JP2002041781A - 顧客データベース及びデリバリチャネル接続システム - Google Patents

顧客データベース及びデリバリチャネル接続システム

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JP2002041781A
JP2002041781A JP2000223196A JP2000223196A JP2002041781A JP 2002041781 A JP2002041781 A JP 2002041781A JP 2000223196 A JP2000223196 A JP 2000223196A JP 2000223196 A JP2000223196 A JP 2000223196A JP 2002041781 A JP2002041781 A JP 2002041781A
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Koji Fujino
晃治 藤野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のシステムを利用しつつCRMサービス
を実現できるような顧客データベースシステム及びデリ
バリチャネル接続システムを構築する。 【解決手段】 顧客データベース110と、デリバリチ
ャネルとしてのATMシステム140、窓口端末システ
ム150との間にGWサーバ130を介装し、このGW
サーバ130に顧客データを、顧客データベースのデー
タ仕様とデリバリチャネルのデータ仕様を統合した論理
スキーマとして保管する。そして、各デリバリチャネル
からの顧客データベースへのアクセス要求があったと
き、論理スキーマを参照してデータ仕様を顧客データベ
ース110に適応したデータ仕様に変換して顧客データ
ベース110をアクセスする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客データベース
及びデリバリチャネル接続システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のサービス傾向として、作った商品
を買ってくださいというような提供型サービスから、各
顧客の行動、趣味、嗜好を知り、顧客1人1人に適合し
た商品を提供するCRM(カスタマ・リレーションシッ
プ・マネジメント)サービスに移行しつつある。
【0003】金融機関においても、かかるCRMサービ
スを実現するシステムが開発されつつある。金融機関で
は、情報系ホスト内に、顧客のデータを格納したデータ
ベース、各顧客の収益性や成長性等を分析するために、
各計数データや取引データを時系列データとして保管
し、目的に応じた分析、解析を行う高速分析を主目的と
して設計されたデータシステムであるDWH(Data War
e House)システムが設けられている。このシステム形
態、形式は各金融機関に適応するように決定される。
【0004】このデータベースシステム、DWHシステ
ムに各顧客の行動、趣味、嗜好等のデータを格納し、A
TMや窓口端末システム等、顧客等との接点となるデリ
バリチャネルを接続し、CRMサービスを実現してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる従来
のシステムでは、システム形態、形式は各金融機関に適
応するように決定されるため、各金融機関ごとに種々多
様であり、顧客データのデータ内容に至っては保有項
目、データ形式とも個別仕様となっている。
【0006】また、デリバリチャネルも種々あり、デー
タは各デリバリチャネルに適応したデータ仕様で取り扱
われている。従来は、個々のデリバリチャネルをDWH
システムに接続してCRMシステムを実践しているが、
データベースシステムが各デリバリチャネルからの参照
トランザクションに耐えられなくなる。
【0007】また、DWHシステムは、前述のように高
速分析を主目的として設計されたDBのシステムであ
り、データをリアルタイムに更新する処理には不向きで
ある。従って、顧客データべースの更新頻度に制約があ
り、更新を行える時間帯も通常業務が終了した深夜等と
いうように制約がある。
【0008】さらに、デリバリチャネルが同一システム
であっても、顧客データベースシステムが保有している
データ内容、形式は様々であるため、各金融機関毎にデ
リバリチャネル側のCRMサービスを実現するためのシ
ステムを構築しなければならず、それには、膨大な費用
及び時間が必要である。従って、既存のシステムを利用
しつつCRMサービスを実現できるような顧客データベ
ースシステム及びデリバリチャネル接続システムが必要
となってくる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉請求項1の発明に係る顧客データベース及び
デリバリチャネル接続システムは、所定機関を利用する
顧客のデータが所定機関に適応したデータ仕様で格納さ
れている顧客データベースシステムに、前記顧客が利用
するデリバリチャネルを接続して顧客にサービスを提供
する顧客データベース及びデリバリチャネル接続システ
ムにおいて、顧客データベースシステムと各デリバリチ
ャネルとの間に、顧客データベースシステム及び各デリ
バリチャネルのデータ仕様を統合して顧客データの関連
付けを行うサーバを設けるようにした。
【0010】〈構成2〉請求項2の発明に係る顧客デー
タベース及びデリバリチャネル接続システムでは、前記
サーバが、各デリバリチャネルに適応したデータ仕様及
び顧客データベースに適応したデータ仕様を統合し、各
デリバリチャネルと顧客データベースとの間で顧客デー
タを相互に変換するための論理スキーマを備えている。
【0011】〈構成3〉請求項3の発明に係る顧客デー
タベース及びデリバリチャネル接続システムでは、各顧
客の指向性を分析する分析システムを備え、前記サーバ
は各顧客に提供すべき商品、サービスを工作情報とし
て、過去の履歴を履歴情報として登録し、前記各デリバ
リチャネルは、サーバに登録された工作情報に基づいて
顧客に商品、サービスを提供し、前記分析システムは、
各顧客に提供した工作情報に対する顧客の応答に基づい
てサーバに登録された工作情報及び履歴情報を更新する
ことにより、顧客指向型のサービスを実現するように構
成されている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉具体例1は、顧客データベースと各デリバ
リチャネルとの間にサーバを介装し、このサーバに顧客
データベースのデータ仕様とデリバリチャネルのデータ
仕様を統合した論理スキーマを備えるようにしたもので
ある。
【0013】図1は、具体例1の構成を示すブロック図
である。この具体例1におけるシステムは、顧客データ
ベース(以後、「顧客DB」記す。)110と、キャン
ペーン管理システム120と、GW(Gate Way)サーバ
130と、ATMシステム140と、窓口端末システム
150とを備えて構成されている。
【0014】顧客DB110は、各金融機関の顧客デー
タを格納したデータベースであり、DWHシステムの一
種であって、少なくとも顧客の氏名、住所、年齢、職
業、家族構成などの基本属性が登録される。
【0015】図2は具体例1の顧客DB110の一例を
示す説明図である。この顧客DB110には、顧客名、
性別、年齢等が登録され、データ仕様として、例えば、
顧客名はカナ形式で登録され、性別は、ANK(alphan
umeric andkana)形式、即ち、英数文字、カナ文字及び
記号で登録され、年齢はN(numeric)形式、即ち、数
字で登録され、サイズはそれぞれ20,1,2である。
【0016】尚、場合によって、顧客DB110に、保
有口座情報、預金金額、貸出金額などの口座属性、紹介
・推奨商品情報などの工作情報、取引内容時系列情報な
どの取引履歴情報、セールス経緯、結果などの工作履歴
情報、その他、顧客に関する情報も登録される。
【0017】この顧客DB110は、各金融機関に適応
した形態、形式で顧客データが構築されたものであり、
金融機関が異なれば、このデータ仕様も異なるものとな
る。また、この顧客DB110には、現在、運用してい
るものをそのまま使用できる。
【0018】ATMシステム140、窓口端末システム
150は、顧客と金融機関との接点となるGWサーバ1
30下位層のデリバリチャネルであり、従来の支払、入
金等の勘定取引処理を行うものである。尚、GWサーバ
130には、他にも種々のデリバリチャネルシステムが
接続される。
【0019】GWサーバ130は、これら下位層のデリ
バリチャネルシステムに対して、CRMサービスを実現
するための顧客データを全て論理スキーマとして一時保
管し、チャネルからの顧客データ参照依頼に対して上位
の顧客DB110をアクセスし、必要な場合はデータ形
式等を変換後、顧客データ一時保管庫132の対応デー
タを更新するサーバである。
【0020】図3はGWサーバ130の構成を示すブロ
ック図である。この図3に示すように、GWサーバ13
0は、対DB接続制御部131と、顧客データ一時保管
庫132と、対チャネル接続制御部133と、を備えて
いる。
【0021】顧客データ一時保管庫132は、基本属
性、口座属性、工作情報、取引履歴情報、工作履歴情
報、その他、顧客に関する情報を、全ての仕様を包含し
たデータ仕様である論理スキーマ仕様として格納した保
管庫である。図4は具体例1の論理スキーマの一例を示
す説明図である。
【0022】前述のATMシステム140、窓口端末シ
ステム150等のデリバリチャネルは、この論理スキー
マ仕様でGWサーバ130へ該当顧客データをアクセス
し、その顧客データに基づいて、ONE TO ONE
メッセージ表示、商品セールス等のCRMサービスを実
施し、取引履歴情報や工作履歴情報を顧客データ一時保
管庫132の該当顧客データへ論理スキーマ仕様で登録
する。
【0023】対DB接続制御部131は、上位の顧客D
B110と顧客データ一時保管庫132との関連付けを
行うものである。また、上位顧客DB110における更
新頻度・時間帯制限などのアクセス制約に基づいて可能
な限り各データ項目を整合し、互換性を確保する。
【0024】対チャネル接続制御部133は、下位デリ
バリチャネルからの顧客DB110へのアクセスに対
し、顧客データ一時保管庫132に格納されているデー
タに基づいてチャネルへの接続制御を行うものである。
【0025】キャンペーン管理システム120は、顧客
DB110又は顧客データ一時保管庫132に格納され
ている顧客属性情報、取引履歴情報を参照し、各種商品
キャンペーンの対象顧客を分析・抽出し、その結果を顧
客DB110の工作情報へ登録する分析システムであ
る。キャンペーン管理システム120は、また、対象商
品の工作履歴状況を顧客DB110より参照し、該当商
品に関連するセールス結果の分析を行う。その際、顧客
DB110に不足しているデータ項目が存在するとき
は、GWサーバ130内の顧客データ一時保管庫132
に登録されているデータを参照、更新する。
【0026】〈動作〉次に具体例1の動作を説明する。
まず、キャンペーン管理システム120によりセールス
対象が抽出される。
【0027】図5は、その動作(1)を示すフローチャ
ートである。ステップ(図中、ステップを「S」と記
す。)1では、先頭データの顧客を顧客nに設定する。
【0028】ステップ2では、顧客nの属性を判定す
る。ステップ3では、所定の商品を商品Aとして、この
商品Aが、この顧客nの対象となる属性を有しているか
否かを判定する。
【0029】商品Aが顧客nの属性を有しているとき
は、ステップ4に進んでこの商品Aをセールス対象とし
て登録し、有していないときはステップ5に進んでこの
商品Aをセールス非対象として登録する。
【0030】例えば、顧客Bがセールス対象と判断した
とき、顧客DB110の顧客Bの工作情報に「商品Aセ
ールス要」を登録する。この際、顧客DB110に工作
情報がない場合、GWサーバ130の顧客データ一時保
管庫132に顧客Bの工作情報として「商品Aセールス
要」を登録する。
【0031】ステップ6では、顧客nが最終データか否
かを判定する。最終データではないときは、ステップ7
に進み、次の顧客を顧客nに設定する。そして、次の顧
客に対してステップ2〜5を再度実行し、全ての顧客に
対するセールス対象商品を抽出する。
【0032】このセールス対象商品が抽出されたとき
は、この処理を終了させる。セールス対象の商品が抽出
された後に顧客が来店したとき、この顧客に対するセー
ルスを実行する。
【0033】図6及び図7は、顧客が来店したときの全
体動作を示すフローチャートであり、図8は、具体例1
の動作説明図である。ある金融機関の顧客DB110に
は、図8に示すように、顧客名、顧客の性別等が登録さ
れている。この顧客DB110では、例えば顧客名がカ
ナ形式で記載され、そのサイズは20である。性別等に
ついても、同様であり、この金融機関の形式、データサ
イズで顧客の情報が登録されている。
【0034】ここで、変換処理Aは、顧客DB110の
顧客データの仕様と論理スキーマ間の変換処理であり、
変換処理B,C,Dは、それぞれATMシステム14
0、窓口端末システム150、その他のチャネルの顧客
データの仕様と、論理スキーマとの間の変換処理であ
り、その変換処理の内容は予め設定されている。
【0035】顧客は例えばATMシステム140を利用
して取引を開始する。そして、カード、あるいは通帳を
用いてATMシステム140に口座番号を入力する。A
TMシステム140は、口座番号が入力されてATM取
引の処理を実行する(ステップ11)。ATMシステム
140は、GWサーバ130に対し、この口座番号に基
づいて顧客データの検索を依頼する(ステップ12)。
【0036】尚、顧客データは顧客DB110に登録さ
れているものが最新のものであるので、顧客DB110
のデータは顧客データ一時保管庫132の該当顧客デー
タに論理スキーマ仕様で上書きされる。従って、例え
ば、推奨商品が更新されていれば、顧客データ一時保管
庫132の対応項目に、この更新された推奨商品が論理
スキーマ仕様で登録される。
【0037】また、顧客DB110には登録され、顧客
データ一時保管庫132には登録されていない項目があ
れば、顧客データ一時保管庫132にこの項目が追加さ
れ、住所コードのように顧客データ一時保管庫132に
は登録されているが顧客DB110には登録されていな
い項目は、そのまま、顧客データ一時保管庫132に登
録しておく。これにより、論理スキーマは最新のものに
更新される。
【0038】GWサーバ130の対チャネル接続制御部
133は、ATMシステム140の検索依頼に応じ、口
座番号に基づいてこの顧客データの検索を受け付け、検
索を開始する(ステップ13)。
【0039】図8に示すように、ATMシステム140
に入力された口座番号のデータ仕様が漢字形式、サイズ
14であるとき、顧客DB110には、この口座番号が
N形式、サイズ7で登録されているので、GWサーバ1
30は、論理スキーマを参照して変換処理Aを行い、入
力された口座番号の形式を漢字形式からN形式に変換
し、サイズを7から10に変換し、この形式、サイズで
顧客DB110が検索される。
【0040】GWサーバ130は、顧客DB110の中
に該当する顧客データが見つかったとき、その先頭デー
タをデータnに設定する(ステップ14)。GWサーバ
130の対DB接続制御部131は、データnが顧客D
B110の中に登録されているか否かを判定する(ステ
ップ15)。
【0041】図8に示すように、顧客DB110の先頭
にこの顧客名は登録されているとき、GWサーバ130
の対DB接続制御部131は、顧客DB110に対して
データnの参照を依頼する(ステップ17)。
【0042】顧客DB110は、GWサーバ130から
の依頼に応じてデータnの参照を受け付け(ステップ1
8)、データnの参照を受け付けたことをGWサーバ1
30へ通知する(ステップ19)。
【0043】GWサーバ130は、データnのデータ仕
様を変換する必要があるか否かを判断する(ステップ2
0)。図8に示すように顧客DB110に登録されてい
る顧客名の形式、サイズはATMシステムによって取り
扱われる形式、サイズと異なっているので、GWサーバ
130は、顧客名のデータ仕様を変換する必要があると
判断する。このとき、GWサーバ130は、論理スキー
マを参照してカナによる顧客名を漢字による顧客名に変
換し、サイズを20から30に変換する。
【0044】変換後、次のデータをデータnに設定する
(ステップ22,23)。このようにしてGWサーバ1
30及び顧客DB110は、1つずつ顧客DB110に
登録されている項目についてステップ15〜21を実行
する。ここで、電話番号のように、顧客DB110のデ
ータ仕様と論理スキーマとの間で形式、サイズが一致し
ているときは、変換処理Aを行う必要はないと判断し
(ステップ20)、次のデータをデータnに設定する。
【0045】また、顧客DB110がデータnに該当す
るデータを保有していないときは、論理スキーマを参照
し、データを更新する(ステップ16)。データnが最
終データとなったとき、GWサーバ130は、顧客の情
報をATMシステム140へ通知する(ステップ2
4)。
【0046】ATMシステム140に通知するとき、図
8に示すように、ATMシステム140によって取り扱
われるデータ仕様にするため、変換処理Bが行われ、変
換された漢字による顧客名、性別等のデータがATMシ
ステム140に格納される。
【0047】ATMシステム140は、この通知を受け
取って商品Aのセールスが必要か否かを判断する(ステ
ップ25)。所定商品のセールスの必要がないと判断し
たとき、ATMシステム140は、ATM取引を終了さ
せる(ステップ36)。
【0048】また、商品Aのセールスの必要があると判
断したとき、ATMシステム140は、商品のセールス
画面を表示する(ステップ26)。例えば、ATMシス
テム140は、顧客Bの工作情報として「商品A案内画
面」に「商品Aセールス要」を表示するとともに、「購
入する」・「資料請求」・「購入しない」の3つの選択
肢を表示する。
【0049】ATMシステム140は、表示したセール
ス画面に対する顧客の反応を入力し、結果データを収集
する(ステップ27)。例えば、「商品A案内画面」に
おいて「資料請求」が選択されたとき、ATMシステム
140は、GWサーバ130に対して顧客Bの工作履歴
情報を更新を依頼するように依頼する(ステップ2
8)。
【0050】GWサーバ130は、ATMシステム14
0からの依頼に応じて結果データの更新を受け付ける
(ステップ29)。そして、GWサーバ130は、更新
対象項目を顧客DB110が保有しているときは、顧客
データ一時保管庫132の論理スキーマの対応データと
して工作履歴情報を更新する(ステップ30)。
【0051】結果データが顧客DB110にないとGW
サーバ130が判断したときは(ステップ31)、AT
Mシステム140は、ATM取引を終了させ(ステップ
36)、結果データが顧客DB110にあると判断した
ときは、結果データの変換を要するか否かを判定する
(ステップ32)。
【0052】そして、GWサーバ130が結果データの
変換が必要と判断したときは、結果データのデータ形式
を変換し(ステップ33)、顧客DB110に対して結
果データの更新を依頼し(ステップ34)、顧客DB1
10は結果データを更新する(ステップ35)。
【0053】尚、顧客DB110が参照対象項目を保有
していないとき、あるいはアクセス制約により現在更新
できないときは、顧客データ一時保管庫132の対応デ
ータとして工作履歴情報を更新する。そして、顧客DB
110の結果データが更新されたとき、ATM取引を終
了させる(ステップ36)。
【0054】次に、キャンペーン管理システムにより、
セールス結果の分析が行われる。図9はその動作(2)
を示すフローチャートである。ステップ41では、全結
果データの分析を行う。
【0055】このとき、更新頻度・時間帯制限等、顧客
DB110へのアクセスに制約があるとき、あるいは運
用条件が、データの互換性が確保されない条件であると
きは、GWサーバ130による定期的な顧客DB110
への更新処理をスケジュールすることによりデータを整
合させる。
【0056】このように全結果データの分析が行われた
結果、論理スキーマの内容に反映され、さらに顧客の指
向にあったサービスが提供される。このような処理は、
窓口端末システム150についても同じように行われ
る。
【0057】また、図8に示すように、もともとATM
システム140と窓口端末システム150とが接続され
ている状態から、その他のチャネルが追加されたとき、
その他のチャネルは、そのままGWサーバ130に接続
されるが、変換処理は変換処理Dが追加されるだけで他
のデリバリシステムに影響しない。
【0058】〈具体例1の効果〉以上、説明したように
具体例1によれば、GWサーバ130を顧客DB110
との間にGWサーバ130を介装し、顧客DB110の
仕様とデリバリチャネルの仕様とを統合した論理スキー
マを参照してデータ仕様の変換処理を行うようにしたの
で、顧客DB110システムのシステム構成・形態や保
有データ項目の内容・形式にとらわれず、デリバリチャ
ネルシステムにおいて各種CRMサービスが可能とな
る。従って、顧客DB110が各デリバリチャネルから
の参照トランザクションが生じることもない。
【0059】しかも、顧客DB110のデータ仕様、各
デリバリチャネルのデータ仕様は、従来のままなので、
データ仕様も各金融機関、各デリバリチャネルに適応さ
せることができ、費用が発生することなくすぐにシステ
ムの変更を行うことができる。
【0060】また、デリバリチャネルシステムが意識す
る顧客データのデータ仕様は論理スキーマによって統合
されているため、顧客DB110には影響を及ぼさずに
デリバリチャネル側のCRMサービスモジュールを標準
化することができ、パッケージ提供による機能構築が可
能となる。
【0061】さらに、顧客データを更新するときは、G
Wサーバ130の顧客データ一時保管庫132に格納さ
れているデータが更新されるので、顧客DB110への
アクセス制約があっても容易に顧客データの更新を行う
ことができ、常に最新情報を揃えることができる。尚、
具体例1では、CRMを例として説明したが、このもの
に限られるものではなく、例えば勘定業務等にも適用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1の構成を示すブロック図である。
【図2】具体例1の顧客DBに登録されている顧客デー
タの一例を示す説明図である。
【図3】具体例1のGWサーバの構成を示すブロック図
である。
【図4】具体例1の論理スキーマの一例を示す説明図で
ある。
【図5】具体例1のキャンペーン管理システムの動作
(1)を示すフローチャートである。
【図6】具体例1の顧客来店時の動作を示すフローチャ
ート(1)である。
【図7】具体例1の顧客来店時の動作を示すフローチャ
ート(2)である。
【図8】具体例1の動作説明図である。
【図9】具体例1のキャンペーン管理システムの動作
(2)を示すフローチャートである。
【符号の説明】
110 顧客DB(データベース) 120 キャンペーン管理システム 130 GWサーバ 132 顧客データ一時保管庫

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定機関を利用する顧客のデータが所定
    機関に適応したデータ仕様で格納されている顧客データ
    ベースシステムに、前記顧客が利用するデリバリチャネ
    ルを接続して顧客にサービスを提供する顧客データベー
    ス及びデリバリチャネル接続システムにおいて、 顧客データベースシステムと各デリバリチャネルとの間
    に、顧客データベースシステム及び各デリバリチャネル
    のデータ仕様を統合して顧客データの関連付けを行うサ
    ーバを設けたことを特徴とする顧客データベース及びデ
    リバリチャネル接続システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバは、各デリバリチャネルに適
    応したデータ仕様及び顧客データベースに適応したデー
    タ仕様を統合し、各デリバリチャネルと顧客データベー
    スとの間で顧客データを相互に変換するための論理スキ
    ーマを備えたことを特徴とする請求項1に記載の顧客デ
    ータベース及びデリバリチャネル接続システム。
  3. 【請求項3】 各顧客の指向性を分析する分析システム
    を備え、前記サーバは各顧客に提供すべき商品、サービ
    スを工作情報として、過去の履歴を履歴情報として登録
    し、 前記各デリバリチャネルは、サーバに登録された工作情
    報に基づいて顧客に商品、サービスを提供し、 前記分析システムは、各顧客に提供した工作情報に対す
    る顧客の応答に基づいてサーバに登録された工作情報及
    び履歴情報を更新することにより、顧客指向型のサービ
    スを実現するように構成されたことを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の顧客データベース及びデリバリ
    チャネル接続システム。
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