JP2002036768A - 無線装置付クリップシステム - Google Patents

無線装置付クリップシステム

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JP2002036768A
JP2002036768A JP2000219629A JP2000219629A JP2002036768A JP 2002036768 A JP2002036768 A JP 2002036768A JP 2000219629 A JP2000219629 A JP 2000219629A JP 2000219629 A JP2000219629 A JP 2000219629A JP 2002036768 A JP2002036768 A JP 2002036768A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書類などを効率よく回付することができる無
線装置付クリップシステムを提供する。 【解決手段】 ホストコンピュータで指定されたデータ
が無線装置付クリップ10に送信される。送信されたデ
ータは無線装置付クリップ10が備えるアンテナ19に
よって受信され、メインメモリ15に記憶される。無線
装置付クリップ10に挟まれた書類等は順次人手によっ
て回付されるが、記憶されたデータに基づいて、アンテ
ナ19から一定の発信間隔で無線装置付クリップ10か
らホストコンピュータに対して自身の識別子データを送
信する。この識別子データをホストコンピュータが受信
する際にどのアンテナで受信したかという情報を利用す
ることにより、無線装置付クリップの位置が検出され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書類等を挟むクリ
ップとその位置を検出するホストコンピュータとからな
る無線装置付クリップシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】書類などを回付する際、書類が散乱しな
いようにクリップで挟んで固定し、所定の順序および範
囲内で書類などを回付する。そのクリップには、回付先
および回付期限などを書き込んで表示するだけのもので
あった。
【0003】また、実開平5−53982号公報および
実開平5−53983号公報記載の電子式クリップは、
先端部分にスイッチを有し、書類などを挟んだ時間を自
動で記憶して表示することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】書類などの回付では、
正しい順序で回付できるように、回付順序を回付する人
が予め覚えておくか、回付順序を記した用紙を添付した
りする必要がある。また、書類などは速やかに回付しな
ければならないが、従来のクリップでは、どこかで止ま
っていても、その場所がわからないという問題がある。
【0005】前述の電子式クリップでは、書類を挟んだ
時間を表示するだけであって、次に回付する場所の指示
や回付している書類などの場所の特定はできない。
【0006】本発明の目的は、書類などを効率よく回付
することができる無線装置付クリップシステムを提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、クリップ本体
およびホストコンピュータと通信する通信手段を備える
無線装置付きクリップと、通信電波に基づいて、前記無
線装置付きクリップの位置を検出し、クリップの位置を
追跡するホストコンピュータとから構成される無線装置
付きクリップシステムである。
【0008】本発明に従えば、無線装置付クリップの通
信手段からの通信電波を受信することで、ホストコンピ
ュータは無線装置付クリップの位置を検出することがで
きるので、無線装置付クリップに挟まれた回付書類など
の位置が追跡され、効率よく回付することができる。
【0009】また本発明は、前記無線装置付きクリップ
は、通信電波の電波強度を調整する電波調整手段を備
え、前記ホストコンピュータは、前記電波調整手段によ
って通信可能範囲を調整することを特徴とする。
【0010】本発明に従えば、電波調整手段によって通
信可能範囲を調整することで、たとえばアンテナの密度
に応じて、位置検出する範囲を最適な範囲に設定するこ
とができる。
【0011】また本発明は、前記無線装置付きクリップ
は記憶手段を備え、記憶手段に記憶されたデータを通信
手段によって一定の発信間隔でホストコンピュータに送
信することを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、無線装置付クリップは、
定期的に発信して位置検出を行うことで、無線装置付ク
リップの位置が移動しても確実に位置検出でき、位置検
出精度を高めることができる。
【0013】また本発明は、前記記憶手段は、通信電波
の前記発信間隔を決定する発信間隔データを記憶し、前
記無線装置付きクリップは、ホストコンピュータから送
信された発信間隔データを受信して記憶手段に記憶し、
この受信した発信間隔データに基づいて発信間隔を変更
することを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、ホストコンピュータから
送信された発信間隔がクリップに送信され、発信間隔を
変更することで、たとえば書類などの回付速度に応じて
最適な発信間隔に設定でき、これによって無線装置付ク
リップの消費電力を抑えることができる。
【0015】また本発明は、前記記憶手段は、ホストコ
ンピュータから送信されたデータおよびデータの受信日
時を記憶し、前記無線装置付きクリップは、ホストコン
ピュータから送信されたデータの受信日時を記憶するこ
とで、受信したデータの履歴を保持することを特徴とす
る。
【0016】本発明に従えば、ホストコンピュータから
データが送付された場合に、受信したデータと受信した
日時とを記憶するので、受信したデータの履歴を保持す
ることができる。
【0017】また本発明は、前記無線装置付きクリップ
は、前記記憶手段に記憶されたデータの内容を表示する
表示手段を備えることを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、ホストコンピュータから
受信したデータの一部を無線装置付クリップ上の表示手
段によって、表示することができる。
【0019】また本発明は、前記無線装置付クリップ
は、ホストコンピュータから送信された回付期限データ
および回付先データの少なくとも一方を有する回付デー
タを記憶手段に記憶し、前記回付データを表示手段に表
示することを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、ホストコンピュータから
受信した回付期限、回付先などの回付データを無線装置
付クリップ上の表示領域に表示するので、無線装置付ク
リップに挟まれる書類などを効率よく回付することがで
きる。
【0021】また本発明は、前記ホストコンピュータ
は、電子メールを送信する送信手段を備え、クリップが
予め設定した位置に達したことを検出すると、ホストコ
ンピュータは、該位置に達したことを電子メールで知ら
せることを特徴とする。
【0022】本発明に従えば、無線装置付クリップが所
定の場所、たとえば回付終了場所に達すると、回付が終
了したことをホストコンピュータが電子メールで回付を
開始した人などに知らせることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態である無線
装置付クリップシステムは、無線装置付クリップとホス
トコンピュータとから構成される。
【0024】まず、ホストコンピュータで指定されたデ
ータが無線装置付クリップに送信される。送信されたデ
ータは無線装置付クリップが備える通信手段によって受
信され、各データ記憶領域を含む記憶手段に記憶され
る。無線装置付クリップに挟まれた書類等は順次人手に
よって回付されるが、一定の発信間隔で記憶されたデー
タに基づいて、無線装置付クリップからホストコンピュ
ータに対して自身の識別子データを送信する。この識別
子データをホストコンピュータが受信する際にどのアン
テナで受信したかという情報を利用することにより、無
線装置付クリップの位置が検出される。
【0025】図1は、無線装置付クリップ(以下単に
「クリップ」とも言う)10の構成を示すブロック図で
ある。クリップ10は、CPU(中央演算処理装置)1
1、表示部12、表示制御部13、不揮発性メモリ1
4、メインメモリ15、時刻発生装置16、バッテリ1
7、無線通信制御部18およびアンテナ19を含んで構
成される。
【0026】CPU11はクリップ10全体を制御する
中枢部である。不揮発性メモリ14は主にROM(リー
ドオンリメモリ)が利用され、クリップ10の制御プロ
グラムを保持する。メインメモリ15は発信間隔デー
タ、受信日時データ、回付期限データ、回付先データお
よび各種の変数などを記憶する記憶手段である。表示部
12は主にLCD(液晶表示装置)が利用され、表示制
御部13によって制御されてメインメモリ15に記憶さ
れた各データを表示する表示手段である。時刻発生装置
16は現在時刻を発生する。バッテリ17は、各装置を
駆動するとともに、メインメモリ15に記憶された内容
が消えないようにする。無線通信制御部18は、アンテ
ナ19を通じて、CPU11から指示されたデータを送
信し、また、ホストコンピュータから送信されたデータ
を受信する通信手段である。
【0027】図2は、ホストコンピュータ20の構成を
示すブロック図である。ホストコンピュータ20は、C
PU(中央処理装置)21、表示部22、表示制御部2
3、キーボード24、キーボード制御部25、不揮発性
メモリ26、メインメモリ27、時刻発生装置28、無
線通信制御部29、複数のアンテナ210,211、電
子メール送信部212、および通信制御部213を含ん
で構成される。
【0028】CPU21はホストコンピュータ20全体
を制御する中枢部である。不揮発性メモリ26は主にR
OM、ハードディスクドライブが利用され、ホストコン
ピュータ20を制御するプログラムを保持する。メイン
メモリ27は各種の変数、データを保持する。表示部2
2は主にLCD、CRTが利用され、表示制御部23に
よって制御されて表示を行う。キーボード24はユーザ
からの文字入力などのキー入力を検知し、キーボード制
御部25を通してCPU21で処理される。時刻発生装
置28は現在時刻を発生する。無線通信制御部29はア
ンテナ210,211を通じて、CPU21から指示さ
れたデータをクリップ10に送信し、また、クリップ1
0から送信されたデータを受信する。電子メール送信部
212はCPU21からの指示により電子メールの送信
処理を行う送信手段である。通信制御部213はCPU
21から指示されたデータをネットワーク214に出力
する処理を行う。
【0029】ホストコンピュータ20は、クリップ10
の無線通信制御部18からアンテナ19を通じて通信電
波として送信される識別子データをアンテナ210,2
11を通じて無線通信制御部29で受信する。このと
き、通信電波を受信したアンテナによってクリップ10
の位置を検出する。
【0030】以下、本発明の無線装置付クリップシステ
ムの処理動作について、図3〜図4のフローチャート、
図5のクリップ外観図、図6〜図10の画面イメージお
よび図11〜図18のデータ形式を用いてさらに詳し
く、以下の各ステップ(S)にしたがって説明する。
【0031】図3は、クリップ10の処理動作を示すフ
ローチャートである。まず、ステップS31では、図1
4に示すクリップ上の受信コマンドの履歴を保持するC
_HISにアクセスするためのインデックス変数hiを
0に初期化する。
【0032】次に、ステップS32では、ホストコンピ
ュータ20からデータを受信したかどうか、また受信し
た場合にはそのクリップ10宛かどうかを受信データの
ID部を参照して判断し、そのクリップ10宛のデータ
を受信した場合にはステップS33へ、そうでない場合
にはステップS318へ進む。受信データはC_RD領
域に保持される。データの形式は図11に示すようにI
D、コマンドおよびデータから構成される。
【0033】ステップS33では、受信データC_RD
のコマンドの種類をチェックする。「書き込み」コマン
ドの場合にはステップS34へ、「回付先変更」コマン
ドの場合にはステップS37へ、「位置データ」コマン
ドの場合にはステップS38へそれぞれ進む。
【0034】ステップS34では、C_RDに保持され
ている、回付情報データをC_DATAに保持する。C
_DATAは図12に示すように、ID、部門名、入力
者名、発信間隔、回付期限、電波強度および回付先1、
回付先2…回付先Nから構成される。
【0035】C_HISのデータ構造は図14に示すよ
うに更新毎の日時とデータとから構成され、ステップS
35では履歴を保持するため、現在日時をC_HIS
[hi].日時領域に、受信データ全体をC_HIS
[hi].データ領域に書き込み、受信したデータの履
歴を保持してステップS36に進む。
【0036】ステップS36では、hiを1増やし、ス
テップS32に戻る。ステップS37では、C_RDの
コマンド部として回付先変更が指定されており、C_R
Dのデータ部としては、変更される回付データ全体が保
持されている。このC_RDのデータ部をクリップ10
内の回付情報を保持するC_DATAの回付先部に書き
込み、表示部12に回付先を表示してステップS35に
進む。
【0037】ステップS38では、C_RDのコマンド
部として、位置データが指定されており、C_RDのデ
ータ部としては、現在位置が保持されている。このデー
タ部を現在位置を保持する変数C_POSに書き込む。
【0038】ステップS39では、回付情報C_DAT
Aの回付先部に現在位置C_POSが含まれているかを
チェックするためのインデックス変数iを0に初期化す
る。
【0039】次に、ステップS310では、i番目の回
付先のAT部と現在位置C_POSが一致するかどうか
をチェックし、一致する場合にはステップS314へ、
一致しない場合にはステップS311へ進む。ステップ
S311では、次の回付先を調べるため、iを1増やし
てステップS312に進み、i番目の回付先のAT部が
回付データの終了を示す「−1」であるかどうかをチェ
ックし、データがない場合にはステップS313へ進
み、まだデータがある場合にステップS310へ戻る。
【0040】ステップS313では、回付先でない旨の
表示を行う。表示にあたっては、図5の表示部12を使
用する。ステップS314に進み一致したiを現在の回
付先を示すインデックス変数siに書き込む。ステップ
S315では現在の回付先の次のデータのAT部がデー
タの終了を示す「−1」であるかどうか、つまり、現在
の回付先が最終の回付先であるかどうかをチェックし、
最終である場合にはステップS35へ、そうでない場合
には、ステップS316に進む。
【0041】ステップS316では、図13に示す送信
用データ領域C_SDのID部にクリップ固有の識別子
C_IDを、C_SDのコマンド部に「回付終了」を設
定する。C_IDは不揮発性メモリ14に保持され、予
め設定されているものとする。ステップS317では、
図5のクリップ外観図のアンテナ19を通じて発信す
る。ステップS318では、回付データの書き込みが行
われているかどうかをチェックするため、C_DATA
のID部が設定されているかを確認する。ID部が「−
1」であれば書き込みが行われていないことを表す。書
き込みが行われていない場合にはステップS323へ、
行われている場合にはステップS319へ進む。
【0042】ステップS319では、時刻発生装置16
からの現在日時と、メインメモリ15に記憶されている
発信間隔データから導き出される発信時刻とを比較し、
一致する場合にはステップS320へ、一致しない場合
にはステップS324へ進む。発信時刻を導き出す手段
としては、たとえば、10分間隔に発信する場合、時刻
の分の単位を10で割り、余りが0であるかどうかをチ
ェックするなどの手法を用いる。
【0043】ステップS320では、発信する電波強度
として、回付データC_DATAの電波強度の内容を設
定し、ステップS321に進み、クリップに固有の識別
子C_IDを送信データ領域C_SDのID部に、「位
置送信」をコマンド部に設定することでクリップ10が
発信する電波強度を調整し、通信可能範囲を調整する。
【0044】ステップS322では、設定されたC_S
Dをアンテナ19経由で発信し、ステップS32に戻
る。
【0045】ステップS323では、クリップ上に回付
データがないことを表示部12に表示する。
【0046】ステップS324では、現在の回付先が最
終回付先であるかどうかをチェックし、最終であるとき
はステップS327へ、そうでないときはステップS3
25へ進む。ステップS325では、次の回付先のあて
先を保持するName部を表示部12に表示する。
【0047】ステップS326では、回付期限データを
表示部12に表示し、ステップS32に戻る。
【0048】ステップS327では、次の回付先がない
ことを表示部12に表示し、ステップS326へ進む。
【0049】次に、図4にホストコンピュータ20の処
理動作のフローチャートを示す。また、図15〜図18
の領域はメインメモリ27上に確保される。
【0050】まず、ステップS41で、図6の初期画面
53を表示部22に表示し、ステップS42に進む。ス
テップS42では、指示するイベントに応じて、処理を
分岐する。「データ登録」が指示された場合にはステッ
プS43へ、「回付先変更」が指示された場合にはステ
ップS47へ、「位置問い合わせ」が指示された場合に
はステップS411へ、データを受信した場合にはステ
ップS414へ進む。
【0051】ステップS43では、図7のデータ登録画
面54を表示部22に表示し、ステップS44では、図
7の画面上で、キーボード24を利用して各項目を入力
する。
【0052】ステップS45では、入力された各項目を
図15の送信用データ領域H_SDのデータ部に構築す
る。H_SDの構成はC_DATAと同じである。回付
先に選択された名前を図16(b)に示すアンテナ位置
リストH_ATから検索し、インデックスをAT部に設
定する。また、H_SDのコマンド部には「書き込み」
を設定する。ID部には、登録するクリップに固有の識
別子C_IDを設定し、ステップS46に進んで、H_
SDを送信する。
【0053】ステップS47では、図8の回付先変更画
面55を表示部22に表示し、ステップS48では、図
8の画面上で、キーボード24を利用して回付先を入力
する。ステップS49で、入力された回付先データを送
信用データ領域のH_SDのデータ部に構築する。形式
はC_DATAの回付先部と同じである。回付先に選択
された名前を図16(b)に示すアンテナ位置リストH
_ATから検索し、インデックスをAT部に設定する。
ステップS410では、H_SDを送信する。
【0054】ステップS411では、図9の位置問い合
わせ画面56を表示部22に表示し、ステップS412
で、入力されたクリップ10のIDをインデックス変数
H_IDに入れる。ステップS413では、H_IDが
示すクリップの位置は図16(a)に示すH_LIST
[H_ID]に保持されており、これを表示部22に表
示する。また、H_AT[H_LIST[H_ID]]
にはクリップの位置がどの席にあるかという情報が保持
されており、これを表示部22に表示する。
【0055】ステップS414では、データを受信した
アンテナがどれかを特定し、変数aに入れる。
【0056】ステップS415では、受信したデータを
受信用データ領域H_RDに書き込んでステップS41
6に進み、H_RDのコマンド部をチェックし、「位置
送信」の場合にはステップS417へ、「回付終了」の
場合にはステップS420へ進む。
【0057】ステップS417では、クリップ10の位
置データを変更するため、データを送信したクリップ1
0の位置として変数aをH_LISTにコピーする。
【0058】ステップS418では、図15に示す、送
信データ領域H_SDのコマンド部に「位置データ」
を、データ部に変数aの内容を、ID部にH_RDのI
D部の内容を書き込む。
【0059】ステップS419では、H_SDを一斉に
送信する。ステップS420では、回付が終了したこと
を表すため、H_LISTのクリップID位置に「終
了」を書き込む。
【0060】ステップS421では、図10に示すよう
に回付終了画面57を表示部22に表示する。
【0061】ステップS422では、クリップ10の回
付データを登録した際の入力者名宛てに終了した旨の電
子メールを電子メール送信部212によって発信する。
【0062】これらのステップによって、書類等の位置
特定、クリップ上での回付先/期限の表示、回付終了時
のメール発信が可能となる。
【0063】なお、回付する対象は、上記した実施形態
に示す「書類」に限定されるものではない。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、クリップ
から発信される通信電波をホストコンピュータに接続さ
れたアンテナで受信することにより、アンテナの位置か
ら回付している書類等の位置を特定し、追跡することが
できる。
【0065】また本発明によれば、電波強度を調整する
ことで、位置検出を行いたい範囲に限定することができ
る。
【0066】また本発明によれば、定期的に発信を行う
ことで、位置特定精度を高めることができる。
【0067】また本発明によれば、書類等の移動速度に
応じた発信間隔を設定することで、クリップの消費電力
を抑えることができる。
【0068】また本発明によれば、ホストコンピュータ
から受信したデータの履歴を記憶し確認することができ
る。
【0069】また本発明によれば、受信したデータをク
リップ上に表示することで、各データを確認することが
でき、効率よく書類などを回付することができる。
【0070】また本発明によれば、回付先および回付期
限を表示することで、回付先と期限とを目で確認するこ
とができ、速やかに回付することができる。
【0071】また本発明によれば、回付を開始した人
が、電子メールによって、回付が終了したことを知るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線装置付クリップ10の構成を示すブロック
図である。
【図2】ホストコンピュータ20の構成を示すブロック
図である。
【図3】無線装置付クリップ10の処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】ホストコンピュータ20の処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】無線装置付クリップ10の外観図である。
【図6】ホストコンピュータ20の初期画面53のイメ
ージ図である。
【図7】ホストコンピュータ20のデータ登録画面54
のイメージ図である。
【図8】ホストコンピュータ20の回付先変更画面55
のイメージ図である。
【図9】ホストコンピュータ20の位置問い合わせ画面
56のイメージす図である。
【図10】ホストコンピュータ20の回付終了画面57
のイメージ図である。
【図11】無線装置付クリップ10のデータ形式C_R
Dを表す図である。
【図12】無線装置付クリップ10のデータ形式C_D
ATAを表す図である。
【図13】無線装置付クリップ10のデータ形式C_S
Dを表す図である。
【図14】無線装置付クリップ10のデータ形式C_H
ISを表す図である。
【図15】ホストコンピュータ20のデータ形式H_S
Dを表す図である。
【図16】ホストコンピュータ20のデータ形式H_L
ISTおよびH_ATを表す図である。
【図17】ホストコンピュータ20のデータ形式H_R
Dを表す図である。
【符号の説明】
10 無線装置付クリップ 11 CPU(中央演算処理装置) 12 表示部 13 表示制御部 14 不揮発性メモリ 15 メインメモリ 16 時刻発生装置 17 バッテリ 18 無線通信制御部 19 アンテナ 20 ホストコンピュータ 21 CPU 22 表示部 23 表示制御部 24 キーボード 25 キーボード制御部 26 不揮発性メモリ 27 メインメモリ 28 時刻発生装置 29 無線通信制御部 210,211 アンテナ 212 電子メール送信部 213 通信制御部 214 ネットワーク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリップ本体およびホストコンピュータ
    と通信する通信手段を備える無線装置付きクリップと、 通信電波に基づいて、前記無線装置付きクリップの位置
    を検出し、クリップの位置を追跡するホストコンピュー
    タとから構成される無線装置付きクリップシステム。
  2. 【請求項2】 前記無線装置付きクリップは、通信電波
    の電波強度を調整する電波調整手段を備え、 前記ホストコンピュータは、前記電波調整手段によって
    通信可能範囲を調整することを特徴とする請求項1記載
    の無線装置付クリップシステム。
  3. 【請求項3】 前記無線装置付きクリップは記憶手段を
    備え、 記憶手段に記憶されたデータを通信手段によって一定の
    発信間隔でホストコンピュータに送信することを特徴と
    する請求項1または2記載の無線装置付クリップシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、通信電波の前記発信間
    隔を決定する発信間隔データを記憶し、 前記無線装置付きクリップは、ホストコンピュータから
    送信された発信間隔データを受信して記憶手段に記憶
    し、この受信した発信間隔データに基づいて発信間隔を
    変更することを特徴とする請求項3記載の無線装置付ク
    リップシステム。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、ホストコンピュータか
    ら送信されたデータおよびデータの受信日時を記憶し、 前記無線装置付きクリップは、ホストコンピュータから
    送信されたデータの受信日時を記憶することで、受信し
    たデータの履歴を保持することを特徴とする請求項3記
    載の無線装置付クリップシステム。
  6. 【請求項6】 前記無線装置付きクリップは、前記記憶
    手段に記憶されたデータの内容を表示する表示手段を備
    えることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記
    載の無線装置付クリップシステム。
  7. 【請求項7】 前記無線装置付クリップは、ホストコン
    ピュータから送信された回付期限データおよび回付先デ
    ータの少なくとも一方を有する回付データを記憶手段に
    記憶し、 前記回付データを表示手段に表示することを特徴とする
    請求項6記載の無線装置付クリップシステム。
  8. 【請求項8】 前記ホストコンピュータは、電子メール
    を送信する送信手段を備え、 クリップが予め設定した位置に達したことを検出する
    と、ホストコンピュータは、該位置に達したことを電子
    メールで知らせることを特徴とする請求項1〜7のいず
    れか一つに記載の無線装置付クリップシステム。
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