JP2002025062A - 記憶媒体への書き込みプロセスのタイミングを較正するための方法 - Google Patents

記憶媒体への書き込みプロセスのタイミングを較正するための方法

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JP2002025062A JP2001153307A JP2001153307A JP2002025062A JP 2002025062 A JP2002025062 A JP 2002025062A JP 2001153307 A JP2001153307 A JP 2001153307A JP 2001153307 A JP2001153307 A JP 2001153307A JP 2002025062 A JP2002025062 A JP 2002025062A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】DVD等の記憶媒体の記録済みデータのタイミン
グを較正する。 【解決手段】a)記憶媒体上のタイミングクロックを参
照した時間に、前記記憶媒体上の較正データシーケンス
を記録するステップと、b)前記較正データシーケンス
と前記クロックの間のタイミングずれ665を測定する
ステップと、c)テストデータシーケンスを書き込むス
テップと、d)前記テストデータシーケンスと前記クロ
ックの間のタイミングずれ665を測定するステップ
と、e)前記クロックに対する前記較正データシーケン
スと前記テストデータシーケンスの前記タイミングずれ
665を比較するステップと、f)前記テストデータシ
ーケンスの書き込みのタイミングを修正して、前記較正
データシーケンスと前記テストデータシーケンスのタイ
ミングずれ665間の差を低減するステップとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記憶媒体への
書き込みに関する。
【0002】
【従来の技術】多くの情報記憶システムは、ディスク形
状の記憶媒体と、再生(読み出し)および記録(書き込
み)要素とを備える。この読み出し書き込み要素(以下
「ヘッド」)は、ディスク表面に近接し、ディスク上の
半径方向位置を選択するよう走査可能である。ディスク
は、(実質的に固定された)ヘッド下で高速に回転す
る。これにより、ディスク表面の大部分をカバーする略
円環状のビットトラック上の情報を高速で読み出す、ま
たは書き込むことができる。DVDおよびCDディスク
等、記憶媒体のタイプによっては、読み出し専用メモリ
(ROM)ディスクを製造するために、永久的なビット
シーケンスでディスクを射出成形することで事前に記録
することができる。
【0003】一般的なDVD―ROMフォーマットは、
一連のファイルまたはデータシーケンスを連続したデー
タストリングとして記憶する。図1は、第1のデータシ
ーケンス111の後に遅延なしで第2のデータシーケン
ス112、第3のデータシーケンス113、および図示
しない他のデータシーケンスが続く、このようなデータ
ストリング110を示す。このフォーマットは、事前に
記録されたデータシーケンス(すなわち、ファイル)の
読み出しに便利である。
【0004】ヘッドによりビットを書き換え型媒体上に
記録することもできる。書き換え型媒体を用いる場合に
は、DVD―ROMフォーマットをエミュレート可能で
あると共に、データストリング内の特定データシーケン
ス、たとえば第2のデータシーケンス112を、別のデ
ータシーケンス、たとえば新しい第2のデータシーケン
ス122で置換可能なことが望ましい。この編集の望ま
しい結果は、編集済みデータストリング130である。
編集済みデータストリング130は、データシーケンス
111および113に変更はないが、旧い第2のデータ
シーケンス112が新しいデータシーケンス122で置
換されている。
【0005】不都合なことに、DVD―ROMフォーマ
ットは、編集のための上書きプロセス開始のタイミング
を正確にとる機構を持たない。このため、新しい第2の
データシーケンス122を書き込む際に、タイミングエ
ラーΔtが生じることがよくある。データシーケンス
は、半径に依存し、かつ以下の式により与えられる速度
vで、ヘッド下を高速で通過する。 v=x/t〜3.5−8.8m/s 式中、「x」はトラックに沿った距離であり、「t」は
時間である。したがって、タイミングエラーΔtは、以
下の式により与えられる位置エラーΔxに対応する。 Δx=v×Δt 新しいデータシーケンス122の書き込みプロセスの開
始が早過ぎる場合、データストリング140に示すよう
に、第1のデータシーケンス111の一部が上書きされ
る。さらに、旧い第2のデータシーケンス112の一部
が残る。同様に、新しいデータシーケンス122の書き
込みタイミングが遅れると、データストリング150に
示すように、第3のデータシーケンス113の冒頭が消
去され、旧い第2のデータシーケンス112の冒頭が残
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、標準的な
DVD―ROMフォーマットは、データシーケンスを正
確に編集しないという欠点を有する。編集済みデータシ
ーケンスは、新しいデータシーケンスで完全に置換され
るわけではなく、付近のデータシーケンスを破損または
消去する可能性がある。DVDプレーヤおよびDVD―
ROMリーダという既に存在するインストール済みのベ
ースで、書き換え型DVDディスクを読み取れるように
するため、DVD―ROMフォーマットをエミュレート
する書き換え型DVDフォーマットを設計するという強
い動機付けがある。したがって、当分野には、ディスク
上で新しい編集済みデータを既存のデータと正確に同期
させる方法が必要とされている。この方法は、情報を繰
り返し可能に読み書きするために、記録されているデー
タシーケンスを正確に位置決めすべきである。この方法
は、(1)データシーケンスの開始位置とディスク上に
良好に画定されたロケーション間の時間および距離を精
密に制御し、(2)データシーケンスの開始位置と書き
込みプロセスの開始を精密に位置決めすると共に正確に
較正し、(3)用いる記録装置に関係なく、書き込みプ
ロセスの開始を一貫して較正し、(4)従来のDVD技
術と互換性があるように動作すべきである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本開示は、記録された情
報の書き込みタイミングを較正するための方法および装
置を指向する。
【0008】較正は、(1)ディスク上にマークされた
位置を含むタイミングクロック(DVDディスク上のウ
ォーブルクロック等)を参照する較正データシーケンス
を書き込むステップと、(2)較正データシーケンスと
クロック間のタイミングずれまたは位相ずれを測定する
ステップと、(3)同一の、または異なる記録装置を用
いて、テストデータシーケンスを書き込むステップと、
(4)テストデータシーケンスとクロック間のタイミン
グずれまたは位相ずれを測定するステップと、(5)ク
ロックに対する、較正データシーケンスのタイミングず
れとテストデータシーケンスのタイミングずれを比較す
るステップと、(6)書き込みプロセス開始のタイミン
グを繰り返し調整し、タイミングずれが定義された許容
差内で等しくなるまで、ステップ(4)および(5)を
繰り返すステップと、(7)ステップ6において決定さ
れた量だけ、クロックに対する書き込みヘッドの遅延を
調整するステップと、を含む。
【0009】このプロセスは、異なる記録装置によりD
VD+RWディスク上に書き込まれるビットのタイミン
グを較正し、そうすることで、繰り返し可能に編集済み
データシーケンスの開始位置が、+/−0.06μmよ
りも良好な精度で旧いデータシーケンスと同じ位置に配
置される。
【0010】本発明のこれらおよび他の目的、特徴、お
よび利点は、添付図面および以下の詳細な説明から明ら
かとなろう。
【0011】以下の詳細な説明を鑑みて、当業者には本
発明の目的、特徴、および利点が明らかとなろう。
【0012】
【発明の実施の形態】記録システムにおける「書き込
み」プロセスのタイミングを較正する正確な方法を開示
する。デジタルビデオディスク(DVD)情報記憶技術
を参照してこの方法を説明するが、他の記憶技術におけ
るプロセスのタイミングの較正にも適用可能である。
【0013】詳細な説明を4つの項で提示する。第I項
は、本発明のデータフォーマットおよび記録フォーマッ
トの一実施形態を提示する。第II項は、データ編集に
用いる書き込みプロセスと、データの記録に以前用いら
れた書き込みプロセス間のタイミングずれを較正するた
めの方法の一実施形態を提示する。第III項は、記録
されたデータとクロック間のタイミングずれを測定する
ための方法の一実施形態を提示する。第IV項は、デー
タとクロック間のタイミングずれを測定する一実施形態
を提示する。
【0014】I.データフォーマットおよび記録フォー
マットの一実施形態 図2は、書き換え型DVD上の情報記憶を示す。DVD
システム200は、DVDディスク210と、ヘッド2
50を有するレコーダと、を含む。
【0015】DVDディスク210は、クランプゾーン
212と、情報ゾーン214と、周縁領域216と、を
含む。情報のビット218は、ランド222とグルーブ
224の各領域が交互になった螺旋パターンからなる情
報ゾーン214に記録される。ビット218は、書き込
まれた場所の反射率の高低により定義される。ビット2
18は、一連のビットを含む螺旋状のトラックを形成す
るグルーブ領域224に記録される。図2では、一連の
ビット(データシーケンス)を白領域と黒領域とのシー
ケンスとして図示する。
【0016】ヘッド250は、ヘッド250を半径方向
に、選択されたトラック上方に一定の高さで位置決めす
るサーボシステムと、レーザ252と、光センサと、電
子回路と、を含む。
【0017】読み出しプロセスにおいて、ヘッドレーザ
252は、その下を通過するディスクトラックにレーザ
ビームを照射する。ビット218は、ヘッドセンサに達
するビットからの反射光の量から感知される。
【0018】データを記録すなわち「書き込む」には、
より強度なレーザ光を用いて、ディスク材料の局所構造
的特性、ひいてはその反射率を変化させる。ビット21
8のデータシーケンスの書き込みは、ディスクが下を通
過する際にレーザ252のパワーを高速に変化させて、
ディスクのグルーブ領域224の選択された領域の反射
率を変化させることによりなされる。この方法により、
データシーケンスを本発明のデータフォーマットで記録
することができる。
【0019】図3は、本発明のデータフォーマットを示
す。データストリング310は、第1のデータシーケン
ス111と、第2のデータシーケンス112と、第3の
データシーケンス113と、データアドレスマーカ31
1、312、および313と、を含む。データストリン
グ310は、以下のように形成することができる。
【0020】記録ヘッド(たとえば、ヘッド250)が
アドレスマーカ311上を通過するとき、第II項に詳
細に説明するように、イベントの時刻が「クロックチャ
ネル」により感知される。次に、ヘッドが第1のデータ
シーケンス111の書き込みプロセスを開始する。この
書き込みプロセスを、(たとえば、意図的に、またはヘ
ッドのクロックチャネルエレクトロニクスの速度によ
り)遅らせて、アドレスマーカ311と第1のデータシ
ーケンス111の開始との間に時間および位置のずれ3
31を与えることができる。そして、データシーケンス
111上のビット218が、図1のデータストリング1
10と全く同様に書き込まれる。データストリング11
0のように、データストリング310の第2のデータシ
ーケンス112は、その直後に開始する。データシーケ
ンスの長さは、アドレスマーカ312と第2のデータシ
ーケンス112の開始の間の位置ずれ332が、位置ず
れ331に等しくなるようなものである。この関係は、
データストリング310が完了するまで、第3および後
続するデータシーケンスについて繰り返される。
【0021】上述したように、データシーケンス112
等のデータシーケンスを、データシーケンス122等別
のデータシーケンスで置換可能であることが望ましい。
この編集の望ましい結果は、データストリング320で
ある。編集済みデータストリング320は、データシー
ケンス111および113には変更がないが、データシ
ーケンス112がデータシーケンス122で置換されて
いる。本発明のフォーマットにおいて、この編集は、ヘ
ッド250がアドレスマーカ312上を通過するとき
に、新しい第2のデータシーケンス122の書き込みを
開始することで行われる。クロックチャネルがアドレス
マーカ312を感知すると、データストリング330に
示すように、ヘッドがタイミングずれ342をもって第
2のデータシーケンス122を書き込むプロセスを開始
する。アドレスマーカとデータシーケンスの開始の間の
タイミングずれ(たとえば、331、332、および3
42)が一定の値に維持される限り、このフォーマット
はデータシーケンスを正確に編集し、そうすることで、
編集済みデータシーケンスが完全に新しいデータシーケ
ンスで置換され、付近のデータシーケンスを破損または
消去することがない。異なる編集間のこのタイミングず
れを較正するための方法および装置については、第II
〜IV項に述べる。
【0022】図3のアドレスマーカ311〜313等の
アドレスマーカは、書き込みプロセス中にヘッド250
がディスク上のデータのロケーションを感知できるよう
にするために、ディスク上のデータと同じ位置になけれ
ばならないタイミングリファレンス(クロック)を形成
するように、ディスク上の既知のロケーションに正確に
位置決めされなければならない。図4aおよび図4b
は、かかるクロックであるウォーブルクロック400の
動作を示す。図4aはディスク表面410を示し、該デ
ィスク表面410は、(1)ウォーブルグルーブ42
0、(2)ランド領域425、(3)平均トラックセン
タ430、および(4)レーザスポット440を含む。
ウォーブルグルーブ420およびランド領域425は半
径方向に交互になり、ディスク410の表面を形成す
る。各グルーブ420は、データシーケンスが書き込ま
れるトラックを形成する。各グルーブ420のセンタ4
22は、振幅約30nmおよび周期約4.25μmで、
平均トラックセンタ430を中心として蛇行する(ウォ
ーブルする)。ウォーブルグルーブ420はまた、各デ
ータブロックを通してある間隔をおいてウォーブル相が
突然反転する、反転ウォーブル424も含む。特定のロ
ケーションにおける反転ウォーブルの有無は、データの
ビットを表す。これらのビットは一緒に、ブロックのア
ドレスなどの情報を伝達する。かかるビットの1つは、
ブロックアドレス情報の開始を識別する。反転ウォーブ
ルにより画定されるかかるビットの1つは、図3のアド
レスマーカ311、312、および313等、データフ
ァイルの開始をマークすることもできる。
【0023】レーザ455(図4b参照)は、ヘッド4
50のサーボにより、図示のように、グルーブ420の
平均トラックセンタ430に焦点が合うようにレーザス
ポット440を維持するよう位置決めされる。
【0024】図4bは、ウォーブルグルーブ検出回路4
50を示す。該ウォーブルグルーブ検出回路450は、
(1)ヘッド450、(2)レーザ455、(3)DV
D+RWディスク460、(4)光学位相選択素子46
5、(5)光センサ470、および(6)センサ回路4
75を備える。レーザ455は、ヘッド450により、
レーザスポット440の焦点がディスク460上におい
て、グルーブ420の平均トラックセンタ430(図4
a)に合うように位置決めされる。グルーブ領域420
およびランド領域425からの反射光は、光学素子46
5に戻る。光学素子465での光センサ470への伝達
は、位相に依存する。光センサ470は、平均トラック
センタ430の各側(すなわち、図4aに示す領域I
およびI )からの反射光を分離する。IおよびI
のグルーブ領域420からの反射強度は電気信号に変換
され、そして和および差の測定値が回路475からデー
タチャネル480およびクロックチャネル490を通し
て出力される。
【0025】データチャネル480は、信号I471
と、信号I472と、加算回路485と、を備える。
加算回路485は、入力481および482と、出力4
83と、を備える。信号I471は、入力481に接
続する。信号I472は、入力482に接続する。デ
ータチャネル480は、第1に加算回路入力481およ
び482において光センサ470から信号IおよびI
を受信し、第2に加算回路485において信号I
よびIを加算し、第3に出力483において信号I
+Iを出力することにより動作する。データチャネル
の出力は、時間の関数としての、ヘッドレーザスポット
440下のディスクグルーブ420のセクションの反射
率の測定値である。この加算値は、グルーブ420のウ
ォーブルにより有意な影響を受けない。したがって、デ
ータチャネルは、記録されたビットがヘッドの下を通過
する時刻を感知する。このようにして、データチャネル
はタイミング、ひいてはディスク460上のデータシー
ケンスの位置を決定する。なお、データチャネル出力4
83は、ビットがヘッドレーザスポット440下を通過
する実際の時間から、データチャネルエレクトロニクス
の遅延分遅延するため、実際のビット位置と測定された
ビット位置間にはタイミングずれがあることに留意する
(第III項に詳細に説明する)。
【0026】プッシュプルトラッキングチャネルまたは
クロックチャネル490は、信号I 471、信号I
472、および減算回路495を備える。減算回路49
5は、入力491および492と、出力493とを備え
る。信号I471は、入力491に接続する。信号I
472は、入力492に接続する。クロックチャネル
490は、第1に減算回路入力491および492にお
いて光センサ470から信号IおよびIを受信し、
第2に減算回路495において信号Iから信号I
減算し、第3に出力493において信号I−Iを出
力することにより動作する。クロックチャネル490の
出力は、レーザスポット440のセンタが位置A442
のようにグルーブセンタ422の右側である場合には正
であり、レーザスポットセンタが位置B444のように
グルーブセンタ422の左側にある場合には負である
(これら出力の符号は、システムレイアウトに応じて逆
であってもよい)。したがって、クロックチャネルは、
グルーブのウォーブルに直接対応して揺動する出力を生
成する。このようにして、クロックチャネルは、クロッ
クチャネルエレクトロニクスの遅延分ずれた、タイミン
グひいてはディスク上のウォーブルグルーブの位置を決
定する。なお、ウォーブルグルーブ420での反転ウォ
ーブル446におけるグルーブセンタの位相の突然の反
転は、揺動する差分出力の突然の反転として感知される
ことに留意する。
【0027】II.書き込みタイミング較正の一実施形
態 図5は、書き込みタイミングおよびDVDディスクに書
き込まれるデータシーケンスの位置を較正するためのプ
ロセス500のフローチャートを示す。
【0028】510において、書き換え型DVDディス
クが、読み書き可能なDVDレコーダに配置される。
【0029】520において、レコーダがフォーマット
をチェックして、ディスクが予めフォーマットされお
り、かつ記録済みであるか否かを決定する。
【0030】ディスクが未記録である場合、522にお
いて、レコーダのヘッド450がディスクをフォーマッ
トし、ディスクのウォーブルクロック400をタイムリ
ファレンスとして使用して、較正データシーケンスをデ
ィスクに書き込む。較正データシーケンスは、ディスク
上の特別な較正ゾーン(たとえば、リードインゾーン2
52)に書き込まれることが多い。このシーケンスは、
ウォーブルクロックリファレンスの周波数に対する高調
波に固定されたトーンであってもよく、または擬似ラン
ダムデータシーケンスであってもよい。選択は、ウォー
ブルクロックに対するデータのタイミングずれを検出す
るために用いる方法に依存する(第IV項で説明す
る)。
【0031】較正データシーケンスを書き込んだ後、5
50において、レコーダは、(おそらく、周囲温度の変
化または経過時間により)タイミングずれ較正を行う必
要があると思われるまで、データを同じデータ−クロッ
クタイミングずれで書き込むことができる。
【0032】520においてディスクに事前に書き込み
がなされている場合、530において、レコーダのヘッ
ドが較正データシーケンスを読み出し、データシーケン
スの開始(データチャネル480により測定される)と
アドレスマーカ(クロックチャネル490により測定さ
れる)の間のタイミングずれを測定する。このプロセス
については、第IIIに詳細に説明する。
【0033】540において、ヘッドは、ウォーブルク
ロック400をタイムリファレンスとして使用して、テ
ストデータシーケンスを較正データシーケンス付近のゾ
ーンに書き込む。542において、レコーダのヘッドは
テストデータシーケンスを読み出し、較正データシーケ
ンスについて使用したのと同じ手順により、データチャ
ネル480とクロックチャネル490の間の第2のタイ
ミングずれを測定する。544において、較正およびテ
ストの各データシーケンスの測定されたタイミングずれ
を比較する。この手順は、第III項において詳細に説
明するように、読み出しプロセスのタイミングずれを相
殺する。したがって、較正データシーケンスとテストデ
ータシーケンスとのタイミングずれ間の測定された差
は、これらタイミングの実際の差、ひいてはウォーブル
クロック400のアドレスマーカ435に対する位置の
差に等しい。
【0034】546において、レコーダは、テストデー
タシーケンスおよび較正データシーケンスそれぞれの測
定された書き込みタイミングずれが、許容差内で同じで
あるか否かを決定する。書き込みタイミングずれが同じ
でない場合、テストデータシーケンス書き込みプロセス
のタイミングが、タイミングずれの測定された差に従っ
て進行または遅延される。次に、540において、新し
いテストデータシーケンスが書き込まれ、ステップ54
2、544、および546が繰り返される。(1)較正
データシーケンスとウォーブルクロックの間、および
(2)テストデータシーケンスとウォーブルクロックの
間、の測定されたタイミングずれが特定の許容差内で同
じであれば、新しいデータシーケンスの開始の実際の物
理的なロケーションは、対応する許容差内で、旧いデー
タシーケンスのロケーションと整合する。
【0035】この較正は、潜在的な書き込み速度すべて
において実行されるべきである。次に、550におい
て、レコーダは、別の較正を行う必要があると思われる
まで、データを記録し、編集することができる。
【0036】III.タイミングずれ決定の一実施形態 図6は、データトラック605上のヘッド450の位置
のタイムライン600と、デジタル化データチャネル6
10およびクロックチャネル615の対応する出力と、
を示す。データトラック605は、ウォーブルグルーブ
620、反転ウォーブル625、アドレスマーカ63
0、およびウォーブルグルーブ620と同じ周期すなわ
ち「ランレングス」を有する「一定トーン」の揺動デー
タシーケンス640を含む。
【0037】ヘッド450は、時間tにおいてアドレ
スマーカ630を通過する。クロックチャネル615
は、グルーブのウォーブルの突然の反転を感知し、図示
の処理時間遅延後、時間tにおいて、揺動信号におけ
る対応する変化を出力する。したがって、ヘッド450
がアドレスマーカ630を通過した実際の時間と測定さ
れた時間の間には、クロックチャネルエレクトロニクス
のタイミングずれt−t650がある。
【0038】上述したように、アドレスマーカ630と
データシーケンス640の開始との間には、タイミング
ずれt−t655がある。
【0039】ヘッド450は、時間tにおいてデータ
シーケンス640の冒頭を通過する。データチャネル6
10は、最初のビットの開始を感知し、図示のように異
なる処理遅延後、tにおいて揺動信号を出力する。し
たがって、ヘッド450がデータシーケンス640の冒
頭を通過する実際の時間と測定される時間との間には、
データチャネルのタイミングずれt−t660があ
る。
【0040】データチャネル610およびクロックチャ
ネル615によるデータトラック605のリードバック
中、アドレスマーカ630とデータシーケンス640の
開始との間の測定される時間ずれはt−t665で
ある。データチャネルとクロックチャネルとの間のこの
ずれ665は、測定可能な値である。しかし、測定され
るタイミングずれ665は、実際の書き込みタイミング
ずれ655に、データチャネル610およびクロックチ
ャネル615それぞれの遅延660および650の差分
を加えたものに等しい。すなわち、測定されるずれ66
5:t−t=(t−t)+(t−t)−
(t−t)である。データチャネルずれ(t−t
)660およびクロックチャネルずれ(t−t
650は可変であり、概して記録プロセス中にはわから
ない。したがって、アドレスマーカと記録されたデータ
シーケンスの開始の実際のずれ(t−t)655は
決定されない。したがって、書き込まれたトラックの読
み出しは、新しいデータシーケンスを書き込むための、
書き込みタイミングずれ655の較正には不十分であ
る。この較正エラーは、オリジナルのデータシーケンス
の書き込みに用いたヘッドとは別の遅延時間を有するヘ
ッドを用いる場合に、特に大きくなりうる。
【0041】しかし、較正プロセス500は、互換性の
あるあらゆるレコーダおよびヘッドによる、DVD+R
Wディスクへの書き込みのための書き込み遅延を効率的
に較正する。図5のステップ530は、較正データシー
ケンスの(t−tca =(t−tcal
+(t−trecorder−(t−t
recorderを測定する。(t−tcal
よび(t−tca はそれぞれ、編集レコーダに
より測定された、較正データシーケンスの測定された時
間ずれおよび実際の時間ずれである。(t−t
recorderおよび(t−t
recorderは、レコーダのデータチャネルおよび
クロックチャネルそれぞれのタイミングずれである。ス
テップ530と同じレコーダを用いて、図5のステップ
542は、テストデータシーケンスの(t−t
test=(t−ttest+(t−t
recorder−(t−trecorder
測定する。(t−ttestおよび(t
testは、それぞれテストデータシーケンスの
測定された時間ずれ、および実際の時間ずれである。
(t−trecorderおよび(t−t
recorderは、レコーダのデータチャネルおよび
クロックチャネルそれぞれのタイミングずれである。ス
テップ544は、(t−ttestから(t
calを差し引き、較正データシーケンスおよび
テストデータシーケンスのずれを比較する。レコーダの
データチャネルおよびクロックチャネルのずれ、ならび
にアドレスマーカのセットポイント位置tが相殺され
る。これは、アドレスマーカに対する、較正およびテス
トデータシーケンスの開始間のずれ(ttest
(tcalの直接的な測定をもたらす。この差が小
さい場合、編集されたデータシーケンスは、選択された
旧いデータシーケンスを上書きするよう正確に位置決め
されている。
【0042】位置ずれとタイミングずれとの間の関係
は、ヘッドの速度に依存する。たとえば、タイミングず
れに対するチャネルエレクトロニクスの影響は、ヘッド
の速度に対して同じ依存度を持たないことがある。した
がって、ある範囲の速度にわたって較正プロセスを行う
必要がある場合がある。
【0043】IV.タイミングずれ測定の実施形態 データチャネル610およびクロックチャネル615
等、同じ周波数(または高調波)で揺動する出力を有す
る2つのチャネル間のタイミングずれは、それぞれの位
相ずれ(Δφ)から決定することができる。タイミング
ずれΔt=Δx/v=B/(v×π)×Δφであるが、
式中、Δxは距離のずれであり、vはディスクに対する
ヘッドの速度であり、Bは1ビットの長さであり、φは
ラジアン単位の位相である。タイミングずれ測定の位相
決定実施形態は、高速かつ比較的単純なエレクトロニク
スを採用するため、有利である。
【0044】図7は、位相決定方法700の一実施形態
を示す。該位置決定方法700は、(1)データチャネ
ル出力信号705、(2)クロックチャネル出力信号7
10、(3)データチャネル出力の符号を測定する信号
715、(4)クロックチャネル出力の符号を測定する
信号720、および(5)フィルタリングされたXOR
ゲート出力725を採用する。データチャネルの符号7
15およびクロックチャネルの符号720は、出力72
5を生成するXORゲートへの入力である。
【0045】位相決定方法700は、以下のように進
む。データチャネル480およびクロックチャネル49
0は、ある時間ずれ、ひいてはある位相ずれを有する揺
動信号を出力する。揺動信号は、それぞれ正弦波信号7
05および710で表される(図6に示す方形波等、他
の機能形態を有してもよい)。データチャネル出力70
5は、(たとえば、コンパレータを用いて)、正弦波信
号705の符号が任意の正の値である場合には一定の正
の値を、正弦波信号705の符号が任意の負の値である
場合には一定の負の値を有する方形波715に変換され
る。クロックチャネル出力710も同様に方形波720
に変換される。方形波信号715および720は、XO
Rゲート等のデジタルミキサへの入力として用いられ
る。同様のプロセスで、アナログミキサまたは時間間隔
アナライザ(TIA)を採用してもよい。XORゲート
は、入力715および720の両方ではなく片方が正で
ある場合に、一定の正の値を出力する。そうではない場
合、XORゲートはゼロを出力する。このXORゲート
出力725は、データチャネル出力705とクロックチ
ャネル出力710との間の位相差の測定である。たとえ
ば、出力705および710の間に位相差がない場合、
方形波信号715および720は重畳する。この場合、
XORゲートへの入力は決して、一方が正の値かつ一方
が負の値を持つことはない。したがって、XORゲート
出力725は常にゼロである。出力705と710の間
の位相ずれがπラジアンである場合、方形波信号715
および720の値は常に反対である。この場合、XOR
ゲートへの入力は常に、一方が正の値を、また一方が負
の値を有するため、XORゲート出力725は常に一定
の正の値である。出力705と710の間の位相ずれが
πラジアンの分数である場合、方形波信号715および
720の値は、各揺動サイクルのそれと同じ分数分で反
対である。この場合、XORゲート出力725は、図7
に示すように、各サイクルの一部で一定の正の値であ
る。このようにして、たとえば、XORゲートの統合し
た平均出力値725と、一定の正の出力値とを比較する
ことで、位相遅延をπの分数として決定することができ
る。較正プロセス500を用いる較正は、較正およびテ
ストデータシーケンスを読み出した上で、XORゲート
の出力値725を測定し、これらの出力値の差が定義し
た許容差内になるまで、書き込みタイミングを繰り返す
ことで達成することができる。
【0046】データチャネル出力705が擬似ランダム
較正およびテストデータシーケンスの結果生じるもので
あっても、データチャネル610およびクロックチャネ
ル615等、2つのチャネル間のタイミングずれをなお
決定することが可能である。擬似ランダムデータシーケ
ンスからタイミングずれを測定する一実施形態は、特定
ビット検知の間のタイミングずれの直接決定を採用す
る。直接決定実施形態は、位相決定実施形態よりも複雑
なエレクトロニクスを必要とするが、記録された任意の
データシーケンスを較正データシーケンスとして用いる
ことができるため、有利である。
【0047】較正プロセス500に続く較正は、以下の
ように直接決定方法を用いて達成することができる。較
正データシーケンスを読み出し、アドレスマーカに対し
て1つまたはいくつかのゼロ交差のタイミングずれを測
定する。次に、較正データシーケンスのコピーがテスト
データシーケンスとして書き込まれ、アドレスマーカに
対して1つまたはいくつかのゼロ交差のタイミングずれ
を測定する。較正シーケンスおよびテストシーケンスの
測定されたタイミングずれを次に比較し、タイミングず
れの差が定義した許容差未満になるまで書き込みタイミ
ングを調整する。
【0048】上述したDVDレコーダの書き込みタイミ
ングを較正するためのこの方法および装置は、従来技術
に勝るいくつかの利点を有する。新しいデータシーケン
スを書き込むプロセスのタイミングを較正するため、新
しいデータシーケンスは、ディスク上のリファレンスマ
ークに対して旧いデータシーケンスと同じずれを有す
る。このプロセスは、旧データの記録に使用した装置に
ついての情報を必要としない。異なる記録装置によりD
VDフォーマット上に書き込まれたビットのタイミング
を較正するため、編集したデータシーケンスの開始位置
が、繰り返し+/−0.06μmの精度で旧いデータシ
ーケンスと同じ位置に配置される。このプロセスは、付
近のデータファイルを消去または破損せずに、データの
編集を可能にする。便利なことに、このプロセスを用い
るDVDディスクは、従来技術によるDVD―ROMお
よび他の記録装置で読み出すことができる。
【0049】デジタルビデオディスクの書き込みタイミ
ングを較正するための新規方法および装置について上述
した。好ましい実施形態を参照して本発明を説明した
が、それに対する変形が当業者には明らかであろう。本
発明の範囲から逸脱しない範囲で、変更および変形を本
発明の要素の材料および配列に行いうるよう意図され
る。したがって、本発明の範囲は、特許請求の範囲を参
照して決定されるべきである。
【0050】本発明の実施態様を以下に例として示す。 1.記録済みデータのタイミングを較正する方法500
であって、a)記憶媒体200上のタイミングクロック
400を参照した時間に、前記記憶媒体200上の較正
データシーケンスを記録するステップ(522)と、
b)前記較正データシーケンス522と前記クロック4
00の間のタイミングずれ665を測定するステップ
(530)と、c)テストデータシーケンスを書き込む
ステップ(540)と、d)前記テストデータシーケン
ス540と前記クロック400の間のタイミングずれ6
65を測定するステップ(542)と、e)前記クロッ
ク400に対する前記較正データシーケンス522と前
記テストデータシーケンス540の前記タイミングずれ
665を比較するステップ(544)と、f)前記テス
トデータシーケンスの書き込み(540)のタイミング
を修正して、前記較正データシーケンス522と前記テ
ストデータシーケンス540のタイミングずれ665間
の差を低減するステップ(548)と、を含む、方法。
【0051】2.g)前記クロック400に対する前記
較正データシーケンス522および前記テストデータシ
ーケンス540の前記タイミングずれ665が、定義し
た許容差内で等しくなるまで、前記ステップc)54
0、d)542、e)544、およびf)548を反復
的に繰り返すステップ(546)をさらに含む、上記1
記載の方法。
【0052】3.前記記憶媒体は、DVDディスク20
0、CDディスク、光学補助磁気記憶ディスク、および
磁気記憶ディスクのうちの1つからなる、上記1記載の
方法。
【0053】4.前記較正データシーケンス522は、
前記クロックと同じ周波数を有する一定トーンデータシ
ーケンス640、前記クロック周波数の高調波である周
波数を有する一定トーンデータシーケンス、擬似ランダ
ムデータシーケンス、および予め記録された情報を含む
データシーケンス111のうちの1つからなる、上記1
記載の方法。
【0054】5.前記記録済みデータのタイミング較正
500は、少なくとも2つの記録速度で行われる、上記
1記載の方法。
【0055】6.書き込みプロセス500のタイミング
を較正するための装置であって、媒体200と、該媒体
200上にマークされた一連の位置435を含むクロッ
ク400と、較正データシーケンス522と、データシ
ーケンスおよび前記媒体200上にマークされた前記位
置を感知する記録装置450と、前記記録装置450が
いつ前記データシーケンスおよび前記媒体200上にマ
ークされた前記位置435を感知するかを測定する装置
475と、前記較正データシーケンス522の感知と、
前記媒体200上にマークされた前記位置435の感知
との間のタイミングずれ665を測定するための第1の
プログラムコード530と、前記媒体200上にマーク
された別の前記位置435の感知に応答して、前記記録
装置450を用いてテストデータシーケンスを書き込む
ための第2のプログラムコード540と、前記テストデ
ータシーケンス540の感知と前記媒体200上マーク
された前記別の前記位置435の感知との間のタイミン
グずれ665を測定するための第3のプログラムコード
542と、前記テストデータシーケンス540の感知と
前記媒体200上にマークされた前記別の前記位置43
5の感知との間のタイミングずれ665と、前記較正デ
ータシーケンス522の感知と前記媒体200上にマー
クされた前記位置435の感知との間で測定されたタイ
ミングずれ665とを比較するための第4のプログラム
コード544と、前記比較されたタイミングずれ665
間の時間差が、特定の値未満であるか否かを決定するた
めの第5のプログラムコード546と、前記媒体200
上の前記クロック位置435の1つの感知に応答して、
前記第5のプログラムコード546によって決定された
前記時間差により決定される量だけ、前記書き込みプロ
セス540のタイミングを変更するための第6のプログ
ラムコード548と、を備える、装置。
【0056】7.前記書き込みプロセスは、DVDディ
スク200、CDディスク、光学補助磁気記憶ディス
ク、および磁気記憶ディスクのうちの1つからなるディ
スク記憶媒体に、データを記録することを含む上記6記
載の装置。
【0057】8.前記較正データシーケンス522は、
第1の記録装置により記録され、前記テストデータシー
ケンス540は、前記第1の記録装置および第2の記録
装置のうちの一方により記録される、上記6記載の装
置。
【0058】9.前記較正データシーケンス522は、
前記クロックと同じ周波数を有する一定トーンデータシ
ーケンス640、前記クロック周波数の高調波である周
波数を有する一定トーンデータシーケンス、擬似ランダ
ムデータシーケンス、および予め記録された情報を含む
データシーケンス111のうちの1つからなる、上記6
記載の装置。
【0059】10.前記記録済みデータのタイミング較
正500は、少なくとも2つの記録速度で行われる、上
記6記載の装置。
【0060】
【発明の効果】本発明によって、異なる記録装置により
DVD+RWディスク上に書き込まれるビットのタイミ
ングを較正され、そうすることで、繰り返し可能に編集
済みデータシーケンスの開始位置が、+/−0.06μ
mよりも良好な精度で旧いデータシーケンスと同じ位置
に配置される。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVD―ROMフォーマットでのデータストリ
ングを示す。
【図2】DVD+RWフォーマットでの情報記憶を示
す。
【図3】DVD+RWフォーマットでのデータストリン
グを示す。
【図4a】DVDディスク上のウォーブルクロックの動
作を示す。
【図4b】ウォーブルグルーブ検出回路を示す。
【図5】書き込みタイミング較正のためのプロセスの流
れを示す。
【図6】データシーケンスとウォーブルクロック間のタ
イミングずれを示す。
【図7】データシーケンスとウォーブルクロック間のタ
イミングずれの測定を示す。
【符号の説明】
111 予め記録された情報を含むデータシーケンス 200 媒体 400 クロック 435 位置 450 記録装置 475 装置 500 タイミングを較正する方法 522 較正データシーケンス 530 第1のプログラムコード 540 第2のプログラムコード 542 第3のプログラムコード 544 第4のプログラムコード 546 第5のプログラムコード 548 第6のプログラムコード 640 一定トーンデータシーケンス 665 タイミングずれ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C061 BB02 BB03 BB05 BB11 5D044 AB01 BC06 CC06 DE12 DE24 DE34 EF02 EF05 GK12 GM02 GM15 HL14 5D090 AA01 BB05 CC02 DD05 EE05 FF32 FF33 GG03 GG26 HH01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録済みデータのタイミングを較正する
    方法であって、 a)記憶媒体上のタイミングクロックを参照した時間
    に、前記記憶媒体上の較正データシーケンスを記録する
    ステップと、 b)前記較正データシーケンスと前記クロックの間のタ
    イミングのずれを測定するステップと、 c)テストデータシーケンスを書き込むステップと、 d)前記テストデータシーケンスと前記クロックの間の
    タイミングずれを測定するステップと、 e)前記クロックに対する前記較正データシーケンスと
    前記テストデータシーケンスの前記タイミングずれを比
    較するステップと、 f)前記テストデータシーケンスの書き込みのタイミン
    グを修正して、前記較正データシーケンスと前記テスト
    データシーケンスのタイミングずれ間の差を低減するス
    テップとを含む方法。
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