JP2002044427A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JP2002044427A
JP2002044427A JP2000227762A JP2000227762A JP2002044427A JP 2002044427 A JP2002044427 A JP 2002044427A JP 2000227762 A JP2000227762 A JP 2000227762A JP 2000227762 A JP2000227762 A JP 2000227762A JP 2002044427 A JP2002044427 A JP 2002044427A
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青木  透
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続的に画像倍率を変えるズーム動作を行う
と、各画像倍率毎に異なるずれ量が発生し、ズーム動作
時に画像がぶれて見える課題があった。 【解決手段】 変倍部15より出力される変倍画像の画
像サイズが倍率決定部12により決定された画像倍率で
割り切れる条件の下で、部分領域画像切出部14により
切り出される部分領域画像の画像サイズを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、撮像デバイスな
どにより撮影された撮像画像を拡大又は縮小する画像処
理装置及び画像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の画像処理装置を示す構成図
であり、図において、1はCCDあるいはCMOSなど
の撮像デバイス、2は画像倍率を決定する倍率決定部、
3は表示部6による表示画像の画像サイズと倍率決定部
2により決定された画像倍率とから、撮像画像から切り
出す入力切出画像の画像サイズを算出する入力サイズ算
出部、4は入力サイズ算出部3により算出された画像サ
イズにしたがって、撮像画像から入力切出画像を切り出
す入力画像切出部、5は入力画像切出部4により切り出
された入力切出画像を倍率決定部2により決定された画
像倍率で変倍する変倍部、6は変倍部5による変倍後の
画像を表示する表示部である。
【0003】次に動作について説明する。ここでは、撮
像画像の画像サイズが640×480、表示画像の画像
サイズが640×480である場合について説明する。
【0004】まず、倍率決定部2が画像倍率を決定する
と、入力サイズ算出部3が表示画像の画像サイズと画像
倍率とから、撮像画像から切り出す入力切出画像の画像
サイズを算出する。例えば、画像倍率が1.6倍である
場合、入力切出画像の画像サイズは次のようになる。
【0005】入力切出画像の画像サイズ(水平方向) =表示画像の画像サイズ(水平方向)÷画像倍率 =640÷1.6 =400 入力切出画像の画像サイズ(垂直方向) =表示画像の画像サイズ(垂直方向)÷画像倍率 =480÷1.6 =300
【0006】また、画像倍率が1.5倍である場合、入
力切出画像の画像サイズは次のようになる。入力切出画
像の画像サイズ(水平方向) =表示画像の画像サイズ(水平方向)÷画像倍率 =640÷1.5 =426.66 入力切出画像の画像サイズ(垂直方向) =表示画像の画像サイズ(垂直方向)÷画像倍率 =480÷1.5 =320
【0007】これにより、画像倍率が1.6倍である場
合、入力切出画像の画像サイズは、図10に示すよう
に、400×300となる。一方、画像倍率が1.5倍
である場合、水平方向の画像サイズが整数にならないの
で、小数点以下を切り捨てて整数化する。したがって、
入力切出画像の画像サイズは、図11に示すように、4
26×320となる。
【0008】入力画像切出部4は、画像倍率が1.6倍
である場合、入力切出画像の画像サイズが400×30
0となるように、撮像画像から入力切出画像を切り出す
処理を実行する。また、画像倍率が1.5倍である場
合、入力切出画像の画像サイズが426×320となる
ように、撮像画像から入力切出画像を切り出す処理を実
行する。
【0009】変倍部5は、入力画像切出部4により切り
出された入力切出画像を倍率決定部2により決定された
画像倍率で変倍する。そして、表示部6は、変倍部5に
よる変倍後の画像(画像サイズが640×480の表示
画像)を表示する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像処理装置は
以上のように構成されているので、入力サイズ算出部3
による入力切出画像の画像サイズが整数にならず、小数
点以下の切り捨て処理を実行すると、その切り捨て分だ
け、入力切出画像が水平方向左側(水平方向の画像サイ
ズを切り捨てた場合)、または、垂直方向上側(垂直方
向の画像サイズを切り捨てた場合)にずれることにな
る。したがって、連続的に画像倍率を変えるズーム動作
を行うと、各画像倍率毎に異なるずれ量が発生し、ズー
ム動作時に画像がぶれて見える課題があった。
【0011】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ズーム動作時の画像のぶれを防止
することができる画像処理装置及び画像処理方法を得る
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像処理
装置は、変倍手段より出力される変倍画像の画像サイズ
が倍率決定手段により決定された画像倍率で割り切れる
条件の下で、部分領域画像切出手段により切り出される
部分領域画像の画像サイズを決定するようにしたもので
ある。
【0013】この発明に係る画像処理装置は、表示画像
切出手段が変倍画像の中心部分に位置する領域の画像を
表示画像として切り出すようにしたものである。
【0014】この発明に係る画像処理装置は、除算器に
よる除算の余りが零でなければレジスタに格納されてい
る画像サイズをインクリメントする一方、その除算の余
りが零であればゲート開指令を出力する判定器を設け、
その判定器からゲート開指令が出力されると、除算器の
除算結果を部分領域画像の画像サイズとして出力するよ
うにしたものである。
【0015】この発明に係る画像処理装置は、倍数算出
部から出力される倍数が整数でない場合には当該倍数を
切り上げる倍数切り上げ部と、その分割数が奇数であ
り、かつ、その倍数が奇数である場合には、その倍数を
インクリメントする倍数インクリメント部とを設け、そ
の倍数と分割数と基準値を乗算し、その乗算結果を変換
値で除算して部分領域画像の画像サイズを算出するよう
にしたものである。
【0016】この発明に係る画像処理方法は、変倍画像
の画像サイズが画像倍率で割り切れる条件の下で、その
部分領域画像の画像サイズを決定するようにしたもので
ある。
【0017】この発明に係る画像処理方法は、変倍画像
の中心部分に位置する領域の画像を表示画像として切り
出すようにしたものである。
【0018】この発明に係る画像処理方法は、表示画像
の画像サイズを画像倍率で除算し、その除算の余りが零
でなければ当該画像サイズをインクリメントして当該除
算処理を繰り返す一方、その除算の余りが零であれば当
該除算結果を部分領域画像の画像サイズとして決定する
ようにしたものである。
【0019】この発明に係る画像処理方法は、倍数が整
数でない場合には当該倍数の切り上げ処理を実行し、そ
の分割数が奇数であり、かつ、その倍数が奇数である場
合には、その倍数をインクリメントし、その倍数と分割
数と基準値を乗算し、その乗算結果を変換値で除算して
部分領域画像の画像サイズを算出するようにしたもので
ある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による画
像処理装置を示す構成図であり、図において、11はC
CDあるいはCMOSなどの撮像デバイス、12は画像
倍率を決定する倍率決定部(倍率決定手段)、13は変
倍部15より出力される変倍画像の画像サイズが倍率決
定部12により決定された画像倍率で割り切れる条件の
下で、部分領域画像切出部14により切り出される部分
領域画像の画像サイズを決定する画像サイズ決定部(画
像サイズ決定手段)である。
【0021】14は画像サイズ決定部13により決定さ
れた画像サイズにしたがって、撮像画像から部分領域画
像を切り出す部分領域画像切出部(部分領域画像切出手
段)、15は部分領域画像切出部14により切り出され
た部分領域画像を倍率決定部12により決定された画像
倍率で変倍する変倍部(変倍手段)、16は変倍部15
より出力される変倍画像から表示画像を切り出す表示画
像切出部であり、(表示画像切出手段)、表示画像切出
部16は表示画像の画像サイズを予め記憶している。1
7は表示画像切出部16により切り出された表示画像を
表示する表示部である。
【0022】図2は画像サイズ決定部13の内部構成を
示す構成図であり、図において、21は表示画像の画像
サイズを格納する画像サイズレジスタ(レジスタ)、2
2は画像サイズレジスタ21に格納されている画像サイ
ズを倍率決定部12により決定された画像倍率で除算す
る除算器、23は除算器22による除算の余りが零でな
ければ、画像サイズレジスタ21に格納されている画像
サイズをインクリメントする一方、その除算の余りが零
であれば、ゲート開指令を出力する判定器、24は判定
器23からゲート開指令が出力されると、除算器22の
除算結果を部分領域画像の画像サイズとして出力する出
力ゲートである。図3は画像サイズ決定部13の処理内
容を示すフローチャートであり、図4は画像の変倍動作
を示す説明図である。
【0023】次に動作について説明する。ここでは、撮
像画像の画像サイズが640×480、表示画像の画像
サイズが640×480である場合について説明する。
【0024】まず、倍率決定部12が画像倍率を決定す
ると、画像サイズ決定部13が、変倍部15より出力さ
れる変倍画像の画像サイズが倍率決定部12により決定
された画像倍率で割り切れる条件の下で、部分領域画像
切出部14により切り出される部分領域画像の画像サイ
ズを決定する。
【0025】具体的には、画像サイズ決定部13の画像
サイズレジスタ21が変倍画像の画像サイズを初期設定
する(ステップST1)。初期段階では、表示画像の画
像サイズを変倍画像の画像サイズとして格納する。除算
器22は、画像サイズレジスタ21に画像サイズが格納
されると、その画像サイズを倍率決定部12により決定
された画像倍率で除算する(ステップST2)。
【0026】判定器23は、除算器22による除算の余
りが零であるか否かを判定し(ステップST3)、その
除算の余りが零でなければ、画像サイズレジスタ21に
格納されている画像サイズをインクリメントする(ステ
ップST4)。一方、その除算の余りが零であれば、ゲ
ート開指令を出力する(ステップST5)。
【0027】例えば、画像倍率が1.5に決定されてい
る場合、変倍画像の画像サイズの水平方向については、
“640”〜“647”の段階では、除算の余りが零に
ならないが、“648”になると除算の余りが零にな
る。また、垂直方向については、“480”〜“48
5”の段階では、除算の余りが零にならないが、“48
6”になると除算の余りが零になる。
【0028】出力ゲート24は、判定器23からゲート
開指令が出力されると、除算器22の除算結果(変倍画
像の画像サイズ÷画像倍率)を部分領域画像の画像サイ
ズとして、部分領域画像切出部14に出力する(ステッ
プST6)。上記のように、画像倍率が1.5に決定さ
れている場合、変倍画像の画像サイズが648×486
のとき、ゲート開指令が出力されるので、図4に示すよ
うに、部分領域画像の画像サイズが432×324に決
定される。
【0029】部分領域画像切出部14は、画像倍率が
1.5倍である場合、部分領域画像の画像サイズが43
2×324となるように、撮像画像から部分領域画像を
切り出す処理を実行する。変倍部15は、部分領域画像
切出部14が部分領域画像を切り出すと、その部分領域
画像を倍率決定部12により決定された画像倍率で変倍
する。
【0030】表示画像切出部16は、変倍部15が部分
領域画像を変倍すると、その変倍画像から表示画像を切
り出す処理を実行する。即ち、変倍画像の中心部分に位
置する領域の画像を表示画像として切り出すようにす
る。したがって、図4に示すように、水平方向のオフセ
ットが“4”となり、垂直方向のオフセットが“3”と
なる。表示部17は、表示画像切出部16により切り出
された表示画像を表示する。
【0031】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、変倍画像の画像サイズが画像倍率で割り切れ
る条件の下で、部分領域画像切出部14により切り出さ
れる部分領域画像の画像サイズを決定するように構成し
たので、ズーム動作時の画像のぶれを防止することがで
きる効果を奏する。
【0032】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2による画像処理装置を示す構成図であり、図におい
て、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説
明を省略する。18は変倍部15より出力される変倍画
像の画像サイズが倍率決定部12により決定された画像
倍率で割り切れる条件の下で、部分領域画像切出部14
により切り出される部分領域画像の画像サイズを決定す
る画像サイズ決定部(画像サイズ決定手段)である。
【0033】図6は画像サイズ決定部18の内部構成を
示す構成図であり、図において、31は基準値(分数表
現された画像倍率の分母)と変換値(分数表現された画
像倍率の分子)の最大公約数を算出する最大公約数算出
部、32は変換値を最大公約数で除算し、その除算結果
である分割数を出力する分割数算出部、33は表示画像
の画像サイズを分割数で除算し、その除算結果である倍
数を出力する倍数算出部、34は倍数が整数でない場合
には当該倍数を切り上げる倍数切り上げ部である。
【0034】35は分割数が奇数であり、かつ、倍数が
奇数である場合には、その倍数をインクリメントする倍
数インクリメント部、36は倍数と分割数を乗算し、そ
の乗算結果である変倍画像の画像サイズを出力する変倍
画像サイズ算出部(画像サイズ算出部)、37は変倍画
像の画像サイズに基準値を乗算し、その乗算結果を変換
値で除算して部分領域画像の画像サイズを算出する部分
領域画像サイズ算出部(画像サイズ算出部)である。図
7は画像サイズ決定部18の処理内容を示すフローチャ
ートであり、図8は画像の変倍動作を示す説明図であ
る。
【0035】次に動作について説明する。ここでは、撮
像画像の画像サイズが640×480、表示画像の画像
サイズが640×480である場合について説明する。
【0036】まず、倍率決定部12が画像倍率を決定す
ると、画像サイズ決定部18が、変倍部15より出力さ
れる変倍画像の画像サイズが倍率決定部12により決定
された画像倍率で割り切れる条件の下で、部分領域画像
切出部14により切り出される部分領域画像の画像サイ
ズを決定する。
【0037】具体的には、画像サイズ決定部18の最大
公約数算出部31は、倍率決定部12により決定された
画像倍率を分数で表現して、基準値(分数表現された画
像倍率の分母)と、変換値(分数表現された画像倍率の
分子)を初期設定する(ステップST11)。例えば、
画像倍率が1.5倍であれば、基準値を“80”、変換
値を“120”のように設定する。そして、最大公約数
算出部31は、その基準値と変換値の最大公約数を算出
する(ステップST12)。基準値が“80”で、変換
値が“120”であれば、その最大公約数は“40”に
なる。
【0038】分割数算出部32は、最大公約数算出部3
1が最大公約数を算出すると、その変換値を最大公約数
で除算し、その除算結果である分割数を出力する(ステ
ップST13)。変換値が“120”で、最大公約数が
“40”であれば、分割数は“3”になる。
【0039】倍数算出部33は、分割数算出部32が分
割数を出力すると、表示画像の画像サイズを分割数で除
算し、その除算結果である倍数を出力する(ステップS
T14)。表示画像の画像サイズが640×480で、
分割数が“3”であれば、水平方向の倍数は“213.
333…”、垂直方向の倍数は“160”になる。
【0040】倍数切り上げ部34は、倍数算出部33に
より算出された倍数が整数であるか否かを判定し(ステ
ップST15)、その倍数が整数でない場合には、その
倍数を切り上げる処理を実行する(ステップST1
6)。上記の例では、垂直方向の倍数は整数であるが、
水平方向の倍数が整数でないため、水平方向の倍数を切
り上げて、その倍数を“214”にする。
【0041】倍数インクリメント部35は、分割数が奇
数であり、かつ、倍数が奇数であるか否かを判定する
(ステップST17)。分割数が奇数であり、かつ、倍
数が奇数である場合には、その倍数をインクリメントす
る(ステップST18)。上記の例では、分割数が奇数
であるが、水平方向及び垂直方向の倍数が偶数であるた
め、水平方向の倍数も、垂直方向の倍数もインクリメン
トしない。
【0042】変倍画像サイズ算出部36は、倍数と分割
数を乗算し、その乗算結果である変倍画像の画像サイズ
を出力する(ステップST19)。部分領域画像サイズ
算出部37は、変倍画像サイズ算出部36が変倍画像の
画像サイズを出力すると、その画像サイズに基準値を乗
算し、その乗算結果を変換値で除算して部分領域画像の
画像サイズを算出する(ステップST20)。上記の例
では、部分領域画像の画像サイズが428×320に決
定される。
【0043】以下、部分領域画像切出部14から表示部
17の動作は、上記実施の形態1と同様であるため説明
を省略する。これにより、上記実施の形態1と同様の効
果を奏する。また、上記実施の形態1のように、判定器
23の判定結果に応じて、画像サイズをインクリメント
して、繰り返し除算処理を実行する必要がないため、部
分領域画像の画像サイズを速やかに算出することができ
る効果を奏する。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、変倍
手段より出力される変倍画像の画像サイズが倍率決定手
段により決定された画像倍率で割り切れる条件の下で、
部分領域画像切出手段により切り出される部分領域画像
の画像サイズを決定するように構成したので、ズーム動
作時の画像のぶれを防止することができる効果がある。
【0045】この発明によれば、表示画像切出手段が変
倍画像の中心部分に位置する領域の画像を表示画像とし
て切り出すように構成したので、ズーム動作時の表示画
像のずれの発生を防止することができる効果がある。
【0046】この発明によれば、除算器による除算の余
りが零でなければレジスタに格納されている画像サイズ
をインクリメントする一方、その除算の余りが零であれ
ばゲート開指令を出力する判定器を設け、その判定器か
らゲート開指令が出力されると、除算器の除算結果を部
分領域画像の画像サイズとして出力するように構成した
ので、構成の複雑化を招くことなく、部分領域画像の画
像サイズを決定することができる効果がある。
【0047】この発明によれば、倍数算出部から出力さ
れる倍数が整数でない場合には当該倍数を切り上げる倍
数切り上げ部と、その分割数が奇数であり、かつ、その
倍数が奇数である場合には、その倍数をインクリメント
する倍数インクリメント部とを設け、その倍数と分割数
と基準値を乗算し、その乗算結果を変換値で除算して部
分領域画像の画像サイズを算出するように構成したの
で、部分領域画像の画像サイズを速やかに算出すること
ができる効果がある。
【0048】この発明によれば、変倍画像の画像サイズ
が画像倍率で割り切れる条件の下で、その部分領域画像
の画像サイズを決定するように構成したので、ズーム動
作時の画像のぶれを防止することができる効果がある。
【0049】この発明によれば、変倍画像の中心部分に
位置する領域の画像を表示画像として切り出すように構
成したので、ズーム動作時の表示画像のずれの発生を防
止することができる効果がある。
【0050】この発明によれば、表示画像の画像サイズ
を画像倍率で除算し、その除算の余りが零でなければ当
該画像サイズをインクリメントして当該除算処理を繰り
返す一方、その除算の余りが零であれば当該除算結果を
部分領域画像の画像サイズとして決定するように構成し
たので、複雑な処理を実施することなく、部分領域画像
の画像サイズを決定することができる効果がある。
【0051】この発明によれば、倍数が整数でない場合
には当該倍数の切り上げ処理を実行し、その分割数が奇
数であり、かつ、その倍数が奇数である場合には、その
倍数をインクリメントし、その倍数と分割数と基準値を
乗算し、その乗算結果を変換値で除算して部分領域画像
の画像サイズを算出するように構成したので、部分領域
画像の画像サイズを速やかに算出することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による画像処理装置
を示す構成図である。
【図2】 画像サイズ決定部13の内部構成を示す構成
図である。
【図3】 画像サイズ決定部13の処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【図4】 画像の変倍動作を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による画像処理装置
を示す構成図である。
【図6】 画像サイズ決定部18の内部構成を示す構成
図である。
【図7】 画像サイズ決定部18の処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【図8】 画像の変倍動作を示す説明図である。
【図9】 従来の画像処理装置を示す構成図である。
【図10】 画像の変倍動作を示す説明図である。
【図11】 画像の変倍動作を示す説明図である。
【符号の説明】
11 撮像デバイス、12 倍率決定部(倍率決定手
段)、13 画像サイズ決定部(画像サイズ決定手
段)、14 部分領域画像切出部(部分領域画像切出手
段)、15 変倍部(変倍手段)、16 表示画像切出
部(表示画像切出手段)、17 表示部、18 画像サ
イズ決定部(画像サイズ決定手段)、21 画像サイズ
レジスタ(レジスタ)、22 除算器、23 判定器、
24 出力ゲート、31 最大公約数算出部、32 分
割数算出部、33 倍数算出部、34倍数切り上げ部、
35 倍数インクリメント部、36 変倍画像サイズ算
出部(画像サイズ算出部)、37 部分領域画像サイズ
算出部(画像サイズ算出部)。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 BA11 CA12 CA16 CB12 CB16 CD05 CE09 DA08 DA16 5C022 AB36 AB55 AC42 AC69 5C023 AA02 AA37 AA38 CA01 DA04 DA08 EA02 EA06 5C076 AA02 AA21 AA22 BA06 CA02 CB01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像倍率を決定する倍率決定手段と、撮
    像画像から部分領域画像を切り出す部分領域画像切出手
    段と、上記部分領域画像切出手段により切り出された部
    分領域画像を上記倍率決定手段により決定された画像倍
    率で変倍する変倍手段と、上記変倍手段より出力される
    変倍画像から表示画像を切り出す表示画像切出手段と、
    上記変倍手段より出力される変倍画像の画像サイズが上
    記倍率決定手段により決定された画像倍率で割り切れる
    条件の下で、上記部分領域画像切出手段により切り出さ
    れる部分領域画像の画像サイズを決定する画像サイズ決
    定手段とを備えた画像処理装置。
  2. 【請求項2】 表示画像切出手段は、変倍画像の中心部
    分に位置する領域の画像を表示画像として切り出すこと
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 表示画像の画像サイズを格納するレジス
    タと、上記レジスタに格納されている画像サイズを倍率
    決定手段により決定された画像倍率で除算する除算器
    と、上記除算器による除算の余りが零でなければ上記レ
    ジスタに格納されている画像サイズをインクリメントす
    る一方、その除算の余りが零であればゲート開指令を出
    力する判定器と、上記判定器からゲート開指令が出力さ
    れると、上記除算器の除算結果を部分領域画像の画像サ
    イズとして出力する出力ゲートとから、画像サイズ決定
    手段を構成することを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 分数表現された画像倍率の分母を示す基
    準値と分子を示す変換値との最大公約数を算出する最大
    公約数算出部と、その変換値を最大公約数で除算し、そ
    の除算結果である分割数を出力する分割数算出部と、表
    示画像の画像サイズを当該分割数で除算し、その除算結
    果である倍数を出力する倍数算出部と、その倍数が整数
    でない場合には当該倍数を切り上げる倍数切り上げ部
    と、その分割数が奇数であり、かつ、その倍数が奇数で
    ある場合には、その倍数をインクリメントする倍数イン
    クリメント部と、その倍数と分割数と基準値を乗算し、
    その乗算結果を当該変換値で除算して部分領域画像の画
    像サイズを算出する画像サイズ算出部とから、画像サイ
    ズ決定手段を構成することを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 画像倍率を決定すると、その撮像画像か
    ら部分領域画像を切り出して、その部分領域画像を上記
    画像倍率で変倍し、その変倍画像から表示画像を切り出
    す一方、その変倍画像の画像サイズが上記画像倍率で割
    り切れる条件の下で、その部分領域画像の画像サイズを
    決定する画像処理方法。
  6. 【請求項6】 変倍画像の中心部分に位置する領域の画
    像を表示画像として切り出すことを特徴とする請求項5
    記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 表示画像の画像サイズを画像倍率で除算
    し、その除算の余りが零でなければ当該画像サイズをイ
    ンクリメントして当該除算処理を繰り返す一方、その除
    算の余りが零であれば当該除算結果を部分領域画像の画
    像サイズとして決定することを特徴とする請求項5また
    は請求項6記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 分数表現された画像倍率の分母を示す基
    準値と分子を示す変換値との最大公約数を算出して、そ
    の変換値を最大公約数で除算するとともに、表示画像の
    画像サイズを当該除算結果である分割数で除算し、その
    除算結果である倍数が整数でない場合には当該倍数の切
    り上げ処理を実行し、その分割数が奇数であり、かつ、
    その倍数が奇数である場合には、その倍数をインクリメ
    ントし、その倍数と分割数と基準値を乗算し、その乗算
    結果を当該変換値で除算して部分領域画像の画像サイズ
    を算出することを特徴とする請求項5または請求項6記
    載の画像処理方法。
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