JP2002029405A - Brake device - Google Patents

Brake device

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JP2002029405A
JP2002029405A JP2000218393A JP2000218393A JP2002029405A JP 2002029405 A JP2002029405 A JP 2002029405A JP 2000218393 A JP2000218393 A JP 2000218393A JP 2000218393 A JP2000218393 A JP 2000218393A JP 2002029405 A JP2002029405 A JP 2002029405A
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brake
hydraulic pressure
valve
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Eiji Nakamura
栄治 中村
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Toyota Motor Corp
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Abstract

PROBLEM TO BE SOLVED: To suppress excessive surge pressure of a brake cylinder caused by abnormality of a power type hydraulic pressure source in a brake device including a brake being operated by operating fluid being outputted from the power type hydraulic pressure source. SOLUTION: When the continuous operating time of a pump device is a set time or more and the output hydraulic pressure is a set pressure or more, the pump device is regarded to be in an excessive pressurization state (S1, 2 and 5) so that a decompression linear valve is changed over into an open state (S6). The operating fluid being outputted from the pump device and the operating fluid of the brake cylinder are made to flow out to a reservoir via the decompression linear valve so as to suppress the excessive surge pressure.

Description

【発明の詳細な説明】DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION

【0001】[0001]

【発明が属する技術分野】本発明は、動力式液圧源から
出力された作動液がブレーキシリンダに供給されること
により作動させられるブレーキを含むブレーキ装置に関
するものである。
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a brake device including a brake which is operated by supplying hydraulic fluid output from a power hydraulic pressure source to a brake cylinder.

【0002】[0002]

【従来の技術】上述の動力式液圧源を備えたブレーキ装
置の一例が、特開平10−86804号公報に記載され
ている。この公報に記載のブレーキ装置は、(a) 動力に
より作動させられ、作動液を加圧して出力する動力式液
圧源と、(b) その動力式液圧源から出力された作動液が
ブレーキシリンダに供給されることによって作動させら
れるブレーキと、(c) ブレーキシリンダと低圧源との間
に設けられ、ブレーキシリンダから低圧源への作動液の
流れを阻止する流出阻止状態と、ブレーキシリンダから
低圧源への作動液の流れを許容する流出許容状態とに切
り換え可能な開放弁と、(d) ブレーキシリンダの液圧が
設定圧以上であり、かつ、ブレーキ操作部材が操作され
ていない場合には、開放弁を流出許容状態に切り換える
過増圧抑制装置とを含む。開放弁が流出許容状態に切り
換えられれば、ブレーキシリンダの液圧が過増圧される
ことを抑制することができる。
2. Description of the Related Art An example of a brake device provided with the above-mentioned power type hydraulic pressure source is described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-86804. The brake device described in this publication includes (a) a power-operated hydraulic pressure source that is actuated by power and pressurizes and outputs hydraulic fluid, and (b) a hydraulic fluid output from the power-operated hydraulic pressure source. A brake operated by being supplied to the cylinder, and (c) an outflow prevention state provided between the brake cylinder and the low pressure source to prevent the flow of hydraulic fluid from the brake cylinder to the low pressure source; (D) when the hydraulic pressure of the brake cylinder is higher than the set pressure and the brake operating member is not operated, and an open valve that can be switched to an outflow allowable state that allows the flow of hydraulic fluid to the low pressure source. Includes an overpressure suppression device that switches the release valve to the outflow allowable state. If the release valve is switched to the outflow allowable state, it is possible to suppress the hydraulic pressure of the brake cylinder from being excessively increased.

【0003】[0003]

【本発明が解決しようとする課題,課題解決手段および
効果】本発明の課題は、上記公報に記載のブレーキ装置
における場合とは異なる態様でブレーキシリンダの液圧
の過増圧を抑制することにある。この課題は、ブレーキ
装置を下記各態様の構成のものとすることによって解決
される。各態様は、請求項と同様に、項に区分し、各項
に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形
式で記載する。これは、本発明の理解を容易にするため
であり、本明細書に記載の技術的特徴およびそれらの組
合わせが以下の各項に限定されると解釈されるべきでは
ない。また、1つの項に複数の事項が記載されている場
合、常に、すべての事項を一緒に採用しなければならな
いものではなく、一部の事項のみを取り出して採用する
ことも可能である。 (1)動力により作動させられ、作動液を加圧して出力
する動力式液圧源と、その動力式液圧源から出力された
作動液がブレーキシリンダに供給されることによって作
動させられるブレーキと、前記動力式液圧源が過加圧状
態にあることを検出する過加圧検出装置と、その過加圧
検出装置によって動力式液圧源が過加圧状態にあると検
出された場合に、前記ブレーキシリンダの液圧の過増圧
を抑制する過増圧抑制装置とを含むことを特徴とするブ
レーキ装置(請求項1)。本項に記載のブレーキ装置に
おいては、動力式液圧源が過加圧状態にあると検出され
た場合に、ブレーキシリンダの液圧の過増圧が抑制され
る。実際のブレーキシリンダの液圧が設定圧以上になっ
たことが検出された場合に抑制されるのではない。した
がって、例えば、ブレーキシリンダの液圧が実際に高く
なる以前に、すなわち、未然に、過増圧を抑制すること
が可能であり、運転者の違和感を抑制することができ
る。なお、過増圧は、ブレーキ液圧が所要ブレーキ液圧
に対して高くなることをいい、例えば、運転者が意図す
る要求ブレーキ液圧より高くなることをいう。したがっ
て、要求ブレーキ液圧が0である場合(非ブレーキ操作
時)に、作動液が供給されてブレーキ液圧が発生させら
れれば、その液圧自体がそれほど高くなくても、過増圧
されたとする。 (2)前記動力式液圧源が、作動液を加圧して吐出する
ポンプと、そのポンプを駆動する電動モータとを含む
(1) 項に記載のブレーキ装置。電動モータの駆動により
ポンプが作動させられ、作動液が加圧されて吐出され
る。電動モータへの供給電流が制御されればポンプの作
動状態が制御され、作動液の吐出状態が制御される。電
動モータへの供給電流は駆動回路やリレーのスイッチン
グ制御により制御される。この場合において、例えば、
駆動回路やリレーに異常が生じると、電動モータへの供
給電流の制御ができなくなり、電流が供給し続けられる
場合がある。ポンプが電動モータによって連続して駆動
され、動力式液圧源が過加圧状態になることがある。な
お、ポンプは、ギヤポンプでもプランジャポンプでもよ
い。 (3)前記動力式液圧源が、前記ポンプから吐出された
作動液を蓄えるアキュムレータを含む(2) 項に記載のブ
レーキ装置。ポンプから吐出された作動液はアキュムレ
ータに蓄えられる。電動モータは、アキュムレータに蓄
えられた作動液の液圧が設定範囲内に保たれるように、
制御されるのが普通である。例えば、前述の駆動回路や
リレーに異常が生じると、アキュムレータ圧が設定範囲
の上限値を越えてもポンプが駆動され続けることがあ
る。このことは、アキュムレータ圧を検出するセンサに
異常が生じた場合にも生じる。 (4)前記過増圧抑制装置が、動力式液圧源の出力液圧
を低下させる出力低下部を含む(1) 項ないし(3) 項のい
ずれか1つに記載のブレーキ装置。動力式液圧源の出力
液圧を低下させれば、ブレーキシリンダの過増圧を抑制
することができる。例えば、ポンプに作動液が供給され
ないようにしたり、ポンプの作動を停止させたり、ポン
プに減圧作動させたりすることができる。ポンプの吸入
側と作動液タンクとの間に、これらを連通させる連通状
態と遮断する遮断状態とに切り換え可能な電磁制御弁を
設け、動力式液圧源が過加圧状態にあると検出された場
合に電磁制御弁を遮断状態にすれば、ポンプに作動液が
供給されなくなり、吐出圧を低下させることができる。
また、電動モータを制御する駆動回路やリレーに、電動
モータの作動を停止させる停止指令を出力したり、逆方
向に回転させる逆転指令を出力したりすれば、電動モー
タの回転を停止させたり、逆方向に回転させたりするこ
とができる。後者の場合は、(3) 項に記載のように、電
動モータがアキュムレータ圧センサによる検出値に基づ
いて、アキュムレータ圧が予め定められた設定範囲内に
あるように制御される場合において、駆動回路やリレー
が正常で、アキュムレータ圧センサの異常に起因して動
力式液圧源が過加圧状態にある場合に有効である。駆動
回路やリレー等は正常であるため、駆動回路やリレー等
を直接(すなわち、アキュムレータ圧センサによる検出
値に基づかないで)制御することにより、電動モータを
制御することができる。 (5)前記出力低下部が、前記動力式液圧源の加圧作動
を停止させる加圧作動停止部を含む(4) 項に記載のブレ
ーキ装置。 (6)前記出力低下部が、前記動力式液圧源に減圧作動
させる減圧作動部を含む(4) 項または(5) 項に記載のブ
レーキ装置。動力式液圧源がギヤポンプを含むものであ
り、ギヤポンプの吐出側にポンプから吐出する作動液の
流れを許容するが、逆向きの流れを阻止する逆止弁が設
けられていない場合には、ギヤポンプを逆方向に回転さ
せれば、吐出圧を低下させることができる。 (7)当該ブレーキ装置が、前記ブレーキシリンダと低
圧源との間に設けられ、ブレーキシリンダから低圧源へ
の作動液の流れを阻止する流出阻止状態と、ブレーキシ
リンダから低圧源への作動液の流れを許容する流出許容
状態とに切り換え可能な開放弁を含み、前記過増圧抑制
装置が、その開放弁を流出許容状態に切り換える開放弁
制御部を含む(1) 項ないし(6) 項のいずれか1つに記載
のブレーキ装置。開放弁が流出許容状態に切り換えられ
れば、ブレーキシリンダの作動液や動力式液圧源の作動
液を、開放弁を経て低圧源に流出させることができるた
め、ブレーキシリンダの液圧の過増圧を抑制することが
できる。開放弁は、自身の前後の液圧差を供給電流に応
じた大きさに制御するリニア制御弁であっても、供給電
流のON/OFFにより開閉させられる開閉弁であって
もよい。 (8)前記過増圧抑制装置が、ブレーキ非操作中に、前
記開放弁を流出許容状態とする(7) 項に記載のブレーキ
装置。 (9)当該ブレーキ装置が、1つ以上のブレーキシリン
ダに対応して設けられ、その1つ以上のブレーキシリン
ダの液圧を、前記動力式液圧源の作動液を利用して制御
可能な個別液圧制御弁装置を含み、前記開放弁がその個
別液圧制御弁装置に含まれる(7) 項または(8) 項に記載
のブレーキ装置。ブレーキシリンダの液圧が個別液圧制
御弁装置の制御により制御される。ブレーキが動力式液
圧源の作動液がブレーキシリンダに供給されることによ
って作動させられる場合には、ブレーキシリンダの液圧
を制御可能な個別液圧制御弁装置は必要なものである。
開放弁は、個別液圧制御弁装置の一構成要素であり、例
えば、減圧用の制御弁とすることができる。個別液圧制
御弁装置は、ブレーキシリンダの各々に対応して設けら
れたものであっても、2つ以上のブレーキシリンダに共
通に設けられたものであってもよい。個別液圧制御弁装
置は、上述の減圧用の制御弁(開放弁)と動力式液圧源
とブレーキシリンダとの間に設けられた増圧用の制御弁
とを含むものとしたり、増圧用の制御弁を含まないで減
圧用の制御弁を含むものとしたりすることができる。動
力式液圧源が出力液圧を制御可能なものであれば、増圧
用の制御弁は不可欠ではない。 (10)前記過増圧抑制装置が、ブレーキ操作中に、実
際のブレーキ液圧が所要ブレーキ液圧に達するまで、前
記開放弁を流出許容状態とする(7) 項ないし(9)項のい
ずれか1つに記載のブレーキ装置。本項に記載のブレー
キ装置においては、実際のブレーキ液圧が所要ブレーキ
液圧より高くならないように開放弁が制御される。所要
ブレーキ液圧は、例えば、ブレーキ操作部材の操作状態
に基づいて取得することができる。換言すれば、ブレー
キシリンダの液圧が開放弁の制御により制御されるので
あり、この場合においても、開放弁をブレーキシリンダ
の液圧を制御する個別液圧制御弁装置の一構成要素とみ
なすことができる。 (11)当該ブレーキ装置が、前記ポンプの吐出圧が予
め定められた設定圧以上になると閉状態から開状態に切
り換わってポンプから吐出された作動液の低圧側への流
出を許容するリリーフ弁を含まない(7) 項ないし(10)項
に記載のブレーキ装置。本項に記載のブレーキ装置にお
いては、動力液液圧源が過加圧状態にある場合に開放弁
が開状態にされるため、リリーフ弁を設けなくても、ポ
ンプに過大な負荷がかかることを回避することができ
る。 (12)前記過加圧検出装置が、前記動力式液圧源の連
続加圧作動時間が設定時間を越えたことと、動力式液圧
源の出力液圧が設定圧を越えたこととの少なくとも一方
が満たされた場合に、動力式液圧源が過加圧状態にある
とするものである(1) 項ないし(11)項のいずれか1つに
記載のブレーキ装置((7) 項ないし(11)項のいずれかに
従属する態様が請求項2)。動力式液圧源の連続作動時
間が設定時間を越えた場合や出力液圧が設定圧を越えた
場合には、過加圧条件が満たされたとして、過加圧状態
にあるとされる。過加圧条件は、ブレーキシリンダの液
圧が過増圧されるか否か、過増圧されるおそれがあるか
否かに着目して設定されることが望ましいが、それに限
定されない。例えば、動力式液圧源の負荷が過大になる
か否か、過大になるおそれがあるか否かに着目して設定
されたり、動力式液圧源に過加圧状態になる原因となる
異常が生じたか否か、異常が生じるおそれがあるか否か
に着目して設定されたり等するようにすることができ
る。設定時間は、例えば、動力式液圧源が正常であれ
ば、それ以上長い間連続して運転されるはずがない時間
とすることができる。具体的には、(3) 項に記載のよう
に、ポンプを駆動する電動モータがアキュムレータ圧が
設定範囲内に保たれるように制御される場合において、
そのアキュムレータ圧を、設定範囲の下限値から上限値
まで上げるのに要する時間、あるいは、それより多少長
めの時間とすることができる。設定圧は、例えば、動力
式液圧源が正常であればそれより高い液圧の作動液が吐
出されるはずがない液圧としたり、ブレーキシリンダの
液圧の制御において、それより高い液圧の作動液が吐出
されると過増圧されるおそれがある液圧としたりするこ
とができる。具体的には、前者の場合について、上述の
アキュムレータ圧の設定範囲の上限値、あるいは、それ
より多少高めの値とすることができる。後者の場合につ
いては、動力式液圧源とブレーキシリンダとの間に設け
られた電磁制御弁の開弁圧に基づいた値にすることがで
きる。その一例は以下の通りである。動力式液圧源が
(3) 項に記載のアキュムレータを含み、当該ブレーキ装
置が、(10)項に記載の個別液圧制御弁装置を含み、か
つ、その個別液圧制御弁装置が、動力式液圧源とブレー
キシリンダとの間に設けられ、前後の差圧に基づいて開
閉させられる常閉の増圧用制御弁を含むものとされる場
合がある。この常閉の増圧用制御弁は、コイルに電流が
供給されない間は閉状態に保たれ、コイルに電流が供給
されない場合に、ブレーキシリンダに作動液が供給され
ないようにされることが多い。その場合、動力式液圧源
の異常に起因して高圧の液圧が増圧用制御弁に加えられ
ると、コイルに電流が供給されなくても増圧用制御弁が
開状態となって、ブレーキシリンダに作動液が流入させ
られることになる。そこで、設定圧を増圧用制御弁の開
弁圧よりやや低い液圧に決定する等、開弁圧に基づいて
決定し、動力式液圧源の液圧が設定圧以上になった場合
に過増圧が抑制されるようにするのである。 (13)前記過加圧検出装置が、前記動力式液圧源の出
力液圧が、前記作動液の温度に基づいて決まる設定圧を
越えた場合に、前記動力式液圧源が過加圧状態にあると
する液温対応過加圧検出部を含む(1) 項ないし(12)項の
いずれか1つに記載のブレーキ装置(請求項3)。〔発
明の実施の形態〕において説明するように、ブレーキ装
置が、非ブレーキ操作中、動力式液圧源の作動液がブレ
ーキシリンダ以外の低圧源に流出可能とする構成を有す
る装置である場合がある。作動液が常温付近であり、粘
性が低い(通常の高さである)場合には、動力式液圧源
の作動液がその低圧源に速やかに流出させられるため、
ブレーキシリンダ液圧が過増圧されることはない。ブレ
ーキシリンダに作動液が流入させられるとしても、ブレ
ーキシリンダの液圧が走行上問題となるほど高くなるこ
とはないのである。それに対して、作動液が低温で、粘
性が高い場合には、動力式液圧源の作動液が低圧源に流
出し難くなり、その分、ブレーキシリンダの液圧が高く
なる。ブレーキ液圧が過増圧され、液圧が走行上問題に
なるほど高くなることがあるのである。そこで、作動液
の温度が低い場合に高い場合より設定圧を低くし、作動
液の温度が低いことに起因して粘性が高くなっても、ブ
レーキシリンダの液圧の過増圧を抑制するのである。設
定圧は作動液の温度の変化に対して連続的に変化させら
れるようにしても、段階的に変化させられるようにして
もよい。例えば、粘性が高くなる温度以下である場合
に、設定圧が低くされるようにするのである。 (14)前記開放弁が、連通路によって接続された2つ
のブレーキシリンダの各々に対応してそれぞれ設けら
れ、前記過増圧抑制装置が、前記2つのブレーキシリン
ダのうちの一方に対応する第1開放弁を流出許容状態に
する一方、他方のブレーキシリンダに対応する第2開放
弁を流出阻止状態にする第1減圧状態と、前記第1開放
弁を流出阻止状態にする一方、前記第2開放弁を流出許
容状態にする第2減圧状態とを交互に現出させる交互開
放制御部を含む(7) 項ないし(13)項のいずれか1つに記
載のブレーキ装置(請求項4)。本項に記載のブレーキ
装置におけるように、2つのブレーキシリンダが連通路
によって互いに接続される場合には、第1開放弁と第2
開放弁とのいずれか一方を流出許容状態にすれば、両方
のブレーキシリンダからの作動液の流出が許容される。
第1,第2開放弁が、電流が供給されることによって流
出許容状態に切り換えられるものである場合には、第1
開放弁と第2開放弁とが交互に流出許容状態に切り換え
られれば、両方が流出許容状態に切り換えられる場合に
比較して、1つの開放弁において発生する発熱量を抑制
することができ、全体の消費電力を低減させることがで
きる。 (15)前記2つのブレーキシリンダを接続する連通路
に、連通路における作動液の流れを許容する流通許容状
態と、作動液の流れを阻止する流通阻止状態とに切り換
えられる連通弁を設けた(14)項に記載のブレーキ装置。
連通路に連通弁を設ければ、2つのブレーキシリンダが
共通に制御される共通制御状態と、別個独立に制御され
る独立制御状態とに切り換えることが可能となる。独立
制御状態に切り換えられれば、アンチロック制御やビー
クルスタビリティ制御において有効である。 (16)前記連通弁が、前記動力式液圧源が過加圧状態
にあると検出された場合に流通許容状態に切り換えられ
るものである(15)項に記載のブレーキ装置。〔発明の実
施の形態〕において説明するが、連通弁は、動力式液圧
源の異常時、電気系統の異常時等には、流通許容状態に
切り換えられるものとすることが望ましい。したがっ
て、2つのブレーキシリンダの液圧がそれぞれ制御不能
になっても、2つのブレーキシリンダの液圧を同じ高さ
にすることができる。連通弁は、非ブレーキ操作中にお
いて、流通許容状態に保たれるものとすることが望まし
い。 (17)動力により作動させられ、作動液を加圧して出
力する動力式液圧源と、その動力式液圧源が過加圧状態
にあることを検出する過加圧検出装置と、その過加圧検
出装置によって動力式液圧源が過加圧状態にあると検出
された場合に、前記動力式液圧源に加わる負荷を抑制す
る過負荷抑制装置とを含むことを特徴とする動力式液圧
源装置。本項に記載の動力式液圧源装置には、(1) 項な
いし(16)項のいずれかに記載の技術的特徴を採用するこ
とができる。 (18)動力により作動させられ、作動液を加圧して出
力する動力式液圧源と、その動力式液圧源が過加圧状態
にあることを検出する過加圧検出装置と、その過加圧検
出装置によって動力式液圧源が過加圧状態にあると検出
された場合に、前記動力式液圧源を低圧源に連通させる
開放装置とを含むことを特徴とする動力式液圧源装置。
本項に記載の動力式液圧源装置には、(1) 項ないし(16)
項のいずれかに記載の技術的特徴を採用することができ
る。
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to suppress an excessive increase in the hydraulic pressure of a brake cylinder in a manner different from the case of the brake device described in the above publication. is there. This problem is solved by providing the brake device having the following configurations. Each mode is described in the same manner as in the claims, divided into sections, each section is numbered, and described in the form of citing the numbers of other sections as necessary. This is to facilitate understanding of the present invention, and the technical features and combinations thereof described in this specification should not be construed as being limited to the following sections. Further, when a plurality of items are described in one section, not all items must always be adopted together, but it is also possible to take out and adopt only some items. (1) A power hydraulic pressure source which is activated by power and pressurizes and outputs hydraulic fluid, and a brake which is activated by supplying hydraulic fluid output from the power hydraulic pressure source to a brake cylinder. An over-pressurization detecting device for detecting that the power type hydraulic pressure source is in an over-pressurized state, and when the power type hydraulic pressure source is detected to be in an over-pressurized state by the over-pressure detecting device. An overpressure suppression device for suppressing an overpressure of the hydraulic pressure of the brake cylinder (claim 1). In the brake device described in this section, when it is detected that the power type hydraulic pressure source is in the over-pressurized state, the excessive increase in the hydraulic pressure of the brake cylinder is suppressed. It is not suppressed when it is detected that the actual hydraulic pressure of the brake cylinder has exceeded the set pressure. Therefore, for example, before the hydraulic pressure of the brake cylinder actually increases, that is, before it is possible, it is possible to suppress excessive pressure increase, and it is possible to suppress the driver's discomfort. The excessive pressure increase means that the brake fluid pressure becomes higher than the required brake fluid pressure, for example, it becomes higher than the required brake fluid pressure intended by the driver. Therefore, when the required brake fluid pressure is 0 (during non-braking operation) and the hydraulic fluid is supplied to generate the brake fluid pressure, even if the fluid pressure itself is not so high, it is considered that the pressure has been excessively increased. I do. (2) The power type hydraulic pressure source includes a pump that pressurizes and discharges hydraulic fluid, and an electric motor that drives the pump.
The brake device according to (1). The pump is operated by driving the electric motor, and the hydraulic fluid is pressurized and discharged. If the supply current to the electric motor is controlled, the operation state of the pump is controlled, and the discharge state of the working fluid is controlled. The current supplied to the electric motor is controlled by switching control of a drive circuit and a relay. In this case, for example,
If an abnormality occurs in the drive circuit or the relay, the supply current to the electric motor cannot be controlled, and the current may be continuously supplied. The pump is continuously driven by the electric motor, and the power hydraulic pressure source may be in an over-pressurized state. The pump may be a gear pump or a plunger pump. (3) The brake device according to (2), wherein the power-type hydraulic pressure source includes an accumulator that stores the hydraulic fluid discharged from the pump. The working fluid discharged from the pump is stored in an accumulator. The electric motor is operated so that the hydraulic pressure of the working fluid stored in the accumulator is maintained within a set range.
It is usually controlled. For example, if an abnormality occurs in the above-described drive circuit or relay, the pump may continue to be driven even if the accumulator pressure exceeds the upper limit of the set range. This also occurs when an abnormality occurs in the sensor that detects the accumulator pressure. (4) The brake device according to any one of the above items (1) to (3), wherein the overpressure suppression device includes an output reduction unit that reduces an output hydraulic pressure of a power hydraulic pressure source. If the output hydraulic pressure of the power hydraulic pressure source is reduced, it is possible to suppress over-pressurization of the brake cylinder. For example, it is possible to prevent the hydraulic fluid from being supplied to the pump, stop the operation of the pump, or operate the pump under reduced pressure. An electromagnetic control valve is provided between the suction side of the pump and the hydraulic fluid tank so as to be able to switch between a communication state in which they are communicated and a shut-off state in which they are shut off. In this case, if the electromagnetic control valve is closed, the hydraulic fluid is not supplied to the pump, and the discharge pressure can be reduced.
Also, by outputting a stop command to stop the operation of the electric motor to a drive circuit or a relay that controls the electric motor, or outputting a reverse rotation command to rotate in the opposite direction, the rotation of the electric motor can be stopped, It can be rotated in the opposite direction. In the latter case, as described in item (3), when the electric motor is controlled based on the value detected by the accumulator pressure sensor so that the accumulator pressure is within a predetermined set range, the driving circuit This is effective when the power source and the relay are normal and the power hydraulic pressure source is in an overpressurized state due to an abnormality of the accumulator pressure sensor. Since the drive circuit, the relay, and the like are normal, the electric motor can be controlled by directly controlling the drive circuit, the relay, and the like (ie, not based on the value detected by the accumulator pressure sensor). (5) The brake device according to (4), wherein the output reduction unit includes a pressurizing operation stopping unit that stops pressurizing operation of the power hydraulic pressure source. (6) The brake device according to the mode (4) or (5), wherein the output reduction section includes a pressure reducing operation section that performs a pressure reducing operation on the power type hydraulic pressure source. When the power type hydraulic pressure source includes a gear pump and allows the flow of the hydraulic fluid discharged from the pump on the discharge side of the gear pump, but is not provided with a check valve for preventing reverse flow, By rotating the gear pump in the opposite direction, the discharge pressure can be reduced. (7) The brake device is provided between the brake cylinder and the low-pressure source, and an outflow preventing state in which the flow of the hydraulic fluid from the brake cylinder to the low-pressure source is prevented; The overpressure suppression device includes an open valve that switches the open valve to the outflow allowable state. The brake device according to any one of the above. If the release valve is switched to the outflow permission state, the hydraulic fluid of the brake cylinder and the hydraulic fluid of the power type hydraulic pressure source can be discharged to the low pressure source through the release valve, so that the hydraulic pressure of the brake cylinder is excessively increased. Can be suppressed. The opening valve may be a linear control valve that controls the difference between the front and rear hydraulic pressures to a size corresponding to the supply current, or an opening / closing valve that is opened and closed by turning on / off the supply current. (8) The brake device according to the above mode (7), wherein the overpressure suppressing device sets the release valve to an outflow allowable state while the brake is not operated. (9) The brake device is provided corresponding to one or more brake cylinders, and the hydraulic pressure of the one or more brake cylinders can be controlled using the hydraulic fluid of the power hydraulic pressure source. The brake device according to the mode (7) or (8), further including a hydraulic control valve device, wherein the release valve is included in the individual hydraulic control valve device. The hydraulic pressure of the brake cylinder is controlled by controlling the individual hydraulic pressure control valve device. When the brake is operated by supplying hydraulic fluid from a power hydraulic pressure source to the brake cylinder, an individual hydraulic pressure control valve device capable of controlling the hydraulic pressure of the brake cylinder is necessary.
The release valve is one component of the individual hydraulic pressure control valve device, and can be, for example, a control valve for reducing pressure. The individual hydraulic control valve device may be provided corresponding to each of the brake cylinders, or may be provided commonly to two or more brake cylinders. The individual hydraulic pressure control valve device may include the above-described pressure reducing control valve (opening valve) and a pressure increasing control valve provided between the power type hydraulic pressure source and the brake cylinder, or may include a pressure increasing control valve. A control valve for reducing pressure may be included without including a valve. If the power type hydraulic pressure source can control the output hydraulic pressure, the control valve for increasing the pressure is not indispensable. (10) The overpressure suppression device sets the release valve to the outflow permitting state until the actual brake fluid pressure reaches the required brake fluid pressure during the brake operation, according to any one of (7) to (9). The brake device according to any one of the preceding claims. In the brake device described in this section, the opening valve is controlled so that the actual brake fluid pressure does not become higher than the required brake fluid pressure. The required brake fluid pressure can be acquired, for example, based on the operation state of the brake operation member. In other words, the hydraulic pressure of the brake cylinder is controlled by the control of the release valve. In this case, the release valve is also regarded as one component of the individual hydraulic pressure control valve device that controls the hydraulic pressure of the brake cylinder. Can be. (11) A relief valve that switches from a closed state to an open state when the discharge pressure of the pump becomes equal to or higher than a predetermined set pressure, and allows the hydraulic fluid discharged from the pump to flow to the low pressure side. The brake device according to any one of the above modes (7) to (10), which does not include the following. In the brake device described in this section, the release valve is opened when the power hydraulic pressure source is in the over-pressurized state, so that an excessive load is applied to the pump without providing a relief valve. Can be avoided. (12) The over-pressurization detecting device determines that the continuous pressurizing operation time of the power hydraulic pressure source has exceeded the set time and that the output hydraulic pressure of the power hydraulic pressure source has exceeded the set pressure. The brake device according to any one of the paragraphs (1) to (11), wherein the power hydraulic pressure source is in an over-pressurized state when at least one of them is satisfied. An embodiment which depends on any one of the above items (11) to (11)). If the continuous operation time of the power hydraulic pressure source exceeds the set time or if the output hydraulic pressure exceeds the set pressure, it is determined that the over-pressurizing condition is satisfied and the over-pressurizing state is established. The over-pressurizing condition is desirably set by paying attention to whether the hydraulic pressure of the brake cylinder is over-pressurized or not, but is not limited thereto. For example, an abnormality that is set by paying attention to whether or not the load of the power hydraulic pressure source becomes excessive or that there is a possibility of becoming excessive, or that causes the power hydraulic pressure source to become overpressurized It can be set by paying attention to whether or not an error has occurred or whether or not there is a possibility that an abnormality may occur. The set time can be, for example, a time during which the power-operated hydraulic pressure source cannot operate continuously for a longer time if it is normal. Specifically, as described in item (3), when the electric motor that drives the pump is controlled such that the accumulator pressure is kept within a set range,
The time required to increase the accumulator pressure from the lower limit value to the upper limit value of the set range or a slightly longer time can be used. The set pressure is, for example, a hydraulic pressure at which a hydraulic fluid having a higher hydraulic pressure should not be discharged if the power hydraulic pressure source is normal, or a higher hydraulic pressure in controlling the brake cylinder hydraulic pressure. When the hydraulic fluid is discharged, the hydraulic pressure may be excessively increased. Specifically, in the former case, the upper limit of the setting range of the accumulator pressure described above or a value slightly higher than the upper limit can be set. In the latter case, it can be set to a value based on the valve opening pressure of an electromagnetic control valve provided between the power hydraulic pressure source and the brake cylinder. An example is as follows. Powered hydraulic pressure source
Including the accumulator according to paragraph (3), the brake device includes the individual hydraulic pressure control valve device according to paragraph (10), and the individual hydraulic pressure control valve device includes a power type hydraulic pressure source and a brake. It may include a normally-closed pressure-increasing control valve that is provided between a cylinder and a valve that opens and closes based on a differential pressure between the front and rear. The normally-closed pressure-increasing control valve is kept closed as long as no current is supplied to the coil, and when the current is not supplied to the coil, the hydraulic fluid is often not supplied to the brake cylinder. In this case, if a high-pressure hydraulic pressure is applied to the pressure-increasing control valve due to an abnormality of the power-type hydraulic pressure source, the pressure-increasing control valve is opened even if current is not supplied to the coil, and the brake cylinder is opened. The working fluid is caused to flow into the air. Therefore, the set pressure is determined based on the valve opening pressure, for example, by setting the pressure slightly lower than the valve opening pressure of the pressure increasing control valve. The pressure increase is suppressed. (13) When the output pressure of the power type hydraulic pressure source exceeds a set pressure determined based on the temperature of the hydraulic fluid, the power type hydraulic pressure source may overpressurize the power type hydraulic pressure source. The brake device according to any one of the above aspects (1) to (12), including a liquid temperature-responsive over-pressurization detection unit that is in a state. As described in [Embodiment of the invention], the brake device may be a device having a configuration that allows the hydraulic fluid of the power type hydraulic pressure source to flow to a low pressure source other than the brake cylinder during non-braking operation. is there. When the hydraulic fluid is near normal temperature and has low viscosity (normal height), the hydraulic fluid of the power hydraulic pressure source is quickly discharged to the low pressure source,
The brake cylinder fluid pressure will not be excessively increased. Even if the hydraulic fluid flows into the brake cylinder, the hydraulic pressure of the brake cylinder does not become so high as to cause a problem in running. On the other hand, when the hydraulic fluid is low in temperature and high in viscosity, it becomes difficult for the hydraulic fluid of the power type hydraulic pressure source to flow out to the low pressure source, and accordingly, the hydraulic pressure of the brake cylinder increases. The brake fluid pressure may be over-boosted and become so high that the fluid pressure becomes a driving problem. Therefore, when the hydraulic fluid temperature is low, the set pressure is set lower than when it is high, and even if the hydraulic fluid temperature is low and the viscosity increases, the excessive increase in the brake cylinder hydraulic pressure is suppressed. is there. The set pressure may be changed continuously with respect to a change in the temperature of the working fluid, or may be changed stepwise. For example, when the temperature is equal to or lower than the temperature at which the viscosity increases, the set pressure is reduced. (14) The release valve is provided corresponding to each of the two brake cylinders connected by a communication passage, and the overpressure suppression device is configured such that the overpressure suppression device corresponds to one of the two brake cylinders. A first decompression state in which the release valve is set to an outflow permitting state and a second opening valve corresponding to the other brake cylinder is set to an outflow prevention state; and the second opening is performed while the first opening valve is set to an outflow prevention state. The brake device according to any one of (7) to (13), further including an alternate opening control unit that causes the valve to alternately appear in a second depressurized state in which the valve is allowed to flow out. When two brake cylinders are connected to each other by a communication passage as in the brake device described in this section, the first release valve and the second
If one of the release valves is set in the outflow allowable state, the outflow of the hydraulic fluid from both brake cylinders is allowed.
In the case where the first and second opening valves are switched to the outflow permitting state by supplying current, the first and second opening valves are switched to the first and second opening valves.
If the open valve and the second open valve are alternately switched to the outflow permitting state, the amount of heat generated in one open valve can be suppressed as compared with the case where both are switched to the outflow permitting state. Power consumption can be reduced. (15) The communication path connecting the two brake cylinders is provided with a communication valve that is switched between a flow permitting state in which the flow of the hydraulic fluid in the communication path is permitted and a flow blocking state in which the flow of the hydraulic fluid is blocked. 14) The brake device according to the above item.
If a communication valve is provided in the communication passage, it is possible to switch between a common control state in which the two brake cylinders are commonly controlled and an independent control state in which the two brake cylinders are independently controlled. Switching to the independent control state is effective in antilock control and vehicle stability control. (16) The brake device according to the mode (15), wherein the communication valve is switched to a flow permission state when the power type hydraulic pressure source is detected to be in an overpressurized state. As will be described in [Embodiment of the invention], it is desirable that the communication valve can be switched to the flow permission state when the power type hydraulic pressure source is abnormal or when the electric system is abnormal. Therefore, even if the hydraulic pressures of the two brake cylinders become uncontrollable, the hydraulic pressures of the two brake cylinders can be made equal. It is desirable that the communication valve be kept in a flow permitting state during the non-braking operation. (17) A power type hydraulic pressure source which is operated by power to pressurize and output hydraulic fluid, an over-pressure detecting device for detecting that the power type hydraulic pressure source is in an over-pressurized state, An overload suppression device that suppresses a load applied to the power hydraulic pressure source when the power hydraulic pressure source is detected by the pressurization detection device to be in an overpressurized state. Hydraulic pressure source device. The technical features described in any of the above modes (1) to (16) can be employed in the power hydraulic pressure source device described in this mode. (18) A power type hydraulic pressure source which is operated by power and pressurizes and outputs hydraulic fluid, an over-pressure detecting device which detects that the power type hydraulic pressure source is in an over-pressurized state, An opening device for communicating the power type hydraulic pressure source to a low pressure source when the power type hydraulic pressure source is detected to be in an over-pressurized state by a pressure detection device. Source equipment.
(1) to (16)
The technical features described in any of the items can be adopted.

【0004】[0004]

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
ブレーキ装置について図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、ブレーキ装置は、ブレーキ操作部材
としてのブレーキペダル10と、動力式液圧源としての
ポンプ装置12と、ハイドロブースタ付きマスタシリン
ダ14と、左右前輪16,17に設けられたブレーキシ
リンダ18,19を含むブレーキ20,21と、左右後
輪24,25に設けられたブレーキシリンダ26,27
を含むブレーキ28,29とを含む。
DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Hereinafter, a brake device according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, the brake device is provided on a brake pedal 10 as a brake operating member, a pump device 12 as a power type hydraulic pressure source, a master cylinder 14 with a hydro booster, and left and right front wheels 16 and 17. Brake 20, 21 including brake cylinders 18, 19, and brake cylinders 26, 27 provided on left and right rear wheels 24, 25
And brakes 28 and 29 including.

【0005】ポンプ装置12は、ポンプ30と、そのポ
ンプ30を駆動するポンプモータ32と、アキュムレー
タ34とを含む。ポンプ30は、リザーバ36の作動液
を加圧して吐出するものであり、ポンプ30から吐出さ
れた高圧の作動液がアキュムレータ34に蓄えられる。
アキュムレータ34の液圧はアキュムレータ圧センサ3
8によって検出されるが、ポンプモータ32は、アキュ
ムレータ圧センサ38による検出液圧が予め定められた
設定範囲内に保たれるように制御される。ポンプ30の
吐出圧側には、ポンプ30への作動液の逆流を防止する
ための逆止弁39が設けられている。なお、ポンプ30
は、プランジャポンプであっても、ギヤポンプであって
もよい。
The pump device 12 includes a pump 30, a pump motor 32 for driving the pump 30, and an accumulator. The pump 30 pressurizes and discharges the hydraulic fluid in the reservoir 36, and the high-pressure hydraulic fluid discharged from the pump 30 is stored in the accumulator 34.
The hydraulic pressure of the accumulator 34 is the accumulator pressure sensor 3
8, the pump motor 32 is controlled so that the hydraulic pressure detected by the accumulator pressure sensor 38 is maintained within a predetermined set range. On the discharge pressure side of the pump 30, a check valve 39 for preventing the backflow of the hydraulic fluid to the pump 30 is provided. The pump 30
May be a plunger pump or a gear pump.

【0006】ハイドロブースタ付きマスタシリンダ14
は、液圧調節部を有する液圧ブースタ40と、加圧ピス
トンを有するマスタシリンダ42とを含む。液圧ブース
タ40の液圧調節部において、ポンプ装置12の液圧が
ブレーキ操作力に対応した高さに調節される。マスタシ
リンダ42の加圧ピストンには、ブレーキペダル10に
加えられた操作力(バキュームブースタが設けられてい
る場合には、バキュームブースタの出力)と液圧ブース
タ40の液圧に応じた力とが加えられ、これらの合力に
応じた液圧が加圧室43に発生させられる。液圧ブース
タ40の作動液は液通路44を介して左後輪24のブレ
ーキシリンダ26に供給され、マスタシリンダ42の加
圧室43の作動液は液通路46を介して左前輪16のブ
レーキシリンダ18に供給される。
[0006] Master cylinder 14 with hydro booster
Includes a hydraulic booster 40 having a hydraulic adjustment section and a master cylinder 42 having a pressurizing piston. In the hydraulic pressure adjusting section of the hydraulic booster 40, the hydraulic pressure of the pump device 12 is adjusted to a height corresponding to the brake operating force. The operating force applied to the brake pedal 10 (the output of the vacuum booster when a vacuum booster is provided) and the force corresponding to the hydraulic pressure of the hydraulic pressure booster 40 are applied to the pressurizing piston of the master cylinder 42. In addition, a hydraulic pressure corresponding to the resultant force is generated in the pressurizing chamber 43. The hydraulic fluid of the hydraulic booster 40 is supplied to the brake cylinder 26 of the left rear wheel 24 via a hydraulic passage 44, and the hydraulic fluid of the pressurizing chamber 43 of the master cylinder 42 is supplied to the brake cylinder of the left front wheel 16 via a hydraulic passage 46. 18.

【0007】液通路44,46の途中には、それぞれマ
スタ遮断弁50,52が設けられている。また、左右前
輪16,17のブレーキシリンダ18,19、左右後輪
24,25のブレーキシリンダ26,27は、それぞ
れ、連通路54,56によって接続されており、連通路
54,56には、それぞれ、連通弁58,60が設けら
れている。マスタ遮断弁50,52は、コイル62に電
流が供給されない場合に開状態にある常開弁であり、連
通弁58,60もコイル64に電流が供給されない場合
に開状態にある常開弁である。
In the middle of the liquid passages 44 and 46, master shutoff valves 50 and 52 are provided, respectively. The brake cylinders 18 and 19 of the left and right front wheels 16 and 17 and the brake cylinders 26 and 27 of the left and right rear wheels 24 and 25 are connected by communication passages 54 and 56, respectively. , Communication valves 58 and 60 are provided. Master shutoff valves 50 and 52 are normally open valves that are open when current is not supplied to coil 62, and communication valves 58 and 60 are normally open valves that are open when no current is supplied to coil 64. is there.

【0008】液通路46のマスタ遮断弁52より上流側
の部分にはシミュレーション装置66が設けられてい
る。シミュレーション装置66は、ストロークシミュレ
ータ67とストロークシミュレータ用開閉弁68とを含
むものであり、液通路46に、ストロークシミュレータ
67がストロークシミュレータ用開閉弁68を介して接
続されている。ストロークシミュレータ用開閉弁68
は、コイル69に電流が供給されない場合は閉状態にあ
る常閉弁である。
A simulation device 66 is provided in a portion of the liquid passage 46 upstream of the master shutoff valve 52. The simulation device 66 includes a stroke simulator 67 and a stroke simulator opening / closing valve 68. The stroke simulator 67 is connected to the liquid passage 46 via the stroke simulator opening / closing valve 68. On-off valve 68 for stroke simulator
Is a normally closed valve that is closed when no current is supplied to the coil 69.

【0009】前記ポンプ装置12は、液通路70を介し
て液圧ブースタ40に接続されるとともに、液通路72
を介してすべてのブレーキシリンダ18,19,26,
27に接続される。また、ブレーキシリンダ18,1
9,26,27の各々には、それぞれ、個別液圧制御弁
装置としてのリニアバルブ装置80〜86が設けられて
いる。リニアバルブ装置80〜86は、それぞれ、増圧
用リニアバルブ90と減圧用リニアバルブ92とを含む
ものであり、増圧用リニアバルブ90が上述の液通路7
2に設けられ、減圧用リニアバルブ92がブレーキシリ
ンダ18,19,26,27とリザーバ36とを接続す
る液通路94に設けられる。減圧用リニアバルブ90が
本実施形態における開放弁なのである。リニアバルブ装
置80〜86の制御により、ブレーキシリンダ18,1
9,26,27の液圧が、ポンプ装置12の作動液を利
用して制御される。
The pump device 12 is connected to the hydraulic booster 40 via a liquid passage 70 and a liquid passage 72.
All brake cylinders 18, 19, 26,
27. Also, the brake cylinders 18 and 1
Each of 9, 26 and 27 is provided with a linear valve device 80 to 86 as an individual hydraulic pressure control valve device. Each of the linear valve devices 80 to 86 includes a pressure-increasing linear valve 90 and a pressure-reducing linear valve 92.
2, a pressure reducing linear valve 92 is provided in a liquid passage 94 connecting the brake cylinders 18, 19, 26, 27 and the reservoir 36. The pressure reducing linear valve 90 is the opening valve in the present embodiment. The brake cylinders 18, 1 are controlled by the linear valve devices 80 to 86.
The hydraulic pressures of 9, 26 and 27 are controlled using the hydraulic fluid of the pump device 12.

【0010】増圧用リニアバルブ90,減圧用リニアバ
ルブ92は、図2に示すように、いずれも常閉弁であ
り、コイル100を含むソレノイド102と、弁子10
4および弁座106とスプリング108とを含むシーテ
ィング弁110とを含む。シーティング弁110におい
ては、弁子104を弁座106に着座させる方向にスプ
リング108の付勢力が作用するとともに、弁子104
を弁座106から離間させる方向に当該リニアバルブの
前後の液圧差に応じた差圧作用力とコイル100への供
給電流量に応じた電磁駆動力とが作用する。コイル10
0に電流が供給されない間は、差圧作用力がスプリング
108の付勢力より小さい場合は、弁子104が弁座1
06に着座させられた閉状態に保たれるが、差圧作用力
が付勢力より大きくなると、弁子104が弁座106か
ら離間させられる。コイル100に電流が供給される
と、弁子104の弁座106に対する相対位置が、電磁
駆動力,スプリング108の付勢力,差圧作用力の関係
によって決まるのであり、相対位置が電磁駆動力の制御
によって制御されることになる。
As shown in FIG. 2, the pressure-increasing linear valve 90 and the pressure-decreasing linear valve 92 are normally closed valves, and a solenoid 102 including a coil 100 and a valve
4 and a seating valve 110 including a valve seat 106 and a spring 108. In the seating valve 110, the urging force of the spring 108 acts in a direction in which the valve 104 is seated on the valve seat 106, and the valve 104
Is acted on in the direction of separating the valve from the valve seat 106 and an electromagnetic driving force corresponding to the amount of current supplied to the coil 100 according to the hydraulic pressure difference before and after the linear valve. Coil 10
When the differential pressure acting force is smaller than the biasing force of the spring 108 while the current is not supplied to the valve
06, the closed state is maintained, but when the differential pressure acting force becomes larger than the urging force, the valve element 104 is separated from the valve seat 106. When current is supplied to the coil 100, the relative position of the valve element 104 with respect to the valve seat 106 is determined by the relationship between the electromagnetic driving force, the urging force of the spring 108, and the differential pressure acting force. It will be controlled by the control.

【0011】増圧用リニアバルブ90に加えられる差圧
作用力は、ポンプ装置12の液圧(アキュムレータの液
圧)とブレーキシリンダ液圧との差圧に応じた力であ
り、減圧用リニアバルブ92に加えられる差圧作用力
は、ブレーキシリンダ液圧とマスタリザーバ36の液圧
との差圧に応じた力であり、マスタリザーバ36の液圧
はほぼ大気圧であるため、ブレーキシリンダの液圧に応
じた力になる。いずれにしても、電磁駆動力を制御すれ
ば(コイル100への供給電流を制御すれば)、ブレー
キシリンダの液圧を制御することができる。
The differential pressure acting force applied to the pressure increasing linear valve 90 is a force corresponding to the differential pressure between the hydraulic pressure of the pump device 12 (the hydraulic pressure of the accumulator) and the brake cylinder hydraulic pressure. Is a force corresponding to the differential pressure between the brake cylinder fluid pressure and the master reservoir fluid pressure. Since the master reservoir fluid pressure is approximately atmospheric pressure, the brake cylinder fluid pressure Depending on the power. In any case, if the electromagnetic driving force is controlled (the current supplied to the coil 100 is controlled), the hydraulic pressure of the brake cylinder can be controlled.

【0012】また、液通路72の増圧用リニアバルブ9
0とポンプ装置12との間には、液圧センサ120が設
けられている。液圧センサ120によって増圧用リニア
バルブ90の高圧側の作動液の液圧が検出される。増圧
用リニアバルブ90の高圧側の液圧として液圧センサ1
20による検出値が採用されれば、ポンプ装置12と増
圧用リニアバルブ90との間の圧力損失の影響を除くこ
とができ、アキュムレータ圧センサ38による検出値を
採用する場合に比較して、リニアバルブ装置80〜86
の制御精度を向上させることができる。
The pressure-increasing linear valve 9 in the liquid passage 72
A hydraulic pressure sensor 120 is provided between 0 and the pump device 12. The hydraulic pressure of the hydraulic fluid on the high pressure side of the pressure increasing linear valve 90 is detected by the hydraulic pressure sensor 120. The hydraulic pressure sensor 1 is used as the hydraulic pressure on the high pressure side of the pressure increasing linear valve 90.
If the value detected by the accumulator pressure sensor 38 is used, the influence of the pressure loss between the pump device 12 and the pressure-increasing linear valve 90 can be eliminated. Valve device 80-86
Control accuracy can be improved.

【0013】本液圧ブレーキ装置は、ブレーキ液圧制御
装置150によって制御される。図3に示すように、ブ
レーキ液圧制御装置150は、CPU152,ROM1
54,RAM156,入力部157および出力部158
等を有するコンピュータを主体とするものである。入力
部157には、上述のアキュムレータ圧センサ38,液
圧センサ120に加えて、液通路44,46の液圧をそ
れぞれ検出する液圧センサ160,162、ブレーキシ
リンダ18,19,26,27の液圧をそれぞれ検出す
るブレーキ液圧センサ164〜167、各車輪16,1
7,24,25の車輪速度をそれぞれ検出する車輪速セ
ンサ169〜172、ブレーキペダル10のストローク
を検出するストロークセンサ174,175、ブレーキ
ペダル10が操作状態にあるか否かを検出するブレーキ
スイッチ176、作動液の温度を検出する温度センサ1
78、ポンプモータ32に実際に電流が流れているか否
かを検出する電流検出装置179等が接続されている。
出力部158には、ポンプモータ32が駆動回路180
を介して接続されるとともに、リニアバルブ装置80〜
86のコイル100、各電磁開閉弁50,52,58,
60,68のコイルがそれぞれ駆動回路182,184
を介して接続される。ROM154には、図4のフロー
チャートで表されるブレーキ液圧制御プログラム、図7
の設定圧決定テーブル、その他、図示は省略するが、リ
ニアバルブ装置制御プログラム等の複数のプログラムや
テーブル等が格納されている。
The present hydraulic brake device is controlled by a brake hydraulic pressure control device 150. As shown in FIG. 3, the brake fluid pressure control device 150 includes a CPU 152, a ROM 1
54, RAM 156, input unit 157 and output unit 158
And the like. The input unit 157 includes, in addition to the accumulator pressure sensor 38 and the hydraulic pressure sensor 120 described above, hydraulic pressure sensors 160 and 162 for detecting hydraulic pressures in the fluid passages 44 and 46, and brake cylinders 18, 19, 26 and 27, respectively. Brake fluid pressure sensors 164 to 167 for detecting fluid pressures, wheels 16, 1
Wheel speed sensors 169 to 172 for detecting wheel speeds of wheels 7, 24 and 25, stroke sensors 174 and 175 for detecting a stroke of the brake pedal 10, and a brake switch 176 for detecting whether or not the brake pedal 10 is in an operating state. , Temperature sensor 1 for detecting the temperature of hydraulic fluid
78, a current detecting device 179 for detecting whether or not current is actually flowing through the pump motor 32, and the like are connected.
The output section 158 has a pump motor 32 connected to the drive circuit 180.
And the linear valve devices 80 to
86 coils 100, the respective solenoid on-off valves 50, 52, 58,
60 and 68 coils are driving circuits 182 and 184, respectively.
Connected via The ROM 154 stores a brake fluid pressure control program represented by the flowchart of FIG.
A plurality of programs and tables, such as a linear valve device control program, are stored.

【0014】上述のように、本液圧ブレーキ装置におい
ては、ブレーキペダル10のストロークを検出するスト
ロークセンサが2つ設けられている(174,17
5)。また、操作力に対応する液圧(マスタ圧)を検出
する液圧センサも2つ設けられている(160,16
2)。これらを2つずつ設けることは不可欠ではない
が、2つずつ設ければ、一方に異常が生じた場合に他方
の検出値を利用することができ、フェールセーフ上で有
効である。ブレーキペダル10のストロークと操作力と
の両方に基づいて運転者の意図する要求ブレーキ液圧が
求められるのであるが、本実施形態においては、2つの
ストロークセンサ174,175の検出値の平均値S
と、2つの液圧センサ160,162の検出値の平均値
Fとに基づいて要求ブレーキ液圧PWC* が求められる。
例えば、要求ブレーキ液圧PWC* は、式 PWC* =S・γ(s) +F・(1−γ(s) ) に従って求めることができる。ただし、γ(s) は、1よ
り小さい正の値であり、ストロークが小さいほど大きく
なる値である。なお、要求制動トルクを求めるために、
これら4つのセンサを設けることは不可欠ではない。4
つのセンサの代わりに踏力センサを設け、その踏力セン
サによる検出値に基づいて求められるようにすることも
できる。また、温度センサ178は、作動液の温度を直
接検出するものであっても、間接的に検出するものであ
ってもよい。液通路の外側の温度を検出するものや外気
温度を検出するものであってもよいのであり、これらに
基づけば、作動液の温度を推定することができる。
As described above, in the present hydraulic brake device, two stroke sensors for detecting the stroke of the brake pedal 10 are provided (174, 17).
5). Further, two hydraulic pressure sensors for detecting a hydraulic pressure (master pressure) corresponding to the operating force are also provided (160, 16).
2). It is not indispensable to provide these two by two, but if two are provided, it is possible to use the detection value of the other when an abnormality occurs in one, which is effective in fail-safe. The required brake fluid pressure intended by the driver is obtained based on both the stroke of the brake pedal 10 and the operating force. In the present embodiment, the average value S of the detection values of the two stroke sensors 174 and 175 is obtained.
The required brake fluid pressure PWC * is determined based on the average value F of the detection values of the two fluid pressure sensors 160 and 162.
For example, the required brake fluid pressure PWC * can be determined according to the following equation: PWC * = S.gamma . (S) + F. (1-.gamma. (S)). Here, γ (s) is a positive value smaller than 1, and is a value that increases as the stroke becomes smaller. In order to obtain the required braking torque,
Providing these four sensors is not essential. 4
It is also possible to provide a treading force sensor instead of the two sensors, and to obtain the treading force based on the value detected by the treading force sensor. Further, the temperature sensor 178 may directly detect the temperature of the working fluid or may indirectly detect the temperature. A device that detects the temperature outside the liquid passage or a device that detects the outside air temperature may be used. Based on these, the temperature of the working fluid can be estimated.

【0015】以上のように構成された液圧ブレーキ装置
における作動について説明する。通常制動時には、マス
タ遮断弁50,52が閉状態にされることによってブレ
ーキシリンダ18,19,26,27がハイドロブース
タ付きマスタシリンダ14から遮断される。また、連通
弁58,60が閉状態にされ、ストロークシミュレータ
用開閉弁68が開状態にされる。この状態において、ブ
レーキシリンダ18,19,26,27の液圧が、ポン
プ装置12の作動液を利用して、リニアバルブ装置80
〜86のコイル100への供給電流の制御によりそれぞ
れ制御される。なお、加圧室43には、ストロークシミ
ュレータ67が連通させられるため、ブレーキペダル1
0に加えられる操作力に応じたストロークを発生させる
ことができる。
The operation of the hydraulic brake device configured as described above will be described. During normal braking, the brake cylinders 18, 19, 26, 27 are shut off from the master cylinder 14 with the hydro booster by closing the master shutoff valves 50, 52. In addition, the communication valves 58 and 60 are closed, and the stroke simulator on-off valve 68 is opened. In this state, the hydraulic pressure of the brake cylinders 18, 19, 26, and 27 is increased by using the hydraulic fluid of the pump device 12 and the linear valve device 80.
The control is performed by controlling the supply current to the coils 100 to 86. Since the stroke simulator 67 is connected to the pressurizing chamber 43, the brake pedal 1
A stroke corresponding to the operation force applied to 0 can be generated.

【0016】ポンプ装置12や電気系統に異常が生じた
場合には、原則として、各電磁制御弁は図1に示す原位
置に戻される。マスタ遮断弁50,52が開状態に、連
通弁58,60が開状態にされるため、ブレーキシリン
ダ18,19,26,27がハイドロブースタ付きマス
タシリンダ14に連通させられる。また、ストロークシ
ミュレータ用開閉弁68が閉状態にされるため、ストロ
ークシミュレータ66がマスタシリンダ42から遮断さ
れ、作動液が無駄に消費されることが回避される。さら
に、リニアバルブ装置80〜86の各コイル100には
電流が供給されなくなるため、増圧リニアバルブ90,
減圧リニアバルブ92はいずれも閉状態にされ、ブレー
キシリンダ18,19,26,27がポンプ装置12か
らもリザーバ36からも遮断される。ポンプ装置12が
異常であり、かつ、出力液圧が低い場合(例えば、アキ
ュムレータ34に高圧の作動液が蓄えられていない場
合)には、ハイドロブースタ付きマスタシリンダ14
に、高圧の作動液が供給されなくなる。液圧ブースタ4
0を作動させることができなくなるが、ハイドロブース
タ付きマスタシリンダ14は、単なるマスタシリンダと
して作動する。ブレーキペダル10の操作に伴って加圧
ピストンが前進させられ、加圧室43には、操作力に応
じた液圧が発生させられる。加圧室43の作動液が前輪
側のブレーキシリンダ18,19に供給されて、ブレー
キ20,21が作動させられる。
If an abnormality occurs in the pump device 12 or the electric system, each electromagnetic control valve is returned to the original position shown in FIG. 1 in principle. Since the master shutoff valves 50 and 52 are opened and the communication valves 58 and 60 are opened, the brake cylinders 18, 19, 26 and 27 are connected to the master cylinder 14 with the hydro booster. In addition, since the stroke simulator opening / closing valve 68 is closed, the stroke simulator 66 is shut off from the master cylinder 42, thereby avoiding wasteful consumption of the hydraulic fluid. Further, since no current is supplied to each coil 100 of the linear valve devices 80 to 86, the pressure increasing linear valve 90,
The pressure reducing linear valves 92 are all closed, and the brake cylinders 18, 19, 26, 27 are shut off from both the pump device 12 and the reservoir 36. If the pump device 12 is abnormal and the output hydraulic pressure is low (for example, if the high-pressure hydraulic fluid is not stored in the accumulator 34), the master cylinder 14 with the hydro booster
Is no longer supplied with high-pressure hydraulic fluid. Hydraulic booster 4
However, the master cylinder 14 with the hydro booster operates as a simple master cylinder. The pressurizing piston is advanced with the operation of the brake pedal 10, and a hydraulic pressure corresponding to the operating force is generated in the pressurizing chamber 43. The hydraulic fluid in the pressurizing chamber 43 is supplied to the brake cylinders 18 and 19 on the front wheel side, and the brakes 20 and 21 are operated.

【0017】それに対して、ポンプ装置12の異常に起
因してポンプ装置12の出力液圧が高くなることがあ
る。例えば、駆動回路180に異常が生じるとポンプモ
ータ32を停止させることができなくなり、ポンプ30
が連続運転させられ、アキュムレータ圧が過大になり、
出力液圧が高くなるのである。本実施形態においては、
ポンプモータ32の連続作動時間が設定時間より長く、
かつ、出力液圧が設定圧以上である場合に、ポンプ装置
12が過加圧状態にあるとする。連続作動時間は、電流
検出装置179によって検出された電流の状態に基づい
てブレーキ液圧制御装置150に設けられたタイマによ
り計測される。設定時間は、ポンプ装置12が正常であ
る場合には、あり得ないほど長い時間とされる。本実施
形態においては、アキュムレータ圧を、設定範囲の下限
値から上限値まで高くするのに要する時間より多少長め
の時間とされる。
On the other hand, the output hydraulic pressure of the pump device 12 may increase due to the abnormality of the pump device 12. For example, if an abnormality occurs in the drive circuit 180, the pump motor 32 cannot be stopped, and the pump 30
Is operated continuously, the accumulator pressure becomes excessive,
The output hydraulic pressure increases. In the present embodiment,
The continuous operation time of the pump motor 32 is longer than the set time,
When the output hydraulic pressure is equal to or higher than the set pressure, the pump device 12 is assumed to be in an over-pressurized state. The continuous operation time is measured by a timer provided in the brake fluid pressure control device 150 based on the state of the current detected by the current detection device 179. When the pump device 12 is normal, the set time is set to an unusually long time. In the present embodiment, the accumulator pressure is set to a time slightly longer than the time required to increase the accumulator pressure from the lower limit to the upper limit of the set range.

【0018】設定圧は、増圧用リニアバルブ90の開弁
圧と作動液の温度とに基づいて決定される。ブレーキシ
リンダの液圧が過増圧されるおそれがあるか否かに着目
して決定されるのである。増圧用リニアバルブ90は、
ブレーキ液圧がほぼ大気圧であり、かつ、アキュムレー
タ圧が設定範囲の上限値よりやや高めの値であって、差
圧作用力が大きくなっても、コイル100に電流が供給
されない間は、シーティング弁110が開状態に切り換
えられることがないようにされている。スプリング10
8の付勢力は、アキュムレータ圧が設定範囲の上限値よ
りやや高めの値である場合に加わる差圧作用力より大き
い値にされているのである。しかし、ポンプ装置12の
異常に起因して出力液圧が過大になり、差圧作用力がス
プリング108の付勢力より大きくなると、コイル10
0に電流が供給されなくても、シーティング弁110が
開状態に切り換えられることがある。
The set pressure is determined based on the valve opening pressure of the pressure increasing linear valve 90 and the temperature of the hydraulic fluid. The determination is made by paying attention to whether or not the hydraulic pressure of the brake cylinder may be excessively increased. The pressure-increasing linear valve 90
Even if the brake fluid pressure is approximately atmospheric pressure, the accumulator pressure is a value slightly higher than the upper limit of the set range, and the differential pressure acting force is large, the seating is performed while no current is supplied to the coil 100. The valve 110 is not switched to the open state. Spring 10
The urging force 8 is set to a value larger than the differential pressure acting force applied when the accumulator pressure is slightly higher than the upper limit of the set range. However, when the output hydraulic pressure becomes excessive due to the abnormality of the pump device 12 and the differential pressure acting force becomes larger than the urging force of the spring 108, the coil 10
Even when the current is not supplied to 0, the seating valve 110 may be switched to the open state.

【0019】この場合において、ブレーキペダル10が
操作されていない場合には、ハイドロブースタ付きマス
タシリンダ14には液圧は発生しておらず、かつ、マス
タ遮断弁50,52は開状態にある。そのため、増圧用
リニアバルブ90のシーティング弁110が開状態にさ
れても、ポンプ装置12の作動液はマスタ遮断弁50,
52を経てハイドロブースタ付きマスタシリンダ14に
速やかに流出させられるため、ブレーキシリンダ液圧が
過増圧されることはない。ブレーキシリンダ18,1
9,26,27に作動液が流入させられても、液圧が走
行上問題になるほどではないのである。それに対して、
作動液の温度が低い場合には粘性が高くなるため、ハイ
ドロブースタ付きマスタシリンダ14に作動液が流出し
難くなり、その分、ブレーキシリンダ18,19,2
6,27に多くの作動液が流入させられる。ブレーキ液
圧が過増圧され、液圧が走行上問題になるほどの高さに
なることがある。
In this case, when the brake pedal 10 is not operated, no hydraulic pressure is generated in the master cylinder 14 with the hydro booster, and the master shut-off valves 50 and 52 are open. Therefore, even if the seating valve 110 of the pressure-increasing linear valve 90 is opened, the hydraulic fluid of the pump device 12 does not discharge the master shut-off valve 50,
Since the fluid is immediately discharged to the master cylinder 14 with the hydro booster via the valve 52, the brake cylinder hydraulic pressure is not excessively increased. Brake cylinder 18,1
Even if the hydraulic fluid flows into 9, 26 and 27, the hydraulic pressure is not so great as to cause a problem in running. On the other hand,
When the temperature of the hydraulic fluid is low, the viscosity becomes high, so that it becomes difficult for the hydraulic fluid to flow out to the master cylinder 14 with the hydro booster, and the brake cylinders 18, 19, 2 are accordingly reduced.
A large amount of hydraulic fluid flows into 6, 27. The brake fluid pressure may be excessively increased, and the fluid pressure may be high enough to be a driving problem.

【0020】そこで、本実施形態においては、図7に示
すように、作動液の温度が低い場合は高い場合より設定
圧が低くされる。また、作動液の粘性が問題になるほど
高くなるのは、温度がかなり低くなった場合(例えば、
−20°程度)である。したがって、常温以上において
は、設定圧を一定の値とし、低温である場合において、
温度の低下に伴って設定圧が低下させられるようにされ
ているのである。
Therefore, in this embodiment, as shown in FIG. 7, when the temperature of the working fluid is low, the set pressure is set lower than when it is high. Also, the viscosity of the hydraulic fluid becomes so high that it becomes problematic when the temperature becomes considerably low (for example,
About -20 °). Therefore, above normal temperature, the set pressure is a constant value, and when the temperature is low,
The set pressure is reduced as the temperature decreases.

【0021】図4のフローチャートで表されるブレーキ
液圧制御プログラムは、本実施形態においては、予め定
められた設定時間毎に、車輪毎に実行される。車輪毎に
設けられた減圧用リニアバルブ92が別個独立に制御さ
れるのであり、各ブレーキシリンダ18,19,26,
27の液圧は、ブレーキシリンダ毎に検出されたブレー
キ液圧センサ164〜167によって検出される。ステ
ップ1(以下、S1と略称する。他のステップについて
も同様とする)において、ポンプモータ32の駆動回路
180がON故障であるか否かが判定され、S2におい
て、ポンプモータ32への連続通電時間TM が設定時間
TMSを越えたか否かが判定される。S3において、作動
液の温度Tが読み取られ、S4において、図7のテーブ
ルに従って設定圧PASが決定される。そして、S5にお
いて、実際のアキュムレータ圧が設定圧PAS以上である
か否かが判定される。S1,2,5における判定がいず
れもYESである場合には、ポンプ装置12が過加圧状
態にあるとされる。増圧用リニアバルブ90において、
シーティング弁110が、コイル100に電流が供給さ
れなくても開状態に切り換えられ、増圧用リニアバルブ
90を経てポンプ装置12から供給された作動液によっ
て、ブレーキシリンダの液圧が過増圧されるおそれがあ
るのである。その結果、S6において、ブレーキ液圧の
過増加を抑制する制御が行われる。それに対して、ポン
プ装置12が過加圧状態にないとされた場合には、S7
において、通常制御が行われる。
In the present embodiment, the brake fluid pressure control program represented by the flowchart of FIG. 4 is executed for each wheel at predetermined set times. The pressure-reducing linear valves 92 provided for each wheel are controlled separately and independently, and the brake cylinders 18, 19, 26,
The hydraulic pressure of 27 is detected by brake hydraulic pressure sensors 164 to 167 detected for each brake cylinder. In step 1 (hereinafter abbreviated as S1; the same applies to other steps), it is determined whether or not the drive circuit 180 of the pump motor 32 has an ON failure. In S2, continuous energization of the pump motor 32 is performed. It is determined whether the time TM has exceeded the set time TMS. In S3, the temperature T of the hydraulic fluid is read, and in S4, the set pressure PAS is determined according to the table of FIG. Then, in S5, it is determined whether or not the actual accumulator pressure is equal to or higher than the set pressure PAS. If the determinations in S1, S2, and S5 are all YES, it is determined that the pump device 12 is in an overpressurized state. In the pressure increasing linear valve 90,
The seating valve 110 is switched to the open state even when no current is supplied to the coil 100, and the hydraulic pressure of the brake cylinder is excessively increased by the hydraulic fluid supplied from the pump device 12 via the pressure increasing linear valve 90. There is a risk. As a result, in S6, control for suppressing an excessive increase in brake fluid pressure is performed. On the other hand, when it is determined that the pump device 12 is not in the over-pressurized state, S7
In, normal control is performed.

【0022】通常制御においては、図5のフローチャー
トで表されるように、S11において、ブレーキ操作中
であるか否かがブレーキスイッチ176の状態に基づい
て検出される。ブレーキ操作中でない場合には、S12
において、すべての電磁弁は原位置に戻される。すべて
の電磁弁のコイルには電流が供給されないのである。ブ
レーキ操作中である場合には、運転者の意図する要求ブ
レーキ液圧が得られるようにリニアバルブ装置80〜8
6が制御される。S13,14において、前述のように
要求ブレーキ液圧PWC* が決定され、S15において、
リニアバルブ装置80〜86への供給電流が決定され
る。例えば、要求ブレーキ液圧PWC* が増加傾向にある
場合には、増圧用リニアバルブ90が制御され(コイル
100に電流が供給され)、要求ブレーキ液圧PWC*
減少傾向にある場合には、減圧用リニアバルブ92が制
御される。
In the normal control, as shown in the flowchart of FIG. 5, in S11, whether or not the brake is being operated is detected based on the state of the brake switch 176. If the brake is not being operated, S12
At, all solenoid valves are returned to their original positions. No current is supplied to the coils of all solenoid valves. When the brake is being operated, the linear valve devices 80 to 8 are controlled so that the required brake fluid pressure intended by the driver is obtained.
6 is controlled. In S13 and S14, the required brake fluid pressure PWC * is determined as described above, and in S15,
The supply current to the linear valve devices 80 to 86 is determined. For example, when the required brake fluid pressure PWC * is increasing, the pressure-increasing linear valve 90 is controlled (current is supplied to the coil 100), and when the required brake fluid pressure PWC * is decreasing, The pressure reducing linear valve 92 is controlled.

【0023】過増圧抑制制御においては、図6のフロー
チャートで表されるように、S21においてブレーキ操
作中であるか否かが検出される。ブレーキ操作中でない
場合には、S22において、減圧用リニアバルブ92が
開状態にされる。コイル100に電流が供給されること
により、シーティング弁110が開状態にされる。ブレ
ーキシリンダ18,19,26,27の作動液または増
圧用リニアバルブ90を経て供給された作動液が、減圧
用リニアバルブ92を経てリザーバ36に戻され、ブレ
ーキシリンダ18,19,26,27の液圧が高くなる
ことが回避される。減圧用リニアバルブ92はポンプ装
置12が過加圧状態である間、開状態に保たれることに
なる。
In the overpressure suppression control, as shown in the flowchart of FIG. 6, it is detected in S21 whether or not the brake is being operated. If the brake operation is not being performed, the pressure reducing linear valve 92 is opened in S22. When a current is supplied to the coil 100, the seating valve 110 is opened. The hydraulic fluid supplied to the brake cylinders 18, 19, 26, and 27 or the hydraulic fluid supplied through the pressure-increasing linear valve 90 is returned to the reservoir 36 through the pressure-reducing linear valve 92, and is supplied to the brake cylinders 18, 19, 26, and 27. High hydraulic pressure is avoided. The pressure reducing linear valve 92 is kept open while the pump device 12 is in the overpressurized state.

【0024】それに対して、ブレーキ操作中である場合
には、S23において、上述の場合と同様に、要求ブレ
ーキ液圧PWC* が決定される。S24において、実際の
ブレーキ液圧が要求ブレーキ液圧PWC* より高いか否か
が判定される。要求ブレーキ液圧PWC* より高い場合に
は、S25において、減圧用リニアバルブ92が開状態
に切り換えられるが、要求ブレーキ液圧PWC* 以下であ
る場合には、S26において、減圧用リニアバルブ92
が閉状態にされる。この場合には、増圧用リニアバルブ
90は開状態にあるため、増圧用リニアバルブ90の制
御によりブレーキシリンダの液圧を制御することができ
ない状態にあると考えられる。そのため、減圧用リニア
バルブ92の制御により、ブレーキシリンダの液圧が制
御されることになる。
On the other hand, if the brake is being operated, the required brake fluid pressure PWC * is determined in S23 in the same manner as described above. In S24, it is determined whether or not the actual brake fluid pressure is higher than the required brake fluid pressure PWC * . Request if the brake fluid is higher than pressure PWC *, in S25, but pressure-reducing linear valve 92 is switched to the open state, if it is less than the required braking fluid pressure PWC *, at S26, pressure-reducing linear valve 92
Is closed. In this case, since the pressure-increasing linear valve 90 is in the open state, it is considered that the hydraulic pressure of the brake cylinder cannot be controlled by controlling the pressure-increasing linear valve 90. Therefore, the hydraulic pressure of the brake cylinder is controlled by controlling the pressure reducing linear valve 92.

【0025】以上のように、本実施形態においては、ポ
ンプ装置12が過加圧状態にあることが検出された場合
に、ブレーキシリンダ18,19,26,27の液圧が
過増圧されることを回避することができる。ブレーキ液
圧が運転者の意図に反して増圧されることを回避するこ
とができ、違和感を軽減することができる。また、実際
にブレーキ液圧が設定圧より高くなったことが検出され
た場合に、減圧用リニアバルブ92が開状態にされるわ
けではないため、過加圧条件(設定圧,設定時間等)に
よっては、ブレーキ液圧が実際に要求ブレーキ液圧(0
の場合もある)より高くなる以前に、すなわち、過増加
を未然に回避することができる。さらに、ポンプ30に
過大の負荷が加わることを回避することができる。この
場合に、過増圧抑制制御が、ブレーキシリンダ液圧を制
御する個別液圧制御弁装置(減圧用リニアバルブ92)
を利用して行われるため、ポンプ30のための専用のリ
リーフ弁を設ける必要がなくなり、その分、コストダウ
ンを図ることができる。以上のように、本実施形態にお
いては、ブレーキ液圧制御装置150のS1〜5を記憶
する部分,実行する部分、ポンプモータ32の連続作動
時間を計測する部分、アキュムレータ圧センサ38,温
度センサ178等により過加圧検出装置が構成され、S
6を記憶する部分、実行する部分、減圧用リニアバルブ
92等により過増圧抑制装置が構成される。過加圧検出
装置は、液温対応過加圧検出部でもある。
As described above, in the present embodiment, when it is detected that the pump device 12 is in the over-pressurized state, the hydraulic pressure of the brake cylinders 18, 19, 26, 27 is excessively increased. That can be avoided. It is possible to prevent the brake fluid pressure from being increased against the driver's intention, and it is possible to reduce discomfort. Further, when it is detected that the brake fluid pressure has actually become higher than the set pressure, the pressure-reducing linear valve 92 is not opened, so that the over-pressurization condition (set pressure, set time, etc.) In some cases, the brake fluid pressure is actually the required brake fluid pressure (0
Before it becomes higher, that is, an excessive increase can be avoided. Further, it is possible to prevent an excessive load from being applied to the pump 30. In this case, the over-pressure suppression control controls the individual hydraulic pressure control valve device (the pressure reducing linear valve 92) for controlling the brake cylinder hydraulic pressure.
Therefore, there is no need to provide a dedicated relief valve for the pump 30, and the cost can be reduced accordingly. As described above, in the present embodiment, the portion storing and executing S1 to S5 of the brake fluid pressure control device 150, the portion measuring the continuous operation time of the pump motor 32, the accumulator pressure sensor 38, the temperature sensor 178 The over-pressurization detecting device is constituted by
6 is stored, executed, and the pressure-reducing linear valve 92 constitutes an excessive pressure-reducing device. The over-pressurization detecting device is also an over-pressurization detecting unit corresponding to the liquid temperature.

【0026】なお、上記実施形態においては、実際のア
キュムレータ圧が作動液の温度で決まる設定圧より高い
場合に過加圧状態であるとされていたが、設定圧は温度
とは関係なく一定の値でもよい。その場合には、温度セ
ンサ178が不要になる。特に、ブレーキ操作中である
場合には、温度が高くても低くても、ハイドロブースタ
付きマスタシリンダ14に作動液が流出させられること
は殆どないため、温度を考慮する必要性は低いのであ
る。また、過加圧条件を、ブレーキ操作中と非操作中と
で異なる条件とすることができる。例えば、ブレーキ操
作中である場合には、設定圧を、温度とは関係なく一定
の増圧用リニアバルブ90の開弁圧に基づいて決定され
た値とするのである。さらに、ポンプ30の連続作動時
間が設定時間より長く、出力液圧が設定圧より高く、か
つ、温度が作動液の粘性が問題になる設定温度(例え
ば、−20°)以下である場合に、減圧用リニアバルブ
92が開状態に切り換えられるようにすることもでき
る。作動液の粘性が低く、ハイドロブースタ付きマスタ
シリンダ14に作動液が速やかに流出させられる場合に
は、アキュムレータ圧が高くても差し支えないのであ
る。この場合にも、設定圧は一定とすることができる。
また、過加圧状態であるか否かが、アキュムレータ圧と
連続通電時間との両方に基づいて検出されるようにする
ことは不可欠ではなく、いずれか一方に基づいて検出さ
れるようにしてもよい。
In the above-described embodiment, the over-pressurizing state is determined when the actual accumulator pressure is higher than the set pressure determined by the temperature of the working fluid. However, the set pressure is constant regardless of the temperature. It may be a value. In that case, the temperature sensor 178 becomes unnecessary. In particular, when the brake is being operated, the working fluid hardly flows out to the master cylinder 14 with the hydro booster regardless of whether the temperature is high or low, so that it is not necessary to consider the temperature. Further, the over-pressurizing condition can be different between during the brake operation and during the non-operation. For example, when the brake is being operated, the set pressure is set to a value determined based on a constant valve opening pressure of the pressure-increasing linear valve 90 regardless of the temperature. Further, when the continuous operation time of the pump 30 is longer than the set time, the output hydraulic pressure is higher than the set pressure, and the temperature is equal to or lower than a set temperature (for example, −20 °) at which the viscosity of the hydraulic fluid is a problem, The pressure reducing linear valve 92 may be switched to the open state. When the viscosity of the hydraulic fluid is low and the hydraulic fluid is quickly discharged to the master cylinder 14 with the hydro booster, the accumulator pressure may be high. Also in this case, the set pressure can be constant.
It is not essential that the over-pressurized state is detected based on both the accumulator pressure and the continuous energizing time, but may be detected based on either one. Good.

【0027】さらに、減圧用リニアバルブ92を開状態
にする前、あるいは、開状態にする代わりに、ポンプモ
ータ32用の駆動回路180にOFF指令が出力される
ようにすることもできる。例えば、ポンプ30の連続運
転時間が設定時間以上になった場合に過加圧状態にある
とされる場合には、アキュムレータ圧センサ38の異常
に起因して連続運転時間が設定時間以上になることがあ
る。すなわち、実際のアキュムレータ圧が設定範囲の上
限値より高くなっても、上限値より低い値として検出さ
れて、ポンプモータ32の作動が停止されない場合があ
るのである。この場合には、駆動回路180にOFF指
令を出力すれば、ポンプモータ32の作動を停止させる
ことができる。また、駆動回路180にOFF指令を出
力しても、ポンプモータ32の作動を停止させることは
できるが、逆転指令を出力すれば、ポンプモータ32の
回転を速やかに停止させることができる。さらに、ポン
プ装置12において、ポンプ30がギヤポンプであっ
て、吐出側に逆止弁が設けられていない場合には、駆動
回路180にポンプモータ32の逆転指令を出力するこ
ともできる。ポンプモータ32の逆転によりポンプ30
が逆転させられれば、ポンプ装置12の出力液圧が過大
になることを回避することができる。この場合には、ア
ュムレータ圧センサ38による検出液圧が液圧センサ1
20による検出液圧より設定圧以上低い場合に、アキュ
ムレータ圧センサ38が異常であるとして、駆動回路1
80にOFF指令や逆転指令が出力されるようにするこ
ともできる。また、ポンプ30の吸入側とリザーバ36
との間に開閉弁を設け、ポンプ装置12が過加圧状態に
あるとされた場合に、開閉弁を開状態から閉状態に切り
換えることができる。閉状態に切り換えれば、ポンプ3
0に作動液が供給されなくなるため、ブレーキシリンダ
の液圧の過増圧を抑制することができる。
Further, an OFF command may be output to the drive circuit 180 for the pump motor 32 before or instead of opening the pressure reducing linear valve 92. For example, if it is determined that the pump 30 is overpressurized when the continuous operation time of the pump 30 is longer than the set time, the continuous operation time may be longer than the set time due to the abnormality of the accumulator pressure sensor 38. There is. That is, even if the actual accumulator pressure becomes higher than the upper limit of the set range, it may be detected as a value lower than the upper limit and the operation of the pump motor 32 may not be stopped. In this case, if an OFF command is output to the drive circuit 180, the operation of the pump motor 32 can be stopped. Although the operation of the pump motor 32 can be stopped even if an OFF command is output to the drive circuit 180, the rotation of the pump motor 32 can be stopped immediately if a reverse rotation command is output. Further, in the pump device 12, when the pump 30 is a gear pump and a check valve is not provided on the discharge side, a reverse rotation command of the pump motor 32 can be output to the drive circuit 180. The rotation of the pump motor 32 causes the pump 30 to rotate.
Is reversed, it is possible to prevent the output hydraulic pressure of the pump device 12 from becoming excessive. In this case, the hydraulic pressure detected by the accumulator pressure sensor 38 is
When the detected hydraulic pressure is lower than the set pressure by at least the set pressure, the accumulator pressure sensor 38 is determined to be abnormal and the drive circuit 1
It is also possible to output an OFF command or a reverse rotation command to 80. Also, the suction side of the pump 30 and the reservoir 36
And a switching valve can be switched from the open state to the closed state when the pump device 12 is in the over-pressurized state. If it is switched to the closed state, the pump 3
Since the hydraulic fluid is no longer supplied to 0, it is possible to suppress an excessive increase in the hydraulic pressure of the brake cylinder.

【0028】さらに、ポンプ装置12が過加圧状態であ
る場合には、すべての増圧リニアバルブ装置80〜86
の減圧用リニアバルブ92を開状態に保つことは不可欠
ではなく、リニアバルブ装置80,84の減圧用リニア
バルブ92とリニアバルブ装置82,86の減圧用リニ
アバルブ92とを交互に開状態にすることもできる。減
圧用リニアバルブ92を開状態に保つ場合には、連続通
電時間が長くなり、減圧用リニアバルブ92が過熱する
おそれがあるが、交互に作動させれば、減圧用リニアバ
ルブ92の過熱を回避することができる。また、減圧用
リニアバルブ92における発熱量を抑制することがで
き、消費電力を少なくすることができる。
Further, when the pump device 12 is in an over-pressurized state, all the pressure-increasing linear valve devices 80 to 86
It is not essential to keep the pressure reducing linear valve 92 in the open state. The pressure reducing linear valves 92 of the linear valve devices 80 and 84 and the pressure reducing linear valves 92 of the linear valve devices 82 and 86 are alternately opened. You can also. If the pressure-reducing linear valve 92 is kept open, the continuous energization time is prolonged, and the pressure-reducing linear valve 92 may be overheated. can do. Further, the amount of heat generated in the pressure reducing linear valve 92 can be suppressed, and power consumption can be reduced.

【0029】本実施形態においては、前輪側,後輪側の
各々において、左側車輪のブレーキシリンダに対応する
減圧用リニアバルブ92と右側車輪のブレーキシリンダ
に対応する減圧用リニアバルブ92とが交互に開状態に
される。前述のように、ポンプ装置12が異常(過加圧
状態)である場合には、連通弁58,60が開状態にあ
り、前輪側,後輪側の各々において、2つのブレーキシ
リンダ18,19およびブレーキシリンダ26,27は
互いに連通状態にある。そのため、2つのブレーキシリ
ンダ18,19の各々に対応して設けられた減圧用リニ
アバルブ92の両方を開状態にしなくても、いずれか一
方の減圧用リニアバルブ92を開状態にすれば、2つの
ブレーキシリンダ18,19の液圧を同じ高さに制御す
ることができるのである。2つのブレーキシリンダ2
6,27についても同様である。
In this embodiment, on each of the front wheel side and the rear wheel side, the pressure reducing linear valve 92 corresponding to the brake cylinder of the left wheel and the pressure reducing linear valve 92 corresponding to the brake cylinder of the right wheel alternately. It is opened. As described above, when the pump device 12 is abnormal (overpressurized state), the communication valves 58 and 60 are in the open state, and the two brake cylinders 18 and 19 are provided on the front wheel side and the rear wheel side, respectively. The brake cylinders 26 and 27 are in communication with each other. Therefore, if one of the pressure reducing linear valves 92 is opened without opening both of the pressure reducing linear valves 92 provided corresponding to the two brake cylinders 18 and 19, respectively, The hydraulic pressure of the two brake cylinders 18 and 19 can be controlled to the same height. Two brake cylinders 2
The same applies to 6, 27.

【0030】非ブレーキ操作中においては、ポンプ装置
12が過加圧状態にあることが検出されてからの経過時
間が、n(TL +TR )〜{n(TL +TR )+TL
の間は、前輪側,後輪側のそれぞれの左側の減圧用リニ
アバルブ92が開状態にされる一方、右側の減圧用リニ
アバルブ92が閉状態にされる。次に、{n(TL +T
R )+TL }〜(n+1)(TL +TR )の間は、右側
の減圧用リニアバルブ92が開状態にされる一方、左側
の減圧用リニアバルブ92が閉状態にされる。ここで、
nは、0以上の整数である。初期値は0であり、右側の
減圧用リニアバルブ92が開状態から閉状態にされる毎
に1増加させられる。ブレーキ操作中においては、実際
のブレーキ液圧が要求ブレーキ液圧より大きい場合に、
減圧用リニアバルブ92が開状態にされるのであるが、
減圧用リニアバルブ92を開状態に切り換える必要が生
じた場合には、前輪側,後輪側の各々において、左側の
減圧用リニアバルブ92と右側の減圧用リニアバルブ9
2とが交互に開状態に切り換えられる。
[0030] During non-braking operation, the elapsed time from the pump device 12 is detected to be in over-pressure condition, n (T L + T R ) ~ {n (T L + T R) + T L}
During this period, the left decompression linear valve 92 on the front wheel side and the rear wheel side is opened, while the right decompression linear valve 92 is closed. Next, Δn (T L + T
Between R) + T L} ~ ( n + 1) (T L + T R) , while the right side of the pressure-reducing linear valve 92 is opened, pressure-reducing linear valve 92 on the left side is closed. here,
n is an integer of 0 or more. The initial value is 0, and is increased by 1 each time the right pressure reducing linear valve 92 is changed from the open state to the closed state. During braking, if the actual brake fluid pressure is greater than the required brake fluid pressure,
The decompression linear valve 92 is opened.
When it is necessary to switch the pressure reducing linear valve 92 to the open state, the left pressure reducing linear valve 92 and the right pressure reducing linear valve 9 are respectively provided on the front wheel side and the rear wheel side.
2 are alternately switched to the open state.

【0031】本実施形態においては、ブレーキ液圧制御
プログラムが、前輪側と後輪側とで別々に実行される。
前輪側について実行される場合には、ブレーキ液圧は、
前輪側の2つのブレーキシリンダ18,19の平均値と
され、後輪側について実行される場合には、後輪側の2
つのブレーキシリンダ26,27の平均値とされる。な
お、実際のブレーキ液圧を、平均値とすることは不可欠
ではなく、2つのブレーキシリンダの液圧のうちの小さ
い方,大きい方等のいずれか一方の値とすることもでき
る。この場合には、2つのブレーキシリンダの液圧は同
じ高さのはずである。ここでは、前輪側について制御が
行われる場合について説明する。図8のフローチャート
に表す過増圧抑制制御において、S31において、ブレ
ーキ操作中であるか否かが判定される。非操作状態にあ
る場合には、S32において、ポンプ装置12が過加圧
状態にあると検出されてからの経過時間Tが0〜T
L (n=0)であるか否かが判定される。最初にS32
が実行される場合には、判定がYESとなり、S33に
おいて、左前輪16に対応するリニアバルブ装置80の
減圧用リニアバルブ92が開状態にされる。次に、S3
4において、経過時間TがT L 〜(TL +TR )か否か
が判定されるが、この場合には、判定がNOとなり、S
35において、リニアバルブ装置82の減圧用リニアバ
ルブ92が閉状態にされる。左側の減圧用リニアバルブ
92が開状態にされる一方、右側の減圧用リニアバルブ
92が閉状態にされるのである。次に、S36におい
て、経過時間Tが(TL +TR )を越えたか否かが判定
されるが、最初にS36が実行される場合には、判定が
NOとなる。
In this embodiment, the brake fluid pressure control
The program is executed separately on the front wheel side and the rear wheel side.
When executed on the front wheel side, the brake fluid pressure
The average value of the two brake cylinders 18 and 19 on the front wheel side
Is performed on the rear wheel side.
The average value of the two brake cylinders 26 and 27 is used. What
It is essential to make the actual brake fluid pressure an average value
Instead of the hydraulic pressure of the two brake cylinders
Can be either one of
You. In this case, the hydraulic pressures of the two brake cylinders are the same.
Should be the same height. Here, the control for the front wheels is
A case in which this is performed will be described. 8 flowchart
In the over-pressure increase suppression control shown in FIG.
It is determined whether a key operation is being performed. In non-operation state
In step S32, the pump device 12
The elapsed time T from the detection of the state is 0 to T
LIt is determined whether (n = 0). First S32
Is executed, the determination is YES, and the process returns to S33.
The linear valve device 80 corresponding to the left front wheel 16
The pressure reducing linear valve 92 is opened. Next, S3
4, the elapsed time T becomes T L~ (TL+ TR)or not
Is determined, in this case, the determination is NO, and S
35, the pressure reducing linear valve of the linear valve device 82
The lube 92 is closed. Left side pressure reducing linear valve
92 is opened and the right depressurizing linear valve
92 is closed. Next, in S36
And the elapsed time T is (TL+ TR) Is determined
However, if S36 is executed first,
It becomes NO.

【0032】S1〜5,31〜36が繰り返し実行され
ることにより、経過時間Tが時間T L を越えれば、S3
2の判定がNOとなり、S37において、左側の減圧用
リニアバルブ92が閉状態に切り換えられる。この場合
には、経過時間TがTL 〜(TL +TR )にあるため、
S34の判定がYESとなり、S38において、右側の
減圧用リニアバルブ92が開状態に切り換えられる。左
側の減圧用リニアバルブ92が閉状態にされる一方、右
側の減圧用リニアバルブ92が開状態にされるのであ
る。S1〜5,31,32,37,34,38が繰り返
し実行されることにより、経過時間Tが時間(TL +T
R )を越えれば、S34の判定がNOとなり、S35に
おいて、右側の減圧用リニアバルブ92が閉状態に切り
換えられ、S36における判定がYESとなって、S3
9において、カウンタnがカウントアップされる。以
下、経過時間Tが、(TL +TR )〜(2・TL
R )にあるか否か、(2・TL +TR )〜2(TL
R )にあるか否か、2(TL +TR )を越えたか否か
がそれぞれ判定され、左側,右側の減圧用リニアバルブ
92が開閉させられる。
Steps S1-5 and 31-36 are repeatedly executed.
By this, the elapsed time T becomes the time T LIf it exceeds, S3
2 is NO, and in S37, the left depressurizing
The linear valve 92 is switched to the closed state. in this case
Has elapsed time TL~ (TL+ TR)
The determination in S34 is YES, and in S38, the right side
The pressure reducing linear valve 92 is switched to the open state. left
While the pressure-reducing linear valve 92 on the side is closed.
Side pressure reducing linear valve 92 is opened.
You. S1 to 5, 31, 32, 37, 34, 38 are repeated
The execution is performed so that the elapsed time T becomes the time (TL+ T
R), The determination in S34 is NO, and the process returns to S35.
Then, the right pressure reducing linear valve 92 is closed.
In other words, the determination in S36 becomes YES, and S3
At 9, the counter n is counted up. Less than
Below, the elapsed time T is (TL+ TR)-(2TL+
TR) Or not (2 · TL+ TR) To 2 (TL+
TR) Or 2 (TL+ TR) Or not
Are determined respectively, and the left and right pressure reducing linear valves
92 is opened and closed.

【0033】それに対して、ブレーキ操作中において
は、S40において、ブレーキペダル10の操作状態に
基づいて要求ブレーキ液圧PWC* が決定され、S41に
おいて、実際のブレーキ液圧PWC(左右前輪16,17
のブレーキシリンダ18,19の平均値)が要求ブレー
キ液圧PWC* より高いか否かが判定される。高くない場
合には、S42において、2つの減圧用リニアバルブ9
2(リニアバルブ装置80,82)が閉状態にされる
が、S43において、いずれか一方の減圧用リニアバル
ブ92が前回、開状態にあったか否かが判定される。前
回開状態にあった場合には、S44において、フラグの
状態が切り換えられる。本実施形態においては、フラグ
が0である場合には、開状態にされるリニアバルブが右
側の減圧用リニアバルブ92とされ、フラグが1である
場合には左側の減圧用リニアバルブ92とされる。フラ
グは、左右減圧用リニアバルブ選択フラグであり、初期
値は0である。
On the other hand, during the brake operation, the required brake fluid pressure PWC * is determined based on the operation state of the brake pedal 10 in S40, and the actual brake fluid pressure PWC (the left and right front wheels 16, 17 ) is determined in S41.
Of the brake cylinders 18 and 19) is higher than the required brake fluid pressure PWC * . If not, in S42, the two pressure reducing linear valves 9
2 (the linear valve devices 80 and 82) are closed. In S43, it is determined whether one of the pressure-reducing linear valves 92 was previously open. If it was in the open state last time, the state of the flag is switched in S44. In this embodiment, when the flag is 0, the linear valve to be opened is the right pressure reducing linear valve 92, and when the flag is 1, the left pressure reducing linear valve 92 is used. You. The flag is a left / right decompression linear valve selection flag, and its initial value is 0.

【0034】実際のブレーキ液圧PWCが要求ブレーキ液
圧PWC* より高い場合には、S45において、フラグの
値が1か否かが判定される。1である場合には、S46
において、左側の減圧リニアバルブ92が開状態にされ
る一方、右側の減圧用リニアバルブ92が閉状態にさ
れ、フラグの値が0である場合には、S47において、
左側の減圧リニアバルブ92が閉状態にされる一方、右
側の減圧用リニアバルブ92が開状態にされる。このよ
うに、本実施形態においては、左側の減圧用リニアバル
ブ92と右側の減圧用リニアバルブ92とが交互に開状
態にされる。そのため、減圧用リニアバルブの加熱を抑
制することができる。後輪側についても同様に実行され
る。本実施形態においては、ブレーキ液圧制御装置15
0のS6(図8のフローチャートで表される過増圧抑制
制御)を記憶する部分,実行する部分等により交互開放
制御部が構成される。
If the actual brake fluid pressure PWC is higher than the required brake fluid pressure PWC * , it is determined in S45 whether or not the value of the flag is 1. If it is 1, S46
In, when the left pressure reducing linear valve 92 is opened while the right pressure reducing linear valve 92 is closed and the value of the flag is 0, in S47,
The left pressure reducing linear valve 92 is closed, while the right pressure reducing linear valve 92 is open. As described above, in the present embodiment, the left depressurizing linear valve 92 and the right depressurizing linear valve 92 are alternately opened. Therefore, heating of the pressure reducing linear valve can be suppressed. The same applies to the rear wheel side. In the present embodiment, the brake fluid pressure control device 15
The part that stores S6 of 0 (excessive pressure increase suppression control represented by the flowchart in FIG. 8), the part that executes S6, and the like constitute an alternate opening control unit.

【0035】なお、上記実施形態においては、前輪側,
後輪側の各々において左側の減圧用リニアバルブ,右側
の減圧用リニアバルブの順に開状態にされるようにされ
ていたが、これに限らない。例えば、前輪側と後輪側と
の少なくとも一方の側においては、右側,左側の順に減
圧用リニアバルブが開状態にされるようにすることもで
きる。また、ブレーキ操作中においては、左右の減圧用
リニアバルブが交互に開状態にされるようにすることは
不可欠ではない。さらに、ブレーキ装置の構造は、上記
実施形態におけるそれに限らない。例えば、ハイドロブ
ースタ付きマスタシリンダ14の代わりに、液圧ブース
タを含まない通常のタンデム式のマスタシリンダとする
ことができる。この場合には、ポンプ装置12の出力液
圧は、液圧ブースタに供給されることはなく、ブレーキ
シリンダのみに供給されることになる。また、リニアバ
ルブ装置80〜86の代わりに、供給電流のON/OF
Fにより開閉させられる増圧用開閉弁と減圧用開閉弁と
を含む電磁弁装置とすることもできる。この場合におい
ても、ポンプ装置12が過加圧状態である場合に、減圧
用開閉弁が開状態にされる。また、減圧用リニアバルブ
92は、常開弁とすることもできる。常開弁とすれば、
ポンプ装置12の異常時に、減圧用リニアバルブに電流
を供給しなくても、ブレーキシリンダの液圧が高くなる
ことを回避することができる。さらに、後輪側の減圧用
リニアバルブを常開弁として、前輪側の減圧用リニアバ
ルブを常閉弁とすることもできる。この場合には、前輪
側の減圧用リニアバルブのみを開状態に保てばよいこと
になり、過増圧抑制制御における減圧用リニアバルブに
おける発熱量を抑制することができる。さらに、減圧用
リニアバルブ92と並列に常開弁を設けることもでき
る。その他、〔発明が解決しようとする課題,課題解決
手段および効果〕の項に記載の態様の他、当業者の知識
に基づいて種々の変形,改良を施した態様で本発明を実
施することができる。
In the above embodiment, the front wheel side,
Although the left decompression linear valve and the right decompression linear valve are opened in this order on each of the rear wheels, the invention is not limited to this. For example, on at least one of the front wheel side and the rear wheel side, the pressure reducing linear valve may be opened in the order of right and left. It is not essential that the left and right pressure reducing linear valves are alternately opened during the brake operation. Further, the structure of the brake device is not limited to that in the above embodiment. For example, instead of the master cylinder 14 with a hydro booster, a normal tandem type master cylinder not including a hydraulic booster can be used. In this case, the output hydraulic pressure of the pump device 12 is not supplied to the hydraulic booster, but is supplied only to the brake cylinder. Also, instead of the linear valve devices 80 to 86, the supply current is turned ON / OF.
An electromagnetic valve device including a pressure increasing / closing valve and a pressure reducing / opening / closing valve that is opened / closed by F may be used. Also in this case, when the pump device 12 is in the overpressurized state, the pressure reducing on-off valve is opened. Further, the pressure reducing linear valve 92 may be a normally open valve. With a normally open valve,
When the pump device 12 is abnormal, it is possible to avoid an increase in the hydraulic pressure of the brake cylinder without supplying current to the pressure reducing linear valve. Further, the pressure reducing linear valve on the rear wheel side may be a normally open valve, and the pressure reducing linear valve on the front wheel side may be a normally closed valve. In this case, only the front-wheel depressurization linear valve needs to be kept open, and the amount of heat generated by the depressurization linear valve in the overpressure suppression control can be suppressed. Further, a normally open valve can be provided in parallel with the pressure reducing linear valve 92. In addition, in addition to the modes described in [Problems to be Solved by the Invention, Problem Solving Means and Effects], it is possible to implement the present invention in various modifications and improvements based on the knowledge of those skilled in the art. it can.

【図面の簡単な説明】[Brief description of the drawings]

【図1】本発明の一実施形態であるブレーキ装置の回路
図である。
FIG. 1 is a circuit diagram of a brake device according to an embodiment of the present invention.

【図2】上記ブレーキ装置に含まれるリニアバルブ装置
の一部断面図である。
FIG. 2 is a partial sectional view of a linear valve device included in the brake device.

【図3】上記ブレーキ装置に含まれる液圧制御装置の周
辺を示す図である。
FIG. 3 is a diagram showing a periphery of a hydraulic control device included in the brake device.

【図4】上記液圧制御装置のROMに格納されたブレー
キ液圧制御プログラムを表すフローチャートである。
FIG. 4 is a flowchart showing a brake fluid pressure control program stored in a ROM of the fluid pressure control device.

【図5】上記ブレーキ液圧制御プログラムの一部を表す
フローチャートである。
FIG. 5 is a flowchart showing a part of the brake fluid pressure control program.

【図6】上記ブレーキ液圧制御プログラムの一部を表す
フローチャートである。
FIG. 6 is a flowchart showing a part of the brake fluid pressure control program.

【図7】上記ROMに格納された設定圧決定テーブルを
表す図である。
FIG. 7 is a diagram showing a set pressure determination table stored in the ROM.

【図8】本発明の別の一実施形態であるブレーキ装置の
液圧制御装置のROMに格納されたブレーキ液圧制御プ
ログラムの一部を表すフローチャートである。
FIG. 8 is a flowchart showing a part of a brake fluid pressure control program stored in a ROM of a fluid pressure control device of a brake device according to another embodiment of the present invention.

【符号の説明】[Explanation of symbols]

12 ポンプ装置 20,21,28,29 ブレーキ 38 アキュムレータ圧センサ 50,52 マスタ遮断弁 80〜86 リニアバルブ装置 92 減圧用リニアバルブ 54,56 連通路 58,60 連通弁 150 ブレーキ液圧制御装置 180 駆動回路 Reference Signs List 12 pump device 20, 21, 28, 29 brake 38 accumulator pressure sensor 50, 52 master shutoff valve 80-86 linear valve device 92 pressure reducing linear valve 54, 56 communication passage 58, 60 communication valve 150 brake fluid pressure control device 180 drive circuit

Claims (4)

【特許請求の範囲】[Claims] 【請求項1】動力により作動させられ、作動液を加圧し
て出力する動力式液圧源と、 その動力式液圧源から出力された作動液がブレーキシリ
ンダに供給されることによって作動させられるブレーキ
と、 前記動力式液圧源が過加圧状態にあることを検出する過
加圧検出装置と、 その過加圧検出装置によって動力式液圧源が過加圧状態
にあると検出された場合に、前記ブレーキシリンダの液
圧の過増圧を抑制する過増圧抑制装置とを含むことを特
徴とするブレーキ装置。
1. A power type hydraulic pressure source which is operated by power and pressurizes and outputs hydraulic fluid, and is operated by supplying hydraulic fluid output from the power type hydraulic pressure source to a brake cylinder. A brake, an over-pressurization detecting device for detecting that the power type hydraulic pressure source is in an over-pressurized state, and the power type hydraulic pressure source is detected to be in an over-pressurized state by the over-pressure detecting device. A brake device that includes an overpressure suppression device that suppresses an overpressure of the hydraulic pressure of the brake cylinder.
【請求項2】 前記過加圧検出装置が、前記動力式液圧
源の連続加圧作動時間が設定時間を越えたことと、動力
式液圧源の出力液圧が設定圧を越えたこととの少なくと
も一方が満たされた場合に、動力式液圧源が過加圧状態
にあるとするものであり、 当該ブレーキ装置が、前記ブレーキシリンダと低圧源と
の間に設けられ、ブレーキシリンダから低圧源への作動
液の流れを阻止する流出阻止状態と、ブレーキシリンダ
から低圧源への作動液の流れを許容する流出許容状態と
に切り換え可能な開放弁を含み、 前記過増圧抑制装置が、前記開放弁を前記流出許容状態
に切り換える開放弁制御部を含む請求項1に記載のブレ
ーキ装置。
2. The over-pressurization detecting device according to claim 1, wherein a continuous pressurizing operation time of said power type hydraulic pressure source exceeds a set time, and an output hydraulic pressure of said power type hydraulic pressure source exceeds a set pressure. When at least one of the above is satisfied, the power type hydraulic pressure source is in an over-pressurized state, and the brake device is provided between the brake cylinder and the low pressure source, and An overpressure suppression device that includes a release valve that can be switched between an outflow prevention state that prevents the flow of hydraulic fluid to the low pressure source and an outflow allowable state that allows the flow of hydraulic fluid from the brake cylinder to the low pressure source; The brake device according to claim 1, further comprising an opening valve control unit that switches the opening valve to the outflow allowable state.
【請求項3】 前記過加圧検出装置が、前記動力式液圧
源の出力液圧が、前記作動液の温度に基づいて決まる設
定圧を越えた場合に、前記動力式液圧源が過加圧状態に
あるとする液温対応過加圧検出部を含む請求項1または
2に記載のブレーキ装置。
3. The over-pressurization detecting device detects an overpressure when the output hydraulic pressure of the power hydraulic pressure source exceeds a set pressure determined based on a temperature of the hydraulic fluid. 3. The brake device according to claim 1, further comprising a liquid temperature corresponding over-pressurization detection unit that is in a pressurized state. 4.
【請求項4】 前記開放弁が、連通路によって接続され
た2つのブレーキシリンダの各々に対応してそれぞれ設
けられ、 前記過増圧抑制装置が、前記2つのブレーキシリンダの
うちの一方に対応する第1開放弁を流出許容状態にする
一方、他方のブレーキシリンダに対応する第2開放弁を
流出阻止状態にする第1減圧状態と、前記第1開放弁を
流出阻止状態にする一方、前記第2開放弁を流出許容状
態にする第2減圧状態とを交互に現出させる交互開放制
御部を含む請求項2または3に記載のブレーキ装置。
4. The release valve is provided corresponding to each of two brake cylinders connected by a communication passage, and the over-pressure suppression device corresponds to one of the two brake cylinders. While the first opening valve is set to the outflow permission state, the second opening valve corresponding to the other brake cylinder is set to the outflow preventing state, a first depressurized state, and the first opening valve is set to the outflow preventing state. 4. The brake device according to claim 2, further comprising an alternate opening control unit configured to alternately display a second depressurized state in which the two-opening valve is set to an outflow permitting state. 5.
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