JP2002032581A - 仮想複数通貨口座システム - Google Patents
仮想複数通貨口座システムInfo
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Abstract
国内外の通貨口座による決済を任意に行なうことを可能
にする。 【解決手段】仮想複数通貨口座システム20の開設部4
0は、利用者からの要求に応じて、仮想複数通貨決済口
座22に残高管理をするための残高管理メイン口座30
と、残高管理メイン口座30とは異なる通貨決済をする
ための仮想通貨決済口座34とを開設する。残高管理メ
イン口座30と仮想通貨決済口座34との残高は、ゲー
トウェイ機能32によって各通貨間の為替レートをもと
に整合性が取られている。決済部42は、クレジットカ
ードの利用代金の決済要求に対して、クレジットカード
が国内で発行されたものであっても例えば米国での使用
によりドル決済が必要であればドル口座34aを用いて
決済する。
Description
レジットカード決済などに好適な仮想複数通貨口座シス
テムに関する。
レジットカードは、国内銀行の円口座を決済口座に指定
して使用されている。通常、クレジットカードは、国内
での使用に限らず国外においても使用することができ、
その国の通貨による利用金額が所定のタイミングでの為
替レートに基づいて円に換算されて、指定の円口座から
振り替えが行われる。
により比較的長期に海外で滞在する場合、国内でつくっ
たクレジットカードをそのまま使用できるものの、長期
に渡って現地での通貨により利用代金を決済するにもか
かわらず、国内銀行の円口座による決済しかできなかっ
た。
済口座を現地通貨口座に変更することは現状まず不可能
であり、赴任先の国の銀行等へ現地通貨決済のクレジッ
トカードを申し込むことが必要となる。しかしながら、
赴任先が欧米である場合、クレジットヒストリー(信用
履歴等の情報)がないとクレジットカードの発行を受け
ることが極めて困難であり、結局、現地通貨口座により
決済可能なクレジットカードを使用することができなか
った。
海外赴任などにより現地通貨口座により決済可能なクレ
ジットカードが必要であったとしても容易に発行を受け
ることができず、また国内で発行されたクレジットカー
ドについて国内銀行の円口座を決済口座に指定していれ
ば、現地通貨口座により決済が必要であっても円口座に
よる決済しかできなかった。
れたもので、利用者に対して過度な負担を与えることな
く、国内外の通貨口座による決済を任意に行なうことが
可能な仮想複数通貨口座システムを提供することを目的
とする。
るためのメイン口座と、前記メイン口座とは異なる通貨
決済をするための仮想通貨決済口座とを開設する開設手
段と、前記開設手段によって開設されたメイン口座と前
記仮想通貨決済口座との残高の整合性をとるための残高
管理手段と、決済要求に対して、前記開設手段によって
開設された前記メイン口座あるいは前記仮想通貨決済口
座により決済を行なう決済手段とを具備したことを特徴
とする。
(例えば、円口座)に対して仮想通貨決済口座(例え
ば、ドル口座、フラン口座、ポンド口座…等)を開設す
ることで、決済をメイン口座に対してだけでなく仮想通
貨決済口座を対象として行なうことができる。すなわ
ち、仮想通貨決済口座に対する決済の内容を残高管理手
段によりメイン口座に反映させる一方、メイン口座と異
なる通貨による決済内容を仮想通貨決済口座により管理
することができる。
記メイン口座と前記仮想通貨決済口座のうち、決済に用
いる口座を利用者からの要求に応じて設定する設定手段
を具備し、前記決済手段は、前記設定手段により設定さ
れた前記メイン口座あるいは前記仮想通貨決済口座の何
れかにより決済を行なうことを特徴とする。
る通貨に応じた仮想通貨決済口座を指定することで、利
用者が指定した仮想通貨決済口座を対象として決済が行
われる。
貨に応じた前記メイン口座あるいは前記仮想通貨決済口
座の何れかにより決済を行なうことを特徴とする。
済要求があった通貨に応じた口座が決済対象となるた
め、例えばドル決済の要求があればドルに対応する仮想
通貨決済口座を対象として決済が行われる。
が前記仮想通貨決済口座により決済した内容を、前記メ
イン口座に対して所定のタイミングで整合させることを
特徴とする。
の内容をメイン口座に対してリアルタイムに反映させ
る、あるいは仮想通貨決済口座に対応する通貨とメイン
口座に対応する通貨との為替レートの状況に応じて決定
されるタイミングで反映させるといったことができる。
施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる
クレジットカード決済システムのシステム構成を示すブ
ロック図である。図1に示すように、本実施形態におけ
るクレジットカード決済システムは、ネットワーク10
(例えば専用回線網)を介して銀行のコンピュータセン
タ12が銀行支店のコンピュータ14、クレジットカー
ド会社のサーバ16と接続されている。また、コンピュ
ータセンタ12とサーバ16は、ネットワーク10(イ
ンターネット)を介して利用者端末17,19と接続さ
れ、利用者端末17,19からのアクセス要求に対して
Webページを提供することができる。利用者端末1
7,19は、利用者により使用されるもので、コンピュ
ータセンタ12、コンピュータ14などと専用回線網を
介して接続されるATM(automatic tellermachine)
や、インターネットと接続可能なパーソナルコンピュー
タ(PC)を表しているものとする。ここでは、利用者
端末17が国内において使用され、利用者端末19が海
外において使用されるものとして説明する。なお、図示
していないが、クレジットカードによる支払いが可能な
店舗に設置されたクレジットカード決済用端末が、クレ
ジットカード会社のサーバ16と接続される。
理するシステムであり、本実施形態においては仮想複数
通貨口座システム20を実現することができる。仮想複
数通貨口座システム20は、銀行に口座を有する利用者
からの要求に応じて、複数種類の通貨による管理が可能
である口座(以下、仮想複数通貨決済口座22)を開設
し、この仮想複数通貨決済口座22を用いて利用者の銀
行口座による決済を実行することができる。例えば、利
用者がクレジットカードの利用代金決済に用いる口座と
して仮想複数通貨決済口座22を指定することで、仮想
複数通貨決済口座22により所定の通貨による決済(外
貨決済)とその管理を行なうことができる。
よって実現される仮想複数通貨口座システム20の構成
を示すブロック図である。図2に示すように、仮想複数
通貨口座システム20は、仮想複数通貨決済口座22
と、仮想複数通貨決済口座22に対する各種管理を行な
う機能を有する管理部24が含まれる。
銀行に開設している実際(リアル)の口座とは別に、同
口座に対応する仮想(バーチャル)上の残高管理をする
ための残高管理メイン口座30と、残高管理メイン口座
30とは異なる通貨決済をするための仮想通貨決済口座
34とが開設される。なお、実際の口座が残高管理メイ
ン口座30であっても良い。また、仮想通貨決済口座3
4には、開設時の利用者からの要求に応じた通貨に対応
する少なくとも1つの口座内口座が含まれる。図2に示
す例では、仮想通貨決済口座34に複数の通貨に対応す
る口座、すなわちドル口座34a、フラン口座34b、
ポンド口座34c、リラ口座34d、マルク口座34e
が含まれている。この場合、残高管理メイン口座30は
円口座であるものとする。
は、残高管理メイン口座30と仮想通貨決済口座34と
の残高の整合性をとるための機能であり、複数通貨間の
残高管理を行なう。ゲートウェイ機能32は、24時間
リアルタイムで各通貨間の為替レートに関する情報が提
供されており、この情報をもとに残高管理メイン口座3
0と仮想通貨決済口座34に含まれる各通貨に対応する
口座34a〜34eとの残高が一致するように管理す
る。例えば、仮想通貨決済口座34のドル口座34aに
よってクレジットカードの利用代金を決済した場合、そ
の決済の内容が残高管理メイン口座30(円口座)の残
高に、その時点の為替レートの情報に従ってリアルタイ
ムで反映させることができる。同様にして、ドル口座3
4aの残高が照会される場合には、その時点の残高管理
メイン口座30における円貨の残高をその時点の為替レ
ートでドル換算する。
決済口座34により決済された内容を残高管理メイン口
座30に対してリアルタイムで反映させるのではなく、
所定のタイミングで整合させるようにしても良い。例え
ば、仮想通貨決済口座34に対応する通貨と残高管理メ
イン口座30に対応する通貨との為替レートの状況に応
じて決定されるタイミングで反映させるようにしても良
い。ここで為替レートの状況としては、例えば、ドル口
座34aにより決済した内容については決済時点より円
安の状況となった時点、あるいは銀行支店のコンピュー
タ14からドル口座34aへの資金移動に対しては円高
の状況となった時点がある。これにより、利用者の仮想
複数通貨決済口座22を用いた決済(あるいは資金の移
動)による為替リスクを回避することができる。
部40、決済部42、設定部44の各機能が設けられて
いる。開設部40は、銀行口座を有する利用者からの指
示に応じて、仮想複数通貨決済口座22(残高管理メイ
ン口座30、仮想通貨決済口座34)を開設する機能部
である。開設部40は、利用者から複数の通貨口座登録
指定(例えば、円、ドル、フラン、ポンド、リラ、マル
ク)と、残高管理をするための残高管理メイン口座の通
貨(例えば、円)の指定を受けて、残高管理メイン口座
30と仮想通貨決済口座34とを開設する(図2中に示
す)。なお、利用者からの仮想複数通貨決済口座22の
開設の指定は、利用者端末17のATMから受け付けた
り、あるいは利用者が使用するPCの操作によりインタ
ーネットを通じて仮想複数通貨口座システム20が提供
するWebページ中で受け付けるようにしても良い。
金の決済などの決済要求に対して、残高管理メイン口座
30あるいは仮想通貨決済口座34により決済を行なう
機能部である。決済部42は、利用者により決済口座が
指定されている場合には、例えばクレジットカードの利
用代金の決済を指定された口座を用いて決済する。ま
た、決済部42は、利用者により決済口座が指定されて
いない場合には、クレジットカード会社のサーバ16か
らの口座振替データに応じた利用通貨の口座を用いて決
済する。例えば、米国内でクレジットカードを使用して
ドルによる支払いを行った場合には、ドル口座34aに
より利用代金の決済を行なう。
た残高管理メイン口座30と仮想通貨決済口座34(各
通貨に対応する口座34a〜34e)のうち、決済に用
いる口座を利用者からの要求に応じて設定する機能部で
ある。決済部42は、設定部44により設定された口座
を対象として利用代金の決済を行なう。
座システム20の動作について説明する。ここでは、日
本国内のクレジットカード会社から発行されたクレジッ
トカードの利用代金を、日本国内の銀行に開設している
口座を指定して決済する場合を例にして説明する。本実
施形態では、国内で発行されたクレジットカードの決済
を銀行の仮想複数通貨口座システム20により仮想複数
通貨決済口座22を開設することにより、円口座による
決済だけでなく、海外でクレジットカードを使用した場
合に外貨決済も可能にする。
ながら仮想複数通貨決済口座22の開設について説明す
る。
17からコンピュータセンタ12に対して、クレジット
カードの決済口座としていた実際に開設している口座の
口座番号と共に、仮想複数通貨決済口座22の開設要求
を送る。これにより、仮想複数通貨口座システム20の
開設部40は、指定された実際の口座とは別の同口座に
対応する仮想(バーチャル)上の残高管理をするための
仮想複数通貨決済口座22を開設する(ステップA
1)。
通貨の種類を示す通貨口座登録指定と、残高管理をする
ための残高管理メイン口座の通貨の指定を受けて、残高
管理メイン口座30と仮想通貨決済口座34とを開設す
る(ステップA2)。図2に示す例では、残高管理メイ
ン口座30として円口座、仮想通貨決済口座34として
ドル口座34a、フラン口座34b、ポンド口座34
c、リラ口座34d、マルク口座34eが設定されてい
る。
図4に示すように、仮想複数通貨決済口座22が開設さ
れた各口座について、ユーザからの指示に応じて設定さ
れた残高管理メイン口座30の通貨と、仮想通貨決済口
座34の通貨とがそれぞれ管理する。
用代金の決済に用いる口座として仮想複数通貨決済口座
22が指定されると、開設部40は、カード会社のサー
バ16からのクレジットカード決済が必要な口座振替デ
ータに対して、仮想複数通貨決済口座22(残高管理メ
イン口座30あるいは仮想通貨決済口座34)を用いて
決済されるように設定する(ステップA3)。
仮想複数通貨決済口座22が設定されている場合に利用
者がクレジットカードを使用した時の処理について、図
5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
ジットカードの利用者は、利用者端末17を通じてコン
ピュータセンタ12(仮想複数通貨口座システム20)
に対して、任意に決済通貨を指示することができる。例
えば、日本国内であればATMから指示することもでき
るし、PCから仮想複数通貨口座システム20が提供す
るWebページを通じてインターネットを介して指示す
ることができる。仮想複数通貨口座システム20の設定
部44は、利用者からの指示に応じて決済口座を設定し
ておく。
カードを使用することから決済通貨を円、すなわち仮想
複数通貨決済口座22の円口座(残高管理メイン口座3
0)での決済を指示したものとする(図2(a))。
いはインターネット上で利用できるEC(Electronic C
ommerce)サイトでの商品購入の支払いにクレジットカ
ードを利用すると、仮想複数通貨口座システム20は、
クレジットカード会社(サーバ16)から利用代金の口
座振替データを受信する(ステップB1)(図2
(b))。
れた通貨口座、ここでは残高管理メイン口座30(円口
座)によって決済を行なう(ステップB2)。また、開
設部40は、指定された円口座(残高管理メイン口座3
0)によりクレジットカードの利用代金を決済した後、
決済に用いた通貨(ここでは円貨)による金額を表す決
済データをクレジットカード会社のサーバ16へ提供す
る(ステップB3)(図2(c))。
座システム20から決済データを受信することで、この
決済データをもとにクレジットカードの利用者に対する
カード利用明細を作成する。この場合、国内の使用で円
口座による決済であるので、一般的な円決済によるカー
ド利用明細となる。クレジットカード会社は、クレジッ
トカードの利用明細を国内であれば郵送により通知でき
るし、またカード利用明細の管理用のWebページを用
意することによりインターネットを通じて提供すること
もできる(図2(d))。
においてクレジットカードの使用が必要となったものと
する。ここでは、米国に長期赴任となり長期に渡ってド
ルを使用する状況となったものとする。
カードを使用することから決済通貨をドル、すなわち仮
想通貨決済口座34のドル口座34aでの決済を指示す
る(図2(e))。
トカードを利用すると、仮想複数通貨口座システム20
は、クレジットカード会社(サーバ16)から利用代金
の口座振替データを受信する(図2(b))。この場
合、米国内でのクレジットカードの使用であるためドル
による支払いとなる。
れた通貨口座、ここではドル口座34aによって決済を
行なう。また、開設部40は、指定されたドル口座34
aによりクレジットカードの利用代金を決済した後、決
済に用いた通貨(ここではドル)による金額を表す決済
データをクレジットカード会社のサーバ16へ提供する
(図2(c))。
座システム20からドル決済の決済データを受信するの
で、この決済データをもとにドル決済によるカード利用
明細を作成することができる。また、クレジットカード
の利用明細は、前述したように、カード利用明細の管理
用のWebページによりインターネットを通じて提供す
ることができる(図2(d))。これにより、日本国内
で発行されたクレジットカードであっても米国内で使用
した場合には、使用通貨であるドルによりドル口座34
aを用いて決済し、またドルにより表記された利用明細
をクレジットカード会社から取得することができるの
で、米国内で発行されたクレジットカードと同じ感覚て
使用できることになる。
(口座)を設定するものとして説明しているが、クレジ
ットカードによる代金の支払い時に決済金額の指定と共
に、決済通貨(口座)の指定を入力するようにしても良
い。この場合、クレジットカード会社(サーバ16)か
ら仮想複数通貨口座システム20に対して、口座振替デ
ータと共に決済通貨が通知されるものとする。
ばドル)に対して対応する口座(例えばドル口座34
a)により決済を行なうものとしているが、決済通貨と
決済口座とが必ずしも対応している必要はない。
において開設した仮想複数通貨決済口座22について、
海外において利用者端末19によりインターネットを通
じて管理することもできる。仮想複数通貨口座システム
20は、利用者(利用者端末19)からの口座番号の指
定による口座照会の要求に応じて、Webページ上にお
いて利用者が開設した各口座の残高情報を提供する。な
お、不正なアクセスを回避するための認証処理などが必
要となるが、本発明とは直接関係しないので説明を省略
する。
高の情報が掲載された口座照会ページの一例を示してい
る。図6に示す例では、残高管理メイン口座30と仮想
通貨決済口座34のそれぞれの通貨と、残高管理メイン
口座30の通貨(円)に対する各口座の通貨(ドル、フ
ラン、…)の為替レート、この為替レートに基づく各口
座の残高が掲載されている。
ついても海外において残高管理をすることができるの
で、クレジットカード会社から通知されるカード利用明
細と合わせて、あたかも海外で口座を開設して、この口
座を決済口座としたクレジットカードの発行させた場合
と同じように仮想複数通貨決済口座22を利用すること
ができる。
ドの利用代金の決済のために仮想複数通貨決済口座22
を用いる場合について説明しているが、他の銀行支店の
コンピュータ14からの資金移動に仮想複数通貨決済口
座22を用いることができる。例えば、利用者に対して
ドルによる振り込みがある場合には、ドル口座34aを
振込先とすることにより、残高管理メイン口座30(あ
るいは利用者が銀行に開設している実際(リアル)の口
座)に反映させることができる。
れた内容を残高管理メイン口座30に対してリアルタイ
ムで反映させるのではなく、所定のタイミングで整合さ
せるようにして、一時的に仮想通貨決済口座34におい
て保留しておいても良い。この保留内容は、口座照会ペ
ージにおいて確認できるようにして、例えば利用者が仮
想通貨決済口座34における保留内容を残高管理メイン
口座30に反映させるよう指示しても良い。勿論、仮想
複数通貨口座システム20の機能により自動的に決定さ
れるタイミングで反映させるようにしても良い。
2をクレジットカードの決済口座に指定することによ
り、利用者が海外赴任などした場合であっても、日本の
クレジットカード会社から発行された日本国内で使用し
ていたクレジットカードをそのまま継続して海外におい
て使用し、その決済を現地での通貨によって行なうこと
ができる。従って、現地においてクレジットカードの申
し込みを行なう必要がない。
ターネット上で管理が可能であるので、複数の通貨に対
応する各口座(ドル口座34a、フラン口座34b…)
について国内外の何れにいても容易に口座管理すること
ができる。
の利用代金の決済を、仮想複数通貨決済口座22を用い
て現地の利用通貨で決済することで為替リスクの回避も
可能である。
トカード決済を行なう場合を例にして説明しているが、
状況に応じて異なる通貨により決済を行なう分野におい
て本願発明を適用することができる。例えばオンライン
トレードを行なう場合に、前述したメイン口座と仮想複
数通貨口座とを利用者からの指示に応じて使い分けられ
るようにしても良い。また、個人が使用するクレジット
カードの決済だけでなく、法人向けの資材購入カード
(通称「パーチェシングカード」)の決済に適用するこ
とも可能である。
して予め仮想通貨決済口座を開設しておくものとしてい
るが、クレジットカードの使用時などにおいて仮想複数
通貨決済口座(特定の通貨口座)を指定することによ
り、その時点で仮想複数通貨決済口座が開設されるよう
にしても良い。
されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しな
い範囲で種々に変形することが可能である。また、前述
した実施形態の内容は可能な限り適宜組み合わせて実施
しても良い。前述した実施形態には種々の段階の発明が
含まれており、開示される複数の構成要件における適宜
の組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例え
ば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要
件が削除されても、効果が得られるので有れば、この構
成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
高管理をするためのメイン口座とメイン口座とは異なる
通貨決済をするための仮想通貨決済口座とを開設し、こ
の開設されたメイン口座と仮想通貨決済口座との残高の
整合性をとりながら、決済要求に対してメイン口座ある
いは仮想通貨決済口座により決済を行なうことにより、
利用者に対して過度な負担を与えることなく、国内外の
通貨口座による決済を任意に行なうことが可能となるも
のである。
テムのシステム構成を示すブロック図。
れる仮想複数通貨口座システム20の構成を示すブロッ
ク図。
するためのフローチャート。
示す図。
について説明するためのフローチャート。
された口座照会ページの一例を示す図。
Claims (5)
- 【請求項1】 残高管理をするためのメイン口座と、前
記メイン口座とは異なる通貨決済をするための仮想通貨
決済口座とを開設する開設手段と、 前記開設手段によって開設されたメイン口座と前記仮想
通貨決済口座との残高の整合性をとるための残高管理手
段と、 決済要求に対して、前記開設手段によって開設された前
記メイン口座あるいは前記仮想通貨決済口座により決済
を行なう決済手段とを具備したことを特徴とする仮想複
数通貨口座システム。 - 【請求項2】 前記開設手段によって開設された前記メ
イン口座と前記仮想通貨決済口座のうち、決済に用いる
口座を利用者からの要求に応じて設定する設定手段を具
備し、 前記決済手段は、前記設定手段により設定された前記メ
イン口座あるいは前記仮想通貨決済口座の何れかにより
決済を行なうことを特徴とする請求項1記載の仮想複数
通貨口座システム。 - 【請求項3】 前記決済手段は、前記決済要求の通貨に
応じた前記メイン口座あるいは前記仮想通貨決済口座の
何れかにより決済を行なうことを特徴とする請求項1記
載の仮想複数通貨口座システム。 - 【請求項4】 前記残高管理手段は、前記決済手段が前
記仮想通貨決済口座により決済した内容を、前記メイン
口座に対して所定のタイミングで整合させることを特徴
とする請求項1記載の仮想複数通貨口座システム。 - 【請求項5】 前記決済要求は、クレジットカードの利
用代金決済であることを特徴とする請求項1記載の仮想
複数通貨口座システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000219353A JP2002032581A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | 仮想複数通貨口座システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000219353A JP2002032581A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | 仮想複数通貨口座システム |
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Publication Number | Publication Date |
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---|---|
JP (1) | JP2002032581A (ja) |
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