JP2002024999A - インテリジェント型駐車場 - Google Patents

インテリジェント型駐車場

Info

Publication number
JP2002024999A
JP2002024999A JP2000207508A JP2000207508A JP2002024999A JP 2002024999 A JP2002024999 A JP 2002024999A JP 2000207508 A JP2000207508 A JP 2000207508A JP 2000207508 A JP2000207508 A JP 2000207508A JP 2002024999 A JP2002024999 A JP 2002024999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parking lot
information
specific area
database
mobile terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000207508A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Mihashi
真人 三橋
Kenichi Waki
憲一 脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2000207508A priority Critical patent/JP2002024999A/ja
Publication of JP2002024999A publication Critical patent/JP2002024999A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 本発明は、観光者等を積極的に駐車場に呼び
寄せるとともに、その周囲の地域における自家用自動車
の混雑を回避し、更には駐車場周囲の特定地域の商業的
活性化を図る事が出来るインテリジェント駐車場の提
供。 【解決手段】 商業観光等の目的とする特定地域内若し
くは該特定地域と隣接する地域に駐車場を設け、該駐車
場に駐車する自家用車利用者に位置情報機能を有する移
動端末4とともに、自転車や小型コミュータ等の前記特
定地域内を移動する移動手段の貸し出し若しくは公共の
交通機関の優先利用権を提供するとともに、前記特定地
域内の地域案内情報を備えたデータベースを保有させ、
前記貸し出した移動端末側の位置情報と連動された地域
案内情報を前記移動手段にて特定地域内を移動する利用
者3に供給可能に構成したインテリジェント型駐車場。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は観光地域等の特定地
域の交通渋滞を有効に緩和しつつ、該特定地域の商業的
活性化を図ったインテリジェント型駐車場に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、観光地、市街地中心部では、
自家用車の乗り入れによる交通集中により、渋滞が発生
し社会問題化している。特に観光スポットと住民住居が
混在している鎌倉市等では、休日における観光者の自家
用自動車流入による排気ガスや、不法駐車、ごみの無断
廃棄等で地域住民との間でトラブルが発生し、近年にお
いては鎌倉の中心街において、休日の自家用車乗り入れ
規制をしているところがある。又観光地などで観光して
いると、地理に不案内なため、駐車場の位置や店舗、観
光スポットの位置が分からなくなることがある。そのた
めに回り道をして時間をロスすることがある。又目的と
する店舗に駐車場があるかどうかも不明であり、このた
め路上駐車も増え、道路混雑にもつながる。又、観光ス
ポットの込み具合や飲食店等の込み具合が分からないた
め、特に休日の観光地では特定の観光スポットや有名食
堂に観光客が集中し、駐車待ちのみならず、車を持たな
い観光客においても待ち時間などの無駄な時間を費やす
ことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方従来より、地理に
疎い場合、駐車場にたどり着くことが出来ないという問
題と、駐車場にたどり着くまでに時間がかかった場合の
不具合を解消する技術として、特開平9-167360
0号が開示されており、又特開平9-120486号に
おいて、駐車場の空き状況や敷設の待ち時間等のリアル
タイムな敷設状況を提供し、更に経路途中の駐車場の待
ち時間等を考慮して最適な駐車場を探索する技術が開示
されている。しかしながらかかる技術はいずれも駐車場
にたどり着くまでのことを問題にしており、言い換えれ
ば利用者側から見た駐車場の最適探索技術を開示するも
ので、駐車場から見て積極的に駐車場に呼び寄せる技術
でもなく、又観光者の自家用自動車流入による排気ガス
や、不法駐車、ごみの無断廃棄等で地域住民との間でト
ラブル発生を抑制するものでもなく、更には駐車場周囲
の特定地域の商業的活性化を図る技術でもない。
【0004】本発明は、かかる課題に鑑み、観光者等を
積極的に駐車場に呼び寄せるとともに、その周囲の地域
の自家用自動車の混雑を回避し、更には駐車場周囲の特
定地域の商業的活性化を図る事の出来るインテリジェン
ト駐車場を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、商業観光等の目的とする
特定地域内若しくは該特定地域と隣接する地域に駐車場
を設け、該駐車場に駐車する自家用車利用者に位置情報
機能を有する移動端末とともに、自転車や小型コミュー
タ(電気自動車や小型移動車)等の前記特定地域内を移動
する移動手段を貸し出す若しくは公共の交通機関の優先
利用権を提供する事を特徴とする。この場合、請求項2
に記載のように、前記駐車場に直接若しくはインターネ
ット等のネット網を介して前記特定地域内の地域案内情
報を備えたデータベースを保有させ、前記貸し出した移
動端末側の位置情報と連動された地域案内情報を前記移
動手段にて特定地域内を移動する利用者に供給可能に構
成するのがよい。又前記移動体端末はPHSのような位
置情報機能を有する携帯端末でも良く、又GPS機能を
付加した移動体端末でも良いが、文字、画像情報表示若
しくは音声案内機能を有し、前記位置情報に基づいて現
在位置周辺の商店や観光スポット等のビジネス拠点の自
動案内機能を有する移動体端末であるのがよい。又前記
データベースはインターネット上に構築するか、もしく
は駐車場にサーバーを設置し、そのサーバーに構築して
もよい。
【0006】かかる発明によれば、鎌倉市等の休日にお
ける自家用自動車の乗り入れが規制されているところで
も、そこに隣接する駐車場の利用が活性化し、駐車場経
営の安定につながる。又、乗り入れ規制を実施していな
いところでも、地域案内情報を得られる移動端末や自転
車や小型コミュータ等や公共の交通機関の優先利用権が
得られるために、その観光地に不案内なものでも交通集
中による渋滞や、駐車場の位置や店舗、観光スポットの
位置が分からなくなる恐れを考慮して積極的に自家用車
を前記駐車場に駐車して前記利便を得ようとするものが
多く、やはり駐車場の利用が活性化し、駐車場経営の安
定につながる。
【0007】又市街地に隣接する郊外の駐車場に自家用
車を駐車し、観光地域等の特定地域に自転車や小型コミ
ュータ等で移動することにより、特定地域内の渋滞を緩
和する。又特定地域の店舗や観光スポットの現在情報
は、常時、ネット上に送られ、何時でも検索できる専用
の携帯端末を使用し、検索対象を特定地域に限定するこ
とにより、従来のインターネット情報よりも検索が容易
となる。また、GPS機能と地域案内機能を連動させる
ことにより、いずれの位置でもその近くの観光スポット
や店舗情報などを聞くこともできる。更に前記地域案内
用データベースが特定の地域に限定されているために、
インターネットのように無駄な情報が多すぎて検索に手
間取ることがなく、また紙のパンフレットのように情報
量が少なくなることもない。又前記移動端末による検索
対象を前記特定地域に限定するることで、地域産業の効
率的な運用や特定地域以外での利用を抑制できる。
【0008】又駐車場利用者にとっても、専用の携帯端
末が無料若しくは低価格で貸出されるために、利用者は
特別な情報手段を用いなくても必要な情報を得ることが
できる。又、前記端末に開示する情報が、駐車場と契約
した特定地域内の商店、アトラクション、観光スポット
等のビジネス拠点側よりの送信データにより常に最新の
情報に更新されるデータベースであれば、駐車場は単に
駐車料金のみならず、特定地域内の商店、アトラクショ
ン、観光スポットより広告料を得ることが出来、更には
前記データは常に更新された最新の情報であるために、
利用者の信頼度も増す。この場合、前記地域案内用デー
タベースが、前記移動端末に載る地域案内情報に、前記
駐車場と契約した特定地域内の商店、アトラクション、
観光スポット等のビジネス拠点の情報が優先的に掲載さ
れるデータベースである事により前記ビジネス拠点の販
売増進にもつながり、結果として駐車場との契約拠点が
増し、広告料の増収とデータベースの信頼度の向上につ
ながる。
【0009】又前記移動端末に、利用者が特定地域で行
われた、飲食、アトラクション入場、商品の注文、予
約、若しくはこれらの破棄、解約等の利用データが記憶
される記憶手段を具えるか若しくは前記利用データをデ
ータベース側に伝送させる機能を持たせれば、契約ビジ
ネス拠点側でも広告結果に基づく検証が出来好ましい。
そして前記利用データに基づいて駐車場側に契約ビジネ
ス拠点側より利用料が支払われるようにすれば駐車場の
別途収入の一層の増加につながる。
【0010】又本発明は、前記駐車場に返却時に前記利
用データに基づいて精算若しくはキャッシュバック等の
特典の享受が行われるのがよい。かかる発明によれば、
特定地域内では一々お金を支払わなくても駐車場に着い
た時点で一括して支払うことが出来るために利便である
とともに、キャッシュバック等の特典の享受があるため
に、契約飲食店等の積極利用が促される。
【0011】又前記移動端末が、特定地域内の電子決済
機能、自分の位置を確認できるGPS機能、地域情報
(観光案内情報、店舗情報など)を取得できる地域案内機
能、食事やアトラクションの予約、商品の注文ができる
予約・注文機能等の各種機能が選択的に付加された移動
体端末であるのがよいが、これらの機能はオプション化
しても良い。尚移動端末を貸し出す際に、事前登録(身
分証明または口座確認および暗証番号登録)を行なうこ
とにより、予約や事前注文等がある場合でも店舗側で安
心してその準備をすることができ、無断解約等の不測の
事態が生じても解約料の請求が出来安心である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、形状、その相対配置などは特に特定
的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定
する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。図1は本発
明の実施形態にかかる駐車場を核として特定地域案内シ
ステムの全体概要図で、図中1は、商業観光等の目的と
する特定地域と隣接する地域に、後記するデータベース
11を有する大規模駐車場で、該大規模駐車場1に駐車
する自家用車2の利用者3に、GPS19よりの位置情
報入手機能を有する移動端末4とともに、自転車や小型
コミュータ(電気自動車や小型移動車)等の前記特定地域
内を移動する移動コミュータ5を貸し出すように構成さ
れてている。
【0013】そして前記特定地域(例えば鎌倉市中心部
等の観光の市街地中心部)においては、前記貸し出され
た自転車や電気自動車5の駐車が可能な小規模駐車場6
を適宜間隔で配置し、該小規模駐車場6にも夫々データ
ベースをおき、近くの観光スポット9や土産物屋、飲食
店8(以下店舗という)と予め契約しておき、観光スポッ
ト9では待ち時間や見所案内、又店舗8ではメニューや
待ち時間等を地域情報として入手可能にしておき、これ
らの地域情報はインターネットを介して大規模駐車場1
の地域情報データベース16(図2参照)にも転送して
おく。
【0014】又移動コミュータ5の利用者は前記小規模
駐車場6より若しくは携帯端末4より図2に示すインタ
ーネット20を介して情報を得て前もって予約若しくは
注文が出来るようにしておく。尚、前記携帯端末4オプ
ションとして低価格で貸出されるようにしてもよいが、
駐車場1は単に駐車料金のみならず、特定地域内の商
店、アトラクション、観光スポットより広告料を得るよ
うにすれば基本的には無料でもよい。
【0015】図2に前記大規模駐車場に構築したデータ
ベースシステムの概要を示す。データベースはインター
ネット上に構築するか、もしくは駐車場にサーバーを設
置し、そのサーバーに構築してもよいが、本実施例では
大規模駐車場に設置している場合を示す。本駐車場デー
タベース11は、決済用データベース15と、地域情報
用データベース16とを備え、夫々綜合コントローラ1
8よりの指示に基づいて決済システム13はデータベー
スアクセス手段17を介して決済用データベース15
と、又情報システム14はデータベースアクセス手段1
7を介して地域情報用データベース16と夫々アクセス
可能に構成されている。
【0016】そして前記決済システム13は、情報入出
力ゲート12及びインターネット20を介して利用者側
の携帯端末4及び店舗側の端末8A、更にはクレジット
決済やデビット決済を行うために、クレジット会社や銀
行郵便局等の金融機関21とのアクセス可能に構成され
ている。又前記地域情報用システム16は、情報入出力
ゲート12及びインターネット20を介して利用者側の
携帯端末4及び店舗側の端末8A、更には外部よりの情
報を利用するためにやインターネット利用者22とアク
セス可能に構成されている。後記に説明するように店舗
やアトラクションからの情報は常にデータベース11上
に入力されて、更新される。従って利用者携帯端末は随
時、この地域情報用データベース16にアクセスし、自
由に情報を取出すことができる。
【0017】尚、前記大規模駐車場1は、鎌倉市等の休
日における自家用自動車の乗り入れが規制されている場
合、そこに隣接する郊外等の地域に設ける。又、移動コ
ミュータは自転車や小型コミュータ以外に公共の交通機
関の優先利用権でもよい。又市街地に隣接する郊外の駐
車場に自家用車を駐車し、観光地域等の特定地域に自転
車や小型コミュータ等で移動することにより、特定地域
内の渋滞を緩和するとともに、地域案内情報を得られる
移動端末が借りられる為に、その観光地に不案内なもの
でも店舗、観光スポットの位置が分からなくなる恐れを
解消できる。又特定地域の店舗や観光スポットの現在情
報は、インターネットを介して携帯端末4より何時でも
検索でき、また、GPS機能と地域案内機能を連動させ
ることにより、いずれの位置でもその近くの観光スポッ
トや店舗情報などを聞くこともできる。
【0018】更に前記地域案内用データベースが特定の
地域に限定されているために、インターネットのように
無駄な情報が多すぎて検索に手間取ることがなく、また
紙のパンフレットのように情報量が少なくなることもな
い。
【0019】図3は本実施形態に使用される携帯端末4
の概要を示し、本発明はGPS機能43付きの携帯端末
4を用いているが、位置情報機能を有するものであれ
ば、PHSを用いても良い。特にPHSは基地局によっ
て電波の届く範囲が、50〜200mであるために、基
地局の配置密度により、特定地域内のみの情報伝達が可
能である。又近年音声、映像、そして大容量のデータを
モバイル環境下で自在に扱うことを可能とするW−CD
MA方式の携帯電話が提案されており、かかる方式によ
れば地図、観光スポットや計焼き飲食店の写真、動画な
どを交えたビジュアルな双方向性コミュニケーションが
可能となり、携帯端末利用者3においてもデータベース
11を介して飲食店等との密なるコミュニケーションが
図られ好ましい。
【0020】又キャッシュレス時代のオンライン決済手
段として、クレジットカードやデビット決済可能な携帯
端末もワイヤレスモバイルオンライン決済処理機として
開発されており、(MIRACS、株式会社アケセス社
製)これらを携帯端末に組み込んでも良い。又携帯電話
メーカであるノキアにおいて、「モバイルペイ」と呼ば
れる自販機の自動支払いシステムも開発されている。例
えば利用者が携帯電話をかけると自販機は無線で電話の
持ち主の口座を確認して商品を供給するものである。こ
の場合は口座はその電話の持ち主、即ち駐車場側である
が、前記携帯端末の利用者を事前登録してあるために、
前記携帯端末返却時に料金の精算が可能である。
【0021】次に本携帯端末に付する携帯端末の機能を
説明する。先ず、従来のメール、インターネットメー
ル、及び地図等が送れる画像表示機能を備えた例えばW
−CDMA方式の携帯端末機能41を用いるとともに、
該機能に正確な位置情報が送れるGPS機能(携帯型)
と前記「モバイルペイ」のように電子決済機能42を組
み込んだ携帯電話を使用するか、あるいはワイヤレスモ
バイルオンライン決済処理機として開発されているもの
を付設する。
【0022】又データベース11側から、前記GPS機
能43に基づいて周辺の観光案内又は観光スポット更に
はアトラクション情報が流れる自動案内用地域情報機能
44が付加されている。即ち、GPS機能43で常に現
在地を事前に登録しておいた場所に近づくと自動的に案
内や解説を行う。又近くのレストラン等の店舗の情報は
利用者側の要請により流すようにする。この場合店舗の
メニューや商品案内、座席数等及び待ち時間も含めて流
されるために、メールや電話、インターネット等による
予約や事前注文機能も付加するのがよい。
【0023】特に今回の携帯端末4は、GPS機能中心
に展開するもので、データベース側よりまた特定地域に
限定することで、情報量を従来のインターネット20や
GPS19よりも少なくして検索速度を向上させると共
に、双方向通信でリアルタイムに現場の状況をモニタリ
ングする。前記機能を夫々説明するに、地域情報機能4
4の案内システム機能は、基本的には文字・画像情報表
示および音声案内を行う(選択可)。現在位置周辺につい
ては、自動案内機能を選択しておくと、GPS19で位
置を確認し、その周囲にある観光対象について案内す
る。
【0024】そして前記観光自動案内は特定地域内の観
光スポットの位置、情報を事前にデータベースにセット
しておけば、携帯端末のGPS機能にて、現在地を把握
し、現在位置が観光スポット位置情報と一致(あるいは
近傍)すれば観光案内を表示(音声ガイド)するように
設定する。
【0025】待ち時間表示機能45は、アトラクション
や飲食店の現在の待ち時間を表示する機能を有する。待
ち時間は、店舗やアトラクションの係員から通信ネット
上に入力される。利用者は携帯端末4で目的地を選択
し、現在の待ち時間を表示させる。即ち待ち時間表示機
能45は事前登録しておいた店舗またはアトラクション
に設置(携帯)している端末から、現在の待ち時間(人
数)を入力するもので、時間を入力する場合には、その
情報をそのまま利用者の携帯端末4に表示するし、人数
を入力した場合には、利用者1人当りの平均所用時間
(事前に調査)と人数を掛けて待ち時間を算出し、その情
報を利用者の携帯端末4に表示する。
【0026】予約・注文機能45は、駐車場と提携若し
くは契約している店舗やアトラクションに、携帯端末4
より予約や注文を行なう。携帯端末4は最終的には駐車
場で返却されるため、注文や予約の破棄によるトラブル
を防ぐことができる。
【0027】電子決済機能42は、特定地域内では、後
記に説明するように、携帯端末4により品物や飲食がで
き、駐車場で全てをまとめて決済する。その際には、駐
車料金も合わせて決済可能であり、さらに現金払い、カ
ード清算の選択が可能である。
【0028】図4は店舗、アトラクション、観光案内等
の駐車場と契約したビジネス拠点の情報登録方法を示
し、(A)は登録フォームで、登録情報は長時間登録情報
と、短時間登録情報に分けて登録される。長時間登録情
報の特徴は、利用施設名、内容/メニューとともに、位
置情報と連絡先を登録しておく。位置情報はを経度、緯
度で登録しておく(東経135°北緯45°等)この情報
によりGPS機能43と連動させて前記ビジネス拠点の
情報を得ることが出来る。連絡先には電話番号や住所の
他にメールアドレスを登録しておく。短期間登録情報
は、近日或いは本日の催し内容や現在の待ち時間等比較
的頻繁に変更する内容を登録する。
【0029】(B)に携帯端末4より情報取得要求が出た
場合の内容送信表示方法を次に記載する。携帯端末4よ
り例えば近くの飲食店の情報入手要求が発生すると(S
1)、駐車場のデータベース11とアクセスして(S
2)、その携帯端末4のGPS機能43より位置情報を
入手して携帯端末4側に、近くの飲食店を探しますかと
聞く。(S3) そして位置情報より選択せずに自分で選択する場合は利
用施設名を手動にて選択する。(S4) 又位置情報より自動選択を利用者が選択した場合は、前
記位置情報に近い飲食店の情報をデータベース11より
入手して(S6)、携帯端末4に送信して必要情報として
送信し(S7)対応する携帯端末4に表示を行う(S8)。
【0030】一方図5に示すように、店舗や観光スポッ
ト側で、短期間登録情報の変更を行う場合は(S11)、
ビジネス拠点の端末8Aより駐車場のデータベース11
にアクセスして(S12)、該データベース11より待ち
時間等の更新項目を選択して(S13)情報を更新して
(S14)データベース11に送り、データベースよりの
返信にて携帯端末4に内容確認を行う(S15)。かかる
更新は、近日或いは本日の催し内容や現在の待ち時間等
比較的頻繁に変更する内容についておこなわれる。
【0031】次に各店舗やアトラクション拠点と利用者
との間での商品の購入及び利用料金の決済方法について
図6に基づいて説明する。図6は利用者が前記特定地域
を観光中における店舗との間で行う電子決済方法を示
し、(A)は概要図、(B)は電子決済手順を示すフローチ
ャート図である。先ず携帯端末4を使用可能にするため
に、貸し出しの際に認証用番号を事前に登録するととも
に、クレジット番号や運転免許証番号で本人確認を行っ
ておく。そして店舗側端末8Aと利用者端末4との間で
は、アトラクション入場時、飲食店の食事後、若しくは
各店舗の商品購入後に携帯端末4を利用して、若しくは
読みとりリーダを利用して直接利用者明細情報と暗証番
号のやりとりを行う。その後店舗用端末8Aで駐車場デ
ータベース11に認証番号と利用明細情報を送信する
と、駐車場データベース11より店舗側と利用者側に夫
々認証番号確認信号が流れ、正しく決済したことが理解
できる。
【0032】かかる点を(B)のフロー図で説明するに、
食事後、若しくは商品購入後に店舗側端末8Aより利用
者端末4に、利用明細情報を送信すると(S31)、利用
者が内容を確認して認証番号を店舗側端末8Aに送信す
る。(S32) 店舗端末8Aから認証番号を駐車場データベース11に
送信する。(S33) 駐車場データベース11にて認証番号を確認して確認情
報と店舗側に送信する。(S34) 店舗端末から駐車場データベースに利用明細を送信して
データベースに登録する。(S35) データベースではその内容を利用者にも送信して確認チ
ェックをもらう。
【0033】図7は前記駐車場が管理している特定地域
の利用状況管理方法で、特に駐車場のデータベースを利
用して小地域の利用状況を統計的に解析できるシステム
である。図7(A)は利用状況データベースフォーマット
で、駐車場情報と、小地域利用情報と、利用者情報とが
ある。駐車場情報には、利用者名駐車場利用時間、車種
の他に貸し出した携帯端末4、及び自転車、電気自動車
等の移動コミュータ5の種類が登録されている。又特定
地域利用情報源には、利用店舗名、利用明細や金額及び
利用人数及び待ち時間等がある。又利用者情報として
は、その他情報として利用者の性別、年齢、利用者構成
(家族構成)など、利用者の情報を登録する。この情報か
ら平均利用時間、金額各店舗利用率などを算出する。
【0034】即ち(B)のフロー図で示すように、店舗側
端末8Aより情報入手要求が発生すると(S21)、イン
ターネット20を介して駐車場データベース11にアク
セスする。(S22) そしてデータベース11に内蔵した解析プログラムに基
づいて統計情報を選択すると(S23)、該プログラムで
対応する店舗の駐車場を利用して利用者の平均利用時
間、金額各店舗利用率などを算出した後、店舗側端末8
Aに情報開示を行う。(S24)
【0035】従って本実施例では、利用者が前記特定地
域を観光中には金銭の直接決済を行わなず、利用者が前
記特定地域を観光後、携帯端末4と移動コミュータ5を
返却する際に精算を行う。この場合、前記駐車場に返却
時に前記利用データに基づいて精算とともにキャッシュ
バック等の特典の享受が行われるのがよい。これによ
り、特定地域内では一々お金を支払わなくても駐車場に
着いた時点で一括して支払うことが出来るために利便で
あるとともに、キャッシュバック等の特典の享受がある
ために、契約飲食店等の積極利用が促される。
【0036】図8は利用者が前記特定地域を観光後、携
帯端末4と移動コミュータ5を返却する際の精算手順を
示す。利用者の最終決済は駐車場に設置された決済シス
テムにより行う。利用者の端末より決済情報入手する。
(S41) データベースへアクセスして(S42)決済情報の入手、
照合、確認を行う。(S43) 決済金額に駐車場利用料金を加算する。(S44) 決済方法を現金か、クレジットカードか、若しくはデビ
ットカードかの選択を促す。(S45) 前記選択された手段により所定の精算を行う。(S46) この場合、前記駐車場に返却の精算を行う際にキャッシ
ュバック等の特典の享受が行われるようにすれば、観光
者等を積極的に駐車場に呼び寄せるとともに、駐車場と
契約拠点の商業的活性化を図る事が出来る
【0037】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、観光
者等を積極的に駐車場に呼び寄せるとともに、その周囲
の地域における自家用自動車の混雑を回避し、更には駐
車場周囲の特定地域の商業的活性化を図る事が出来る。
また、駐車場利用者にとって、移動コミュータととも
に、専用の携帯端末が無料若しくは低価格で貸出され、
特定地域の必要な情報を得ることができる等の多大なメ
リットが生じる。
【0038】又、前記端末に開示する情報が、駐車場と
契約した特定地域内の商店、アトラクション、観光スポ
ット等のビジネス拠点側からの送信データにより常に最
新の情報に更新されるデータベースであるために、利用
者の信頼度も増す。この場合、前記地域案内用データベ
ースが、前記移動端末にのる地域案内情報に、前記駐車
場と契約した特定地域内の商店、アトラクション、観光
スポット等のビジネス拠点の情報が優先的に掲載される
データベースである事により前記駐車場は、単に駐車場
の利用料金以外にビジネス拠と駐車場との間での利用料
も得ることが出来、駐車場の別途収入の一層の増加につ
ながる。
【0039】又移動端末を貸し出す際に、事前登録(身
分証明または口座確認および暗証番号登録)を行なうこ
とにより、駐車場側や店舗側の請求が安心化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかる駐車場を核とした
特定地域案内システムの全体概要図である。
【図2】 図1の大規模駐車場に構築したデータベース
システムの概要を示す。
【図3】 本実施形態に使用される携帯端末の概要を示
す説明図である。
【図4】 店舗、アトラクション、観光案内等の駐車場
と契約したビジネス拠点の情報登録方法を示し、(A)は
登録フォーム、(B)はその登録手順を示すフローチャー
ト図である。
【図5】 図4の登録情報の更新手順を示すフローチャ
ート図である。
【図6】 利用者が前記特定地域を観光中における店舗
との間で行う電子決済方法を示し、(A)は概要図、(B)
は電子決済手順を示すフローチャート図である。
【図7】 前記駐車場が管理している特定地域の利用状
況管理方法で、(A)は利用状況データベースフォーマッ
ト、(B)は駐車場のデータベースを利用して小地域の利
用状況を統計的に解析できるシステムである
【図8】 利用者が前記特定地域を観光後、携帯端末と
移動コミュータを返却する際の精算手順を示すフローチ
ャート図である。
【符号の説明】
1 大規模駐車場 2 自家用車 3 利用者 4 移動端末 5 移動コミュータ 6 小規模駐車場 8 土産物屋、飲食店 8A 店舗側端末 9 観光スポット 11 データベース 19 GPS 20 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 BB32 CC02 CC05 CC06 CC36 CC46 DD05 FF04 FF06 FF09 GG06 GG07 5H180 AA21 BB05 BB15 EE10 FF05 FF25 FF27 FF32 FF38 KK06 5K067 AA21 BB21 DD51 EE02 FF02 HH23 JJ52 JJ56 KK15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商業観光等を目的とする特定地域内若し
    くは該特定地域と隣接する地域に駐車場を設け、該駐車
    場に駐車する自家用車利用者に位置情報機能を有する移
    動端末とともに、自転車や小型コミュータ等の前記特定
    地域内を移動する移動手段の貸し出し若しくは公共の交
    通機関の優先利用権を提供する事を特徴とするインテリ
    ジェント型駐車場。
  2. 【請求項2】 前記駐車場に直接若しくはインターネッ
    ト等のネット網を介して前記特定地域内の地域案内情報
    を備えたデータベースを保有させ、前記貸し出した移動
    端末側の位置情報と連動された地域案内情報を前記移動
    手段にて特定地域内を移動する利用者に供給可能に構成
    した事を特徴とする請求項1記載のインテリジェント型
    駐車場。
  3. 【請求項3】 前記データベースが、前記駐車場と契約
    した特定地域内の商店、アトラクション、観光スポット
    等のビジネス拠点側よりの送信データにより常に最新の
    情報に更新されるデータベースである事を特徴とする請
    求項1記載のインテリジェント型駐車場。
  4. 【請求項4】 前記データベースが、前記移動端末に載
    る地域案内情報に、前記駐車場と契約した特定地域内の
    商店、アトラクション、観光スポット等のビジネス拠点
    の情報が優先的に掲載されるデータベースである事を特
    徴とする請求項1記載のインテリジェント型駐車場。
  5. 【請求項5】 前記移動端末に、利用者が特定地域で行
    われた、飲食、アトラクション入場、商品の注文、予
    約、若しくはこれらの破棄、解約等の利用データが記憶
    される記憶手段を具えるか若しくは前記利用データをデ
    ータベース側に伝送させる機能を有する事を特徴とする
    請求項1記載のインテリジェント型駐車場。
  6. 【請求項6】 前記駐車場に返却時に前記利用データに
    基づいて精算が行われる事を特徴とする請求項1記載の
    インテリジェント型駐車場。
  7. 【請求項7】 前記利用データに基づいて駐車場側に契
    約ビジネス拠点側より利用料が支払われる事を特徴とす
    る請求項1記載のインテリジェント型駐車場。
  8. 【請求項8】 前記移動端末が、特定地域内の電子決済
    機能、自分の位置を確認できるGPS機能、地域情報
    (観光案内情報、店舗情報など)を取得できる地域案内機
    能、食事やアトラクションの予約、商品の注文ができる
    予約・注文機能等の各種機能が選択的に付加された移動
    体端末である事を特徴とする請求項1記載のインテリジ
    ェント型駐車場。
  9. 【請求項9】 前記データベースが、移動端末による検
    索対象を前記特定地域に限定されたデータベースである
    事を特徴とする請求項1記載のインテリジェント型駐車
    場。
  10. 【請求項10】 前記移動体端末が、文字、画像情報表
    示若しくは音声案内機能を有し、前記位置情報に基づい
    て現在位置周辺の商店や観光スポット等のビジネス拠点
    の自動案内機能を有する移動体端末である事を特徴とす
    る請求項1記載のインテリジェント型駐車場。
  11. 【請求項11】 前記データベースはインターネット上
    に構築するか、もしくは駐車場にサーバーを設置し、そ
    のサーバーに構築する事を特徴とする請求項1記載のイ
    ンテリジェント型駐車場。
  12. 【請求項12】 前記データベースが、前記移動端末に
    載る地域案内情報に、前記駐車場と契約した特定地域内
    の商店、アトラクション、観光スポット等のビジネス拠
    点からは常にデータベース上に入力されて更新される事
    を特徴とする請求項1記載のインテリジェント型駐車
    場。
JP2000207508A 2000-07-07 2000-07-07 インテリジェント型駐車場 Pending JP2002024999A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000207508A JP2002024999A (ja) 2000-07-07 2000-07-07 インテリジェント型駐車場

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000207508A JP2002024999A (ja) 2000-07-07 2000-07-07 インテリジェント型駐車場

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002024999A true JP2002024999A (ja) 2002-01-25

Family

ID=18704259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000207508A Pending JP2002024999A (ja) 2000-07-07 2000-07-07 インテリジェント型駐車場

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002024999A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003264906A (ja) * 2002-03-11 2003-09-19 Sanyo Electric Co Ltd 自動車用電池管理システム
CN107680376A (zh) * 2017-10-09 2018-02-09 安徽畅通行交通信息服务有限公司 一种景区交通路况预警疏导系统
JP2021089458A (ja) * 2019-12-02 2021-06-10 株式会社リクルート 順番管理システム、ユーザ装置、およびプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003264906A (ja) * 2002-03-11 2003-09-19 Sanyo Electric Co Ltd 自動車用電池管理システム
CN107680376A (zh) * 2017-10-09 2018-02-09 安徽畅通行交通信息服务有限公司 一种景区交通路况预警疏导系统
JP2021089458A (ja) * 2019-12-02 2021-06-10 株式会社リクルート 順番管理システム、ユーザ装置、およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200348906A1 (en) Presenting refueling information using a mobile communication device
US11308734B2 (en) Mobile device and navigation device toll paying system and method
US9864958B2 (en) System, method, and computer program product for video based services and commerce
US20190354634A9 (en) Computer accepting voice input and/or generating audible output
US20020049535A1 (en) Wireless interactive voice-actuated mobile telematics system
US20080014908A1 (en) System and method for coordinating customized mobility services through a network
KR101886850B1 (ko) 관광지에서 포인트와 마일리지를 제공하는 렌터카 대여 및 결제 서비스 시스템 및 방법
US20070290888A1 (en) System and method to facilitate parking
CN104823436A (zh) 通过使用便携式计算装置提供按需服务
KR20180035726A (ko) 렌터카 서비스와 연계된 gis 기반 관광 정보 시스템 및 방법
JP4956651B2 (ja) ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび端末装置ならびに経路案内方法
JP2005222481A (ja) タクシー管理システム
KR20060024257A (ko) 위치기반 맞춤형 주변정보 제공 시스템 및 그 방법
JP2002024458A (ja) 観光地域等の特定地域案内システム。
JP4612016B2 (ja) ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび経路案内方法
JP2002024999A (ja) インテリジェント型駐車場
KR20180087226A (ko) 렌터카 서비스와 연계된 gis 기반 관광 정보 시스템 및 방법
KR20160047121A (ko) 여행 스케쥴 제공 시스템 및 방법
KR20020074591A (ko) 휴대통신 단말기를 이용한 위치추적과 외국인 관광정보통화안내 시스템.
KR20020081889A (ko) 관광용 무선 휴대 통신단말기 임대 시스템에서의 무선휴대 통신단말기 임대방법
KR20090030539A (ko) 대중 교통 수단에서 멀티미디어 서비스를 제공하는 방법 및시스템
JP2001304893A (ja) 経路誘導装置
JP2022085332A (ja) 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP2014142784A (ja) 旅行プラン提供装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20051214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051227

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060224

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060307