JP2002024859A - 画像表示装置、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像表示装置、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002024859A
JP2002024859A JP2000209025A JP2000209025A JP2002024859A JP 2002024859 A JP2002024859 A JP 2002024859A JP 2000209025 A JP2000209025 A JP 2000209025A JP 2000209025 A JP2000209025 A JP 2000209025A JP 2002024859 A JP2002024859 A JP 2002024859A
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JP2000209025A
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Shigeo Hayata
茂夫 早田
Hidetoshi Takeyasu
秀俊 武安
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Gunze Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読取機器の設置場所が制約されていても、自
由なアングルから、人体の温度分布、着圧分布を観察す
ることができる画像表示装置を提供する。 【解決手段】 データ格納部10は、人体モデルの体型
を示す人体形状データと、複数の方位から読み取られた
サーモグラフィからなるテクスチャパターンとを記憶し
ている。レンダリングエンジン11は、操作者から操作
に従って、前記人体モデルを観察する際の視点位置を三
次元空間内に決定し、決定された視点位置から人体モデ
ルを見た場合に視点位置に映じる投影像であって、その
表面にテクスチャパターンが貼りつけられたものを表示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、人体モデルの体
型を示す形状データに基づいて画像の生成を行い、表示
する画像表示装置に関し、特に、人体における温度分
布、着圧分布を観察する場合の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】 下着類は、着用の際の着圧、保温性、
吸放湿性がその商品価値を大きく左右するといわれる。
これらを評価する方法として広く知られているのは、下
着を着用した際の被験者の温度分布、着圧分布を読み取
り、その分布を画像化するという画像化技術である。こ
の画像化の手順は以下の通りである。先ず、下着の試作
品を被験者に着用させ、その後、所定の読取機器を用い
ることにより、被験者の人体表面において、体温、着圧
がどのように分布しているかを読み取る。次に読み取ら
れた温度分布、着圧分布を画像化して、これの表示出力
等を行う。こうして得られた分布画像を開発者は、後日
観察することにより、当該下着において、どの部位を改
良すべきかの検討を重ねる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ブラジャー
やガードル等の女性向けの下着には、スタイルの補整効
果や、保温性、吸放湿性が重視されるので、それらのデ
ザイン、設計にあたっては、下着からの締め付けによる
圧迫感、着用した際の保温性、吸放湿性に対して入念な
検証が求められる。かかる入念な検証にあたっては、正
面、背面、側面という定型的な方位からの温度分布、着
圧分布の観察では不足であり、胸元や脇の斜め上や、斜
め下等、特殊なカメラアングルから被験者の温度分布、
着圧分布を読み取ることが望ましい。
【0004】一方、温度分布等を読み取るための読取機
器は、機具に固定されて用いられるものが多いので、そ
の設置場所が制約されており、胸元の斜め上や、斜め下
といった特殊なカメラアングルに設置することに、不向
きであることが多い。開発担当者は被験者の温度分布、
着圧分布を読み取りたいという願望を抱いてはいたが、
読取機器を自由に設置することが固定機具の仕様上困難
であるため、そのような願望、即ち、特殊なカメラアン
グルにて、被験者の温度分布、着圧分布を読み取るとい
う願望を断念することが多かった。
【0005】本発明の目的は、読取機器の設置場所が制
約されていても、特殊なカメラアングルから、人体の温
度分布、着圧分布を観察することができる画像表示装置
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る画像表示装置は、人体から、温度分布
又は着圧分布を読み取ることにより得られた分布画像を
記憶する第1記憶手段と、人体形状を読み取ることによ
り得られた複数の三次元座標を記憶する第2記憶手段
と、人体を観察する際の視点位置及び視線方向を指定す
る操作を操作者から受け付ける受付手段と、視点位置及
び視線方向に基づいて、人体における表示範囲を特定す
る特定手段と、第1記憶手段に記憶されている分布画像
から、特定された表示範囲に対応する部分のみを切り出
して、部分画像を得るクリッピング手段と、第2記憶手
段に記憶されている複数の三次元座標のうち、特定され
た表示範囲に含まれる複数のものを読み出し、読み出さ
れた複数の三次元座標間を複数の補間曲面にて接続する
補間手段と、クリッピング手段の切り出しにより得られ
た部分画像を、補間手段により接続された複数の補間曲
面に貼りつけて表示するテクスチャマッピング手段とを
備えることを特徴としている
【0007】
【発明の実施の形態】以下、画像表示装置の実施形態に
ついて説明を行う。実施形態に係る画像表示装置は、汎
用パーソナルコンピュータに、三次元モデリングプログ
ラムをインストールし、この三次元モデリングプログラ
ムをパーソナルコンピュータの中央処理装置に実行させ
ることにより実現される。画像表示装置の機能を具現す
る三次元モデリングプログラムとは、三次元形状をなす
仮想モデルの作成を行うプログラムであり、CD-ROM,DVD
-ROM,フロッピー(登録商標)ディスク等のコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に記録されて、流通・販売の
対象となる。
【0008】図1(a)は、画像表示装置の機能を具現
する三次元モデリングプログラムがインストールされる
パーソナルコンピュータのハードウェア構成を示す図で
ある。図1(a)において、本パーソナルコンピュータ
は、画像表示装置の機能を具現する三次元モデリングプ
ログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録
媒体を装填するドライブ装置21と、コンピュータ読み
取り可能な記録媒体から読み出された、三次元モデリン
グプログラムを収録した実行形式ファイル及び三次元モ
デリングプログラムが動作を行うための各種データを格
納したデータファイルを所定のディレクトリィ構造に従
って格納する固定ディスク装置22と、ペン、タブレッ
ト、タッチパネル、キーボード等に対してなされた操作
を受け付けるポインティングデバイス23と、操作者か
らの操作が三次元モデリングプログラムを実行させる旨
の操作である場合、当該三次元モデリングプログラムや
各種データがロードされるメモリ24と、メモリにロー
ドされた三次元モデリングプログラムや各種データに基
づいて、処理を行うプロセッサ25と、三次元モデリン
グプログラムによる処理結果を表示するLCD、CRT等のデ
ィスプレィ装置26と、プリンタ、X-Yプロッタ等の出
力装置27とからなり、ソフトウェアの基盤処理がWind
ows2000,Windows-NT等のマルチウィンドウ型のオペレー
ティングシステムにて実現されている。また本パーソナ
ルコンピュータは、Silicon Graphics社の"OpenGL"等、
コンピュ−タ・グラフィックス描画専用のプログラムラ
イブラリィを備えおり、コンピュ−タ・グラフィックス
描画環境が整備されている。これらの説明からも理解で
きるように、本実施形態に係る画像表示装置を具現する
にあたって、パーソナルコンピュータには特別なハード
ウェアを具備する必要はない。
【0009】このようにして実現されたパーソナルコン
ピュータが、画像表示装置の機能を具現する際、画像表
示装置の内部構成は、図1(b)のようになる。本図に
おいて、画像表示装置は、データ格納部10、レンダリ
ングエンジン11、テクスチャマッピング部12、画像
編集部13、表示制御部14、及びメイン制御部15か
らなる。
【0010】データ格納部10は、固定ディスク装置等
で構成され、コンピュ−タ・グラフィックスのために用
いられる各種ファイルを格納したディレクトリ領域を有
する。データ格納部10に格納されるファイルには、人
体形状データを収録した独自形式のデータファイル、画
像データファイルがある。人体形状データは、n×m個か
らなる制御点の三次元座標値を含み、これら制御点の空
間配置により、人体モデルの形状を示すデータである
(人体モデルとは、人体形状を有する仮想モデルを意味
する)。図2(a)は、人体形状データのデータ構造を
示す図である。本図において、人体形状データは、配列
型のデータ構造を有しており、X座標、Y座標、Z座標と
いう一連の組みを複数含む。このX座標、Y座標、Z座標
という一連の組みは、n×m個からなる制御点の個々の三
次元座標値を示すものである。図2(b)は、三次元形
状計測装置の測定により得られた人体形状データに形状
が示された人体モデルについての座標系を示す図であ
る。三次元形状計測装置の測定により得られた人体形状
データにおいて、各制御点は、画面左上を原点(0,0)と
して、横240×縦320からなるX-Y座標系と、このX-Y座標
系における個々のX-Y座標に対応づけられたZ座標とから
なり、画面右向きを正のX軸方向、画面下向きを正のY軸
方向とする直交座標系において、離散的に配置されてい
る。
【0011】このように人体形状データは、離散的な制
御点の集合に過ぎないので、人体形状データに形状が示
された人体モデルは、複数の制御点間と補間曲面を用い
て接続して初めて人体らしく見える。図3は、人体形状
データにおける複数の制御点と、これらを接続する補間
曲面とを示す図である。人体形状データは、浜野エンジ
ニアリングのVOXELAN等の三次元形状計測装置により、
実際の男性、女性の人体を光学的に読み取って得たもの
を用いるものとする。三次元形状計測装置は、人体を正
面、背面から読み取ったため、本実施形態における人体
形状データは、人体の正面部分を構成するものと、背面
部分を構成するものとが別々に格納される。
【0012】画像データは、人体の正面、左側面、背
面、右側面から読み取られた4つのサーモグラフィを含
む(以降これらを、正面サーモグラフィ、左側面サーモ
グラフィ、背面サーモグラフィ、右側面サーモグラフィ
と呼ぶ)。これらのサーモグラフィには、4つの方位か
ら読み取られた人体上の温度分布が示されている。図4
は、正面、左側面、背面、右側面サーモグラフィの一例
を示す図である。
【0013】レンダリングエンジン11は、OPEN-GLの
機能を有し、操作者により指定されたファイルに人体形
状データが含まれている場合、この人体形状データに基
づいて、人体モデルの投影像を生成して表示する。初め
に、レンダリングの対象となる立体形状を人体形状では
なく平面であると仮定して、レンダリングの基本機能に
ついて説明する。図5(a)は、仮想モデルに対応する
平面(貼付面という)の一例を示す図である。こうした
貼付面についての投影像を表示する際、レンダリングエ
ンジン11は、視点位置、視線角、ズーム率を指定する
ことにより、レンダリング条件を決める。図5(b)
は、視点位置(Px,Py.Pz)、視線角(Rx,Ry,Rz)をどのよう
に設定するかを示す図である。本図において、貼付面の
注視点から距離D1の位置(Px,Py,Pz)に視点位置が決定さ
れたものとする。この視点位置(Px,Py.Pz)から視線角(R
x,Ry,Rz)にて、貼付面は観察されることとなる。そし
て、ズーム率が設定されれば、レンダリングエンジン1
1は、このズーム率に基づいた大きさを有するスクリー
ンを、図5(c)に示すように視点位置(Px,Py.Pz)から
距離D2の位置に配置する。こうして、スクリーンが配置
されれば、貼付面において、このスクリーンに表示させ
るべき範囲(表示範囲h1という。)を特定する。座標i
1,i2,i3,i4が特定され、表示範囲h1が定まると、表示範
囲h1の内側に現れる部分の投影像をこのスクリーン上に
表示する。
【0014】以上のレンダリングの基本機能についての
理解を踏まえた上で、人体モデルのレンダリングをどの
ようにして行うかについて説明する。人体モデルを画面
表示する際、注視点との距離、視線角を指定することに
より、二次元画像での表示位置を決める。図6(a)
は、視点位置(Px,Py,Pz)からの距離、視線角をどのよう
に設定するかを示す図である。本図において、視点位置
(Px,Py,Pz)から人体形状データまでの距離D1、視線角(R
x,Ry,Rz)と設定すると、距離D2の位置にスクリーンを配
置し、人体形状データのうち表示範囲h1の内側に現れる
部分をこのスクリーン上に表示する。図6(b)は、表
示範囲h1と、人体形状データとの位置関係を示す図であ
る。図6(a)(b)のように、人体形状データが表示
範囲に対向している場合、レンダリングエンジン11
は、線L3より上側を示す部分の投影像をスクリーン上に
表示する。このように人体形状データのうち表示範囲に
収まり、且つスクリーンに対向している部分(図6
(b)でいえば、線L3より上側にある部分)を表示対象
領域という。続いて表示対象領域に含まれる制御点を、
逐次平面に変換してゆく。
【0015】この変換は、表示対象領域に含まれる複数
の制御点のうち、4×4の制御点を1単位にして行われ
る。即ち、先ず第1に、表示対象領域のうち最下段の一
番左に位置する4×4の制御点を選んで、これを曲面に変
換する。4×4の制御点をベジェ曲面に変換すれば、表示
対象領域において、その右隣に位置する4×4の制御点を
選んで、これをベジェ曲面に変換する。以上の処理を繰
り返して、最下段の4×4の制御点の全てがベジェ曲面に
変換されれば、その上の段の4×4の制御点の全てをベジ
ェ曲面に変換してゆく。左から右、下から上へと、順次
ベジェ曲面の変換が繰り返され、最下段から最上段まで
の全ての4×4の制御点がベジェ曲面に変換されることに
なる。
【0016】4×4の制御点単位でベジェ曲面への変換を
行えば、その4×4の制御点という単位において、ベジェ
曲面は滑らかに表現されるが、隣接するベジェ曲面間
で、境界の不整合が現れる点がある。境界の不整合を除
去すべく、このベジェ曲面をグレゴリー曲面に変換し、
境界の不整合を除去する。尚、グレゴリー曲面及びCBD
関数についての詳細は、特開平4-279977号公報等に記載
されているので、より詳しい技術内容は本公報を参照さ
れたい。
【0017】このように、一旦グレゴリー曲面に変換し
た後、このグレゴリー曲面を構成する20個の制御点に基
づいて、ベジェ曲面を形成するための16個の制御点を得
る。以上のようなベジェ曲面−グレゴリー曲面−ベジェ
曲面という一連の変換を、4×4の制御点の全てについて
繰り返せば、人体形状データの表示対象領域は、滑らか
な曲面で接続されてゆく。制御点間が補間曲面で接続さ
れれば、視線角(Rx,Ry,Rz)に従って、回転、拡大、移動
といった行列演算を行い、補間平面上の座標をスクリー
ン上に写像してゆく。これにより、4×4の制御点を含
む、予測曲面上の全ての座標が、スクリーン上に写像さ
れることとなる。
【0018】補間平面上の座標がスクリーン上に写像さ
れれば、その投影像を表示させる。この際、レンダリン
グエンジン11は、光源位置と、各人体形状データにお
ける各平面との距離や位置関係に基づいて、4×4の制御
点間の平面の色、明るさを算出して、この明るさによ
り、スクリーン上の投影像の色・明るさを調整する。こ
のように、光源位置と、人体形状データにおける各平面
との距離や位置関係に基づいて、4×4の制御点間の平面
の色、明るさを算出する処理はシェーディング処理とい
い、このようなシェーディング処理がなされることによ
り、人体形状データの投影像には、陰影が付され、投影
像に立体感が現れる。
【0019】テクスチャマッピング部12は、貼付面に
おける表示範囲が特定されると、テクスチャマッピング
を行う。テクスチャマッピングとは、平面又は曲面に、
静止画、ビットマップ等のテクスチャパターンを貼り付
けて表示させる処理をいう。初めに、レンダリングの対
象となる立体形状を人体形状ではなく平面であると仮定
して、レンダリングの基本機能について説明する。平面
形状を有する貼付面にテクスチャパターンを貼り付ける
場合、テクスチャパターン上の座標(テクスチャ座標)
と、モデルを構成する三次元座標との対応をとる必要が
ある。ここで、貼付面と、テクスチャパターンとは座標
系が異なるので、表示範囲h1の四隅を特定する三次元座
標にテクスチャパターンの四隅座標(0,0)(1,0)(1,1)(0,
1)を割り当てる。こうした割り当てを行う際、テクスチ
ャパターンと表示範囲h1との大小関係は、以下の4つの
ケースに分類され、それぞれのケースにおいて、テクス
チャマッピング部12は相異なる処理を行うことに留意
せねばならない。1つ目のケース(Case1)は、テクスチ
ャパターンと表示範囲h1とが同じ大きさとなるケース、
2つ目のケース(Case2)は、表示範囲h1がテクスチャパ
ターンより大きくなるケース、3つ目のケース(Case3)
は、表示範囲h1がテクスチャパターンの倍の大きさとな
るケース、4つ目のケースは、テクスチャパターンが表
示範囲h1より大きくなるケースである。Case1〜Case4の
それぞれにおいて、テクスチャパターンがどのように処
理されるかを図7(a)〜(d)に示す。
【0020】Case1では、テクスチャパターンの大きさ
が、貼付面の表示範囲h1の大きさと同じであるので、こ
の四隅にて指示される範囲にテクスチャパターンが貼り
付けられることになる。Case1において、表示範囲h1に
どのようにテクスチャパターンが貼りつけられるかを図
7(a)に示す。こうしたCase1のテクスチャマッピン
グは、テレビ画面の投影像に、静止画を貼りつけて表示
するという画像演出に用いられる。テレビ画面が表示範
囲h1であり、また静止画がテクスチャパターンである場
合、これら表示範囲h1とテクスチャパターンとの大小関
係がCase1であったとする。Case1である場合にテクスチ
ャマッピング部12がテクスチャマッピングを行えば、
静止画がこのテレビ画面の投影像に貼りつけられて表示
されることとなる。
【0021】Case2では、テクスチャパターンの大きさ
より、貼付面の表示範囲h1の方が大きいので、テクスチ
ャパターンのクランプが行われる。図7(b)は、テク
スチャパターンのクランプがどのように行われるかを示
す図である。テクスチャパターンより表示範囲h1の方が
大きい場合、表示範囲h1に余白が生じることとなる。こ
の余白を埋めるため、テクスチャの周縁部分eg1,eg2を
伸長し、表示範囲を覆うという処理を行う。こうしたCa
se2のテクスチャマッピングは、Case1同様、テレビ画面
の投影像に、静止画を貼りつけて表示するという画像演
出に用いられる。テレビ画面が表示範囲h1であり、また
静止画がテクスチャパターンである場合、これら表示範
囲h1とテクスチャパターンとの大小関係がCase2であっ
たとする。Case2である場合にテクスチャマッピング部
12がテクスチャマッピングを行えば、静止画と、テレ
ビ画面の投影像との間に余白が生じるので見苦しい。そ
こで、この静止画の周縁部分を伸長し、この余白を覆う
という処理を行う。静止画の周縁部分は、背景部分であ
ることが多いので、こうした周縁部分を用いてテレビ画
面の余白が埋められれば、見た目に違和感が存在しない
投影像が得られることとなる。
【0022】Case3では、表示範囲の大きさが、例えば
テクスチャ座標の倍の大きさであるので、テクスチャパ
ターンの反復コピーが行われる。図7(c)は、テクス
チャパターンの反復コピーがどのように行われるかを示
す図である。本図では、テクスチャパターンよりテクス
チャパターンの方が数倍大きいので、テクスチャパター
ンをコピーし、これらを用いて人体形状データの表示範
囲を覆うという処理を行う。こうしたCase3のテクスチ
ャマッピングは、仮想モデルの表面に、模様を貼りつけ
て表示するという画像演出に用いられる。模様がテクス
チャパターンであり、これら表示範囲h1とテクスチャパ
ターンとの大小関係がCase3であったとする。Case3であ
る場合にテクスチャマッピング部12がテクスチャマッ
ピングを行えば、投影像は、模様のコピーにて埋め尽く
されることとなる。
【0023】Case4では、図7(d)に示すように、表
示範囲h1よりテクスチャパターンの方が大きいので、テ
クスチャパターンにおいて、この表示範囲h1に対応する
部位はどこであるかを特定し、その後、テクスチャパタ
ーンのクリッピングを行う。図8(a)は、Case4にお
けるテクスチャパターン上の座標系と、貼付面上の座標
系との対応関係の一例を示す図である。本図において貼
付面の一部分が表示範囲h1として特定されたものとす
る。この場合、テクスチャマッピング部12は、貼付面
の座標系と、テクスチャパターンの座標系とが1対1であ
ると仮定して、貼付面において表示範囲h1の四隅を特定
する座標i1,i2,i3,i4が、テクスチャパターンにおいて
どの部位に対応するかを特定する。図8(b)は、表示
範囲h1に対応する部位を、テクスチャパターンにおいて
特定する処理を示す図である。座標i1,i2,i3,i4は、テ
クスチャパターンにおいて座標j1,j2,j3,j4に対応する
ものとし、これら座標j1,j2,j3,j4にて特定される表示
範囲h2が、この処理において特定されることとなる。
【0024】表示範囲h2が特定されれば、テクスチャパ
ターンのクリッピングが行われる。テクスチャパターン
のクリッピングとは、テクスチャパターンのうち表示範
囲h2をはみ出す部分をカットして、表示範囲h1に貼り付
けるというものである。図8(c)は、クリッピング前
後において、テクスチャパターンがどのように処理され
るかを示す図である。こうして、テクスチャパターンの
表示範囲h2のみがクリッピングされれば、図8(c)に
示すように、表示範囲h1に、表示範囲h2の投影像が貼り
付けられて表示されることとなる。
【0025】テクスチャパターンのクリッピング、反
復、クランプの何れを行うにせよ、OPEN-GLにおいてテ
クスチャマッピングの対象となるのは、テクスチャパタ
ーン一枚限りとなる。即ち、『仮想モデルに対して、一
枚しかテクスチャパターンを貼り付けることができな
い』という制約がOPEN-GL等のグラフィック描画ソフト
ウェアに存在するのである。尚、テクスチャマッピング
の詳細については、OPEN-GLプログラミングガイド(発
行 アジソンウェスレイパブリッシャーズジャパン株式
会社 発売 株式会社 星雲社)等の著書を参考にされ
たい。)。
【0026】以上のテクスチャマッピングの基本機能を
踏まえた上で、正面サーモグラフィ〜右側面サーモグラ
フィを含むテクスチャパターンと、人体モデルとのテク
スチャマッピングをどのように行うかについて説明す
る。人体モデルにテクスチャパターンを貼りつけること
を考える場合、人体モデルを、図9のような貼付面と考
えるべきである。図9は、人体モデルを平面状に展開す
ることにより、得られた貼付面を示す図である。図4に
示した画像データについての座標系と、人体モデルに対
応する貼付面についての座標系とは、図7(a)〜
(d)に示したようなテクスチャマッピングの対象とな
る。こうした人体モデルに対応する貼付面と、正面サー
モグラフィ〜右側面サーモグラフィを含むテクスチャパ
ターンとのテクスチャマッピングは、Case1〜Case3にて
行われるべきではない。Case4にて行われるべきであ
る。例えば人体モデルにおける正面の投影像を表示する
際、図9に示した貼付面において、正面に対応する部分
が表示範囲になる場合がある。これに、テクスチャパタ
ーンのそのもの、又は、テクスチャパターンがクランプ
されたもの、テクスチャパターンの反復コピーが貼り付
けられると、正面像に、正面サーモグラフィ〜右側面サ
ーモグラフィが貼り付けられてしまうからである。よっ
て、人体モデルに対応する貼付面と、正面サーモグラフ
ィ〜右側面サーモグラフィを含むテクスチャパターンと
のテクスチャマッピングは、Case4にて行われるべきで
ある。つまり、例えば人体モデルにおける正面の投影像
を表示する際、図9に示した貼付面において、正面に対
応する部分が表示範囲h1になる。一方、テクスチャパタ
ーンについては、正面サーモグラフィに対応する部位が
表示範囲h2としてクリッピングされる。
【0027】ここで、表示範囲h1が定まると、人体形状
データについての複数の制御点の三次元座標のうち、表
示範囲h1に含まれるものを読み出し、これらの三次元座
標間を補間曲面で接続する。そして、表示範囲h2をクリ
ッピングすることにより得られた部分画像を、この補間
曲面上に貼り付けてゆく。以降、視線角(Rx,Ry,Rz)に従
って、回転、拡大、移動といった行列演算を行い、テク
スチャパターンが貼り付けられた補間平面上の座標をス
クリーン上に写像することにより、表示を行えば、人体
モデルの正面像に正面サーモグラフィが貼りつけられた
投影像が得られることとなる。
【0028】以上のことを勘案すれば、テクスチャパタ
ーンと、人体モデルについての貼付面との対応関係は、
図10のような対応関係にあるのが理想とされる。図1
0は、テクスチャパターンと、人体モデルに対応する貼
付面との理想的な対応関係を示す図である。本図におい
て、人体モデルの正面は、正面サーモグラフィと対応し
ており、人体モデルの左側面は、左側面サーモグラフィ
と対応しているので、例えば、人体モデルの左側面が表
示範囲h1として特定されれば、左側面サーモグラフィが
表示範囲h2としてクリッピングされ、表示範囲h1に貼り
付けられることとなる。しかし、画像データに含まれる
正面、左側面、背面、右側面サーモグラフィのサイズ
と、人体モデルのサイズとは一致しておらず、人体モデ
ルにおいて本来配置されるべき箇所から大きくズレてい
たり、大きさの不整合が生じている可能性がある。極端
なケースでは、人体モデルの正面を表示させようとする
と、正面サーモグラフィのみならず、左側面サーモグラ
フィ、背面サーモグラフィが、まとめて人体モデルの正
面に対応する補間曲面に貼り付けられてしまうことも有
り得る。
【0029】画像編集部13は、正面〜背面サーモグラ
フィと、人体形状データとの不整合を避け、理想的なテ
クスチャマッピングを追求すべく、正面、左側面、背
面、右側面サーモグラフィの大きさ、位置、及び傾きを
調整する処理を操作者からの操作に従って行い、そうし
て調整された大きさ、位置、及び傾きに基づいたレンダ
リングを行うようレンダリングエンジン11を制御す
る。図11は、テクスチャマッピングの大きさ、位置、
及び傾きを調整する操作を受け付けるためのメニュー
(テクスチャメニュー)を示す図である。本図における
ボタンn2は、人体モデルのどの側面にテクスチャパター
ン(サーモグラフィ)を貼り付けるか、即ち、テクスチ
ャパターンを貼り付けるべき貼付面を指定するボタンで
ある。『正面』が設定されれば、人体モデルの正面が表
示範囲h1として指定されることとなり、レンダリングエ
ンジン11は、人体モデルの正面についての投影像を表
示する。
【0030】また、『左側面』『背面』『右側面』が設
定されれば、人体モデルの左側面、背面、右側面が表示
範囲h1として指定されることとなり、レンダリングエン
ジン11により人体モデルの左側面、背面、右側面につ
いての投影像が表示されることとなる。ボタンn2は、正
面サーモグラフィ〜右側面サーモグラフィを収録した画
像ファイルの読み込み指示を受け付ける。この画像ファ
イルに収録されている正面サーモグラフィ〜右側面サー
モグラフィと、ボタンn2により設定された正面像〜右側
面像の表示範囲h1とに対して、クリッピングが行われ、
表示範囲h2が得られて、テクスチャマッピング部12に
より表示範囲h1上に表示範囲h2が貼り付けられることと
なる。スライドバーb1,b2は、表示されている正面、左
側面、背面、右側面の何処にテクスチャパターンを配置
するか、即ち、テクスチャパターンの配置座標Sx,Syの
設定を受け付ける。スライドバーb3,b4は、サーモグラ
フィの表示幅Tx,Tyの設定を受け付ける。この表示幅Tx,
Tyを調整することにより、サーモグラフィは拡大・縮小
されることとなる。スライドバーb5は、サーモグラフィ
を、人体モデルの投影像に対して何度傾けるかを示す傾
きθの設定を受け付ける。配置座標Sx,Sy、表示幅Tx,T
y、傾きθがどのように与えられるかについては図11
(b)(c)を参照されたい。スライドバーb6,b7,b8
は、サーモグラフィにおけるRGB(赤、緑、青)の混合比
を設定する操作を受け付ける。
【0031】図11(a)に示したメニューに対して操
作者が操作を行えば、テクスチャマッピング部12は反
時計回りに、サーモグラフィの位置、大きさ、傾きを調
整してゆく。反時計回りであるので、サーモグラフィ
は、正面→左側面→背面→右側面という順序で調整は行
われる。先ず初めにボタンを設定して、人体モデルの正
面を選択して、正面から人体モデルを見た場合の投影像
を表示させる。その後、正面サーモグラフィを用いて人
体モデルの正面像を覆うように、正面サーモグラフィの
位置Sx,Syと表示幅Tx,Tyとを調整する。
【0032】正面サーモグラフィの表示幅Tx,Ty、位置S
x,Syが変更されれば、正面サーモグラフィの隣に位置す
る左側面サーモグラフィも、これに併せてずれてゆくこ
ととなる。反時計回りなので、続いて人体モデルの左側
面を選択し、それと共に、左側面サーモグラフィを指定
する。指定後、左側面サーモグラフィを用いて人体モデ
ルの左側面を覆うように、左側面サーモグラフィの位置
Sx,Syと表示幅Tx,Tyとを設定する。
【0033】以降、人体モデルの背面、右側面について
の投影像を表示させ、同様の処理を、背面サーモグラフ
ィ、右側面サーモグラフィについて繰り返す。表示開始
位置、縦、横の表示幅Tx,Ty、傾きθの設定を、正面、
左側面、背面、右側面のそれぞれについて行う。これに
より、人体モデルにおいて、何れかの部位が表示範囲h1
として設定されれば、これに対応する部位が表示範囲h2
として特定されることとなる。よって、何れの視点位
置、視線方向にて、人体モデルを観察する場合であって
も、テクスチャパターンにおいて、それに相当する部位
のサーモグラフィが奇麗に貼り付けられることとなる。
これにより、人体形状データは、四方がサーモグラフィ
で覆われることとなる。人体の正面、左右側面、背面に
おける温度分布を示すサーモグラフィが、曲面で接続さ
れた人体モデルにテクスチャパターンとしてテクスチャ
マッピングされれば、当該サーモグラフィに、人体モデ
ルにて曲面で表現されている人体の凹凸が現れるので、
人体モデルに示される人体についての投影像は、極めて
現実的に表示される。
【0034】上述したようにサーモグラフィを補間曲面
に貼りつけようとすると、サーモグラフィは、本来の大
きさから拡大されることとなる。その際、サーモグラフ
ィの周縁部がぼやけてしまうことがある。このような周
縁部のボケを避けるため画像編集部13は、操作者から
の操作に従い、テクスチャパターンの周縁部を、サーモ
グラフィの周縁部の色で塗り潰すという処理を行う。ま
た、上述した手順では、正面に貼りつけた正面サーモグ
ラフィと、右側面に貼りつけた右側面サーモグラフィと
の間に隙間ができることもある。このような隙間を埋め
るため画像編集部13は、操作者からの操作に従い、テ
クスチャパターンの隙間を、サーモグラフィの周縁部の
色で塗り潰すという処理を行う。テクスチャパターンの
貼り付けが終わると、テクスチャパターンが貼り付けら
れた状態の人体モデルを示す人体形状データを、所定形
式のファイルにて、保存する。
【0035】表示制御部14は、三次元空間における視
点位置、ズーム率、視線方向を指定する操作を操作者か
ら受け付け、指定された視点位置、ズーム率、視線方向
にて人体モデルを見た場合の投影像を、レンダリングエ
ンジン11に表示させる。図12は、人体形状データに
形状が示された人体モデルを表示するための設定を操作
者から受け付けるメニュー(レンダリングメニュー)の
一例を示す図である。本図におけるスライドバーb11,b1
2,b13は、人体モデルに対するズーム率の指定操作(ス
ケール調整ともいう)を受け付ける。ここで人体モデル
をどれだけズームアップするかは、図13(a)に示す
ように人体モデルと外接する直方体の三辺mx,my,mzを変
更することにより指定される。本図におけるスライドバ
ーを移動させて、三辺mx,my,mzを増減させれば、人体モ
デルに対して三辺mx,my,mzの増減に応じたズーム率調整
がなされて、投影像は拡大・縮小されることとなる。
【0036】また本図におけるスライドバーb14,b15,b1
6は、人体モデルに対する視線方向を指定する操作を受
け付ける。視線方向は、図13(b)に示すように角度
Rx,Ry,Rzにて特定される。角度Rxは、人体モデルに対し
て視線方向を中心X軸MXの回りを何度回転させるかを示
し、角度Ry,Rzは、人体モデルに対して視線方向を中心Y
軸MY、中心Z軸MZの回りを何度回転させるかを示す。
【0037】本図におけるスライドバーb18,b19,b20
は、三次元空間における視点位置の指定を受け付ける。
ここで人体モデルに対する視点位置は、図13(c)に
示すように三次元空間の原点(0,0,0)を基準とした絶対
座標(Px,Py,Pz)にて特定される。つまり、座標(Px,Py,P
z)が設定されれば、視点位置を、X軸、Y軸、Z軸のそれ
ぞれに対して、(Px,Py,Pz)だけ平行移動して、三次元空
間内に配置する。以上のように図におけるメニューに対
して設定を行えば、図14に示すように、操作者は、視
点を三次元空間の位置PS1,PS2,PS3,PS4,PS5に配置する
ことができ、任意のアングル、任意のズーム率にて人体
モデルを観察することができる。またメニューに対する
操作にて、角度Rx,Ry,Rzを様々に変更することにより、
サーモグラフィが貼り付けられた人体モデルを様々なア
ングルから観察した場合の一例を図15に示す。
【0038】メイン制御部15は、以上のように構成さ
れた画像表示装置の統合制御を行う。メイン制御部15
による統合制御を表したものが図16のフローチャート
である。以降、図16を参照しながら、メイン制御部1
5の処理内容について説明する。画像表示装置が起動さ
れると、ステップS1〜ステップS2からなるループ処
理に移行する。ステップS1では、テクスチャマッピン
グモードが指定されたかを判定し、ステップS2では、
レンダリングモードが指定されたかを判定する。テクス
チャマッピングモードが指定されれば、ステップS1が
YesになってステップS3に移行して、レンダリングエ
ンジン11にテクスチャメニューを表示させ、ステップ
S4〜ステップS7からなるループ処理に移行する。画
像ファイルの呼出が指定されれば、ステップS4がYes
となり、ステップS8に移行した後、レンダリングエン
ジン11に画像ファイルに収録されている画像データを
人体モデルに貼り付けさせて、ステップS4〜ステップ
S7からなるループ処理に戻る。
【0039】ステップS4〜ステップS7のループ処理
において貼付面が指定されれば、ステップS5がYesと
なり、ステップS9においてレンダリングエンジン11
に指定された側面からの投影像を表示させた後、ステッ
プS4〜ステップS7からなるループ処理に戻る。開始
位置Sx,Sy、表示幅Tx,Ty、回転角θが変更されれば、ステ
ップS6がYesとなって、ステップS10に移行し、画
像編集部13にサーモグラフィの位置、大きさ、傾きを
開始位置Sx,Sy、表示幅Tx,Ty、回転角θに応じて調整させ
てから、ステップS4〜ステップS7からなるループ処
理に戻る。終了操作がなされれば、ステップS7がYes
になってステップS11に移行し、サーモグラフィが貼
り付けられた状態の人体モデルを示す人体形状データを
画像編集部13に所定のファイル形式で保存させてか
ら、ステップS1〜ステップS2のループ処理に戻る。
【0040】レンダリングモードであると指定されれ
ば、ステップS2がYesになってステップS12に移行
して、レンダリングメニューを表示してから、ステップ
S13〜ステップS14のループ処理に移行する。も
し、視点位置Px,Py,Pz,ズーム率mx,my,mz,アングルRx,R
y,Rzを変更する操作が行われれば、この操作を表示制御
部14に受け付けさせ、ステップS15においてレンダ
リングエンジン11に変更後の視点位置、アングル、ズ
ーム率に基づいて、レンダリングエンジン11にレンダ
リングを行わせる。終了操作が行われれば、ステップS
1〜ステップS2のループ処理に戻り、テクスチャパタ
ーン、レンダリングの何れかが指定されるのを待つ。
【0041】本実施形態に係る画像表示装置により得ら
れるべきコンピュ−タ・グラフィックス(中間値画像と
して表現している)を図17〜図18に示す。図17
は、人体モデル正面を斜め上から観察するよう、視点位
置を設定した場合に得られる投影像の一例であり、図1
8は、人体モデル背面を斜め上から観察するよう、視点
位置を設定した場合に得られる投影像である。人体モデ
ルを背面から観察するよう、視点位置が設定されれば、
背面における温度分布が立体的に表示されることとな
る。この温度分布は、被験者が意識的または無意識的に
感じる体温の変化を示すものであり、ブラジャーの背ベ
ルト部の吸放湿性等に応じて変化し得る。また視線方向
を更に変化させれば、人体における温度分布を様々なア
ングルから観察することができる。このように様々なア
ングルから、人体背面における温度分布を観察すること
により、ブラジャーの背ベルトの材質、形状をどのよう
に改良すればよいかをより詳細に検討することができ
る。
【0042】図19は、人体モデルを真上から観察する
よう、視点位置を設定した場合に得られる投影像の一例
である。上面から観察するよう、視点位置が設定されれ
ば、ブラジャーのパッド部や肩紐(ストラップ部)にお
ける吸放湿性等により、被験者が意識的または無意識的
に感じる体温の変化を察することができる。このように
様々なアングルから、人体上面における温度分布を観察
することにより、パッド部やストラップ部の材質、形状
をどのように改良すればよいかをより詳細に検討するこ
とができる。
【0043】図20は、人体モデル正面を斜め下から観
察するよう、視点位置を設定した場合に得られる投影像
の一例であり、図21は、人体モデルを側面から観察す
るよう、視点位置を設定した場合に得られる投影像の一
例である。人体モデルを斜め下から観察するよう、視点
位置が設定されれば、ガードルにおける吸放湿性等によ
り、被験者が意識的または無意識的に感じる体温の変化
を察することができる。このように様々なアングルか
ら、人体の下半身における温度分布を観察することによ
り、ガードルの材質、形状をどのように改良すればよい
かをより詳細に検討することができる。尚、図17〜図
21に対応するカラー画像を参考図面1〜参考図面5と
して、明細書に添付している。
【0044】以上のように本実施形態によれば、補間曲
面にテクスチャパターンを貼り付けて表示するので、投
影像には、体温、着圧が人体において、どのように分布
しているかが立体的に現れることとなる。操作者は、読
取機器の設置位置を変更するような作業を一切行うこと
なく、手軽に、様々なアングルから人体における体温差
分、着圧分布を観察することができ、これを用いて下着
を着用した際の人体における体温差分、着圧分布を入念
に検証することができる。
【0045】尚、本実施形態において、サーモグラフィ
をテクスチャパターンとして人体モデルに貼りつけた
が、衣類を着用した際の着圧を示す分布画像を人体モデ
ルに貼り付けても良い。また、人間の頭部における脳波
分布を示す画像を人間の頭部を示す人体モデルに貼り付
けても良い。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
表示装置は、人体から、温度分布又は着圧分布を読み取
ることにより得られた分布画像を記憶する第1記憶手段
と、人体形状を読み取ることにより得られた複数の三次
元座標を記憶する第2記憶手段と、人体を観察する際の
視点位置及び視線方向を指定する操作を操作者から受け
付ける受付手段と、視点位置及び視線方向に基づいて、
人体における表示範囲を特定する特定手段と、第1記憶
手段に記憶されている分布画像から、特定された表示範
囲に対応する部分のみを切り出して、部分画像を得るク
リッピング手段と、第2記憶手段に記憶されている複数
の三次元座標のうち、特定された表示範囲に含まれる複
数のものを読み出し、読み出された複数の三次元座標間
を複数の補間曲面にて接続する補間手段と、クリッピン
グ手段の切り出しにより得られた部分画像を、補間手段
により接続された複数の補間曲面に貼りつけて表示する
テクスチャマッピング手段とを備えることを特徴として
いる。部分画像は、表示範囲に基づいて切り出され、こ
の表示範囲は、操作者の操作にて指定された視点位置及
び視線方向に基づいて特定される。よって、分布画像か
らどの部分を部分画像として切り出すかは、操作者の操
作に従って、自由自在に変化することとなる。一方、複
数の補間平面は、この表示範囲に含まれる三次元座標を
接続するものなので、これも操作者の操作に従って、自
由自在に変化することとなる。視点位置及び視線方向に
基づいて変化する部分画像を、同じように変化する補間
平面に貼りつけるので、視点位置及び視線方向を自由に
指定するだけで、操作者は手軽に、様々なアングルから
人体表面における温度分布及び着圧分布を観察すること
ができる。この際、読取機器の設置位置を変更するよう
な作業は一切要求されないので、操作者は、手軽に下着
を着用した際の被験者の体温現象、着圧分布の分布を入
念に検証することができる。
【0047】ここで、前記画像表示装置は更に、部分画
像が貼りつけられた複数の補間曲面が表示されると、補
間表面上における分布画像の位置、大きさ及び傾きを操
作者からの操作に従って、調整する調整手段と、分布画
像の位置、大きさ及び傾きが調整された分布画像を第1
記憶手段に書き込むことにより、分布画像の更新を行う
更新手段とを備えていてもよい。この画像表示装置によ
れば、部分画像が貼りつけられた位置が、補間平面の然
るべき位置からズレていたり、大きさの不整合が発生し
ている場合、分布画像における部分画像の位置、大き
さ、傾きを調整することにより、当該ズレや不整合を解
消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)画像表示装置の機能を具現する三次元モ
デリングプログラムがインストールされるパーソナルコ
ンピュータのハードウェア構成を示す図である。 (b)画像表示装置の機能を具現する機能ブロックを示
す図である。
【図2】(a)人体形状データのデータ構造を示す図で
ある。 (b)三次元形状計測装置の測定により得られた人体形
状データに形状が示された人体モデルについての座標系
を示す図である。
【図3】 人体形状データにおける複数の制御点を曲面
にて接続することにより、表現される人体形状を示す図
である。
【図4】 正面、左側面、背面、右側面サーモグラフィ
の一例を示す図である。
【図5】(a)仮想モデルに対応する平面(貼付面とい
う)を示す図である。 (b)視点位置(Px,Py.Pz)、視線角(Rx,Ry,Rz)をどのよ
うに設定するかを示す図である。(c)表示範囲h1の内
側に現れる部分の投影像をこのスクリーン上に表示する
様子を示す図である。
【図6】(a)視点位置(Px,Py,Pz)からの距離、視線角
をどのように設定するかを示す図である。 (b)表示範囲h1と、人体形状データとの位置関係を示
す図である。
【図7】(a)Case1において、表示範囲h1にどのよう
にテクスチャパターンが貼りつけられるかを示す図であ
る。 (b)テクスチャパターンのクランプがどのように行わ
れるかを示す図である。 (c)テクスチャパターンの反復コピーがどのように行
われるかを示す図である。 (d)表示範囲h1よりテクスチャパターンの方が大きい
場合に、テクスチャパターンのクリッピングがどのよう
に行われるかを示す図である。
【図8】(a)Case4におけるテクスチャパターン上の
座標系と、貼付面上の座標系との対応関係の一例を示す
図である。 (b)表示範囲h1に対応する部位を、テクスチャパター
ンにおいて特定する処理を示す図である。 (c)クリッピング前後において、テクスチャパターン
がどのように処理されるかを示す図である。
【図9】 人体モデルを平面状に展開することにより、
得られた貼付面を示す図である。
【図10】 人体モデルの正面、左側面、背面、右側面
に、サーモグラフィが貼り付けられる様子を示す図であ
る。
【図11】(a)テクスチャパターンを人体モデルに貼
りつける操作を受け付けるためのメニューを一例を示す
図である。 (b)(c)配置座標Sx,Sy、表示幅Tx,Ty、傾きθがど
のように与えられるかを示す図である。
【図12】 人体形状データに形状が示された人体モデ
ルを表示するための設定を操作者から受け付けるメニュ
ー画面の一例を示す図である。
【図13】(a)人体モデルと外接する直方体の三辺m
x,my,mzを示す図である。 (b)視線方向を特定する角度Rx,Ry,Rzを示す図であ
る。 (c)視点位置を特定する絶対座標(Px,Py,Pz)を示す図
である。
【図14】 視点位置を三次元空間の位置PS1,PS2,PS3,
PS4,PS5に配置して、人体モデルを観察する状態を示す
図である。
【図15】 サーモグラフィが貼り付けられた人体モデ
ルを様々なアングルから観察した場合に得られる投影像
を示す図である。
【図16】 本実施形態に係る画像表示装置の処理内容
を示すフローチャートである。
【図17】 人体モデル正面を斜め上から観察するよ
う、視点位置を設定した場合に得られる投影像の一例で
ある。
【図18】 人体モデル背面を斜め上から観察するよ
う、視点位置を設定した場合に得られる投影像の一例で
ある。
【図19】 人体モデルを真上から観察するよう、視点
位置を設定した場合に得られる投影像の一例である。
【図20】 人体モデル正面を斜め下から観察するよ
う、視点位置を設定した場合に得られる投影像の一例で
ある。
【図21】 人体モデルを側面から観察するよう、視点
位置を設定した場合に得られる投影像の一例である。
【符号の説明】
10 データ格納部 11 レンダリングエンジン 12 テクスチャマッピング部 13 画像編集部 14 表示制御部 15 メイン制御部 21 ドライブ装置 22 固定ディスク装置 23 ポインティングデバイス 24 メモリ 25 プロセッサ 26 ディスプレィ装置 27 出力装置
フロントページの続き Fターム(参考) 5B046 AA10 BA09 DA10 EA09 FA10 FA17 GA01 HA05 JA07 5B050 AA03 BA06 BA09 BA12 CA07 DA02 DA05 EA13 EA19 EA23 EA27 EA28 FA02 5B057 AA18 BA01 BA08 CA02 CA08 CA12 CA16 CB08 CB13 CB16 CC03 CD14 CE09 CE10 5B080 BA07 GA22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体から、温度分布又は着圧分布を読み
    取ることにより得られた分布画像を記憶する第1記憶手
    段と、 人体形状を読み取ることにより得られた複数の三次元座
    標を記憶する第2記憶手段と、 人体を観察する際の視点位置及び視線方向を指定する操
    作を操作者から受け付ける受付手段と、 視点位置及び視線方向に基づいて、人体における表示範
    囲を特定する特定手段と、 第1記憶手段に記憶されている分布画像から、特定され
    た表示範囲に対応する部分のみを切り出して、部分画像
    を得るクリッピング手段と、 第2記憶手段に記憶されている複数の三次元座標のう
    ち、特定された表示範囲に含まれる複数のものを読み出
    し、読み出された複数の三次元座標間を複数の補間曲面
    にて接続する補間手段と、 クリッピング手段の切り出しにより得られた部分画像
    を、補間手段により接続された複数の補間曲面に貼りつ
    けて表示するテクスチャマッピング手段とを備えること
    を特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記画像表示装置は更に、 部分画像が貼りつけられた複数の補間曲面が表示される
    と、補間表面上における分布画像の位置、大きさ及び傾
    きを操作者からの操作に従って、調整する調整手段と、 分布画像の位置、大きさ及び傾きが調整された分布画像
    を第1記憶手段に書き込むことにより、分布画像の更新
    を行う更新手段とを備えることを特徴とする請求項1記
    載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第1記憶手段は、複数の方位から人
    体の温度分布及び着圧分布を読み取ることにより得られ
    た複数の分布画像を記憶しており、 前記クリッピング手段は、 複数の分布画像のそれぞれから、特定された表示範囲に
    対応する部分画像を切り出し、 前記テクスチャマッピング手段は、 複数の分布画像から切り出されることにより得られた複
    数の部分画像を、補間手段により接続された複数の補間
    曲面に貼りつけて表示することを特徴とする請求項1又
    は2記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 人体から、温度分布又は着圧分布を読み
    取ることにより得られた分布画像を記憶する第1記憶手
    段と、人体形状を読み取ることにより得られた複数の三
    次元座標を記憶する第2記憶手段とを有するコンピュー
    タに、画像表示処理を行わせるプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 人体を観察する際の視点位置及び視線方向を指定する操
    作を操作者から受け付ける受付ステップと、 視点位置及び視線方向に基づいて、人体における表示範
    囲を特定する特定ステップと、 第1記憶手段に記憶されている分布画像から、特定され
    た表示範囲に対応する部分のみを切り出して、部分画像
    を得るクリッピングステップと、 第2記憶手段に記憶されている複数の三次元座標のう
    ち、特定された表示範囲に含まれる複数のものを読み出
    し、読み出された複数の三次元座標間を複数の補間曲面
    にて接続する補間ステップと、 クリッピングステップの切り出しにより得られた部分画
    像を、補間ステップにより接続された複数の補間曲面に
    貼りつけて表示するテクスチャマッピングステップとか
    らなる手順をコンピュータに行わせるプログラムが記録
    されていることを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記コンピュータ読み取り可能な記録媒
    体は更に、 部分画像が貼りつけられた複数の補間曲面が表示される
    と、補間表面上における分布画像の位置、大きさ及び傾
    きを操作者からの操作に従って、調整する調整ステップ
    と、 分布画像の位置、大きさ及び傾きが調整された分布画像
    を第1記憶手段に書き込むことにより、分布画像の更新
    を行う更新ステップとからなる手順をコンピュータに行
    わせるプログラムが記録されていることを特徴とする請
    求項4記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記第1記憶手段は、複数の方位から人
    体の温度分布及び着圧分布を読み取ることにより得られ
    た複数の分布画像を記憶しており、 前記クリッピングステップは、 複数の分布画像のそれぞれから、特定された表示範囲に
    対応する部分画像を切り出し、 前記テクスチャマッピングステップは、 複数の分布画像から切り出されることにより得られた複
    数の部分画像を、補間ステップにより接続された複数の
    補間曲面に貼りつけて表示することを特徴とする請求項
    4又は5記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100742573B1 (ko) 2006-03-10 2007-07-25 충남대학교산학협력단 인체의 3차원 형태와 의복의 변형을 고려한 의복압예측방법
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JP2010281811A (ja) * 2009-05-08 2010-12-16 Univ Of Miyazaki 温度画像の三次元化装置
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