JP2002045400A - パンツ型の使い捨て着用物品 - Google Patents
パンツ型の使い捨て着用物品Info
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Abstract
ができ、着用に手間取ることがないように畳まれたパン
ツ型の使い捨て着用物品を提供する。 【解決手段】 パンツ型の使い捨て着用物品1が、前後
胴周り域5,7の胴周り方向中央部13から股下域6の
幅方向中央部14へ延びる線16によって折曲されて、
線16によって区分された物品1の左半分Lと右半分R
との内面が互いに当接した状態に畳まれている。
Description
ておむつやトレーニングパンツ、失禁パンツ等のパンツ
型の使い捨て着用物品に関する。
周り開口と一対の脚周り開口とを有するパンツの前後胴
周り域の両側縁部が、パンツの外面に重なるように前後
胴周り域の胴周り方向中央部へ向って折曲され、パンツ
の股下域が前後胴周り域のいずれか一方の外面に重なる
ように折曲された使い捨てパンツの折り畳み構造を開示
している。
ツは、折り畳まれた状態が続くと、前後胴周り域の両側
縁部にパンツの縦方向へ延びる折り目が付くとともに、
股下域にパンツの横方向へ延びる折り目が付いてしま
う。このパンツでは、前後胴周り域の両側縁部と股下域
とを折り返してパンツを着用しようとしても、それら折
り目が胴周り開口と脚周り開口とを閉じようとするの
で、胴周り開口と脚周り開口とを開き難く、パンツの着
用に手間取ることがある。
とを容易に開くことができ、着用に手間取ることがない
ように畳まれたパンツ型の使い捨て着用物品を提供する
ことにある。
ための本発明は、互いに対向する前胴周り域および後胴
周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とを備
え、前記前後胴周り域の両側縁部が連結されて胴周り開
口と一対の脚周り開口とが画成されたパンツ型の使い捨
て着用物品を改良することにある。
が、前記前後胴周り域の胴周り方向中央部から前記股下
域の幅方向中央部へ向って延びる線によって折曲され、
前記線によって区分された前記物品の左半分と右半分と
の内面が互いに当接した状態に畳まれていることにあ
る。
股下域の幅方向中央部が、前記物品の右半分と左半分と
の間に介在するように、前記胴周り開口の側へ向って前
記物品に内側へ折り込まれている。
前記物品が、連結された前記両側縁部において折曲され
て、前記物品の左半分と右半分とのいずれか一方の外面
が互いに当接した状態に畳まれている。
るパンツ型の使い捨て着用物品の詳細をパンツ型の使い
捨ておむつを例として説明すると、以下のとおりであ
る。
い捨ておむつ1の部分破断斜視図と、折り畳まれた状態
で示す図1のおむつ1の斜視図とである。おむつ1で
は、それを着用した着用者を基準とし、線16を中心と
して着用者の左側に位置するおむつ1の部分を左半分L
といい、着用者の右側に位置するおむつ1の部分を右半
分Rという。
液性裏面シート3と、それらシート2,3の間に介在
し、全体が透水性のティッシュペーパー(図示せず)に
被覆、接合された吸液性コア4とを主要な構成部材とす
る。コア4は、ティッシュペーパーを介して表面シート
2と裏面シート3との少なくとも一方に接合されてい
る。
および後胴周り域7と、前後胴周り域5,7の間に位置
する股下域6とを有する。おむつ1では、前後胴周り域
5,7の縦方向へ延びる両側縁部が合掌状に重なり合っ
た状態で固着され、胴周り開口9と一対の脚周り開口1
0とが画成されている。
びる複数条の胴周り用弾性伸縮性部材11が表面シート
2と裏面シート3との間に介在し、それらシート2,3
の少なくとも一方に伸長状態で取り付けられている。脚
周り開口10の縁部には、脚周り方向へ延びる複数条の
脚周り用弾性伸縮性部材12が表面シート2と裏面シー
ト3との間に介在し、それらシート2,3の少なくとも
一方に伸長状態で取り付けられている。図1では、弾性
部材11,12各々が収縮し、胴周り開口9と脚周り開
口10との縁部に沿って多数のギャザーが形成されてい
る。
4から前後胴周り域5,7の胴周り方向中央部13,1
4へ向って仮想線で示す線16が延びている。おむつ1
は、図1の状態から線16において折曲されると、線1
6によって区分されたおむつ1の左半分Lと右半分Rと
が矢印A1で示す横方向内方へ向って近づく。おむつ1
は、図2に示すように、左半分Lと右半分Rとの内面が
互いに当接した状態に畳まれる。
いたとしても、おむつ1の両側縁部8を摘持して、両側
縁部8を図2に矢印A2で示すおむつ1の横方向外方へ
引っ張り、左半分Lと右半分Rとを離間させることで、
胴周り開口9を簡単に開くことができる。また、おむつ
1では、脚周り開口10がその口を開けたままの状態で
畳まれているので、脚周り開口10を開くことはなく、
そのまま着用することができる。
態で示すおむつ1の斜視図であり、図2の状態にあると
きの前胴周り域5の側を仮想線で示す。おむつ1は、そ
の両側縁部8において、前胴周り域5の側が矢印A3で
示す後胴周り域7の側へ折曲され、左半分Lの外面が互
いに当接した状態に畳まれている。おむつ1は、図2の
それよりも一層コンパクトにすることができる。
態で示すおむつ1の部分破断斜視図であり、股下域6の
一部が破断されている。図4では、図2の状態にあると
きの股下域6を仮想線で示す。おむつ1は、股下域6の
幅方向中央部14が左半分Lと右半分Rとの間に介在す
るように、矢印A4で示す胴周り開口9の側へ向ってお
むつ1の内側へ折り込まれている。
口9の側へ凸となり、図2のそれよりも一層コンパクト
にすることができる。おむつ1では、その両側縁部8を
横方向外方へ引っ張って左半分Lと右半分Rとを離間さ
せると、股下域6の幅方向中央部14が矢印A5で示す
横方向外方へ展開する。おむつ1では、幅方向中央部1
4が展開することで、股下域6が前後胴周り域5,7に
対して略直交するように延び、おむつ1の内部に空間が
形成される。このおむつ1では、胴周り開口9から脚周
り開口10へ向って脚を通すことが容易である。
態で示すおむつ1の斜視図であり、図4の状態にあると
きの前胴周り域5の側を仮想線で示す。おむつ1は、そ
の両側縁部8において、前胴周り域5の側が矢印A6で
示す後胴周り域7の側へ折曲され、左半分Lの外面が互
いに当接した状態に畳まれている。おむつ1は、図4の
それよりも一層コンパクトにすることができる。
納されたり、多数のおむつ1を積み重ねた状態でパッケ
ージに収納される。
ックフィルム等の透液性のシート、好ましくは透液性で
あって親水性のシートを使用することができる。裏面シ
ート3には、疎水性不織布、不透液性のプラスチックフ
ィルムまたは疎水性不織布とプラスチックフィルムとの
ラミネートシート、好ましくは通気不透液性のシートを
使用することができる。また、裏面シートとしては、高
い耐水性を有するメルトブローン不織布を、高い強度を
有しかつ柔軟性に富んだスパンボンド不織布で挟んだ複
合不織布を使用することもできる。
パンチ、メルトブローン、サーマルボンド、スパンポン
ド、ケミカルボンド、エアースルー等の各製法により製
造された不織布を使用することができる。不織布の構成
繊維としては、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポ
リアミド系、の各繊維、ポリエチレン/ポリプロピレン
やポリエチレン/ポリエステル等で形成された芯鞘型複
合繊維、サイドバイサイド型複合繊維を使用することが
できる。
マー粒子と熱可塑性合成樹脂繊維との混合物であり、所
要の厚みに圧縮されている。高吸収性ポリマーとして
は、デンプン系、セルロース系、合成ポリマー系のもの
を使用することができる。
合、弾性部材11,12の取り付けには、ホットメルト
型接着剤、または、ソニックシールやヒートシール等の
熱溶着の技術を利用することができる。
他に、トレーニングパンツや失禁パンツにも実施するこ
とができる。
品によれば、物品が線によって折曲され、線によって区
分された物品の左半分と右半分との内面が互いに当接し
た状態に畳まれているので、線において折り目が付いた
としても、物品の両側縁部を摘持して、該両側縁部を横
方向外方へ引っ張ることにより、胴周り開口を簡単に開
けることができ、着用に手間取ることはない。
部において折曲し、物品の左半分と右半分とのいずれか
の外面が当接した状態に畳まれた物品では、物品を一層
コンパクトにすることができる。
域の幅方向中央部が胴周り開口の側へ向って物品の内側
へ折り込まれた物品では、物品を一層コンパクトにする
ことができるとともに、それを着用するときに、物品の
内部に空間が形成されるので、胴周り開口から脚周り開
口へ向って脚を通すことが容易である。
向って折り込まれた物品をさらに両側縁部において折曲
し、物品の左半分と右半分とのいずれかの外面が当接し
た状態に畳まれた物品では、物品をさらにコンパクトに
することができる。
図。
の斜視図。
の斜視図。
の斜視図。
使い捨て着用物品) 5 前胴周り域 6 股下域 7 後胴周り域 8 両側縁部 9 胴周り開口 10 脚周り開口 13 胴周り方向中央部 14 幅方向中央部 15 胴周り方向中央部 16 線 L 左半分 R 右半分
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに対向する前胴周り域および後胴周
り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とを備
え、前記前後胴周り域の両側縁部が連結されて胴周り開
口と一対の脚周り開口とが画成されたパンツ型の使い捨
て着用物品において、 前記物品が、前記前後胴周り域の胴周り方向中央部から
前記股下域の幅方向中央部へ向って延びる線によって折
曲され、前記線によって区分された前記物品の左半分と
右半分との内面が互いに当接した状態に畳まれているこ
とを特徴とする前記物品。 - 【請求項2】 前記股下域の幅方向中央部が、前記物品
の右半分と左半分との間に介在するように、前記胴周り
開口の側へ向って前記物品に内側へ折り込まれている請
求項1記載の物品。 - 【請求項3】 前記物品が、連結された前記両側縁部に
おいて折曲されて、前記物品の左半分と右半分とのいず
れか一方の外面が互いに当接した状態に畳まれている請
求項1記載または請求項2に記載の物品。
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- 2000-08-03 JP JP2000236153A patent/JP3706530B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3706530B2 (ja) | 2005-10-12 |
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