JP2002032631A - 商品コンフィグレーション装置、データベース作成装置及びプログラム記録媒体 - Google Patents

商品コンフィグレーション装置、データベース作成装置及びプログラム記録媒体

Info

Publication number
JP2002032631A
JP2002032631A JP2000217742A JP2000217742A JP2002032631A JP 2002032631 A JP2002032631 A JP 2002032631A JP 2000217742 A JP2000217742 A JP 2000217742A JP 2000217742 A JP2000217742 A JP 2000217742A JP 2002032631 A JP2002032631 A JP 2002032631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
information
tree diagram
products
database
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000217742A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiro Yasumoto
英宏 安本
Kazuo Miyaguchi
一雄 宮口
Hiroyuki Yoshida
弘幸 吉田
賢司 ▲濱▼田
Kenji Hamada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP2000217742A priority Critical patent/JP2002032631A/ja
Publication of JP2002032631A publication Critical patent/JP2002032631A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、商品コンフィグレーション装置に関
し、商品のコンフィグレーションをより高度に支援する
を提供することを目的とする。 【解決手段】 データベース手段(製品情報データベー
ス)10は、コンフィグレーションの対象となる商品に
課される当該商品の組み合わせを制約する制約情報を当
該商品の下位に付加した樹形図を管理する。チェック手
段(コンフィグラー)15は、出力手段(コンフィグラ
ー)15の出力に応答して選択される商品を処理対象と
して、データベース手段10の管理する樹形図と当該樹
形図に付加された制約情報とに従って、コンフィグレー
ションの対象となる商品が実現可能であるか否かをチェ
ックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品コンフィグレ
ーション装置、データベース作成装置及びプログラム記
録媒体に関し、商品のコンフィグレーションをより高度
に支援する商品コンフィグレーション装置、データベー
ス作成装置及びプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ装置や保険等のような様々
な商品を販売する場合、購入者の希望に沿った形で、1
つの商品(完成品)のコンフィグレーション(構成又は
機器構成)をしながら、見積りを行い、(部品となる商
品を)手配する。コンフィグレーションの対象となる商
品は、通常、複数の商品(部品)で構成される。しか
し、コンフィグレーションにおいては、様々かつ複雑な
条件(商品選択の制約条件)が課される。例えば、商品
Aは商品Bが構成要素となるときには構成要素とするこ
とができない、商品Cは商品Dが構成要素となるときに
は構成要素としなけれはならない等である。
【0003】このため、従来は、営業担当者等が、手作
業で、開発部門等から知らされる商品情報を参照しなが
ら、購入者の希望に沿った形で、これらの条件を充足す
るように商品をコンフィグレーションしている。しか
し、この場合、手作業であるので、誤った商品のコンフ
ィグレーションを行ってしまうことがある。例えば、
(部品となる)商品の手配漏れや誤手配等が生じる。
【0004】そこで、本願出願人は、先に、商品のコン
フィグレーションを支援する新たな商品コンフィグレー
ション装置及び方法と、それらで用いられるデータベー
スを作成する新たなデータベース作成装置及び方法とに
ついて、提案している(特願平11−191647
号)。この商品コンフィグレーション装置等によれば、
コンフィグレーションの対象とする商品が実現可能であ
るか否かを電子的に判断できるので、商品のコンフィグ
レーションを効率的に実行でき、また、この支援処理を
実現するために必要となるデータベースを効率的に作成
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本願の発明者が、特願
平11−191647号の商品コンフィグレーション装
置等について検討したところ、更に、コンフィグレーシ
ョン支援プログラム(コンフィグラー)又はデータベー
ス作成装置に、次のような機能を備えることが望ましい
ことが判った。
【0006】即ち、商品選択の制約条件を商品情報とは
独立に保持する場合、当該制約条件を別途参照しなけれ
ば商品選択の検証ができないので、制約条件は当該商品
の商品情報の内部に含まれている方が利便性が高い。ま
た、選択された商品の属性によってコンフィグラー(即
ち、プログラム)が構成を決定する場合、商品の改訂の
都度にプログラムを書き換えなければならないので、選
択された商品の属性(及びそれに伴い必要となる処理)
は当該商品の商品情報の内部に含まれている方が利便性
が高い。また、より好ましい(と推定される)商品選択
がある場合又は商品選択に誤りがある場合、ガイドメッ
セージを出力(表示)又は当該エラー部分を指摘(表
示)することにより、より高度な支援を行うことができ
る。また、ある商品選択により新たに選択が必須となっ
た他の商品等が不足している(未選択である)場合、当
該他の商品を自動的に選択することにより、より高度な
支援を行うことができる。また、最適化した商品のコン
フィグレーションを出力(表示)することにより、より
高度な支援を行うことができる。
【0007】本発明は、商品のコンフィグレーションを
より高度に支援する商品コンフィグレーション装置を提
供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、商品選択の制約条件を当
該商品の商品情報の内部に含むようにして、商品のコン
フィグレーションをより高度に支援する商品コンフィグ
レーション装置を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、選択された商品の属性に
よって決定される構成及びそれに伴い必要となる処理を
当該商品の商品情報の内部に含むようにして、商品のコ
ンフィグレーションをより高度に支援する商品コンフィ
グレーション装置を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明は、より好ましい商品選択が
ある場合又は商品選択に誤りがある場合、ガイドメッセ
ージ又はエラーメッセージを出力するようにして、商品
のコンフィグレーションをより高度に支援する商品コン
フィグレーション装置を提供することを目的とする。
【0011】また、本発明は、ある商品選択により新た
に選択が必須となった商品等が不足している場合、これ
が自動的に選択されるようにして、商品のコンフィグレ
ーションをより高度に支援する商品コンフィグレーショ
ン装置を提供することを目的とする。
【0012】また、本発明は、最適化した商品のコンフ
ィグレーションを出力するようにして、商品のコンフィ
グレーションをより高度に支援する商品コンフィグレー
ション装置を提供することを目的とする。
【0013】更に、本発明は、前述のような商品のコン
フィグレーションをより高度に支援する商品コンフィグ
レーション装置において用いられるデータベース作成装
置を提供することを目的とする。
【0014】更に、本発明は、前述のような商品のコン
フィグレーションをより高度に支援する商品コンフィグ
レーション装置を実現するプログラムを格納したプログ
ラム記録媒体を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の商品コンフィグ
レーション装置は、商品のコンフィグレーションを支援
し、共通の構成として、データベース手段と出力手段と
を備える。データベース手段は、コンフィグレーション
の対象となる商品毎に、それを構成する可能性のある商
品の情報と、それらの商品に課される条件情報とをツリ
ー構造の形で記述する樹形図(即ち、商品情報)を管理
する。出力手段は、データベース手段の管理する樹形図
に従って、コンフィグレーションの対象となる商品とそ
れを構成する可能性のある商品との一覧を出力する。
【0016】本発明の商品コンフィグレーション装置
は、前記共通の構成に加えて、データベース手段が、コ
ンフィグレーションの対象となる商品に課される当該商
品の組み合わせを制約する制約情報(商品選択の制約条
件)を当該商品の下位に付加した樹形図を管理し、ま
た、チェック手段を備える。チェック手段は、出力手段
の出力に応答して選択される商品を処理対象として、デ
ータベース手段の管理する樹形図と当該樹形図に付加さ
れた前記制約情報とに従って、コンフィグレーションの
対象となる商品が実現可能であるか否かをチェックする
(商品選択を検証)する。
【0017】本発明の商品コンフィグレーション装置に
よれば、商品選択の制約条件を当該商品の商品情報の内
部に含むことができる。これにより、商品選択の制約条
件を商品情報とは独立に保持する場合のように当該制約
条件を別途参照することなく、商品情報及びこれに含ま
れる制約情報のみの参照で商品選択の検証をすることが
でき、商品のコンフィグレーションをより高度に支援す
ることができる。
【0018】また、本発明の商品コンフィグレーション
装置は、前記共通の構成に加えて、データベース手段
が、コンフィグレーションの対象となる商品が選択され
た場合における処理を規定した動作情報を当該商品の下
位に付加した樹形図を管理し、また、処理手段と備え
る。処理手段は、出力手段の出力に応答して選択される
商品を処理対象として、データベース手段の管理する樹
形図と当該樹形図に付加された前記動作情報とに従っ
て、コンフィグレーションの対象となる商品が選択され
た場合に当該動作情報に従った処理を行う。
【0019】本発明の商品コンフィグレーション装置に
よれば、選択された商品の属性によって決定される構成
及びそれに伴い必要となる処理を当該商品の商品情報に
含むことができる。これにより、選択された商品の属性
によってコンフィグラー(即ち、プログラム)が構成を
決定する場合のように商品の改訂の都度にプログラムを
書き換える必要がなく、商品のコンフィグレーションを
より高度に支援することができる。
【0020】また、本発明の商品コンフィグレーション
装置は、前記共通の構成に加えて、データベース手段
が、コンフィグレーションの対象となる商品が選択され
た場合に出力すべきガイドメッセージを当該商品の下位
に付加した樹形図を管理し、また、出力制御手段を備え
る。出力制御手段は、出力手段の出力に応答して選択さ
れる商品を処理対象として、データベース手段の管理す
る樹形図と当該樹形図に付加されたガイドメッセージと
に従って、コンフィグレーションの対象となる商品が選
択された場合に当該ガイドメッセージを出力手段に出力
させる。
【0021】本発明の商品コンフィグレーション装置に
よれば、選択された商品についてのガイドメッセージを
当該商品の商品情報に含むことができる。これにより、
当該商品が選択された場合において、より好ましい(と
推定される)商品選択がある場合、ガイドメッセージを
出力(表示)することができる。従って、商品のコンフ
ィグレーションをより高度に支援することができる。
【0022】また、本発明の商品コンフィグレーション
装置は、前記共通の構成に加えて、データベース手段
が、コンフィグレーションの対象となる商品が選択され
た場合に当該選択に応じて必ず選択すべき他の商品を規
定した必須選択情報を当該商品の下位に付加した樹形図
を管理し、また、選択手段を備える。選択手段は、出力
手段の出力に応答して選択される商品を処理対象とし
て、データベース手段の管理する樹形図と当該樹形図に
付加された必須選択情報とに従って、コンフィグレーシ
ョンの対象となる商品が選択された場合に必須選択情報
における他の商品を自動的に選択する。
【0023】本発明の商品コンフィグレーション装置に
よれば、選択された商品についての必須選択情報を当該
商品の商品情報に含むことができる。これにより、当該
商品選択により新たに選択が必須となった他の商品等が
不足している(未選択である)場合、当該他の商品を自
動的に選択することができる。これにより、商品のコン
フィグレーションをより高度に支援することができる。
【0024】また、本発明の商品コンフィグレーション
装置は、前記共通の構成に加えて、データベース手段
が、コンフィグレーションの対象となる商品が選択され
た場合において当該選択が実現可能でない場合に出力す
べきエラーメッセージを当該商品の下位に付加した樹形
図を管理し、また、チェック手段と出力制御手段とを備
える。チェック手段は、出力手段の出力に応答して選択
される商品を処理対象として、前記データベース手段の
管理する樹形図と当該樹形図に付加された前記制約情報
とに従って、コンフィグレーションの対象となる商品が
実現可能であるか否かをチェックする。出力制御手段
は、出力手段の出力に応答して選択される商品を処理対
象として、データベース手段の管理する樹形図と当該樹
形図に付加された前記エラーメッセージとに従って、チ
ェック手段において当該選択が実現可能でない場合に当
該エラーメッセージを出力手段に出力させ、当該選択さ
れた商品の表示をそれ以外の商品とは異なる色で出力手
段に出力させる。
【0025】本発明の商品コンフィグレーション装置に
よれば、当該商品についてのエラーメッセージを当該商
品の商品情報に含むことができ、当該商品の表示色を変
更することができる。これにより、商品選択に誤りがあ
る場合、当該エラー部分を指摘(表示)すると共に、エ
ラーメッセージを出力するようにして、商品のコンフィ
グレーションをより高度に支援することができる。
【0026】また、以上とは別に、本発明の商品コンフ
ィグレーション装置は、商品のコンフィグレーションを
支援し、データベース手段と1次候補を抽出する手段と
2次候補を抽出する手段と最終候補として抽出する手段
とを備える。データベース手段は、コンフィグレーショ
ンの対象となる商品毎に、それを構成する可能性のある
商品の情報と、それらの商品に課される条件情報とをツ
リー構造の形で記述する樹形図であって、それらの商品
に課される当該商品の組み合わせを制約する制約情報を
当該商品の下位に付加したものと、コンフィグレーショ
ンの対象となる商品毎の価格とを管理する。1次候補を
抽出する手段は、入力された条件と前記データベース手
段の管理する樹形図とに従って、前記入力された条件を
充足するコンフィグレーションの対象となる商品の1次
候補を抽出する。2次候補を抽出する手段は、データベ
ース手段の管理する樹形図と当該樹形図に付加された前
記制約情報とに従って、コンフィグレーションの対象と
なる商品が実現可能であるか否かをチェックして、前記
1次候補から2次候補を抽出する。最終候補を抽出する
手段は、入力された予算に従って、前記2次候補から前
記予算を充足するものを最終候補として抽出する。
【0027】本発明の商品コンフィグレーション装置に
よれば、3つの抽出手段を備えることにより、実現可能
であるコンフィグレーションの対象となる商品(の候
補)を得ることができる。従って、考慮すべき全ての条
件に基づいて抽出処理を行うことができるので、最適化
した商品のコンフィグレーションを出力(表示)するこ
とができる。また、このために、ユーザは条件及び予算
を入力するのみでよく、負担は殆どない。これにより、
商品のコンフィグレーションをより高度に支援すること
ができる。
【0028】また、本発明は、以上のような商品コンフ
ィグレーション装置において用いられるデータベース作
成装置を提供し、これにより、以上のような商品コンフ
ィグレーション装置を容易に実現することができるよう
にする。
【0029】また、本発明は、以上のような商品コンフ
ィグレーション装置及びデータベース作成装置を実現す
るプログラムを、コンピュータ読み取り可能に、種々の
記録媒体に記録したプログラム記録媒体を提供し、これ
により、以上のような商品コンフィグレーション装置及
びデータベース作成装置を容易に実現することができる
ようにする。
【0030】
【発明の実施の形態】(第1の実施態様)図1に、コン
ピュータシステムのコンフィグレーションを支援する商
品コンフィグレーション装置の一実施態様を図示する。
【0031】商品(又は製品とも言う)コンフィグレー
ション装置は、商品のコンフィグレーションを支援す
る。このために、商品コンフィグレーション装置は、コ
ンフィグレーションの対象となる商品(以下、構成対象
商品)毎に、それを構成する可能性のある商品の情報
と、それらの商品に課される条件情報とをツリー構造の
形で記述する樹形図を管理するデータベース手段(製品
情報データベース)10と、データベース手段10の管
理する樹形図に従って、構成対象商品とそれを構成する
可能性のある商品との一覧を出力する出力手段(コンフ
ィグラー)15と、出力手段15の出力に応答して選択
される商品を処理対象として、データベース手段10の
管理する樹形図に従って、構成対象商品が実現可能であ
るか否かをチェックするチェック手段(コンフィグラ
ー)15とを備える。データベース手段10は、構成対
象商品に課される条件情報についても記述する樹形図を
管理する。
【0032】一方、データベース作成装置は、商品コン
フィグレーション装置で用いられるデータベースを作成
する。このために、データベース作成装置は、表形式で
記述される商品情報を入力する入力手段(第1の入力コ
ンバータ)11と、入力手段11の入力する商品情報か
ら、構成対象商品毎に、それを構成する可能性のある商
品の情報と、それらの商品に課される条件情報とをツリ
ー構造の形で記述する樹形図を作成する作成手段(樹形
図作成プログラム)12とを備える。また、データベー
ス作成装置は、樹形図の記述する商品間の関係を出力し
つつ、対話処理により、入力手段11の入力する商品情
報には記述されていない商品情報に従って、商品に課さ
れる条件情報を付加することにより樹形図を完成させる
編集手段(樹形図エディタ)13を備える。作成手段1
2は、構成対象商品に課される条件情報についても作成
する。データベース作成装置は、作成手段12及び編集
手段13を使って、構成対象商品毎に、それを構成する
可能性のある商品の情報と、それらの商品に課される条
件情報とをツリー構造の形で記述する樹形図を作成し、
更に、必要に応じて、構成対象商品に課される条件情報
についても記述する樹形図を作成する。
【0033】例えば、図2に示すように、コンフィグ
レーションの対象(以下、構成対象)となるモデル18
0のコンピュータシステムに実装可能な装置としてA/
B/Dがあり、このとき、装置Aと装置BとはORの形
態(どちらか一方が実装可能になる形態)で実装可能で
あり、構成対象となるモデル280のコンピュータシ
ステムに実装可能な装置としてC/Dがあり、このと
き、装置Dは装置Cの実装を前提として実装可能であ
り、更に、装置Dは最大2台まで実装可能であり、構
成対象となるモデル180のコンピュータそのものは、
例えばメモリのスロットを8台持って、そのスロットは
スロット番号の小さい順にメモリを挿入しなければなら
ず、450MHzのFDモデルを実装しなければなら
ず、更に、OSがインストールされているということを
記述する樹形図を作成する。
【0034】また、図3に示すように、構成対象とな
る健康ライフ等と呼ばれる生命保険Aに適用可能な商品
として生命保険/成人病特約があり、このとき、成人病
特約は生命保険の適用を前提として適用可能であり、
構成対象となる安全ライフ等と呼ばれる自動車保険Aに
適用可能な商品として自動車保険/二輪車特約があり、
このとき、二輪車特約は自動車保険の適用を前提として
適用可能であり、更に、自動車保険は22才以上を条件
にして適用可能であり、二輪車特約は30才以上を条件
にして適用可能であるということを記述する樹形図を作
成する。
【0035】構成対象商品に対しては、条件が課される
場合と課されない場合とがある。構成対象商品がコンピ
ュータシステムや自動車等の場合、図2の説明から判る
ように条件が課されることが多い。構成対象商品が保険
等の場合、図3の説明から判るように条件が課されない
ことがある。
【0036】商品コンフィグレーション装置は、データ
ベース作成装置により作成されたデータベース手段10
が用意されると、出力手段15を使って、データベース
手段10の管理する樹形図に従い、構成対象商品とそれ
を構成する可能性のある商品との一覧を出力する。この
とき、構成対象商品が指定されている場合、その指定さ
れた構成対象商品とそれを構成する可能性のある商品と
の一覧を出力する。一方、構成対象商品が指定されてい
ない場合、構成対象となる全ての商品とそれを構成する
可能性のある商品との一覧を出力する。
【0037】この一覧の表示を受けて、商品のコンフィ
グレーションを担当する営業担当者等のユーザが、商品
購入者の希望に沿った形で商品のコンフィグレーション
を実行すべく、この一覧の中から商品を選択するので、
ユーザが商品の選択を完了すると、商品コンフィグレー
ション装置は、チェック手段15を使って、ユーザによ
り選択された商品を処理対象として、データベース手段
10の管理する樹形図を使って、構成対象商品が実現可
能であるか否かをチェックする。これにより、構成対象
とする商品が実現可能であるか否かを電子的に判断でき
るので、商品のコンフィグレーションを効率的に実行で
きる。そして、この支援処理を実現するために必要とな
るデータベースを効率的に作成できる。
【0038】図1に戻って、管理サーバ1は、開発部門
で作成された表形式データファイル2のファイルデータ
を入力として、営業部門で行われるコンピュータシステ
ムのコンフィグレーションを支援する。表形式データフ
ァイル2は、構成対象となるコンピュータシステムに実
装されるハードウェアの製品情報を管理するものであっ
て、図4に示すように、ハードウェア種別を示す記号と
通番とで定義される項番と、そのハードウェアの品名
と、そのハードウェアの型名(計算機での管理に用いら
れ、品名と1対1に対応する)と、そのハードウェアが
実装可能な構成対象となるコンピュータシステムのモデ
ル名と、そのハードウェアの標準価格等のハードウェア
の詳細な製品情報を表形式で管理する。
【0039】管理サーバ1は、表形式データファイル2
に格納されるハードウェアの製品情報の一覧を入力とし
て、営業部門で行われるコンピュータシステムのコンフ
ィグレーションを支援する。管理サーバ1は、製品情報
データベース10と、第1の入力コンバータ11と、樹
形図作成プログラム12と、樹形図エディタ13と、第
2の入力コンバータ14と、コンフィグラー15とを備
える。管理サーバ1に展開されるこれらのプログラム
は、フレキシブルディスクや回線等を介してインストー
ルされる。
【0040】製品情報データベース10は、XML(Ext
ensible Markup Language) を使って構築され、図5に
示すように、表形式データファイル2の管理するハード
ウェア製品情報を管理する表形式データファイルデータ
ベース100と、ハードウェア種別(1個の樹形図)毎
に用意されるファイルで構成される。ファイルは、構成
対象となるコンピュータシステム毎に、それに実装され
る可能性のあるハードウェアの情報と、それらのハード
ウェアに課される条件情報(ハードウェア同士に関する
もの等もある)とをツリー構造の形で記述する樹形図を
管理する第1の樹形図データベース101と、構成対象
となるコンピュータシステムに課される条件情報をツリ
ー構造の形で記述する樹形図を管理する第2の樹形図デ
ータベース102とで構成される。製品情報データベー
ス10は、XMLで構築されるので、設計ドキュメント
を構造化文書として表現でき、データ(数値や文字)と
文書(文章や表や絵)の両方を表現でき、テキスト形式
のデータベースのためにインターネット上に容易に転送
でき、RDBやHTML等の他のデータ形式へのデータ
変換が容易である。
【0041】第1の入力コンバータ11は、表形式デー
タファイル2の管理するハードウェア製品情報を入力
し、それをXMLの形式に変換して、表形式データファ
イルデータベース100に格納する。
【0042】樹形図作成プログラム12は、表形式デー
タファイルデータベース100に格納されるハードウェ
ア製品情報から、自動処理に従って、図6に示す樹形図
を作成して第1の樹形図データベース101に格納す
る。樹型図は、図6に示すように、構成対象となるコン
ピュータシステム毎に、それに実装される可能性のある
ハードウェアの情報をツリー構造の形で記述する。
【0043】図6の樹形図は、構成対象となるコンピュ
ータシステムのモデル380には、型名GP5-RM64F の拡
張RAMモジュール(64MB)と、型名GP5-RM128Fの拡
張RAMモジュール(128 MB)と、型名GP5-RM256Fの
拡張RAMモジュール(256MB)と、型名GP5-RM512F
の拡張RAMモジュール(512 MB)とが実装可能であ
り、同様のモデル280には、型名GP5-RM64F の拡張R
AMモジュール(64MB)と、型名GP5-RM128Fの拡張R
AMモジュール(128 MB)と、型名GP5-RM256Fの拡張
RAMモジュール(256 MB)とが実装可能であること
を記述する。
【0044】一方、樹形図エディタ13は、開発担当者
等のユーザと対話することにより、表形式データファイ
ル2の管理するハードウェア製品情報では指定されてい
ないハードウェアに課される条件情報を、樹形図作成プ
ログラム12の作成した樹形図に付加する編集処理を実
行する。即ち、構成対象となるコンピュータシステムに
実装されるハードウェアには、表形式データファイル2
で指定される以外にも様々な条件が課されているので、
それらの条件情報を樹形図作成プログラム12の作成し
た樹形図に付加する。
【0045】例えば、図7に示すように、構成対象とな
るコンピュータシステムのモデル380に実装可能とな
る型名GP5-RM64F の拡張RAMモジュール(64MB)
と、型名GP5-RM128Fの拡張RAMモジュール(128 M
B)と、型名GP5-RM256Fの拡張RAMモジュール(256
MB)と、型名GP5-RM512Fの拡張RAMモジュール(51
2MB)とは、ANDの形態(同時に実装可能になる形
態)で実装可能であるという条件情報を付加する。同様
に、モデル280に実装可能となる型名GP5-RM64Fの拡
張RAMモジュール(64MB)と、型名GP5-RM128Fの拡
張RAMモジュール(128 MB)と、型名GP5-RM256Fの
拡張RAMモジュール(256 MB)とは、ANDの形態
(同時に実装可能になる形態)で実装可能であるという
条件情報を付加する。
【0046】後述するように、樹形図エディタ13は、
ディスプレイ画面に編集ボタンを表示し、ユーザによる
その編集ボタンの操作に応答して、樹形図作成プログラ
ム12の作成した樹形図に対して条件情報を付加するよ
うに処理する。即ち、商品情報を完成させる。樹形図エ
ディタ13は、自動化処理により、あるいは、開発担当
者等のユーザと対話することにより、構成対象となるコ
ンピュータシステムのモデルに課される条件情報(表形
式データファイル2の管理するハードウェア製品情報で
は指定されていない)即ち制約情報をツリー構造の形で
記述する樹形図を作成して、第2の樹形図データベース
102に格納する処理を行う。
【0047】構成対象となるコンピュータシステムのモ
デルには、本体の構造等からくる条件(実装されるハー
ドウェアに影響を与える条件となる)が課される。これ
から、樹形図エディタ13は、自動化処理により、又
は、ユーザと対話することにより、この条件情報(本体
搭載条件)をツリー構造の形で記述する樹形図を作成し
て、それを第2の樹形図データベース102に格納す
る。
【0048】例えば、図8に示すように、構成対象とな
るコンピュータシステムのモデル380の本体には、4
台のメモリ用スロットが用意されることにより、4台を
越えるメモリは実装不可能となっており、最大2GBの
メモリの実装が可能であることにより、2GBを超える
メモリは実装不可能となっており、若いスロット番号か
らの順にメモリをスロットに実装しなければならず、第
1番目のスロットには64MBのメモリが標準装備され
ることにより、第1番目のスロットにはメモリを実装で
きないといったような本体搭載条件を記述する樹形図を
作成して、第2の樹形図データベース102に格納す
る。
【0049】一方、第2の入力コンバータ14は、ハー
ドウェアの標準価格が変更されると、それを入力し、X
MLの形式に変換して、表形式データファイルデータベ
ース100の標準価格欄を更新する。
【0050】なお、ハードウェアの標準価格について
は、樹形図の中で管理することも可能であるが、この実
施態様では、表形式データファイルデータベース100
で一元的に管理する。これは、ハードウェアによって
は、構成対象となる複数のコンピュータシステムに実装
可能となることから、樹形図に組み込んだ形で標準価格
を管理する構成を採ると、標準価格の更新に負荷がかか
ってしまうからである。
【0051】一方、コンフィグラー15は、営業担当者
等のユーザと対話することにより、ユーザの行うコンフ
ィグレーションを支援する処理を実行する。このコンフ
ィグレーション支援を実行するために、コンフィグラー
15は、先ず最初に、第1の樹形図データベース101
に格納される樹形図に従って、構成対象となるコンピュ
ータシステムに実装可能となるハードウェアの一覧を樹
形図の形でディスプレイ画面に表示する。
【0052】例えば、図9に示すように、ディスプレイ
画面を2つに分割して、その左側のウィンドウ部分に、
構成対象となるコンピュータシステムに実装可能となる
ハードウェアの一覧を樹形図の形で表示する。この表示
にあたって、構成対象となるコンピュータシステムのモ
デルが指定されるときには、そのコンピュータシステム
に実装可能となるハードウェアの一覧のみを表示する。
また、樹形図の持つ条件情報については煩雑な感じを与
えてしまうので表示しない。なお、図9の「Pentium 」
はマイクロソフト社の登録商標である。
【0053】更に、このとき、構成対象となるコンピュ
ータシステムのモデルが指定されるときには、右側のウ
ィンドウの下の表示領域部分で、そのモデルの外観図を
表示すると共に、そのモデルの持つ主な条件に対して、
現在どのような状態にあるのかを表示(実装可能な台数
と現在の台数とを表示)する。
【0054】図9( 及び他の図) において、2つに分割
されたディスプレイ画面の内、左側のウィンドウ部分
は、構成対象商品の要素となる商品を示す画面であるの
で、商品のカタログ(又はカタログ画面)であり、商品
情報を表示する(又は商品情報画面である)。この時、
左側のウィンドウ部分には第1の樹形図データベース1
01に格納される樹形図が表示されるので、当該データ
ベース101は、商品情報(又はカタログ)ファイルで
ある。これに対して、第2の樹形図データベース102
に格納される樹形図は、商品の購入についての種々の制
約条件(制約情報)であるので、当該データベース10
2は、制約情報ファイルである。右側のウィンドウ部分
は、構成対象商品の要素とされた(購入された)商品を
示す画面であるので、購入した商品を入れるボックス
(又は購入ボックス画面)であり、商品を購入した情報
を示す(又は購入情報画面である)。
【0055】コンフィグラー15は、続いて、この表示
する樹形図の中からユーザがハードウェアのアイコンを
選択すると、それを右側のウィンドウにドラッグアンド
ドロップでコピーすることにより、図10に示すよう
に、右側のウィンドウ部分に、ユーザの選択するコンピ
ュータシステムの構成を表示する。このとき、コンフィ
グラー15は、表形式データファイルデータベース10
0にアクセスすることにより各ハードウェアの標準価格
を入手して、それに従って、ユーザの選択するコンピュ
ータシステムの購入価格を算出し、それをディスプレイ
画面に表示するように処理する。
【0056】このようにしてユーザの希望するコンピュ
ータシステムをコンフィグレーションするときに、ユー
ザから、ハードウェアを指定して製品情報の照会要求が
発行されると、コンフィグラー15は、表形式データフ
ァイルデータベース100にアクセスすることによりそ
の製品情報を入手して、図11に示すように、それをデ
ィスプレイ画面に表示する。更に、このドラッグアンド
ドロップを実行するときに、コンフィグラー15は、第
1の樹形図データベース101に格納される樹形図の指
定する条件情報を充足するのか否かをチェックして、充
足していないときには警告メッセージを表示する。
【0057】ユーザはコンピュータシステムのコンフィ
グレーションを完成すると、コンフィグラー15に対し
て、そのコンピュータシステムが実現できるのか否かの
チェック要求を発行する。チェック要求を受け取ると、
コンフィグラー15は、ユーザの構成したコンピュータ
システムが、第1の樹形図データベース101に格納さ
れる樹形図の指定する条件情報を充足するのか否かをチ
ェックすると共に、第2の樹形図データベース102に
格納される樹形図の指定する条件情報を充足するのか否
かをチェックして、その結果をディスプレイ画面に表示
する。
【0058】このチェック処理について説明するなら
ば、図12に示すように、装置P〜装置Wで示すユーザ
の選択したコンピュータシステムを構成する各装置は、
第1の樹形図データベース101に格納される樹形図に
記述される上位接続条件と下位接続条件とを持ってい
る。これらの装置と装置との接続は、その樹形図上で接
続されると共に、その樹形図に記述される上位装置の持
つ下位接続条件と下位装置の持つ上位接続条件とが充足
する場合に接続が可能になる。
【0059】一方、ユーザの選択したコンピュータシス
テムを搭載する本体は、図12に示すように、第2の樹
形図データベース102に格納される樹形図に記述され
る本体搭載条件(下位接続条件)を持っている。ユーザ
の選択したコンピュータシステムの本体への搭載は、第
1の樹形図データベース101に格納される樹形図上で
接続されると共に、その樹形図に記述される最上位ハー
ドウェアの持つ上位接続条件と、第2の樹形図データベ
ース102に格納される樹形図に記述される本体搭載条
件とが充足する場合に接続が可能になる。
【0060】コンフィグラー15は、このチェック処理
を実行して、そのチェック結果をディスプレイ画面に表
示する。即ち、ユーザの選択したコンピュータシステム
の実現が可能であるというチェック結果がでるときに
は、その旨のメッセージを表示し、実現が不可能である
場合、図13や図14に示すように、その原因を説明す
るメッセージを表示する。
【0061】図13に示すメッセージは、UPSアクセ
サリボックスの選択を条件にしてUPS接続ケーブルの
選択が可能となっているのに、その条件に反してUPS
接続ケーブルのみが選択されたときに表示するメッセー
ジである。また、図14に示すように、ユーザの選択し
たコンピュータシステムの実現が複数の原因により不可
能となるときには、その全ての原因を説明するメッセー
ジが表示される。
【0062】このようなコンフィグレーション支援を実
行するときに、コンフィグラー15は、図15に示すウ
ィンドウを開設することにより、ユーザからコンピュー
タシステムの予算価格と大まかな絞り込み条件とを入力
して、その入力した予算価格と絞り込み条件とを充足す
るコンピュータシステムを自動選択することにより、ユ
ーザの負荷を低減するように処理する機能を有する。こ
の機能を使うと、ユーザは、コンピュータシステムの予
算価格と大まかな絞り込み条件とを入力するだけで、ド
ラッグアンドドロップの操作を行うことなく、図9の右
側のウィンドウにコンピュータシステムの構成を入力で
き、その後、必要なドラッグアンドドロップの操作等の
編集作業を行うことにより希望するコンピュータシステ
ムを構成できる。この機能を実現する場合、コンフィグ
ラー15は、入力された絞り込み条件を充足するハード
ウェアを検索し、同一種類のハードウェアについて価格
の高い順にソートした後、例えば、価格の高い順番に従
ってハードウェアを組み合わせてみて、その中から最も
予算価格に近いものを抽出する処理を行う。
【0063】このようなコンフィグレーション支援を実
行するときに、コンフィグラー15は、予算価格に関係
なく、お薦めのコンピュータシステムの構成を提供する
ことにより、ユーザの負荷を低減するように処理する機
能を有する。この機能は、例えば、大規模データシステ
ム、Webサーバシステム、プリントサーバシステム等の
基本的なコンピュータシステムのお薦めの構成を予め用
意する構成を採る。そして、これらのシステム名の一覧
を表示し、ユーザにその中から希望するシステム名を選
択させて、その選択させたシステム名の指すコンピュー
タシステムを図9の右側のウィンドウに表示することに
より行う。この機能を使うと、ユーザは、システム名を
選択するだけで、ドラッグアンドドロップの操作を行う
ことなく、図9の右側のウィンドウにコンピュータシス
テムの構成を入力でき、その後、簡単な編集作業により
希望するコンピュータシステムを構成できる。
【0064】なお、コンフィグラー15は、これまでの
商談で成立したコンピュータシステムを保存しておき、
その中からユーザに希望するシステムを選択させて、そ
の選択させたシステムの指すコンピュータシステムを図
9の右側のウィンドウに表示するというような機能も備
える。
【0065】コンフィグラー15は、ユーザの希望する
実現可能なコンピュータシステムの構成を決定すると、
ユーザからの発行要求に応答して、図16に示す見積明
細書を作成してディスプレイ画面に表示したり、図17
に示す本体搭載図を作成してディスプレイ画面に表示す
る処理を実行する。作成される見積書や本体搭載図は、
保存又はプリントアウト等され、発注業務の業務資料や
顧客への提出資料として用いられる。
【0066】図18に樹形図作成プログラム12の実行
する処理フローの一実施態様を図示する。樹形図作成プ
ログラム12は、この処理フローに従って、表形式デー
タファイルデータベース100に格納されるハードウェ
アの製品情報から、図6に示す樹形図を作成して第1の
樹形図データベース101に格納する処理を行う。
【0067】即ち、樹形図作成プログラム12は、起動
されると、図18の処理フローに示すように、最初に、
ステップS11で、変数Nに“1”をセットする。
【0068】ステップS12で、表形式データファイル
データベース100に格納される全てのレコードを選択
したのか否かを判断して、全てのレコードを選択してい
ない場合、ステップS13に進んで、表形式データファ
イルデータベース100に格納されるハードウェアの製
品情報から、N番目のレコードを読み込む。ステップS
14で、その読み込んだ製品情報の持つ項番/品名/型
名(型番)を抽出し、続くステップS15で、図19に
示すように、その抽出した項番の先頭1文字から、樹形
図の格納先となる第1の樹形図データベース101のフ
ァイル名を特定する。ステップS16で、ステップS1
3で読み込んだハードウェアの製品情報から、そのハー
ドウェアが実装可能となるコンピュータシステムのモデ
ル名を特定する。例えば、図19に示す項番E−12の
拡張RAMモジュールは、モデル280とモデル380
とに実装可能であるということを特定する。
【0069】ステップS17で、ステップS15で特定
したファイルに、ステップS16で特定したモデル名の
枝が作成されているのか否かを判断して、作成されてい
ない場合、ステップS18に進んで、その枝を作成す
る。ステップS19で、ステップS16で特定したモデ
ル名の枝の下位に、ステップS14で抽出した項番のノ
ードを作成し、そのノードの情報として、ステップS1
4で抽出した品名/型名を設定する。ステップS110
で、変数Nの値を1つインクリメントしてから、ステッ
プS12に戻る。
【0070】このようにして、表形式データファイルデ
ータベース100に格納されるレコードに対して、ステ
ップS14乃至ステップS19の処理を施すときに、ス
テップS12で、表形式データファイルデータベース1
00に格納される全てのレコードを選択したことを判断
すると、ステップS111に進んで、これまでに行った
処理により作成した樹形図を第1の樹形図データベース
101に格納して、処理を終了する。
【0071】この処理に従って、樹形図作成プログラム
12は、図19中に示す表形式データファイルデータベ
ース100が与えられる場合、この表形式データファイ
ルデータベース100に、項番E−12/E−13/E
−14の拡張RAMモジュールはモデル280に実装可
能であり、項番E−12/E−13/E−14/E−1
5の拡張RAMモジュールはモデル380に実装可能で
あることが記載されていることを受けて、図6に示す樹
形図を作成して、それを第1の樹形図データベース10
1に格納するように処理する。
【0072】ここで、図18の処理フローでは説明しな
かったが、親子の関係を持つハードウェアが存在すると
きには、親となるハードウェアの下位にノードを作成
し、そこに子となるハードウェアを設定することによ
り、樹形図を作成するように処理する。
【0073】次に、樹形図エディタ13の処理について
詳細に説明する。樹形図エディタ13は、上述したよう
に、開発担当者等のユーザと対話することにより、表形
式データファイル2の管理するハードウェア製品情報で
は指定されていないハードウェアに課される条件情報
を、樹形図作成プログラム12の作成した樹形図に付加
する編集処理を実行する。そして、構成対象となるコン
ピュータシステムのモデルに課される条件情報(表形式
データファイル2の管理するハードウェア製品情報では
指定されていない)をツリー構造の形で記述する樹形図
を作成して、第2の樹形図データベース102に格納す
る処理を行う。
【0074】樹形図エディタ13は、表形式データファ
イル2の管理するハードウェア製品情報では指定されて
いないハードウェアに課される条件情報を樹形図に付加
する編集要求が発行されると、図20の処理フローに示
すように、最初に、ステップS21で、第1の樹形図デ
ータベース101から編集要求のある樹形図を取得し
て、それを編集画面に表示する。
【0075】このとき表示する編集画面には、図21に
示すように、OR接続開始ボタンや、OR接続終了ボタ
ンや、AND接続開始ボタンや、AND接続終了ボタン
や、同時接続不可ボタンや、MAX接続ボタンや、必須
接続ボタン等が用意される。AND接続ボタンは、AN
D開始とAND終了との間に存在するハードウェアが同
時に実装可能であることの条件設定用に用意される。O
R接続ボタンは、OR開始とOR終了との間に存在する
ハードウェアのいずれか1つのみが実装可能であること
の条件設定用に用意される。同時接続不可ボタンは、図
22(a)に示す形態で指定されるハードウェアの同時
実装が許可されないことの条件設定用に用意される。M
AX接続ボタンは、図22(b)に示す形態で記述され
るハードウェアの最大実装台数の条件設定用に用意され
る。必須接続ボタンは、指定されるハードウェアに指定
されるハードウェアを接続しなければならないことの条
件設定用に用意される。
【0076】ステップS22で、編集画面に対するボタ
ン操作を待って、ボタン操作が行われると、ステップS
23に進んで、そのボタン操作が終了ボタンの操作であ
るのか否かを判断する。この判断処理により、終了ボタ
ンの操作でない場合、即ち、OR接続開始ボタン等の編
集用ボタンの操作である場合、ステップS24に進ん
で、操作された編集用ボタンの指定する入力画面を表示
する。例えば、AND接続開始ボタンが操作された場
合、図21に示すように、「AND開始」を指定される
ハードウェアの前後のいずれに挿入するのか、それと
も、指定される「AND開始」を消去するのかの決定に
用いる入力画面を表示する。
【0077】ステップS25で、編集対象となるハード
ウェアを選択する。例えば、図21に示すように、「A
ND開始」の挿入先となる項番E−12の拡張RAMモ
ジュールを選択する。ステップS26で、ステップS2
4で表示した入力画面に対する入力操作と、ステップS
25で選択した編集対象となるハードウェアとから、操
作された編集用ボタンの指示する編集処理を実行して、
ステップS22に戻る。例えば、図21に示すように、
AND開始ボタンが操作され、編集対象となるハードウ
ェアとして項番Eー12の拡張RAMモジュールが選択
され、AND開始ボタンの操作に応答した入力画面に従
って、「AND開始」を指定されるハードウェアの前に
挿入することが選択されると、図23に示すように、
「AND開始」を項番Eー12の拡張RAMモジュール
の前に挿入する。
【0078】そして、ステップS23で、終了ボタンが
操作されたことを判断すると、ステップS27で、ステ
ップS24乃至ステップS26の処理に従って条件情報
の追加された樹形図を第1の樹形図データベース101
に書き戻して、処理を終了する。
【0079】このようにして、樹形図エディタ13は、
開発担当者等のユーザと対話することにより、表形式デ
ータファイル2の管理するハードウェア製品情報では指
定されていないハードウェアに課される条件情報を、樹
形図作成プログラム12の作成した樹形図に付加するこ
とにより、樹形図作成プログラム12の作成した樹形図
を完成させる。
【0080】一方、樹形図エディタ13は、構成対象と
なるコンピュータシステムのモデル(本体)に課される
条件情報を記述する樹形図の作成要求が発行されると、
図24及び図25の処理フローに示すように、最初に、
ステップS31で、樹形図の作成対象となるモデルを選
択し、それを樹形図の作成用画面に表示する。例えば、
図26に示すように、樹形図の作成対象となるモデル
“HONTAI”を選択して、それを樹形図の作成用画
面に表示する。ここで、図26に示すように、樹形図の
作成用画面には、CASEボタンと、MAX接続ボタン
と、スロットボタン等が用意される。
【0081】ステップS32で、編集画面に対するボタ
ン操作を待って、ボタン操作が行われると、ステップS
33に進んで、そのボタン操作が終了ボタンの操作であ
るのか否かを判断する。この判断処理により、終了ボタ
ンの操作でない場合、即ち、CASEボタン等の作成用
ボタンの操作である場合、ステップS34に進んで、操
作されたボタンがCASEボタンであるのか否かを判断
して、CASEボタンである場合、ステップS35に進
んで、ダイアログボックスで指定される“HONTA
I”の子供としてCASEノードを作成し、ハードウェ
ア種別を示す「kind=memory」等といったCASEノー
ドの属性を入力して、ステップS32に戻る。このよう
にして、図8に示したCASEノード部分が作成され
る。
【0082】ステップS34で、操作されたボタンがC
ASEボタンでない場合、ステップS36に進んで、操
作されたボタンがMAX接続ボタンであるのか否かを判
断して、MAX接続ボタンである場合、ステップS37
に進んで、ダイアログボックスで指定される“HONT
AI”の子供としてMAX接続ノードを作成し、最大値
情報で定義されるMAX接続ノードの属性を入力して、
ステップS32に戻る。このようにして、図8に示した
MAX接続ノード部分が作成される。
【0083】ステップS36で、操作されたボタンがM
AX接続ボタンでない場合、ステップS38(図25の
処理フロー)に進んで、操作されたボタンが搭載順序ボ
タンであるのか否かを判断して、搭載順序ボタンである
場合、ステップS39に進んで、ダイアログボックスで
指定される“HONTAI”の子供として搭載順序ノー
ドを作成し、搭載順序情報で定義される搭載順序ノード
の属性を入力して、ステップS32に戻る。このように
して、図8に示した搭載順序ノード部分が作成される。
【0084】ステップS38で、操作されたボタンが搭
載順序ボタンでない場合、ステップS310に進んで、
操作されたボタンがスロットボタンであるのか否かを判
断して、スロットボタンでない場合、直ちにステップS
32に戻り、スロットボタンである場合、ステップS3
11に進んで、ダイアログボックスで指定される“HO
NTAI”の子供としてスロットノードを作成し、スロ
ット番号と搭載情報とで定義されるスロットノードの属
性を入力して、ステップS32に戻る。このようにし
て、図8に示したスロットノード部分が作成される。
【0085】ステップS33で、終了ボタンが操作され
たことを判断すると、ステップS312で、ステップS
34乃至ステップS311の処理に従って作成された、
構成対象となるコンピュータシステムのモデルに課され
る条件情報を記述する樹形図を第2の樹形図データベー
ス102に格納して、処理を終了する。
【0086】このようにして、樹形図エディタ13は、
開発担当者等のユーザと対話することにより、構成対象
となるコンピュータシステムのモデルに課される条件情
報(本体搭載条件情報)を記述する樹形図を作成する。
【0087】樹形図作成プログラム12により大枠が作
成され、樹形図エディタ13により完成される第1の樹
形図データベース101に格納される樹形図と、樹形図
エディタ13により作成される第2の樹形図データベー
ス102に格納される樹形図とを受けて、コンフィグラ
ー15は、上述したように、コンピュータシステムのコ
ンフィグレーションを支援する処理を実行する。次に、
このコンフィグラー15の処理について更に詳細に説明
する。
【0088】図9及び図10で説明したように、コンフ
ィグラー15は、第1の樹形図データベース101に格
納される樹形図に従って、構成対象となるコンピュータ
システムに実装可能となるハードウェアの一覧を樹形図
の形でディスプレイ画面に表示し、この表示する樹形図
の中からユーザがハードウェアのアイコンを選択する
と、それをドラッグアンドドロップでコピーすることに
より、ユーザの選択するコンピュータシステムの構成を
表示する。
【0089】そして、ユーザがコンピュータシステムの
構成を完成すると、コンフィグラー15は、ユーザの構
成したコンピュータシステムが実現可能であるのか否か
をチェックして、そのチェック結果をディスプレイ画面
に表示する。
【0090】図27乃至図29に、コンフィグラー15
が実行するこのチェック処理の一実施態様(処理フロ
ー)を図示する。
【0091】即ち、コンフィグラー15は、ユーザから
コンピュータシステムのチェック要求が発行されると、
図27の処理フローに示すように、ステップS41で、
第1の樹形図データベース101から、ユーザの構成
(選択)したコンピュータシステムに対応付けられる樹
形図を読み出す。例えば、ユーザの構成したコンピュー
タシステムがモデル180である場合、第1の樹形図デ
ータベース101から、モデル180の樹形図を読み出
す。ステップS42で、ユーザの構成したコンピュータ
システムが、第1の樹形図データベース101から読み
出した樹形図の指定する条件情報を充足するのか否かを
チェックする。ステップS43で、第2の樹形図データ
ベース102から、ユーザの構成したコンピュータシス
テムに対応付けられる樹形図を読み出す。例えば、ユー
ザの構成したコンピュータシステムがモデル180であ
る場合、第2の樹形図データベース102から、モデル
180の本体搭載情報を記述する樹形図を読み出す。ス
テップS44で、ユーザの構成したコンピュータシステ
ムが、第2の樹形図データベース102から読み出した
樹形図の指定する条件情報を充足するのか否かをチェッ
クする。
【0092】この図27の処理フローのステップS42
で実行するチェック処理は、図28の処理フローに従っ
て実行される。
【0093】即ち、コンフィグラー15は、図27の処
理フローのステップS42に入ることにより、第1の樹
形図データベース101から読み出した樹形図の指定す
る条件情報を充足するのか否かのチェック処理に入る
と、図28の処理フローに示すように、ステップS51
で、ユーザの構成したコンピュータシステムの持つ全て
のハードウェアを選択したのか否かを判断して、全ての
ハードウェアを選択していない場合、ステップS52に
進んで、ユーザの構成したコンピュータシステムの持つ
ハードウェアを1つ選択する。
【0094】ステップS53で、その選択したハードウ
ェアについて記述する樹形図の記述個所を検索する。ス
テップS54で、検索した全ての記述個所を選択したの
か否かを判断して、全ての記述個所を選択した場合、次
のハードウェアのチェックに進むべくステップS51に
戻り、全ての記述個所を選択していない場合、ステップ
S55に進んで、検索した記述個所を1つ選択する。ス
テップS56で、ステップS52で選択したハードウェ
アがその選択した記述個所の指定する条件を充足するの
か否かを判断して、充足しない場合、続くステップS5
7で、その内容を記録してから、次の記述個所について
のチェックに進むべくステップS54に戻る。充足する
場合、ステップS57を省略して、ステップS54に戻
る。
【0095】そして、ステップS51で、ユーザの構成
したコンピュータシステムの持つ全てのハードウェアの
選択終了を判断すると、ステップS58に進んで、ステ
ップS57で記録したチェック結果を出力して、処理を
終了する。
【0096】このステップS56で実行するチェック処
理は、図12で説明したように、ハードウェアが樹形図
上で定義される接続関係を充足するか否かを検査すると
共に、樹形図に記述される上位ハードウェアの持つ下位
接続条件と下位ハードウェアの持つ上位接続条件とが充
足するか否かを検査することにより行う。例えば、OR
条件に反するハードウェアであるのか否か、同時接続不
可条件に反するハードウェアであるのか否か、MAX接
続条件に反するハードウェアであるのか否か、必須接続
条件に反するハードウェアであるのか否か、等を検査す
る。
【0097】一方、図27の処理フローのステップS4
4で実行するチェック処理は、図29の処理フローに従
って実行される。
【0098】即ち、コンフィグラー15は、図27の処
理フローのステップS44に入ることにより、第2の樹
形図データベース102から読み出した樹形図の指定す
る条件情報を充足するのか否かのチェック処理に入る
と、図29の処理フローに示すように、ステップS61
で、その樹形図の指定する全ての本体搭載条件を選択し
たのか否かを判断して、全ての本体搭載条件を選択して
いない場合、ステップS62に進んで、本体搭載条件を
1つ選択する。
【0099】ステップS63で、ユーザの構成したコン
ピュータシステムの持つハードウェアの中から、その選
択した本体搭載条件に関係する樹形図の記述個所、例え
ばハードウェアを検索する。続いてステップS64で、
その検索したハードウェアがその選択した本体搭載条件
を充足するのか否かを判断して、充足しない場合、続く
ステップS65で、その内容を記録してから、次の本体
搭載条件についてのチェックに進むべくステップS61
に戻る。充足する場合、ステップS65を省略してステ
ップS61に戻る。
【0100】ステップS61で、第2の樹形図データベ
ース102から読み出した樹形図の指定する全ての本体
搭載条件の選択終了を判断すると、ステップS66に進
んで、ステップS65で記録したチェック結果を出力し
て、処理を終了する。
【0101】このステップS64で実行するチェック処
理は、図12で説明したように、ユーザの構成したコン
ピュータシステムの持つ最上位のハードウェアと本体と
が樹形図上で定義される接続関係を充足するか否かを検
査すると共に、ユーザの構成したコンピュータシステム
の持つ最上位のハードウェアの持つ上位接続条件と本体
搭載条件とが充足するか否かを検査することにより行
う。
【0102】例えば、図30に示すメモリ搭載の例で説
明するならば、本体にユーザの構成したコンピュータシ
ステムの持つメモリが接続可能であるのか否かをチェッ
クし、同一のインタフェースを持つのか否かをチェック
し、本体のスロットに空きスロットがあるのか否かをチ
ェックし、本体の搭載メモリ容量を超えないか否かをチ
ェックすることにより行う。
【0103】図31に、本発明の利用形態を図示する。
この図に示すように、本発明では、開発部品で作成され
た設計情報をデータベース化し、それを使って、営業部
門やSE部門での商品のコンフィグレーションを支援
し、そのコンフィグレーション結果を工場部門の生産管
理システムに渡すことにより、商品の販売生産を統括的
に管理可能にするシステムを構築できるようになる。 (第2の実施態様)図32乃至図37は、本発明の第2
の実施態様を説明するための図面である。第2の実施態
様は基本的には第1の実施態様と同様の構成を有する。
【0104】第1の実施態様においては、図5に示すよ
うに、商品情報(商品ファイル)である第1の樹形図デ
ータベース101と、制約条件(制約情報又は制約情報
ファイル)である第2の樹形図データベース102と
が、個別に備えられる。これを図31の例に適用する
と、図32に示すようになる。なお、以下の説明におい
て、第1の樹形図データベース101を商品ファイル1
01と言い、第2の樹形図データベース102を、制約
情報が商品組合せ条件であるので、商品組合せ条件ファ
イル102と言うこととする。
【0105】ある企業Bが、企業Aの商品をインターネ
ットのウェブサイト上に開設されたバーチャルショップ
において購入しようとする。しかし、商品ファイル10
1と商品組合せ条件ファイル102とは、別個のファイ
ルとして作成されている。このため、商品組合せ条件フ
ァイル102を商品ファイル101の他に参照しなけれ
ば、前述の商品選択のチェック処理ができない。従っ
て、コンフィグラー15がチェック処理を行うために
は、ファイルの転送を2回行う必要がある。そこで、商
品組合せ条件等の制約条件(102)を当該商品の商品
情報(又は商品ファイル101)の内部に含むようにす
る。これにより、より高度なコンフィグレーション支援
を行うことができる。
【0106】このために、図33に示すように、この実
施態様のデータベース作成装置は、入力手段(第1の入
力コンバータ)11と作成手段(樹形図作成プログラ
ム)12と編集手段(樹形図エディタ)13とを備え
る。入力手段11は、表形式で記述される商品情報を入
力する。作成手段12は、入力手段11の入力する商品
情報から、コンフィグレーションの対象となる商品毎
に、それを構成する可能性のある商品の情報と、それら
の商品に課される条件情報とをツリー構造の形で記述す
る樹形図を作成する。編集手段13は、樹形図の記述す
る商品間の関係を出力しつつ、対話処理により、入力手
段11の入力する商品情報には記述されていない商品情
報に従って、商品に課される条件情報を付加することに
より該樹形図を完成させる。編集手段13は、更にコン
フィグレーションの対象となる商品に課される条件情報
を作成し、これを作成手段12の作成した樹形図の当該
商品の下位に付加する。このために、編集手段13は条
件情報付加部131を備える。編集手段13(の条件情
報付加部131)が作成する条件情報は、この例では、
コンフィグレーションの対象となる商品に課される当該
商品の組み合わせを制約する制約情報である。
【0107】従って、図34に示すように、編集手段1
3により、商品ファイル101に代えて、商品ファイル
101Aが作成される。商品ファイル101Aにおい
て、当該商品を選択した場合における条件情報(制約情
報等)102Aが、当該商品(の商品情報)の下位に組
み込まれる。商品ファイル101Aは、第1の実施態様
における第1の樹形図データベース101に相当するも
のであり、これに第1の実施態様における第2の樹形図
データベース102に相当する制約情報(商品組合せ条
件等)を組み込んだ(含んだ)ものである。
【0108】このような編集処理のために、編集手段1
3(の条件情報付加部131)は、図21及び図23に
示すと同様のディスプレイ画面を出力する。この画面に
おいて、図21及び図23に示す「OR接続開始」「O
R接続終了」等のボタンに代えて、「制約情報開始」
「制約情報終了」「商品組合せ条件開始」「商品組合せ
条件終了」等のボタンを生成して出力する。第1の実施
態様と同様に、ユーザは、いずれかのボタンを選択する
のみで、当該記述を商品情報に付加することができる。
同様に、後述する各実施態様においても、該当する記述
のためのボタンが用意される。
【0109】なお、条件情報としては、前記以外に、後
述するように、当該商品が選択された場合における処理
を規定した動作情報(第3の実施態様)、当該商品が選
択された場合に出力すべきガイドメッセージ(第4の実
施態様)、当該商品が選択された場合に当該選択に応じ
て必ず選択すべき他の商品を規定した必須選択情報(第
5の実施態様)、又は、当該商品が選択された場合にお
いて当該選択が実現可能でない場合に出力すべきエラー
メッセージ(第6の実施態様)等がある。
【0110】また、この実施態様の商品コンフィグレー
ション装置は、データベース手段(製品情報データベー
ス)10と出力手段(コンフィグラー)15とチェック
手段(コンフィグラー)15とを備える。データベース
手段10は、構成対象商品毎に、それを構成する可能性
のある商品の情報と、それらの商品に課される条件情報
とをツリー構造の形で記述する樹形図であって、それら
の商品に課される当該商品の組み合わせを制約する制約
情報を当該商品の下位に付加したものを管理する。出力
手段15は、データベース手段10の管理する樹形図に
従って、構成対象商品とそれを構成する可能性のある商
品との一覧を出力する。チェック手段15は、出力手段
15の出力に応答して選択される商品を処理対象とし
て、データベース手段10の管理する樹形図と当該樹形
図に付加された前記制約情報とに従って、構成対象商品
が実現可能であるか否かをチェックする。
【0111】図35は、商品ファイル101Aの構成を
示す。商品コード001の商品についてみると、当該商
品の直ぐ下位に制約情報(この場合、商品組合せ条件)
が付加される。商品組合せ条件としては、組合せ不可を
条件として、商品コード001及び004の商品が指定
される。即ち、両者の組合せを不可とする記述が付加さ
れる。商品コード004の商品についても、同様であ
る。なお、制約条件は、図9の2つに分割されたウィン
ドウの右側の画面(カタログ画面)には表示されず、ユ
ーザには見えない。これは、以下の制約情報についても
同様である。
【0112】図36は、図35の商品ファイル101A
の更に具体的な構成を示す。前述のように、製品情報デ
ータベース10は、XMLを使って構築される。即ち、
図35の商品ファイル101Aが、図36に示すよう
に、XMLで記述される。図35と図36との対比から
判るように、図35の1行(1命令)がXMLのタグで
囲まれて記述される。これは他の図においても同様であ
る。また、図35と図32との対比から判るように、コ
ンフィグラー15がチェック処理を行うためには、商品
ファイル101Aの転送を1回だけ行えばよい。
【0113】図37は、コンフィグラー15が実行する
チェック処理について示す。
【0114】ステップS71で、選択された商品を購入
ボックス画面(図9の2分割されたウィンドウの右側の
画面)に出力し、当該商品の下位に制約情報(この場
合、商品組合せ条件)が付加されているか否かを調べ、
付加されていない場合、処理を終了する。
【0115】付加されている場合、ステップS72で、
同一ファイルである商品ファイル101Aの当該商品の
下位の制約情報を参照し、ステップS73で、当該制約
情報に基づく処理を行い、ステップS74で,その処理
結果を出力する。この場合、制約情報が商品組合せ条件
であり組合せ不可を規定しているので、選択された商品
が既に選択された他の商品との組合せを禁止されたか否
かを調べる。従って、先に商品コード001の商品が選
択されているとすると、この後に商品コード004の商
品が選択された時点で、商品コード001の商品との組
合せが不可であることが検出される。なお、当該出力の
ためのメッセージが商品ファイル101Aに記述されて
いれば、これを出力する。 (第3の実施態様)図38乃至図41は、本発明の第3
の実施態様を説明するための図面である。第3の実施態
様は基本的には第1及び第2の実施態様と同様の構成を
有する。
【0116】第1の実施態様においては、ある商品が選
択された場合、当該商品の構成(表示)をどのようにす
るかは、コンフィグラー15が決定している。即ち、当
該構成は予めコンフィグラー15に記述されている。具
体的には、図38に示すように、商品コード001及び
002の商品が各々選択されると、コンフィグラー15
が、各々の商品のインタフェース毎に点線で示すボック
ス(クラス)を作成し、購入された商品を当該ボックス
に入れていく。即ち、インタフェース毎にユニークなボ
ックスを作成しこれに商品を入れることにより、同一の
インタフェースの商品を統一的に構成する。なお、ボッ
クスは、例えば図14の購入ボックス画面に示す7個の
内蔵ハードディスクユニットを含む部分であり、この場
合のボックスは8個まで内蔵ハードディスクユニットを
含むことができる。
【0117】このように選択された商品の属性によって
コンフィグラー15が構成を決定する場合、商品の改訂
の都度にプログラム(コンフィグラー15)を書き換え
なければならない可能性がある。そこで、選択された商
品の属性により定まる構成及びそれに伴い必要となる処
理を、当該商品の商品情報(商品ファイル101A)の
内部に含み、これに従って、コンフィグラー15が、当
該構成を表示し、また、これに必要となる処理を実行す
る。これにより、より高度なコンフィグレーション支援
を行うことができる。
【0118】このために、この実施態様の商品コンフィ
グレーション装置は、データベース手段(製品情報デー
タベース)10と出力手段(コンフィグラー)15と処
理手段(コンフィグラー)15とを備える。データベー
ス手段10は、構成対象商品毎に、それを構成する可能
性のある商品の情報と、それらの商品に課される条件情
報とをツリー構造の形で記述する樹形図であって、それ
らの商品が選択された場合における処理を規定した動作
情報を当該商品の下位に付加したものを管理する。出力
手段15は、データベース手段10の管理する樹形図に
従って、構成対象商品とそれを構成する可能性のある商
品との一覧を出力する。処理手段15は、出力手段15
の出力に応答して選択される商品を処理対象として、デ
ータベース手段10の管理する樹形図と当該樹形図に付
加された動作情報とに従って、構成対象商品が選択され
た場合に当該動作情報に従った処理を行う。
【0119】図39に示すように、図33における制約
情報102Aと同様に、商品ファイル101Aにおい
て、当該商品を選択した場合における選択時動作が、当
該商品の下位に組み込まれる。この処理は、前述したよ
うに、編集手段13(の条件情報付加部131)によ
り、図21及び図23に示すと同様のボタンが用意さ
れ、これを選択することにより行う。選択時動作である
ので、当該商品の選択が当該動作の条件となる。この場
合、商品コード001の商品について、「インタフェー
スSCSI」というノードを生成するか、又は、当該ノ
ードに当該商品を付加する処理が規定される。商品コー
ド001の商品についても、同様である。これにより、
当該商品が選択された場合、これに組み込まれた選択時
動作により、当該商品の購入ボックス画面における構成
(表示)及びそれに伴い必要となる処理が定められる。
コンフィグラー15は、当該処理を実行することによ
り、当該構成を実現する。なお、前述したように、この
選択時動作以下の部分は、カタログ画面には表示され
ず、ユーザには見えない。
【0120】コンフィグラー15は、当該商品が選択さ
れると、当該商品の下位の選択時動作の記述に従って、
これにより指示されるノードに当該商品を格納し、ま
た、指示されたノードがない場合には当該ノードを生成
する。図39の場合、ノード名が「インタフェース」で
あるので、当該商品の仕様のインタフェースに記述され
ている種類(例えば、SCSI)のインタフェースのノ
ードに、当該商品を表示する。なお、図43等における
「本体」等も、同様に生成されたノードの一例である。
【0121】具体的には、図40に示すように、商品コ
ード001の商品が選択されると、そのインタフェース
の種類が「SCSI」であるので、当該ノードが購入ボ
ックス画面152に既に存在する場合、当該商品が当該
種類のインタフェースの下位に表示される。当該ノード
が購入ボックス画面152にまだ存在しない場合、当該
画面152に当該ノードが生成され、当該商品がこの下
位に表示される。商品コード002の商品が選択される
と、そのインタフェースの種類が「IDE」であるの
で、当該商品が当該種類のインタフェースの下位に表示
される。これにより、コンフィグラー15への入力情報
である選択時動作の記述に従って、購入(選択)された
商品の構成(表示)が作成される。
【0122】図41は、コンフィグラー15の実行する
構成処理(処理フロー)を示す。
【0123】ステップS81で、選択された商品を購入
ボックス画面(図9の2分割されたウィンドウの右側の
画面)に出力し、当該商品の下位に動作情報(この場
合、ノード生成情報)が付加されているか否かを調べ、
付加されていない場合、処理を終了する。
【0124】付加されている場合、ステップS82で、
動作情報に規定されているノードであって当該商品の種
類のノードが既に存在するか否かを調べ、存在する場
合、ステップS83で、当該ノードに当該商品を生成し
て、処理を終了する。
【0125】当該ノードが存在しない場合、ステップS
84で、当該ノードを生成し、ステップS85で、当該
ノードに当該商品を生成して、処理を終了する。 (第4の実施態様)図42及び図43は、本発明の第4
の実施態様を説明するための図面である。第4の実施態
様は基本的には第1及び第2の実施態様と同様の構成を
有する。
【0126】第1の実施態様においては、図13や図1
4に示すように、コンフィグラー15がチェック処理の
結果をディスプレイ画面に表示して、ユーザの選択した
コンピュータシステムの実現が可能か不可能を表示す
る。しかし、この場合、当該選択が正しいか誤っている
かを示すのみである。即ち、全ての条件を充足してはい
る(実現可能又は正しい)が、それが必ずしも最適な又
はより良い選択であるとは限らない。そこで、より好ま
しい(と推定される)商品選択がある場合、コンフィグ
ラー15が、ガイドメッセージを出力(表示)する。こ
れにより、より高度なコンフィグレーション支援を行う
ことができる。
【0127】このために、この実施態様の商品コンフィ
グレーション装置は、データベース手段(製品情報デー
タベース)10と出力手段(コンフィグラー)15と出
力制御手段(コンフィグラー)15とを備える。データ
ベース手段10は、構成対象商品毎に、それを構成する
可能性のある商品の情報と、それらの商品に課される条
件情報とをツリー構造の形で記述する樹形図であって、
それらの商品が選択された場合に出力すべきガイドメッ
セージを当該商品の下位に付加したものを管理する。出
力手段15は、データベース手段10の管理する樹形図
に従って、構成対象商品とそれを構成する可能性のある
商品との一覧を出力する。出力制御手段15は、出力手
段15の出力に応答して選択される商品を処理対象とし
て、データベース手段10の管理する樹形図と当該樹形
図に付加されたガイドメッセージとに従って、構成対象
商品が選択された場合に当該ガイドメッセージを出力手
段15に出力させる。
【0128】図42に示すように、図33における制約
情報102Aと同様に、商品ファイル101Aにおい
て、当該商品を選択した場合におけるガイドメッセージ
が、購入数が2以上であることを条件として、当該商品
の下位に組み込まれる。この処理は、前述したように、
編集手段13(の条件情報付加部131)により、図2
1及び図23に示すと同様のボタンが用意され、これを
選択することにより行う。また、前述したように、この
ガイドメッセージ以下の部分は、カタログ画面151
(図43参照)には表示されず、ユーザには見えない。
【0129】図43は図9における2つに分割されたデ
ィスプレイ画面の部分のみを示す(以下においても同様
である)。図43に示すように、カタログ画面151か
ら、商品コード001の商品が3個選択されると、これ
が購入ボックス画面152に表示されると共に、ガイド
メッセージの内容が購入ボックス画面152の下部に表
示される。従って、ユーザの障害になることはない。こ
れにより、ユーザは、同一の数量であっても、より安い
選択があることを知ることができる。この処理は、例え
ば図41に示すと略同様の処理でコンフィグラー15が
実行する。即ち、ガイドメッセージの有無を調べ、条件
を充足する場合には、当該ガイドメッセージを表示す
る。 (第5の実施態様)図44及び図45は、本発明の第5
の実施態様を説明するための図面である。第5の実施態
様は基本的には第1及び第2の実施態様と同様の構成を
有する。
【0130】第1の実施態様においては、図13に示す
ように、コンフィグラー15がチェック処理結果をディ
スプレイ画面に表示して、ユーザの選択したコンピュー
タシステムの実現が不可能である場合、メッセージを表
示する。しかし、この場合、図13に示すメッセージ
は、「UPS接続ケーブル」の選択の前提として選択さ
れるべき「UPSアクセサリボックス」の選択が必須で
あることを示すのみである。そこで、ある商品選択によ
り新たに選択が必須となった他の商品等が不足している
(未選択である)場合、コンフィグラー15が、当該他
の商品を自動的に選択する。これにより、より高度なコ
ンフィグレーション支援を行うことができる。
【0131】このために、この実施態様の商品コンフィ
グレーション装置は、データベース手段(製品情報デー
タベース)10と出力手段(コンフィグラー)15と選
択手段(コンフィグラー)15とを備える。データベー
ス手段10は、構成対象商品毎に、それを構成する可能
性のある商品の情報と、それらの商品に課される条件情
報とをツリー構造の形で記述する樹形図であって、それ
らの商品が選択された場合に当該選択に応じて必ず選択
すべき他の商品を規定した必須選択情報を当該商品の下
位に付加したものを管理する。出力手段15は、データ
ベース手段の管理する樹形図に従って、構成対象商品と
それを構成する可能性のある商品との一覧を出力する。
選択手段15は、出力手段15の出力に応答して選択さ
れる商品を処理対象として、データベース手段10の管
理する樹形図と当該樹形図に付加された必須選択情報と
に従って、構成対象商品が選択された場合に必須選択情
報における他の商品を自動的に選択する。
【0132】図44に示すように、図33における制約
情報102Aと同様に、商品ファイル101Aにおい
て、当該商品(例えば、商品コード001)を選択した
場合に必須となる他の商品(例えば、商品コード00
2)が、必須選択の条件の下位に組み込まれる。例え
ば、前述の「UPS接続ケーブル」についての「UPS
アクセサリボックス」、図44に示す「SCSIディス
ク」についての「終端抵抗」等である。この処理は、前
述したように、編集手段13(の条件情報付加部13
1)により、図21及び図23に示すと同様のボタンが
用意され、これを選択することにより行う。なお、この
必須選択以下の部分は、図9における2つに分割された
ディスプレイ画面の左側のウィンドウであるカタログ画
面には表示されず,ユーザには見えない。
【0133】図44に示すように、カタログ画面151
において、「SCSIディスク」が選択(購入)された
場合、図45に示すように、「終端抵抗」が必須選択で
あるので、これが無条件に購入ボックス画面に追加され
る。なお、この追加に先立って、図13に示すメッセー
ジが表示される。この場合、「SCSIディスクが選択
されていますが、終端抵抗が選択されていません。」と
表示される。また、この追加と共に、「終端抵抗が必要
ですので、購入ボックスに入れます」という確認メッセ
ージが表示される。いずれのメッセージも購入ボックス
画面152の下部に表示されるので、ユーザに障害にな
ることはない。これにより、ユーザは、不足していた
「終端抵抗」を何の入力もなく購入して正しいコンフィ
グレーションを行うことができ、また、これが自動的に
購入されたことを知ることができる。この処理は、例え
ば図37に示すと略同様の処理でコンフィグラー15が
実行する。即ち、必須選択情報の有無を調べ、これを参
照し、当該必須選択の商品を追加表示する。 (第6の実施態様)図46及び図47は、本発明の第6
の実施態様を説明するための図面である。第6の実施態
様は基本的には第1及び第2の実施態様と同様の構成を
有する。
【0134】第1の実施態様においては、図13及び図
14に示すように、コンフィグラー15によるチェック
結果に基づいて、ユーザの選択したコンピュータシステ
ムの実現が不可能な場合その原因を説明するメッセージ
を表示することにより、ユーザのコンフィグレーション
を支援している。しかし、この場合、例えば図13にお
いて、メッセージ表示の原因となった商品は「UPS接
続ケーブル」であるが、当該エラー部分(エラーとなっ
た商品)が他の部分(エラーでない商品)と同一の色で
表示されているため、ユーザに判りにくい。そこで、商
品選択に誤りがある場合、コンフィグラー15が、当該
エラー部分を指摘(表示)する。これにより、より高度
な支援を行うことができる。なお、図13において、反
転表示されている「内蔵DLT 装置(20GB)」は、ユーザが
この時点で選択している商品を示しており、エラー部分
を示すものではない。図14においても同様である。
【0135】このために、この実施態様の商品コンフィ
グレーション装置は、データベース手段(製品情報デー
タベース)10と出力手段(コンフィグラー)15とチ
ェック手段(コンフィグラー)15と出力制御手段(コ
ンフィグラー)15とを備える。データベース手段10
は、構成対象商品毎に、それを構成する可能性のある商
品の情報と、それらの商品に課される条件情報とをツリ
ー構造の形で記述する樹形図であって、それらの商品が
選択された場合において当該選択が実現可能でない場合
に出力すべきエラーメッセージを当該商品の下位に付加
したものを管理する。出力手段15は、データベース手
段10の管理する樹形図に従って、構成対象商品とそれ
を構成する可能性のある商品との一覧を出力する。チェ
ック手段15は、出力手段15の出力に応答して選択さ
れる商品を処理対象として、データベース手段10の管
理する樹形図と当該樹形図に付加された制約情報とに従
って、構成対象商品が実現可能であるか否かをチェック
する。出力制御手段15は、出力手段15の出力に応答
して選択される商品を処理対象として、データベース手
段10の管理する樹形図と当該樹形図に付加されたエラ
ーメッセージとに従って、チェック手段15において当
該選択が実現可能でない場合に当該エラーメッセージを
出力手段15に出力させ、当該選択された商品の表示を
それ以外の商品とは異なる色で出力手段15に出力させ
る。
【0136】エラーメッセージは、図46に示すよう
に、商品ファイル101A内に組み込まれる。即ち、図
42と同様に、当該エラーの発生を条件として、図46
に示すメッセージ内容が組み込まれる。この処理は、前
述したように、編集手段13(の条件情報付加部13
1)により、図21及び図23に示すと同様のボタンが
用意され、これを選択することにより行う。従って、当
該商品について発生し得るエラーが複数ある場合、エラ
ーの各々について、エラーメッセージ、条件、メッセー
ジ内容が組み込まれる。なお、エラーメッセージは、例
えば図33の制約情報102Aの下位に記述される。こ
れにより、他のファイルを参照することなく、商品ファ
イル101Aを参照するのみで処理を行うことができ
る。
【0137】図47に示すように、カタログ画面151
において、エラー部分即ちエラーとなった商品(商品コ
ード005の商品の商品名)が、当該画面の背景色とは
異なる目立つ色で表示される(図47では網掛けで示
す)。エラー部分が複数存在する場合、それらが同時に
背景色とは異なる色で表示される。これにより、ユーザ
は、当該エラーの商品を選択していなくても、いつの時
点でもエラーを知り訂正することができる。購入ボック
ス画面152においてその下方に、図13等と同様に当
該エラーについてのエラーメッージが表示される。この
ように表示することにより、エラーメッセージがカタロ
グ画面の商品情報及び購入ボックス画面の購入情報を覆
い隠すことがない。これにより、ユーザは、双方の画面
を対比しつつ、エラーを訂正することができる。この処
理は、例えば図41に示すと略同様の処理でコンフィグ
ラー15が実行する。即ち、エラーメッセージの有無を
調べ、条件を充足する場合には、当該エラーメッセージ
を表示する。 (第7の実施態様)図48及び図49は、本発明の第7
の実施態様を説明するための図面である。第7の実施態
様は基本的には第1及び第2の実施態様と同様の構成を
有する。
【0138】第1の実施態様においては、図15に示す
ウィンドウを開設することにより、ユーザの要求を充足
するコンピュータシステムを自動選択している。そこ
で、これと同様に、第2の実施態様においても、コンフ
ィグラー15が、ユーザの要求に基づいて、最適化した
商品のコンフィグレーションをする出力(表示)する。
これにより、より高度なコンフィグレーション支援を行
うことができる。
【0139】このために、この実施態様の商品コンフィ
グレーション装置は、図48及び図49(A)に示すよ
うに、データベース手段(製品情報データベース)10
と商品の1次候補を抽出する手段153と2次候補を抽
出する手段154と最終候補を抽出する手段155とを
備える。データベース手段10は、構成対象商品毎に、
それを構成する可能性のある商品の情報と、それらの商
品に課される条件情報とをツリー構造の形で記述する樹
形図であって、それらの商品に課される当該商品の組み
合わせを制約する制約情報を当該商品の下位に付加した
ものと、構成対象商品毎の価格とを管理する。商品の1
次候補を抽出する手段153は、入力された条件とデー
タベース手段10の管理する樹形図とに従って、入力さ
れた条件を充足する構成対象商品の1次候補156を抽
出する。2次候補を抽出する手段154は、データベー
ス手段10の管理する樹形図と当該樹形図に付加された
制約情報(102A)とに従って、構成対象商品が実現
可能であるか否かをチェックして、1次候補156から
2次候補157を抽出する。最終候補を抽出する手段1
55は、入力された予算に従って、2次候補157から
予算を充足するものを最終候補として抽出する。
【0140】図49(B)において、ステップS91
で、コンフィグラー15が図15に示すウィンドウと類
似のウィンドウ151Aを開設する。これは、例えば予
算及び仕様の入力欄を備える。ステップS92で、ユー
ザがウィンドウ151Aから図48に示す予算及び仕様
を入力する。
【0141】これに応じて、コンフィグラー15が、ス
テップS93で、製品情報データベース10の商品ファ
イル101Aを検索して入力された仕様を充足する全て
の組合せを1次候補156として抽出し、ステップS9
4で、1次候補156の中から制約情報102Aに反す
る組合せを除外して2次候補157を抽出する。この
時、第2の実施態様において商品ファイル101Aの該
当商品の情報に組み込まれた制約情報102Aが参照さ
れる。即ち、1次候補156の各々について、それに含
まれる商品に付加された当該制約条件102Aを参照
し、当該組合せが制約情報102Aに反するか否かを判
断し、反する場合これを除外する。続いて、コンフィグ
ラー15が、ステップS95で、2次候補157の中か
ら入力された予算を越える組合せを除外して、ステップ
S96で、残った組合せを最適化自動選択の結果152
として出力(表示)する。
【0142】以上、図示の実施態様に従って本発明を説
明したが、本発明はこれに限られるものではなく、その
主旨の範囲において種々の変形が可能である。
【0143】例えば、以上の実施態様では、コンピュー
タシステムのコンフィグレーション支援を想定して本発
明を説明したが、本発明の適用対象はコンピュータシス
テムに限られるものではなく、図3から判るように、保
険等のような商品にもそのまま適用することができる。
【0144】また、以上の実施態様において商品ファイ
ル101A内に記述される制約情報102A及びその他
の情報を、当該商品ファイル101A又は表形式データ
ファイルデータベース100から自動的に生成するエデ
ィタを備えるようにしてもよい。
【0145】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
構成対象とする商品が実現可能であるのか否かを電子的
に判断できるので、商品のコンフィグレーションを効率
的に実行できる。
【0146】これに加えて、本発明によれば、商品選択
の制約条件を商品情報に組み込んで保持するので、当該
商品情報を参照するのみで商品選択の検証をすることが
でき、より高度な支援を行うことができる。また、選択
された商品の属性によって定まる構成及び必要な処理を
当該商品の商品情報に含むので、当該商品情報を参照す
るのみで必要な処理を行うことができ、また、商品の属
性の変更の都度にプログラムを変更する必要がない。ま
た、より好ましい商品選択がある場合又は商品選択に誤
りがある場合、ガイドメッセージを出力又は当該エラー
部分を指摘することができ、より高度な支援を行うこと
ができる。また、ある商品選択により新たに選択が必須
となった他の商品等が不足している場合、当該他の商品
を自動的に選択することができ、より高度な支援を行う
ことができる。また、最適化した商品のコンフィグレー
ションを出力することができ、より高度な支援を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様である。
【図2】本発明の説明図である。
【図3】本発明の説明図である。
【図4】表形式データファイルの説明図である。
【図5】製品情報データベースの一実施態様である。
【図6】樹形図の説明図である。
【図7】樹形図の説明図である。
【図8】樹形図の説明図である。
【図9】ディスプレイ画面の説明図である。
【図10】ディスプレイ画面の説明図である。
【図11】ディスプレイ画面の説明図である。
【図12】チェック処理の説明図である。
【図13】ディスプレイ画面の説明図である。
【図14】ディスプレイ画面の説明図である。
【図15】ディスプレイ画面の説明図である。
【図16】ディスプレイ画面の説明図である。
【図17】ディスプレイ画面の説明図である。
【図18】樹形図作成プログラムの処理フローである。
【図19】樹形図作成プログラムの処理の説明図であ
る。
【図20】樹形図エディタの処理フローである。
【図21】ディスプレイ画面の説明図である。
【図22】樹形図エディタの処理の説明図である。
【図23】ディスプレイ画面の説明図である。
【図24】樹形図エディタの処理フローである。
【図25】樹形図エディタの処理フローである。
【図26】ディスプレイ画面の説明図である。
【図27】コンフィグラーの処理フローである。
【図28】コンフィグラーの処理フローである。
【図29】コンフィグラーの処理フローである。
【図30】チェック処理の説明図である。
【図31】本発明の利用形態の説明図である。
【図32】本発明の第2の実施態様の説明図である。
【図33】本発明の第2の実施態様の説明図である。
【図34】本発明の第2の実施態様の説明図である。
【図35】本発明の第2の実施態様の説明図である。
【図36】本発明の第2の実施態様の説明図である。
【図37】本発明の第2の実施態様の説明図である。
【図38】本発明の第3の実施態様の説明図である。
【図39】本発明の第3の実施態様の説明図である。
【図40】本発明の第3の実施態様の説明図である。
【図41】本発明の第3の実施態様の説明図である。
【図42】本発明の第4の実施態様の説明図である。
【図43】本発明の第4の実施態様の説明図である。
【図44】本発明の第5の実施態様の説明図である。
【図45】本発明の第5の実施態様の説明図である。
【図46】本発明の第6の実施態様の説明図である。
【図47】本発明の第6の実施態様の説明図である。
【図48】本発明の第7の実施態様の説明図である。
【図49】本発明の第7の実施態様の説明図である。
【符号の説明】
1 管理サーバ 2 表形式データファイル 10 製品情報データベース 11 第1の入力コンバータ 12 樹形図作成プログラム 13 樹形図エディタ 14 第2の入力コンバータ 15 コンフィグラー 131 条件情報付加部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮口 一雄 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 ピーエフユーアクティブラボ株式会社 内 (72)発明者 吉田 弘幸 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 ピーエフユーアクティブラボ株式会社 内 (72)発明者 ▲濱▼田 賢司 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 Fターム(参考) 5B049 BB11 CC00 DD01 EE05 FF01 5B075 ND20 ND35 PQ02 UU38

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品のコンフィグレーションを支援する
    商品コンフィグレーション装置であって、 コンフィグレーションの対象となる商品毎に、それを構
    成する可能性のある商品の情報と、それらの商品に課さ
    れる条件情報とをツリー構造の形で記述する樹形図であ
    って、それらの商品に課される当該商品の組み合わせを
    制約する制約情報を当該商品の下位に付加したものを管
    理するデータベース手段と、 前記データベース手段の管理する樹形図に従って、コン
    フィグレーションの対象となる商品とそれを構成する可
    能性のある商品との一覧を出力する出力手段と、 前記出力手段の出力に応答して選択される商品を処理対
    象として、前記データベース手段の管理する樹形図と当
    該樹形図に付加された前記制約情報とに従って、コンフ
    ィグレーションの対象となる商品が実現可能であるか否
    かをチェックするチェック手段とを備えることを特徴と
    する商品コンフィグレーション装置。
  2. 【請求項2】 商品のコンフィグレーションを支援する
    商品コンフィグレーション装置であって、 コンフィグレーションの対象となる商品毎に、それを構
    成する可能性のある商品の情報と、それらの商品に課さ
    れる条件情報とをツリー構造の形で記述する樹形図であ
    って、それらの商品が選択された場合における処理を規
    定した動作情報を当該商品の下位に付加したものを管理
    するデータベース手段と、 前記データベース手段の管理する樹形図に従って、コン
    フィグレーションの対象となる商品とそれを構成する可
    能性のある商品との一覧を出力する出力手段と、 前記出力手段の出力に応答して選択される商品を処理対
    象として、前記データベース手段の管理する樹形図と当
    該樹形図に付加された前記動作情報とに従って、コンフ
    ィグレーションの対象となる商品が選択された場合に当
    該動作情報に従った処理を行う処理手段とを備えること
    を特徴とする商品コンフィグレーション装置。
  3. 【請求項3】 商品のコンフィグレーションを支援する
    商品コンフィグレーション装置であって、 コンフィグレーションの対象となる商品毎に、それを構
    成する可能性のある商品の情報と、それらの商品に課さ
    れる条件情報とをツリー構造の形で記述する樹形図であ
    って、それらの商品が選択された場合に出力すべきガイ
    ドメッセージを当該商品の下位に付加したものを管理す
    るデータベース手段と、 前記データベース手段の管理する樹形図に従って、コン
    フィグレーションの対象となる商品とそれを構成する可
    能性のある商品との一覧を出力する出力手段と、 前記出力手段の出力に応答して選択される商品を処理対
    象として、前記データベース手段の管理する樹形図と当
    該樹形図に付加された前記ガイドメッセージとに従っ
    て、コンフィグレーションの対象となる商品が選択され
    た場合に当該ガイドメッセージを前記出力手段に出力さ
    せる出力制御手段とを備えることを特徴とする商品コン
    フィグレーション装置。
  4. 【請求項4】 商品のコンフィグレーションを支援する
    商品コンフィグレーション装置であって、 コンフィグレーションの対象となる商品毎に、それを構
    成する可能性のある商品の情報と、それらの商品に課さ
    れる条件情報とをツリー構造の形で記述する樹形図であ
    って、それらの商品が選択された場合に当該選択に応じ
    て必ず選択すべき他の商品を規定した必須選択情報を当
    該商品の下位に付加したものを管理するデータベース手
    段と、 前記データベース手段の管理する樹形図に従って、コン
    フィグレーションの対象となる商品とそれを構成する可
    能性のある商品との一覧を出力する出力手段と、 前記出力手段の出力に応答して選択される商品を処理対
    象として、前記データベース手段の管理する樹形図と当
    該樹形図に付加された前記必須選択情報とに従って、コ
    ンフィグレーションの対象となる商品が選択された場合
    に前記必須選択情報における前記他の商品を自動的に選
    択する選択手段とを備えることを特徴とする商品コンフ
    ィグレーション装置。
  5. 【請求項5】 商品のコンフィグレーションを支援する
    商品コンフィグレーション装置であって、 コンフィグレーションの対象となる商品毎に、それを構
    成する可能性のある商品の情報と、それらの商品に課さ
    れる条件情報とをツリー構造の形で記述する樹形図であ
    って、それらの商品が選択された場合において当該選択
    が実現可能でない場合に出力すべきエラーメッセージを
    当該商品の下位に付加したものを管理するデータベース
    手段と、 前記データベース手段の管理する樹形図に従って、コン
    フィグレーションの対象となる商品とそれを構成する可
    能性のある商品との一覧を出力する出力手段と、 前記出力手段の出力に応答して選択される商品を処理対
    象として、前記データベース手段の管理する樹形図と当
    該樹形図に付加された前記制約情報とに従って、コンフ
    ィグレーションの対象となる商品が実現可能であるか否
    かをチェックするチェック手段と、 前記出力手段の出力に応答して選択される商品を処理対
    象として、前記データベース手段の管理する樹形図と当
    該樹形図に付加された前記エラーメッセージとに従っ
    て、前記チェック手段において当該選択が実現可能でな
    い場合に当該エラーメッセージを前記出力手段に出力さ
    せ、当該選択された商品の表示をそれ以外の商品とは異
    なる色で前記出力手段に出力させる出力制御手段とを備
    えることを特徴とする商品コンフィグレーション装置。
  6. 【請求項6】 商品のコンフィグレーションを支援する
    商品コンフィグレーション装置であって、 コンフィグレーションの対象となる商品毎に、それを構
    成する可能性のある商品の情報と、それらの商品に課さ
    れる条件情報とをツリー構造の形で記述する樹形図であ
    って、それらの商品に課される当該商品の組み合わせを
    制約する制約情報を当該商品の下位に付加したものと、
    コンフィグレーションの対象となる商品毎の価格とを管
    理するデータベース手段と、 入力された条件と前記データベース手段の管理する樹形
    図とに従って、前記入力された条件を充足するコンフィ
    グレーションの対象となる商品の1次候補を抽出する手
    段と、 前記データベース手段の管理する樹形図と当該樹形図に
    付加された前記制約情報とに従って、コンフィグレーシ
    ョンの対象となる商品が実現可能であるか否かをチェッ
    クして、前記1次候補から2次候補を抽出する手段と、 入力された予算に従って、前記2次候補から前記予算を
    充足するものを抽出する手段とを備えることを特徴とす
    る商品コンフィグレーション装置。
  7. 【請求項7】 商品のコンフィグレーションを支援する
    商品コンフィグレーション装置の実現に用いられるプロ
    グラムがコンピュータ読取可能に格納されるプログラム
    記録媒体であって、 コンフィグレーションの対象となる商品毎に、それを構
    成する可能性のある商品の情報と、それらの商品に課さ
    れる条件情報とをツリー構造の形で記述する樹形図であ
    って、それらの商品に課される当該商品の組み合わせを
    制約する制約情報を当該商品の下位に付加したものを管
    理する処理と、 前記データベース手段の管理する樹形図に従って、コン
    フィグレーションの対象となる商品とそれを構成する可
    能性のある商品との一覧を出力する出力処理と、 前記出力処理の出力に応答して選択される商品を処理対
    象として、前記データベース手段の管理する樹形図と当
    該樹形図に付加された前記制約情報とに従って、コンフ
    ィグレーションの対象となる商品が実現可能であるか否
    かをチェックするチェック処理とを、 前記商品コンフィグレーション装置であるコンピュータ
    に実行させるプログラムが格納されることを特徴とする
    プログラム記録媒体。
  8. 【請求項8】 商品のコンフィグレーションを支援する
    装置で用いられるデータベースを作成するデータベース
    作成装置であって、 表形式で記述される商品情報を入力する入力手段と、 前記入力手段の入力する商品情報から、コンフィグレー
    ションの対象となる商品毎に、それを構成する可能性の
    ある商品の情報と、それらの商品に課される条件情報と
    をツリー構造の形で記述する樹形図を作成する作成手段
    と、 樹形図の記述する商品間の関係を出力しつつ、対話処理
    により、入力手段の入力する商品情報には記述されてい
    ない商品情報に従って、商品に課される条件情報を付加
    することにより該樹形図を完成させる編集手段とを備
    え、 前記編集手段が、更にコンフィグレーションの対象とな
    る商品に課される条件情報を作成し、これを前記作成手
    段の作成した樹形図の当該商品の下位に付加することを
    特徴とするデータベース作成装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のデータベース作成装置に
    おいて、 前記編集手段が作成する条件情報は、コンフィグレーシ
    ョンの対象となる商品に課される当該商品の組み合わせ
    を制約する制約情報、当該商品が選択された場合におけ
    る処理を規定した動作情報、当該商品が選択された場合
    に出力すべきガイドメッセージ、当該商品が選択された
    場合に当該選択に応じて必ず選択すべき他の商品を規定
    した必須選択情報、又は、当該商品が選択された場合に
    おいて当該選択が実現可能でない場合に出力すべきエラ
    ーメッセージであることを特徴とするデータベース作成
    装置。
  10. 【請求項10】 商品のコンフィグレーションを支援す
    る装置で用いられるデータベースを作成するデータベー
    ス作成装置の実現に用いられるプログラムがコンピュー
    タ読取可能に格納されるプログラム記録媒体であって、 表形式で記述される商品情報を入力する入力処理と、 前記入力手段の入力する商品情報から、コンフィグレー
    ションの対象となる商品毎に、それを構成する可能性の
    ある商品の情報と、それらの商品に課される条件情報と
    をツリー構造の形で記述する樹形図を作成する作成処理
    と、 樹形図の記述する商品間の関係を出力しつつ、対話処理
    により、入力手段の入力する商品情報には記述されてい
    ない商品情報に従って、商品に課される条件情報を付加
    することにより該樹形図を完成させる編集処理と、 コンフィグレーションの対象となる商品に課される条件
    情報を作成し、これを前記作成手段の作成した樹形図の
    当該商品の下位に付加する処理とを、 前記データベース作成装置であるコンピュータに実行さ
    せるプログラムが格納されることを特徴とするプログラ
    ム記録媒体。
JP2000217742A 2000-07-18 2000-07-18 商品コンフィグレーション装置、データベース作成装置及びプログラム記録媒体 Pending JP2002032631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000217742A JP2002032631A (ja) 2000-07-18 2000-07-18 商品コンフィグレーション装置、データベース作成装置及びプログラム記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000217742A JP2002032631A (ja) 2000-07-18 2000-07-18 商品コンフィグレーション装置、データベース作成装置及びプログラム記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002032631A true JP2002032631A (ja) 2002-01-31

Family

ID=18712806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000217742A Pending JP2002032631A (ja) 2000-07-18 2000-07-18 商品コンフィグレーション装置、データベース作成装置及びプログラム記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002032631A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006276931A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Hitachi-Kenki Business Frontier Co Ltd データベース作成システム
JP2006277392A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Fujitsu Ltd 見積支援プログラム、見積支援方法、及び見積支援装置
JP2007334430A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Hitachi Ltd 統合コンフィギュレーション装置、統合コンフィギュレーション方法、および統合コンフィギュレーションプログラム
CN100444160C (zh) * 2003-08-18 2008-12-17 微软公司 用于验证分层组织的消息的系统和方法
JP2010224953A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Fujitsu Ltd ギフト用詰め合わせ商品提供方法、ギフト用詰め合わせ商品提供装置、及びプログラム
WO2011078348A1 (ja) * 2009-12-24 2011-06-30 楽天株式会社 購入予定商品の適否判定システム
JP2017078908A (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 株式会社日立製作所 製品構成情報管理装置、製品構成情報管理システムおよび製品構成情報管理方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100444160C (zh) * 2003-08-18 2008-12-17 微软公司 用于验证分层组织的消息的系统和方法
JP2006276931A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Hitachi-Kenki Business Frontier Co Ltd データベース作成システム
JP4481856B2 (ja) * 2005-03-28 2010-06-16 日立建機ビジネスフロンティア株式会社 データベース作成システム
JP2006277392A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Fujitsu Ltd 見積支援プログラム、見積支援方法、及び見積支援装置
JP4548180B2 (ja) * 2005-03-29 2010-09-22 富士通株式会社 見積支援プログラム、見積支援方法、及び見積支援装置
JP2007334430A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Hitachi Ltd 統合コンフィギュレーション装置、統合コンフィギュレーション方法、および統合コンフィギュレーションプログラム
JP2010224953A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Fujitsu Ltd ギフト用詰め合わせ商品提供方法、ギフト用詰め合わせ商品提供装置、及びプログラム
WO2011078348A1 (ja) * 2009-12-24 2011-06-30 楽天株式会社 購入予定商品の適否判定システム
JP5073857B2 (ja) * 2009-12-24 2012-11-14 楽天株式会社 購入予定商品の適否判定システム
JP2017078908A (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 株式会社日立製作所 製品構成情報管理装置、製品構成情報管理システムおよび製品構成情報管理方法
WO2017068796A1 (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 株式会社日立製作所 製品構成情報管理装置、製品構成情報管理システムおよび製品構成情報管理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7543005B1 (en) Web site content change management
US6662199B1 (en) Method and apparatus for customized hosted applications
US6141658A (en) Computer system and method for managing sales information
US7496890B2 (en) Generation of configuration instructions using an abstraction technique
AU758332B2 (en) A method of constructing a context-dependent database
US7584210B2 (en) Method and apparatus for creation and maintenance of database structure
US7131069B1 (en) Navigational interface for ERP system
CA2720548C (en) Web portal application customization method and system using profiles
US7814101B2 (en) Term database extension for label system
US9384174B1 (en) Automated system for assisting the architectural process
US20040250236A1 (en) Establishing and maintaining a relationship between a three-dimensional model and related data
Pleuss et al. User interface engineering for software product lines: the dilemma between automation and usability
JPH07239776A (ja) ソフトウェアシステム管理装置
JP2001265768A (ja) 文書統合管理装置および文書統合管理方法
US20050273721A1 (en) Data transformation system
JP2002032631A (ja) 商品コンフィグレーション装置、データベース作成装置及びプログラム記録媒体
TW487855B (en) Interactive system for product selection
JP2007265249A (ja) データ検索表示装置、データ検索表示システム、検索表示処理プログラムおよびデータ検索表示方法
US7039648B2 (en) Method and software system for creating customized computerized libraries
JP2001022764A (ja) データベース作成装置及び方法と商品コンフィグレーション装置及び方法とプログラム記録媒体
US20060010081A1 (en) Automated system for assisting the architectural process
JPH07129448A (ja) ファイル選択システム
US20020120596A1 (en) Content store with inheritance
JP5532811B2 (ja) パーツカタログ作成支援装置、プログラム、およびパーツカタログ作成支援方法
EP1102188B1 (en) Electronic catalog uitilization system for enabling creation/recovery of partial set of electronic catalog and free devision of electronic catalog

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060829