JP2002040972A - Led発光体を利用した発光表示装置 - Google Patents

Led発光体を利用した発光表示装置

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JP2002040972A
JP2002040972A JP2000254653A JP2000254653A JP2002040972A JP 2002040972 A JP2002040972 A JP 2002040972A JP 2000254653 A JP2000254653 A JP 2000254653A JP 2000254653 A JP2000254653 A JP 2000254653A JP 2002040972 A JP2002040972 A JP 2002040972A
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emitting display
light
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led
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English (en)
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Toru Furuta
亨 古田
Yoshibumi Tsuge
義文 柘植
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SHIMANE DENSHI IMAFUKU SEISAKU
SHIMANE DENSHI IMAFUKU SEISAKUSHO KK
SHIMANE OOCHI DENSHI KK
Original Assignee
SHIMANE DENSHI IMAFUKU SEISAKU
SHIMANE DENSHI IMAFUKU SEISAKUSHO KK
SHIMANE OOCHI DENSHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のLED発光体を利用した面発光表示面
を有する発光表示装置においては、数多くLED発光体
が必要であり、コスト面や消費電力面での欠点が生じて
いた。また、面発光表示面の大型化が困難で、かつ構造
上反射枠等のふちが必要であり、複数個を連結して大型
の面発光表示装置として使用することができなかった。 【解決手段】 LED発光体の発光面を面発光表示面の
反対側に向けて、拡散剤入りの樹脂内に封止すること
で、従来の方式よりも少ないLED発光体数で、比較的
明るく均一な面発光表示装置を得ることができるように
したものである。また、上記拡散剤入り樹脂で製品の外
形を形成することで、外形寸法と面発光表示面寸法を同
一にすることができるようになり、複数個連結使用して
大型の面発光表示装置をつくることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LED発光体を利
用した面発光表示面を有する発光表示装置に関するもの
であり、詳細にはLED発光体の発光面を、発光表示面
の反対側に向けて拡散剤入りの樹脂で封止する構成の発
光表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のLED発光体1を利用した面発光
表示面4を有する発光表示装置は、図2に示すような導
光板7と反射シート8と基板9とLED発光体1で構成
される導光板方式と、図3に示すような拡散剤入り樹脂
2と反射枠10とフレーム11とLED発光体1で構成
される樹脂封止方式と、図4に示すような拡散シート1
2と反射枠10と基板9とLED発光体1で構成される
中空方式の、3つのタイプが主流であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の構成の面発光表示面4を有する発光表示装置に
おいては、それぞれに下記の欠点が生じていた。図2に
示す導光板方式は、少ないLED発光体1で面発光表示
が可能な反面、明るさが取れない欠点があり、図3に示
す樹脂封止方式や図4に示す中空方式は、明るさは取れ
るものの、均一な面発光を得るために数多くのLED発
光体1が必要になり、コスト面や消費電力面での欠点が
発生していた。特に中空方式では、大面積の基板9を使
用するため高額な商品となっていた。
【0004】また、3タイプとも共通する欠点として、
面発光表示面4の大型化が困難でかつ、LED発光体1
の収納部や反射枠10のふちが必要なために、複数個を
連結して大型の面発光表示として使用することができな
かった。
【0005】本発明は、その欠点をなくすために、少な
いLED発光体1で明るく均一な面発光をし、かつ複数
個連結使用して大型面発光表示として使用できる方法を
課題として研究をすすめた。また、屋外でも容易に使用
できるよう防水仕様を前提とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、面発光表示面
4を有する拡散剤入り樹脂2内にLED発光体1を封入
するのに、LED発光体1の発光面を、面発光表示面4
の反対側に向けて封止する構成にしたことにより上記課
題を解決したものである。また、併せて発光表示装置の
外形部すべてを拡散剤入り樹脂2で形成し、複数個を連
結使用して発光表示面の大型化が可能にしたことにより
上記課題を解決したものである。
【0007】
【実施例】本発明を実施するためには、LED発光体1
はLEDランプが好ましい。反射光を利用する方式のた
め、基板9やフラットタイプのフレーム11を用いると
影になってしまい、均一な面発光が得られないからであ
る。LEDランプに使用されているリードフレーム13
であれば、拡散剤の光拡散で影は全くあらわれない。複
数の光源を使用する場合の配線も、LEDランプのリー
ドフレーム13を利用しておこなうことにより、部品数
の削減が図れ、コスト面でも有利である。また、配線端
子14もLEDランプのリードフレーム13を利用して
おこなうことにより、上記同様部品数の削減が図れ、コ
スト面でも有利である。LEDランプの樹脂部の形態
は、どのような形状でも有効であり、透明クリアーまた
は着色クリアータイプの樹脂を使用したものでも、拡散
剤入り樹脂2を使用したものでもどのようなタイプのも
のでもよい。また、LED発光体1はGaP、GaAs
P、GaAlAs、AlGalnP、GaNを代表とす
るどのような構造のものでも有効であり、発光色も何色
でも同様の効果が得られる。なお、チップLEDを細い
リードフレーム等で配線しても、同等の効果が得られ
る。
【0008】組み立ては、図1に示すようにLED発光
体1の発光面を、面発光表示面4に対して反対に向け
て、拡散剤入りの樹脂2で封止する。拡散剤入り樹脂2
の樹脂は、例えばエポキシ樹脂やアクリル樹脂やポリカ
ーボネイト樹脂であり、拡散剤は、例えば酸化マグネシ
ウムやアルミナやシリカなどの微粉体であり、製品の外
形形成とLED発光体1の封止および光の拡散を目的と
する。その方法は、リード部を治工具類に固定した状態
で、一回で外形型に拡散剤入り樹脂2を流し込んで封止
してもよいし、インサート射出成形でもよい。また、あ
らかじめ外形枠を、外形型に拡散剤入り樹脂2を流し込
んで形成したり外形枠を射出成形したのちに、LED発
光体1を組み込んで封止してもよい。
【0009】また、反射板3を裏面に取り付けたほう
が、面発光表示面4の輝度アップが図れる。反射板3は
反射シート・金属板・鏡などが有効で、その取り付け方
法は、裏面に貼り付けても、LED発光体1封止時やイ
ンサート射出成形時に一緒に固定してもよい。なお、こ
の反射板3はなくても充分な面発光表示面4を得ること
ができる。また、反射板3のかわりに、裏面に塗装やメ
ッキを施しても同等の効果を得ることができる。
【0010】次に作用について説明する。少ないLED
発光体1で、明るく均一な面発光を得るためには、LE
D発光体1を空気層を介さずに、拡散剤入り樹脂2で封
止することである。従来の技術でいう、図3に示す樹脂
封止方式であるが、この方式では多くのLED発光体1
が必要となる。LED発光体1の間隔を広げて、使用数
量を少なくすると点発光になってしまうからである。ま
た、LED発光体1と面発光表示面4の距離を遠ざける
と、均一な面発光にはなるものの、製品の高さが必要と
なり、製品としての使用範囲が狭まってしまう。
【0011】そこで、どの方法が理想的かを、実験と理
論で追求した結果、LED発光体1の発光面を面発光表
示面4に向けるのではなく、面発光表示面4と真反対に
向けることで、均一な面発光表示が得られることがわか
った。これは、LED発光体1の発光部が面発光表示面
4から直接見えなくなることと図9に示すように製品の
厚さを増すことなく、LED発光体1と面発光表示面4
の距離を遠ざけることができるようになるからである。
【0012】図10に示すように、LED発光体1の発
光面を面発光表示面4と同じ方向に向けて拡散剤入り樹
脂2で封止した場合、LED発光体1から発せられた直
接光5は90度の角度の広がりをもって樹脂内部を伝わ
り、隣接した直接光5どうしは、面発光表示面4に到達
した時に互いに交わることがなく、従って均一な面発光
を得ることができない。ところが、図9に示すように、
LED発光体1の発光面を面発光表示面4と真反対に向
けることにより、直接光5は反射板3により反射光6を
生じさせ、反射光6が90度の角度の広がりをもって樹
脂内部を伝わることとなり、間接光6どうしは、面発光
表示面4に到達した時に互いに交わり、従って均一な面
発光を得ることができるようになる。尚、上記に光が9
0度の角度の広がりをもって樹脂内部を伝わると記述し
たが、この角度は樹脂に含まれる拡散剤の量や、LED
発光体1の仕様によってかわることは言うまでもない。
LED発光体1の発光面を面発光表示面4と真反対に向
けることにより製品の厚みを増すことなく、均一な面発
光を得ることができることは、理論上も証明できた。
【0013】併せて、拡散剤入り樹脂2で製品の外形を
形成することで、面発光表示面4全面が均一に発光する
こともわかった。このことにより、複数個の製品を連結
して使用することで、大型面発光表示装置をつくること
が可能となった。
【0014】次に、本発明の具体的な使用方法を示す。
請求項1の発光表示装置の形態としては、図5に示すよ
うに、平面が四角状の拡散剤入り樹脂2で形成し、店鋪
用の発光ディスプレイや広告用の発光ディスプレイま
た、あらゆる機器のバック照明、さらには照明や道路表
示等、多彩な使用方法がある。請求項2の発光表示装置
の形態としては、図6に示すように、平面が棒状の拡散
剤入り樹脂2で形成し、車のストップランプや、水銀レ
ス化を目的としてネオン管の代替え品として使用でき
る。請求項3の発光表示装置の形態としては、図7図8
に示すように、平面が文字状の拡散剤入り樹脂2で形成
し、店鋪用の発光ディスプレイや広告用の発光ディスプ
レイや表示板等に使用できる。
【0015】
【発明の効果】少ないLED発光体1で、明るく均一な
面発光表示面4を得ることができるようになり、ローコ
スト化さらには低消費電力化が図れるようになる。さら
に、蛍光灯やネオン管等の水銀を使用した光源を使用し
た製品の代替え品として使用すれば、水銀レスのLED
発光体1を使用しているため、環境問題対策に対応でき
る。また、LED発光体1の消費電力は蛍光灯等の数十
分の一であり、エネルギー問題対策にも有効である。併
せて、複数個を連結して使用することにより、大型の面
発光表示装置をつくることが可能になった。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のLED発光体を利用した面発光表示
面を有する発光表示装置の実施形態を模式的に示す断面
説明図である。
【図2】 従来例の導光板方式を模式的に示す断面説明
図である。
【図3】 従来例の樹脂封止方式を模式的に示す断面説
明図である。
【図4】 従来例の中空方式を模式的に示す断面説明図
である。
【図5】 本発明の請求項1の発光表示装置の実施形態
を模式的に示す平面説明図である。
【図6】 本発明の請求項2の発光表示装置の実施形態
を模式的に示す平面説明図である。
【図7】 本発明の請求項3の発光表示装置の実施形態
の第1案を模式的に示す平面説明図である。
【図8】 本発明の請求項3の発光表示装置の実施形態
の第2案を模式的に示す平面説明図である。
【図9】 本発明の実施例を理論的に説明するための作
用説明図である。
【図10】本発明の実施例を理論的に説明するための比
較説明図である。
【符号の説明】
1 LED発光体 2 拡散剤入り樹脂 3 反射板 4 面発光表示面 5 直接光 6 反射光 7 導光板 8 反射シート 9 基板 10 反射枠 11 フレーム 12 拡散シート 13 リードフレーム 14 配線端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C096 BA01 CB02 CB06 CC06 CC31 CE06 CG12 5F041 AA24 DA56 DA74 DA78 DC07 DC83 EE23 FF01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面発光表示面を有する拡散剤入りの樹脂
    内にLED発光体を封入するのに、LED発光体の発光
    面を、面発光表示面の反対側に向けて封止する構成にし
    たことを特徴とするLED発光体を利用した発光表示装
    置。
  2. 【請求項2】 発光表示装置の発光面を棒状に形成した
    ことを特徴とする、請求項1記載のLED発光体を利用
    した発光表示装置。
  3. 【請求項3】 発光表示装置の表示面を文字態様に形成
    したことを特徴とする請求項1記載のLED発光体を利
    用した発光表示装置。
  4. 【請求項4】 発光表示装置の外形部すべてを拡散剤入
    り樹脂で形成し、複数個を連結使用して発光表示面の大
    型化が可能にしたことを特徴とする請求項1、2、3記
    載のLED発光体を利用した発光表示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011209541A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Tateyama Advanec Kk 看板
JP2013092787A (ja) * 2005-03-12 2013-05-16 Three M Innovative Properties Co イルミネーションデバイスおよびその製造方法
US8860296B2 (en) 2006-09-11 2014-10-14 3M Innovative Properties Company Illumination devices and methods for making the same

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