JP2002041386A - データ管理装置、データ管理方法および記録媒体 - Google Patents

データ管理装置、データ管理方法および記録媒体

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JP2002041386A
JP2002041386A JP2000222954A JP2000222954A JP2002041386A JP 2002041386 A JP2002041386 A JP 2002041386A JP 2000222954 A JP2000222954 A JP 2000222954A JP 2000222954 A JP2000222954 A JP 2000222954A JP 2002041386 A JP2002041386 A JP 2002041386A
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Takehiro Kamata
武宏 鎌田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空き容量の少ないときにデータを記憶装置へ
格納する場合のユーザーの手間を省くことにより、作業
効率を向上させるデータ管理装置を提供する。 【解決手段】 ネットワークに接続されたデータ管理装
置において、データを格納するための格納手段20と、
与えられたデータの容量と格納手段の空き容量とを比較
する比較手段30と、データを配信する配信手段40
と、比較手段で空き容量の方が小さいと判断された場
合、そのデータの格納操作を行っている利用者へそのデ
ータを配信するように制御する制御手段10と、を備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ管理装置、
データ管理方法および記録媒体に関し、特に、記憶装置
の空き容量より大きいデータを格納するデータ管理装
置、データ管理方法および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク装置等の記憶装置へ新たなマル
チメディアデータ(テキスト、イメージ、図表、音声
等)等を格納する場合、その記憶装置の空き容量が少な
いと、利用者が予めその状態を知っているかまたは空き
容量が足りない旨の通知がなされた後、格納を中止する
か、あるいは、格納されているデータを削除または縮小
するという作業を自分で行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、空き容量が少ない場合、オペレータは作
業を一旦中断して、データ等の格納中止を指示したり、
どのデータを削除または縮小するかを判断して、そのデ
ータを削除また縮小する作業を実行する必要があった。
本発明は、上述の問題を解決するためのものであり、空
き容量の少ないときにデータを記憶装置へ格納する場合
の利用者の手間を省くことにより、作業効率を向上させ
るデータ管理装置、データ管理方法および記録媒体を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1の発明は、ネットワークに接続されたデ
ータ管理装置において、データを格納するための格納手
段と、与えられたデータの容量と前記格納手段の空き容
量とを比較する比較手段と、データを配信する配信手段
と、前記比較手段で空き容量の方が小さいと判断された
場合、そのデータの格納操作を行っている利用者へその
データを配信するように制御する制御手段と、を備えた
ことを特徴とする。従って、ディスク容量不足のために
格納に失敗した場合、データをメールで配信するので、
データが手元に残り、且つ利用者がデータを削除するな
どして空き容量を確保するという操作がすぐには必要で
なくなり、作業が軽減される。また、本発明の請求項2
は、請求項1記載のデータ管理装置において、データを
圧縮する圧縮手段を設け、前記制御手段は、前記比較手
段で空き容量の方が小さいと判断された場合、与えられ
たデータを前記圧縮手段で圧縮してから、前記格納手段
へ格納するようにしたことを特徴とする。従って、大容
量のイメージデータや音声データ等のデータを圧縮する
ので、通常のデータ格納よりもディスク容量が少なくて
すむので、すぐに空き容量を確保しなければならないと
いう手間が省かれる。また、本発明の請求項3は、請求
項1記載のデータ管理装置において、前記制御手段は、
前記比較手段で空き容量の方が小さいと判断された場
合、そのデータのうち格納できるもののみ前記格納手段
へ格納するようにしたことを特徴とする。従って、イメ
ージデータ等の大容量のデータを省略し、必要最小限の
情報としてテキストデータやデータ管理情報(文書名、
登録日時等)のみを格納することによって、少ないディ
スク容量ですむので、すぐに空き容量を確保しなければ
ならないという手間が省かれる。
【0005】また、本発明の請求項4は、請求項2また
は請求項3記載のデータ管理装置において、データを圧
縮して格納するかまたは、格納できるデータのみ格納す
るかを指示する格納方法指示手段を設け、前記制御手段
は、前記比較手段で空き容量の方が小さいと判断された
場合、前記格納方法指示手段で指示された格納方法でそ
のデータを前記格納手段へ格納するようにしたことを特
徴とする。従って、利用者が格納方法を選択できるの
で、利用者の希望に応じた柔軟な処置ができる。また、
本発明の請求項5は、ネットワークに接続されたデータ
管理装置のデータ管理方法において、与えられたデータ
の容量と、そのデータを格納する格納手段の空き容量と
を比較し、空き容量の方が小さい場合、その与えられた
データの格納操作を行っている利用者へその与えられた
データを配信するようにしたことを特徴とする。従っ
て、ディスク容量不足のために格納に失敗した場合、デ
ータをメールで配信するので、データが手元に残り、且
つ利用者がデータを削除するなどして空き容量を確保す
るという操作がすぐには必要でなくなり、作業が軽減さ
れる。また、本発明の請求項6は、請求項5記載のデー
タ管理方法において、前記与えられたデータが格納でき
なかったとき、そのデータを圧縮したデータを格納する
ようにしたことを特徴とする。従って、大容量のイメー
ジデータや音声データ等のデータを圧縮するので、通常
のデータ格納よりもディスク容量が少なくてすむので、
すぐに空き容量を確保しなければならないという手間が
省かれる。また、本発明の請求項7は、請求項5記載の
データ管理方法において、前記与えられたデータが格納
できなかったとき、そのデータのうち格納できるものの
み格納するようにしたことを特徴とする。従って、イメ
ージデータ等の大容量のデータを省略し、必要最小限の
情報としてテキストデータやデータ管理情報(文書名、
登録日時等)のみを格納することによって、少ないディ
スク容量ですむので、すぐに空き容量を確保しなければ
ならないという手間が省かれる。また、本発明の請求項
8は、請求項6または請求項7記載のデータ管理方法に
おいて、前記与えられたデータが格納できなかったと
き、そのデータを圧縮して格納するかまたは、格納でき
るデータのみ格納するかの格納方法を指示し、この指示
された格納方法で前記与えられたデータを格納するよう
にしたことを特徴とする。従って、利用者が格納方法を
選択できるので、利用者の希望に応じた柔軟な処置がで
きる。
【0006】また、本発明の請求項9は、ネットワーク
に接続されたコンピュータを、データ管理装置として機
能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体であって、与えられたデータの容量
とデータを格納する格納手段の空き容量とを比較する比
較手段と、データを配信する配信手段と、前記比較手段
で空き容量の方が小さいと判断された場合、その与えら
れたデータの格納操作を行っている利用者へその与えら
れたデータを配信するように制御する制御手段と、を備
えたデータ管理装置として機能させ、データを格納でき
なかったときにも利用者がデータを失うようなことがな
いようにしたプログラムを記録した。従って、ディスク
容量不足のために格納に失敗した場合、データをメール
で配信するので、データが手元に残り、且つ利用者がデ
ータを削除するなどして空き容量を確保するという操作
がすぐには必要でなくなり、作業が軽減される。また、
本発明の請求項10は、請求項9載の記録媒体におい
て、データを圧縮する圧縮手段を設け、前記制御手段
は、前記与えられたデータを格納できなかったとき、前
記圧縮手段で圧縮されたデータを格納することを特徴と
する。従って、大容量のイメージデータや音声データ等
のデータを圧縮するので、通常のデータ登録よりもディ
スク容量が少なくてすむので、すぐに空き容量を確保し
なければならないという手間が省かれる。また、本発明
の請求項11は、請求項9記載の記録媒体において、前
記制御手段は、前記与えられたデータを格納できなかっ
たとき、そのデータのうち格納できるもののみ格納する
ことを特徴とする。従って、イメージデータ等の大容量
のデータを省略し、必要最小限の情報としてテキストデ
ータやデータ管理情報(文書名、登録日時等)のみを格
納することによって、少ないディスク容量ですむので、
すぐに空き容量を確保しなければならないという手間が
省かれる。また、本発明の請求項12は、請求項10ま
たは請求項11記載の記録媒体において、データを圧縮
して格納するかまたは、格納できるデータのみ格納する
かを指示する格納方法指示手段を設け、前記制御手段
は、前記与えられたデータを前記格納手段へ格納できな
かったとき、前記格納方法指示手段で指示された格納方
法でそのデータを前記格納手段へ格納するようにしたこ
とを特徴とする。従って、利用者が格納方法を選択でき
るので、利用者の希望に応じた柔軟な処置ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、図面を用いて本発明の実
施の形態例の構成および動作を詳細に述べる。 <実施例1> (1)実施例1の構成 図1は、本発明の一実施例であるデータ管理装置の構成
を示すブロック図である。データ管理装置は、制御手段
10、格納手段20、比較手段30、配信手段40とか
ら構成されている。制御手段10は、利用者によって与
えられたデータを格納手段20へ格納するとき、比較手
段30で与えられたデータの容量より空き容量の方が小
さいと判断されたときに、配信手段40によってこの与
えられたデータを利用者へ配信するように制御する。格
納手段20は、例えば、ファイルやスキャナ等で入力し
たコンテンツに書誌情報を付加したような文書等を格納
するデータベースであっても、また、単に利用者に対し
て割当てられたデータ領域であってもよい。比較手段3
0は、利用者によって与えられたデータの容量と、格納
手段20の空き容量を比較する。配信手段40は、デー
タをその操作している利用者へ配信する。
【0008】(2)本装置の稼動するコンピュータの構
成 図2は、本発明のデータ管理装置が稼動するためのネッ
トワーク環境である。即ち、サーバー200がネットワ
ーク109を介して利用者のコンピュータ装置100と
接続されている。これらのサーバー200や利用者のコ
ンピュータ装置100は、それぞれ必要に応じて複数台
が接続される。このネットワーク109は、これらの利
用者のコンピュータ装置100とサーバー200とを結
合するための伝送路であって、一般には、ケーブルで実
現され、通信プロトコルにはTCP/IPが使われる。
但し、伝送路としてはケーブルだけではなく、それらの
間の通信プロトコルが一致するものであれば無線LAN
や放送波を使ったものであってもよい。本発明のデータ
管理装置は、このようなネットワーク環境の中におい
て、サーバー200または利用者のコンピュータ装置1
00のいずれで稼動してもよい。また、格納手段20
も、利用者のコンピュータ装置100にあっても、サー
バー200内にあってもよい。以下の実施例では、デー
タ管理装置および格納手段20をともにサーバー200
に装備した例として説明する。図3は、利用者のコンピ
ュータ装置100やサーバー200のハードウェアの構
成を示している。
【0009】即ち、入力装置1はキーボード、マウス、
タッチパネル、スキャナ等により構成され、情報の入力
に使用される。表示装置2は、種々の出力情報や入力装
置1からの入力された情報などを表示出力させる。CP
U(Central Processing Unit;中央処理ユニット)3
は、種々のプログラムを動作させる。メモリ4は、プロ
グラム自身を保持し、またそのプログラムがCPU3に
よって実行されるときに一時的に作成される情報等を保
持する。記憶装置5は、データ、プログラムやプログラ
ム実行時の一時的な情報等を保持し、本発明のデータ管
理装置で扱う格納手段20も含まれる。媒体駆動装置6
は、プログラムやデータ等を記憶した記録媒体を装着し
てそれらを読み込み、メモリ4または記憶装置5へ格納
するのに用いられる。また、直接、データの入出力やプ
ログラムを実行するのに使ってもよい。ネットワークイ
ンタフェース7は、コンピュータ装置100やサーバー
200をネットワーク109へ接続するためのインタフ
ェースである。バス8は、上記各部を接続する。このよ
うな構成において、先ず、利用者は与えられたデータ
(このデータは他の利用者から与えられるもの、サーバ
ー200から得るものまたは利用者のコンピュータ装置
100上のもの等がある)を格納手段20へ格納するた
めの操作を行う。このとき制御手段10は、この与えら
れたデータの容量と格納手段20の空き容量を比較手段
30で比較し、空き容量の方が小さいときには、与えら
れたデータをこのデータの格納の操作をしている利用者
へ配信するように配信手段40を制御する。また、制御
手段10は、比較手段30によって与えられたデータの
容量のほうが小さいと判断されれば、通常の格納処理を
行うように制御する。 (3)処理の流れ 図4は、実施例1の制御手段10の処理の流れを説明す
るためのフローチャートである。与えられたデータの容
量を計算する(計算された容量をDとする)(ステップ
S100)。格納手段20の空き容量を計算する(その
空き容量をSとする。)(ステップS110)。与えら
れたデータの容量(D)が空き容量(S)より小さいか
または等しいかを判断する(ステップS120)。与え
られたデータの方が小さいか等しいときには、格納手段
20へ通常の格納処理を行う(ステップS130)。さ
もなければ、与えられたデータをこの格納操作を行って
いる利用者へ配信し(ステップS140)、処理を終了
する。(この配信のとき、配信可能なデータ量を超えて
いる場合には、分割して配信するようにする。)そのデ
ータ配信後、各実施例に応じて格納処理(以下に、詳述
する)を行い(ステップS150)、処理を終了する。
但し、この実施例1は、ステップS150で何も処理し
ない。
【0010】<実施例1の変形>図5は、実施例1の変
形のデータ格納処理を説明するためのフローチャートで
ある。図4におけるデータ格納処理(ステップS15
0)で次のように格納処理を行う。与えられたデータの
うち格納できるデータを調査する。このときデータのう
ちテキスト文書やデータ管理情報(文書名、登録日時
等)等を先に、それ以外のイメージや音声データのよう
な容量の大きなものは後回しにして調査する(ステップ
S200)。ここで、イメージデータや音声データのよ
うな容量の大きいものは調査の対象外として、テキスト
文書やデータ管理情報等だけを対象として調査するよう
にしてもよい。格納手段20の空き領域へ格納できるデ
ータがあったかを調べる(ステップS210)。あった
場合には、格納できるデータを格納手段20へ格納する
(ステップS220)。このとき何が格納できたかを利
用者へ配信し(ステップS230)、処理を終了する。
(または、何が格納できなかったかを利用者へ配信する
ようにしてもよい。)格納できるものがない場合には、
利用者へ何も格納できなかったことを配信し(ステップ
S240)、処理を終了する。 <実施例2>
【0011】(1)実施例2の構成 図6は、本発明の一実施例であるデータ管理装置の他の
構成を示すブロック図である。データ管理装置は、制御
手段10、格納手段20、比較手段30、配信手段4
0、圧縮手段50とから構成されている。制御手段10
は、利用者によって与えられたデータを格納手段20へ
格納するとき、比較手段30で空き容量が小さいと判断
されたときに、配信手段40によってこの与えられたデ
ータを利用者へ配信するとともに、圧縮手段50によっ
て与えられたデータの圧縮したデータを格納手段20へ
格納するように制御する。格納手段20は、例えば、フ
ァイルやスキャナ等で入力したコンテンツに書誌情報を
付加したような文書等を格納するデータベースであって
も、また、単に利用者に対して割当てられたデータ領域
であってもよい。比較手段30は、与えられたデータの
容量と、格納手段20の空き容量を比較する。配信手段
40は、与えられたデータをその操作している利用者へ
配信する。圧縮手段50は、与えられたデータのうち、
大容量のイメージデータや音声データ等を圧縮する。例
えば、データがイメージデータの場合、サムネイルを作
成する。または、音声データのようなものを圧縮方法や
圧縮率を変えたりして圧縮データを作成する。このよう
な構成において、先ず、利用者は与えられたデータ(こ
のデータは他の利用者から与えられるもの、サーバー2
00から得るものまたは利用者のコンピュータ上のもの
等がある)を格納手段20へ格納するための操作を行
う。このとき制御手段10は、この与えられたデータの
容量と格納手段20の空き容量を比較手段30で比較
し、空き容量のほうが小さいときには、与えられたデー
タをこのデータの格納の操作をしている利用者へ配信手
段40を使って配信し、テキストデータやデータ管理情
報のようなものはそのまま格納し、それ以外の大容量の
イメージデータや音声データ等を圧縮手段50を使って
圧縮して格納するように制御する。また、制御手段10
は、比較手段30によって与えられたデータの容量の方
が小さいと判断されれば、通常の格納処理を行うように
制御する。
【0012】(2)処理の流れ 図7は、実施例2のデータ格納処理を説明するためのフ
ローチャートである。図4におけるデータ格納処理(ス
テップS150)で次のように格納処理を行う。与えら
れたデータ(対象データ)の圧縮を行い、圧縮後のデー
タ容量を求める(ステップS300)。このデータ圧縮
は、イメージデータや音声データのような大容量のもの
について行う。他のテキストデータやデータ管理情報
(文書名、登録日時等)に対しては圧縮は行わない。従
って、このときの容量(DC)は、圧縮されたデータの
容量とその他の圧縮しないデータの容量とを加えた量と
する。ここで求められたデータ量(DC)と格納手段2
0の空き容量(S)とを比較する(ステップS31
0)。空き容量のほうが小さいとき、上記の圧縮率や圧
縮方法を変更して(ステップS320)、もう一度デー
タ量を計算する(ステップS330)。この容量をDR
とする。この再圧縮されたデータが格納手段20の空き
容量に入るかどうか比較する(ステップS340)。こ
れでも入らないときには、何も格納できなかったことを
利用者へ配信し(ステップS370)、処理を終了す
る。ステップS310またはステップS340でデータ
が入れば、圧縮したデータと圧縮しなかったデータを格
納手段20へ格納する(ステップS350)。データ格
納操作をしている利用者へデータを圧縮したことを配信
し(ステップS360)、処理を終了する。
【0013】<実施例3> (1)実施例3の構成 図8は、本発明の一実施例であるデータ管理装置の他の
構成を示すブロック図である。データ管理装置は、制御
手段10、格納手段20、比較手段30、配信手段4
0、圧縮手段50、格納方法指示手段60とから構成さ
れている。制御手段10は、利用者によって与えられた
データを格納手段20へ格納するとき、比較手段30で
空き容量が小さいと判断されたときに、配信手段40に
よってこの与えられたデータを利用者へ配信するととも
に、格納方法指示手段60によって得た格納方法に応じ
た上記の実施例1の変形または実施例2の格納を行うよ
うに制御する。格納手段20は、例えば、ファイルやス
キャナ等で入力したコンテンツに書誌情報を付加したよ
うな文書等を格納するデータベースであっても、また、
単に利用者に対して割当てられたデータ領域であっても
よい。比較手段30は、与えられたデータの容量と、格
納手段20の空き容量を比較する。配信手段40は、与
えられたデータをその操作している利用者へ配信する。
圧縮手段50は、与えられたデータのうち、大容量のイ
メージデータや音声データ等を圧縮する。例えば、デー
タがイメージデータの場合、サムネイルを作成する。ま
たは、音声データのようなものを圧縮方法や圧縮率を変
えたりして圧縮データを作成する。格納方法指示手段6
0は、与えられたデータの容量が格納手段20の空き容
量より大きかった場合に、圧縮して格納するか、または
格納できるデータのみを格納するかというデータ格納方
法を指示する。
【0014】このような構成において、先ず、利用者は
与えられたデータ(このデータは他の利用者から与えら
れるもの、サーバー200から得るものまたは利用者の
コンピュータ上のもの等がある)を格納手段20へ格納
するための操作を行う。このとき制御手段10は、この
与えられたデータの容量と格納手段20の空き容量を比
較手段30で比較し、空き容量のほうが小さいときに
は、与えられたデータをこのデータの格納の操作をして
いる利用者へ配信手段40を使って配信し、格納方法指
示手段60によって利用者から指示された格納方法でデ
ータを格納手段20へ格納する。例えば、格納方法が圧
縮を行うように指示された場合、データを圧縮手段50
を使って圧縮して格納するように制御し、格納できるデ
ータのみを格納する方法が指示されれば、テキスト形式
のデータやデータ管理情報のようなもののみを格納す
る。ここで圧縮しても格納できないときには、さらに格
納できるもののみ格納するようにしてもよい。また、制
御手段10は、比較手段30によって与えられたデータ
の容量の方が小さいと判断されれば、通常の格納処理を
行うように制御する。
【0015】(2)処理の流れ 図9は、実施例3のデータ格納処理を説明するためのフ
ローチャートである。図4におけるデータ格納処理(ス
テップS150)で次のように格納処理を行う。利用者
へ格納方法を何にするかを問い合わせる(ステップS4
00)。この格納方法には、次のものがある。 ・イメージデータや音声データのように大容量のものは
圧縮し、それ以外のテキストデータやデータ管理情報
(文書名、登録日、更新日等)はそのまま格納する。 ・テキストデータやデータ管理情報(文書名、登録日、
更新日等)のみ格納し、それ以外のイメージデータや音
声データのように大容量のものは格納しない。 ・データは格納しない。 格納方法が圧縮と指示されたとき(ステップS41
0)、実施例2で説明した方法で処理する(ステップS
420)。このとき圧縮しても入らなかった(ステップ
S430)とき、実施例1の変形で説明した方法で処理
する(ステップS440)。ステップS410で、テキ
ストデータやデータ管理情報のみ格納する方法が指示さ
れたときは、ステップS440へ分岐して、実施例1の
変形で説明した方法で処理する。
【0016】<実施例4>これまでの実施例では、デー
タ管理装置および格納手段20をサーバー200上に設
けた場合について説明してきた。ここではデータ管理装
置を利用者のコンピュータ装置100においたときの実
施例について説明する。与えられたデータには、 ・他の利用者から与えられる ・サーバー200にある等が考えられ、格納手段20も ・利用者のコンピュータにある ・サーバー200にある等が考えられる。このような場
合にはデータ管理装置のうち配信手段40および圧縮手
段50はそれらデータの存在するコンピュータ装置で動
作し、本データ管理装置からはその動作を要求するよう
にする。また、比較手段30においてもそれらのデータ
の容量は、そのデータの存在するコンピュータ装置へ問
い合わせることによって得て、比較することができる。 <他の実施例>例えば、実施例3の格納方法指示手段6
0で、次のような選択肢を設けてもよい。 (1)格納する格納手段を変更する方法:利用者が使え
る空き容量の大きな格納手段を選択できるようにし、上
記の実施例のように格納処理を行う。 (2)空き領域を増大させる方法:既に格納手段に格納
されているうちのデータで、内容的にまたはデータの質
に応じて重要度を計算し、重要度の低いものから圧縮す
ることによって空き容量を増大させ、上記の実施例のよ
うに格納処理を行う。 (3)格納できるまで待ち行列に入れておく方法:例え
ば、サーバーに格納手段がある場合、空き領域が格納す
るデータ量になるまで待ち行列を作るようにし、利用者
へは待ち行列に入っていること、および格納がなされた
ときにメッセージを配信する。
【0017】<コンピュータによる実施例>サーバー2
00または利用者のコンピュータ装置100において、
上記実施例(図1、図6または図8参照)に示した本デ
ータ管理装置を構成する各機能をプログラム化し、予め
CD−ROM等の記録媒体に書き込んでおき、このCD
−ROMを各サイトのCD−ROMドライブのような媒
体駆動装置6を搭載したコンピュータに装着して、この
プログラムをメモリ4あるいは記憶装置5に格納し、そ
れを実行することによって、上記の実施形態と同様な機
能を実現することができる。尚、本発明の上記機能を実
現するプログラムを格納する記録媒体としては半導体媒
体(例えば、ROM、ICメモリカード等)、光媒体
(例えば、DVD,MO,MD,CD−R等)、磁気媒
体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)の
いずれであってもよい。また、本発明の機能を実現する
プログラムは、媒体の形で頒布することができる。ま
た、本発明の機能を実現するプログラムを磁気ディスク
等の記憶装置に格納しておき、有線または無線の通信ネ
ットワークによりダウンロード等の形式で頒布すること
も可能である。さらに、本発明の機能を実現するプログ
ラムを放送波によって配布することで提供するようにし
てもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、5また
は9の発明によれば、ディスク容量不足のために格納に
失敗した場合、データをメールで配信するので、データ
が手元に残り、且つ利用者がデータを削除するなどして
空き容量を確保するという操作がすぐには必要でなくな
り、作業が軽減される。また、請求項2、6または10
の発明によれば、大容量のイメージデータや音声データ
等のデータを圧縮するので、通常のデータ格納よりもデ
ィスク容量が少なくてすむので、すぐに空き容量を確保
しなければならないという手間が省かれる。また、請求
項3、7または11の発明によれば、イメージデータ等
の大容量のデータを省略し、必要最小限の情報としてテ
キストデータやデータ管理情報(文書名、登録日時等)
のみを格納することによって、少ないディスク容量です
むので、すぐに空き容量を確保しなければならないとい
う手間が省かれる。また、請求項4、8または12の発
明によれば、利用者が格納方法を選択できるので、利用
者の希望に応じた柔軟な処置ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明のデータ管理装置が稼動するためのネッ
トワーク環境を示す図である。
【図3】本発明が動作するコンピュータ装置のハードウ
ェアの構成を示すブロック図である。
【図4】実施例1のデータ格納処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図5】実施例1の変形のデータ格納処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図6】本発明の実施例2の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】本発明の実施例2のデータ格納処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図8】本発明の実施例3の構成を示すブロック図であ
る。
【図9】本発明の実施例3のデータ格納処理を説明する
ためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 制御手段、20 格納手段、30 比較手段、4
0 配信手段、50圧縮手段、60 格納方法指示手
段、100 コンピュータ装置、200 サーバー、1
入力装置、2 表示装置、3 CPU、4 メモリ、
5 記憶装置、6 媒体駆動装置、7 ネットワークイ
ンタフェース、8 バス、9 ネットワーク

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されたデータ管理装
    置において、データを格納するための格納手段と、与え
    られたデータの容量と前記格納手段の空き容量とを比較
    する比較手段と、データを配信する配信手段と、前記比
    較手段で空き容量の方が小さいと判断された場合、その
    データの格納操作を行っている利用者へそのデータを配
    信するように制御する制御手段と、を備えたことを特徴
    とするデータ管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ管理装置におい
    て、データを圧縮する圧縮手段を設け、前記制御手段
    は、前記比較手段で空き容量の方が小さいと判断された
    場合、与えられたデータを前記圧縮手段で圧縮してか
    ら、前記格納手段へ格納するようにしたことを特徴とす
    るデータ管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデータ管理装置におい
    て、前記制御手段は、前記比較手段で空き容量の方が小
    さいと判断された場合、そのデータのうち格納できるも
    ののみ前記格納手段へ格納するようにしたことを特徴と
    するデータ管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3記載のデータ管
    理装置において、データを圧縮して格納するか、また
    は、格納できるデータのみ格納するかを指示する格納方
    法指示手段を設け、前記制御手段は、前記比較手段で空
    き容量の方が小さいと判断された場合、前記格納方法指
    示手段で指示された格納方法でそのデータを前記格納手
    段へ格納するようにしたことを特徴とするデータ管理装
    置。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続されたデータ管理装
    置のデータ管理方法において、与えられたデータの容量
    と、そのデータを格納する格納手段の空き容量とを比較
    し、空き容量の方が小さい場合、その与えられたデータ
    の格納操作を行っている利用者へその与えられたデータ
    を配信するようにしたことを特徴とするデータ管理方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のデータ管理方法におい
    て、前記与えられたデータが格納できなかったとき、そ
    のデータを圧縮したデータを格納するようにしたことを
    特徴とするデータ管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のデータ管理方法におい
    て、前記与えられたデータが格納できなかったとき、そ
    のデータのうち格納できるもののみを格納するようにし
    たことを特徴とするデータ管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7記載のデータ管
    理方法において、前記与えられたデータが格納できなか
    ったとき、そのデータを圧縮して格納するかまたは、格
    納できるデータのみ格納するかの格納方法を指示し、こ
    の指示された格納方法で前記与えられたデータを格納す
    るようにしたことを特徴とするデータ管理方法。
  9. 【請求項9】 ネットワークに接続されたコンピュータ
    を、データ管理装置として機能させるためのプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、与えられたデータの容量とデータを格納する格納手
    段の空き容量とを比較する比較手段と、データを配信す
    る配信手段と、前記比較手段で空き容量の方が小さいと
    判断された場合、その与えられたデータの格納操作を行
    っている利用者へその与えられたデータを配信するよう
    に制御する制御手段と、を備えたデータ管理装置として
    機能させ、データを格納できなかったときにも利用者が
    データを失うようなことがないようにしたプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項9載の記録媒体において、前記
    データ管理装置は、データを圧縮する圧縮手段を備え、 前記プログラムは、前記与えられたデータを格納できな
    かったとき、前記制御手段によって、前記圧縮手段で圧
    縮されたデータを格納させることをプログラム内容とす
    ることを特徴とする記録媒体。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の記録媒体において、前
    記プログラムは、前記与えられたデータを格納できなか
    ったとき、前記制御手段によって、そのデータのうち格
    納できるもののみを格納させることをプログラム内容と
    することを特徴とする記録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項10または請求項11記載の記
    録媒体において、前記データ管理装置は、データを圧縮
    して格納するかまたは、格納できるデータのみ格納する
    かを指示する格納方法指示手段を備え、 前記プログラムは、前記与えられたデータを格納できな
    かったとき、前記格納方法指示手段で指示された格納方
    法でそのデータを格納させることをプログラム内容とす
    ることを特徴とする記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006137147A1 (ja) * 2005-06-24 2006-12-28 Vodafone K.K. データ通信方法、データ通信システム及び移動通信端末装置
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