JP2002044691A - 動画符号送受信管理装置 - Google Patents

動画符号送受信管理装置

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JP2002044691A
JP2002044691A JP2000224701A JP2000224701A JP2002044691A JP 2002044691 A JP2002044691 A JP 2002044691A JP 2000224701 A JP2000224701 A JP 2000224701A JP 2000224701 A JP2000224701 A JP 2000224701A JP 2002044691 A JP2002044691 A JP 2002044691A
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Yoshizo Honda
芳三 本多
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Ando Electric Co Ltd
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】動画符号通信の品質評価と送信制御において、
原画比較と同程度の検出精度で、しかも受信符号だけか
ら検出する場合に近い処理規模で、動画中継機器の評価
とともに、動画品質の劣化を検出し、劣化抑制となるよ
う送信制御を行う装置を提供する。 【解決手段】動画符号送信器11と動画符号受信器21に、
それぞれ動画符号送信検査器12と、動画符号受信検査器
22を接続し、同期符号間のパラメータ数を計数して送信
時の検査結果を受信側にも通信して検出漏れを低減す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画符号送受信管
理装置に関し、特に動画符号送受信および中継器におけ
る動画品質の劣化を評価・検査して、送信および中継を
制御する装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、この種の装置については、例えば、
同発明者による特願平11-153078に記載例があるが、本
発明に関連する部分だけを簡潔に説明する。ディジタル
動画は、動画フレームと呼ぶ瞬間瞬間の映像が、時間的
につらなったものである。多くの場合は動画フレームそ
れぞれの時間間隔は一定である。ディジタル動画は一般
にデータ量が膨大なので、統計的な冗長性と、それを見
る人間の視覚の特性を利用して、情報圧縮を行って送信
し、受信側で伸長して動画を再生するという動画符号送
受信が広く行われている。
【0003】例えば動画符号の国際標準には、例えば国
際標準化機構であるISO (International Organization
for Standardization)及びIEC (International Electro
technical Commission)によるMPEG (Moving Picture Ex
perts Group)-2 (ISO/IEC-13818)、MPEG-4 (ISO/IEC-14
496)、ITU (International Telecommunication Union)
勧告によるH.261、H.263などがある。本発明は、前述の
国際標準だけでなく、同等の動画符号にも適用される。
【0004】動画符号の送受信においては、次のような
原因により受信側で再生する動画が元の動画に一致しな
いケースが発生し、動画の品質が劣化する。 動画符号の伝送中に生じる伝送誤りにより動画符号が
正しく受信されない場合である。 動画符号を所定のパケットに分割して送信したものを
受信側で受信した場合に、一部のパケットが途中で損失
して受信されない場合である。 動画符号を連続した動画フレームとして伝送する際
に、送受信に時間がかかり過ぎてしまい、すでに開始さ
れた動画フレームの再生のタイミングに対して、ある動
画フレームのデコード後の表示が間に合わなくなって、
その動画フレームの表示をスキップして次の動画フレー
ムの処理に移行する場合である。
【0005】上記の如き種々の原因で生じる動画の劣化
を定量的に評価し、さらに動画品質の劣化を抑制するこ
とが動画符号送受信管理装置の目的である。この種の動
画符号送受信管理装置の第1の従来例を図3に示す。図
3において、11は原画をエンコードして送出する動画符
号送信器であり、21は該動画符号送信器11から送信され
た動画符号を受信して、デコードして再生する動画符号
受信器である。また、29はエンコード前の原画データ92
と前記動画符号受信器で受信した動画符号データをデコ
ードした受信動画データとを入力して、両者の差画像を
算出し、さらに、SNRを算出する差画像SNR算出器であ
る。また、22は前記差画像またはSNRに基づいて動画符
号の劣化を検出する動画符号受信検査器である。ここ
で、SNRとは、信号(signal)と雑音(noise)のパワー比
(ratio)であり、差画像は劣化成分であるので、雑音
(noise)とみなし、また原画を信号とみなして、原画
の各画素あたりの階調値の自乗平均との比を求める。通
常はこの比を10を底とする(常用)対数をとって10倍し
た値をdB(デシベル)という単位を付して用いる。
【0006】前記動画符号受信検査器22は、前記差画像
またはSNRに基づいて動画符号の劣化を検出するほか
に、上記の動画符号を連続した動画フレームとして伝
送する際に、送受信に時間がかかり過ぎてしまい、すで
に開始された動画フレームの再生のタイミングに対し
て、ある動画フレームのデコード後の表示に間に合わな
かった動画フレームの検出をも行なって、動画符号の劣
化を検出する。
【0007】ここで、原画データと受信符号をデコード
した受信動画データとの差画像は、確実に動画品質の劣
化成分の一つである。さらに、デコードされても表示が
間に合わなかった動画フレームは、一枚すべて劣化成分
である。
【0008】第2の従来例を図4に示す。図4におい
て、11は原画をエンコードして送出する動画符号送信器
であり、21は該動画符号送信器11から送信された動画符
号を受信して、デコードして再生する動画符号受信器で
ある。動画符号受信検査部22は、受信した動画符号を検
査して、予め取り決められた動画符号の規則に照らし
て、動画符号の異常な箇所を検出する。ほかに、上記
の動画符号を連続した動画フレームとして伝送する際
に、送受信に時間がかかり過ぎてしまい、すでに開始さ
れた動画フレームの再生のタイミングに対して、ある動
画フレームのデコード後の表示に間に合わなかった動画
フレームの検出をも行なって、動画符号の劣化を検出す
る。
【0009】動画符号が異常となる場合について、上記
の例を図5を用いて説明する。動画符号71があり、パ
ラメータA,B,C,Dが順に符号化されている。ここ
でパラメータBはパラメータAで指定される関数の引数
であるとする。同様にパラメータDはパラメータCで指
定される関数の引数であるとする。
【0010】例えば動画符号71を送信する際、パケット
分割を行う。図示のように、パケット分割によって、パ
ケット72、パケット73、パケット74に分割されて送信さ
れる。このうちパケット73がパケット損失となった場
合、受信側ではパケット72の次にパケット74を続けて動
画符号を再結合しようとするので、動画符号75のよう
に、パラメータAの次にパラメータDが続くことにな
る。
【0011】パラメータDは元はパラメータCで指定さ
れる関数の引数であるのに、この場合の受信後のパケッ
ト75で与えられた動画符号からデコードされるものは、
パラメータAで指定される関数の引数として関数値を算
出しようとする。ここで、パラメータDが、パラメータ
Aで指定される関数の引数として、あり得ない値である
場合は、関数値が算出できないので、デコードエラーと
なる。
【0012】一方、パラメータDがパラメータAで指定
される関数の引数として、たまたま取りうる値である場
合は、デコードエラーとなることなく、関数値が算出さ
れて、次の処理に移行する。このときたまたま元の関数
値と同じ値が算出されることもある。または、元の関数
値と異なる値が得られる場合もある。
【0013】動画符号は圧縮率を少しでも向上させよう
として、関数の同定に動画符号を割り当てず、動画符号
上の順序だけで示す場合が多いが、このような場合に
は、関数がスキップされていることを判定することは困
難である。デコードが進んでから、結果としてパラメー
タCで指定される関数について何ら算出されないケース
が発生して、動画再生に必要な値が得られないので、デ
コードに異常をきたし、動画が正しく再生されないか、
または他のパラメータのデコードの場合にデコードエラ
ーを生じたりする。
【0014】パラメータの中には、前の箇所のデコード
結果を用いてデコードしたり、動画符号におけるパラメ
ータに割り当てられているビット長がさまざまである場
合は、それまでのデコードが正しいことを前提としてデ
コードしているので、デコードエラーが発生すると、次
のビットからのデコードを続行しても、正しさの根拠が
ないので、次の同期符号までデコードをしないという処
理方法が使われる。本来ならデコードされる画像の領域
が欠損することになる。
【0015】同期符号を頻度良く埋め込んでいれば、欠
損の起こりうる部分が小さくなる。数画素頻度で埋め込
めば数画素精度で劣化を検出できることになるが、反対
に符号量が増大して圧縮率が高くならないことになる。
したがって、前述の国際標準では、同期符号を動画フレ
ーム当たり数個から数十個の頻度に生成している。そこ
で本発明では、この領域の精度で劣化を検出することに
限定する。
【0016】さらに、多くの伝送方式で用いられる誤り
訂正方式では、伝送すべきビットの列から数十バイトか
ら数百バイトの程度の一定長を区切っていって、それぞ
れのブロック毎に伝送誤りを検出・訂正する方式が多
い。ブロックの中で訂正不能な誤りが生じたら、ブロッ
ク全体を廃棄するか再送を要求することになる。この場
合にも数画素よりずっと多いブロック毎に正常か欠損か
しかないので、欠損・劣化の検出精度は、同期符号毎で
十分である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】第二の従来例では、例
えば前述の2つの関数がたまたま同種の関数の場合は、
パラメータBの代わりにパラメータDでも関数値の算出
には異常とならない。動画符号の異常を頼りに動画品質
の劣化を検出していたので、前述のようにたまたまデコ
ードエラーが発生しないように再生値が変化した場合
は、劣化を検出できない、という問題がある。
【0018】また、動画エンコード処理中の異常によっ
て、送信しようとする動画符号にもともと異常があった
場合は、送信側での品質と受信側での品質が変わらない
のに、受信側で劣化として検出してしまう、という問題
点がある。したがって、劣化に応じて送信制御を行い、
劣化を抑制する場合も、正確な制御ができないことにな
る。また動画の送信または受信の両端だけでなく、動画
符号の通信を中継する機器に対しても、中継の正しさを
評価できないことになる。
【0019】第1の従来例では、膨大な原画データを必
要とするので、処理規模、伝送量が大きくなり、リアル
タイムに逐次、動画品質の劣化を評価したり、送信制御
する用途に使えない、という問題がある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、動画符号送信器と、前記動画符号送信器に接続され
た動画符号送信検査器と、前記動画符号送信器が送信す
る動画符号を受信する動画符号受信器と、前記動画符号
受信器に接続された動画符号受信検査器とを備え、前記
動画符号送信検査器の出力情報を前記動画符号受信検査
器宛てに送信する手段を備え、前記動画符号送信検査器
の出力情報を用いて前記動画符号受信検査器で動画符号
を検査することによって、膨大な原画データ、処理規
模、伝送量を大きくせずに、リアルタイムに逐次、動画
品質の劣化を評価できる。(請求項1)
【0021】また、動画符号送信器と、前記動画符号送
信器に接続された動画符号送信検査器と、前記動画符号
送信器が送信する動画符号を受信する動画符号受信器
と、前記動画符号受信器に接続された動画符号受信検査
器とを備え、前記動画符号受信検査器の出力情報を前記
動画符号送信検査器宛てに送信する手段を備え、前記動
画符号受信検査器の出力情報を用いて前記動画符号送信
器で動画符号の送信を制御することによって、膨大な原
画データ、処理規模、伝送量を大きくせずに、リアルタ
イムに逐次、動画品質の劣化を評価したり、送信制御で
きる。(請求項2)
【0022】また、前記動画符号送信(受信)検査器
で、動画符号の未定義の値と異常な配列と欠損を検出す
ることによって、処理規模、伝送量を大きくせずに、リ
アルタイムに逐次、動画品質の劣化を評価できる。(請
求項3,4)
【0023】また、前記動画符号送信(受信)検査器
で、同期符号間の動画符号の符号量またはパラメータ数
を検出することによって、処理規模、伝送量を大きくせ
ずに、リアルタイムに逐次、動画品質の劣化を評価でき
る。(請求項5,6)
【0024】また、前記動画符号送信(受信)検査器
で、動画符号の送信(受信)時刻と許容遅延時間を検査
することによって、リアルタイムに逐次、動画品質の劣
化を評価できる。(請求項7,8)
【0025】また、前記動画符号受信検査器で、動画符
号の復号における許容遅延時間を検査することデコード
されても表示されないフレームの欠損を検出できる。
(請求項9)
【0026】また、前記動画符号送信(受信)検査器
で、検査で異常を検出したときだけ出力を前記動画符号
受信(送信)検査器に送信することによって、無駄な通
信量を軽減できる。(請求項10,11)
【0027】更に、動画符号送信器と動画符号受信器と
の間での動画符号の伝送のみでなく、動画符号中継器と
別の動画符号中継器又は、動画符号中継器と動画符号送
信(受信)器との間の動画符号の伝送にも同様に適用で
きる。(請求項13〜15)
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について、
図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施
例を示す装置の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、11は原画をエンコードして送出する動画符号送信
器であり、21は該動画符号送信器11から送信された動画
符号を受信して、デコードして再生する動画符号受信器
である。12は動画符号送信検査器であって、動画符号送
信器11に接続されて、送信する動画符号を検査するもの
であって、同期符号にはさまれたパラメータ数を計数し
た結果を動画符号受信検査器に送信する。
【0029】図5が同期符号ではさまれた動画符号の例
だとすると、該例においては、パラメータ数は「4」な
ので、「4」を送信する。パラメータ数でなく、ビット
数でもよい。その場合には検出がより簡潔になる。
【0030】動画フレーム当たり同期符号は多くても数
十個程度であれば数十バイト、数倍に圧縮する周知の圧
縮方式で送信すれば、1秒当たり30フレームであって
も、数kbit/sの程度である。元の動画符号が多くの場
合、数十kbit/s以上であるので、付加情報による負荷は
小さい。もしこの程度の通信量の付加も問題となる場合
は、さらに検査器間でのやりとりは異常発生だけに限る
という方法もある。この場合は検出精度は、第2の従来
例に近くなる。
【0031】動画符号送信検査器12は、また、同期符号
にはさまれた動画符号の部分の異常も予め検出してお
く。前述の「4」などの代わりに「0」を送るなどで識別
できる。多くのデコーダの復号処理が欠損とするなら
ば、同期符号ではさまれたこの箇所は画像として欠損と
する。
【0032】動画符号送信検査器12は、さらに動画フレ
ームの最後を送信する時刻と、予め刻まれた一定間隔の
タイミングとを比較して、遅れが許容範囲を越している
と、該当する動画フレームは欠損とする。動画フレーム
毎に予め定められた算出方法で動画フレームの最後を送
信する時刻を用いて基準のタイミングを修正する。
【0033】動画符号受信器21にも動画符号受信検査器
22を接続して、受信した動画符号を検査する。動画符号
受信検査器22の検査機能は、前述の動画符号送信検査器
12の検査機能と同じ機能を備えており、受信した検出結
果を利用して受信側で動画符号の検査を行い、その結果
を送信側へ戻すことにより、動画符号送信検出器側で
は、これを用いて、送信レートを低下したり向上させた
りするなど送信制御を行う。さらに動画符号受信器21で
表示が間に合わなくて表示されなかった動画フレームを
欠損とする。
【0034】図2は、本発明の第2の実施例を示す装置
の構成を示すブロック図である。上記図1について説明
したように、動画符号送信検査器12と動画符号受信検査
器22の機能はほぼ同様なので、動画を中継する機器に接
続して同様の機能で動画符号中継検査器を構成してもよ
い。この場合の構成を図2に示す。
【0035】図2において、31は原画を動画エンコード
した動画符号を中継する動画符号中継器であり、41は該
動画符号中継器31から送信された動画符号を受信して、
更に次の動画符号中継器にどうが符号を送信する動画符
号中継器である。32は動画符号中継検査器であって、動
画符号中継器31に接続されて、中継する動画符号を検査
するものであって、同期符号にはさまれたパラメータ数
を計数した結果を次の動画符号中継検査器に送信する。
【0036】動画符号中継器31、動画符号中継器41は、
例えば、動画符号のパケットを分岐経路のひとつに送出
する機能を持っていたり、あるいは、高いレートの動画
符号を、粗く量子化した低いレートの動画符号に変換し
て送出したりする。動画符号中継検査器32、動画符号中
継検査器42は、図示のようにそれぞれ接続されて、前段
の検査結果を利用して検査し、また後段の検査結果を前
段に戻したりする。もちろん図2において、動画符号中
継器31、動画符号中継検査器32の代わりにそれぞれ前記
動画符号送信機11、動画符号送信検査器12を用いる構成
でもよいし、動画符号中継器41、動画符号中継検査器42
の代わりにそれぞれ前記動画符号受信機21、動画符号受
信検査器22を用いる構成でもよい。動画符号中継器31、
動画符号中継器41は、単なる中継機能であっても、動画
デコードと表示をシミュレートする機能を持っていても
よい。この場合は、表示に間に合わなかった動画フレー
ムを欠損とする。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、動画符号送信
器と、前記動画符号送信器に接続された動画符号送信検
査器と、前記動画符号送信器が送信する動画符号を受信
する動画符号受信器と、前記動画符号受信器に接続され
た動画符号受信検査器とを備え、前記動画符号送信検査
器の出力情報を前記動画符号受信検査器宛てに送信する
手段を備え、前記動画符号送信検査器の出力情報を用い
て前記動画符号受信検査器で動画符号を検査することに
よって、原画データと受信動画データとを比較して差画
像やSNRを求めるより、処理規模・負荷が小さくな
り、膨大な原画データ、処理規模、伝送量を大きくせず
に、リアルタイムに逐次、動画品質の劣化を評価できる
という効果がある。
【0038】また、請求項2記載の発明では、動画符号
送信器と、前記動画符号送信器に接続された動画符号送
信検査器と、前記動画符号送信器が送信する動画符号を
受信する動画符号受信器と、前記動画符号受信器に接続
された動画符号受信検査器とを備え、前記動画符号受信
検査器の出力情報を前記動画符号送信検査器宛てに送信
する手段を備え、前記動画符号受信検査器の出力情報を
用いて前記動画符号送信器で動画符号の送信を制御する
ことによって、膨大な原画データ、処理規模、伝送量を
大きくせずに、リアルタイムに逐次、動画品質の劣化を
評価したり、正確な送信制御ができるという効果を奏す
る。
【0039】また、請求項3及び4記載の発明では、前
記動画符号送信(受信)検査器で、動画符号の未定義の
値と異常な配列と欠損を検出することによって、処理規
模、伝送量を大きくせずに、劣化の検出漏れを低減し
て、リアルタイムに逐次、動画品質の劣化を評価できる
という効果を奏する。
【0040】また、請求項5及び6記載の発明では、前
記動画符号送信(受信)検査器で、同期符号間の動画符
号の符号量またはパラメータ数を検出することによっ
て、処理規模、伝送量を大きくせずに、リアルタイムに
逐次、動画品質の劣化を評価できるという効果が得られ
る。
【0041】また、請求項7及び8記載の発明では、前
記動画符号送信(受信)検査器で、動画符号の送信(受
信)時刻と許容遅延時間を検査することによって、デコ
ードされたとしても表示されない欠損を検出でき、リア
ルタイムに逐次、動画品質の劣化を評価できるという効
果を奏する。
【0042】また、請求項9記載の発明では、前記動画
符号受信検査器で、動画符号の復号における許容遅延時
間を検査することによって、デコードされても表示され
ないフレームの欠損を検出できるという効果が得られ
る。
【0043】また、請求項10及び11記載の発明で
は、前記動画符号送信(受信)検査器で、検査で異常を
検出したときだけ出力を前記動画符号受信(送信)検査
器に送信することによって、無駄な通信量を軽減できる
という効果を奏する。
【0044】更に、請求項12〜15に記載の発明で
は、動画符号送信器と動画符号受信器との間での動画符
号の伝送のみでなく、動画符号中継器と別の動画符号中
継器又は、動画符号中継器と動画符号送信(受信)器と
の間の動画符号の伝送の場合にも適用でき、同様の効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第2の実施例による装置の構成を示す
ブロック図である。
【図3】従来例を示す説明図である。
【図4】従来例を示す説明図である。
【図5】動画符号送受信による動画品質の劣化を図解し
て説明するための概念図である。
【符号の説明】
11 動画符号送信器 12 動画符号送信検査器 21 動画符号受信器 22 動画符号受信検査器 31 動画符号中継器 32 動画符号中継検査器 41 動画符号中継器 42 動画符号中継検査器 71 動画符号 72,73,74,75 動画符号パケット

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画符号送信器と、前記動画符号送信器
    に接続された動画符号送信検査器と、前記動画符号送信
    器が送信する動画符号を受信する動画符号受信器と、前
    記動画符号受信器に接続された動画符号受信検査器とを
    備え、前記動画符号送信検査器の出力情報を前記動画符
    号受信検査器宛てに送信する手段を備え、前記動画符号
    送信検査器の出力情報を用いて前記動画符号受信検査器
    で動画符号を検査することを特徴とする動画符号送受信
    管理装置。
  2. 【請求項2】 動画符号送信器と、前記動画符号送信器
    に接続された動画符号送信検査器と、前記動画符号送信
    器が送信する動画符号を受信する動画符号受信器と、前
    記動画符号受信器に接続された動画符号受信検査器とを
    備え、前記動画符号受信検査器の出力情報を前記動画符
    号送信検査器宛てに送信する手段を備え、前記動画符号
    受信検査器の出力情報を用いて前記動画符号送信器で動
    画符号の送信を制御することを特徴とする動画符号送受
    信管理装置。
  3. 【請求項3】 前記動画符号送信検査器は、動画符号の
    未定義の値と異常な配列と欠損を検出することを特徴と
    する請求項1または2記載の動画符号送受信管理装置。
  4. 【請求項4】 前記動画符号受信検査器は、動画符号の
    未定義の値と異常な配列と欠損を検出することを特徴と
    する請求項1または2記載の動画符号送受信管理装置。
  5. 【請求項5】 前記動画符号送信検査器は、同期符号間
    の動画符号の符号量またはパラメータ数を検出すること
    を特徴とする請求項1または2記載の動画符号送受信管
    理装置。
  6. 【請求項6】 前記動画符号受信検査器は、同期符号間
    の動画符号の符号量またはパラメータ数を検出すること
    を特徴とする請求項1または2記載の動画符号送受信管
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記動画符号送信検査器は、動画符号の
    送信時刻と許容遅延時間を検査することを特徴とする請
    求項1または2記載の動画符号送受信管理装置。
  8. 【請求項8】 前記動画符号受信検査器は、動画符号の
    受信時刻と許容遅延時間を検査することを特徴とする請
    求項1または2記載の動画符号送受信管理装置。
  9. 【請求項9】 前記動画符号受信検査器は、動画符号の
    復号における許容遅延時間を検査することを特徴とする
    請求項1または2記載の動画符号送受信管理装置。
  10. 【請求項10】 前記動画符号送信検査器は、検査で異
    常を検出したときだけ出力を前記動画符号受信検査器に
    送信することを特徴とする請求項1または2記載の動画
    符号送受信管理装置。
  11. 【請求項11】 前記動画符号受信検査器は、検査で異
    常を検出したときだけ出力を前記動画符号送信検査器に
    送信することを特徴とする請求項1または2記載の動画
    符号送受信管理装置。
  12. 【請求項12】 第1の動画符号中継器と、前記第1の
    動画中継器に接続された第2の動画符号中継器と、前記
    第1の動画符号中継器に接続された第1の動画符号中継
    検査器と、前記第1の動画符号中継検査器及び第2の動
    画符号中継器とに接続された第2の動画符号中継検査器
    とを備え、前記第2の動画符号中継検査器は、前記第1
    の動画符号中継検査器の出力を用いて、前記第2の動画
    符号中継器の動画符号を検査及び動画符号の中継の制御
    をすることを特徴とする動画符号送受信管理装置。
  13. 【請求項13】 第1の動画符号中継器と、前記第1の
    動画中継器に接続された第2の動画符号中継器と、前記
    第1の動画符号中継器に接続された第1の動画符号中継
    検査器と、前記第1の動画符号中継検査器及び第2の動
    画符号中継器とに接続された第2の動画符号中継検査器
    とを備え、前記第1の動画符号中継検査器は、前記第2
    の動画符号中継検査器の出力を用いて、前記第1の動画
    符号中継器の動画符号の送信の制御を行なうことを特徴
    とする動画符号送受信管理装置。
  14. 【請求項14】 動画符号中継器と、前記動画符号中継
    器に接続された動画符号受信器と、前記動画符号中継器
    に接続された動画符号中継検査器と、前記動画符号中継
    検査器及び前記動画符号受信器とに接続された動画符号
    受信検査器とを備え、前記動画符号受信検査器は、前記
    動画符号中継検査器の出力を用いて、前記動画符号受信
    器の動画符号を検査することを特徴とする動画符号送受
    信管理装置。
  15. 【請求項15】 動画符号送信器と、前記動画送信器に
    接続された動画符号中継器と、前記動画符号送信器に接
    続された動画符号送信検査器と、前記動画符号送信検査
    器及び動画符号中継器とに接続された動画符号中継検査
    器とを備え、前記動画符号送信検査器は、前記動画符号
    中継検査器の出力を用いて、前記動画符号送信器の動画
    符号の送信の制御を行なうことを特徴とする動画符号送
    受信管理装置。
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