JP2002035120A - 点滴管の引抜き防止具 - Google Patents
点滴管の引抜き防止具Info
- Publication number
- JP2002035120A JP2002035120A JP2000258202A JP2000258202A JP2002035120A JP 2002035120 A JP2002035120 A JP 2002035120A JP 2000258202 A JP2000258202 A JP 2000258202A JP 2000258202 A JP2000258202 A JP 2000258202A JP 2002035120 A JP2002035120 A JP 2002035120A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drip tube
- drip
- pulling
- out preventing
- preventing tool
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 点滴中に痴呆症患者等が点滴管を故意に取外
すのを阻止するための点滴管の引抜き防止具の提供。 【解決手段】 筒状体1で点滴箇所を包囲し、筒状体1
の一端に取付けてある袖口部材2を手首部分に止着具3
で装着固定するようにした。
すのを阻止するための点滴管の引抜き防止具の提供。 【解決手段】 筒状体1で点滴箇所を包囲し、筒状体1
の一端に取付けてある袖口部材2を手首部分に止着具3
で装着固定するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、点滴中に患者特に
痴呆症患者等が故意に点滴管を取外すのを阻止するため
の点滴管の引抜き防止具に関するものである。
痴呆症患者等が故意に点滴管を取外すのを阻止するため
の点滴管の引抜き防止具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は点滴を施す際に点滴管を粘着テー
プ等で腕に貼着しており、故意に管を取外すのを防止す
る有効な手段がなかった。
プ等で腕に貼着しており、故意に管を取外すのを防止す
る有効な手段がなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の方法で点滴
をすると理解力のある患者は特段支障をきたすことはな
いが、痴呆症老人等の理解力の乏しい患者にあっては点
滴管を針も含めて抜取ってしまい長時間に亘り発見が遅
れると多量の出血にともなう医療事故につながることが
あり、医療現場では、このような事故を防止する有効な
対策が皆無であった。本発明は、前記のような事故を一
掃するために点滴管の引抜きを完全に防止し得る点滴管
の引抜き防止具を提供することを目的としたものであ
る。
をすると理解力のある患者は特段支障をきたすことはな
いが、痴呆症老人等の理解力の乏しい患者にあっては点
滴管を針も含めて抜取ってしまい長時間に亘り発見が遅
れると多量の出血にともなう医療事故につながることが
あり、医療現場では、このような事故を防止する有効な
対策が皆無であった。本発明は、前記のような事故を一
掃するために点滴管の引抜きを完全に防止し得る点滴管
の引抜き防止具を提供することを目的としたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する手段として、点滴箇所の腕を包囲するための筒
状体1と、該筒状体1の一端或いは両端に取付けられ、
止着具3によって着脱可能とした袖口部材2とからなる
構成とした。
達成する手段として、点滴箇所の腕を包囲するための筒
状体1と、該筒状体1の一端或いは両端に取付けられ、
止着具3によって着脱可能とした袖口部材2とからなる
構成とした。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の具体的な構成を図面にも
とづいて説明すると、点滴箇所の腕部を包囲するための
筒状体1は、外部から点滴箇所が透視できるように透明
体或いはネット部材をもって作るのが最良であって、材
質はプラスチック等が望ましく、そして筒状体1が反転
しないように所謂めくれないような構造にすることが必
要となる。
とづいて説明すると、点滴箇所の腕部を包囲するための
筒状体1は、外部から点滴箇所が透視できるように透明
体或いはネット部材をもって作るのが最良であって、材
質はプラスチック等が望ましく、そして筒状体1が反転
しないように所謂めくれないような構造にすることが必
要となる。
【0006】筒状体1の一端或いは必要に応じて両端に
若干厚目の合成皮革等からなる袖口部材2を設け、この
袖口部材2の袖口を止めるための止着具3を装着する。
この止着具3は普通のホック、ボタン等ではなく、痴呆
症患者等が外すことができないような特殊構造のものが
望ましく、図示した止着具3は王冠式に着脱するタイプ
のものでボタンの中央部を強く圧迫することによって取
外し可能になり、痴呆症患者等が通常のホック、ボタン
と同じ操作をしても取外しは不可能である。
若干厚目の合成皮革等からなる袖口部材2を設け、この
袖口部材2の袖口を止めるための止着具3を装着する。
この止着具3は普通のホック、ボタン等ではなく、痴呆
症患者等が外すことができないような特殊構造のものが
望ましく、図示した止着具3は王冠式に着脱するタイプ
のものでボタンの中央部を強く圧迫することによって取
外し可能になり、痴呆症患者等が通常のホック、ボタン
と同じ操作をしても取外しは不可能である。
【0007】而して本発明においては、点滴管aを前記
止着具3の基部に一回転するように巻着してから止着具
3を係着すると外側に露出している点滴管aを強く引張
っても止着具3部分で阻止され、点滴針を引抜くことは
不可能となるものである。
止着具3の基部に一回転するように巻着してから止着具
3を係着すると外側に露出している点滴管aを強く引張
っても止着具3部分で阻止され、点滴針を引抜くことは
不可能となるものである。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、点滴管の引抜きを完全
に防止し得るものであって、従来医療現場等で多発して
いた痴呆症老人等による事故を一掃し得る利点があり、
又筒状体1は透明体或いはネット部材からなるもので点
滴針等を外部から容易に確認することが可能であって、
点滴針部分の点滴漏れ等も補修可能となり、医療行為に
寄与するところ極めて大である。
に防止し得るものであって、従来医療現場等で多発して
いた痴呆症老人等による事故を一掃し得る利点があり、
又筒状体1は透明体或いはネット部材からなるもので点
滴針等を外部から容易に確認することが可能であって、
点滴針部分の点滴漏れ等も補修可能となり、医療行為に
寄与するところ極めて大である。
【図1】本発明の斜視図
【図2】止着具の断面拡大図
【図3】使用状況を示す図
【図4】同断面図
1 筒状体 2 袖口部材 3 止着具
Claims (1)
- 【請求項1】 点滴箇所の腕を包囲するための筒状体1
と、該筒状体1の一端或いは両端に取付けられ、止着具
3によって着脱可能とした袖口部材2とからなる点滴管
の引抜き防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000258202A JP2002035120A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 点滴管の引抜き防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000258202A JP2002035120A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 点滴管の引抜き防止具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002035120A true JP2002035120A (ja) | 2002-02-05 |
Family
ID=18746546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000258202A Pending JP2002035120A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 点滴管の引抜き防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002035120A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220161669A (ko) * | 2021-05-31 | 2022-12-07 | 조형철 | 치매환자 팔 고정장치 |
-
2000
- 2000-07-25 JP JP2000258202A patent/JP2002035120A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220161669A (ko) * | 2021-05-31 | 2022-12-07 | 조형철 | 치매환자 팔 고정장치 |
WO2022255767A1 (ko) * | 2021-05-31 | 2022-12-08 | 조형철 | 치매환자 팔 고정장치 |
KR102507720B1 (ko) | 2021-05-31 | 2023-03-07 | 조형철 | 치매환자 팔 고정장치 |
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