JP2002038561A - 浴槽用排水栓 - Google Patents

浴槽用排水栓

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JP2002038561A
JP2002038561A JP2000227846A JP2000227846A JP2002038561A JP 2002038561 A JP2002038561 A JP 2002038561A JP 2000227846 A JP2000227846 A JP 2000227846A JP 2000227846 A JP2000227846 A JP 2000227846A JP 2002038561 A JP2002038561 A JP 2002038561A
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plug
suction path
drain
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JP2000227846A
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Yuzo Yamamoto
裕三 山本
晶 ▲吉▼田
Akira Yoshida
Tsuneo Funabiki
恒男 船引
Naoto Kobari
直人 小針
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 砂粒等のゴミを湯の戻し管に流れ込みにくく
すると共に、フィルターを通過するこの種のゴミを、コ
ストをかけることなく簡単且つ迅速に除去できるように
する。 【解決手段】 浴槽1の底面1aに取り付ける口金2
と、この口金2に着脱自在に取り付ける栓3とで形成す
る。口金2が、挿し込み部2aの周りに、給湯経路2b
と吸込み経路2cとを備える。給湯経路2bに供給管4
を連通状に接続させ、吸込み経路2cに戻し管5を連通
状に接続させる。吸込み経路2cの底面2c1に対応す
る挿し込み部2aの周壁位置に、開口部2gを形成す
る。この開口部2gは、追焚時は栓3で塞がれ、浴槽水
の排水時は吸込み経路2cと挿し込み部2a内とを連通
させて排水口2fから浴槽水を流出させる。口金2の周
壁で且つ吸込み経路2cの底面2c1より高い位置に、
戻し管5の接続部2eを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽用排水栓に関
し、更に詳しくは追焚機能付き浴槽に使用する浴槽用排
水栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の排水栓としては、例えば浴
槽の底面に取り付けられる口金と、この口金に着脱自在
に取り付けられる栓とで形成され、上記の口金が、栓の
挿し込み部の周りに、追焚き循環湯の給湯経路と吸込み
経路とを備え、給湯経路に循環湯の供給管が連通状に接
続され、吸込み経路に循環湯の戻し管が連通状に接続さ
れるよう形成されたものがある(例えば特許第2582
338号公報、特公平6ー53100号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の排水
栓で、浴槽の底面に取り付けるタイプのものは、側面に
取り付ける形式のものに比べ、風呂給湯機や循環ポンプ
等に有害な砂粒等を吸込み易い。又この種のゴミの吸込
みを防止するため、循環口にフィルターを設け、このフ
ィルターを通過した砂粒等のゴミを他の回収手段で除去
するのでは、手間暇がかかり、コスト増になるのを避け
られない。
【0004】従ってこの種の排水栓は、砂粒等のゴミが
湯の戻し管内に流れ込まないよう、しかもこの種のゴミ
の除去に手間暇やコストがかからないよう、形成されて
いるのが望ましい。
【0005】しかるに従来品は、砂粒等のゴミをフィル
ターで循環湯から単に分離回収する仕組みであったか
ら、従来品を使用すると、フィルターを通過する砂粒等
で風呂給湯機等が故障したり、又この種のゴミの除去作
業に手間暇やコストがかかる、という問題点があった。
【0006】本発明は、このような従来品の問題点に鑑
み、提案されたものである。従って本発明の技術的課題
は、浴槽水中の砂粒等のゴミを湯の戻し管に流れ込みに
くくすると共に、フィルターを通過するこの種のゴミ
を、コストをかけることなく簡単且つ迅速に除去できる
よう形成した浴槽用排水栓を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような技術的手段を採る。
【0008】即ち本発明は、図1等に示されるように、
浴槽1の底面1aに取り付けられる口金2と、この口金
2に着脱自在に取り付けられる栓3とで形成され、上記
の口金2が、栓3の挿し込み部2aの周りに、追焚き循
環湯の給湯経路2bと吸込み経路2cとを備え、給湯経
路2bに循環湯の供給管4が連通状に接続され、吸込み
経路2cに循環湯の戻し管5が連通状に接続される浴槽
用排水栓であって、上記の吸込み経路2cの底面2c1
に対応する上記挿し込み部2aの周壁位置に、追焚時は
挿し込み部2aに挿し込まれた栓3で塞がれると共に、
浴槽水の排水時は吸込み経路2cと挿し込み部2a内と
を連通させて挿し込み部2aの下面の排水口2fから浴
槽水を流出させる開口部2gが形成され、上記の口金2
の周壁で且つ上記の吸込み経路2cの底面2c1より高
い位置に、上記の戻し管5の接続部2eが形成されたこ
とを特徴とする(請求項1)。
【0009】本発明の場合、給湯経路2bと吸込み経路
2cは、口金2の栓3の挿し込み部2aの周りに形成さ
れるのであれば、その平面形状、長さ等は任意である。
但し、両者は、例えば平面視円形状の挿し込み部2aの
周りに、挿し込み部2aと同心の円形線C(図3参照)
上において、円弧形に且つ線対称状に形成されるのが好
ましい。なぜならこの場合は、給湯経路2bと吸込み経
路2cを挿し込み部2aの周りに効率良く配置でき、本
発明品の小型化、省スペース化を図ることができるから
である。
【0010】又本発明は、図1Bに示されるように、吸
込み経路2cの縦断面が下方になるに連れ末広がり状に
形成されるのが好ましい(請求項2)。
【0011】なぜならこの場合は、吸込み経路2cが下
方になるに従って広がるため、その分、浴槽水の流速を
遅くさせることができ、砂粒等のゴミ8を沈下させ易い
からである。ここで、末広がり状に形成される、とは、
吸込み経路2cが下方になるに従って次第に広く形成さ
れる、ということを意味し、具体的には吸込み経路2c
の側壁の一方を外側に傾斜させたり(図1Bの状態)、
側壁の両方を縦断面ハの字状に傾斜させることで達成さ
れる。
【0012】又本発明は、吸込み経路2cの底面2c1
が、開口部2gに向かって下り勾配に形成されるのが好
ましい(請求項3)。
【0013】なぜならこの場合は、水切りが良くなると
共に、ゴミ8を流出させ易いからである。
【0014】又本発明は、図4等に示されるように、吸
込み経路2cが、挿し込み部2aの周方向に延びて平面
視で円弧形に形成されると共に、この吸込み経路2cの
一端に対応する口金2の上面位置に湯の吸込み口2hが
形成され、他端に対応する口金2の周壁位置に戻し管5
の接続部2eが形成されるのが好ましい(請求項4)。
【0015】なぜならこの場合は、吸込み経路2cが長
くなるため、浴槽水が吸込み口2hから吸込み経路2c
の他端に流れる間に、比重の大きい砂粒等のゴミ8を吸
込み経路2cの底面2c1に堆積させ易いからである。
図4等に示される実施形態の場合は、給湯経路2bと吸
込み経路2cとが、平面視円形状の挿し込み部2aの周
りに、挿し込み部2aと同心の円形線C(図6参照)上
において、給湯経路2bが劣弧状、吸込み経路2cが優
弧状に形成されている。
【0016】又本発明は、図8等に示されるように、吸
込み経路2cに、その長手方向にわたって一定の間隔を
あけ、ゴミ捕集用の堰2iが複数設けられるのが好まし
い(請求項5)。
【0017】なぜならこの場合は、浴槽水に含まれる砂
粒等のゴミ8を堰2iで徐々に捕集でき、ゴミ8が戻し
管5に流れ込む割合を減らすことができるからである。
なお堰2iの高さや形成個数等は、吸込み経路2cの長
さや断面形状等により適宜選定されるので良い。
【0018】又本発明は、図12に示されるように、吸
込み経路2cの天井2c2に、堰2iを越えて流れる浴
槽水の向きを下向きにさせる水流変更板2jが、堰2i
と交互に複数設けられるのが好ましい(請求項6)。
【0019】この場合は、浴槽水の流れる向きを上下動
させて正弦波状に浴槽水を流すことができるから、これ
によれば、砂粒等の比重の大きいゴミ8を堰2iの個所
で沈下させ易いからである。
【0020】又本発明は、図3、図6、図10等に示さ
れるように、開口部2gが、吸込み経路2cの一端から
他端にわたって長く延びて形成されるのが好ましい(請
求項7)。
【0021】なぜならこの場合は、比重の大きい砂粒等
のゴミ8を、開口部2gの何れの位置からも流出させる
ことができるからである。
【0022】又本発明の課題を達成する他の構成として
は、図13、図14に示されるものがある。即ちこの本
発明は、浴槽1の底面1aに取り付けられる口金2と、
この口金2に着脱自在に取り付けられる栓3とで形成さ
れ、上記の口金2が、栓3の挿し込み部2aの周りに、
追焚き循環湯の給湯経路2bと吸込み経路2cとを備
え、給湯経路2bに循環湯の供給管4が連通状に接続さ
れ、吸込み経路2cに循環湯の戻し管5が連通状に接続
される浴槽用排水栓であって、上記の栓3が中空状に形
成され、この栓3の開口状の上面31と周側面の流通孔
32を介して浴槽1内と上記の戻し管5とが閉栓時に連
通され、又栓3の底面に排水孔3aが形成されると共
に、この排水孔3aに挿し込まれる止水弁9を栓3が備
え、この栓3の上面31から突き出された止水弁9の上
端に、栓3を口金2の挿し込み部2aから引き抜くため
の牽引部材7が連結され、この牽引部材7の引上げ操作
で止水弁9が開弁されると共に、この止水弁9を介して
栓3が開栓されることを特徴とする(請求項8)。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
を添付図面に従って説明する。
【0024】本発明は、図1等に示されるように、浴槽
1の底面1aに取り付けられる口金2と、この口金2に
着脱自在に取り付けられる栓3とで形成されている。上
記の口金2は、栓3の挿し込み部2aの周りに、追焚き
循環湯の給湯経路2bと吸込み経路2cとを備え、給湯
経路2bに循環湯の供給管4が連通状に接続され、吸込
み経路2cに循環湯の戻し管5が連通状に接続されるよ
う形成されている。2dは供給管4の接続部であり、2
eは戻し管5の接続部である。これらの接続部2d、2
eは、この実施形態では供給管4と戻し管5が平行状態
で、給湯経路2b及び吸込み経路2cの端部に開口する
よう、口金2の周壁に形成されている。
【0025】上記の挿し込み部2aは、下面の排水口2
fに向かって先細りの円筒状に形成されている。給湯経
路2bと吸込み経路2cとは、この実施形態では挿し込
み部2aの周りに、挿し込み部2aと中心を同一にする
同心円線C(図3参照)上において、円弧形に且つ線対
称状に形成されている。又吸込み経路2cは、その上面
が長手方向の全長にわたって開口され、上面の全体で湯
を吸込むことができるよう形成されている。6は、吸込
み経路2cの上面に取り付けられたフィルターである。
又吸込み経路2cは、この実施形態ではテーパー状の挿
し込み部2aの周壁を利用し、この周壁の外側に設けら
れることにより、縦断面形状が下方になるに連れて末広
がり状に形成されている。
【0026】又上記の吸込み経路2cの底面2c1に対
応する挿し込み部2aの周壁位置に、開口部2gが形成
されている。この開口部2gは、追焚時は挿し込み部2
aに挿し込まれた栓3で塞がれると共に、浴槽水の排水
時は吸込み経路2cと挿し込み部2a内とを連通させて
挿し込み部2aの下面の排水口2fから浴槽水を流出さ
せるものである。開口部2gは、この実施形態では図3
に示されるように、吸込み経路2cの一端から他端にわ
たって長く延びて形成されている。
【0027】又上記の戻し管5の接続部2eは、上記の
吸込み経路2cの底面2c1より高い口金2の周壁位置
に形成されている。吸込み経路2cの底面2c1は、水
切りを良くすると共に、ゴミ8を流出させ易くするた
め、開口部2gに向かって下り勾配に形成されている。
なお7は、栓3の上面に取り付けられた牽引部材として
の鎖である。
【0028】次に本発明の作用を説明する。
【0029】追焚時は、図1Bに矢示されるように、加
熱された湯が、供給管4、給湯経路2bを経て浴槽1内
に供給される。又浴槽1内の湯は、吸込み経路2cに吸
込まれて戻し管5を流れ、循環する。この場合、フィル
ター6を通過した砂粒等のゴミ8は、比重が大きいた
め、吸込み経路2cで沈下し、吸込み経路2cの底面2
c1に堆積する。
【0030】そして浴槽水の排水時に、栓3が挿し込み
部2aから引き抜かれると、浴槽水が挿し込み部2aの
排水口2fを介して排水される。又この際、浴槽水は吸
込み経路2cにも流れ込むから、この浴槽水が開口部2
gを介して排水口2fから流出し、この水流で吸込み経
路2cの底面2c1に堆積している砂粒等のゴミ8が一
緒に流される。なお使用者は、排水時にフィルター6を
外すことにより、このフィルター6で浴槽水から分離さ
れた砂粒等を、排水と共に除去するのが良い。
【0031】次に、請求項8記載の本発明の好適な一実
施形態を、図13、図14に従って説明する。上例と同
一部材、同一箇所については同一の符号を付し、詳しい
説明は省略する。
【0032】この本発明品は、浴槽1の底面1aに取り
付けられる口金2と、この口金2に着脱自在に取り付け
られる栓3とで形成されている。上記の口金2は、栓3
の挿し込み部2aの周りに、追焚き循環湯の給湯経路2
bと吸込み経路2cとを備え、給湯経路2bに循環湯の
供給管4が連通状に接続され、吸込み経路2cに循環湯
の戻し管5が連通状に接続されるよう形成されている。
【0033】上記の栓3は、中空状に形成され、この栓
3の開口状の上面31と周側面の流通孔32を介して浴
槽1内と上記の戻し管5とが閉栓時に連通されるよう形
成されている。33は、栓3の上面31に取り付けられ
たフィルターである。上記の流通孔32は、この実施形
態では丸孔状に形成され、栓3の周側面に、周方向に一
定の間隔をあけて複数形成されている。
【0034】挿し込み部2aは、その内周壁に、溝21
が周方向に延びて環状に形成されている。この溝21
は、栓3が挿し込み部2aに挿し込まれたとき、流通孔
32と対向するよう、挿し込み部2aの内周壁の適宜位
置に形成されるものである。
【0035】又栓3は、その底面に排水孔3aが形成さ
れると共に、この排水孔3aに挿し込まれる止水弁9を
備えてなる。止水弁9は、上端が栓3の上面31から突
き出され、この上端に牽引部材7としての鎖が連結され
ている。本発明品は、この牽引部材7を引上げ操作する
ことにより、止水弁9が開弁されると共に、この止水弁
9を介して栓3が開栓されるよう形成されている。
【0036】9aは、止水弁9の上面に起立状に形成さ
れた軸である。この軸9aは、栓3の内側の上部軸心位
置に形成された保持部34に、上下動自在に通されてい
る。9bは、軸9aに形成された鍔である。この鍔9b
は、止水弁9が引き上げられたとき、保持部34の下端
に係止し、止水弁9に加わる牽引力を栓3に伝達させる
ためのものである。なお保持部34は、周面に複数のリ
ブ35を放射状に備え、このリブ35を介して栓3と一
体状に形成されている。
【0037】次にこの本発明の作用を説明する。
【0038】追焚時は、図13に矢示されるように、加
熱した湯が供給管4から給湯経路2bを介して浴槽1内
に供給される。又浴槽1内の湯は、栓3の上面31から
周側面の流通孔32を介して戻し管5に流れ、循環す
る。この場合、フィルター33を通過した砂粒等のゴミ
8は、比重が大きいため栓3の内部で沈下し、止水弁9
の上面等に堆積する。
【0039】而して浴槽水の排水時に、牽引部材7とし
ての鎖が引かれると、先ず止水弁9が排水孔3aから引
き抜かれ、排水孔3aが開口する。上昇する止水弁9
は、鍔9bが保持部34の下端に係止されるため、栓3
と一体化する。従って牽引力が栓3に伝わり、栓3が挿
し込み部2aから引き抜かれる。この結果、図14に示
されるように、栓3の内部の、止水弁9の上面にたまっ
ていた砂粒等のゴミ8が排水と共に流され、又浴槽水は
挿し込み部2aの排水口2fから排水される。
【0040】なおこの本発明品は、フィルター33が栓
3の上面31に取り付けられている。従ってこの場合
は、栓3を引き抜いたときフィルター33の掃除を行な
うことができるから、これによれば例えば浴槽1内に手
を伸ばしたり、前傾姿勢をとる必要がない分、簡単、且
つ楽にフィルター33を掃除できる。
【0041】又この本発明品の場合は、栓3を抜くと
き、先ず止水弁9が開弁し、次いで栓3が挿し込み部2
aから引き抜かれる。この場合、止水弁9は径が小さい
から、水圧に抗して引き上げる力も小さくて済み、止水
弁9が開弁すると浴槽水は流れ出し、栓3に加わる水圧
も小さくなる。従ってこれによると、この種の止水弁9
を有しない場合に比べ、小さな力で軽く且つ楽に開栓で
きる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の場合は、比
重の大きな砂粒等のゴミを吸込み経路の底面に堆積さ
せ、戻し管に流れ込むことを防止できる。又循環湯から
分離させたこの種のゴミを、排水時に浴槽水と一緒に排
水口から流すことができる。
【0043】従って本発明を使用すれば、砂粒等のゴミ
が風呂給湯機や循環ポンプ等に悪影響を与えることを防
止でき、又この種のゴミを手間暇やコストをかけること
なく除去できる。
【0044】又請求項8記載の本発明の場合は、比重の
大きな砂粒等のゴミを栓の内部に堆積させ、栓を抜くこ
とにより栓の底面の排水孔から排水と共に流すことがで
きる。
【0045】従ってこれによれば、砂粒等のゴミが風呂
給湯機等に及ぼす弊害を防止でき、又この種のゴミをコ
ストをかけることなく、簡単且つ迅速に除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明排水栓の好適な一実施形態を示し、Aは
平面図、BはAのBーB線における使用状態時の要部断
面図である。
【図2】同上排水栓の使用状態時の要部断面図である。
【図3】同上排水栓の口金の平面図である。
【図4】同上排水栓の他の実施形態を示す平面図であ
る。
【図5】図4のVーV線における使用状態時の要部断面
図である。
【図6】図4の実施形態に係る本発明品の口金を示す平
面図である。
【図7】図6のVIIーVII線における使用状態時の要部
断面図である。
【図8】同上排水栓の更に他の実施形態を示す平面図で
ある。
【図9】図8のIXーIX線における使用状態時の要部
断面図である。
【図10】図8の実施形態に係る本発明品の口金を示す
平面図である。
【図11】図10のXIーXI線における使用状態時の
要部断面図である。
【図12】水流変更板を備えた本発明品の要部断面図で
ある。
【図13】本発明の他の構成を示す使用状態時の要部断
面図である。
【図14】図13の本発明品の作用を説明するための要
部断面図である。
【符号の説明】
1 浴槽 1a 浴槽の底面 2 口金 2a 挿し込み部 2b 給湯経路 2c 吸込み経路 2c1 吸込み経路の底面 2d 供給管の接続部 2e 戻し管の接続部 2f 排水口 2g 開口部 3 栓 4 供給管 5 戻し管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船引 恒男 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 小針 直人 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 Fターム(参考) 2D032 AA01 AA10 2D061 DA01 DE01 DE11 DE13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の底面に取り付けられる口金と、こ
    の口金に着脱自在に取り付けられる栓とで形成され、上
    記の口金が、栓の挿し込み部の周りに、追焚き循環湯の
    給湯経路と吸込み経路とを備え、給湯経路に循環湯の供
    給管が連通状に接続され、吸込み経路に循環湯の戻し管
    が連通状に接続される浴槽用排水栓であって、上記の吸
    込み経路の底面に対応する上記挿し込み部の周壁位置
    に、追焚時は挿し込み部に挿し込まれた栓で塞がれると
    共に、浴槽水の排水時は吸込み経路と挿し込み部内とを
    連通させて挿し込み部の下面の排水口から浴槽水を流出
    させる開口部が形成され、上記の口金の周壁で且つ上記
    の吸込み経路の底面より高い位置に、上記の戻し管の接
    続部が形成されたことを特徴とする浴槽用排水栓。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の浴槽用排水栓であって、
    吸込み経路の縦断面が下方になるに連れ末広がり状に形
    成されたことを特徴とする浴槽用排水栓。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の浴槽用排水栓であ
    って、吸込み経路の底面が開口部に向かって下り勾配に
    形成されたことを特徴とする浴槽用排水栓。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載の浴槽用
    排水栓であって、吸込み経路が、挿し込み部の周方向に
    延びて平面視で円弧形に形成されると共に、この吸込み
    経路の一端に対応する口金の上面位置に湯の吸込み口が
    形成され、他端に対応する口金の周壁位置に戻し管の接
    続部が形成されたことを特徴とする浴槽用排水栓。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の浴槽用排水栓であって、
    吸込み経路に、その長手方向にわたって一定の間隔をあ
    け、ゴミ捕集用の堰が複数設けられたことを特徴とする
    浴槽用排水栓。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の浴槽用排水栓であって、
    吸込み経路の天井に、堰を越えて流れる浴槽水の向きを
    下向きにさせる水流変更板が、堰と交互に複数設けられ
    たことを特徴とする浴槽用排水栓。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6の何れかに記載の浴槽用
    排水栓であって、開口部が、吸込み経路の一端から他端
    にわたって長く延びて形成されたことを特徴とする浴槽
    用排水栓。
  8. 【請求項8】 浴槽の底面に取り付けられる口金と、こ
    の口金に着脱自在に取り付けられる栓とで形成され、上
    記の口金が、栓の挿し込み部の周りに、追焚き循環湯の
    給湯経路と吸込み経路とを備え、給湯経路に循環湯の供
    給管が連通状に接続され、吸込み経路に循環湯の戻し管
    が連通状に接続される浴槽用排水栓であって、上記の栓
    が中空状に形成され、この栓の開口状の上面と周側面の
    流通孔を介して浴槽内と上記の戻し管とが閉栓時に連通
    され、又栓の底面に排水孔が形成されると共に、この排
    水孔に挿し込まれる止水弁を栓が備え、この栓の上面か
    ら突き出された止水弁の上端に、栓を口金の挿し込み部
    から引き抜くための牽引部材が連結され、この牽引部材
    の引上げ操作で止水弁が開弁されると共に、この止水弁
    を介して栓が開栓されることを特徴とする浴槽用排水
    栓。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2565286A (en) * 2017-08-06 2019-02-13 Julian Burrows Andrew A bath waste assembly

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