JP2002041511A - 自然言語パターン作成装置及び方法 - Google Patents
自然言語パターン作成装置及び方法Info
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Abstract
される、少なくともパターン名及びパターン構成要素で
なる自然言語パターンを作成する自然言語パターン作成
装置及び方法に関する。そして、パターン化の対象とな
る入力文に対し形態素解析を行い、形態素解析結果に基
づき、自然言語パターンが果たす文法的役割を表すパタ
ーン名を推定し、推定されたパターン名に対応付け、パ
ターン構成要素の部分に、形態素解析による形態素の情
報を展開させることにより自然言語パターンを生成する
ことを特徴とする。
Description
成装置及び方法に関し、例えば、パターンに基づく機械
翻訳装置で使用される翻訳パターンを作成する場合に適
用し得るものである。
ムやユーザが登録可能な翻訳知識(システム辞書やユー
ザ辞書)は、単語辞書、複数単語からなるイディオム、
さらに、高性能なものでも「手を焼く」などの動詞と名
詞の共起表現など、機械翻訳装置が予め決めている表現
に限定されていた。これは、従来型の機械翻訳装置は、
原言語の文法と辞書で原言語文を構文解析をし、変換辞
書で言語変換し、目的言語の文法と辞書で目的言語文を
生成するため、システムの文法に則った形式でしか、シ
ステムやユーザは翻訳辞書を登録できないためである。
析、生成されるため、翻訳知識としてシステム開発者や
ユーザの直感に即した”[名詞句]を次に示しま
す。””Following is [名詞句].”
(名詞句は変数) (P1)のような原言語と目的言
語の対から構成されるパターンに基づいた辞書も登録で
きない。
開平5−290082号公報に記載された翻訳パターン
に基づく翻訳方法及び翻訳装置がある。この公報記載の
発明は、翻訳知識を文脈自由文法の範囲内で表し、文法
規則を原言語のパターンと目的言語のパターンとで対に
したものである。また、文法規則はトライ型の辞書に格
納することにより、構文解析の速さを実用レベルにする
ことを可能にした。さらに、文法規則を原言語のパター
ンと目的言語のパターンとで対にしたことにより、同期
導出が可能となり、言語変換、構文生成は簡単な処理だ
けで済むようになった。
感に即した上述したパターンP1のような原言語と目的
言語の対から構成される翻訳パターンに基づいた辞書が
登録できるようになり、文脈自由文法の範囲内なら任意
の翻訳知識を登録でき、翻訳処理できるようになった。
報の技術では、全ての翻訳知識を文脈自由文法で記述す
る必要がある。
が必要であり、ユーザ登録機能をパターンに基づく機械
翻訳装置に搭載したとしても、かなりの文法的知識が必
要であり、一般的なユーザには困難なものとなる。ま
た、システム開発者がパターンを作成する場合であって
も、手作業でパターンを作成していたのでは、その処理
負担は非常に大きい。
端記号)に制約を与えることはできず、制約を付与した
い場合には、制約を付与した文法及び制約を付与してい
ない文法を区別して独立に用意しなければならず、その
結果、文法の数が膨大になってしまい、メインテナンス
が非常に困難になる。
態素情報、構文情報、意味情報など翻訳で用いられる各
種情報における特徴情報)を用いてパターンヘの制約を
行なう方法(本件出願人による別出願)が検討されてい
る。
報)が多くなれば、パターンの作成は一段と難しいもの
となる。すなわち、素性を用いたパターンの作成では、
一段と文法的知識が必要でなって作成は、難しいものと
なる。
のであり、自然言語パターンを簡単に作成することがで
きる自然言語パターン作成装置及び方法を提供しようと
したものである。
ため、第1の本発明は、構文解析又は構文生成に利用さ
れる、少なくともパターン名及びパターン構成要素でな
る自然言語パターンを作成する自然言語パターン作成装
置であり、(1)パターン化の対象となる入力文を受け
付ける入力手段と、(2)その入力文に対し、形態素解
析を行う形態素解析手段と、(3)形態素解析結果に基
づき、自然言語パターンが果たす文法的役割を表す上記
パターン名を推定するパターン名推定手段と、(4)推
定されたパターン名に対応付け、上記パターン構成要素
の部分に、上記形態素解析による形態素の情報を展開さ
せるパターン展開手段と、(5)展開により生成された
自然言語パターンを出力する出力手段とを有することを
特徴とする。
生成に利用される、少なくともパターン名及びパターン
構成要素でなる自然言語パターンを作成する自然言語パ
ターン作成方法であり、(1)パターン化の対象となる
入力文を受け付ける入力工程と、(2)その入力文に対
し、形態素解析を行う形態素解析工程と、(3)形態素
解析結果に基づき、自然言語パターンが果たす文法的役
割を表す上記パターン名を推定するパターン名推定工程
と、(4)推定されたパターン名に対応付け、上記パタ
ーン構成要素の部分に、上記形態素解析による形態素の
情報を展開させるパターン展開工程と、(5)展開によ
り生成された自然言語パターンを出力する出力工程とを
有することを特徴とする。
の一実施形態を図面を参照しながら詳述する。
及び方法は、機械翻訳装置に搭載されてユーザ登録機能
の実現方法として利用されることを意図している。この
実施形態の自然言語パターン作成装置及び方法は、素の
対訳(図3参照)あるいは一部を変数化した対訳(図4
参照)から、原言語パターン及び目的言語パターンでな
る翻訳パターンを自動的に作成することを意図してい
る。
能的構成を示すブロック図である。なお、実際上は、例
えば、パソコンなどの情報処理装置上に、処理プログラ
ムや固定データなどがローディングされて、実施形態の
自然言語パターン作成装置が構築される。
ターン作成装置は、入力部101、形態素解析部10
2、パターン生成部103及び出力部104を有する。
及び方法は、素の対訳(図3)あるいは一部をパターン
化した対訳(図4や図5)などから、原言語パターン及
び目的言語パターンでなる翻訳パターン(図2)を自動
的に作成するものである。
し、下側が日本語パターンを表し、これら英語パターン
及び日本語パターンが対になって翻訳パターンとなって
いる。各言語のパターンは、 [言語名:パターン名 パターン構成要素] からなる。
かなど各言語種類を規定する。
れ、そのパターンが果たす文法的役割を表しており、例
えば、S(文)、VP(動詞句)、NP(名詞句)等の
句構造規則での標識が適用される。
えば、単語、変数、又は、単語と変数の並び、からな
る。変数は[任意の数字:パターン名(パターン構成要
素を伴うこともある)]で記述される。任意の数字部分
は、対となっているパターン間での対応関係を示すもの
である。例えば、構文解析においては、変数に、別のパ
ターンが適用することにより、パターンは入れ子構造を
とることができる。また、単語及びパターン名は、以下
のように、品詞(品詞=v)、活用形、意味情報(意味
=人)など翻訳時に必要となる詳細な情報(素性の情
報)を持つことができる。さらに、単語及びパターン名
は、詳細情報を変数化([1:NP:意味=人])し
て、情報の参照をすることもできる。
[1:NP:意味=人]] 詳細情報は素性情報とも呼ばれ、パターンにおいては、
上述のように、素性名と素性値の組で与えられている。
も良い。なお、図3、図4及び図5は、入力対訳の例で
ある。
3) 2.予め部分的にパターン化されているもの (a) 変数を含むもの(図4) (b) 文の内部で区切られているもの(図5) (c) (a)(b)の混合したもの なお、図4において、[1:NP]が変数部分を表して
いる。変数部分のうち数字は、2個以上の同一変数名の
変数が適用された場合に特に意味を有するものであり、
原言語及び目的言語での変数間の対応関係を示してい
る。また、変数名としては、例えば、NPのように、文
脈自由文法での変数名を適用する。このような変数名
が、翻訳パターンにそのまま反映される。
に、パターンに必要な情報が既に盛り込まれていても良
い。
となる対訳又は一部変数化(パターン化)された対訳を
入力として受け付けるものである。なお、入力対訳は、
1文が完全に構成されている必要はない。入力部101
は、キーボードや、対訳をファイルから読み出すファイ
ル読込装置等が該当する。
それぞれの言語文を、形態素(単語)毎に区切り、品詞
や活用形などの情報を形態素毎に付与してパターン生成
部103に与えるものである。ここで、形態素解析部1
02は、両言語の形態素辞書を内蔵しているものであ
る。また、形態素解析部102は、一般的な形態素解析
部を適用可能であるが、部分的にパターン化された対訳
の入力時においては、各パターン化部分を1個の形態素
としてそのまま扱う。
02の形態素解析結果から、機械翻訳処理で適用可能な
(完全な形の)翻訳パターンを生成するものである。
に、パターン名推定部105及びパターン展開部106
から構成されている。
的な構文解析部(パターンを利用しない構文解析部)が
該当し、形態素解析結果の各形態素や複数の形態素の固
まりに、翻訳パターンにした際のパターン名を付与する
ものである。
で後述するが、図7に示すようなパターン名とパターン
テンプレートとを対応付けているパターンへの展開用テ
ーブルを内蔵しており、パターン名推定部105が推定
したパターン名で展開用テーブルをアクセスしてパター
ンテンプレートを取り出し、それに、形態素解析結果で
の形態素情報や推定されたパターン名等の今回の入力文
(原言語又は目的言語)に係る情報を当てはめて翻訳パ
ターンを得るものである。
部103は、各言語毎の構成に分かれている。
出力するものである。例えば、表示出力や印刷出力して
も良く、ファイルに書き込んでも良く、更には、機械翻
訳装置におけるシステム翻訳パターン辞書やユーザ翻訳
パターン辞書に直接書き込んでも良い。なお、出力部1
04は、一旦、表示出力し、システム開発者やユーザに
よる手直し(例えば、素性の情報の付加)を実行させた
後、ファイルに書き込んだり、システム翻訳パターン辞
書やユーザ翻訳パターン辞書に書き込んだりするように
しても良い。
ターン作成装置の動作(自然言語パターン作成方法)を
具体例を用いて説明する。
解析部102によって、それぞれ形態素解析される。
力対訳に対する形態素解析結果を示すものである。すな
わち、図3に示すような加工されていない入力対訳に対
しては、一般的な形態素解析処理が実行される。
パターン化された入力対訳のそれぞれの文に対しては、
文頭と変数、変数と変数、あるいは、変数と文末に挟ま
れた範囲が形態素解析される。従って、図4の日本語文
に対する形態素解析結果は、以下の通りとなる。
P] だ(助動詞,連用形)た(助動詞,終止形) 図5に示した品詞情報及び活用情報が付与された、部分
的にパターン化された入力対訳のそれぞれの文に対して
は、品詞情報及び活用情報が付与されていない部分に対
して形態素解析がなされる。この場合の入力対訳に対し
ても、図8に示す形態素解析結果が得られる。
書に、意味情報を付与できる情報をも盛り込んでも良
い。例えば、「彼」や「医者」という形態素に意味=人
という情報を付加していても良い。また例えば、形態素
辞書に、他動詞や形容詞等については、下記のように、
その目的語や被修飾語としてどういう意味をとるかを含
め、形態素解析結果に意味情報を含めるようにしても良
い。
人 young 品詞=形容詞 被修飾語意味=生物 形態素解析結果(形態素列)を基に、パターン生成部1
03によって、翻訳パターンが作成される。
ターン名推定部105によって、そのパターンの果たす
文法的役割が推定され、パターン名が付与される。文法
的役割の推定方法としては、構文解析を行う方法や、品
詞を文法的役割に対応付けるテーブルを用意しておい
て、パターンを構成する特定の位置の単語(形態素)の
品詞でテーブルを引いてパターン名を決定するヒューリ
スティックな方法などを適用できる。
(パターンを用いない構文解析部)を適用した場合にお
いて、図8に示した形態素解析結果(図3及び図5の入
力対訳に対応)に対し、図9(a)及び(b)に示す構
文解析結果が得られる。この構文解析した結果は、平叙
文を表す構文木(トップノードが平叙文)になってお
り、パターン名は平叙文(SPred)となる。また、
図4の入力対訳に係る形態素解析結果に対して、図10
(a)及び(b)に示す構文解析結果が得られる。この
構文解析した結果も、平叙文を表す構文木になってお
り、パターン名は平叙文(SPred)となる。
ターンテンプレートの集合を対としている図7に示す展
開用テーブルを内蔵している。ここで、図7(a)は英
語用の展開用テーブルを示し、図7(b)は日本語用の
展開用テーブルを示している。パターン展開部106
は、推定されたパターン名で、該当するパターンテンプ
レートを取り出し、それに形態素解析結果等を当てはめ
て翻訳パターンを生成する。
ーン名に対して複数のパターンテンプレートを設けても
良く、この場合には、複数の翻訳パターンが生成され
る。この際には、日本語のn番目のパターンテンプレー
トと英語のn番目のパターンテンプレートとは対応付け
られており、パターンテンプレートを両言語間で任意に
組み合わせることはできない。
成された翻訳パターンの例を示している。
が出力部104によって、出力処理される。
示したが、1文の一部分を入力対訳として入力して、翻
訳パターンを生成することもできる。例えば、次の対訳
を入力して翻訳パターンを生成することができる。
が、図12に、この入力対訳に対する形態素解析結果を
示し、図13に、その構文解析結果(パターン名推定結
果)を示し、図14に、適用されるパターン展開用テー
ブル部分を示し、図15に、生成された翻訳パターンを
示す。
ンにおいて、[1:NP:sem=ca]は、パターン
テンプレートの構文情報が他動詞であるため、形態素解
析での目的語意味=人を変数として入れて構成されたも
のである。
れば、以下の効果を奏することができる。
作を行うだけで、システム開発者やユーザは翻訳パター
ンを生成することができる。
が手作業でパターンを作成するのは非常に困難であった
が、このような課題を解決できる。また、パターンに意
味等の制約を盛り込むことが検討されており、よりパタ
ーンの作成が難しくなっているが、この実施形態を適用
することで簡単にパターンを作成することができ、必要
ならば、作成されたパターンの一部を修正するだけで、
所望する制約が付与されたパターンを容易に作成するこ
とができる。
ことができるので系統立ったパターンを作成することが
可能となり、メンテナンス性の高い辞書を構築できる。
が、同じ情報量があるなら他の表現形式を用いても良
い。この場合には、その形式に応じたパターン展開用テ
ーブルを適用することを要する。
のような形式を示したが、同じ情報量があるなら他の表
現形式を用いても良い。さらには、パターン展開用テー
ブルを用いずに、パターン構成要素の部分に、単に形態
素解析結果の形態素を並べるような方法でパターンを作
成しても良い。
成装置及び方法は、パターンのユーザ登録機能に適用可
能である。登録機能に対しては削除機能を搭載すること
も多いが、上記実施形態の方法で作成された翻訳パター
ンは、例えば、以下(a)〜(c)のようにして削除す
れば良い。
示して、ユーザが指定した翻訳パターンを削除する。
イルに記録しておき、削除指令時にその一覧を提示す
る。指定された対訳に対し、登録時と同様な翻訳パター
ンの作成処理を行い、作成された翻訳パターンと同じも
のを登録辞書から削除する。
の文字列(対訳の一方でも良い)を復元して、元の文字
列の一覧を提示する。選択された元の文字列に対応する
翻訳パターンを削除する。なお、パターン内の各単語
(形態素)は、標準形になっているが、品詞と活用情報
が付与されているので、それを元に活用させてやれば元
の文字列を復元できる。
機械翻訳装置及び方法に適用することを意図して原言語
パターン及び目的言語パターンでなる翻訳パターンを作
成するものであったが、ある1言語だけの自然言語パタ
ーンを作成する際にも、本発明を適用することができ
る。例えば、回答文をパターン(自然言語パターン)を
用いて構文解析する質疑応答装置であれば、1言語だけ
の自然言語パターンで十分である。
ン作成装置及び方法によれば、パターン化の対象となる
入力文に対し形態素解析を行い、形態素解析結果に基づ
き、自然言語パターンが果たす文法的役割を表すパター
ン名を推定し、推定されたパターン名に対応付け、パタ
ーン構成要素の部分に、形態素解析による形態素の情報
を展開させることにより自然言語パターンを生成するよ
うにしたので、自然言語パターンを簡単に作成すること
ができる。
構成を示すブロック図である。
図である。
明図である。
明図である。
明図である。
示すブロック図である。
示す説明図である。
(3)に係る形態素解析結果を示す説明図である。
(3)に係るパターン名推定結果(構文解析結果)を示
す説明図である。
パターン名推定結果(構文解析結果)を示す説明図であ
る。
生成された翻訳パターン例を示す説明図である。
形態素解析結果を示す説明図である。
パターン名推定結果(構文解析結果)を示す説明図であ
る。
するパターン展開用テーブルの構成例を示す説明図であ
る。
生成された翻訳パターン例を示す説明図である。
ーン生成部、104…出力部、105…パターン名推定
部、106…パターン展開部。
Claims (14)
- 【請求項1】 構文解析又は構文生成に利用される、少
なくともパターン名及びパターン構成要素でなる自然言
語パターンを作成する自然言語パターン作成装置であっ
て、 パターン化の対象となる入力文を受け付ける入力手段
と、 その入力文に対し、形態素解析を行う形態素解析手段
と、 形態素解析結果に基づき、自然言語パターンが果たす文
法的役割を表す上記パターン名を推定するパターン名推
定手段と、 推定されたパターン名に対応付け、上記パターン構成要
素の部分に、上記形態素解析による形態素の情報を展開
させるパターン展開手段と、 展開により生成された自然言語パターンを出力する出力
手段とを有することを特徴とする自然言語パターン作成
装置。 - 【請求項2】 上記入力手段が、受け付ける入力文が、
自然言語文の1文又はその部分、及び、その一部に、変
数、単語や文節の区切り、素性情報などを含むものであ
ることを特徴とする請求項1に記載の自然言語パターン
作成装置。 - 【請求項3】 上記パターン名推定手段が、パターン名
を、自然言語パターンを利用しない構文解析を利用して
推定することを特徴とする請求項1又は2に記載の自然
言語パターン作成装置。 - 【請求項4】 上記パターン名推定手段が、パターン名
を、形態素の品詞や活用の並びとパターン名とを対応付
けたテーブルを利用して推定することを特徴とする請求
項1又は2に記載の自然言語パターン作成装置。 - 【請求項5】 上記パターン展開手段が、形態素解析結
果である、素性情報を有する形態素の並びをそのままパ
ターン構成要素として自然言語パターンを生成すること
を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自然言語
パターン作成装置。 - 【請求項6】 上記パターン展開手段が、推定されたパ
ターン名に対応する予め用意されている1又は複数のパ
ターンテンプレートに、形態素解析結果の形態素情報を
当てはめて1又は複数の自然言語パターンを生成するこ
とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自然言
語パターン作成装置。 - 【請求項7】 上記入力手段が、第1の言語及び第2の
言語の対訳入力文を受付けて、第1の言語及び第2の言
語の自然言語パターンの対でなる翻訳パターンを作成す
ることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の自
然言語パターン作成装置。 - 【請求項8】 構文解析又は構文生成に利用される、少
なくともパターン名及びパターン構成要素でなる自然言
語パターンを作成する自然言語パターン作成方法であっ
て、 パターン化の対象となる入力文を受け付ける入力工程
と、 その入力文に対し、形態素解析を行う形態素解析工程
と、 形態素解析結果に基づき、自然言語パターンが果たす文
法的役割を表す上記パターン名を推定するパターン名推
定工程と、 推定されたパターン名に対応付け、上記パターン構成要
素の部分に、上記形態素解析による形態素の情報を展開
させるパターン展開工程と、 展開により生成された自然言語パターンを出力する出力
工程とを有することを特徴とする自然言語パターン作成
方法。 - 【請求項9】 上記入力工程で、受け付ける入力文が、
自然言語文の1文又はその部分、及び、その一部に、変
数、単語や文節の区切り、素性情報などを含むものであ
ることを特徴とする請求項8に記載の自然言語パターン
作成方法。 - 【請求項10】 上記パターン名推定工程が、パターン
名を、自然言語パターンを利用しない構文解析を利用し
て推定することを特徴とする請求項8又は9に記載の自
然言語パターン作成方法。 - 【請求項11】 上記パターン名推定工程が、パターン
名を、形態素の品詞や活用の並びとパターン名とを対応
付けたテーブルを利用して推定することを特徴とする請
求項8又は9に記載の自然言語パターン作成方法。 - 【請求項12】 上記パターン展開工程が、形態素解析
結果である、素性情報を有する形態素の並びをそのまま
パターン構成要素として自然言語パターンを生成するこ
とを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の自然
言語パターン作成方法。 - 【請求項13】 上記パターン展開工程が、推定された
パターン名に対応する予め用意されている1又は複数の
パターンテンプレートに、形態素解析結果の形態素情報
を当てはめて1又は複数の自然言語パターンを生成する
ことを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の自
然言語パターン作成方法。 - 【請求項14】 上記入力工程が、第1の言語及び第2
の言語の対訳入力文を受付けて、第1の言語及び第2の
言語の自然言語パターンの対でなる翻訳パターンを作成
することを特徴とする請求項8〜13のいずれかに記載
の自然言語パターン作成方法。
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