JP2002032489A - 病床管理システム - Google Patents
病床管理システムInfo
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- JP2002032489A JP2002032489A JP2000213974A JP2000213974A JP2002032489A JP 2002032489 A JP2002032489 A JP 2002032489A JP 2000213974 A JP2000213974 A JP 2000213974A JP 2000213974 A JP2000213974 A JP 2000213974A JP 2002032489 A JP2002032489 A JP 2002032489A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 経済的負担が少なく、容易且つ迅速に病院毎
の空床データを得ること、更には、病院毎の在院統計を
も自動算出することはいうまでもなく、頻繁な法改正に
伴うシステムの変更にも速やかに対応することが可能で
ある等、大幅な医療事務の効率化を図る。 【解決手段】 情報サービス機関に設置されて、設備や
医師等に関する病院情報および入退院履歴等の患者情報
に基づく病院データベースを記憶させたサーバ10と、
各病院等に設置されてサーバ10にインターネットを介
して接続可能な端末機20とからなり、サーバ10に記
憶させた病院データベース13に基づいて算出された空
床情報を端末機20を介して各病院へ提供する。
の空床データを得ること、更には、病院毎の在院統計を
も自動算出することはいうまでもなく、頻繁な法改正に
伴うシステムの変更にも速やかに対応することが可能で
ある等、大幅な医療事務の効率化を図る。 【解決手段】 情報サービス機関に設置されて、設備や
医師等に関する病院情報および入退院履歴等の患者情報
に基づく病院データベースを記憶させたサーバ10と、
各病院等に設置されてサーバ10にインターネットを介
して接続可能な端末機20とからなり、サーバ10に記
憶させた病院データベース13に基づいて算出された空
床情報を端末機20を介して各病院へ提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院および入院設
備を有する医院等の医療機関の情報をサーバコンピュー
タによって統括管理し、各医療機関の患者の入退院履歴
を元に空床情報や在院統計を算出して、当該医療機関に
それらの情報を提供するとともに、多数の医療機関の間
で空床情報を共有して、医療のネットワークを図るシス
テムに関するものである。
備を有する医院等の医療機関の情報をサーバコンピュー
タによって統括管理し、各医療機関の患者の入退院履歴
を元に空床情報や在院統計を算出して、当該医療機関に
それらの情報を提供するとともに、多数の医療機関の間
で空床情報を共有して、医療のネットワークを図るシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院および入院設備を有する医院等の医
療機関(以下、病院と記す)は、診療科毎に空床管理を
行い、患者の入退院計画を立てる必要があるが、例えば
救急指定病院等においては、症状が落ち着いた患者を他
の病院へ移送して救急患者受け入れのための病床を確保
しておく必要があり、各医療機関においては、他の病院
での検査や手術等が必要と判断された場合や、病院の機
能分担のため等、患者を他の病院へ転院させる必要がし
ばしば生じる。
療機関(以下、病院と記す)は、診療科毎に空床管理を
行い、患者の入退院計画を立てる必要があるが、例えば
救急指定病院等においては、症状が落ち着いた患者を他
の病院へ移送して救急患者受け入れのための病床を確保
しておく必要があり、各医療機関においては、他の病院
での検査や手術等が必要と判断された場合や、病院の機
能分担のため等、患者を他の病院へ転院させる必要がし
ばしば生じる。
【0003】そして、患者の転院に際しては、時には緊
急を要することがあるが、従来、他の病院の空床状況や
医師等の受け入れ態勢を確認する手段は、予めリストア
ップされている病院の中から医師等が適宜選択して電話
をかけるという、極めて効率の悪い方法によって行われ
るのが一般的であった。
急を要することがあるが、従来、他の病院の空床状況や
医師等の受け入れ態勢を確認する手段は、予めリストア
ップされている病院の中から医師等が適宜選択して電話
をかけるという、極めて効率の悪い方法によって行われ
るのが一般的であった。
【0004】そこで、多数の病床を有する病院などで
は、システム的に空床管理をする必要があった。
は、システム的に空床管理をする必要があった。
【0005】ところが、空床管理の方法は病院毎に様々
であり、一般的なソフトウェア等がなく、統一されたシ
ステムが存在しない。従って、システム的に空床管理を
する場合には、各病院が独自にシステムを構築しなくて
はならないため、人的、経済的に多大な負担がかかって
いた。
であり、一般的なソフトウェア等がなく、統一されたシ
ステムが存在しない。従って、システム的に空床管理を
する場合には、各病院が独自にシステムを構築しなくて
はならないため、人的、経済的に多大な負担がかかって
いた。
【0006】また、入院に関して公的な補助金や保険金
等を受け取る際の金額は、患者の在院日数等に関連し、
その申請書類のために患者の在院統計を算出すること
は、病院の重要な業務のひとつであるが、在院統計の書
類を作成するためには、各病院において、患者毎の入院
日数や特定疾患の患者に関する算定処理等を行わなけれ
ばならず、極めて手間のかかる作業であった。殊に、前
記算定処理についての算定基準を定める法律は早いサイ
クルで改正されるので、改正毎に変更後の算定基準に合
わせて各病院が頻繁にシステムを迅速に再構築し直す必
要があり、そのためにも多大な人的、経済的な負担とな
っている。
等を受け取る際の金額は、患者の在院日数等に関連し、
その申請書類のために患者の在院統計を算出すること
は、病院の重要な業務のひとつであるが、在院統計の書
類を作成するためには、各病院において、患者毎の入院
日数や特定疾患の患者に関する算定処理等を行わなけれ
ばならず、極めて手間のかかる作業であった。殊に、前
記算定処理についての算定基準を定める法律は早いサイ
クルで改正されるので、改正毎に変更後の算定基準に合
わせて各病院が頻繁にシステムを迅速に再構築し直す必
要があり、そのためにも多大な人的、経済的な負担とな
っている。
【0007】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであって、経済的負担が少なく、容易且つ迅速に
病院毎の空床データを得ること、更には、病院毎の在院
統計をも自動算出することはいうまでもなく、頻繁な法
改正に伴うシステムの変更にも速やかに対応することが
可能である等、大幅な医療事務の効率化を図るものであ
る。
たものであって、経済的負担が少なく、容易且つ迅速に
病院毎の空床データを得ること、更には、病院毎の在院
統計をも自動算出することはいうまでもなく、頻繁な法
改正に伴うシステムの変更にも速やかに対応することが
可能である等、大幅な医療事務の効率化を図るものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、情報
サービス機関に設置されて、設備や医師等に関する病院
情報および入退院履歴等の患者情報に基づく病院データ
ベースを記憶させたサーバと、各病院等に設置されて前
記サーバにインターネットを介して接続可能な端末機と
からなり、前記サーバに記憶させた病院データベースに
基づいて算出された空床情報、更には在院統計情報を前
記端末機を介して各病院へ提供することとした。
サービス機関に設置されて、設備や医師等に関する病院
情報および入退院履歴等の患者情報に基づく病院データ
ベースを記憶させたサーバと、各病院等に設置されて前
記サーバにインターネットを介して接続可能な端末機と
からなり、前記サーバに記憶させた病院データベースに
基づいて算出された空床情報、更には在院統計情報を前
記端末機を介して各病院へ提供することとした。
【0009】各病院は、予め病床数や設備、医師や看護
婦数などからなる病院情報を登録しておいて、患者が入
退院する毎に、日時や病名等を入力装置によって入力
し、情報サービス機関のサーバへ送れば、空床情報、更
には在院統計が自動算出されて送られてくるので、病院
内で面倒な統計処理等を行わなくてもよい。
婦数などからなる病院情報を登録しておいて、患者が入
退院する毎に、日時や病名等を入力装置によって入力
し、情報サービス機関のサーバへ送れば、空床情報、更
には在院統計が自動算出されて送られてくるので、病院
内で面倒な統計処理等を行わなくてもよい。
【0010】また、病院データベースのうち、公開可能
な情報を、当該病院以外の端末機からインターネットを
介して閲覧することができるようにすれば、患者に転院
の必要が生じたときに、サーバへ接続して、受け入れ可
能な病院を迅速に探し出すことができる。
な情報を、当該病院以外の端末機からインターネットを
介して閲覧することができるようにすれば、患者に転院
の必要が生じたときに、サーバへ接続して、受け入れ可
能な病院を迅速に探し出すことができる。
【0011】更に、病院データベースのうち、公開可能
な情報を、移動体通信機器を用いて閲覧することができ
るようにすれば、例えば救急隊員が、携帯電話等を用い
て、救急患者の受け入れ病院を迅速に探すことができ
る。
な情報を、移動体通信機器を用いて閲覧することができ
るようにすれば、例えば救急隊員が、携帯電話等を用い
て、救急患者の受け入れ病院を迅速に探すことができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0013】図1は本発明のハードウェア構成の一例を
示す図である。
示す図である。
【0014】記憶装置12は、病院情報を統括するとと
もに病院毎の空床情報や在院統計等の統計結果を各病院
に提供する情報サービス機関が保有するサーバ10内に
おいて、処理装置11に接続して設けられる。記憶装置
12には、病院データベース13と、その病院データベ
ース13の内容のうち、他の病院等へ公開可能な情報だ
けを記憶した公開データベース14とが格納されてい
る。
もに病院毎の空床情報や在院統計等の統計結果を各病院
に提供する情報サービス機関が保有するサーバ10内に
おいて、処理装置11に接続して設けられる。記憶装置
12には、病院データベース13と、その病院データベ
ース13の内容のうち、他の病院等へ公開可能な情報だ
けを記憶した公開データベース14とが格納されてい
る。
【0015】病院データベース13には、病院の識別コ
ードと病院名、種別、病床数、設備、医師や看護婦の
数、診療科などに関する病院情報、および、病棟毎の患
者の入退院や在院状況、患者毎の入退院や転院等の履歴
などに関する患者情報が記憶されている。そして、公開
データベース14には、病院データベース13の内容の
うち、特にプライバシー情報等を除いて、他の病院や一
般への公開が可能な情報が格納される。公開される情報
は、各病院の判断によって決定する。また、公開データ
ベース14に、当直医師に関する情報として、当直医師
の専門分野や殊に英語以外の外国語会話可能等の情報を
記憶させておけば、夜間の救急患者に対して有用であ
る。
ードと病院名、種別、病床数、設備、医師や看護婦の
数、診療科などに関する病院情報、および、病棟毎の患
者の入退院や在院状況、患者毎の入退院や転院等の履歴
などに関する患者情報が記憶されている。そして、公開
データベース14には、病院データベース13の内容の
うち、特にプライバシー情報等を除いて、他の病院や一
般への公開が可能な情報が格納される。公開される情報
は、各病院の判断によって決定する。また、公開データ
ベース14に、当直医師に関する情報として、当直医師
の専門分野や殊に英語以外の外国語会話可能等の情報を
記憶させておけば、夜間の救急患者に対して有用であ
る。
【0016】端末機20は、例えば各病院の病棟管理部
門に設置され、制御部21と、制御部21によってデー
タ処理された内容を表示するモニタ22と、制御部21
へデータ入力するための入力装置23とからなり、必要
に応じて、モニタ22に表示された内容を印刷可能な印
刷装置24が制御部21に接続される。更に、サーバ1
0のバックアップとして病院データベース13の内容や
統計結果を保存する場合には、例えばハードディスク等
の記憶装置が用いられる。
門に設置され、制御部21と、制御部21によってデー
タ処理された内容を表示するモニタ22と、制御部21
へデータ入力するための入力装置23とからなり、必要
に応じて、モニタ22に表示された内容を印刷可能な印
刷装置24が制御部21に接続される。更に、サーバ1
0のバックアップとして病院データベース13の内容や
統計結果を保存する場合には、例えばハードディスク等
の記憶装置が用いられる。
【0017】そして、端末機20からは、インターネッ
トを介してサーバ10へ接続が可能であり、記憶装置1
2内の自分の病院の各データベース13,14へ書き込
みをしたり、必要な情報を検索して読み込んだりするこ
とができる。
トを介してサーバ10へ接続が可能であり、記憶装置1
2内の自分の病院の各データベース13,14へ書き込
みをしたり、必要な情報を検索して読み込んだりするこ
とができる。
【0018】病院データベース13および公開データベ
ース14の内容は、サーバ10を有する情報サービス機
関によって管理されるが、各病院では、病院情報に追加
や変更が生じたときや、患者の入退院や転科時には、端
末機20を用いてサーバ10に新しいデータを送り、記
憶装置12内の各データベース13,14の内容に追加
や修正が行われる。
ース14の内容は、サーバ10を有する情報サービス機
関によって管理されるが、各病院では、病院情報に追加
や変更が生じたときや、患者の入退院や転科時には、端
末機20を用いてサーバ10に新しいデータを送り、記
憶装置12内の各データベース13,14の内容に追加
や修正が行われる。
【0019】このとき、各病院の端末機20からは、そ
れぞれに定められた識別番号やパスワード等を入力して
利用者が識別された際に、インターネットを介してサー
バ10に接続できるようにされる。更に、利用者によっ
て、読み込みおよび書き込み可能なエリアが限定されて
いて、記憶装置12内の各データベース13,14のう
ち、書き込みについては、各病院の担当者が自分の病院
に関するデータのみ可能であり、読み込みについては、
公開データベース14に登録されている全ての病院の情
報に関して可能とされる。
れぞれに定められた識別番号やパスワード等を入力して
利用者が識別された際に、インターネットを介してサー
バ10に接続できるようにされる。更に、利用者によっ
て、読み込みおよび書き込み可能なエリアが限定されて
いて、記憶装置12内の各データベース13,14のう
ち、書き込みについては、各病院の担当者が自分の病院
に関するデータのみ可能であり、読み込みについては、
公開データベース14に登録されている全ての病院の情
報に関して可能とされる。
【0020】また、例えば携帯電話等、インターネット
に接続して文字情報の受信が可能な移動体通信機器30
でも、サーバ10に接続することができ、公開データベ
ース14の内容に限って閲覧可能とされている。
に接続して文字情報の受信が可能な移動体通信機器30
でも、サーバ10に接続することができ、公開データベ
ース14の内容に限って閲覧可能とされている。
【0021】次に、本発明の利用方法について説明す
る。
る。
【0022】先ず、病院は、本発明のシステムの利用を
開始する際に、病院情報として、病院名、特定機能病院
や救急指定病院等の種別、診療科、病床数、医師および
看護婦数、臨床検査や手術室の設備等を登録し、病院識
別コードを付与されて、システムのクライアントとな
る。最初に入力するこれらの病院情報は、病院自身が端
末機20の入力装置23を用いて入力してもよいし、病
院から提出された所定の書類を元にして、情報サービス
機関が入力してもよい。そして、病院情報に追加や変更
が生じた場合には、随時病院の端末機20から更新する
ことが可能である。
開始する際に、病院情報として、病院名、特定機能病院
や救急指定病院等の種別、診療科、病床数、医師および
看護婦数、臨床検査や手術室の設備等を登録し、病院識
別コードを付与されて、システムのクライアントとな
る。最初に入力するこれらの病院情報は、病院自身が端
末機20の入力装置23を用いて入力してもよいし、病
院から提出された所定の書類を元にして、情報サービス
機関が入力してもよい。そして、病院情報に追加や変更
が生じた場合には、随時病院の端末機20から更新する
ことが可能である。
【0023】サーバ10内では、クライアントとなった
病院について、病棟、病室、診療科などをコード化する
ことによって空床情報等を自動算出できるようにして、
病院データベース13内に病院情報を格納する。
病院について、病棟、病室、診療科などをコード化する
ことによって空床情報等を自動算出できるようにして、
病院データベース13内に病院情報を格納する。
【0024】次に、各病院では、患者の識別コードと、
保険証情報や入退院日時、入院科、特殊疾患室への入室
や特殊疾患の患者等の設定、病床移動、転科など、患者
毎の入退院履歴や、病室や病床毎の入退院状況等からな
る患者情報を入力し、サーバ10へデータを送る。これ
らの情報は、患者の入退院や移動に伴って、随時更新さ
れる。
保険証情報や入退院日時、入院科、特殊疾患室への入室
や特殊疾患の患者等の設定、病床移動、転科など、患者
毎の入退院履歴や、病室や病床毎の入退院状況等からな
る患者情報を入力し、サーバ10へデータを送る。これ
らの情報は、患者の入退院や移動に伴って、随時更新さ
れる。
【0025】サーバ10内では、患者情報が入力される
と、処理装置11によって、病棟や診療科毎の在院統計
が自動算出され、その統計結果は、各病院の端末機20
から取り出すことができる。更に、任意の日の入退院患
者および在院患者の一覧、任意の患者の入退院履歴、或
いは各病棟や病室毎の空床情報等が自動算出され、その
結果は、端末機20によって取り出すことができる。
と、処理装置11によって、病棟や診療科毎の在院統計
が自動算出され、その統計結果は、各病院の端末機20
から取り出すことができる。更に、任意の日の入退院患
者および在院患者の一覧、任意の患者の入退院履歴、或
いは各病棟や病室毎の空床情報等が自動算出され、その
結果は、端末機20によって取り出すことができる。
【0026】また、各病院は、病院データベース13内
の病院情報や患者情報のうち、一般に公開可能な情報を
選択し、それらの情報を公開データベース14に情報を
格納する。そして、公開データベース14は、例えば自
分の病院に入院している患者を他の病院へ転院させたい
場合に、その患者の検査や手術等を行える設備を有して
おり且つ空床を有する病院を検索して探し出したり、救
急隊員が受け入れ先の病院を探すときに、現場で移動体
通信機器30を用いて、受け入れ可能な病院を検索した
りする際に利用される。
の病院情報や患者情報のうち、一般に公開可能な情報を
選択し、それらの情報を公開データベース14に情報を
格納する。そして、公開データベース14は、例えば自
分の病院に入院している患者を他の病院へ転院させたい
場合に、その患者の検査や手術等を行える設備を有して
おり且つ空床を有する病院を検索して探し出したり、救
急隊員が受け入れ先の病院を探すときに、現場で移動体
通信機器30を用いて、受け入れ可能な病院を検索した
りする際に利用される。
【0027】更に、例えば一般の患者が、自分のパソコ
ン等を用いて、インターネットを介してサーバ10に接
続し、公開データベース14を閲覧して、自分の症状に
合った病院を検索することも可能である。この場合、各
病院が、公開データベース14のうち、医療機関のみを
対象に公開する部分と一般に公開する部分とを分けたい
場合には、各医療機関にパスワード等を付与することに
よって、閲覧可能な情報をエリアで分けるようにする。
また、例えば検索によって対象となる病院が表示され、
その病院がホームページを開設している場合には、その
病院のホームページへリンクできるようにしてもよい。
ン等を用いて、インターネットを介してサーバ10に接
続し、公開データベース14を閲覧して、自分の症状に
合った病院を検索することも可能である。この場合、各
病院が、公開データベース14のうち、医療機関のみを
対象に公開する部分と一般に公開する部分とを分けたい
場合には、各医療機関にパスワード等を付与することに
よって、閲覧可能な情報をエリアで分けるようにする。
また、例えば検索によって対象となる病院が表示され、
その病院がホームページを開設している場合には、その
病院のホームページへリンクできるようにしてもよい。
【0028】但し、病院の内部情報漏洩を防ぐとともに
病院情報の改竄等を防ぐため、病院データベース13へ
接続するための厳格な認証手段が必要とされ、更に例え
ば公開データベース14は、全ての端末機20からの書
き込みを不可としてもよい。病院データベース13へ接
続する際の認証方法は、例えば、各病院の端末機20毎
に付与されたID番号およびパスワードを入力し、端末
機20が識別されてから、接続が許可されるようにす
る。また、公開データベース14は、通常、当該病院以
外からは書き込み不可とされるが、例えば病院への質問
事項を書き込める掲示板を設けたり、或いは電子メール
による問い合わせの受付を行ったりすると便利である。
病院情報の改竄等を防ぐため、病院データベース13へ
接続するための厳格な認証手段が必要とされ、更に例え
ば公開データベース14は、全ての端末機20からの書
き込みを不可としてもよい。病院データベース13へ接
続する際の認証方法は、例えば、各病院の端末機20毎
に付与されたID番号およびパスワードを入力し、端末
機20が識別されてから、接続が許可されるようにす
る。また、公開データベース14は、通常、当該病院以
外からは書き込み不可とされるが、例えば病院への質問
事項を書き込める掲示板を設けたり、或いは電子メール
による問い合わせの受付を行ったりすると便利である。
【0029】また、本発明は、電子カルテと併用するこ
とも可能であり、即ち、病院データベース13の中に、
診療録等の診療情報を格納して、サーバ10の処理装置
11によってレセプトを算出するサービスを行うことも
できる。
とも可能であり、即ち、病院データベース13の中に、
診療録等の診療情報を格納して、サーバ10の処理装置
11によってレセプトを算出するサービスを行うことも
できる。
【0030】
【発明の効果】本発明によると、病院側が患者の入退院
履歴等を入力すれば、サーバによって、病院毎の空床情
報や在院統計が自動算出されるので、手作業での統計処
理よりも大幅に医療事務が効率化され、頻繁に行われる
法改正に伴うシステムの改変も容易に且つ少ない経済的
負担で対処することができる。
履歴等を入力すれば、サーバによって、病院毎の空床情
報や在院統計が自動算出されるので、手作業での統計処
理よりも大幅に医療事務が効率化され、頻繁に行われる
法改正に伴うシステムの改変も容易に且つ少ない経済的
負担で対処することができる。
【0031】しかも、各病院の端末機からインターネッ
トを介してサーバに接続するため、特別なソフトウェア
を必要とせず、従来よりパソコン等で用いられているブ
ラウザによって情報の入出力を行うことができる。そし
て、従来よりインターネットを利用している病院では、
新たなネットワークを構築しなくても、既存の設備で容
易にシステムを利用することができ、病院側の経済的負
担が少なく、容易にシステムを導入することができる。
トを介してサーバに接続するため、特別なソフトウェア
を必要とせず、従来よりパソコン等で用いられているブ
ラウザによって情報の入出力を行うことができる。そし
て、従来よりインターネットを利用している病院では、
新たなネットワークを構築しなくても、既存の設備で容
易にシステムを利用することができ、病院側の経済的負
担が少なく、容易にシステムを導入することができる。
【0032】また、公開可能な病院情報を、当該病院以
外の端末機からインターネットを介して閲覧することが
できるようにすれば、病院の設備や空床等の情報を、全
国の多数の病院で共有することができ、患者の転院の際
にも、迅速に他の病院の受け入れ態勢を知ることができ
る。
外の端末機からインターネットを介して閲覧することが
できるようにすれば、病院の設備や空床等の情報を、全
国の多数の病院で共有することができ、患者の転院の際
にも、迅速に他の病院の受け入れ態勢を知ることができ
る。
【0033】更に、病院関係者以外の一般の人が、イン
ターネットを介して公開された病院情報を閲覧できるこ
とにより、自分の症状に合った病院を選ぶことができ
る。
ターネットを介して公開された病院情報を閲覧できるこ
とにより、自分の症状に合った病院を選ぶことができ
る。
【0034】更にまた、移動体通信機器によって、公開
された病院情報や空床情報等を閲覧可能とすれば、更に
容易に一般の人々が病院の情報を知ることができるう
え、救急隊員が、現場で患者の受け入れ先の病院を迅速
に探し出すことができる。
された病院情報や空床情報等を閲覧可能とすれば、更に
容易に一般の人々が病院の情報を知ることができるう
え、救急隊員が、現場で患者の受け入れ先の病院を迅速
に探し出すことができる。
【図1】本発明の実施の形態を示すシステム概略図であ
る。
る。
10 サーバ、11 処理装置、12 記憶装置、13
病院データベース、14 公開データベース、20
端末機、21 制御部、22 モニタ、23入力装置、
24 印刷装置、30 移動体通信機器
病院データベース、14 公開データベース、20
端末機、21 制御部、22 モニタ、23入力装置、
24 印刷装置、30 移動体通信機器
Claims (4)
- 【請求項1】 情報サービス機関に設置されて、設備や
医師等に関する病院情報および入退院履歴等の患者情報
に基づく病院データベースを記憶させたサーバと、各病
院等に設置されて前記サーバにインターネットを介して
接続可能な端末機とからなり、前記サーバに記憶させた
病院データベースに基づいて算出された空床情報を前記
端末機を介して各病院へ提供することを特徴とする病床
管理システム。 - 【請求項2】 前記サーバに記憶させた病院データベー
スに基づいて算出された在院統計情報を前記端末機を介
して各病院へ提供する請求項1記載の病床管理システ
ム。 - 【請求項3】 前記病院データベースのうち、公開可能
な情報を、当該病院以外の端末機からインターネットを
介して閲覧することができる請求項1記載の病床管理シ
ステム。 - 【請求項4】 前記病院データベースのうち、公開可能
な情報を、移動体通信機器を用いて閲覧することができ
る請求項1または2記載の病床管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000213974A JP2002032489A (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | 病床管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000213974A JP2002032489A (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | 病床管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002032489A true JP2002032489A (ja) | 2002-01-31 |
Family
ID=18709639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000213974A Pending JP2002032489A (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | 病床管理システム |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002032489A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CZ297879B6 (cs) * | 2002-07-16 | 2007-03-21 | Izip Spol. S R. O. | Zpusob shromazdování, evidence a zprístupnení informací o zdravotní péci a jejích výsledcích a jehopouzití |
CN111640492A (zh) * | 2020-05-27 | 2020-09-08 | 武汉双耳科技有限公司 | 一种住院自助服务系统 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH10134119A (ja) * | 1996-10-28 | 1998-05-22 | Nikon Corp | 医療システム |
JPH1145304A (ja) * | 1997-07-25 | 1999-02-16 | Nippon Steel Corp | 医療支援システム |
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-
2000
- 2000-07-14 JP JP2000213974A patent/JP2002032489A/ja active Pending
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