JP2002043585A - 半導体センサの製造方法 - Google Patents

半導体センサの製造方法

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JP2002043585A JP2000225900A JP2000225900A JP2002043585A JP 2002043585 A JP2002043585 A JP 2002043585A JP 2000225900 A JP2000225900 A JP 2000225900A JP 2000225900 A JP2000225900 A JP 2000225900A JP 2002043585 A JP2002043585 A JP 2002043585A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、一対の絶縁性基板と導電性基板か
ら複数の半導体センサを製造する際に、隣接する半導体
センサ間の接合すべきでない場所での基板同士の接合を
効果的に防止して陽極接合を行い、種々の構造の半導体
センサを高い歩留まり製造可能な半導体センサの製造方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】 少なくとも一方の基板に複数の枠状の凸
部が設けられた一対の絶縁性基板と導電性基板とを陽極
接合法により張り合わせた後、切断し、導電性基板と絶
縁性基板とで囲まれた空間を有する半導体センサを複数
個同時に製造する半導体センサの製造方法であって、前
記陽極接合法による張り合わせ前に、前記絶縁性基板及
び前記導電性基板の少なくとも一方の基板の接合面側
で、前記枠状凸部の外側の位置に、前記枠状凸部の高さ
以下の高さを有する支持体を設けておくことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体センサの製
造方法に係り、特に、一対の絶縁性基板と導電性基板と
から複数の半導体センサを製造する際の陽極接合法に関
する。
【0002】
【従来の技術】加速度、角速度または圧力などを検出す
るための半導体センサは、マイクロマシン技術によって
製造されることが多く、それらのセンサの多くはパイレ
ックス(登録商標)ガラスなどの絶縁性基板とシリコン
などの導電性基板を張り合わせた構造をしている。この
絶縁性基板と導電性基板の張り合わせには、陽極接合技
術が用いられる。
【0003】図5は、半導体センサの製造工程におい
て、一対の絶縁性基板と導電性基板を陽極接合する際の
両基板の関係を示す概略断面図である。パイレックスガ
ラスなどの絶縁性基板1には、複数のセンサ電極3が形
成され、一方、シリコンなどの導電性基板2には、高さ
数μm〜数十μmの枠状凸部4が異方性エッチング等に
より形成されている。この2枚の基板をセンサ電極3が
枠状凸部4の内側に入るように重ね合わせ、400℃前
後に加熱するとともに、絶縁性基板1に300V〜10
00V程度の負電圧を印加すると、両基板間に強い静電
引力が働き、また枠状凸部4の上面と絶縁性基板1との
界面で化学反応が起こって両基板が接合する。即ち、パ
イレックスガラス基板中の酸素イオン(O )とシリコ
ン基板中のシリコンイオン(Si)が反応してSi−
O結合を生じ、基板同士が結合する。接合が終了後、枠
状凸部4の外側の導電性基板をエッチング等により除去
し、その後に、A−B線で示した切断線5に沿って基板
をさいの目状に切断・分離して個々の半導体センサは完
成する。なお、半導体センサの種類、感度に応じて、枠
状凸部内側部のシリコン基板も所定の厚さにエッチング
する。図6(a)は、切断後の半導体センサを示す概略
断面図である。絶縁性基板1と導電性基板2は、導電性
基板側に形成された枠状凸部4上面部でのみ接合されて
おり、例えば、その内側の絶縁性基板上に形成されたセ
ンサ電極3と、導電性基板2間の静電容量の変化を検出
して、圧力、加速度等を測定することができる。
【0004】しかしながら、図5に示した構成で陽極接
合を行う場合、基板が数μm程度反ることがしばしばあ
る。これは、絶縁性基板1が絶縁体であるため、基板内
部の電界分布は不均一になりやすく、両基板間に発生す
る静電引力も不均一となるためである。その結果、個々
の半導体センサの枠状凸部4上面部以外にも静電引力が
働いて互いに引き寄せられ、そして、両基板の隙間部6
の間隔は上述したように数μm〜数十μmと狭いため、
図7に示すように、互いに接触し接合してしまうという
不具合を生じる。その一方で、接合されるべき枠状凸部
4上面とそれに対応する絶縁性基板の表面においては、
導電性基板又は両基板の反りやひずみの影響によって浮
いて隙間ができてしまい、適切に接合されないという問
題があった。
【0005】この問題を解決する方法として、図8に示
すように、枠状凸部(接合部)4のパターンとほぼ同形
パターンの凸構造を持った接合用金属電極7又は絶縁性
基板1上に枠状凸部パターンとほぼ同形の金属薄膜パタ
ーンを形成した接合用電極等を用いる方法が提案されて
いる(特開平11−281668号公報)。接合用電極
7を、その凸構造部が接合部4と重なるように絶縁性基
板1上に置いて、適正な負の電圧を印加することによっ
て、図9に示すように、接合部4に静電引力を集中させ
ることが可能となる。つまり、図9に示したように、接
合用電極7の凸構造部と導電性基板2の枠状凸部4との
間では強い静電引力が働くのに対し、その他の部分(隙
間部6)での静電引力を弱めることにより、静電引力に
伴う基板の反りによる隙間部6での接合の問題を軽減し
ようとするものである。このように、接合用電極の形状
及び印加電圧を適正に選択し、隙間部6での接合を抑え
ることにより、従来に比べ歩留まりの高い陽極接合を行
うことが可能となった。
【0006】
【発明が解決する課題】しかしながら、基板そのものに
は本来的な反りがあり、また接合時の加熱によっても反
りが発生する。しかも、これらの反り量、反り方は基板
によりまちまちであり、これらに静電引力による反りが
加わるため、作製する半導体センサの構造によっては、
隙間部6で基板の接触が依然として起こるため、前述の
問題を完全に解決するには至っていないのが現状であ
る。また、基板ごとに印加する電圧値等を調整して、接
合を抑えることも可能ではあるが、生産性の観点から現
実的ではない。
【0007】特に、両基板の隙間部6の幅を広くとる必
要があるセンサの場合は、以上の問題はより深刻なもの
となり、歩留まりが著しく低下してしまうことになる。
これを、図6(b)を用いて説明する。図6(b)は、
真空センサ用半導体センサの取り付け方法を示す分解斜
視図である。真空センサは、Oリング9を介してセンサ
ケース10に固定され、ケース10の円柱部が真空装置
のポートにOリングを介して取り付けられる。このよう
な構成とすることにより、センサが破損しても簡単に交
換することができる。ここで、真空センサはOリング9
を介してケース10に取り付けられるために、ガラス基
板外周部のシリコン基板は取り除く必要があり、例え
ば、枠状凸部4の内側のシリコン基板を所定の厚さにエ
ッチングする際に、同時に除去される。このガラス基板
外周部の幅は、通常4mm程度が必要となり、従って、
図5の隙間部6の幅は8mm以上となる。この結果、隙
間部6の中央付近での各基板の歪みが増大し、基板同士
が接触し接合する確率が高くなる。そして、この部分で
接合が一旦起こると、たとえ、接合してしまったシリコ
ン基板をエッチング等で取り除いたとしても、接合時の
化学反応で生じたシリコン酸化物によってガラス表面に
微少の凹凸ができてしまい、リークしやすくなり、真空
シール上の問題で製品の品質が著しく低下することにな
る。
【0008】かかる状況に鑑み、本発明は、一対の絶縁
性基板と導電性基板から複数の半導体センサを製造する
際に、隣接する半導体センサ間の接合すべきでない場所
での基板同士の接合を効果的に防止して陽極接合を行
い、種々の構造の半導体センサを高い歩留まりで製造可
能な半導体センサの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明の半導体センサの製造方法は、少なくとも一方の
基板に複数の枠状の凸部が設けられた一対の絶縁性基板
と導電性基板とを陽極接合方法により張り合わせた後、
切断し、導電性基板と絶縁性基板とで囲まれた空間を有
する半導体センサを複数個同時に製造する半導体センサ
の製造方法であって、前記陽極接合方法による張り合わ
せ前に、前記絶縁性基板及び前記導電性基板の少なくと
も一方の基板の接合面側で、前記枠状凸部の外側の位置
に、前記枠状凸部の高さ以下の高さを有する支持体を設
けておくことを特徴とする。
【0010】パイレックスガラスなどの絶縁性基板と、
シリコンなどの導電性基板を重ね合わせて高温に加熱
し、絶縁性基板側に負の電圧を印加して両基板間に強い
静電引力を発生させ、両基板が接触する界面で化学結合
を生じさせることによって複数の基板を貼り合わせる陽
極接合技術において、本来接合してほしくない領域に所
定の厚さを有する支持体のパターンを配置することによ
り、陽極接合中にこの領域の絶縁性基板と導電性基板が
静電引力によって引き合ったとしても、支持体パターン
がスペーサの働きをして、スペーサ周辺での両基板間の
直接接触及び接合を防止することができるため、どのよ
うな構造の半導体センサであっても高い歩留まりで安定
して製造することが可能となる。また、前記支持体は、
隣接する前記枠状凸部間の中央に夫々設けるのが好まし
く、より高い接合防止効果が得られるとともに、接合
後、切断して個々の半導体センサとするときの切断目安
線とすることができる。
【0011】また、前記支持体は、前記絶縁性基板の前
記凸部の内側に形成されるセンサ電極と同じ材質を用い
同じ工程で形成すること、あるいは、前記枠状凸部と同
じ工程で形成することを特徴とする。即ち、絶縁性基板
の接合面側に導電性電極や電気配線を形成する必要があ
る場合には、これらの形成工程と一緒に支持体パターン
を形成することも可能であり、また、シリコン基板の異
方性エッチングにより枠状凸部と同時に支持体パターン
を形成できることから、全体の製造工程数を増やすこと
なく、隙間部での接合防止を確実に行うことができる。
【0012】更に、接合が完了した基板を後工程でさい
の目状に切断する(ダイシング)ときの切断線を支持体
パターンと一致させておくことにより、この支持体パタ
ーンをダイシングの切断目安線としても使用できる。こ
のため、この切断目安線を別工程で形成する必要がな
く、しかもダイシング時にこの支持体パターンも一緒に
ダイシングされて基板上から除去することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。本発明の第1の実施形態を
図1〜3を用いて説明する。図1〜3は、半導体圧力セ
ンサの製造方法を説明する概略図である。ここで、図5
〜9で説明したものと実質的に同一の要素には同一の符
号を記し、説明を一部省略する。導電性基板2には、複
数の枠状凸部4が形成されており、絶縁性基板1と張り
合わせることにより、センサ検出部空間とその外側に隙
間部6が形成される。
【0014】まず、導電性基板2の枠状凸部4は、例え
ばシリコン基板を用いて異方性エッチングにより形成す
る。一方、絶縁性基板1には、枠状凸部4の内側に対応
する位置にセンサ電極3を、隙間部6の中央に対応する
位置に所定高さの支持体8を形成する。なお、センサ電
極3及び支持体パターンには、厚さ数μmのB(ボロ
ン)を拡散したシリコン膜や金属膜等を用い、同一工程
で形成する。また、支持体の高さは、枠状凸部の高さ以
下で、基板が反って導電性基板1と支持体8とが接触し
たときに枠状凸部4と絶縁性基板1との接合部が浮き上
がることのない高さ以上とする。続いて、絶縁性基板と
導電性基板とを重ね合わせて、接合用電極(不図示)を
絶縁性基板上に設置する。この状態で、例えば400℃
程度に加熱するとともに、接合用電極に−300V〜−
1000V程度の電圧を所定時間印加して、陽極接合を
行う。
【0015】上述したように、陽極接合時には両基板間
に強い静電引力が働き、あるいは基板自体及び加熱時の
反りが存在するために、隙間部6においても基板同士が
接触し、その結果その部分が接合してしまうことにな
る。特に、隙間部6の平面方向の幅を広くとる必要があ
るセンサ構造の場合は、その確率が高くなるが、本実施
の形態においては、本来接合したくない領域に支持体パ
ターン8を配置しているため、図2に示すように、陽極
接合中に絶縁性基板1と導電性基板2が静電引力によっ
て接近しても、支持体8があるために結局は接触するこ
とができず、その結果この部分で絶縁性基板1と導電性
基板2との接合を防止することができる。その一方で、
接合部4では確実に接合することができる。
【0016】また、本実施の形態では、支持体8の形成
をセンサ電極3と同一工程で行っているため、製造工程
を増加させることなく、従来法と同様の高いスループッ
トで半導体圧力センサを製造することができる。また、
支持体8は、上述したようにBを拡散したシリコンや金
属膜のように、導電性基板2と化学反応を起こしにくい
材質を用いているため、導電性基板と接触しても接合を
防止することができる。したがって、陽極接合終了後の
支持体8は、図3の様に導電性基板2から離れた状態と
なる。
【0017】また、半導体センサを製造する過程で、陽
極接合後に基板をさいの目状に切断する際の切断目安線
を絶縁性基板1の上面に形成しておき、それを目印に切
断を行う場合がしばしばある。このような場合は、絶縁
性基板1がガラスのような透明基板であれば、図3の様
に切断線5の位置に支持体パターン8を配置させておく
ことにより、絶縁性基板1の上面に切断目安線を形成す
る必要がなくなり、半導体センサの製造工程を簡略化す
ることができる。さらに、支持体パターン8の幅を切断
幅以下にしておくことにより、基板の切断と同時に支持
体パターン8を基板から除去することができ、圧力セン
サの外観や機能に影響を及ぼすことがない。
【0018】次に、本発明の第2の実施形態を図4に示
す。第1の実施形態においては、支持体パターン8は、
絶縁性基板1の接合面側に形成されるセンサ電極3の形
成工程と同時に形成する場合を示したが、本例は、支持
体パターンを導電性基板側に形成した例である。導電性
基板上に支持体パターンを形成するには、図4に示すよ
うに、導電性基板2の接合部4の枠状凸部を異方性エッ
チング等により形成する際、同時に支持体パターン8を
形成すればよい。このようにして、上記第1の実施形態
と同様の効果を得ることができる。なお、この場合にお
いても切断線5の位置に支持体パターン8を配置させて
おくことにより製造工程の簡略化が図ることができるの
は第1の実施形態の場合と同じである。
【0019】本発明において、絶縁性基板としては、ガ
ラス、SiO,Si、Al 及びこれらと
金属、半導体等との積層体が用いられ、導電性基板して
は、シリコン等の半導体、金属等が用いられるが、接触
して化学結合を生じ、かつ接合時に高温に加熱する必要
があることから熱膨張率の近い材質のもの同志が選択し
て用いられる。例えば、導電性基板にシリコンを用いた
場合、絶縁性基板として、パイレックスガラス(コーニ
ング社製)やSD2ガラス(HOYA社製)の他、パイ
レックスガラスとコバール10(鉄ニッケル系合金)の
積層体が好適に用いられる。また、支持体8の材質とし
ては、シリコン膜や金属膜を用いるのが好ましいが、こ
れらに限定されるものではない。例えば、絶縁性基板と
同質の材質で導電性基板2と化学反応を起こすものであ
っても用いることができる。ただし、この場合は、この
支持体パターンに沿って個々の半導体センサに切断する
際に、同時に接合部分を取り除くようにする。
【0020】以上、本発明の圧力センサの製造方法につ
いて実施の形態を挙げて説明してきたが、その構造及び
構成については本発明が理解できる程度に概略的に示し
たものに過ぎず、また数値や材質については例示に過ぎ
ない。したがって、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れず、特許請求の範囲の記載に基づいて様々の形態に変
更可能である。加えて、本発明は、図1に示す構造の圧
力センサに限定されることはなく、少なくともいずれか
一方に枠状凸部が形成された一対の導電性基板と絶縁性
基板を陽極接合法により張り合わせて作製する半導体セ
ンサであれば、他の構造の圧力センサ、加速度センサ、
角速度センサ等、種々の構造、構成の半導体センサに適
用できるものである。
【0021】
【発明の効果】本発明は、絶縁性基板と導電性基板を陽
極接合する際に、本来ならば接合されるべきでない領域
に、所定の厚さを有する支持体パターンを配置すること
により、絶縁性基板と導電性基板が静電引力によって接
近しようとしても、この支持体パターンがストッパの役
目として働くためにその厚さ以上に基板同士が接近する
ことが妨げられ、その結果その部分周辺が接合されるこ
とを防ぐことができ、最終的には製品の歩留まりを上げ
ることができる。
【0022】またこのストッパとなる支持体パターン
は、絶縁性基板の接合面側に形成される電極及び配線
や、導電性基板の接合部の枠状凸部を形成するための工
程と同時に形成することができるために、種々の半導体
センサを製造する工程への影響もなく、むしろその後工
程で基板をさいの目状に切断する際の切断目安線を、こ
のストッパとなるパターンと兼用することにより、切断
目安線を別途形成する必要がなくなり、半導体センサの
製造コストを下げることができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を説明する概略断面図
である。
【図2】陽極接合時の基板の状態を示す概略断面図であ
る。
【図3】陽極接合後の基板の状態を示す概略断面図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施形態を説明する概略断面図
である。
【図5】従来の半導体センサの製造方法を説明する概略
図である。
【図6】代表的な半導体センサを示す概略斜視図であ
る。
【図7】従来の陽極接合中の状態を示す概略断面図であ
る。
【図8】従来の改良した陽極接合法を示す概略断面図で
ある。
【図9】図8の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 絶縁性基板、 2 導電性基板、 3 センサ電極、 4 接合部(枠状凸部)、 5 切断線、 6 隙間部、 7 接合用電極、 8 支持体 9 Oリング、 10 センサケース。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方の基板に複数の枠状の凸
    部が設けられた一対の絶縁性基板と導電性基板とを陽極
    接合法により張り合わせた後、切断し、導電性基板と絶
    縁性基板とで囲まれた空間を有する半導体センサを複数
    個同時に製造する半導体センサの製造方法であって、前
    記陽極接合法による張り合わせ前に、前記絶縁性基板及
    び前記導電性基板の少なくとも一方の基板の接合面側
    で、前記枠状凸部の外側の位置に、前記枠状凸部の高さ
    以下の高さを有する支持体を設けておくことを特徴とす
    る半導体センサの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記支持体は、隣接する前記枠状凸部間
    の中央に夫々設けることを特徴とする請求項1記載の半
    導体センサの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記支持体は、前記絶縁性基板の前記枠
    状凸部の内側に形成されるセンサ電極と同じ材料を用い
    同じ工程で形成することを特徴とする請求項1又は2記
    載の半導体センサの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記支持体は、前記枠状凸部と同じ工程
    で形成することを特徴とする請求項1又は2記載の半導
    体センサの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記支持体を切断目安線とすることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体セ
    ンサの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007142854A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Sony Corp 信号伝送回路装置及び信号伝送回路装置の製造方法
US7326988B2 (en) 2002-07-02 2008-02-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device and method for fabricating the same

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