JP2002037385A - コンテナバッグ - Google Patents

コンテナバッグ

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JP2002037385A
JP2002037385A JP2000231158A JP2000231158A JP2002037385A JP 2002037385 A JP2002037385 A JP 2002037385A JP 2000231158 A JP2000231158 A JP 2000231158A JP 2000231158 A JP2000231158 A JP 2000231158A JP 2002037385 A JP2002037385 A JP 2002037385A
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Japan
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bag
container bag
bag body
sides
container
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JP2000231158A
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Yoshihiro Yasuda
喜裕 安田
Fumihiko Kawano
文彦 川野
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Kondotec Inc
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Kondotec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数回使用可能で、しかも自立し且つコンパ
クトに折り畳み可能な大容量のコンテナバッグを提供す
る。 【解決手段】 上面を開口し、底面及び側面を柔軟な膜
体で構成した大型な略直方体状のバッグ本体2、バッグ
本体2上部4辺UF,UB,UL,URに一体的に設け
た、折曲可能な棒状の第1芯材3と、バッグ本体2の鉛
直4辺Vに一体的に設けた、バッグ本体2の自立に必要
な強度を有する棒状の第2芯材4とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築廃材等を収容
するのに好適なコンテナバッグに関する。
【0002】
【従来の技術】建築現場等において、廃材を一時的に収
容するための使い捨てタイプの布製のコンテナバッグ
が、取扱いが容易でしかもコンパクトに折り畳めること
から広く採用されている。前記コンテナバッグは、金属
線等により補強して自立可能となした自立タイプと、剛
性を有するケーシングや枠体内に装填して使用する非自
立タイプとに大別される。自立タイプのコンテナバッグ
としては、上面を開口し、底面及び側面を織布で構成し
た略直方体状のバッグ本体と、このバッグ本体の各辺に
一体的に設けた金属線からなる芯材とを備えたものが実
用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、0.3立米
未満の比較的小型なコンテナバッグにおいては、前述の
ような自立タイプのものが実用化されているが、0.3
立米以上の大型なコンテナバッグにおいては、次のよう
な理由から、非自立タイプのコンテナバッグしか実用化
されていないのが実状である。
【0004】即ち、0.3立米未満の比較的小型なコン
テナバッグにおいては、手で折り曲げ可能な比較的軟質
な芯材を用いても、コンテナバッグを安定性良く自立さ
せることが可能であるが、0.3立米以上の大型なコン
テナバッグを製作する場合には、自重でコンテナバッグ
が変形しないように、手で折り曲げ困難な或いは折り曲
げ不能な芯材を採用する必要がある。一方、0.3立米
以上の大型なコンテナバッグにおいては、廃棄物の投入
後、クレーン等でコンテナバッグを吊り上げて、トラッ
ク等に廃棄物を移載することになるが、このときコンテ
ナバッグの上部が巾着状にすぼまろうとして、バッグ本
体の上部4辺に作用する大きな曲げ荷重により該芯材が
変形し、前述のように手で折り曲げ困難な或いは折り曲
げ不能な芯材を採用した場合には、コンテナバッグが使
用できなくなる。もっとも、曲げ荷重に耐えうる強度の
芯材を採用することも可能であるが、そのように構成す
ると非自立タイプのコンテナバッグと比較して製作コス
トが格段に高くなる。それ故、0.3立米以上の大型な
コンテナバッグにおいては、自立タイプのコンテナバッ
グが実用化されていないのが実状である。
【0005】本発明は、複数回使用可能で、しかも自立
し且つコンパクトに折り畳み可能な大容量のコンテナバ
ッグを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその作用】本出願人
は、コンテナバッグを自立させるために必要とする芯材
の強度について検討した結果、鉛直4本の芯材に関して
は比較的高い強度に設定する必要があるが、上部4辺の
芯材に関しては内倒れを防止できる程度の比較的低い強
度に設定でき、上部4辺に関しては手で折り曲げ可能な
芯材を採用できるとの発想に基づいて本発明を完成する
に至った。
【0007】本発明に係るコンテナバッグは、上面を開
口し、底面及び側面を柔軟な膜体で構成した大型な略直
方体状のバッグ本体と、前記バッグ本体の上部4辺に一
体的に設けた、折曲可能な棒状の第1芯材と、前記バッ
グ本体の鉛直4辺に一体的に設けた、バッグ本体の自立
に必要な強度を有する棒状の第2芯材とを備えたもので
ある。
【0008】このコンテナバッグにおいては、例えば、
4つの側面が対角線でそれぞれ2等分した三角形状に折
り曲げられ、鉛直4辺が隣接する下部4辺にそれぞれ重
ね合わされるように、バッグ本体の上部4辺を下部4辺
に対して約90度ねじって平板状に折り畳み、これを対
角線で2つ折り或いは4つ折りにして、コンテナバッグ
をコンパクトに折り畳むことが可能となる。
【0009】また、このコンテナバッグは、バッグ本体
の少なくとも上部4辺と鉛直4辺に設けた芯材により自
立することになるが、上部4辺の芯材は、コンテナバッ
グの内倒れを防止する程度の強度を有していればよく、
バッグ本体の自重のほとんどは鉛直4辺に配置した第2
芯材により支持されることになる。このため、上部前後
辺の第1芯材を折曲可能に構成してはいるが、バッグ本
体の自重は第2芯材により効果的に受け止めるられるの
で、大容量のコンテナバッグであっても確実に自立させ
ることが可能となる。
【0010】更に、コンテナバッグを大容量に構成した
場合には、内容物をトラック等へ移載するため、コンテ
ナバッグをクレーン等で吊り上げることになり、このと
き上部4辺の第1芯材にバッグ本体の上部をすぼめる方
向への大きな曲げ荷重が作用して第1芯材が変形する
が、この第1芯材は折曲可能に構成され、手で容易に元
のストレート状に復帰させることが可能なので、内容物
の移載後にコンテナバッグを初期の形状に復帰させて再
度使用することが可能となる。
【0011】第1芯材としては、曲げ変形により折曲可
能となしたものを用いてもよいし、途中部において折曲
可能に連結したものを用いてもよい。前者のように構成
すると、製作コストを上昇させることなく、コンテナバ
ッグを折り畳み可能に構成できるので好ましい。また、
後者のように構成すると、製作コストは多少高くなる
が、該芯材を無理なく容易に折曲できるので、コンテナ
バッグの折り畳み操作性を向上する上で好ましい。
【0012】バッグ本体の下部4辺には、芯材を設けな
いように構成することも可能であるが、自立安定性を付
与する第3芯材をバッグ本体の下部4辺のうちの平行な
少なくとも一方の2辺に設けることが好ましい。このよ
うな第3芯材を設けると、鉛直4辺の下端間の距離が適
正に設定されるので、コンテナバッグの自立安定性が向
上する。また、コンテナバッグをクレーン等で吊り上げ
る場合には、例えばバッグ本体に底面を通って前後左右
へ延びる4本の取手ベルトを固定して、これら4本の取
手ベルトの端部をクレーンのフックに引っ掛けてコンテ
ナバッグを吊り上げることになるが、バッグ本体の下部
前後辺や下部左右辺に第3芯材を配置すると、吊り上げ
たときにおけるコンテナバッグの保形性が向上するので
好ましい。
【0013】本発明に係る第2のコンテナバッグは、上
面を開口し、底面及び側面を柔軟な膜体で構成した大型
な略直方体状のバッグ本体と、前記バッグ本体の少なく
とも上部4辺と鉛直4辺に一体的に設けた棒状の芯材と
を備え、少なくとも上部4辺の芯材をバッグ本体に対し
て抜き差し可能に装着したものである。
【0014】このコンテナバッグにおいては、上部4辺
の芯材を抜き取った状態で、コンテナバッグを折り畳め
るので、前述のコンテナバッグよりもコンパクトに折り
畳むことが可能となる。但し、コンテナバッグの折畳時
及び組立時に、4本の芯材を抜き差しする必要があるの
で、折畳作業及び組立作業は多少煩雑になる。
【0015】また、上部4辺の芯材を抜き取った状態
で、コンテナバッグを吊り上げることが可能となるの
で、上部芯材として強度剛性の高いものを採用すること
が可能となり、コンテナバッグの自立安定性を向上でき
る。
【0016】このコンテナバッグは、芯材で補強される
ことにより自立するが、建築廃材等の収容物の入れ方に
よっては、変形することがあるので、バッグ本体の鉛直
4辺のうちの少なくとも対角2辺に連結紐を一体的に設
け、コンテナバッグの設置面に立設固定したポールに連
結紐を介してコンテナバッグを固定することが好まし
い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。尚、本実施の形態で
は、蓋シートの取り付けられる側を後方として、前後左
右を定義して説明する。図1〜図3に示すように、コン
テナバッグ1は、上面を開口し、底面及び側面を柔軟な
膜体で構成した大型な略直方体状のバッグ本体2と、バ
ッグ本体2の下部前後辺LF、LBを除く各辺にそれぞ
れ一体的に設けた棒状の芯材3〜5とを備えている。こ
のコンテナバッグ1は、例えば建築廃材等を収容した
り、造園作業時の枝葉を収容したりするのに好適に利用
できるものである。
【0018】バッグ本体2を構成する柔軟な膜体として
は、化学繊維や天然繊維或いは両者の混紡からなる織布
又は不織布、柔軟性を有する合成樹脂シートや合成ゴム
シート、或いはこれらのシートに金属箔や金網等をラミ
ネートした積層シートなどで構成することが可能で、使
用条件等に応じてこれらの中から適宜に選定することに
なる。例えば、建築廃材を収容する場合には、安価でし
かも摩擦強度の高いポリアミド系繊維、ポリプロピレン
系繊維などからなる織布を採用することになる。また、
素材の異なるシートを複数重ね合わせて使用したり、1
つのバッグ本体2においても部位によって素材の異なる
シートを使用することも可能である。
【0019】バッグ本体2の内容量は、任意に設定可能
であるが、従来のコンテナバッグにおいては自立可能で
且つ折り畳み可能に構成することが実現困難であると考
えられていた、0.3立米以上、好ましくは1.0〜
5.0立米に設定することになる。尚、5.0立米を越
えるコンテナバッグも製作可能ではあるが、設置スペー
スが大きくなったり、折り畳み困難になるなどの問題が
あり、実用的でないので、5.0立米以下に設定するこ
とが好ましい。
【0020】バッグ本体2の上部後辺UBにはバッグ本
体2と同じ素材からなり上面開口部を開閉する蓋シート
6が設けられ、蓋シート6の前端部及び左右両端部には
1対の開閉紐7が相互に間隔をあけて設けられ、バッグ
本体2の側面の上端近傍部には開閉紐7を固定するため
の固定紐8が形成され、蓋シート6は開閉紐7及び固定
紐8を介してバッグ本体2に固定される。但し、紐7,
8以外の手段により開閉可能に構成することも可能であ
る。
【0021】バッグ本体2には前後1対及び左右1対の
第1取手ベルト9がバッグ本体2の前面と底面と後面、
左面と底面と右面にわたってそれぞれ縫いつけられ、こ
れら4つの第1取手ベルト9を介してコンテナバッグ1
をクレーン等により吊り上げて移動できるように構成さ
れている。また、バッグ本体2の底面には左右両側へ突
出する第2取手ベルト10が前後1対設けられ、これら
4つの第2取手ベルト10を操作することで、コンテナ
バッグ1を反転できるように構成されている。
【0022】バッグ本体2の鉛直4辺Vのうちの一方の
対角2辺の鉛直辺Vの上部には連結紐11がそれぞれ設
けられ、この連結紐11を介してコンテナバッグ1をそ
の設置位置に立設固定した2本のポール12に固定支持
できるように構成されている。但し、バッグ本体2の鉛
直4辺Vに連結紐11をそれぞれ設け、4本のポール1
2を設置位置に立設固定して、これら4本のポール12
に連結紐11を介してバッグ本体2を支持させてもよ
い。
【0023】バッグ本体2の下部前後辺LF、LBを除
く、上部前後辺UF、UB、上部左右辺UL、UR、鉛
直4辺V、下部左右辺LL、LRには袋部(図示略)が
各辺の略全長にわたって形成され、各袋部にはバッグ本
体2を自立させるための芯材3〜5が略全長にわたって
一体的に装着されている。
【0024】バッグ本体2の上部4辺UF,UB,U
L,URに装着される芯材は、手で比較的容易に折曲可
能な第1芯材3で構成されている。つまり、この第1芯
材3には、第1取手ベルト9を介してコンテナバッグ1
をクレーン等により吊り上げたときに、バッグ本体2の
上部4辺UF,UB,UL,URが巾着状に内側へすぼ
まろうとし、それに伴って大きな曲げ荷重が作用する
が、第1芯材3としてこの曲げ荷重に耐えうる強度のも
のを採用すると、コンテナバッグの製作コストが高くな
る。そこで、本発明では、第1芯材3として手で曲げ変
形可能な強度のものを採用することで、コンテナバッグ
1を吊り上げたときに第1芯材3が折れ曲がることを容
認し、次回の使用時には、第1芯材3の変形を手で元の
形状に直して再使用できるように構成している。もっと
も、手で折曲できるとはいっても、バッグ本体2の自重
により上部4辺UF,UB,UL,URが内倒れする
と、バッグ本体2の自立性を確保できないので、内倒れ
を防止しうる強度を第1芯材3に付与することになる。
【0025】バッグ本体2の鉛直4辺Vに装着される芯
材は、少なくともバッグ本体2の自立に必要な強度を有
する第2芯材4で構成されている。つまり、第2芯材4
の強度が低いと、バッグ本体2を自立させるときに、第
2芯材4の腰が折れて、バッグ本体2を安定性よく自立
させることができなくなる。この傾向は、バッグ本体2
の容量が大きくなるほど大きくなるので、第2芯材4
は、バッグ本体2の容量に応じて自立に必要な最適な強
度に設定することになる。
【0026】バッグ本体2の下部左右辺LL、LRに装
着される芯材は、バッグ本体2の自立安定性を付与する
のに必要な強度を有する第3芯材5で構成されている。
この第3芯材5は、隣接する第2芯材4の下端間の距離
を適正に保ち、バッグ本体2の自立安定性を高めるとと
もに、コンテナバッグ1をクレーン等により吊り上げた
ときにおける、バッグ本体2の下部形状を保つもので、
コンテナバッグ1の吊り上げ時にはある程度の曲げ荷重
が作用するが、バッグ本体2に投入されている廃棄物等
により内側への変形がある程度規制されるので、第2芯
材4と同程度の強度が付与されていれば、十分な自立安
定性を確保できる。尚、部品の種類を少なくするため、
第3芯材5として第2芯材4と同じ部材を採用すること
が好ましい。また、バッグ本体2の自立安定性をより一
層向上させるため、バッグ本体2の下部前後辺LF、L
Bに対して第3芯材5を設けることも可能であるし、自
立安定性は多少低下するが、この第3芯材5は省略する
ことも可能である。
【0027】芯材3〜5としては、鉄系或いは非鉄系の
金属線、或いはこれらの金属線を合成樹脂で被覆したも
のを好適に利用できる。特に、鉄線を合成樹脂で被覆し
たものは、安価に入手可能で、しかも防錆効果も十分に
得られるので、建築廃材等の大型産業廃棄物を入れるコ
ンテナバッグ1に好適である。例えば、内容量が3立米
のコンテナバッグ1においては、第1芯材3として、直
径3〜5mmの鉄線を合成樹脂で被覆したものを採用
し、第2芯材4及び第3芯材5として、直径5〜8mm
の鉄線を合成樹脂で被覆したものを採用することで、良
好な折畳性と自立性とを確保することになる。尚、芯材
3〜5の端部でバッグ本体2の膜体が損傷しないように
するため、芯材3〜5の端部にキャップ部材を被せた
り、芯材端部の被覆樹脂を溶かすなどして、金属線の端
部が膜体に直接的に接触しないように構成することが好
ましい。
【0028】尚、同種の芯材3〜5同士においても、適
用部位によってその強度を変更することが可能である。
例えば、上部前辺UFの第1芯材3の強度を上部後辺U
Bの第1芯材3の強度よりも高く設定し、上部前辺UF
がダレないようにしてもよい。但し、色々な強度の芯材
を採用すると、部品の種類が増えて管理が煩雑になった
り、組み付けミスが発生し易くなったりするので、でき
るだけ芯材の種類は少なくすることが好ましいく、前記
実施例のように2種類に設定することが最も好ましい。
【0029】尚、前記実施例では、直径の異なる金属線
を使用することで、芯材3〜5の曲げ強度に差を持たせ
たが、金属線を異なる金属材料で構成して、芯材の曲げ
強度に差を持たせたり、例えば第1芯材3の金属線の途
中部を小径に構成するなどして折曲し易くし、芯材の曲
げ強度に差を持たせたり、第2及び第3芯材4,5に代
えて複数本の第1芯材3をバッグ本体2の袋部に装着
し、曲げ強度に差を持たせてもよい。
【0030】また、第1芯材3として、途中部において
折曲可能に連結したものを用いてもよい。例えば、第1
芯材3を2つに分割構成し、連結ピンを介して両分割芯
材を回動自在に連結したり、コイルバネなどの弾性部材
を介して回動自在に連結することが考えられる。但し、
このように構成すると、バッグ本体2の上端部が内倒れ
し易くなるので、上部前後辺UF、UBにのみこのよう
な構成を適用することが好ましい。
【0031】更に、本実施の形態では、芯材3〜5をバ
ッグ本体2に一体的に固定したが、芯材3〜5をバッグ
本体2に対して抜き差し可能の固定してもよい。特に、
第1芯材3を抜き差し可能に構成すると、バッグ本体2
をよりコンパクトに折り畳むことが可能になるので好ま
しい。また、このように構成すると、第1芯材3とし
て、第2、第3芯材4,5と同等の強度を有する芯材を
採用できるので、自立安定性を向上する上で好ましい。
【0032】次に、前記コンテナバッグ1の折畳方法に
ついて説明する。但し、例示した以外の折畳方法を採用
することも可能である。先ず、図4(a)に示すよう
に、上部4辺UF,UB,UL,URの第1芯材3をバ
ッグ本体2の中心線Pを回転中心として約90度回転さ
せながら、図4(b)に示すコンテナバッグ1Aのよう
に、鉛直4辺Vの第2芯材4を矢印で示すように傾斜さ
せて、隣接する下部4辺LF,LB,LL,LRに重ね
合わせ、次に図4(c)に示すコンテナバッグ1Bのよ
うに、コンテナバッグ1Aを対角線L1において2つ折
りにして、コンテナバッグ1をコンパクトに折り畳むこ
とになる。但し、コンテナバッグ1Bを更に対角線L2
において2つ折りにすることも可能である。
【0033】この折畳方法においては、芯材3〜5を折
曲させないので、無理なく折り畳むことが可能で、しか
も第2芯材4及び第3芯材5を折曲させないので、両芯
材4,5に対してバッグ本体2の自立に必要な十分な強
度を付与することが可能となる。
【0034】尚、前記折畳方法では、芯材3〜5を折曲
させずに折り畳むようにしたが、第1芯材3は折曲可能
に構成されているので、この第1芯材3を折り曲げて折
り畳むことも可能である。例えば、図5(a)に示すコ
ンテナバッグ1Cのように、上部前後辺UF、UB及び
下部前後辺LF、LBの途中部においてバッグ本体2の
前後面を内側へ折り曲げて、左右面が重なるようにバッ
グ本体2を方形状に折り畳み、次に図5(b)に示すコ
ンテナバッグ1Dのように、コンテナバッグ1Cを対角
線L3において2つ折りにし、次に図5(c)に示すコ
ンテナバッグ1Eのように、コンテナバッグ1Dを対角
線L4において2つ折りにして、コンテナバッグ1をコ
ンパクトに折り畳むことになる。
【0035】この折畳方法においては、上部前後辺U
F、UBに配置する第1芯材3はその途中部において折
曲されるものの、曲げ強度を高く設定した第2芯材4は
折曲する必要がないので、コンテナバッグ1を無理なく
容易に折り畳むことが可能となる。また反対に、第2芯
材4を折曲させないので、その曲げ強度を十分に高く設
定して、展開時におけるコンテナバッグ1の自立性を高
めることが可能となり、大容量の大型なコンテナバッグ
であってもそれを確実に自立させることが可能となる。
【0036】
【発明の効果】本発明に係るコンテナバッグによれば、
バッグ本体の複数の辺の適所に第1芯材と第2芯材を設
けるという簡単な構成で、自立可能で且つコンパクトに
折り畳み可能な、例えば0.3立米以上の大型なコンテ
ナバッグを実現できる。このようなコンテナバッグは、
輸送性や保管性に優れ、設置位置の変更にも容易に対応
でき、大容量でしかも安価なので、多量に発生する建築
廃材等の産業廃棄物を一時的に収容するコンテナバッグ
として好適に利用できる。また、コンテナバッグをクレ
ーン等で吊り上げたときに、上部4辺の第1芯材は途中
部を内側へ突出させた状態に変形するが、この第1芯材
は折曲可能に構成され、手で容易に元のストレート状に
復帰できるので、一度使用したコンテナバッグを再度使
用することが可能となる。
【0037】第1芯材として、曲げ変形により折曲可能
となしたものを用いた場合には、コンテナバッグの製作
コストを上昇させることなく、これをコンパクトに折り
畳み可能に構成できる。
【0038】第1芯材として、途中部において折曲可能
に連結したものを用いた場合には、コンテナバッグの製
作コストは多少高くなるが、該芯材を無理なく容易に折
曲できるので、コンテナバッグの折り畳み操作性を向上
する上で好ましい。
【0039】バッグ本体の下部4辺のうちの平行な少な
くとも一方の2辺に自立安定性を付与する第3芯材を設
けると、鉛直4辺の下端の位置が適正に保持されるの
で、コンテナバッグの自立安定性を容易に確保できる。
また、コンテナバッグをクレーン等で吊り上げるときに
おけるコンテナバッグの保形性が向上するので好まし
い。
【0040】本発明に係る第2のコンテナバッグによれ
ば、上部4辺の芯材を抜き取った状態で、コンテナバッ
グを折り畳めるので、前述のコンテナバッグよりもコン
パクトに折り畳むことが可能となる。また、上部4辺の
芯材を抜き取った状態で、コンテナバッグを吊り上げる
ことが可能となるので、上部芯材として強度剛性の高い
ものを採用することが可能となり、コンテナバッグの自
立安定性を向上できる。
【0041】前述のようなコンテナバッグにおいて、バ
ッグ本体の鉛直方向の4辺に連結紐を一体的に設け、設
置面に立設固定したポールに連結紐を介してコンテナバ
ッグを固定可能となすと、コンテナバッグに対して建築
廃材等を無作為に投入しても、コンテナバッグを確実に
保形することが可能となるので好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンテナバッグの上面側から見た斜視図
【図2】 コンテナバッグの底面側から見た斜視図
【図3】 芯材のレイアウトの説明図
【図4】 コンテナバッグの折畳方法の説明図
【図5】 コンテナバッグの他の折畳方法の説明図
【符号の説明】
1 コンテナバッグ 2 バッグ本体 3 第1芯材 4 第2芯材 5 第3芯材 6 蓋シート 7 開閉紐 8 貫通孔 9 第1取手ベルト 10 第2取手ベルト 11 連結紐 12 ポール LF 下部前辺 LB 下部後辺 LL 下部左辺 LR 下部右辺 UF 上部前辺 UB 上部後辺 UL 上部左辺 UR 上部右辺 V 鉛直4辺 1A コンテナバッグ 1B コンテナバッグ L1 対角線 L2 対角線 1C コンテナバッグ 1D コンテナバッグ 1E コンテナバッグ L3 対角線 L4 対角線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面を開口し、底面及び側面を柔軟な膜
    体で構成した大型な略直方体状のバッグ本体と、 前記バッグ本体の上部4辺に一体的に設けた、折曲可能
    な棒状の第1芯材と、 前記バッグ本体の鉛直4辺に一体的に設けた、バッグ本
    体の自立に必要な強度を有する棒状の第2芯材と、 を備えたことを特徴とするコンテナバッグ。
  2. 【請求項2】 前記第1芯材として、曲げ変形により折
    曲可能となしたものを用いた請求項1記載のコンテナバ
    ッグ。
  3. 【請求項3】 前記第1芯材として、途中部において折
    曲可能に連結したものを用いた請求項1記載のコンテナ
    バッグ。
  4. 【請求項4】 前記バッグ本体の下部4辺のうちの平行
    な少なくとも一方の2辺に自立安定性を付与する第3芯
    材を設けた請求項1〜3のいずれか1項記載のコンテナ
    バッグ。
  5. 【請求項5】 上面を開口し、底面及び側面を柔軟な膜
    体で構成した大型な略直方体状のバッグ本体と、前記バ
    ッグ本体の少なくとも上部4辺と鉛直4辺に一体的に設
    けた棒状の芯材とを備え、少なくとも上部4辺の芯材を
    バッグ本体に対して抜き差し可能に装着した、 ことを特徴とするコンテナバッグ。
  6. 【請求項6】 前記バッグ本体の鉛直4辺のうちの少な
    くとも対角2辺に連結紐を一体的に設け、コンテナバッ
    グの設置面に立設固定したポールに連結紐を介してコン
    テナバッグを固定可能となした請求項1〜5のいずれか
    1項記載のコンテナバッグ。
JP2000231158A 2000-07-31 2000-07-31 コンテナバッグ Pending JP2002037385A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010515630A (ja) * 2007-01-11 2010-05-13 シクサー、リミテッド コンテナを取り扱うためのデバイスおよび方法、及び、前記デバイスを含むコンテナ

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