JP2002039745A - ウェーハ形状検査方法およびその装置 - Google Patents

ウェーハ形状検査方法およびその装置

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JP2002039745A JP2000228259A JP2000228259A JP2002039745A JP 2002039745 A JP2002039745 A JP 2002039745A JP 2000228259 A JP2000228259 A JP 2000228259A JP 2000228259 A JP2000228259 A JP 2000228259A JP 2002039745 A JP2002039745 A JP 2002039745A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い検査精度で、半導体ウェーハの形状を三
次元的に定量評価するウェーハ形状検査方法およびその
装置を提供する。 【解決手段】 真空チャック盤11のステージ面にシリ
コンウェーハWの外周部を第2の真空ポンプP2によっ
て吸着して、シリコンウェーハWを仮止めする。その
後、シリコンウェーハWの表面に現出された微小凹凸の
検査、ウェーハ外周部形状の検査などを行う。このよう
に、ウェーハWをステージ面に仮止めした状態で検査す
るため、ウェーハ形状検査装置10から伝わってくる振
動の影響をほとんど受けず、ウェーハWをフリーな姿勢
のまま検査できる。その結果、高い検査精度で、ウェー
ハWの形状を三次元的に定量評価できる。なお、通常の
ウェーハ裏面基準の検査も行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はウェーハ形状検査
方法およびその装置、詳しくは半導体ウェーハの形状
(ウェーハ表面の微小凹凸,ウェーハ外周部形状を含
む)を三次元的に定量評価するウェーハ形状検査方法お
よびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体ウェーハの表面の平坦度お
よびウェーハの反りの検査方法として、静電容量センサ
による検査方式と、レーザ光源を用いた検査方式とが知
られている。これらはウェーハ裏面を基準にした検査
で、吸着ステージのステージ面に半導体ウェーハの裏面
を真空吸着した状態で、その検査、評価が行われる。
【0003】ところで、今日、次世代デバイスプロセス
に対応して、半導体ウェーハの表面に存在する微小凹凸
の度合い、半導体ウェーハの外周部形状が問題化してき
ている。微小凹凸はナノトポグラフィにより発生する。
ナノトポグラフィとは、ウェーハ製造時のエッチング工
程で発生した気泡によってウェーハ表裏両面に生じる周
期20mmくらい、高さ数十nmくらいのうねりであ
る。ウェーハ外周部形状の異常は、半導体ウェーハの反
り(ワープ)などにより発生する。これらの微小凹凸お
よびウェーハ外周部形状の検査時には、まず吸着ステー
ジのステージ面に半導体ウェーハを真空吸着による変形
を起こしていないフリーな姿勢で保持する。その後、こ
の状態を維持したまま、魔鏡検査装置またはこれに類似
した装置を使ってこの微小凹凸の検査を行ったり、ウェ
ーハ外周部形状の検査を行ったりする。なお、ここでい
う魔鏡検査装置とは、光を半導体ウェーハに照射し、そ
の反射光を観察面に平面的(二次元的)な明暗分布とし
てとらえて検査する装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術によれば、半導体ウェーハの表面の微小凹
凸およびウェーハ外周部形状の検査は、魔鏡検査装置ま
たはそれに類似した装置によって行われていた。したが
って、この検査は観察面に投影された平面的な画像を検
査用のデータとして行われる。そのため、性状的で具体
性に欠ける検査結果しか得られなかった。しかも、この
ように検査時のウェーハは、ステージ面に載置されただ
けのフリーな姿勢となっている。このため、例えば魔境
検査装置のわずかな振動などによって、ステージ面上の
半導体ウェーハが動きやすかった。その結果、検査精度
が低下してしまうという問題点があった。
【0005】
【発明の目的】そこで、この発明は、高い検査精度で、
半導体ウェーハの形状を三次元的に定量評価することが
できるウェーハ形状検査方法およびその装置を提供する
ことを、その目的としている。また、この発明は、1台
の検査装置を使用して、ウェーハ仮止め姿勢によるウェ
ーハ形状の検査とウェーハ片面基準の検査とを行うこと
ができるウェーハ形状検査方法およびその装置を提供す
ることを、その目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、吸着ステージのステージ面に半導体ウェーハの外周
部を真空吸着して、この半導体ウェーハを形状検査する
工程と、前記吸着ステージのステージ面に半導体ウェー
ハの中央部を真空吸着して、この半導体ウェーハをウェ
ーハ片面基準で形状検査する工程とを備えたウェーハ形
状検査方法である。ここでいう吸着ステージとは、負圧
力によって、半導体ウェーハをステージ面に真空吸着可
能なステージを意味する。この吸着ステージの形状、大
きさなどは限定されない。例えば、これらの吸着ステー
ジと半導体ウェーハとは同じ直径であってもよいし、こ
の半導体ウェーハよりも小径または大径なステージでも
よい。半導体ウェーハの種類は限定されない。例えば、
シリコンウェーハ,ガリウム砒素ウェーハなどが挙げら
れる。
【0007】吸着ステージに真空吸着される半導体ウェ
ーハの面は、ウェーハ表面でもよいし、ウェーハ裏面で
もよい。ただし、通常はウェーハの裏面である。半導体
ウェーハをフリーな姿勢でステージ面に真空吸着する
(以下、仮止めという場合がある)際の負圧力は限定さ
れない。ただし、通常は2〜20Pa、好ましくは5〜
10Paである。この仮止め時には、例えばウェーハ中
心位置を中心としたウェーハ周方向へ向かう所定角度ご
とのウェーハ外周部の部分をスポット的に真空吸着して
もよい。また、ウェーハ中心位置を中心とした仮想円に
沿ったウェーハ外周部の部分を真空吸着してもよい。こ
の仮止め時、ウェーハ外縁からウェーハ中心に向かって
2〜10mmの範囲を吸着範囲とした方が好ましい。
【0008】このように、半導体ウェーハの外周部をス
テージ面に真空吸着することで、ステージ面に半導体ウ
ェーハが、この吸着ステージの吸着力にほとんど束縛さ
れないフリーの姿勢に近い状態で仮止めされる。こうす
れば、吸着ステージの振動などの影響をほとんど受けず
に半導体ウェーハの形状検査を行うことができる。な
お、ここでいう半導体ウェーハの形状検査とは、例えば
ウェーハ表面の平坦度検査、ウェーハの反りを測定する
ワープ検査、ウェーハ表面の微小凹凸を測定する検査、
ウェーハの外周部形状の検査などを意味する。このう
ち、ウェーハを仮止め状態で検査するものとしては、微
小凹凸検査、ウェーハ外周部形状検査が挙げられる。も
ちろん、これらには限定されない。また、ウェーハ形状
検査用の検査装置も限定されない。例えば、請求項3の
光源、集光レンズ、撮像部、画像解析部を具備した検査
装置などが挙げられる。
【0009】請求項2に記載の発明は、半導体ウェーハ
が真空吸着されるステージ面を有する吸着ステージと、
前記ステージ面に載置された半導体ウェーハの外周部を
真空吸着して、この半導体ウェーハをステージ面に保持
する外周部吸着手段と、前記ステージ面に載置された半
導体ウェーハの中央部を、このステージ面に真空吸着す
る中央部吸着手段と、半導体ウェーハの形状を検査する
検査手段とを備えたウェーハ形状検査装置である。中央
部吸着手段および外周部吸着手段には、例えば、各種の
負圧発生装置を採用することができる。これらの中央部
吸着手段および外周部吸着手段は、それぞれ別個の負圧
発生装置を具備してもよい。また、1台の負圧発生装置
を兼用してもよい。兼用の場合は、一般的に切り換え弁
を操作してウェーハの中央部を真空吸着したり、ウェー
ハの外周部を真空吸着したりすることになる。また、検
査手段としては、例えばウェーハ表面の微小凹凸検査な
どの検査種目に合わせて、多種の検査装置の中から選択
して使用することができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記検査手段
が、半導体ウェーハに照射される光の光源と、半導体ウ
ェーハから反射した光を集める集光レンズと、該集光レ
ンズによって集められた光をとりこみ、それを画像信号
に変換する撮像部と、該撮像部からの画像信号を画像解
析する画像解析部とを有している請求項2に記載のウェ
ーハ形状検査装置である。光源の種類は限定されない。
例えば、蛍光ランプなどが挙げられる。集光レンズに
は、例えば凸レンズなどを採用することができる。撮像
部の種類も限定されない。例えば、CCDイメージセン
サ,MOSイメージセンサなどの固体イメージセンサ付
きのカメラを採用することができる。また、画像解析部
には、例えばパソコンを採用することができる。この撮
像部は半導体ウェーハの側方に配置した方が、簡単に三
次元的なウェーハ画像が得られて好ましい。
【0011】
【作用】請求項1および請求項2の発明によれば、吸着
ステージのステージ面に半導体ウェーハの外周部を真空
吸着して、ウェーハを仮止めする。その後、ウェーハの
形状検査、具体的には例えばウェーハの表面に現れた微
小凹凸の検査、ウェーハ外周部形状の検査などを行う。
このように、半導体ウェーハをステージ面に仮止めして
検査するので、吸着ステージから伝わってくる振動の影
響をほとんど受けずに、ウェーハをフリーな姿勢に近い
状態で検査することができる。これにより、高い検査精
度で半導体ウェーハの形状を三次元的に定量評価するこ
とができる。また、ウェーハ片面基準の検査時には、ま
ずステージ面に半導体ウェーハの中央部を真空吸着す
る。これにより、略半導体ウェーハの片面全体が吸着ス
テージに密着する。その後、この状態を保って、検査手
段によりウェーハ片面基準(通常は裏面基準)の形状検
査、例えばウェーハ表面の平坦度検査およびワープ検査
などを行う。
【0012】特に、請求項2の発明では、このように半
導体ウェーハを真空吸着する手段として、半導体ウェー
ハを部分的に真空吸着する中央部吸着手段と外周部吸着
手段とを採用したので、1台の形状検査装置によって、
通常のウェーハ裏面基準の検査と、次世代デバイスプロ
セスに対応可能なウェーハ仮止め状態での検査とを行う
ことができる。その結果、設備コストの低減および検査
時間の短縮が図れる。
【0013】また、請求項3の発明によれば、半導体ウ
ェーハに反射した光を集光レンズで集光し、それを撮像
部にとりこんで画像信号に変換し、その後、これを画像
解析部により画像解析する。これにより、さらに高い検
査精度で半導体ウェーハの形状を三次元的に定量評価す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例に係るウ
ェーハ形状検査方法およびその装置を説明する。まず、
第1の実施例を説明する。図1は、この発明の第1の実
施例に係るウェーハ形状検査装置の吸着ステージの概略
縦断面図である。図2は、この発明の第1の実施例に係
るウェーハ形状検査装置の全体図である。図3は、この
発明の第1の実施例に係るウェーハ形状検査装置の吸着
ステージの概略平面図である。図4(a)は、この発明
の第1の実施例に係る仮止め検査により得られた三次元
的な半導体ウェーハの斜視図である。図4(b)は、こ
の発明の第1の実施例に係る仮止め検査中の要部拡大断
面図である。図4(c)は、この発明の第1の実施例に
係る裏面基準検査により得られた三次元的な半導体ウェ
ーハの斜視図である。図4(d)は、この発明の第1の
実施例に係る裏面基準検査中の半導体ウェーハの要部拡
大断面図である。
【0015】図2において、10はこの発明の第1の実
施例に係るウェーハ形状検査装置であり、このウェーハ
形状検査装置10は、主に、シリコンウェーハ(半導体
ウェーハ)Wが真空吸着されるステージ面を有する真空
チャック盤(吸着ステージ)11と、この真空チャック
盤11上に載置されたシリコンウェーハWの中央部を、
ステージ面に真空吸着する第1の真空ポンプ(中央部吸
着手段)P1と、このステージ面に載置されたシリコン
ウェーハWの外周部を真空吸着して、シリコンウェーハ
Wをステージ面上に保持する第2の真空ポンプ(外周部
吸着手段)P2と、シリコンウェーハWの形状を検査す
る検査手段12とを備えている。以下、これらの構成体
を詳細に説明する。
【0016】図1および図3に示すように、真空チャッ
ク盤11は、主に、平面視して円形のベース板13と、
このベース板13上に固着された同じく平面視して円形
の吸着板14とを有している。なお、両板13,14
は、略同じ半径を有している。ベース板13の上面の外
周部を除いた全域には、平面視して円形の凹部が形成さ
れている。この凹部は、吸着板14の下面との間で区画
されて円形負圧ポート15となる。この円形負圧ポート
15は、連通管16Aを介して、第1の真空ポンプP1
と連通されている。連通管16Aの途中には、レギュレ
ータ17Aが連結されている。
【0017】また、このベース板13の上面の外周部に
は、環状の深溝が刻設されている。この深溝は、吸着板
14の下面との間で区画されて環状負圧ポート18とな
る。環状負圧ポート18は、連通管16Bを介して、第
2の真空ポンプP2と連通されている。連通管16Bの
途中には、レギュレータ17Bが連結されている。前記
吸着板14は、厚肉でポーラスなセラミック製の円板で
ある。この吸着板14の上面の外周部には、環状の外周
枠14aが突設されている。この外周枠14aには上下
両面を貫通して、環状負圧ポート18と連通した環状の
外周吸引孔14bが穿設されている。吸着板14の上面
には、吸着板14と中心を同じくした半径が異なる3つ
の仮想同心円に沿って、シリコンウェーハWを下方から
支持する細い3本の環状支持枠14cが突設されてい
る。また、各環状支持枠14cと外周枠14aとは、平
面視して十字形状を有する十字支持枠14dによって一
体的に連結されている。さらに、この吸着板14の、各
環状支持枠14cの間および最外周の環状支持枠14c
と外周枠14aとの間には、吸着板14の上下両面を貫
通して、多数個の中央吸引孔14eが穿設されている。
なお、これらの外周枠14aと、環状支持枠14cと、
十字支持枠14dとは、それぞれ同じ高さに揃えられて
いる。これらの枠14a,14c,14dの上端を含む
水平面が、真空チャック盤11のステージ面となってい
る。
【0018】次に、図2を参照して、前記検査手段12
を詳細に説明する。図2に示すように、この検査手段1
2は、シリコンウェーハWに照射される光の光源19
と、シリコンウェーハWから反射した光を集める凸形状
の集光レンズ20と、この集光レンズ20によって集め
られた光をとりこみ、それを画像信号に変換するCCD
カメラ(撮像部)21と、このCCDカメラ21からの
画像信号を画像解析するパソコン22に内蔵された画像
解析部(図示せず)とを有している。なお、光源19
は、真空チャック盤11に真空吸着されたシリコンウェ
ーハWの略真上に配置されている。また、CCDカメラ
21は、シリコンウェーハWの側部上方に配置されてい
る。シリコンウェーハWを斜め上方から撮影すること
で、立体的な画像が得やすい。
【0019】次に、図4を参照して、このウェーハ形状
検査装置10を用いたシリコンウェーハWの形状検査方
法を説明する。まず、ウェーハ表面の微小凹凸およびウ
ェーハ外周部形状の検査方法を説明する。図4(b)に
示すように、真空チャック盤11のステージ面にシリコ
ンウェーハWの外周部を真空吸着して、これを仮止めす
る。具体的には、第2の真空ポンプP2を作動させて環
状負圧ポート18が負圧化し、これにより、環状の外周
吸引孔14bを通して、シリコンウェーハWの外周部だ
けがステージ面に真空吸着される。仮止めにより、シリ
コンウェーハWはフリーな姿勢に近い状態で吸着板14
のステージ面に保持される。
【0020】次に、この状態を保持して、光源19から
の光をシリコンウェーハWの表面に照射する。その反射
光は集光レンズ20によって集光され、シリコンウェー
ハWの斜め上方に配置されたCCDカメラ21にとりこ
まれる。その後、光はCCDカメラ21の内部で画像信
号に変換され、画像信号はパソコン22に内蔵された画
像解析部により画像解析される。その結果、図4(a)
に示すような、ウェーハ外周部がウェーハ表面側に反っ
たこのウェーハWの等高線画像が得られる。その後、こ
の画像に基づいて、シリコンウェーハWの表面の微小凹
凸の検査およびウェーハ外周部形状の検査を行う。
【0021】次に、シリコンウェーハWの裏面を基準と
した形状検査を説明する。この検査は、ステージ面にシ
リコンウェーハWの中央部を真空吸着して行われる。具
体的には、まず第2の真空ポンプP2の作動を停止し、
第1の真空ポンプP1を作動させる。このポンプP1の
作動によって円形負圧ポート15が負圧化し、多数個の
中央吸引孔14eを介して、3本の環状支持枠14c間
の各隙間、および、最外周の環状支持枠14cと外周枠
14aとの隙間がそれぞれ負圧化する。その負圧力によ
って、略シリコンウェーハWの裏面全体が真空チャック
盤11に密着する(図4(d))。それから、この状態
を保って、検査手段12により、ウェーハ表面が平坦な
ウェーハ裏面基準のシリコンウェーハWの等高線画像を
得る(図4(c))。その後、この画像に基づいて、ウ
ェーハ裏面基準の形状検査、例えばウェーハ表面の平坦
度の検査やワープの検査などを行う。
【0022】このように、シリコンウェーハWをステー
ジ面に仮止めして検査するので、真空チャック盤11か
ら伝わるさまざまな振動などによるシリコンウェーハW
のステージ面上での動きを規制し、シリコンウェーハW
をフリーな姿勢に近い状態で形状検査することができ
る。このため、従来の魔鏡法などを採用した平面的な検
査に比べて、高い検査精度で、これらのウェーハ表面の
微小凹凸、ウェーハ外周部形状を三次元的に定量評価す
ることができる。また、ウェーハ形状検査装置10に
は、ウェーハ中央部を真空吸着する第1の真空ポンプP
1と、ウェーハ外周部を真空吸着する第2の真空ポンプ
P2とが搭載されているので、1台のウェーハ形状検査
装置10によって、通常のウェーハ裏面基準の検査と、
次世代デバイスプロセスに対応可能なウェーハ仮止め状
態での検査とを行うことができる。これにより、設備コ
ストの低減および検査時間の短縮が図れる。さらに、こ
のようにシリコンウェーハWに反射した光を集光レンズ
20で集光し、これをCCDカメラ21にとりこんで画
像信号に変換した後、パソコン22の画像解析部によっ
て画像解析するようにしたので、さらに高い検査精度で
シリコンウェーハWの形状を三次元的に定量評価するこ
とができる。
【0023】次に、図5および図6に基づいて、この発
明の第2の実施例に係るウェーハ形状検査方法およびそ
の装置を説明する。図5は、この発明の第2の実施例に
係るウェーハ形状検査装置の吸着ステージの概略平面図
である。図6(a)は、この発明の第2の実施例に係る
仮止め検査中の要部拡大断面図である。図6(b)は、
この発明の第2の実施例に係る裏面基準検査中の半導体
ウェーハの要部拡大断面図である。図5および図6に示
すように、この第2の実施例に係るウェーハ形状検査装
置30は、第1の実施例の真空チャック盤11とは異な
るウェーハ吸着構造を有する真空チャック盤11Aを採
用した例である。
【0024】すなわち、図5に示すように、この第2の
実施例のウェーハ形状検査装置30の特長は、吸着板1
4Aとして、第1の実施例の環状支持枠14cおよび十
字支持枠14dの代わりに、シリコンウェーハWを裏面
側から支持する多数本のウェーハ支持ピン14fを、吸
着板14Aの上面に散在させた点である。ウェーハ裏面
基準による検査時、シリコンウェーハWは、これらのウ
ェーハ支持ピン14fによって下方から支持される。そ
の他の構成、作用、効果は、第1の実施例から推測でき
る範囲であるので、説明を省略する。
【0025】次に、図7および図8に基づいて、この発
明の第3の実施例に係るウェーハ形状検査方法およびそ
の装置を説明する。図7は、この発明の第3の実施例に
係るウェーハ形状検査装置の吸着ステージの概略縦断面
図である。図8は、この発明の第3の実施例に係るウェ
ーハ形状検査装置の吸着ステージの概略平面図である。
図7および図8に示すように、この第3の実施例に係る
ウェーハ形状検査装置40は、第1の実施例および第2
の実施例の真空チャック盤11とは異なるウェーハ吸着
構造を有する真空チャック盤11Bを採用した例であ
る。以下、この真空チャック盤11Bの構造の特長を説
明する。ベース板13Aの上面の外周部には、120度
ごとに3つの深溝が刻設され、これらの深溝は、吸着板
14Bの下面との間で区画されて3つの穴状負圧ポート
18Aとなる。各穴状負圧ポート18Aは、平面視して
V字配置されたV字連通路18Bによって連通されてい
る。そして、各穴状負圧ポート18Aは、連通管16B
を介して、第2の真空ポンプP2と連通されている。
【0026】吸着板14Bの上面の外縁には、外縁枠1
4gが周設されている。吸着板14Bの上面の略全域に
は、シリコンウェーハWを裏面側から支持する多数本の
ウェーハ支持ピン14hが、吸着板14Bの上面に散在
されている。なお、これらのウェーハ支持ピン14h
は、第2の実施例のウェーハ支持ピン14fに比べて、
先端部が丸みをおびている。また、吸着板14Bの上面
の外周部には、前記各穴状負圧ポート18Aの真上に、
3本の円筒形状の吸着突起14iが突設されている。各
吸着突起14iには、上下両面を貫通して、穴状負圧ポ
ート18Aと連通した吸引孔14jが穿設されている。
ウェーハ仮止め時、第2の真空ポンプP2を作動させる
ことで、穴状負圧ポート18A、吸引孔14jを介し
て、シリコンウェーハWが三角配置された3本の吸着突
起14iの上面に吸着支持される。このように、ウェー
ハ外周部を裏面側から3点支持することで、シリコンウ
ェーハWをよりフリーに近い状態で保持することができ
る。その結果、ウェーハ形状検査の精度をさらに高める
ことができる。その他の構成、作用、効果は、第1の実
施例から推測できる範囲であるので、説明を省略する。
【0027】ここで、図9に基づいて、この発明のウェ
ーハ形状検査方法と従来のウェーハ形状検査方法により
得られた検査方法別のウェーハ検査画像を比較する。図
9は、この発明法および従来法によって得られたウェー
ハ検査画像の検査方法別の対比表である。従来法として
は、山下電装社製のウェーハ検査装置(YIS−200
SP)による魔鏡検査と、エステック社製のウェーハ検
査装置(商品名ADE WIS−CR83 SQM)に
よるナノトポグラフィ検査と、エステック社製のウェー
ハ検査装置(商品名ADE 9900)によるワープ検
査とを採用している。このうち、フリーに近い姿勢での
ウェーハ形状検査は、魔鏡検査、ナノトポグラフィ検査
およびこの発明の検査について行った。また、ウェーハ
裏面基準の形状検査は、魔鏡検査、ワープ検査およびこ
の発明の検査について行った。なお、この発明による検
査は、ADE WIS−CR83 SQMによるウェー
ハ表面の平坦度検査と同等レベルの検査とする。図9の
表から明らかなように、従来の各検査方法では平面的な
定性検査であったのに対して、この発明の検査は、ウェ
ーハを高い検査精度で三次元的に定量評価することがで
きた。
【0028】
【発明の効果】請求項1および請求項2の発明によれ
ば、このように半導体ウェーハを吸着ステージのステー
ジ面に仮止めするので、半導体ウェーハをフリーな姿勢
に近い状態で形状検査することができる。その結果、高
い検査精度で、半導体ウェーハの形状を三次元的に定量
評価することができる。しかも、従来どおりに半導体ウ
ェーハの片面(裏面)を基準とした各種の形状検査も行
うことができる。このうち、請求項2の発明によれば、
1台の形状検査装置を使用して、通常のウェーハ片面基
準の検査と、次世代デバイスプロセスに対応可能なウェ
ーハ仮止め状態での検査とを行うことができる。その結
果、設備コストの低減および検査時間の短縮が図れる。
【0029】特に、請求項3の発明によれば、検査手段
として、半導体ウェーハに反射した光を集光レンズで集
光し、それを撮像部にとりこんで画像信号に変換した
後、これを画像解析部により画像解析するという装置を
採用したので、より高い検査精度で半導体ウェーハの形
状を三次元的に定量評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例に係るウェーハ形状検
査装置の吸着ステージの概略縦断面図である。
【図2】この発明の第1の実施例に係るウェーハ形状検
査装置の全体図である。
【図3】この発明の第1の実施例に係るウェーハ形状検
査装置の吸着ステージの概略平面図である。
【図4】(a)は、この発明の第1の実施例に係る仮止
め検査により得られた三次元的な半導体ウェーハの斜視
図である。(b)は、この発明の第1の実施例に係る仮
止め検査中の要部拡大断面図である。(c)は、この発
明の第1の実施例に係る裏面基準検査により得られた三
次元的な半導体ウェーハの斜視図である。(d)は、こ
の発明の第1の実施例に係る裏面基準検査中の半導体ウ
ェーハの要部拡大断面図である。
【図5】この発明の第2の実施例に係るウェーハ形状検
査装置の吸着ステージの概略平面図である。
【図6】(a)は、この発明の第2の実施例に係る仮止
め検査中の半導体ウェーハの要部拡大断面図である。
(b)は、この発明の第2の実施例に係る裏面基準検査
中の半導体ウェーハの要部拡大断面図である。
【図7】この発明の第3の実施例に係るウェーハ形状検
査装置の吸着ステージの概略縦断面図である。
【図8】この発明の第3の実施例に係るウェーハ形状検
査装置の吸着ステージの概略平面図である。
【図9】この発明法および従来法によって得られたウェ
ーハ検査画像の検査方法別の対比表である。
【符号の説明】
10,30,40 ウェーハ形状検査装置、 11,11A,11B 真空チャック盤(吸着ステー
ジ)、 12 検査手段、 13,13A ベース板、 14,14A,14B 吸着板、 19 光源、 20 集光レンズ、 21 CCDカメラ(撮像部)、 22 パソコン(画像解析部)、 P1 第1の真空ポンプ(中央部吸着手段)、 P2 第2の真空ポンプ(外周部吸着手段)、 W シリコンウェーハ(半導体ウェーハ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA47 AA51 CC19 DD06 FF01 FF04 GG03 JJ03 JJ08 JJ26 PP11 QQ31 SS02 SS13 UU04 2F069 AA54 BB15 GG04 MM03 2G051 AA51 AB07 CA04 CB01 4M106 AA01 CA24 CA38 CA47 DB04 DB07 DJ02 DJ20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着ステージのステージ面に半導体ウェ
    ーハの外周部を真空吸着して、この半導体ウェーハを形
    状検査する工程と、 前記吸着ステージのステージ面に半導体ウェーハの中央
    部を真空吸着して、この半導体ウェーハをウェーハ片面
    基準で形状検査する工程とを備えたウェーハ形状検査方
    法。
  2. 【請求項2】 半導体ウェーハが真空吸着されるステー
    ジ面を有する吸着ステージと、 前記ステージ面に載置された半導体ウェーハの外周部を
    真空吸着して、この半導体ウェーハをステージ面に保持
    する外周部吸着手段と、 前記ステージ面に載置された半導体ウェーハの中央部
    を、このステージ面に真空吸着する中央部吸着手段と、 半導体ウェーハの形状を検査する検査手段とを備えたウ
    ェーハ形状検査装置。
  3. 【請求項3】 前記検査手段が、 半導体ウェーハに照射される光の光源と、半導体ウェー
    ハから反射した光を集める集光レンズと、該集光レンズ
    によって集められた光をとりこみ、それを画像信号に変
    換する撮像部と、該撮像部からの画像信号を画像解析す
    る画像解析部とを有している請求項2に記載のウェーハ
    形状検査装置。
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