺言サービス端末２で死亡者情報Ｉ３が
インターネットＮＷを介して入力され、同死亡者情報Ｉ
３と遺言情報Ｉ１ａとが比較されて同死亡者情報Ｉ３が
遺言者に対応するとき、同遺言者の死亡が確認され、遺
言情報Ｉ１ａの内容を表す遺言情報Ｉ２がインターネッ
トＮＷを介して相続人端末４に送出される（ステップＳ
６、遺言情報送出処理）。このとき、遺言情報Ｉ２の送
出には、例えば、電子メールが用いられる。相続人の操
作に基づき、相続人端末４で遺言サービス端末２から送
出された遺言情報Ｉ２がインターネットＮＷを介して受
信される（ステップＳ７、遺言情報受信処理）。
役所端末３で死亡届が受理されて死亡者情報Ｉ３として
記録されると共に、同死亡者情報Ｉ３がインターネット
ＮＷを介して遺言サービス端末２に送出される（ステッ
プＳ５、死亡者情報送出処理）。遺言サービス担当者の
操作に基づき、遺言サービス端末２で死亡者情報Ｉ３が
インターネットＮＷを介して入力され、同死亡者情報Ｉ
３と遺言情報Ｉ１ａとが比較されて同死亡者情報Ｉ３が
遺言者に対応するとき、同遺言者の死亡が確認され、遺
言情報Ｉ１ａの内容を表す遺言情報Ｉ２がインターネッ
トＮＷを介して相続人端末４に送出される（ステップＳ
６、遺言情報送出処理）。このとき、遺言情報Ｉ２の送
出には、例えば、電子メールが用いられる。相続人の操
作に基づき、相続人端末４で遺言サービス端末２から送
出された遺言情報Ｉ２がインターネットＮＷを介して受
信される（ステップＳ７、遺言情報受信処理）。
【００２３】以上のように、この実施形態では、遺言者
が遺言者端末１で遺言情報Ｉ１ａを作成し、同遺言情報
Ｉ１ａがインターネットＮＷを介して遺言サービス端末
２に登録されるので、同遺言者は抵抗感なく遺言を作成
することができ、更新も容易である。さらに、遺言者が
死亡した後、遺言情報Ｉ２が遺言サービス端末２からイ
ンターネットＮＷを介して相続人端末４に送出されるの
で、遺言が相続人に発見されずに埋もれることがなく、
確実に伝達される。そのため、この遺言サービス方法
は、高齢化社会の到来や、いわれなき被害者となり得る
犯罪が増加する社会傾向の中で、高齢者などの死期を意
識した人のみでなく、若年者や壮年者の不慮の死に対す
る備えとしても利用でき、死を意識することによって積
極的に生きるサービス利用者の裾野の広がりが期待でき
る。
が遺言者端末１で遺言情報Ｉ１ａを作成し、同遺言情報
Ｉ１ａがインターネットＮＷを介して遺言サービス端末
２に登録されるので、同遺言者は抵抗感なく遺言を作成
することができ、更新も容易である。さらに、遺言者が
死亡した後、遺言情報Ｉ２が遺言サービス端末２からイ
ンターネットＮＷを介して相続人端末４に送出されるの
で、遺言が相続人に発見されずに埋もれることがなく、
確実に伝達される。そのため、この遺言サービス方法
は、高齢化社会の到来や、いわれなき被害者となり得る
犯罪が増加する社会傾向の中で、高齢者などの死期を意
識した人のみでなく、若年者や壮年者の不慮の死に対す
る備えとしても利用でき、死を意識することによって積
極的に生きるサービス利用者の裾野の広がりが期待でき
る。
【００２４】以上、この発明の実施形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、ステ
ップＳ１（遺言情報及び認証情報作成処理）では、遺言
情報Ｉ１ａに加え、相続人にプレゼントを送る旨を登録
しても良い。また、ステップＳ２（遺言情報登録処理）
における遺言者の認証は、遺言者を認証できる方法であ
れば、任意の方法を用いて良い。また、ステップＳ６
（遺言情報送出処理）では、遺言サービス端末２から送
出される遺言情報Ｉ２は、インターネットＮＷを介さず
に、例えば、郵送、電報、宅配などで送出しても良い。
また、遺言サービス端末２が役所などの行政機関やその
出張所などに設けられている場合、役所端末３と遺言サ
ービス端末２とをイントラネットを介して接続し、死亡
者情報Ｉ３を役所端末３から同イントラネットを介して
遺言サービス端末２へ送出しても良い。
述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、ステ
ップＳ１（遺言情報及び認証情報作成処理）では、遺言
情報Ｉ１ａに加え、相続人にプレゼントを送る旨を登録
しても良い。また、ステップＳ２（遺言情報登録処理）
における遺言者の認証は、遺言者を認証できる方法であ
れば、任意の方法を用いて良い。また、ステップＳ６
（遺言情報送出処理）では、遺言サービス端末２から送
出される遺言情報Ｉ２は、インターネットＮＷを介さず
に、例えば、郵送、電報、宅配などで送出しても良い。
また、遺言サービス端末２が役所などの行政機関やその
出張所などに設けられている場合、役所端末３と遺言サ
ービス端末２とをイントラネットを介して接続し、死亡
者情報Ｉ３を役所端末３から同イントラネットを介して
遺言サービス端末２へ送出しても良い。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、遺言者が遺言者端末で遺言情報を作成し、同遺
言情報が通信回線を介して遺言サービス端末に登録され
るので、同遺言者は抵抗感なく遺言を作成することがで
き、更新も容易である。さらに、遺言者が死亡した後、
登録されている遺言情報が遺言サービス端末から通信回
線を介して相続人端末に送出されるので、遺言が相続人
に発見されずに埋もれることがなく、確実に届けられ
る。そのため、この遺言サービス方法は、高齢化社会の
到来や、いわれなき被害者となり得る犯罪が増加する社
会傾向の中で、高齢者などの死期を意識した人のみでな
く、若年者や壮年者の不慮の死に対する備えとしても利
用でき、死を意識することによって積極的に生きるサー
ビス利用者の裾野の広がりが期待できる。
よれば、遺言者が遺言者端末で遺言情報を作成し、同遺
言情報が通信回線を介して遺言サービス端末に登録され
るので、同遺言者は抵抗感なく遺言を作成することがで
き、更新も容易である。さらに、遺言者が死亡した後、
登録されている遺言情報が遺言サービス端末から通信回
線を介して相続人端末に送出されるので、遺言が相続人
に発見されずに埋もれることがなく、確実に届けられ
る。そのため、この遺言サービス方法は、高齢化社会の
到来や、いわれなき被害者となり得る犯罪が増加する社
会傾向の中で、高齢者などの死期を意識した人のみでな
く、若年者や壮年者の不慮の死に対する備えとしても利
用でき、死を意識することによって積極的に生きるサー
ビス利用者の裾野の広がりが期待できる。
【図１】この発明の実施形態である遺言サービス方法を
実施するための遺言サービスシステムの構成図である。
実施するための遺言サービスシステムの構成図である。
【図２】実施形態の遺言サービス方法を説明するための
シーケンス図である。
シーケンス図である。
１ 遺言者端末 ２ 遺言サービス端末 ３ 役所端末 ４ 相続人端末 ＮＷ 通信回線 Ｓ１ 遺言情報及び認証情報作成処理 Ｓ２ 遺言情報登録処理 Ｓ３ 更新情報及び認証情報送出処理 Ｓ４ 遺言情報更新処理 Ｓ５ 死亡者情報送出処理 Ｓ６ 遺言情報送出処理 Ｓ７ 遺言情報受信処理
Claims (12)
- 【請求項１】 遺言者端末、遺言サービス端末、役所端
末、及び通信回線を備えた遺言サービスシステムにおい
て、 前記遺言者端末が遺言者の死後の相続人に対する遺言を
表す遺言情報及び前記遺言者を認証するための認証情報
を作成して前記通信回線を介して前記遺言サービス端末
に送出する遺言情報及び認証情報作成処理と、 前記遺言サービス端末が前記遺言情報及び認証情報を前
記通信回線を介して入力し、前記認証情報に基づいて前
記遺言者を認証した後に前記遺言情報を登録して保管す
る共に所定の料金を前記遺言者に課金する遺言情報登録
処理と、 前記役所端末が死亡届を受理して死亡者情報として記録
すると共に該死亡者情報を前記通信回線を介して前記遺
言サービス端末に送出する死亡者情報送出処理と、 前記遺言サービス端末が前記死亡者情報を前記通信回線
を介して入力し、前記死亡者情報と前記認証情報とを比
較して前記死亡者情報が前記遺言者に対応するとき、前
記遺言情報を前記遺言者の相続人へ任意の手段で送出す
る遺言情報送出処理とを行うことを特徴とする遺言サー
ビス方法。 - 【請求項２】 遺言者端末、遺言サービス端末、役所端
末、及び通信回線を備えた遺言サービスシステムにおい
て、 前記遺言者端末が遺言者の死後の相続人に対する遺言を
表す遺言情報及び前記遺言者を認証するための認証情報
を作成して前記通信回線を介して前記遺言サービス端末
に送出する遺言情報及び認証情報作成処理と、 前記遺言サービス端末が前記遺言情報及び認証情報を前
記通信回線を介して入力し、前記認証情報に基づいて前
記遺言者を認証した後に前記遺言情報を登録して保管す
る共に所定の料金を前記遺言者に課金する遺言情報登録
処理と、 前記遺言者端末が前記遺言サービス端末に登録されてい
る前記遺言情報の内容を閲覧、変更又は追加するための
更新情報を前記認証情報と共に前記通信回線を介して前
記遺言サービス端末に送出する更新情報及び認証情報送
出処理と、 前記遺言サービス端末が前記更新情報及び認証情報を前
記通信回線を介して入力し、前記認証情報に基づいて前
記遺言者を認証した後、前記更新情報に基づき、前記遺
言サービス端末に登録されている前記遺言情報を前記通
信回線を介して前記遺言者端末へ送出すると共に前記遺
言情報の内容を変更又は追加し、所定の料金を前記遺言
者に課金する遺言情報更新処理と、 前記役所端末が死亡届を受理して死亡者情報として記録
すると共に該死亡者情報を前記通信回線を介して前記遺
言サービス端末に送出する死亡者情報送出処理と、 前記遺言サービス端末が前記死亡者情報を前記通信回線
を介して入力し、前記死亡者情報と前記認証情報とを比
較して前記死亡者情報が前記遺言者に対応するとき、前
記遺言情報を前記遺言者の相続人へ任意の手段で送出す
る遺言情報送出処理とを行うことを特徴とする遺言サー
ビス方法。 - 【請求項３】 遺言者端末、遺言サービス端末、役所端
末、相続人端末、及び通信回線を備えた遺言サービスシ
ステムにおいて、 前記遺言者端末が遺言者の死後の相続人に対する遺言を
表す遺言情報及び前記遺言者を認証するための認証情報
を作成して前記通信回線を介して前記遺言サービス端末
に送出する遺言情報及び認証情報作成処理と、 前記遺言サービス端末が前記遺言情報及び認証情報を前
記通信回線を介して入力し、前記認証情報に基づいて前
記遺言者を認証した後に前記遺言情報を登録して保管す
る共に所定の料金を前記遺言者に課金する遺言情報登録
処理と、 前記役所端末が死亡届を受理して死亡者情報として記録
すると共に該死亡者情報を前記通信回線を介して前記遺
言サービス端末に送出する死亡者情報送出処理と、 前記遺言サービス端末が前記死亡者情報を前記通信回線
を介して入力し、前記死亡者情報と前記遺言情報とを比
較して前記死亡者情報が前記遺言者に対応するとき、前
記遺言情報を前記通信回線を介して前記相続人端末に送
出する遺言情報送出処理と、 前記相続人端末が前記遺言サービス端末から送出された
前記遺言情報を前記通信回線を介して受信する遺言情報
受信処理とを行うことを特徴とする遺言サービス方法。 - 【請求項４】 遺言者端末、遺言サービス端末、役所端
末、相続人端末、及び通信回線を備えた遺言サービスシ
ステムにおいて、 前記遺言者端末が遺言者の死後の相続人に対する遺言を
表す遺言情報及び前記遺言者を認証するための認証情報
を作成して前記通信回線を介して前記遺言サービス端末
に送出する遺言情報及び認証情報作成処理と、 前記遺言サービス端末が前記遺言情報及び認証情報を前
記通信回線を介して入力し、前記認証情報に基づいて前
記遺言者を認証した後に前記遺言情報を登録して保管す
る共に所定の料金を前記遺言者に課金する遺言情報登録
処理と、 前記遺言者端末が前記遺言サービス端末に登録されてい
る前記遺言情報の内容を閲覧、変更又は追加するための
更新情報を前記認証情報と共に前記通信回線を介して前
記遺言サービス端末に送出する更新情報及び認証情報送
出処理と、 前記遺言サービス端末が前記更新情報及び認証情報を前
記通信回線を介して入力し、前記認証情報に基づいて前
記遺言者を認証した後、前記更新情報に基づき、前記遺
言サービス端末に登録されている前記遺言情報を前記通
信回線を介して前記遺言者端末へ送出すると共に前記遺
言情報の内容を変更又は追加し、所定の料金を前記遺言
者に課金する遺言情報更新処理と、 前記役所端末が死亡届を受理して死亡者情報として記録
すると共に該死亡者情報を前記通信回線を介して前記遺
言サービス端末に送出する死亡者情報送出処理と、 前記遺言サービス端末が前記死亡者情報を前記通信回線
を介して入力し、前記死亡者情報と前記遺言情報とを比
較して前記死亡者情報が前記遺言者に対応するとき、前
記遺言情報を前記通信回線を介して前記相続人端末に送
出する遺言情報送出処理と、 前記相続人端末が前記遺言サービス端末から送出された
前記遺言情報を前記通信回線を介して受信する遺言情報
受信処理とを行うことを特徴とする遺言サービス方法。 - 【請求項５】 前記通信回線は、 インターネットであることを特徴とする請求項１、２、
３又は４記載の遺言サービス方法。 - 【請求項６】 遺言者端末、遺言サービス端末、役所端
末、及び通信回線を備え、 前記遺言者端末は、 遺言者の操作に基づき、前記遺言者の死後の相続人に対
する遺言を表す遺言情報及び前記遺言者を認証するため
の認証情報を作成して前記通信回線を介して前記遺言サ
ービス端末に送出する構成にし、 前記遺言サービス端末は、 遺言サービス担当者の操作に基づき、前記遺言情報及び
認証情報を前記通信回線を介して入力し、前記認証情報
に基づいて前記遺言者を認証した後に前記遺言情報を登
録して保管する共に所定の料金を前記遺言者に課金し、
かつ前記死亡者情報を前記通信回線を介して入力し、前
記死亡者情報と前記認証情報とを比較して前記死亡者情
報が前記遺言者に対応するとき、前記遺言情報を前記遺
言者の相続人へ任意の手段で伝達する構成にし、 前記役所端末は、 死亡届受理担当者の操作に基づき、死亡届を受理して死
亡者情報として記録すると共に該死亡者情報を前記通信
回線を介して前記遺言サービス端末に送出する構成にし
たことを特徴とする遺言サービスシステム。 - 【請求項７】 遺言者端末、遺言サービス端末、役所端
末、及び通信回線を備え、 前記遺言者端末は、 遺言者の操作に基づき、前記遺言者の死後の相続人に対
する遺言を表す遺言情報及び前記遺言者を認証するため
の認証情報を作成して前記通信回線を介して前記遺言サ
ービス端末に送出し、かつ前記遺言情報の内容を閲覧、
変更又は追加するための更新情報を前記認証情報と共に
前記通信回線を介して前記遺言サービス端末に送出する
構成にし、 前記遺言サービス端末は、 遺言サービス担当者の操作に基づき、前記遺言情報及び
認証情報を前記通信回線を介して入力し、前記認証情報
に基づいて前記遺言者を認証した後に前記遺言情報を登
録して保管する共に所定の料金を前記遺言者に課金し、
かつ前記死亡者情報を前記通信回線を介して入力し、前
記死亡者情報と前記認証情報とを比較して前記死亡者情
報が前記遺言者に対応するとき、前記遺言情報を前記遺
言者の相続人へ任意の手段で伝達し、かつ前記更新情報
及び認証情報を前記通信回線を介して入力し、前記認証
情報に基づいて前記遺言者を認証した後、前記更新情報
に基づき、登録されている前記遺言情報を前記通信回線
を介して前記遺言者端末へ送出すると共に前記遺言情報
の内容を変更又は追加し、所定の料金を前記遺言者に課
金する構成にし、 前記役所端末は、 死亡届受理担当者の操作に基づき、死亡届を受理して死
亡者情報として記録すると共に該死亡者情報を前記通信
回線を介して前記遺言サービス端末に送出する構成にし
たことを特徴とする遺言サービスシステム。 - 【請求項８】 遺言者端末、遺言サービス端末、役所端
末、相続人端末、及び通信回線を備え、 前記遺言者端末は、 遺言者の操作に基づき、前記遺言者の死後の相続人に対
する遺言を表す遺言情報及び前記遺言者を認証するため
の認証情報を作成して前記通信回線を介して前記遺言サ
ービス端末に送出する構成にし、 前記遺言サービス端末は、 遺言サービス担当者の操作に基づき、前記遺言情報及び
認証情報を前記通信回線を介して入力し、前記認証情報
に基づいて前記遺言者を認証した後に前記遺言情報を登
録して保管する共に所定の料金を前記遺言者に課金し、
かつ前記死亡者情報を前記通信回線を介して入力し、前
記死亡者情報と前記遺言情報とを比較して前記死亡者情
報が前記遺言者に対応するとき、前記遺言情報を前記通
信回線を介して前記相続人端末に送出する構成にし、 前記役所端末は、 死亡届受理担当者の操作に基づき、死亡届を受理して死
亡者情報として記録すると共に該死亡者情報を前記通信
回線を介して前記遺言サービス端末に送出する構成に
し、 前記相続人端末は、 相続人の操作に基づき、前記遺言サービス端末から送出
された前記遺言情報を前記通信回線を介して受信する構
成にしたことを特徴とする遺言サービスシステム。 - 【請求項９】 遺言者端末、遺言サービス端末、役所端
末、相続人端末、及び通信回線を備え、 前記遺言者端末は、 遺言者の操作に基づき、前記遺言者の死後の相続人に対
する遺言を表す遺言情報及び前記遺言者を認証するため
の認証情報を作成して前記通信回線を介して前記遺言サ
ービス端末に送出し、かつ前記遺言情報の内容を閲覧、
変更又は追加するための更新情報を前記認証情報と共に
前記通信回線を介して前記遺言サービス端末に送出する
構成にし、 前記遺言サービス端末は、 遺言サービス担当者の操作に基づき、前記遺言情報及び
認証情報を前記通信回線を介して入力し、前記認証情報
に基づいて前記遺言者を認証した後に前記遺言情報を登
録して保管する共に所定の料金を前記遺言者に課金し、
かつ前記死亡者情報を前記通信回線を介して入力し、前
記死亡者情報と前記遺言情報とを比較して前記死亡者情
報が前記遺言者に対応するとき、前記遺言情報を前記通
信回線を介して前記相続人端末に送出し、かつ前記更新
情報及び認証情報を前記通信回線を介して入力し、前記
認証情報に基づいて前記遺言者を認証した後、前記更新
情報に基づき、登録されている前記遺言情報を前記通信
回線を介して前記遺言者端末へ送出すると共に前記遺言
情報の内容を変更又は追加し、所定の料金を前記遺言者
に課金する構成にし、 前記役所端末は、 死亡届受理担当者の操作に基づき、死亡届を受理して死
亡者情報として記録すると共に該死亡者情報を前記通信
回線を介して前記遺言サービス端末に送出する構成に
し、 前記相続人端末は、 相続人の操作に基づき、前記遺言サービス端末から送出
された前記遺言情報を前記通信回線を介して受信する構
成にしたことを特徴とする遺言サービスシステム。 - 【請求項１０】 前記通信回線は、 インターネットであることを特徴とする請求項６、７、
８又は９記載の遺言サービスシステム。 - 【請求項１１】 コンピュータに請求項１、２、３、４
又は５記載の遺言サービス方法を実施させるための制御
プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。 - 【請求項１２】 コンピュータに請求項６、７、８、９
又は１０記載の遺言サービスシステムの機能を実現させ
るための制御プログラムを記録したことを特徴とする記
録媒体。
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| JP2000233557A JP2002049708A (ja) | 2000-08-01 | 2000-08-01 | 遺言サービス方法、遺言サービスシステム、及びその制御プログラムを記録した記録媒体 |
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| JP2002049708A true JP2002049708A (ja) | 2002-02-15 |
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