JP2002036650A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002036650A
JP2002036650A JP2000226179A JP2000226179A JP2002036650A JP 2002036650 A JP2002036650 A JP 2002036650A JP 2000226179 A JP2000226179 A JP 2000226179A JP 2000226179 A JP2000226179 A JP 2000226179A JP 2002036650 A JP2002036650 A JP 2002036650A
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platen
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JP2000226179A
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Kunitoshi Hayashi
邦俊 林
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Copyer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プラテンに載置される記録媒体の幅に応じて押
え部材を正確な位置に自動で移動できる画像形成装置を
提供する。 【解決手段】キャリッジ48の背面48aに移動ユニッ
ト50を取付けておき、移動アーム56の突当板64が
シート保持板36の端面36aを通り過ぎたところで、
キャリッジ48を停止させる。ここで、ソレノイド54
をオンさせ、移動アーム56を回動してボス72に当接
させる。この状態のまま、キャリッジ48を矢印B方向
に移動させることにより、移動アーム56の突当板64
がシート保持板36の端面36bに当接し、キャリッジ
48の移動と共に押え部材32が記録紙の幅方向一端部
(矢印B’方向の一端部)に相当する位置まで移動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に印字ヘ
ッドからインクを吐出して画像を形成する画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワークステーションの出
力装置の一つとして、記録紙などの記録媒体にインクを
吐出して画像を形成するインクジェット方式の画像形成
装置が知られている。この画像形成装置は、通常、イン
クが吐出する複数のインク吐出口が形成された印字ヘッ
ドと、この印字ヘッドを搭載して所定の主走査方向に往
復動するキャリッジと、この主走査方向に直交する方向
(副走査方向であり、記録媒体の搬送方向)に記録媒体
を搬送する搬送装置とを備えている。
【0003】記録紙に画像を形成する際は、一般に、搬
送装置で搬送中の記録紙を一時的に停止させ、キャリッ
ジを上記の主走査方向に往復動させながら、画像情報を
担持する画像信号に基づいてインク吐出口からインクを
吐出し、記録紙のうちインク吐出口に向き合う画像形成
領域に位置する部分に1バンド分の画像を形成する。そ
の後、記録紙を1バンド分の幅だけ搬送して停止させ、
再び、キャリッジを上記した所定方向に往復動させなが
ら、画像信号に基づいてノズルからインクを吐出し、記
録紙のうち画像形成領域に新たに位置する部分に画像を
形成する。このような動作を繰り返すことにより、記録
紙の全体に画像を形成する。
【0004】図8を参照して、従来のインクジェット方
式画像形成装置の一例としてプロッタを説明する。
【0005】プロッタ10は、記録紙12が載置される
プラテン14を備えている。記録紙12はプラテン14
に載置されて矢印A方向に搬送される。このプラテン1
4には多数の吸引孔14aが形成されている。プラテン
14の下方には吸引ファン(図示せず)が配置されてお
り、この吸引ファンが回転すると吸引孔14aを通して
空気を吸引する。従って、プラテン14に載置されてい
る記録紙12は吸引ファンの回転によってプラテン14
に吸引されて密着する。
【0006】なお、吸引孔14aが形成された位置やそ
の数は、プラテン14に載置される記録紙のうち最大幅
を有する記録紙がプラテン14に吸引されて密着するよ
うに設計されている。また、記録紙をプラテン14に吸
引して密着させる理由は、記録紙に生じたコックリング
(インク吸収による記録紙の波打ち)に起因する記録紙
の浮き上りを抑えるためである。
【0007】プラテン14のうち、後述する画像形成領
域24よりも矢印A方向上流側部分には、画像形成前の
記録紙先端が待機する位置となる先端待機位置14bが
存在する。この先端待機位置14bに、画像形成に先立
って、記録紙12の先端(矢印A方向の先端)が一致さ
せられる。
【0008】また、プラテン14のうち、矢印B方向の
下流側端部には、矢印A方向に延びる側端基準線14c
が描かれている(形成されている)。側端基準線14c
は、プラテン14に記録紙12を載置する際に基準にな
る線であり、記録紙12の幅方向一端(矢印B方向の一
端)が側端基準線14cに一致させられる。
【0009】プラテン14の上方には、プラテン14に
対して平行にガイドレール16が掛け渡されている。こ
のガイドレール16には、モータ(図示せず)とベルト
18によって矢印B,B’方向(主走査方向であり、矢
印A方向に直交する方向)に往復動(走査)するキャリ
ッジ20がスライド軸受(図示せず)を介して取り付け
られている。
【0010】キャリッジ20には、インクが吐出するイ
ンク吐出口(図示せず)を有する4つの印字ヘッド22
K(ブラック),22C(シアン),22M(マゼン
タ),22Y(イエロー)が搭載されている。インク吐
出口の前方は、画像が形成される画像形成領域24であ
る。記録紙12のうち画像形成領域24に位置する部分
にインク吐出口からインクが吐出され、これにより、こ
の部分に画像が形成される。
【0011】上記したガイドレール16は筐体30に固
定されている。この筐体30の下端部には、横断面が逆
U字状であって主走査方向に延びる溝30aが形成され
ている。溝30aには、記録紙12をプラテン14に押
え付ける押え部材32の一部が摺動自在に嵌め込まれて
いる。このため、押え部材32は溝30aに案内されな
がら主走査方向に手動で移動できる。
【0012】押え部材32は、可撓性のシート34と、
このシート34の一端部が固定されたシート保持板36
から構成されている。シート保持板36には、溝30a
に嵌め込まれる棒状の軸36aが形成されている。この
軸36aが溝30aに嵌め込まれているので、上述した
ように、押え部材32が溝30aに案内されながら主走
査方向に移動できる。
【0013】押え部材32のシート34は、記録紙12
の幅方向(主走査方向)両端部のうち、上記の側端基準
線14cとは反対の側の端部(非基準側端部)をプロッ
タ14に押え付ける。シート34が押え付ける非基準側
端部は、画像の形成されない部分(領域)である。
【0014】押え部材32を用いて非基準側端部をプラ
テン14に押え付ける理由を説明する。
【0015】プラテン14に載置される記録紙のうち最
大幅を有する記録紙(最大紙)をプラテン14に載置し
た場合は、全ての吸引孔14aが記録紙で塞がれる。従
って、最大紙はプラテン14に強く吸引されて密着す
る。一方、最大紙よりも幅の狭い記録紙(例えば図8に
示す記録紙12)をプラテン14に載置して搬送する場
合、側端基準線14cに記録紙の幅方向一端が一致する
ので、側端基準線14cの近傍の吸引孔14aは全て記
録紙で塞がれる。しかし、記録紙の非基準側端部よりも
外側の吸引孔14aは記録紙で塞がれずに開放されたま
まである。
【0016】上記のように開放された吸引孔14aが記
録紙の非基準側端部の近傍に存在する場合は、吸引ファ
ンを回転したとき、開放された吸引孔14aから大量の
空気が吸引されることとなる。このため、記録紙の非基
準側端部やその近傍部分がプロッタ14に密着する力
は、記録紙のうち側端基準線14cの部分がプロッタ1
4に密着する力に比べて弱まる。
【0017】このようにプラテン14に密着する力が弱
まると、上記のコックリングに起因して記録紙が浮き上
がり易く、画質が低下するおそれがある。このため、プ
ロッタ10では、記録紙の浮き上がり易い部分が押え部
材32でプラテン14に押え付けられるように構成され
ている。
【0018】上記したプロッタ10でロール紙などの記
録紙12に画像を形成するに当っては、プラテン14に
記録紙12を載置し、プラテン14に形成された開口部
(図示せず)から外周面の一部を露出した搬送ローラ2
6と、記録紙12を上方から押えるピンチローラ28と
によって記録紙12を挟持しながら、モータ(図示せ
ず)によって搬送ローラ26を回転させて記録紙12を
搬送する。
【0019】搬送中の記録紙12を一旦停止させ、記録
紙12の上方でキャリッジ20を矢印B,B’方向に往
復動させながら、ヘッド制御部(図示せず)から各印字
ヘッド22K,22C,22M,22Yに送信された画
像情報を担持する画像信号に基づいてノズルからインク
を吐出して、記録紙12のうち、画像形成領域24に位
置する部分に画像を形成する。この場合、押え部材32
が記録紙12の非基準側端部をプラテン14に押え付け
ているので、この非基準側端部やその周辺部分が浮き上
がらない。ロール紙を使用したときは、画像を形成し終
ると、キャリッジ20に搭載されたカッタ(図示せず)
を所定位置まで飛び出させて記録紙12を所定サイズに
裁断する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したプ
ロッタ10では、記録紙12に画像を形成し始める前
に、記録紙12の先端が先端待機位置14bに一致する
ように待機させた状態となる。この場合、ユーザは記録
紙12の幅(主走査方向の長さ)に応じて押え部材32
を移動させて停止させておき、画像形成中に記録紙12
の非基準側端部が押え部材32のシート34で押え付け
られるようにする。
【0021】しかし、シート34が記録紙12から離れ
ている状態で記録紙12の幅に応じて押え部材32を移
動させるので、押え部材32の停止位置が不正確になる
ことがある。このため、シート34が記録紙12の非基
準側端部から外側に離れて画像形成中にこの非基準側端
部をプラテン14に押え付けられないことがある。ま
た、シート34が記録紙12の非基準側端部よりも内側
に入り込み過ぎることもある。
【0022】シート34が記録紙12の非基準側端部を
押え付けられない場合は、画像形成中に記録紙12の非
基準側端部やその近傍部分が浮いて印字ヘッド22K,
22C,22M,22Yに擦れ、画質が低下したり紙詰
まり(ジャム)を起したりするおそれがある。
【0023】また、シート34が記録紙12の非基準側
端部よりも内側に入り込み過ぎた場合は、シート34に
インクが吐出されて印字されることとなるので、良好な
画像が得られない。
【0024】また、今回使用した記録紙の幅よりも長い
幅の記録紙を次に使用して画像を形成することがある。
この場合、次に使用する記録紙の幅に応じて押え部材3
2をユーザが移動しなければならない。この移動を忘れ
た場合は、次に使用する記録紙にシート34が載ったま
まである。このため、このシート34にインクが吐出さ
れて印字されることとなるので、良好な画像が得られな
い。
【0025】また、記録紙12に画像形成を始める場
合、記録紙12を先端待機位置14bよりも前方(矢印
A方向下流側)に送り込んで、その後、記録紙12を矢
印A’方向に戻してその先端を先端待機位置14bに一
致させる。この場合、押え部材32を記録媒体12の幅
に応じて移動させていないときは、次に使用する記録紙
にシート34が載ったままであるので、シート34が記
録紙を傷付けることがある。
【0026】上記のようにユーザが手動で押え部材を移
動させる場合は、様々なトラブルが発生する。
【0027】本発明は、上記事情に鑑み、プラテンに載
置される記録媒体の幅に応じて押え部材を正確な位置に
自動で移動できる画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の画像形成装置は、所定の主走査方向に広がる
プラテンに載置された記録媒体のうち上記主走査方向の
一端部を押え部材で上記プラテンに押え付けると共に、
インクを吐出する印字ヘッドが搭載されたキャリッジを
上記主走査方向に往復動させながら、上記記録媒体のう
ち画像が形成される画像形成領域に位置する部分に上記
印字ヘッドからインクを吐出して画像を形成する画像形
成装置において、(1)上記押え部材を上記主走査方向
に移動させる移動手段を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0029】ここで、上記移動手段は、(2)上記プラ
テンに載置される記録媒体のうち最大の幅を有する記録
媒体の幅方向一端よりも外側に位置する退避位置に、上
記押え部材を所定のタイミングで移動させるものであっ
てもよい。
【0030】また、上記移動手段は、(3)上記キャリ
ッジに取り付けられてこのキャリッジと共に上記主走査
方向に移動することにより、上記押え部材を上記主走査
方向に移動させるものであってもよい。
【0031】さらに、上記移動手段は、(4)上記押え
部材に当接する当接位置及び上記押え部材から離れる隔
離位置双方のうちのいずれかに選択的に位置する移動ア
ームと、(5)この移動アームを所定のタイミングで上
記当接位置または上記隔離位置に位置させるソレノイド
とを備えたものであってもよい。
【0032】さらにまた、上記移動手段は、(6)上記
主走査方向に所定間隔離れて配置された一対のプーリ
と、(7)この一対のプーリのうちのいずれか一方を回
転させるモータと、(8)この一対のプーリに掛け渡さ
れた、上記押え部材が固定された無端ベルト若しくはワ
イヤとを備えたものであってもよい。
【0033】さらにまた、画像形成装置は、(9)上記
押え部材を検出する、上記退避位置に配置された検出器
を備えてもよい。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の画
像形成装置の実施形態を説明する。 [第1実施形態]図1から図5までを参照して、本発明
の第1実施形態を説明する。
【0035】図1は、本発明の画像形成装置の第1実施
形態であるプロッタの概略構成を示す斜視図である。図
2は、図1のプロッタを模式的に示す側面図である。図
3は、キャリッジの背面を示す模式図であり、隔離位置
に位置する移動アームを示す。図4は、キャリッジの背
面を示す模式図であり、当接位置に位置する移動アーム
を示す。図5は、キャリッジの背面を示す模式図であ
り、当接位置に位置する移動アームを示す。これらの図
では、図8に示す構成要素と同一の構成要素には同一の
符号が付されている。
【0036】第1実施形態のプロッタ40は、従来のプ
ロッタ10と同様に、プラテン14やガイドレール16
等を備えており、画像形成動作も同様である。プロッタ
40の特徴は、キャリッジ48の背面に移動ユニット5
0(本発明にいう移動手段の一例である)を取付けた点
にある。この移動ユニット50は、キャリッジ48と共
に主走査方向(矢印B,B’方向)に移動することによ
り、押え部材32を主走査方向に移動させる。
【0037】移動ユニット50の説明に先立って、キャ
リッジ48の位置制御や、画像信号の授受について説明
する。
【0038】ガイドレール16の斜め上方には、ガイド
レール16に平行にリニアスケール42が配置されてい
る。一方、キャリッジ48には、リニアスケール42に
刻まれた目盛りを読み取るリニアスケールセンサ44が
ビスで固定されている。キャリッジ48が主走査方向に
往復動する際にリニアスケールセンサ44がリニアスケ
ール42の目盛りを読み取り、この読取信号に基づいて
キャリッジ48の位置が制御される。
【0039】ところで、プラテン14は下筐体45に固
定されている。下筐体45の主走査方向中央部には、吸
引孔14aから空気を吸引して記録紙12をプラテン1
4に密着させる吸引ファン46が配置されている。な
お、下筐体45の主走査方向両端部は、図示しない左右
側板によって塞がれている。
【0040】また、各印字ヘッド22K,22C,22
M,22Yの背面には、画像信号(電気信号)を授受す
るための接続面が形成された可撓性のヘッドフレキ(図
示せず)が貼り付けられている。一方、キャリッジ48
には、ヘッドフレキに接触するキャリッジフレキ21が
貼り付けられている。各印字ヘッド22K,22C,2
2M,22Yがゴム製の押圧部材23によって矢印A方
向に押されることにより、ヘッドフレキの接続面(図示
せず)とキャリッジフレキ21の接続面(図示せず)が
互いに密着して接続される。これにより画像信号が授受
される。
【0041】次に、移動ユニット50などについて、主
に図3から図5までを参照して説明する。
【0042】キャリッジ48の背面(後面)48aのう
ち矢印B’方向の下端部には、反射型の記録紙センサ5
2がビスで固定されている。記録紙センサ52は、記録
紙12の幅と矢印A方向の先端を検知する。この検知信
号に基づいて、後述するように、ソレノイド54がオン
・オフする。
【0043】キャリッジ48の背面48aの下部には、
ソレノイド54がビスで固定されている。ソレノイド5
4の先端部には、略L字状の移動アーム56が連結され
ている。移動アーム56の屈曲部56aはスプリングピ
ン58でソレノイド54につながっている。また、移動
アーム56の上端部56bは、キャリッジ48に一体成
形された軸60にEリング62によって回転自在に固定
されている。
【0044】移動アーム56の先端部56cには、押え
部材32に突き当たる突当板64が形成されている。移
動アーム56のうち突当板64よりもやや屈曲部56a
に近い部分には、引張コイルばね66の下端部が引っ掛
けられている(固定されている)。引張コイルばね66
の上端部は、キャリッジ48に一体成形されたバネ軸6
8に引っ掛けられている(固定されている)。
【0045】また、キャリッジ48の背面48aには、
上下方向に離れた2つのボス70,72が形成されてい
る。図3に示すように、ボス70には、ソレノイド54
がオフのときに移動アーム56が当接し、移動アーム5
6の回動が規制されてその位置が決められる。移動アー
ム56がボス70に当接しているときの位置が、本発明
にいう隔離位置の一例である。
【0046】一方、図4や図5に示すように、ソレノイ
ド54がオンのときは移動アーム56がボス72に当接
し、移動アーム56の回動が規制されてその位置が決め
られる。移動アーム56がボス72に当接しているとき
の位置が、本発明にいう当接位置の一例である。
【0047】上記したソレノイド54、移動アーム5
6、突当板64、引張コイルばね66、ボス70,72
などによって、移動ユニット50が構成されている。な
お、シート34の他端部がプラテン14に押し付けられ
て弾性変形すると共に、シート保持板36の突当面36
dが筐体30の面30bに突き当たるので、押え部材3
2が位置決めされる。
【0048】次に、記録紙12がプラテン14に載置さ
れてから印字動作が開始されるまでの動作について説明
する。
【0049】記録紙12をプラテン14に載置するに当
たっては、ユーザがリリースレバー27(図2参照)を
操作してピンチローラ28を搬送ローラ26から離す。
次に、プロッタ40の本体後面側(図2の紙面の左側)
から記録紙12を挿入して、記録紙12を矢印A方向に
適量引き出し、記録紙12の矢印B方向端部を側端基準
線14cに合わせる。この状態でリリースレバー27を
操作してピンチローラ28を搬送ローラ26に押し付け
て加圧する。これにより記録紙12がピンチローラ28
と搬送ローラ26に挟持される。
【0050】記録紙12がプロッタ40の本体後面側か
ら挿入された場合、記録紙有無センサ74が記録紙12
を検知し、この検知信号によって吸引ファン46が回転
し始める。記録紙有無センサ74が記録紙12を検知し
た時点では、キャリッジ48は、側端基準線14cの側
のホームポジション(D)に待機している。
【0051】上記の状態で、ユーザがカバー(記録紙1
2を挿入するときに開閉するものであり、図示せず)を
閉めたことをセンサ(図示せず)が検知することによ
り、下記の動作が開始される。
【0052】キャリッジ48がホームポジション(D)
から矢印B’方向に移動し、この移動中に、記録紙12
のうち側端基準線14cに一致する部分が記録紙センサ
52に検知される。キャリッジ48はさらに矢印B’方
向に移動した後、側端基準線14cをやや超えた位置で
停止する。この状態で、記録紙12を矢印A’方向に搬
送させて記録紙センサ52で記録紙12の先端を検出す
る。その後、記録紙12の先端を先端待機位置14bに
一致させて記録紙12を停止させる。
【0053】キャリッジ48は、この後、矢印B’方向
に再び移動し、記録紙12のうち非基準側の端部が記録
紙センサ52で検出される。さらに、キャリッジ48は
矢印B’方向に移動し続け、退避位置(使用可能な最大
記録領域外の位置であり、図1の二点鎖線で示す押え部
材32の位置である)に退避している押え部材32に接
近する。
【0054】キャリッジ48と共に移動ユニット50も
矢印B’方向に移動し、移動アーム56の突当板64が
シート保持板36の端面36bを通り過ぎたところで、
キャリッジ48が停止するように制御される。ここで、
図5に示すように、ソレノイド54をオンさせ、これに
より移動アーム56が軸60を中心に回動してボス72
に当接する。
【0055】上記した状態のまま、キャリッジ48は矢
印B方向に移動し始める。この移動により、移動アーム
56の突当板64がシート保持板36の端面36bに当
接し、キャリッジ48の移動と共に押え部材32が、記
録紙12の幅方向一端部(矢印B’方向の一端部)に相
当する位置まで移動する。この位置は、記録紙12に画
像が形成されない領域である。
【0056】上記の位置に押え部材32が到達した時点
でソレノイド54がオフされ、移動アーム56は引張ば
ね66に引っ張られて、図3に示すように、元の位置に
戻される。この場合、移動アーム56がボス70に当接
する。キャリッジ48は矢印B方向にそのまま移動し続
けホームポジション位置(D)に戻る。
【0057】上記のようにして、記録紙12の幅方向一
端部に相当する位置まで押え部材32を移動させた後、
画像信号に基づいて画像を形成する(印字する)。この
場合、搬送されてきた記録紙12の幅方向一端部は押え
部材32のシート34によってプラテン14に押え付け
られる。従って、記録紙12の幅方向一端部は、印字動
作中、シート34に押え付けられ続けるので、この一端
部が浮き上がらない。この結果、記録紙12の幅方向一
端部の浮き上がりに起因する画質の低下を防止できる。
また、ユーザが押え部材32を操作しなくても、上述し
たように、押え部材32は自動で正確に記録紙12の幅
方向一端部をプラテン14に押え付けることとなる。
【0058】記録紙12の幅方向一端部をシート34で
プラテン14に押え付けながら画像を形成した(印字し
た)後、記録紙12はカッタで所定長さにカットされ
る。その後、記録紙12の先端が待機位置14bに位置
するように記録紙が矢印A’方向に搬送されて停止す
る。
【0059】印字終了後、図3に示すように、移動アー
ム56の突当板64がシート保持板36の端面36c
(端面36bとは反対側の端面)の近傍に到達した位置
でキャリッジ48が停止する。ここで、図4に示すよう
に、ソレノイド54をオンさせ、これにより移動アーム
56が軸60を中心に回動してボス72に当接する。
【0060】上記した状態のまま、キャリッジ48は矢
印B’方向に移動し始める。この移動により、移動アー
ム56の突当板64がシート保持板36の端面36cに
当接し、キャリッジ48の移動と共に押え部材32が退
避位置まで移動する。
【0061】この移動後、キャリッジ48が停止してソ
レノイド54がオフされ、移動アーム56は引張ばね6
6に引っ張られて、図3に示すように、元の位置に戻さ
れてボス70に当接する。その後、キャリッジ48は矢
印B方向に移動してホームポジション位置(D)に戻
る。以上で一連の印字動作が終了する。
【0062】なお、図1における二点鎖線Eは、プロッ
タ40で使用可能な(プラテン14に載置できる)記録
紙の最大の幅方向一端を示し、二点鎖線Fは、同様に記
録紙の最小の幅方向一端を示す。上記した押え部材32
は、EF間を超えて移動できるように構成されている。
従って、プロッタ40で使用できる全ての種類の記録媒
体の幅方向一端部を押え部材32が正確にプラテン14
に押え付ける。この結果、上述したように、記録紙12
の幅方向一端部の浮き上がりに起因する画質の低下を防
止できる。また、ユーザが押え部材32を操作しなくて
も、押え部材32は自動で正確に記録紙12の幅方向一
端部をプラテン14に押え付けることとなる。 [第2実施形態]図6と図7を参照して、本発明の第2
実施形態を説明する。
【0063】図6は、本発明の画像形成装置の第2実施
形態であるプロッタの概略構成を示す斜視図である。図
7は、図6のプロッタを模式的に示す側面図である。こ
れらの図では、図8に示す構成要素と同一の構成要素に
は同一の符号が付されている。
【0064】第2実施形態のプロッタ80は、押え部材
82を無端ベルト88で主走査方向(矢印B、B’方
向)に移動させるように構成した点に特徴がある。プロ
ッタ80が有するキャリッジ90は、第1実施形態のキ
ャリッジ48(図3等を参照)からソレノイド54、移
動アーム56、軸60、Eリング62、スプリングピン
58、引張ばね66、バネ軸68、ボス70,72のみ
を削除した構成である。従って、キャリッジ90には記
録紙センサ52は取付けられている。
【0065】ガイドレール16は筐体100に固定され
ている。この筐体100の下端部には、押え部材82を
主走査方向に案内するため、横断面が円形であって主走
査方向に延びる円柱状の軸部100aが形成されてい
る。軸部100aは、記録紙12をプラテン14に押え
付ける押え部材82の一部に摺動自在に嵌め込まれる。
このため、押え部材82は軸部100aに案内されなが
ら主走査方向に移動する。なお、押え部材82は、押え
部材32(図1等参照)の機能と同じ機能を有する。
【0066】押え部材82は、可撓性のシート84と、
このシート84の一端部が固定されたシート保持板86
から構成されている。シート保持板86には、軸部10
0aが嵌め込まれる逆U字状の溝86aが形成されてい
る。軸部100aが溝86aに嵌め込まれているので、
上述したように、押え部材82が軸部100aに案内さ
れながら主走査方向に移動できる。また、シート84の
他端部がプラテン14に押し付けられて弾性変形すると
共に、シート保持板86の突当面86bが筐体100の
面100bに突き当たるので、押え部材82が位置決め
される。
【0067】押え部材82のシート84は、記録紙12
の幅方向(主走査方向)両端部のうち、上記の側端基準
線14cとは反対の側の端部(非基準側端部)をプロッ
タ14に押え付ける。シート84が押え付ける非基準側
端部は、画像の形成されない部分(領域)である。
【0068】押え部材82のシート保持板86には、こ
のシート保持板86を無端ベルト88に固定するための
挟持部86cが形成されている。従って、シート保持板
86は無端ベルト88に固定されており、無端ベルト8
8の回転に伴って主走査方向に移動する。
【0069】無端ベルト88は、主走査方向に所定間隔
離れて配置された一対のプーリ92,94に掛け渡され
ている。プーリ92は、後述する退避位置よりもやや外
側に配置された従動プーリであり、筐体100にかしめ
られた軸96にEリング98で組み付けられて回転自在
となっている。一方、プーリ94はステッピングモータ
103(本発明にいうモータの一例である)の回転軸1
03aに圧入されている。
【0070】押え部材82の退避位置(使用可能な最大
記録領域外の位置であり、図6の二点鎖線で示す押え部
材82の位置である)の近傍には、押え部材82を検出
するためのフォトインタラプタ102が配置されてい
る。一方、押え部材82のシート保持板86には、フォ
トインタラプタ102をオン・オフするフラグ85が形
成されている。押え部材82が退避位置に到達するとフ
ラグ85がフォトインタラプタ102をオンするので、
これにより、押え部材82の位置が検出される。なお、
フォトインタラプタ102は、筐体100に固定された
支持台104に保持されている。
【0071】次に、記録紙12がプラテン14に載置さ
れてから印字動作が開始されるまでの動作について説明
する。
【0072】記録紙12をプラテン14に載置するに当
たっては、ユーザはリリースレバー27を操作してピン
チローラ28を搬送ローラ26から離す。次に、プロッ
タ80の本体後面側(図7の紙面の左側)から記録紙1
2を挿入して、記録紙12を矢印A方向に適量引き出
し、記録紙12の矢印B方向端部を側端基準線14cに
合わせる。この状態でリリースレバー27を操作してピ
ンチローラ28を搬送ローラ26に押し付けて加圧す
る。これにより記録紙12がピンチローラ28と搬送ロ
ーラ26に挟持される。
【0073】記録紙12がプロッタ80の本体後面側か
ら挿入された場合、記録紙有無センサ74が記録紙12
を検知し、この検知信号によって吸引ファン46が回転
し始める。記録紙有無センサ74が記録紙12を検知し
た時点では、キャリッジ90は、側端基準線14cの側
のホームポジション(D)に待機している。
【0074】上記の状態で、ユーザがカバー(記録紙1
2を挿入するときに開閉するものであり、図示せず)を
閉めたことをセンサ(図示せず)が検知することによ
り、下記の動作が開始される。
【0075】キャリッジ90がホームポジション(D)
から矢印B’方向に移動し、この移動中に、記録紙12
のうち側端基準線14cに一致する部分が記録紙センサ
52に検知される。キャリッジ90はさらに矢印B’方
向に移動した後、側端基準線14cをやや超えた位置で
停止する。この状態で、記録紙12を矢印A’方向に搬
送させ記録紙センサ52で記録紙12の先端を検出す
る。その後、記録紙12の先端を先端待機位置14bに
一致させて記録紙12を停止させる。
【0076】記録紙12が停止しているときに、ステッ
ピングモータ103を回転させて押え部材82を退避位
置から所定位置まで移動させる。ここでいう所定位置と
は、記録紙12の幅方向一端部(矢印B’方向の一端
部)に相当する位置である。この位置は、記録紙12に
画像が形成されない領域である。
【0077】上記のようにして、記録紙12の幅方向一
端部に相当する位置まで押え部材82を移動させた後、
画像信号に基づいて画像を形成する(印字する)。この
場合、搬送されてきた記録紙12の幅方向一端部は押え
部材82のシート84によってプラテン14に押え付け
られる。従って、記録紙12の幅方向一端部は、印字動
作中、シート84に押え付けられ続けるので、この一端
部が浮き上がらない。この結果、記録紙12の幅方向一
端部の浮き上がりに起因する画質の低下を防止できる。
また、ユーザが押え部材82を操作しなくても、押え部
材82は無端ベルト88によって自動で正確に記録紙1
2の幅方向一端部をプラテン14に押え付けることとな
る。
【0078】記録紙12の幅方向一端部をシート84で
プラテン14に押え付けながら画像を形成した(印字し
た)後、記録紙12はカッタで所定長さにカットされ
る。その後、記録紙12の先端が先端待機位置14bに
一致するように記録紙が矢印A’方向に搬送されて停止
する。また、キャリッジ90は矢印B方向に移動してホ
ームポジション位置(D)に戻る。以上で一連の印字動
作が終了する。
【0079】なお、図6における二点鎖線Eは、プロッ
タ80で使用可能な(プラテン14に載置できる)記録
紙の最大の幅方向一端を示し、二点鎖線Fは、同様に記
録紙の最小の幅方向一端を示す。上記した押え部材82
は、EF間を超えて移動できるように構成されている。
従って、プロッタ80で使用できる全ての種類の記録媒
体の幅方向一端部を押え部材82が正確にプラテン14
に押え付ける。この結果、上述したように、記録紙12
の幅方向一端部の浮き上がりに起因する画質の低下を防
止できる。また、ユーザが押え部材82を操作しなくて
も、上述したように、押え部材82は自動で正確に記録
紙12の幅方向一端部をプラテン14に押え付けること
となる。上記した無端ベルト88に代えてワイヤを使用
しても上記と同様の効果が得られる。本発明は、上記実
施形態に限定されるものではなく、必要に応じて様々な
形態に変更可能であることは言うまでもない。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像形成装
置によれば、移動手段が押え部材を主走査方向に移動さ
せるので、押え部材は自動で移動することとなる。押え
部材は移動した後に停止し、画像形成中に記録媒体の主
走査方向(幅方向)一端部をプラテンに押え付け続け
る。従って、押え部材の停止位置は記録媒体の幅(主走
査方向の長さ)に応じて変わる。移動手段が押え部材を
移動させる距離を記録媒体の幅に基づいて決めることに
より、記録媒体の幅が変わっても、押え部材が記録媒体
の幅方向一端部を正確に押え付ける。この結果、ユーザ
が押え部材を操作しなくても、押え部材は自動で正確に
記録媒体の幅方向一端部をプラテンに押え付ける。
【0081】ここで、上記移動手段は、上記プラテンに
載置される記録媒体のうち最大の幅を有する記録媒体の
幅方向一端よりも外側に位置する退避位置に、上記押え
部材を所定のタイミングで移動させるものである場合
は、一枚の記録媒体に画像を形成し終ったタイミング
で、移動手段で押え部材を退避位置まで移動させられ
る。これにより、次の記録媒体をプラテンに載置させる
ときに、次の記録媒体が押え部材に接触しない。従っ
て、次の記録媒体が押え部材によって傷付いたり邪魔さ
れたりしないので、次の記録媒体をスムーズにプラテン
に載置できる。
【0082】また、上記移動手段は、上記キャリッジに
取り付けられてこのキャリッジと共に上記主走査方向に
移動することにより、上記押え部材を上記主走査方向に
移動させるものである場合は、キャリッジの移動を利用
して移動手段を移動させるので、移動手段を移動させる
駆動源が不要となる。
【0083】さらに、上記移動手段は、上記押え部材に
当接する当接位置及び上記押え部材から離れる隔離位置
双方のうちのいずれかに選択的に位置する移動アーム
と、この移動アームを所定のタイミングで上記当接位置
または上記隔離位置に位置させるソレノイドとを備えた
ものである場合は、簡易な構成の移動手段が得られる。
さらにまた、上記移動手段は、上記主走査方向に所定間
隔離れて配置された一対のプーリと、この一対のプーリ
のうちのいずれか一方を回転させるモータと、この一対
のプーリに掛け渡された、上記押え部材が固定された無
端ベルト若しくはワイヤとを備えたものである場合は、
モータでプーリを自在に回転させて無端ベルトを動かせ
るので、押え部材を任意の位置に容易に移動できる。
【0084】さらにまた、上記押え部材を検出する、上
記退避位置に配置された検出器を画像形成装置が備えた
場合は、退避位置に位置する押え部材が確実に検出され
るので、記録媒体の損傷をいっそう確実に防止できるこ
ととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の第1実施形態であるプ
ロッタの概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1のプロッタを模式的に示す側面図である。
【図3】キャリッジの背面を示す模式図であり、隔離位
置に位置する移動アームを示す。
【図4】キャリッジの背面を示す模式図であり、当接位
置に位置する移動アームを示す。
【図5】キャリッジの背面を示す模式図であり、当接位
置に位置する移動アームを示す。
【図6】本発明の画像形成装置の第2実施形態であるプ
ロッタの概略構成を示す斜視図である。
【図7】図6のプロッタを模式的に示す側面図である。
【図8】従来のインクジェット方式画像形成装置の一例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
14 プラテン 32,82 押え部材 40,80 プロッタ 48,90 キャリッジ 50 移動ユニット 52 記録紙センサ 54 ソレノイド 56 移動アーム 64 突当板 66 引張コイルばね 70,72 ボス 88 無端ベルト 92,94 プーリ 103 ステッピングモータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の主走査方向に広がるプラテンに載
    置された記録媒体のうち前記主走査方向の一端部を押え
    部材で前記プラテンに押え付けると共に、インクを吐出
    する印字ヘッドが搭載されたキャリッジを前記主走査方
    向に往復動させながら、前記記録媒体のうち画像が形成
    される画像形成領域に位置する部分に前記印字ヘッドか
    らインクを吐出して画像を形成する画像形成装置におい
    て、 前記押え部材を前記主走査方向に移動させる移動手段を
    備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記移動手段は、 前記プラテンに載置される記録媒体のうち最大の幅を有
    する記録媒体の幅方向一端よりも外側に位置する退避位
    置に、前記押え部材を所定のタイミングで移動させるも
    のであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記移動手段は、 前記キャリッジに取り付けられて該キャリッジと共に前
    記主走査方向に移動することにより、前記押え部材を前
    記主走査方向に移動させるものであることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記移動手段は、 前記押え部材に当接する当接位置及び前記押え部材から
    離れる隔離位置双方のうちのいずれかに選択的に位置す
    る移動アームと、 該移動アームを所定のタイミングで前記当接位置または
    前記隔離位置に位置させるソレノイドとを備えたもので
    あることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記移動手段は、 前記主走査方向に所定間隔離れて配置された一対のプー
    リと、 該一対のプーリのうちのいずれか一方を回転させるモー
    タと、 該一対のプーリに掛け渡された、前記押え部材が固定さ
    れた無端ベルト若しくはワイヤとを備えたものであるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記押え部材を検出する、前記退避位置
    に配置された検出器を備えたことを特徴とする請求項5
    に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010116933A1 (ja) * 2009-04-09 2010-10-14 株式会社セイコーアイ・インフォテック インクジェット記録装置、その記録方法及びプラテンカバー
WO2010116934A1 (ja) * 2009-04-09 2010-10-14 株式会社セイコーアイ・インフォテック インクジェット記録装置、その記録方法及びプラテンカバー
JP2011201208A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Seiko Epson Corp 記録装置及び記録方法

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