JP2002049648A - プラスチック射出成形金型および成形品の価格計算装置 - Google Patents

プラスチック射出成形金型および成形品の価格計算装置

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JP2002049648A
JP2002049648A JP2000234122A JP2000234122A JP2002049648A JP 2002049648 A JP2002049648 A JP 2002049648A JP 2000234122 A JP2000234122 A JP 2000234122A JP 2000234122 A JP2000234122 A JP 2000234122A JP 2002049648 A JP2002049648 A JP 2002049648A
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molded
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Kazuo Uno
宇野和夫
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】金型および成形技術に習熟していない人でも、
プラスチック射出成形の金型および成形品のコストシミ
ュレーションを正確に行える計算装置を提供する。ま
た、一つの金型に異なった部品を共込めした場合におい
ても成形品および金型のコストがシミュレーションでき
る計算装置を提供する。 【解決手段】一つの金型に込める複数の成形品各々の少
なくとも識別情報、投影面積および体積を入力する第一
の入力手段1と、当該複数の成形品仕様のうちの最大仕
様および共通仕様を各項目毎に入力する第二の入力手段
2と、金型に関する指定情報を入力する第三の入力手段
3と、金型製作上の難易度を入力する第四の入力手段4
と、材料データを登録した材料データ記憶手段5と、作
業者の時間あたり単価を含む価格算出に要する設定値情
報を登録した設定値記憶手段6と、成形品および金型の
価格を算出するための各種計算式を記憶した計算式記憶
手段7と、入力情報、計算式、設定値の情報の取り込
み、演算、記憶、結果の出力を制御するCPU部200か
ら構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチック射出成
形の金型および成形品の見積価格を算出する価格計算装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを用いて設計時点で見積を
行う従来公知のプラスチック射出成形用金型および成形
品の価格計算装置においては、単一の成形品の情報しか
入力できなかった。また、金型の価格見積に関しては、
価格算出のための入力情報が投影面積のほか数項目の情
報しかなく、多様な成形品金型価格を正確に見積もるに
は入力情報が不足していた。また、金型コスト計算の公
知文献をもとに多様な成形品金型の見積を実行しようと
すると金型の専門家でなければ判断できない入力情報が
増えてしまい一般の人には利用困難な価格計算装置にな
ってしまうという問題があった。また、従来公知の金型
価格計算装置においては、金型寿命を計算し表示する機
能が設けられていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラスチック射
出成形用金型および成形品の価格計算装置には以下のよ
うな欠点があった。
【0004】複数の異なった成形品を1つの金型に共込
めした場合の成形品価格、金型価格は算出できないとい
う欠点があった。
【0005】また金型価格算出に関しては、たとえば投
影面積からいきなり金型価格を推定するなど価格算定に
反映すべき要素が不充分で簡易なために現実と掛け離れ
た価格になってしまうケースが生じたり、別の金型価格
見積装置においては金型を設計して初めて入力できるよ
うな専門技術的項目を入力要素としているために金型メ
ーカー以外の一般の人には利用が困難という課題があっ
た。
【0006】金型の価格は使用する金型材の種類(熱処
理プロセスも含む)によって変わるが、金型寿命は成形
するプラスチック材料の種類、強化フィラー添加有無、
難燃剤添加有無等に影響を受け、経験的知識を必要とす
るため一般の人には最適な金型材料の選択が困難という
課題があった。
【0007】本発明の目的は、金型および成形品の価格
への影響要素を一般の人が判断できる要素として明らか
にした上でこれらの影響要素の影響度を定量化、数式化
し、金型および成形技術の知識の少ない人でも少ない操
作で、しかもできる限り現実を的確に反映した形で、か
つ複数の異なった成形品の共込めのケースをも含めて価
格を算定できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】一つの金型に込める複数
の成形品各々の少なくとも識別情報、投影面積および体
積を入力する第一の入力手段1と、当該複数の成形品仕
様のうちの最大仕様および共通仕様を各項目毎に入力す
る第二の入力手段2と、金型に関する指定情報を入力す
る第三の入力手段3と、金型製作上の難易度を入力する
第四の入力手段4と、材料データを登録した材料データ
記憶手段5と、作業者の時間あたり単価を含む価格算出
に要する設定値情報を登録した設定値記憶手段6と、成
形品および金型の価格を算出するための各種計算式を記
憶した計算式記憶手段7と、入力情報、計算式、設定値
の情報の取り込み、演算、記憶、結果の出力を制御する
CPU部200から構成する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の機能ブロック図を示す。図2
は第一乃至第四の入力手段の情報入力部の具体内容であ
る。
【0010】第一の入力手段1は当該入力部である情報
入力部21に示す様に複数の成形品個々の部品名、部品
番号等の成形品識別情報、成形品の投影面積情報および
成形品の体積情報を入力できるようにする一方、共込め
における成形品価格計算および金型価格計算の観点から
共通項目として入力すべき、または入力の手間を減らす
ために共通項目として入力しても差支えのない成形品に
関する情報項目を第二の入力手段2による入力項目とし
てまとめ情報入力部22に示す様に各々の項目に対して
単一の入力とする。
【0011】CPU部200は、第一の入力手段1および
第二の入力手段2によって入力された成形品の情報と、
材料データ記憶手段5に記憶した該当材料の特性、仕様
および価格データと、計算式記憶手段7によって記憶し
た計算対象に該当する計算式と、当該計算式に含まれ設
定値として与えられる定数項の値を設定値記憶手段6か
ら取り込んで、第一の入力手段1に入力した成形品各々
の加工費および材料費を求め当該成形品個々の1個込め
における成形品の価格とし入出力部100に送り表示す
るようにする。またCPU部200は、第一の入力手段1
によって入力された成形品投影面積および体積の各合算
値をもとに前記1個込めと同様の方法で全体の加工費お
よび材料費を求め、しかる後各成形品の体積比率で分配
した価格をもって共込めにおける成形品の価格とし入出
力部100に送り表示するようにする。
【0012】CPU部200は、第一の入力手段1および
第二の入力手段2によって入力された成形品に関する情
報と、第三の入力手段3によって入力された金型材料等
の金型情報と、第四の入力手段4によって入力された金
型製作の難易度評価結果と、計算式記憶手段7に登録さ
れた該当する計算式と、当該計算式に含まれ設定値とし
て与えられる定数項の値を設定値記憶手段6から取り込
んで、第一の入力手段1に入力された成形品個々の1個
込めにおける金型価格を計算し入出力部100に送り表
示するようにする。またCPU部200は、投影面積の合
算値を第一の入力手段1によって入力された情報とし、
前記1個込めと同様の方法で金型価格を算出し、当該金
型価格に込め数計数手段8によって求めた込め数Nおよ
び成形品種判定手段9によって計数した品種数Mをもと
に算出した値を乗算して求めた金型価格をもって共込め
の金型価格とし、入出力部100に送り表示するように
する。
【0013】設定値記憶手段6について補足説明する。
設定値記憶手段6は本装置の様々な計算式に含まれ設定
値として与えられる定数項の具体的数値を記憶する手段
である。例えば、後述の成形品価格の基本計算式である
[(加工費+材料費)×(1+一般費率)]における一
般費率は一定の値を持つ定数項であり、したがって設定
値記憶手段6に例えば0.2という設定値を登録する。
直接、計算式自体にこの設定値を入れることも可能では
あるが、設定値に変更が生じた場合に計算式に修正が及
ぶため修正が煩雑になる。また例えば、後述の¥/分を
単位とする数値で表される経費率も設定値の一つであ
る。経費率も一定の値を持つ定数項ではあるが、一般費
率の場合と違い成形機容量(成形機の大きさ)毎に異な
る設定値を有する。ゆえに、例えば[成形機容量30ト
ン迄の場合---3.20][成形機容量50トン迄の場
合---4.68] ・・・・・といった具合に登録する。経費
率の設定値を計算式に直接入れることも可能ではあるも
のの、成形機容量毎の計算式を持つことになるため計算
処理および修正が大変煩雑化してしまう。
【0014】またCPU部200は、金型寿命算定手段1
1を有し当該手段に記憶された計算式に材料データ記憶
手段5から第二の入力手段2に入力された使用材料名に
該当する材料データを呼び出し代入することによって金
型寿命の目安値を算出し、入出力部100に送り表示す
るようにする。
【0015】以下、さらに詳細に説明する。第一の入力
手段1の入力部21における「部品名」は成形品名のこ
とであり、ここでは2種類4個の成形品を入力した例を
示している。すなわち品種数M=2、込め数N=4の例で
ある。なお「投影面積」は成形品を型割面から見た場合
の成形品の投影面積であり透過穴、切欠け等は除いた面
積をいう。「体積」は成形品自体の正味体積をいう。第
二の入力手段2の入力部22の各項目の入力は一つであ
り、例えば「最大高さ」の欄には第一の入力手段1に入
力した成形品のうちの最大高さを入力する。これは幾種
類かの高さの異なる成形品を共込めした場合に成形品価
格計算式の一要素である成形品の取出し時間が最大高さ
の成形品で制限され、また金型価格においても同様だか
らである。「材料単価」は「使用プラスチック材料」と
いう項目にあるボタンを付勢した時に材料データ記憶手
段5に登録した材料名リストが表示され、例えばABSと
いう材料を選択すると当該欄にはABSが記入され、同じ
く材料データ記憶手段5に登録された該当材料の材料単
価が自動的に材料単価欄に記入されるが、「材料単価」
欄には直接的に材料単価を入力することも可能である。
「ロット数量」は、1回にまとめて生産する数量のこと
であり通常はいわゆる月産数量がこれに該当する。な
お、第一の入力手段1によって入力した成形品の品種数
Mが複数の場合には、各成形品のロット数量の合計値を
ここに入力する。「生涯生産数量」はその成形品の予想
される累積生産数量であり、品種数Mが複数の場合には
各成形品の生涯生産数量の合計値をここに入力する。
「成形品性格」の項には、成形後のプラスチック収縮に
よって発生する僅かな凹み(通称:ヒケ)が問題になる
ような性格の成形品または特に高精度を必要とする箇所
を含む成形品である場合には2を入力し、それに該当し
ない成形品である場合には1を入力する。成形品性格が
2の場合には成形サイクルにおいて保圧時間および冷却
時間を長くとる必要があるので成形に要する時間が長く
なり、成形圧力も高める必要がある。第三の入力手段3
の入力部23の「ランナー選択」は同様に項目欄のボタ
ンを付勢することによりダイアログが表示され、通常ラ
ンナーかホットランナーのいずれかを選択する。金型の
ランナー方式としてホットランナーを選択するとスプル
ー・ランナー部の材料が無駄にならなくて済むため成形
品の価格は安くなるものの金型の価格は上昇する。金型
材選択については、同様に「金型材選択」という項目に
設けたボタンを付勢することにより図3の金型寿命ダイ
アログが表示される。当該ダイアログには金型の寿命目
安が表示されるので、生涯生産数量80,000個に対してい
ずれの金型材料を選択すべきかが一般の人にも容易に判
断できる。この表示機能は本発明の特徴の一つである。
第四の入力手段4の入力部24は金型の設計および製作
の難易度評価を行い結果である難易度ランクを入力する
ための実施例である。1乃至3(ただし例外的に4およ
び5を含める)の数値を「難易度ランク」の項に入力す
る。25はランク評価のための説明である。前記特許の
請求範囲において少なくとも6項目以上としたのは、形
状、外観、精度等が異なる様々な成形品の金型価格を精
度よく見積もるには、経験的に少なくとも6項目以上の
評価項目が必要だからである。このもう一つの本発明の
特徴である金型の設計および製作の難易度評価項目につ
いてさらに具体的に説明する。
【0016】「形状複雑性」は成形品の形状が、例えば
左右対称に近く比較的平面的な形状を「単純」(*図の
方を修正)形状とし、これに該当する場合には1を入力
する。また二次元図面にした時に断面図が多く必要にな
る形状、拡大図が多く必要になる形状などは「複雑」に
該当し3を入力する。その中間の「並」形状は2を入力
する。複数の異なった成形品が入力手段1によって入力
された場合は最も難易度の高いものを選んで評価する。
【0017】「形状次元性」は、成形品の形状として金
型加工が比較的易しい水平・垂直面および円弧面で形成
されている場合を1とし、曲面が幾何学的に複雑な自由
曲面で形成されている場合を3と評価する。複数の異な
った成形品が入力手段1によって入力された場合は最も
難易度の高いものを選んで評価する。
【0018】「要求精度」は、最も精度を要する箇所の
精度で評価し、例えば±0.5%以下の精度なら1と
し、±0.05%以上の精度を要求するなら3といった
具合に評価する。複数の異なった成形品が入力手段1に
よって入力された場合は最も難易度の高いものを選んで
評価する。
【0019】「外観指定」は、指定無なら1、シボ指定
なら2、光沢指定なら3と評価する。光沢の場合には金
型表面を鏡面に磨く必要が生じるためである。
【0020】「アンダカット数」は、可動型を動かした
だけでは成形品が型から抜けない形状部の数を指し、例
えば成形品の側面に開けた穴部などがアンダカット部に
相当する。スライドコアと称する型開き時に横方向にス
ライドする型の組合せが必要になる。複数の異なった成
形品が入力手段1によって入力された場合は最も数の多
いものを選んで評価する。
【0021】「穴数」は成形品の穴数である。穴数には
切欠け部の数も含める。穴部および切欠け部は固定型と
可動型が精密に密着するように仕上げる必要があり金型
価格上昇の要因となるので穴数によって難易度ランクを
決める。複数の異なった成形品が入力手段1によって入
力された場合には最も数の多いものを選んで評価する。
【0022】「リブ高さ係数」は、リブ高さをリブ肉厚
で除して求める。リブとは図4成形品例の塗りつぶし部
で示す構造を強固にし変形を防止する目的で設けられ
る。本例のリブの肉厚を2mmとするならばリブ高さ係数
は10÷2で5となる。難易度ランクはリブ高さ係数の
値の範囲によって定義する。リブ形状を作るためには金
型としては溝を彫ることになるが、リブ高さ係数が大に
なると間口が狭くて深い溝を掘る必要が生じ加工に時間
を要する。複数の異なった成形品が入力手段1によって
入力された場合は最もリブ高さ係数が大のものを選んで
評価する。なお、リブとフレーム(図4の成形品例にお
いては四方の囲い部)の区分が困難な場合もあるので、
難易度ランクの範囲定義を変えて簡易的にフレームもリ
ブに含めるようにしてもよい。この場合には図4成形品
例においてはリブ高さ係数は7.5となる。
【0023】「リブ全長」はリブ長さの合計値である。
図4成形品例においては72mmとなる。複数の異なった
成形品が入力手段1によって入力された場合は最もリブ
全長が大のものを選んで評価する。リブ高さ係数と同様
に難易度ランクの範囲定義を変えて簡易的にフレームも
リブに含めるようにしてもよい。
【0024】本実施例では難易度ランクを3段階で評価
し該当ランク数値を入力し、この数値をもって金型価格
見積に反映するようにしたが、別の方法として例えばリ
ブ全長など直接数値を入力することによって金型価格へ
反映させる方法も考えられる。
【0025】本発明においては入力手段を1乃至4に分
けたが物理的には一体化することも可能である。以下、
入力手段1乃至4によって成形品および金型の価格見積
のために必要な情報が入力されたものとして順を追って
説明する。
【0026】 〔成形品価格計算の基本式〕成形品価
格の基本計算式は[(加工費+材料費)×(1+一般費
率)]である。一般費率には利益率も含む。
【0027】 〔成形機容量の算出〕成形機の大きさ
(通常何トンという風に表現。以下成形機容量と称す)
は成形品および金型の価格算定の基本になる。成形機容
量を求めるためにCPU部200は成形品価格計算式記憶
手段7に登録された成形機容量計算式 [投影面積×樹
脂の基本圧力×成形品性格係数×余裕率]をCPU部20
0の中間ファイル12に取り込む。さらにCPU部200
は演算を行うために、第一の入力手段1によって入力さ
れた成形品の「投影面積」と、材料データ記憶手段5に
登録された使用プラスチック材料の「基本圧力」と、設
定値記憶手段6に登録された「余裕率」および第二の入
力手段2によって入力された成形品性格(1又は2)に
該当する「成形品性格係数」(例えば成形品性格が2の
場合は1.3)を呼び出して前記成形機容量計算式に代
入し必要な成形機容量を求め中間ファイル12に記憶す
る。第一の入力手段1によって入力された成形品の数を
込め数計数手段8によって計数した結果である込め数を
Nとするならば順次N回この処理を繰り返して各成形品の
1個込めにおける成形機容量を算出し中間ファイル12
に記憶する。さらにNが2以上の場合には投影面積・体
積合算手段10によって第一の入力手段1によって入力
された「投影面積」を合算し当該合算値をΣSとするな
らばΣSを「投影面積」として代入し共込めにおける成
形機容量を求めてCPU部200内の中間ファイル12に
記憶する。
【0028】 〔成形品加工費の算出〕CPU部200は
1個込め成形品の1個当りの加工費計算式 [(段取時
間×賃率÷ロット数+1ショット当り成形時間×成形時
間余裕係数)×(賃率+経費率)]および共込め成形品
の1個当りの加工費計算式 [(段取時間×賃率÷ロッ
ト数+1ショット当り成形時間×成形時間余裕係数÷込
め数)×(賃率+経費率)×該当成形品の体積÷成形品
の合計体積] を取り込む。ここで「賃率」は作業者の
単位時間あたりコスト、「経費率」は成形機償却、設備
償却等の単位時間あたりのコストである。「段取時間」
は主に金型交換に要する時間であり成形機の大きさによ
って標準的な時間が決まる。1ショット当りの成形時間
は成形の1サイクル時間であり、[充填時間+保圧時間
+冷却時間+型開閉時間+取出し時間]で求まる。CPU
部200は先に中間ファイル12に格納した各成形品の
成形機容量および共込め時の成形機容量に対応した「段
取時間」、「賃率」および「経費率」を設定値記憶手段
6から読み出し中間ファイル12に記憶する。
【0029】1ショット当りの成形時間の要素である
「充填時間」、「保圧時間」、「冷却時間」、「型開閉
時間」、「取出し時間」の計算については説明が冗長に
なるのを避けるために「充填時間」のみを例に説明す
る。CPU部200は、充填時間計算式である[成形品体
積×(1+スプルーランナー比)×樹脂流動係数÷(0.
8×射出率×射出効率×射出速度係数)]と、成形品の
体積を変数とするスプルーランナー比計算式と、成形機
容量を変数とする射出率および射出効率の計算式を計算
式記憶手段7から引き出し中間ファイル12に格納す
る。CPU部200は第一の入力手段1によって入力され
た第1の成形品の体積とスプルーランナー比計算式をも
とに「スプルーランナー比」を計算し中間ファイル12
に記憶し、また先に中間ファイル12に保存した当該成
形機容量を射出率および射出効率の計算式に代入して第
1の成形品の「射出率」および「射出効率」を計算し中
間ファイル12に格納する。先に中間ファイル12に記
憶した前記充填時間計算式にこれら中間ファイル12に
記憶したデータを代入するとともに材料データ記憶手段
5に登録された当該材料の「樹脂流動係数」と設定値記
憶手段6に登録された「射出速度係数」を代入し、第1
の成形品の「充填時間」を求め結果を中間ファイル12
に記憶する。込め数Nが2以上の場合には第一の入力手
段1によって入力された第2の成形品についても同様の
計算を行うといった具合に1個込め成形品に対する充填
時間算出処理をN回繰り返し行い、さらに投影面積・体
積合算手段10によって第一の入力手段1によって入力
された「体積」を合算し当該合算値をΣVとするならば
成形品体積=体積合計値ΣVとして同様の処理を行い共
込めにおける充填時間とする。以下説明は省略するが保
圧時間、冷却時間、型開閉時間、取出し時間についても
類似の処理を行ってそれぞれの時間を求め、先の1ショ
ット当り成形時間を求める。
【0030】CPU部200は、第一の入力手段1によっ
て入力された第1の成形品の加工費を求めるべく前記
「1個込め成形品の1個当りの加工費計算式」に、設定
値記憶手段6に登録された当該成形機容量に対応する
「段取時間」、「成形時間余裕係数」、「賃率」および
「経費率」と、中間ファイル12に記憶した当該「1シ
ョットあたりの成形時間」と、第二の入力手段2によっ
て入力された「ロット数」と成形品種判定手段9によっ
て識別情報である部品番号をもとに求められた成形品種
数Mと各品種毎の込め数から計算した第1の成形品の
「ロット数」を代入し、1個込めにおける第1の成形品
の加工費を計算し、中間ファイル12に記憶する。Nが2
以上の場合には同様の処理を第1の入力手段に入力され
た成形品すべてに対して行い1個込めにおける当該成形
品の「加工費」を算出して中間ファイル12に記憶す
る。また第一の入力手段1に入力されたすべての成形品
を共込めにした場合の第1の成形品の加工費を求めるべ
く先記「共込め成形品の1個当りの加工費計算式」に、
設定値記憶手段6に登録された該当する成形機容量に対
応する「段取時間」、「成形時間余裕係数」、「賃
率」、「経費率」と、中間ファイル12に記憶した「1
ショットあたりの成形時間」と、「第1の成形品の体
積」と「成形品の合計体積ΣS」と、第二の入力手段2
によって入力された「ロット数」を代入し、共込めにお
ける第1の成形品の加工費を計算し中間ファイル12に
記憶する。N回同様の処理を繰り返し共込めにおける個
々の成形品の1個当りの加工費を算出し中間ファイル1
2に記憶する。
【0031】 〔材料費の算出〕1個込めにおける材
料費は[{成形品体積×(1+スプルーランナー比)+
余裕材料体積}×樹脂密度×材料単価]で計算される。
また共込めにおける成形品1個当りの材料費は[{成形
品合計体積ΣV×(1+スプルーランナー比)+余裕材料
体積}×(成形品体積÷成形品合計体積ΣV)×樹脂密
度×材料単価]で計算される。「余裕材料体積」は成形
機立上げ時の試し打ちなどに要する材料体積で、成形機
の大きさによって異なる。CPU部200は、第一の入力
手段1によって入力された第1の成形品の材料費を求め
るべく計算式記憶手段7から該当計算式を取り込み、当
該材料費計算式に当該成形品の「体積」を代入するとと
もに、先に計算し中間ファイル12に保管されている当
該成形品に対する「スプルーランナー比」と、材料デー
タ記憶手段5に登録されている該当材料の「樹脂密度」
および「材料単価」と、設定値記憶手段6に登録されて
いる成形機容量に該当する「余裕材料体積」を代入して
材料費を算出し、結果を中間ファイル12に記憶する。
同様の処理を繰り返し、第一の入力手段1によって入力
された成形品すべての材料費を求める。次にCPU部20
0は、共込めにおける成形品1個当りの材料費を求める
べく計算式記憶手段7から前記該当計算式を取り込み、
当該材料費計算式に当該成形品の体積を代入するととも
に、先に計算し中間ファイル12に記憶されている当該
成形品に対するスプルーランナー比および成形品合計体
積ΣVと、材料データ記憶手段5に登録されている該当
材料の樹脂密度および材料単価と、設定値記憶手段6に
登録されている該当する余裕材料体積を代入して材料費
を算出し、結果を中間ファイル12に記憶する。同様の
処理を繰り返し、第一の入力手段1によって入力された
成形品すべての共込めにおける材料費を算出し、結果を
中間ファイル12に記憶する。
【0032】 〔成形品価格の算出〕CPU部200は、
先ず第一の入力手段1によって入力された成形品の1個
込めにおける成形品価格を計算すべく計算式記憶手段7
から先記成形品価格の基本計算式を取り込み、先に算出
し中間ファイル12に記憶されている該当成形品の「加
工費」および「材料費」を呼出して代入し、さらに設定
値記憶手段6から「一般費率」を呼出し代入して成形品
価格を算出し、入出力部100へ送出する。第一の入力
手段1によって入力された成形品個々について同様の処
理を行う。CPU部200は、次に第一の入力手段1によ
って入力された成形品の共込めにおける成形品価格を計
算すべく先に算出し中間ファイル12に記憶されている
該当成形品の共込めにおける「加工費」および「材料
費」を呼出して代入し、さらに設定値記憶手段6から
「一般費率」を呼出し代入して成形品価格を算出し、入
出力部100へ送出する。第一の入力手段1によって入
力された成形品個々について同様の処理を行う。
【0033】 〔金型価格の算出〕1個込めの金型価
格は、第一乃至第四の入力手段によって入力された情報
を用い算出する。先ずは第一の入力手段1によって入力
された第1の成形品の1個込めにおける金型価格を算出
するため、第一の入力手段の情報については第1の成形
品の情報を用いる。CPU部200は、計算式記憶手段7
から本特許には開示していない1個込め金型価格計算式
を呼出し中間ファイル12に記憶し、しかる後、計算式
の計算要素である該当情報を入力手段1乃至4および設
定値記憶手段6から呼出して代入し第1の成形品の1個
込めにおける金型価格を算出し、入出力部100へ送出
する。第一の入力手段1によって入力された成形品が複
数の場合には以降、順次同様の処理を行って各成形品の
1個込めにおける金型価格を算出し、入出力部100へ
送出する。第一の入力手段1によって入力された成形品
が複数の場合にはさらに共込めにおける金型価格の算出
を行う。CPU部200は、計算式記憶手段7から本特許
には開示していない共込め金型価格計算式を呼出し中間
ファイル12に記憶し、しかる後、計算式の該当情報を
入力手段2乃至4および設定値記憶手段6から呼出して
代入するとともに、先に中間ファイル12に記憶してい
る合計投影面積ΣS、込め数Nおよび成形品の品種数Mを
呼出して代入し、共込めにおける金型価格を算出し、入
出力部100へ送出する。
【0034】図5に計算結果も含めた入出力部100の
表示例を示す。図5においては1個込め金型価格は同一
成形品については一つだけ表示するようにした。なお、
第一の入力手段1に複数の成形品を入力することは本来
は共込めを意図しているが、本実施例では参考のために
1個込めにおける成形品価格および金型価格も計算し表
示するようにしたものである。
【0035】 〔金型寿命の算出〕金型寿命は成形品
の形状によっても異なるために正確な寿命値を算定する
のは困難ではあるものの、経験をもとに使用プラスチッ
ク材料、当該材料が含むガラス、カーボン繊維含有有
無、難燃剤含有有無、型材料によって寿命の目安値を算
出することは可能である。CPU部200は、金型寿命算
定手段11に事前に登録された計算式を中間ファイル1
2に取り込み、計算式の要素をなす第二の入力手段2に
よって入力されたプラスチック材料の「プラスチック種
別情報」、「ガラス、カーボン繊維含有情報」、「難燃
剤含有情報」を材料データ記憶手段5から呼出して当該
計算式に代入し金型の推定寿命を算出して中間ファイル
12に記憶する。本処理を金型寿命算定手段11に登録
されている金型材料毎に行って金型材料毎の寿命を算出
し、結果を入出力部100に送出し表示する。出力例を
図4に示す。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、金型および成形に関し
て深い知識を有しない人でも、多様な形状、寸法の成形
品に対して現実に即した正確な価格見積もりを行うこと
が可能であり、また経済的な金型投資を行うための込め
数決定を同一成形品のみならず異なる成形品との共込め
をも検討でき、かつ金型の寿命目安を表示することによ
って金型価格に大きな影響を及ぼす金型材の選定が的確
に行える。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図である。
【図2】本発明における第一乃至第四の入力手段の情報
入力部の例である。
【図3】本発明による金型寿命目安値表示ダイアログの
例である。
【図4】本発明におけるリブの説明図である。
【図5】本発明における計算結果も含めた入出力部10
0の一部の表示例である。
【符号の説明】
1 第一の入力手段 2 第二の入力手段 3 第三の入力手段 4 第四の入力手段 5 材料データ記憶手段 6 設定値記憶手段 7 計算式記憶手段 8 込め数計数手段 9 成形品種判定手段 10 投影面積・体積合算手段 11 金型寿命算定手段 12 中間ファイル 21 第一の入力手段入力部の実施例 22 第二の入力手段入力部の実施例 23 第三の入力手段入力部の実施例 24 第四の入力手段入力部の実施例 25 金型難易度ランクの説明例 100 入出力部 200 CPU部 300 制御プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 318 G06F 17/60 318A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つの金型に込める複数の成形品各々の少
    なくとも識別情報、投影面積および体積を入力する第一
    の入力手段と、ロット数量、最大高さ、最大肉厚、使用
    プラスチック材料を含む当該複数の成形品仕様のうちの
    最大仕様および共通仕様を各項目毎に入力する第二の入
    力手段と、金型の材質を含む金型に関する指定情報を入
    力する第三の入力手段と、金型製作上の難易度を入力す
    る第四の入力手段と、材料データを記憶した材料データ
    記憶手段と、作業者の時間あたり単価を含む価格算出に
    要する設定値情報を記憶した設定値記憶手段と、成形品
    および金型の価格を算出するための各種計算式を記憶し
    た計算式記憶手段と、入力情報、計算式、設定値の情報
    の取り込み、演算、記憶、結果の出力を制御するCPU部
    からなるプラスチック射出成形用金型および成形品の価
    格計算装置。
  2. 【請求項2】前記第一の入力手段によって入力した成形
    品の数を計数するために込め数計数手段を設け、当該計
    数値をこの金型への成形品込め数として成形品および金
    型の価格計算を行うようにしたことを特徴とする請求項
    1のプラスチック射出成形用金型および成形品の価格計
    算装置。
  3. 【請求項3】前記第一の入力手段によって入力した識別
    情報をもとに成形品の種類を計数する成形品種判定手段
    を設け、当該成形品種類数に基づいて成形品および金型
    の価格計算を行うようにしたことを特徴とする請求項1
    のプラスチック射出成形用金型および成形品の価格計算
    装置。
  4. 【請求項4】前記第一の入力手段によって入力した投影
    面積および体積を各々合算する投影面積・体積合算手段
    を設け、合算した値をもとに共込め時の成形品および金
    型価格の計算を行うようにしたことを特徴とする請求項
    1のプラスチック射出成形用金型および成形品の価格計
    算装置。
  5. 【請求項5】前記第四の入力手段に、金型設計および金
    型製作の難易度評価項目として、単純な形状か複雑な形
    状かの「形状の複雑性」評価、主に平面で構成された形
    状か自由曲面を有する形状かの「形状の次元性」評価、
    要求精度レベルの「要求精度」評価、シボ仕上げ、光沢
    仕上げなどの仕上げについての「外観指定」評価、1方
    向のみの型移動では成形品が型から抜けないためにスラ
    イドコアが必要になる箇所数である「アンダカット数」
    評価、穴の数、切欠けの数である「穴数」評価、成形品
    の突起高さ÷突起の厚みで計算される「リブ高さ係数」
    評価および突起の合計長である「リブ全長」評価の8項
    目のうち少なくとも6項目を入力するようにし、この情
    報を金型価格計算に反映するようにした請求項1のプラ
    スチック射出成形用金型および成形品の価格計算装置。
  6. 【請求項6】前記第二の入力手段によって入力された使
    用プラスチック材料と材料データ記憶手段に記録された
    当該材料データをもとに金型の推定寿命値を算定する金
    型寿命算定手段を設け、その結果を表示することにより
    最適な金型材料の種類を選択できるようにしたことを特
    徴とする請求項1のプラスチック射出成形用金型および
    成形品の価格計算装置。
  7. 【請求項7】 前記いずれかの請求項における入力情
    報、計算式情報の取り込み、演算、記憶、結果の出力を
    CPU部に実行させるプログラムを記憶した記憶媒体。
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