JP2002027009A - 高速付加サービス方法 - Google Patents

高速付加サービス方法

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JP2002027009A
JP2002027009A JP2000201260A JP2000201260A JP2002027009A JP 2002027009 A JP2002027009 A JP 2002027009A JP 2000201260 A JP2000201260 A JP 2000201260A JP 2000201260 A JP2000201260 A JP 2000201260A JP 2002027009 A JP2002027009 A JP 2002027009A
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Yoji Shibata
洋二 柴田
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で広帯域、全国均一展開が可能なインタ
ーネットユニバーサルサービスを提供する。 【解決手段】 このシステムは、大容量コンテンツを蓄
積した高速配信コンテンツサーバ8と、比較的小容量コ
ンテンツを蓄積したコンテンツサーバ9と、高速配信コ
ンテンツサーバ8と接続されたIP−VPN(仮想私設
網)/専用線6と、コンテンツサーバ9に接続されたイ
ンターネットバックボーン7と、加入者が使用する端末
1と、端末1に接続された宅内アダプタ2と、宅内アダ
プタ2に接続された高速通信路4及び低速通信回線3
と、高速付加サービスセンタ5と、を備える。高速付加
サービスセンタ5は、IP−VPN/専用線6及びイン
ターネットバックボーン7から伝送された下りデータ
を、データのヘッダによる属性及び/又はデータ容量、
データ量等に関する振分け条件に従い、高速通信路4又
は低速通信回線3のいずれかに伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速付加サービス
方法に係り、特に、コンテンツのIP(Interne
t Protocol)網での配信を高速に安価に実現
するための高速付加サービス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットを使用する際に、
コンテンツの配信サービス等において高速回線による高
速伝送の必要性・要望が増加してきた。高速配信サービ
スとしては、音楽配信サービス、オンライン対戦ゲ
ーム、高精細カタログの高速配信サービス、等があ
る。
【0003】また、現在、IP−VPN(Intern
et Protocol−Virtual Priva
te Network)(仮想私設網)では、全国均一
で、格安料金のフルメッシュの専用線相当機能を提供
し、アクセス回線の帯域の総和で決まる距離に関係ない
料金体系となっている。
【0004】家庭向けインターネットの動向としては、
例えば、インターネット家庭ユーザの急増の対応し「ユ
ニバーサール サービス化」の要求が拡大してきたこ
と、家庭向け高速配信や長時間保留サービスの普及、家
庭向け高速、常時接続、比較的廉価なサービス(CAT
V、xDSL、FWA、無線LAN等)が大都市部へ普
及を挙げることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インタ
ーネットを利用する際、公衆網のダイヤルアップやIP
常時接続サービス等の公衆網利用又は低速専用線の定額
サービスは安価ではあるが、下りデータの速度が遅く、
IPサービス特にインターネットサービスでは回避しが
たいという課題があった。また、インターネットバック
ボーンも最繁時速度が低下し、下りデータの速度が遅く
なり、高速の醍醐味が享受できないこと(特に日本にお
けるテレホーダイ時間)、という課題があった。
【0006】また、ADSL/ケーブルモデムは地域的
に限定されているため、全国展開が困難であった。ま
た、衛星インターネットは高価で、電波の帯域が制限さ
れており、大容量化が困難であった。
【0007】本発明は、以上の点に鑑み、安価で広帯
域、全国均一即時展開が可能なインターネットユニバー
サルサービスを提供することを目的とする。また、本発
明は、高速付加サービスセンタで下りデータの高速回線
が必要か否かを判定し、必要なら衛星や、CATV、地
上デジタル放送伝送路へ転送することにより、下りデー
タを高速に伝送することを目的とする。
【0008】また、本発明は、高速配信を必要とするコ
ンテンツサーバをIP−VPNや専用線で高速付加サー
ビスセンタに直結し、高速配信を必要とする下りデータ
をセンタ設置のポリシー制御ルータにより識別し、利用
者宅内の端末へ直結する高速通信路へルーティングする
ことにより、インターネットバックボーンやアクセス系
で発生する各種のデータ遅延を回避出来、高速で快適な
コンテンツの配信の環境を達成することを目的とする。
【0009】また、本発明は、衛星インターネットにB
S、CSデジタルデータ放送方式を採用する事により加
入者宅内装置を家電並みに安価とすることを目的とす
る。さらに、本発明は、限られた電波資源を皆で平等に
利用出来る環境を作るため利用料の累進課金を実施する
ことで、少数のヘビ−ユ−ザによる高速通信路の占有を
排除することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、例えば、既
存のダイヤルアップや低速の定額課金公衆網・低速専用
線・携帯電話サービスを利用し、インターネットの上り
データは公衆網を使用することができる。一方、下りの
大容量データ(例:約10MB/月・家庭)は高価・高速の
衛星インターネット(〜50Mb/s)等で高速配信す
ることができる。さらに、デ−タの大半を占める小容量
データ(例:約45MB/月・家庭)は廉価で低速の公
衆網・低速専用線・携帯電話サービスを使用することも
できる。
【0011】本発明の第1の解決手段によると、大容量
コンテンツを蓄積した高速配信コンテンツサーバと接続
されたIP-VPN(仮想私設網)/専用線、比較的小容量コ
ンテンツを蓄積したコンテンツサーバと接続されたイン
ターネットバックボーン、及び、端末に接続された宅内
アダプタに接続された高速通信路並びに低速通信回線、
を収容する高速付加サービスセンタにおける高速付加サ
ービス方法であって、前記高速付加サービスセンタは、
端末から低速通信網を介して上り低速データとして高速
配信コンテンツの配信要求を受信し、受信した上り低速
データをIP-VPN(仮想私設網)/専用線を介して高速配
信コンテンツサーバに送信し、かつ、前記高速付加サー
ビスセンタは、前記IP-VPN(仮想私設網)/専用線を介
して受信された端末への下りデータを、下りデータのヘ
ッダによる属性又はデータ容量に関する経路振分け条件
を参照し、その振分け条件に従い、前記高速通信路又は
前記低速通信回線のいずれかに伝送することを特徴とす
る高速付加サービス方法を提供する。
【0012】本発明の第2の解決手段によると、大容量
コンテンツを蓄積した高速配信コンテンツサーバと接続
されたIP-VPN(仮想私設網)/専用線、比較的小容量コ
ンテンツを蓄積したコンテンツサーバと接続されたイン
ターネットバックボーン、及び、端末に接続された宅内
アダプタに接続された高速通信路並びに低速通信回線、
を収容する高速付加サービスセンタにおける高速付加サ
ービス方法であって、前記高速付加サービスセンタは、
端末から低速通信網を介して上り低速データとしてコン
テンツの配信要求を受信し、受信した上り低速データを
インターネットバックボーンを介してコンテンツサーバ
に送信し、かつ、前記高速付加サービスセンタは、イン
ターネットバックボーンを介して受信された端末への下
りデータを、下りデータのヘッダによる属性又はデータ
容量に関する経路振分け条件を参照し、その振分け条件
に従い、前記高速通信路又は前記低速通信回線のいずれ
かに伝送することを特徴とする高速付加サービス方法を
提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】(1)高速付加サービスシステム 図1に、高速付加サービスシステムの概要図を示す。こ
のシステムは、大容量コンテンツを蓄積した高速配信コ
ンテンツサーバ8と、比較的小容量コンテンツを蓄積し
たコンテンツサーバ9と、高速配信コンテンツサーバ8
と接続されたIP−VPN(仮想私設網)/専用線6
と、コンテンツサーバ9に接続されたインターネットバ
ックボーン7と、加入者が使用する端末1と、端末1に
接続された宅内アダプタ2と、宅内アダプタ2に接続さ
れた高速通信路4及び低速通信回線3と、高速付加サー
ビスセンタ5と、を備える。
【0014】宅内アダプタ2は、加入者宅内又は宅外に
配置され、高速通信路4及び低速通信回線3を使用して
通信する。低速通信回線3としては、例えば、加入電話
回線、ISDN回線、携帯電話等があり、IP接続サ−ビ
ス、低速専用線等一定料金で無制限に使用できるような
料金体系もあり、廉価なサービスを利用することができ
る。高速通信路4としては、例えば、衛星インターネッ
ト網、片方向CATV網、地上デジタル放送網等がある
(詳細は後述)。IP−VPN/専用線6は、IPネッ
トワークを利用して作るバーチャルプライベートネット
ワーク(仮想私設網)で、バーチャルな専用線である。
インターネットバックボーン7は、インターネットの基
幹網(幹線網)である。高速配信コンテンツサーバ8
は、主に、ストリーミングデータ(簡易TV放送、音声
放送等)、高精細静止画像、音楽データ、ゲームソフ
ト、アプリケーションソフト等の大容量を蓄積及び配信
する装置である。高速配信コンテンツサーバ8は、通常
の高速配信のためのコンテンツサーバの他に、ブロード
キャストコンテンツサーバ、マルチキャストコンテンツ
サーバとすることもできる。コンテンツサーバ9は、主
に、一般的なWWWデータ等が中心の比較的小容量のコ
ンテンツを蓄積及び配信する装置である。
【0015】高速付加サービスセンタ5は、例えば、ネ
ットワークの3個所の異なる位置に設置される。すなわ
ち、それがISP NOC(インターネットサービスプ
ロバイダーが運営するネットワークオペレーションセン
ター)設置の場合と、インターネットバックボーンの中
に設置される場合と、インターネットアクセス系に設置
される場合がある。高速付加サービスセンタ5は、設置
場所に関係なく同一の機能を持つ。高速付加サービスセ
ンタ5は、主にポリシー制御ルータ51を備える。
【0016】高速付加サービスセンタ5の主な機能を、
以下に例示する。 ・ネットワークオペレーションセンタ(NOC、Net
work Operation Center)に配置
された高速付加サービスセンタ5は、IP−VPN/専
用線6及びインターネットバックボーン7から伝送され
た下りデータを、データのヘッダによる属性及び/又は
データ容量、データ量等に関する振分け条件に従い、高
速通信路4又は低速通信回線3のいずれかに伝送する。
【0017】・高速配信コンテンツサーバ8をIP−V
PN/専用線6で直接接続し、高速付加サービス加入者
の高速通信路に振分けるべき性質のデータは、高速通信
路4を経由して直接加入者宅に配信する。一方、高速付
加サービス未加入者の場合は、高速のIP−VPN/専
用線で直接加入者宅に接続することができる(IP−V
PN/専用線直結サービス)。これにより、インターネ
ットバックボーン7やアクセス系で発生する各種データ
遅延を完全に除去し、高速でデータ遅延を最小限に抑え
たサービスを提供することができる(この場合のシステ
ム構成は後述)。
【0018】・高速付加サービス加入者の場合、インタ
ーネットバックボーン7経由で到達するデータの内、高
速通信路4に振分けるべき性質のデータは高速通信路4
を経由して直接加入者宅に配信する。こうする事で低速
通信回線3で発生するデータ遅延を完全に除去し、高速
でアクセス系データ遅延をを最小限に抑えたサービスを
提供できる。
【0019】・高速付加サービスセンタ5は、チャネル
を固定割り当てではなく可変割り当てとし、高速通信路
4の空きチャンネルを検索し、下り高速データを、高速
通信路4の空きチャンネル可変割り当てる。
【0020】図2に、高速付加サービスの第1の実施の
形態のシステム構成図を示す。この図は、高速付加サー
ビスセンタ5をインターネットサービスプロバイダ N
OC(ISP NOC)11に設置したものである。コ
ンテンツは、高速配信コンテンツサーバ8と比較的低速
なコンテンツサーバ9に蓄積され、配信される。バック
ボーンとしては、IP−VPN/専用線6と、インター
ネットバックボーン7を備える。ISP(Intern
et Service Provider)としては、
高速付加サービスセンタ5がISPNOC11に設置さ
れ、高速通信路として、衛星インターネット網、片方向
CATV網、地上デジタル放送網等をそれぞれ実現する
ための衛星NOC12、片方向CATV NOC13、
地上デジタル放送NOC14を備える。インターネット
アクセスとしては、低速通信回線3、及び、高速通信路
4としての衛星インターネット網、片方向CATV網、
地上デジタル放送網等、及び、専用線41を備える。加入
者宅では、宅内アダプタ2が、高速通信路4について、
衛星インターネット網、片方向CATV網、地上デジタ
ル放送網等に対応し、端末1と接続される。また、専用
線41に対しては、高速アダプタ/ルータ21等が対応す
る。
【0021】図3に、高速付加サービスの第2の実施の
形態のシステム構成図を示す。この図は、高速付加サー
ビスセンタ5をバックボーンに設置したものである。コ
ンテンツは、高速配信コンテンツサーバ8と比較的低速
なコンテンツサーバ9に蓄積され、配信される。バック
ボーンとしては、高速付加サービスセンタ5は、コンテ
ンツサーバ側にはIP−VPN/専用線6を経て高速配
信コンテンツサーバ8と接続され、一方、端末側には高
速通信路として、衛星インターネット網、片方向CAT
V網、地上デジタル放送網等をそれぞれ実現するための
衛星NOC12(さらに、図示してないが、片方向CA
TV NOC13、地上デジタル放送NOC14)、及
び、IP−VPN/専用線61が接続される。さらに、
高速付加サービスセンタ5は、コンテンツサーバ側では
インターネットバックボーン7とも接続され、コンテン
ツサーバ9からのデータが伝送される。
【0022】ISPとしては、ISP NOC11を有
する。インターネットアクセスとしては、低速通信回線
3、及び、高速通信路4としての衛星インターネット
網、片方向CATV網、地上デジタル放送網等、及び、
専用線41を備える。加入者宅では、宅内アダプタ2
が、高速通信路4について、衛星インターネット網、片
方向CATV網、地上デジタル放送網等に対応する。ま
た、専用線41に対しては、高速アダプタ/ルータ21
等が対応する。
【0023】図4に、高速付加サービスの第3の実施の
形態のシステム構成図を示す。この図は、高速付加サー
ビスセンタ5をアクセスに設置したものである。コンテ
ンツは、高速配信コンテンツサーバ8と比較的低速なコ
ンテンツサーバ9に蓄積され、配信される。バックボー
ンとしては、IP−VPN/専用線6及びインターネッ
トバックボーン7を備える。ISPとしては、ISP
NOC11を有する。インターネットアクセスとして
は、IP−VPN/専用線6に接続された高速付加サー
ビスセンタ5が設置されている。高速付加サービスセン
タ5からは、高速通信路4として、衛星インターネット
網、片方向CATV網、地上デジタル放送網等をそれぞ
れ実現するための衛星NOC12(さらに、図示してな
いが、片方向CATV NOC13、地上デジタル放送
NOC14)、IP−VPN/専用線61を経由した専
用線41を備える。高速付加サービスセンタ5は低速通
信回線3も収容する。加入者宅では、宅内アダプタ2
が、高速通信路4について、衛星インターネット網、片
方向CATV網、地上デジタル放送網等に対応する。ま
た、専用線41に対しては、高速アダプタ/ルータ21
等が対応する。
【0024】図5は、高速付加サービスの基本動作の説
明図である。この図を参照して、第1〜第3の実施形態
について、動作を説明する。処理は、端末1が、公衆
網を利用して、コンテンツサーバ9から低速データを受
信する場合である。端末1からのリクエストにより、宅
内アダプタ2を介して、上りデータが低速通信回線3へ
送信される。上りデータは、低速通信回線3を経て、高
速付加サービスセンタ5に達する。その後、高速付加サ
ービスセンタ5は、インターネットバックボーン7を経
て、コンテンツサーバ9へリクエストを送る。コンテン
ツサーバ9は、そのリクエストに応じ、インターネット
バックボーン7を介して、高速付加サービスセンタ5へ
下りデータ(レスポンス)を送信する。ここで、データ内
容が確認され、経路が選択された結果、下りデータは、
低速通信回線3を経て、宅内アダプタ2から端末1に達
する。そこで、端末1が下りデータを受信する。
【0025】処理は、端末1が、公衆網を利用して、
コンテンツサーバ9から高速データを受信する場合であ
る。端末1からのリクエストにより、宅内アダプタ2を
介して、上りデータが低速通信回線3へ送信される。上
りデータは、低速通信回線3を経て、高速付加サービス
センタ5に達する。その後、高速付加サービスセンタ5
は、インターネットバックボーン7を経て、コンテンツ
サーバ9へリクエストを送る。コンテンツサーバ9は、
その受信に応じ、インターネットバックボーン7を介し
て、高速付加サービスセンタ5へ下りデータ(レスポン
ス)を送信する。ここで、データ内容が確認され、経路
が選択された結果、下りデータは、高速通信路4を経
て、宅内アダプタ2から端末1に達する。そこで、端末
1が下りデータを受信する。
【0026】処理は、端末1が、公衆網を利用して、
高速配信コンテンツサーバ8から低速データを受信する
場合である。端末1からのリクエストにより、宅内アダ
プタ2を介して、上りデータが低速通信回線3へ送信さ
れる。上りデータは、低速通信回線3を経て、高速付加
サービスセンタ5に達する。その後、高速付加サービス
センタ5は、IP−VPN/専用線6を経て、高速配信
コンテンツサーバ8へリクエストを送る。高速配信コン
テンツサーバ8は、その受信に応じ、IP−VPN/専
用線6を介して、高速付加サービスセンタ5へ下りデー
タ(レスポンス)を送信する。ここで、データ内容が確認
され、経路が選択された結果、下りデータは、低速通信
回線3を経て、宅内アダプタ2から端末1に達する。そ
こで、端末1が下りデータを受信する。
【0027】処理は、端末1が、公衆網を利用して、
高速配信コンテンツサーバ8から高速データを受信する
場合である。端末1からのリクエストにより、宅内アダ
プタ2を介して、上りデータが低速通信回線3へ送信さ
れる。上りデータは、低速通信回線3を経て、高速付加
サービスセンタ5に達する。その後、高速付加サービス
センタ5は、IP−VPN/専用線6を経て、高速配信
コンテンツサーバ8へリクエストを送る。高速配信コン
テンツサーバ8は、その受信に応じ、IP−VPN/専
用線6を介して、高速付加サービスセンタ5へ下りデー
タを送信する。ここで、データ内容が確認され、経路が
選択された結果、下りデータは、高速通信路4を経て、
宅内アダプタ2から端末1に達する。そこで、端末1が
下りデータを受信する。
【0028】処理は、端末1が、専用線を利用し、コ
ンテンツサーバ9からデータを受信する場合である。端
末からのリクエストにより、高速アダプタ/ルータ21
を介して、上りデータが専用線41へ送信される。上り
データは、専用線41を経て、高速付加サービスセンタ
5に達する。その後、高速付加サービスセンタ5は、イ
ンターネットバックボーン7を経て、コンテンツサーバ
9へリクエストを送る。コンテンツサーバ9は、その受
信に応じ、インターネットバックボーン7を介して、高
速付加サービスセンタ5へ下りデータ(レスポンス)を送
信する。ここで、データ内容が確認され、経路が選択さ
れた結果、下りデータは、専用線41を経て、高速アダ
プタ/ルータ21から端末に達する。そこで、端末が下
りデータを受信する。
【0029】処理は、端末1が、専用線を利用し、高
速配信コンテンツサーバ8からデータを受信する場合で
ある。端末からのリクエストにより、高速アダプタ/ル
ータ21を介して、上りデータが専用線41へ送信され
る。上りデータは、専用線41を経て、高速付加サービ
スセンタ5に達する。その後、高速付加サービスセンタ
5は、IP−VPN/専用線6を経て、高速配信コンテ
ンツサーバ8へリクエストを送る。高速配信コンテンツ
サーバ8は、その受信に応じ、IP−VPN/専用線6
を介して、高速付加サービスセンタ5へ下りデータを
(レスポンス)送信する。ここで、データ内容が確認さ
れ、経路が選択された結果、下りデータは、専用線41
を経て、高速アダプタ/ルータ21から端末に達する。
そこで、端末が下りデータを受信する。
【0030】本発明は、以上の点に鑑み、安価で広帯
域、全国均一即時展開が可能なインターネットユニバー
サルサービスを提供することをが出来る。更に以下のビ
ジネスモデルを形成することにより、利用者にとって一
層の廉価な通信料金で本発明を利用することが可能とな
る。
【0031】高速付加サ−ビスセンタ−に接続する低
速通信回線は高速通信路で迂回する高速デ−タ量分だけ
通信トラヒックが減少する。従って、高速付加サ−ビス
を提供する事業者は、一括して、この分の通信料金を低
速通信回線を提供する通信事業者より払い戻しをうけ、
高速付加サ−ビス利用者の通信料金を低減する原資とす
る。
【0032】NTTコミュニケ−ションズ(株)が提供
する異名義割引サ−ビスを利用して日本通信ネットワ−
ク(株)が提供している異名義割引サ−ビスと同じ仕組
みを構築して、高速付加サ−ビスを利用する利用者を纏
めて低速通信回線サ−ビスを提供する事業者のサ−ビス
に一括加入し、大口利用割引サ−ビスを受け、この分を
利用者の通信料金引下げの原資に利用する。
【0033】NTTのIP接続サ−ビスの場合、IS
DN交換機の地域IP網側のPOIで高速付加サ−ビス
を提供する事業者が利用者のトラヒックを、一旦、ル−
タに集約し、地域IP網に一括加入し、大口利用割引サ
−ビスと高速デ−タ量分だけ通信トラヒックが減少する
分の通信料金の割引きを受け、利用者の通信料金引下げ
の原資に利用する。
【0034】NTTのダイヤルアップサ−ビスを利用
して高速付加サ−ビスに加入している利用者に対して
は、高速付加サ−ビスを提供する事業者がNTTのGC
(市内交換機)接続を行い、利用者のトラヒックをル−
タで一旦集約し、NTTの地域IP網経由で高速付加サ
−ビスセンタ−に接続を行う。これによるNTT市内通
信料の低減と地域IP網通信料金の一括加入大口利用割
引サ−ビスと高速デ−タ量分だけ通信トラヒックが減少
する分の通信料金割引きを受け、利用者の通信料金引下
げの原資に利用する。
【0035】(2)高速付加サービスセンタ 図6に、高速付加サービスセンタの構成図を示す。高速
付加サービスセンタ5は、ポリシー制御ルータ51、U
DLR G/W52、Webサーバ53、認証サーバ5
4、顧客管理課金サーバ55を備える。
【0036】ポリシー制御ルータ51には、高速付加サ
ービスセンタの内部バス、高速通信路4及びIP−VP
N/専用線6との方路1〜i、低速通信回線3及びイン
ターネットバックボーンクとの方路i〜1+nが接続さ
れる。ポリシー制御ルータ51は、下りデータ(コンテ
ンツサーバから端末へのデータ)を予め定められた条件
(ポリシー)により高速通信路4と低速通信回線3へ経
路振分けを行う機能を持つ。予め定められた条件の例と
しては、以下のようなものがある。 httpデータを一定量以上、例えば100kB以上
であれば高速通信路4、例えば100kB未満であれば
低速通信回線3へ振分ける ftpデータやhttpデータがVideo/Aud
io等であれば高速通信路4へ振分ける IPヘッダに高速通信路4へのソースルーティング指
定があれば高速通信路4へ振分ける 高速通信路の混雑度(回線利用率/レスポンス等を計
測)が上がると大容量の判定基準を変更して従来の大容
量データの一部を地上系へ転送する。
【0037】UDLR G/W(ユニディレクショナル
リンク ルーティング ゲートウエイ)52は、衛星
インターネットや地上デジタル放送等の下り片方向イン
ターネットデータに対応する加入者端末からのGREト
ンネリングデータを受信し、トンネリングIPヘッダ
(後述、図8の信号構成[B]参照。)を削除し、通常
のインターネット上りデータ(後述、図8の信号構成
[A]参照。)へ変換後、ポリシー制御ルータへ出力す
る機能をもつ。
【0038】また、UDLR G/W52は、UDLR
のハローパケット(5秒間隔)の応答無しで、衛星のト
ランスポンダが障害をした事を検出した場合やシステム
的要求により該当トランスポンダをサービスOFFにす
る時は、ポリシー制御ルータ51の該当加入者テーブル
の高速付加サービスビットを一旦OFFにし、一旦地上
系のみで通信し、加入者収容トランスポンダーを変更す
る。加入者宅内アダプタ2へはチャネルをセンタ指示に
より変更する。その後、ポリシー制御ルータ51の該当
加入者テーブルの高速付加サービスビットをONにし、
サービスを継続する(後述のテーブル構成参照)。
【0039】Webサーバ53は、インターネットのW
WWデータを蓄積し、検索要求(リクエスト)に応じて
目的のデータを出力する。認証サーバ54、顧客管理・
課金サーバ55は、高速付加サービスセンターのメンバ
であるかを認証し、メンバーのみに限定して高速付加サ
ービスやIP−VPN/専用線直結サービスの区別を顧
客管理・課金サーバの記録データにより識別し、該当す
るサービスを提供するようにポリシー制御ルータ51に
指示を出す。また、顧客管理・課金サーバ55は、サー
ビス提供を終了するとそれに対応する課金処理を行う。
【0040】図7に、衛星NOCの構成と各部の信号構
成の説明図を示す。衛星NOC12は、ルータ、認証サ
ーバ、顧客管理・課金サーバ、送信サーバ、多重化装
置、変調器、送信機、アンテナ等を備える。
【0041】また、図8は、各部の信号構成の説明図で
ある。信号構成Aは、レイヤ3 IPヘッダ、レイヤ4
TCP/UDPヘッダ、アプリケーションレイヤ(デ
ータ等)を含む。ここで、アプリケーションレイヤ(デ
ータ等)は、例えば、HTTPヘッダ、HTTPエンテ
ィティボディー(データ)を含む。信号構成Bは、トン
ネリングIPヘッダ、信号構成Aを含む。IETF標準
トンネリング技術には、UDLR GRE tunne
ling、IPsecなどがある。信号構成Cは、BS
/CS TMCCフレーム合成、MPEGー2 Sys
tems TS、信号構成Aを含む。信号構成Dは、デ
ジタル変調BPSK/QPSK/TC8PSK、信号構
成Cを含む。
【0042】端末1から宅内アダプタ2(通信制御処理
部、回線インタフェース)、低速通信回路3を経て、高
速サービスセンタ5のUDLR G/M52へ上りトン
ネリングデータを信号構成[B]で送る。高速サービス
センタ5のUDLR G/M52では、それを信号構成
[A]に変換し、専用線/IP−VPN6又はインター
ネット バッグボーン7を経て高速通信コンテンツサー
バ8又はコンテンツサーバ9へ送る。高速通信コンテン
ツサーバ8又はコンテンツサーバ9からの下り低速デー
タは、信号構成[A]で専用線/IP−VPN6又はイ
ンターネット バッグボーン7、高速サービスセンタ
5、低速通信回路3、宅内アダプタ2を経て端末1に配
信される。一方、高速通信コンテンツサーバ8又はコン
テンツサーバ9からの下り高速データは、信号構成
[A]で専用線/IP−VPN6又はインターネット
バッグボーン7、高速サービスセンタ5、専用線/IP
−VPN61を経て衛星NOC12に送られる。衛星N
OC12では、多重化装置により信号構成[C]に、さ
らに、変調器により[D]に変換される。この下り高速
データが衛星NOC12から信号構成[D]で高速通信
路4を経て加入者宅に送られる。加入者宅ではそれを宅
内アダプタ2(衛星電波受信機)で信号構成[A]に変換
して、端末1に配信する。
【0043】図9に、片方向CATV NOCの構成図
を示す。片方向CATV NOC13から、必要に応じ
て中継増幅器を介し、高速通信路4(片方向CATV伝
送路)を経て下り高速データを加入者宅に送信する。端
末1からの上りトンネリングデータ、高速通信コンテン
ツサーバ8又はコンテンツサーバ9からの下り低速デー
タ又は下り高速データの伝達は、上述した衛星NOC1
2の場合と同様である。
【0044】図10に、地上デジタル放送NOCの構成
図を示す。地上デジタル放送NOC13から高速通信路
4を経て、下り高速データを加入者宅に送信する。この
場合も、端末1からの上りトンネリングデータ、高速通
信コンテンツサーバ8又はコンテンツサーバ9からの下
り低速データ又は下り高速データの伝達は、上述した衛
星NOC12の場合と同様である。
【0045】(3)ポリシー制御ルータ 図11に、ポリシー制御ルータの構成図を示す。ポリシ
ー制御ルータ51は、ポリシー制御部511、ルーティ
ング制御部512、回線制御部513−1〜513(i
−1)、回線制御部513−(i+1)〜513−nを
備える。ポリシー制御部511は、大容量記憶装置、L
AN I/O、システムメモリ、システム制御CPUを
備える。ルーティング制御部512は、ルーティングメ
モリ、フロー制御CPU、ルーティングSWを備える。
回線制御部513は、回線制御メモリ、回線制御CP
U、回線インタフェースを備える。
【0046】ポリシー制御部511は、例えば、加入者
(宛先IPアドレス)が高速付加サービス加入者か否
か、今回の下りデータは高速付加サービスを利用するか
否か、サービスの優先度はどのレベルか、その時の経路
切替を判断するデータ量はどれ程か(例えば、何MB
か)等の経路振分けのためのデータ、即ち、ポリシーデ
ータを蓄積しておき、回線制御部513から転送されて
くるヘッダ情報を分析して、高速通信路4か、低速通信
回線3かの経路振分け判断を行いルーティング制御部5
12へ指示を行う機能を持つ。
【0047】ルーティング制御部512は、ポリシー制
御部511の指示とルーティング制御部512内臓のル
ーティングメモリのテーブルによりインターネットトラ
ヒックのルーティングを行う。回線制御部513は、入
力データのレイヤ2の回線処理を完了後、レイヤ3以上
の入力データを一旦蓄積し、ヘッダ部分を回路制御CP
Uからポリシー制御部511に転送する。また、回線制
御部513は、ルーティング制御部512の指示に従
い、蓄積データをルーティング制御部512へ送出す
る。一方、ルーティング制御部512から出力されるデ
ータを回線へ送出すると共に、送出データのIPヘッダ
のパケット長をカウントし、カウント量を基本にデータ
量を算出しポリシー制御部511へ通知する。
【0048】図12は、ポリシー制御ルータの動作につ
いての説明図である。ポリシー制御ルータ51は、IP
−VPN/専用線6からパケットを受けとると、レイヤ
3のIPヘッダから、高速付加サービス利用の確認を行
う(S01)。ここで、宛先IPアドレスが高速付加サ
ービス加入者でサービス利用のビットがオンとなってい
るか確認する。高速付加サービスを利用しない場合は、
低速通信回線3へパケットを送信する。一方、高速付加
サービスを利用する場合は、再びレイヤ3のIPヘッダ
から、ソースルーティングで高速通信路の指示の有無を
確認する(S03)。ソースルーティングで高速通信路
の指示がある場合は、高速通信路4へパケットを送信す
る。一方、ソースルーティングで高速通信路の指示がな
い場合は、レイヤ4のTCPヘッダから、宛先ポート番
号が80(http)であるか確認する(S05)。
【0049】宛先ポート番号が80(http)でない
場合は、宛先ポート番号が20(ftpデータ)である
か確認する(S07)。宛先ポート番号が20(ftp
データ)である場合は、高速通信路4へパケットを送信
する。一方、宛先ポート番号が20(ftpデータ)で
ない場合は、低速通信回線3へパケットを送信する。一
方、ステップ05において、レイヤ4の宛先ポート番号
が80(http)である場合は、アプリケーションレ
イヤのHTTPヘッダから、コンテントタイプが、例え
ば、Video/Audioであるか確認する(S1
1)。コンテントタイプがVideo/Audioであ
る場合は、高速通信路4へパケットを送信する。一方、
コンテントタイプがVideo/Audioでない場合
は、アプリケーションレイヤのHTTPヘッダから、コ
ンテント長が所定長、例えば、nKB以上であるか確認
する(S13)。ここで、例えば、高速通信路利用率モ
ニタに応じて、それがn%ならば、データ長の判定基準
をnKBに設定する。コンテント長がnKB以上でない
場合は、低速通信回線3へパケットを送信する。一方、
コンテント長がnKB以上である場合は、高速通信路4
へパケットを送信する。
【0050】図13は、インターネットプロトコルの構
成の説明図である。インターネットプロトコルの構成
は、レイヤ2ヘッダ(例、イーサネット(登録商標))、
レイヤ3 IPヘッダ、レイヤ4 TCP/UDPヘッ
ダ、アプリケーションレイヤ(データ等)を含む。アプ
リケーションレイヤ(データ等)は、例えば、HTTP
ヘッダ、HTTPエンティティボディー(データ)を含
む。さらに、HTTPヘッダ(レスポンス)は、状態
行、ゼネラルヘッダ、エンティティヘッダを含む。エン
ティティヘッダは、Allow、コンテント符号化、コ
ンテント長、コンテントタイプ、有効期限、最終変更日
時を含む。
【0051】図14は、ポリシー制御ルータのメモリデ
ータ構成の説明図である。図14(a)は、回線制御部
513内の回線制御メモリのデータ構成を示す。このデ
ータ構成は、レイヤ3 IPヘッダ、レイヤ4 TCP
/UDPヘッダ、アプリケーションレイヤ(データ等)
を含む。さらに、アプリケーションレイヤ(データ等)
は、例えば、HTTPヘッダ、HTTPエンティティボ
ディー(データ)を含む。ここで、レイヤ2ヘッダは、
回線制御部513内の回線インタフェースでチェック、
解釈し、必要な処理・制御を完了後削除される。
【0052】図14(b)は、ポリシー制御部511内
のシステムメモリのデータ構成を示す。このデータ構成
は、レイヤ3 IPヘッダ、レイヤ4 TCP/UDP
ヘッダ、アプリケーションレイヤを含む。アプリケーシ
ョンレイヤは、例えば、HTTPヘッダである。ここ
で、図12の処理フローに従い、ポリシー制御部511
のシステム制御CPUにより、各ヘッダ内容が順次読み
出され逐次処理される。
【0053】図15に、ポリシー制御ルータのテーブル
構成を示す。図15(a)は、ポリシー制御部511内
の大容量記憶装置のテーブル構成を示す。このテーブル
は、宛先IPアドレス、高速付加サービス加入者又は未
加入者、利用状況、サービス優先度、経路切替データ
量、高速方路、平均転送速度、累積高速データ使用量を
含む。
【0054】加入者が高速付加サービスセンタ5にログ
インすると、ポリシー制御部511では、自動的に大容
量記憶装置からシステムメモリに当該データが読み込ま
れる。累積高速データ(使用)量/月のデータは、回線
制御部513の回線制御メモリのIPヘッダのパケット
長のカウント量を基本に回線制御CPUにて算出してポ
リシー制御部511のシステム制御CPUへ通知され
る。ポリシー制御部511では、通知を受けると、シス
テム制御CPUがシステムメモリを更新すると共に顧客
管理・課金サーバ55へもLAN I/O経由で通知す
る。また、高速付加サービスに未加入の利用者は、例え
ばインターネットアクセス回線が専用線の加入者であ
る。
【0055】図15(b)は、ルーティング制御部51
2内のルーティングメモリのテーブル構成を示す。この
テーブルは、宛先IPアドレス、高速通信路、低速通信
回線を含む。フロー制御CPUは、ルーティングメモリ
テーブルを参照して、宛先IPアドレスに応じて、決め
られた方路(経路)にスイッチングするように、ルーテ
ィングSWを制御する。
【0056】つぎに、図14、図15のメモリーデータ
を参照して、図11で示したポリシー制御ルータ51の
動作を説明する。経路1から入力された利用者Aのイン
ターネット下りデータは、回線制御部513−1の回線
インターフェースで回線制御CPUの制御下でレイヤ2
の手順処理を行い、正常であればレイヤ2のヘッダを削
除し、レイヤー3以上のデータのみ(図14(a))が回
線制御メモリに一旦蓄積される。このデータの内レイヤ
3、レイヤ4、アップリケーションレイヤのヘッダのみ
(図14(b))を回線制御CPUが切出してポリシー制
御部511へ転送する。ポリシー制御部511では、こ
のヘッダデータ(図14(b))をシステム制御CPUで
受信した後、システムメモリへ格納する。この時、例え
ば、システムメモリには利用者Aが高速付加サービスへ
ログインしてきた時に読み出された図15システムメモ
リデータ中の宛先IPアドレスmの欄の管理テーブル
(図15(a))が存在するとする。
【0057】なお、利用者Aのログイン時のシステムメ
モリデータ読み出し手順は次の通りである(後述の図1
7参照)。端末1からUDLR G/W(UDLRサ
ーバ)52で上りIPデータの送信元IPアドレスを認
証サーバ54へ転送する。認証サーバ54でメンバーで
ある事を確認すると、顧客管理・課金サーバ55へ送信
元IPアドレスを転送する。顧客管理・課金サーバ55
はログインを確認するとポリシー制御ルータ51のポリ
シー制御部511へセンターLAN&LANI/O経由
で利用者Aがログインした事を通知する。この通知を受
信したポリシー制御部511のシステム制御CPUは大
容量記憶装置より加入者Aの管理データ(宛先IPアド
レスm)(図15(a))をシステムメモリ上に読み出
す。
【0058】ポリシ制御部のシステム制御CPUでは、
このシステムメモリ上の加入者Aの下りデータのレイヤ
3、レイヤ4、アップリケーションレイヤのヘッダ情報
と加入者A管理テーブルを使用して図12で示すポリシ
制御ルータの動作フローチャートに従って高速通信路4
か低速通信路3へルーティングすべきかを決定する。
【0059】ルーティングすべき経路がポリシー制御部
511で決定されると、システム制御CPUがルーティ
ング制御部512のフロー制御CPUにコンピュータバ
ス経由で伝達する。ルーティング制御部512のフロー
制御CPUはルーティングメモリ上のルーティングテー
ブル(図15(b))を検索し、高速通信路ならば方路
(i−1)、低速通信回線ならば方路(i+1)と決定
する。
【0060】以下、高速通信路4に切替える部分につい
て説明する。方路が決定するとルーティング制御部51
2のフロー制御CPUは、ルーティングSWを制御して
回線制御部513−1と回線制御部513−(i−1)
の経路を接続する。これが完了すると、フロー制御CP
Uは回線制御部513−1の回線制御CPUに対して回
線制御メモリに蓄積しているデータを送信するように指
示する。回線制御部513−1の回線制御CPUが回線
制御メモリに蓄積しているデータを送信すると、回線制
御部513−(i−1)の回線制御CPUは一旦回線制
御メモリにデータを蓄積し、衛星NOC12のルータと
レイヤ2のネゴシエーションが完了し次第、データをレ
イヤ3の手順に従い送出する。この時、回線制御CPU
はIPヘッダのパケット長を読み取り一連のデータ送出
が完了した後、正確なデータ長に計算し直した上、ポリ
シー制御部511のシステム制御CPUに報告する。
【0061】ポリシー制御部511のシステム制御CP
Uは、システムメモリ上の加入者A管理テーブルの「累
積高速データ使用量」を更新するとともに、顧客管理・
課金サーバ55へLANI/O経由通知する。
【0062】(4)端末による各種操作 図16に、高速通信路選択制御・表示画面の説明図の一
例を示す。図16(a)のように、端末のシステム表示
エリヤに、例えば、タイトルバー、メニューバー、高速
通信路使用オン・オフボタン、高速データ量、詳細デー
タボタン、広告表示の常時表示画面が表示される。この
うち高速通信路使用オン・オフボタンは押すたびにオン
/オフの表示文字がトグル表示され、また、詳細データ
ボタンを押すと全画面表示画面(図16(b))が表示
される。
【0063】図16(b)のように、全画面表示画面で
は、端末に、例えば、高速通信路使用オン・オフボタ
ン、月間累積高速データ使用量、現在の高速通信路の平
均転送速度、高速通信路への線路切替データ量、表示O
FFボタン、広告表示が端末モニタに表示される。ここ
で、全画面表示画面は、高速付加サービスへ利用者がロ
グインした時や高速使用データ量が課金設定条件の変化
点にきた時、プッシュ型表示画面として自動的に端末へ
表示することができる。また、利用者が使用状態確認や
設定変更要求のためセンターをアクセスした時や常時表
示画面の詳細データボタンを押した時にも表示画面とし
て使用する。高速通信路使用(高速)オン・オフボタン
は押すたびにオン/オフの表示文字がトグル表示され、
使用中止時(表示はOFF)使用したくなるとOFFボタンを
押すとON表示に移行し,使用中止したい時はON表示
ボタンを押すと使用中止に移行しOFF表示になる。デ
フォルトはON表示状態である。同時に、現在の高速通
信路の月間累積使用量を表示する。また、現在の高速通
信路の平均転送速度と高速通信路への経路切替えを行う
デ−タ量を表示したり、高速通信路を利用するか否かの
判断基準を提示することができる。さらに、ユ−ザの利
用内容に即した広告宣伝を表示して広告料を徴収した
り、ユ−ザが広告をクリックする度数に応じてユ−ザの
利用料金を低廉化すること等に応用できる。
【0064】図17に、高速通信路選択制御・表示動作
例の説明図を示す。図17中2重矢印はセンタ内LAN
通信、矢印はTCP/IP通信、点線矢印はGREトン
ネリング通信をそれぞれ示す。以下に、図16及び図1
7を参照して端末による選択制御・表示動作について説
明する。
【0065】図16(a)は常時表示画面のように、WW
Wブラウザを高速付加サ−ビス用にカスタマイズし、利
用者端末モニタ画面のシステム表示エリヤに、高速付加
サ−ビスの制御ボタンや状況を常時表示し、利用者の使
勝手を向上させる。この画面では、高速付加サ−ビスを
使用したい時にはON,使用中止時にはOFF状態にするボタ
ンを表示する。デフォルトはON状態にする(図はこの状
態を示す)。
【0066】高速通信路使用ON/OFFを制御する手順を図
17処理に示す。端末1から高速通信路使用のON/
OFF切替指示が送信される。その指示は、宅内アダプ
タ2、低速通信回線3、ポリシー制御ルータ51へ達す
る。ポリシ制御ルータ51は、その指示を、UDLRサ
ーバ52へ渡す。さらに、UDLRサーバ52は、認証
サーバ54に送信する。認証サーバ54は、パケットを
受信すると、利用者認証の確認を行う。利用者認証が確
認できると、UDLRサーバ52は、ポリシ制御サーバ
51へ通知し、ポリシ制御サーバ51は、Webサーバ
53を介して、顧客管理課金サーバ55へデータ更新を
要求し、顧客課金サーバ55は、データ更新を行う。
【0067】データ更新が確認されると、顧客管理課金
サーバ55は、ポリシ制御ルータ51へ通知する。さら
に、ポリシ制御ルータ51は、内蔵データの更新をし、
顧客管理課金サーバ55へ更新完了を送信する。顧客管
理課金サーバ55は、Webサーバ52へ表示変更を指
示する。これを受けて、Webサーバ53は、ポリシ制
御ルータ51、低速通信回線3、宅内アダプタ2を経
て、端末1で常時表示画面の更新を行う。
【0068】常時表示画面では、同時に、現在の高速通
信路の月間累積高速デ−タ使用量と詳細デ−タボタンを
表示し、サ−ビスを使うか否かの判断のサポ−トを行
う。この月間累積高速デ−タ使用量は高速通信路を使用
する度に更新表示される。この高速データ量の表示変更
の手順を図17処理に示す。
【0069】ポリシ制御ルータ51で、高速通信路使用
データ量が検出されると、顧客管理課金サーバ55へ通
知される。これを受けて、顧客管理課金サーバ55は、
データを更新する。データ更新がなされると、顧客管理
課金サーバ55は、Webサーバ53へ通知する。これ
を受けて、Webサーバ53は、ポリシ制御ルータ5
1、低速通信回線3、宅内アダプタ2経て、常時表示画
面の更新を端末1で行う。
【0070】詳細デ−タボタンを押すと図16(b)の
全画面表示画面が表示され、現在の高速通信路の平均転
送速度と高速通信路への経路切替えを行うデ−タ量が追
加表示される。また、利用者が端末からURLで詳細デ−
タ表示要求したときも、同様に、全画面表示画面が表示
される。この時の、詳細データの表示要求や利用者要求
時(状態確認、設定変更)の手順を図17処理に示
す。
【0071】端末1からの要求が、宅内アダプタ2、低
速通信回線3を通り、ポリシー制御ルータ51へ達す
る。ポリシ制御ルータ51は、その要求をUDLRサー
バ52へ渡す。さらに、UDLRサーバ52は、認証サ
ーバ54に送信し、認証サーバ54は、利用者認証の確
認を行う。利用者認証が確認できると、UDLRサーバ
52を経て、ポリシ制御サーバ51へ通知される。ポリ
シ制御サーバ51、Webサーバ53は、顧客管理課金
サーバ55へ、データの読出しを要求し、顧客課金サー
バ55は、データを読出して、Webサーバ53へ通知
する。これを受けて、Webサーバ53は、ポリシ制御
ルータ51、低速通信回線3、宅内アダプタ2経て、端
末1で全画面表示画面に表示する。
【0072】また、図16(b)は、以下の状態の時
に、自動的に、高速付加サ−ビスセンタよりプッシュ型
画面で端末に表示される。例えば、高速付加サ−ビスセ
ンタにログイン時、使用デ−タ量が課金設定条件の変化
点付近にきた時等である。これは、限られた電波資源を
皆で平等に、気持ち良く利用出来る環境を作るため利用
料金の累進課金を実施する時、この機能が必須となる。
(例、高速デ−タの月間使用量が〜100MB/月 デ−タ−量
課金が10¥/MB。100〜500MB/月 100¥/MB、500MB以上
250¥/MB等)これにより、ヘビーユーザーによる高速
通信路の占有を排除することが可能となる。
【0073】高速付加サービスへログイン時や高速デー
タ量が課金設定変化点近傍へ到達した時に送出するプッ
シュ型画面の流れの手順を図17処理に示す。端末1
からの要求が送信されると、宅内アダプタ2、低速通信
回線3、ポリシー制御ルータ51へ達する。ポリシ制御
ルータ51は、その要求を、UDLRサーバ52へ渡
す。さらに、UDLRサーバ52は、認証サーバ54に
送信し、利用者認証の確認を行う。認証サーバ54は、
利用者認証が確認できると、UDLRサーバ52を経
て、ポリシ制御サーバ51へそれを通知し、ポリシ制御
サーバ51の指示により、Webサーバ53は、ISP
HP画面の検索を行う。
【0074】一方、利用者認証が確認できると、認証サ
ーバ54は、顧客管理課金サーバ55へ、ログイン報告
を行う。また、ポリシ制御ルータ51で、高速通信路使
用データ量が検出されると、顧客管理課金サーバ55へ
通知される。これを受けて、顧客管理課金サーバ55
は、使用データ量が課金設定条件の変化点近傍への到達
したことを確認する。
【0075】顧客管理課金サーバ55は、ログイン報告
と、変化点近傍への到達したことに基づき、Webサー
バ53へその旨通知する。Webサーバ53は、ポリシ
制御ルータ51、低速通信回線3、宅内アダプタ2経
て、端末1で全画面表示画面で所定データを表示する。
【0076】つぎに、広告クリック度数による料金割引
手順について説明する。図16(a)(b)に示すよう
に、利用者の利用内容に即した広告宣伝を表示して広告
料を徴収することができる。利用者が広告内容を見る度
数に応じてユ−ザの利用料金を割り引くことができる。
この時の利用者の広告クリックの記録の流れの手順を図
17処理に示す。この手順だと、利用者がどんな広告
を見るのか、自動的に記録可能である。従って、この記
録内容を分析する事によりより利用者に適した広告を適
宜に表示可能となる。
【0077】端末1からの要求、宅内アダプタ2、低速
通信回線3を通り、ポリシー制御ルータ51へ達する。
ポリシ制御ルータ51は、その要求を、UDLRサーバ
52へ渡す。さらに、UDLRサーバ52は、認証サー
バ54により、利用者認証の確認を行う。利用者認証が
確認できると、認証サーバ54は、顧客管理課金サーバ
55へ通知する。これを受けて、顧客管理課金サーバ5
5は、広告のクリック内容をサーバへ記録する。
【0078】一方、認証サーバ54は、確認できると、
UDLRサーバ52を経て、ポリシ制御サーバ51へ通
知する。ポリシ制御サーバ51は、IP−VPN/専用
線6又はインターネットバックボーン7を経て、広告コ
ンテンツサーバへ次の画面要求を行う。
【0079】図16で示した高速通信路選択制御・表示
画面例で述べた実施の形態は、高速通信路で使用するデ
−タに課金する料率を例えば、〜100MB/月は10\/MB、10
0~500MB/月は100\/MB等使用デ−タ量により変更する事
を前提としたビジネスモデルである。
【0080】図18に、高速通信路選択制御・表示画面
例(2)の説明図を示す。図19に、高速通信路選択制御
・表示動作例(2)の説明図を示す。また、図20に、ポ
リシー制御ルータのテーブル構成(2)の説明図を示す。
【0081】図18、19、20では、高速通信路で使
用するデ−タに課金する料率を例えば累積使用デ−タ料
金が〜1,000¥の時は10\/MB、累積使用デ−タ料金が1K
\〜40K\の間は100\/MB等累積使用デ−タ料金により変更
する事を前提とした実施の形態である。この背景には累
積高速デ−タ使用量が同じでも、高速通信路で使用する
デ−タの料率が音楽配信サ−ビスの時10¥/MBやゲ−
ムの時は15¥/MB等サ−ビスで異なる場合や広告のク
リック回数で料金が異なる事等が考えられるためであ
る。この時は、図16(a)に「高速使用料金」「課金
料率」の表示を追加した図18(a)や、図16(b)
に「月間累積高速使用料金」「課金料率」の表示を追加
した図18(b)の画面を加入者に提示する。ここで図
18(a)の「高速使用料金」と図18(b)の「月間
累積高速使用料金」は同一の意味で同一の内容を表示す
る。こうする事により加入者は使用料金と課金料率の情
報を基に現在のアクセスに高速付加サ−ビスを利用する
か否かを容易に判断できる。
【0082】この時の高速通信路選択制御・表示動作の
シ−ケンスは、図19のようになる。このため図15の
ポリシ−制御ル−タのシステムメモリ、大容量記憶装置
のテ−ブルに、図20に示すごとく「累積高速デ−タ使
用料金」「課金料率」欄を追加し、図18の表示画面用
デ−タとする。この欄の「累積高速デ−タ使用料金」
「課金料率」のデ−タは高速通信路使用デ−タ量が更新
された時や広告をクリックされる度に顧客管理・課金管
理サ−バで計算され更新される。尚、課金料率の表示は
図16の実施の形態に関しても利用可能である。
【0083】(5)衛星によるサービス 図21に、衛星デ−タ放送サ−ビス(衛星ブロ−ドキャ
ストサ−ビス)、衛星マルチキャストサ−ビスとIP網の
高速付加サ−ビスとを加入者宅の宅内アダプタで結んだ
複合高速付加サ−ビスを示す。このような構成により、
インタ−ネットで配信すると非常に高価で且つネットワ
−クを輻輳させてしまうような大容量のコンテンツは放
送型の衛星で廉価に同報配信し、中容量のコンテンツや
高速配信を必要とするメディアのみを比較的高価な高速
通信路で配信し、小容量のデ−タや低速通信回線で配信
可能なデ−タは安価な低速通信回線で配信する。こうす
る事で、全体として廉価で使勝手の良いサ−ビスを利用
者に提供可能なビジネスモデルを構築出来る。
【0084】さらに、本発明によると、ブロ−ドキャス
トサ−ビス(BSデ−タ放送コンテンツ、CSデ−タ放
送コンテンツ)、衛星マルチキャスト等と組合せる事に
より基本料負担と宅内アダプタの代金をこのサ−ビスで
回収することも可能である。従って、高速フカサ−ビス
の基本料金(高速通信路を利用するための共通管理費)
を“無料”にして高速通信路サ−ビス料金を従量課金の
みにすることもできる。
【0085】図22に、複合高速付加サービスの具体例
及び画面例の説明図を示す。この複合高速付加サ−ビス
の具体例を図22(a)に示す。このサ−ビスは、以下
の3点を特徴として、利用者(サ−ビス加入者)に取っ
て廉価で使い勝手の良いサ−ビスとなる。 放送系システム(デ−タ放送&マルチキャストサ−ビ
ス):IP網では扱いにくい大容量デ−タの同報配信 高速通信路:中容量、多種類又はインタラクティ−ブ
な用途のデ−タや高速通信が必要なデ−タの配信 低速通信回線:小容量デ−タでのインタラクティ−ブ
双方向通信 これにより、図22(a)に例示した音楽配信、ゲ−ム
ソフト配信&オンライン対戦ゲ−ム、アプリケ−ション
ソフト配信等に最適なビジネスモデルを提供する。
【0086】つぎに、図23に、複合高速付加サ−ビス
のシステム構成図(ISP NOC設置)を示す。基本的
には図2、3,4に示す高速付加サ−ビスシステム(図
23では図2をベ−スに図示)にブロ−ドキャストサ−
ビスセンタと衛星デ−タ放送NOCをIP-VPNや専用線で結
んだ衛星デ−タ放送サ−ビスシステムとマルチキャスト
サ−ビスセンタと衛星マルチキャストNOCをIP-VPNや専
用線で結んだ衛星マルチキャストサ−ビスシステムを追
加したものである。
【0087】図24に、複合高速付加サービスのシステ
ム構成図を示す。図24は衛星デ−タ放送をBSデジタル
放送、衛星マルチキャストと衛星高速通信路を110度CS
デジタル放送で共用化したものである。衛星デ−タ放送
NOCと衛星マルチキャストNOCは、図7に示す衛星NOCと
同じ構成と動作を行う。
【0088】ブロ−ドキャストサ−ビスセンタの構成図
を図25、マルチキャストサ−ビスセンタの構成図を図
26に示す。図25、26の顧客管理・課金サ−バ5
5、認証サ−バ54、ル−タ51、Webサ−バ53は、
図6の高速付加サ−ビスセンタ−で説明した機器と同じ
機能を持つ。但し、ル−タ51はポリシ−制御ル−タよ
りポリシ−制御部を削除した標準品である。図25、2
6の衛星ブロ−ドキャストサ−バ56とマルチキャスト
サ−バ57は、サ−バの内部に蓄積された放送(同報)
すべきコンテンツを予めプログラムされたスケジュ−ル
に従ってル−タ経由それぞれの衛星NOCへ送出する機能
を持つ。
【0089】加入者宅内機器の構成図を図27、28に
示す。図27は3つの衛星の場合、図28は2つの衛星
の場合である。図27、28図の違いは図27では端末
のPC(パ−ソナルコンピュ−タ)の指示を通信制御・処
理部経由で切替制御信号によりRF切替部のSWを制御して
衛星デ−タ放送か衛星マルチキャストかを選択する機能
が追加されたのみである。他の部分は全く同一の動きを
する。図27、28の宅内アダプタ2と端末1のPC部は図
7、図9、図10の加入者宅の宅内アダプタ2や端末1と
同様の機能と動きをする。従って、図27のみで説明す
る。
【0090】図27の衛星電波受信機は端末経由通信制
御・処理部の指示で目的の放送チャンネルを選択した
後、デジタル復調を行い図8の[D]から[C]の信号
を取り出し通信制御・処理部へ送出する。この時図9の
片方向CATVの場合、[D]のデジタル変調信号は64〜12
8QAM。図10の地上デジタル放送の場合、[D]のデジタ
ル変調信号はDQPSK,QPSK,16QAM,64
QAMの組み合わせとなる。通信制御・処理部では信号
処理を行い図8の[C]から[A]の信号を取り出し端
末へ送出する。端末ではTCP/IPの信号を処理し各
アプリケ−ションに即した処理をおこなう。衛星デ−タ
放送やマルチキャストの場合、図8[C]や[A]デ−
タ[A]の部分においてTCP/IPの無いアプリケ−
ションのみのデ−タの場合がある。この時はその旨端末
に連絡し、アプリケ−ションデ−タを端末に直送しても
良いし、TCP/IPのヘッダを通信制御・処理部で追
加して端末に送付しても良い。低速通信回線経由で入力
してくるデ−タは、低速通信回線の物理レイヤやレイヤ
2の処理を回線インタ−フェ−ス部で行い[A]の信号
形式で通信制御・処理部へ転送される。この信号はその
まま無処理で端末へ転送される。ここで端末がPCなら
ば回線インタフェ−ス部はPC内臓の物をそのまま流用
可能である。この場合、宅内アダプタには回線インタフ
ェ−ス部を実装しないで良い。
【0091】図7、図9、図10の端末と図27,28
の端末の大きな違いは、大容量記憶装置1−1の有無で
ある。大容量記憶装置1−1は、一般には、10〜100G
Bの記憶容量を持ち衛星デ−タ放送や衛星マルチキャス
トにて同報的に送られてくるコンテンツを一旦蓄積し、
PCの要求に従い、逐次読み出しPCに転送する機能を
有する。図27,28のPCと、図7、図9、図10の
端末は同様の機能を待つ。このPCや端末は送信されて
きたTCP/IPデ−タを受信し、TCP/IPの信号
を処理し各アプリケ−ションに即した処理をおこないモ
ニタへ表示するか、記憶装置に記録する。また、この端
末は必要に応じて、検索要求やログインデ−タ等上りデ
−タを送出する。この時、必要な場合、図8の[B]に
示すようにTCP/IP信号にトンネリングIPヘッダ
を付加して高速付加サ−ビスセンタへ向け送出する。こ
の時宅内アダプタの通信制御・処理部は単にデ−タを回
線インタフェ−ス部に転送する。回線インタフェ−ス部
はレイヤ2手順を制御しつつ低速通信回線3へ送出す
る。
【0092】つぎに、図29に音楽配信手順を示すフロ
ーチャートを示す。また、図30に、複合高速付加サー
ビスの制御フロー例の説明図を示す。複合高速付加サ−
ビスの動作手順の具体例を音楽配信サ−ビスについて図
22の(b)、図29、図30の図を使用して説明す
る。図29に示すように、利用者(加入者)は、端末を
操作して目的の衛星を選択後(S21)、ENG(Electo
ric Program Guide)チャンネルを選択する(S22)。E
NG画面は図22(b−1)に示すように番組の内容が日時
毎に詳細に表示されている。目的の番組を見つけると
(ここでは国内ポピュラ−特集)端末を操作し、番組を
選択し、リアルタイム検索かダウンロ−ド予約かを選択
する(S23)。リアルタイム検索を選択すると、図22
(b−2)の音楽ガイド画面が表示される(S24)。ここ
で、例えば、希望曲目22番の「戦争を知らない子供た
ち」を入力すると、図29の音楽選択フェ−ズ(S25)
に移行し、図22(b−3)の音楽購入画面が表示され
る。ここで音楽の試聴を選択すると、図30 音楽の
試聴、クリップビデオ視聴の手順に従い試聴が可能とな
る(S26)。この時はリアルタイムに音楽デ−タを完全
に配信する必要があるため「高速付加センタのポリシ−
制御ル−タの判断」で高速通信路経由が必要と判断さ
れ、衛星高速通信路へル−ティングされる。
【0093】次に購入を決心すると(S27)、このデ−
タは図22(b−2)の音楽ガイド画面の配信欄で衛星に
より同報配信されていない事が明示されているため、図
29のインタ−ネット経由の購入となる(S28)。この
時は図30のインタ−ネット購入手順に従って購入出
来る。この手順は、事前に利用者が決済手段をサ−ビス
センタ−に登録している場合を示している。音楽デ−タ
の場合、例えば、MP-3で符号化すると4分の曲が約4M
Bとなるため高速通信路経由の配信となる。高速通信路
の平均スル−プットを500Kb/sと想定すると約1分でダウ
ンロ−ド可能である。これを加入電話経由の56Kb/sモデ
ムで行うと平均スル−プットが24Kb/s程度になり配信時
間が約20分程度必要になる。高速通信路導入の効果は
一目瞭然である。
【0094】一方、ここで、例えば、図22の(b−2)
の音楽ガイド画面の1番の曲、「帰ってきたヨッパラ
イ」を購入しようとすると(S27)、衛星同報配信なの
でダウンロ−ド予約が可能となる(S29)。もちろん通
信料を支払うならばインタ−ネット購入も可能である
(S28)。1番の「帰ってきたヨッパライ」をダウンロ
−ド予約をすると、予約時間に(例えば、6月25日9:
00〜10:30の間に)音楽コンテンツが端末の大容
量記憶装置に自動的にダウンロ−ドされる(S30、S
31)。これは図30の手順となる。この時配信音楽
コンテンツは暗号化されている。
【0095】これを読み出して使用する時は図29に示
すようにインタ−ネットでの決済処理が必要となる(S
32)。この手順を図30のに示す。サ−ビスセンタ
に暗号化解読キ−を入手するためアクセスする。この
時、顧客管理・課金サ−バにてコンテンツの購入代金の
課金処理が行われた後、限定受信センタにて暗号解読キ
−デ−タを利用者端末に向け送出する。利用者はこのキ
−情報で暗号を解読し、音楽コンテンツが利用可能とな
る(S33)。この決済処理で示したように小容量デ−タ
でのインタラクティブ双方向は低速通信回線を使用す
る。こうする事で高価な衛星通信を使用する事無く廉価
な地上網のみで通信を完了できる。
【0096】また、ステップS23で、ダウンロード予
約を選択すると、目的の音楽ダウンロード予約のための
処理に移り(S35)、予約時間になると(S36)、目的
の音楽がダウンロードされる(S37)。ここで目的のガ
イド画面を選択し(S38)、音楽を選択すると(S3
9)、音楽の視聴(S40)及び歌手のクリップビデオの
視聴ができる(S41)。ここで衛星配信でない場合(S
42)、上述のようなインターネット購入処理(S43)
が実行され、一方、衛星配信の場合(S42)、上述のよ
うなインターネット決済処理後(S44)、目的コンテン
ツが入手される(S45)。
【0097】本発明の高速付加サービス方法は、高速付
加サービスプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体、高速付加サービスプログラムを含みコ
ンピュータの内部メモリにロード可能なプログラム製
品、高速付加サービスプログラムを含みコンピュータが
使用可能な記録媒体にストアされたプログラム製品等に
より提供されることができる。
【0098】
【発明の効果】本発明によると、以上のように、安価で
広帯域、全国均一展開が可能なインターネットユニバー
サルサービスを提供することができる。また、本発明に
よると、エッジノードで下りデータの高速回線が必要か
否かを判定し、必要なら衛星や、CATV、地上デジタ
ル放送伝送路へ転送することにより、下りデータを高速
に伝送することができる。
【0099】また、本発明によると、高速配信を必要と
するコンテンツサーバをIP−VPNや専用線で高速付
加サービスセンタに直結し、高速配信を必要とする下り
データをセンタ設置のポリシー制御ルータにより識別
し、利用者宅内の端末へ直結する高速通信路へルーティ
ングすることにより、インターネットバックボーンやア
クセス系で発生する各種のデータ遅延を回避出来、高速
で快適なコンテンツの配信の環境を達成することができ
る。
【0100】また、本発明によると、衛星インターネッ
トにBS、CSデジタルデータ放送方式を採用する事に
より加入者宅内装置を家電並みに安価とすることができ
る。さらに、本発明によると、限られた電波資源を皆で
平等に利用出来る環境を作るため利用料の累進課金を実
施することで、少数のヘビ−ユ−ザによる高速通信路の
占有を排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】高速付加サービスシステムの概要図。
【図2】高速付加サービスの第1の実施の形態のシステ
ム構成図。
【図3】高速付加サービスの第2の実施の形態のシステ
ム構成図。
【図4】高速付加サービスの第3の実施の形態のシステ
ム構成図。
【図5】高速付加サービスの基本動作の説明図。
【図6】高速付加サービスセンタの構成図。
【図7】衛星NOCの構成と各部の信号構成の説明図。
【図8】各部の信号構成の説明図。
【図9】片方向CATV NOCの構成図。
【図10】地上デジタル放送NOCの構成図。
【図11】ポリシー制御ルータの構成図。
【図12】ポリシー制御ルータの動作についての説明
図。
【図13】インターネットプロトコルの構成の説明図。
【図14】ポリシー制御ルータのメモリデータ構成の説
明図。
【図15】ポリシー制御ルータのテーブル構成の説明
図。
【図16】高速通信路選択制御・表示画面の説明図。
【図17】高速通信路選択制御・表示動作例の説明図。
【図18】高速通信路選択制御・表示画面例(2)の説明
図。
【図19】高速通信路選択制御・表示動作例(2)の説明
図。
【図20】ポリシー制御ルータのテーブル構成(2)の説
明図。
【図21】複合高速付加サ−ビスイメージ。
【図22】複合高速付加サービスの具体例及び画面例の
説明図。
【図23】複合高速付加サ−ビスのシステム構成図(I
SP NOC設置)。
【図24】複合高速付加サービスのシステム構成図。
【図25】ブロ−ドキャストサ−ビスセンタの構成図。
【図26】マルチキャストサ−ビスセンタの構成図。
【図27】宅内アダプタと端末の構成図。
【図28】宅内アダプタと端末の構成図(2衛星の場
合)。
【図29】音楽配信手順を示すフローチャート。
【図30】複合高速付加サービスの制御フロー例の説明
図。
【符号の説明】
1 端末 2 宅内アダプタ 3 低速通信回線 4 高速通信路 5 高速付加サービスセンタ 6 IP−VPN(仮想私設網)/専用線 7 インターネットバックボーン 8 高速配信コンテンツサーバ 9 コンテンツサーバ 11 インターネットサービスプロバイダ NOC(I
SP NOC) 12 衛星NOC 13 片方向CATV NOC 14 地上デジタル放送NOC 21 高速アダプタ/ルータ 41 専用線 51 ポリシー制御ルータ 52 UDLR G/W 53 Webサーバ 54 認証サーバ 55 顧客管理課金サーバ 61 IP−VPN/専用線 511 ポリシー制御部 512 ルーティング制御部 513 回線制御部513

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大容量コンテンツを蓄積した高速配信コン
    テンツサーバと接続された仮想私設網と専用線、比較的
    小容量コンテンツを蓄積したコンテンツサーバと接続さ
    れたインターネットバックボーン、及び、端末に接続さ
    れた宅内アダプタに接続された高速通信路並びに低速通
    信回線、を収容する高速付加サービスセンタにおける高
    速付加サービス方法であって、 前記高速付加サービスセンタは、端末から低速通信網を
    介して上り低速データとして高速配信コンテンツの配信
    要求を受信し、 受信した上り低速データを仮想私設網と専用線を介して
    高速配信コンテンツサーバに送信し、 かつ、 前記高速付加サービスセンタは、仮想私設網と専用線を
    介して受信された端末への下りデータを、下りデータの
    ヘッダによる属性又はデータ容量に関する経路振分け条
    件を参照し、その振分け条件に従い、高速通信路又は低
    速通信回線のいずれかに伝送することを特徴とする高速
    付加サービス方法。
  2. 【請求項2】大容量コンテンツを蓄積した高速配信コン
    テンツサーバと接続された仮想私設網と専用線、比較的
    小容量コンテンツを蓄積したコンテンツサーバと接続さ
    れたインターネットバックボーン、及び、端末に接続さ
    れた宅内アダプタに接続された高速通信路並びに低速通
    信回線、を収容する高速付加サービスセンタにおける高
    速付加サービス方法であって、 前記高速付加サービスセンタは、端末から低速通信網を
    介して上り低速データとしてコンテンツの配信要求を受
    信し、 受信した上り低速データをインターネットバックボーン
    を介してコンテンツサーバに送信し、 かつ、 前記高速付加サービスセンタは、インターネットバック
    ボーンを介して受信された端末への下りデータを、下り
    データのヘッダによる属性又はデータ容量に関する経路
    振分け条件を参照し、その振分け条件に従い、高速通信
    路又は低速通信回線のいずれかに伝送することを特徴と
    する高速付加サービス方法。
  3. 【請求項3】前記高速付加サービスセンタは、高速通信
    路の空きチャンネルを検索し、下り高速データを、高速
    通信路の空きチャネルに可変割り当てすることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の高速付加サービス方法。
  4. 【請求項4】経路振分け条件として、レイヤ3のIPヘ
    ッダを参照し、宛先IPアドレスが高速付加サービス加
    入者で高速付加サービス利用のビットがオンであるか否
    かに基づき高速通信路又は低速通信回線のいずれかで伝
    送するかを判断することを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の高速付加サービス方法。
  5. 【請求項5】経路振分け条件として、レイヤ3のIPヘ
    ッダを参照し、宛先IPアドレスが高速付加サービス加
    入者で高速通信路にソ−スル−ティング指示があるか否
    かに基づき高速通信路又は低速通信回線のいずれかで伝
    送するかを判断することを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれかに記載の高速付加サービス方法。
  6. 【請求項6】経路振分け条件として、レイヤ4のTCP
    ヘッダの宛先ポート番号を参照し、http又はftp
    等の各種プロトコルに応じて高速通信路又は低速通信回
    線のいずれかで伝送するかを判断することを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれかに記載の高速付加サービス方
    法。
  7. 【請求項7】経路振分け条件として、アプリケーション
    レイヤのHTTPヘッダを参照し、コンテンツタイプ又
    はコンテンツ長に従い高速通信路又は低速通信回線のい
    ずれかで伝送するかを判断することを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれかに記載の高速付加サービス方法。
  8. 【請求項8】端末から受信した利用者のIPアドレスに
    従い、高速付加サービスの加入状況を判定し、利用者が
    高速付加サービス加入者で、且つ、高速付加サービスを
    利用する状態となっている場合、高速通信路を用いてコ
    ンテンツを配信することを特徴とする請求項1乃至7の
    いずれかに記載の高速付加サービス方法。
  9. 【請求項9】端末に高速付加サービスの使用状況及び切
    替ボタンを表示し、 利用者は、切替ボタンを操作することで、高速付加サー
    ビスの使用又は不使用を切替え、 切替えに応じて、使用状況が表示されることを特徴とす
    る請求項1乃至7のいずれかに記載の高速付加サービス
    方法。
  10. 【請求項10】高速付加サービスの使用中の場合、利用
    者の認証を行い、 利用者に関する顧客管理データを更新し、高速通信路の
    使用量に応じて課金データを更新することを特徴とする
    請求項1乃至7のいずれかに記載の高速付加サービス方
    法。
  11. 【請求項11】累積された高速デ−タ使用量、高速通信
    路の平均転送速度、高速通信路への経路切替えを行うデ
    −タ量、累積高速デ−タ使用料金、課金料率のいずれか
    を計算し、 端末に、計算された情報を表示することを特徴とする請
    求項1乃至7のいずれかに記載の高速付加サービス方
    法。
  12. 【請求項12】端末に広告を表示し、 利用者が広告をクリックすると、利用者の認証後、広告
    のクリックに関する内容を記憶し、 広告のコンテンツサーバにその要求を送ることを特徴と
    する請求項1乃至10のいずれかに記載の高速付加サー
    ビス方法。
  13. 【請求項13】高速通信路として、衛星インターネット
    網、片方向CATV網、地上デジタル放送網、高速付加
    サービスセンタと直接接続された専用線、又は、仮想私
    設網と専用線を経た専用線のいずれかを用いることを特
    徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の高速付加
    サービス方法。
  14. 【請求項14】衛星デ−タ放送サ−ビス(衛星ブロ−ド
    キャストサ−ビス)、衛星マルチキャストサ−ビスと高
    速付加サ−ビスとを加入者宅の宅内アダプタで結び、大
    容量のコンテンツは放送型の衛星で同報配信する事を特
    徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の高速付加
    サービス方法。
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