JP2002031559A - 燃料計測システム - Google Patents

燃料計測システム

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JP2002031559A
JP2002031559A JP2000214408A JP2000214408A JP2002031559A JP 2002031559 A JP2002031559 A JP 2002031559A JP 2000214408 A JP2000214408 A JP 2000214408A JP 2000214408 A JP2000214408 A JP 2000214408A JP 2002031559 A JP2002031559 A JP 2002031559A
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capacitor
fuel
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sine wave
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JP2000214408A
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English (en)
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Katsuhisa Tsuda
勝久 津田
Sumi Miyata
寿美 宮田
Kenji Otsuka
賢二 大塚
Sanji Fujioka
三司 藤岡
Mitsutoshi Tsukada
光俊 塚田
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料の残量について測定精度が高く保守が容
易で信頼性の高い測定を行うことが出来る燃料計測シス
テムを提供する。 【解決手段】 正弦波電圧発生部6は、基準正弦波電圧
101をタンクユニット1の測定キャパシタCt及びマ
ルチプレクサ3に入力する。チャージアンプ2は、測定
キャパシタCtからの入力信号を交流電圧102に変換
し、マルチプレクサ3に入力する。マルチプレクサ3
は、CPU5からの指示に従って、基準正弦波電圧10
1又は交流電圧102の何れか一方を選択し、AD変換
部4に入力する。信号発生部8は、CPU5からAD要
求信号104を受信すると、AD開始信号105をAD
変換部4に入力する。AD変換部4は、AD開始信号1
05に同期して、AD変換処理を開始する。CPU5
は、基準正弦波電圧101及び交流電圧102の最大値
を夫々測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料計測システム
に関し、より詳細には、信頼性の高い燃料計測システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃料計測システムは、航空機用の燃料の
残量を計測する計測器として採用され、航空機燃料の重
量を計測することで、その残量を表示する。大型の航空
機は、多くの燃料タンクが数箇所に分けて配置され、1
つの燃料タンク毎に複数の燃料センサが装備され、安全
性の高い設計がされている。航空機の信頼性向上のた
め、燃料計測システムには、測定誤差が少なく、保守が
容易で信頼性の高いシステムが要求されている。各燃料
タンクに挿入される燃料センサを成すタンクユニット
は、燃料が相互間に進入自在となるように配置された2
つの金属円筒を有しており、この円筒間の静電容量を測
定することにより、燃料の残量が測定できる。
【0003】図9は、従来の燃料計測システムの機能を
示すブロック図である。正弦波電圧発生部6は、クロッ
ク発生部7からの基準クロック103に同期して、基準
正弦波電圧101を、燃料センサを成すタンクユニット
1を経由してチャージアンプ2、及び、平均化部14に
入力する。チャージアンプ2は、測定キャパシタCtの
値に応じて交流電圧102を平均化部13に入力する。
平均化部13及び14は、基準正弦波電圧101及び交
流電圧102を直流に夫々変換し、マルチプレクサ3に
入力する。マルチプレクサ3は、CPU5からの指示に
従って、変換された直流信号の何れか1つを選択し、A
D変換部4に入力する。AD変換部4は、選択された直
流信号を数値化し、CPU5に入力する。CPU5は、
数値化されたデータを読み出し、燃料の重量を計算し
て、表示器にデジタル表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】チャージアンプ2で
は、オペアンプOPのオフセット電圧やバイアス電流等
の温度ドリフトのため、或いは、雑音の侵入により、交
流電圧102に変動分が生じ、この変動分が測定誤差に
なる。平均化部13は、所定の期間内で交流電圧102
を平均化し、直流信号に変換するので、所定の期間内の
変動分が蓄積され、前記測定誤差の影響を大きく受ける
という問題がある。
【0005】また、従来の燃料計測システムは、燃料タ
ンク毎に、タンクユニット1、チャージアンプ2、及
び、平均化部13が必要となるので、特に大型航空機の
場合には、部品点数が多くなる。
【0006】本発明は、上記したような従来の技術が有
する問題点を解決するためになされたものであり、燃料
の残量について測定精度が高く保守が容易で信頼性の高
い測定を行うことが出来る燃料計測システムを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の燃料計測システムは、燃料の残量によって
静電容量が変化する測定キャパシタと、基準正弦波電圧
を発生し該基準正弦波電圧を前記測定キャパシタの一端
に印加する正弦波電圧発生手段と、前記測定キャパシタ
の他端に入力が接続されて前記測定キャパシタの静電容
量に比例する交流電圧を発生するチャージアンプと、前
記チャージアンプの出力と前記正弦波電圧発生手段の出
力と周期的に選択する選択手段と、前記交流電圧の最大
値と前記基準正弦波電圧の最大値とに基づいて、前記測
定キャパシタの静電容量を算出する演算手段とを備える
ことを特徴とする。
【0008】本発明の燃料計測システムは、交流電圧及
び基準正弦波電圧の最大値を計測し、双方の計測値から
燃料を測定することにより、所定の期間内の交流電圧を
平均化し直流電圧に変換する処理がないため、交流電圧
の変動を蓄積することがなく、測定誤差の影響を受け難
い。
【0009】本発明の燃料計測システムでは、静電容量
が既知の基準キャパシタと、前記測定キャパシタに代え
て該基準キャパシタを燃料計測システムに接続する切換
えスイッチとを更に備え、前記基準キャパシタの静電容
量を測定することにより前記測定キャパシタの故障を診
断することが好ましい。この場合、測定キャパシタに対
する故障の診断結果が直ぐに分かるので、その交換等の
保守作業が容易になり、信頼性の高い計測機能を維持で
きる。
【0010】前記チャージアンプの出力信号に直流バイ
アスを加えて加算信号を生成する加算回路と、前記加算
信号を平均化する第1の平均化回路と、前記加算信号の
直流成分を阻止した後に該加算信号を平均化する第2の
平均化回路とを更に備え、前記第1の平均化回路の出力
と前記第2の平均化回路の出力とを比較し、前記チャー
ジアンプの故障を診断することも本発明の好ましい態様
である。この場合、チャージアンプに対する故障の診断
結果も直ぐに分かるので、故障位置の特定が容易であ
り、更に保守作業が容易になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例に基づ
いて、本発明の燃料計測システムについて図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の第1実施形態例の燃料計
測システムのブロック図である。本実施形態例の燃料計
測システムは、タンクユニット1と、チャージアンプ
2、マルチプレクサ(選択手段)3、AD変換部4、C
PU(演算手段)5、正弦波電圧発生部6、クロック発
生部7、及び、信号発生部8を含むシグナル・コンディ
ショナとで構成される。
【0012】図2は、図1のタンクユニット1の一例を
示す構造図である。燃料タンク21の内部には、燃料2
2が収容される。測定キャパシタを構成するタンクユニ
ット1は、燃料22の液面レベルが測定し易いように、
燃料タンク21内の所定の位置に配置され、機体配線2
5を介して燃料タンク21外にあるチャージアンプ2の
入力に接続される。タンクユニット1は、金属製の同心
円状の2つの筒である外筒23及び内筒24で構成さ
れ、外筒23及び内筒24が測定キャパシタCtの電極
を構成する。
【0013】空気の比誘電率に比して燃料22の比誘電
率が2倍程度大きいので、測定キャパシタCtの値は、
燃料22の液面レベルの移動に伴って変化する。燃料計
測システムは、測定キャパシタCtの静電容量と燃料2
2の液面レベルとの関係を予め認識しており、測定キャ
パシタCtの静電容量から燃料22の重量が計算でき
る。
【0014】図1に示すように、チャージアンプ2は、
オペアンプOP、抵抗R1、R2、キャパシタC1、及
び、C2で構成される。オペアンプOPの反転入力は、
測定キャパシタCtの一端、抵抗R2の一端、及び、キ
ャパシタC1の一端に接続される。オペアンプOPの出
力は、抵抗R1の一端、キャパシタC1の他端、及び、
マルチプレクサ3のA1入力端に接続される。キャパシ
タC2の一端は、抵抗R1の他端、及び、抵抗R2の他
端に接続される。キャパシタC2の他端、及び、オペア
ンプOPの非反転入力は、グランドに接続される。
【0015】図3は、燃料計測システムが取り扱う信号
のタイミングチャートである。クロック発生部7は、周
波数1.5MHzの基準クロック103を発生し、正弦
波電圧発生部6及び信号発生部8に入力する。正弦波電
圧発生部6及び信号発生部8は、基準クロック103を
128分周し周波数11.719kHzの第1分周信号
を発生し、基準クロック103を256分周し周波数
5.859kHzの第2分周信号を発生して、内部の信
号処理に利用する。正弦波電圧発生部6は、第2分周信
号を正弦波に変換し基準正弦波電圧101として、測定
キャパシタCtの他端に入力する。また、その基準正弦
波電圧101をマルチプレクサ3のA2入力端に入力す
る。基準正弦波電圧101は、第2分周信号に比して、
180度の位相差がある。
【0016】チャージアンプ2は、測定キャパシタCt
の一端から入力する入力信号を変換し交流電圧102と
して、マルチプレクサ3のA1入力端に入力する。マル
チプレクサ3は、CPU5の指示に従って、A1入力端
又はA2入力端からの信号の何れか1つを選択し、B出
力端からAD変換部4に入力する。
【0017】信号発生部8は、第2分周信号のHレベル
の期間内で、且つ、第1分周信号の立下りの時刻T1及
びT2に、基準クロック103から1パルスを抽出し
て、内部同期パルスを発生する。CPUは、交流電圧1
02の最大値Vtを測定するため、任意の時刻Txに、
Hレベルの1パルスから成るAD要求信号104を信号
発生部8に入力する。信号発生部8は、AD要求信号1
04の立上りで内部のラッチ回路がラッチし、Hレベル
の内部ラッチ信号を発生する。信号発生部8は、内部同
期パルスと内部ラッチ信号とを論理積演算し、Hレベル
の1パルスから成るAD開始信号105を発生し、AD
変換部4に入力する。内部のラッチ回路は、AD開始信
号105の立下りで、ラッチ状態をリセットする。
【0018】AD変換部4は、交流電圧102の周波数
に対してAD変換処理が十分速く、AD開始信号105
の立上りで、交流電圧102の最大値Vtを数値化し、
最大値Vtの値をADバッファに格納する。AD変換部
4は、交流電圧102の最大値Vtに対するAD変換処
理が終了すると、CPU5に通知する。CPU5は、A
D変換部4から通知があると、ADバッファから最大値
Vtの値を読み出す。
【0019】基準正弦波電圧101は、交流電圧102
に比して180度の位相差を有する。先の内部同期パル
スに比して90度の位相差を有する別の内部同期パルス
を採用することにより、CPU5は、上記と同様にし
て、基準正弦波電圧101の最大値Vsの値を読み出
す。
【0020】また、基準正弦波電圧101及び交流電圧
102には、Ct=C1×Vt/Vsの関係式が成り立
つ。CPU5は、この関係式を用いてCtの値を求め、
燃料の重量を計算し、外部にある表示器に値を表示す
る。
【0021】上記実施形態例によれば、交流電圧及び基
準正弦波電圧の最大値を計測し、双方の計測値から燃料
を測定することにより、所定の期間内の交流電圧を平均
化し直流電圧に変換する処理がないため、交流電圧の変
動を蓄積することがなく、測定誤差の影響を受け難い。
【0022】図4は、本発明の第2実施形態例の燃料計
測システムのブロック図である。本実施形態例の燃料計
測システムは、計測モードにおいて、先の実施形態例と
同様に燃料の重量を計算し、診断モードにおいて、診断
データを計算して、双方のモードの計算値に基づいて、
故障診断する。燃料計測システムは、基準キャパシタC
s及び切換えスイッチ9を有する。
【0023】基準キャパシタCsは、予め測定され静電
容量が既知の固定容量素子が採用される。切換えスイッ
チ9は、入力側にa1接点及びa2接点の2つを有し、
出力側にb接点の1つを有する。正弦波電圧発生部6
は、測定キャパシタCt及び基準キャパシタCsの双方
の一端に、基準正弦波電圧101を入力する。測定キャ
パシタCtの他端は、切換えスイッチ9のa1接点に接
続され、基準キャパシタCsの他端は、切換えスイッチ
9のa2接点に接続される。切換えスイッチ9のb接点
は、チャージアンプ2の入力に接続される。
【0024】切換えスイッチ9は、CPU5からの指示
に従って、a1接点とb接点との間、又は、a2接点と
b接点との間の何れか一方を接続する。基準正弦波電圧
101及び交流電圧102の最大値は、a2接点とb接
点との間を接続した状態で、予め測定されている。
【0025】図5は、図4のCPU5が故障診断処理の
際に使用する故障診断表Aの内容を示す図である。故障
診断表Aは、CPU5内に記憶される。CPU5は、故
障診断処理の開始命令を受けると、計測モード時に、a
1接点とb接点との間を接続し、診断モード時に、a2
接点とb接点との間を接続して、双方のモードにおける
交流電圧102の最大値を測定する。CPU5は、故障
診断表Aを参照し、測定結果に基づいて、故障診断処理
を行う。
【0026】計測モード時の測定値が“Vs×Ct/C
1”、且つ、診断モード時の測定値が“Vs×Cs/C
1”であれば、正常と判定し、計測モード時の測定値が
“ゼロ付近”、且つ、診断モード時の測定値が“Vs×
Cs/C1”であれば、“タンクユニット1(機体配線
25も含む)の断線”故障と判定し、計測モード時の測
定値が“正又は負の飽和電圧付近”、且つ、診断モード
時の測定値が“Vs×Cs/C1”であれば、“タンク
ユニット1(機体配線25も含む)の短絡”故障と判定
し、計測モード時の測定値が“不定”、且つ、診断モー
ド時の測定値が“Vs×Cs/C1以外”であれば、
“シグナル・コンディショナの動作不良”故障と判定す
る。
【0027】CPU5は、表示器に判定結果の内容を表
示する。整備員は、判定結果の内容を参照することによ
り、機体の故障内容を把握できる。
【0028】上記実施形態例によれば、測定キャパシタ
に対する故障の診断結果が直ぐに分かるので、その交換
等の保守作業が容易になり、信頼性の高い計測機能を維
持できる。
【0029】図6は、本発明の第3実施形態例の燃料計
測システムのブロック図である。本実施形態例の燃料計
測システムは、チャージアンプに対する故障を判定でき
る故障診断を行う点が第2実施形態例と異なる。燃料計
測システムは、加算回路を備えるチャージアンプ2A、
及び、平均化部11、12、キャパシタC3、及び、4
入力のマルチプレクサ10を有する。
【0030】キャパシタC3は、通過する信号の直流分
を阻止する。平均化部11及び12は、入力信号を整流
し平滑化する。マルチプレクサ10は、CPU5の指示
に従って、A1入力端〜A4入力端からの信号の何れか
1つをB出力端から出力する。
【0031】チャージアンプ2Aの加算回路は、抵抗R
3及び電圧Esの直流電源で構成される。電圧Esの直
流電源は、正極側出力が抵抗R3を介してオペアンプO
Pの反転入力に接続され、負極側出力がグランドに接続
される。チャージアンプ2Aの出力は、マルチプレクサ
10のA1入力端、キャパシタC3を介して平均化部1
1の入力、及び、平均化部12の入力に交流電圧102
を入力する。平均化部11は、交流成分直流電圧106
をマルチプレクサ10のA2入力端に入力する。平均化
部12は、両成分直流電圧107をマルチプレクサ10
のA3入力端に入力する。
【0032】チャージアンプ2Aは、基準正弦波電圧1
01を直流成分及び交流成分から成る交流電圧102に
変換する。交流電圧102の直流成分の最大値Etは、
(R1+R2)/R3×Esであり、交流電圧102の
交流成分の最大値Vtは、Ct/C1×Vsである。
【0033】図7は、図6のチャージアンプ2Aが変換
した交流電圧102の波形を示す特性図である。交流電
圧102の波形は、電圧Etを基準とし、電圧2Vtの
振幅を有する正弦波である。
【0034】図8は、図6のCPU5が故障診断処理の
際に使用する故障診断表Bの内容を示す図である。故障
診断表Bは、図6のCPU5内に記憶される。CPU5
は、故障診断処理の開始命令を受けると、マルチプレク
サ10を制御し、交流成分直流電圧106又は両成分直
流電圧107を選択して、双方の電圧レベルを測定す
る。CPU5は、故障診断表Bを参照し、電圧レベルに
基づいて、故障診断処理を行う。
【0035】交流成分直流電圧106の電圧レベルが
“Lレベル”、且つ、両成分直流電圧107の電圧レベ
ルが“Hレベル”であれば、“タンクユニット1(機体
配線25も含む)の断線”故障と判定し、交流成分直流
電圧106の電圧レベルが“Lレベル”、且つ、両成分
直流電圧107の電圧レベルが“Lレベル”であれば、
“チャージアンプ2Aの動作不良”故障と判定し、交流
成分直流電圧106の電圧レベルが“Hレベル”、且
つ、両成分直流電圧107の電圧レベルが“Hレベル”
であれば、“正常”と判定する。
【0036】上記実施形態例によれば、チャージアンプ
に対する故障の診断結果も直ぐに分かるので、故障位置
の特定が容易であり、更に保守作業が容易になる。
【0037】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明の燃料計測システムは、上記
実施形態例の構成にのみ限定されるものでなく、上記実
施形態例の構成から種々の修正及び変更を施した燃料計
測システムも、本発明の範囲に含まれる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の燃料計測
システムでは、交流電圧及び基準正弦波電圧の最大値を
計測し、双方の計測値から燃料を測定することにより、
所定の期間内の交流電圧を平均化し直流電圧に変換する
処理がないため、交流電圧の変動を蓄積することがな
く、測定誤差の影響を受け難い。
【0039】また、測定キャパシタ及びチャージアンプ
に対する故障の診断結果が直ぐに分かるので、故障位置
の特定が容易であり、その交換等の保守作業が容易にな
り、信頼性の高い計測機能を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例の燃料計測システムの
ブロック図である。
【図2】図1のタンクユニット1の一例を示す構造図で
ある。
【図3】燃料計測システムが取り扱う信号のタイミング
チャートである。
【図4】本発明の第2実施形態例の燃料計測システムの
ブロック図である。
【図5】図4のCPU5が故障診断処理の際に使用する
故障診断表Aの内容を示す図である。
【図6】本発明の第3実施形態例の燃料計測システムの
ブロック図である。
【図7】図6のチャージアンプ2Aが変換した交流電圧
102の波形を示す特性図である。
【図8】図6のCPU5が故障診断処理の際に使用する
故障診断表Bの内容を示す図である。
【図9】従来の燃料計測システムの機能を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 タンクユニット 2 チャージアンプ 3 2入力マルチプレクサ(選択手段) 4 AD変換部 5 CPU(演算手段) 6 正弦波電圧発生部 7 クロック発生部 8 信号発生部 9 切換えスイッチ 10 4入力マルチプレクサ 11〜14 平均化部 21 燃料タンク 22 燃料 23 外筒 24 内筒 25 機体配線 101 基準正弦波電圧 102 交流電圧 103 基準クロック 104 AD要求信号 105 AD開始信号 106 交流成分直流電圧 107 両成分直流電圧 R1〜R3 抵抗 C1〜C3 キャパシタ Ct 測定キャパシタ Cs 基準キャパシタ OP オペアンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤岡 三司 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 塚田 光俊 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 Fターム(参考) 2F014 AC04 EA10 GA01 3D038 CA31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料の残量によって静電容量が変化する測
    定キャパシタと、 基準正弦波電圧を発生し該基準正弦波電圧を前記測定キ
    ャパシタの一端に印加する正弦波電圧発生手段と、 前記測定キャパシタの他端に入力が接続されて前記測定
    キャパシタの静電容量に比例する交流電圧を発生するチ
    ャージアンプと、 前記チャージアンプの出力と前記正弦波電圧発生手段の
    出力と周期的に選択する選択手段と、 前記交流電圧の最大値と前記基準正弦波電圧の最大値と
    に基づいて、前記測定キャパシタの静電容量を算出する
    演算手段とを備えることを特徴とする燃料計測システ
    ム。
  2. 【請求項2】静電容量が既知の基準キャパシタと、前記
    測定キャパシタに代えて該基準キャパシタを燃料計測シ
    ステムに接続する切換えスイッチとを更に備え、前記基
    準キャパシタの静電容量を測定することにより前記測定
    キャパシタの故障を診断する、請求項1に記載の燃料計
    測システム。
  3. 【請求項3】前記チャージアンプの出力信号に直流バイ
    アスを加えて加算信号を生成する加算回路と、前記加算
    信号を平均化する第1の平均化回路と、前記加算信号の
    直流成分を阻止した後に該加算信号を平均化する第2の
    平均化回路とを更に備え、前記第1の平均化回路の出力
    と前記第2の平均化回路の出力とを比較し、前記チャー
    ジアンプの故障を診断する、請求項1又は2に記載の燃
    料計測システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007240286A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Yokogawa Electric Corp 計測方法および計測装置
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WO2012029366A1 (ja) 2010-09-03 2012-03-08 三菱重工業株式会社 静電容量型レベル計

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