JP2002040825A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
うトナーの飛び散りを防止する。 【解決手段】 中間転写体型の画像形成装置の二次転写
手段4に、前記中間転写体2のトナー担持面側に接触配
置される接触転写部材5と、前記中間転写体2を挟んで
前記接触転写部材5に対向し且つ当該中間転写体2に接
触配置される対向部材6と、前記接触転写部材5と前記
対向部材6との間に所定の二次転写バイアスを印加する
バイアス印加手段7とを具備させた画像形成装置におい
て、前記中間転写体2と前記接触転写部材5との間に形
成される転写ニップN出口側で当該転写ニップN通過直
後の記録媒体Kのトナー担持面裏面と接するように配設
され、導電性を有し且つ前記接触転写部材5と電気的に
接続される接触除電部材8を備えた。
Description
いた電子写真複写機やレーザープリンタ等の画像形成装
置に係り、詳細には、中間転写体を介して感光体ドラム
等の像担持体上に形成されたトナー像を用紙等の記録媒
体に転写するタイプの画像形成装置の改良に関する。
の一つに、像担持体上に形成した各色トナー画像を、無
端状ベルトからなる中間転写ベルト(中間転写体)に順
次重ね転写(一次転写)してゆき、その後一括して記録
媒体に重ねトナー画像を転写(二次転写)する中間転写
型画像形成装置がある。このような画像形成装置におい
て、二次転写装置としては、例えば前記中間転写ベルト
のトナー像担持面に接触配置される転写ロールと、この
中間転写ベルトを挟んで転写ロールに対向配置されるバ
ックアップロールと、これら転写ロール及びバックアッ
プロールを介して転写バイアスを印加するバイアス印加
手段とを備えたものが知られている。このような二次転
写装置では、中間転写ベルトと転写ロールとの間に形成
される転写ニップ部を記録媒体が通過する際、転写ロー
ル−バックアップロール間に所定極性の転写バイアスを
印加することで、記録媒体に中間転写ベルト上のトナー
像を転写するようになっている。
法、乳化重合法等の造粒方法により製造したトナー(所
謂球形トナー)を用いる画像形成装置が開示・使用され
てきている。上記製造方法により、従来不定形だったト
ナー形状を略球形にすることが可能となり、その形状ゆ
え、トナーの像担持体や中間転写体への付着力が小さく
なることから、転写されずに残るトナーが少なくなり、
転写率が高くなる。よって、転写されずに回収・廃棄さ
れるトナーの量が減少するため、画像形成にかかるコス
トの節約や、環境への負荷を減らすことが可能となると
いう利点を有している。
を使いこなすときの問題点として、次のようなものがあ
る。すなわち、中間転写体方式の画像形成装置に上述し
た球形トナーを導入すると、特に記録媒体の含水率が低
い場合、ハーフトーン画像上に、周囲より濃度の高い長
さ数mmの線状模様が多数見られるような画質欠陥が発
生する。これは、記録媒体への二次転写直後で発生し、
その原因は、記録媒体が転写ロールから離れる時、記録
媒体と転写ロールとの間で起こる剥離放電により、トナ
ーが飛び散るためである。前記画質欠陥は、剥離放電が
発生した時に、トナーの記録媒体に対する付着力が小さ
ければそれだけ飛び散り易くなるため、転写率の良いト
ナーであればあるほどより目立つものとなる。よって、
球形トナーを使用する画像形成装置においては深刻な問
題となり、高い転写率と画質欠陥のない優れた画像を両
立させるためには、これを改善する手段が必要となる。
て、従来より、中間転写体方式に限らず、記録媒体が転
写ロールから剥離する位置にコロトロン型の除電手段を
設けるようにしたものが知られている。この技術では、
転写直後、コロトロンにより記録媒体を裏面から除電す
ることで剥離放電を防止することができ、前記画質欠陥
の改善、記録媒体の剥離性を向上させるといった効果が
ある。しかしながら、この技術では、コロナ放電を利用
するため、人体に有害なオゾンを大量に発生するため、
オゾンフィルターが必要となる他、転写用とは別に除電
用の高圧電源を必要とするため、装置が複雑化する上に
コストアップも招いてしまうという問題がある。
体の裏面に対して放電を行う鋸歯状の放電電極部材を配
設し、電極部材に高電圧を印加することで、欠陥を改善
する技術が既に知られている(例えば特開平6−230
681号公報、特開平9−258565号公報参照)。
この技術では、鋸歯先端と記録媒体裏面との間で局所的
な放電を発生させることで記録媒体を除電し、記録媒体
の剥離性の確保及び剥離放電の緩和を行うことができ
る。しかしながら、球形トナー特有の線状飛び散りは転
写ロールと記録媒体の剥離点直後で発生するのである
が、直径の小さい2つのロール間で形成される中間転写
方式の二次転写部に鋸歯状の放電電極部材を導入するに
は、2つのロールの接触部付近まで電極を挿入しなけれ
ばならないことになる。すると、このような態様にあっ
ては、放電電極部材が記録媒体排出経路へ干渉してしま
い、紙詰まり、転写ロールに接触することで起こるロー
ル摩耗や、ひどい場合には転写ロールに対して鋸歯が突
き刺さるといった問題が生じる。また、放電を利用する
ため、コロトロン型除電器よりは少ないが、やはりオゾ
ンも発生するし、高圧電源も必要となる。
入せずにトナー飛び散りを改善する手段として、特開2
000−19856号公報記載の技術がある。これは、
記録媒体と転写ロールとの間で形成されるくさび領域
に、転写ロールと微小間隔を保った位置に金属薄板の放
電電極部材を配設し、放電電極部材と転写ロールとの間
に高電圧をかけることで微小ギャップ放電を発生させ、
発生したイオンにより記録媒体を除電して剥離放電を防
止する方法である。この方法では、トナー飛び散りに一
定の改善効果がある。しかしながら、この技術において
も、放電現象を利用しているため、コロトロン型の除電
器よりは格段に少ないが、オゾンの発生が伴う。また、
コロトロン型の除電器と同様に除電用の電源が必要なの
で、コスト高となる。加えて、記録媒体と転写ロールと
の間隔を約0.1mmに保たなければならないが、金属
電極の歪みや転写ロールの外径ばらつきのためにこの間
隔が狂うと、放電むらによる白筋が発生したり、トナー
飛び散りに十分な効果が得られなくなってしまう。
めになされたものであって、オゾンの発生を防止しなが
ら、剥離放電に伴うトナーの飛び散りを防止することの
できる画像形成装置を提供するものである。
1(a)(b)に示すように、トナー像Tが形成担持さ
れる像担持体1と、前記像担持体1に対向配置される中
間転写体2と、前記中間転写体2上に前記像担持体1上
のトナー像Tを転写する一次転写手段3と、記録媒体K
に前記中間転写体2上のトナー像Tを転写する二次転写
手段4とを備え、前記二次転写手段4には、前記中間転
写体2のトナー担持面側に接触配置される接触転写部材
5と、前記中間転写体2を挟んで前記接触転写部材5に
対向し且つ当該中間転写体2に接触配置される対向部材
6と、前記接触転写部材5と前記対向部材6との間に所
定の二次転写バイアスを印加するバイアス印加手段7と
を具備させた画像形成装置において、前記中間転写体2
と前記接触転写部材5との間に形成される転写ニップN
出口側で当該転写ニップN通過直後の記録媒体Kのトナ
ー担持面裏面と接するように配設され、導電性を有し且
つ前記接触転写部材5と電気的に接続される接触除電部
材8を備えたことを特徴とする。
は、一つの像担持体1を複数回転させて中間転写体2へ
各色のトナー像Tを順次転写する態様のものに限られる
ものではなく、複数の像担持体1を備えた態様(例えば
四つの像担持体を並列配置して中間転写体2へ各色のト
ナー像Tを転写する態様)をも含むものである。また、
像担持体1は、トナー像Tを担持可能なものであれば感
光体、誘電体等適宜選定して差し支えなく、その形状に
ついてもドラム状、ベルト状を問わず、更に、トナー像
Tの形成方式についても、少なくともトナー像Tが形成
されるものであれば、電子写真方式、静電記録方式等適
宜選定して差し支えない。また、中間転写体2として
は、その形状はベルト状、ドラム状を問わない。
トナー像Tを中間転写体2上に転写するものであれば、
その転写方式に関しては適宜選定して差し支えなく、接
触転写方式、非接触転写方式を問わないが、オゾン発生
の防止という観点からすれば、接触転写方式を採用する
ことが好ましい。
写体2のトナー担持面側に接触配置される接触転写部材
5と、前記中間転写体2を挟んで前記接触転写部材5に
対向し且つ当該中間転写体2に接触配置される対向部材
6と、前記接触転写部材5と前記対向部材6との間に所
定の二次転写バイアスを印加するバイアス印加手段7と
を具備させたものであり、接触転写方式が前提となる。
ば転写ロール等が用いられる。一方、対向部材6につい
ては、例えば中間転写体2としてベルト形状のものを採
用する態様にあっては、例えば接触転写部材(転写ロー
ル等)に中間転写ベルトを挟んで対向配置される対向ロ
ール等が用いられ、中間転写体2としてドラム形状のも
のを採用する態様にあっては、例えば中間転写ドラムの
基材(例えば金属素管)等が用いられる。
写部材5と前記対向部材6との間に所定の二次転写バイ
アスを印加することで、記録媒体Kに前記中間転写体2
上のトナー像Tを転写できるものであれば、その極性
や、接触転写部材5又は対向部材6のどちら側から二次
転写バイアスを印加するか、等については適宜選定して
差し支えない。
2と前記接触転写部材5との間に形成される転写ニップ
N出口側で当該転写ニップN通過直後の記録媒体Kのト
ナー担持面裏面と接するように配設されるものであれ
ば、その形状については適宜選定して差し支えないが、
記録媒体Kと接触する際に、記録媒体の走行を不能とさ
せたり、画像の乱れを発生させたりしないという観点か
らすれば容易に弾性変形するブラシ形状のものを用いる
ことが好ましい。
且つ前記接触転写部材5と電気的に接続されること、す
なわち、これら接触除電部材8及び接触転写部材5に同
極性の電流が流れるようにすることが必要となる。ここ
で、環境条件に関係なく良好な転写画像を得るという観
点からすれば、前記記録媒体Kが前記転写ニップNを通
過する際に前記接触転写部材5に流れる電流をIr、前
記接触除電部材8に流れる電流をIbとしたとき、 1<Ir/Ib<200 の関係を満たすよう設計を行うことが好ましい。
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2は本発明が適用されたカラー画像形成装置の実施の
形態1の概略構成を示す。同図において、本実施の形態
に係るカラー画像形成装置は、例えば電子写真方式にて
各色成分トナー像が形成される複数の画像形成ユニット
10(具体的には10Y、10M、10C、10Bk)
と、各画像形成ユニット10にて形成された各色成分ト
ナー像を順次転写(一次転写)保持させる中間転写ベル
ト20と、中間転写ベルト20上に転写された重ね画像
を記録媒体としての用紙Pに一括転写させる二次転写手
段としての二次転写装置40とを備えたものである。
ト10は、矢線A方向に回転する像担持体としての感光
体ドラム11の周囲に、感光体ドラム11が帯電される
帯電ロール12、感光体ドラム11上に静電潜像が書込
まれる図示外のレーザービームスキャナ(図中露光ビー
ムを符号Bmで示す)、各色成分トナーが収容されて感
光体ドラム11上の静電潜像が可視像化される現像器1
3、感光体ドラム11上の各色成分トナー像を中間転写
ベルト20に転写する一次転写手段としての一次転写ロ
ール14、感光体ドラム11上の残留トナーが除去され
るドラムクリーナ15などの電子写真用デバイスを順次
配設したものである。
の円筒形ドラム上に有機感光体を形成したものであり、
ドラム径は30mmで、夫々が周速度200mm/se
cにて回転駆動される。また、帯電ロール12は、金属
シャフトに導電性のウレタンゴムを被覆してなり、金属
シャフトに対しプラスの直流電圧に正弦波の交流電圧を
重畳して印加することで、感光体ドラム11を例えば−
500Vに帯電させるようになっている。更に、図示外
のレーザービームスキャナから発せられた露光ビームB
m(破線矢印で表示)は、画像信号に応じた露光を行
い、感光体ドラム11表面の電位を例えば−200Vへ
落とすことで、画像情報に応じた静電潜像を形成する。
更にまた、現像器13は、夫々、イエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックのトナーと、磁性体を半導電性の物質
でコートしてなるキャリアとが混合された二成分現像剤
を内蔵しており、両者を摩擦することでトナーをマイナ
スに帯電させ、その後、現像スリーブ上に搬送され、ス
リーブに印加された現像バイアスにより感光体ドラム1
1の露光部に反転現像される。
は、懸濁重合法、乳化凝集合一法、溶解懸濁法等によ
り、ポリエステルやスチレンアクリルなどのバインダー
樹脂に着色剤、ワックスを内添してなる微粒子である。
粒径は、コールターカウンター(コールター社製)で測
定した体積平均粒径が約5μmであり、粒度分布指標
(GSD)は1.23であった。トナー形状(球形の度
合)は形状係数で表し、光学顕微鏡(ミクロフォトFX
A;ニコン社製)で得た該トナーの拡大写真を、イメー
ジアナライザーLuzex3(ニレコ社製)により画像
解析を行い、次の式で算出した。
する円の面積との比で表しており、真球で100とな
り、形状が球形から離れるにつれ、数字が大きくなって
いく。形状係数が小さければ、転写の際に転写されずに
残るトナー量が減少してゆくため、トナーの形状係数は
100〜140である事が望ましく、ここではイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラック4色のトナーにおい
て、129〜134の範囲であった。そして、該トナー
には、平均粒径5〜200nmのシリカ及びチタニア等
の無機微粒子を複数種類、それぞれ適量外添し、二成分
現像剤とした。
施の形態では3つ)の支持ロール21〜23に掛け渡さ
れている。ここで、支持ロール21は中間転写ベルト2
0の駆動ロール、支持ロール22は中間転写ベルト20
の張力を調整するテンションロール、支持ロール23が
後述するように二次転写装置40のバックアップロール
である。
状ベルトであり、その材質はポリイミドからなり、カー
ボンブラックを適当量含有させることで導電性を付与し
ている。中間転写ベルト20の抵抗は、高抵抗・微小電
流計(アドバンテスト社製R8340A)にHRプロー
ブ(三菱油化社製)を接続し、このHRプローブに10
0Vを印加することで測定した結果、表面抵抗率は10
8〜1013Ω/□、体積抵抗率は106〜1013Ω・cm
の範囲であった。また中間転写ベルト20のサイズは、
最大プリント画像サイズより大きいことが必要で、且つ
その周長は、各色トナー像の色ずれ防止という観点か
ら、感光体ドラム11の周長の整数倍であることが望ま
しく、本実施例では幅330mm、周長471mm(感
光体ドラム11の周長の5倍)、厚み90μmのものを
用いた。
泡ウレタンゴムが金属シャフトに被覆されたものであっ
て、各感光体ドラム11にバネ等で押し付ける形で配設
されている。そして、一次転写ロール14には、トナー
の帯電極性と逆極性のバイアスを印加することで、感光
体ドラム11上のトナー像が中間転写ベルト20に静電
転写されるようになっている。本実施の形態では、各一
次転写ロール14への印加バイアスが、DC20μAに
定電流制御される。
うに、中間転写ベルト20のトナー担持面側に圧接配置
される接触転写部材としての二次転写ロール24と、中
間転写ベルト20の裏面側に配置されて二次転写ロール
24の対向電極をなす対向部材としてのバックアップロ
ール23とを備えている。尚、二次転写装置40の詳細
については後述する。
写ベルト20には、二次転写後に中間転写ベルト20に
残留したトナーを除去するベルトクリーナ25が配設さ
れている。また、用紙搬送系は、図示外の用紙トレイか
ら用紙Pを繰り出し、搬送ロール51で搬送し、レジス
トロール52にて一時停止させた後、所定のタイミング
で搬送シュート53を介して二次転写位置へと送り込む
ようになっており、その後、図示外の定着装置へと搬送
するようになっている。
明する。図3は、二次転写装置40の要部拡大図を示
す。本実施の形態において、バックアップロール23
は、SUS合金の芯金23aの周囲に、カーボンを適量
添加して導電性を付与したシリコン、EPDMなどのゴ
ム材からなる導電ゴム層23bを被覆したものを用い
た。芯金23aは直径16mm、導電ゴム層23bの厚
みは7mm、幅は320mmとした。抵抗は、金属板上
にバックアップロール23を荷重5kgで接触させ、高
抵抗微小電流計(アドバンテスト社製R8340A)を
使い、100V印加時の抵抗値を測定した。測定された
抵抗値は、105〜109Ωであった。尚、抵抗値が10
9Ωを超えると、印加する二次転写電圧が著しく高くな
ってしまい、本装置では使うことができなかった。
の芯金24aの周囲にカーボンを適量添加して導電性を
付与した発泡ポリウレタンゴムの導電ゴム層24bを形
成し、更に導電性のポリウレタンチューブ24cを被覆
したものを用いた。芯金24aは直径16mm、導電ゴ
ム層24b及びポリウレタンチューブ24cの厚みは計
7mm、幅は320mmとした。抵抗は、バックアップ
ロール23と同じ方法で測定した結果、105〜109Ω
であった。尚、バックアップロール23と同様に、抵抗
値が109Ωを超えると、印加する二次転写電圧が著し
く高くなってしまい、本装置では使うことができなかっ
た。
ナスのバイアスを印加するバイアス印加手段としての直
流電源71が接続されており、他方、二次転写ロール2
4は接地されている。そして、本実施の形態では、二次
転写ロール24と中間転写ベルト20との間に形成され
る転写ニップNのニップ幅が、10mmに設定される。
プN通過直後の用紙Pのトナー担持面裏面と接するよう
に、除電ブラシ60が配設されている。この除電ブラシ
60は、図3及び図4に示すように、保持部60aとブ
ラシ部60bとを有している。ここで、保持部60a
は、幅約1mmの帯数本でブラシを編みこんでおり、ブ
ラシと帯とは接着剤で固定されている。また、保持部6
0aは、画像形成装置に対して導電性の両面テープで固
定されており、このテープにより、ブラシの各々の束の
導通を取っているのと同時に、保持部60aの端部に接
続された電極と併せて電流路を形成している。。また、
ブラシ部60bは、硫化銅を化学結合させ導電性を付与
したアクリル繊維でできており、1本10デニールの繊
維を、60本ひきそろえたものを1束とし、これを1m
mピッチで直列に並べたものを使用した。そして、ブラ
シ部60bの幅Wは310mm、保持部60aの長さL
Hは5mm、ブラシ部60bの長さLBは5mmとし、ブ
ラシ部60bの先端が転写ニップN出口に位置するよう
に配置した。また、繊維の抵抗率は、10-2Ω・cmで
あった。
0が二次転写ロール24と電気的に接続され、共に接地
される。
に、ポリエステル、レーヨン、ナイロンフッ素繊維等の
合成繊維にカーボンブラックを分散させて導電性を付与
したもの、チタンニッケル合金、ステンレス鋼などの金
属繊維を使用することが出来る。また、用紙走行性への
干渉を防ぐという観点から、繊維の反発力が小さいもの
が望ましい。繊維抵抗は、後述するように、転写ロール
抵抗とのバランスが重要であるが、除電効果を持たすた
めには、105Ω・cm以下が望ましい。
装置の作像プロセスについて説明する。今、図示外のス
タートスイッチがオン操作されると、所定の作像プロセ
スが実行される。具体的に述べると、例えば、このカラ
ー画像形成装置をデジタルカラー複写機として構成する
場合には、図示しない原稿台にセットされる原稿をカラ
ー画像読み取り装置により読み取り、その読み取り信号
を画像信号処理手段によりデジタル画像信号に変換して
メモリーに一時的に蓄積し、その蓄積されている4色
(Y、M、C、Bk)のデジタル画像信号に基づいて各
色のトナー像形成を行なわせるようにする。
る各色のデジタル画像信号に応じて画像形成ユニット1
0(具体的には10Y、10M、10C、10Bk)を
夫々駆動する。そして、各画像形成ユニット10では、
帯電ロール12により一様に帯電された感光体ドラム1
1に前記デジタル信号に応じた静電潜像を露光ビームB
mにて夫々書き込ませる。そして、これらの各静電潜像
を各色のトナーを収容した現像器13により現像して上
記各色のトナー像を形成させる。尚、このカラー画像形
成装置をプリンタ等の装置として構成する場合には、外
部などから画像信号処理手段に入力される画像信号に基
づいて各色のトナー像形成を行うようにすればよい。
たトナー像は、各感光体ドラム11と中間転写ベルト2
0とが接する一次転写位置で一次転写ロール14によっ
て感光体ドラム11から中間転写ベルト20の表面に順
次転写される。また、一次転写後に感光体ドラム11上
に残留するトナーは、ドラムクリーナ15にてクリーニ
ングされる。
次転写されたトナー像は、中間転写ベルト20上で重ね
合わされ、中間転写ベルト20の回動に伴って二次転写
位置へと搬送される。一方、用紙Pは所定のタイミング
で二次転写位置へと供給され、中間転写ベルト20を介
しバックアップロール23に対して二次転写ロール24
が用紙Pをニップする。
ロール24とバックアップロール23との間に形成され
る転写電界の作用で、中間転写ベルト20上に担持され
たトナー像が用紙Pに二次転写される。このとき、バッ
クアップロール23には、直流電源71よりマイナスの
バイアスが印加される一方、二次転写ロール24及び除
電ブラシ60は同一のアースに接続されており、バック
アップロール23に例えば−2kVを印加することで、
用紙Pと中間転写ベルト20との間に電界を作用させ、
トナーを用紙Pに静電的に引き寄せて用紙Pに静電転写
させる。そして、転写ニップNを通過した用紙Pは、通
過直後に中間転写ベルト20と除電ブラシ60とで挟ま
れた領域を通過するが、その際、用紙Pのトナー担持面
裏面がブラシ部60b先端に触れることで、転写時に用
紙P裏面に蓄積した電荷をアースに逃がす。その後、ト
ナー像を保持した用紙Pは定着装置(図示外)を通過す
ることでトナー像の定着処理がなされる。また、二次転
写後の中間転写ベルト20上に残留したトナーは、ベル
トクリーナ25によってクリーニングされる。
Pのトナー担持面裏面に除電ブラシ60を接触させて除
電を行うようにすることで、オゾンを発生させることな
く、剥離放電及びこれに伴う画質不良(トナーの飛び散
り)を防止することができる。
シ部60bの先端が転写ニップN出口に位置するよう配
置を行ったが、これは、本発明者が転写ニップN出口と
ブラシ部60bの先端位置との関係を調べた実験により
決定したものである。次にこの実験の詳細を説明する。
本発明者は、図3におけるブラシ部60bの長さL
B(以下必要に応じてブラシ長という)を3〜6mmの
間で1mm刻みで異ならせた場合及びブラシを取り付け
ない場合の夫々について画質不良(トナー乱れ)及び薄
紙の転写画質の良否を評価した。尚、この実験におい
て、除電ブラシ60の保持部60aとブラシ部60bと
の境界部(以下、必要に応じてブラシ根本という)と転
写ニップN出口との間の距離は5mmとした。また、ト
ナー乱れの評価は、トナー画像密度30%のブラックの
ハーフトーン画像を用紙Pのほぼ全面に印刷し、トナー
乱れの程度を3段階で評価した(○…未発生、△…僅か
に発生、×…発生)。実験環境は10℃、15%RHの
低温低湿環境で行い、用紙Pとしては、富士ゼロックス
オフィスサプライ社製のL紙A3サイズを、前記環境に
24時間放置したものを用いた。また、薄紙の画質評価
は、上記と同じ画像を、富士ゼロックスオフィスサプラ
イ社製のS紙に印刷し、先端部に画像の乱れがないかを
有り(×)、無し(○)で評価した。
長LBが4mm以下の場合では、転写ニップN通過直後
の用紙裏面の電荷を逃すことができず、トナー飛び散り
が発生した。一方、ブラシ長LBが5mm以上の場合で
は、転写ニップN通過直後の用紙裏面をブラシが触り、
二次転写時に蓄積された表面電荷をうまく逃してやるこ
とで、剥離放電が緩和され、トナー飛び散りの発生を防
止することができた。しかし、ブラシ長LBが6mmの
場合には、薄紙の先端のトナー画像に白筋等の乱れが発
生した。これは、ブラシ先端が転写ニップN出口側の用
紙走行経路に対して大きく干渉したため、用紙Pの走行
経路が中間転写ベルト20側に押しやられてしまい、ト
ナー像が中間転写ベルトへと逆転写されてしまったため
と推測される。以上より、ブラシ部60bの先端位置
は、ほぼ転写ニップN出口に位置させるのがよく、ま
た、同じ理由から、ブラシ部60bは出来る限り二次転
写ロール24側に添わせるのが良く、また、その弾性
は、用紙Pとの接触時にブラシ自身がたわむことで干渉
を避けるよう小さい方が良いことが確認できた。
ール23に直流電源71を接続し、二次転写ロール24
及び除電ブラシ60を接地するようにしていたが、これ
は、次の理由による。本発明者は、各々の部材(バック
アップロール23、二次転写ロール24及び除電ブラシ
60)の電気的接続として、高圧電源を少なくして低コ
ストにしたい、すなわち、除電ブラシ60には独立の電
源を接続しないようにしたいという観点から、図6に示
す6種類の組み合わせを考えた。そして、これら合計6
つの組み合わせに関して、装置の動作確認を行った。
尚、図7は、図6に対応する各部材の電気的接続を図示
したものであり、符号72は二次転写ロール24にプラ
スのバイアスを印加する直流電源を示している。そし
て、この実験において、バイアスの絶対値は、バックア
ップロール23、二次転写ロール24のどちらに印加す
る場合でも3kVとし、実施環境は低温・低湿環境(1
0℃、15%RH)とした。
(d)のケース(バックアップロール23:接地、二次
転写ロール24及び除電ブラシ60:プラス電圧印加)
では、動作不良・トナー飛び散りとも見られなかった。
また、(b)のケース(バックアップロール23及び除
電ブラシ60:接地、二次転写ロール24:プラス電圧
印加)では、転写不良が発生した。これは、二次転写ロ
ール24から流れ出た電流の大部分が除電ブラシ60に
流れ込んでしまったためである。更に、(c)(f)の
ケースでは、二次障害は見られなかったが、トナー飛び
散りはわずかに減少するに留まった。これは、除電ブラ
シ60が電気的に浮いているため、十分な除電効果が発
揮されなかったものと思われる。最後に、(e)のケー
スでは、飛び散りは改善するどころか、むしろ悪化し
た。除電ブラシ60にプラスの電圧を印加した(a)の
ケースでは改善がみられ、マイナスの電圧を印加した
(e)のケースで悪化してしまったという結果より、用
紙Pのトナー担持面裏面(二次転写ロール24側)には
マイナスの電荷が蓄積していると考えられ、これを打ち
消す方向の電流が除電ブラシ60を流れることが必要で
ある。よって、トナーの飛び散りを改善するためには、
バックアップロール23、二次転写ロール24のどちら
からバイアスを印加するにしても、二次転写ロール24
と除電ブラシ60とを接続するとよいことが判明した。
この結果に基づき、実施の形態1では(a)の構成を採
用した。尚、(d)で示す構成を採用してもよいことは
勿論である。
び除電ブラシ60に流れる電流の最適比について検討を
行った。高温高湿環境では、用紙Pが含水することでそ
の抵抗が著しく低下するため、二次転写電流が除電ブラ
シ60にリークする割合が大きくなり、転写性への影響
が出る。除電ブラシ60に流れ込む電流は、二次転写ロ
ール24の抵抗と除電ブラシ60の抵抗との大小関係で
決まるため、異なる水準の抵抗を持つ4種類の二次転写
ロール24を図2に示すカラー画像形成装置に導入し、
二次転写ロール24に流れる電流Ir及び除電ブラシ6
0に流れる電流Ibと、含水紙転写不良の発生の程度と
を3段階で評価した(○…未発生、△…僅かに発生、×
…発生)。評価に使用した画像は、トナー画像密度30
%のブラックのハーフトーン画像、及び、イエロー、マ
ゼンタ、シアンをトナー画像密度100%づつ重ねた、
合計で300%となるトナー像により行った。実験環境
は28℃、85%RHであり、使用した用紙Pは、富士
ゼロックスオフィスサプライ社製のL紙A3サイズを、
前記環境に24時間放置したものを用いた。
を示す二次転写ロール24について、各ロールで二次転
写に最適なバックアップロール23への印加電圧に設定
したときの、二次転写ロール電流Ir及び除電ブラシ電
流Ibの比、及び、含水紙転写不良の程度を表してい
る。これによれば、二次転写ロール24の転写ロール抵
抗が増加するにつれ、電流比が減少していき、より除電
ブラシ60を流れる電流I bが増加しているのが分か
る。そして、ロール抵抗が7.2logΩ以下の場合に
は問題は起きないが、7.8logΩでは、転写不良が
僅かに起き、8.3logΩでは完全に転写不良が発生
した。よって、除電ブラシ設置による転写不良を避ける
ためには、電流比Ir/Ibを約1以上、好ましくは2以
上にするのが望ましい。尚、高抵抗の二次転写ロール2
4を使用する場合には、除電ブラシ60自身の抵抗を高
くしてもよいし、あるいは、除電ブラシ60を抵抗を介
してアースに接続することで、見かけ上の抵抗を高くし
てもよい。
電流比Ir/Ibを上げてゆくと、低含水率の用紙P使用
時における除電ブラシ60によるトナー飛び散り改善効
果が弱まっていった。これは、除電ブラシ60の抵抗が
高くなることで、用紙裏面の除電が行われなくなったた
めである。抵抗を上げてゆき、電流比Ir/Ibが150
を超えると、トナー飛び散りグレードが○(未発生)か
ら△(僅かに発生)へ、200を越えると、×(発生)
となった。よって、電流比Ir/Ibの上限は200以
下、望ましくは150以下がよい。
ブラシ60のブラシ長LB5mm、二次転写ロール抵抗
7.2logΩ以下の部材を用い、これら両者を同一の
アースに接続したところ、低温・低湿環境下での含水量
の少ない用紙Pに画像を形成しても、トナー飛び散りは
発生せず、かつ含水量の多い用紙Pでの転写不良などの
二次障害も発生しなかった。
形態2の概略構成を示す。尚、本実施の形態に係るカラ
ー画像形成装置の構成要素のうち、実施の形態1に係る
カラー画像形成装置と同様のものについては、実施の形
態1と同様の符号を付してここではその詳細な説明を省
略する。
は、感光体ドラム11が一つのみであること、4色の現
像剤を収容した現像器13Y、13M、13C、13B
kが現像ロータリー80にセットされている以外は、実
施の形態1で説明したカラー画像形成装置と近似した構
成を有している。
装置では、二次転写ロール24及びベルトクリーナ25
が、中間転写ベルト20に対して接離可能に配設されて
おり、複数色のトナー像からなるカラー画像が形成され
る場合には、最終色前のトナー像が二次転写ロール24
及びベルトクリーナ25を通過するまでは中間転写ベル
ト20から離間するようになっている。これは、このタ
イプのカラー画像形成装置では、中間転写ベルト20を
4周させなければ1枚のカラー画像を形成することがで
きないためである。
ように、二次転写ロール24が軸81を中心に揺動自在
な取付ユニット82に取り付けられており、また、除電
ブラシ60もこの取付ユニット82に取り付けられる。
従って、二次転写ロール24を中間転写ベルト20から
離間させる際には、同時に除電ブラシ60も中間転写ベ
ルト20から離間することとなる。
され、転写ニップNより排出された用紙Pは、実施の形
態1と同様に、その裏面が除電ブラシ60の先端に触れ
ることで、転写時に蓄積した電荷が除電されるので、オ
ゾンを発生させることなく、剥離放電及びこれに伴う画
質不良(トナーの飛び散り)を防止することができる。
ら除電ブラシ60を離間させているので、除電ブラシ6
0が画像形成中の中間転写ベルト20上の画像を乱すと
いう事態も生じない。
中間転写型の画像形成装置において、二次転写直後の記
録媒体の裏面を接触除電部材を用いて接触除電するよう
にしたので、オゾンの発生を防止しながら、剥離放電に
伴うトナーの飛び散りを防止することができる。また、
接触除電部材と接触転写部材とを電気的に接続すること
で上述した効果を得ることができるため、新たな高圧電
源等も不要となり、装置の簡易化、低コスト化を図るこ
とができる。
基本構成を示す説明図である。
態1の概略構成図である。
装置の説明図である。
図表である。
ブラシの電気的接続の組み合わせを示す図表である。
た概要図である。
含水紙転写不良との関係を示す図表である。
態2の概略構成図である。
写装置の説明図である。
…二次転写手段,5…接触転写部材,6…対向部材,7
…バイアス印加手段,8…接触除電部材,K…記録媒
体,T…トナー像
Claims (3)
- 【請求項1】 トナー像が形成担持される像担持体と、 前記像担持体に対向配置される中間転写体と、 前記中間転写体上に前記像担持体上のトナー像を転写す
る一次転写手段と、 記録媒体に前記中間転写体上のトナー像を転写する二次
転写手段とを備え、 前記二次転写手段には、前記中間転写体のトナー担持面
側に接触配置される接触転写部材と、前記中間転写体を
挟んで前記接触転写部材に対向し且つ当該中間転写体に
接触配置される対向部材と、前記接触転写部材と前記対
向部材との間に所定の二次転写バイアスを印加するバイ
アス印加手段とを具備させた画像形成装置において、 前記中間転写体と前記接触転写部材との間に形成される
転写ニップ出口側で当該転写ニップ通過直後の記録媒体
のトナー担持面裏面と接するように配設され、導電性を
有し且つ前記接触転写部材と電気的に接続される接触除
電部材を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
て、 前記接触除電部材は、ブラシ形状を有していることを特
徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の画像形成装置におい
て、 前記記録媒体が前記転写ニップを通過する際に前記接触
転写部材に流れる電流をIr、前記接触除電部材に流れ
る電流をIbとしたとき、 1<Ir/Ib<200 の関係を満たすことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000220348A JP2002040825A (ja) | 2000-07-21 | 2000-07-21 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000220348A JP2002040825A (ja) | 2000-07-21 | 2000-07-21 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002040825A true JP2002040825A (ja) | 2002-02-06 |
JP2002040825A5 JP2002040825A5 (ja) | 2004-12-24 |
Family
ID=18714969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000220348A Pending JP2002040825A (ja) | 2000-07-21 | 2000-07-21 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002040825A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008033295A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-02-14 | Oki Data Corp | 定着装置及び該定着装置を備える画像形成装置 |
-
2000
- 2000-07-21 JP JP2000220348A patent/JP2002040825A/ja active Pending
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