JP2002048839A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2002048839A
JP2002048839A JP2000236736A JP2000236736A JP2002048839A JP 2002048839 A JP2002048839 A JP 2002048839A JP 2000236736 A JP2000236736 A JP 2000236736A JP 2000236736 A JP2000236736 A JP 2000236736A JP 2002048839 A JP2002048839 A JP 2002048839A
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burn
semiconductor chip
semiconductor
socket
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Koji Ozawa
宏次 小澤
Shoichiro Harada
昇一郎 原田
Masato Hamamoto
正人 浜本
Atsushi Wakahara
篤志 若原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/16225Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップバーンインの低コスト化を図る。 【解決手段】 半導体チップ1が、外部端子として主面
1aの内側領域に設けられたチップ動作・検査用の複数
の接続用パッド1bと、接続用パッド1bより大きく、
かつ広いピッチで主面1aの周縁部に設けられた複数の
大形のバーンイン用電極1cとを有し、バーンイン基板
に設けられたソケット内に半導体チップ1を装着して半
導体チップ1のバーンイン用電極1cと前記ソケットの
端子とを直接接触させてチップバーンインを行って選別
することにより、チップバーンインの低コスト化を図る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造技術に
関し、特にチップバーンインのコスト低減化に適用して
有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に説明する技術は、本発明を研究、
完成するに際し、本発明者によって検討されたものであ
り、その概要は次のとおりである。
【0003】半導体チップをチップ単体で予め検査して
選別することにより、良品の半導体チップを取得する技
術としてKGD(Known Good Die) と呼ばれる技術が知
られている。
【0004】前記半導体チップの選別の際には、チップ
バーンイン(スクリーニング)を行って良品の半導体チ
ップを取得する場合が多く、前記チップバーンインで
は、キャリアなどと呼ばれるチップ支持用の検査基板を
用い、半導体チップが搭載されたキャリアをバーンイン
基板に設けられた半導体パッケージ用のソケット内に配
置して、半導体チップの表面電極とキャリアの端子とを
接触させてチップバーンインを行っている。
【0005】すなわち、ソケットの内部の端子と、半導
体チップの表面電極とでは、その大きさや設置ピッチが
異なり、直接両者を接触させることができないため、し
たがって、半導体チップとソケットとの間にキャリアを
介在させ、キャリアによって半導体チップの表面電極と
バーンイン基板の基板側端子との電気的接続を図ってい
る。
【0006】なお、このようなチップバーンインを行っ
て良品として選別された半導体チップは、実装基板に半
田バンプなどの突起電極を用いてフリップチップ実装さ
れる。
【0007】ここで、フリップチップ実装形の半導体チ
ップ(半導体装置)の構造やその製造方法あるいは試験
方法については、例えば、特開昭59−33866号公
報、特開平2−181457号公報および特開平3−2
66446号公報にその技術が記載されている。
【0008】まず、特開昭59−33866号公報に
は、突起電極を有した半導体装置の構造が記載され、ま
た、特開平2−181457号公報には、突起電極(バ
ンプ電極)を備えた半導体装置の試験方法が記載され、
さらに、特開平3−266446号公報には、フリップ
チップ実装形の半導体装置の製造方法が記載されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記した技
術においてチップバーンインを行う際には、ソケットの
コストが高いため、新たにチップバーンイン用のソケッ
トを設計・製造することは行わず、キャリアを利用する
ことにより、バーンイン基板に設置された半導体パッケ
ージ用のソケットをそのまま用いている。
【0010】したがって、半導体チップの端子数の増加
につれてその表面電極の大きさが小さくなるとともに表
面電極の設置ピッチが狭くなり、これにより、キャリア
の製造が困難になり、かつそのコストも高くなる。
【0011】その結果、チップバーンインでは低コスト
化が図れないことが問題となる。
【0012】本発明の目的は、チップバーンインの低コ
スト化を図る半導体装置およびその製造方法を提供する
ことにある。
【0013】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0015】すなわち、本発明の半導体装置は、半導体
基板主面に外部接続用端子として設けられ複数の接続用
パッドと、前記接続用パッドより大きく、広いピッチで
設けられた複数のバーンイン用電極とを有するものであ
る。
【0016】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
主面の内側領域に設けられるとともに外部端子として接
続されるチップ機能用の複数の接続用パッドと、前記接
続用パッドより大きくかつ広いピッチで前記主面の周縁
部に設けられた複数のバーンイン用電極とを有した半導
体チップを準備する工程と、前記半導体チップをバーン
イン基板に設けられたソケット内に配置して、前記ソケ
ットの端子と前記半導体チップの前記バーンイン用電極
とを接触させてチップバーンインを行う工程と、前記チ
ップバーンイン後、前記ソケットから前記半導体チップ
を取り出す工程と、前記チップバーンインによって選別
された前記半導体チップを、これの前記接続用パッドと
実装基板の基板側端子とを突起電極を介して接続して前
記実装基板にフリップチップ実装する工程とを有し、前
記チップバーンインによって選別された前記半導体チッ
プを前記実装基板であるモジュール基板にフリップチッ
プ実装して半導体装置を組み立てるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の機能を有する部材には同
一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0018】図1は本発明の実施の形態の半導体チップ
の構造の一例を示す平面図、図2は図1に示す半導体チ
ップの製造方法における主工程に対応したチップ構造の
一例を示す拡大部分断面図であり、(a)は配線形成工
程、(b)は表面保護膜形成工程、(c)は表面電極形
成工程、図3は図1に示す半導体チップをチップバーン
インする際のバーンイン状態の一例を示す拡大部分断面
図、図4は図1に示す半導体チップをフリップチップ実
装した半導体装置の一例であるマルチチップモジュール
の構造を示す拡大部分断面図である。
【0019】本実施の形態の図1に示す半導体チップ1
は、異なった大きさの表面電極が主面1aに設けられる
とともに、チップバーンインによって選別されるもので
ある。なお、前記チップバーンインによって選別された
良品チップは、例えば、KGDとしてチップ単体で出荷
されるものであってもよく、また、図4に示すように、
マルチチップモジュール4(MCMともいう)などの半
導体装置におけるモジュール基板(実装基板)5にフリ
ップチップ実装されるものであってもよい。
【0020】半導体チップ1の構成は、外部端子として
主面1aの内側領域に設けられたチップ動作・検査用の
表面電極である複数の接続用パッド1bと、接続用パッ
ド1bより大きく、かつ広いピッチで主面1aの周縁部
に設けられた表面電極である複数の大形のバーンイン用
電極1cとを有し、チップバーンインの際に、図3に示
すように、バーンイン基板3に設けられたソケット2内
に半導体チップ1を装着して半導体チップ1のバーンイ
ン用電極1cとソケット2の端子2aとを直接接触させ
てチップバーンインを行って選別されるものである。
【0021】すなわち、半導体チップ1は、その主面1
aの周縁部に、大形の複数のバーンイン用電極1cが、
内側領域に設けられた接続用パッド1bより広いピッチ
で設けられていることにより、チップバーンイン用のソ
ケット2を簡単な構造で実現して、このチップバーンイ
ン用のソケット2を用いてチップバーンインを行うこと
により、チップバーンインの低コスト化を図るものであ
る。
【0022】ここで、主面1aの内側領域全体に設けら
れた複数の接続用パッド1bは、LSI(Large Scale
Integration)の動作や検査(例えば、プローブ検査な
ど)において外部端子(例えば、アドレス入力やデータ
入出力あるいは電源/グラウンドなどの機能端子)とし
て用いられるものであり、隣接するパッド同士が、例え
ば、0.3mm程度のピッチで設けられている。
【0023】一方、主面1aの周縁部に1列に設けられ
た複数の大形のバーンイン用電極1cは、主に、バーン
インの際のバーンイン信号受け渡し用接続電極として用
いられるものであり、したがって、接続用パッド1bよ
り遥かに大きく(接続面積が大きく)、かつ広いピッチ
で設けられている。例えば、バーンイン用電極1cの大
きさは、直径約0.3mm程度で、かつ設置ピッチは、0.
5mm程度である。
【0024】これにより、ソケット2に半導体チップ1
を装着する際に、ソケット2内の端子2aを大きく、か
つ広いピッチで設けることができ、その結果、チップバ
ーンイン用のソケット2を簡単な構造で実現させること
ができるなお、半導体チップ1の主面1aにおいて、バ
ーンイン用電極1cは、1列に限らず、複数列で設けら
れていてもよい。
【0025】続いて、図2に示す断面フローを用いて、
図1に示す半導体チップ1の主要な製造手順を説明す
る。
【0026】まず、図2(a)に示すように、ベース基
板であるシリコン基板(半導体基板)1dの表面に、ア
ルミニウム配線1eを形成する。
【0027】その際、まず、スパッタリングなどでアル
ミニウム膜を形成し、その後、エッチングによるパター
ニングを行ってアルミニウム配線1eを形成する。
【0028】続いて、その上層に、図2(b)に示すよ
うに、CVD(Chemical Vapor Deposition)などによっ
て表面保護膜1fを形成し、その後、エッチングによっ
て表面保護膜1fのパターニングを行う。
【0029】さらに、その上層に、図2(c)に示すよ
うに、スパッタリングなどでバーンイン用電極1cおよ
び接続用パッド1b用のメタル膜を形成し、その後、エ
ッチングによるパターニングを行って接続用パッド1b
とこれより大きなバーンイン用電極1cとを形成する。
【0030】これにより、図1に示す半導体チップ1が
形成される。
【0031】さらに、この半導体チップ1を、図3に示
すようなチップバーンイン状態でバーンインして選別す
ることにより、良品の半導体チップ1を取得する。
【0032】また、良品として選別された半導体チップ
1は、KGDとしてチップ単体で出荷してもよく、ある
いは、図4に示すようなフリップチップ実装によってマ
ルチチップモジュール4などの半導体装置に組み込まれ
てもよい。
【0033】図4は、図1に示す半導体チップ1をマル
チチップモジュール4のモジュール基板5にフリップチ
ップ実装した状態を示す図であり、チップバーンインに
よって選別された半導体チップ1が突起電極である半田
バンプ6を介してモジュール基板5にフリップチップ実
装されている。
【0034】その際、半田バンプ6は、半導体チップ1
の接続用パッド1bのみに接続されており、したがっ
て、バーンイン用電極1cには半田バンプ6は接続され
ず、バーンイン用電極1cは無接続の状態になってい
る。
【0035】なお、半田バンプ6によるフリップチップ
実装は、半田リフローによって行う。
【0036】また、半導体チップ1のフリップチップ実
装については、図4に示すようなマルチチップモジュー
ル4に限らず、フリップチップ実装可能な全ての製品に
適用することが可能である。
【0037】次に、本実施の形態の半導体装置の製造方
法を、半導体チップ1の検査方法(チップバーンイン)
も含めて説明する。
【0038】ここでは、図1に示す構造の半導体チップ
1をチップバーンインによって選別して良品の半導体チ
ップ1を取得し、この半導体チップ1をその接続用パッ
ド1bに半田バンプ6(突起電極)を接続してモジュー
ル基板5などの実装基板にフリップチップ実装するまで
を説明する。
【0039】まず、外部端子として主面1aの内側領域
に設けられたチップ動作・検査用の複数の接続用パッド
1bと、接続用パッド1bより大きく、かつ広いピッチ
で主面1aの周縁部に設けられた複数のバーンイン用電
極1cとを有した半導体チップ1を準備する。
【0040】すなわち、図2に示す製造手順によって図
1に示すような構造の半導体チップ1を製造する。
【0041】その後、図3に示すように、この半導体チ
ップ1をバーンイン基板3に設けられたソケット2内に
配置して、ソケット2の端子2aと半導体チップ1のバ
ーンイン用電極1cとを接触させてチップバーンイン
(検査)を行う。
【0042】すなわち、バーンイン基板3に設置された
チップバーンイン用のソケット2内に半導体チップ1を
配置し、半導体チップ1のバーンイン用電極1cとソケ
ット2内の端子2aとを直接接触させてソケット2に半
導体チップ1を装着する。
【0043】この状態でチップバーンインを行って半導
体チップ1の選別を行う。
【0044】なお、チップバーンインの際には、半導体
チップ1のバーンイン用電極1cのみを使用し、接続用
パッド1bは、無接続状態でチップバーンインを行う。
【0045】チップバーンイン終了後、ソケット2から
半導体チップ1を取り出す。
【0046】続いて、チップバーンインによって選別さ
れた良品の半導体チップ1を、図4に示すように、これ
の接続用パッド1bとモジュール基板5(実装基板)の
基板側端子5aとを半田バンプ6(突起電極)を介して
接続してモジュール基板5にフリップチップ実装する。
【0047】その際、半導体チップ1の接続用パッド1
bのみを使用し、接続用パッド1bと面積の異なるバー
ンイン用電極1cは無接続状態とする。
【0048】すなわち、互いにパッド面積が等しい接続
用パッド1bのみに同一形状の半田バンプ6を配置し
て、半田リフローなどによって半田バンプ6を溶融し、
これにより、それぞれの接続用パッド1bと基板側端子
5aとが半田バンプ6によって確実に接続され、モジュ
ール基板5へのフリップチップ実装が行われる。
【0049】以上の如く、複数の半導体チップ1をフリ
ップチップ実装によってモジュール基板5に実装したマ
ルチチップモジュール4を確実に組み立てることができ
る。
【0050】本実施の形態の半導体装置およびその製造
方法によれば、以下のような作用効果が得られる。
【0051】すなわち、半導体チップ1において、その
主面1aの内側領域に外部端子としてチップ動作・検査
用の複数の接続用パッド1bが設けられ、さらに主面1
aの周縁部に接続用パッド1bより大きい接続面積で、
かつ広いピッチで複数のバーンイン用電極1cが設けら
れていることにより、この半導体チップ1をバーンイン
基板3に設けられたソケット2内に配置してソケット2
の端子2aと半導体チップ1のバーンイン用電極1cと
を直接接触させてチップバーンインを行うことが可能に
なる。
【0052】つまり、半導体チップ1の表面電極として
接続用パッド1bの他に、これより接続面積が大きく、
かつ広い設置ピッチのバーンイン用電極1cが主面1a
の周縁部に設けられていることにより、チップバーンイ
ンの際に半導体チップ1のバーンイン用電極1cと直接
接触させる端子2aの大きさを大きく、かつ設置ピッチ
を広く配置できる。
【0053】その結果、チップバーンイン用のソケット
2として、その内部の端子2aを大きく、かつ設置ピッ
チを広くしてソケット2を形成可能になる。
【0054】したがって、ソケット2を簡単な構造にす
ることができ、これにより、チップバーンイン用のソケ
ット2として、簡便なソケット2を実現できる。
【0055】その結果、チップバーンイン用のソケット
2を低コストで製造できるとともに、チップバーンイン
の際にチップバーンイン用のソケット2を使用するた
め、チップ支持用の検査基板であるキャリアが不要にな
り、これによって、チップバーンインにおけるコストの
低減化を図ることができる。
【0056】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記発明の実施の形態に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言う
までもない。
【0057】例えば、図5に示す変形例の半導体チップ
1のように、その主面1aの周縁部のバーンイン用電極
1cが設けられた領域のバーンイン用電極1cの下層の
領域をTEG(Test Element Group)領域1gとして使
用してもよい。
【0058】すなわち、図1に示す半導体チップ1で
は、主面1aの周縁部のバーンイン用電極1cが設けら
れた領域において、その下層には素子などが形成されて
いないため、この下層領域に図5に示す変形例の半導体
チップ1のように、TEG領域1gを形成するものであ
る。
【0059】これにより、半導体チップ1が形成される
半導体ウェハにおいて、TEGが形成される領域を減ら
すことができるため、半導体ウェハの表面を従来より有
効に使用することができ、これにより、半導体チップ1
の取り数を増やすことができる。
【0060】また、前記実施の形態では、半導体チップ
1において、主面1aの周縁部に大きくて、設置ピッチ
の広いバーンイン用電極1cが設けられ、かつ主面1a
の内側領域に外部端子としての接続用パッド1bが設け
られている場合を説明したが、これと反対に、主面1a
の周縁部に複数の接続用パッド1bが設けられ、かつ内
側領域に接続用パッド1bより大きくて、設置ピッチの
広いバーンイン用電極1cが設けられていてもよい。
【0061】すなわち、半導体チップ1の主面1aにお
けるバーンイン用電極1cと接続用パッド1bの設置箇
所は、特に限定されるものではなく、接続用パッド1b
よりバーンイン用電極1cの方が、その接続面積が大き
く、かつ設置ピッチが広ければよい。
【0062】また、前記実施の形態では、図1に示す半
導体チップ1のフリップチップ実装の半導体装置の例と
して、図4に示すマルチチップモジュール4を取り上げ
て説明したが、前記半導体装置は、大形のバーンイン用
電極1cとそれより小さい接続用パッド1bとを有した
半導体チップ1を用い、その接続用パッド1bに突起電
極を接続してフリップチップ実装するものであれば、マ
ルチチップモジュール4以外の半導体装置であってもよ
く、さらに、前記フリップチップ実装を行う製品に対し
ては全て適用することが可能である。
【0063】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0064】(1).外部端子としての接続用パッドよ
り大きく、かつ広いピッチで設けられたバーンイン用電
極を有した半導体チップをバーンイン基板に設けられた
ソケット内に配置してソケットの端子と半導体チップの
バーンイン用電極とを直接接触させてチップバーンイン
を行うことにより、ソケットの内部の端子の面積を大き
くすることができ、かつソケット内の端子の設置ピッチ
も広げることができる。したがって、ソケットを簡単な
構造にすることができ、これにより、チップバーンイン
用のソケットとして、簡便なソケットを実現できる。
【0065】(2).前記(1)により、チップバーン
イン用のソケットを低コストで製造でき、したがって、
チップバーンインの際にソケットを使用できるため、チ
ップ支持用の検査基板であるキャリアが不要になり、こ
れによって、チップバーンインにおけるコストの低減化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の半導体チップの構造の一
例を示す平面図である。
【図2】(a),(b),(c)は図1に示す半導体チップ
の製造方法における主工程に対応したチップ構造の一例
を示す拡大部分断面図であり、(a)は配線形成工程、
(b)は表面保護膜形成工程、(c)は表面電極形成工
程である。
【図3】図1に示す半導体チップをチップバーンインす
る際のバーンイン状態の一例を示す拡大部分断面図であ
る。
【図4】図1に示す半導体チップをフリップチップ実装
した半導体装置の一例であるマルチチップモジュールの
構造を示す拡大部分断面図である。
【図5】図1に示す本実施の形態の半導体チップに対す
る変形例の半導体チップの構造を示す拡大部分平面図で
ある。
【符号の説明】
1 半導体チップ 1a 主面 1b 接続用パッド 1c バーンイン用電極 1d シリコン基板(半導体基板) 1e アルミニウム配線 1f 表面保護膜 1g TEG領域 2 ソケット 2a 端子 3 バーンイン基板 4 マルチチップモジュール(半導体装置) 5 モジュール基板(実装基板) 5a 基板側端子 6 半田バンプ(突起電極)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜本 正人 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 若原 篤志 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 Fターム(参考) 2G003 AA07 AC01 AG00 AG01 AH00 4M106 AA02 AD01 AD26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板主面に外部接続用端子として
    設けられた複数の接続用パッドと、 前記接続用パッドより大きく、広いピッチで設けられた
    複数のバーンイン用電極とを有することを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 外部端子として設けられたチップ動作・
    検査用の複数の接続用パッドと、前記接続用パッドより
    大きく、かつ広いピッチで設けられた複数のバーンイン
    用電極とを有した半導体チップを準備する工程と、 前記半導体チップをバーンイン基板に設けられたソケッ
    ト内に配置して、前記ソケットの端子と前記半導体チッ
    プの前記バーンイン用電極とを接触させてチップバーン
    インを行う工程とを有することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 外部端子として主面の内側領域に設けら
    れたチップ動作・検査用の複数の接続用パッドと、前記
    接続用パッドより大きく、かつ広いピッチで前記主面の
    周縁部に設けられた複数のバーンイン用電極とを有した
    半導体チップを準備する工程と、 前記半導体チップをバーンイン基板に設けられたソケッ
    ト内に配置して、前記ソケットの端子と前記半導体チッ
    プの前記バーンイン用電極とを接触させてチップバーン
    インを行う工程と、 前記チップバーンイン後、前記ソケットから前記半導体
    チップを取り出す工程と、 前記チップバーンインによって選別された前記半導体チ
    ップを、これの前記接続用パッドと実装基板の基板側端
    子とを突起電極を介して接続して前記実装基板にフリッ
    プチップ実装する工程とを有し、 前記チップバーンインによって選別された前記半導体チ
    ップを前記実装基板であるモジュール基板にフリップチ
    ップ実装して半導体装置を組み立てることを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体装置の製造方法で
    あって、前記バーンイン用電極を除く前記接続用パッド
    に前記突起電極である半田バンプを設け、前記モジュー
    ル基板に前記半導体チップを実装することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
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