JP2002026342A - 太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの梱包方法 - Google Patents

太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの梱包方法

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JP2002026342A JP2000199335A JP2000199335A JP2002026342A JP 2002026342 A JP2002026342 A JP 2002026342A JP 2000199335 A JP2000199335 A JP 2000199335A JP 2000199335 A JP2000199335 A JP 2000199335A JP 2002026342 A JP2002026342 A JP 2002026342A
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cell module
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Masaaki Matsushita
正明 松下
Meiji Takabayashi
明治 高林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】保管や搬送時に余分な緩衝材や補強材等の梱包
材を必要とせず、容易に太陽電池モジュールを積層する
ことができ、荷崩れ等を防止することが可能な太陽電池
モジュール及び太陽電池モジュールの梱包方法を提供す
る。 【解決手段】光起電力素子の出力端子部に設けられた電
気出力線にコネクタを有する太陽電池モジュールにおい
て、前記コネクタが複数の嵌合部を有し、該嵌合部を該
太陽電池モジュールの端部に嵌合させて、複数の太陽電
池モジュールを積み重ね可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池モジュー
ル及びその梱包方法に関し、特に上下方向に複数個の太
陽電池モジュールを積層し、倉庫内に保管したり、輸送
する際にずれたり荷崩れを起こさないようにした太陽電
池モジュール及びその梱包方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、上下方向に太陽電池モジ
ュールを複数個積み重ねる際、発泡スチロール、ゴムま
たはダンボール等からなる緩衝材または梱包材を太陽電
池モジュール間に介在させ、更に、上下方向に設けた補
強材にて緩衝材を連結して物品のずれや荷崩れを防止し
ていた。このため、緩衝材および補強材は複雑な形、厚
さ及び強度が要求され、コストが高いものになるととも
に、梱包が厄介になっていた。また、太陽電池モジュー
ルの周囲に緩衝材の厚みや補強材によるデットスペース
が生じ、保管費用や輸送コストが高くなり、更に、搬送
し太陽電池モジュールを設置した後は、緩衝材及び補強
材等全てごみとなる欠点があった。
【0003】このようなことから、従来、梱包材を減ら
すために以下のような検討が行なわれている。例えば、
実公昭63−28383号公報に示す太陽熱集熱器は、
太陽集熱器の配管ケースに側面L型の金具を付設し、こ
の金具にその側面L型の一辺と他辺とが互いに嵌合可能
な形状の嵌合部を設けることにより太陽熱集熱器を上下
に積み重ねて保管あるいは輸送する際の荷崩れを防止す
るものである。また、実公平7−22423号公報に示
す瓦屋根の棟部及びそれに使用する冠瓦は、下方の冠瓦
の突状の両端部の外方に上方の冠瓦の袖の下方部位が夫
々当接して準じ積み重ねられることにより各冠瓦の両側
方への位置ズレが規制されるものである。従来、上記の
ようなズレを防止する手段を用いて、積み重ねる際のズ
レを防止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
公昭63−28383号公報は、太陽熱集熱器の配管ケ
ースに側面L型の金具を付設し、前記金具の嵌合部を互
いに嵌合することにより、積み重なる集熱器が順次固定
され、その荷崩れが防止されると述べているが、付設し
たL型の金具は、太陽熱集熱器本体の側面に配されてい
るため、太陽熱集熱器本体から突き出ている形となって
いる。従って、付設したL型金具によるデットスペース
が発生し、更に、金具の出っ張り部により負傷する可能
性もある。また、側面にL型金具を配するための作業行
程及び材料も必要となり、その分コストが高くなるとい
う問題が生じる。
【0005】また、上記実公平7−22423号公報記
載のものは、両端の傾斜面下端に袖を形成して山形状の
直線形態に冠本体を形成し、該冠本体の傾斜面の両端縁
部に沿って突状を形成し、該突状の両端部を他の冠本体
を積み重ねた時、袖の下方部が外方に位置されるよう
に、冠本体の両端縁より内方位置としたので、積み重ね
時において下方の冠瓦の突状の両端部の外方に上方の冠
瓦の袖の下方部位の裏面が夫々当接状態となることによ
り、各冠瓦の両側方への位置ずれが規制されるため、梱
包作業における荷崩れを確実に防止することができると
述べているが、瓦本体にずれ防止形状を設けているた
め、太陽電池モジュール本体にずれ防止部を設ける場
合、受光面側にずれ防止用の突部を設けると外観を損な
うという問題が生じる。
【0006】そこで、本発明は、上記従来のものにおけ
る課題を解決し、保管や搬送時に余分な緩衝材や補強材
等の梱包材を必要とせず、容易に太陽電池モジュールを
積層することができ、荷崩れ等を防止することが可能な
太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの梱包方法
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、つぎの(1)〜(13)のように構成し
た太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの梱包方
法を提供するものである。 (1)光起電力素子の出力端子部に設けられた電気出力
線にコネクタを有する太陽電池モジュールにおいて、前
記コネクタが複数の嵌合部を有し、該嵌合部を該太陽電
池モジュールの端部に嵌合させて、複数の太陽電池モジ
ュールを積み重ね可能に構成されていることを特徴とす
る太陽電池モジュール。 (2)前記嵌合部が、切込みまたは溝からなることを特
徴とする上記(1)に記載の太陽電池モジュール。 (3)前記複数の嵌合部は、その嵌合部の間隔が前記太
陽電池モジュールの受光面における垂直方向の高さと同
等以上の大きさを有していることを特徴とする上記
(1)または上記(2)に記載の太陽電池モジュール。 (4)前記コネクタは、前記複数の太陽電池モジュール
の積み重ねに使用する際に、緩衝材として用いるように
構成されていることを特徴とする上記(1)〜(3)の
いずれかに記載の太陽電池モジュール。 (5)前記コネクタは、孔部を有し、該孔部によって前
記電気出力線を固定するように構成されていることを特
徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載の太陽電
池モジュール。 (6)前記嵌合部の内面には、段差を有することを特徴
とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の太陽電池
モジュール。 (7)前記光起電力素子の出力端部は、前記太陽電池モ
ジュールの裏面側に配されることを特徴とする上記
(1)〜(6)のいずれかに記載の太陽電池モジュー
ル。 (8)前記コネクタ及び前記電気出力線は、前記太陽電
池モジュールの設置後に隠蔽される個所に配されている
ことを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれかに記載
の太陽電池モジュール。 (9)前記太陽電池モジュールは、短尺側端部に補強材
を有することを特徴とする上記(1)〜(8)のいずれ
かに記載の太陽電池モジュール。 (10)前記太陽電池モジュールは、薄型太陽電池モジ
ュールであることを特徴とする上記(1)〜(9)のい
ずれかに記載の太陽電池モジュール。 (11)前記太陽電池モジュールは、建材一体型太陽電
池モジュールであることを特徴とする上記(1)〜(1
0)のいずれかに記載の太陽電池モジュール。 (12)光起電力素子の出力端子部に設けられた電気出
力線にコネクタを有する太陽電池モジュールの梱包方法
において、前記コネクタが複数の嵌合部を有し、該嵌合
部を複数の太陽電池モジュールの端部に嵌合させること
により前記複数の太陽電池モジュールを互いに固定する
ことを特徴とする太陽電池モジュールの梱包方法。 (13)前記複数の太陽電池モジュールを積み重ねた
後、前記コネクタを前記複数の太陽電池モジュールの端
部に嵌合させることを特徴とする上記(12)に記載の
太陽電池モジュールの梱包方法。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態においては、
上記構成を適用して、例えば光起電力素子、光起電力素
子の出力端部に設けられたリード線、及びリード線の光
起電力素子と反対側の端部に設けられたコネクタを有す
る太陽電池モジュールにおいて、コネクタの側面に太陽
電池モジュールの端部に嵌合できる形状の複数の嵌合部
を形成することにより、該嵌合部と太陽電池モジュール
の端部を互いに嵌合連結させることができ、積層する太
陽電池モジュールが順次固定され、太陽電池モジュール
の荷崩れを防止するように構成することが可能となる。
そして、これによって、太陽電池モジュール受光面側表
面に傷が付くことが防止され、保管又は搬送時等太陽電
池モジュールの荷崩れを防止することができ、梱包材を
大幅に削減することが可能となる。
【0009】また、これにより梱包材の保管場所の必要
がなくなるため、効率良く作業スペースを使用すること
が可能となる。その上、太陽電池モジュールの一部を用
いて太陽電池モジュールが荷崩れすることを防止するこ
とができるため、ずれ防止金具等を太陽電池モジュール
に付設する必要がなく、デットスペースも大幅に削減す
ることができ、作業性を大幅に向上させることが可能と
なる。また、太陽電池モジュール設置後は、本来のリー
ド線として配線することができるため、従来の梱包材の
ように梱包材がゴミとなることはない。これらにより、
経済的に太陽電池モジュール積層時の荷崩れが確実か
つ、経済的に防止することが可能となる。
【0010】また、嵌合部を、切込みまたは溝によって
構成することで、加工しやすく、積層する太陽電池モジ
ュールの端部と脱着し易いため、作業性を向上させるこ
とができる。また、嵌合部間の長さは、太陽電池モジュ
ールの受光面に対して垂直方向の高さより長いか、また
は等しくすることによって、太陽電池モジュールを保管
又は搬送するために、ケーブルコネクタのハウジング部
を太陽電池モジュールの端部に固定する際、積層する太
陽電池モジュール同士が重なることはないので、太陽電
池モジュール同士の接触によって損傷する恐れが生じな
い。また、コネクタは、緩衝材として用いることがで
き、緩衝材を削減することが可能となり、太陽電池モジ
ュール設置後はケーブルコネクタは、電気接続として用
いられるため、これまでのように緩衝材がごみとならな
い。
【0011】また、コネクタに孔部を形成することによ
って、固定金具及び孔部を用いて、リード線を太陽電池
モジュール設置面に固定することができ、太陽電池モジ
ュールと設置面間にリード線が挟まることを防止するこ
とができる。これによりリード線の断線を防止すること
が可能となり、その上、リード線がぶらつかず、作業性
も向上することが可能となる。また、嵌合部の内面に
は、段差を有することによって、太陽電池モジュール搬
送時の振動等によりケーブルコネクタが抜け難くなり、
より太陽電池モジュールずれ防止機能を向上することが
可能となる。また、リード線およびコネクタは、該太陽
電池モジュール設置後は隠蔽されるように構成すること
によって、太陽電池モジュール設置後、外観を損なわな
いようにすることができる。
【0012】以下に本発明の太陽電池モジュールの実施
の形態の一例について図を用いて説明する。図1は、本
発明である太陽電池モジュールにおける、光起電力素子
102、光起電力素子102の出力端子部103に設け
られたリード線104、及びリード線104の光起電力
素子102と反対側に設けられたコネクタ105を有す
る太陽電池モジュール101に於いて、コネクタ105
がその側面に複数の嵌合部106を有し、嵌合部106
の形状が太陽電池モジュールの端部107に嵌合できる
形状であることにより、積層する太陽電池モジュール1
01が順次固定され、太陽電池モジュール101に荷崩
れを防止する例である。この太陽電池モジュールは、コ
ネクタに嵌合部を設け、太陽電池モジュールを搬送する
ために太陽電池モジュールを積層する際、太陽電池モジ
ュールの端部に、前記嵌合部を太陽電池モジュールの端
部に嵌合させることにより、太陽電池モジュールがずれ
て太陽電池表面に傷等を与えることを防止することがで
きるようになっている。
【0013】図2は、その代表的な一例であり、太陽電
池モジュール201を複数積層した例である。前記太陽
電池モジュール201のコネクタ202に設けられた嵌
合部203を各太陽電池モジュールの端部204に嵌合
させることにより、ずれを防止している。図3のネクタ
301は、図1及び図2に示す太陽電池モジュールのコ
ネクタを拡大した図である。このコネクタ301に設け
られた嵌合部302の間隔は、積層する太陽電池モジュ
ールの受光面に対して垂直方向の高さとほぼ等しくなっ
ている。このことにより、太陽電池モジュールを搬送す
る際の衝撃を受けてもコネクタ部で嵌合しているため太
陽電池モジュールがずれることはなく、太陽電池モジュ
ール表面が損傷することを防止することが可能となって
いる。
【0014】以下に、本実施の形態に適用できる太陽電
池モジュールについての説明する。ここにおける太陽電
池モジュールのリード線は、特に限定されるものではな
いが、導線に絶縁材が被覆された被覆導線が好ましい。
被覆導線を用いることにより、被覆材及び固定部材に導
電性のものなど、多様な材料を用いることができる。ま
た、単心であるか多心であるかも限定されるものではな
い。単心のものを用いて、太陽電池モジュールの外部に
延出される電気出力線は1本となるように構成しても良
い。また、ケーブルにコネクタ部材が設けられているこ
とが好ましい。太陽電池モジュールを設置施工して、電
気接続するために必要となる電気出力線の長さが予め分
かっている場合には、コネクタ部材を設けておくと、電
気接続作業も効率化できる。
【0015】また、太陽電池モジュールの電気出力端子
部は、電気出力線が太陽電池の内部回路に電気的に接続
する部分のことをいう。例えば、光起電力素子の非受光
面側や端部など、光起電力素子に近接した位置に設けら
れる場合も考えられる。
【0016】また、ここでの太陽電池モジュールの構成
については、特に限定はない。太陽電池モジュールとし
ては、例えば、太陽電池素子、太陽電池素子の受光面側
に設けられた表面材、太陽電池素子の裏面側に設けられ
た裏面材、該太陽電池素子で発電した電力を取り出すた
めの電気取り出し部及びリード線からなる太陽電池モジ
ュールが挙げられる。なお、ここでの太陽電池モジュー
ルは、非受光面側に補強材として金属製板を有した薄型
太陽電池モジュールが好ましい。薄型太陽電池モジュー
ルの場合、太陽電池モジュールの厚さがほぼ金属製板の
厚みと同等なため、ケーブルコネクタのハウジング部に
設ける切込み幅を小さくでき、加工しやすく荷崩れを防
止することが可能なため、ここでの太陽電池モジュール
におけるケーブルコネクタの特徴をより効果的に生かす
ことができる。
【0017】また、太陽電池モジュールにおける太陽電
池については、特に限定はない。太陽電池の例として
は、例えば、結晶シリコン太陽電池、多結晶シリコン太
陽電池、アモルファスシリコン太陽電池、銅インジウム
セレナイド太陽電池、化合物半導体太陽電池等を用いる
ことができる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する
が、本発明はこれらの実施例によって何ら限定されるも
のではない。 [実施例1]実施例1は、太陽電池モジュールのコネク
タに切込みを設け、太陽電池モジュールを積層する際、
前記切込みを積層する太陽電池モジュール端部に嵌合す
ることにより、搬送する際の衝撃により太陽電池モジュ
ールが荷崩れするのを防止する例である。
【0019】図4は、本実施例に記載してある太陽電池
モジュール401の構成を示す図であり、コネクタ40
2には、積層する太陽電池モジュール401の端部に嵌
合可能な切込み(嵌合部)403を2ヶ所有し、太陽電
池モジュール401を積層する際、太陽電池モジュール
401の端部と嵌合する切込み403である。前記太陽
電池モジュール401は、長尺側の両端が受光面側に設
置時固定するための固定部404が立ち上がっている。
前記コネクタ402に設けた同一面上にある切込み40
3間の長さは、前記固定部404の高さよりも長くなっ
ている。また、前記太陽電池モジュール401の短尺側
の端部は、端部を折り返した補強部405を有する。前
記コネクタ402に設けた切込み403は、前記補強部
405と嵌合することにより抜け難くなっている。ま
た、その際、前記嵌合部の内面に段差を設けてより一層
抜け難く構成することができる。
【0020】図5は、本実施例に記載している積層する
太陽電池モジュール501のコネクタ502に設けた切
込み(嵌合部)503を前記太陽電池モジュール501
の短尺側端部に嵌合させ、太陽電池モジュールを積層し
た図である。太陽電池モジュールを生産時、設置時及び
施工時にケーブルを固定することによりケーブルがぶら
つきを防止することができ、また、搬送及び保管時にコ
ネクタが衝撃を吸収および荷崩れを防止することができ
る為、太陽電池モジュールの損傷を防止し梱包材を大幅
に削減することが可能となる。その上、設置後は、ケー
ブルは電気接続されるため従来のように梱包材がゴミと
ならず、ケーブルは隠蔽されるため外観を損なうことは
ない。
【0021】[実施例2]実施例2は、太陽電池モジュ
ールのコネクタに切込み(嵌合部)及び孔部を設け、太
陽電池モジュールを積層する際、前記切り込みを積層す
る太陽電池モジュール端部に嵌合することにより、搬送
する際の太陽電池モジュールが荷崩れするのを防止し、
設置時及び設置後、孔部を利用しリード線をビス止め固
定する例である。
【0022】図6は、本実施例に記載している太陽電池
モジュール601を保管するために積層した図である。
前記太陽電池モジュール601のコネクタ602に設け
られた嵌合部603を積層する太陽電池モジュール60
1の端部に嵌合させ太陽電池モジュール601を積層
し、前記コネクタ602により荷崩れ及び衝撃を防止し
ている。また、コネクタ602には、設置時及び設置
後、ケーブルをビス止め固定するための孔部604が形
成されている。
【0023】図7は、本実施例に記載している太陽電池
モジュールのオス型コネクタ701の図である。前記オ
ス型コネクタ701には、太陽電池モジュールを積層す
る太陽電池モジュールの端部に嵌合する嵌合部702お
よび設置時及び設置後、ケーブルをビス止め固定するた
めの孔部703を有する。
【0024】図8は、本実施例に記載している太陽電池
モジュールのメス型コネクタ801の図である。前記メ
ス型コネクタ801には、太陽電池モジュールを積層す
る太陽電池モジュールの端部に嵌合する嵌合部802お
よび設置時及び設置後、ケーブルをビス止め固定するた
めの孔部803を有する。
【0025】図9は、本実施例に記載している太陽電池
モジュールのコネクタ901に設けた孔部902を利用
して、設置時リード線903をビス止め固定した図であ
る。太陽電池モジュールを保管または搬送するために積
層する際、太陽電池モジュールの端部と嵌合するコネク
タを太陽電池モジュールの端部に嵌合させることによ
り、太陽電池モジュールが順次固定され、太陽電池モジ
ュールの荷崩れを防止することが可能となる。そのため
太陽電池モジュール受光面側表面に傷が付くことを防止
することができるため、梱包材を大幅に削減することが
可能となる。また、梱包材を保管して置く場所も必要な
いため効率良く作業スペースを使用することができる。
その上、太陽電池モジュールの一部を用いて太陽電池モ
ジュールが荷崩れすることを防止しているので、ずれ防
止金具等を太陽電池モジュールに付設する必要がなく、
デットスペースも大幅に削減することが出来、作業性も
大幅に向上することが出来る。太陽電池モジュール設置
時および設置後は、コネクタに設けられた孔部を利用
し、リード線を太陽電池モジュール設置面に固定するこ
とができる。これらにより、経済的に太陽電池モジュー
ル積層時の荷崩れが確実かつ、経済的に防止することが
可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、太陽電池モジュールのコネクタによって、保管や搬
送時に容易に太陽電池モジュールを積層することがで
き、またこのコネクタを緩衝材として衝撃を吸収するよ
うに構成することができるため、梱包材を大幅に削減す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの
構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの
コネクタによって、太陽電池モジュールを積層した構成
を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの
コネクタを拡大した図である。
【図4】本発明の実施例1に係る太陽電池モジュールの
構成を示す図である。
【図5】本発明の実施例1に係る太陽電池モジュールの
コネクタによって、太陽電池モジュールを積層した構成
を示す図である。
【図6】本発明の実施例2に係る太陽電池モジュールの
コネクタによって、太陽電池モジュールを積層した構成
を示す図である。
【図7】本発明の実施例2に係る太陽電池モジュールの
オス型コネクタの構成を示す図である。
【図8】本発明の実施例2に係る太陽電池モジュールの
メス型コネクタの構成を示す図である。
【図9】本発明の実施例2に記載している太陽電池モジ
ュールのコネクタに設けた孔部を利用し、太陽電池モジ
ュール設置面にリード線を固定した構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
101,201,401,501,601:太陽電池モ
ジュール 102:光起電力素子 103:出力端子 104,903:リード線 105,202,301,402,502,602,7
01,801,901:コネクタ 106,203,302,603,702,802:嵌
合部 107,204:端部 403,503:切り込み(嵌合部) 404:固定部 405:補強部 703,803,902:孔部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光起電力素子の出力端子部に設けられた電
    気出力線にコネクタを有する太陽電池モジュールにおい
    て、 前記コネクタが複数の嵌合部を有し、該嵌合部を該太陽
    電池モジュールの端部に嵌合させて、複数の太陽電池モ
    ジュールを積み重ね可能に構成されていることを特徴と
    する太陽電池モジュール。
  2. 【請求項2】前記嵌合部が、切込みまたは溝からなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 【請求項3】前記複数の嵌合部は、その嵌合部の間隔が
    前記太陽電池モジュールの受光面における垂直方向の高
    さと同等以上の大きさを有していることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 【請求項4】前記コネクタは、前記複数の太陽電池モジ
    ュールの積み重ねに使用する際に、緩衝材として用いる
    ように構成されていることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  5. 【請求項5】前記コネクタは、孔部を有し、該孔部によ
    って前記電気出力線を固定するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の太
    陽電池モジュール。
  6. 【請求項6】前記嵌合部の内面には、段差を有すること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の太陽
    電池モジュール。
  7. 【請求項7】前記光起電力素子の出力端部は、前記太陽
    電池モジュールの裏面側に配されることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれか1項に記載の太陽電池モジュー
    ル。
  8. 【請求項8】前記コネクタ及び前記電気出力線は、前記
    太陽電池モジュールの設置後に隠蔽される個所に配され
    ていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に
    記載の太陽電池モジュール。
  9. 【請求項9】前記太陽電池モジュールは、短尺側端部に
    補強材を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれ
    か1項に記載の太陽電池モジュール。
  10. 【請求項10】前記太陽電池モジュールは、薄型太陽電
    池モジュールであることを特徴とする請求項1〜9のい
    ずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  11. 【請求項11】前記太陽電池モジュールは、建材一体型
    太陽電池モジュールであることを特徴とする請求項1〜
    10のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  12. 【請求項12】光起電力素子の出力端子部に設けられた
    電気出力線にコネクタを有する太陽電池モジュールの梱
    包方法において、 前記コネクタが複数の嵌合部を有し、該嵌合部を複数の
    太陽電池モジュールの端部に嵌合させることにより前記
    複数の太陽電池モジュールを互いに固定することを特徴
    とする太陽電池モジュールの梱包方法。
  13. 【請求項13】前記複数の太陽電池モジュールを積み重
    ねた後、前記コネクタを前記複数の太陽電池モジュール
    の端部に嵌合させることを特徴とする請求項12に記載
    の太陽電池モジュールの梱包方法。
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