JP2002041127A - 製品製造管理方法及び製品製造管理システム並びに物品寸法検出装置及び物品疵状態検出装置 - Google Patents

製品製造管理方法及び製品製造管理システム並びに物品寸法検出装置及び物品疵状態検出装置

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JP2002041127A
JP2002041127A JP2000228333A JP2000228333A JP2002041127A JP 2002041127 A JP2002041127 A JP 2002041127A JP 2000228333 A JP2000228333 A JP 2000228333A JP 2000228333 A JP2000228333 A JP 2000228333A JP 2002041127 A JP2002041127 A JP 2002041127A
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Tatsuzo Kawamura
達三 川村
Koichi Hayashizaki
幸一 林崎
Yasuhiko Oka
靖彦 岡
Hideyuki Arai
秀之 新井
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KAWAMURA KOGYO KK
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 製品製造に供される物品の状態について異
常、不明点、疑問点などが生じる場合、その物品状態に
ついて正確に、人の移動を要することなく円滑に速やか
に、製品製造について指示を伝え、指示を受け、製品の
納期、製品の品質等安価に製品を提供できる製品製造管
理方法及び製品製造管理システム並びに物品寸法検出装
置及び物品疵状態検出装置。 【解決手段】 製品製造に供せられる物品Wに係る情報
を該物品から検出し、該検出情報が製品製造について指
示を与える指示部門10及び(又は)20へ知らせるべ
き情報か否かを判断し、知らせるべき情報について指示
部門10及び(又は)20に通信ネットワークを介して
送信し、指示部門では検出情報に基づいて対処法を決定
し、製品製造現場へ通信ネットワークを介してフィード
バック送信し、製品製造現場では送信された対処法に基
づく処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は製品製造において採
用する製品製造管理方法及び製品製造管理システムに関
する。さらに言えば本発明は、特に製品製造に供せられ
る物品の管理に係わる製品製造管理方法及び製品製造管
理システムに関する。
【0002】また本発明はかかる製品製造管理方法及び
製品製造管理システムに採用できる物品寸法検出装置及
び物品疵状態検出装置に関する。
【0003】
【従来の技術】製品製造においては各種の事項を管理し
なければならない。製品製造に供する物品を管理するこ
とも製品製造管理に属する。
【0004】製品製造に供する物品としては、(a)こ
れから製品製造に供しようとする物品、例えば製品製造
のための各種材料物品、半製品物品等、(b)製品製造
のために加工工程にある物品、例えば製品製造のために
熱間鍛造加工等の熱間加工工程におかれた物品、機械加
工工程における物品、組み立て中の物品等、(c)一応
製品と言える状態に出来上がった出荷検査前の物品、等
を挙げることができる。
【0005】広くとらえれば、製品製造に供する設計図
面等も製品製造に供する物品に含めることができる。
【0006】このように製品製造に供される物品は、そ
の状態を管理しながら製品製造を進めないと、性能、品
質、形状、寸法、外観等の点で目的とする製品を得難
い。
【0007】例えば金属材料物品の熱間加工品(例えば
熱間鍛造板金、熱間圧延板金等)を製造する場合、該金
属材料物品の温度、寸法、疵の状態等をみながら加工し
ないと、品質等の点で目的とする熱間加工品を得難くな
る。
【0008】特に高品質を要求される特殊鋼やステンレ
ス鋼の熱間加工品については、製品製造に供する材料物
品の非常に厳格な温度管理が要求される。
【0009】そのため、金属材料物品の熱間加工現場に
おいては、金属材料物品の温度をはじめ、寸法、疵の有
無及び該疵の状態(形状、深さなどのサイズ等)などに
ついて観察、検出等を行い、その情報に基づいて適切に
対処し、要求される製品が得られるようにしている。
【0010】しかし、かかる製品製造に供される物品の
状態について異常が発生したり、不明点が発生する等し
た場合、製品製造現場の作業者等だけではどのように対
処すればよいのか判断できず、迅速な処置を行えないこ
とが多々ある。
【0011】例えば、金属材料物品の熱間加工の場合、
通常、該金属材料物品を加熱炉で適正温度に加熱して加
工するのであるが、そのとき通常はプログラムコントロ
ールによる温度制御にて設定温度(炉内温度)を得る。
しかしこのようにプログラムコントロールによる温度制
御を行っていても、被加熱材料物品の温度は設定温度と
必ずしも一致せず、さらに被加熱材料物品上の温度分布
も不均一になる等、問題視すべき状態が発生することが
ある。
【0012】このようなときに、熟練した作業者がその
現場にいて直ちに対処法を決定できればよいのである
が、今日そのように迅速に対処法を決定できる熟練者の
数は限られているし、人件費の点からも、多くの現場で
はそのような熟練者を望み得ない。そのため、そのまま
加熱を続けてもよいのか、加熱について修正が必要であ
るのか、修正するとしてもどのように修正すればよいの
か等について、現場の作業者等だけでは判断できないこ
とがしばしば起こる。
【0013】また、例えば金属材料物品の熱間鍛造加工
においては材料物品に疵が生じることがある。割れ感受
性の高い、すなわち割れ易い新規開発材料物品などで疵
が生じた場合、そのまま加工を続けると疵がさらに進展
するのか、その疵が後工程に対しどのような影響を与え
るのか、或いは歩留りにどうかかわるのか等々、加工現
場の作業者が独自に判断できないことがある。まして対
処法については決定し得ないことが多々ある。
【0014】こうした場合、熱間加工に供せられる物品
状態を製品製造のための適切な指示を与え得る指示部門
(例えば、製品製造現場の属する地区内の指示部門、例
えば製品製造現場のある工場内の指示部門)及び(又
は)製品発注主における指示部門などに指示を仰ぐこと
になる。
【0015】その場合、現状では検査員や品質管理員等
が現場に出向いて判断したり、対処法を指示したりす
る。これら人員が判断、指示できない場合は、発注主等
の上位指示部門の技術者等に電話やファクシミリ機を用
いて物品状態を説明し、判断、指示を仰いでいる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、物品状態を電
話やファクシミリ機を用いて説明するだけでは、相談を
受けた指示部門員にその物品状態が正確にわからず、結
局、相談を受けた指示部門から現場へ人を派遣してもら
って、判断、指示を仰ぐことになる。特に、金属材料物
品の熱間鍛造加工において該物品に疵が発見された場合
の該疵についての判断、対処法についてそのようになる
ことが多い。何故なら、疵は通常立体的に発生し、その
形状、サイズ等が複雑であり、これを電話やファクシミ
リだけで正確に指示部門に伝えることは困難だからであ
る。
【0017】このようなことでは遠隔地から人が現場に
到着するまで作業が中断したり、作業が延期されたり
し、その結果製品の納期が遅れたりする。熱間加工品の
製造においては、作業中断の間に一旦加熱された材料が
冷えてしまうことがあり、その場合、中には再加熱して
はいけない材料もある等により、熱間加工品の品質やコ
ストに悪影響を及ぼすことになる。
【0018】また、指示部門員がいちいち現場に出向か
なければならないのでは、指示部門に負担を強いること
になる。
【0019】以上、主として金属材料物品の熱間加工に
おける物品状態に関係して異常が発生したり、不明な点
が生じる等した場合の判断、対処法の決定等に係わる問
題について説明したが、材料物品の冷間加工、機械加工
等の加工における物品状態、組み立て中の物品状態、或
いはこれから製品製造に供しようとする物品の状態、一
応製品と言える状態に出来上がった出荷検査前の物品、
製品の設計図面等についても、異常や不明点、疑問点等
が生じた場合に現場の作業者等だけでは判断、対処法の
決定をなし難い場合があり、その場合にも同様の問題が
生じることがある。
【0020】そこで本発明は、製品製造現場において製
品製造に供される物品の状態について異常が認められた
り、不明な点が生じたり、疑問点が生じる等した場合に
おいて、その物品状態について正確に、しかも大きい負
担を強いる人の移動を要することなく円滑に速やかに、
製品製造について指示を与える指示部門に知らせて判
断、対処法につき指示を仰ぐことができ、それだけ製品
の納期、製品の品質等の点で支障なく安価に製品を提供
できる製品製造管理方法及び製品製造管理システムを提
供することを課題とする。
【0021】また本発明は、製品製造に供される物品の
状態に関する所定事項について該製品の発注主等におけ
る指示部門に正確に、しかも大きい負担を強いる人の移
動を要することなく円滑に速やかに知らせ、発注主等に
おける指示部門での該物品のリアルタイム的監視を可能
にするとともに、該監視に基づいて該発注主等における
指示部門から製品製造現場へ必要な指示を発することも
可能にする製品製造管理方法及び製品製造管理システム
を提供することを課題とする。
【0022】さらに本発明は、前記の製品製造管理方法
及び製品製造管理システムに適用できる、製品製造に供
される物品の寸法を検出する物品寸法検出装置を提供す
ることを課題とする。
【0023】また本発明は、前記の製品製造管理方法及
び製品製造管理システムにに適用できる、製品製造に供
される物品における疵の立体形状及びサイズを検出する
物品疵状態検出装置を提供することを課題とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は次の製品製造管
理方法及び製品製造管理システムを提供する。 (1)製品製造管理方法 製品製造に供せられる物品に係る1又は2以上の所定の
事項についての情報を製品製造現場において該物品から
検出する物品情報検出ステップと、該検出された前記事
項に係る情報が製品製造について指示を与える指示部門
へ知らせるべき情報か否かを判断する判断ステップと、
前記指示部門へ知らせるべき情報と判断された検出情報
について前記指示部門に通信ネットワークを介して送信
する検出情報送信ステップと、前記指示部門において、
送信されてくる前記検出情報に基づいて対処法を決定す
る対処法決定ステップと、決定された対処法を製品製造
現場へ通信ネットワークを介してフィードバック送信す
るフィードバックステップと、製品製造現場において該
フィードバック送信されてくる対処法に基づく処理を行
う処理ステップと、を含む製品製造管理方法である。
【0025】ここで通信ネットワークとは、イントラネ
ット及び(又は)インターネット等の情報交換通信網を
指している。イントラネットとは、製品製造現場が属す
る地域や区域(例えば製品製造現場のある工場内)に構
築された所謂LANや、LANの組み合わせネットワー
ク等を指している。
【0026】本発明に係る製品製造管理方法によると、
製品製造に供せられる物品に係る1又は2以上の所定の
事項についての情報が製品製造現場において該物品から
検出され、検出された情報が製品製造について指示を与
える指示部門へ知らせるべき情報か否かが判断され、指
示部門へ知らせるべき検出情報については該指示部門に
通信ネットワークを介して送信される。
【0027】前記の検出情報送信は通信ネットワークを
介して正確、円滑、迅速に行うことが可能である。
【0028】指示部門においては、送信されてくる検出
情報に基づいて対処法を決定し、該決定した対処法を製
品製造現場へ通信ネットワークを介してフィードバック
送信する。
【0029】製品製造現場においては該フィードバック
送信されてくる対処法に基づく処理を行う。
【0030】このフィードバック送信も通信ネットワー
クを介して正確、円滑、迅速に行うことが可能である。
【0031】現場と指示部門とのやりとりは、イントラ
ネット及び(又は)インターネット等の通信ネットワー
クを介して双方向的に(換言すればリアルタイム的
に)、指示部門員が現場から遠隔にいながら現場に臨ん
でいるがごとき状態にて正確、円滑、迅速に行うことが
できる。
【0032】かくして本発明に係る製品製造管理方法に
よると、製品製造に供される物品の状態について異常が
認められたり、不明な点が生じたり、疑問点が生じる等
した場合において、その物品状態について正確に、しか
も大きい負担を強いる人の移動を要することなく正確
に、円滑に速やかに、製品製造について指示を与える指
示部門に知らせて判断、対処法につき指示を仰ぐことが
でき、それだけ製品の納期、製品の品質等の点で支障な
く安価に製品を提供できる。
【0033】本発明に係る製品製造管理方法において、
指示部門へ知らせるべき検出情報としては、異常が認め
られたり、不明点が生じたり、疑問点が生じる等した検
出情報を例示できる。
【0034】また、本発明に係る製品製造管理方法にお
いて、指示部門へ知らせるべき検出情報は、製品発注主
等における指示部門が要望、指定等している情報であっ
てもよい。
【0035】検出すべき、製品製造に供せられる物品に
係る1又は2以上の所定の事項についての情報は、如何
なる製品を製造するのか、製品製造に供される物品は何
か等に応じて、また、製品発注主等の要望などに応じて
適宜決めておけばよく、例えば、物品温度情報、物品の
画像情報(2次元画像情報及び(又は)3次元画像情
報)、物品の寸法情報(例えば形状も把握できる寸法情
報)、物品の疵情報(例えば疵の立体形状、深さ等の寸
法)などのうち1又は2以上を例示できる。
【0036】例えば金属材料の熱間加工品(例えば金属
材料の熱間鍛造加工品)を製造する場合においては、該
加工品の製造に供される金属材料物品の温度、全体の外
観形状、寸法、疵等に関する情報を例示できる。
【0037】また例えば物品が製品設計図の場合はその
図面情報を、また、一応製品と言える状態に出来上がっ
た出荷検査前の物品についてはその全体の外観形状、寸
法等に関する情報を例示できる。
【0038】検出情報が指示部門へ知らせるべき情報で
あるか否かの判断は、現場の作業者等が経験に基づいて
行ってもよいし、予め定めてある参照基準と検出情報と
を比較する等して判断してもよい。また製品発注主等に
おける指示部門が送信することを要望等している情報か
否か等で判断する場合も考えられる。
【0039】物品からの情報の検出は機器類を用いて行
ってもよいが、現場の作業者等がその五感等で検出して
もよい。その両者で行ってもよい。
【0040】前記指示部門において、送信されてくる検
出情報に基づいて決定する対処法には、格別の処理をす
ることなくそのまま現場において作業を続ける等のこと
も含まれる。従ってまた、製品製造現場におけるフィー
ドバック送信されてくる対処法に基づく処理には、格別
の処理をすることなくそのまま作業を続ける等のことも
含まれる。
【0041】このようなことから、本発明に係る製品製
造管理方法によると、製品製造に供される物品の状態に
関する所定事項について該製品の発注主等における指示
部門に正確に、しかも大きい負担を強いる人の移動を要
することなく円滑に速やかに知らせることができ、発注
主等における指示部門での該物品のリアルタイム的監視
も可能となる。また、該監視に基づいて該発注主等にお
ける指示部門から製品製造現場へ必要な指示を発するこ
とも可能となる。
【0042】指示部門としては、例えば製品製造現場の
属する地域、区域内の指示部門(例えば製品製造現場の
ある工場内の指示部門)でも、製品発注主における指示
部門でも、これら双方等のいずれであってもよい。検出
情報はこれら複数の指示部門へイントラネット及び(又
は)インターネット等の通信ネットワークを介して報知
されてもよい。
【0043】また検出情報は、イントラネット等の通信
ネットワークを介して製品製造現場の属する地域や区域
内の指示部門(例えば製品製造現場のある工場内の指示
部門)へ知らされ、ここで対処法を決定できないとき
は、さらにそこからインターネットのような通信ネット
ワークを介して、或いはイントラネット及びインターネ
ット等の通信ネットワークを介して外部の指示部門、例
えば遠隔地の発注主における指示部門へ報知されてもよ
い。
【0044】また対処法のフィードバック送信について
も、製品製造現場の属する地域や区域内の指示部門(例
えば製品製造現場のある工場内の指示部門)から現場へ
イントラネット及び(又は)インターネット等の通信ネ
ットワークを介し行われてもよいし、遠隔地の発注主に
おける指示部門からインターネット或いはインターネッ
ト及びイントラネット等の通信ネットワークを介して、
或いはさらに製品製造現場の属する地域、区域内の指示
部門(例えば製品製造現場のある工場内の指示部門)を
介して又は介さずに、或いは該指示部門と現場の双方へ
送信されてもよい。
【0045】本発明に係る製品製造管理方法の代表例と
して、前記物品を熱間鍛造加工に供される金属材料物品
とする熱間鍛造加工による製品製造のための管理方法を
挙げることができる。
【0046】この場合、検出する、物品に係る1又は2
以上の所定の事項についての情報として、金属材料物品
の温度情報、画像情報(2次元及び(又は)3次元の画
像情報)、並びに物品疵の立体的形状及び寸法の情報、
或いはさらに物品の寸法情報を例示できる。
【0047】画像情報を指示部門へ送信することで、指
示部門は容易に物品状態を観察し、判断を下し、対処法
を決定することができる。
【0048】対処法としては、物品温度に関係するもの
として、再加熱、加熱バーナの調整、加熱ヒートパター
ンの再構築等を例示でき、物品疵に関係するものとし
て、そのまま鍛造加工するか、鍛造加工を中止するか、
鍛造加工しながら様子見る等である。また、物品寸法に
関係するものとして、鍛造プレスの圧下量調整、治具の
変更、それらによる寸法修正等を例示できる。 (2)製品製造管理システム 製品製造に供せられる物品に係る1又は2以上の所定の
事項についての情報を製品製造現場において該物品から
検出する物品情報検出手段と、前記物品情報検出手段に
て検出される前記事項に係わる情報のうち所定の検出情
報を読み込み、読み込んだ検出情報のうち製品製造につ
いて指示を与える指示部門へ知らせるべき検出情報につ
いて該指示部門へ通信ネットワークを介して送信し、該
指示部門から送信されてくる対処法情報を受信するため
の検出情報処理手段と、前記指示部門において、前記検
出情報処理手段から送信されてくる検出情報を受信し、
該受信した検出情報に基づいて決定される対処法を前記
検出情報処理手段へ通信ネットワークを介して送信する
フィードバック用情報処理手段と、を含む製品製造管理
システムである。
【0049】ここでの通信ネットワークとは、前記本発
明の製品製造管理方法における通信ネットワークと同様
である。
【0050】本発明に係る製品製造管理システムによる
と、製品製造に供せられる物品に係る1又は2以上の所
定の事項についての情報が製品製造現場において物品情
報検出手段にて該物品から検出される。
【0051】検出された物品情報のうち所定のもの(全
部でもよい)が検出情報処理手段に読み込まれる。
【0052】読み込まれた検出情報について、製品製造
について指示を与える指示部門へ知らせるべき情報か否
かが判断され、指示部門へ知らせるべき検出情報につい
ては該検出情報処理手段から該指示部門にイントラネッ
ト及び(又は)インターネット等の通信ネットワークを
介して送信され、指示部門におけるフィードバック用情
報処理手段にて受信され、該指示部門において対処法が
決定される。なお、指示部門へ知らせるべき情報か否か
の判断には、指示部門でのリアルタイム的物品の監視等
のために読み込まれた検出情報は全て知らせることとな
っていて、これに従い知らせる場合も含まれる。
【0053】この対処法情報が該フィードバック用情報
処理手段からイントラネット及び(又は)インターネッ
ト等の通信ネットワークを介して現場の検出情報処理手
段へフィードバック送信される。
【0054】現場ではこの対処法情報に基づいて適切な
処理を行う。
【0055】現場における検出情報処理手段からの検出
情報送信は通信ネットワークを介して正確、円滑、迅速
に行うことが可能である。
【0056】指示部門におけるフィードバック用情報処
理手段からのフィードバック送信も通信ネットワークを
介して正確、円滑、迅速に行うことが可能である。
【0057】現場と指示部門とのやりとりは、現場の検
出情報処理手段と指示部門のフィードバック用情報処理
手段との間で通信ネットワークを介して双方向的に(換
言すればリアルタイム的に)、指示部門員が現場から遠
隔にいながら現場に臨んでいるがごとき状態にて正確、
円滑、迅速に行うことができる。
【0058】かくして本発明に係る製品製造管理システ
ムにおいても、製品製造に供される物品の状態について
異常が認められたり、不明な点が生じたり、疑問点が生
じる等した場合において、その物品状態について正確
に、しかも大きい負担を強いる人の移動を要することな
く正確に、円滑に速やかに、製品製造について指示を与
える指示部門に知らせて判断、対処法につき指示を仰ぐ
ことができ、それだけ製品の納期、製品の品質等の点で
支障なく安価に製品を提供できる。
【0059】本発明に係る製品製造管理システムについ
ても、(a)指示部門へ知らせるべき検出情報、及び
(b)物品情報検出手段にて検出すべき、製品製造に供
せられる物品に係る1又は2以上の所定の事項について
の情報は、前記本発明に係る製品製造管理方法で説明し
たものと同様である。
【0060】前記物品情報検出手段としては、如何なる
製品を製造するのか、製品製造に供される物品は何か、
製品発注主等における指示部門で要望している情報は何
か等に応じて、例えば、物品温度検出手段、物品の画像
データ(2次元画像データ及び(又は)3次元画像デー
タ)を得る撮像手段、物品寸法検出手段、物品疵状態検
出手段(例えば疵の立体形状、深さ等の寸法を検出する
手段)などのうち1又は2以上を含むものを例示でき
る。
【0061】この場合、前記検出情報処理手段は、該物
品情報検出手段に含まれる(換言すれば物品情報検出手
段にそれが含まれている場合)、該物品温度検出手段に
て検出される物品温度情報、該撮像手段にて検出される
物品画像データ、該物品寸法検出手段にて検出される物
品寸法情報、該物品疵状態検出手段にて検出される物品
疵の立体形状及びサイズを読み込むことができるものと
すればよい。
【0062】物品情報検出手段による検出情報が指示部
門へ知らせるべき情報であるか否かの判断は、現場の作
業者等が経験に基づいて行ってもよいし、検出情報を予
め定めてある参照基準と比較して行う等してもよい。
【0063】製品発注主等における指示部門が報知を要
望、指定等している情報か否かで判断することも考えら
れる。
【0064】前記検出情報処理手段は読み込んだ検出情
報のうち所定の情報について前記指示部門へ知らせるべ
き情報か否かを判断する判断手段、例えば前記参照基準
を記憶していて、読み込んだ検出情報のうち所定の情報
を該参照基準と比較して前記指示部門へ知らせるべき情
報か否かを判断する判断手段を含んでいてもよい。
【0065】なお指示部門へ知らせるべき情報か否かを
判断する判断手段には、読み込んだ検出情報については
全て知らせることとなっている場合において、これに従
い知らせる手段も含まれる。
【0066】前記指示部門において、送信されてくる検
出情報に基づいて決定する対処法及び該対処法に基づく
現場での処理については、本発明に係る製品製造管理方
法で説明したと同様に、格別の処理をすることなくその
まま現場において作業を続ける等のことも含まれる。
【0067】このようなことから、本発明に係る製品製
造管理システムでは、製品製造に供される物品の状態に
関する所定事項について該製品の発注主等における指示
部門に正確に、しかも大きい負担を強いる人の移動を要
することなく円滑に速やかに知らせることができ、発注
主等における指示部門での該物品のリアルタイム的監視
も可能である。また、該監視に基づいて該発注主等にお
ける指示部門から製品製造現場へ必要な指示を発するこ
とも可能である。
【0068】前記指示部門は、例えば製品製造現場の属
する地域や区域内の指示部門(例えば製品製造現場のあ
る工場内の指示部門)でも、製品発注主における指示部
門でも、これら双方等のいずれであってもよい。前記の
検出情報処理手段は、イントラネット及び(又は)イン
ターネット等の通信ネットワークを介して、1又は2以
上の指示部門へ検出情報を送信できればよい。
【0069】また検出情報処理手段は、イントラネット
等の通信ネットワークを介して製品製造現場の属する地
域や区域内の指示部門(例えば製品製造現場のある工場
内の指示部門)へ検出情報を送信し、該部門で対処法を
決定できないときは、さらにそこを介してインターネッ
トのような通信ネットワーク、或いはイントラネット及
びインターネット等の通信ネットワークにより外部の指
示部門、例えば遠隔地の発注主における指示部門へ検出
情報を送信してもよい。
【0070】またフィードバック用情報処理手段から現
場の検出情報処理手段への対処法情報のフィードバック
送信についても、該フィードバック用情報処理手段が製
品製造現場の属する地域や区域内の指示部門(例えば製
品製造現場のある工場内の指示部門)にあってそこから
現場へイントラネット及び(又は)インターネット等の
通信ネットワークを介し行われてもよいし、遠隔地の発
注主における指示部門のフィードバック用情報処理手段
からインターネット或いはインターネット及びイントラ
ネット等の通信ネットワークを介して、或いはさらに製
品製造現場の属する地域、区域内の指示部門(例えば製
品製造現場のある工場内の指示部門)を介して又は介さ
ずに直接、或いは該指示部門と現場の双方へ送信されて
もよい。
【0071】本発明に係る製品製造管理システムの代表
例として、前記物品を熱間鍛造加工に供される金属材料
物品とする熱間鍛造加工による製品製造のための管理シ
ステムを挙げることができる。
【0072】この場合、物品情報検出手段として、物品
温度検出手段、物品の画像データ(2次元画像データ及
び(又は)3次元画像データ)を得る撮像手段並びに物
品疵状態検出手段(例えば疵の立体形状、深さ等の寸法
を検出する手段)、或いはさらに物品寸法検出手段を含
むものを例示できる。
【0073】いずれにしても前記物品寸法検出手段とし
て、物品及び物品背景部を撮影するカメラと、該カメラ
による撮影画像において該物品と物品背景部の画像コン
トラストから物品輪郭各部の該画像上の座標位置を求
め、該座標位置から物品寸法を求める手段と、を含んで
いるものを例示できる。
【0074】また、前記物品疵状態検出手段として、輝
度検出対象部位に焦点を合わせて該部位の輝度を検出す
る輝度計と、前記輝度計を前記物品疵に対向する直交X
軸Y軸を含む平面に沿ってXYスキャン動作させるよう
に駆動する駆動手段と、該輝度計を前記物品表面位置及
び該物品表面から所定の深さ位置毎にそれぞれ焦点を合
わせて前記平面に沿ってXYスキャン動作させて検出し
た物品表面位置検出輝度及び前記各所定深さ位置検出輝
度と、予め求めてある物品表面の基準輝度及び該物品表
面から前記所定の深さ部位毎の各基準輝度とを比較し
て、前記面内の所定XY座標位置に対応する物品部位の
物品表面からの深さ位置を求めることで疵全体の立体形
状及びサイズを求める手段と、を備えているものを例示
できる。
【0075】このような物品寸法検出手段、物品疵状態
検出手段は、また、本発明に係る物品寸法検出装置、物
品疵状態検出装置でもある。
【0076】なお、本発明に係る製品製造管理システム
における検出情報処理手段、フィードバック用情報処理
手段として、それぞれ、代表的にはイントラネット及び
(又は)インターネット等の通信ネットワークに接続し
て、該ネット通信が可能のコンピュータを当てることが
できる。また、その場合、コンピュータは、物品情報検
出手段の一部、例えば検出器で検出される情報に所定の
処理を施して検出情報とする部分等を兼ねていてもよ
い。
【0077】
【発明の実施の形態】本発明に係る製品製造管理方法を
実施する製品製造管理システムの1例を、本発明に係る
物品寸法検出装置(物品寸法検出手段)及び物品疵状態
検出装置(物品疵状態検出手段)の例とともに図1を参
照して説明する。
【0078】図1に示す製品製造管理システムは金属材
料物品から熱間鍛造板金を製造する場合に採用するシス
テムである。
【0079】図1の製品製造管理システムは、加熱炉H
にて加熱された直方体形状の金属材料物品Wについて、
物品Wの表面温度分布を検出する赤外線放射温度計利用
のサーマルカメラ1、物品Wをフルカラー画像で撮影す
るカメラ2、カメラ2の位置を移動させるカメラ駆動機
構3、物品Wの3次元画像データを得るための撮像器
4、輝度検出しようとする物品部位に焦点を合わせて該
部位の輝度を検出する輝度計5、輝度計5を物品疵に対
向する、直交X軸Y軸を含む平面に沿ってスキャン駆動
する輝度計駆動機構6、温度計1、カメラ2、撮像器4
及び輝度計5を接続した製品製造現場におけるコンピュ
ータ7、及び製品製造について適切な指示を与える指示
部門10、20のそれぞれに設置されたコンピュータ
8、9を含んでいる。
【0080】指示部門10は熱間鍛造作業現場のある工
場内における指示部門であり、指示部門20は、該工場
から遠隔地にある製品発注主における指示部門である。
【0081】熱間鍛造作業現場のコンピュータ7は工場
内に構築された通信ネットワーク(ここでは構内通信網
LAN)N1を介して工場内指示部門10に設置された
コンピュータ8と双方向通信可能であり、また、通信ネ
ットワーク(ここではインターネット)N2を介して製
品発注主における指示部門20のコンピュータ9とも双
方向通信可能である。コンピュータ8もインターネット
N2を介してコンピュータ9と双方向通信可能である。
【0082】コンピュータ7、8、9はコンピュータ操
作用のキーボードK7、K8、K9及びカラー画像ディ
スプレイD7、D8、D9を含んでいる。なおコンピュ
ータ7には警報器ALも接続してある。
【0083】金属材料物品Wの熱間鍛造加工においては
物品Wの温度管理が重要であるから、この製品製造管理
システムでは、常時物品Wの表面温度分布をサーマルカ
メラ1にて検出し、検出した温度分布情報をコンピュー
タ7に取り込む。
【0084】コンピュータ7は、予め定められている好
ましい基準物品表面温度範囲を記憶しており(換言すれ
ば、コンピュータ7にはその基準温度範囲を記憶させて
あり)、取り込んだ検出温度情報と該基準物品表面温度
範囲とを比較し、検出温度が該基準温度範囲から外れて
いると、警報器ALに指示して警報を発せしめる。これ
により現場作業者の注意を喚起する。また同時に、カメ
ラ2に指示して物品Wを撮影させ、撮影した画像を取り
込んで物品表面のカラー画像をディスプレイD7に表示
させる。
【0085】また、このカラー画像データをコンピュー
タ7から構内通信網N1を介して工場内の指示部門10
のコンピュータ8に送信する。コンピュータ8は受信し
た該カラー画像をディスプレイD8に表示する。
【0086】指示部門10では指示部門員がディスプレ
イD8の画像を観察して対処法を考え、適切な対処法を
決定し、その対処法情報をコンピュータ8から現場コン
ピュータ7へフィードバック送信する。コンピュータ7
では該対処法をディスプレイD7表示させる。現場作業
者はこれを見て、必要な処置をとる。
【0087】指示部門10で適切な対処法を決定し難い
ときは、さらに該画像データをコンピュータ8からイン
ターネットN2を介して発注主コンピュータ9へ送信
し、発注主指示部門20の指示を仰ぐ。発注主指示部門
20により決定された対処法は発注主コンピュータ9か
ら現場コンピュータ7及び工場内指示部門コンピュータ
8の双方へ送信され、ディスプレイD7、D8に表示さ
れる。
【0088】現場作業者はディスプレイD7に示された
対処法に従って必要な処置をとることができる。
【0089】物品温度に関係する、かかる対処法は、物
品Wの再加熱、加熱炉Hにおける加熱バーナの調整、加
熱ヒートパターンの再構築等である。
【0090】なお、カメラ2による物品Wの撮影も常時
行い、該撮影画像を常時、現場コンピュータ7のディス
プレイD7に表示させ、これを現場作業者が常時観察す
るようにしてもよい。そうすることで物品における疵、
その他の異常等を抜かり少なく発見できる。
【0091】物品疵については、ここでは物品Wに実際
に鍛造加工を開始する前の適当な時期にカメラ3にて物
品Wの撮影を行ってコンピュータ7のディスプレイD7
に表示させ、これを現場作業者が観察して疵の有無を調
べる。
【0092】いずれにしてもディスプレイD7の画面上
で疵或いは疵らしきものを発見したときには、少なくと
もその疵或いは疵らしきものがある物品部分について、
コンピュータ7からの指示にて撮像器4により3次元画
像データを取得し、ディスプレイD7にその3次元画像
を表示させる。作業者はその立体画像から疵であるか単
なるスケール等であるかの判断を行う。
【0093】撮像器4としては、それには限定されない
が、ここではミノルタ株式会社製の3次元ディジタイザ
ー(3−D Digitizer)VIVID700A
をベースにしたブルーレーザ光による撮像器を採用す
る。
【0094】撮像器4により表示される立体画像からそ
れが疵であることが確認されると、コンピュータ7の指
示のもとに、輝度計駆動機構6にて輝度計5をXY平面
にそってスキャン動作させ、該疵を含む物品部分を走査
させ、物品からの輝度を検出する。
【0095】輝度の検出は、それには限定されないが、
ここでは次の手順で行う。
【0096】輝度計5として、それには限定されない
が、ここではミノルタ株式会社製の輝度計LS−100
を用いる。
【0097】コンピュータ7には予め物品表面基準輝度
を記憶させてある。該物品表面基準輝度は、予め実験に
より、ここでの物品加熱温度と同温度に加熱した同じ材
料からなる試料の表面を輝度計5を用いて同じ離間距離
でもって計測することで求めた輝度である。コンピュー
タ7には、同様にして予め求めた、物品表面から所定の
距離毎(ここでは2.5mm毎)の深さ部位での基準輝
度も記憶させてある。
【0098】先ず、図2(A)に示すように輝度計5の
焦点を物品Wの表面WSに合わせる。この状態で物品疵
Cを含む物品表面WSを主走査方向(ここではX軸方
向)に直線的に走査し、X軸上の基準位置Poから所定
の距離毎に(それには限定されないがここでは2.5m
m毎に)輝度を検出する。この検出輝度をコンピュータ
7に取り込む。
【0099】コンピュータ7は、取り込んだ各XY座標
位置での検出輝度と物品表面基準輝度とを比較し、該基
準輝度より低い検出輝度については物品表面基準輝度と
の比輝度値を全て1とみなし、該基準輝度以上の検出輝
度については全て比輝度値を1より大とみなす2値化処
理を行い、比輝度値1を示すXY座標位置に対応する物
品上の位置をすべて物品表面とみなす。
【0100】主走査方向の当初の一本の走査線について
かかる処理を終了すると、その後は副走査方向(ここで
はY軸方向)に所定の距離毎(ここでは2.5mm毎)
に主走査方向に輝度計5をスキャン移動させ、前記と同
様に各走査線ごとに輝度を検出して、2値化処理を実行
する。
【0101】かくして疵Cについて物品表面上での輪郭
形状及び寸法を特定する。
【0102】次に、輝度計5の焦点を第1深さ位置(物
品表面から2.5mmの位置)に合わせ、物品疵Cを含
む物品部分を主走査方向に走査し、X軸上の基準位置P
oから所定の距離2.5mm毎に輝度を検出する。この
検出輝度をコンピュータ7に取り込む。
【0103】コンピュータ7は、取り込んだ各XY座標
位置での検出輝度と予め記憶している第1深さ位置での
基準輝度とを比較し、該基準輝度より低く、前記の物品
表面基準輝度以上の検出輝度については第1深さ位置基
準輝度との比輝度値を全て2とみなし、該基準輝度以上
の検出輝度については全て比輝度値を2より大とみなす
2値化処理を行い、比輝度値2を示すXY座標位置に対
応する物品上の位置をすべて物品表面からの深さ2.5
mmとみなす。
【0104】このように主走査方向の当初の一本の走査
線についてかかる処理を終了すると、その後は副走査方
向に所定の距離2.5mm毎に主走査方向に輝度計5を
スキャン移動させ、前記と同様に各走査線ごとに輝度を
検出して、2値化処理を実行する。
【0105】かくして疵Cにおける深さ2.5mmの部
位を決定する。
【0106】第2深さ5mm、第3深さ7.5mm ・
・・ についても同様の処理をして第2深さ5mm、第
3深さ7.5mm ・・・ の部位を決定する(図2
(A)参照)。
【0107】このようにして疵C全体の立体形状及び各
部の寸法(深さ、幅等)を求める。
【0108】コンピュータ7はこのようにして求めた疵
Cの状態をディスプレイD7に表示する。現場作業者は
これを見て、経験から無視できる疵か否かを判断する。
なお、無視できる疵か否かの判断は、コンピュータ7に
予め無視できるか否かを判断するための疵閾値データを
記憶させておいて、これと検出した疵状態とを比較させ
て判断するようにしてもよい。
【0109】無視できない疵Cについては、その疵状態
を示すデータをコンピュータ7から構内通信網N1を介
して工場内の指示部門10のコンピュータ8に送信す
る。コンピュータ8は受信した疵データをディスプレイ
D8に表示させる。
【0110】指示部門10では指示部門員がディスプレ
イD8の疵データを見て対処法を考え、適切な対処法を
決定し、その対処法情報をコンピュータ8から現場コン
ピュータ7へフィードバック送信する。コンピュータ7
では該対処法をディスプレイD7表示させる。現場作業
者はこれを見て、必要な処置をとる。
【0111】指示部門10で適切な対処法を決定し難い
ときは、さらに該疵データをコンピュータ8からインタ
ーネットN2を介して発注主コンピュータ9へ送信し、
発注主指示部門20の指示を仰ぐ。発注主指示部門20
により決定された対処法は発注主コンピュータ9からコ
ンピュータ8及び現場コンピュータ7の双方へ送信さ
れ、ディスプレイD8、D7に表示される。
【0112】現場作業者はディスプレイD7に示された
対処法に従って必要な処置をとることができる。
【0113】物品疵に関係する、かかる対処法は、その
まま鍛造するか、鍛造加工を中止するか、鍛造しながら
様子見る等である。
【0114】金属材料物品の熱間鍛造加工においては、
該物品の平面形状、寸法、物品の厚さ等も管理すること
が好ましいことは言うまでもない。
【0115】ここでの製品製造管理システムは、物品W
の寸法(形状も表す物品寸法)も検出し、物品Wの形
状、寸法を管理できる。
【0116】物品Wの形状、寸法については、ここでは
物品Wに実際に鍛造加工を開始する前の適当な時期、及
び必要に応じて鍛造加工中にも検出する。
【0117】物品の形状、寸法を検出するときには、コ
ンピュータ7からの指示に基づいてカメラ2に、物品W
及びその背景部(物品Wの台等)を平面から撮影させ
る。コンピュータ7はこの画像データを取り込み、撮影
画像をディスプレイD7に表示する。また、該撮影画像
において物品Wと物品背景部の画像コントラストから物
品輪郭各部の該画像上の座標位置を求め、該座標位置か
ら物品寸法を求め、ディスプレイD7に表示する。かく
して物品Wの平面から見たときの各部の寸法及び形状を
求める。
【0118】また、コンピュータ7からの指示に基づい
てカメラ移動機構3にてカメラ位置を変更し、位置変更
後のカメラ2に、物品W及びその背景部(物品Wの台
等)を側面から撮影させる。コンピュータ7はこの画像
データを取り込み、撮影画像をディスプレイD7に表示
する。また、該撮影画像において物品Wと物品背景部の
画像コントラストから物品輪郭各部の該画像上の座標位
置を求め、該座標位置から物品寸法を求め、ディスプレ
イD7に表示する。かくして物品Wの側面から見たとき
の各部の寸法及び形状を求める。
【0119】現場作業者はディスプレイD7に表示され
た物品寸法、形状を見て、鍛造条件等を判断し、鍛造プ
レスPの圧下量やプレス治具等を適切に選択、決定でき
る。なお、コンピュータ7に予めかかる選択、決定を行
うための基準データを記憶させておいて、該データを参
照して必要な選択、決定できるようにしておいてもよ
い。
【0120】現場においてかかる選択、決定が困難であ
るときは、該物品寸法等のデータをコンピュータ7から
構内通信網N1を介して工場内の指示部門10のコンピ
ュータ8に送信する。コンピュータ8は受信した物品寸
法等データをディスプレイD8に表示させる。
【0121】指示部門10では指示部門員がディスプレ
イD8のデータを見て対処法を考え、適切な対処法を決
定し、その対処法情報をコンピュータ8から現場コンピ
ュータ7へフィードバック送信する。コンピュータ7で
は該対処法をディスプレイD7表示させる。現場作業者
はこれを見て、必要な処置をとる。
【0122】指示部門10で適切な対処法を決定し難い
ときは、さらに該画像データをコンピュータ8から発注
主コンピュータ9へ送信し、発注主指示部門20の指示
を仰ぐ。発注主指示部門20により決定された対処法は
発注主コンピュータ9からコンピュータ8及び現場コン
ピュータ7の双方へ送信され、ディスプレイD8、D7
に表示される。
【0123】現場作業者はディスプレイD7に示された
対処法に従って必要な処置をとることができる。
【0124】物品寸法等に係る対処法としては、鍛造プ
レスの圧下量調整、治具の変更、それらによる寸法修正
等である。
【0125】指示部門10、20における対処法の選
択、決定にあたっては、コンピュータ8、9に予め対処
法選択、決定のための参照情報を記憶させておき、これ
と現場から送信されてくる検出情報とを比較する等して
選択、決定するようにしてもよい。
【0126】なお、コンピュータ7のディスプレイD7
に表示させる情報の全て或いは幾つかは同時にコンピュ
ータ8及び(又は)コンピュータ9のディスプレイD8
及び(又は)D9にも表示させ、指示部門がリアルタイ
ム的に物品情報を得てこれを監視したり、指示部門と現
場とが同じ画像を見ながら各種判断、対処法の決定をし
たり、指示部門から現場への迅速、適切な指示等を行う
ことも可能である。
【0127】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、製
品製造に供される物品の状態について異常が認められた
り、不明な点が生じたり、疑問点が生じる等した場合に
おいて、その物品状態について正確に、しかも大きい負
担を強いる人の移動を要することなく円滑に速やかに、
製品製造について指示を与える指示部門に知らせて判
断、対処法につき指示を仰ぐことができ、それだけ製品
の納期、製品の品質等の点で支障なく安価に製品を提供
できる製品製造管理方法及び製品製造管理システムを提
供することができる。
【0128】また本発明によると、製品製造に供される
物品の状態に関する所定事項について該製品の発注主等
における指示部門に正確に、しかも大きい負担を強いる
人の移動を要することなく円滑に速やかに知らせ、発注
主等における指示部門での該物品のリアルタイム的監視
を可能にするとともに、該監視に基づいて該発注主等に
おける指示部門から製品製造現場へ必要な指示を発する
ことも可能にする製品製造管理方法及び製品製造管理シ
ステムを提供することができる。
【0129】さらに本発明によると、前記の製品製造管
理方法及び製品製造管理システムに適用できる、製品製
造に供される物品の寸法を検出する物品寸法検出装置、
及び製品製造に供される物品における疵の立体形状及び
サイズを検出する物品疵状態検出装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製品製造管理システムの1例の構
成を示すブロック図である。
【図2】図(A)は物品疵部分とそれに対する輝度計に
よる走査を示す平面図であり、図(B)は主走査方向の
一つの走査線に対応して検出される物品疵の形状、寸法
の例を示す図である。
【符号の説明】
H 加熱炉 W 金属材料物品 C 物品Wにおける疵 P 鍛造プレス 1 赤外線放射温度計 2 カメラ 3 カメラ駆動機構 4 撮像器 5 輝度計 6 輝度計駆動機構 7 現場コンピュータ 8、9 指示部門コンピュータ 10、20 指示部門 K7、K8、K9 コンピュータのキーボード D7、D8、D9 画像ディスプレイ AL 警報器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 靖彦 大阪市西淀川区御幣島6丁目16番26号 川 村工業株式会社内 (72)発明者 新井 秀之 大阪市西淀川区御幣島6丁目16番26号 川 村工業株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB07 CC02 CC21 EE56 GG00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品製造に供せられる物品に係る1又は2
    以上の所定の事項についての情報を製品製造現場におい
    て該物品から検出する物品情報検出ステップと、 該検出された前記事項に係る情報が製品製造について指
    示を与える指示部門へ知らせるべき情報か否かを判断す
    る判断ステップと、 前記指示部門へ知らせるべき情報と判断された検出情報
    について前記指示部門に通信ネットワークを介して送信
    する検出情報送信ステップと、 前記指示部門において、送信されてくる前記検出情報に
    基づいて対処法を決定する対処法決定ステップと、 決定された対処法を製品製造現場へ通信ネットワークを
    介してフィードバック送信するフィードバックステップ
    と、 製品製造現場において該フィードバック送信されてくる
    対処法に基づく処理を行う処理ステップと、を含むこと
    を特徴とする製品製造管理方法。
  2. 【請求項2】前記物品情報検出ステップにおいて検出す
    る情報には、物品温度情報、物品の画像情報、物品の寸
    法情報、物品の疵の立体形状及び寸法の情報のうち少な
    くとも一つが含まれる請求項1記載の製品製造管理方
    法。
  3. 【請求項3】前記画像情報には物品の3次元画像情報が
    含まれる請求項2記載の製品製造管理方法。
  4. 【請求項4】前記物品を熱間鍛造加工に供される金属材
    料物品とする熱間鍛造加工による製品製造のための管理
    方法である請求項1、2又は3記載の製品製造管理方
    法。
  5. 【請求項5】製品製造に供せられる物品に係る1又は2
    以上の所定の事項についての情報を製品製造現場におい
    て該物品から検出する物品情報検出手段と、 前記物品情報検出手段にて検出される前記事項に係わる
    情報のうち所定の検出情報を読み込み、読み込んだ検出
    情報のうち製品製造について指示を与える指示部門へ知
    らせるべき検出情報について該指示部門へ通信ネットワ
    ークを介して送信し、該指示部門から送信されてくる対
    処法情報を受信するための検出情報処理手段と、 前記指示部門において、前記検出情報処理手段から送信
    されてくる検出情報を受信し、該受信した検出情報に基
    づいて決定される対処法を前記検出情報処理手段へ通信
    ネットワークを介して送信するフィードバック用情報処
    理手段と、 を含むことを特徴とする製品製造管理システム。
  6. 【請求項6】前記物品情報検出手段は物品温度検出手
    段、物品の画像データを得る撮像手段、物品寸法検出手
    段並びに物品疵の立体形状及びサイズを検出する物品疵
    状態検出手段のうち少なくとも一つを含んでおり、前記
    検出情報処理手段は、該物品情報検出手段に含まれる、
    該物品温度検出手段にて検出される物品温度情報、該撮
    像手段にて検出される物品画像データ、該物品寸法検出
    手段にて検出される物品寸法情報、該物品疵状態検出手
    段にて検出される物品疵の立体形状及びサイズを読み込
    むことができる請求項5記載の製品製造管理システム。
  7. 【請求項7】前記撮像手段は前記物品の3次元画像デー
    タを得る手段を含んでいる請求項6記載の製品製造管理
    システム。
  8. 【請求項8】前記物品寸法検出手段は、 物品及び物品背景部を撮影するカメラと、 該カメラによる撮影画像において該物品と物品背景部の
    画像コントラストから物品輪郭各部の該画像上の座標位
    置を求め、該座標位置から物品寸法を求める手段と、 を含んでいる請求項6又は7記載の製品製造管理システ
    ム。
  9. 【請求項9】前記物品疵状態検出手段は、 輝度検出対象部位に焦点を合わせて該部位の輝度を検出
    する輝度計と、 前記輝度計を前記物品疵に対向する直交X軸Y軸を含む
    平面に沿ってXYスキャン動作させるように駆動する駆
    動手段と、 該輝度計を前記物品表面位置及び該物品表面から所定の
    深さ位置毎にそれぞれ焦点を合わせて前記平面に沿って
    XYスキャン動作させて検出した物品表面位置検出輝度
    及び前記各所定深さ位置検出輝度と、予め求めてある物
    品表面の基準輝度及び該物品表面から前記所定の深さ部
    位毎の各基準輝度とを比較して、前記面内の所定XY座
    標位置に対応する物品部位の物品表面からの深さ位置を
    求めることで疵全体の立体形状及びサイズを求める手段
    と、 を備えている請求項6、7又は8記載の製品製造管理シ
    ステム。
  10. 【請求項10】前記物品として熱間鍛造加工に供される
    金属材料物品を対象とする熱間鍛造加工による製品製造
    のための管理システムである請求項6から9のいずれか
    に記載の製品製造管理システム。
  11. 【請求項11】製品製造管理のために、製品製造に供さ
    れる物品の寸法を検出する物品寸法検出装置であり、 物品及び物品背景部を撮影するカメラと、 該カメラによる撮影画像において該物品と物品背景部の
    画像コントラストから物品輪郭各部の該画像上の座標位
    置を求め、該座標位置から物品寸法を求める手段と、 を含んでいる物品寸法検出装置。
  12. 【請求項12】製品製造管理のために、製品製造に供さ
    れる物品における疵の立体形状及びサイズを検出する物
    品疵状態検出装置であり、 輝度検出対象部位に焦点を合わせて該部位の輝度を検出
    する輝度計と、 前記輝度計を前記物品疵に対向する直交X軸Y軸を含む
    平面に沿ってXYスキャン動作させるように駆動する駆
    動手段と、 該輝度計を前記物品表面位置及び該物品表面から所定の
    深さ位置毎にそれぞれ焦点を合わせて前記平面に沿って
    XYスキャン動作させて検出した物品表面位置検出輝度
    及び前記各所定深さ位置検出輝度と、予め求めてある物
    品表面の基準輝度及び該物品表面から前記所定の深さ部
    位毎の各基準輝度とを比較して、前記面内の所定XY座
    標位置に対応する物品部位の物品表面からの深さ位置を
    求めることで疵全体の立体形状及びサイズを求める手段
    と、 を備えている物品疵状態検出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019111566A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 旭鉄工株式会社 エアドロップハンマ学習システム、及びエアドロップハンマのバルブ変位制御学習プログラム
CN113256049A (zh) * 2020-02-10 2021-08-13 株式会社Zozo 信息存储介质、终端以及管理系统

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