JP2002027122A - 情報案内システム、情報案内方法および情報案内を行うプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報案内システム、情報案内方法および情報案内を行うプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002027122A
JP2002027122A JP2000205162A JP2000205162A JP2002027122A JP 2002027122 A JP2002027122 A JP 2002027122A JP 2000205162 A JP2000205162 A JP 2000205162A JP 2000205162 A JP2000205162 A JP 2000205162A JP 2002027122 A JP2002027122 A JP 2002027122A
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public telephone
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JP2000205162A
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English (en)
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Toshiharu Matsunami
敏治 松波
Masayuki Sudo
正幸 須藤
Yutaka Okumura
裕 奥村
Yuichi Hoshino
祐一 星野
Masato Suzuki
雅登 鈴木
Kazuhiro Yokobori
和宏 横堀
Shigeaki Iwane
重明 岩根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
NTT Comware Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
NTT Comware Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不案内な場所の案内依頼者に対して公衆電話
を介して近隣の案内対象の案内を可能とする。 【解決手段】 案内情報データベース13に案内情報と
案内対象位置情報とを記憶蓄積させ、公衆電話情報デー
タベース11に公衆電話位置情報と公衆電話300の管
理番号とを記憶蓄積させる。公衆電話300からの案内
依頼に際して交換機200から入力される管理番号を基
に公衆電話情報データベース11を検索してその案内依
頼のあった公衆電話300に対応する公衆電話位置情報
を取得し、さらに、入力される公衆電話300と案内対
象との位置関係に係る検索条件と、検索された公衆電話
位置情報とを基に案内情報データベース13を検索して
その検索条件を満たす案内情報を取得して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不案内な場所の案
内依頼者に対して公衆電話を介して近隣の案内対象の案
内を可能とする情報案内システム、情報案内方法および
情報案内を行うプログラムが記録されたコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地理的に不案内な場所において、
例えば、近隣の建物や店舗などの情報を得ようとする場
合には、電話番号案内サービスやインターネットによる
検索サービスが利用される。
【0003】電話番号案内サービスは、利用者から口頭
で指示された事業者の名称、住所或いは市区町村名など
の検索条件をオペレータが聞き取り、電話加入者のデー
タベース内を検索して得られた電話番号をオペレータが
口頭で利用者に案内するサービスであり、従来から広く
利用される。
【0004】一方、インターネットによる検索サービス
は、電話番号以外にも様々な案内情報の提供が可能であ
り、携帯電話とコンピュータを利用して案内依頼者がウ
ェブページ上で検索条件を順次絞り込みながら入力する
と、ウェブサーバ上の検索機能によって近隣の案内対象
の情報が自動的に検索され利用者に案内される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電話番
号案内サービスは、案内依頼者側にとって利便性の高い
ものであるが、案内提供側にとっては多数の案内オペレ
ータを配置する必要がありその人員管理が煩雑であるこ
とから利点が少なく、このためにサービス提供方法の改
善が模索されている。
【0006】一方、インターネットによる検索サービス
は、案内提供側にとってはオペレータの配備が不要であ
るために、システム管理が容易となる利点があるが、案
内依頼者側にとっては通信端末が必要となるために、一
概に利用しやすいとは言い難い。
【0007】このように従来は、地理的に不案内な場所
において近隣の案内対象の情報を得ようとした場合に不
便なことが多い。
【0008】ところで、公衆電話は、建物や店舗などの
案内対象近隣の至る所に設置されていることから、利用
形態によってはその価値を高めることができる。
【0009】そこで本発明は、上記の従来の事情に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、不案
内な場所の案内依頼者に対して公衆電話を介して近隣の
案内対象の案内を可能とする情報案内システム、情報案
内方法および情報案内を行うプログラムが記録されたコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明に係る情報案内システム(以下、適宜
「本システム」と略記する)は、少なくとも案内情報記
憶手段、公衆電話情報記憶手段、公衆電話位置情報検索
手段、案内情報検索手段および案内情報出力手段から構
成され、例えば、情報提供サービス会社の案内センタな
どに設置される。
【0011】案内情報記憶手段には、案内対象を案内す
るための案内情報が当該案内対象の位置に係る案内対象
位置情報とともに記憶蓄積される。ここで、案内対象
は、事業を営む事業者をはじめ、学校、文化施設、官公
庁、医療機関(以下、これらを総称して「事業者」とい
う)などであり、案内情報とは、事業者の名称、電話番
号、住所、略地図、事業内容(学校については学科名、
官公庁については住民への情報、医療機関については診
療科目や診療時間などを含む。)をはじめとする事業者
についての属性情報である。案内対象位置情報とは、例
えば、住所や緯度および経度などである。
【0012】また、公衆電話情報記憶手段には、案内情
報の依頼が可能な公衆電話の位置に係る公衆電話位置情
報が当該公衆電話の管理番号とともに記憶蓄積される。
ここで、公衆電話位置情報とは、例えば、公衆電話の住
所や緯度および経度など座標情報であり、公衆電話の管
理番号とともに記憶される。
【0013】一方、本システムは電話通信機能を備え、
発信元の管理番号が交換機から入力されるように設定さ
れている。公衆電話から本システムへの発呼、すなわ
ち、案内依頼があると、まず、交換機から案内依頼のあ
った公衆電話の管理番号が入力される。公衆電話位置情
報取得手段は、この管理番号を基に、すなわち、入力さ
れた管理番号と公衆電話情報記憶手段に記憶された電話
番号とを照合することにより、公衆電話情報記憶手段の
中から案内依頼のあった公衆電話に対応する公衆電話位
置情報を取得する。
【0014】続いて、例えば、本システムからの音声メ
ッセージや公衆電話機に設けられた操作説明にしたがっ
て、案内依頼者がプッシュ式公衆電話のボタン操作を行
うことにより、公衆電話と案内対象との位置関係に係る
検索条件が入力される。ここで、位置関係に係る検索条
件とは、両者が同一の行政区画に含まれるという条件、
案内対象が公衆電話を含む領域に含まれるという条件な
どをいう。また、両者が互いに隣接する行政区画に含ま
れるという条件であってもよい。
【0015】案内情報検索手段は、この位置関係に係る
検索条件と、取得された公衆電話位置情報とを基に、す
なわち、取得された公衆電話位置情報と案内情報記憶手
段に記憶蓄積された案内情報とに検索条件を適用して、
この検索条件を満たす案内情報を案内情報記憶手段の中
から取得する。
【0016】そして、案内情報出力手段が、案内情報検
索手段で取得された案内情報を出力する。尚、通常は、
出力先は案内依頼のあった公衆電話だが、案内情報を別
の公衆電話あるいは一般の加入者電話へ出力するように
構成してもよい。
【0017】このようにして、公衆電話からの案内依頼
により検索された案内情報が案内され利用に供される。
【0018】また、本発明に係る情報案内システムにあ
っては、さらに、案内情報検索手段の構成を、案内依頼
のあった公衆電話から入力される検索条件により当該公
衆電話を含む領域を特定し、この特定された領域に含ま
れる案内対象の案内情報を検索するようにして、公衆電
話を含む領域の案内対象を案内するようにしている。
【0019】また、本発明に係る情報案内システムにあ
っては、さらに、案内依頼のあった公衆電話から入力さ
れるPB(Push Button)信号の周波数成分を求めて符号
化するように構成して、プッシュ式公衆電話でのボタン
操作により検索条件を入力できるようにしている。
【0020】また、本発明に係る情報案内システムにあ
っては、さらに、公衆電話情報記憶手段に各公衆電話に
おける表示部の有無に係る情報を記憶させておく。そし
て、案内依頼に際しては、公衆電話情報記憶手段を検索
して、案内依頼のあった公衆電話における表示部の有無
を調べる。そして、案内依頼のあった公衆電話が表示部
を備えるときにはその表示部に、少なくとも検索された
案内情報を表示させる。したがって、耳の不自由な案内
依頼者に対しても案内情報の案内が可能となる。尚、検
索条件の入力手順や案内情報の出力手順を表示させるこ
ともできる。
【0021】尚、本発明に係る情報案内システムにあっ
ては、各案内対象位置情報および各公衆電話位置情報を
ともに住所とし、案内情報検索手段が、案内依頼のあっ
た公衆電話と同一の市区町村(行政区画)に含まれる案
内対象の案内情報を取得するように構成することもでき
る。
【0022】また、本発明に係る情報案内システムにあ
っては、取得された案内情報が複数あるときに、これら
複数の案内情報が、案内依頼のあった公衆電話に近い順
に案内されるように構成することもできる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形
態を適用する情報案内システム1の構成および接続形態
を示す図である。
【0024】情報案内システム1は情報提供サービス会
社の案内センタなどに設けられる。情報案内システム1
は交換機200に接続され、交換機200には複数のプ
ッシュ式公衆電話300からの電話回線が収容されてい
る。尚、公衆電話300の周囲には病院、ホテル、レス
トラン他様々な事業者の建物が存在する。
【0025】情報案内システム1の図示しない記憶装置
には、公衆電話情報データベース11、案内情報データ
ベース13およびメッセージ情報データベース15が構
成される。公衆電話情報データベース11は公衆電話情
報記憶手段を構成し、案内情報データベース13は案内
情報記憶手段を構成する。
【0026】また、情報案内システム1には、この情報
案内システム1に設定された処理プログラムを実行させ
ることにより、検索条件入力部21、検索条件決定部2
3、公衆電話情報管理部25、案内情報管理部27、案
内情報更新部29および案内情報出力部31が構成さ
れ、一時的な情報格納領域として、検索条件待避ファイ
ル33および案内情報待避ファイル35が構成される。
ここで、検索条件決定部23および公衆電話情報管理部
25は公衆電話位置情報検索手段を構成する。また、案
内情報管理部27および案内情報出力部31は、案内情
報検索手段および案内情報出力手段をそれぞれ構成す
る。尚、図1の矢印は情報の流れを示すものである。
【0027】図2(a)、(b)および(c)はそれぞ
れ、公衆電話情報データベース11、案内情報データベ
ース13およびメッセージ情報データベース15のデー
タ構造を示す図である。なお、メッセージ情報データベ
ース15については、具体的なデータの内容も示され
る。
【0028】公衆電話情報データベース11には、各公
衆電話300の属性情報が記憶蓄積される。具体的に
は、フィールド「登録公衆電話管理番号」には、各公衆
電話300の管理番号が格納される。フィールド「X座
標」および「Y座標」には、それぞれ公衆電話300の
設置場所の経度および緯度が格納される。フィールド
「公衆電話住所」には、公衆電話300の設置場所の住
所が格納される。尚、これ以降、経度および緯度を総称
して「地図座標」といい、「地図座標」と「公衆電話住
所」を総称して「公衆電話位置情報」という。フィール
ド「表示部」には、公衆電話300における表示部の有
無についての識別情報が格納される。
【0029】案内情報データベース13には、この情報
案内システム1に登録を希望する事業者の情報が、登録
料金の支払後記憶蓄積される。フィールド「登録業種」
には、事業者の業種を所定の分類方法により分類したと
きの業種コードが格納される。フィールド「X座標」お
よび「Y座標」には、事業者の建物の経度および緯度が
格納される。フィールド「住所」には、事業者の建物の
住所が格納される。フィールド「名称」には、事業者の
名称が格納される。フィールド「電話番号」には、事業
者の代表電話番号あるいは受付電話番号が格納される。
フィールド「案内優先度」には、情報案内システム1に
対しての登録料金が格納される。フィールド「案内優先
度」に登録料金を格納したのは、高額な料金を支払った
登録事業者の情報を優先して案内するためであり、従業
員数を格納して事業規模の大きい事業者を優先案内する
ような構成としてもよい。フィールド「地図」には、事
業者の建物周囲の略地図を表示させるための略地図デー
タが格納される。
【0030】メッセージ情報データベース15には以下
のメッセージ情報が文字コードの形態などで格納され
る。メッセージ情報15aは「ご案内する業種を選択し
て下さい。1はタクシー営業所、2は病院、3は官公
庁、4はホテルおよび旅館、0はその他の業種です。番
号を入力後、#を押して下さい。」という情報である。
メッセージ情報15b(以下図2の説明において、単に
「情報」という)は「ご案内件数を入力して下さい。上
限は9件です。件数を入力後、#を押して下さい。」と
いう情報である。情報15cは「検索モードを入力して
下さい。1は「行政区画指定モード」、2は「距離指定
モード」です。番号を入力後、#を押して下さい。」と
いう情報である。情報15dは「指定距離をメートル単
位で入力して下さい。指定距離を入力後、#を押して下
さい。」という情報である。
【0031】情報15eおよび情報15fは、検索条件
の確認の際に、既に入力された検索条件の前後に接続さ
れるものであり、情報15eは「検索条件は」、情報1
5fは「ですね。正しいときは、#を、変更するとき
は、*を押して下さい。」という情報である。情報15
aないし情報15fは検索条件入力時に使用される。
【0032】一方、情報15gないし情報15hは、案
内情報の出力時あるいは情報案内の終了時に出力され
る。情報15gは「ご依頼件数分の情報をご案内しまし
た。」という情報である。情報15hは「案内を終了さ
せるときは#を、次の案内情報をご希望のときは0を、
前回の案内情報をもう一度ご希望のときは1を押して下
さい。」という情報である。情報15kは「案内を終了
します。ご利用ありがとうございました。」という情報
である。
【0033】図3は、検索条件入力部21の機能ブロッ
ク図である。検索条件入力部21は、案内依頼のあった
公衆電話300(以下、「依頼元公衆電話」という)の
管理番号(以下、「依頼元公衆電話管理番号」という)
を電話交換機200から取得して、検索条件待避ファイ
ル33に保存する発信番号取得機能を備える。また、
「依頼元公衆電話管理番号」と公衆電話情報データベー
ス11に記憶された公衆電話の管理番号とを照合して、
「依頼元公衆電話」における表示部の有無についての情
報を取得し検索条件待避ファイル33に保存する表示部
の有無取得機能を備える。すなわち、検索条件入力部2
1は、「依頼元公衆電話」における表示部の有無を調べ
ることができる。
【0034】また、メッセージ情報データベース15か
らメッセージ情報を適宜選択して読み出し、音声に変換
して、あるいは文字コードのまま「依頼元公衆電話」へ
と出力するメッセージ出力機能を備える。また、「依頼
元公衆電話」でのボタン(0〜9、#、*等)操作によ
り入力されたPB信号を受信し、その周波数成分を文字
コードに変換(符号化)して、検索条件として一旦検索
条件待避ファイル33に保存する検索条件受信機能とを
備えている。尚、この実施の形態では、PB信号を変換
して検索条件条件を取得しているが、この検索条件取得
を音声認識により行うように構成してもよい。
【0035】図4は、検索条件待避ファイル33の構造
を示す図である。この検索条件待避ファイル33には、
検索条件入力部21により処理に必要な情報が文字コー
ドの形態で保存される。
【0036】具体的にフィールド「依頼元公衆電話管理
番号」には、検索条件入力部21から出力された「依頼
元公衆電話」の管理番号(「依頼元公衆電話管理番
号」)が保存される。フィールド「表示部の有無」には
「依頼元公衆電話」における「表示部の有無」が保存さ
れる。
【0037】また、検索条件として以下の情報が保存さ
れる。フィールド「依頼業種」には、案内依頼者から依
頼された事業者の業種コードが保存され、フィールド
「依頼出力件数」には依頼された出力件数が保存され
る。
【0038】この実施の形態の情報案内システム1は、
案内情報検索の対象地域を行政区画として指定する「行
政区画指定モード」と、距離を入力して「依頼公衆電
話」を含む矩形領域内を検索対象領域として指定する
「距離指定モード」のいずれかの選択指定が可能となっ
ている。
【0039】フィールド「検索モード」には、前述の検
索モードが「行政区画指定モード」であるか「距離指定
モード」であるかを示す識別情報が保存される。フィー
ルド「指定距離」には、「距離指定モード」選択時に、
案内依頼者により指定された距離(以下、「指定距離」
という)がメートル単位で保存される。
【0040】図5は、検索条件決定部23の機能ブロッ
ク図である。検索条件決定部23は、一旦検索条件待避
ファイル33に保存された検索条件に基づいて、案内情
報データベース13の検索に使用する条件を最終的に決
定する。
【0041】すなわち、検索条件決定部23は、検索条
件待避ファイル33に保存された「依頼元公衆電話管理
番号」を読み出す管理番号読み出し機能と、読み出され
た「依頼元公衆電話管理番号」を公衆電話情報管理部2
5に出力し、これに対して公衆電話情報管理部25から
入力される「公衆電話位置情報」、すなわち「地図座
標」および「住所」を取得する公衆電話位置情報取得機
能と、検索条件待避ファイル33から、「依頼業種」お
よび「検索モード」を読み込み、「検索モード」に応じ
た「最終検索条件」を決定して公衆電話情報管理部27
に出力する最終検索条件決定機能を備えている。
【0042】具体的に、「最終検索条件」は、「行政区
画指定モード」の場合は、「公衆電話位置情報」の住所
から特定された行政区画(以下、「指定行政区画」とい
う)および「依頼業種」であり、一方、「距離指定モー
ド」の場合は、「依頼業種」、「指定距離」および「依
頼元公衆電話」の地図座標である。
【0043】図6は、公衆電話情報管理部25の機能ブ
ロック図である。公衆電話情報管理部25は、検索条件
決定部23から入力される「依頼元公衆電話管理番号」
と公衆電話情報データベース11に保存された公衆電話
の管理番号とを照合して「依頼元公衆電話」に対応する
「公衆電話位置情報」を取得して検索条件決定部23へ
と出力する公衆電話位置情報検索機能と、公衆電話30
0の新設、撤去等の移動に際して入力される更新情報を
もとに、公衆電話情報データベース11内の情報を更新
する公衆電話情報更新機能とを備えている。
【0044】図7は、案内情報管理部27の機能ブロッ
ク図である。案内情報管理部27は、検索条件決定部2
3から入力される「最終検索条件」に基づいて、案内情
報データベース13内を検索し、この検索により取得さ
れた案内情報を案内情報待避ファイル35へ書き込む案
内情報検索機能と、案内情報待避ファイル35に書き込
まれた案内情報をソートする案内情報ソート機能と、案
内情報更新部29から入力される案内情報により案内情
報データベース13を更新する案内情報更新機能を備え
ている。尚、この案内情報更新機能は、案内情報データ
ベース13内の情報を削除する機能を含み、必要に応じ
て、適宜案内情報を追加、変更あるいは削除できるよう
になっている。
【0045】図8は、案内情報更新部29の機能ブロッ
ク図である。案内情報更新部29は、キーボードなどの
入力装置から入力された案内情報に形式上の誤りがない
かをチェックして、チェック後の案内情報を案内情報管
理部27へ出力する案内情報チェック機能を備えてい
る。
【0046】図9は、案内情報出力部31の機能ブロッ
ク図である。案内情報出力部31は、メッセージ情報デ
ータベース15からメッセージ情報を読み出し、音声に
変換してまたは文字コードのまま「依頼元公衆電話」へ
出力するメッセージ出力機能を備えている。また、案内
情報待避ファイル35に保存された案内情報を「依頼元
公衆電話」へ音声により出力する案内情報音声出力機能
と、「依頼元公衆電話」が表示部を備えるときに、案内
情報を文字コードのまま出力する案内情報文字出力機能
と、「依頼元公衆電話」が表示部を備えるときに、案内
情報を略地図データを出力する案内情報画像出力機能と
を備えている。また、「依頼元公衆電話」から出力制御
情報として入力されるPB信号を受信し変換して、案内
情報の出力制御を行う出力制御機能を備えている。
【0047】次に、図10ないし図13を参照して情報
案内システム1の動作を説明する。
【0048】まず、図10のフローチャートを参照し
て、検索条件入力部21における検索条件の入力処理を
説明する。尚、この入力処理は、「依頼元公衆電話」か
らの呼出信号受信時に開始される。
【0049】まずステップS1では、検索条件待避ファ
イル33の内容を消去し、ステップS3では、交換機2
00から入力される「依頼元公衆電話管理番号」を検索
条件待避ファイル33に保存する。続いて、ステップS
5では、「依頼元公衆電話管理番号」を基に公衆電話情
報データベース11を検索して「依頼元公衆電話」にお
ける表示部の有無を判定する。
【0050】ステップS7では、ステップS5で判定さ
れた表示部の有無についての情報を検索条件待避ファイ
ル33へ保存する。これは、案内情報出力部25が案内
情報を出力する際に利用可能とするためである。次に、
ステップS9では、メッセージ情報データベース15か
ら、依頼業種の入力ガイダンスとして情報15a「ご案
内する業種を選択して下さい。…」を読み出し、音声に
変換して「依頼元公衆電話」へ出力する。
【0051】尚、検索条件待避ファイル33内の「表示
部の有無」を参照し、「依頼元公衆電話」が表示部を備
えるときには、音声出力に続けて文字出力を行う。以下
に説明するステップS13,17,23およびステップ
S27についても同様である。
【0052】ステップS11では、「依頼元公衆電話」
から入力されたPB信号の周波数成分を「依頼業種」を
示す文字コードに変換して検索条件待避ファイル33へ
保存する。ステップS13では、メッセージ情報データ
ベース15から、依頼出力件数の入力ガイダンスとして
情報15bを読み出して「依頼元公衆電話」へ出力す
る。続くステップS15では、「依頼元公衆電話」から
入力されたPB信号を「希望出力件数」に変換して検索
条件待避ファイル33へ保存する。
【0053】ステップS17では、メッセージ情報デー
タベース15から、検索モードの入力ガイダンスとして
情報15c「検索モードを入力して下さい。…」を読み
出して「依頼元公衆電話」へ出力する。続くステップS
19では、「依頼元公衆電話」から入力されたPB信号
を「検索モード」に変換して検索条件待避ファイル33
へ保存する。
【0054】ステップS21では、ステップS19でP
B信号から変換された「検索モード」が「距離指定モー
ド」であるかを判定する。ここで、「距離指定モード」
である(YES)と判定されたときは、ステップS23
に進み、メッセージ情報データベース15から、指定距
離の入力ガイダンスとして情報15d「指定距離をメー
トル単位で入力してください。…」を読み出して出力す
る。次にステップS25では入力されたPB信号を指定
距離(以下「指定距離L」という)に変換して検索条件
待避ファイル33へ保存する。
【0055】一方、ステップS21で「距離指定モー
ド」でない(NO)と判定されたとき、またはステップ
S25での処理が終了した後は、ステップS27へと進
み、検索条件確認のために、検索条件待避ファイル33
に書き込まれた検索条件をメッセージ情報15e「検索
条件は」に後続させ、さらにメッセージ情報15f「で
すね。…」を後続させることによりこれら情報を1つの
文章に合成して、「依頼元公衆電話」へ出力する。
【0056】続く、ステップS29では、「依頼元公衆
電話」から入力されたPB信号により、検索条件の入力
が終了したか否かを判定する。検索条件の入力が終了し
ていない(NO)と判定されたときは、ステップS9へ
と戻り、再びメッセージ情報を出力して最初から検索条
件を入力させる。一方、ステップS29で検索条件の入
力が終了した(YES)と判定されたは入力処理を終了
する。
【0057】したがって、この入力処理を経て、検索条
件待避ファイル33には「依頼元公衆電話管理番号」、
「表示部の有無」およびPB信号により入力された各検
索条件が保存される。
【0058】次に、図11のフローチャートを参照し
て、検索条件決定部23における最終検索条件を決定す
る際の処理を説明する。
【0059】ステップS31で検索条件決定部23は、
検索条件待避ファイル33の内容を読み出す。次に、ス
テップS33では、読み出した「依頼元公衆電話管理番
号」を公衆電話情報管理部25に出力し、これに対して
公衆電話情報管理部25から返される「依頼元公衆電
話」の地図座標(以下、返されたX座標をX1、Y座標
をY1という)および「住所」を取得する。
【0060】そして、ステップS35では、「検索モー
ド」が「行政区画指定モード」か「距離指定モード」か
を判定する。ここで「行政区画指定モード」と判定され
たときは、ステップS37へと進み、「依頼元公衆電
話」の住所を解析してその公衆電話が含まれる「行政区
画」、すなわち「指定行政区画」を特定する。そして、
この「指定行政区画」を「依頼業種」とともに「最終検
索条件」として出力する。
【0061】一方、ステップS35で「距離指定モー
ド」と判定されたときは、ステップS39において、
「依頼業種」、座標(X1,Y1)および指定距離Lを
「最終検索条件」として出力する。
【0062】次に、図12のフローチャートを参照し
て、案内情報管理部27における案内情報の検索処理を
説明する。尚、説明の便宜上、案内情報データベース1
3内にはn個の案内情報が保存されていることとする。
【0063】ステップS41で案内情報管理部27は、
初期化処理として、案内情報データベース13内の案内
情報の保存場所を示す情報(ポインタ)としての変数i
に値1を設定する。次に、ステップS43では、変数i
で示される案内情報データベース13内の案内情報(以
下、案内情報(i)という)を読み出す。ステップS4
5では、「最終検索条件」に座標データが含まれるか否
かにより、「検索モード」が「行政区画指定モード」か
「距離指定モード」かを判定する。
【0064】ここで、「行政区画指定モード」と判定さ
れたときには、ステップS47へと進み、案内情報
(i)に対応する案内対象の建物が、「指定行政区画」
に含まれるか否かを判定する。すなわち、案内情報
(i)の「住所(事業者の住所)」を解析して案内対象
が含まれる行政区画を求め、これと「指定行政区画」と
が一致するかを判定する。
【0065】ここで、行政区画同士が一致する、すなわ
ち、「指定行政区画」含まれる(YES)と判定された
ときは、ステップS53へと進み、含まれない(NO)
と判定されたときは、ステップS57へと進む。
【0066】一方、ステップS45で、「距離指定モー
ド」と判定されたときはステップS49へと進み、指定
距離Lを、経度および緯度で表される地球座標上の角度
差αに変換する。その後、ステップS51では、図1の
破線で示すような「依頼元公衆電話」を含む矩形領域を
特定し、当該案内対象の建物が、この矩形領域内に含ま
れるか否かを判定する。すなわち、案内情報(i)にお
ける「X座標」をX2、「Y座標」をY2としたとき
に、次の式(1)および式(2)の条件を満たすか否か
を判定する。
【0067】
【数1】 (X1−α)<X2<(X1+α) …… (1) (Y1−α)<Y2<(Y1+α) …… (2) ここで、式(1)および式(2)を満たす(YES)と
判定されたときは、ステップS53へと進み、少なくと
も一方の式を満たさない(NO)と判定されたときはス
テップS57へと進む。
【0068】ステップS53では、「依頼業種」が、案
内情報(i)の「登録業種」と一致するか否かを判定す
る。ここで、一致する(YES)と判定されたときはス
テップS55へと進み、案内情報(i)を案内情報待避
ファイル35へ書き込み、ステップS57へと進む。
【0069】ステップS57では、案内情報(i)が案
内情報データベース13における最後の案内情報(n)
であるか否かを判定する。すなわち、変数i=nである
かを判定する。ここで、最後の案内情報(n)でない
(NO)と判定されたときはステップS59へと進み、
変数iを繰り上げ、前述したステップS43へと戻る。
【0070】一方、ステップS57で最後の案内情報
(n)である(YES)と判定されたときは案内情報デ
ータベース13内の検索を終了し、続いて案内情報待避
ファイル35内の情報をソートする。
【0071】すなわち、ステップS61では、まず「案
内優先度」の大きい順、つまり登録料金の大きい順にソ
ートする。そして、ステップS63では、「案内優先
度」が同一である案内情報を、「依頼元公衆電話」から
近い順にソートする。すなわち、次の式(3)の演算に
より得られた値βが小さい順にソートする。
【0072】
【数2】 β=(|X1-X2|)2+(|Y1-Y2|)2 …… (3) ここで、βは「依頼元公衆電話」と当該案内対象との間
の距離の2乗に対応する値である。
【0073】以上の処理の結果、案内情報待避ファイル
35には、「依頼元公衆電話」から入力された検索条件
により検索された案内情報が蓄積される。
【0074】次に、図13のフローチャートを参照して
案内情報出力部31の出力処理を説明する。
【0075】ステップS71で案内情報出力部31は、
初期化処理として、案内情報待避ファイル35内の案内
情報の保存場所を示す情報(ポインタ)としての変数j
に値1を設定する。次に、ステップS73では、変数j
で示される案内情報待避ファイル35内の案内情報(以
下、案内情報(j)という)を読み込み、音声に変換し
て「依頼元公衆電話」へ出力する。すなわち、事業者の
名称、住所および電話番号などが案内される。
【0076】次に、ステップS75では、検索条件待避
ファイル33の内容を参照して、「依頼元公衆電話」に
おける表示部の有無を判定する。ここで、表示部を備え
る(有)と判定されたときはステップS77へ進み、表
示部に案内情報(j)を出力する。すなわち、画像デー
タ(例えば図形データ)である略地図データと、略地図
データ以外の文字データである案内情報とが出力され
る。
【0077】一方、ステップS75で、表示部を備えな
い(無)と判定されたとき、あるいはステップS75で
の処理が終了した後は、ステップS79へと進み、案内
情報待避ファイル35内に次の案内情報(j+1)が有
るか否かを判定する。ここで、次の案内情報が有ると判
定されたときは、ステップS81と進み、次の案内情報
が無いと判定されたときは、ステップS93へと進む。
【0078】ステップS81では、検索条件待避ファイ
ル33を参照して、変数jが「依頼出力件数」に達した
か否かを判定する。ここで、「依頼出力件数」に達した
(YES)と判定されたときは、ステップS83へと進
み、メッセージ情報データベース15から、依頼出力件
数に達した旨のメッセージ情報15g「ご依頼件数分の
情報をご案内しました。」を読み出し、音声に変換して
出力する。一方、ステップS81で「依頼出力件数」に
達していない(NO)と判定されたときは、ステップS
85へと進み、出力手順のガイダンスとしてメッセージ
情報15h「案内を終了させるときは#を…」を読み出
して音声に変換して出力する。
【0079】続いて、ステップS87では、「依頼元公
衆電話」から入力されたPB信号の周波数成分を求め、
押されたボタンが「1」であるか否かを判定する。ここ
で「1」である(YES)と判定されたときは、案内依
頼者が前回の案内情報を希望していることとなるため、
ステップS73へと戻り、案内情報(j)を再度出力す
る。
【0080】一方、ステップS87で「1」でない(N
O)と判定されたときはステップS89へと進み、押さ
れたボタンが「0」であるか「#」であるかを判定す
る。ここで「0」と判定されたときは、次の案内情報が
希望されていることとなるため、ステップS91へと進
み、変数jを繰り上げ、ステップS73において、次の
案内情報(j+1)を音声出力する。
【0081】一方、ステップS89で、「#」と判定さ
れたときは、案内依頼者が案内の終了を希望しているこ
ととなるため、ステップS93へと進み、案内終了時の
メッセージ情報15k「案内を終了します。ご利用あり
がとうございました。」を音声出力し、ステップS95
で「依頼元公衆電話」との回線を切断する。
【0082】また、ステップS83の処理後において
も、ステップS93でガイダンス情報15hが出力され
た後回線が切断される。
【0083】以上説明したように、この実施の形態に係
る本発明によれば、案内情報が案内対象位置情報ととも
に記憶蓄積される案内情報記憶手段(13)と、公衆電
話位置情報が公衆電話の管理番号とともに記憶蓄積され
る公衆電話情報記憶手段(11)と、案内依頼のあった
公衆電話の管理番号を基に公衆電話情報記憶手段(1
1)を検索して、案内依頼のあった公衆電話に対応する
公衆電話位置情報を取得する公衆電話位置情報検索手段
(23、25)と、公衆電話と案内対象との位置関係に
係る検索条件と、取得された公衆電話位置情報とを基に
案内情報記憶手段(13)を検索して当該検索条件を満
たす案内情報を取得する案内情報検索手段(27)と、
取得された案内情報を出力する案内情報出力手段(3
1)とを設けたことにより、不案内な場所の案内依頼者
に対して近隣の案内対象を案内することが可能となる。
また、公衆電話の利用促進を図ることができる。
【0084】特に、案内依頼のあった公衆電話を含む領
域を特定し、この特定された領域に含まれる案内対象の
案内情報を検索するように構成したことにより、案内依
頼者に公衆電話を含む領域の案内対象を案内することが
可能となる。
【0085】また、案内依頼のあった公衆電話から入力
されるPB信号を符号化するように構成したことによ
り、プッシュ式公衆電話でのボタン操作により検索条件
などを入力することができ、したがって、通信端末を用
意する必要がなくなる。
【0086】また、公衆電話情報記憶手段(11)に、
各公衆電話における表示部の有無に係る情報を記憶さ
せ、公衆電話からの案内依頼に際し、公衆電話情報記憶
手段(11)を検索してその公衆電話における表示部の
有無を調べ、公衆電話が表示部を備えるときは当該表示
部に、少なくとも取得された案内情報を表示させるよう
に構成したので、耳の不自由な案内依頼者に対しても案
内対象を案内することが可能となる。
【0087】また、検索条件入力部21が検索条件の入
力手順を、一方案内情報出力部25が案内情報の出力手
順を、音声により出力し、さらに表示部を備える公衆電
話に対しては、その表示部にこれら手順を表示させるよ
うにしたため、情報案内システムが案内依頼者にとって
一層利用しやすくなるという効果が得られる。
【0088】尚、この実施の形態では、「依頼元公衆電
話」を含む矩形領域に含まれる案内対象の案内情報を検
索したが、「依頼元公衆電話」との間の距離が指定距離
L以下となる円形領域に含まれる案内対象の案内情報を
検索するように構成しても同様の効果を奏する。また、
両者がそれぞれ隣接する行政区画に含まれるという検索
条件により案内情報を検索してもよい。
【0089】尚、この実施の形態の案内情報システム
は、公衆電話からの案内依頼により案内情報を提供する
ものであるが、設置位置が確定している一般の加入者電
話について、その位置情報をデータベース化して、加入
者電話からの依頼により案内情報の提供が可能な構成と
してもよい。
【0090】さらに、公衆電話あるいは加入者電話の表
示部における文字および画像の表示性能向上により、案
内対象が含まれる範囲の詳細地図等を表示させることが
可能となる。
【0091】また、この実施の形態において実行された
処理プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に記録して可搬可能とし、この記録媒体を他のコンピュ
ータなどにセットして処理プログラムを読み込ませ実行
させることにより、この実施の形態と同様の効果を任意
のコンピュータにおいて得ることが可能となる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る情報案内システムまたは請求項5に係る情報案内
方法によれば、公衆電話と案内対象との位置関係に係る
検索条件が公衆電話位置情報と案内対象位置情報とに適
用されて案内情報が検索され出力されるため、不案内な
場所の案内依頼者に対して近隣の案内対象を案内するこ
とが可能となる。
【0093】また、本発明の請求項2に係る情報案内シ
ステムによれば、公衆電話を含む領域に含まれる案内対
象の案内情報が検索されるため、公衆電話を含む領域の
案内対象を案内することが可能となる。
【0094】また、本発明の請求項3に係る情報案内シ
ステムによれば、案内依頼のあった公衆電話から入力さ
れるPB信号が符号化されるため、プッシュ式公衆電話
でのボタン操作により検索条件などの入力ができ、した
がって、通信端末を用意する必要がなくなる。
【0095】また、本発明の請求項4に係る情報案内シ
ステムによれば、公衆電話の表示部に少なくとも案内情
報が表示されるため、耳の不自由な案内依頼者に対して
も案内対象を案内することが可能となる。
【0096】また、本発明の請求項6に係る情報案内を
行うプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能
な記録媒体によれば、不案内な場所の案内依頼者に対す
る近隣の案内対象の案内が任意のコンピュータにおいて
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を適用する情報案内
システムの構成および接続形態を示す図である。
【図2】図2(a)、(b)および(c)はそれぞれ、
公衆電話情報データベース11、案内情報データベース
13およびメッセージ情報データベース15のデータ構
造を示す図である。
【図3】検索条件入力部21の機能ブロック図である。
【図4】検索条件待避ファイル33の構造を示す図であ
る。
【図5】検索条件決定部23の機能ブロック図である
【図6】公衆電話情報管理部25の機能ブロック図であ
る。
【図7】案内情報管理部27の機能ブロック図である。
【図8】案内情報更新部29の機能ブロック図である。
【図9】案内情報出力部31の機能ブロック図である。
【図10】検索条件入力部21における検索条件の入力
処理のフローチャートである。
【図11】検索条件決定部23において検索条件を決定
する際の処理のフローチャートである。
【図12】案内情報管理部27における検索処理のフロ
ーチャートである。
【図13】案内情報出力部31における出力処理のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 情報案内システム 11 公衆電話情報データベース 13 案内情報データベース 15 メッセージ情報データベース 21 検索条件入力部 23 検索条件決定部 25 公衆電話情報管理部 27 案内情報管理部 29 案内情報更新部 31 案内情報出力部 33 検索条件待避ファイル 35 案内情報待避ファイル 200 交換機 300 公衆電話
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/42 H04M 3/42 U 17/00 17/00 Z (72)発明者 松波 敏治 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コミュニケーションウェア株式 会社内 (72)発明者 須藤 正幸 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コミュニケーションウェア株式 会社内 (72)発明者 奥村 裕 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コミュニケーションウェア株式 会社内 (72)発明者 星野 祐一 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コミュニケーションウェア株式 会社内 (72)発明者 鈴木 雅登 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コミュニケーションウェア株式 会社内 (72)発明者 横堀 和宏 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 岩根 重明 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA02 CC02 EE05 FF01 GG02 5B075 ND20 PP12 PP23 PQ02 UU14 5K015 AA04 AA06 AB01 AD01 AD02 AD03 AD05 AF07 GA04 GA09 5K024 AA76 BB03 BB04 CC01 DD01 DD02 EE01 FF03 FF06 GG10 5K040 CC06 DD03 FF02 FF04 FF11 FF14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内対象を案内するための案内情報が当
    該案内対象の位置に係る案内対象位置情報とともに記憶
    蓄積される案内情報記憶手段と、 公衆電話の位置に係る公衆電話位置情報が当該公衆電話
    の管理番号とともに記憶蓄積される公衆電話情報記憶手
    段と、 公衆電話からの案内依頼に際して入力される当該公衆電
    話の管理番号を基に前記公衆電話情報記憶手段を検索し
    当該公衆電話に対応する公衆電話位置情報を取得する公
    衆電話位置情報検索手段と、 前記案内依頼のあった公衆電話から入力される当該公衆
    電話と案内対象との位置関係に係る検索条件と前記取得
    された公衆電話位置情報とを基に前記案内情報記憶手段
    を検索して当該検索条件を満たす案内情報を取得する案
    内情報検索手段と、 この案内情報検索手段で取得された案内情報を出力する
    案内情報出力手段とを有する情報案内システム。
  2. 【請求項2】 前記案内情報検索手段は、 前記案内依頼のあった公衆電話を含む領域を特定し、こ
    の特定された領域に含まれる案内対象の案内情報を取得
    することを特徴とする請求項1記載の情報案内システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記案内依頼のあった公衆電話から入力
    されるPB信号を符号化するように構成されることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の情報案内システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記公衆電話情報記憶手段には、公衆電
    話における表示部の有無に係る情報が記憶蓄積され、 公衆電話からの案内依頼に際し前記公衆電話情報記憶手
    段を検索して当該公衆電話における表示部の有無を調
    べ、当該公衆電話が表示部を備えるときは当該表示部に
    少なくとも前記取得された案内情報を表示させるように
    構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項3の
    いずれかに記載の情報案内システム。
  5. 【請求項5】 案内対象を案内するための案内情報が当
    該案内対象の位置に係る案内対象位置情報とともに案内
    情報記憶手段に記憶蓄積され、公衆電話の位置に係る公
    衆電話位置情報が当該公衆電話の管理番号とともに公衆
    電話情報記憶手段に記憶蓄積されているときの情報案内
    方法であって、 公衆電話からの案内依頼に際して入力される当該公衆電
    話の管理番号を基に前記公衆電話情報記憶手段を検索し
    当該公衆電話に対応する公衆電話位置情報を取得するス
    テップと、 前記案内依頼のあった公衆電話から入力される当該公衆
    電話と案内対象との位置関係に係る検索条件と前記取得
    された公衆電話位置情報とを基に前記案内情報記憶手段
    を検索して当該検索条件を満たす案内情報を取得するス
    テップと、 この取得された案内情報を出力するステップとを有する
    ことを特徴とする情報案内方法。
  6. 【請求項6】 案内対象を案内するための案内情報が当
    該案内対象の位置に係る案内対象位置情報とともに案内
    情報記憶手段に記憶蓄積され、公衆電話の位置に係る公
    衆電話位置情報が当該公衆電話の管理番号とともに公衆
    電話情報記憶手段に記憶蓄積されているときの情報案内
    を行うプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体であって、 公衆電話からの案内依頼に際して入力される当該公衆電
    話の管理番号を基に前記公衆電話情報記憶手段を検索し
    当該公衆電話に対応する公衆電話位置情報を取得するス
    テップと、 前記案内依頼のあった公衆電話から入力される当該公衆
    電話と案内対象との位置関係に係る検索条件と前記取得
    された公衆電話位置情報とを基に前記案内情報記憶手段
    を検索して当該検索条件を満たす案内情報を取得するス
    テップと、 この取得された案内情報を出力するステップとを有する
    ことを特徴とする情報案内を行うプログラムが記録され
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2000205162A 2000-07-06 2000-07-06 情報案内システム、情報案内方法および情報案内を行うプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JP2002027122A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100908770B1 (ko) * 2007-06-12 2009-07-22 케이티링커스 주식회사 위치정보 전송 기능을 갖는 공중전화 단말기
JP2012015918A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Ntt Docomo Inc カスタマーコントロール設定変更装置、カスタマーコントロール設定変更システム、カスタマーコントロール設定変更方法
JP2012033994A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Nec Infrontia Corp Ip電話システム及び電話機の設定方法

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